JPWO2017170490A1 - 酸性水溶液に耐久性のある熱交換器、および熱交換方法 - Google Patents

酸性水溶液に耐久性のある熱交換器、および熱交換方法 Download PDF

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Abstract

熱交換器は、塩素を含有する酸性水溶液が流通する液流路と、酸性水溶液と熱交換される熱媒体が流通する媒体流路と、を備える。液流路は、酸性水溶液と接触し、タンタルを50質量%以上含む金属薄膜を有している。

Description

本発明は、酸性水溶液に耐久性のある熱交換器、および熱交換方法に関する。
従来より、流体の熱交換に利用される熱交換器が知られている。熱交換器は、熱交換対象である流体が流通する流路と、熱媒体が流通する流路とを仕切る伝熱板を備えており、伝熱板を介して、熱交換対象と熱媒体とが熱交換される。
そのため、熱交換効率の観点から、伝熱板の熱伝導率の向上を図ることが望まれている。
例えば、伝熱板が、2枚の銅板がろう材を介して圧着されて形成される熱交換器が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−232337号公報
特許文献1に記載されるような熱交換器では、熱伝導率が約370W/(m・K)である銅を伝熱板に用いており、熱交換効率の向上を図っている。
しかし、銅などの材質を用いた熱交換器では、酸性水溶液、とりわけ、塩素を含有する酸性水溶液を熱交換する場合、伝熱板が腐食するという不具合がある。
一方、樹脂を含浸したカーボン素材やタンタル、セラミックス、フッ素樹脂などは塩素を含有する酸性水溶液に対する耐久性が優れていることが知られている。しかしながら、これらの素材は熱伝導度が優れているとは言えず、また加工が難しく取扱いも面倒であるため、熱交換器に用いる場合、装置の大型化や複数の熱交換器を併用するなどの方法が必要になり、設備費の増大が懸念される。
そこで、本発明は、液流路の腐食を抑制でき、耐久性の向上を図ることができながら、熱交換効率にも優れた熱交換器、および熱交換方法を提供する。
前記の通り、熱交換器をタンタルにより形成すれば、酸性水溶液による腐食を抑制できるが、タンタルの熱伝導率が、約55W/(m・K)であり、銅の熱伝導率に対して、1/6以下であるので、熱交換器の熱交換効率が低下してしまう。
本発明者らは鋭意検討した結果、タンタルを50質量%以上含む部分を金属薄膜とすることで、熱交換器の熱交換効率を改善でき、薄膜であっても驚くべきことに耐久性の向上も図ることができることを見出し、本発明を完成した。即ち本発明は、以下の通りである。
本発明[1]は、塩素を含有する酸性水溶液が流通する液流路と、前記酸性水溶液と熱交換される熱媒体が流通する媒体流路と、を備え、前記液流路は、前記酸性水溶液と接触し、タンタルを50質量%以上含む金属薄膜を有している、熱交換器を含んでいる。
このような構成によれば、液流路が、塩素を含有する酸性水溶液と接触し、タンタルを50質量%以上含む金属薄膜を有しているので、塩素を含有する酸性水溶液を液流路に流通させても、液流路が腐食することを抑制でき、熱交換器の耐久性の向上を図ることができる。
本発明[2]は、前記金属薄膜の厚みが、10μm以上500μm以下である、上記[1]に記載の熱交換器を含んでいる。
このような構成によれば、金属薄膜の厚みが10μm以上であるので、熱交換器の耐久性の向上を確実に図ることができ、金属薄膜の厚みが500μm以下であるので、熱交換器の十分な熱交換効率を確保することができる。
本発明[3]は、前記液流路と前記媒体流路とを仕切るプレートを備え、前記液流路と前記媒体流路とは、前記プレートを介して交互に配置されており、前記金属薄膜は、前記プレートの前記液流路側の表面に配置されている、上記[1]または[2]に記載の熱交換器を含んでいる。
