JPWO2017038891A1 - 飛行制御装置、飛行制御方法、及びプログラム - Google Patents

飛行制御装置、飛行制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

飛行制御装置10は、無人飛行機を制御するための装置である。飛行制御装置10は、無人飛行機20の下方の状況を検知可能なセンサ22が出力した信号に基づいて、無人飛行機20の下方に存在する対象(ヒト30)を検出し、検出した対象と無人飛行機20との距離を算出する、衝突対象検出部11と、無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した高度及び速度と算出した距離とに基づいて、無人飛行機20が墜落した場合に、無人飛行機20と対象とが衝突するかどうかを判定する、衝突判定部12と、を備えている。

Description

本発明は、無人飛行機の飛行を制御するための飛行制御装置、飛行制御方法、及びこれらを実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
従来から、「ドローン」と呼ばれる無人飛行機(以下、「UAV(Unmanned Aerial Vehicle)」とも表記する。)は、軍事用途、農薬散布といった様々な用途に用いられている。とりわけ、近年においては、バッテリーの小型化及び高出力化により、動力源として電動モータを利用する小型の無人飛行機が開発されている(例えば、非特許文献1及び2参照。)。小型の無人飛行機は、運用が簡単であることから、急速に普及している。
また、無人飛行機は、GPS(Global Positioning System)受信機を備え、自身の位置を特定することができる。このため、無人飛行機においては、設定された経路に沿って飛行を行なうオートパイロットが実現されており、無人飛行機の用途は更に増加している。
"無人航空機"、[online]、2015年5月25日、ウィキペディア、[2015年6月1日検索]、インターネット<URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A1%E4%BA%BA%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F> "ドローン"、[online]、2015年4月22日、weblio辞書、[2015年6月1日検索]、インターネット<URL:http://www.weblio.jp/content/%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3>
ところで、無人飛行機が自身の位置を特定するためには、GPS受信機によって、3つ又は4つの衛星からGPS信号を受信する必要があるが、環境によっては、必要なGPS信号を全て受信できない場合がある。このような場合、無人飛行機は、自身の位置を特定できず、墜落する可能性がある。また、無人飛行機は、風の影響、バッテリーの電圧低下等を原因としても墜落する可能性がある。
しかしながら、従来からの無人飛行機において、墜落の可能性をゼロとすることは極めて困難である。このため、墜落地点に、ヒト、物等が存在すると、重大な衝突事故が発生してしまう可能生がある。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、無人飛行機の墜落による衝突事故の発生を抑制し得る、飛行制御装置、飛行制御方法、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における飛行制御装置は、無人飛行機を制御するための装置であって、
前記無人飛行機の下方の状況を検知可能なセンサが出力した信号に基づいて、前記無人飛行機の下方に存在する対象を検出し、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、衝突対象検出部と、
前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度と算出した前記距離とに基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突するかどうかを判定する、衝突判定部と、
を備えている、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における飛行制御方法は、無人飛行機を制御するための方法であって、
(a)前記無人飛行機の下方の状況を検知可能なセンサが出力した信号に基づいて、前記無人飛行機の下方に存在する対象を検出し、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、ステップと、
(b)前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度と算出した前記距離とに基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突するかどうかを判定する、ステップと、
を備えている、ことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、コンピュータによって、無人飛行機を制御するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記コンピュータに、
(a)前記無人飛行機の下方の状況を検知可能なセンサが出力した信号に基づいて、前記無人飛行機の下方に存在する対象を検出し、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、ステップと、
(b)前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度と算出した前記距離とに基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突するかどうかを判定する、ステップと、
を実行させる、命令を含むプログラムを記録していることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、無人飛行機の墜落による衝突事故の発生を抑制することができる。
