JPWO2017038839A1 - 測色計、情報処理システム、およびデータ制御方法 - Google Patents

測色計、情報処理システム、およびデータ制御方法 Download PDF

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Abstract

測色計で得られるデータの信頼性と該測色計のデータの編集に係る操作性とを両立させることを目的とする。該目的を達成するために、測色部の測色処理で得られる同一の測色データが、制御部によって第1および第2記憶部にそれぞれ記憶される。制御部によるミラーリング処理によって、第1記憶部に記憶され且つ第2記憶部に記憶されていない第1データが第2記憶部に記憶され、第1記憶部に記憶されておらず且つ第2記憶部に記憶されている第2データが第1記憶部に記憶される。外部機器の通信部からのマスストレージ制御のデータ通信による第1記憶部に記憶されたデータの削除の要求に対して、該データが第1記憶部から削除されず且つ該データが第1記憶部に記憶されている状態が維持される。外部機器の通信部からのシリアルコミュニケーション制御のデータ通信による第1記憶部に記憶されたデータの削除の要求に対して、該データが第1記憶部から削除される。

Description

本発明は、物体の色を測定する測色計、測色計で得られた情報を外部機器で処理する情報処理システム、および測色計と外部機器との間における通信を用いたデータ制御方法に関する。
各種の工業製品等については、一定の品質を保つために、例えば、製品間で表面の色彩が同一に保持される。このため、製造から出荷までの何れかの段階で、測色計等によって表面の色彩が測定され、表面の色彩が管理される。
このような測色計で得られた色彩に係るデータは、例えば、パーソナルコンピューター(以下、パソコンと略称する)等の外部機器によって読み出され得る。このとき、パソコンと測色計との間における接続は、例えば、USB(Universal Serial Bus)等と言った汎用インターフェースの規格によって実現される(例えば、特許文献1等)。
また、測色計では、測色処理で得られたデータ(測色データとも言う)が種々の要因によって失われないように、測色データを保護することで、計測器としての信頼性を維持することが求められる。そこで、例えば、測色計に2つの記憶部が設けられ、最新の測色データと測色条件に係るデータ(測色条件データとも言う)とが一方の記憶部に保存され、1回前の測色データと測色条件データとが他方の記憶部に保存される技術が提案されている(例えば、特許文献2等)。当該技術によれば、仮に誤操作等によって最新の測色データおよび測色条件データが喪失しても、一方の記憶部の内容と他方の記憶部の内容とが入れ替えられることにより、誤操作前のデータの状態が復元され得る。
そして、例えば、測色データおよび測色条件データについて、データの複製が一方の記憶領域とは異なる別の他方の記憶領域にリアルタイムに保存される所謂ミラーリング処理が採用されれば、測色計による測色処理の信頼性が向上し得る。
特開2010−60525号公報 特開平9−62587号公報
ところで、外部機器との間におけるUSBを用いた通信(USB通信とも言う)の一般的な制御には、例えば、マスストレージ制御が含まれる。そして、携帯式の測色計では、電池の消耗を抑える観点から、プロセッサーにおける省電力を図るために、データ処理の速度が低く抑えられる。このため、測色計におけるデータ処理の速度は、パソコンにおけるデータ処理の速度よりも明らかに遅くなる。
ここで、測色計において2つの記憶部に対してミラーリング処理が行われている状態で、USB通信のマスストレージ制御によって、パソコンからの要求で、記憶部に記憶されているデータに対して削除および追加等のデータの編集(データ編集とも言う)が実行される場合を想定する。この場合、パソコン側でデータの管理が行われる。具体的には、例えば、パソコンでは、測色計の記憶部に記憶されているデータのリストのコピーが取得され、当該リストが用いられて、エクスプローラ等のファイルやフォルダを管理するツールの画面(データ管理画面とも言う)上でデータ編集に係る操作が可能となる。このため、データ編集に係る操作性が良好である。
しかしながら、測色計では、プロセッサーによるデータ処理の速度が遅く、さらにミラーリング処理によってデータの処理量が多くなるため、データ処理に多大な時間を要する。このため、例えば、パソコンのデータ管理画面上でデータ編集に係る操作が素早く行われると、測色計におけるデータ編集の状態が、パソコン側で表示されるファイルの状態に追従できない。その結果、パソコンのデータ管理画面上に表示されるデータの記憶状態と、実際の測色計の記憶部におけるデータの記憶状態との間に不整合が生じる期間が生じ易い。これにより、例えば、この期間における測色計等における種々の操作等によって、測色計の記憶部内のデータの信頼性が損なわれ得る。
すなわち、測色計で得られるデータの信頼性と該測色計のデータの編集に係る操作性とは両立し難い。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、測色計で得られるデータの信頼性と該測色計のデータの編集に係る操作性とを両立し得る技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、一態様に係る測色計は、(a)測色部と、(b)第1記憶部と、(c)第2記憶部と、(d)制御部と、(e)通信部と、を備えている。ここで、前記測色部は、対象物についての測色処理を行う。前記第1記憶部は、前記測色部による測色結果に係るデータを記憶する。前記第2記憶部は、前記測色部による測色結果に係るデータを記憶する。前記制御部は、前記測色部によって測色処理が行われる際に、前記測色部による測色処理で得られる前記対象物の色を示す同一の測色データを、前記第1記憶部および前記第2記憶部にそれぞれ記憶させる。前記通信部は、外部機器との間でデータ通信を行う。また、前記制御部が、前記第1記憶部に記憶されており且つ前記第2記憶部に記憶されていない第1データの存在に応じて、該第1データを前記第2記憶部に記憶させ、前記第1記憶部に記憶されておらず且つ前記第2記憶部に記憶されている第2データの存在に応じて、該第2データを前記第1記憶部に記憶させるミラーリング処理を実施させる。前記通信部が、前記外部機器との間においてマスストレージ制御による第1方式のデータ通信とシリアルコミュニケーション制御による第2方式のデータ通信とをそれぞれ実現させる。そして、前記外部機器からの、前記第1方式のデータ通信による前記第1記憶部に記憶されているデータの削除の要求に対して、該データが前記第1記憶部から削除されず且つ該データが前記第1記憶部に記憶されている状態が維持される。前記外部機器からの、前記第2方式のデータ通信による前記第1記憶部に記憶されているデータの削除の要求に対して、該データが前記第1記憶部から削除される。
