JPWO2018043131A1 - 発電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作部材の動作速度にかかわらず、磁石を有する回動体を急速に回動させて、起電力を大きくすることが可能な発電装置を提供する。【解決手段】 操作軸33とスライド部32が押し下げられると、押圧部材34の押圧作用部43が、回動体20の第1被押圧部41に当接する。さらにスライド部32が下降すると、スライド部32と押圧部材34との間の切換えばね部材36が収縮し、切換えばね部材36の弾性力によって、押圧部材34が回動体20を反時計方向へ迅速に回動させる。そのため、コイル磁芯13内の磁束の向きが急激に変化し、発電コイル15に起電力が誘起される。【選択図】図7

Description

本発明は、操作部材を移動させることで、磁路形成部材内の磁束の向きを変化させて、発電用コイルに起電力を誘起する発電装置に関する。
特許文献1に発電入力装置に関する発明が記載されている。
この発電入力装置は、磁路形成部材を有している。磁路形成部材は第1腕部と第2腕部を有しており、それぞれの腕部の周囲に巻かれた発電コイルが設けられている。第1腕部と第2腕部の間に駆動体(回動体)が設けられている。駆動体は、第1の着磁面と第2の着磁面を有する磁石と、第1の着磁面に固着された第1の磁化部材および第2の着磁面に固着された第2の磁化部材を有している。
駆動体は、第1の磁化部材が第1腕部に対向し第2磁化部材が第2腕部に対向する第1の姿勢と、第1の磁化部材が第2腕部に対向し第2磁化部材が第1腕部に対向する第2の姿勢で安定状態になる。
操作部材によって動作させられるスライド部材に連結長穴が形成され、駆動体に設けられた連結ピンが連結長穴に摺動自在に挿入されている。
操作部材が押されると、その押圧力が第1弾性部材を介してスライド部材に伝達され、前記連結長穴と連結ピンとが摺動し、スライド部材の動きが駆動体の回転力に変換される。駆動体が回転して、第1の姿勢から第2の姿勢に変化するときに磁路形成部材内の磁束の向きが変化し、発電コイルに起電力が誘起される。操作部材の押圧力を解除すると、第2弾性部材の付勢力でスライド部材が復帰させられる。このとき、スライド部材の復帰力で駆動体が第2の姿勢から第1の姿勢に回動し、磁路形成部材内の磁束の向きが再び変化して、このときも発電コイルに起電力が誘起される。
特開2015−139267号公報
特許文献1に記載の発電入力装置は、操作部材が押されるときに、その押圧力が第1弾性部材を介してスライド部材に作用し、第1弾性部材の補助力が加わることで、駆動体の姿勢が変化する速さをより速くするものとされている。
しかしながら、この発電入力装置では、第2弾性部材の付勢力でスライド部材が上方へ復帰させられる際に、操作部材に与えられている押圧力が完全に解除されていないと、第1弾性部材の弾性力によって、駆動体の姿勢が変化する速さが遅くなってしまい、発電コイルに誘起される起電力が低下してしまう。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、操作部材の押圧速度などに影響されることなく、常に切換えばね部材の付勢力で、安定状態の回動体を迅速に回動させて、大きい起電力を得ることができる発電装置を提供することを目的としている。
本発明の発電装置は、第1対向端部と第2対向端部を有する磁路形成部材と、前記磁路形成部材内の磁束の変化で起電力が誘起される発電用コイルと、前記第1対向端部と前記第2対向端部との対向空間内に位置する回動体と、を有し、
前記回動体は、互いに逆の磁極となる第1着磁面と第2着磁面を有する磁石と、前記第1着磁面に固着された磁性材料製の第1磁化部材と、前記第2着磁面に固着された磁性材料製の第2磁化部材とを有し、
前記回動体は、前記第1磁化部材が前記第1対向端部に対向し前記第2磁化部材が前記第2対向端部に対向する第1の安定姿勢と、前記第1磁化部材が前記第2対向端部に対向し前記第2磁化部材が前記第1対向端部に対向する第2の安定姿勢との間で回動可能であり、
前記回動体を前記第2の安定姿勢に向けて押圧する第1の押圧方向と、前記回動体を前記第1の安定姿勢に向けて押圧する第2の押圧方向へ往復移動する押圧部材と、第1の方向と第2の方向へ往復移動する操作部材とを有し、