図1は、本発明の実施の形態における飛行制御装置の概略構成を示す構成図である。 図2は、本発明の実施の形態における飛行制御装置の構成を具体的に示すブロック図である。 図3(a)及び(b)は、本発明の実施の形態において無人飛行機のセンサから出力された画像データの一例を示す図である。また、図3(a)及び(b)は、それぞれ、無人飛行機と対象との距離が異なる例を示している。 図4(a)は、無人飛行機が空中で停止している場合における衝突判定処理を説明する図であり、図4(b)は、無人飛行機が空中で停止している場合の衝突領域を示す図である。 図5(a)は、無人飛行機が空中を移動している場合における衝突判定処理を説明する図であり、図5(b)は、無人飛行機が移動している場合の衝突領域を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態における飛行制御装置の動作を示すフロー図である。 図7は、本発明の実施の形態における飛行制御装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。 図8は、本発明の実施の形態の変形例における飛行制御装置の構成を具体的に示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、飛行制御装置、飛行制御方法、及びプログラムについて、図1〜図7を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、本発明の実施の形態における飛行制御装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における飛行制御装置の概略構成を示す構成図である。
図1に示すように、本実施の形態における飛行制御装置10は、無人飛行機20を制御するための装置である。無人飛行機20は、衝突対象検出部11と、衝突判定部12とを備えている。
衝突対象検出部11は、無人飛行機20の下方の状況を検知可能なセンサ22が出力した信号に基づいて、無人飛行機20の下方に存在する対象を検出する。また、衝突対象検出部11は、検出した対象と無人飛行機20との距離を算出する。
衝突判定部12は、無人飛行機20の高度及び速度を特定し、特定した高度及び速度と算出した距離とに基づいて、無人飛行機20が墜落した場合に、無人飛行機20と対象とが衝突するかどうかを判定する。
このように、本実施の形態では、無人飛行機20と衝突の可能性がある対象の検出が、常に行なわれており、そして、対象が検出されると、対象と無人飛行機20との衝突の可能性が判断される。このため、無人飛行機の墜落による衝突事故の発生が抑制される。
続いて、図1に加え、図2〜図5を用いて、本実施の形態における飛行制御装置10の構成について更に具体的に説明する。図2は、本発明の実施の形態における飛行制御装置の構成を具体的に示すブロック図である。また、図2は、制御対象となる無人飛行機の構成についても開示している。
まず、図1に示したように、本実施の形態において、制御対象となる無人飛行機20は、複数のローターを備えたマルチコプターであり、いわゆるドローンである。図2に示すように、無人飛行機20は、データ処理部21と、センサ22と、GPS信号受信部23と、推力発生部24と、無線通信部25とを備えている。
無人飛行機20において、無線通信部25は、飛行制御装置10との間で無線によるデータ通信を実行している。無線通信部25は、例えば、Wi−Fi通信用の通信デバイスによって実現される。
GPS信号受信部23は、衛星からのGPS(Global Positioning System)信号を受信し、受信したGPS信号に基づいて、無人飛行機20の現在の位置及び高度dを測定する。推力発生部24は、図1の例では、4つ備えられており、それぞれ、推力を発生させるローターとその駆動源となる電動機とを備えている。
データ処理部21は、GPS信号受信部23によって測定された現在の位置及び高度dに基づいて、無人飛行機20の速度vを算出する。また、データ処理部21は、算出した速度v、現在の位置及び高度dを、状態情報として、無線通信部25を介して、飛行制御装置10に送信する。更に、データ処理部21は、各推力発生部24の推力を調整することで、無人飛行機20の速度v、高度d、及び進行方向を制御する。なお、無人飛行機20には、速度vを検出するためのセンサが搭載されていても良く、この場合は、センサによって速度vが測定される。
また、無人飛行機20において、センサ22は、無人飛行機20の下方の状況を検知可能なものであれば良い。センサ22の具体例としては、例えば、受光した光に応じて画素信号を出力する撮像素子が挙げられる。また、撮像素子は、通常、レンズ等と組み合わされてカメラを構築することから、実際には、センサ22としては、撮像素子を備えるカメラが用いられる。更に、撮像素子が受光できる波長域は、可視光であっても良いし、赤外光であっても良いことから、カメラは、可視光カメラであっても良いし、赤外線カメラであっても良い。
センサ22としてカメラが用いられる場合は、センサ22は、画素信号から作成された画像データを出力する(後述の図3(a)及び(b)参照)。これにより、データ処理部21は、出力された画像データを受け取り、これを、無線通信部25を介して、飛行制御装置10へと送信する。また、本実施の形態では、センサ22であるカメラは、無人飛行機20の底面に下方に向けて設置されている(図1参照)。従って、画像データで特定される画像は、上方からの画像となる。
また、センサ22の他の例として、下方に存在する対象までの距離に応じて出力信号の特徴が変化するセンサも挙げられる。この場合、センサ22は、例えば、対象に光を照射する光源と、対象で反射された光を受信する受光素子とを備えており、受光素子の出力信号から、周辺の状況を特定するデータを生成する。具体的には、センサ22としては、レーザ光線を出射光として用いるレーザレンジファインダ、赤外光を出射光として利用するデプスカメラが挙げられる。
無人飛行機20は、このような構成により、例えば、現在地を確認しながら、設定された航路に沿って飛行することができる。また、無人飛行機20は、飛行制御装置10からの指示に応じて、飛行することもできる。そして、無人飛行機20は、飛行の際、センサ22によって、下方の状況を検知する。
また、図2に示すように、本実施の形態では、飛行制御装置10は、無人飛行機20の外部に設置され、無線通信によって無人飛行機20との間でデータ通信を実行する。このため、飛行制御装置10は、上述した衝突対象検出部11及び衝突判定部12に加えて、無線通信部13を備えている。
無線通信部13は、無人飛行機20との間で、衝突対象検出部11及び衝突判定部12の指示に応じて、無線によるデータ通信を実行する。無線通信部13も、例えば、Wi−Fi通信用の通信デバイスによって実現される。
また、本実施の形態において、衝突対象検出部11は、上述したように、無人飛行機20の下方に存在する対象の検出と対象までの距離の算出とを実行するが、検出処理及び算出処理は、無人飛行機20に備えられているセンサ22の種類に応じて異なっている。
例えば、センサ22が、上述した画像データを出力するカメラであるとする。この場合、衝突対象検出部11は、カメラが出力した画像データから、対象を検出し、検出した対象の画像データにおける大きさを特定し、特定した大きさに基づいて、検出した対象と無人飛行機20との距離を算出する。
