JPWO2018051630A1 - 膜分離活性汚泥処理システム - Google Patents

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Abstract

本発明の一態様に係る膜分離活性汚泥処理システムは、有機物含有排水の流入口及び排出口を有し、上記有機物含有排水を生物処理する生物処理槽と、上記生物処理槽内で流動するように配置され、活性汚泥を付着維持する複数の担体と、上記生物処理槽内に配設され、上記有機物含有排水を曝気する第1気泡供給機構と、上記生物処理槽内の上記第1気泡供給機構より下流側に配設される膜分離機構と、上記生物処理槽内の上記膜分離機構より下方側に配設され、上記膜分離機構を洗浄する第2気泡供給機構とを備え、上記第2気泡供給機構が供給する気泡の平均径が、上記第1気泡供給機構が供給する気泡の平均径より大きい。

Description

本発明は、膜分離活性汚泥処理システムに関する。本出願は、2016年09月15日出願の日本出願第2016−180759号に基づく優先権を主張し、上記日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
工業廃水、畜産汚水、下水等の有機物を含有する排水の浄化処理では、処理効率の高い活性汚泥法が多く用いられている。特に、処理水と汚泥との分離を従来の沈殿法に代えて精密濾過膜(MF膜)又は限外濾過膜(UF膜)で行う膜分離活性汚泥法(MBR法)が注目されている。
この膜分離活性汚泥法を用いた処理システムは、担体に繁殖させた微生物に汚水中の有機物を中心とした汚濁物質を捕らえさせ、消費させることで汚水を浄化する生物担体処理部と、生物担体処理部で浄化された水(処理水)を濾過する膜分離部とを備える。
このような膜分離活性汚泥処理システムでは、膜分離部の分離膜表面に活性汚泥が付着すると、目詰まり(ファウリング)が発生し、処理水の透過流速が低下する。この目詰まりを抑制できる膜分離活性汚泥処理システムとして、例えば生物処理部と膜分離部とを分離する仕切壁を有する水槽を備える膜分離活性汚泥処理システムが公知である(特開2010−253354号公報参照)。上記従来の膜分離活性汚泥処理システムは、上記仕切壁で生物担体処理を行う水槽と、膜分離を行う水槽とを分けることで、分離膜の目詰まり発生を低減している。
特開2010−253354号公報
本発明の一態様に係る膜分離活性汚泥処理システムは、有機物含有排水の流入口及び排出口を有し、上記有機物含有排水を生物処理する生物処理槽と、上記生物処理槽内で流動するように配置され、活性汚泥を付着維持する複数の担体と、上記生物処理槽内に配設され、上記有機物含有排水を曝気する第1気泡供給機構と、上記生物処理槽内の上記第1気泡供給機構より下流側に配設される膜分離機構と、上記生物処理槽内の上記膜分離機構より下方側に配設され、上記膜分離機構を洗浄する第2気泡供給機構とを備え、上記第2気泡供給機構が供給する気泡の平均径が、上記第1気泡供給機構が供給する気泡の平均径より大きい。
図1は、本発明の一実施形態の膜分離活性汚泥処理システムの構成を示す模式図である。 図1の膜分離活性汚泥処理システムの濾過モジュールの構成を示す模式的断面図である。
[本開示が解決しようとする課題]
上記公報に開示される従来の膜分離活性汚泥処理システムのように生物担体処理を行う水槽と、膜分離を行う水槽とを分けるシステムでは、分離壁を越えて生物担体処理部から膜分離部へ流入する活性汚泥が存在する。上記従来の膜分離活性汚泥処理システムでは水槽が分離されているため、一度膜分離部へ流入した活性汚泥は、生物担体処理部へ戻り難い。このため、生物担体処理部の活性汚泥が時間と共に減少していく。従って、このような膜分離活性汚泥処理システムでは、この活性汚泥の減少分を補填する運転管理が必要となる。また、上記従来の膜分離活性汚泥処理システムでは、水槽が生物担体処理部と膜分離部とで独立しているため、水槽が共通化されず、それぞれの水槽で処理する水量に応じた容量を確保する必要がある。従って、上記従来の膜分離活性汚泥処理システムでは、一槽式の膜分離活性汚泥処理システムに比べて水槽が大型化し易く、水槽建設費用や、水槽を設置する敷地占有面積が増大し易い。
