JPWO2017158698A1 - 監視装置、監視方法および監視プログラム - Google Patents

監視装置、監視方法および監視プログラム Download PDF

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Abstract

監視装置(100)は、対象物を含む複数の撮像画像を取得し、取得した複数の撮像画像間の差分に基づいて、前記対象物の移動量を算出する。監視装置(100)は、所定の時間幅における前記対象物の移動量に応じて、対象物の分娩兆候に関する通知を行なう。

Description

本発明は、監視装置等に関する。
酪農を営む農家では、乳牛を飼育して乳搾り等を行うほか、繁殖牛の分娩の介助を行う。ここで、繁殖牛の分娩の介助を適切に行わないと、死産や、母牛が死亡するリスクが高まるため、牧場主は、定期的な見回りや、監視カメラの映像を定期的に参照して、牛に分娩の兆候が見られるか否かを判断している。
上記のように、定期的に見回りを行うことや、監視カメラを参照する方法では、牧場主に係る負担が大きいため、牛に分娩の兆候が見られるか否かを自動的に牧場主に通知することが望ましい。この要望に関して、例えば、家畜の足および尻尾に加速度センサを取り付け、家畜の尻尾の尾上げ行動および歩行等を計測し、計測結果を基にして、家畜の分娩に関する情報を出力する従来技術がある。
特開2011−234668号公報
しかしながら、上述した従来技術では、撮像画像に基づいて分娩の兆候を判定することができないという問題がある。
例えば、従来技術では、各家畜の尻尾や足に加速度センサを装着させておくことが前提となっており、牧場主にとって、利用しやすい技術ではなかった。
1つの側面では、本発明は、撮像画像に基づいて分娩の兆候を判定することができる監視装置、監視方法および監視プログラムを提供することを目的とする。
第1の案では、監視装置は制御部を有する。制御部は、対象物を含む複数の撮像画像を取得し、取得した複数の撮像画像間の差分に基づいて、対象物の移動量を算出し、所定の時間幅における対象物の移動量に応じて、対象物の分娩兆候に関する通知を行なう。
撮像画像に基づいて、分娩の兆候を判定することができる。
図1は、本実施例に係るシステムの構成を示す図である。 図2は、監視装置の処理の一例を説明するための図(1)である。 図3は、監視装置の処理の一例を説明するための図(2)である。 図4は、本実施例に係る監視装置の構成を示す機能ブロック図である。 図5は、移動量テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図6は、マスク処理の一例を示す図である。 図7は、本実施例に係る監視装置の処理手順を示すフローチャート(1)である。 図8は、本実施例に係る監視装置の処理手順を示すフローチャート(2)である。 図9は、監視プログラムを実行するハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる監視装置、監視方法および監視プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、本実施例に係るシステムの構成を示す図である。図1に示すように、このシステムは、カメラ10と、利用者端末20と、監視装置100とを有する。カメラ10と、利用者端末20と、監視装置100とは、ネットワーク50を介して相互に接続される。
カメラ10は、牧場の牛舎1等に設置され、撮像範囲に含まれる映像を撮影する装置である。カメラ10は、撮影した映像の情報を、ネットワーク50を介して、監視装置100に送信する。以下の説明では、映像の情報を、適宜、映像情報と表記する。映像情報は、複数の画像情報が連続する情報である。
利用者端末20は、牧場の牧場主等が利用する端末装置である。利用者端末20は、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等に対応する。利用者端末20は、後述する監視装置100から、分娩の兆候を検出した旨の通知を受け付けた場合に、受け付けた情報を、ディスプレイ等に表示させる。例えば、利用者端末20は、メールにより、分娩の情報を検出した旨の通知を受け付ける。
監視装置100は、カメラ10から受信した映像情報を基にして、牛に分娩の兆候があるか否かを判定する装置である。監視装置100は、分娩の兆候があると判定した場合には、メール等により、分娩の兆候を検出した旨の通知を利用者端末20に対して行う。
