JPWO2017159146A1 - 自動変速機における潤滑油の誘導構造 - Google Patents

自動変速機における潤滑油の誘導構造 Download PDF

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Abstract

ドリブンスプロケット(32)の回転軸(X2)方向におけるオイルポンプ(OP)が位置する一方側に、ドリブンスプロケット(32)で撹拌された潤滑油(OL)の移動を規制するバッフルプレート(4)が設けられた自動変速機における潤滑油の誘導構造(1)であって、回転軸(X2)方向から見て、チェーン(33)を横切って設けられた区画壁(52)がバッフルプレート(4)の基部(40)よりもチェーン(33)の近傍に及んで設けられており、回転軸(X2)方向から見てバッフルプレート(4)には、ドリブンスプロケット(32)に巻き掛けられたチェーン(33)のトルク伝達側のチェーン(33A)に沿って延びる誘導壁(61)が設けられており、回転軸(X2)方向において誘導壁(61)は先端側に向かうにつれてチェーン(33)に近づく方向に傾斜している傾斜部(611)を有している構成とした。

Description

本発明は、自動変速機における潤滑油の誘導構造に関する。
図4に示すように、車両用の自動変速機には、入力軸110から離間した位置に、オイルポンプOPを配置したものがある。
かかるオイルポンプOPを有する自動変速機は、エンジンの回転駆動力で回転するドライブスプロケット101と、オイルポンプOPの回転軸に設けられたドリブンスプロケット102と、ドライブスプロケット101とドリブンスプロケット102とに巻き掛けられたチェーン103と、を有する回転伝達機構100を備えており、オイルポンプOPは、この回転伝達機構100を介して伝達される回転駆動力で駆動されるようになっている。
ここで、回転伝達機構100のドリブンスプロケット102が、変速機ケースの下部側に配置されて潤滑油OL内に位置していると、オイルポンプOPの駆動時に、変速機ケース内の潤滑油OLがドリブンスプロケット102により掻き上げられてしまう。
ドリブンスプロケット102により掻き上げられた潤滑油OLは、気泡を多く含んでいるので、この気泡を多く含む潤滑油OLが、変速機ケースの下部に固定されたオイルパン内にそのまま移動すると、オイルパン内に設置されたオイルストレーナから、気泡を多く含む潤滑油OLが吸引されてしまう。
そのため、ドリブンスプロケット102とオイルポンプOPとの間にバッフルプレート104を設けて、このバッフルプレート104により、気泡を多く含んだ潤滑油OLのオイルパン側への移動を規制することが一般的に行われており、このようなバッフルプレートの設置例が、例えば特許文献1に開示されている。
特開2000−199436号公報
変速機ケースでは、ドライブスプロケット101に隣接して他の回転要素(例えば、遊星歯車機構)などが設けられており、オイルポンプOPが、他の回転要素の周縁を囲む区画壁106の径方向外側の空間Sに設置されている場合には、バッフルプレート104もまた空間S内に設置されて、回転伝達機構100の構成部品の回転軸方向の設置範囲が広がらないようにしている。
ここで、オイルポンプOPの駆動時には、ドリブンスプロケット102に掻き上げられた潤滑油OLが、トルク伝達側のチェーン103に沿って、チェーン103とバッフルプレート104との間をドライブスプロケット101側に移動する。
しかし、バッフルプレート104が空間S内に設置されていると、回転軸X2方向から見てチェーン103を横切る向きで配置された区画壁106が、バッフルプレート104に沿って移動する潤滑油OLのドライブスプロケット101側への移動を阻止するので、掻き上げられた潤滑油OLが区画壁106とバッフルプレート104との間を通って、オイルポンプOP側に流入したのち、オイルパン側の下方に移動してしまう。
そのため、掻き上げられた潤滑油OLの移動方向をコントロールするために、区画壁106との隙間を埋めるゴム製の封止板107が、バッフルプレート104に設けられているが、ゴム製の封止板107は高価であると共に、スチール製のバッフルプレート104に封止板107を張り付けて設置するための作業コストが掛かってしまう。
そこで、気泡を含んだ潤滑油の移動方向を、より安価な構成でコントロールできるようにすることが求められている。
本発明は、