前記操作部材と前記押圧部材との間には、前記操作部材が第1の方向へ移動するときに前記押圧部材を第1の押圧方向へ付勢して前記回動体を前記第2の安定姿勢に向けて動作させ、前記操作部材が第2の方向へ移動するときに前記押圧部材を第2の押圧方向へ付勢して前記回動体を前記第1の安定姿勢に向けて動作させる切換えばね部材が設けられていることを特徴とするものである。
本発明の発電装置は、前記操作部材を、第2の方向へ付勢する復帰ばね部材が設けられているものが好ましい。
本発明の発電装置は、前記切換えばね部材と前記復帰ばね部材は共に圧縮コイルばねであり、前記切換えばね部材と前記復帰ばね部材は巻き中心線が互いに平行で、巻き中心線と直交する方向において、前記切換えばね部材と前記復帰ばね部材の少なくとも一部が重複しているものとして構成できる。
本発明の発電装置は、前記復帰ばね部材は2個設けられており、前記切換えばね部材は、2個の前記復帰ばね部材の間に配置されていることが好ましい。
本発明の発電装置は、前記操作部材に前記切換えばね部材の両端部のそれぞれの一部と当接可能な一対のばね当接部が設けられ、前記押圧部材には、前記切換えばね部材の前記両端部のそれぞれの他の部分と当接可能な一対の付勢力作用部が設けられており、
前記操作部材が移動するときに、一方の前記ばね当接部と一方の前記付勢力作用部との間で前記切換えばね部材が圧縮されて、前記押圧部材が第1の押圧方向または第2の押圧方向へ付勢されるものとして構成できる。
本発明の発電装置は、前記回動体には、回動方向に対向する一対の被押圧部が設けられ、前記押圧部材に前記一対の被押圧部の間に位置する押圧作用部が設けられているものとして構成できる。
この場合に、前記回動体が第1の安定姿勢のときと第2の安定姿勢のときに、前記押圧作用部が、一対の前記被押圧部の双方から離れていることが好ましい。
本発明の発電装置は、前記回動体が、2個の前記磁石と前記第1磁化部材および前記第2磁化部材を保持する非磁性材料製の保持構造部を有し、金属製の支持軸が2個の前記磁石の間で前記保持構造部を貫通して設けられているものとして構成できる。
例えば、本発明の発電装置は、枠体が設けられ、前記回動体が前記枠体の内部に位置して、前記支持軸の両端部が前記枠体に支持され、前記磁路形成部材の前記第1対向端部と前記第2対向端部が、前記枠体に支持されているものである。
本発明の発電装置は、回動体を第1の安定姿勢と第2の安定姿勢との間で動くように押圧する押圧部材が設けられ、操作部材と押圧部材との間に切換えばね部材が設けられている。そして、操作部材が第1の方向と第2の方向のいずれの方向へ移動したときも、切換えばね部材の弾性エネルギーのみで、回動部材を押圧できるようにしている。そのため、操作部材を第1の方向へ移動させるときの操作速度や、第2の方向へ移動させるときの操作速度と無関係に、回動体を2つの安定姿勢の間で迅速に回動させることができ、大きな発電出力を得ることができる。
また、回動体に回動方向に一対の被押圧部を設け、押圧部材に前記一対の被押圧部の間に位置する押圧作用部を設けると、従来のような連結長穴と連結ピンなどの動力変換機構を設けることなく、押圧部材から回動体に直接に押圧力を作用させることができる。その結果、操作力の伝達効率を高めることができ、さらに装置を小型化しやすくなる。
本発明の実施の形態の発電装置の外観を示す斜視図、 図1に示す発電装置の分解斜視図、 図1に示す発電装置の主要部を示す拡大分解斜視図、 発電装置に設けられた操作部材と押圧部材および切換えばね部材と復帰ばね部材を示す部分分解斜視図、 回動体の構造を示す分解斜視図、 実施の形態の発電装置の断面図であり、初期状態を示す、 実施の形態の発電装置の断面図であり、操作部材が第1の方向へ動きだした動作状態を示す、 実施の形態の発電装置の断面図であり、第1の押圧方向へ移動する押圧部材によって回動体が第1の安定姿勢から回動させられている動作状態を示す、 実施の形態の発電装置の断面図であり、操作部材が第1の方向の終端に移動し、回動体が第2の安定姿勢へ回動し終わった動作状態を示す、 実施の形態の発電装置の断面図であり、操作部材が第2の方向へ復帰移動し始めた動作状態を示す、 実施の形態の発電装置の断面図であり、操作部材が第2の方向へ復帰移動し、回動体が第2の安定姿勢から回動し始める動作状態を示す、
