JPWO2017119341A1 - ブラシ用毛材及びそれを用いたブラシ - Google Patents

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Abstract

薬剤溶解速度の異なる2種類以上の樹脂で形成された複数の樹脂層からなる芯鞘横断面構造を有する複合繊維の長手方向一端部または両端部に、複合繊維の長手方向に延びるとともに複合繊維の外周面に沿う方向に全周にわたって延びる少なくとも一つの環状壁と、該環状壁の内側で該環状壁に隣接して該環状壁に沿って延び該環状壁の先端から複合繊維の長手方向に凹んだ少なくとも一つの溝が形成されていることを特徴とするブラシ用毛材、及びそれを用いたブラシ。毛材の先端部に形成された環状壁とその内側に形成された溝により、優れた汚れの掻き取り性能と優れた汚れの捕捉性能を兼ね備えた高い清掃性を発現するブラシ用毛材、及びそれを用いたブラシを提供できる。

Description

本発明は、歯ブラシを含む各種ブラシに好適なブラシ用毛材及びそれを用いたブラシに関する。
従来から、ブラシ用毛材として合成繊維のモノフィラメントを使用する技術が広く知られている。このようなブラシ用毛材を用いたブラシ、例えば歯ブラシにおいては、毛先による清掃効果に優れていることが望まれ、さらに、毛先による清掃の際の汚れや歯垢の優れた掻き取り性能を有することが望まれる。
しかし、ブラシ用毛材が毛先まで単一の材質のモノフィラメントで形成されたものでは、このような要求を満たすことが難しいことがある。すなわち、毛先まで単一の材質のモノフィラメントで形成されたものでは、毛先自体による清掃効果に限界があることがあり、とくに毛先による汚れや歯垢の優れた掻き取り性能が得られにくいおそれがある。
他の分野における清掃用や洗浄用のブラシにおいても、おおむね同様の問題がある。
そこで、とくに清掃効果を向上するために、特許文献1には、芯鞘横断面構造を有する複合繊維からなる毛材を外周に複数の凹部と凸部を有する多葉断面形状に形成するとともに、毛材の先端に、それら凸部からなる分枝毛を王冠状に形成し、その王冠状部分の中央部に窪みを形成した歯ブラシ用毛材が開示されている。また、特許文献2には、毛材の先端部をテーパー部に形成し、そのテーパー部の外周面に、繊維軸方向に延びる複数の溝が形成されたブラシ用毛材の構造が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に開示されている歯ブラシ用毛材においては、王冠状部分で汚れの掻き取り効果が発現され、その分清掃効果を向上させることは可能であるが、王冠状部分を形成する凸部間には凹みが形成されているため、王冠状部分の中央部の窪み内に一旦汚れが取り入れられても、その汚れが凹みを通して逃げやすい構造になっており、逃げた汚れが再付着する可能性があるという問題が残されている。また、王冠状部分を形成する凸部は、毛材先端から突出する断続的な凸部に形成されているため、個々の凸部の腰はそれほど高くはなく、粘度の高い汚れ等に対しては、掻き取り効果が低くなる可能性があるという問題も残されている。また、上記特許文献2に開示されているブラシ用毛材においては、繊維軸方向に延びる複数の溝がテーパー部の外周面に形成されているので、汚れの掻き取り性能(清掃性)向上に効果は認められるものの、一旦掻き取った汚れを捕捉する性能はそれ程期待できず、さらなる向上が望まれる。
特開2012−105743号公報 特開2009−089920号公報
