JPWO2017141655A1 - タッチパネル - Google Patents

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Abstract

タッチパネルは、光透過性のカバーレンズと、センサ部と、第一粘着層と、を有する。第一粘着層は、カバーレンズと、センサ部とを接着する。第一粘着層の90℃における貯蔵弾性率は、68kPa以上、200kPa以下である。カバーレンズの第一粘着層と接する面を接着面とした場合に、カバーレンズの接着面における水の接触角は、0°より大きく、59°以下である。

Description

本開示は、温度条件の厳しい環境下で放置あるいは使用される静電式のタッチパネル等に関する。
以下、従来のタッチパネルについて説明する。従来のタッチパネルは、カバーレンズと、センサ部と、第一粘着層とを有している。カバーレンズとセンサ部とは、第一粘着層を介してお互いに対向して配置されている。第一粘着層は、カバーレンズとセンサ部とを接着している。
なお、この出願に関連する先行技術文献情報として、例えば、特許文献1(第2図等)が知られている。
特開2012−234467号公報
タッチパネルは、光透過性のカバーレンズと、センサ部と、第一粘着層と、を有する。第一粘着層は、カバーレンズと、センサ部とを接着する。第一粘着層の90℃における貯蔵弾性率は、68kPa以上、200kPa以下である。カバーレンズの第一粘着層と接する面を接着面とした場合に、カバーレンズの接着面における水の接触角は、0°より大きく、59°以下である。
図1は、実施の形態1におけるにおけるタッチパネルの要部拡大断面図である。 図2は、実施の形態1における電子機器の要部拡大断面図である。 図3は、実施の形態2におけるタッチパネルの要部拡大断面図である。
従来のタッチパネルは、高温あるいは低温で放置、あるいは使用された場合に、カバーレンズと第一粘着層との界面で、第一粘着層に気泡が発生する場合がある。さらに、カバーレンズと第一粘着層との界面で、第一粘着層の剥離が発生する場合がある。そして、気泡や剥離が発生した場合、タッチパネルに形成されている電極間の静電容量が変化し、タッチセンサの感度が低下する可能性がある。また、表示器の表示を明瞭に表示できない可能性もある。
以下、タッチパネルの実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
本開示のタッチパネルを説明するに先立ち、タッチパネルを搭載した電子機器が搭載される装置ならびに、その電子機器が設置、使用される環境について説明する。
近年、タッチパネルを有する電子機器は、自動車などの移動体装置へ搭載されてきている。このような移動体装置は、たとえば北極圏内の極寒の地域から、赤道直下や砂漠などの灼熱の地域まで、非常に幅広い温度環境の下で使用、あるいは放置される場合がある。なお、この電子機器の例として、カーナビゲーションシステムなどが挙げられる。この場合、電子機器は、ダッシュボードに設置されている。ダッシュボードは、フロントガラスの直下に配置されている。そのため、直射日光が電子機器に当たり、電子機器の温度を上昇させる場合がある。したがって、このような電子機器に搭載されるタッチパネルは、温度条件の厳しい環境下で放置あるいは使用された場合でも、感度の劣化の抑制や、明瞭な表示を持続できる高い信頼性が要求されている。
なお、移動体装置は、自動車に限らず、バイク、船舶、航空機、各種農耕機器、建築機器などでも良い。また、電子機器は、カーナビゲーションシステムに限らず、タッチパネルを含んだ機器であれば良い。
(実施の形態1)
図1は、タッチパネル11の要部拡大断面図である。図2は、電子機器501の要部拡大断面図である。タッチパネル11は、光透過性のカバーレンズ12と、センサ部13と、第一粘着層14と、を有する。第一粘着層14は、カバーレンズ12と、センサ部13とを接着する。第一粘着層14の90℃における貯蔵弾性率は、68kPa以上、200kPa以下である。カバーレンズ12の第一粘着層14と接する面を接着面121とした場合に、カバーレンズ12の接着面121における水の接触角は、0°より大きく、59°以下である。
