JPWO2018105110A1 - エレベータの秤装置 - Google Patents

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Abstract

秤装置は、かごと、複数の懸架体と、かご内の荷重に応じて伸縮する複数の支持ばねとを備えているエレベータに設けられている。また、秤装置は、支持部材、支持部材に支持されている荷重検出部、荷重検出部に接続されており、対応する支持ばねの伸縮に応じて伸縮し、荷重検出部に力を与える複数の弾性体を備えている。各弾性体のばね定数は、支持ばねのばね定数よりも小さい。

Description

この発明は、かごを吊る懸架体の端部に設けられているエレベータの秤装置に関するものである。
従来の主ロープテンション計測装置では、シンブルロッドにセンサ固定部が固定されている。センサ固定部と圧縮ばねとの間には、円筒形のセンサ部が設けられている。センサ部の外周面には、歪みゲージが取り付けられている。歪みゲージは、センサ部の長手方向の歪みを検出する。歪みゲージにより検出されたセンサ部の歪み量から、主ロープにかかる荷重が計測される(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−86026号公報
上記のような従来の主ロープテンション計測装置では、センサ部がロープ張力を直接受ける構成であるため、センサの耐荷重を大きくする必要があり、コストが高くなる。また、センサ部を交換する際には、ロープ張力を抜く必要があり、手間がかかる。さらに、オーバーロードを検出するかどうかの検査を行うためには、オーバーロード相当のおもりをかごに実際に積載する必要があり、手間がかかる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、センサの耐荷重を小さくするとともに、センサの交換及び検査を容易にすることができるエレベータの秤装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの秤装置は、かごと、かごを吊る複数の懸架体と、懸架体の端部にそれぞれ設けられており、かご内の荷重に応じて伸縮する複数の支持ばねとを備えているエレベータに設けられている秤装置であって、支持部材、支持部材に支持されている荷重検出部、荷重検出部に接続されており、対応する支持ばねの伸縮に応じて伸縮し、荷重検出部に力を与える複数の弾性体を備え、各弾性体のばね定数は、支持ばねのばね定数よりも小さい。
この発明のエレベータの秤装置は、対応する支持ばねの伸縮に応じて伸縮し、荷重検出部に力を与える複数の弾性体が、荷重検出部に接続されており、各弾性体のばね定数は、支持ばねのばね定数よりも小さいので、センサの耐荷重を小さくするとともに、センサの交換及び検査を容易にすることができる。
この発明の実施の形態1による秤装置が適用されるエレベータの第1の例を示す概略の構成図である。 図1の第1の綱止め及び秤装置を示す正面図である。 図2の秤装置を示す平面図である。 図2の荷重センサを示す平面図である。 図4の荷重センサの変形例を示す平面図である。 実施の形態1による秤装置が適用されるエレベータの第2の例を示す概略の構成図である。 実施の形態1による秤装置が適用されるエレベータの第3の例を示す概略の構成図である。 図7の第1の綱止め及び秤装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの秤装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態3によるエレベータの秤装置を示す正面図である。 図10の秤装置を示す平面図である。 図11の荷重センサを拡大して示す平面図である。 この発明の実施の形態4によるエレベータの秤装置を示す正面図である。 図13の荷重センサの歪みゲージを2つにした例を示す正面図である。 この発明の実施の形態5によるエレベータの秤装置を示す正面図である。 図15の秤装置を示す平面図である。 この発明の実施の形態6によるエレベータの秤装置の要部を示す正面図である。 図17の調整ボルトを示す平面図である。 この発明の実施の形態7によるエレベータの秤装置の要部を示す正面図である。 この発明の実施の形態8によるエレベータの秤装置を示す正面図である。 図20の秤装置を真上から見たときの支持ばね、荷重センサ、及び検出ばねのレイアウトの一例を示す説明図である。 