図1と図2に示すように、本発明の発電装置1は、第1ケース2と第2ケース3とで筐体が構成されている。第1ケース2と第2ケース3は、合成樹脂製である。第1ケース2は、内部に収納空間4を有し、上端部に開口部4aが形成されている。第2ケース3は、四角形の蓋体部5と、蓋体部5のそれぞれの角部から下向きに一体に延びる連結脚部6とが一体に形成されている。また、蓋体部5に貫通穴5aが開口している。
第1ケース2の外面角部には、掛止突起2aが一体に形成されている。それぞれの連結脚部6には、上下に延びる掛止長穴6aが形成されている。図1に示すように、それぞれの連結脚部6を第1ケース2の外側に設置し、それぞれの掛止長穴6aを掛止突起2aに掛止させると、第1ケース2の開口部4aが第2ケース3の蓋体部5で塞がれて筐体が組み立てられる。
図2に示すように、第1ケース2と第2ケース3とで構成される筐体の内部に、磁路形成部材10と、磁路形成部材10の一部に組み込まれた発電コイル15と、磁路形成部材10に回動自在に組み合わされた回動体20と、操作力伝達部30とが収納されている。
図3に示すように、磁路形成部材10は、上部磁性ヨーク11と下部磁性ヨーク12および、Y2側において上部磁性ヨーク11と下部磁性ヨーク12の双方に嵌合するコイル磁芯13とで構成されている。上部磁性ヨーク11と下部磁性ヨーク12およびコイル磁芯13は、磁性金属材料で形成されている。発電コイル15は、被覆導線がコイル磁芯13の周囲を複数ターンで周回して形成されている。
図2と図3に示すように、下部磁性ヨーク12とコイル磁芯13との接合部は合成樹脂製の下部ホルダ14に保持されている。下部ホルダ14に一対の端子16が保持されており、発電コイル15を構成する被覆導線の両端部は、それぞれ端子16に半田付けされている。図6に示すように、磁路形成部材10と発電コイル15とが第1ケース2の内部に収納されると、一対の端子16は、第1ケース2の底部から下側へ突出する。
図2に示すように、磁路形成部材10には枠体17が組み込まれている。枠体17は合成樹脂材料などの非磁性材料で形成されている。図5に拡大して示すように、枠体17には、中央部に四角形の対向空間18が形成されている。枠体17には、対向空間18の上部に上下方向(Z1−Z2方向)に貫通する保持溝17aが形成され、対向空間18の下部にも上下方向に貫通する保持溝17bが形成されている。
図3と図6の断面図に示すように、上部磁性ヨーク11のY1側の部分は下向きに折り曲げられており、その折り曲げ先部11bが、枠体17の上側の保持溝17aの内部に保持されている。下部磁性ヨーク12のY1側の部分は上向きに折り曲げられており、その折り曲げ先部12bが、枠体17の下側の保持溝17bの内部に保持されている。
図6に示すように、上部磁性ヨーク11の折り曲げ先部11bの先端面が第1対向端部11aであり、下部磁性ヨーク12の折り曲げ先部12bの先端面が第2対向端部12aである。枠体17の対向空間18は、磁路形成部材10の第1対向端部11aと第2対向端部12aとが上下に対向する対向空間である。
枠体17の対向空間18内に回動体20が回動自在に収納されている。図5に示すように、回動体20は、保持構造部21を有している。保持構造部21は、合成樹脂材料で形成された保持部材22と、非磁性金属板で形成された保持金具23とで構成されている。保持部材22には、軸受け部22aがX1−X2方向に連続して形成されている。
図5と図6に示すように、回動体20の保持構造部21には、軸受け部22aを挟んで上側(Z2側)に第1磁石25が保持され、下側(Z1側)に第2磁石26が保持されている。第1磁石25はY2側に向く第1着磁面25aがN極で、Y1側に向く第2着磁面25bがS極に着磁されている。第2磁石26もY2側に向く第1着磁面26aがN極で、Y1側に向く第2着磁面26bがS極に着磁されている。
保持部材22内に第1磁化部材27と第2磁化部材28が保持されている。第1磁化部材27と第2磁化部材28は磁性金属板で形成されている。第1磁化部材27は、第1磁石25の第1着磁面25aと第2磁石26の第1着磁面26aに密着して設けられ、第2磁化部材28は、第1磁石25の第2着磁面25bと第2磁石26の第2着磁面26bに密着して設けられている。