ここで、図3を用いて、センサ22がカメラである場合の検出処理及び算出処理の具体例について説明する。図3(a)及び(b)は、本発明の実施の形態において無人飛行機のセンサから出力された画像データの一例を示す図である。また、図3(a)及び(b)は、それぞれ、無人飛行機と対象との距離が異なる例を示している。加えて、センサ22として機能するカメラには、画像中の物体の遠近を強調するため、魚眼レンズが搭載されているとする。なお、魚眼レンズが搭載される代わりに、画像データに対して、遠近を強調する画像処理が行なわれていても良い。
まず、図3(a)及び(b)に示すように、無人飛行機20が地上から遠ざかる程、ヒト30の頭部30aの最大長は小さくなる。即ち、図3(b)の場合の方が、図3(a)の場合に比べて、無人飛行機20の高度は高くなるため、ヒト30の頭部30aの最大長は小さくなる。
また、カメラには魚眼レンズが搭載されているため、図3(a)及び(b)に示すように、頭部30aの最大長は、ヒト30の位置が画像の中心32に近づく程大きくなり、画像の中心32から離れる程小さくなる。なお、画像の中心32は、無人飛行機20に搭載されているカメラの直下の位置に相当する。
これらの点を考慮すると、無人飛行機20からヒト30までの距離dmh(図4参照)は、ヒト30の画像データ上での大きさと、ヒト30の画像の中心32までの距離とによって一義的に決定される。従って、これらの相関関係が分かっていれば、ヒト30の画像データ上での大きさと、ヒト30の画像の中心32までの距離とを特定することで、無人飛行機20からヒト30までの距離dmhを算出することができる。このため、本実施の形態においては、これら三者の相関関係が予め特定される。
そして、図3(a)及び(b)に示すように、無人飛行機20の下方に、ヒト30が存在しているとする。この場合、衝突対象検出部11は、まず、画像データ上の特徴量に基づいて、ヒト30を検出し、検出したヒト30の画像データ上での大きさと、ヒト30から画像の中心32までの距離とを特定する。また、このとき、無人飛行機20が移動しているのであれば、衝突対象検出部11は、無人飛行機20の移動方向側の設定領域に存在するヒト30についてのみ距離を特定する。なお、設定領域は、無人飛行機20の地面への投影面積を考慮して適宜設定される。
具体的には、衝突対象検出部11は、例えば、ヒト30の頭部30aの最大長(ピクセル数)を算出し、これを大きさとして特定する。また、衝突対象検出部11は、頭部30aの中心から画像の中心32までの距離(ピクセル数)を算出し、これを画像の中心32までの距離として特定する。
続いて、衝突対象検出部11は、予め特定された相関関係に、特定した頭部30aの最大長と、頭部30aの中心から画像の中心32までの距離とを当てはめて、検出したヒト30と無人飛行機20との距離dmh(図4参照)を算出する。
また、衝突対象検出部11は、対象として、ヒト30以外のもの、例えば、自動車31を検出することもできる。この場合は、衝突対象検出部11は、自動車31の画像データ上での大きさ(例えば、全長)と、自動車31から画像の中心32までの距離とを特定し、特定した大きさと中心32までの距離とを、自動車について設定されている相関関係に当てはめて、自動車31と無人飛行機20との距離dmhを算出する。
図3(a)及び(b)は、カメラ向きが無人飛行機20の真下方向に設定されている例を示しているが、本実施の形態では、カメラの向きは特に限定されるものではない。例えば、カメラの向きは、無人飛行機20の進行方向、又は進行方向から下方に傾斜させた方向であっても良い。また、この場合は、魚眼レンズを搭載しなくても、画像中の物体の遠近の特定は容易である。
また、センサ22が、下方に存在する対象までの距離に応じて出力信号の特徴が変化するセンサであるとする。この場合、衝突対象検出部11は、センサ22が出力した信号の特徴の変化から、対象を検出すると共に、対象と無人飛行機20との距離dmhを算出する。
衝突判定部12は、本実施の形態では、無人飛行機20から送信されてきた状態情報を取得し、取得した状態情報から無人飛行機20の高度d及び速度vを特定する。また、衝突判定部12は、特定した高度d及び速度vに基づいて、無人飛行機20が墜落した場合に、無人飛行機20と衝突する可能性がある地上の領域(以下「衝突領域」と表記する。)を特定する。
そして、衝突判定部12は、衝突対象検出部11によって算出された距離dmhを用いて、対象が衝突領域内に位置しているかどうかを判定する。判定の結果、対象が衝突領域内に位置している場合は、衝突判定部12は、無人飛行機20と対象とが衝突する可能性があると判定する。
ここで、図4及び図5を用いて、衝突判定処理の具体例について説明する。図4(a)は、無人飛行機が空中で停止している場合における衝突判定処理を説明する図であり、図4(b)は、無人飛行機が空中で停止している場合の衝突領域を示す図である。図5(a)は、無人飛行機が空中を移動している場合における衝突判定処理を説明する図であり、図5(b)は、無人飛行機が移動している場合の衝突領域を示す図である。
また、衝突領域は、無人飛行機20を地上に投影して得られる領域である。よって、衝突領域は、無人飛行機20の全長、全幅、対角長さのうち、最も長いものを直径とする円(半径:dinit)で近似することができる。以下の説明では、衝突領域は、半径dinitの円であるとする。また、図4(a)及び(b)、図5(a)及び(b)において、斜線が施された領域40は、衝突領域を示している。
まず、無人飛行機20が空中で停止している状態から墜落する場合を考える。この場合は、図4(a)及び(b)に示すように、無人飛行機20は略垂直に落下する。このため、衝突領域40は、無人飛行機20の直下に位置することになる。
従って、図4(a)に示すように、衝突判定部12は、まず、無人飛行機20の直下の位置に、衝突領域40を設定する。次に、ヒト30と無人飛行機20の中心との水平距離をdとすると、衝突判定部12は、衝突対象検出部11によって算出された距離dmhと、無人飛行機の高度dと、ヒト30の身長Hとを、下記数1に代入して、水平距離dを算出する。なお、身長Hは、予め設定された値である。
Figure 2017038891
次に、衝突判定部12は、水平距離dが半径dinitより小さくなっているかどうかを判定する。そして、判定の結果、水平距離dが半径dinitより小さくなっている場合に、衝突判定部12は、ヒト30が衝突領域40に位置しており、無人飛行機20とヒト30とが衝突する可能性があると判定する。
なお、高度dの値が、ヒト30の身長Hの値に比べて十分に大きい場合は、「d−H≒d」と見なすことができる。この場合は、上記数1は、下記の数2のように書き換えることができる。
Figure 2017038891
