JPWO2018012325A1 - ゴム組成物、コンベアベルト、及びベルトコンベア - Google Patents

ゴム組成物、コンベアベルト、及びベルトコンベア Download PDF

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Abstract

省エネルギー性と圧延の寸法安定性とを両立させ得るゴム組成物を提供すること、そして省エネルギー性と圧延の寸法安定性とが両立したコンベアベルトを提供すること、さらには、該コンベアベルトを装着したベルトコンベアを提供すること。
(A)ジエン系重合体、及び、(B)窒素吸着比表面積が100m/gを超え、かつジブチルフタレート吸油量が100〜140ml/100gであるカーボンブラック(b−1)と、窒素吸着比表面積が60m/g未満であり、かつジブチルフタレート吸油量が110ml/100g以上であるカーボンブラック(b−2)とを含有するカーボンブラックを含有し、(A)ジエン系重合体100質量部に対するカーボンブラック(b−1)及びカーボンブラック(b−2)の合計含有量が25〜55質量部である、ゴム組成物。

Description

本発明は、ゴム組成物、該ゴム組成物を用いて得られるコンベアベルト、及び該コンベアベルトを装着したベルトコンベアに関する。
ベルトコンベアは、資材、食品などの種々の荷物を搬送する手段として利用されている。近年は、輸送量の増加及び輸送効率の向上のために大型化されたものが用いられるようになってきており、全長が数kmに及ぶものも登場してきている。このため、より高い耐久性が求められると共に、消費電力の低減化が求められている。
該ベルトコンベアに装着するベルト(コンベアベルト)は、通常、中に補強材としての芯体を有し、該芯体の上側(コンベアベルトに使用した場合に外周となる面。)のカバーゴム(以下、「外周カバーゴム」と称する。)と内周(コンベアベルトに使用した場合の裏面。下側。)のカバーゴム(以下、「内周カバーゴム」と称する。)で挟んでなる。かかる外周カバーゴムとその裏面に位置する内周カバーゴムでは要求される物性が異なり、内周カバーゴムは、耐引裂き性のみならず、コンベアベルトと多数のローラとの接触によるエネルギーの損失を減らす、すなわち低ロス化して電力消費量を低減する必要がある。
これまでに、特許文献1には、省エネルギーと耐久性を両立させるコンベアベルト用ゴム組成物として、(A)ジエン系重合体100質量部、及び(B)窒素吸着比表面積60〜100m/g及びジブチルフタレート吸油量110ml/100g未満のカーボンブラック(b−1)と、窒素吸着比表面積60m/g未満及びジブチルフタレート吸油量110ml/100g以上のカーボンブラック(b−2)とを含有するカーボンブラック25〜55質量部を含有するコンベアベルト用ゴム組成物が開示されている。
また、特許文献2には、省電力性と耐屈曲疲労性に優れるゴム組成物として、天然ゴムとブタジエンゴムとを含むジエン系ゴムと、カーボンブラック1とカーボンブラック2とを含有し、前記天然ゴムの量が前記ジエン系ゴム中の40〜90質量%であり、前記ブタジエンゴムの量が前記ジエン系ゴム中の60〜10質量%であり、前記カーボンブラック1の窒素吸着比表面積が60〜100m/gであり、前記カーボンブラック1のジブチルフタレート吸油量が120cm/100g以下であり、前記カーボンブラック2の窒素吸着比表面積が20〜40m/gであり、前記カーボンブラック2のジブチルフタレート吸油量が70〜95cm/100g以下であり、前記カーボンブラック1と前記カーボンブラック2との合計量が、前記ジエン系ゴム100質量部に対して、25〜50質量部である、ゴム組成物が開示されている。
特開2013−122018号公報 国際公開第2005/182499号
特許文献1及び2に記載されたゴム組成物は、特に耐久性に優れるものの、コンベアベルトを圧延により成形する際の寸法安定性(以下、「圧延の寸法安定性」ともいう)が、昨今の高い要求品質を考慮すると十分ではなかった。
そこで、本発明の課題は、省エネルギー性と圧延の寸法安定性とを両立させ得るゴム組成物を提供すること、そして省エネルギー性と圧延の寸法安定性とが両立したコンベアベルトを提供すること、さらには、該コンベアベルトを装着したベルトコンベアを提供することにある。