この発明の実施の形態9によるエレベータの秤装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態10によるエレベータの秤装置を示す正面図である。 この発明の実施の形態11によるエレベータの秤装置を示す正面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による秤装置が適用されるエレベータの第1の例を示す概略の構成図であり、2:1ローピング方式の機械室レスエレベータを示している。図において、昇降路1内の上部には、巻上機2が設置されている。巻上機2は、駆動シーブ3、駆動シーブ3を回転させる巻上機モータ(図示せず)、及び駆動シーブ3の回転を制動する巻上機ブレーキ(図示せず)を有している。
駆動シーブ3には、複数(図1では1本のみ示す)の懸架体4が巻き掛けられている。各懸架体4としては、ロープ又はベルトが用いられている。かご5及び釣合おもり6は、懸架体4により昇降路1内に吊り下げられている。また、かご5及び釣合おもり6は、駆動シーブ3を回転させることにより、昇降路1内を昇降する。
昇降路1内には、一対のかごガイドレール(図示せず)と、一対の釣合おもりガイドレール(図示せず)とが設置されている。かごガイドレールは、かご5の昇降を案内する。釣合おもりガイドレールは、釣合おもり6の昇降を案内する。
かご5には、かご吊り車7が設けられている。図1では、かご吊り車7を1つのみ示したが、2つ以上のかご吊り車7をかご5に設けてもよい。また、かご吊り車7は、かご5の下部に設けられていてもよい。
釣合おもり6には、釣合おもり吊り車8が設けられている。図1では、釣合おもり吊り車8を1つのみ示したが、2つ以上の釣合おもり吊り車8を釣合おもり6に設けてもよい。
昇降路1内の上部には、第1の綱止め9及び第2の綱止め10が設けられている。懸架体4の第1の端部は、第1の綱止め9に接続されている。懸架体4の第2の端部は、第2の綱止め10に接続されている。
昇降路1内には、かご5の運行を制御する制御装置11が設置されている。第1の綱止め9には、かご5内の荷重を検出する秤装置12が設けられている。秤装置12は、かご5内の質量に応じた信号を発生する。
秤装置12で発生した信号は、制御装置11に入力される。制御装置11は、秤装置12からの信号を処理してかご5内の質量を計測する。また、制御装置11は、秤装置12からの信号を処理して各懸架体4の張力の異常の有無を監視する。
制御装置11の機能は、例えば、プロセッサ、メモリ及び入出力ポートを有するコンピュータ、又はアナログ電気回路により実現される。
図2は図1の第1の綱止め9及び秤装置12を示す正面図、図3は図2の秤装置12を示す平面図であり、3本の懸架体4が用いられている場合の構成を示している。第1の綱止め9は、ベース21、複数のシャックルロッド22、複数のばね受け23、複数のばね座24、複数の支持ばね25、及び複数のナット26を有している。
ベース21は、昇降路1内の上部に固定されている。また、ベース21は、例えば、かごガイドレール及び釣合おもりガイドレールの少なくともいずれかに支持されている。
シャックルロッド22の下端部(図示せず)には、対応する懸架体4の第1の端部が接続されている。また、各シャックルロッド22は、ベース21、対応するばね受け23、対応するばね座24、及び対応する支持ばね25を貫通している。
各ばね受け23は、ベース21上に置かれている。各ばね座24は、対応するばね受け23の上方に配置されている。各支持ばね25は、対応するばね受け23と対応するばね座24との間に挟まれている。
各シャックルロッド22の上端部には、ねじ部が形成されており、2個のナット26がねじ込まれている。これにより、ばね座24のシャックルロッド22からの抜けが阻止されている。各支持ばね25は、対応する懸架体4の張力変化に応じて伸縮する。即ち、支持ばね25は、圧縮ばねとして機能しており、かご5内の質量に応じて伸縮する。支持ばね25としては、互いに同サイズで同じばね定数のコイルばねが用いられている。
ベース21上には、一対の支柱31a,31bを介して平板状の支持部材32が固定されている。支持部材32は、シャックルロッド22の上方でベース21に平行に配置されている。
支持部材32には、荷重検出部33が支持されている。荷重検出部33は、複数の荷重センサ34を有している。この例では、懸架体4と同数の荷重センサ34が用いられている。
各荷重センサ34は、ねじ35により固定金具36に固定されている。各固定金具36は、一対のボルト37a,37bにより支持部材32の下面に固定されている。