他の一態様に係る情報処理システムは、(A)測色計と、(B)該測色計に対してデータの通信が可能な態様で接続された外部機器と、を備えている。ここで、前記測色計が、(A1)測色部と、(A2)第1記憶部と、(A3)第2記憶部と、(A4)第1制御部と、(A5)第1通信部と、を含んでいる。前記測色部は、対象物についての測色処理を行う。前記第1記憶部は、前記測色部による測色結果に係るデータを記憶する。前記第2記憶部は、前記測色部による測色結果に係るデータを記憶する。前記第1制御部は、前記測色部による測色処理が行われる際に、前記測色部による測色処理で得られる前記対象物の色を示す同一の測色データを、前記第1記憶部および前記第2記憶部にそれぞれ記憶させるとともに、前記第1記憶部に記憶されており且つ前記第2記憶部に記憶されていない第1データの存在に応じて、該第1データを前記第2記憶部に記憶させ、前記第1記憶部に記憶されておらず且つ前記第2記憶部に記憶されている第2データの存在に応じて、該第2データを前記第1記憶部に記憶させるミラーリング処理を実行させる。前記第1通信部は、前記外部機器との間でマスストレージ制御による第1方式のデータ通信とシリアルコミュニケーション制御による第2方式のデータ通信とをそれぞれ行う。また、ここで、前記外部機器が、(B1)第2通信部と、(B2)入力部と、(B3)第2制御部と、を含んでいる。前記第2通信部は、前記測色計との間において前記第1方式のデータ通信と前記第2方式のデータ通信とをそれぞれ行う。前記入力部は、ユーザーの動作に応じた信号を入力する。前記第2制御部は、前記第1記憶部におけるデータの記憶状態を示す情報を、前記第2通信部を介した前記第1方式のデータ通信によって前記測色計から取得して、表示部において可視的に出力させる。そして、ユーザーの動作に応じて前記入力部で入力される信号に応じた、前記第1および第2通信部による前記第1方式のデータ通信における前記第1記憶部に記憶されているデータの削除の要求に対して、該データが前記第1記憶部から削除されず且つ該データが前記第1記憶部に記憶されている状態が維持される。また、ユーザーの動作に応じて前記入力部で入力される信号に応じた、前記第1および第2通信部による前記第2方式のデータ通信における前記第1記憶部に記憶されているデータの削除の要求に対して、該データが前記第1記憶部から削除される。
その他の一態様に係るデータ制御方法は、ステップ(i)と、ステップ(ii)と、ステップ(iii)と、ステップ(iv)と、ステップ (v)と、を有する。ここで、前記ステップ(i)において、前記測色計に含まれている測色部によって、対象物についての測色処理を行う。前記ステップ(ii)において、前記測色計に含まれている制御部によって、前記ステップ(i)の前記測色部による測色処理が行われる際に、前記測色部による測色処理で得られる前記対象物の色を示す同一の測色データを、前記測色計に含まれている第1記憶部および第2記憶部にそれぞれ記憶させる。前記ステップ(iii)において、前記制御部によって、前記第1記憶部に記憶されており且つ前記第2記憶部に記憶されていない第1データの存在に応じて、該第1データを前記第2記憶部に記憶させ、前記第1記憶部に記憶されておらず且つ前記第2記憶部に記憶されている第2データの存在に応じて、該第2データを前記第1記憶部に記憶させるミラーリング処理を行う。前記ステップ(iv)において、前記測色計によって、該測色計がデータ通信可能な態様で接続された外部機器からの、マスストレージ制御による第1方式のデータ通信を用いた前記第1記憶部に記憶されているデータの削除の要求に対して、該データを前記第1記憶部から削除することなく且つ該データが前記第1記憶部に記憶されている状態を維持する。前記ステップ(v)において、前記測色計によって、前記外部機器からの、シリアルコミュニケーション制御による第2方式のデータ通信を用いた前記第1記憶部に記憶されているデータの削除の要求に対して、該データを前記第1記憶部から削除する。
本発明によれば、マスストレージ制御によるデータ通信の要求があっても、第1記憶部からデータが削除されず、シリアルコミュケーション制御によるデータ通信の要求に応じて、第1記憶部からデータが削除される。これにより、測色計で得られるデータの信頼性と該測色計のデータの編集に係る操作性とが両立し得る。
図1は、一実施形態に係る測色システムの外観を例示する斜視図である。 図2は、一実施形態に係る測色システムの外観を例示する斜視図である。 図3は、一実施形態に係る測色システムの外観を例示する斜視図である。 図4は、情報処理システムの機能的な構成を例示するブロック図である。 図5は、パソコンの画面上での測色計内のデータの取得等を説明するための図である。 図6は、パソコンの画面上での測色計内のデータの取得等を説明するための図である。 図7は、パソコンの画面上での測色計内のデータの取得等を説明するための図である。 図8は、パソコンの画面上での測色計内のデータの取得等を説明するための図である。 図9は、パソコンの画面上での測色計内のデータの取得等を説明するための図である。 図10は、パソコンの画面上での測色計内のデータの取得等を説明するための図である。 図11は、パソコンの画面上での測色計内のデータ編集を説明するための図である。 図12は、情報処理システムの動作フローを示すフローチャートである。 図13は、情報処理システムの動作フローを示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態ならびに各種変形例について図面を用いて説明する。図面において同様な構成および機能を有する部分については同じ符号が付されており、下記説明では重複説明が省略される。図面は模式的に示されたものであり、各図における各種構造のサイズおよび位置関係等は適宜変更され得る。図1から図3には、測色システム1の長手方向(図1の図面視上方向)を+Z方向とする右手系のXYZ座標系が付されている。
<(1)一実施形態>
<(1−1)測色システム>
図1から図3は、一実施形態に係る測色システム1の外観を例示する斜視図である。測色システム1は、容易に携帯可能な比較的小型の測色システム(携帯式測色システムとも言う)である。測色システム1では、例えば、測色の対象である物体(測色対象物とも言う)に光が照射され、その際に該測色対象物において反射あるいは透過する光が分光された後に受光されることで、各波長について算出される反射率あるいは透過率から測色対象物の色が算出される。
図1で示されるように、測色システム1は、本体部である測色計2と該測色計2の先端部2Tpに装着されたマスク部材3とを備えている。本実施形態では、測色計2は、携帯式の測色計である。