以下、タッチパネル11を搭載した電子機器501について、詳細に説明する。電子機器501は、タッチパネル11と、筐体5011と、表示器5013と、制御部5014とを備える(図2参照)。筐体5011には、表示孔5012が形成されている。タッチパネル11は、前面側111と、背面側112を有している(図1参照)。そして、タッチパネル11は、前面側111を表示孔5012に向けて、筐体5011の中に収納されている。表示器5013は、タッチパネル11の背面側112に配置されている。なお、表示器5013の発光面が、背面側112と対向するように配置されている。
制御部5014は、タッチパネル11と電気的に接続されている。この構成により、制御部5014は、タッチパネル11による操作者の入力を検知できる。また、制御部5014は、表示器5013と電気的に接続されている。このため、制御部5014は、所望の表示を表示器5013へ表示できる。これらの構成により、操作者は、タッチパネル11を通過した表示器5013の表示を視認できる。
以下、タッチパネル11について、図1を参照しながら、説明する。タッチパネル11は、カバーレンズ12、センサ部13、第一粘着層14を有している。カバーレンズ12は、接着面121を備える。また、タッチパネル11は、前面側111と背面側112を有している。前面側111は、カバーレンズ12における接着面121の反対側である。また、背面側112は、センサ部13における第一粘着層14の反対側である。カバーレンズ12は、光透過性の樹脂、またはガラスによって形成されている。センサ部13は、カバーレンズ12と対向して配置されている。第一粘着層14は、センサ部13と接着面121との間に設けられ、センサ部13とカバーレンズ12とを接着している。すなわち、カバーレンズ12は、接着面121で第一粘着層14と接している。以上の構成において、第一粘着層14の貯蔵弾性率は、90℃において68kPa以上、200kPa以下である。また、接着面121における水の接触角は、0°より大きく、59°以下である。
以上のように、90℃における第一粘着層14の貯蔵弾性率を68kPa以上としているので、第一粘着層14の流動を抑制できる。なお、第一粘着層14の貯蔵弾性率は、80kPa以上であることがさらに好ましい。この構成により、第一粘着層14の流動をさらに抑制できる。したがって、カバーレンズ12などの部材から発生するガスが、第一粘着層14の中に溜ってできた泡の成長を抑制する。
そして、第一粘着層14の貯蔵弾性率を大きくすることによる第一粘着層14のカバーレンズ12への密着性の低下を補うために、カバーレンズ12の接着面121における水の接触角を0°より大きく、59°以下とするのが好ましい。なお、接着面121における水の接触角は、53°以下であることがさらに好ましい。この構成により、第一粘着層14の接着面121への濡れ性が向上するので、第一粘着層14が接着面121に対して濡れ広がりやすくなる。したがって、接着面121における汚染物を核として発生する気泡の発生を抑制できる。その結果、気泡の発生の抑制と成長の抑制とを両立できる。
また、第一粘着層14の貯蔵弾性率を200kPa以下としているので、第一粘着層14のカバーレンズ12への密着性が著しく低下することを防ぐことができる。そのため、低温下でも第一粘着層14のカバーレンズ12への密着性が向上し、カバーレンズ12と第一粘着層14との界面での第一粘着層14の剥離の発生も抑制できる。さらに、接触角は0°よりも大きいので、第一粘着層14がカバーレンズ12の側面にまで回りこむことを抑制できる。
また、90℃での第一粘着層14の貯蔵弾性率を規定しているので、タッチパネル11が、高温下で放置あるいは使用された場合でも、カバーレンズ12との界面で、第一粘着層14に気泡が発生することを抑制できる。
以上の構成により、高温、あるいは低温で放置あるいは使用された場合でも、カバーレンズ12との界面で、第一粘着層14の気泡の発生や剥離の発生を抑制できる。したがって、厳しい温度条件に対しても、感度の劣化の抑制や明瞭な表示を持続できる高い信頼性のタッチパネル11が得られる。
