JPWO2017175753A1 - 滑り止め施工用粘着シート - Google Patents
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Abstract
Description
具体的に、本発明は、以下の構成を有する。
[2] 貫通孔の数は、滑り止め施工用粘着シート100cm2あたり3〜1000個である[1]に記載の滑り止め施工用粘着シート。
[3] 貫通孔1つあたりの面積は0.01〜20.0cm2である[1]又は[2]に記載の滑り止め施工用粘着シート。
[4] 貫通孔の総面積が、滑り止め施工用粘着シートの全面積の2〜60%である[1]〜[3]のいずれかに記載の滑り止め施工用粘着シート。
[5] 厚みが0.05〜1mmである[1]〜[4]のいずれかに記載の滑り止め施工用粘着シート。
[6] 表面層の厚みが100〜500μmである[1]〜[5]のいずれかに記載の滑り止め施工用粘着シート。
[7] 粘着剤層は再剥離性を有する[1]〜[6]のいずれかに記載の滑り止め施工用粘着シート。
[8] 粘着剤層の粘着力が0.5〜10.0N/50mmである[1]〜[7]のいずれかに記載の滑り止め施工用粘着シート。
[9] 表面層がプラスチックフィルムである[1]〜[8]のいずれかに記載の滑り止め施工用粘着シート。
[10] 表面層の少なくとも表面露出面にはエンボス加工が施されている[1]〜[9]のいずれかに記載の滑り止め施工用粘着シート。
[11] [1]〜[10]のいずれかに記載の滑り止め施工用粘着シートの粘着剤層の一方の面側であって、表面層が積層された面とは反対の面側にさらに剥離剤層を有する剥離剤層付き滑り止め施工用粘着シート。
[12] 表面層と、粘着剤層を有する貫通孔形成用粘着シート。
[13] 粘着剤層の粘着力が0.3〜8.0N/25mmである[12]に記載の貫通孔形成用粘着シート。
また、本発明の滑り止め施工用粘着シートを用いれば、所望の形状の防滑層を形成することができるため、床材等の被着物に優れた防滑性を付与することができる。
本発明は、表面層と、粘着剤層とを有する滑り止め施工用粘着シートに関する。本発明の滑り止め施工用粘着シートは、表面層及び粘着剤層を貫通する複数の貫通孔を有する。ここで、本発明の滑り止め施工用粘着シートにおける粘着剤層は感圧粘着剤層である。
本発明の滑り止め施工用粘着シートは、上記構成を有するため、所望の形状の防滑層を容易に形成することができ、床材等の被着物に優れた防滑性を付与することができる。
本発明の滑り止め施工用粘着シートは複数の貫通孔を有する。滑り止め施工用粘着シート100cm2あたりに設けられる貫通孔の数は、3〜1000個であることが好ましく、10〜800個であることがより好ましく、30〜500個であることがさらに好ましい。
また、貫通孔1つあたりの面積は0.01〜20.0cm2であることが好ましく、0.02〜10.0cm2であることがより好ましく、0.03〜8.0cm2であることがさらに好ましい。貫通孔1つあたりの面積を上記下限値以上とすることにより、防滑性能に優れた防滑層を施工することができる。加えて、滑り止め施工用粘着シート上に充填剤を充填する際に、貫通孔に充填剤が充填されたことを容易に視認することができ、効率よく施工できるとともに、充填不良による施工ミスを防ぐことができる。
本発明の滑り止め施工用粘着シートは、表面層を有する。表面層の材質は特に制限されない。例えば、表面層には、プラスチックフィルムや、合成紙等に代表される紙基材等を用いることができる。プラスチックフィルム(樹脂基材)としては、PVC(ポリ塩化ビニル)フィルム、PET(ポリエチレン・テレフタラート)フィルム、PE(ポリエチレン)フィルム、PP(ポリプロピレン)フィルム、PO(ポリオレフィン)フィルム、PS(ポリスチレン)フィルム、EVA(エチレン・酢酸ビニル共重合)フィルム、シリコーンフィルム等を挙げることができる。また、合成紙としては、例えば、ユポ・コーポレーション社製のユポコート(登録商標)を挙げることができる。表面層は、単層構造であってもよく、上述した基材を2種以上積層した構成であってもよい。
なお、表面層と充填剤の色度を異なるものとするために、表面層に色素を含有させてもよい。表面層を着色することで、充填剤の充填を確認しやすくすることも可能である。