本発明者らは、前記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、ジエン系重合体と特定のカーボンブラック2種とを特定比率で含有するゴム組成物により、上記課題を解決し得ることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて完成したものである。
すなわち、本発明は、以下の[1]〜[10]に関する。
[1] (A)ジエン系重合体、及び、(B)窒素吸着比表面積が100m/gを超え、かつジブチルフタレート吸油量が100〜140ml/100gであるカーボンブラック(b−1)と、窒素吸着比表面積が60m/g未満であり、かつジブチルフタレート吸油量が110ml/100g以上であるカーボンブラック(b−2)とを含有するカーボンブラックを含有し、(A)ジエン系重合体100質量部に対するカーボンブラック(b−1)及びカーボンブラック(b−2)の合計含有量が25〜55質量部である、ゴム組成物。
[2] 前記カーボンブラック(b−1)の窒素吸着比表面積が、100m/gを超え、かつ、116m/g以下(好ましくは106〜116m/g)である、[1]に記載のゴム組成物。
[3] 前記カーボンブラック(b−1)のジブチルフタレート吸油量が、100〜119ml/100g(好ましくは109〜119ml/100g)である、[1]又は[2]に記載のゴム組成物。
[4] 前記カーボンブラック(b−2)の窒素吸着比表面積が、30m/g以上60m/g未満(好ましくは35〜45m/g)である、[1]〜[3]のいずれか1つに記載のゴム組成物。
[5] 前記カーボンブラック(b−2)のジブチルフタレート吸油量が、110〜140ml/100g(好ましくは116〜126ml/100g)である、[1]〜[4]のいずれか1つに記載のゴム組成物。
[6] 前記カーボンブラック(b−1)と前記カーボンブラック(b−2)の含有量比(質量比)である、(b−1):(b−2)が、10:90〜80:20(好ましくは20:80〜60:40、より好ましくは30:70〜50:50)である、[1]〜[5]のいずれか1つに記載のゴム組成物。
[7] ジエン系重合体(A)が、天然ゴム及びイソプレンゴムを合計して15〜85質量%(好ましくは20〜60質量%、より好ましくは25〜55質量%)、並びにブタジエンゴムを85〜15質量%(好ましくは80〜40質量%、より好ましくは75〜45質量%)からなる、[1]〜[6]のいずれか1つに記載のゴム組成物。
[8] [1]〜[7]のいずれか1つに記載のゴム組成物を用いてなるコンベアベルト。
[9] [8]に記載のコンベアベルトを装着したベルトコンベア。
[10] [1]〜[7]のいずれか1つに記載のゴム組成物のコンベアベルトへの使用。
本発明によれば、省エネルギー性と圧延の寸法安定性とを両立させ得るコンベアベルト用のゴム組成物、省エネルギー性と圧延の寸法安定性とが両立したコンベアベルト、及び該コンベアベルトを装着したベルトコンベアを提供することができる。
[ゴム組成物]
本発明のゴム組成物は、
(A)ジエン系重合体、及び、
(B)窒素吸着比表面積が100m/gを超え、かつジブチルフタレート吸油量が100〜140ml/100gであるカーボンブラック(b−1)と、
窒素吸着比表面積が60m/g未満であり、かつジブチルフタレート吸油量が110ml/100g以上であるカーボンブラック(b−2)とを含有するカーボンブラックを含有し、
(A)ジエン系重合体100質量部に対するカーボンブラック(b−1)及びカーボンブラック(b−2)の合計含有量が25〜55質量部である。
本発明のゴム組成物は、コンベアベルト用のゴム組成物として好適であり、該ゴム組成物を用いて得られるコンベアベルトは、省エネルギー性と圧延の寸法安定性とを両立しうる。
以下の説明において、数値範囲を示す「A〜B」の記載は、端点であるA及びBを含む数値範囲を示す。すなわち、「A以上B以下」(A<Bである場合)、又は「A以下B以上」(A>Bである場合)を意味する。
以下、本発明のゴム組成物をコンベアベルトに適用する場合を例に取って、説明する。
また、本発明のゴム組成物の成分について、以下に説明する。
((A)ジエン系重合体)
本発明のゴム組成物は、(A)ジエン系重合体(以下、「(A)成分」ともいう。)を含有する。