以下、タッチパネル11の具体的な構成について詳細に説明する。カバーレンズ12は、光透過性の樹脂材料またはガラスによって形成されている。なお、カバーレンズ12を樹脂によって形成する場合、カバーレンズ12は、たとえばポリメチルメタクリレート(以下、PMMA)や、ポリカーボネート樹脂(以下、PC)などを用いることが好ましい。センサ部13は、光透過性の樹脂材料、たとえばポリカーボネート(PC)やポリエーテルサルホン(PES)、あるいはポリエチレンテレフタレート(PET)などによって形成されている。センサ部13は、柔軟性を有したフィルムによって形成されている。第一粘着層14は、たとえばアクリル系ポリマー、シリコン系ポリマー、ウレタン系ポリマー、ゴム系ポリマー、エポキシ系ポリマー等あるいはこれらの混合物を主材料とする光学透明粘着剤(以下、OCA:Optically Clear Adhesive)を用いることが好ましい。
なお、カバーレンズ12や、センサ部13、および第一粘着層14は、可視光の波長の光に対して、透過性を有している。可視光の波長は、一般的には380nmから780nmである。そして、カバーレンズ12やセンサ部13は、可視光全体に対して、85%以上の透過率を有している。また、第一粘着層14は、第一粘着層14をガラス等の基板に貼り合わせた状態の透過率から、基板の透過率を除すと、可視光全体に対して、95%以上の透過率を有している。なお、透過率の値は、JIS K7136の規定に基づいて測定される。透過率の値は、たとえば、村上色彩技術研究所社製のHM−150などによって測定できる。
また、第一粘着層14の貯蔵弾性率の値は、JISK7244の規定に基づいて測定される。貯蔵弾性率の値は、たとえば、日立ハイテクサイエンス社製のDMA7100などによって測定できる。第一粘着層14の貯蔵弾性率は、90℃における値である。第一粘着層14の貯蔵弾性率の値は、温度によって変化する。一般的に温度の上昇に伴って、第一粘着層14の貯蔵弾性率の値は小さくなる。そこで、このような高い温度環境下で使用されるタッチパネル11における貯蔵弾性率は、90℃で設定することが好ましい。以下、単に貯蔵弾性率と記した場合、90℃の温度における貯蔵弾性率を表している。なお、貯蔵弾性率は、90℃の温度において規定したが、これに限らず、タッチパネル11の使用される環境に応じた温度における貯蔵弾性率の値を用いても良い。
カバーレンズ12の接触角は、カバーレンズ12の表面の清浄度によって決定付けられる。そこで、UVオゾン処理あるいはプラズマエッチング処理などによって、カバーレンズ12の表面を改質することによって、カバーレンズ12の接触角を調整できる。カバーレンズ12の接触角は、JIS R 3257の規定に基づいて測定される。カバーレンズ12の接触角は、水の接触角である。接触角の値は、たとえば、共和界面化学社製のDM−901などによって測定できる。
ここでは、接触角によってカバーレンズ12の濡れ性の範囲を規定している。しかし、接触角に代えて、表面張力への換算値によって濡れ性の範囲を規定しても良い。その際の換算式として、表面張力を算出する際に用いられている既知の数式を用いることができる。たとえば、カバーレンズ12の接触角が88°の場合、カバーレンズ12の表面での表面張力は、26mN/mに相当する。また、カバーレンズ12の接触角が59°の場合、カバーレンズ12の表面での表面張力は、30mN/mに相当する。さらに、カバーレンズ12の接触角が53°の場合、カバーレンズ12の表面での表面張力は、43mN/mに相当する。カバーレンズ12の接触角が40°の場合、カバーレンズ12の表面での表面張力は、56mN/mに相当する。
発明者らは、カバーレンズ12の材質と、接触角や第一粘着層14の貯蔵弾性率の範囲と、気泡や剥離の発生を確認するために、表1に示すサンプル1〜10を作製した。なお、サンプル3、4、5と、サンプル7、8、9のカバーレンズ12は、表面の改質処理によって、接触角を調整している。言い換えれば、サンプル1と、サンプル2と、サンプル6と、サンプル10におけるカバーレンズ12は、表面の改質処理を行なっていない。
Figure 2017141655