図2および図3は、監視装置の処理の一例を説明するための図である。図2に示すように、監視装置100は、映像情報70から、所定時間間隔twで、画像情報71,72,73,74,75を抽出し、抽出した前後の画像情報71〜75の差分を取ることで、差分画像81,82,83,84を生成する。例えば、所定時間間隔twを5秒とする。
差分画像81は、画像情報71と画像情報72との差分画像である。差分画像82は、画像情報72と画像情報73との差分画像である。差分画像83は、画像情報73と画像情報74との差分画像である。差分画像84は、画像情報74と画像情報75との差分画像である。
監視装置100は、差分画像毎に、差分画像を基にして、移動量を算出し、移動量が所定の移動量以上であるか否かを、差分画像毎に判定する。図2に示す例では、差分画像81,83,84から算出した移動量が、所定の移動量以上となり、差分画像82から算出した移動量が所定の移動量未満となる。監視装置100は、移動量が所定の移動量以上となる差分画像一つにつき、頻度カウント値に「1」をインクリメントする。
監視装置100は、図2で説明した処理を繰り返し実行し、所定時間幅Tにおける頻度カウントが、閾値α以上である場合に、牛に分娩の兆候があると判定する。例えば、本実施例では、所定時間幅Tを2時間とし、閾値αを150とする。図3に示す例では、監視装置100は、2015年11月17日の0時から処理を開始し、2015年11月17日の18時31分7秒において、2時間あたりの頻度カウント値が「150」を超えている。このため、監視装置100は、2015年11月17日の18時31分7秒において、分娩の兆候があると判定し、利用者端末20に通知する。
続いて、監視装置100の構成について説明する。図4は、本実施例に係る監視装置の構成を示す機能ブロック図である。図4に示すように、この監視装置100は、通信部110、入力部120、表示部130、記憶部140、制御部150を有する。
通信部110は、ネットワーク50を介して、カメラ10、利用者端末20とデータ通信を実行する処理部である。通信部110は、通信装置に対応する。後述する制御部150は、通信部110を介して、カメラ10から映像情報を受信する。制御部150は、通信部110を介して、利用者端末20にメールを送信する。
入力部120は、各種の情報を監視装置100に入力するための入力装置である。入力部120は、キーボードやマウス、タッチパネル等に対応する。
表示部130は、制御部150から出力される各種の情報を表示する表示装置である。表示部130は、ディスプレイやタッチパネルに対応する。
記憶部140は、映像情報格納領域141と、移動量テーブル142とを有する。記憶部140は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)などの半導体メモリ素子、またはハードディスク、光ディスクなどの記憶装置に対応する。
映像情報格納領域141は、カメラ10から受信する映像情報70を格納する領域である。例えば、映像情報70は、牛の画像を含む時系列に並んだ複数の画像情報である。
移動量テーブル142は、時刻毎の牛の移動量の情報を保持するテーブルである。図5は、移動量テーブルのデータ構造の一例を示す図である。図5に示すように、この移動量テーブル142は、時刻と、座標と、移動量とを対応付ける。
制御部150は、受信部151と、移動量算出部152と、カウント部153と、通知部154とを有する。制御部150は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)や、FPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積装置に対応する。また、制御部150は、例えば、CPUやMPU(Micro Processing Unit)等の電子回路に対応する。
受信部151は、カメラ10から映像情報70を受信する処理部である。受信部151は、映像情報70を、記憶部140に格納する。
移動量算出部152は、映像情報格納領域141に格納される映像情報70を取得し、映像情報70に含まれる複数の画像情報間の差分に基づいて、牛の移動量を算出する処理部である。移動量算出部152は、時刻と、移動量とを対応付けて、移動量テーブル142に格納する。以下において、移動量算出部152の処理の一例について説明する。