ドライブ側ギアと、ドリブン側ギアとの間の回転の伝達が、ドライブ側ギアとドリブン側ギアとに巻き掛けたチェーンを介して行われると共に、
ドリブン側ギアの回転軸方向における一方側に、ドリブン側ギアで撹拌された潤滑油の前記一方側への移動を規制するバッフルプレートが設けられた自動変速機における潤滑油の誘導構造であって、
前記回転軸方向から見て、前記バッフルプレートの前記ドライブ側ギア側に、区画壁が設けられており、
前記回転軸方向において前記区画壁は、前記バッフルプレートよりも前記チェーンの近傍に及んで設けられており、
前記回転軸方向から見て前記バッフルプレートには、前記ドリブン側ギアに巻き掛けられた前記チェーンのトルク伝達側のチェーンに沿って、前記ドライブ側ギア側に延びる壁部が設けられており、
前記回転軸方向において前記壁部は、先端側に向かうにつれて前記チェーンに近づく方向に傾斜している構成とした。
チェーンを介したドライブ側ギアとドリブン側ギアとの間の回転の伝達が行われると、ドリブン側ギアで掻き上げられた潤滑油は、トルク伝達側のチェーンに沿ってドライブ側ギアに向けて移動する。
上記のように構成すると、トルク伝達側のチェーンに沿って移動する潤滑油の移動方向が、傾斜部により変更されて、ドライブ側ギアと区画壁との間に誘導される。
実施の形態にかかる潤滑油の誘導構造を説明する図である。 バッフルプレートと誘導部材を説明する図である。 変形例にかかる潤滑油の誘導構造を説明する図である。 従来例にかかるバッフルプレート周りの配置を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
図1は、自動変速機における潤滑油OLの誘導構造1を説明する図であり、(a)は、ドリブンスプロケット32周りの拡大図であり、(b)は、(a)におけるA−A断面を模式的に示した図であって、ドリブンスプロケット32で掻き上げられてドライブスプロケット31側に向かう潤滑油OLの流れを説明する図であり、(c)は、(b)における領域Bの拡大図である。
なお、図1の(a)では、区画壁52の位置を明確にするために、区画壁52の領域にハッチングを付して示している。
図2は、バッフルプレート4と誘導部材6を説明する図であり、(a)は、誘導部材6の誘導壁61周りでの潤滑油OLの流れを説明する図であり、(b)は、誘導部材6の斜視図である。
図1の(b)に示すように、車両用の自動変速機の変速機ケースの内部では、トルクコンバータ(図示せず)の出力回転が入力される入力軸2の径方向外側に、オイルポンプOPが位置している。
このオイルポンプOPは、回転伝達機構3を介して伝達される回転駆動力で駆動されるようになっており、この回転伝達機構3は、回転軸X1回りに回転するドライブスプロケット31と、回転軸X1に平行な回転軸X2回りに回転するドリブンスプロケット32と、ドライブスプロケット31とドリブンスプロケット32とに巻き掛けられたチェーン33と、から構成されている。
ドライブスプロケット31は、トルクコンバータ(図示せず)側から延びるポンプインペラスリーブ21に連結されており、このポンプインペラスリーブ21を介して入力される駆動源(例えば、エンジン)からの回転駆動力で、回転軸X1回りに回転するようになっている。
ドライブスプロケット31に入力された回転は、チェーン33を介して、ドリブンスプロケット32に伝達されるようになっており、ドリブンスプロケット32が、伝達された回転で回転軸X2回りに回転すると、このドリブンスプロケット32が連結されたオイルポンプOPの回転軸が回転して、オイルポンプOPが駆動されるようになっている。
変速機ケースの内部では、ドライブスプロケット31に隣接して他の回転要素(例えば、遊星歯車機構)などが設けられており、他の回転要素とドライブスプロケット31との間には、入力軸2が貫通する仕切壁51が位置している。
回転軸X1を基準として、この仕切壁51の外径側には、他の回転要素の周縁を囲む区画壁52が接続されており、この区画壁52の径方向外側に、オイルポンプOPが設置された空間Sが形成されている。
変速機ケースにおいてこの空間Sは、潤滑油OLが溜まる下部側に位置しており、オイルポンプOPとドリブンスプロケット32は、潤滑油OL内に位置している。
そのため、オイルポンプOPの駆動時には、回転軸X2回りに回転するドリブンスプロケット32が、潤滑油OLを掻き上げるようになっている。