サンプル1〜10を95℃の環境下で500時間放置した後、さらに72時間放置後と、120時間放置後の気泡や剥離の発生を評価した。表1において、○は、気泡や剥離が発生しなかった場合を示している。×は、気泡や剥離が発生した場合を示している。△は、場合により、気泡や剥離が発生する場合を示している。72時間放置の後では、サンプル1の全面に、直径約2センチメートルの気泡や剥離が発生していた。120時間放置の後では、サンプル2の段差部15沿いに、気泡が発生する場合があった。なお、段差部15については、後述する。また、120時間放置の後では、サンプル3の段差部15沿いに約0.6ミリメートルの気泡が発生していた。なお、サンプル3で発生した気泡の直径は、500時間経過の後でも大きく成長していなかった。そして、上記以外の全てのサンプル(すなわちサンプル4〜10)は、500時間を経過後でも、気泡の発生や剥離などの発生していなかった。
以上の結果、カバーレンズ12の接触角を53°以下とし、第一粘着層14の貯蔵弾性率を68kPa以上とすることで、高温下に長期間放置されても気泡や剥離の発生を抑制できた。また、サンプル3に示すように、カバーレンズ12の接触角を53°より大きく、59°とし、かつ第一粘着層14の貯蔵弾性率を68kPaとしても、接触角が88°の場合(サンプル1)よりは、気泡の発生や剥離などの発生が改善された。また、サンプル1とサンプル2とを比較すると、90℃における第一粘着層14の貯蔵弾性率を68kPaよりも80kPaにした方が、気泡の発生を抑えられるのがわかる。
さらにセンサ部13は、第一センサ層131、第二センサ層132、第二粘着層133を有していてもよい。第一センサ層131は、第一粘着層14によりカバーレンズ12と接着される第1面301と、第1面301と反対側の第2面303とを有する。第二センサ層132は、第一センサ層131の第2面303と、第二粘着層133により接着される第1面401と、第1面と反対側の第2面403とを有する。すなわち、第二粘着層133は、第一センサ層131と第二センサ層132とを接着している。なお、第二粘着層133の貯蔵弾性率は、80kPa以上、200kPa以下である。第二粘着層133の貯蔵弾性率を80kPa以上とすることにより、第二粘着層133の流動が抑制される。したがって、第二粘着層133の中に溜ったガスによってできる気泡の成長を抑制できる。第二粘着層133としては、たとえば主にアクリル系ポリマーから成るOCAが用いられる。
また、第二粘着層133の貯蔵弾性率を200kPa以下としているので、第二粘着層133の第一センサ層131への密着性や、第二粘着層133の第二センサ層132への密着性が著しく低下することを防ぐことができる。したがって低温下でも第二粘着層133と第一センサ層131や第二センサ層132との密着性が向上する。その結果、第一センサ層131と第二粘着層133の界面や、第二センサ層132と第二粘着層133の界面での第二粘着層133の剥離の発生も抑制できる。
第一センサ層131は、第一電極層1311を有していてもよい。第二センサ層132は、第二電極層1321を有していてもよい。なお、第二電極層1321は、第一電極層1311から離れて配置されている。この状態において、第二粘着層133の厚みは、第一電極層1311と第二電極層1321との間の距離に対して、40%以上、65%未満であることが好ましい。なお、第二粘着層133の厚みは、たとえば100マイクロメートルである。一方、第一電極層1311と第二電極層1321との間の距離は、たとえば225マイクロメートルである。この構成により、タッチパネル11の急激な温度変化に対しても、第一電極層1311と第二電極層1321との温度差を小さくできる。したがって、急激な温度変化に対しての第一電極層1311と第二電極層1321との間の静電容量の変化に対しての第二粘着層133の寄与度を小さくできる。そのため、急激に温度が変化したような場合でも、タッチパネル11の感度の変化を小さくできる。したがって、タッチパネル11の誤検知の発生を抑制できる。
さらに、第一粘着層14の厚みは、第二粘着層133の厚みに対して1倍以上、2倍以下であることが好ましい。この構成により、タッチパネルのカバーレンズへの十分な密着性と、タッチパネルの検出感度の高さを両立できる。