そこで本発明の課題は、従来の特許文献1に記載されているようなブラシ用毛材の残された問題点に着目し、毛材の毛先部での汚れの掻き取り性能をより向上できるとともに、一旦掻き取った汚れについては逃がすことなく良好に捕捉可能な、清掃性に優れたブラシ用毛材と、それを用いたブラシを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るブラシ用毛材は、薬剤溶解速度の異なる2種類以上の樹脂で形成された複数の樹脂層からなる芯鞘横断面構造を有する複合繊維の長手方向一端部または両端部に、複合繊維の長手方向に延びるとともに複合繊維の外周面に沿う方向に全周にわたって延びる少なくとも一つの環状壁と、該環状壁の内側で該環状壁に隣接して該環状壁に沿って延び該環状壁の先端から複合繊維の長手方向に凹んだ少なくとも一つの溝が形成されていることを特徴とするものからなる。
このような本発明に係るブラシ用毛材においては、薬剤溶解速度の異なる2種類以上の樹脂で形成された複数の樹脂層からなる芯鞘横断面構造を有する複合繊維の長手方向一端部または両端部において、薬剤溶解処理を利用して、薬剤溶解速度の遅い樹脂層部分が適当に残されて環状壁が形成され、その内側に、薬剤溶解速度の速い樹脂層部分が適当に溶解されて溝が形成されている。すなわち、本発明に係るブラシ用毛材においては、毛材を構成する複合繊維の先端部に、複合繊維の外周面に沿う方向に全周にわたって延びる少なくとも一つの環状壁が形成されているので、該環状壁は汚れの掻き取りに際し、いわゆるエッジ効果を、とくに全周にわたって連続的に延びる環状壁構造により環状壁自体には高い腰が付与されているため高いエッジ効果を発揮でき、粘度の高い汚れに対しても優れた掻き取り性能を発現できる。環状壁で掻き取られた汚れはその内側に形成された溝に取り込まれ、該溝に捕捉される。溝は、その外側から、全周にわたって延びる環状壁で囲まれる構造となっているので、溝に捕捉された汚れは、環状壁部分を越えて容易に逃がされることはなく、良好に溝内に捕捉された状態に維持される。したがって、これら環状壁とその内側の溝を備えた毛先部は優れた清掃性を発現することとなる。
上記本発明に係るブラシ用毛材においては、上記薬剤溶解速度の異なる2種類以上の樹脂で形成された複数の樹脂層の数は、2層以上であればよいが、好ましくは3〜6層の範囲にある。上記環状壁とその内側の溝の数は、それぞれ、少なくとも1つあればよい。したがって、複数の樹脂層の数が2層の場合には、複合繊維の横断面における径方向最外層が環状壁を形成する層となり、その内側部分全体が溝を形成する層となる。
また、上記環状壁の内側に形成される溝の深さとしては、特に限定されないが、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.5mm以上、さらに好ましくは1mm以上であることが望ましい。この溝の深さブラシ用毛材の用途に応じて設定されればよく、特定の深さ以上とすることにより、粘度の高い汚れに対しても高い捕捉性能を発揮できる。
また、上記複合繊維の横断面における一つの樹脂層の厚みとしては、10〜300μmの範囲にあることが好ましく、より好ましくは、15〜150μmの範囲である。各樹脂層は、複合繊維の端部において上記環状壁とその内側の溝を形成する部位となるので、環状壁による優れた汚れの掻き取り性能と溝による優れた汚れの捕捉性能を確保するためには、樹脂層の厚みを上記のような範囲に設定しておくと良い。
また、本発明に係るブラシ用毛材においては、上記複合繊維の直径としては、50〜1,000μmの範囲にあることが好ましく、より好ましくは、80〜500μmの範囲である。複合繊維の直径が50μm未満であると、ブラシに使用される際の複合繊維部自身の腰が弱くなりすぎ、用途によっては清掃効果が低下するおそれがある。複合繊維の直径が1,000μmを超えると、ブラシに使用される際の複合繊維部自身の腰が強くなりすぎ、先端部の環状壁と溝の形態にもよるが、その先端部の根元部における複合繊維部が被清掃物側に強く押し付けられて被清掃物を傷つけやすくなるおそれがある。
