JPWO2018061539A1 - 光走査装置及び網膜走査型ヘッドマウントディスプレイ - Google Patents

光走査装置及び網膜走査型ヘッドマウントディスプレイ Download PDF

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Abstract

本発明は、光源に過電流が供給されることを防止する光走査装置及び網膜走査型ヘッドマウントディスプレイを提供することを目的とする。
本発明の光走査装置は、光源(125)と、前記光源に駆動電流を供給する光源駆動部(124)と、前記光源から照射された光を画像信号に応じて走査し、投影面に前記光を照射させる光走査部(30)と、前記光の光量を検出する光量センサと、前記駆動電流を検出する電流センサ(140)と、前記光量が所定の光量以上となったとき、前記光源駆動部の動作を停止させる第一の停止制御部(122)と、前記駆動電流の値が所定の閾値以上となったとき、前記光源に対する前記駆動電流の供給を停止させる第二の停止制御部(150)と、を有する。

Description

本発明は、光走査装置及び網膜走査型ヘッドマウントディスプレイに関する。
従来から、光走査装置では、レーザに一定以上の電流が供給されることを防止するための工夫がなされている。具体的には、例えば、レーザへ電流を供給する経路に、電流ヒューズを挿入し、レーザに過電流が供給されることを防止する技術が知られている。
特許4792899号公報
従来の電流ヒューズでは、例えば網膜走査型のヘッドマウントディスプレイ等のように、電流を高速でスイッチングする場合には、その周波数特性上適用することができない。
しかしながら、特に網膜走査型の投影装置等では、安全性の観点から、光源の光量を一定値以下に制御し、光源に対する過電流を防止することが求められている。
開示の技術は、上述した事情に鑑みて成されたものであり、光源に過電流が供給されることを防止する光走査装置及び網膜走査型ヘッドマウントディスプレイを提供することを目的としている。
開示の技術は、光源(125)と、
前記光源に駆動電流を供給する光源駆動部(124)と、
前記光源から照射された光を画像信号に応じて走査し、投影面に前記光を照射させる光走査部(30)と、
前記光の光量を検出する光量センサ(125a)と、
前記駆動電流を検出する電流センサ(140)と、
前記光量が所定の光量以上となったとき、前記光源駆動部(124)の動作を停止させる第一の停止制御部(122)と、
前記駆動電流の値が所定の閾値以上となったとき、前記光源に対する前記駆動電流の供給を停止させる第二の停止制御部(150)と、を有する光走査装置である。
尚、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、図示の態様に限定されるものではない。
開示の技術によれば、光源に過電流が供給されることを防止できる。
第一の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する第一の図である。 第一の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する第二の図である。 第二の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する図である。 第三の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する第一の図である。 第四の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する図である。 第四の実施形態の比較回路を説明する図である。 第五の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する図である。 第六の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する図である。 第七の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する図である。 第八の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する図である。
(第一の実施形態)
第一の実施形態の網膜走査型投影装置(ヘッドマウントディスプレイ)では、光源から出射される光量の光量に応じて、光源への電流の供給を停止させる第一の停止制御部と、光源に供給される電流に応じて光源への電流の供給を停止させる第二の停止制御部と、を設けることで、光源に供給される電流の過電流を防止する。
以下に、図面を参照して本実施形態の網膜走査型投影装置について説明する。図1は、第一の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する第一の図である。