続いて、無人飛行機20が空中を移動している状態から墜落する場合を考える。この場合は、無人飛行機20は、進行方向において放物線を描きながら墜落する。このため、図5(a)及び(b)に示すように、衝突領域40は、無人飛行機20の直下から離れたところに位置することになる。
まず、衝突判定部12は、この場合においても、図4(a)及び(b)の例と同様に、ヒト30と無人飛行機20の中心との水平距離dを算出する。次に、衝突判定部12は、下記の数3に、無人飛行機20の高度d及び速度vを代入して、無人飛行機が墜落するまでの間に水平方向において移動する距離(以下「水平移動距離」)dを算出する。なお、下記の数3において「g」は重力加速度である。
Figure 2017038891
次に、衝突判定部12は、現在の無人飛行機20の位置から進行方向において水平移動距離dの分だけ離れた位置に、半径dinitの円として、衝突領域40を設定する。但し、無人飛行機20の進行方向が変化した場合は、衝突領域40は、例えば、図5(b)に示す領域40aの位置に移動する。また、衝突領域40は、無人飛行機20の速度が遅くなった場合は、領域40bの位置に移動し、無人飛行機20の速度が速くなった場合は、領域40cの位置に移動する。
そして、無人飛行機20が移動している場合に水平距離dが特定されたヒト30は、上述したように進行方向側に存在しているので、衝突判定部12は、水平距離dが下記の数4を満たしているかどうかを判定する。
Figure 2017038891
そして、判定の結果、水平距離dが上記の数4を満たしている場合は、衝突判定部12は、ヒト30が衝突領域40に位置しており、無人飛行機20とヒト30とが衝突する可能性があると判定する。
また、本実施の形態では、衝突判定部12は、衝突する可能性があると判定した場合に、無人飛行機20に対して、対象との衝突が回避される行動、及び衝突によって生じる対象のダメージが軽減される行動のうち、少なくとも1つを指示することができる。このような行動の具体例としては、対象から離れるように移動すること、移動速度を抑えること、対象に対して音及び光のいずれか又は両方によって警告を出力すること、高度を落とすこと、等が挙げられる。
具体的には、衝突判定部12は、例えば、画像データからヒト30等の対象が存在していない位置を特定できるのであれば、特定した位置に移動することを指示する命令(以下「衝突回避命令」と表記する。)を作成することができる。また、衝突判定部12は、無人飛行機20の移動速度の低下及び高度の低下等を指示する命令(以下「ダメージ軽減命令」と表記する。)を作成することもできる。
そして、衝突判定部12は、作成した衝突回避命令又はダメージ軽減命令を、無線通信部13を介して、無人飛行機20に送信する。この場合、無人飛行機20において、データ処理部21は、命令の内容に応じて、各推力発生部24の推力を調整し、指示された位置に無人飛行機20を移動させたり、速度又は高度を低下させたりする。
更に、本実施の形態では、衝突判定部12は、衝突する可能性があると判定した場合に、例えば、無人飛行機20の管理者、操縦者等に、音及び光のいずれか又は両方によって、衝突を警告することもできる。具体的には、衝突判定部12は、管理者、操縦者等が所有する情報端末に対して、衝突する可能性がある旨の通知を送信し、この情報端末の画面及びスピーカによって警告を出力する。
[装置動作]
次に、本発明の実施の形態における飛行制御装置10の動作について図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態における飛行制御装置の動作を示すフロー図である。以下の説明においては、適宜図1〜図5を参酌する。また、本実施の形態では、飛行制御装置10を動作させることによって、飛行制御方法が実施される。よって、本実施の形態における飛行制御方法の説明は、以下の飛行制御装置10の動作説明に代える。
最初に、図6に示すように、飛行制御装置10において、衝突対象検出部11は、無線通信部13を介して、無人飛行機20から送信されてきたセンサ出力信号を取得する(ステップA1)。具体的には、例えば、無人飛行機20に搭載されているセンサ22がカメラである場合は、衝突対象検出部11は、センサ出力信号として、画像データを取得する。
次に、衝突対象検出部11は、ステップA1で取得したセンサ出力信号から、無人飛行機20の下方に存在する対象、例えば、ヒト30、自動車31等を検出し(ステップA2)、更に、無人飛行機20から検出した対象までの距離dmhを算出する(ステップA3)。
具体的には、例えば、センサ出力信号が画像データであるとすると、衝突対象検出部11は、画像データ上の特徴量と予め登録されている特徴量とを照合して、ヒト30、自動車31といった対象を検出する。そして、衝突対象検出部11は、抽出した対象の大きさを特定し、これを、予め登録されている大きさと距離との関係に当てはめて、対象と無人飛行機20との距離dmhを算出する。
次に、衝突判定部12は、無人飛行機20から送信されてきた状態情報を取得し、取得した状態情報から無人飛行機20の高度d及び速度vを特定する(ステップA4)。次いで、衝突判定部12は、ステップA4で特定した高度d及び速度vと、ステップA3で算出された距離dmhとに基づいて、無人飛行機20が墜落した場合に、無人飛行機20と対象とが衝突するかどうかを判定する(ステップA5)。
具体的には、ステップA5では、衝突判定部12は、ステップA4で特定した高度d及び速度vに基づいて、無人飛行機20が墜落した場合に、無人飛行機20と衝突する可能性がある衝突領域40を特定する(図4(b)及び図5(b)参照)。そして、衝突判定部12は、ステップA3で算出された距離dmhを用いて、対象が衝突領域内40に位置するかどうかを判断し、それによって、無人飛行機20と対象とが衝突するかどうかを判定する。
ステップA5の判定の結果、無人飛行機20と対象とが衝突しないと判定した場合は、衝突判定部12は、後述のステップA7を実行する。一方、ステップA5の判定の結果、無人飛行機20と対象とが衝突すると判定した場合は、衝突判定部12は、衝突回避命令又はダメージ軽減命令を作成し、作成した命令を、無線通信部13を介して、無人飛行機20に送信する(ステップA6)。
また、ステップA5の判定の結果、無人飛行機20と対象とが衝突すると判定した場合は、衝突判定部12は、更に、無人飛行機20の管理者、操縦者等に、音及び光のいずれか又は両方によって、衝突を警告することもできる。
次に、ステップA5においてノーと判定した場合、又はステップA6を実行すると、衝突判定部12は、無人飛行機20が着陸しているかどうかを判定する(ステップA7)。ステップA7の判定の結果、無人飛行機20が着陸していない場合は、再度ステップA1が実行される。一方、ステップA7の判定の結果、無人飛行機20が着陸している場合は、飛行制御装置10における処理は終了する。