また、本発明に係るブラシ用毛材においては、上記環状壁と上記溝を有する部分の上記複合繊維の長手方向長さとしては、0.5〜10mmの範囲にあることが好ましい。この長さは、上記のような汚れの掻き取り性能を有する環状壁と汚れの捕捉性能を有する溝の性能を左右するので、用途に応じて、上記範囲から適宜設定されればよい。
また、本発明に係るブラシ用毛材においては、上記溝を間にして上記環状壁に対向する対向壁を有し、該対向壁の上記複合繊維の長手方向高さが上記環状壁の高さよりも高い構造を採用することもできる。すなわち、環状壁の、溝を間にした繊維内径側に、より高さの高い対向壁が存在する、筍状あるいはテレスコープ状の構造である。このような構造を採用すれば、毛材の先端部全体として、先細りテーパー形状を形成できるので、上記のような環状壁による汚れの掻き取り性能と溝による汚れの捕捉性能を確保しつつ、毛先部のソフトな触感等も実現できる。
また、本発明に係るブラシ用毛材においては、上記少なくとも一つの環状壁の延設形状としては、各種形状を採り得、円状に延びる環状壁からなる構造、円形以外の異形形状に延びる環状壁からなる構造のいずれも採り得る。円状に延びる環状壁としては、真円状に実質的に同一の壁厚みで延びる環状壁は勿論のこと、波状の形態で延びる環状壁や、延設方向において壁厚みが変化している環状壁も含まれる。また、円形以外の異形形状に延びる環状壁としては、三角形や四角形、あるいはそれ以上の多角形の形態で延びる環状壁や、角形以外の異形形状に延びるあらゆる環状壁も含まれる。
また、本発明に係るブラシ用毛材においては、上記複合繊維全体の横断面形状としても、円形に形成されている形態、円形以外の異形断面形状に形成されている形態のいずれも採り得る。用途や使用形態、使用条件等に応じて適宜決定すればよい。
また、本発明に係るブラシ用毛材においては、上記複合繊維を構成する複数の樹脂層は、同心状に設けられていることが好ましい。同心状であれば、同心円状の形態、いずれかの層のみが円形以外の多角形や異形断面形状に形成されている形態、のいずれも採り得る。複数の樹脂層を同心状に設けることにより、薬剤溶解処理により本発明における所望の環状壁および溝を容易に形成できるようになる。
本発明は、上記のような本発明に係るブラシ用毛材が少なくとも一部に使用されているブラシについても提供する。とくに、本発明に係るブラシは、特に上述したような毛材先端部に形成された環状壁による優れた汚れの掻き取り性能と溝による優れた汚れの捕捉性能を有するので、歯ブラシや舌ブラシ、化粧ブラシ、塗布用ブラシ等として好適である。
このような本発明に係るブラシにおいては、その用途にもよるが、好ましいブラシの毛丈(ブラシ根元から毛先までの長さ) の範囲として、1〜50mmの範囲が例示され、より好ましくは、5〜35mmの範囲である。
このように、本発明によれば、毛材の先端部に形成された環状壁とその内側に形成された溝により、優れた汚れの掻き取り性能と優れた汚れの捕捉性能を兼ね備えた高い清掃性を発現するブラシ用毛材を提供することができる。
また、本発明によれば、上記のようなブラシ用毛材を少なくとも一部に使用した各種ブラシを提供でき、特に歯ブラシ、舌ブラシ、化粧ブラシ、塗布用ブラシ等として好適なブラシを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るブラシ用毛材を示しており、図1(A)は毛材の一端部の概略縦断面図、図1(B)は図1(A)のB−B線に沿う概略横断面図である。 ブラシ用毛材を歯ブラシに使用する際の植毛方法を示す概略構成図である。 本発明の別の実施形態に係るブラシ用毛材の一端部の概略縦断面図である。 本発明に係るブラシ用毛材の各種形態例を示す概略横断面図である。 