JPWO2018070174A1 - 容器 - Google Patents

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Abstract

容器は、膜部(4)を一端に備える。容器の一端と反対側の他端には、液体を排出する液体取出口が形成される。容器は、箱状部(3)をさらに備える。膜部(4)の中心と液体取出口の中心との両方を通る直線の延びる方向を第一の方向(DR1)とし、箱状部(3)は、第一の方向(DR1)に直交する断面が略矩形の形状を有する。箱状部(3)には略矩形の角部(11)に、第一の方向(DR1)に平行に延びる溝(12)が形成されている。

Description

この発明は、容器に関する。
病院などの医療機関においては、バイアル等の薬剤容器に入った乾燥薬剤を、蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖液、その他の溶解液に溶解して液状薬品を調整し、点滴注射などにこの液状薬品を用いている。
このような液状薬品を簡便に調整できるように、乾燥薬剤を収容した薬剤容器を、溶解液を収納した輸液容器に直列状に連結し、使用時にこれら二つの容器の内部を連通するようにした医療用容器が提案されている(たとえば、国際公開第2013/175970号(特許文献1)参照)。
国際公開第2013/175970号
輸液容器内の液体が排出されるとき、輸液容器がねじれるような変形をすると液体が輸液容器内に残存する場合がある。また、滅菌時にも膨張等による変形が起こる場合がある。
本発明の目的は、変形量を制限できる容器を提供することである。
本発明の容器は、膜部を一端に備える。膜部には孔が形成される。容器の一端と反対側の他端には、液体を排出する液体取出口が形成される。容器は、箱状部をさらに備える。膜部の中心と液体取出口の中心との両方を通る直線の延びる方向を第一の方向とし、箱状部は、第一の方向に直交する断面が略矩形の形状を有する。箱状部には略矩形の角部に、第一の方向に平行に延びる溝が形成されている。
上記の容器によれば、略矩形の角部に形成される溝により容器の剛性が大きくなっているので、液体が排出されるときに、容器の変形量を制限することができる。
上記の容器において、箱状部は、略矩形の角部に畝部を有する。畝部は、第一の方向と平行に延び、箱状部の内部に突き出る。畝部によって、容器の剛性がより大きくなるので、容器の変形量を制限することができる。
上記の容器において、箱状部は、第一の方向に延びる壁面部を有する。溝は、壁面部の第一の方向の両端に亘って延びる。溝が広範囲に亘って延びることによって、容器の剛性がより大きくなるので、変形量を制限することができる。
上記の容器において、溝は、略矩形の角部の全てに形成される。溝の数が多くなることによって、容器の剛性がより大きくなるので、容器の変形量を制限することができる。
上記の容器において、箱状部の壁厚は、溝の深さよりも小さい。壁厚が薄い容器でも、溝により容器の剛性が大きくなるので、容器の変形量を制限することができる。
本発明によると、変形量を制限できる容器を実現することができる。
医療用容器の概略構成を示す斜視図である。 側方から見た輸液容器の概略構成を示す図である。 輸液容器を上方から見た斜視図である。 輸液容器を下方から見た斜視図である。 図2に示すV−V線に沿う輸液容器の断面図である。 図5に示す角部周辺の拡大図である。 図3に示すVII−VII線に沿う輸液容器の断面図である。 薬剤容器と輸液容器とが連通する前の医療用容器の断面図である。 図1に示すIX−IX線に沿う医療用容器の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図に基づいて説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
まず、本発明の思想を適用可能な輸液容器100を備えている医療用容器1について説明する。
