JPWO2018134992A1 - 回転電機のウェッジ緩み検査装置 - Google Patents

回転電機のウェッジ緩み検査装置 Download PDF

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Abstract

回転電機のウェッジ打撃によるウェッジ緩み診断では、ウェッジ緩み量の変化に対する打撃音波形の変化が少なく、ウェッジの緩み量の僅かな差を判別することが困難であったため、ウェッジの表面を押圧する押圧部によって、ウェッジを押圧した状態で、前記ウェッジを前記打撃部によって打撃し、高い周波数の打撃音を小さくすることによって、ウェッジの緩み量の変化に対して打撃音の大きさの変化量を拡大し、打撃音取得部によって取得した打撃音によってウェッジ緩み量を判定するようにした。

Description

この発明は、回転電機のウェッジ緩み検査装置に関するものである。
回転電機は、回転子と固定子で構成され、回転子の回転により発生した磁界の変化を固定子により電気エネルギに変換する。固定子は、珪素鋼板を積層したコアのスロットにコイルを挿入し、絶縁性部材により加圧固定した構造になっている。加圧固定する方法としては、コイル上方に波状のリップルバネと板状部材であるウェッジを重ね、リップルバネを圧縮しながらウェッジで押さえ込むことによりコイル導体を固定する構造になっている。このような構造の発電機においては、コイルを所定の加圧固定状態に維持管理することが必要である。このようなコイル固定構造を有する発電機においては、所定使用年月を経た後にウェッジの固定状態を検査し、緩みがあれば加圧力回復のためにリップルバネやウェッジの交換保守を行っている。
この回転電機のウェッジの緩みの検査は、ウェッジをハンマで打撃し、それにより発生する音によって判断することが行われてきた(特許文献1)。
さらに、点検員の技量に依存しないように、打撃力を制御して、ウェッジ表面の複数個所に対して打撃を加えて複数の打撃音を発生させ、この複数の打撃音から特徴量を求め、緩み状態の判定を行う装置(特許文献2)が提案されている。
特開2000−131196公報 特開2013−142598公報
回転電機のウェッジの緩みをハンマで打撃し、その際に発生する打撃音を測定し、打撃音の波形の大きさによって、ウェッジが締まっている状態と緩んでいる状態を判別している。しかし、ウェッジの緩み量が多少変化しても、打撃音の波形が大きく変化しない場合には、僅かなウェッジの緩み状態を把握するのが困難であるという問題点があった。
この発明は、前述のような問題点を解消するためになされたもので、ウェッジの緩み量の変化に対して発生する打撃音の変化を大きくするようにして、ウェッジの緩み量の僅かな変化を判定できるようにして、判定の精度を向上させたウェッジ緩み検査装置を得ることを目的としている。
この発明に係る回転電機のウェッジ緩み検査装置は、回転電機のウェッジを打撃する打撃部、前記ウェッジの表面を押圧する押圧部、前記ウェッジを打撃した際に発生する打撃音を取得する打撃音取得部、前記打撃部と前記押圧部と前記打撃音取得部とを搭載する基台部、および前記打撃部と前記押圧部と前記打撃音取得部を制御する制御装置を備え、前記押圧部によって前記ウェッジを押圧した状態で、前記ウェッジを前記打撃部によって打撃し、前記打撃音取得部によって取得した打撃音によりウェッジ緩み量を判定するようにしたことを特徴とするものである。
この発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置によれば、押圧部によってウェッジの表面を押圧した状態で打撃音を取得することによって、ウェッジが固く固定されている状態において発生する打撃音を抑え、ウェッジの緩み量の変化に対して打撃音の大きさの変化量を拡大できることによって、ウェッジの緩み量の判定の精度の高いウェッジ緩み検査装置を実現できる。