回動体20の組立作業は、図5に拡大して示す保持部材22の内部に第1磁化部材27を挿入し、第1磁化部材27に第1磁石25と第2磁石26を吸着させて固定する。一方で、保持金具23の内側に第2磁化部材28を取付ける。第1磁化部材27と第1磁石25と第2磁石26が装着された保持部材22と、第2保持部材28が装着された保持金具23を組み合わせることで、回動体20が組み立てられる。第1磁化部材27と第2磁化部材28が、第1磁石25と第2磁石26に磁気吸着されるため、第1磁化部材27と第2磁化部材28が、確実に固定される。
なお、回動体20の構造として、第1磁石25と第2磁石26および第1磁化部材27と第2磁化部材28を組み合わせたものを金型に保持し、合成樹脂材料を金型内に射出して保持部材22(保持構造部21)を成形する、いわゆるインサート成形法で構成したものであってもよい。
回動体20は、第1磁石25と第2磁石26との間に、保持部材22(保持構造部21)の一部である軸受け部22aが形成されているが、この軸受け部22aには、X1−X2方向に貫通する軸支持穴22bが形成されている。
図5に示すように、枠体17には、対向空間18のX1側に枠壁17cが、X2側に枠壁17dが形成されている。枠壁17cに軸受け穴19aが形成され、枠壁17dに軸受け穴19bが形成されている。回動体20は、枠体17の対向空間18の内部に配置されて、金属製の支持軸29が、軸受け穴19a,19bと、保持部材22の軸支持穴22bに挿入されて、対向空間18の内部で回動体20が回動自在に支持される。
回動体20では、第1磁石25と第2磁石26との間に合成樹脂製の軸受け部22aが形成され、この軸受け部22aに金属製の支持軸29が挿入されているが、金属製の支持軸29を使用することで、枠体17内での回動体20の回動支持構造を強固に構成することができる。
図2に示すように、操作力伝達部30には、操作部材31が設けられている。操作部材31は、スライド部32と操作軸33とが合成樹脂材料で一体に形成されている。スライド部32にはY1側に押圧部材34が組み合わされている。押圧部材34は合成樹脂材料で形成されている。
図4には、操作部材31と押圧部材34が拡大して示されている。図4では、押圧部材34が透明な状態で図示されている。
図4に示すように、操作部材31のスライド部32に、上下に延びるばね保持凹部35が形成されている。ばね保持凹部35の上端が第1ばね当接部35aで、下端が第2ばね当接部35bとなっている。第1ばね当接部35aと第2ばね当接部35bは、操作部材31の移動方向である上下方向に間隔を空けて対向している。ばね保持凹部35に圧縮コイルばねである切換えばね部材36が保持されている。切換えばね部材36は、自由長から上下方向に圧縮された状態で、ばね保持凹部35に装着されている。このとき、切換えばね部材36の上端部36aの一部である両側部が第1ばね当接部35aに当接し、切換えばね部材36の下端部36bの一部である両側部が第2ばね当接部35bに当接している。
図4に示すように、スライド部32にはY1側に向くスライド凹部37が形成されており、押圧部材34はスライド凹部37の内部で上下に摺動できるように保持されている。押圧部材34には、下方側(Z1側)においてY2方向へ突出する第1付勢力作用部38aと、上方側(Z2側)においてY2方向へ突出する第2付勢力作用部38bが一体に形成されている。
押圧部材34が、スライド凹部37の内部に設置されると、第2付勢力作用部38bが、第1ばね当接部35aと隣接する位置に挿入され、第2付勢力作用部38bが、切換えばね部材36の上端部36aの中央部(第1ばね当接部35aが当接する部分を外れた中央部)に当接可能に対向する。また、第1付勢力作用部38aが、第2ばね当接部35bと隣接する位置に挿入され、第1付勢力作用部38aが、切換えばね部材36の下端部36bの中央部(第2ばね当接部35bが当接する部分を外れた中央部)に当接可能に対向する。
図4に示す実施の形態では、切換えばね部材36が上下にやや圧縮された状態でスライド部32の第1ばね当接部35aと第2ばね当接部35bとの間に挟まれて保持され、押圧部材34に設けられた第1付勢力作用部38aと第2付勢力作用部38bが、切換えばね部材36の下端部36bと上端部36aに軽く接触し、あるいは少しだけ隙間を介して対向している。ただし、これとは逆に、切換えばね部材36を上下にやや圧縮させた状態で、第1付勢力作用部38aと第2付勢力作用部38bとの間に保持させ、第1ばね当接部35aと第2ばね当接部35bが、切換えばね部材36の上端部36aと下端部36bに軽く接触し、あるいは少しだけ隙間を介して対向しているものであってもよい。