移動量算出部152は、最新の画像情報を取得し、1フレーム前の画像情報を取得する。例えば、移動量算出部152は、所定時間間隔twで、映像情報70から画像情報を取得するものとする。このため、1フレーム前の画像情報は、最新の画像情報の時刻よりもtw時間前の画像情報となる。1フレーム前の画像情報は、後述するマスク処理が実行されたうえで、記憶部140の所定の領域に格納されているものとする。
移動量算出部152は、最新の画像情報に対してマスク処理を実行することで、画像情報の全領域のうち、不要な領域の画素値を所定の画素値に変換する。図6は、マスク処理の一例を示す図である。図6に示す例では、最新の画像情報を、画像情報80aとする。移動量算出部152は、画像情報80aとマスク情報7とを重ね合わせ、画像情報80aのうち、マスク領域70aと重複する領域以外の領域の画素値を、所定の画素値に変換する処理を行うことで画像情報80bを生成する。移動量算出部152は、マスク処理を行った最新の画像情報80bを、1フレーム前の画像情報として、記憶部140の所定の領域に格納する。
移動量算出部152は、最新の画像情報および1フレーム前の画像情報に対して、グレースケール変換を実行する。移動量算出部152は、グレースケール変換した、最新の画像情報と、グレースケール変換した1フレーム前の画像情報との差分をとることで、差分画像を生成する。また、移動量算出部152は、差分画像を2値化した2値化画像を生成する。例えば、移動量算出部152は、差分画像の各画素の画素値と、所定値とを比較し、所定値以上の画素値を有する画素を「1」に設定し、所定値未満の画素値を有する画素を「0」に設定する。
移動量算出部152は、2値化画像を基にして、牛の検出を行う。例えば、移動量検出部152は、2値化画像を走査し、画素値が「1」が連続する領域を連結することで、対象物領域を特定する。移動量算出部152は、対象物領域と、牛の大きさに相当する牛領域情報とを比較して、対象物領域の大きさと、牛領域の大きさとの差分の絶対値が、所定の閾値未満である場合に、対象物領域を、牛の領域として検出する。
移動量算出部152は、対象物領域の重心の座標と、前回の牛の座標とを比較して、X方向およびY方向の移動量を計算する。移動量算出部152は、Y方向の移動量が25ピクセル以上である場合に、時刻と、座標と、移動量とを対応付けて、移動量テーブル142に格納する。時刻は、最新の画像情報が撮影された時刻に対応する。座標は、牛の領域と判定された対象物領域の重心の座標に対応する。移動量は、移動量テーブル142における、前回の時刻の座標から、今回の時刻の座標までの距離に対応する。なお、移動量算出部152は、Y方向の移動量のみを、移動量テーブル142に格納しても良い。
一方、移動量算出部152は、Y方向の移動量が25ピクセル未満である場合に、時刻と、座標と、移動量「0」とを対応付けて、移動量テーブル142に格納する。なお、移動量算出部152は、座標は、1フレーム前の座標に設定する。
カウント部153は、移動量テーブル142を基にして、頻度カウント値をカウントする処理部である。例えば、カウント部153は、移動量テーブル142において、現在の時刻から、2時間前までのレコードを特定し、移動量が「0」でないレコードの数を、頻度カウント値としてカウントする。カウント部153は、頻度カウント値が初めて「150」を超えた場合に、牛に分娩の兆候があると判定し、判定結果を通知部154に出力する。
通知部154は、カウント部153によって、牛に分娩の兆候があると判定された場合に、牛に分娩の兆候がある旨の情報を、電子メール等によって、利用者端末20に通知する処理部である。
次に、本実施例に係る監視装置100の処理手順の一例について説明する。図7および図8は、本実施例に係る監視装置の処理手順を示すフローチャートである。図7に示すように、監視装置100の移動量算出部152は、最新の画像情報を読み込み(ステップS101)、1フレーム前の画像情報を読み込む(ステップS102)。
移動量算出部152は、最新の画像情報にマスク処理を実行する(ステップS103)。移動量算出部152は、マスク処理した最新の画像情報を、1フレーム前の画像情報として、保存する(ステップS104)。
移動量算出部152は、最新の画像情報と1フレーム前の画像情報との差分画像を生成する(ステップS105)。移動量算出部152は、差分画像を2値化し(ステップS106)、2値化画像から牛を検出し(ステップS107)、図8のステップS108に移行する。