本実施形態の網膜走査型投影装置1は、マクスウェル視を利用した網膜走査型ヘッドマウントディスプレイである。マクスウェル視とは、画像データに基づく画像光(以下、画像用光線とも云う)を一旦瞳孔の中心で収束させてから網膜上に投影することで、利用者の水晶体の機能に影響されずに利用者に画像データが表す画像を視認させる方法である。
網膜走査型投影装置1の全体的な構成について説明する。図1に示すように、網膜走査型投影装置1は、光走査用制御装置10と、伝送ケーブル20と、ヘッドマウント部HMを有する。
光走査用制御装置10は、利用者の衣服のポケット等に収納して携行可能な程度の大きさとされ、画像信号に応じた強度のレーザ光を画像光として出射する。光走査用制御装置10の詳細は後述する。
伝送ケーブル20は、光走査用制御装置10から出射された画像光を光走査部30まで伝送する。
ヘッドマウント部HMは、光走査部30と、眼鏡型フレーム40と、撮像ユニット50と、を含む。
光走査部30は、伝送ケーブル20によって伝送された画像光を走査して利用者の眼球(網膜)に照射することで、利用者の網膜上に画像光が示す画像を投影させる。
眼鏡型フレーム40は、利用者の頭部に装着可能に構成されている。撮像ユニット50は、カメラ等を有する。光走査部30及び撮像ユニット50は、眼鏡型フレーム40に具備されている。
ここで、画像光とは、光走査部30により利用者の網膜上に投影される画像の元になる情報に基づき生成される光である。画像の元になる情報は、文字、数字等の記号であっても良いし、画像であっても良い。
光走査用制御装置10は、利用者が操作可能な筐体11と、電子回路基板12と、操作部13と、を備える。操作部13は、筐体11の側面部に設けられる。操作部13は、電源13a、フェイズスイッチ部13b、及び画像の大きさを調整させる調整部13c等を有している。電子回路基板12は、筐体11内に収納されるものであり、光走査用制御装置10の動作を実現させるための複数のICチップ14が搭載されている。
光走査用制御装置10には、外部入力端子15(図2参照)が設けられている。光走査用制御装置10は、外部入力端子15を介して図示しないパーソナルコンピュータ等の外部機器から送信されるコンテンツ情報等の受信を行っている。尚、コンテンツ情報とは、利用者の網膜に投影される情報であり、例えば文字や画像、動画等である。具体的には、コンテンツ情報は、例えば、パソコン等で使用される文書ファイルや画像ファイル、動画ファイル等である。
本実施形態の光走査用制御装置10は、2系統からの画像信号が入力可能な構成とされている。1つは撮像ユニット50から入力される画像信号であり、もう1つは外部入力端子15を介して外部機器から入力される画像信号である。
本実施形態の操作部13は、撮像ユニット50からの画像信号を網膜に投影させるか、外部機器からの画像信号を網膜に投影させるかを利用者に選択させる選択スイッチ(不図示)を有している。
図2は、第一の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する第二の図である。図2では、ヘッドマウント部HMの構成と、電子回路基板12に実装された回路ブロックとを示している。
初めに、ヘッドマウント部HMについて説明する。
本実施形態のヘッドマウント部HMは、光走査部30、MEMS(Micro Electro Mechanical System)インタフェース部42、撮像ユニット50、光学系部60を備えている。
光走査部30は、例えばMEMS(Micro Electro Mechanical System)ミラーである。光走査部30は、例えば、眼鏡型フレーム40のツル41に配置されている。光走査部30は、後述するレーザモジュール125から出射された画像光を、駆動制御信号に基づいて、水平方向及び垂直方向に走査する。駆動制御信号は、後述するMEMSドライバ123から出力される。
また、本実施形態では、画像光を走査して眼球Gの網膜G1に画像を投影する方法として、画像を投影する領域の左上から右下に向かって光を高速に走査し、画像を表示させる方法(例えばラスタースキャン)を採用しても良い。
光走査部30から出射された画像光は、光学系部60により収束され、網膜G1へ投影される。尚、光学系部60は、眼鏡型フレーム40のツル41に配置されている。
MEMSインタフェース部42は、光走査部30(MEMSミラー)の動作(振れ角)を検知し、光走査部30の傾きに応じた動作情報を後述の主制御部121へ出力する。尚、本実施形態のMEMSインタフェース部42は、温度センサ(不図示)を有し、光走査部30の温度を検知し、温度情報を主制御部121へ出力してよい。
本実施形態の撮像ユニット50は、撮像装置51と、カメラインタフェース部52とを含む。
撮像装置51は、CMOS等のカメラである。カメラインタフェース部52は、撮像装置51から出力されたカメラの画像信号を、後述の主制御部121へ出力する。