各荷重センサ34は、金属製のセンサ板38と、センサ板38に設けられている歪みゲージ39とを有している。各センサ板38の平面形状は、長方形である。
各センサ板38の長手方向の第1の端部は、ねじ35により固定金具36に固定されている。即ち、センサ板38は、固定金具36に片持ち支持されている。各センサ板38の第2の端部は、対応するシャックルロッド22の真上に位置している。
各歪みゲージ39は、センサ板38の中間部の下面、即ちシャックルロッド22側の面に配置されている。但し、各歪みゲージ39は、センサ板38の中間部の上面に配置してもよい。また、各歪みゲージ39は、センサ板38の歪みに応じて電気抵抗値が変化する。
各シャックルロッド22の上端部には、ロッド接続具としてのアイナット40がねじ込まれている。各アイナット40は、ナット部40aと、ナット部40aに固定されているリング部40bとを有している。
各センサ板38の第2の端部には、弾性体である検出ばね41の第1の端部が接続されている。検出ばね41と荷重センサ34とは、1:1で接続されている。各検出ばね41の第2の端部は、対応するアイナット40に接続されている。即ち、各検出ばね41の第2の端部は、対応するアイナット40のリング部40bに引っ掛けられている。
各検出ばね41は、対応する支持ばね25の伸縮に応じて伸縮し、センサ板38に引張力を与える。即ち、実施の形態1の検出ばね41は、引張ばねとして機能している。検出ばね41としては、互いに同サイズで同じばね定数のコイルばねが用いられている。検出ばね41のばね定数は、支持ばね25のばね定数よりも小さい。このため、懸架体4の張力は、検出ばね41により縮小されて荷重検出部33に伝達される。
実施の形態1の秤装置12は、支柱31a,31b、支持部材32、荷重検出部33、アイナット40、及び検出ばね41を有している。
図4は図2の荷重センサ34を示す平面図である。センサ板38の第1の端部には、ねじ35を通すねじ挿入孔38aが設けられている。センサ板38の第2の端部には、ばね接続孔38bが設けられている。検出ばね41の第1の端部は、ばね接続孔38bに引っ掛けられる。
図5は図4の荷重センサ34の変形例を示す平面図である。この例では、センサ板38の第1の端部に、2つのねじ挿入孔38aが設けられている。このため、センサ板38は、2つのねじ35により固定金具36に固定される。これにより、荷重センサ34の位置決め精度が向上する。
次に、動作について説明する。乗客の乗降によりかご5内の質量が変動すると、懸架体4の張力にも変動が生じる。支持ばね25は、懸架体4の張力の変動によって伸縮する。また、シャックルロッド22は、支持ばね25の伸縮により上下方向へ変位する。
これにより、検出ばね41が伸縮し、センサ板38に付加される引張力が変化し、センサ板38の歪み量が変化する。制御装置11は、荷重センサ34からの出力の合計から、かご5内の質量を計測する。
荷重検出部33からの出力からかご5内の質量を計測するためには、例えばエレベータの据付時に、異なる2つの荷重条件における荷重検出部33からの2つの出力値を予め求めておく。そして、得られた2つの出力値から、荷重検出部33の線形特性、即ち出力値とかご5内の荷重との関係を制御装置11に設定しておく。
また、制御装置11は、個々の荷重センサ34からの出力から、個々の懸架体4の張力の異常の有無を監視する。即ち、個々の荷重センサ34からの出力値が閾値以下になると、対応する懸架体4に異常な緩み又は破断が発生したと判定し、外部に報知する。
このような秤装置12では、懸架体4の張力が検出ばね41を介して荷重センサ34に伝達され、かつ検出ばね41のばね定数が支持ばね25のばね定数よりも小さいので、荷重検出部33に用いる荷重センサ34の耐荷重を小さくすることができる。このため、比較的安価な荷重センサ34を用いることができ、コストを低減することができる。
例えば、手で伸縮させることができる軟らかさの検出ばね41を用いると、荷重センサ34に作用する荷重は数kg程度に抑えることができ、荷重センサ34の耐荷重を小さくし、低コスト化が可能である。
また、荷重センサ34を交換する際には、懸架体4の張力を抜くことなく、検出ばね41を外すだけで済むため、荷重センサ34の交換を容易にすることができる。
さらに、検出ばね41の引張力と同方向への力を荷重センサ34に付加することにより、かご5のオーバーロードを検出するかどうかの検査を行うことができるため、荷重センサ34の検査を容易にすることができる。即ち、かご積載荷重を擬似的に増減させることができ、オーバーロードにおける動作の確認など、荷重センサ34の健全性を確認できる。また、検査結果に基づいて、荷重センサ34を校正することもできる。