図8の説明に移行する。移動量算出部152は、牛の検出に成功したか否かを判定する(ステップS108)。移動量算出部152は、牛の検出に成功しなかった場合には(ステップS108,No)、牛の座標を1フレーム前の座標に設定し、移動量を0に設定し(ステップS109)、ステップS115に移行する。
移動量算出部152は、牛の検出に成功した場合には(ステップS108,Yes)、検出した牛の座標を取得する(ステップS110)。移動量算出部152は、前回の牛の座標と、今回の牛の座標とを基にして、X、Y方向の移動量を計算する(ステップS111)。
移動量算出部152は、Y方向の移動量が25pixelより大きいか否かを判定する(ステップS112)。移動量算出部152は、Y方向の移動量が25pixelより大きい場合には(ステップS112,Yes)、時刻と、座標と、Y方向の移動量を、移動量テーブル142に登録することで、移動量テーブル142を更新し(ステップS113)、ステップS115に移行する。
移動量算出部152は、Y方向の移動量が25pixelよりも大きくない場合には(ステップS112,No)、Y方向の移動量を0に設定し(ステップS114)、ステップS115に移行する。
カウント部153は、移動量テーブル142を基にして、頻度カウント値をカウントする(ステップS115)。カウント部153は、所定時間幅における頻度カウント値が150より大きいか否かを判定する(ステップS116)。カウント部153は、所定時間幅における頻度カウント値が150よりも大きくない場合には(ステップS116,No)、ステップS118に移行する。
一方、カウント部153は、所定時間幅における頻度カウント値が150より大きい場合には(ステップS116,Yes)、ステップS117に移行する。監視装置100の通知部154は、初回のみ、利用者端末20にメール送信する(ステップS117)。監視装置100は、続く画像情報が存在する場合には(ステップS118,Yes)、図7のステップS101に移行する。監視装置100は、続く画像情報が存在しない場合には(ステップS118,No)、処理を終了する。
次に、本実施例に係る監視装置100の効果について説明する。監視装置100は、牛を含む複数の画像情報を取得し、複数の画像情報間の差分に基づいて、牛の移動量を算出し、所定の時間幅における牛の移動量に応じて、牛の分娩兆候に関する通知を行なう。このように、監視装置100によれば、カメラ10から得られる映像情報のみを用いて、牛の分娩の兆候を判定することができる。
監視装置100は、異なる時刻に撮像された画像情報の差分を算出することで、牛の位置を検出する処理を繰り返し実行し、前回の牛の位置と今回算出した牛の位置とを基にして、対象物の移動量を算出する。このため、簡易的な方法で、牛の移動量を適切に算出することができる。
監視装置100は、移動量が所定移動量以上であるか否かの情報と、時刻とを対応付けて記憶部140に格納し、所定時間幅において、移動量が所定移動量以上となる回数をカウントし、回数が閾値以上となる場合に、前記対象物の分娩兆候がある旨の通知を行う。このため、時刻毎に移動量の誤差が存在しても、閾値比較によって、誤差の影響を無くし、牛に分娩の兆候があるか否かを正確に判定することができる。
ところで、上記の監視装置100は、その他の処理を更に実行することで、牛に分娩の兆候があると判定しても良い。以下において、監視装置100が実行するその他の処理(1),(2)について説明する。
監視装置100が実行するその他の処理(1)について説明する。上記に示す説明では、監視装置100の移動量算出部152は、X方向およびY方向の移動量を算出し、Y方向の移動量が25ピクセル以上である場合に、Y方向の移動量を、移動量テーブル142に格納していたがこれに限定されない。移動量算出部152は、Y方向の移動量に限らず、前回の牛の座標から、牛と判定した対象物領域の重心の座標までの距離を、移動量テーブル142に格納する。
ここで、カウント部153は、移動量テーブル142を基にして、現在の時刻から、2時間前までの移動量の総量を算出する。カウント部153は、現在の時刻から、2時間前までの移動量の総量が所定値以上となった場合に、牛に分娩の兆候があると判定する。
上記のように、その他の処理(1)では、監視装置100が、所定時間幅における移動量の総量を算出し、総量が所定値以上となった場合に、牛に分娩の兆候があると判定するため、カメラ10から得られる映像情報のみを用いて、牛の分娩の兆候を判定することができる。