[実施の形態による効果]
以上のように本実施の形態では、無人飛行機20と衝突の可能性がある対象の検出が、常に行なわれ、地上の対象と無人飛行機20との衝突の可能性が判断される。よって、本実施の形態によれば、無人飛行機の墜落による衝突事故の発生が抑制される。
また、本実施の形態では、衝突の可能性がある場合に、無人飛行機20に衝突回避命令又はダメージ軽減命令が送信され、管理者、操縦者等に警告がなされるので、いっそう、衝突事故の発生が抑制される。
[プログラム]
本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図6に示すステップA1〜A7を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における飛行制御装置10と飛行制御方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、衝突対象検出部11、及び衝突判定部12として機能し、処理を行なう。
また、本実施の形態におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、衝突対象検出部11、及び衝突判定部12のいずれかとして機能しても良い。
[物理構成]
ここで、本実施の形態におけるプログラムを実行することによって、飛行制御装置10を実現するコンピュータについて図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態における飛行制御装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図7に示すように、コンピュータ110は、CPU111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記憶媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記憶媒体が挙げられる。
なお、本実施の形態における飛行制御装置10は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、飛行制御装置10は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
[変形例]
続いて、本実施の形態の変形例について図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態の変形例における飛行制御装置の構成を具体的に示すブロック図である。
図1及び図2に示した例では、飛行制御装置10は、無人飛行機20の外部に設置されている。これに対して、図8に示すように、本変形例では、飛行制御装置10は、無人飛行機20のデータ処理部21内に構築されている。
具体的には、本変形例は、無人飛行機20に搭載されているコンピュータに、飛行制御装置10を実現するプログラムをインストールし、これを実行することによって、実現されている。本変形例によれば、無人飛行機20が外部と無線通信を行なうことが出来なくなった場合においても、地上の対象と無人飛行機20との衝突事故の発生が抑制される。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)〜(付記18)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
無人飛行機を制御するための装置であって、
前記無人飛行機の下方の状況を検知可能なセンサが出力した信号に基づいて、前記無人飛行機の下方に存在する対象を検出し、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、衝突対象検出部と、
前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度と算出した前記距離とに基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突するかどうかを判定する、衝突判定部と、
を備えている、ことを特徴とする飛行制御装置。
(付記2)
前記無人飛行機が、前記センサとして、受光した光に応じて画素信号を出力する撮像素子を備えており、
前記衝突対象検出部が、前記画素信号から生成された画像データに基づいて、前記対象を検出し、検出した前記対象の前記画像データにおける大きさを特定し、特定した前記大きさに基づいて、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、
付記1に記載の飛行制御装置。
(付記3)
前記無人飛行機が、前記センサとして、その下方に存在する前記対象までの距離に応じて出力信号の特徴が変化するセンサを備えており、
前記衝突対象検出部が、前記出力信号の特徴の変化から、前記対象を検出すると共に、前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、
付記1に記載の飛行制御装置。
(付記4)
前記衝突判定部が、前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度に基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と衝突する可能性がある地上の領域を特定し、そして、前記衝突対象検出部によって算出された前記距離を用いて、前記対象が前記領域内に位置しているかどうかを判定し、前記対象が前記領域内に位置している場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突する可能性があると判定する、
付記1に記載の飛行制御装置。
(付記5)
前記衝突判定部が、衝突する可能性があると判定した場合に、前記無人飛行機に対して、前記対象との衝突が回避される行動、及び衝突によって生じる前記対象のダメージが軽減される行動のうち、少なくとも1つを指示する、
付記1に記載の飛行制御装置。
(付記6)
前記衝突判定部が、衝突する可能性があると判定した場合に、衝突を警告する、
付記1に記載の飛行制御装置。
(付記7)
無人飛行機を制御するための方法であって、
(a)前記無人飛行機の下方の状況を検知可能なセンサが出力した信号に基づいて、前記無人飛行機の下方に存在する対象を検出し、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、ステップと、
(b)前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度と算出した前記距離とに基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突するかどうかを判定する、ステップと、