操作部材31に切換えばね部材36と押圧部材34とが組み込まれた操作力伝達部30は、上部磁性ヨーク11と下部磁性ヨーク12との間に挟まれた状態で、第1ケース2の収納空間4内に上方から挿入される。このとき、操作軸33は、上部磁性ヨーク11に形成された貫通穴11cから上方へ突出する。また、第1ケース2の上に第2ケース3が取り付けられると、操作軸33は、第2ケース3に形成された貫通穴5aから上方へ突出する。
図2に示すように、第1ケース2の側壁内面には、収納空間4に向けて突出し上下方向に延びるがガイド突条部4b,4cが一体に形成されている。操作部材31のスライド部32と押圧部材34が組み合わされた状態で、スライド部32と押圧部材34のX1側の側部とX2側の側部がガイド突条部4bと4cとの間に摺動自在に挿入される。その結果、第1ケース2の内部で操作部材31が上下方向に移動可能となり、さらに、操作部材31に対して押圧部材34が相対的に上下方向に移動可能になる。
図2と図3に示すように、操作部材31のスライド部32にはX1側の下部とX2側の下部にばね保持部32aが形成されている。また、図6に示すように、第1ケース2の底部には、X1−X2側に離れた位置で上向きに突出する一対のばね支持部7が一体に形成されている。第1ケース2の内部に一対の復帰ばね部材39が設けられている。復帰ばね部材39は圧縮コイルばねであり、その上端部がスライド部32のばね保持部32aに保持され、下端部にばね支持部7が挿入される。その結果、一対の復帰ばね部材39によって、操作部材31が常に上向きに付勢される。
操作部材31のスライダ部32は、一対の復帰ばね部材39で上向きに付勢されているため、第1ケース2の収納空間4において、操作部材31が安定した姿勢で上下に移動できるようになる。
また、一対の復帰ばね部材39と、切換えばね部材36は巻き中心線が互いに平行であり、一対の復帰ばね部材39の上部と、切換えばね部材36の下部は、巻き中心線と直交する方向において、重複して配置されている。すなわち、一対の復帰ばね部材39と、切換えばね部材36は、一部が上下方向に重なっていることになる。その結果、操作力伝達部30の上下方向の寸法を短くでき、発電装置1の小型化が可能になる。
図5に示すように、回動体20では、保持部材22に第1被押圧部41と第2被押圧部42とが一体に形成されている。第1被押圧部41と第2被押圧部42は、Y2方向へ突出し、且つ回動体20の回動方向に間隔を空けて対向している。図2などに示すように、押圧部材34にはY1方向に突出する押圧作用部43が一体に形成されている。図6以下の断面図に示すように、押圧作用部43は、第1被押圧部41と第2被押圧部42との間に対向している。
次に、前記発電装置1の動作について説明する。
実施の形態の発電装置1では、操作軸33が押されて操作部材31が移動する第1の方向がZ1方向であり、操作部材31が復帰ばね部材39の弾性力で復帰する第2の方向がZ2方向である。押圧部材34の移動方向は、Z1方向が第1の押圧方向であり、Z2方向が第2の押圧方向である。
図6では、回動体20に設けられた第1磁化部材27が、上部磁性ヨーク11の第1対向端部11aに隙間を介して対向し、第2磁化部材28が、下部磁性ヨーク12の第2対向端部12aに隙間を介して対向している。第1磁化部材27が第1対向端部11aに磁気吸引され、第2磁化部材28が第2対向端部12aに磁気吸引されているため、回動体20は図6に示す姿勢で安定する。このとき回動体20は第1の安定姿勢である。
回動体20が第1の安定姿勢とき、第1磁石25と第2磁石26からの磁束は、第1磁化部材27から上部磁性ヨーク11を経て、コイル磁芯13から下部磁性ヨーク12を通過し、第2磁化部材28に戻る経路を辿る。
図9では、第1磁化部材27が、下部磁性ヨーク12の第2対向端部12aに小さな隙間を介して対向し、第2磁化部材28が、上部磁性ヨーク11の第1対向端部11aに対向している。第1磁化部材27が第2対向端部12aに磁気吸引され、第2磁化部材28が第1対向端部11aに磁気吸引されるため、回動体20は図9に示す姿勢で安定している。このとき回動体20は第2の安定姿勢である。