本発明に係るブラシ用毛材のさらに別の各種形態例を示す概略横断面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態(実施形態1)に係るブラシ用毛材1を示しており、図1(A)は該毛材1の一端部を示している。ブラシ用毛材1は、図1(B)に示すように、薬剤溶解速度の異なる2種類以上の樹脂(図示例では2種類の樹脂)で形成された複数の樹脂層2a、2b、2c、2d、特に本実施形態では延在方向に同一の厚みで同心円状に配置された複数の樹脂層2a、2b、2c、2dからなる芯鞘横断面構造を有する複合繊維3から形成されている。複合繊維3の長手方向一端部または両端部には(図1(A)は該毛材1の一端部のみを示している。)、複合繊維3の長手方向に延びるとともに複合繊維3の外周面に沿う方向に全周にわたって延びる少なくとも一つの環状壁4と、該環状壁4の内側で該環状壁4に隣接して該環状壁4に沿って延び該環状壁4の先端から複合繊維3の長手方向に凹んだ少なくとも一つの溝5が形成されている。本実施形態では、環状壁4は、その延設方向に同一厚みで延びる円形の環状壁に形成されており、溝5は、環状壁4の内側で同一幅で環状壁4に沿って延びる環状溝に形成されている。この環状壁4は、薬剤溶解処理において溶解されずに適当に残された樹脂層2cで形成されており、その内側の溝5は、薬剤溶解処理において樹脂層2bが適当に溶解されることによって形成された環状空間として形成されている。また、本実施形態では、毛材1の一端部において、樹脂層2aは、薬剤溶解処理において溶解されずに適当に残された円柱状壁6を形成しており、樹脂層2dは、薬剤溶解処理において適当に溶解されることによる環状空間7を形成している。
上記薬剤溶解処理としては、例えばアルカリ処理を適用でき、上記薬剤溶解速度(例えば、アルカリ処理による溶解速度)の異なる2種類以上の樹脂で形成された複数の樹脂層としては、例えば、樹脂層2a、2cをアルカリでは溶解されない樹脂としてのナイロン(Ny)(登録商標)で形成し、樹脂層2b、2dをアルカリで溶解されるポリエステル系樹脂としてのポリブチレンテレフタレート(PBT)で形成して、その複合繊維3の長手方向端部を所定長だけアルカリ処理してその端部部分における樹脂層2b、2dのみ溶解させることにより、図1(A)に示すような、環状壁4、溝5、円柱状壁6、環状空間7を有するブラシ用毛材1の端部部分が形成される。
このブラシ用毛材1においては、薬剤溶解速度の異なる2種類以上の樹脂で形成された複数の樹脂層からなる芯鞘横断面構造を有する複合繊維3の長手方向一端部または両端部において、薬剤溶解処理を利用して、薬剤溶解速度の遅い(上記実施形態では、アルカリでは溶解されない樹脂層から形成された)樹脂層2c部分が残されて環状壁4が形成され、その内側に、薬剤溶解速度の速い樹脂層2b部分が適当に溶解されて溝5が形成されている。環状壁4は環状に連続的に全周にわたって延びる環状壁に形成されているので、該環状壁4は汚れの掻き取りに際し、高いエッジ効果を発揮でき、粘度の高い汚れに対しても優れた掻き取り性能を発現できる。この環状壁4で掻き取られた汚れはその内側に形成された溝5に取り込まれ、該溝5に捕捉されるが、溝5は、その外側から、全周にわたって延びる環状壁4で囲まれる構造となっているので、溝5内に捕捉された汚れは容易には逃げず、良好に溝5内に捕捉された状態に維持される。したがって、これら環状壁4とその内側の溝5を備えた毛先部は優れた清掃性を発現することとなる。
上記のように構成されたブラシ用毛材1が、各種ブラシの作製のために少なくとも一部に使用される。一般に、ブラシ用毛材をブラシ構成部材に植毛する際の方法として、代表的に二種の方法が知られているが、これら二種の方法を、歯ブラシへの使用の場合を例にとって、図2を参照しながら説明する。