例えば、検出ばね41の第2の端部をアイナット40から外し、検出ばね41の第2の端部に検査用おもりを引っ掛けることにより、オーバーロードに相当する荷重を荷重センサ34に付加することができる。オーバーロードに相当する荷重は、オーバーロード時の支持ばね25の変位Xsを求めておき、変位Xsに検出ばね41のばね定数Kを掛けた荷重K×Xsとすることができる。
なお、センサ板38の検出ばね41とは異なる位置に荷重K×Xsを付加する場合には、位置の違いによる補正を荷重K×Xsに加える必要がある。
また、検出ばね41に変位Xsを与えることでも、荷重センサ34の検査を行うことができる。
さらにまた、荷重センサ34と検出ばね41とが1:1で対応しているため、個々の懸架体4の張力の異常を検出することができる。これにより、どの懸架体4に緩み又は破断が生じているかを判定することもできる。
また、センサ板38に歪みゲージ39を貼り付けた荷重センサ34を用いたので、荷重検出部33を安価に構成することができる。
図6は実施の形態1による秤装置12が適用されるエレベータの第2の例を示す概略の構成図である。この例では、巻上機2が昇降路1内の下部に配置されている。昇降路1内の上部には、第1の返し車13及び第2の返し車14が配置されている。懸架体4は、第1の端部側から順に、かご吊り車7、第1の返し車13、駆動シーブ3、第2の返し車14、及び釣合おもり吊り車8に巻き掛けられている。他の構成は、第1の例と同様である。
このように、巻上機2が昇降路1内の下部に配置されている2:1ローピング方式のエレベータにも、実施の形態1の秤装置12を適用することができる。
図7は実施の形態1による秤装置12が適用されるエレベータの第3の例を示す概略の構成図である。この例では、巻上機2及び制御装置11が、昇降路1の上部に設けられている機械室15に設置されている。
懸架体4の第1の端部は、第1の綱止め9を介して、かご5の上部に接続されている。懸架体4の第2の端部は、第2の綱止め10を介して釣合おもり6の上部に接続されている。秤装置12は、かご5の上部に設けられている。
図8は図7の第1の綱止め9及び秤装置12を示す正面図である。懸架体4の第1の端部がかご5の上部に接続されているエレベータでは、秤装置12の構成は、図8に示すように、図2の構成とは上下反対である。
実施の形態2.
次に、図9はこの発明の実施の形態2によるエレベータの秤装置を示す正面図である。実施の形態2では、各シャックルロッド22の上端部に、平板状の支持部材42が水平に固定されている。各支持部材42には、対応するシャックルロッド22が貫通している。また、各支持部材42は、2個のナット26の間に挟まれてシャックルロッド22に対して固定されている。
各荷重センサ34は、対応する支持部材42にねじ35により固定されている。ベース21には、荷重センサ34と同数のアイボルト43が固定されている。各アイボルト43は、対応する荷重センサ34の第2の端部の真下に配置されている。
各検出ばね41の第1の端部は、対応する荷重センサ34に接続されている。各検出ばね41の第2の端部は、対応するアイボルト43に接続されている。実施の形態1では、各検出ばね41と対応する支持ばね25とが上下に並べて配置されていたが、実施の形態2では、各検出ばね41と対応する支持ばね25とが横方向に並べて配置されている。
実施の形態2の秤装置は、支持部材42、アイボルト43、荷重検出部33、及び検出ばね41を有している。
かご5内の質量の変動によりシャックルロッド22が上下方向へ変位すると、荷重センサ34もシャックルロッド22と一体に上下方向へ変位する。これにより、検出ばね41が伸縮し、センサ板38に付加される引張力が変化し、センサ板38の歪み量が変化する。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このような秤装置によっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、各検出ばね41と対応する支持ばね25とが横方向に並べて配置されているので、第1の綱止め9と秤装置との合計の高さを低く抑えることができる。これにより、エレベータのオーバーヘッド寸法を短縮することもできる。
なお、実施の形態2の秤装置についても、例えば図1、6、7に示したようなエレベータに適用できる。
実施の形態3.