本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の実施の形態1の構成図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の一部の概略的な構造図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の検査対象である回転電機の固定子の構造を示す構造図である。 回転電機の固定子の一部の拡大図である。 図4の概略的な断面図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置による効果を示す特性図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の使用状態を示す構成図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の使用状態を示す構成図である 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の打撃部の構造図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の打撃部の構造図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の押圧部の変形例を示す構造図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の押圧部の変形例を示す構造図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の把持部の変形例を示す構造図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の実施の形態2の構成図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の実施の形態2の変形例を示す構造図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の押圧部の変形例を示す構造図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の押圧部の動作図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の押圧部の動作図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の押圧部の動作図である。 本発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の変形例を示す構造図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の回転電機のウェッジ緩み検査装置の構成を示す図であって、ウェッジ緩み検査装置1は、回転電機のウェッジを打撃する打撃部2、ウェッジの表面を押圧する押圧部3、ウェッジを打撃した際に発生する打撃音を取得する打撃音取得部4、打撃部2と押圧部3と打撃音取得部4とを搭載する基台部5、および打撃部2と押圧部3と打撃音取得部4を制御する制御装置6を備え、押圧部3によってウェッジを押圧した状態で、ウェッジを前記打撃部によって打撃し、打撃音取得部4によって取得した打撃音によりウェッジ緩み量を判定するようにしている。
この回転電機のウェッジ緩み検査装置1の側面から見た配置は、図2に示すように構成されている。すなわち、基台部5に、打撃部2と押圧部3と打撃音取得部4が取付けられ、制御装置6は、電気配線にて基台部5とは別のところに配置されている。押圧部3は、ウェッジに接触しやすいように基台部5から突出して配置されている。
このウェッジ緩み検査装置1の検査対象となる回転電機の固定子は、図3の部分図に示すように構成されている。すなわち、回転電機は、回転する回転子101と、回転子101に対して動かない固定子102とで構成されている。固定子102には円周方向に溝が等間隔で配置され、コイル103がリップルバネ104を介し、固定子102の溝の開口部に挿入されたウェッジ105によって、固定子102に押し付けるように拘束保持される。リップルバネ104のたわみ量は、シム106によって調整されている。この図3に示した溝の一つを拡大して示すと図4のようになる。また、この図4に示した溝の部分の断面は、図5に示すように構成されている。
コイル103の拘束力が低下すると、コイル103が自身の電磁力や、機器の機械的振動などに起因して振動し、コイル103の絶縁層が摩耗することによって絶縁破壊を起こし、固定子102とコイル103が短絡することで回転電機の停止、損傷、事故の原因となる。この問題を未然に防ぐため、コイル固定構造を有する回転電機においては、定期的にウェッジ105の緩み状態からコイル103の固定状態を検査し、緩みがあればウェッジ105及びリップルバネ104の交換が行われ、コイル103の拘束力を維持している。
