JPWO2017038557A1 - 胚移植用具および胚移植用器具 - Google Patents

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Abstract

胚移植用具1は、軟質チューブ11とハブ12とを有する。軟質チューブ11は、先端から基端に向かって所定幅にて所定長延びる第1の気泡含有表面層13aと、第1の気泡含有表面層13aと向かい合う第2の気泡含有表面層13bと、第1の気泡含有表面層13aと第2の気泡含有表面層13b間に位置する第1および第2の無色透明部15a,15bとを備える。第1および第2の気泡含有表面層は、軟質チューブの軸方向に長い多数の気泡14を含有する。第1および第2の気泡含有表面層の厚さは、軟質チューブの肉厚の1/5〜1/3であり、幅は、軟質チューブの外周長の5/100〜20/100である。

Description

本発明は、胚移植用具および胚移植用器具に関する。具体的には、生体外にて受精された胚(受精卵)を生体、具体的には、動物の子宮内に移植する場合に用いられる胚移植用具および胚移植用器具に関する。
胚を移植する場合には、一般的に、卵子および精子を採取し、培養容器に卵子を入れ、これに精子懸濁液を添加する、いわゆる媒精を行い、受精させた受精卵またはこの受精卵の2分割、4分割、8分割した胚を動物、例えば、人間の子宮内に移植する。
そして、比較的硬いシースを膣口より挿入し子宮頸管を通過させる。次いで、このシース内に胚を直接もしくは胚を吸引したチューブを挿入し、さらに、チューブを押し込み、先端部を子宮口内に到達させた後、シリンジを押し胚を子宮内に移植する。そして、チューブおよび外套管を抜去し、移植を終了する。
本件発明者は、特開2004−129789(特許文献1)の胚移植用器具を提案している。特許文献1の胚移植用器具1は、先端から後端まで貫通した通路と先端外面に設けられた球状膨出部22とを備える可撓性シース2と、可撓性シース内に抜去可能に挿入され、かつ先端が前記シースの先端面より若干突出する可撓性スタイレット3と、スタイレット抜去した可撓性シース2内に挿入可能であり、可撓性シース2の先端より所定長さ突出可能な柔軟先端部41aを備える移植用チューブ体4とを備えている。
そして、このような胚移植用器具に用いられる移植用チューブ体4は、特にその先端部において超音波撮像性が高いものが望まれている。移植用チューブとして、超音波撮像性を有するものとしては、特開2003−190275(特許文献2)、特開2004−298632(特許文献3)が提案されている。
特許文献2には、プラスチック材料製の外科医療用器具(1,1’)であって、超音波造影における当該装置の可視性を増加させるために選択した、当該器具の少なくとも一部において、前記材料が、その厚みの大部分を通してガスの泡(12,12’)を含むことを特徴とする器具が提案されている。さらに、特許文献2には、透明ポリウレタンを押出成型した可撓性シャフト1を有する胚置換用カテーテルであり、シャフト1は長手方向に延在する孔10を有する。直径5μ〜10μの範囲のガスの泡12を、押出成型中にガスを添加することによりシャフトの壁の厚み方向に導入する。泡12は、超音波造影中でのカテーテルの可視性を増加させる一方で、カテーテルに沿って流れる物質を見ることができるように選択することが開示されている。
また、特許文献3には、胚輸送用のカテーテルまたは他の医療器具であって、押出成型した二つの層12および13を有するシャフト1を有する。外層13は比較的厚く、超音波観察における視認性を向上させるのに十分な気泡22を含むが、気泡の密度はカテーテル内部の物質を肉眼で見ることができるものとする。内層12は比較的薄くて気泡を含まず、それによってカテーテルに滑らかな孔10を提供するものが開示されている。
特開2004−129789 特開2003−190275 特開2004−298632
特許文献2および3の移植チューブ体は、十分な超音波撮像性を有している。しかし、特許文献2および3のものでは、含有気泡量が多く、チューブに部分的脆弱部を形成している。また、移植チューブ内には、移植対象の胚が収納され、対象者に移植される。このため、移植チューブ内に確実に胚が収納されていることを顕微鏡を用いて確認できることが好ましい。引用文献2または3には、部分敵に気泡含有部を設けてもよい旨の開示があるが、気泡含有部の設け方により、超音波造影性が不十分なものとなる場合、逆に、気泡含有が多く、顕微鏡により視認性が悪いものとなることがあった。
本発明の目的は、十分な超音波造影性を有し、かつ、顕微鏡と光源を用いた内部の視認において、十分な光透過性と視認性を有し、さらに、チューブ壁に部分敵脆弱部の形成がない胚移植用具およびそれを用いた胚移植用器具を提供するものである。
上記目的を達成するものは、以下のものである。
先端から基端まで貫通した内腔を有する軟質チューブと、前記軟質チューブの基端部に設けられたハブとを有する胚移植用具であって、