図1は、医療用容器1の概略構成を示す斜視図である。医療用容器1は、連結部材300と輸液容器100とを備える。連結部材300は、輸液容器100に装着される。連結部材300は、内部に乾燥薬剤を有する薬剤容器500を輸液容器100に連結する。連結部材300は、輸液容器100の上部に連結される。ここで、図1の両矢印が示す方向を上下方向とする。上下方向において、輸液容器100に対して連結部材300がある方向を上方向とし、その反対の方向を下方向とする。輸液容器100は、内部に溶解液を有する。溶解液は、蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖液などが一般的に用いられるが、これらに限定されるものではない。輸液容器100の下部には、水剤取出部5が形成され、その下にカバー部材200が取り付けられている。
輸液容器100は、通常、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルなどの比較的柔らかい合成樹脂により形成された押圧変形可能なボトルが用いられる。
図2は、側方から見た輸液容器100の概略構成を示す図である。図3は、輸液容器100を上方から見た斜視図である。図4は、輸液容器100を下方から見た斜視図である。輸液容器100は、連結部材300を装着する装着部2と、略矩形箱状の形状を有する箱状部3と、水剤取出部5とを含む。輸液容器100は、一端に装着部2を含む。一端とは上端である。装着部2は、箱状部3より突出しており、ねじ山が形成されている。ねじ山には、薬剤容器500を連結する連結部材300が装着される。装着部2は、上面に膜部4を有する。輸液容器100は、一端と反対側の他端に水剤取出部5を含む。一端と反対側の他端とは下端である。水剤取出部5には、乾燥薬剤が溶解液に溶解した液状の薬剤である水剤を排出する水剤取出口6が形成される。水剤取出口6は、輸液容器100から液体を排出する液体取出口を構成している。
上下方向に沿って見た膜部4は、円形状である。上下方向に沿って見た水剤取出口6は、円形状である。円形状の膜部4の中心と円形状の水剤取出口6の中心とを通る直線を図2に一点鎖線で示し、これを中心線Cとする。中心線Cの延びる方向を図2に両矢印で示し、これを第一の方向DR1とする。箱状部3は、胴部7と、第一肩部9と、第二肩部10とを有する。図5は、図2に示すV−V線に沿う輸液容器の断面図である。胴部7の第一の方向DR1に直交する断面は、図5に示すように略矩形である。図中のaは略矩形の短辺の長さであり、bは略矩形の長辺の長さである。第一肩部9は、胴部7から装着部2へ亘って延びている。第一肩部9は、箱状部3の上方に向かうにつれて、第一の方向DR1に直交する箱状部3の略矩形の断面が減少していく領域である。第二肩部10は、胴部7から水剤取出部5へ亘って延びている。第二肩部10は、箱状部3の下方に向かうにつれて、第一の方向DR1に直交する箱状部3の略矩形の断面が減少していく領域である。
胴部7は、壁面部8を有している。壁面部8は、第一の方向DR1に延びる。壁面部8は、一対の第一壁面部8aと一対の第二壁面部8bから構成される。胴部7の第一の方向DR1に直交する断面は、図5に示すように略矩形である。第一壁面部8aは、第一の方向DR1に直交する胴部7の略矩形の断面の長辺を構成する壁面である。第一壁面部8aは、図2の中心線Cを対称軸として互いに対称である。第二壁面部8bは、第一の方向DR1に直交する胴部7の略矩形の断面の短辺を構成する壁面である。第二壁面部8bは、図2の中心線Cを対称軸として互いに対称である。
胴部7は、角部11を有している。図5に示すように、角部11は、第一の方向DR1に直交する胴部7の略矩形の断面の四隅である。角部11は、第一壁面部8aと第二壁面部8bとを連結する。角部11は、輸液容器100の内側に向かって凹んでいる。角部11は、中心線に向かって湾曲している。角部11は、輸液容器100の内側に向かって湾曲している。壁面部8は輸液容器100の外側に向かって湾曲している。輸液容器100の内側に向かって角部11が凹んでいることによって、溝12が形成されている。溝12は、図2に示すように第一の方向DR1に延びている。溝12は、胴部7と第一肩部9を連結する端部から胴部7と第二肩部10を連結する端部に亘って延びている。溝12は壁面部8にも形成されていてよい。