図1で示されるように、測色計2は、筐体部2BD、該筐体部2BDの表面において外部に露出している出力部21および入力部22を有している。入力部22には、電源ボタン22a、測色ボタン22b、基準ボタン22cおよび指定ボタン群22dが含まれている。
筐体部2BDは、測色システム1の略直方体の外装部分を構成しており、例えば、プラスチックス等の非磁性体の素材によって構成されている。筐体部2BDは、+Z方向に向いた上面部、−Z方向に向いた下面部、−Y方向に向いた正面部、+Y方向に向いた背面部、+X方向に向いた第1側面部、および−X方向に向いた第2側面部を有している。
図1および図2で示されるように、筐体部2BDの正面部には、出力部21ならびに基準ボタン22cおよび指定ボタン群22dが配されている。本実施形態では、出力部21は、各種文字および各種画像等を可視的に出力する表示部を含む。図2および図3で示されるように、筐体部2BDの第2側面部には、測色ボタン22bが配され、筐体部2BDの背面部には、電源ボタン22a、第1蓋部2D1および第2蓋部2D2が配されている。
電源ボタン22aは、例えば、測色計2に取り付けられた電源としての電池から測色計2全体への電力の供給を開始させるためのボタンである。測色ボタン22bは、例えば、1以上の評価の対象となる試料(評価対象試料とも言う)についての物体色を計測する測色処理を行う際に基準となる試料(基準試料とも言う)および評価対象試料についての測色処理を開始させるためのボタンである。測色ボタン22bは、基準試料および評価対象試料についての測色処理を開始させる操作部である。基準ボタン22cは、基準試料の測色処理を行うための設定を行うボタンである。指定ボタン群22dは、例えば、各種モードや各種項目を指定するための1以上のボタンを含む。図1および図2では、指定ボタン群22dには、例えば、上ボタン、下ボタンおよび決定ボタンの3つのボタンが含まれている。
第1蓋部2D1および第2蓋部2D2は、筐体部2BDに開閉可能に設けられている。そして、第1蓋部2D1が開放されている状態では、筐体部2BDに設けられたUSBポートが外部に露出している状態となり、第2蓋部2D2が開放されている状態では、筐体部2BDに取り外し可能に取り付けられている電池が外部に露出している状態となる。
マスク部材3は、測色部23を覆うように測色計2の先端部2Tpに装着され、測色対象物についての測色処理が行われる際に、測色対象物に接触させる部材である。マスク部材3は、本体部3BDおよび装着部3ATを有している。本体部3BDは、測色対象物のうちの測色処理の対象となる領域(測色対象領域とも言う)のサイズを規定する窓部を有している。該窓部としては、例えば、XY断面が略円形のものが採用され得る。そして、該窓部は、測色計2の先端部2Tpにマスク部材3が装着された状態において、測色計2の測色部23の窓部と連通する。装着部3ATは、マスク部材3が測色計2に装着される部分である。なお、マスク部材3は、例えば、ターゲットマスク等とも称される。また、マスク部材3は、測色計2の先端部2Tpに対する装着および脱着が可能な構成を有している。
<(1−2)情報処理システム>
図4は、本実施形態に係る情報処理システム100の機能的な構成を例示するブロック図である。図4で示されるように、情報処理システム100は、測色計2と該測色計2に対してデータの通信が可能な態様で接続された外部機器4とを備えている。
測色計2は、出力部21、入力部22、測色部23、電源部24、制御部25、第1〜3記憶部26a〜26cおよび第1通信部としての通信部27を有している。
出力部21は、各種情報をユーザーが認識可能な態様で出力する。具体的には、出力部21には、例えば、各種文字および各種画像等を可視的に出力する表示部、および各種情報を可聴的に出力するスピーカー等が含まれ得る。表示部では、例えば、第1記憶部26aに記憶されているデータの存在を示す情報が可視的に出力され得る。
入力部22は、ユーザーの動作に応じた信号を制御部25に入力する。例えば、入力部22は、電源ボタン22a、測色ボタン22b、基準ボタン22cおよび指定ボタン群22d等を有している。これらの各ボタンの機能は、例えば、出力部21としての表示部と一体的に構成されたタッチパネル等によって実現されても良い。また、これらの各ボタンの機能は、例えば、ユーザーが発する音声に応答して該音声に応じた信号が入力される音声認識部等によって実現されても良い。
測色部23は、測色対象物の色を測定する測色処理を行う。該測色部23は、制御部25の制御に応じて発光する照明部と、受光した光の強度に応じた電気信号を取得するセンサー部とを有している。例えば、照明部から発せられた光が、測色計2およびマスク部材3の窓部を介して測色対象物に照射され、その際に、測色対象物から発せられる光がセンサー部によって受光されることで、該光の強度に応じた電気信号が取得され得る。センサー部として、例えば、XYZの3刺激値が直に得られるセンサー、ならびに回折格子やLVF(Linear Variable Filter)によって分光された光から分光スペクトルが得られるセンサー等が採用され得る。なお、ここで、照明部から発せられた光が白色光であれば、測色部23で取得された電気信号は、測色対象物の物体色に応じたものとなる。
電源部24は、測色計2の全体へ電力を供給する部分である。ここで、電源部24として、例えば、測色計2に取り付けられた電池等が採用され得る。なお、電源部24は、電源ボタン22aの押下に応答して出力される信号に応じて測色計2の全体に電力を供給する。
制御部25は、測色計2の各種動作および各種機能を実現するために各種制御および演算を行う。該制御部25は、例えば、CPU等のプロセッサー、RAM等の揮発性のメモリーおよびROM等の不揮発性のメモリー等を備えて構成されている。ROMは、例えば、プログラムおよび各種データ等を記憶する。CPUおよびRAMは、例えば、ROMに格納されたプログラム等を読み込んで実行することで、測色計2の各種動作および各種機能を実現する。なお、制御部25では、例えば、測色部23で得られる電気信号から、XYZの3刺激値および分光スペクトル等と言った測色対象物の色を示す測色結果に係るデータ(測色データとも言う)が取得され得る。
第1記憶部26aは、例えば、不揮発性のメモリー等によって構成され、測色部23による測色結果に係る測色データを記憶するメインの記憶部である。該不揮発性のメモリーとしては、例えば、読み書きの速度は速くないものの、記憶容量が大きなNAND型のメモリー等が採用され得る。ここで、例えば、測色計2と外部機器4との間でマスストレージ制御による通信が行われる際には、外部機器4において、第1記憶部26aに記憶されているデータの記憶状態が閲覧され得る。