回動体20が第2の安定姿勢とき、第1磁石25と第2磁石26からの磁束は、第1磁化部材27から下部磁性ヨーク12を経て、コイル磁芯13から上部磁性ヨーク11を通過し、第2磁化部材28に戻る経路を辿る。
図6は初期状態を示しており、操作部材31は、復帰ばね部材39によって第2の方向(Z2方向)へ押し上げられた初期姿勢である。このとき、回動体20は第1の安定姿勢で安定している。そして、押圧部材34に設けられた押圧作用部43は、回動体20の第1被押圧部41と第2被押圧部42の双方から離れている。
図6に示す初期状態で、切換えばね部材36は、図4に示すばね保持凹部35の上端である第1ばね当接部35aと下端である第2ばね当接部35bとの間でやや圧縮されて挟まれて、初期長さがL0となっている。そして、初期長さL0の切換えばね部材36の下端に第1付勢力作用部38aが対向し、切換えばね部材36の上端に第2付勢力作用部38bが対向しており、スライド凹部37の内部で、押圧部材34が上下の移動範囲での中立位置となっている。このとき、図6に示すように、押圧部材34の上端と、スライド部32のスライド凹部37の内部上端との間に隙間δ1が形成され、押圧部材34の下端とスライド凹部37の内部下端との間に隙間δ2が形成されている。
図6に示す初期姿勢の操作部材31の操作軸33が押圧力F1によって第1の方向(Z1方向)へ押されると、操作部材31と共に押圧部材34が下降し、押圧部材34に設けられた押圧作用部43が、回動体20の保持部材22に形成された第1被押圧部41に当接する。その後、さらに操作軸33が第1の方向(Z1方向)へ押し込まれると、回動体20は、第1の安定姿勢を維持しようとして容易には動かないため、押圧作用部43が第1被押圧部41に当接し停止したままの状態で、操作部材31のみが第1の方向(Z1方向)へ移動する。
このとき、操作部材31のスライダ部32に形成された第1ばね当接部35aで切換えばね部材36の上端部36aがZ1方向へ押され、切換えばね部材36の上端部36aが、押圧部材34の第2付勢力作用部38bから離れ、図7に示すように、切換えばね部材36が第1付勢力作用部38aと第1ばね当接部35aとの間で長さがL1となるように圧縮される。このときの切換えばね部材36の弾性力により、押圧部材34に与えられる第1の押圧方向(Z1方向)への付勢力が増大し、押圧作用部43から第1被押圧部41に作用する押圧力も増大する。
図7の状態からさらに操作軸33が第1の方向(Z1方向)へ押されると、操作部材31のスライダ部32で押圧部材34がZ1方向へ少しだけ押し下げられ、押圧部材34の押圧作用部43で第1被押圧部41が下向きに押されて、回動体20が、図6に示す第1の安定姿勢よりも少しだけ反時計方向へ回動させられる。このとき、回動体20を第1の安定姿勢に向けて時計方向へ戻そうとする力よりも、圧縮された切換えばね部材36が押圧部材34を第1の押圧方向(Z1方向)へ付勢して、回動体20を反時計方向へ回動させようとする力の方が強くなり、図8に示すように、切換えばね部材36の付勢力のみによって、回動体20が反時計方向へ回動させられる。
図8では、切換えばね部材36の弾性力で反時計方向へ回動させられた回動体20がその回動範囲のほぼ中立姿勢となる。切換えばね部材36の弾性力で第1の押圧方向(Z1方向)へ押されている押圧部材34によって、回動体20が図8に示す中立姿勢よりもさらに反時計方向へ回動させられると、その後は、回動体20の第1磁化部材27が、下部磁性ヨーク12の第2対向端部12aに磁気吸着され、第2磁化部材28が、上部磁性ヨーク11の第1対向端部11aに磁気吸着されて、回動体20が、図9に示す第2の安定姿勢に向けて反時計方向へ急速に回動する。
図6から図9に示す動作において、回動体20が第1の安定姿勢から第2の安定姿勢へ向けて急速に回転させられるため、磁路形成部材10の内部の磁束の向きが急速に反転する。コイル磁芯13内で、磁束が急速に反転するため、発電コイル15に起電力が誘起される。このときの起電力で生じた電圧は、一対の端子16から出力される。