このような構成によれば、液流路と媒体流路とが、プレートを介して交互に配置されているので、液流路を流通する酸性水溶液と、媒体流路を流通する熱媒体とを円滑に熱交換させることができる。そのため、熱交換器の熱交換効率の向上を図ることができる。
また、金属薄膜がプレート表面に配置されるので、均一な金属薄膜を確実に設けることができる。
本発明[4]は、前記液流路は、フッ素を含有していない、上記[1]〜[3]のいずれか一項に記載の熱交換器を含んでいる。
しかるに、液流路が、フッ素、例えば、フッ素樹脂含有カーボンを有している場合、塩素を含有する酸性水溶液を長期にわたって液流路に流通させると、フッ素が酸性水溶液に溶出し、強度が低下し、ヒートショックなどによる脆性破壊が発生しやすくなるという不具合があった。
一方、上記の構成によれば、液流路が、フッ素を含有しておらず、タンタルを50質量%以上含む金属薄膜を有しているので、フッ素樹脂含有カーボンを用いた熱交換器のような脆性破壊の懸念はない。
本発明[5]は、上記[1]〜[4]のいずれか一項に記載の熱交換器を用いて、温度が0℃以上150℃以下である前記酸性水溶液を熱交換する、熱交換方法を含んでいる。
このような方法によれば、温度が0℃以上150℃以下の酸性水溶液であっても、液流路が、タンタルを50質量%以上含む金属薄膜を有しているので、液流路の腐食を抑制することができながら、酸性水溶液を効率良く熱交換することができる。
本発明[6]は、前記酸性水溶液中の塩素濃度は、0.001質量%以上0.5質量%以下である、上記[5]に記載の熱交換方法を含んでいる。
このような方法によれば、酸性水溶液中の塩素濃度が0.001質量%以上0.5質量%以下であっても、液流路が、タンタルを50質量%以上含む金属薄膜を有しているので、液流路の腐食を抑制することができる。
本発明[7]は、前記酸性水溶液が、塩化水素の酸素酸化反応により生成した塩素を含有する、上記[5]または[6]に記載の熱交換方法を含んでいる。
このような方法によれば、酸性水溶液が、塩化水素の酸素酸化反応により生成した塩素を含有していても、液流路が、タンタルを50質量%以上含む金属薄膜を有しているので、液流路の腐食を抑制することができる。
本発明の熱交換器によれば、耐久性の向上を図ることができながら、十分に熱交換効率を確保することができる。
本発明の熱交換方法によれば、温度が0℃以上150℃以下の酸性水溶液であっても、液流路の腐食を抑制することができながら、酸性水溶液を効率良く熱交換することができる。
図1Aは、本発明の熱交換器の一実施形態の斜視図である。図1Bは、図1Aに示す熱交換器の中央断面図である。 図2は、図1Aに示す熱交換器の分解斜視図である。
1.熱交換器
本発明に係る熱交換器の一例を図1、図2に例示し、以下、説明する。
熱交換器1は、図1Aに示すように、プレート式熱交換器であって、スタートフレーム2と、エンドフレーム3と、複数のプレート4とを備えている。
なお、以下の説明において、熱交換器1の方向に言及するときは、便宜上、スタートフレーム2が配置されている方を、熱交換器1の前側とし、その反対を熱交換器1の後側とする。また、熱交換器1を前側から見たときを基準として左右を規定し、前後および左右方向の両方向と直交する方向を上下として規定する。具体的には、各図に示す方向矢印を基準とする。
なお、前後方向は、複数のプレート4の積層方向(プレート4の厚み方向)と同一であり、前側が積層方向(厚み方向)の一方側、後側が積層方向(厚み方向)の他方側である。上下方向は、プレート4の長手方向と同一であり、上側が長手方向の一方側、下側が長手方向の他方側である。左右方向は、プレート4の幅方向と同一であり、右側が幅方向の一方側、左側が幅方向の他方側である。
スタートフレーム2は、上下方向に延びる正面視略矩形の平板形状を有している。スタートフレーム2は、4つの貫通口5を有している。
4つの貫通口5は、スタートフレーム2の四隅に1つずつ配置されている。4つの貫通口5のそれぞれは、正面視略円形状を有しており、スタートフレーム2を前後方向に貫通している。