上述のように従来の膜分離活性汚泥処理システムでは、分離膜の目詰まり抑止と、運転管理の容易性及び水槽の設置費用や占有面積の低減とが両立しない。このため、これらが両立するような膜分離活性汚泥処理システムが求められている。
本発明は、上述のような事情に基づいてなされたものであり、分離膜の目詰まりを抑止しつつ、運転管理を比較的容易に行うことができ、かつ水槽建設費用や水槽を設置する敷地占有面積を低減できる膜分離活性汚泥処理システムの提供を目的とする。
[発明の効果]
本発明の一態様に係る膜分離活性汚泥処理システムは、分離膜の目詰まりを抑止しつつ、運転管理を比較的容易に行うことができ、かつ水槽建設費用や水槽を設置する敷地占有面積を低減できる。
[本発明の実施の形態の説明]
本発明の一態様に係る膜分離活性汚泥処理システムは、有機物含有排水の流入口及び排出口を有し、上記有機物含有排水を生物処理する生物処理槽と、上記生物処理槽内で流動するように配置され、活性汚泥を付着維持する複数の担体と、上記生物処理槽内に配設され、上記有機物含有排水を曝気する第1気泡供給機構と、上記生物処理槽内の上記第1気泡供給機構より下流側に配設される膜分離機構と、上記生物処理槽内の上記膜分離機構より下方側に配設され、上記膜分離機構を洗浄する第2気泡供給機構とを備え、上記第2気泡供給機構が供給する気泡の平均径が上記第1気泡供給機構が供給する気泡の平均径より大きい。
当該膜分離活性汚泥処理システムは、生物処理槽に膜分離機構が配設されている。当該膜分離活性汚泥処理システムは、この膜分離機構により生物処理槽内で処理水と活性汚泥の付着した担体とを分離するので、分離された活性汚泥はそのまま生物処理槽内に留まり、生物処理槽内の活性汚泥の減少を抑止できる。このため、当該膜分離活性汚泥処理システムは、運転管理が比較的容易にできる。また、当該膜分離活性汚泥処理システムは、第1気泡供給機構と第2気泡供給機構とを備え、第2気泡供給機構が供給する気泡の平均径が、第1気泡供給機構が供給する気泡の平均径より大きい。平均径の大きい気泡は浮力が大きいので、第2気泡供給機構から供給される平均径の大きい気泡により、膜分離機構の周辺にある活性汚泥の方が大きく押し動かされ、上流側の第1気泡供給機構側へ移動する活性汚泥が多くなる。このため、当該膜分離活性汚泥処理システムは、気泡の平均径の大きい膜分離機構周辺で活性汚泥の密度が下がる。また、当該膜分離活性汚泥処理システムは、気泡により分離膜が揺動し、表面への活性汚泥の付着を抑止できる。このため、当該膜分離活性汚泥処理システムは、分離膜の目詰まりを抑止できる。さらに、当該膜分離活性汚泥処理システムは、生物処理槽内に膜分離機構が配設されているので、水槽が生物処理部と膜分離部とで独立しているシステムに比べ、水槽の総容量を低減できる。このため、当該膜分離活性汚泥処理システムは、水槽建設費用や水槽を設置する敷地占有面積を低減できる。
上記第1気泡供給機構が供給する気泡の平均径としては、0.5mm以上2.5mm以下が好ましく、上記第2気泡供給機構が供給する気泡の平均径としては、5mm以上150mm以下が好ましい。当該膜分離活性汚泥処理システムは、上記第1気泡供給機構が供給する気泡の平均径を上記範囲内とすることで、曝気による生物処理を促進することができる。また、当該膜分離活性汚泥処理システムは、上記第2気泡供給機構が供給する気泡の平均径を上記範囲内とすることで、膜分離機構周辺での活性汚泥の密度低減効果と、分離膜への活性汚泥の付着抑止効果とが高められる。