次に、光走査用制御装置10の電子回路基板12の回路ブロックについて説明する。
電子回路基板12は、主制御部121、レーザ制御部122、MEMSドライバ123、レーザドライバ124、レーザモジュール(光源)125を有する。
また、本実施形態の電子回路基板12は、電流/電圧(I/V)変換部130、電流センサ140、過電流検出部150、AND回路160を有する。
本実施形態では、I/V変換部130と、レーザ制御部122とが、光源の光量に応じて光源への電流の供給を停止させる第一の停止制御部を形成する。また、本実施形態では、過電流検出部150が、光源に供給される電流に応じて光源への電流の供給を停止させる第二の停止制御部を形成する。尚、電流センサ140と、過電流検出部150とは、後述するレーザモジュール125に含まれる複数色のレーザダイオード(発光素子)毎に設けられる。また、I/V変換部130は、後述する複数のレーザダイオードと対応した光量センサ125a毎に設けられる。
主制御部121は、CPU(CentralProcessing Unit)等のプロセッサ並びにRAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等により実現される。主制御部121には、撮像ユニット50から出力されたカメラの画像信号と、外部入力端子15を介して外部機器から出力されたコンテンツ情報(画像信号)の2系統の画像信号が入力される。主制御部121は、入力された画像信号の処理と、光走査部30(MEMSミラー)の駆動制御を行う。
また、主制御部121は、MEMSインタフェース部42から取得した光走査部30の動作情報や温度情報等に基づいて、光走査部30(MEMSミラー)の駆動と、レーザモジュール125からの画像光の出射を制御する。
また、主制御部121は、光走査部30の駆動を制御する駆動制御信号をMEMSドライバ123へ出力する。MEMSドライバ123は、受信した駆動制御信号を光走査部30へ出力する。
また、主制御部121は、入力された画像信号をレーザドライバ124へ出力する。レーザドライバ124は、画像信号に基づいて光源の点灯及び消灯を制御する出射制御信号を生成し、生成した出射制御信号をレーザモジュール125へ出力する。
レーザ制御部122は、CPU等のプロセッサ並びにRAM及びROM等により実現される。レーザ制御部122は、操作部13から電源をONとする操作や、ズームイン又はズームアウトの操作等がなされると、操作に応じた制御信号をレーザモジュール125へ出力する。尚、本実施形態のレーザ制御部122は、操作部13の選択スイッチにおいて、2系統の画像信号のうちどちらの画像信号を選択する操作を受け付けると、操作に応じて、制御信号をレーザモジュール125へ出力する。
レーザモジュール125は、主制御部121の指示の下、例えば単一又は複数の波長の光線Lを光走査部30へ出力(出射)する。この光線Lは、ユーザの眼球Gの網膜G1に画像を投影するための画像用光線である。尚、レーザモジュール125から出射された光源Lは、伝送ケーブル20を介して光走査部30へ伝送される。
レーザモジュール125は、例えば赤色レーザ光(波長:610nm〜660nm程度)、緑色レーザ光(波長:515nm〜540nm程度)、及び青色レーザ光(波長:440nm〜480nm程度)のそれぞれを出射するレーザダイオードを含む。赤色、緑色、及び青色レーザ光を出射する。本実施形態のレーザモジュール125は、例えばRGB(赤・緑・青)それぞれのレーザダイオードチップと3色合成デバイスとマイクロコリメートレンズと、が集積された光源等により実現される。
また、本実施形態の網膜走査型投影装置1は、光量センサ125a、温度センサ125bを備えている。光量センサ125a、温度センサ125bは、レーザモジュール125に含まれる各色のレーザダイオードに対応して設けられる。
光量センサ125aは、レーザモジュール125の各レーザダイオードの光量を検知し、検知した光量情報をレーザ制御部122へ出力する。具体的には、光量センサ125aは、各レーザダイオードの光量と対応する電流を出力し、I/V変換部130を介して光量と対応する電圧をレーザ制御部122へ出力する。温度センサ125bは、レーザモジュール125の各レーザダイオードの温度を検知し、検知した温度情報をレーザ制御部122へ出力する。
レーザ制御部122は、光量センサ125aが検出した光量に基づいて、レーザモジュール125の各レーザダイオードの光量を制御する信号を生成し、レーザモジュール125へ出力する。
本実施形態のI/V変換部130は、光量センサ125aから出力される電流を電圧へ変換し、レーザ制御部122へ供給する。