図2(A)は、ブラシ用毛材11が歯ブラシ構成部材12のヘッド部に植毛された歯ブラシ13を示しており、このブラシ用毛材11の植毛方法として、図2(A)のa−a線に沿う拡大断面図である図2(B)、(C)に示すような二種の方法がある。図2(B)に示す方法では、植毛穴14に二つ折りにしたブラシ用毛材11を差し込み、平線15と称されている固定具でブラシ用毛材11を歯ブラシ構成部材12に固定する。完成された歯ブラシは、通常、平線歯ブラシと呼ばれている。このような平線歯ブラシでは、予め作製されたブラシ用毛材11の両端部がブラシの毛先となる。図2(C)に示す方法では、歯ブラシ構成部材12のヘッド部表面側部材12aの貫通穴16にブラシ用毛材11の一端部を挿通させ、挿通されたブラシ用毛材11の端部に加熱装置(図示略)を当てて焼玉17と称されている抜け防止あるいは固定用の塊を形成し、しかる後に、ヘッド部裏面側部材12bを接合し焼玉17を隠して歯ブラシ商品を完成させる。完成された歯ブラシは、通常、無平線歯ブラシと呼ばれている。このような無平線歯ブラシでは、予め作製されたブラシ用毛材11の一端部がブラシの毛先となる。したがって、本発明に係るブラシ用毛材1が平線歯ブラシに使用される場合には、上述した環状壁4とその内側の溝5はブラシ用毛材1の両端部に形成されることになり、無平線歯ブラシに使用される場合には、環状壁4と溝5はブラシ用毛材1の一端部に形成されることになる。
図3は、本発明の別の実施形態(実施形態2)に係るブラシ用毛材21の一端部を示している。本実施形態においては、ブラシ用毛材21は、同心円状に配置された、薬剤溶解速度の異なる2種類以上の樹脂(図示例では2種類の樹脂)で形成された複数の樹脂層22a、22b、22c、22dからなる芯鞘横断面構造を有する複合繊維23から形成されている。複合繊維23の長手方向一端部または両端部には(図3は該毛材21の一端部のみを示している。)、複合繊維23の長手方向に延びるとともに複合繊維23の外周面に沿う方向に全周にわたって延びる少なくとも一つの環状壁24と、該環状壁24の内側で該環状壁24に隣接して該環状壁24に沿って延び該環状壁24の先端から複合繊維23の長手方向に凹んだ少なくとも一つの環状の溝25が形成されている。本実施形態では、樹脂層22a、22cは、例えば、溶解用薬剤としてのアルカリに対してより溶解速度の遅い樹脂(例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT))で構成され、樹脂層22b、22dは、例えば、溶解用薬剤としてのアルカリに対してより溶解速度の速い樹脂(例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)) で構成されており、薬剤溶解処理において溶解されずに適当に残された樹脂層22cによって環状壁24が、薬剤溶解処理において樹脂層22bが適当に溶解されることによって溝25が、薬剤溶解処理において溶解されずに適当に残された樹脂層22aによって環状壁24よりも高い対向壁としての中央部の円柱状壁26が、薬剤溶解処理において樹脂層22dが適当に溶解されることによって環状空間27が、それぞれ形成されている。そして、中央部の円柱状壁26とそれよりも高さの低い環状壁24とにより、筍状あるいはテレスコープ状の構造となり、毛材21の先端部全体として、先細りテーパー形状に形成されている。
このような先端部が先細りテーパー形状に形成されたブラシ用毛材21においても、前述の実施形態1と同様、環状壁24による優れた汚れの掻き取り性能と溝25による優れた汚れの捕捉性能を発揮して優れた清掃性が発現され、前述の実施形態1に比べ、先端部が先細りテーパー形状に形成されていることで、より細かい部位(例えば、歯間)に対しても優れた清掃効果を発揮することが可能である。