本発明の滑り止め施工用粘着シートは、粘着剤層を有する。本発明では、粘着剤層は再剥離性を有することが好ましい。ここで、再剥離性とは、粘着剤層を被着物から糊残りなく剥がせる性質のことをいう。また、再剥離性は、滑り止め施工用粘着シートの粘着力を所定の範囲内とすること等によって調整することができる。
粘着付与剤としては、例えば、ロジン、エステルガム、エステルガムH、ポリテルペン樹脂、C5系石油樹脂、C9系石油樹脂、DCPD系石油樹脂、スチレン系樹脂、アルキルフェノール樹脂、テルペンフェノール樹脂、およびこれらの水添物等が挙げられる。中でも、ポリテルペン樹脂、C5系石油樹脂の水添物およびC9系石油樹脂の水添物が好ましく用いられる。
軟化剤としては、例えば、各種可塑剤、ポリブテン、液状粘着付与剤樹脂、ポリイソブチレン低重合体、ポリビニルイソブチルエーテル低重合体、ラノリン、解重合ゴム、プロセスオイル、ナフテン系オイル、パラフィン系オイル、加硫オイル等が挙げられる。
その他、必要に応じて、増粘剤、pH調整剤、消泡剤、防腐防黴剤、顔料、無機充填剤、安定剤、濡れ剤、湿潤剤等を配合することができる。
本発明は、滑り止め施工用粘着シートの粘着剤層の一方の面側であって、表面層が積層された面とは反対の面側にさらに剥離剤層を有する剥離剤層付き滑り止め施工用粘着シートに関するものであってもよい。このような剥離剤層を設けることにより、粘着剤層の表面にゴミや埃等の付着物が付着することを抑制することができる。これにより、粘着剤層と被着物の密着性の低下を防止することができる。
剥離剤層としては、例えば、周知の剥離シートが使用される。周知の剥離シートとしては、例えば、キャストコート紙、アート紙、コート紙、上質紙、クラフト紙、グラシン紙、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、ポリプロピレン(PP)フィルム等の支持体の表面に、必要に応じて目止め層を形成した上で、シリコーン系等の剥離剤を塗布した剥離シートなどが挙げられる。
本発明の滑り止め施工用粘着シートの製造工程は、剥離剤層上に粘着剤層を構成する粘着剤塗工液を塗工する工程と、粘着剤層の一方の面側であって、剥離剤層が積層された面とは反対の面側に表面層を積層する工程と、貫通孔を形成する工程を含むことが好ましい。
粘着剤塗工液を塗工する工程の後には、粘着剤層を硬化する工程を含むことが好ましく、粘着剤層を溶剤型粘着剤から形成する場合は、乾燥工程を含むことが好ましい。
本発明は、貫通孔を形成する前の貫通孔形成用粘着シートに関するものでもある。貫通孔形成用粘着シートは、表面層と、粘着剤層を有し、上述したような貫通孔を形成するための粘着シートである。
本発明の滑り止め施工用粘着シートは滑り止め施工方法に使用される。具体的には、滑り止め施工用粘着シートが床面等の被着物に貼着され、その後、滑り止め施工用粘着シートの貫通孔内に、防滑層を形成する充填剤を充填し、硬化することで防滑層が形成される。本発明の滑り止め施工用粘着シートは防滑層が形成された後に、被着物から剥離される。
以下で、滑り止め施工方法について詳述する。
なお、用いる充填剤の種類によっては、このような完全硬化工程を設けなくても、(B)工程で充填剤を完全硬化させることも可能である。
充填剤としては、例えば、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等を挙げることができる。上記充填剤には添加剤として、各種着色染料、顔料、蛍光剤および/または畜光剤を添加することもできる。このような添加剤は、充填剤の色度や透明度を、表面層の色度や透明度と異なるものとすることができる。これにより、滑り止め施工用粘着シートの貫通孔に充填剤の充填がなされたことを確認しやすくなり、充填剤の充填漏れ(充填抜け)を防止することができる。さらに、上記充填剤には、形成される防滑層の強度を上げるために、ガラスビーズを添加してもよい。
滑り止め施工を施す対象としては、例えば、床、携帯電話の筐体、おぼんの表裏面、食器棚等が挙げられる。特に、滑り止め施工を床に施す場合は、公共施設の床、ペットサロン等の床、浴室の床、調理場の床、工場の床、駅構内の床や階段など、床面に水が付着する可能性のある床に好ましく用いることができる。中でも、セラミックタイル製の床材、御影石、大理石等の天然石床材、および塩化ビニル樹脂など硬質な素材を使ったプラスチック系床材などに好ましく用いることができ、特にセラミックタイル製の床材に好ましく用いられることが出来る。