第2記憶部26bは、例えば、第1記憶部26aと同様に、不揮発性のメモリー等によって構成され、測色部23による測色結果に係る測色データを記憶するバックアップ用の記憶部である。該不揮発性のメモリーとしては、第1記憶部26aと同様に、例えば、読み書きの速度は速くないものの、記憶容量が大きなNAND型のメモリー等が採用され得る。ここで、例えば、制御部25の制御によって、第1記憶部26aに記憶されたばかりのデータの複製物が、第2記憶部26bに記憶される。つまり、第1記憶部26aに記憶されるデータが、第2記憶部26bにおいてバックアップされる処理(ミラーリング処理とも言う)が実行される。
つまり、ここでは、ミラーリング処理の実施により、制御部25によって、例えば、測色部23による測色処理の際に、測色部23による測色処理で得られる測色対象物の色を示す同一の測色データが、第1記憶部26aおよび第2記憶部26bにそれぞれ記憶される。また、ミラーリング処理の実施により、第1記憶部26aに記憶されており且つ第2記憶部26bに記憶されていないデータ(第1データとも言う)の存在に応じて、該第1データが第2記憶部26bに記憶される。また、ミラーリング処理によれば、第1記憶部26aに記憶されておらず且つ第2記憶部26bに記憶されているデータ(第2データとも言う)の存在に応じて、該第2データが第1記憶部26bに記憶される。なお、ミラーリング処理では、例えば、第1記憶部26aおよび第2記憶部26bのうちの一方の記憶部に記憶されているデータが破損している場合に、破損しているデータに対応する、他方の記憶部に記憶されているデータが、一方の記憶部内にコピーされても良い。
第3記憶部26cは、例えば、揮発性のメモリー等によって構成され、測色部23による測色処理に応じて制御部25で得られた最新の測色データを一時的に記憶する。なお、第3記憶部26cについては、揮発性のメモリーであっても、バックアップ用の電池が採用されていれば、第3記憶部26cに記憶されたデータがある程度の期間は保持され得る。また、ここで言う揮発性のメモリーとしては、例えば、読み書きの速度は速いが、記憶容量が非常に小さなSRAMメモリー等が採用され得る。
通信部27は、例えば、外部機器4との間で、マスストレージ制御による第1方式のデータ通信と、シリアルコミュニケーション制御による第2方式のデータ通信とをそれぞれ行う。これらの第1方式および第2方式のデータ通信は、例えば、USB通信の一種である。なお、シリアルコミュニケーション制御による第2方式のデータ通信には、USB通信のCDC(Communication Device Class)クラスおよびUSB通信のHID(Human Interface Device)クラスの通信等が含まれる。
ここで、通信部27は、例えば、マスストレージデバイス(MSD)制御要素271、USBインターフェース(USBI/F)272、シリアルコミュニケーションデバイス(SCD)制御要素273およびシリアルインターフェース(シリアルI/F)274を有している。MSD制御要素271は、USBI/F272を介した外部機器4との間におけるマスストレージデバイスクラスの通信を制御するための要素である。また、SCD制御要素273は、シリアルI/F274を介した外部機器4との間におけるシリアルコミュニケーションの通信を制御するための要素である。なお、ここでは、USBI/F272およびシリアルI/F274は、1本の通信用のUSBケーブルによって接続され得る。
外部機器4は、入力部41、第2制御部としての制御部42、出力部43および第2通信部としての通信部44を有している。
入力部41は、ユーザーの動作に応じた信号を制御部25に入力する。例えば、入力部41は、キーボードやマウス等を備えている。当該入力部41の機能は、例えば、出力部43としての表示部と一体的に構成されたタッチパネルによって実現されても良い。また、入力部41の機能は、例えば、ユーザーが発する音声に応答して該音声に応じた信号が入力される機能を有していても良い。
制御部42は、測色計2の第1記憶部26aにおけるデータの記憶状態を示す情報を、通信部44を介した第1方式あるいは第2方式のデータ通信によって測色計2から取得し、出力部43において可視的に出力させる。
出力部43は、出力部21と同様に、各種情報をユーザーが認識可能な態様で出力する。具体的には、出力部21には、例えば、各種文字および各種画像等を可視的に出力する表示部、および各種情報を可聴的に出力するスピーカー等が含まれ得る。
通信部44は、測色計2との間において、マスストレージ制御による第1方式のデータ通信と、シリアルコミュニケーション制御による第2方式のデータ通信とをそれぞれ行う。ここで、通信部44は、例えば、マスストレージ(MS)制御要素441、USBインターフェース(I/F)442、シリアル制御要素443およびシリアルインターフェース(I/F)444を有している。MS制御要素441は、USBI/F442を介した測色計2との間におけるマスストレージデバイスクラスの通信を制御するための要素である。また、シリアル制御要素443は、シリアルI/F444を介した測色計2との間におけるシリアルコミュニケーションの通信を制御するための要素である。なお、ここでは、USBI/F442およびシリアルI/F444と、USBI/F272およびシリアルI/F274とが、例えば、1本の通信用のUSBケーブルによって外部機器4に接続され得る。
上記構成を有する本実施形態に係る情報処理システム100では、測色計2において、測色処理によって得られた測色データが第1記憶部26aに記憶され、該測色データの複製物が第2記憶部26bに記憶されるミラーリング処理が実行される。
ここで、仮に、マスストレージ制御による第1方式のデータ通信によって、外部機器4から測色計2の第1記憶部26a内のデータの編集(データ編集とも言う)が自由に可能である場合を想定する。該データ編集には、第1記憶部26aに記憶されているデータに対する削除および追加等が含まれる。そして、例えば、測色処理の際に測色対象物に対する測色計2の押し当て方が不適切で測色処理が成功していないとき、測色処理の対象となる測色対象物の順番に誤りがあったとき、第1記憶部26aの記憶容量を確保したいとき等において、データの削除が必要である。
このような場合、データ編集の度に、第1記憶部26aと第2記憶部26bとの間でデータの内容を整合させるミラーリング処理を行う必要がある。しかしながら、携帯式の測色計2では、電池の消耗を抑える観点から、プロセッサーにおける省電力を図るために、データ処理の速度が低く抑えられており、データ編集の処理には長時間を要する。このため、例えば、外部機器4のエクスプローラ等のファイルやフォルダを管理する画面(データ管理画面とも言う)上でデータ編集に係る操作が素早く行われると、測色計におけるデータ編集の状態がパソコン上で表示されるファイルの状態に追従できない。その結果、外部機器4のデータ管理画面上に表示されるデータの存在状態と、実際の測色計2の第1,2記憶部26a,26bにおけるデータの存在状態との間に不整合が生じる期間が生じ易い。これにより、測色計2の第1記憶部26a内のデータの信頼性が損なわれ得る。