4つの貫通口5のうち、左上側の貫通口5は液入口6であり、左下側の貫通口5は液出口7であり、右下側の貫通口5は媒体入口8であり、右上側の貫通口5は媒体出口9である。
エンドフレーム3は、スタートフレーム2に対して後側に間隔を空けて配置されている。エンドフレーム3は、上下方向に延びる略平板形状を有している。
複数のプレート4は、前後方向に積層されており、スタートフレーム2とエンドフレーム3との間に挟まれている。
複数のプレート4のそれぞれは、詳しくは後述するが、図2に示すように、上下方向に延びる略矩形の平板形状を有しており、4つの通過口12を有している。
4つの通過口12は、プレート4の四隅に1つずつ配置されている。4つの通過口12のそれぞれは、正面視略円形状を有しており、プレート4を前後方向に貫通している。
4つの通過口12のうち、左上側の通過口12は液流入口25であり、左下側の通過口12は液排出口26であり、右下側の通過口12は媒体流入口27であり、右上側の通過口12は媒体排出口28である。
そして、複数のプレート4の液流入口25、液排出口26、媒体流入口27および媒体排出口28のそれぞれは、前後方向に互いに連通することにより、液流入路31、液流出路32、媒体流入路33および媒体流出路34をそれぞれ形成している。液流入路31、液流出路32、媒体流入路33および媒体流出路34は、複数のプレート4において前後方向に流路形成されている。
なお、液流入路31および液入口6、液流出路32および液出口7、媒体流入路33および媒体入口8、媒体流出路34および媒体出口9は、前後方向に互いに連通している。
2.プレートの詳細
複数のプレート4は、詳しくは、第1プレート4Aと、第2プレート4Bとを備えている。
第1プレート4Aは、図1Bに示すように、基材の一例としての第1基材13と、金属薄膜の一例としての第1金属薄膜14とを備えている。
第1基材13は、上下方向に延びる正面視略矩形の平板形状を有している。第1基材13は、薄膜形成面の一例としての前面13Aと、前面13Aに対して反対側の流路形成面の一例としての後面13Bとを有している。
第1基材13は、金属材料から形成されている。金属材料としては、例えば、アルミニウム、銅などや、それらの合金が挙げられ、熱伝導率の観点から好ましくは、アルミニウムおよび銅が挙げられる。
第1金属薄膜14は、第1基材13の前面13Aに配置されており、本実施形態において、前面13Aの全体に形成されている。また、第1金属薄膜14は、1層から形成されてもよく、複数層から形成されてもよい。
第1金属薄膜14は、タンタルを50質量%以上含んでおり、タンタル合金や、他の成分をドープしたタンタルまたはタンタル単体から形成されている。
タンタルと組み合わせて用いる成分としては、例えば、ケイ素、タングステン、モリブデン、ニオブなどが挙げられる。
また、タンタルを含む金属薄膜の厚みは、好ましくは、10〜500μmである。好ましい下限は、20μm、さらに好ましくは30μm、特に好ましくは50μmである。一方、好ましい上限は470μm、より好ましくは450μm、さらに好ましくは430μm、特に好ましくは400μmである。本発明の検討によれば、上記の厚みの範囲内にあるタンタルを含む金属薄膜であれば、塩化水素などの水溶液に対する耐久性と熱伝導性とを高いレベルで両立できると考えられる。
第1金属薄膜14の厚みが上記下限以上であれば、熱交換器1の耐久性の向上を確実に図ることができ、第1金属薄膜14の厚みが上記上限以下であれば、熱交換器1の熱交換効率を確実に高く確保できる。
また、第1プレート4Aには、図2に示すように、第1ガスケット10が設けられている。
第1ガスケット10は、公知のシーリング材料から形成されており、第1金属薄膜14の表面(前面)に配置されている。
第1ガスケット10は、第1液ガスケット16と、2つの第1媒体ガスケット17とを備えている。
第1液ガスケット16は、第1金属薄膜14の表面(前面)において、液流通領域14Tを区画している。液流通領域14Tは、液流入口25および液排出口26を含んでいる。