次に、図10はこの発明の実施の形態3によるエレベータの秤装置を示す正面図、図11は図10の秤装置を示す平面図である。支持部材32の検出ばね41とは反対側の面には、検出ばね41と同数の矩形の凹部32aが設けられている。凹部32aの底部の一部、即ち中央には、矩形の貫通孔32bが設けられている。各貫通孔32bは、対応する検出ばね41の真上に配置されている。
荷重検出部33は、懸架体4と同数の荷重センサ44を有している。各荷重センサ44は、対応する凹部32aに収容されている。また、各荷重センサ44は、金属製のセンサ板45と、センサ板45に設けられている歪みゲージ46とを有している。各センサ板45には、アイボルト43を介して、検出ばね41の第1の端部が接続されている。
図12は図11の荷重センサ44を拡大して示す平面図である。センサ板45は、貫通孔32bを囲むように凹部32aの底部に載せられている環状の定置部45aと、貫通孔32bに臨んでいる島状の可動部45bと、可動部45bの外周の一部を定置部45aに接続している繋ぎ部45cとを有している。
可動部45bの中央には、ねじ孔45dが設けられている。ねじ孔45dには、アイボルト43がねじ込まれる。即ち、可動部45bは、検出ばね41からの引張力を受ける。歪みゲージ46は、繋ぎ部45cに設けられている。
検出ばね41が伸縮し、可動部45bに付加される引張力が変化すると、繋ぎ部45cの歪み量が変化する。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このような秤装置によっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、荷重センサ44は、凹部32a内に置かれているだけで、支持部材32に締結されていないため、組み付けを容易にすることができるとともに、部品点数を削減することができる。
なお、実施の形態3の秤装置についても、例えば図1、6、7に示したようなエレベータに適用できる。但し、図7に示したエレベータに適用する場合、支持部材32に対して荷重センサ44を固定する必要がある。
また、実施の形態2の支持部材42を検出ばね41の真上まで延長すれば、実施の形態3の荷重センサ44を実施の形態2の秤装置に適用することもできる。
実施の形態4.
次に、図13はこの発明の実施の形態4によるエレベータの秤装置を示す正面図である。実施の形態4では、各検出ばね41と対応するアイナット40との間に、ロッド接続具としてのS字金具47が介在している。
S字金具47は、検出ばね41に対するシャックルロッド22の回転を許容する。即ち、シャックルロッド22がその軸線を中心として回転しても、その回転がS字金具47で吸収され検出ばね41には伝達されない。
各センサ板38の第2の端部には、ねじ48により、コ字形の接続金具49の第1の端部が接続されている。各接続金具49の第2の端部には、アイボルト43が接続されている。各検出ばね41の第1の端部は、アイボルト43に接続されている。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このような秤装置によっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、アイナット40と検出ばね41との間にS字金具47を介在させたので、シャックルロッド22が回転しても、検出ばね41が捻られることがなく、荷重センサ34の検出精度を向上させることができる。さらに、据付時にアイナット40及び検出ばね41の角度を気にする必要がなくなり、据付性を向上させることができる。
また、検出ばね41と荷重センサ34との間に接続金具49及びアイボルト43を介在させたので、シャックルロッド22の回転が荷重センサ34に伝達されるのをより確実に防止することができる。
なお、実施の形態4の秤装置についても、例えば図1、6、7に示したようなエレベータに適用できる。
また、実施の形態2のセンサ板38と検出ばね41との間に、S字金具47を介在させてもよい。
さらに、実施の形態4の荷重センサ34を実施の形態3の荷重センサ44と置き換えてもよい。
さらにまた、シャックルロッド22の回転を許容するロッド接続具は、S字金具47に限定されず、例えば回転を許容する継ぎ手であってもよい。
また、実施の形態4では、各荷重センサ34に1つの歪みゲージ39を設けたが、図14に示すように、2つの歪みゲージ39を設けてもよい。この場合、歪みゲージ39は、センサ板38の同じ位置の表裏に配置される。
このような構成では、2つの歪みゲージ39からの信号を制御装置11で比較することにより、歪みゲージ39の故障を検出することができる。例えば、2つの歪みゲージ39の出力の絶対値の差が閾値以上となると、制御装置11は、歪みゲージ39のいずれかが故障していると判定する。
なお、実施の形態1〜3についても、1つのセンサ板38又は45に2つの歪みゲージ39又は46を設けてもよい。
実施の形態5.
次に、図15はこの発明の実施の形態5によるエレベータの秤装置を示す正面図、図16は図15の秤装置を示す平面図である。支柱31a,31b上には、固定板51が水平に固定されている。固定板51には、検出ばね41を通す複数の貫通孔51aが設けられている。
固定板51上には、平板状の支持部材52が設けられている。支持部材52には、検出ばね41を通す複数の貫通孔52aが設けられている。荷重センサ34は、支持部材52に取り付けられている。各検出ばね41は、貫通孔52aを通して、対応する荷重センサ34に接続されている。
支持部材52には、駆動機構としての一対の調整ボルト53がねじ込まれている。調整ボルト53の先端部は、固定板51に当たっている。支持部材52は、調整ボルト53を回転させることにより上下動可能になっている。即ち、支持部材52は、検出ばね41の伸縮方向へ移動可能である。調整ボルト53は、支持部材52を移動させて複数の検出ばね41を同時に伸縮させる。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このような秤装置によっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、調整ボルト53により支持部材52を移動させて全ての検出ばね41を同時に伸縮させることができる。このため、ばね定数が大きく、手で伸ばせない検出ばね41を用いる場合でも、荷重センサ34とアイナット40との間に検出ばね41を容易に接続することができる。また、全ての荷重センサ34にオーバーロード相当の負荷を擬似的、かつ同時に与えることができ、荷重センサ34の検査を容易に行うことができる。
なお、実施の形態5の秤装置についても、例えば図1、6、7に示したようなエレベータに適用できる。
また、実施の形態5の支持部材52と駆動機構とを実施の形態3、4に適用してもよい。
実施の形態6.