この実施の形態1のウェッジ緩み検査装置1を使用してウェッジの緩み検査の保守点検作業を行う場合について説明する。
まず、回転電機の回転子101を取り外し、固定子102の溝の開口部のウェッジ105を検査し易くして、検査するウェッジ105の上にウェッジ緩み検査装置1を設置し、基台部5によってウェッジ緩み検査装置1が移動しないように固定する。この時、打撃部2及び押圧部3が同一のウェッジ上に配置される。その後、押圧部3がウェッジ105の表面に接触し、そのウェッジ105が押圧される。この状態で、ウェッジ緩み検査装置1の制御装置6によって打撃部2に瞬間的に電流を供給することで、打撃部2は、瞬間的にウェッジ105を打撃する。この打撃によって発生した打撃音は、打撃音取得部4により計測され、制御装置6での演算処理によりウェッジ105の緩み量を判定する。
ウェッジ緩み量の変化に対する、取得した打撃音の大きさの関係を、図6に示す。図6は、ウェッジの緩み量と打撃音の大きさの関係を表す特性図であって、横軸にウェッジ緩み量をとり、縦軸に打撃音の大きさを表している。この特性図の中の破線Aは、ウェッジの表面が押圧されていない状態でのウェッジ緩み量と打撃音の大きさの関係を表し、実線Bは、ウェッジの表面が押圧されている状態でのウェッジ緩み量と打撃音の大きさの関係を表している。本発明が対象とする回転電機の構成では、ウェッジ105の緩み量の増加に応じて、打撃音が大きくなる。また同時に、特性図には表していないが、その打撃音の周波数の主成分は、ウェッジの緩み量の増加に応じて、徐々に低周波数成分が多くなる。
この実施の形態1によれば、押圧部3がウェッジ105の表面を押圧することによって、ウェッジ105が固く固定されている際に発生する高い周波数の音を抑制することになる。
すなわち、高い周波数の打撃音を小さくすることによって、実線Bに示すように、破線Aに比べて特性の傾斜が大きくなり、ウェッジの緩み量xの変化に対して打撃音の大きさの変化量をy1からy2に拡大することになる。
これによって、周波数に依存した異なる振動の抑制効果を実現するため、図6に示すように、ウェッジが締まっている際の音を、押圧部3を設けていない場合と比べ、より大きく抑制することが可能となる。これにより、ウェッジ緩み量をより判別しやすくなり、判定分解能を高めることが可能となる。
この発明の実施の形態1による回転電機のウェッジ緩み検査装置1は、ウェッジ105を加振するための打撃エネルギを与える機構を有する打撃部2、ウェッジ105の表面を押圧する押圧部3、打撃音を取得する打撃音取得部4、前記打撃部2と押圧部3と打撃音取得部4を搭載する基台部5、及び制御装置6を備えている。基台部5は、図7に示すように、固定子102の表面に固定され、押圧部3がウェッジ105の表面に接するように配置される。このウェッジ緩み検査装置1には、取扱作業を行い易くするため、基台部5の上面に把持部51が設けられている。この把持部51は、作業員がウェッジ緩み検査装置1を持ち運びし、位置合わせのために使用することになる。
図7に示すように、押圧部3は、弾性体31と押圧部材32によって構成されている。弾性体31は、所定の剛性を備えた部材であればよいが、好ましくは、ばねなどの、線形弾性体に近い特性を備えるものほど、緩み判定をより精度高く行うためには望ましい。また、押圧部材32は、所定の質量を持った部材であればよいが、好ましくは金属部材などの、変形に強い剛体が有利である。その理由は、弾性体31及び押圧部材32の選定において、押圧部材32の弾性率の影響を小さくするためであって、精度の高いウェッジ緩み検査装置を実現するのに有利である。この時、押圧部3による押付力は、ウェッジ緩み検査装置1が固定子102及びウェッジ105から離れてはならないため、基台部51の固定力に対して小さくなければならない。また、ウェッジ緩み検査装置1の取り付け時にウェッジ105を押圧部材32が押し付けるように、弾性体31が自然長の時、押圧部材32は基台部51よりも、基台部5からウェッジ105の方向に飛び出ていなければならない。
なお、前記の弾性体31と押圧部材32の所定の剛性k及び所定の質量mの組み合わせは、ウェッジ105を加振した際に発生するウェッジ105の振動周波数ωに対し、次の式を満たすように選択するのが望ましい。
Figure 2018134992