監視装置100が実行するその他の処理(2)について説明する。上記に示す説明では、監視装置100は、所定時間幅における頻度カウント値の閾値比較により、牛に分娩の兆候があるか否かを判定していたが、これに限定されるものではない。例えば、監視装置100は、牛の尾の向きが、上方向を向いている時間の合計時間を算出し、合計時間が、5分を超えた場合に、牛に分娩の兆候があると判定しても良い。
移動量算出部152は、上記処理と同様にして、牛の検出を行い、牛の検出に成功した場合に、テンプレートマッチング等を実行することで、牛の尾の領域を特定する。移動量算出部152は、牛の尾の領域が、上向きであるか否かを判定し、判定結果を、移動量テーブル142等に格納する。なお、画像情報における牛の上向きの方向は、予め、移動量算出部152に設定されているものとする。
カウント部153は、所定時間幅における頻度カウント値が150を超えた場合、または、牛の尾の向きが、上方向を向いている時間の合計値が「5分」を超えた場合に、牛に分娩の兆候があると判定する。
あるいは、カウント部153は、所定時間幅における頻度カウント値が150を超えた場合、かつ、牛の尾の向きが、上方向を向いている時間の合計値が「5分」を超えた場合に、牛に分娩の兆候があると判定する。
監視装置100が、移動量に加えて、牛の尾の向きに着目し、分娩の兆候があるか否かを判定することで、より正確に、分娩の兆候を判定することができる。
次に、上記実施例に示した監視装置100と同様の機能を実現する監視プログラムを実行するハードウェア構成の一例について説明する。図9は、監視プログラムを実行するハードウェア構成の一例を示す図である。
図9に示すように、コンピュータ300は、各種演算処理を実行するCPU301と、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置302と、ディスプレイ303とを有する。また、コンピュータ300は、記憶媒体からプログラム等を読み取る読み取り装置304と、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受を行うインタフェース装置305とを有する。また、コンピュータ300は、各種情報を一時記憶するRAM306と、ハードディスク装置307とを有する。そして、各装置301〜307は、バス308に接続される。
ハードディスク装置307は、制御プログラム307a、を有する。CPU301は、制御プログラム307aを読み出してRAM306に展開する。制御プログラム307aは、制御プロセス306aとして機能する。例えば、制御プロセス506aの処理は、制御部150の処理に対応する。
なお、制御プログラム307aについては、必ずしも最初からハードディスク装置307に記憶させておかなくても良い。例えば、コンピュータ300に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ300が制御プログラム307aを読み出して実行するようにしてもよい。
100 監視装置
110 通信部
120 入力部
130 表示部
140 記憶部
141 映像情報格納領域
142 移動量テーブル
150 制御部
151 受信部
152 移動量算出部
154 通知部

Claims (18)

  1. 対象物を含む複数の撮像画像を取得し、取得した前記複数の撮像画像間の差分に基づいて、前記対象物の移動量を算出し、所定の時間幅における前記対象物の移動量に応じて、前記対象物の分娩兆候に関する通知を行なう制御部、
    を有することを特徴とする監視装置。
  2. 前記制御部は、異なる時刻に撮像された撮像画像の差分を算出することにより、前記対象物の位置を検出し、時系列で連続して検出した前記対象物の位置に基づいて、前記対象物の移動量を算出する、ことを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  3. 前記制御部は、前記移動量が所定移動量以上であるか否かの情報と、時刻とを対応付けて記憶部に格納し、一定時間幅において、前記移動量が所定移動量以上となる回数をカウントし、カウントした回数が閾値以上となる場合に、前記対象物に分娩兆候がある旨の通知を行う、ことを特徴とする請求項1または2に記載の監視装置。
  4. 前記制御部は、前記移動量を加算することにより、移動量の総量を算出し、一定時間幅において、前記移動量の総量が所定値以上となる場合に、前記対象物の分娩兆候がある旨の通知を行う、ことを特徴とする請求項1または2に記載の監視装置。