2つの第1媒体ガスケット17は、第1金属薄膜14の表面(前面)において、第1液ガスケット16とは独立して、媒体流入口27および媒体排出口28をそれぞれ囲むように設けられている。
第2プレート4Bは、図1Bに示すように、基材の一例としての第2基材23と、金属薄膜の一例としての第2金属薄膜24とを備えている。
第2基材23および第2金属薄膜24は、第2金属薄膜24の配置を除き、上記の第1基材13および第1金属薄膜14と同様の構成を有している。そのため、第2金属薄膜24の配置に関する構成のみを説明し、他の構成の説明を省略する。
第2基材23は、流路形成面の一例としての前面23Aと、前面23Aに対して反対側の薄膜形成面の一例としての後面23Bと、を有している。
第2金属薄膜24は、第2基材23の後面23Bに配置されており、本実施形態において、後面23Bの全体に形成されている。また、第2金属薄膜24は、1層から形成されてもよく、複数層から形成されてもよい。
また、第2プレート4Bには、図2に示すように、第2ガスケット11が設けられている。
第2ガスケット11は、公知のシーリング材料から形成されており、第2基材23の表面(前面)に配置されている。
第2ガスケット11は、第2媒体ガスケット19と、2つの第2液ガスケット18とを備えている。
第2媒体ガスケット19は、第2基材23の表面(前面23A)において、媒体流通領域23Tを区画している。媒体流通領域23Tは、媒体流入口27および媒体排出口28を含んでいる。
2つの第2液ガスケット18は、第2基材23の前面23Aにおいて、第2媒体ガスケット19とは独立して、液流入口25および液排出口26をそれぞれ囲むように設けられている。
そして、第1プレート4Aおよび第2プレート4Bは、前後方向において交互に配置されている。
詳しくは、第1プレート4Aの第1液ガスケット16は、図1Bおよび図2に示すように、その第1プレート4Aに対して前側に配置される第2プレート4Bの第2金属薄膜24に、液流入口25および液排出口26を含むように接触している。
そして、第1プレート4Aの第1金属薄膜14(液流通領域14T)と、第2プレート4Bの第2金属薄膜24とは、図1Bに示すように、前後方向に間隔を空けて向かい合うように配置されており、第1金属薄膜14、第2金属薄膜24および第1液ガスケット16が、液流路35を形成している。
つまり、液流路35は、複数のプレート4において上下方向に流路形成され、第1金属薄膜14および第2金属薄膜24を備えており、第1金属薄膜14および第2金属薄膜24は、対応するプレート4の液流路35側の表面に配置されている。また、第1金属薄膜14の前面、および、第2金属薄膜24の後面は、液流入路31の内面を構成している。なお、液流路35は、フッ素を含有しておらず、液流入路31および液流出路32のそれぞれと連通している。
また、2つの第1媒体ガスケット17は、図1Bおよび図2に示すように、第2金属薄膜24に、媒体流入口27および媒体排出口28をそれぞれ囲むように接触している。
また、第2プレート4Bの第2媒体ガスケット19は、その第2プレート4Bに対して前側に配置される第1プレート4Aの第1基材13に、媒体流入口27および媒体排出口28を含むように接触している。
そして、第1プレート4Aの第1基材13と、第2プレート4Bの第2基材23(媒体流通領域23T)とは、図1Bに示すように、前後方向に間隔を空けて向かい合うように配置されており、第1基材13、第2基材23および第2媒体ガスケット19が、媒体流路36を構成している。
つまり、媒体流路36は、第1基材13および第2基材23を備えている。また、第1基材13の後面13B、および、第2基材23の前面23Aは、媒体流路36の内面を構成している。なお、媒体流路36は、媒体流入路33および媒体流出路34のそれぞれと連通している。
また、2つの第2液ガスケット18は、図1Bおよび図2に示すように、第1基材13に、液流入口25および液排出口26をそれぞれ囲むように接触している。