を備えている、ことを特徴とする飛行制御方法。
(付記8)
前記無人飛行機が、前記センサとして、受光した光に応じて画素信号を出力する撮像素子を備えており、
前記(a)のステップにおいて、前記画素信号から生成された画像データに基づいて、前記対象を検出し、検出した前記対象の前記画像データにおける大きさを特定し、特定した前記大きさに基づいて、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、
付記7に記載の飛行制御方法。
(付記9)
前記無人飛行機が、前記センサとして、その下方に存在する前記対象までの距離に応じて出力信号の特徴が変化するセンサを備えており、
前記(a)のステップにおいて、前記出力信号の特徴の変化から、前記対象を検出すると共に、前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、
付記7に記載の飛行制御方法。
(付記10)
前記(b)のステップにおいて、前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度に基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と衝突する可能性がある地上の領域を特定し、そして、前記衝突対象検出部によって算出された前記距離を用いて、前記対象が前記領域内に位置しているかどうかを判定し、前記対象が前記領域内に位置している場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突する可能性があると判定する、
付記7に記載の飛行制御方法。
(付記11)
(c)前記(b)のステップにて衝突する可能性があると判定した場合に、前記無人飛行機に対して、前記対象との衝突が回避される行動、及び衝突によって生じる前記対象のダメージが軽減される行動のうち、少なくとも1つを指示する、ステップを更に有する、
付記7に記載の飛行制御方法。
(付記12)
(d)前記(b)のステップにて衝突する可能性があると判定した場合に、衝突を警告する、ステップを更に有する、
付記7に記載の飛行制御方法。
(付記13)
コンピュータによって、無人飛行機を制御するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
前記コンピュータに、
(a)前記無人飛行機の下方の状況を検知可能なセンサが出力した信号に基づいて、前記無人飛行機の下方に存在する対象を検出し、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、ステップと、
(b)前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度と算出した前記距離とに基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突するかどうかを判定する、ステップと、
を実行させる命令を含む、プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記14)
前記無人飛行機が、前記センサとして、受光した光に応じて画素信号を出力する撮像素子を備えており、
前記(a)のステップにおいて、前記画素信号から生成された画像データに基づいて、前記対象を検出し、検出した前記対象の前記画像データにおける大きさを特定し、特定した前記大きさに基づいて、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、
付記13に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記15)
前記無人飛行機が、前記センサとして、その下方に存在する前記対象までの距離に応じて出力信号の特徴が変化するセンサを備えており、
前記(a)のステップにおいて、前記出力信号の特徴の変化から、前記対象を検出すると共に、前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、
付記13に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記16)
前記(b)のステップにおいて、前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度に基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と衝突する可能性がある地上の領域を特定し、そして、前記衝突対象検出部によって算出された前記距離を用いて、前記対象が前記領域内に位置しているかどうかを判定し、前記対象が前記領域内に位置している場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突する可能性があると判定する、
付記13に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記17)
前記コンピュータに、
(c)前記(b)のステップにて衝突する可能性があると判定した場合に、前記無人飛行機に対して、前記対象との衝突が回避される行動、及び衝突によって生じる前記対象のダメージが軽減される行動のうち、少なくとも1つを指示する、ステップを更に実行させる、
付記13に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記18)
前記コンピュータに、
(d)前記(b)のステップにて衝突する可能性があると判定した場合に、衝突を警告する、ステップを更に実行させる、
付記13に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
以上、実施の形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施の形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
この出願は、2015年9月4日に出願された日本出願特願2015−174430を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
以上のように、本発明によれば、無人飛行機の墜落による衝突事故の発生を抑制することができる。本発明は、無人飛行機が利用される分野であれば制限無く利用できる。
10 飛行制御装置
11 衝突対象検出部
12 衝突判定部
13 無線通信部
20 無人飛行機
21 データ処理部
22 センサ
23 GPS信号受信部
24 推力発生部
25 無線通信部
30 ヒト
30a 頭部
31 自動車
40 衝突領域
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス
本発明は、無人飛行機の飛行を制御するための飛行制御装置、飛行制御方法、及びこれらを実現するためのプログラムに関する。
本発明の目的の一例は、上記問題を解消し、無人飛行機の墜落による衝突事故の発生を抑制し得る、飛行制御装置、飛行制御方法、及びプログラムを提供することにある。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、コンピュータによって、無人飛行機を制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)前記無人飛行機の下方の状況を検知可能なセンサが出力した信号に基づいて、前記無人飛行機の下方に存在する対象を検出し、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、ステップと、
(b)前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度と算出した前記距離とに基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突するかどうかを判定する、ステップと、
を実行させることを特徴とする。
(付記13)
コンピュータによって、無人飛行機を制御するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)前記無人飛行機の下方の状況を検知可能なセンサが出力した信号に基づいて、前記無人飛行機の下方に存在する対象を検出し、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、ステップと、
(b)前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度と算出した前記距離とに基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突するかどうかを判定する、ステップと、
を実行させるプログラム。
(付記14)
前記無人飛行機が、前記センサとして、受光した光に応じて画素信号を出力する撮像素子を備えており、
前記(a)のステップにおいて、前記画素信号から生成された画像データに基づいて、前記対象を検出し、検出した前記対象の前記画像データにおける大きさを特定し、特定した前記大きさに基づいて、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、
付記13に記載のプログラム
(付記15)
前記無人飛行機が、前記センサとして、その下方に存在する前記対象までの距離に応じて出力信号の特徴が変化するセンサを備えており、
前記(a)のステップにおいて、前記出力信号の特徴の変化から、前記対象を検出すると共に、前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、
付記13に記載のプログラム
(付記16)
前記(b)のステップにおいて、前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度に基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と衝突する可能性がある地上の領域を特定し、そして、前記衝突対象検出部によって算出された前記距離を用いて、前記対象が前記領域内に位置しているかどうかを判定し、前記対象が前記領域内に位置している場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突する可能性があると判定する、
付記13に記載のプログラム
(付記17)
前記コンピュータに、
(c)前記(b)のステップにて衝突する可能性があると判定した場合に、前記無人飛行機に対して、前記対象との衝突が回避される行動、及び衝突によって生じる前記対象のダメージが軽減される行動のうち、少なくとも1つを指示する、ステップを更に実行させる、
付記13に記載のプログラム
(付記18)
前記コンピュータに、
(d)前記(b)のステップにて衝突する可能性があると判定した場合に、衝突を警告する、ステップを更に実行させる、
付記13に記載のプログラム

Claims (18)

  1. 無人飛行機を制御するための装置であって、
    前記無人飛行機の下方の状況を検知可能なセンサが出力した信号に基づいて、前記無人飛行機の下方に存在する対象を検出し、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、衝突対象検出部と、
    前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度と算出した前記距離とに基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突するかどうかを判定する、衝突判定部と、
    を備えている、ことを特徴とする飛行制御装置。
  2. 前記無人飛行機が、前記センサとして、受光した光に応じて画素信号を出力する撮像素子を備えており、
    前記衝突対象検出部が、前記画素信号から生成された画像データに基づいて、前記対象を検出し、検出した前記対象の前記画像データにおける大きさを特定し、特定した前記大きさに基づいて、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、
    請求項1に記載の飛行制御装置。
  3. 前記無人飛行機が、前記センサとして、その下方に存在する前記対象までの距離に応じて出力信号の特徴が変化するセンサを備えており、
    前記衝突対象検出部が、前記出力信号の特徴の変化から、前記対象を検出すると共に、前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、
    請求項1または2に記載の飛行制御装置。
  4. 前記衝突判定部が、前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度に基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と衝突する可能性がある地上の領域を特定し、そして、前記衝突対象検出部によって算出された前記距離を用いて、前記対象が前記領域内に位置しているかどうかを判定し、前記対象が前記領域内に位置している場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突する可能性があると判定する、
    請求項1〜3のいずれかに記載の飛行制御装置。
  5. 前記衝突判定部が、衝突する可能性があると判定した場合に、前記無人飛行機に対して、前記対象との衝突が回避される行動、及び衝突によって生じる前記対象のダメージが軽減される行動のうち、少なくとも1つを指示する、