  5. 所定時間内の複数フレームの撮像画像を解析して、牛に対応する特徴を有する画像部分のフレーム間の移動量と、前記撮像画像から抽出した前記牛の尾の向きとに応じて、所定の通知制御を実行する制御部、
    を備えたことを特徴とする監視装置。
  6. 前記制御部は、前記移動量が所定移動量以上である場合、または、前記牛の尾の向きが予め設定された方向と同じ方向となる時間の合計値が閾値以上となる場合に、所定の通知を行う、ことを特徴とする請求項5に記載の監視装置。
  7. 対象物を含む複数の撮像画像を取得し、
    取得した前記複数の撮像画像間の差分に基づいて、前記対象物の移動量を算出し、
    所定の時間幅における前記対象物の移動量に応じて、前記対象物の分娩兆候に関する通知を行なう、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする監視方法。
  8. 前記算出する処理は、異なる時刻に撮像された撮像画像の差分を算出することにより、前記対象物の位置を検出し、時系列で連続して検出した前記対象物の位置に基づいて、前記対象物の移動量を算出する、ことを特徴とする請求項7に記載の監視方法。
  9. 前記移動量が所定移動量以上であるか否かの情報と、時刻とを対応付けて記憶部に格納し、一定時間幅において、前記移動量が所定移動量以上となる回数をカウントし、カウントした回数が閾値以上となる場合に、前記対象物に分娩兆候がある旨の通知を行う、ことを特徴とする請求項7または8に記載の監視方法。
  10. 前記移動量を加算することにより、移動量の総量を算出し、一定時間幅において、前記移動量の総量が所定値以上となる場合に、前記対象物の分娩兆候がある旨の通知を行う、ことを特徴とする請求項7または8に記載の監視方法。
  11. 所定時間内の複数フレームの撮像画像を解析し、
    牛に対応する特徴を有する画像部分のフレーム間の移動量と、前記撮像画像から抽出した前記牛の尾の向きとに応じて、所定の通知制御を実行する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする監視方法。
  12. 前記通知制御を実行する処理は、前記移動量が所定移動量以上である場合、または、前記牛の尾の向きが予め設定された方向と同じ方向となる時間の合計値が閾値以上となる場合に、所定の通知を行うことを特徴とする請求項11に記載の監視方法。
  13. 対象物を含む複数の撮像画像を取得し、
    取得した前記複数の撮像画像間の差分に基づいて、前記対象物の移動量を算出し、
    所定の時間幅における前記対象物の移動量に応じて、前記対象物の分娩兆候に関する通知を行なう、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする監視プログラム。
  14. 前記算出する処理は、異なる時刻に撮像された撮像画像の差分を算出することにより、前記対象物の位置を検出し、時系列で連続して検出した前記対象物の位置に基づいて、前記対象物の移動量を算出する、ことを特徴とする請求項13に記載の監視プログラム。
  15. 前記移動量が所定移動量以上であるか否かの情報と、時刻とを対応付けて記憶部に格納し、一定時間幅において、前記移動量が所定移動量以上となる回数をカウントし、カウントした回数が閾値以上となる場合に、前記対象物に分娩兆候がある旨の通知を行う、ことを特徴とする請求項13または14に記載の監視プログラム。
  16. 前記移動量を加算することにより、移動量の総量を算出し、一定時間幅において、前記移動量の総量が所定値以上となる場合に、前記対象物の分娩兆候がある旨の通知を行う、ことを特徴とする請求項13または14に記載の監視プログラム。
  17. 所定時間内の複数フレームの撮像画像を解析し、
    牛に対応する特徴を有する画像部分のフレーム間の移動量と、前記撮像画像から抽出した前記牛の尾の向きとに応じて、所定の通知制御を実行する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする監視プログラム。
  18. 前記通知制御を実行する処理は、前記移動量が所定移動量以上である場合、または、前記牛の尾の向きが予め設定された方向と同じ方向となる時間の合計値が閾値以上となる場合に、所定の通知を行うことを特徴とする請求項17に記載の監視プログラム。
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