上記実施形態1と実施形態2について、歯ブラシに適用した場合の代表的な特徴を表1にまとめた。実施形態1では、環状壁をナイロン(Ny)(登録商標)からなる樹脂層で形成し、溝をポリブチレンテレフタレート(PBT)の樹脂層から形成し、実施形態2では、環状壁をポリブチレンテレフタレート(PBT)からなる樹脂層で形成し、溝をポリエチレンテレフタレート(PET)の樹脂層から形成し、それぞれアルカリ処理で形成した。表1におけるブラシ用毛材の特性は、通常一般の単一の材質のナイロン(登録商標)のモノフィラメントで形成されたブラシ用毛材との対比特性として示してあり、ブラシ用毛材の毛先部による汚れの掻き取り効果および汚れの捕捉効果に関しては、前述の特許文献1に記載の毛材との対比特性として示してある。表1における○は、対比対象と同等以上の特性を有することを示しており、◎は、対比対象に比べ顕著に優れていることを示している。
Figure 2017119341
本発明に係るブラシ用毛材は、上述の実施形態1、2以外にも、種々の形態を採り得る。図4、図5に各種形態を、複合繊維の横断面にて例示する。
図4(A)に示すブラシ用毛材31では、同心円状に配置された、中央部の樹脂層32a、その外側の樹脂層32b、最外層の樹脂層32cからなる複合繊維33に形成されているとともに、樹脂層32bが環状壁34に、中央部の樹脂層32aが環状壁34の内側の溝35に形成される。図4(B)に示すブラシ用毛材41では、同心円状に配置された、中央部の樹脂層42a、その外側の樹脂層42b、その外側の樹脂層42c、最外層の樹脂層42dからなる複合繊維43に形成されているとともに、樹脂層32b、42dがそれぞれ環状壁44に、樹脂層42a、42cがそれぞれの環状壁44の内側の溝45に形成される。図4(C)に示すブラシ用毛材51では、同心円状に配置された、中央部の樹脂層52a、その外側の樹脂層52b、その外側の樹脂層52c、その外側の樹脂層52d、その外側の樹脂層52e、最外層の樹脂層52fからなる複合繊維53に形成されているとともに、樹脂層52c、52eがそれぞれ環状壁54に、樹脂層52b、52dがそれぞれの環状壁54の内側の溝55に形成され、中央部の樹脂層52aが中央部の円柱状壁56に形成される。図4(D)に示すブラシ用毛材61では、同心円状に配置された、中央部の樹脂層62a、その外側の樹脂層62b、最外層の樹脂層62cからなる複合繊維63に形成されているとともに、最外層の樹脂層62cが環状壁64に、樹脂層62bが環状壁64の内側の溝65に、中央部の樹脂層62aが中央部の円柱状壁66に形成される。
また、図5(A)に示すブラシ用毛材71では、同心状に配置された、中央部の樹脂層72a、その外側の樹脂層72b、最外層の樹脂層72cからなる複合繊維73に形成されているが、樹脂層72bは三角形の形状の樹脂層に形成されており、この樹脂層72bが環状壁74に、中央部の樹脂層72aが環状壁74の内側の溝75に形成される。図5(B)に示すブラシ用毛材81では、同心状に配置された、中央部の樹脂層82a、その外側の樹脂層82b、その外側の樹脂層82c、その外側の樹脂層82d、最外層の樹脂層82eからなる複合繊維83に形成されているが、樹脂層82b、82dは波形状に環状に延びる樹脂層に形成されており、これら樹脂層82b、82dがそれぞれ環状壁84に、その内側の樹脂層82a、82cがそれぞれの環状壁84の内側の溝85に形成される。図5(C)に示すブラシ用毛材91では、同心状に配置された、中央部の樹脂層92a、その外側の樹脂層92b、その外側の樹脂層92c、その外側の樹脂層92d、最外層の樹脂層92eからなる複合繊維93に形成されているが、樹脂層92b、92dは環状の延在方向に樹脂層厚みが変化する花びら状の形状に形成されており、これら樹脂層92b、92dがそれぞれ環状壁94に、その内側の樹脂層92a、92cがそれぞれの環状壁94の内側の溝95に形成される。図5(D)に示すブラシ用毛材101では、同心状に配置された、中央部の樹脂層102a、その外側の樹脂層102b、最外層の樹脂層102cからなる複合繊維103に形成されているが、複合繊維103および各樹脂層102a、102b、102cの横断面形状が六角形に形成されており、最外層の樹脂層102cが環状壁104に、樹脂層102bが環状壁104の内側の溝105に、中央部の樹脂層102aが中央部の円柱状壁106に形成される。