本実施形態のレーザ制御部122は、I/V変換部130から入力された電圧が所定の閾値電圧以上であるとき、過電流を検出したことを示す信号を出力する。言い換えれば、レーザ制御部122は、レーザモジュール125の光量が所定の光量以上であるとき、過電流を検出したことを示す信号を出力する。レーザ制御部122の出力は、AND回路160の一方の入力に供給される。尚、所定の光量は、レーザダイオードの特性等に応じて予め設定されているものとする。
本実施形態の電流センサ140は、レーザドライバ124からレーザモジュール125へ供給される電流の値を検出するためのセンサである。本実施形態の電流センサ140は、例えば抵抗等である。また、レーザモジュール125へ供給される電流とは、レーザダイオードの駆動電流である。
過電流検出部150は、レーザダイオードの駆動電流が過電流であるか否かを判定する。本実施形態の過電流検出部150は、電流検出部151と、比較器152と、を有する。電流検出部151は、電流センサ140に基づき、駆動電流を検出する。比較器152は、電流センサ140が検出した駆動電流と、予め設定された所定の閾値電流と比較する。本実施形態では、電流センサ140が検出した駆動電流が閾値電流以上となったとき、過電流を検出したものとする。言い換えれば、比較器152は、レーザダイオードの駆動電流が閾値電流以上となったとき、光源への電流の供給を停止させる信号を出力する。尚、所定の閾値は、レーザダイオードの特性等に応じて予め設定されているものとする。
比較器152による比較結果は、過電流検出部150の出力として、AND回路160の他方の入力へ供給される。AND回路160の出力は、レーザドライバ124へ供給される。レーザドライバ124は、AND回路160からハイレベル(以下、Hレベル)の信号が供給された場合に、自身の動作を停止させる。つまり、レーザドライバ124は、AND回路160の入力のうち、少なくとも何れか一方がHレベルとなったとき、レーザモジュール125への駆動電流の供給を停止させる。
以下に、本実施形態の過電流の検出の動作について説明する。はじめに、レーザダイオードの光量に基づき過電流が検出される場合について説明する。
この場合、レーザ制御部122は、I/V変換部130から出力される電圧が、所定の閾値電圧以上となったか否かを判定する。つまり、レーザ制御部122は、レーザダイオードから出射される光の光量が、所定の光量以上となったか否かを判定している。
レーザ制御部122は、I/V変換部130から出力される電圧が、閾値電圧以上になると、AND回路160へ出力している信号をローレベル(以下、Lレベル)からHレベルへ反転させる。
AND回路160は、一方の入力がHレベルであるため、その出力はHレベルとなる。よって、レーザドライバ124は、その動作が停止し、レーザモジュール125への駆動電流の供給が停止される。したがって、レーザモジュール125の出力も停止する。言い換えれば、レーザダイオードは消灯する。
次に、レーザダイオードの駆動電流に基づき過電流が検出される場合について説明する。
この場合、過電流検出部150は、電流検出部151により、電流センサ140により検出されるレーザダイオードの駆動電流の値を取得し、比較器152へ出力する。
比較器152は、この駆動電流の値が、予め設定された閾値電流以上となると、AND回路160へ出力している信号をLレベルからHレベルへ反転させる。
AND回路160は、一方の入力がHレベルであるため、その出力はHレベルとなる。よって、レーザドライバ124は、その動作が停止し、レーザモジュール125への電流の供給が停止される。したがって、レーザモジュール125の出力も停止する。言い換えれば、レーザダイオードは消灯する。
以上のように、本実施形態によれば、レーザダイオードの光量と、レーザダイオードの駆動電流の両方から、レーザダイオードに対する過電流を検出する。言い換えれば、本実施形態では、レーザダイオードの駆動電流が過電流となったことを、2つの独立した手法で検出し、検出結果に応じてレーザダイオードへの駆動電流の供給を停止させる。
したがって、本実施形態によれば、例えば、何らかの理由により、レーザ制御部122に不具合が生じている場合でも、過電流検出部150により過電流を検出し、レーザダイオードへの駆動電流の供給を停止させることができる。また、同様に、本実施形態によれば、何らかの理由によって、レーザダイオードの駆動電流が検出できない場合でも、レーザダイオードの光量により、過電流を検出し、レーザダイオードへの電流の供給を停止させることができる。
よって、本実施形態によれば、レーザダイオードから出射される画像光の光量の制御における安全性を向上させることができる。特に、本実施形態のように、人の網膜に対してレーザを照射する網膜走査型投影装置1では、安全性の向上の観点で有効である。