図6は、図5に示す角部11周辺の拡大図である。角部11の厚みを壁厚tとする。図6の破線は、角部11の第一壁面部8aに繋がる端部と第二壁面部8bに繋がる端部とを結ぶ線である。破線から角部11の最深部までの距離を溝深さdとする。溝深さdは、破線に直交する線に沿うものとして定められる。壁厚tが溝深さdに対して、t<dとなるように輸液容器100の寸法を定める。箱状部3の壁厚について、溝深さdより小さくなるように輸液容器100の寸法を定める。
図7は、図3に示すVII−VII線に沿う輸液容器100の断面図である。図7の輸液容器100の断面は、中心線Cを通る。箱状部3は、略矩形の角部11において、第一の方向DR1と平行に延び、箱状部3の内部に突き出る畝部13を有する。図5に示すように、輸液容器100の内部に向かって角部11が凹んでいることによって、畝部13が形成されている。畝部13は、角部11以外の部分にも形成されていてよい。
膜部4には、薬剤容器500と輸液容器100とを連結部材300を介して連結させた状態で、薬剤容器500と輸液容器100とを連通する連通孔14が形成される。図8は、薬剤容器500と輸液容器100とが連通する前の医療用容器1の断面図である。なお図8は、後述する図9に示す医療用容器1の断面と同じ断面における、膜部4に連通孔14が形成される前の状態を表している。図8は、薬剤容器500が連結部材300に固定された状態を表している。図8の状態では、膜部4に連通孔14は形成されていない。
図9は、図1に示すIX−IX線に沿う医療用容器の断面図である。図9は、薬剤容器500と輸液容器100とが連通した後の断面図である。薬剤容器500を連結部材300を介して輸液容器100に押し込み、第1穿刺針356bが膜部4を貫通して、薬剤容器500と輸液容器100とを連通する連通孔14が、輸液容器100に形成される。薬剤容器500の内部空間と輸液容器100の内部空間とが連通された状態となる。薬剤容器500の内部の乾燥薬剤が、輸液容器100の内部の溶解液と混合して、水剤取出口6から水剤として排出される。
実施の形態の医療用容器1および医療用容器1に用いられる輸液容器100の構成および作用効果についてまとめて説明すると、以下の通りである。なお、実施の形態の構成に参照番号を付すが、これは一例である。
本実施の形態の医療用容器1は、図1に示すように、輸液容器100と、連結部材300とを備えている。輸液容器100は、膜部4を上端に有する。輸液容器100の下端には、水剤取出口6が形成される。輸液容器100は、箱状部3をさらに有する。膜部4の中心と水剤取出口6の中心との両方を通る直線の延びる方向を第一の方向DR1として、箱状部3は、第一の方向DR1に直交する断面が略矩形の形状を有する。箱状部3は、略矩形の断面の角部11に、第一の方向DR1に平行に延びる溝12が形成されている。これにより、輸液容器100の剛性が大きくなるので、液体が排出されるときに、輸液容器100の変形量を制限することができる。これによって、液体が輸液容器100内に残存しにくくなるため、輸液容器100内の液体を最後まで使用することができ、経済性が高くなる。また、輸液容器100の剛性が大きくなるので、輸液容器100を高温高圧蒸気による滅菌処理をした際に、熱応力による輸液容器100の変形を抑制することができる。
図7に示すように、箱状部3は、第一の方向DR1に直交する略矩形の断面の角部11に畝部13を有する。畝部13は、第一の方向DR1と平行に延び、箱状部3の内部に突き出る。畝部13によって、輸液容器100の剛性がより大きくなるので、輸液容器100の変形量を制限することができる。
図2に示すように、箱状部3は、第一の方向DR1に延びる壁面部8を有する。壁面部8は、一対の第一壁面部8aと一対の第二壁面部8bから構成される。溝12は、壁面部8の第一の方向の両端に亘って延びる。溝12が広範囲に亘って延びることによって、輸液容器の剛性がより大きくなるので、変形量を制限することができる。
溝12は、略矩形の角部11の全てに形成される。溝12の数が多くなることによって、輸液容器100の剛性がより大きくなるので、輸液容器の変形量を制限することができる。
図6に示すように、角部11の壁厚tは、溝深さdよりも小さい。壁厚が薄い輸液容器100でも、溝12により輸液容器100の剛性が大きくなるので、輸液容器100の変形量を制限することができる。