図1の(a)に示すように、実施の形態では、ドリブンスプロケット32が、図中時計回り方向(図中、矢印CW方向)にのみ回転するようになっており、ドライブスプロケット31とドリブンスプロケット32に巻き掛けられたチェーン33は、図中時計回り方向に移動して、ドライブスプロケット31の回転をドリブンスプロケット32側に伝達するようになっている。
ここで、図1の(a)において、ドリブンスプロケット32に巻き掛けられたチェーン33は、ファイナルギアFが位置する図中左側が、トルク伝達側(張り側)のチェーン33Aであり、右側が、トルク非伝達側(緩み側)のチェーン33Bである。
なお、以下の説明では、これらチェーン33A、33Bを特に区別しない場合には、単純にチェーン33と標記する。
図1の(b)に示すように、ドリブンスプロケット32とオイルポンプOPとの間には、ドリブンスプロケット32で掻き上げられた潤滑油OLの移動方向を調整するバッフルプレート4が設けられている。
バッフルプレート4は、回転軸X2に直交する向きで配置された板状の基部40を有しており、オイルポンプOPと同じ空間S内に位置している。
バッフルプレート4の基部40は、ドリブンスプロケット32で掻き上げられた潤滑油OLのオイルポンプOP側への移動を阻止するために、回転軸X2方向から見て、ドリブンスプロケット32に巻き掛けられたチェーン33の外径よりも広い範囲を覆う面積を有している(図2の(a)参照)。
この基部40では、回転軸X2を基準として、トルク伝達側のチェーン33Aよりも外側に、ファイナルギアFの外周を所定間隔で囲む弧状の仕切壁41が設けられている。
この仕切壁41は、基部40の一部の領域を、図2の(a)における紙面手前側に膨出させることで形成されており、回転軸X2方向におけるバッフルプレート4のオイルポンプOPとは反対側の領域が、仕切壁41により、ドリブンスプロケット32が設けられた領域と、ファイナルギアFが設けられた領域とに区画されている。
そのため、ドリブンスプロケット32で掻き上げられた潤滑油OLが、ドライブスプロケット31側に移動するチェーン33Aと共に、仕切壁41に沿って、図2の(a)における上側に移動するようになっている。
図1の(b)に示すように、バッフルプレート4は、区画壁52の外側の空間S内に位置しており、この区画壁52は、バッフルプレート4よりも、チェーン33側(図中、右側)に及んで設けられている。
そのため、区画壁52のチェーン33に対向する端面52aは、バッフルプレート4の基部40よりもチェーン33側に位置しており、区画壁52の端面52aとチェーン33との間隙W1は、バッフルプレート4の基部40とチェーン33との間隙W2よりも狭くなっている。
ここで、回転軸X2方向から見て区画壁52は、チェーン33を横切って設けられており(図1の(a)参照)、回転軸X2を基準としたバッフルプレート4の径方向外側に、区画壁52の外周52bが位置している(図1の(b)、(c)参照)。
そのため、区画壁52の外周52bは、ドリブンスプロケット32で掻き上げられてドライブスプロケット31側に移動する潤滑油OLの移動方向を横切って位置しており、実施の形態では、この潤滑油OLの移動が、区画壁52の外周52bで阻害されないようにするために、潤滑油OLの移動を誘導する誘導部材6が、バッフルプレート4に設けられている。
図2の(b)に示すように、誘導部材6では、板状の連結部60の長手方向の一端側に、潤滑油OLの誘導壁61が設けられており、この誘導壁61は、連結部60に対して所定角度傾斜した傾斜部611と、連結部60に対して平行な平坦部612と、から構成されている。
図2の(a)に示すように、回転軸X2方向から見て、誘導壁61は、トルク伝達側のチェーン33Aに沿って、連結部60から離れる方向(ドライブスプロケット31に近づく方向)に延びており、チェーン33の連なり方向に沿う仮想線Lnが、誘導壁61の幅方向の略中央に位置するように設定することで、回転軸X2方向から見たチェーン33と誘導壁61の位置とが重なるように配置されている。
回転軸X2方向から見て、傾斜部611は、連結部60から離れるにつれて幅が狭くなっており、傾斜部611の先端から延びる平坦部612は、連結部60から離れる方向に略等幅で形成されている。
誘導壁61は、区画壁52との干渉を避けて設けられており、区画壁52の外周52bとの間に、僅かな隙間Saが確保されている(図1の(c)参照)。
傾斜部611は、連結部60から離れるにつれて、チェーン33に近づく方向に傾斜しており、傾斜部611の先端から伸びる平坦部612と、チェーン33との間の間隙は、前記した区画壁52の端面52aとチェーン33との間隙W1とほぼ同じになっている。