(A)成分のジエン系重合体としては、例えば、天然ゴム(NR)、イソプレンゴム(IR)、ブタジエンゴム(BR)、スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、エチレン−プロピレンゴム(EPR)、エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)、ブチルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム、クロロプレンゴムなどが挙げられる。これらは1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。本発明では、省エネルギー性と耐久性とを両立させる観点から、2種以上を併用することが好ましく、天然ゴム、イソプレンゴム及びブタジエンゴムから選択される少なくとも2種を併用することがより好ましく、天然ゴム及びブタジエンゴムから選択される少なくとも1つと、ブタジエンゴムとを併用することがさらに好ましく、天然ゴム又はイソプレンゴムと、ブタジエンゴムとを併用することが特に好ましい。
(A)成分が、天然ゴム及びブタジエンゴムから選択される少なくとも1つ、並びにブタジエンゴムのみからなることが好ましく、天然ゴム又はブタジエンゴム、及びブタジエンゴムのみからなることがより好ましい。
また、(A)成分は、省エネルギー性と耐久性とを両立させる観点から、天然ゴム及びイソプレンゴムを合計して15〜85質量%、並びにブタジエンゴム85〜15質量%からなることが好ましく、天然ゴム及びイソプレンゴムを合計して20〜60質量%並びにブタジエンゴムを80〜40質量%からなることがより好ましく、天然ゴム及びイソプレンゴムを合計して25〜55質量%並びにブタジエンゴムを75〜45質量%からなることがさらに好ましく、天然ゴム及びイソプレンゴムを合計して30〜45質量%並びにブタジエンゴムを70〜55質量%からなることが特に好ましい。
(A)成分中の天然ゴム及びイソプレンゴムの合計含有量が15質量%以上であると天然ゴム及びイソプレンゴムが(A)成分の海島構造の海になることから、破壊特性が良好となる。一方、(A)成分中のブタジエンゴムの含有量が少なくとも15質量%であることにより、省エネルギー性が向上する。
なお、ブタジエンゴムとしては、省エネルギー性と耐久性とを両立させる観点から、ハイシスブタジエンゴムが好ましい。ハイシスブタジエンゴムとは、FT−IRによる測定において、1,3−ブタジエン単位中のシス−1,4結合含有量が90%以上98%未満のハイシスブタジエンゴムのことである。ハイシスブタジエンゴムの1,3−ブタジエン単位中のシス−1,4結合含有量は、好ましくは95%以上98%未満である。ハイシスブタジエンゴムの製造方法に特に制限は無く、公知の方法によって製造することができる。例えば、ネオジウム系触媒を用いてブタジエンを重合することによって製造できる。ハイシスブタジエンゴムは市販されており、例えばJSR株式会社製の「BR01」、「T700」などを使用することもできる。
((B)カーボンブラック)
本発明のゴム組成物は、(B)カーボンブラック(以下、「(B)成分」ともいう。)を含有する。
(B)成分であるカーボンブラックとしては、省エネルギー性と圧延の寸法安定性とを両立させる観点から、窒素吸着比表面積が100m/gを超え、かつジブチルフタレート吸油量が100〜140ml/100gであるカーボンブラック(b−1)(以下、「(b−1)成分」ともいう。)と、窒素吸着比表面積が60m/g未満で、かつジブチルフタレート吸油量が110ml/100g以上であるカーボンブラック(b−2)(以下、「(b−2)成分」ともいう。)とを併用する。
なお、ジブチルフタレート吸油量を、以下「DBP吸油量」ともいう。
本発明における(b−1)成分のカーボンブラックは、圧延の寸法安定性の観点から、窒素吸着比表面積が100m/gを超え、かつDBP吸油量が100〜140ml/100gであるという2つの条件を満たす。さらに、本発明における(b−1)成分のカーボンブラックとしては、圧延の寸法安定性の観点から、窒素吸着比表面積が100m/gを超え116m/g以下であるとともに、DBP吸油量が100〜119ml/100gであることが好ましく、また、窒素吸着比表面積が106〜116m/gであるとともにDBP吸油量が109〜119ml/100gであることがより好ましい。