図9には、操作軸33が第1の方向(Z1方向)の最下点まで押し下げられた状態が示されている。このとき、押圧部材34に形成された押圧作用部43は、回動体20に形成された第1被押圧部41と第2被押圧部42の双方から離れている。
図9の状態で、第1の方向(Z1方向)への押圧力F1が除去されると、復帰ばね部材39から操作部材31に対して第2の方向(Z2方向)への復帰力F2が与えられ、操作部材31と押圧部材34が第2の方向(Z2方向)へ移動し始める。図10に示すように、押圧部材34の押圧作用部43が回動体20の第2被押圧部42に当たった後に、さらに復帰ばね部材39からの復帰弾性力で操作部材31がZ2方向へ移動すると、回動体20が図10に示す第2の安定姿勢で安定しようとするため、図11に示すように、スライド部32の第2ばね当接部35bと、押圧部材34の第2付勢力作用部38bとの間で、切換えばね部材36が長さL2まで収縮させられる。そして、切換えばね部材36の弾性力で、押圧部材34に第2の押圧方向(Z2方向)への押圧力が作用し続ける。
図11に示す状態から、復帰ばね部材39の復帰弾性力で、操作部材31がZ2方向へ押し上げられ、押圧部材34も一緒に押し上げられて、回動体20を図10に示す第2の安定姿勢へ戻そうとする力よりも、切換えばね部材36が押圧部材34をZ2方向へ付勢する弾性力によって、押圧作用部43で回動体20を時計方向へ回動させようとする力の方が強くなると、切換えばね部材36の付勢力によって、回動体20が時計方向へ急速に回動させられる。
そして、時計方向へ回動する回動体20が、図8に示したのと同じ中立姿勢を超えると、その後は、第1磁化部材27が上部磁性ヨーク11の第1対向端部11aに磁気吸着され、第2磁化部材28が下部磁性ヨーク12の第2対向端部12aに磁気吸着され、回動体20が時計方向へ急速に回動し、図6に示す初期姿勢に復帰し、回動体20が第1の安定姿勢に戻る。
回動体20が、図9に示す第2の安定姿勢から第1の安定姿勢へ急速に回動する間に、磁路形成部材10とコイル磁芯13内の磁束の向きが急激に変化し、発電コイル15に起電力が誘起される。
前記実施の形態の発電装置1では、図6の初期状態から図9の押圧完了状態に至るまでの図7に示す過程において、操作部材31をZ1方向へ押圧する力F1で、回動体20が反時計方向へ回動させられ、その後に、図8に示すように、切換えばね部材36の付勢力で回動体20が反時計方向へ回動させられる。図7から図8の過程で、切換えばね部材36の付勢力で回動体20が反時計方向へ回動させられるため、操作部材31を第1の方向(Z1方向)へ押し下げる速度とは無関係に、回動体20が第2の安定姿勢に向けて迅速に回動し始めるようになる。そのため、大きな起電力を実現できる。
なお、本発明では、操作部材31が図6の初期状態から図7の位置まで下げられたときに、切換えばね部材36の弾性力が増大し、切換えばね部材36の弾性力で押圧部材34をZ1方向へ押し下げようとする付勢力のみで、回動体20を図6に示す第1の安定姿勢から図8に示す中立姿勢を超える回動範囲まで一気に回動させてもよい。
これは、図9の押し下げ状態から操作部材31が第2の方向(Z2方向)へ復帰させるときも同じである。実施の形態では、図11の状態で、復帰ばね部材39の復帰力で回動体20が時計方向へ少し回動させられると、その後は、切換えばね部材36の付勢力で、回動体20が時計方向へ回動させられるため、操作部材31のZ2方向への復帰動作速度にかかわらず、回動体20を第1の安定姿勢に向けて迅速に回動させることができる。
この場合も、図11の状態で、復帰ばね部材39の復帰弾性力を作用させることなく、切換えばね部材36の弾性力のみで、回動体20を一気に第1の安定姿勢まで回動させてもよい。
本実施の形態の発電装置1は、操作部材31に押圧部材34が支持されており、操作部材31の往復移動の際に、押圧部材34に設けられた押圧作用部43が、回動体20に設けられた被押圧部41,42を直接に押圧して、回動体20を回動させる構造となっている。操作部材31の移動方向と回動体20の回動方向が一致しているため、動作部材31の移動力を回動体20の回動力に変換するカム機構などが不要であり、操作力の無駄がなく、また小型に構成することが可能になる。
1 発電装置
2 第1ケース
3 第2ケース
10 磁路形成部
11 上部磁性ヨーク