さらに、図2の(b)に示すように、連結部60における誘導壁61が位置する側の側縁には、誘導壁61と同方向に屈曲した阻止壁62が設けられている。
この阻止壁62の長手方向における途中位置には、切欠部621が設けられており、この切欠部621は、バッフルプレート4を区画壁52側に固定する固定部材45(図1の(a)参照)との干渉を避けるために設けられている。
図1の(c)に示すように、回転軸X2方向において阻止壁62は、区画壁52よりもチェーン33の近傍に及んで設けられており、図1の(a)に示すように、回転軸X2方向から見て、阻止壁62は、ドリブンスプロケット32に巻き掛けられたチェーン33のトルク伝達側のチェーン33Aとトルク非伝達側のチェーン33Bとの間で、区画壁52に沿って設けられている。
そのため、区画壁52における阻止壁62が設けられた領域では、ドリブンスプロケット32に掻き上げられた潤滑油OLのドライブスプロケット31側への移動が、阻止壁62により阻止されるようになっている。
以下、かかる構成の潤滑油の誘導構造1の作用を説明する。
オイルポンプOPの駆動時には、ドリブンスプロケット32が、回転軸X2回りに回転して、変速機ケース内の潤滑油OLが掻き上げられる。
そうすると、ドリブンスプロケット32のオイルポンプOP側に、バッフルプレート4の基部40が位置しており、この基部40では、ドリブンスプロケット32の径方向外側にファイナルギアFの外周を囲む仕切壁41が設けられているので、掻き上げられた潤滑油OLが、トルク伝達側のチェーン33Aに沿って、ドライブスプロケット31側に向けて移動することになる。
ここで、バッフルプレート4は、回転軸X1を基準とした区画壁52の外側の空間Sに位置しているので、トルク伝達側のチェーン33Aに沿って移動する潤滑油OLの移動方向を横切って、区画壁52の外周52bが位置している。
そのため、バッフルプレート4には、回転軸X2方向から見て、チェーン33Aと重なる位置に誘導壁61が配置されており、この誘導壁61には、バッフルプレート4から離れて区画壁52に向かうにつれて、回転軸X2方向におけるチェーン33との間隙が狭くなる向きで傾斜した傾斜部611が設けられている。
よって、チェーン33Aに沿って移動する潤滑油OLは、誘導壁61の部分で、進行方向が傾斜部611により変更されて、区画壁52の外周52bに衝突する方向から、チェーン33Aに近づく方向に変更されて、最終的にドライブスプロケット31と区画壁52との間の間隙に誘導される。
さらに、傾斜部611に隣接して、チェーン33Aに対して平行な平坦部612が設けられており、傾斜部611で進行方向が変更された潤滑油OLの進行方向が、平坦部612を通過する際に、チェーン33Aの移動方向に沿う方向に変更される。
そして、平坦部612とチェーン33Aとの間隙と、区画壁52の端面52aとチェーン33Aとの間隙とが同じとなっているので、誘導壁61を通過した潤滑油OLは、区画壁52の端面52aとチェーン33Aとの間隙にスムーズに流入するようになっている。
さらに、平坦部612と区画壁52との間に隙間あっても、隙間の開口方向が、潤滑油OLの移動方向に対して略直交しているので、平坦部612と区画壁52との間に隙間に潤滑油OLが大きく流入することがなく、ドライブスプロケット31側に移動することになる。
そして、チェーン33Aに沿ってドライブスプロケット31側まで到達した潤滑油は、最終的に、トルクの非伝達側のチェーン33Bからオイルパン側の下方に移動するが、オイルパンに到達するまでの過程で、含まれていた気泡が減少することになるので、オイルパン内のオイルストレーナから吸引される潤滑油OLでの気泡の含有量が少なくなる。
また、チェーン33Aに沿って移動せずに、進行方向が、チェーン33Aとチェーン33Bの間の区画壁52に衝突する方向となった一部の潤滑油は、区画壁52よりもチェーン33の近傍に及ぶ高さの阻止壁62に衝突する。
そのため、気泡を多く含んだ潤滑油OLが、トルク伝達側のチェーン33Aとトルク非伝達側のチェーン33Bとの間の領域で、バッフルプレート4と区画壁52の外周52bとの間の隙間Saを通って、バッフルプレート4のオイルポンプOP側に流入することを阻止できる。これにより、気泡を多く含んだ潤滑油OLが、オイルポンプOP側からオイルパン側に移動して、オイルストレーナにより吸引されることを好適に防止できる。
以上の通り、実施の形態では