一方、シリアル制御による第2方式のデータ通信では、外部機器4からコマンドが送信され、そのコマンドに応じた処理が測色計2で完了すれば、その旨を示す返事が測色計2から外部機器4に送られる。このため、外部機器4と測色計2との間において、データの存在状態についての認識に不整合が生じ難いが、長時間のデータ処理の完了を待つ必要があり、操作性が良好でない。
そこで、本実施形態に係る情報処理システム100では、外部機器4において、測色計2との間におけるマスストレージ制御による第1方式のデータ通信によって、測色計2の第1記憶部26a内に記憶されたデータについての閲覧および取得は可能であるが、データ編集は可能でない。これにより、ある程度の操作性が維持され得る。その一方で、外部機器4では、測色計2との間におけるシリアル制御による第2方式のデータ通信によって、測色計2の第1記憶部26a内に記憶されたデータについてのデータ編集が可能となっている。これにより、データの信頼性が維持され得る。
具体的には、ユーザーの動作に応じて入力部41で入力される信号に応じた、通信部27,44による第1方式のデータ通信における第1記憶部26aに記憶されているデータの削除の要求に対して、該データが第1記憶部26aから削除されず且つ該データが第1記憶部26aに記憶されている状態が維持される。このような制御は、例えば、MSD制御要素271が、外部機器4からのマスストレージ制御における第1方式のデータ通信におけるデータの削除の指示を無視する等と言った態様で実現され得る。
一方、ユーザーの動作に応じて入力部41で入力される信号に応じた、通信部27,44による第2方式のデータ通信における第1記憶部26aに記憶されているデータの削除の要求に対して、該データが第1記憶部26aから削除される。このような制御は、例えば、SCD制御要素273が、外部機器4からのシリアルコミュニケーション制御による第2方式のデータ通信におけるデータの削除のコマンドを受け付けて、そのコマンドに応じた信号を制御部25に送信することで実現され得る。
つまり、例えば、マスストレージ制御によるデータ通信における要求があっても、第1記憶部26aからデータが削除されず、シリアルコミュケーション制御によるデータ通信における要求に応じて、第1記憶部26aからデータが削除される。
このような構成によれば、例えば、マスストレージ制御によって、外部機器4のエクスプローラ等のファイルやフォルダを管理するデータ管理画面上でデータ編集に係る操作が素早く行われることがなくなる。このため、測色計2におけるデータ編集の状態が、外部機器4の画面上で表示されるファイルの状態に追従しない不具合が発生し難い。これにより、例えば、外部機器4の画面上に表示される第1記憶部26aにおけるデータの記憶状態と、実際の測色計2の第1記憶部26aにおけるデータの記憶状態との間に不整合が生じる期間が生じ難い。その結果、測色計2の第1記憶部26a内のデータの信頼性が損なわれ難い。
一方、USB通信のシリアル制御では、外部機器4から測色計2にコマンドが送信され、そのコマンドに応じた処理が測色計2で完了すれば、その旨を示す返事が測色計2から外部機器4に送られる。このため、外部機器4からのシリアルコミュケーション制御によるデータ通信における要求に応じて、第1記憶部26aからデータが削除されるのであれば、外部機器4と測色計2との間において、第1記憶部26aにおけるデータの記憶状態についての認識に不整合が生じ難い。
したがって、本実施形態に係る情報処理システム100では、測色計2で得られるデータの信頼性と該測色計2のデータの編集に係る操作性とが両立し得る。
また、外部機器4から測色計2への、第1方式のデータ通信による第1記憶部26aへのデータの書き込み要求に対して、該データが第1記憶部26aに書き込まれず、外部機器4から測色計2への、第2方式のデータ通信による第1記憶部26aへのデータの書き込みの要求に対して、該データが第1記憶部26aへ書き込まれる構成が採用されても良い。なお、ここで書き込みの対象となるデータとしては、例えば、基準試料に係る測色データの代わりに予め測定または準備された測色処理の基準となる色を示すデータ(基準色データとも言う)等が挙げられる。
このような構成が採用されれば、マスストレージ制御によるデータ通信における要求があっても、第1記憶部26aにデータが書き込まれず、シリアルコミュケーション制御によるデータ通信における要求に応じて、第1記憶部26aにデータが書き込まれる。これにより、測色計2で得られるデータの信頼性と該測色計2のデータの編集に係る操作性とが両立し得る。
ここでは、例えば、MSD制御要素271が、外部機器4からのマスストレージ制御の第1方式のデータ通信によるデータの書き込みの指示を無視する。一方、例えば、SCD制御要素273が、外部機器4からのシリアルコミュニケーション制御の第2方式のデータ通信によるデータの書き込みのコマンドを受け付けて、そのコマンドに応じた信号を制御部25に送信する。
ところで、測色計2が、例えば、入力部22で入力される信号に応じた、第1記憶部26aに記憶されているデータの削除の要求に対して、該データが第1記憶部26aから削除されず且つ該データが第1記憶部26aに記憶されている状態が維持される構成を有していても良い。つまり、測色計2自体においては、ユーザーの動作に応じた信号の入力があっても、第1記憶部26aからデータが削除されない。このため、外部機器4から測色計2におけるデータの削除を要求することになる。その結果、上記構成によって、測色計2で得られるデータの信頼性と該測色計のデータの編集に係る操作性とが両立し得ることになる。
<(1−2−1)データの閲覧および取得ならびに編集の具体例>
図5から図10は、外部機器4としてのパソコンの出力部43に可視的に出力された画面上における測色計2内のデータの閲覧および取得に係る操作手順の具体例を示す図である。
ここでは、外部機器4と測色計2とがUSBケーブルで接続されていれば、測色計2は、通信部27によってUSB通信のマスストレージ制御の通信を行うことができ、例えば、外部機器4では、測色計2はリムーバルディスクとして認識される。
例えば、外部機器4において、ユーザーの動作に応じて入力部41から信号が入力されることで、出力部43に、エクスプローラ等のファイルやフォルダを管理するツールのデータ管理画面G1(図5)が表示される。