上記担体として多孔質体を用いるとよい。多孔質の担体は、例えばゲル状の担体等に比べ強度に優れるので破損し難く、当該膜分離活性汚泥処理システムは、破損時の破片等による膜分離機構の分離膜の目詰まりを抑止できる。また、上記担体は生物処理槽内で分離膜に接すると第2気泡供給機構から供給される気泡により押し動かされる。これにより上記担体は分離膜を擦過するので、分離膜への活性汚泥の付着抑止効果が高められる。さらに、上記担体の空孔率を調整することで、付着させる活性汚泥の量を比較的容易に調整できる。また、担体を多孔質とすることで、活性汚泥が担体の表面のみならず内部にも付着できる。担体の表面に付着した活性汚泥は、気泡に触れ有酸素状態となるため好気性処理が行われるのに対し、担体の内部に付着した活性汚泥は、気泡に触れ難いため嫌気状態となり嫌気性処理が行われる。これにより、好気性処理のみでは処理しきれない有機物を分解することができる。
上記膜分離機構の分離膜の主成分がポリテトラフルオロエチレンであるとよい。このように上記膜分離機構の分離膜の主成分をポリテトラフルオロエチレンとすることで、活性汚泥が第2気泡供給機構から供給される浮力の大きい気泡により押し動かされる際に膜分離機構の分離膜を擦過しても擦過傷を生じ難いので、当該膜分離活性汚泥処理システムは、安定運転し易い。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、本発明に係る膜分離活性汚泥処理システムの実施形態について図面を参照しつつ詳説する。
図1の膜分離活性汚泥処理システムは、有機物含有排水の流入口及び排出口を有する生物処理槽1と、上記生物処理槽1内で流動するように配置され、活性汚泥を付着維持する複数の担体2と、上記生物処理槽1内の上流側に配設され、上記有機物含有排水を曝気する第1気泡供給機構3と、上記生物処理槽1内の第1気泡供給機構3より下流側に配設される膜分離機構4とを備える。つまり、当該膜分離活性汚泥処理システムは、有機物含有排水が流入する生物処理槽1の流入口と膜分離機構4との間に第1気泡供給機構3を備え、有機物含有排水は、第1気泡供給機構3により曝気された後、膜分離機構4へ至る。また、当該膜分離活性汚泥処理システムは、上記生物処理槽1内の上記膜分離機構4より下方側に配設され、上記膜分離機構4を洗浄する第2気泡供給機構5を備える。上記第2気泡供給機構5が供給する気泡5aの平均径は、上記第1気泡供給機構3が供給する気泡3aの平均径より大きい。
当該膜分離活性汚泥処理システムは、生物処理槽1に膜分離機構4が配設されている。当該膜分離活性汚泥処理システムは、この膜分離機構4により生物処理槽1内で処理水と活性汚泥の付着した担体とを分離するので、分離された活性汚泥はそのまま生物処理槽1内に留まり、生物処理槽1内の活性汚泥の減少を抑止できる。このため、当該膜分離活性汚泥処理システムは、運転管理が比較的容易にできる。また、当該膜分離活性汚泥処理システムは、第1気泡供給機構3と第2気泡供給機構5とを備え、第2気泡供給機構5が供給する気泡5aの平均径が、第1気泡供給機構3が供給する気泡3aの平均径より大きい。平均径の大きい気泡は浮力が大きいので、第2気泡供給機構5から供給される平均径の大きい気泡により、膜分離機構4の周辺にある活性汚泥の方が大きく押し動かされ、上流側の第1気泡供給機構3側へ移動する活性汚泥が多くなる。このため、当該膜分離活性汚泥処理システムは、気泡の平均径の大きい膜分離機構4周辺で活性汚泥の密度が下がる。また、当該膜分離活性汚泥処理システムは、気泡5aにより分離膜が揺動し、表面への活性汚泥の付着を抑止できる。このため、当該膜分離活性汚泥処理システムは、分離膜の目詰まりを抑止できる。さらに、当該膜分離活性汚泥処理システムは、生物処理槽1内に膜分離機構4が配設されているので、水槽が生物処理部と膜分離部とで独立しているシステムに比べ、水槽の総容量を低減できる。このため、当該膜分離活性汚泥処理システムは、水槽建設費用や水槽を設置する敷地占有面積を低減できる。