これよって、熱交換器1は、液流路35および媒体流路36を備えている。また、プレート4(第1プレート4Aおよび第2プレート4B)は、液流路35と媒体流路36とを仕切っており、前後方向において、液流路35と媒体流路36とは、プレート4を介して交互に配置されている。
このような熱交換器1を製造する方法の例を以下のように示す。
まず、第1基材13および第2基材23のそれぞれを複数準備する。そして、第1基材13および第2基材23のそれぞれに、液流入口25、液排出口26、媒体流入口27および媒体排出口28を、公知の加工方法(例えば、パンチング加工、ドリル穿孔など)により形成する。
次いで、第1基材13の前面13Aに、第1金属薄膜14を蒸着により形成し、第2基材23の後面23Bに、第2金属薄膜24を蒸着により形成する。
金属薄膜の蒸着方法としては、例えば、化学蒸着法、物理蒸着法(例えば、スパッタリング)などの公知の蒸着方法が挙げられ、好ましくは、物理蒸着法が挙げられる。
以上によって、複数の第1プレート4Aおよび複数の第2プレート4B(複数のプレート4)が作製される。
そして、各第1プレート4Aに第1ガスケット10を設けるとともに、各第2プレート4Bに第2ガスケット11を設ける。
次いで、第1プレート4Aの第1金属薄膜14と、第2プレート4Bの第2金属薄膜24とが互いに向かい合って、液流路35を形成するとともに、第1プレート4Aの第1基材13と、第2プレート4Bの第2基材23とが互いに向かい合って、媒体流路36を形成するように、第1プレート4Aおよび第2プレート4Bを交互に積層する。
その後、積層された第1プレート4Aおよび第2プレート4B(複数のプレート4)を、スタートフレーム2およびエンドフレーム3により挟み込む。
以上によって、熱交換器1が作製される。
3.熱交換動作
このような熱交換器1では、塩素を含有する酸性水溶液を、熱媒体により熱交換して、加熱または冷却する。
塩素を含有する酸性水溶液は、例えば、塩化水素ガスが溶解した水溶液、塩酸が水に希釈された水溶液、塩素ガスが溶解された水溶液などである。これらの水溶液中には、例えば、ホスゲンやイソシアネート由来のカルボニル基を有する化合物が含まれていてもよい。
酸性水溶液中の塩素濃度は、例えば、0.001質量%以上、好ましくは、0.005質量%以上、例えば、0.5質量%以下、好ましくは、0.4質量%以下である。
熱媒体としては、特に制限されず、例えば、加熱媒体(例えば、油浴、水浴、蒸気浴(スチーム)、電熱線など)、冷却媒体(例えば、ブライン、水、アセトンなど)などが挙げられる。
加熱媒体として、好ましくは、蒸気浴(スチーム)が挙げられ、冷却媒体として、好ましくは、水が挙げられる。
熱交換器1を用いて、塩素を含有する酸性水溶液を熱交換(加熱または冷却)するには、酸性水溶液を、スタートフレーム2の液入口6を介して、液流入路31に流入させるとともに、熱媒体を、スタートフレーム2の媒体入口8を介して、媒体流入路33に流入させる。
このとき、酸性水溶液の温度は、例えば、0℃以上、好ましくは、室温以上であり、例えば、300℃以下、好ましくは、250℃以下、より好ましくは、200℃以下、さらに好ましくは、150℃以下である。
なお、酸性水溶液の温度が0℃以上40℃以下である場合、酸性水溶液を熱媒体により加熱し、酸性水溶液の温度が100℃以上250℃以下である場合、酸性水溶液を熱媒体により冷却することがある。
また、酸性水溶液の圧力は、例えば、0.10MPa以上、好ましくは、0.15MPa以上、例えば、1MPa以下、好ましくは、2MPa以下である。
そして、液流入路31に流入した酸性水溶液は、液流入路31から、図1Bに示すように、液流路35に流入する。液流路35に流入した酸性水溶液は、第1金属薄膜14の液流通領域14Tの全体と接触するとともに、液流通領域14Tと向かい合う第2金属薄膜24の後面と接触しながら、液流路35を上方から下方に向かって流通する。
また、媒体流入路33に流入した熱媒体は、媒体流入路33から、媒体流路36に流入する。媒体流路36に流入した熱媒体は、第2基材23の媒体流通領域23Tの全体と接触するとともに、媒体流通領域23Tと向かい合う第1基材13の後面13Bと接触しながら、媒体流路36を下方から上方に向かって流通する。