(b−1)成分は、特に、粒径に対して表面積が大きいことから、粒径に対して表面積が小さいにカーボンブラックに比べ、加硫時にゴム成分とインターラクションしやすくなり、その結果、圧延による成形に際して寸法安定性が得られると推察される。
本発明における(b−2)成分のカーボンブラックは、省エネルギー性の観点から、窒素吸着比表面積が60m/g未満で、かつDBP吸油量が110ml/100g以上であるという2つの条件を満たす。また、発明における(b−2)成分のカーボンブラックとしては、窒素吸着比表面積が30m/g以上60m/g未満であるとともにDBP吸油量が110〜140ml/100gであることが好ましく、また、窒素吸着比表面積が35〜45m/gであるとともにDBP吸油量が116〜126ml/100gであることがより好ましい。
なお、本明細書において、カーボンブラックの窒素吸着比表面積及びDBP吸油量は、JIS K 6217(1997)に準じて測定した値である。
(b−1)成分と(b−2)成分の含有比率[(b−1):(b−2)]は、質量比で、好ましくは10:90〜80:20、より好ましくは20:80〜60:40、さらに好ましくは30:70〜50:50である。(b−1)成分と(b−2)成分との合計に対する(b−1)成分の含有比率が10質量%未満の場合には、圧延の寸法安定性が低下し、一方、(b−2)成分の含有比率が20質量%未満の場合には、省エネルギー性が不十分となる。
カーボンブラックとしては、ファーネス法、チャンネル法、アセチレン法、サーマル法などのいずれの方法で製造されたものであってもよく、特にファーネス法により製造されたものが好ましい。カーボンブラックとしては、具体的には、標準品種であるSAF、ISAF、HAF、FEF、GPF、SRF(以上、ゴム用ファーネス)、MTカーボンブラック(熱分解カーボン)などが挙げられ、これらの中でもISAF、SAF、FEFが好ましい。これらの中から、上記規定に合うカーボンブラックを適宜選択して用いればよい。
本発明のゴム組成物において、(b−1)成分と(b−2)成分との合計含有量は、(A)成分100質量部に対して25〜55質量部である。25質量部未満であると、耐久性に乏しくなる。一方、55質量部を超えると、耐久性に乏しくなり、省エネルギー性が不十分となる。同様の観点から、(b−1)成分と(b−2)成分との合計含有量は(A)成分100質量部に対して、好ましくは25〜50質量部、より好ましくは30〜50質量部、さらに好ましくは35〜50質量部である。
本発明のゴム組成物は、本発明の効果を著しく損なわない範囲で、上記(b−1)成分及び(b−2)成分に該当しないカーボンブラック(b−3)(以下、「(b−3)成分」ともいう。)を含有していてもよい。該(b−3)成分を含有している場合、その含有量は、(A)成分100質量部に対して、好ましくは10質量部以下、より好ましくは5質量部以下、さらに好ましくは3質量部以下、特に好ましくは1質量部以下であり、最も好ましくは含有しないことである。
また、(B)成分中の(b−3)成分の含有量は、好ましくは30質量%以下、より好ましくは15質量%以下、さらに好ましくは5質量%以下、よりさらに好ましくは含有しないことである。
(その他の成分)
本発明のゴム組成物には、本発明の効果を著しく損なわない範囲で、さらにその他の添加剤を加えてもよい。かかる添加剤としては、通常、コンベアベルトのカバーゴムに含有されるものであれば特に制限は無い。該添加剤としては、例えば、ステアリン酸等の脂肪酸、酸化亜鉛(亜鉛華)、老化防止剤、硫黄、加硫促進剤、加硫遅延剤(スコーチ防止剤)、オイル、樹脂、ワックス、シリカ、シリカカップリング剤、しゃく解剤、オゾン亀裂防止剤、抗酸化剤、クレー、炭酸カルシウムなどが挙げられる。これらは、市販品を使用できる。
脂肪酸を使用する場合、その使用量は、(A)成分100質量部に対して、0.1〜10質量部が好ましく、1〜5質量部がより好ましい。
酸化亜鉛を使用する場合、その使用量は、(A)成分100質量部に対して、0.5〜10質量部が好ましく、1〜5質量部がより好ましい。