当該膜分離活性汚泥処理システムは、有機物含有排水を処理する。上記有機物含有排水としては、下水や工場排水等を挙げることができる。当該膜分離活性汚泥処理システムは、特に工場排水のような生物化学的酸素要求量(BOD)が1000mg/L以上の高濃度の有機物含有排水に好適に用いることができる。
<生物処理槽>
生物処理槽1は、上記有機物含有排水を生物処理する槽であり、有機物含有排水の流入口1a及び排出口1bを有する。上記生物処理槽1は、1槽構成であり、メッシュ等により仕切られていない。
上記生物処理槽1の平面視形状としては、特に限定されないが、例えば矩形状とできる。上記流入口1aは、平面視で上記生物処理槽1の壁面又はこれに近接して配設されることが好ましく、上記排出口1bは、平面視でこの流入口1aが配設される壁面とは反対側の壁面又はこれに近接して配設されることが好ましい。このように流入口1a及び排出口1bを配設することで、流入口1aから排出口1bへ至る有機物含有排水の流れる距離を長くとることができるので、生物処理効率を向上できる。ここで「壁面に近接して配設される」とは、平面視での流入口1aと排出口1bとの距離に対する壁面からの距離の割合が3%以下であることを意味する。
有機物含有排水は、供給管Xにより流入口1aから生物処理槽1に供給される。流入口1aから供給された有機物含有排水は、膜分離機構4へ至るまでに浄化され、膜分離機構4を経て排出口1bへ至る。排出口1bには排出管Yが接続されており、処理済水は、この排出管Yから当該膜分離活性汚泥処理システム外へ排出される。
生物処理槽1内の有機物含有排水には活性汚泥(好気性の微生物)が含有されている。活性汚泥は、生物処理槽1内で生物処理を行い、上記排水中の有機物を酸化分解又は吸収分離する。また、上記活性汚泥は、複数の担体2に付着維持される。
(担体)
担体2は、流動担体であり、生物処理槽1内で流動するように配置される。流動担体は、固定担体等に比べ比表面積が大きく、かつ担体2が流動することにより活性汚泥が有機物や酸素等と接触し易くなり効率的に生物処理を行うことができる。
上記活性汚泥の担体2としては、多孔質体を用いるとよく、特にスポンジ状であることが好ましい。多孔質の担体は、例えばゲル状の担体等に比べ強度に優れるので破損し難く、破損時の破片等による膜分離機構4の分離膜の目詰まりを抑止できる。また、上記担体2は生物処理槽1内で分離膜に接すると第2気泡供給機構5から供給される気泡により押し動かされる。これにより上記担体2は分離膜を擦過するので、分離膜への活性汚泥の付着抑止効果が高められる。さらに上記担体2は、空孔率を調整することで、付着させる活性汚泥の量を比較的容易に調整できる。
上記担体2の材質としては、ポリウレタン、ポリビニルアルコール、ポリプロピレン、ポリオレフィン等を挙げることができる。
上記担体2の形状としては、特に限定されないが、例えば球体や立方体等とできる。上記担体2の大きさの下限としては、1mmが好ましく、3mmがより好ましい。一方、上記担体2の大きさの上限としては、15mmが好ましく、12mmがより好ましい。上記担体2の大きさが上記下限未満であると、分離膜を十分に擦過できず、分離膜への活性汚泥の付着抑止効果が不足するおそれがある。逆に、上記担体2の大きさが上記上限を超えると、体積に対して比表面積が小さくなるため、生物処理効率が低下するおそれがある。なお、担体2の大きさとは、水を含んで膨潤した状態の担体2と同体積の球体の直径を指す。
<第1気泡供給機構>