尚、本実施形態では、網膜走査型投影装置に対して本実施形態を適用するものとしたが、これに限定されない。本実施形態は、一般的な光走査部を有するプロジェクタ等の投影装置にも適用することができる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して第二の実施形態について説明する。第二の実施形態では、過電流検出部の出力の供給先がレーザモジュール125の電源である点が第一の実施形態と異なる。よって、以下の第二の実施形態の説明では、第一の実施形態と異なる点のみを説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図3は、第二の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する図である。本実施形態の網膜走査型投影装置1Aは、電子回路基板12Aを有する。電子回路基板12Aでは、レーザモジュール125に含まれる各レーザダイオードのアノード側に接続され、各レーザダイオードに対して電源を供給するアノード電源部170を有している。
また、本実施形態の電子回路基板12Aでは、過電流検出部150が実装されている。過電流検出部150は、その出力が、レーザモジュール125へ電力を供給するアノード電源部170へ供給される。
本実施形態では、過電流検出部150の出力がLレベルかにHレベルへ反転したとき、アノード電源部170からのレーザモジュール125に対する電力の供給を停止させる。したがって、本実施形態によれば、過電流検出部150が過電流を検出した場合には、レーザダイオードへの駆動電流の供給は停止する。
尚、レーザモジュール125に対する電力の供給は、例えば、過電流検出部150の出力がHレベルかにLレベルへ反転したときに停止されても良い。この場合は、比較器152は、レーザダイオードの駆動電流が閾値以上となったときに、出力がHレベルからLレベルに反転するものとする。
このように、本実施形態では、第一の実施形態と同様に、本実施形態では、レーザダイオードの駆動電流が過電流となったことを、2つの独立した手法で検出し、検出結果に応じてレーザダイオードへの駆動電流の供給を停止させる。よって、本実施形態によれば、レーザダイオードから出射される画像光の光量の制御における安全性を向上させることができる。
(第三の実施形態)
以下に図面を参照して第三の実施形態について説明する。第三の実施形態では、アノード電源部170内で過電流を検出する点が第二の実施形態と異なる。よって、以下の第三の実施形態の説明では、第二の実施形態と異なる点のみを説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図4は、第三の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する図である。本実施形態の網膜走査型投影装置1Bは、電子回路基板12Bを有する。電子回路基板12Bは、アノード電源部170Aを有する。
本実施形態のアノード電源部170Aは過電流検出部150Aを有する。
過電流検出部150Aは、電流検出部151Aと、比較器152Aとを有する。電流検出部151Aは、アノード電源部170A内において、複数のレーザダイオードに対して供給される駆動電流の値を検出する。
比較器152Aは、電流検出部151Aで検出された駆動電流の値と閾値とを比較し、検出された駆動電流が閾値以上となったとき、アノード電源部170Aからのレーザモジュール125に対する電力の供給を停止させる。したがって、本実施形態によれば、過電流検出部150Aが過電流を検出した場合には、レーザダイオードへの駆動電流の供給は停止する。
以上のように、本実施形態によれば、第一の実施形態と同様に、本実施形態では、レーザダイオードの駆動電流が過電流となったことを、2つの独立した手法で検出し、検出結果に応じてレーザダイオードへの駆動電流の供給を停止させる。よって、本実施形態によれば、レーザダイオードから出射される画像光の光量の制御における安全性を向上させることができる。
(第四の実施形態)
以下に図面を参照して第四の実施形態について説明する。第四の実施形態では、第一の停止制御部と、第二の停止制御部とを回路により構成した。以下の第四の実施形態の説明では、第一の実施形態と異なる点のみを説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図5は、第四の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する図である。
本実施形態の網膜走査型投影装置1Cは、電子回路基板12Cを有する。電子回路基板12Cは、第一の停止制御部として、I/V変換部130、比較回路210、OR回路215、ラッチ回路220を有し、第二の停止制御部として、比較回路230、OR回路240、ラッチ回路250と、を有する。
ラッチ回路220から出力される信号と、ラッチ回路250から出力される信号とは、AND回路260へ入力される。AND回路260から出力される信号は、レーザドライバ124へ供給される。