次に、図17はこの発明の実施の形態6によるエレベータの秤装置の要部を示す正面図である。実施の形態6では、荷重付加機構として、荷重センサ34と同数(図17では1つのみ示す)の検査ボルト54が支持部材32にねじ込まれている。また、各接続金具49の下端部が、対応する検査ボルト54の真下まで延長されている。
検査ボルト54は、通常時は接続金具49から離れている。また、検査ボルト54は、検出ばね41による引張力と同方向へねじ込み可能である。荷重センサ34の検査時には、検査ボルト54をねじ込んで接続金具49を押すことにより、検出ばね41による引張力と同方向への荷重が荷重センサ34に付加される。他の構成及び動作は、実施の形態4と同様である。
このような秤装置によっても、実施の形態4と同様の効果を得ることができる。また、簡単な構成により、荷重センサ34毎に検査を容易に行うことができる。
また、例えば図18に示すように、検査ボルト54の通常時の回転位置と検査時の回転位置とが分かるように、支持部材32及び検査ボルト54の頭に目印を付けておけば、荷重センサ34の検査をさらに容易に行うことができる。
さらに、例えば据付時に、ノーロード状態とフルロード状態とで、検査ボルト54の先端が接続金具49に接触する検査ボルト54の回転位置及び荷重センサ34の出力とを記録しておけば、荷重センサ34の検査及び校正をさらに容易に行うことができる。
実施の形態7.
次に、図19はこの発明の実施の形態7によるエレベータの秤装置の要部を示す正面図である。実施の形態7では、接続金具49におもり接続部55が設けられている。おもり接続部55としては、アイボルト43と同様のアイボルトを用いることができる。また、実施の形態7では、実施の形態6の検査ボルト54の代わりに、荷重付加機構としての検査おもり56がおもり接続部55に接続される。他の構成及び動作は、実施の形態4と同様である。
このような秤装置によっても、実施の形態4と同様の効果を得ることができる。また、簡単な構成により、荷重センサ34毎に検査を容易に行うことができる。
なお、実施の形態3のアイボルト43をおもり接続部として利用し、検査おもり56を接続してもよい。
実施の形態8.
次に、図20はこの発明の実施の形態8によるエレベータの秤装置を示す正面図、図21は図20の秤装置を真上から見たときの支持ばね25、荷重センサ34、及び検出ばね41のレイアウトの一例を示す説明図である。
実施の形態1〜7では、検出ばね41と荷重センサ34とが1:1で対応していたが、実施の形態8では、各荷重センサ34に複数の検出ばね41が接続されている。具体的には、荷重検出部33は、2個の荷重センサ34を有している。そして、一方の荷重センサ34には、2つの検出ばね41が接続されている。また、他方の荷重センサ34には、3つの検出ばね41が接続されている。他の構成及び動作は、実施の形態4と同様である。
このような秤装置では、荷重センサ34の数を削減して、低コスト化を図ることができる。また、個々の懸架体4の張力を検出することはできないが、張力変化が大きい懸架体4の破断は検出することができる。
なお、実施の形態8の秤装置についても、例えば図1、6、7に示したようなエレベータに適用できる。
また、実施の形態1〜3、5〜7の秤装置について、実施の形態8と同様にして荷重センサ34の数を減らしてもよい。
さらに、荷重センサ34の数は、1個又は3個以上であってもよい。
実施の形態9.