データ管理画面G1において、例えば、ユーザーによるマウスの操作に応じて、測色計2に対応するリムーバルディスク(ここでは、DドライブのCR10P)がマウスポインターMp1で指定されると、データ管理画面G1が、測色計2の第1記憶部26aに格納されたフォルダの一覧を示すデータ管理画面G2(図6)に遷移する。
次に、データ管理画面G2において、例えば、ユーザーによるマウスの操作に応じて、測色データが格納されたフォルダ(ここでは、DATA)がマウスポインターMp1で指定されると、データ管理画面G2が、日付毎に測色データが格納されたフォルダの一覧を示すデータ管理画面G3(図7)に遷移する。
その次に、データ管理画面G3において、例えば、ユーザーによるマウスの操作に応じて、日付毎のフォルダの一覧からデータの内容を確認したいフォルダ(図7では、150803)がマウスポインターMp1で指定されると、データ管理画面G3が、一連の測色データが格納されたフォルダの一覧を示すデータ管理画面G4(図8)に遷移する。図8では、2つのフォルダ(0001、0002)を示すフォルダの一覧が表示されている様子が示されている。一連の測色データは、測色処理の基準となる基準試料についての測色データ(基準測色データとも言う)と、基準試料を基準とした評価の対象となる評価対象試料についての測色データ(評価測色データとも言う)とを含む。なお、評価対象試料についての評価測色データは、例えば、基準試料に係る基準測色データの値を基準とした色差を示すデータ(色差データとも言う)であれば良い。
その次に、データ管理画面G4において、例えば、ユーザーによるマウスの操作に応じて、1つのフォルダ(0001)が指定されると、データ管理画面G4が、基準測色データおよび複数の評価測色データの一覧を示すデータ管理画面G5(図9)に遷移する。図9では、1つの基準測色データ(110325_T.CSV)および3つの評価測色データ(110327_S.CSV、110329_S.CSV、110332_S.CSV)に係る4つのファイルが列挙されている様子が示されている。図9に列挙された複数のファイルのうち、所望のファイルがマウスポインターMp1で指定されることで、指定されたファイルのデータの内容が出力部43に表示され得る。また、図10で示されるように、列挙された複数のファイルのうちの所望のファイルにマウスポインターMp1が合わされた状態で、マウスの右ボタンが押下されると、実行可能な複数の処理のリストが表示され、該リストから所望の処理が指定される。このとき、例えば、1つの処理としてのコピーが指定されれば、指定されていた所望のファイルを、外部機器4の記憶部にコピーすることが可能となる。
このように、外部機器4では、測色計2との間におけるマスストレージ制御による第1方式のデータ通信によって、測色計2の第1記憶部26a内に記憶されたデータについての閲覧および取得は可能であるが、データ編集は可能でない。
これに対して、外部機器4では、測色計2との間におけるシリアルコミュニケーション制御による第2方式のデータ通信によれば、測色計2の第1記憶部26a内に記憶されたデータについてのデータ編集が可能となっている。ここでは、外部機器4と測色計2とがUSBケーブルで接続されている状態で、外部機器4において、予め準備されたアプリケーションが利用されることで、シリアルコミュニケーション制御による第2方式のデータ通信が可能となっている。
図11は、外部機器4としてのパソコンの出力部43に可視的に出力された画面上における測色計2内のデータの編集に係るアプリケーションの画面(データ編集画面とも言う)G6である。
図11で示されるように、データ編集画面G6には、例えば、リストLs1、テーブルTb1、テーブルTb2および第1〜3削除ボタンDe1〜De3が設けられている。リストLs1は、一連の測色データを指定するためのリストである。テーブルTb1は、基準測色データを可視的に示す。テーブルTb2は、複数の評価対象試料についての複数の評価測色データを可視的に示す。複数の評価測色データは、例えば、基準試料に係る基準測色データの値を基準とした色差を示すデータ(色差データとも言う)であれば良い。
第1削除ボタンDe1は、測色計2の本体の第1〜3記憶部26a〜26cに記憶されている全てのデータを削除するためのボタンである。第2削除ボタンDe2は、リストLs1で指定されている一連の測色データを削除するためのボタンである。第3削除ボタンDe3は、テーブルTb2で指定されている所望の評価測色データを削除するためのボタンである。これらの第1〜3削除ボタンDe1〜De3の押下に応じて、シリアルコミュニケーション制御による第2方式のデータ通信によって、削除に係るコマンドが測色計2に送信される。このとき、測色計2では、送信されてきた削除に係るコマンドに応じて、第1記憶部26aからのデータの削除が行われる。そして、ミラーリング処理によって、第2記憶部26bからも第1記憶部26aと同様にデータの削除が行われる。
<(1−2−2)瞬電対策>
ところで、測色計2において測色データが保存される際に、測色計2における電力の供給が停止されると、例えば、測色データが、第1記憶部26aに記憶されているが、第2記憶部26bに記憶されていないと言った不具合等が生じ得る。測色計2における電力の供給の停止は、例えば、電源部24に含まれる電池の出力の低下等によって生じ得る。
そこで、このような不具合が生じないような対策(瞬電対策とも言う)として、本実施形態に係る測色計2では、測色処理によって測色データが得られた際に、まず該測色データの読み書きが速い第3記憶部26cに測色データが記憶される。そして、その後に、第3記憶部26cに記憶された測色データが、第1および第2記憶部26a,26bに記憶される。
このような構成が採用されれば、まず、第3記憶部26cに測色データが記憶される前に電源部24からの電力の供給が停止すれば、第1〜3記憶部26a〜26cの何れにも測色データが記憶されず、測色処理は失敗とされる。
次に、第3記憶部26cに測色データが記憶された後であって、第1記憶部26aに測色データが記憶される前に、電源部24からの電力の供給が停止すれば、メインの記憶部である第1記憶部26aへの測色データの保存が一旦は失敗となる。但し、この場合には、電源部24からの電力の供給の回復後に、第3記憶部26cに記憶されている測色データが、第1記憶部26aおよび第2記憶部26bに保存されることで、ミラーリング処理も含めた測色データの保存が実現される。なお、このような測色データの保存は、第1および第2記憶部26a,26bのそれぞれに測色データが保存されたか否かを示す情報が第3記憶部26cに記憶されることで、実現され得る。