このように、本発明における複数の樹脂層からなる芯鞘横断面構造を有する複合繊維としては種々の横断面形態を採り得、用途や使用目的に応じて、最適な設計をすることが可能である。
以下に、本発明の実施例について説明する。
実施例1〜11、比較例1
[ブラシ用毛材の作製]
原料として、ポリブチレンテレフタレート(PBT、東レ(株)製“トレコン”(登録商標)1100SW)、ポリエチレンテレフタレート(PET、東レ(株)製、T755M)、ナイロン610(Ny610、東レ(株)製“アミラン” (登録商標)CM2001)、熱可塑性ポリアミドエラストマー(Ny11−PTMG(ポリテトラメチレングリコール)、アルケマ社製“ペバックス”(登録商標)72R53)、ポリブチレンナフタレート(PBN、東洋紡社製、AE−500)を推奨される条件にて乾燥し準備した。芯成分、鞘成分の樹脂種、芯成分と鞘成分との面積比率、樹脂層の数、樹脂層の厚み(代表値)を表2の通りとし、複数の樹脂層からなる芯鞘横断面構造を有する複合繊維を溶融紡糸した。なお、ここでいう芯成分とは繊維横断面における中心に配置される樹脂層の成分であり、鞘成分とは繊維横断面における中心以外に配置される樹脂層の成分である。繊維横断面の樹脂層の構造は、中心から順に芯成分、鞘成分1、(鞘成分2)、芯成分、・・・と繰り返す構造とした。
溶出された繊維を水中で冷却固化させた後、一段目として60℃の温水中で、二段目として120℃乾燥雰囲気中で4.5倍に延伸し、次いで乾熱雰囲気中で弛緩熱セットを実施して芯鞘複合繊維を得た。得られた芯鞘複合繊維の構成を表2に示す。
上記繊維を束径45mmの直線状に束ねて包装した後、所定の長さにカットした。次いでこのカットされた両端面を露出した状態で複合繊維の束を加温した苛性ソーダ溶液に浸漬して、両端部を溶解除去し、環状壁を形成した。苛性ソーダ溶液への浸漬時間を変更することにより、環状壁と溝を有する部分の長手方向長さをコントロールした。得られたブラシ用毛材の特徴を表2に示す。
比較例1として、PBT繊維を上記同様に苛性ソーダ溶液に浸漬して、両端部を先細りテーパーに加工したブラシ用毛材を作製した。
[歯ブラシの作製]
上記の方法で得られたブラシ用毛材を平線式植毛機にセットし、所定の本数(15〜40本程度)をピッキングし、平線と共に歯ブラシヘッドの植毛穴に二つ折りにして打ち込んだ。歯ブラシヘッドとしては、植毛穴の直径が1.5mm、8行4列の植毛部を有するものを用いた。実施例、比較例で作製した歯ブラシの毛丈(mm)と植毛本数(本/穴)を表2に示す。
得られた各歯ブラシについて、以下の評価を行い、表2に示す結果を得た。
[清掃性評価]
歯列模型にニッシン社製人工プラークを塗布し、5分以上乾燥させた。歯列模型の上面から荷重230gの力で水を含ませた歯ブラシを押し当て、歯列に沿う方向にストローク幅70mm、ストローク速度180mm/secでブラッシングを行った。歯面の評価には歯列模型の奥歯部分上側を、歯間の評価には前歯部分外側を使用した。ナイロン毛歯ブラシにて20回ブラッシングした時の汚れの残り具合を基準とし、基準に至るまでのブラッシング回数から清掃性を次の式にて算出した。
清掃性=20÷(基準に至るまでのブラッシング回数)
[毛開き耐久性評価]