つまり、液流路35を流通する酸性水溶液と、媒体流路36を流通する熱媒体とは、互いに逆方向に向かって流れる。このとき、液流路35を流通する酸性水溶液と、媒体流路36を流通する熱媒体とが、プレート4(第1プレート4Aおよび第2プレート4B)を介して、熱交換する。
その後、熱交換された酸性水溶液は、液流路35から、図1Aに示すように、液流出路32に流出した後、スタートフレーム2の液出口7を介して、熱交換器1外に排出される。なお、排出された酸性水溶液は、フッ素を含有していない。
また、熱交換された熱媒体は、媒体流路36から、媒体流出路34に流出した後、スタートフレーム2の媒体出口9を介して、熱交換器1外に排出される。
以上によって、酸性水溶液の熱交換が完了する。
このような熱交換器1は、各種産業分野において、塩素を含有する酸性水溶液の熱交換に用いることができ、好ましくは、塩化水素の酸素酸化反応により得られる反応液の熱交換(冷却または加熱)に好適に利用できる。
なお、塩化水素の酸素酸化反応では、下記式(1)に示すように、塩素および水が発生する。
式(1):
4HCl+O→2Cl+2HO ・・・(1)
そして、未反応塩化水素が冷却、吸収用の水および生成する水に溶解するため、塩化水素の酸素酸化反応により得られる反応液は、塩素を含有する塩酸となる。
4.作用効果
熱交換器1では、図1Bに示すように、液流路35が、タンタルを50質量%以上含む第1金属薄膜14および第2金属薄膜24を備えている。そのため、塩素を含有する酸性水溶液を液流路35に流通させても、液流路35が腐食することを抑制でき、熱交換器1の耐久性の向上を図ることができる。
また、タンタルを50質量%以上含む部分が、第1金属薄膜14および第2金属薄膜24であるので、熱交換器1の熱交換効率の低下を抑制できる。
また、第1金属薄膜14および第2金属薄膜24のそれぞれの厚みが、10μm以上であるので、熱交換器1の耐久性の向上を確実に図ることができ、第1金属薄膜14および第2金属薄膜24のそれぞれの厚みが、500μm以下であるので、熱交換器1は高い熱交換効率を示すと期待される。
また、液流路35と媒体流路36とが、プレート4を介して交互に配置されている。そのため、液流路35を流通する酸性水溶液と、媒体流路36を流通する熱媒体とを円滑に熱交換させることができる。その結果、熱交換器1の熱交換効率の向上を図ることができる。
また、第1金属薄膜14および第2金属薄膜24のそれぞれが、対応するプレート4の表面に配置されているので、均一な金属薄膜を確実に設けることができる。
また、熱交換器1では、温度が0℃以上250℃以下の酸性水溶液であっても、液流路35が腐食することを抑制できながら、酸性水溶液を効率良く熱交換することができる。
また、熱交換器1は、フッ素樹脂を含浸したカーボン熱交換器のように、熱交換した酸性水溶液に、フッ素が溶出し、脆性破壊を起こす懸念はない。
また、酸性水溶液中の塩素濃度が0.001質量%以上0.5質量%以下であっても、液流路35が、タンタルを50質量%以上含む第1金属薄膜14および第2金属薄膜24を有しているので、液流路35の腐食を抑制することができる。
また、酸性水溶液が、塩化水素の酸素酸化反応により生成した塩素を含有していても、液流路35が、タンタルを50質量%以上含む第1金属薄膜14および第2金属薄膜24を有しているので、液流路35の腐食を抑制することができる。
つまり、熱交換器1は、塩化水素の酸素酸化反応により得られる反応液の冷却または加熱に有効に利用することができる。
また、熱交換器1の製造方法によれば、第1基材13の前面13Aに第1金属薄膜14を蒸着により形成し、第1プレート4Aを調製し、第2基材23の後面23Bに第2金属薄膜24を蒸着により形成して、第2プレート4Bを調製する。