(1)ドライブスプロケット31(ドライブ側ギア)と、ドリブンスプロケット32(ドリブン側ギア)との間の回転の伝達が、ドライブスプロケット31とドリブンスプロケット32とに巻き掛けたチェーン33を介して行われると共に、
ドリブンスプロケット32の回転軸X2方向におけるオイルポンプOPが位置する一方側に、ドリブンスプロケット32で撹拌された潤滑油OLの一方側への移動を規制するバッフルプレート4が設けられた自動変速機における潤滑油の誘導構造1であって、
回転軸X2方向から見て、バッフルプレート4のドライブスプロケット31側に区画壁52が設けられており、
回転軸X2方向において区画壁52の端面52aは、バッフルプレート4の基部40よりもチェーン33の近傍に及んで設けられており、
回転軸X2方向から見てバッフルプレート4には、ドリブンスプロケット32に巻き掛けられたチェーン33のトルク伝達側のチェーン33Aに沿って、ドライブスプロケット31側に延びる誘導壁61(壁部)が設けられており、
回転軸X2方向において誘導壁61は、延出方向における先端側に向かうにつれてチェーン33に近づく方向に傾斜している傾斜部611を有している構成とした。
チェーン33を介したドライブスプロケット31とドリブンスプロケット32との間の回転の伝達が行われると、ドリブンスプロケット32で掻き上げられた潤滑油OLは、トルク伝達側のチェーン33Aに沿ってドライブスプロケット31側に向けて移動する。
上記のように構成すると、トルク伝達側のチェーン33Aに沿って移動する潤滑油OLの移動方向が、傾斜部611により変更されて、区画壁52の外周52bに衝突する方向から、チェーン33Aに近づく方向に変更されて、最終的にドライブスプロケット31と区画壁52との間の間隙に誘導される。
これにより、バッフルプレート4と区画壁52との間の隙間Saをゴム製のシール材で封止することなく、気泡を含んだ潤滑油OLが、隙間Saを通ってオイルパン側に移動することを阻止できるので、気泡を含んだ潤滑油OLのオイルパン側への移動を、より安価かつ簡単に阻止しつつ、潤滑油OLの移動方向をコントロールできることになる。
(2)回転軸X2方向における傾斜部611の延出方向の先端(平坦部612との境界)とチェーン33との間隙W1が、回転軸X2方向における区画壁52の端面52aとチェーン33との間隙とが等しく設定されている構成とした。
ここで、特許請求の範囲の記載でも用いた用語「等しく」は、回転軸X2方向における傾斜部611の延出方向の先端(平坦部612との境界)とチェーン33との間隙W1と、回転軸X2方向における区画壁52の端面52aとチェーン33との間隙とが、厳密に同じ(等しい)という意味ではない。
設計上の誤差、作成上の誤差、そしてバッフルプレート4および誘導壁61の設置に起因するわずかなズレを含んでおり、「略同じ」と解釈されるべき用語である。
このように構成すると、ドリブンスプロケット32により掻き上げられた潤滑油OLを、ドライブスプロケット31側に適切に誘導できる。
(3)誘導壁61では、当該誘導壁61の延出方向の先端に、チェーン33に対して平行な平坦部612が、傾斜部611に連続して設けられている構成とした。
平坦部612が設けられていない場合には、傾斜部611の先端を通過した時点でチェーン33との間隙が広くなる。そのため、ドライブスプロケット31に向けて移動している潤滑油OLの流れが、傾斜部611の先端を通過した時点で拡散するので、バッフルプレート4の基部40と区画壁52との間の隙間に潤滑油OLの一部が流入する。
これに対して平坦部612が設けられていると、拡散した潤滑油OLの流れが、平坦部612に沿う方向に誘導されるので、平坦部612と区画壁52の外周52bとの間に隙間Saがあっても、潤滑油OLが大きく流入することがないので、複雑な形状のゴム製のシール材を別途用意して、シール材で隙間Saを封止する必要が無い。
特に、実施の形態では、バッフルプレート4の平坦部612と区画壁52の外周52bとの間に隙間Saを残したままで、誘導壁61で潤滑油OLの移動方向をコントロールして、隙間Saを飛び越えさせる構成とした。
そのため、ドライブスプロケット31側の潤滑油OLが、自重によりドリブンスプロケット32側の下方に向けて移動した際に、この自重により移動した潤滑油OLを、この隙間Saを通してオイルパン側に戻すことが可能になる。
よって、粘度が低くなるためにオイルパンへの潤滑油OLの戻りが悪くなる極低温時での、潤滑油の戻りを向上させることができる。