この場合には、より精度の高いウェッジ緩み判定を実現することができる。ウェッジ加振時の振動周波数ωは、予め材質、寸法が同等なウェッジ105及びリップルバネ104を用い、回転電機ないしは回転電機の固定子模擬装置などで緩んだ状態の再現を行い、ウェッジ105を加振した際に得られる周波数を前記振動周波数ωとするのが好適である。この手法によって、様々な回転電機に合わせたデータセットを所持することで、精度の高いウェッジ緩み判定を実現できる。なお、簡易的には、押圧部材32をウェッジ105と非接触の状態でウェッジ105を加振し、その際に得られた振動周波数から低周波数側に余裕を持った周波数を振動周波数ωとしてもよい。
図7では、ウェッジ緩み検査装置1の側面側から見た断面構造を示した。このウェッジ緩み検査装置1を回転電機の固定子102の回転軸側から見た構成を図8に示す。この図8に示すように、固定子102に設けられた溝の中にコイル103およびリップルバネ104が設けられ、ウェッジ105によって押さえられている。このウェッジ105の押さえに緩みが生じていないことを確認するためウェッジ緩み検査装置1を固定子102の内壁面上に固定して検査を行う。固定子102への固定は基台部5によって行う。この図8では、押圧部3が、打撃部2の後ろに隠れているが、図2および図7に示しているように押圧部3、打撃部2、打撃音取得部4の順に並んでいる。この図8に示すように、ウェッジ緩み検査装置1は、ウェッジ105を跨いで固定されて検査を行う。
図9は、この発明の実施の形態1に使用する打撃部2の構成図である。打撃部2は、直線的に動作するタイプのソレノイドアクチュエータ21、シャフト22、打撃子23によって構成されている。電流を供給していない時には、シャフト22は、この図9に実線で示している位置にあるが、ソレノイドアクチュエータ21に電流を供給することで、シャフト22及びその先端に取り付けられた打撃子23は、破線で示す位置に直線的に移動して、基台部5からウェッジ105を打撃する。
打撃音取得部4は、例えばMEMSマイクロフォン、コンデンサマイクロフォンなどの集音センサを使用する。また、この打撃音取得部4は、打撃音を正しく計測できる位置であれば基台部5のどこに配置してもよい。更に、例えば基台部5に新たに集音センサ保持部を取り付け、その集音センサ保持部に集音センサを設けてもよい。
基台部5は、例えば磁石やエアー吸引装置のような固定機能が備わっている。この固定機能により、回転電機の固定子102に基台部5を固定し、打撃時にウェッジ緩み検査装置1が固定子102から引き剥がされることを防止し、打撃条件を常に一定とすることで、ウェッジ緩み判定を正しく実施できる。
なお、この実施の形態1においては、打撃部2の構成を、シャフト22とソレノイドアクチュエータ21を組み合わせたものを示したが、例えば弾性体に力を蓄え、瞬間的に開放することで打撃を実現できる構成もまた使用可能である。更に、打撃子23がウェッジ105を打撃する動作を実現できる構成であれば、他の形態のものも当然適用可能であり、この実施の形態1に示したような直線的に動作する機構でなく、シーソーのような回動機構を使用することもできる。
図10は、実施の形態1における打撃部2を部分的に改良した構成を示している。すなわち、この図10では、打撃部2に打撃力測定手段24を設けた構成を示している。この打撃力測定手段24を設け、打撃力を測定し、打撃力が一定の状態になるように、制御装置6によってソレノイドアクチュエータ21による加速状態を制御することができる。このように構成することによって、ウェッジ105の表面の高さが異なる、打撃位置がずれるといったウェッジ打撃条件、環境の変化に対するウェッジ打撃力の変化を考慮して一定の打撃力を実現して、ウェッジ緩み判定の判定精度を高めることが可能となる。
図11は、実施の形態1における押圧部3を、弾性体31、押圧部材32及び減衰器33により構成する場合を示している。この場合、減衰器33がないものと比較して、押圧部3の備える振動特性の設計自由度が広がる。この減衰器33は、ウェッジ105からの振動を速く減衰させるもので、回転電機に合わせて、よりウェッジ緩み量に対する打撃音の大きさの変化を判別し易くできるよう、調整が可能となる。これによって、ウェッジ緩み判定の判定分解能をより高めることが可能となる。