そして、第1プレート4Aの第1金属薄膜14と、第2プレート4Bの第2金属薄膜24とが互いに向かい合って、液流路35を形成するとともに、第1プレート4Aの第1基材13と、第2プレート4Bの第2基材23とが互いに向かい合って、媒体流路36を形成するように、第1プレート4Aおよび第2プレート4Bを交互に積層する。
これによって、熱交換器1を製造することができる。
そのため、簡易な方法でありながら、第1金属薄膜14および第2金属薄膜24を有する熱交換器1を、効率良く製造することができる。
5.変形例
なお、上記の実施形態では、熱交換器1は、プレート式熱交換器であるが、これに限定されず、熱交換器1は、多管式熱交換器、スパイラル式熱交換器などであってもよい。
また、上記の実施形態では、プレート4は、表面が平坦な略平板形状を有しているが、これに限定されず、プレート4は、表面が波形状(凹凸形状)を有するように、プレス加工されていてもよい。
また、上記の実施形態では、第1金属薄膜14が、第1基材13の前面13Aの全体に形成されているが、これに限定されず、第1金属薄膜14は、第1液ガスケット16に囲まれる液流通領域14Tのみに形成されていてもよい。
また、第2金属薄膜24も同様に、第2基材23の後面23Bにおいて、液流通領域14Tと前後方向に向かい合う部分にのみ形成されていてもよい。
[参考例]
以下に参考例を示し、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は、それらに限定されない。以下の記載において用いられる配合割合(含有割合)、物性値、パラメータなどの具体的数値は、上記の「発明を実施するための形態」において記載されている、それらに対応する配合割合(含有割合)、物性値、パラメータなど該当記載の上限値(「以下」、「未満」として定義されている数値)または下限値(「以上」、「超過」として定義されている数値)に代替することができる。なお、「部」および「%」は、特に言及がない限り、質量基準である。
参考例1
2.04mmのステンレス鋼材(SUS316)の表面に、タンタルを蒸着して、タンタル薄膜(金属薄膜)を形成して、試験板を調製した。タンタル薄膜の厚みは、50〜70μmであり、試験板(浸漬前)の質量は、11.8223gであった。
次いで、試験板を、23質量%の塩酸(温度:120℃、圧力:0.54MPa)に浸漬し、912時間放置した。なお、塩酸中の塩素濃度は、0.136質量%であった。
そして、試験板を、塩酸から引き上げた後、洗浄および乾燥して、質量を測定した。
試験板(浸漬後)の質量は、11.8216gであった。つまり、試験板の質量は、塩酸浸漬後において、0.0007gしか低下していないことを確認した。これは、試験板の質量低下速度として、0.00672g/year程度である。
このような構成、性能を示す材料は、塩酸などの過酷な腐食環境下における熱交換器として好適であると言える。
参考例2
参考例1と同様にして、試験板を調製した。タンタル薄膜の厚みは、50〜70μmであり、試験板(浸漬前)の質量は、12.9940gであった。
次いで、試験板を、23質量%の塩酸(温度:108℃、圧力:常圧)に浸漬し、192時間放置した。なお、塩酸中の塩素濃度は、0.001質量%であった。
そして、試験板を、塩酸から引き上げた後、洗浄および乾燥して、質量を測定した。
試験板(浸漬後)の質量は、12.9932gであった。つまり、試験板の質量は、塩酸浸漬後において、0.0008gしか低下していないことを確認した。これは、試験板の質量低下速度として、0.0365g/year程度である。
このような構成、性能を示す材料は、塩酸などの過酷な腐食環境下における熱交換器として好適であると言える。
参考例3
参考例1と同様にして、試験板を調製した。タンタル薄膜の厚みは、40〜90μmであり、試験板(浸漬前)の質量は、12.8509gであった。
次いで、試験板を、23質量%の塩酸(温度:120℃、圧力:0.54MPa)に浸漬し、6360時間放置した。なお、塩酸中の塩素濃度は、0.001質量%であった。
そして、試験板を、塩酸から引き上げた後、洗浄および乾燥して、質量を測定した。