アクリル系粘着剤(トーヨーケム株式会社製BPS5303−2OJI)100質量部に、東ソー株式会社製コロネートL 質量5部を配合して粘着剤を得た。上記粘着剤を、剥離紙(王子タック株式会社製青グラシン82)に、コンマコータにより塗工し、100℃、2分間加熱して、粘着剤層(厚さ:20μm)を形成した。
上記粘着剤層の露出面に、透明塩化ビニルシート(アキレス株式会社製、FCZA3502、厚さ:200μm)を貼り合わせた。その後、タレットパンチング加工機を用いて、表1に記載の形状を有する貫通孔を形成した。このようにして実施例1の滑り止め施工用粘着シートを得た。
透明塩化ビニルシートとしてエンボス加工が施されたシート(アキレス株式会社製、FCNA3502、厚さ:200μm)を用い、貫通孔の形状を表1に記載の通りとなるように変更した以外は実施例1と同様にして滑り止め施工用粘着シートを得た。
透明塩化ビニルシートの厚みを表1の通りとし、粘着剤層の厚みを表1の通りとし、かつ貫通孔の形状を表1に記載の通りとなるように変更した以外は実施例2と同様にして滑り止め施工用粘着シートを得た。
透明塩化ビニルシートを透明ポリオレフィンシート(オカモト株式会社製、PO系コンビニフィルム、厚さ:300μm)とし、かつアクリル系粘着剤をウレタン系粘着剤(トーヨーケム株式会社製、SP−205)に変更した以外は実施例5と同様にして滑り止め施工用粘着シートを得た。
ウレタン系粘着剤をアクリル系粘着剤に変更し、粘着剤層の厚みを表1の通りとし、かつ貫通孔の形状を表1に記載の通りとなるように変更した以外は実施例6と同様にして滑り止め施工用粘着シートを得た。
透明塩化ビニルシートを自己吸着白色発泡ウレタンフォーム(イノアックコーポレーション社製PureCell、厚み1000μm)に変更し、粘着剤層を設けなかった以外は実施例2と同様にして滑り止め施工用粘着シートを得た。
透明塩化ビニルシートをエンボス加工がされていないものに変更し、粘着剤層を形成しなかった以外は実施例3と同様にして滑り止め施工用粘着シートを得た。
比較例2で用いた透明塩化ビニルシートに、表1の形状を有する貫通孔を形成し、エポキシ系接着剤(スリーボンド社製、TB2081D)を10μmの厚みになるよう塗布し、滑り止め施工用粘着シートを得た。
トーヨーケム株式会社BPS5303−2OJI 100質量部に、東ソー株式会社製コロネートL 5質量部を配合して粘着剤を得た。上記粘着剤を、剥離紙(王子タック株式会社製青グラシン82)に、リップコータにより塗工し、100℃、7分間加熱して、粘着剤層(厚さ:120μm)を形成した。上記粘着剤層の露出面に、エンボス加工が施された透明塩化ビニルシートであって、厚みが300μmの透明塩化ビニルシートを貼り合わせ、実施例1と同様の貫通孔を形成した。このようにして実施例8の滑り止め施工用粘着シートを得た。
表面層として、白色ユポ(ユポコーポレーション社製、ニューユポFGS、厚み:200μm)を用い、粘着剤層の厚みを表1の通りとし、かつ貫通孔の形状を表1に記載の通りとなるように変更した以外は実施例1と同様にして滑り止め施工用粘着シートを得た。
表面層として、透明PETフィルム(東レ株式会社製、ルミラーS−10、厚み:188μm)を用い、貫通孔の形状を表1に記載の通りとなるように変更した以外は実施例1と同様にして滑り止め施工用粘着シートを得た。
<滑り止め施工方法>
セラミックタイル製の床材を清浄した後に、実施例及び比較例で得られた滑り止め施工用粘着シートを床面に貼着した。その後、シリコーン樹脂とガラスビーズ(粒径:80μm)を含む充填剤を貫通孔に充填し、室温下℃で24時間硬化させた。その後、滑り止め施工用粘着シートを床面から剥離し、防滑層を形成した。
滑り止め施工時のハンドリング性について、下記の評価基準にて評価した。
床面表面に滑り止め施工用粘着シートを貼付する際、任意の場所へ貼合できるか否かを評価した。また、充填剤を貫通孔に充填し、貫通孔周辺の樹脂漏れの有無を確認した。
○:粘着剤層と床面表面間に気泡の噛み込みがなく、床面の任意の位置に貼付できる。また充填剤を貫通孔に漏れなく充填できる。
△:粘着剤層と床面表面間での一部気泡の噛み込みにより貼付作業に時間を要するが、床面の任意の位置に貼付できる。また充填剤を貫通孔に漏れなく充填できる。
×:粘着剤層と床面表面間での気泡の噛み込みにより、何度も貼り替え作業を要する。また充填剤が貫通孔から漏れ出る。
床面に貼付した滑り止め施工用粘着シート上に充填剤を充填後、滑り止め施工用粘着シートを剥がす工程にて、作業者が滑り止め施工用粘着シートを床面から全面剥がす際の剥がしやすさを評価した。
○:床面から滑り止め施工用粘着シートをスムーズに剥がせる。