第一粘着層14は、第二粘着層133よりも、温度に対する比誘電率の変化量が小さいことが好ましい。この構成により、タッチパネル11の温度が急激に変化した場合に、第一電極層1311と第二電極層1321との間の静電容量の変化に対しての第二粘着層133の寄与度を小さくできる。したがって、タッチパネル11の温度が急激に変化したような場合でも、タッチパネル11の感度の変化を小さくできる。したがって、タッチパネル11の誤検知の発生を抑制できる。
タッチパネル11は、段差部15を有していても良い。段差部15は、たとえばカバーレンズ12に設けられた加飾部である。加飾部は、カバーレンズ12の外周部に形成されている。段差部15は、カバーレンズ12と、第一粘着層14との間に形成されている。すなわち、第一粘着層14は、段差部15とセンサ部13との間にも充填されている。このような場合、第一粘着層14の厚みは、段差部15の厚みの3倍以上、10倍以下であることが好ましい。
第一粘着層14の厚みが、段差部15の高さの3倍未満の場合、第一粘着層14は段差の形状に追従しにくくなる。したがって、段差部15の箇所に気泡や剥離が発生しやすくなる。第一粘着層14の厚みを段差部15の高さの3倍以上にすることにより、段差部15での気泡や剥離の発生を抑制できる。また、第一粘着層14の厚みが、段差部15の高さの10倍を超える場合、カバーレンズ12と第一粘着層14の線膨張係数の差によって、第一粘着層14がカバーレンズ12から剥離しやすくなる。また、図2に示すカバーレンズ12における前面側111の面から第一電極層1311や第二電極層1321までの距離が長くなる。したがって、操作時の静電容量の変化が小さくなり、タッチパネル11の検出感度が悪くなる。第一粘着層14の厚みを段差部15の高さの10倍以下とすることにより、タッチパネル11の検出感度が向上する。
(実施の形態2)
以下、他のタッチパネル21について、図面を参照しながら、説明する。図3は、実施の形態2におけるタッチパネル21の要部拡大断面図である。タッチパネル21は、図1に示すタッチパネル11のカバーレンズ12に代えて、カバーレンズ22を有している。また、タッチパネル21は、図1に示すタッチパネル11のセンサ部13に代えて、センサ部23を有している。第一電極層221は、カバーレンズ22に形成されている。第二電極層231は、センサ部23に形成されている。そして、カバーレンズ22とセンサ部23は、第一粘着層14によって接着されている。すなわち、カバーレンズ22の接着面121は、第一電極層221を有しており、接着面121の第一電極層221における水の接触角は、0°より大きく、59°以下である。また、第一粘着層14の貯蔵弾性率は、90℃において、68kPa以上、200kPa以下である。なお、図2の電子機器501において、タッチパネル11に代えて、タッチパネル21を用いても良い。
以上のように、本開示のタッチパネルは、接着面を有し、光透過性の樹脂、またはガラスによって形成されたカバーレンズと、カバーレンズと対向して配置されたセンサ部と、センサ部と接着面とを接着する第一粘着層とを備えている。そして、タッチパネルの第一粘着層は、90℃において68kPa以上、200kPa以下の貯蔵弾性率であり、接着面における水の接触角は、0°より大きく、59°以下である。
かかる構成により、第一粘着層の貯蔵弾性率を大きくしているので、第一粘着層の流動を抑制できる。したがって、カバーレンズなどの部材から発生するガスが、第一粘着層の中に溜ってできる気泡の成長を抑制する。そして、第一粘着層の貯蔵弾性率を大きくすることによる第一粘着層のカバーレンズへの密着性の低下を補うために、接触角を0°より大きく、59°以下としている。この構成により、第一粘着層の接着面121への濡れ性が向上するので、第一粘着層が接着面121に対して濡れ広がりやすくなる。したがって、接着面121の汚染などに起因して、接着面121の汚染物を核として発生する気泡の発生を抑制できる。その結果、気泡の発生の抑制と成長の抑制とを両立できる。また、第一粘着層の貯蔵弾性率を200kPa以下としているので、第一粘着層のカバーレンズへの密着性が著しく低下することを防ぐことができる。したがって、第一粘着層のカバーレンズへの密着性が向上し、カバーレンズと第一粘着層との界面での第一粘着層の剥離の発生も抑制できる。