第1気泡供給機構3は、上記生物処理槽1の上流側に配設され、気泡3aを供給することで上記有機物含有排水を曝気する。この曝気により上記有機物含有排水に酸素が供給され、活性汚泥による有機物の低減が促進される。第1気泡供給機構3は、平面視で生物処理槽1のうち流入口1aから膜分離機構4へ至る部分を覆うように配設されとよい。このように第1気泡供給機構3を配設することで、生物処理が主に行われる部分全体を曝気できるので活性汚泥による有機物の低減がさらに促進できる。
第1気泡供給機構3は被処理水を貯留した生物処理槽1に浸漬されており、圧縮機等から給気管(図示せず)を通して供給される気体を連続又は間欠的に吐出することで気泡3aを供給する。このような第1気泡供給機構3としては特に限定されず、公知の散気装置を用いることができる。
なお、第1気泡供給機構3から供給する気体としては酸素を含むものであれば特に限定されないが、ランニングコストの観点から空気を用いることが好ましい。
上記有機物含有排水の酸素濃度の下限としては、1mg/Lが好ましく、1.5mg/Lがより好ましい。一方、上記有機物含有排水の酸素濃度の上限としては、3mg/Lが好ましく、2.5mg/Lがより好ましい。上記有機物含有排水の酸素濃度が上記下限未満であると、生物処理効率が低下するおそれがある。逆に、上記有機物含有排水の酸素濃度が上記上限を超えると、酸素濃度を上昇させるために必要となるコストの上昇に対して得られる生物処理効率向上効果が小さくなり過ぎるおそれがある。なお、上記有機物含有排水の酸素濃度は、例えば後述する第1気泡供給機構3が供給する気泡3aの量や平均径等を制御することで調整できる。
上記第1気泡供給機構3が供給する気泡3aの平均径の下限としては、0.5mmが好ましく、0.8mmがより好ましく、1mmがさらに好ましい。一方、上記第1気泡供給機構3が供給する気泡3aの平均径の上限としては、2.5mmが好ましく、2.2mmがより好ましく、2mmがさらに好ましい。上記第1気泡供給機構3が供給する気泡3aの平均径が上記下限未満であると、排水中での気泡3aの上昇速度が低下し、気泡3aが担体2に吸着し易くなるため、担体2が排水に接する表面積が減り、生物処理効率が低下するおそれがある。逆に、上記第1気泡供給機構3が供給する気泡3aの平均径が上記上限を超えると、気泡3aに含まれる酸素が排水に溶解し難くなるため、気泡3aによる酸素供給効果が不足するおそれがある。なお、平均気泡径は、例えば上昇する気泡を鉛直軸に対して垂直な方向からCCDカメラ等で撮影し、この撮影画像を画像解析することで算出することができる。具体的には、個々の気泡径について撮影された気泡の形状から等価な面積を持つ円の直径を算出し、その平均値を求める。
<膜分離機構>
膜分離機構4は、上記生物処理槽1の第1気泡供給機構3より下流側に配設される。また、上記膜分離機構4は、平面視で排出口1bと近接するように配設されることが好ましい。生物処理は、平面視で生物処理槽1のうち流入口1aと膜分離機構4との間で主に行われる。このように上記膜分離機構4を排出口1bと近接するように配設することで、流入口1aと膜分離機構4との間を長くすることができるので、生物処理効率を向上できる。また、上記膜分離機構4は、平面視で生物処理槽1の壁面に近接して配設されることが好ましい。このように上記膜分離機構4を生物処理槽1の壁面に近接して配設することで、生物処理が行われ難い部分、いわゆるデッドスペースが低減されるので、当該膜分離活性汚泥処理システムは生物処理効率を向上できる。
上記膜分離機構4は、生物処理された被処理水を濾過できる複数の濾過モジュール40を有する。図2に示すように濾過モジュール40は、被処理水を濾過する分離膜41と、この分離膜41の両端部を固定する保持部材(上部保持部材42及び下部保持部材43)とを備える。また、濾過モジュール40の上部保持部材42の排出部には配管44が接続され、処理済水が排出管Yへ導出される。
(分離膜)