図12は、実施の形態1における押圧部3の押圧部材32を、複数の押圧部材で構成する場合を示している。すなわち、押圧部材32を、第1の押圧部材321と第2の押圧部材322によって構成し、ウェッジ105と接触する側の第2の押圧部材322をエラストマーなどの弾性を有する材料にしている。なお、この部分以外の構成は、前述の説明の構成と同じである。
一般的なウェッジ105は、発電機によって、積層樹脂材が用いられることもあり、その場合、金属製の押圧部材を用いて、ウェッジ105の表面に押圧力を加えると、ウェッジ105の表面に傷をつけてしまう可能性がある。すなわち、同一の回転電機内において、固定子102からウェッジ105の表面までの深さは、ばらつきがあり、特にウェッジ105の表面までの深さが浅いものは、弾性体31を大きく縮ませ、より強く押圧部材32を押し付けることになるため、ウェッジ105に傷がつきやすい。このため、第2の押圧部材322として、ウェッジ105との接触部材がエラストマーなどの弾性を有する材料によって構成することによって、ウェッジ105の表面への傷を防ぐことができる。
図13は、実施の形態1における把持部51の取り付け位置を変更した構成を示している。実施の形態1では、図7に示したように、把持部51は、ウェッジ緩み検査装置1の上部に設けられているが、この図13に示す構成では、把持部51をウェッジ緩み検査装置1の側面に設けている。なお、この部分以外の構成は、前述の説明の構成と同じである。
実施の形態1において、作業員が検査作業を進める場合、回転電機から回転子101を取り外すものとして説明した。しかし、回転子101と固定子102との間隙が、ウェッジ緩み検出装置が入る寸法の場合には、把持部51を含めてできるだけ薄い構造にすることによって、回転子を取り外すことなく、出し入れと固定が可能になるという独特の効果を得ることができる。
実施の形態2
実施の形態1のウェッジ緩み検査装置1は、作業員が直接にウェッジ緩み検査装置1を取り扱って検査を行うことを想定したものであるが、回転電機の回転子101を固定子102から抜き出す作業は、非常に手間であり、回転子101を引き抜かないでウェッジ緩み点検するように構成する場合を実施の形態2として説明する。
この実施の形態2は、回転子101を引き抜かない状態で回転電機のウェッジ105の点検を行うことのできる回転電機のウェッジ緩み検査装置1について説明する。
図14は、この実施の形態2におけるウェッジ緩み検査装置1を示す構成図である。実施の形態1に対して、この実施の形態2に示すウェッジ緩み検査装置1の基台部5の構成が異なっている。すなわち、この実施の形態2の構成では、ウェッジ緩み検査装置1単体で回転電機の固定子102の軸方向に伸びて配置されたウェッジ105に沿って移動しながら点検作業を行うことができる構成となっている。なお、実施の形態1において説明した構成の各々同一符号はそれぞれ同一または相当部分を示している。
図14において、基台部5は、固定子102上を回転電機の軸方向に走査するための走行装置52と、固定子102にウェッジ緩み検査装置1を吸着させるための吸着装置53を備えている。走行装置52は、車輪54や、図15に示すように、クローラ55を使用する。図14および図15に示した吸着装置53は、例えば磁石やエアー吸引が挙げられる。吸引装置53によりウェッジ緩み検査装置1を固定子102に吸引させながら、走行装置52によって回転電機内を進むことで、任意の位置でのウェッジ緩み検査を実現することが可能となる。この実施の形態2のウェッジ緩み検査装置1によれば、回転電機の回転子101と固定子102の隙間に本装置を挿入した点検を可能とすることで、回転電機の回転子引き抜き、再挿入及び調整の工程を回避できるため、点検工期を大幅に短縮することができるという効果を得ることができる。
図16は、押圧部3の構成の改良に関するもので、この押圧部3の押圧部材32の高さを調節自在にする機能を有する押圧部3となっている。この押圧部3の構成の一例を図17に示す。この図17に示すように、押圧部3は、弾性体31、押圧部材32、背面板34及び背面板駆動装置35を備えている。背面板34は、押圧部3の押付方向に直線的に可動される構成となっていて、背面板駆動装置35によって位置を変化させられるように構成されている。背面板駆動装置35は、カム36、モータ37と背面板戻しばね38により構成され、モータ37がカム36を回転させると、図18に示すように、カム36の径の変化により、背面板34が押圧部3の押付方向に移動する。これにより、検査する際には、背面板34をウェッジ105の方向に移動させることにより、押圧部材32をウェッジ105に押し付ける。また、装置を走行させる際には、図19に示すように、背面板34を基台部5の方向に移動させることにより、背面板戻しばね38が背面板34を引き寄せ、押圧部材32をウェッジ105から離すことが可能となる。