また、第一粘着層の貯蔵弾性率は、90℃において80kPa以上であるのが好ましい。
かかる構成により、第一粘着層の流動をさらに抑制できる。したがって、第一粘着層の中に溜ったガスによってできる気泡の成長をさらに抑制できる。
また、センサ部は、第一センサ層と、第二センサ層と、第一センサ層を第二センサ層へ接着する第二粘着層と、を備えていてもよい。第二粘着層は、90℃において80kPa以上、200kPa以下の貯蔵弾性率であるのが好ましい。
かかる構成により、第二粘着層の流動を抑制できる。したがって、第二粘着層の中に溜ったガスによってできる気泡の成長を抑制できる。また、第二粘着層の貯蔵弾性率を200kPa以下としているので、第二粘着層の第一センサ層への密着性や、第二粘着層の第二センサ層への密着性が著しく低下することを防げる。したがって、第一センサ層と第二センサ層との密着性が向上し、第一センサ層と第二粘着層の界面や、第二センサ層と第二粘着層の界面での第二粘着層の剥離の発生も抑制できる。
また、第一粘着層は、第二粘着層の厚みに対して1倍以上、2倍以下の厚みであるのが好ましい。
かかる構成により、センサ部のカバーレンズへの十分な密着性と、タッチパネルの検出感度の高さを両立できる。
また、タッチパネルは、第一センサ層に設けられた第一電極層と、第二センサ層に設けられ、第一電極層から離れて配置された第二電極層と、を有し、第二粘着層の厚みは、第一電極層と第二電極層との距離に対して40%以上、65%未満であるのが好ましい。
かかる構成により、第一電極層と第二電極層の間の体積に占める第二粘着層の比率が制限される。これは、タッチパネルを構成する部材の中で、温度変化に対する比誘電率の変化が最も大きい部材は粘着層であることを考慮したもので、第一電極層と第二電極層との間にある誘電体に占める第二粘着層の比率を下げることを目的とする。この構成により、急激な温度変化に対しての第一電極層と第二電極層との間の静電容量の変化に対しての第二粘着層の寄与度を小さくできる。したがって、急激に温度が変化したような場合でも、タッチセンサの感度の変化を小さくできる。そのため、タッチパネルの誤検知の発生を抑制できる。
また、第一粘着層の温度に対する比誘電率の変化量は、第二粘着層よりも小さい。
かかる構成により、急激な温度変化に対しての第一電極層と第二電極層との間の静電容量の変化に対しての第二粘着層の寄与度を小さくできる。したがって、急激に温度が変化したような場合でも、タッチパネルの感度の変化を小さくできる。そのため、タッチセンサの誤検知の発生を抑制できる。
また、タッチパネルは、カバーレンズおよび第一粘着層の間に段差部をさらに備えていてもよい。そして、第一粘着層の厚みは、段差部の厚みの3倍以上、10倍以下であるのが好ましい。
かかる構成により、段差の部分で気泡や剥離が発生することを抑制できる。第一粘着層の厚みが、段差の高さの10倍を超える場合、カバーレンズと第一粘着層の線膨張係数の差によって、第一粘着層がカバーレンズから剥離しやすくなるが、本開示のタッチパネルは剥離を防ぐことができる。またタッチパネルの検出感度は優れている。
以上のように、本開示のタッチパネルによれば、第一粘着層の貯蔵弾性率を大きくしているので、第一粘着層の流動を抑制できる。したがって、カバーレンズなどの部材から発生するガスが、第一粘着層の中に溜ってできる気泡の成長を抑制できる。そして、第一粘着層の貯蔵弾性率を大きくすることによる第一粘着層のカバーレンズへの密着性の低下を補うために、接触角を0°より大きく、59°以下とする。この構成により、第一粘着層の接着面121への濡れ性が向上するので、第一粘着層が接着面121に対して濡れ広がりやすくなる。
したがって、接着面121の汚染などに起因して、接着面121における汚染物を核として発生する気泡の発生を抑制できる。その結果、気泡の発生の抑制と成長の抑制とを両立できる。