老化防止剤としては、公知の老化防止剤を選択し用いることができる。例えば、N−フェニル−N’−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニレンジアミン(6C)やN−フェニル−N’−イソプロピル−p−フェニレンジアミン(3C)、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合物(RD)などが挙げられる。老化防止剤は1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。老化防止剤を使用する場合、その使用量は、(A)成分100質量部に対して、0.1〜10質量部が好ましく、0.5〜5質量部がより好ましく、1〜5質量部がさらに好ましい。
硫黄を使用する場合、その使用量は、(A)成分100質量部に対して、硫黄分として0.5〜10質量部が好ましく、0.5〜4質量部がより好ましい。
加硫促進剤としては、特に限定されるものではないが、例えば、2−メルカプトベンゾチアゾール(M)、ジベンゾチアジルジスルフィド(DM)、N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスルフェンアミド(CZ)等のチアゾール系、あるいはジフェニルグアニジン(DPG)等のグアニジン系の加硫促進剤等を挙げることができる。加硫促進剤は1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。加硫促進剤を使用する場合、その使用量は、(A)成分100質量部に対して、0.1〜5質量部が好ましく、より好ましくは0.1〜2質量部である。
その他の添加剤の添加量も、本発明の目的が損なわれない範囲で当業者が適宜選択できる。
(A)成分及び(B)成分と、適宜必要な添加剤とを混練することにより、本発明のゴム組成物が得られる。混練方法は、当業者が通常実施する方法に従えばよい。例えば、硫黄、加硫促進剤以外の全成分を、バンバリーミキサー、ブラベンダー、ニーダー、高剪断型ミキサーなどの混合機を用いて80〜200℃(好ましくは100〜180℃)で混練(A練り)した後、硫黄、加硫促進剤を添加(B練り)して混練ロール機などで80〜200℃(好ましくは100〜180℃)で混練する方法や、全成分を一度に前記混合機によって80〜200℃(好ましくは100〜180℃)で混練する方法が挙げられる。
こうして得られるゴム組成物を加熱金型によって成形することにより、本発明のコンベアベルト(外周カバーゴム又は内周カバーゴム)を得ることができる。通常、外周カバーゴムと内周カバーゴムとが、補強材である芯体を挟んで一つのコンベアベルトとなり、ベルトコンベアに装着される。
本発明のコンベアベルト用ゴム組成物は、省エネルギー性と圧延時の寸法安定性とを併せ持つため、コンベアベルトの、特に内周カバーゴムとして有用である。
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。なお、以下の記載中、特別に記載がない場合、「%」及び「部」の表示はすべて「質量%」及び「質量部」を表す。また、表中の添加量の記載は、いずれも「質量部」である。
また、表1の各例で得られたコンベアベルト用ゴム組成物を用い、以下に示す方法に従って圧延時の寸法安定性及び省エネルギー性を評価した。
(ゴム寸法安定率)
表1の各例で得られたゴム組成物を、圧延ロールを用いてシート状に圧延した。圧延中、ロールに巻きついたゴムシートの長辺長さと、ロールから切り出した後、ミル収縮後のゴムシート長辺長さとを、それぞれ測定した。下記式から長辺側のゴムシート寸法安定率を求めた。寸法安定率は、値が大きい方が圧延時の寸法安定性が良好であることを示す。
ゴム寸法安定率(%)={圧延後の長辺長さ/圧延中の長辺長さ}×100
(省エネルギー性−低ロス性)
表1の各例で得られたコンベアベルト用ゴム組成物から、縦40mm、横5mm、厚さ2mmのシートを作製した。かかるシートを用い、粘弾性スペクトロメーター(株式会社東洋精機製作所製)により、チャック間距離10mm、動的歪2%、周波数10Hzの測定条件にて、動的粘弾性測定を行ない、20℃における損失正接(tanδ)を測定した。動的弾性率をE’(N/mm)としたとき、tanδ/E’0.32(ロスインデックス)を求めることにより、低ロス性の指標とした。ロスインデックスが小さい方が、低ロス性であり、省エネルギー性に優れていることを示す。
実施例1〜9及び比較例1〜4
表1に示した配合量(単位:質量部)で硫黄及び加硫促進剤を除く各成分をバンバリーミキサーにて混練(A練り)し、引き続き硫黄及び加硫促進剤を添加して混合(B練り)することによりコンベアベルト用ゴム組成物を得、該ゴム組成物を金型温度160℃、15分で加硫することにより、コンベアベルトに用いるカバーゴムを得た。得られたカバーゴムの耐久性及び省エネルギー性を評価した。結果を表1に示す。