△:かなり力を使うが床面から滑り止め施工用粘着シートを剥がせる。
×:床面から滑り止め施工用粘着シートを剥がせない、剥がし途中で止まる。
作業者が床面全面から滑り止め施工用粘着シートを剥がした後、粘着剤層の糊残りを目視で確認した。
○:床面の表面に糊残りがない。
△:床面の一部に糊残りを起こす。
×:床面全面に糊残りを起こす。
滑り止め施工用粘着シートの貫通孔に充填剤を充填する際、ヘラでスキージ作業を行い、すべり性を評価した。
○:ヘラが滑り止め施工用粘着シート表面をスムーズに滑り、気泡を噛み込まず充填剤を貫通孔に充填できる。
△:ヘラが滑り止め施工用粘着シート表面をスムーズに滑るが、気泡を噛み込みながら充填剤を貫通孔に充填できる。
×:ヘラが滑り止め施工用粘着シート表面を滑らず、充填剤を貫通孔に充填できない。
滑り止め施工用粘着シート上に充填剤を充填した際に、充填部分の認識容易性を評価した。
○:滑り止め施工用粘着シート上の充填剤塗工部と未塗工部がはっきりと認識できる。
△:滑り止め施工用粘着シート上の充填剤塗工部と未塗工部がなんとか認識できる。局所的な塗工抜けがある。
×:滑り止め施工用粘着シート上の充填剤塗工部と未塗工部との差異が認識できない。塗抜けが発生する。
JIS A 1454に定める床材の滑り性試験によって測定される滑り抵抗係数(CSR値)による防滑層のすべり難さを評価した。
◎:CSR値が0.50以上
○:CSR値が0.45以上0.50未満
△:CSR値が0.40以上0.45未満
×:CSR値が0.40未満
貫通孔形成前の滑り止め施工用粘着シートを25mm×100mmに裁断後、剥離紙(セパレータ)を剥がしてSUS板に2kg荷重ロールで圧着し、常温で30分間放置した。その後、引張試験機(型式:オートグラフAGS−J、島津製作所社製)を用い、JIS Z 0237に準じて引張速度300mm/分で180度剥離した際の剥離強度を測定し、その剥離強度を貫通孔形成前の粘着力とした。
貫通孔形成後の滑り止め施工用粘着シートを50mm×100mmに裁断後、剥離紙(セパレータ)を剥がしてSUS板に2kg荷重ロールで圧着し、常温で30分間放置した。その後、引張試験機(型式:オートグラフAGS−J、島津製作所社製)を用い、JIS Z 0237に準じて引張速度300mm/分で180度剥離した際の剥離強度を測定し、その剥離強度を貫通孔形成後の粘着力とした。
20 粘着剤層
30 貫通孔
35 充填剤
50 防滑層
100 滑り止め施工用粘着シート
P 床面
Claims (13)
- 表面層と、粘着剤層とを有し、前記表面層及び前記粘着剤層を貫通する複数の貫通孔を有することを特徴とする滑り止め施工用粘着シート。
- 前記貫通孔の数は、前記滑り止め施工用粘着シート100cm2あたり3〜1000個である請求項1に記載の滑り止め施工用粘着シート。
- 前記貫通孔1つあたりの面積は0.01〜20.0cm2である請求項1又は2に記載の滑り止め施工用粘着シート。
- 前記貫通孔の総面積が、前記滑り止め施工用粘着シートの全面積の2〜60%である請求項1〜3のいずれか1項に記載の滑り止め施工用粘着シート。
- 厚みが0.05〜1mmである請求項1〜4のいずれか1項に記載の滑り止め施工用粘着シート。
- 前記表面層の厚みが100〜500μmである請求項1〜5のいずれか1項に記載の滑り止め施工用粘着シート。
- 前記粘着剤層は再剥離性を有する請求項1〜6のいずれか1項に記載の滑り止め施工用粘着シート。
- 前記粘着剤層の粘着力が0.5〜10.0N/50mmである請求項1〜7のいずれか1項に記載の滑り止め施工用粘着シート。
- 前記表面層がプラスチックフィルムである請求項1〜8のいずれか1項に記載の滑り止め施工用粘着シート。
- 前記表面層の少なくとも表面露出面にはエンボス加工が施されている請求項1〜9のいずれか1項に記載の滑り止め施工用粘着シート。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の滑り止め施工用粘着シートの粘着剤層の一方の面側であって、前記表面層が積層された面とは反対の面側にさらに剥離剤層を有する剥離剤層付き滑り止め施工用粘着シート。
- 表面層と、粘着剤層を有する貫通孔形成用粘着シート。
- 前記粘着剤層の粘着力が0.3〜8.0N/25mmである請求項12に記載の貫通孔形成用粘着シート。
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