本実施形態の比較回路210は、I/V変換部130から出力される電圧が入力される。尚、I/V変換部130には、各色のレーザダイオードに対応した光量センサ125a毎の出力電流が入力され、電圧へ変換される。したがって、比較回路210には、各色のレーザダイオード毎に、光量と対応した電圧が入力される。尚、本実施形態のI/V変換部130から出力される電圧は、光量センサ125aによって検知される光量が大きいほど小さくなり、光量が小さいほど大きくなる。
比較回路210は、入力される電圧毎に、この電圧と、所定の閾値電圧(第一の閾値電圧)とを比較した結果を示す信号を出力する。尚、本実施形態の第一の閾値電圧は、光量センサ125aの特性に応じて決められる。光量センサ125aは、例えば、フォトダイオード等である。
具体的には、比較回路210は、入力された電圧が第一の閾値電圧未満であるときHレベルの信号を出力し、入力された電圧が第一の閾値電圧以上であるときLレベルの信号を出力する。言い換えれば、比較回路210は、各色のレーザダイオードの光量が所定の光量以上となったときに、Hレベルの信号を出力する。
OR回路215は、比較回路210から出力される信号が入力される。言い換えれば、比較回路210は、各色のレーザダイオード毎の比較の結果を示す信号が入力される。OR回路215は、比較回路210から供給される信号の全てがLレベルの信号である場合は、Lレベルの信号を出力する。また、OR回路215は、比較回路210から供給される信号のうち、何れかの信号がHレベルであったとき、Hレベルの信号を出力する。
OR回路215から出力される信号は、ラッチ回路220へ入力される。ラッチ回路220は、OR回路215からHレベルの信号が入力されると、ラッチ回路220がリセットされるまで、Hレベルの信号の出力を維持する。尚、ラッチ回路220がリセットされるときとは、例えば、網膜走査型投影装置1Cの電源がオフされる場合である。
本実施形態の比較回路230は、レーザモジュール125に含まれる各レーザダイオードのカソード側の電圧が入力される。比較回路230は、入力される各電圧と、所定の閾値電圧(第二の閾値電圧)とを比較し、入力された電圧が第二の閾値電圧未満であるときHレベルの信号を出力し、入力された電圧が第二の閾値電圧以上であるときLレベルの信号を出力する。言い換えれば、比較回路230は、各色のレーザダイオードに供給される駆動電流が閾値電流以上となったとき、Hレベルの信号を出力する。尚、本実施形態の第二の閾値電圧は、各レーザダイオードの特性に応じて決められる。
比較回路230から出力される信号は、OR回路240に入力される。OR回路240から出力される電圧は、ラッチ回路250へ入力される。ラッチ回路250から出力される信号は、AND回路260へ入力される。
比較回路230、OR回路240、ラッチ回路250の動作は、比較回路210、OR回路215、ラッチ回路220と同様であるから、説明を省略する。
AND回路260は、ラッチ回路220から出力される信号と、ラッチ回路250から出力される信号のうち、何れか一方又は両方がHレベルである場合に、レーザドライバ124に対して、Lレベルの信号を出力する。
本実施形態のレーザドライバ124は、Lレベルの信号が入力されると、動作がディスエーブルに設定され、レーザモジュール125への駆動電流の供給が停止される。
次に、図6を参照して、本実施形態の比較回路210、230について説明する。比較回路210、230の構成は同様であるから、図6では、本実施形態の比較回路の一例として、比較回路230の構成を説明する。図6は、第四の実施形態の比較回路を説明する図である。
本実施形態の比較回路230は、コンパレータ231、232、233を有する。コンパレータ231、232、233のそれぞれにおいて、一方の入力には、第二の閾値電圧となる電圧Vthが入力される。
コンパレータ231の入力のうち、他方の入力には緑色の光を発光するレーザダイオードのカソード側の電圧が入力される。そして、コンパレータ231は、カソード側の電圧が、電圧Vth未満となると、Hレベルの信号を出力する。カソード側の電圧が、電圧Vth未満となる場合とは、レーザダイオードによる電圧降下分が大きく、レーザダイオードに供給される駆動電流が過大となった過電流の状態を示す。
コンパレータ232の入力のうち、他方の入力には、赤色の光を発光するレーザダイオードのカソード側の電圧が入力される。そして、コンパレータ232は、カソード側の電圧が、電圧Vth未満となると、Hレベルの信号を出力する。コンパレータ233の入力のうち、他方の入力には青色の光を発光するレーザダイオードのカソード側の電圧が入力される。そして、コンパレータ233は、カソード側の電圧が、電圧Vth未満となると、Hレベルの信号を出力する。
コンパレータ231、232、233のそれぞれから出力される信号は、OR回路240へ入力される。