Figure 2018012325
以下に、表1中の各成分について詳細に説明する。
1)天然ゴム、グレード;RSS−3号
2)ブタジエンゴム(1,3−ブタジエン単位中のシス−1,4結合量が、97%である。)、「BR150L」(商品名)、宇部興産株式会社製
3)「ショウブラック N220」(商品名)(ISAF)、キャボットジャパン株式会社製、窒素吸着比表面積111m/g及びジブチルフタレート吸油量115ml/100g、(b−1)成分
4)「Vulcan 10H」(商品名)(SAF)、キャボットジャパン株式会社製、窒素吸着比表面積146m/g及びジブチルフタレート吸油量127ml/100g、(b−1)成分
5)「ショウブラック N550」(商品名)(FEF)、キャボットジャパン株式会社製、窒素吸着比表面積42m/g及びジブチルフタレート吸油量115ml/100g、(b−2)成分
6)ショウブラック N330(HAF)、キャボットジャパン株式会社製、窒素吸着比表面積82m/g及びジブチルフタレート吸油量102ml/100g、(b−1)成分でも(b−2)成分でもない。
7)ステアリン酸300(商品名)、新日本理化株式会社製
8)亜鉛華、東邦亜鉛株式会社製
9)「ノンフレックスRD」(商品名)、2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン重合体、精工化学株式会社製
10)「60%不溶性硫黄」(商品名)、日本乾溜工業株式会社製
11)「バルノック PM」(商品名)、m−フェニレンジマレイミド(加硫剤)、大内新興化学工業株式会社製
12)「ノクセラーNS−P」(商品名)、N−t−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド、大内新興化学工業株式会社製
表1より、本発明のベルトコンベア用ゴム組成物の場合には、省エネルギー性と圧延の寸法安定性が両立していることがわかる。
一方、比較例1及び3のように、(B)成分として(b−1)成分のみしか含有していない場合、そして比較例2及び4のように、(B)成分として(b−2)成分のみしか含有していない場合には、省エネルギー性が不十分であった。
本発明のゴム組成物は、省エネルギー性と圧延の寸法安定性が共に優れているため、コンベアベルト、特にコンベアベルトの内周カバーゴムに利用可能である。

Claims (7)

  1. (A)ジエン系重合体、及び、
    (B)窒素吸着比表面積が100m/gを超え、かつジブチルフタレート吸油量が100〜140ml/100gであるカーボンブラック(b−1)と、
    窒素吸着比表面積が60m/g未満であり、かつジブチルフタレート吸油量が110ml/100g以上であるカーボンブラック(b−2)とを含有するカーボンブラックを含有し、
    (A)ジエン系重合体100質量部に対するカーボンブラック(b−1)及びカーボンブラック(b−2)の合計含有量が25〜55質量部である、ゴム組成物。
  2. 前記カーボンブラック(b−1)の窒素吸着比表面積が、100m/gを超え、かつ、116m/g以下である、請求項1に記載のゴム組成物。
  3. 前記カーボンブラック(b−1)のジブチルフタレート吸油量が、100〜119ml/100gである、請求項1又は2に記載のゴム組成物。
  4. 前記カーボンブラック(b−1)と前記カーボンブラック(b−2)の含有量比(質量比)である、(b−1):(b−2)が、10:90〜80:20である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のゴム組成物。
  5. 前記ジエン系重合体(A)が、天然ゴム及びイソプレンゴムを合計して15〜85質量%、並びにブタジエンゴムを85〜15質量%からなる、請求項1〜4のいずれか1項に記載のゴム組成物。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のゴム組成物を用いてなるコンベアベルト。
  7. 請求項6に記載のコンベアベルトを装着したベルトコンベア。
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