次に、図22はこの発明の実施の形態9によるエレベータの秤装置を示す正面図である。実施の形態9では、各検出ばね41が、コ字形の支持ばね接続具57及びアイボルト43を介して、対応する支持ばね25に接続されている。支持ばね接続具57は、ばね座24とナット26との間に挟まれて、支持ばね25の可動側端部に接続されている。
また、各支持ばね接続具57は、第1の水平部57aと、第1の水平部57aの上方で第1の水平部57aに対向する第2の水平部57bと、第1の水平部57aと第2の水平部57bとを繋ぐ垂直部57cとを有している。第1の水平部57aは、ばね座24とナット26との間に介在している。
アイボルト43は、第2の水平部57bにねじ込まれて固定されている。検出ばね41の第2の端部は、アイボルト43に掛けられている。これにより、検出ばね41は、シャックルロッド22を介さず、支持ばね25の伸縮に応じて伸縮する。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このような秤装置では、支持ばね25に対するシャックルロッド22の上下方向位置によらず、支持ばね25の伸縮と検出ばね41の伸縮とが直接対応している。このため、懸架体4の設置前にゼロ点補正を実施するか、又は検出ばね41に力がかかる直前の位置関係にしておくことにより、懸架体4の張力の絶対値を計測することが可能となる。
実施の形態10.
次に、図23はこの発明の実施の形態10によるエレベータの秤装置を示す正面図である。実施の形態10では、第2の水平部57bの長さが第1の水平部57aの長さよりも短い。即ち、第2の水平部57bの垂直部57cからの突出量が、第1の水平部57aの垂直部57cからの突出量よりも小さくなっている。これにより、真上から見て、第2の水平部57bは、シャックルロッド22と重ならないようになっている。
また、アイボルト43は、シャックルロッド22の真上からずれた位置に配置されている。これにより、各検出ばね41の支持ばね接続具57に対する接続位置は、対応するシャックルロッド22の真上から外れた位置となっている。一方、検出ばね41の第1の端部は、シャックルロッド22の真上でセンサ板38に接続されている。このため、各検出ばね41は、傾いて配置されている。
実施の形態9では、シャックルロッド22の上下方向位置を調整するためのスペースを確保するため、支持ばね接続具57の上下方向寸法を十分に確保している。これに対して、実施の形態10では、シャックルロッド22の上下方向位置を調整しても支持ばね接続具57と干渉しないため、支持ばね接続具57の上下方向寸法を小さくすることができる。これにより、秤装置の高さ寸法を抑えることができる。
また、シャックルロッド22に軸回りの回転が生じても、検出ばね41の長さが変化せず、シャックルロッド22の回転による誤差が発生しない。
なお、実施の形態9及び10の秤装置についても、例えば図1、6、7に示したようなエレベータに適用できる。
また、実施の形態2、3、5〜7の秤装置について、実施の形態9又は10の支持ばね接続具57を適用してもよい。
実施の形態11.
次に、図24はこの発明の実施の形態11によるエレベータの秤装置を示す正面図である。実施の形態1〜10では、検出ばね41として引張ばねを用いたが、実施の形態11では、弾性体である検出ばね61が圧縮ばねとして機能している。検出ばね61としては、互いに同サイズで同じばね定数のコイルばねが用いられている。検出ばね61のばね定数は、支持ばね25のばね定数よりも小さい。
各検出ばね61は、予め圧縮された状態で、上部接続具62と下部接続具63との間に挟まれている。各上部接続具62は、対応するセンサ板38の第2の端部に接続されている。各下部接続具63には、対応するシャックルロッド22のねじ部がねじ込まれている。
懸架体4に作用する荷重が大きくなると、支持ばね25が圧縮される。このとき、検出ばね61の圧縮量は減少する。即ち、検出ばね61は伸びる。逆に、懸架体4に作用する荷重が小さくなると、支持ばね25の圧縮量が小さくなり、検出ばね61の圧縮量が増大する。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
このように、検出ばね61として圧縮ばねを用いても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、実施の形態11の秤装置についても、例えば図1、6、7に示したようなエレベータに適用できる。
また、実施の形態2〜10の構成においても、引張ばねを圧縮ばねに置き換えることも可能である。但し、圧縮ばねを用いる場合、検出ばねの両端部を単に引っ掛ける構成のままだと伸縮時に外れることがあるため、伸縮時に外れない構成とする必要がある。
さらに、荷重センサは、歪みゲージを用いたセンサに限定されるものではなく、例えば圧電素子を用いたセンサであってもよい。
さらにまた、検出ばねは、コイルばねに限定されるものではなく、例えば板ばねであってもよい。
また、弾性体は、ばねに限定されるものではなく、例えばゴムであってもよい。