したがって、本実施形態では、レーザモジュール125に含まれる複数のレーザダイオードのうち、1つでも過電流が発生した場合には、レーザドライバ124は無効とされ、レーザモジュールへの駆動電流の供給が停止される。
このように、本実施形態では、各レーザダイオードの光量が所定の光量以上となった場合と、各レーザダイオードの駆動電流が閾値以上となった場合と、の両方において、レーザモジュール125に対する駆動電流の供給を停止させることができる。
したがって、本実施形態によれば、第一の停止制御部と、第二の停止制御部とを回路により構成し、レーザ制御部122を介さずに、光源に過電流が供給されることを防止でき、安全性を向上させることができる。
(第五の実施形態)
以下に図面を参照して、第五の実施形態について説明する。第五の実施形態は、第四の実施形態と、レーザ制御部122による制御とを組み合わせた点のみ、第四の実施形態と相違する。よって、以下の第五の実施形態の説明では、第四の実施形態との相違点についてのみ説明し、第四の実施形態と同様の機能構成を有するものには、第四の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、その説明を省略する。
図7は、第五の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する図である。図7に示す網膜走査型投影装置1Dは、電子回路基板12Dを有する。電子回路基板12Dでは、I/V変換部130から出力される電圧が、レーザ制御部122に供給される。
レーザ制御部122は、I/V変換部130から出力される電圧が、所定の閾値電圧以上となった場合、つまり、光量センサ125aが検出した光量が所定の光量以上となった場合に、レーザドライバ124に対して、駆動電流の供給を停止させる。
つまり、本実施形態では、光量センサ125aの光量に基づき、レーザドライバ124の動作を停止させる2つの第一の停止制御部を有することになる。
したがって、本実施形態によれば、光源に過電流が供給されることを防止でき、安全性を向上させることができる。
(第六の実施形態)
以下に図面を参照して、第六の実施形態について説明する。第六の実施形態は、第四の実施形態に、第一の実施形態を組み合わせたものである。
図8は、第六の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する図である。図8に示す網膜走査型投影装置1Eは、電子回路基板12Eを有する。電子回路基板12Eでは、レーザダイオードに対する駆動電流の過電流を、電流センサ140と、比較回路230と、の2系統により検出する。言い換えれば、本実施形態の網膜走査型投影装置1Eは、レーザダイオードに供給される駆動電流に基づき駆動電流の供給を停止する2つの第二の停止制御部を有する。
したがって、本実施形態によれば、光源に過電流が供給されることを防止でき、安全性を向上させることができる。
(第七の実施形態)
以下に図面を参照して、第七の実施形態について説明する。第七の実施形態は、第四の実施形態に、第二の実施形態を組み合わせたものである。
図9は、第七の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する図である。図9に示す網膜走査型投影装置1Fは、電子回路基板12Fを有する。電子回路基板12Fでは、レーザダイオードに対する駆動電流の過電流を、電流センサ140が検出すると、アノード電源部170からのレーザダイオードに対する電力の供給を停止させる。また、本実施形態では、レーザダイオードに対する駆動電流の過電流を、比較回路230が検出すると、レーザドライバ124からの駆動電流の供給を停止させる。
言い換えれば、本実施形態の網膜走査型投影装置1Fは、レーザダイオードに供給される駆動電流に基づき駆動電流の供給を停止する2つの第二の停止制御部を有する。
したがって、本実施形態によれば、光源に過電流が供給されることを防止でき、安全性を向上させることができる。
(第八の実施形態)
以下に図面を参照して、第八の実施形態について説明する。第八の実施形態は、第四の実施形態に、第三の実施形態を組み合わせたものである。
図10は、第八の実施形態の網膜走査型投影装置を説明する図である。図10に示す網膜走査型投影装置1Gは、電子回路基板12Gを有する。電子回路基板12Gでは、アノード電源部170Aの電流検出部151により、レーザダイオードに対する駆動電流の過電流を検出し、アノード電源部170Aからのレーザダイオードに対する電力の供給を停止させる。また、本実施形態では、レーザダイオードに対する駆動電流の過電流を、比較回路230が検出すると、レーザドライバ124からの駆動電流の供給を停止させる。
言い換えれば、本実施形態の網膜走査型投影装置1Gは、レーザダイオードに供給される駆動電流に基づき駆動電流の供給を停止する2つの第二の停止制御部を有する。