分離膜41は、内側の中空部に水を透過させる一方、被処理液に含まれる担体2等の透過を阻止する多孔質状の膜である。このような分離膜41としては、被処理水を濾過できる限り特に限定されないが、例えば図2に示すように一方向に引き揃えられた状態で保持される複数本の中空糸膜を用いることができる。
分離膜41としては、熱可塑性樹脂を主成分とするものを用いることができる。この熱可塑性樹脂としては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリスチレン、ポリサルホン、ポリビニルアルコール、ポリフェニレンエーテル、ポリフェニレンサルファイド、酢酸セルロース、ポリアクリロニトリル、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等が挙げられる。中でも、上記膜分離機構4の分離膜41の主成分がポリテトラフルオロエチレンであるとよい。このように上記膜分離機構4の分離膜41の主成分をポリテトラフルオロエチレンとすることで、活性汚泥が第2気泡供給機構5から供給される浮力の大きい気泡により押し動かされる際に膜分離機構4の分離膜41を擦過しても擦過傷を生じ難いので安定運転し易い。
また、上記分離膜41としてセラミック膜を用いることもできる。このセラミック膜の材質としては、アルミナや炭化ケイ素(シリコンカーバイド)等を挙げることができる。
なお、上記分離膜41は、他のポリマー、潤滑剤などの添加剤等を適宜含有していてもよい。
分離膜41の平均長さの下限としては、0.5mが好ましく、1mがより好ましい。一方、分離膜41の平均長さの上限としては、4mが好ましく、3mがより好ましい。分離膜41の平均長さが上記下限未満であると、1つの気泡が濾過モジュール40の下方から供給され水面まで上昇する間に擦過する分離膜41の表面積が減少し、分離膜41の洗浄効果が低下するおそれがある。また、分離膜41の揺動が十分発生しないおそれがある。逆に、分離膜41の平均長さが上記上限を超えると、分離膜41の自重によって分離膜41の撓みが大きくなり過ぎるおそれや、濾過モジュール40の設置時等における取扱い性が低下するおそれがある。なお、分離膜41の平均長さとは、上部保持部材42に固定された上端部から下部保持部材43に固定された下端部までの平均距離を意味する。
分離膜41の気孔率の上限としては、90%が好ましく、85%がより好ましい。また、分離膜41の気孔率の下限としては、75%が好ましく、78%がより好ましい。分離膜41の気孔率が上記上限を超える場合、分離膜41の機械的強度及び耐擦過性が不十分となるおそれがある。一方、分離膜41の気孔率が上記下限未満の場合、透水性が低下し、濾過モジュール40の濾過能力が低下するおそれがある。なお、気孔率とは、分離膜41の体積に対する空孔の総体積の割合をいい、ASTM−D−792に準拠して分離膜41の密度を測定することで求めることができる。
分離膜41の空孔の平均径の下限としては、0.01μmが好ましく、0.05μmがより好ましい。一方、上記分離膜41の空孔の平均径の上限としては、0.45μmが好ましく、0.2μmがより好ましい。上記分離膜41の空孔の平均径が上記下限未満であると、透水性が低下するおそれがある。逆に、上記分離膜41の空孔の平均径が上記上限を超えると、被処理液に含まれる不純物の分離膜41内部への透過を阻止できないおそれがある。なお、空孔の平均径とは、分離膜41の外周面の空孔の平均径を意味し、例えば細孔直径分布測定装置(例えばPorous Materials社の「多孔質材料自動細孔径分布測定システム」)により測定することができる。
(保持部材)