本実施の形態の輸液容器100は、図1に示すように、医療用容器1に用いられる。医療用容器1は、輸液容器100と、連結部材300とを備えている。輸液容器100は、膜部4を上端に有する。輸液容器100の下端には、水剤取出口6が形成される。輸液容器100は、箱状部3をさらに有する。膜部4の中心と水剤取出口6の中心との両方を通る直線の延びる方向を第一の方向DR1として、箱状部3は、第一の方向DR1に直交する断面が略矩形の形状を有する。箱状部3の略矩形の断面の角部11に、第一の方向DR1に平行に延びる溝12が形成されている。これにより、輸液容器100の剛性が大きくなるので、液体が排出されるときに、輸液容器100の変形量を制限することができる。
変形例として、膜部4および水剤取出口6は、円形状でなくてもよい。膜部4および水剤取出口6が円形状以外である場合、それぞれの形状の重心を中心として定義する。例えば、膜部4および水剤取出口6の形状が長方形である場合、長方形の対角線の交点が中心である。
本発明の実施例として、溝が形成されていない輸液容器と溝12が形成されている輸液容器100のそれぞれについて、高圧蒸気滅菌処理(121℃で20分間)前後における輸液容器の寸法を測定した。下記に測定結果を示す。
Figure 2018070174
短辺は、図5に示すaであり、長辺は、図5に示すbである。キーエンス社製LS−9120Mを用いて短辺a、長辺bを測定した。カバー部材200を下にして測定器に輸液容器100を設置し、高さ70mmの位置における輸液容器100の短辺aおよび長辺bを1か所ずつ測定した。溝深さdは、オリンパス社製STM7を用いて測定した。略矩形箱状の輸液容器100の4角の溝深さdを1か所ずつ測定した。表1は、10個の輸液容器において、短辺a、長辺b、溝深さdそれぞれの寸法測定結果の最大値を示している。なお、高圧蒸気滅菌処理前の輸液容器の溝深さdは、溝が形成されていない輸液容器と溝12が形成されている輸液容器100のどちらも2.20[mm]であった。
溝が形成されていない輸液容器は、滅菌処理後に短辺aの長さが9.92[mm]増加し、長辺bの長さが2.91[mm]増加した。溝12が形成されている輸液容器100は、滅菌処理後に短辺aの長さが4.92[mm]増加し、長辺bの長さが2.19[mm]増加した。滅菌処理後、溝が形成されていない輸液容器は膨張し、角部が円弧状になった。一方、溝12が形成されている輸液容器100は膨張せず、角部11が円弧状になることもなかった。これにより、溝12が形成されている輸液容器100の方が寸法変化は少なく、溝が形成されていない輸液容器よりも容器の変形を抑制できることが示された。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 医療用容器、2 装着部、3 箱状部、4 膜部、5 水剤取出部、6 水剤取出口、7 胴部、8 壁面部、8a 第一壁面部、8b 第二壁面部、9 第一肩部、10 第二肩部、11 角部、12 溝、13 畝部、14 連通孔、100 輸液容器、200 カバー部材、300 連結部材、356b 第1穿刺針、500 薬剤容器、C 中心線、DR1 第一の方向、a 短辺、b 長辺、d 溝深さ、t 壁厚。

Claims (5)

  1. 膜部を一端に備え、
    前記一端と反対側の他端に液体を排出する液体取出口が形成され、
    前記膜部の中心と前記液体取出口の中心との両方を通る直線の延びる第一の方向に直交する断面が略矩形の形状を有し、前記略矩形の角部に、前記第一の方向に平行に延びる溝が形成されている箱状部をさらに備える、容器。
  2. 前記箱状部は、前記略矩形の前記角部に、前記第一の方向と平行に延び、前記箱状部の内部に突き出る畝部を有する、請求項1に記載の容器。
  3. 前記箱状部は、前記第一の方向に延びる壁面部を有し、前記溝は、前記壁面部の前記第一の方向の両端に亘って延びる、請求項1または請求項2に記載の容器。
  4. 前記溝は、前記略矩形の前記角部の全てに形成される、請求項1から3のいずれか1項に記載の容器。
  5. 前記箱状部の壁厚は、前記溝の深さよりも小さい、請求項1から4のいずれか1項に記載の容器。
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