11a 第1対向端部
12 下部磁性ヨーク
12a 第2対向端部
13 コイル磁芯
15 発電コイル
17 枠体
18 対向空間
20 回動体
21 保持構造部
22 保持部材
23 保持金具
25 第1磁石
25a 第1着磁面
25b 第2着磁面
26 第2磁石
26a 第1着磁面
26b 第2着磁面
27 第1磁化部材
28 第2磁化部材
29 支持軸
31 操作部材
32 スライド部
33 操作軸
34 押圧部材
35a 第1ばね当接部
35b 第2ばね当接部
36 切換えばね部材
36a 切換えばね部材の上端部
36b 切換えばね部材の下端部
38a 第1付勢力作用部
38b 第2付勢力作用部
39 復帰ばね部材
41 第1被押圧部
42 第2被押圧部
43 押圧作用部

Claims (9)

  1. 第1対向端部と第2対向端部を有する磁路形成部材と、前記磁路形成部材内の磁束の変化で起電力が誘起される発電用コイルと、前記第1対向端部と前記第2対向端部との対向空間内に位置する回動体と、を有し、
    前記回動体は、互いに逆の磁極となる第1着磁面と第2着磁面を有する磁石と、前記第1着磁面に固着された磁性材料製の第1磁化部材と、前記第2着磁面に固着された磁性材料製の第2磁化部材とを有し、
    前記回動体は、前記第1磁化部材が前記第1対向端部に対向し前記第2磁化部材が前記第2対向端部に対向する第1の安定姿勢と、前記第1磁化部材が前記第2対向端部に対向し前記第2磁化部材が前記第1対向端部に対向する第2の安定姿勢との間で回動可能であり、
    前記回動体を前記第2の安定姿勢に向けて押圧する第1の押圧方向と、前記回動体を前記第1の安定姿勢に向けて押圧する第2の押圧方向へ往復移動する押圧部材と、第1の方向と第2の方向へ往復移動する操作部材とを有し、
    前記操作部材と前記押圧部材との間には、前記操作部材が第1の方向へ移動するときに前記押圧部材を第1の押圧方向へ付勢して前記回動体を前記第2の安定姿勢に向けて動作させ、前記操作部材が第2の方向へ移動するときに前記押圧部材を第2の押圧方向へ付勢して前記回動体を前記第1の安定姿勢に向けて動作させる切換えばね部材が設けられていることを特徴とする発電装置。
  2. 前記操作部材を、第2の方向へ付勢する復帰ばね部材が設けられている請求項1記載の発電装置。
  3. 前記切換えばね部材と前記復帰ばね部材は共に圧縮コイルばねであり、前記切換えばね部材と前記復帰ばね部材は巻き中心線が互いに平行で、巻き中心線と直交する方向において、前記切換えばね部材と前記復帰ばね部材の少なくとも一部が重複している請求項2記載の発電装置。
  4. 前記復帰ばね部材は2個設けられており、前記切換えばね部材は、2個の前記復帰ばね部材の間に配置されている請求項3記載の発電装置。
  5. 前記操作部材に前記切換えばね部材の両端部のそれぞれの一部と当接可能な一対のばね当接部が設けられ、前記押圧部材には、前記切換えばね部材の前記両端部のそれぞれの他の部分と当接可能な一対の付勢力作用部が設けられており、
    前記操作部材が移動するときに、一方の前記ばね当接部と一方の前記付勢力作用部との間で前記切換えばね部材が圧縮されて、前記押圧部材が第1の押圧方向または第2の押圧方向へ付勢される請求項3または4記載の発電装置。
  6. 前記回動体には、回動方向に対向する一対の被押圧部が設けられ、前記押圧部材に前記一対の被押圧部の間に位置する押圧作用部が設けられている請求項1ないし5のいずれかに記載の発電装置。
  7. 前記回動体が第1の安定姿勢のときと第2の安定姿勢のときに、前記押圧作用部が、一対の前記被押圧部の双方から離れている請求項6記載の発電装置。
  8. 前記回動体は、2個の前記磁石と前記第1磁化部材および前記第2磁化部材を保持する非磁性材料製の保持構造部を有し、金属製の支持軸が2個の前記磁石の間で前記保持構造部を貫通して設けられている請求項1ないし7のいずれかに記載の発電装置。
  9. 枠体が設けられ、前記回動体が前記枠体の内部に位置して、前記支持軸の両端部が前記枠体に支持され、前記磁路形成部材の前記第1対向端部と前記第2対向端部が、前記枠体に支持されている請求項8記載の発電装置。
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