(4)バッフルプレート4では、誘導壁61に隣接して、誘導壁61と同方向に傾斜した阻止壁62がさらに設けられており、
回転軸X2方向から見て、阻止壁62は、ドリブンスプロケット32に巻き掛けられたチェーン33の一方側に位置するトルク伝達側のチェーン33Aと他方側に位置するチェーン33Bとの間で、チェーン33を横切って設けられた区画壁52に沿って設けられていると共に、
回転軸X2方向において阻止壁62は、区画壁52よりもチェーン33の近傍に及んで設けられている構成とした。
このように構成すると、ドリブンスプロケット32に巻き掛けられたチェーン33の一方側に位置するトルク伝達側のチェーン33Aと他方側に位置するチェーン33Bとの間の領域で、バッフルプレート4と区画壁52との間の隙間Saへの潤滑油OLの流入を阻止できる。
(5)誘導壁61と阻止壁62は、バッフルプレート4とは別体に設けた誘導部材6の板状の連結部60と一体に設けられており、誘導部材6は、バッフルプレート4のオイルポンプOP側の面に、連結部60を連結して、バッフルプレート4に連結されている構成とした。
このように構成すると、既存のバッフルプレート4の形状を変更することなく、潤滑油OLの誘導壁61を設けることができるので、誘導壁61を設けるために既存のバッフルプレート4をそのまま利用することができる。
前記した実施の形態では、バッフルプレート4と別体に設けられた誘導部材6に、誘導壁61と阻止壁62とが設けられている場合を例示したが、例えば、図3に示すように、誘導壁61と阻止壁62の両方、または少なくとも一方が、バッフルプレート4と一体に設けられている構成としても良い。
すなわち、
(5)少なくとも誘導壁61が、バッフルプレート4と一体に形成されている構成としても良い。
このように構成すると、一枚の金属板の打ち抜きによりバッフルプレートを作成する際に、壁部となる領域も同時に作成されるので、壁部を位置精度良く作成することが可能になる。また、壁部をバッフルプレートと別体に設けた場合には、壁部の位置決めが必要となり、壁部のバッフルプレートへの作業コストがかかるが、パッフルプレートが一体に設けられている場合には、作業コストの低減が可能となる。

Claims (5)

  1. ドライブ側ギアと、ドリブン側ギアとの間の回転の伝達が、ドライブ側ギアとドリブン側ギアとに巻き掛けたチェーンを介して行われると共に、
    ドリブン側ギアの回転軸方向における一方側に、ドリブン側ギアで撹拌された潤滑油の前記一方側への移動を規制するバッフルプレートが設けられた自動変速機における潤滑油の誘導構造であって、
    前記回転軸方向から見て、前記バッフルプレートの前記ドライブ側ギア側に、区画壁が設けられており、
    前記回転軸方向において前記区画壁は、前記バッフルプレートよりも前記チェーンの近傍に及んで設けられており、
    前記回転軸方向から見て前記バッフルプレートには、前記ドリブン側ギアに巻き掛けられた前記チェーンのトルク伝達側のチェーンに沿って、前記ドライブ側ギア側に延びる壁部が設けられており、
    前記回転軸方向において前記壁部は、先端側に向かうにつれて前記チェーンに近づく方向に傾斜している、自動変速機における潤滑油の誘導構造。
  2. 前記壁部は、前記バッフルプレートと一体に形成されている、請求項1に記載の自動変速機における潤滑油の誘導構造。
  3. 前記回転軸方向における前記壁部の延出方向の先端と前記チェーンとの間隙と、前記回転軸方向における前記区画壁と前記チェーンとの間隙とが、等しく設定されている、請求項1または請求項2に記載の自動変速機における潤滑油の誘導構造。
  4. 前記壁部の延出方向の先端には、前記チェーンに対して平行な平坦部が設けられている、請求項3に記載の自動変速機における潤滑油の誘導構造。
  5. 前記バッフルプレートでは、前記壁部に隣接して、当該壁部と同方向に傾斜した仕切壁がさらに設けられており、
    前記回転軸方向から見て、前記仕切壁は、前記ドリブン側ギアに巻き掛けられたチェーンの一方側に位置する前記トルク伝達側のチェーンと他方側に位置するチェーンとの間で、前記チェーンを横切って設けられた区画壁に沿って設けられていると共に、
    前記回転軸方向において前記仕切壁は、前記区画壁よりも前記チェーンの近傍に及んで設けられている、請求項1から請求項4の何れか一項に記載の自動変速機における潤滑油の誘導構造。
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