よって、押圧部材32とウェッジ105の接触摩擦による装置走行時の抵抗を解消することで、走行に係る必要トルクを低減でき、小型な走行装置52での装置走行を実現できる。また同時に、ウェッジ105に、押圧部材32を押し付けながら走行する場合には、ウェッジ105の表面に傷が生じるが、この傷の形成を防ぐことが可能となる。なお、前述の背面板駆動装置35は、カム36、モータ37と背面板戻しばね38の構成を示したが、背面板34の、押圧部3の押付方向及び離す方向への移動を実現できる構成であれば置き換えることが可能で、例えば、ねじ機構、クランク機構、油圧機構などを使用することもできる。
図20は、押圧部3の押圧部材32の構造を改良したウェッジ緩み検査装置1を示す構成図である。この図20においては、押圧部材32を車輪にしている。このように押圧部材32を車輪の構造を採用することによって、押圧部材32をウェッジ105に押さえ付けながら走行しても、転がり摩擦がすべり摩擦に比べて非常に小さいため、走行に係る必要トルクを低減でき、小型な走行装置52での装置走行を実現できる。また同時に、ウェッジ105に、押圧部材32を押し付けながら走行することで現れ得る傷の形成を防ぐことが可能となる。さらに、固定子102に対するウェッジ105の表面までの深さにばらつきがあり、ウェッジ間移動時に段差が生じていても、車輪であれば抵抗少なく乗り越えることが可能となるため、走行装置が途中で停止する危険性を大幅に低減することができる。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、この発明は、その発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素を適宜、変更または省略することが可能である。

Claims (9)

  1. 回転電機のウェッジを打撃する打撃部、前記ウェッジの表面を押圧する押圧部、前記ウェッジを打撃した際に発生する打撃音を取得する打撃音取得部、前記打撃部と前記押圧部と前記打撃音取得部とを搭載する基台部、および前記打撃部と前記押圧部と前記打撃音取得部を制御する制御装置を備え、前記押圧部によって前記ウェッジを押圧した状態で、前記ウェッジを前記打撃部によって打撃し、前記打撃音取得部によって取得した打撃音によってウェッジ緩み量を判定するようにしたことを特徴とする回転電機のウェッジ緩み検査装置。
  2. 前記押圧部が、前記ウェッジを押し付ける押圧部材と前記押圧部材を前記ウェッジに押し付けるための力を発生させる、前記基台部と前記押圧部材との間に配置され前記押圧部材を前記ウェッジに押圧するように付勢する弾性体とを有していることを特徴とする請求項1に記載の回転電機のウェッジ緩み検査装置。
  3. 前記押圧部材は、前記打撃部により加振する前記ウェッジの振動周波数を低い周波数にし得るように構成していることを特徴とする請求項2に記載の回転電機のウェッジ緩み検査装置。
  4. 前記押圧部材と前記基台部の間に、前記弾性体と並列に減衰力を発生させる減衰器を備えたことを特徴とする請求項2に記載の回転電機のウェッジ緩み検査装置。
  5. 前記押圧部の押圧部材に弾性体が配置され、前記弾性体を前記ウェッジの表面に押圧することを特徴とする請求項2に記載の回転電機のウェッジ緩み検査装置。
  6. 前記打撃部に打撃力を測定するための打撃力測定手段が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の回転電機のウェッジ緩み検査装置。
  7. 前記基台部が、走行可能な走行装置と、吸着支持し得る固定装置とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の回転電機のウェッジ緩み検査装置。
  8. 前記押圧部が収縮するように構成されていることを特徴とする請求項6に記載の回転電機のウェッジ緩み検査装置。
  9. 前記押圧部が車輪を有し、前記車輪によって前記ウェッジを押圧するようにしたことを特徴とする請求項6に記載の回転電機のウェッジ緩み検査装置。
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