上部保持部材42は、複数本の分離膜41の上端部を保持する部材である。この上部保持部材42は、複数本の分離膜41の上部開口と連通し、処理済水を収集する排出部(集水ヘッダ)を有する。この排出部には配管44が接続され、複数本の分離膜41の内部に浸透した処理済水を排出する。上部保持部材42の外形は特に限定されず、断面形状は例えば多角形状、円形状等とすることができる。
下部保持部材43は、複数本の分離膜41の下端部を保持する部材である。上記下部保持部材43は、図2に示すように外枠43aと、分離膜41の下端部を固定する複数の固定部位43bとを有する。この固定部位43bは、例えば棒状に形成されており、一定の間隔を持って複数略平行に配設され、上方側にそれぞれ複数本の分離膜41が配設されている。
上部保持部材42及び下部保持部材43の材質としては特に限定されず、例えばエポキシ樹脂、ABS樹脂、シリコーン樹脂等を用いることができる。
なお、濾過モジュール40は、取扱い(運搬、設置、交換等)を容易にするために、上部保持部材42と下部保持部材43との間を連結する連結部材を有していてもよい。このような連結部材としては、例えば金属製の支持棒や、樹脂製のケーシング(外筒)等が挙げられる。
<第2気体供給機構>
第2気泡供給機構5は、上記生物処理槽1内の上記膜分離機構4より下方側に配設され、上記膜分離機構4を洗浄する。具体的には、第2気泡供給機構5は、上記濾過モジュール40の下方から、分離膜41の表面を洗浄する気泡5aを供給する。この気泡5aは、上記固定部位43bの間を通過し分離膜41の表面を擦過しながら上昇することで分離膜41の表面を洗浄する。
第2気泡供給機構5は、第1気泡供給機構3と同様に被処理水を貯留した生物処理槽1に浸漬されており、圧縮機等から給気管(図示せず)を通して供給される気体を連続又は間欠的に吐出することで気泡5aを供給する。また、上記第2気泡供給機構5が供給する気泡5aの平均径は、上記第1気泡供給機構3が供給する気泡3aの平均径より大きい。
このような気泡供給機構としては、例えば樹脂又はセラミックス製の板又は管に多数の空孔を形成した多孔板又は多孔管を用いた散気装置、ディフューザやスパージャなどから気体を噴射する噴射流式散気装置、間欠的に気泡を噴射する間欠気泡噴射式散気装置等を用いることができる。また、上記間欠気泡噴射式散気装置としては、圧縮機等から給気管を通して連続的に供給される気体を内部に貯留し、一定体積になった気体を間欠的に吐出することで気泡を供給するポンプが挙げられる。このようなポンプにより間欠的に大きな気泡5aを分離膜41に向かって噴射することで、気泡5aが下部保持部材43によって分割され分離膜41表面に接触しながら上昇する。この分割された気泡5aは、分離膜41の間隔に近い平均径を有し分離膜41間に均質に拡がり易い。そのため気泡5aは、複数の分離膜41を効果的に揺動させ、分離膜41の洗浄効果をより高めることができる。
なお、第2気泡供給機構5から供給する気体としては不活性のものであれば特に限定されないが、ランニングコストの観点から空気を用いることが好ましい。
上記第2気泡供給機構5が供給する気泡5aの平均径の下限としては、5mmが好ましく、5.5mmがより好ましく、6mmがさらに好ましい。一方、上記第2気泡供給機構5が供給する気泡5aの平均径の上限としては、150mmが好ましく、30mmがより好ましく、7mmがさらに好ましい。上記第2気泡供給機構5が供給する気泡5aの平均径が上記下限未満であると、気泡5aによる分離膜41の表面の擦過力が不足し、洗浄効果が低下するおそれがある。逆に、上記第2気泡供給機構5が供給する気泡5aの平均径が上記上限を超えると、気泡5aの形状が不安定となるため、気泡5aによる洗浄効果が不足するおそれがある。