さらに、第1および第3記憶部26a,26cに測色データが記憶された後であって、第2記憶部26bに測色データが記憶される前に、電源部24からの電力の供給が停止すれば、バックアップ用の記憶部である第2記憶部26bへの測色データの保存は失敗となる。すなわち、ミラーリング処理が不十分となる。但し、この場合には、電源部24からの電力の供給の回復後に、第1記憶部26aまたは第3記憶部26cに記憶されている測色データが、第2記憶部26bに保存されることで、ミラーリング処理も含めた測色データの保存が実現される。なお、このような測色データの保存は、第1および第2記憶部26a,26bのそれぞれに測色データが保存されたか否かを示す情報が第3記憶部26cに記憶されることで、実現され得る。
<(1−3)動作フロー>
図12および図13は、情報処理システム100におけるデータの制御に係る動作フローを例示するフローチャートである。図12には、測色処理の際に取得された測色データの保存に係る動作フローが例示されており、図13には、第1記憶部26aに格納されているデータのミラーリング処理および編集に係る動作フローが例示されている。
図12および図13の動作フローは、例えば、ユーザーによって電源ボタン22aが押下され、電源部24によって測色計2の全体に電力が供給されることで、開始される。なお、この動作フローの開始時点または途中の時点において、例えば、USBケーブルによって適宜データ通信が可能な態様で測色計2と外部機器4とが接続される。
図12のステップS1では、制御部25によって、ユーザーの動作による入力部22からの信号によって測色処理の開始が指定されたか否か判定される。ここで、測色処理の開始が指定されていれば、ステップS2に進み、測色処理の開始が指定されていなければ、図13のステップS11に進む。
ステップS2では、測色計2に含まれている測色部23によって、測色対象物についての測色処理が行われる。このとき、測色結果としての測色データが得られる。ステップS2の処理が終了すると、ステップS3に進む。
ステップS3では、ステップS2で得られた測色データが、第3記憶部26cに保存され、ステップS4に進む。
ステップS4では、ステップS3で第3記憶部26cに保存された測色データが、第1記憶部26aに保存され、ステップS5に進む。
ステップS5では、ステップS4で第1記憶部26aに保存された測色データが、第2記憶部26bに保存され、図13のステップS11に進む。これにより、測色計2に含まれている制御部25によって、ステップS2における測色部23による測色処理の際に、測色部23による測色処理で得られる測色対象物の色を示す同一の測色データが、測色計2に含まれている第1記憶部26aおよび第2記憶部26bにそれぞれ記憶される。
図13のステップS11では、制御部25によって、第1記憶部26aと第2記憶部26bとの間で異なるデータが存在しているか否かが判定される。ここで、異なるデータが存在していれば、ステップS12に進み、異なるデータが存在していなければ、ステップS13に進む。
ステップS12では、制御部25の制御によって、ミラーリング処理が行われて、ステップS13に進む。つまり、ステップS11,S12では、制御部25によって、第1記憶部26aに記憶されており且つ第2記憶部26bに記憶されていないデータ(第1データとも言う)の存在に応じて、該第1データを第2記憶部26bに記憶させる。また、ステップS11,S12では、制御部25によって、第2記憶部26bに記憶されており且つ第1記憶部26aに記憶されていないデータ(第2データとも言う)の存在に応じて、該第2データを第1記憶部26aに記憶させる。
ステップS13では、通信部27のMSD制御要素271によって、マスストレージ制御による第1方式の通信で、第1記憶部26aのデータを削除する要求(データ削除要求とも言う)があるか否か判定される。ここで、該データ削除要求があれば、ステップS14に進み、該データ削除要求がなければ、ステップS15に進む。
ステップS14では、通信部27および制御部25によって、第1記憶部26aのデータが削除されずに維持されて、ステップS15に進む。つまり、測色計2において、該測色計2がデータ通信可能な態様で接続された外部機器4からの、マスストレージ制御による第1方式のデータ通信を用いた第1記憶部26aに記憶されているデータの削除の要求に対して、該データを第1記憶部26aから削除することなく且つ該データが第1記憶部26aに記憶されている状態が維持される。
ステップS15では、通信部27のSCD制御要素273によって、シリアルコミュニケーション制御による第2方式のデータ通信で、第1記憶部26aのデータを削除する要求(データ削除要求とも言う)があるか否か判定される。ここで、該データ削除要求があれば、ステップS16に進み、データ削除要求がなければ、ステップS15に進む。
ステップS16では、制御部25によって、データ削除要求に応じた第1記憶部26aのデータが削除されて、ステップS17に進む。つまり、測色計2によって、外部機器4からの、シリアルコミュニケーション制御による第2方式のデータ通信を用いた第1記憶部26aに記憶されているデータの削除の要求に対して、該データが第1記憶部26aから削除される。
ステップS17では、入力部22に含まれる電源ボタン22aが押下されたか否か判定される。ここで、電源ボタン22aが押下されていなければ、図12のステップS1に戻り、電源ボタン22aが押下されていれば、本動作フローが終了する。
<(1−4)一実施形態のまとめ>
以上のように、本実施形態に係る情報処理システム100によれば、測色計2において、マスストレージ制御による第1方式のデータ通信における要求があっても、第1記憶部26aからデータが削除されず、シリアルコミュケーション制御によるデータ通信における要求に応じて、第1記憶部26aからデータが削除される。これにより、測色計で得られるデータの信頼性と該測色計のデータの編集に係る操作性とが両立し得る。
<(2)変形例>
なお、本発明は上述の一実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
例えば、上記一実施形態では、測色計2が、基準試料に係る基準測色データと評価対象試料に係る評価測色データとしての色差データとを取得して、第1〜3記憶部26a〜26cに記憶したが、これに限られない。例えば、測色計2が、基準試料および評価対象試料のそれぞれの物体色に係る測色データを取得して、第1〜3記憶部26a〜26cに記憶しても良い。また、測色計2には、例えば、物体の光沢を測定する光沢計、および物体の照度を測定する照度計等が含まれ得る。
なお、上記一実施形態および各種変形例をそれぞれ構成する全部または一部を、適宜、矛盾しない範囲で組み合わせ可能であることは、言うまでもない。
1 測色システム
2 測色計
4 外部機器
21 出力部
22 入力部
22a 電源ボタン