    請求項1〜4のいずれかに記載の飛行制御装置。
  6. 前記衝突判定部が、衝突する可能性があると判定した場合に、衝突を警告する、
    請求項1〜5のいずれかに記載の飛行制御装置。
  7. 無人飛行機を制御するための方法であって、
    (a)前記無人飛行機の下方の状況を検知可能なセンサが出力した信号に基づいて、前記無人飛行機の下方に存在する対象を検出し、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、ステップと、
    (b)前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度と算出した前記距離とに基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突するかどうかを判定する、ステップと、
    を備えている、ことを特徴とする飛行制御方法。
  8. 前記無人飛行機が、前記センサとして、受光した光に応じて画素信号を出力する撮像素子を備えており、
    前記(a)のステップにおいて、前記画素信号から生成された画像データに基づいて、前記対象を検出し、検出した前記対象の前記画像データにおける大きさを特定し、特定した前記大きさに基づいて、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、
    請求項7に記載の飛行制御方法。
  9. 前記無人飛行機が、前記センサとして、その下方に存在する前記対象までの距離に応じて出力信号の特徴が変化するセンサを備えており、
    前記(a)のステップにおいて、前記出力信号の特徴の変化から、前記対象を検出すると共に、前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、
    請求項7または8に記載の飛行制御方法。
  10. 前記(b)のステップにおいて、前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度に基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と衝突する可能性がある地上の領域を特定し、そして、前記衝突対象検出部によって算出された前記距離を用いて、前記対象が前記領域内に位置しているかどうかを判定し、前記対象が前記領域内に位置している場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突する可能性があると判定する、
    請求項7〜9のいずれかに記載の飛行制御方法。
  11. (c)前記(b)のステップにて衝突する可能性があると判定した場合に、前記無人飛行機に対して、前記対象との衝突が回避される行動、及び衝突によって生じる前記対象のダメージが軽減される行動のうち、少なくとも1つを指示する、ステップを更に有する、
    請求項7〜10のいずれかに記載の飛行制御方法。
  12. (d)前記(b)のステップにて衝突する可能性があると判定した場合に、衝突を警告する、ステップを更に有する、
    請求項7〜11のいずれかに記載の飛行制御方法。
  13. コンピュータによって、無人飛行機を制御するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    前記コンピュータに、
    (a)前記無人飛行機の下方の状況を検知可能なセンサが出力した信号に基づいて、前記無人飛行機の下方に存在する対象を検出し、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、ステップと、
    (b)前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度と算出した前記距離とに基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突するかどうかを判定する、ステップと、
    を実行させる命令を含む、プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 前記無人飛行機が、前記センサとして、受光した光に応じて画素信号を出力する撮像素子を備えており、
    前記(a)のステップにおいて、前記画素信号から生成された画像データに基づいて、前記対象を検出し、検出した前記対象の前記画像データにおける大きさを特定し、特定した前記大きさに基づいて、検出した前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、
    請求項13に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  15. 前記無人飛行機が、前記センサとして、その下方に存在する前記対象までの距離に応じて出力信号の特徴が変化するセンサを備えており、
    前記(a)のステップにおいて、前記出力信号の特徴の変化から、前記対象を検出すると共に、前記対象と前記無人飛行機との距離を算出する、
    請求項13または14に記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 前記(b)のステップにおいて、前記無人飛行機の高度及び速度を特定し、特定した前記高度及び前記速度に基づいて、前記無人飛行機が墜落した場合に、前記無人飛行機と衝突する可能性がある地上の領域を特定し、そして、前記衝突対象検出部によって算出された前記距離を用いて、前記対象が前記領域内に位置しているかどうかを判定し、前記対象が前記領域内に位置している場合に、前記無人飛行機と前記対象とが衝突する可能性があると判定する、
    請求項13〜15のいずれかに記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 前記コンピュータに、
    (c)前記(b)のステップにて衝突する可能性があると判定した場合に、前記無人飛行機に対して、前記対象との衝突が回避される行動、及び衝突によって生じる前記対象のダメージが軽減される行動のうち、少なくとも1つを指示する、ステップを更に実行させる、
    請求項13〜16のいずれかに記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 前記コンピュータに、
    (d)前記(b)のステップにて衝突する可能性があると判定した場合に、衝突を警告する、ステップを更に実行させる、
    請求項13〜17のいずれかに記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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