上記第1気泡供給機構3が供給する気泡3aの平均径に対する上記第2気泡供給機構5が供給する気泡5aの平均径の比の下限としては、3倍が好ましく、5倍がより好ましく、8倍がさらに好ましい。一方、上記第1気泡供給機構3が供給する気泡3aの平均径に対する上記第2気泡供給機構5が供給する気泡5aの平均径の比の上限としては、100倍が好ましく、50倍がより好ましく、15倍がさらに好ましい。上記第1気泡供給機構3が供給する気泡3aの平均径に対する上記第2気泡供給機構5が供給する気泡5aの平均径の比が上記下限未満であると、膜分離機構4周辺での活性汚泥の密度低減効果が不足するおそれがある。逆に、上記第1気泡供給機構3が供給する気泡3aの平均径に対する上記第2気泡供給機構5が供給する気泡5aの平均径の比が上記上限を超えると、第1気泡供給機構3が供給する気泡3aの平均径が小さくなり過ぎ、生物処理効率が低下するおそれや、第2気泡供給機構5が供給する気泡5aの平均径が大きくなり過ぎ気泡5aの形状が不安定となるため、気泡5aによる洗浄効果が不足するおそれがある。
[膜分離活性汚泥処理方法]
当該膜分離活性汚泥処理システムを用いて行われる膜分離活性汚泥処理方法は、排水を生物処理する工程と、この生物処理工程での処理水を膜分離する工程とを備える。
<生物処理工程>
生物処理工程では、上記生物処理槽1において排水に由来する被処理水中の有機物を活性汚泥に酸化分解又は吸収分離させる。この生物処理は、主として第1気泡供給機構3により曝気されている生物処理槽1の上流側で行われる。
<膜分離工程>
膜分離工程では、膜分離機構4の濾過モジュール40を用いて、被処理水を濾過することによって処理済水を得る。膜分離機構4は、第1気泡供給機構3より下流側に配設されているので、主に生物処理された被処理水を濾過する。
[その他の実施形態]
今回開示された実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
上記実施形態では、膜分離機構が複数の濾過モジュールを有する場合を説明したが、濾過モジュールは単数であってもよい。
また、膜分離機構の濾過モジュールは、上部保持部材が分離膜の両端を保持し、下部保持部材が分離膜をU字状に湾曲させて折り返す構成としてもよい。この場合、分離膜の平均長さとは、下部保持部材で固定された湾曲部の下端部から上部保持部材に固定された上端部までの長さをいう。
1 生物処理槽
1a 流入口
1b 排出口
2 担体
3 第1気泡供給機構
3a 気泡
4 膜分離機構
40 濾過モジュール
41 分離膜
42 上部保持部材
43 下部保持部材
43a 外枠
43b 固定部位
44 配管
5 第2気泡供給機構
5a 気泡
X 供給管
Y 排出管

Claims (4)

  1. 有機物含有排水の流入口及び排出口を有し、上記有機物含有排水を生物処理する生物処理槽と、
    上記生物処理槽内で流動するように配置され、活性汚泥を付着維持する複数の担体と、
    上記生物処理槽内に配設され、上記有機物含有排水を曝気する第1気泡供給機構と、
    上記生物処理槽内の上記第1気泡供給機構より下流側に配設される膜分離機構と、
    上記生物処理槽内の上記膜分離機構より下方側に配設され、上記膜分離機構を洗浄する第2気泡供給機構と
    を備え、
    上記第2気泡供給機構が供給する気泡の平均径が、上記第1気泡供給機構が供給する気泡の平均径より大きい膜分離活性汚泥処理システム。
  2. 上記第1気泡供給機構が供給する気泡の平均径が0.5mm以上2.5mm以下であり、上記第2気泡供給機構が供給する気泡の平均径が5mm以上150mm以下である請求項1に記載の膜分離活性汚泥処理システム。
  3. 上記担体として多孔質体を用いる請求項1又は請求項2に記載の膜分離活性汚泥処理システム。
  4. 上記膜分離機構の分離膜の主成分がポリテトラフルオロエチレンである請求項1、請求項2又は請求項3に記載の膜分離活性汚泥処理システム。
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