さらに、秤装置からの信号を用いてかご内の質量を計測する制御装置は、かごの運行を制御する制御装置11から切り離してもよい。また、制御装置は、例えば安全監視装置であってもよい。
さらにまた、この発明の秤装置を適用するエレベータは、図1、6、7に示したエレベータに限定されるものではなく、この発明は、例えば、機械室を有するエレベータ、ダブルデッキエレベータ、及びワンシャフトダブルカータイプのエレベータにも適用できる。ワンシャフトダブルカータイプのエレベータは、上かごと、上かごの真下に配置された下かごとが、共通の昇降路内を独立して昇降するエレベータである。
4 懸架体、5 かご、12 秤装置、22 シャックルロッド、25 支持ばね、32,42,52 支持部材、33 荷重検出部、32a 凹部、32b 貫通孔、34,44 荷重センサ、38,45 センサ板、39,46 歪みゲージ、40 アイナット(ロッド接続具)、41,61 検出ばね(弾性体)、45a 定置部、45b 可動部、45c 繋ぎ部、47 S字金具(ロッド接続具)、53 調整ボルト(駆動機構)、54 検査ボルト(荷重付加機構)、55 おもり接続部、56 検査おもり(荷重付加機構)、57 支持ばね接続具。

Claims (14)

  1. かごと、前記かごを吊る複数の懸架体と、前記懸架体の端部にそれぞれ設けられており、前記かご内の荷重に応じて伸縮する複数の支持ばねとを備えているエレベータに設けられている秤装置であって、
    支持部材、
    前記支持部材に支持されている荷重検出部、
    前記荷重検出部に接続されており、対応する前記支持ばねの伸縮に応じて伸縮し、前記荷重検出部に力を与える複数の弾性体
    を備え、
    各前記弾性体のばね定数は、前記支持ばねのばね定数よりも小さいエレベータの秤装置。
  2. 前記荷重検出部は、複数の荷重センサを有しており、
    前記弾性体と前記荷重センサとは1:1で接続されている請求項1記載のエレベータの秤装置。
  3. 前記荷重検出部は、複数の前記弾性体が接続されている荷重センサを有している請求項1記載のエレベータの秤装置。
  4. 前記荷重センサは、前記弾性体が接続されているセンサ板と、前記センサ板に設けられている歪みゲージとを有している請求項2又は請求項3に記載のエレベータの秤装置。
  5. 前記支持部材の前記弾性体とは反対側の面には、凹部が設けられており、
    前記凹部の底部の一部には、貫通孔が設けられており、
    前記センサ板は、
    前記貫通孔の底部に載せられている定置部と、
    前記貫通孔に臨んでおり、前記弾性体からの力を受ける可動部と、
    前記可動部を前記定置部に接続している繋ぎ部とを有しており、
    前記歪みゲージは、前記繋ぎ部に設けられている請求項4記載のエレベータの秤装置。
  6. 前記複数の懸架体が接続されている複数のシャックルロッドにそれぞれ接続されている複数のロッド接続具をさらに備え、
    各前記弾性体は、対応する前記ロッド接続具にそれぞれ接続されている請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のエレベータの秤装置。
  7. 各前記ロッド接続具は、前記シャックルロッドがねじ込まれているアイナットを有している請求項6記載のエレベータの秤装置。
  8. 各前記ロッド接続具は、前記弾性体に対する前記シャックルロッドの回転を許容する請求項6又は請求項7に記載のエレベータの秤装置。
  9. 各前記支持ばねの可動側の端部に接続されている複数の支持ばね接続具をさらに備え、
    各前記弾性体は、対応する前記支持ばね接続具に接続されている請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のエレベータの秤装置。
  10. 各前記弾性体の前記支持ばね接続具に対する接続位置は、対応する前記懸架体が接続されている対応するシャックルロッドの真上から外れた位置であり、
    各前記弾性体は、傾いて配置されている請求項9記載のエレベータの秤装置。
  11. 前記支持部材は、前記弾性体の伸縮方向へ移動可能であり、
    前記支持部材には、前記支持部材を移動させて前記複数の弾性体を同時に伸縮させる駆動機構が設けられている請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載のエレベータの秤装置。
  12. 前記荷重検出部の検査時に、前記弾性体による力と同方向への荷重を前記荷重検出部に付加する荷重付加機構をさらに備えている請求項1から請求項11までのいずれか1項に記載のエレベータの秤装置。
  13. 前記荷重付加機構は、前記弾性体による力と同方向へねじ込み可能な検査ボルトである請求項12記載のエレベータの秤装置。
  14. 前記荷重付加機構は、検査おもりであり、
    前記荷重検出部には、前記検査おもりを接続するおもり接続部が設けられている請求項12記載のエレベータの秤装置。
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