歯ブラシに対して摺動面裏側から垂直に230gの荷重を掛け、37℃の温水を滴下させた状態でステンレス製の波板に対してストローク幅70mm、ストローク速度180mm/secで歯ブラシの長手方向に1000回摺動運動をさせ、ブラシ部の毛開き率を測定した。毛開き率の算出方法は、初期状態におけるブラシ部の横幅をAmm、摺動後の横幅をBmmとしたとき、(B−A)/A×100%とした。
[毛裂け耐久性評価]
上記毛開き耐久性の評価と同様の条件で、ブラッシング回数50回ごとに毛先の裂けについて観察し、毛裂けが生じた毛材が5本となった回数を記録した。
[触感・泡立ち評価]
成人20名に30日間歯ブラシを使用してもらい、次の基準にて回答を求め、平均の点数を評価値とした。
点数 触感 泡立ち
5 非常に柔らかい 非常に泡立ちが良い
4 柔らかい 泡立ちが良い
3 ふつう どちらともいえない
2 硬い 泡立ちが悪い
1 非常に硬い 非常に泡立ちが悪い
Figure 2017119341
本発明は、あらゆるブラシに適用でき、特に、歯ブラシ、舌ブラシ、化粧ブラシ、塗布用ブラシ等に好適なものである。
1、21 ブラシ用毛材
2a、2b、2c、2d、22a、22b、22c、22d 樹脂層
3、23 複合繊維
4、24 環状壁
5、25 溝
6、26 円柱状壁
7、27 環状空間
11 ブラシ用毛材
12 歯ブラシ構成部材
12a ヘッド部表面側部材
12b ヘッド部裏面側部材
13 歯ブラシ
14 植毛穴
15 平線
16 貫通穴
17 焼玉
31、41、51、61、71、81、91、101 ブラシ用毛材
32a、32b、32c、42a、42b、42c、42d、52a、52b、52c、52d、52e、52f、62a、62b、62c、72a、72b、72c、82a、82b、82c、82d、82e、92a、92b、92c、92d、92e、102a、102b、102c 樹脂層
33、43、53、63、73、83、93、103 複合繊維
34、44、54、64、74、84、94、104 環状壁
35、45、55、65、75、85、95、105 溝
56、66、106 円柱状壁

Claims (9)

  1. 薬剤溶解速度の異なる2種類以上の樹脂で形成された複数の樹脂層からなる芯鞘横断面構造を有する複合繊維の長手方向一端部または両端部に、複合繊維の長手方向に延びるとともに複合繊維の外周面に沿う方向に全周にわたって延びる少なくとも一つの環状壁と、該環状壁の内側で該環状壁に隣接して該環状壁に沿って延び該環状壁の先端から複合繊維の長手方向に凹んだ少なくとも一つの溝が形成されていることを特徴とするブラシ用毛材。
  2. 前記複数の樹脂層の数が3〜6層の範囲にある、請求項1に記載のブラシ用毛材。
  3. 前記複合繊維の横断面における一つの樹脂層の厚みが10〜300μmの範囲にある、請求項1または2に記載のブラシ用毛材。
  4. 前記環状壁と前記溝を有する部分の前記複合繊維の長手方向長さが0.5〜10mmの範囲にある、請求項1〜3のいずれかに記載のブラシ用毛材。
  5. 前記溝を間にして前記環状壁に対向する対向壁を有し、該対向壁の前記複合繊維の長手方向高さが前記環状壁の高さよりも高い、請求項1〜4のいずれかに記載のブラシ用毛材。
  6. 前記少なくとも一つの環状壁が円状に延びる環状壁からなる、請求項1〜5のいずれかに記載のブラシ用毛材。
  7. 前記少なくとも一つの環状壁が円形以外の異形形状に延びる環状壁からなる、請求項1〜5のいずれかに記載のブラシ用毛材。
  8. 前記複数の樹脂層が同心状に設けられている、請求項1〜7のいずれかに記載のブラシ用毛材。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のブラシ用毛材が少なくとも一部に使用されているブラシ。
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