したがって、本実施形態によれば、光源に過電流が供給されることを防止でき、安全性を向上させることができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態にあげた構成、その他の要素との組み合わせ等、ここで示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
また、本国際出願は、2016年9月30日に出願された日本国特許出願2016−194861に基づく優先権を主張するものであり、日本国特許出願2016−194861の全内容を本国際出願に援用する。
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F、1G 網膜走査型投影装置
10、10A、10B 光走査用制御装置
11 筐体
11a ベース部
11c 蓋部
11d 突部
12、12A、12B、12C、12D、12E、12F、12G 電子回路基板
13 操作部
14 ICチップ
15 外部入力端子
20 伝送ケーブル
30 光走査部
40 眼鏡型フレーム
42 MEMSインタフェース部
50 撮像ユニット
51 撮像装置
52 カメラインタフェース部
60 光学系部
HM ヘッドマウント部
121 主制御部
122 レーザ制御部
123 MEMSドライバ
124 レーザドライバ
125 レーザモジュール
130 I/V変換部
140 電流センサ
150、150A 過電流検出部
151、151A 電流検出部
152、152A 比較器
160、260 AND回路
170、170A アノード電源部
210、230 比較回路
215、240 OR回路
220、250 ラッチ回路

Claims (7)

  1. 光を出射する光源と、
    前記光源に駆動電流を供給する光源駆動部と、
    前記光源から照射された光を画像信号に応じて走査し、投影面に前記光を照射させる光走査部と、
    前記光の光量を検出する光量センサと、
    前記駆動電流を検出する電流センサと、
    前記光量が所定の光量以上となったとき、前記光源駆動部の動作を停止させる第一の停止制御部と、
    前記駆動電流の値が所定の閾値以上となったとき、前記光源に対する前記駆動電流の供給を停止させる第二の停止制御部と、を有する光走査装置。
  2. 前記第二の停止制御部は、
    前記駆動電流の値が前記閾値以上となったとき、前記光源駆動部の動作を停止させる請求項1記載の光走査装置。
  3. 前記第二の停止制御部は、
    前記駆動電流の値が前記閾値以上となったとき、前記光源に対する電力の供給を遮断する請求項1記載の光走査装置。
  4. 前記第一の停止制御部は、
    前記光源に、予め設定された電流以上の電流が供給される過電流を検出したとき、前記光源駆動部の動作を停止させる信号を出力するレーザ制御部であり、
    前記第二の停止制御部は、
    前記駆動電流の値を検出する電流検出部と、前記駆動電流の値と予め設定された所定の閾値とを比較し、前記駆動電流が前記所定の閾値以上となったとき、前記光源駆動部の動作を停止させる信号を出力する比較器と、を有する過電流検出部であり、
    前記第一の停止制御部の出力が一方の入力に供給され、前記第二の停止制御部の出力が他方の入力に供給され、出力が前記光源駆動部に供給されるAND回路し、
    前記光源駆動部は、前記AND回路の出力に応じて、前記駆動電流の供給を停止する、請求項1に記載の光走査装置。
  5. 前記第二の停止制御部は、前記光源に電力を供給する電源部に含まれ、
    前記駆動電流の値を検出する電流検出部と、前記駆動電流の値と予め設定された所定の閾値とを比較し、前記駆動電流が前記所定の閾値以上となったとき、前記光源に対する電力の供給を遮断させる比較器と、を有する、請求項1記載の光走査装置。
  6. 前記第一の停止制御部は、
    前記光量センサにより検出された光量と対応する電圧が第一の閾値電圧未満となったとき、前記光源駆動部の動作を停止させる信号を出力し、
    前記第二の停止制御部は、
    前記光源のカソード側の電圧が、第二の閾値電圧未満となったとき、前記光源駆動部の動作を停止させる信号を出力する、請求項1記載の光走査装置。
  7. 光を出射する光源と、
    前記光源に駆動電流を供給する光源駆動部と、
    前記光源から照射された光を画像信号に応じて走査し、前記光を利用者の網膜に照射させる光走査部と、
    前記光の光量を検出する光量センサと、
    前記駆動電流を検出する電流センサと、
    前記光量が所定の光量以上となったとき、前記光源駆動部の動作を停止させる第一の停止制御部と、
    前記駆動電流の値が所定の閾値以上となったとき、前記光源に対する前記駆動電流の供給を停止させる第二の停止制御部と、を有する網膜走査型ヘッドマウントディスプレイ。
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