22b 測色ボタン
22c 基準ボタン
22d 指定ボタン
23 測色部
24 電源部
25 制御部
26a〜26c 第1〜3記憶部
27,44 通信部
41 入力部
42 制御部
43 出力部
100 情報処理システム
271 マスストレージデバイス(MSD)制御要素
273 シリアルコミュニケーションデバイス(SCD)制御要素
De1〜De3 第1〜3削除ボタン

Claims (5)

  1. (a)対象物についての測色処理を行う測色部と、
    (b)前記測色部による測色結果に係るデータを記憶する第1記憶部と、
    (c)前記測色部による測色結果に係るデータを記憶する第2記憶部と、
    (d)前記測色部によって測色処理が行われる際に、前記測色部による測色処理で得られる前記対象物の色を示す同一の測色データを、前記第1記憶部および前記第2記憶部にそれぞれ記憶させる制御部と、
    (e)外部機器との間でデータ通信を行う通信部と、
    を備えており、
    前記制御部が、
    前記第1記憶部に記憶されており且つ前記第2記憶部に記憶されていない第1データの存在に応じて、該第1データを前記第2記憶部に記憶させ、前記第1記憶部に記憶されておらず且つ前記第2記憶部に記憶されている第2データの存在に応じて、該第2データを前記第1記憶部に記憶させるミラーリング処理を実施させ、
    前記通信部が、
    前記外部機器との間においてマスストレージ制御による第1方式のデータ通信とシリアルコミュニケーション制御による第2方式のデータ通信とをそれぞれ実現させ、
    前記外部機器からの、前記第1方式のデータ通信による前記第1記憶部に記憶されているデータの削除の要求に対して、該データが前記第1記憶部から削除されず且つ該データが前記第1記憶部に記憶されている状態が維持され、
    前記外部機器からの、前記第2方式のデータ通信による前記第1記憶部に記憶されているデータの削除の要求に対して、該データが前記第1記憶部から削除される測色計。
  2. 請求項1に記載の測色計であって、
    前記外部機器からの、前記第1方式のデータ通信による前記第1記憶部へのデータの書き込みの要求に対して、該データが前記第1記憶部へ書き込まれず、
    前記外部機器からの、前記第2方式のデータ通信による前記第1記憶部へのデータの書き込みの要求に対して、該データが前記第1記憶部へ書き込まれる測色計。
  3. 請求項1または請求項2に記載の測色計であって、
    前記第1記憶部に記憶されているデータの存在を示す情報を可視的に出力する表示部と、
    ユーザーの動作に応じた信号を入力する入力部と、
    をさらに備え、
    前記入力部で入力される信号に応じた、前記第1記憶部に記憶されているデータの削除の要求に対して、該データが前記第1記憶部から削除されず且つ該データが前記第1記憶部に記憶されている状態が維持される測色計。
  4. (A)測色計と、
    (B)該測色計に対してデータの通信が可能な態様で接続された外部機器と、を備え、
    前記測色計が、
    (A1)対象物についての測色処理を行う測色部と、
    (A2)前記測色部による測色結果に係るデータを記憶する第1記憶部と、
    (A3)前記測色部による測色結果に係るデータを記憶する第2記憶部と、
    (A4)前記測色部による測色処理が行われる際に、前記測色部による測色処理で得られる前記対象物の色を示す同一の測色データを、前記第1記憶部および前記第2記憶部にそれぞれ記憶させるとともに、前記第1記憶部に記憶されており且つ前記第2記憶部に記憶されていない第1データの存在に応じて、該第1データを前記第2記憶部に記憶させ、前記第1記憶部に記憶されておらず且つ前記第2記憶部に記憶されている第2データの存在に応じて、該第2データを前記第1記憶部に記憶させるミラーリング処理を実行させる第1制御部と、
    (A5)前記外部機器との間でマスストレージ制御による第1方式のデータ通信とシリアルコミュニケーション制御による第2方式のデータ通信とをそれぞれ行う第1通信部と、を含んでおり、
    前記外部機器が、
    (B1)前記測色計との間において前記第1方式のデータ通信と前記第2方式のデータ通信とをそれぞれ行う第2通信部と、
    (B2)ユーザーの動作に応じた信号を入力する入力部と、
    (B3)前記第1記憶部におけるデータの記憶状態を示す情報を、前記第2通信部を介した前記第1方式のデータ通信によって前記測色計から取得して、表示部において可視的に出力させる第2制御部と、を含んでおり、
    ユーザーの動作に応じて前記入力部で入力される信号に応じた、前記第1および第2通信部による前記第1方式のデータ通信における前記第1記憶部に記憶されているデータの削除の要求に対して、該データが前記第1記憶部から削除されず且つ該データが前記第1記憶部に記憶されている状態が維持され、
    ユーザーの動作に応じて前記入力部で入力される信号に応じた、前記第1および第2通信部による前記第2方式のデータ通信における前記第1記憶部に記憶されているデータの削除の要求に対して、該データが前記第1記憶部から削除される情報処理システム。
  5. (i)測色計に含まれている測色部によって、対象物についての測色処理を行うステップと、
    (ii)前記測色計に含まれている制御部によって、前記ステップ(i)の前記測色部による測色処理が行われる際に、前記測色部による測色処理で得られる前記対象物の色を示す同一の測色データを、前記測色計に含まれている第1記憶部および第2記憶部にそれぞれ記憶させるステップと、
    (iii)前記制御部によって、前記第1記憶部に記憶されており且つ前記第2記憶部に記憶されていない第1データの存在に応じて、該第1データを前記第2記憶部に記憶させ、前記第1記憶部に記憶されておらず且つ前記第2記憶部に記憶されている第2データの存在に応じて、該第2データを前記第1記憶部に記憶させるミラーリング処理を行うステップと、
    (iv)前記測色計によって、該測色計がデータ通信可能な態様で接続された外部機器からの、マスストレージ制御による第1方式のデータ通信を用いた前記第1記憶部に記憶されているデータの削除の要求に対して、該データを前記第1記憶部から削除することなく且つ該データが前記第1記憶部に記憶されている状態を維持するステップと、
    (v)前記測色計によって、前記外部機器からの、シリアルコミュニケーション制御による第2方式のデータ通信を用いた前記第1記憶部に記憶されているデータの削除の要求に対して、該データを前記第1記憶部から削除するステップと、
    を有するデータ制御方法。
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