また、第一粘着層の貯蔵弾性率を200kPa以下としているので、第一粘着層のカバーレンズへの密着性が著しく低下することを防ぐことができる。したがって、第一粘着層のカバーレンズへの密着性が向上し、カバーレンズと第一粘着層との界面での第一粘着層の剥離の発生も抑制できる。
以上の構成により、タッチパネルが、高温、あるいは低温で放置あるいは使用された場合でも、カバーレンズと第一粘着層との界面で、第一粘着層に気泡が発生することを抑制できる。さらに、高温、あるいは低温で放置あるいは使用された場合でも、カバーレンズと第一粘着層との界面で、第一粘着層が剥離することを抑制できる。その結果、厳しい温度条件に対しても、感度の劣化の抑制や明瞭な表示を持続できる高い信頼性のタッチパネルを得ることができる。
尚、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本開示にかかるタッチパネルは、厳しい温度条件に対しても、感度の劣化の抑制や、明瞭な表示を持続できるという効果を有し、移動体装置などに搭載される電子機器等に有用である。
11,21 タッチパネル
12,22 カバーレンズ
13,23 センサ部
14 第一粘着層
15 段差部
111 前面側
112 背面側
121 接着面
131 第一センサ層
132 第二センサ層
133 第二粘着層
221,1311 第一電極層
231,1321 第二電極層
301,401 第1面
303,403 第2面
501 電子機器
5011 筐体
5012 表示孔
5013 表示器
5014 制御部

Claims (11)

  1. 光透過性のカバーレンズと、
    センサ部と、
    前記カバーレンズと、前記センサ部とを接着する第一粘着層と、を備え、
    前記第一粘着層の90℃における貯蔵弾性率は、68kPa以上、200kPa以下であり、
    前記カバーレンズの前記第一粘着層と接する面を接着面とした場合に、
    前記カバーレンズの前記接着面における水の接触角は、0°より大きく、59°以下である
    タッチパネル。
  2. 前記第一粘着層の90℃における貯蔵弾性率は、80kPa以上である
    請求項1に記載のタッチパネル。
  3. 前記カバーレンズの前記接着面における水の接触角は、53°以下である
    請求項1に記載のタッチパネル。
  4. 前記センサ部は、
    前記カバーレンズと前記第一粘着層により接着される第1面と、前記第1面と反対側の第2面とを有する第一センサ層と、
    第二粘着層と、
    前記第一センサ層の前記第2面と前記第二粘着層により接着される第1面と、前記第1面と反対側の第2面とを有する第二センサ層と、
    を有し、
    前記第二粘着層の90℃における貯蔵弾性率は、80kPa以上、200kPa以下である
    請求項1に記載のタッチパネル。
  5. 前記第一粘着層の厚みは、前記第二粘着層の厚みに対して1倍以上、2倍以下である、
    請求項4記載のタッチパネル。
  6. 前記第一センサ層の前記第1面は、第一電極層を有しており、
    前記第二センサ層の前記第2面は、第二電極層を有しており、
    前記第二粘着層の厚みは、前記第一電極層と前記第二電極層との間の距離の40%以上、65%未満である
    請求項4記載のタッチパネル。
  7. 前記第一粘着層は、前記第二粘着層よりも、温度に対する比誘電率の変化量が小さい
    請求項4記載のタッチパネル。
  8. 前記カバーレンズと前記第一粘着層との間に段差部をさらに備え、
    前記第一粘着層の厚みは、前記段差部の厚みの3倍以上、10倍以下である
    請求項1記載のタッチパネル。
  9. 前記カバーレンズの前記接着面は、電極層を有しており、
    前記センサ部は、前記カバーレンズの前記接着面と接着する面の反対側に、電極層を有している
    請求項1記載のタッチパネル。
  10. 前記カバーレンズは、樹脂により形成されている
    請求項1記載のタッチパネル。
  11. 前記カバーレンズは、ガラスにより形成されている
    請求項1記載のタッチパネル。
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