試験板(浸漬後)の質量は、12.8294gであった。つまり、試験板の質量は、塩酸浸漬後において、0.0215gしか低下していないことを確認した。これは、タンタル薄膜の腐食速度として、0.0004mm/year程度であり、試験板の質量低下速度として、0.02961g/year程度である。
このような構成、性能を示す材料は、塩酸などの過酷な腐食環境下における熱交換器として好適であると言える。
参考例4
塩酸浸漬前の質量が13.6595gである試験板に変更したこと以外は、参考例3と同様にして、試験板を塩酸に浸漬した後、洗浄および乾燥して質量を測定した。
塩酸浸漬後の試験板の質量は、13.645gであった。つまり、試験板の質量は、塩酸浸漬後において、0.0145gしか低下していないことを確認した。これは、タンタル薄膜の腐食速度として、0.0003mm/year程度であり、試験板の質量低下速度として、0.01997g/year程度である。
このような構成、性能を示す材料は、塩酸などの過酷な腐食環境下における熱交換器として好適であると言える。
参考例5
塩酸浸漬前の質量が12.5651gである試験板に変更したこと以外は、参考例3と同様にして、試験板を塩酸に浸漬した後、洗浄および乾燥して質量を測定した。
塩酸浸漬後の試験板の質量は、12.5561gであった。つまり、試験板の質量は、塩酸浸漬後において、0.0124gしか低下していないことを確認した。これは、タンタル薄膜の腐食速度として、0.0002mm/year程度であり、試験板の質量低下速度として、0.0124g/year程度である。
このような構成、性能を示す材料は、塩酸などの過酷な腐食環境下における熱交換器として好適であると言える。
なお、上記発明は、本発明の例示の実施形態として提供したが、これは単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。当該技術分野の当業者によって明らかな本発明の変形例は、後記請求の範囲に含まれる。
本発明の熱交換器および熱交換方法は、各種産業分野における塩素を含有する酸性水溶液の熱交換、例えば、塩化水素の酸素酸化反応により得られる反応液の熱交換に好適に利用できる。
1 熱交換器
4 プレート
4A 第1プレート
4B 第2プレート
13 第1基材
13A 第1基材の前面
13B 第1基材の後面
14 第1金属薄膜
23 第2基材
23A 第2基材の前面
23B 第2基材の後面
24 第2金属薄膜
35 液流路
36 媒体流路

Claims (7)

  1. 塩素を含有する酸性水溶液が流通する液流路と、
    前記酸性水溶液と熱交換される熱媒体が流通する媒体流路と、を備え、
    前記液流路は、前記酸性水溶液と接触し、タンタルを50質量%以上含む金属薄膜を有していることを特徴とする、熱交換器。
  2. 前記金属薄膜の厚みが、10μm以上500μm以下であることを特徴とする、請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記液流路と前記媒体流路とを仕切るプレートを備え、
    前記液流路と前記媒体流路とは、前記プレートを介して交互に配置されており、
    前記金属薄膜は、前記プレートの前記液流路側の表面に配置されていることを特徴とする、請求項1に記載の熱交換器。
  4. 前記液流路は、フッ素を含有していないことを特徴とする、請求項1に記載の熱交換器。
  5. 請求項1に記載の熱交換器を用いて、温度が0℃以上150℃以下である前記酸性水溶液を熱交換することを特徴とする、熱交換方法。
  6. 前記酸性水溶液中の塩素濃度は、0.001質量%以上0.5質量%以下であることを特徴とする、請求項5に記載の熱交換方法。
  7. 前記酸性水溶液が、塩化水素の酸素酸化反応により生成した塩素を含有することを特徴とする、請求項5に記載の熱交換方法。
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