前記軟質チューブは、前記先端から前記基端に向かって所定幅にて所定長延びる第1の気泡含有表面層と、前記先端から前記基端に向かって所定幅にて延び、かつ前記第1の気泡含有表面層と向かい合う第2の気泡含有表面層と、前記第1の気泡含有表面層と前記第2の気泡含有表面層間に位置し、前記軟質チューブの前記先端から前記基端に向かって所定長延び、前記内腔内を顕微鏡にて視認可能な第1の無色透明部と、前記第1の無色透明部と向かい合うように設けられた第2の無色透明部とを備え、前記第1および第2の気泡含有表面層は、前記軟質チューブの軸方向に長い多数の気泡を含有し、かつ、前記第1および第2の気泡含有表面層の厚さは、前記軟質チューブの肉厚の1/5〜1/3であり、前記第1および第2の気泡含有表面層の幅は、前記軟質チューブの外周長の5/100〜20/100であり、前記第1および第2の無色透明部の幅は、前記軟質チューブの外周長の30/100以上である胚移植用具。
また、上記目的を達成するものは、以下のものである。
上記の胚移植用具と、前記胚移植用具の前記軟質チューブの先端部が突出する状態にて、前記軟質チューブを収納し、かつ前記軟質チューブより硬質の可撓性チューブと、前記可撓性チューブの基端に設けられたチューブバブとを備えるシースとからなる胚移植用器具。
特に、第1および第2の気泡含有表面層の厚さが、軟質チューブの肉厚の1/5〜1/3であり、かつ、含有する気泡が、軟質チューブの軸方向に長いものとなっているため、気泡含有に起因する軟質チューブの当該部分の脆弱化が極めて少ない。また、向かい合うように、2つの気泡含有表面層を有するため、十分な超音波造影性を有し、幅が、軟質チューブの外周長の30/100以上である向かい合う無色透明部を有することにより、十分な光透過性と顕微鏡により視認性を有する。
図1は、本発明の胚移植用具の一実施例の正面図である。 図2は、図1に示した胚移植用具を用いた胚移植用器具の正面図である。 図3は、図2に示した胚移植用器具に用いられているシースの正面図である。 図4は、図2に示した胚移植用器具の先端部の拡大図である。 図5は、図1に示した胚移植用具の先端部の拡大図である。 図6は、図5のA−A線断面図である。 図7は、図2に示した胚移植用器具の基端部の拡大断面図である。
本発明の胚移植用具およびそれを用いた胚移植用器具を図面に示した実施例を用いて説明する。
本発明の胚移植用具1は、先端から基端まで貫通した内腔16を有する軟質チューブ11と、軟質チューブ11の基端部に設けられたハブ12とを有する。軟質チューブ11は、先端から基端に向かって所定幅にて所定長延びる第1の気泡含有表面層13aと、先端から基端に向かって所定幅にて延び、かつ第1の気泡含有表面層13aと向かい合う第2の気泡含有表面層13bと、第1の気泡含有表面層13aと第2の気泡含有表面層13b間に位置し、軟質チューブ11の先端から基端に向かって所定長延び、内腔内を顕微鏡にて視認可能な第1の無色透明部15aと、第1の無色透明部15aと向かい合うように設けられた第2の無色透明部15bとを備え、第1および第2の気泡含有表面層13a、13bは、軟質チューブ11の軸方向に長い多数の気泡14を含有し、かつ、第1および第2の気泡含有表面層13a,13bの厚さは、軟質チューブ11の肉厚の1/5〜1/3であり、第1および第2の気泡含有表面層13a,13bの幅は、軟質チューブ11の外周長の5/100〜20/100であり、第1および第2の無色透明部15a,15bの幅は、軟質チューブ11の外周長の30/100以上となっている。
特に、第1および第2の気泡含有表面層13a、13bの厚さが、軟質チューブ11の肉厚の1/5〜1/3であり、かつ、含有する気泡14が、軟質チューブ11の軸方向に長いものとなっているため、気泡含有に起因する軟質チューブ11の当該部分(気泡含有層保有部分)の脆弱化が極めて少ない。また、向かい合うように、2つの気泡含有表面層を有するため、十分な超音波造影性を有する。また、軟質チューブ11の外周長の30/100以上である向かい合う2つの無色透明部を有することにより、十分な光透過性と顕微鏡により視認性を有する。
この実施例の胚移植用具1は、先端から基端まで貫通した内腔を有する軟質チューブ11と、軟質チューブ11の基端部に固定されたハブ12とを有する。なお、ハブ12は、軟質チューブと一体に形成してもよい。
軟質チューブ11は、胚を移送するためのチューブであり、先端から後端まで貫通した内腔16を備えている。軟質チューブの長さは、70〜800mm程度、特に、200〜600mm程度が好適であり、軟質チューブの外径は、0.5〜3mm程度、特に、1〜2mm程度が好適である。また、軟質チューブの内径は、0.3〜0.7mm程度、特に、0.4〜0.6mm程度が好適である。
軟質チューブ11の形成材料としては、ある程度の柔軟性を有するものが好ましく、例えば、ウレタンゴム、シリコーンゴム、ブタジエンゴムなどの合成ゴム、ラテックスゴムなどの天然ゴム、軟質塩化ビニール、ポリオレフィン(ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレンコポリマー、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレンとポリエチレンもしくはポリブテンの混合物)、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート)、ポリアミド、ポリオレフィン系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、スチレン系エラストマー(例えば、スチレン−ブタジエン−スチレンコポリマー、スチレン−イソプレン−スチレンコポリマー、スチレン−エチレンブチレン−スチレンコポリマー)などのエラストマー、ポリウレタン、特に、熱可塑性ポリウレタン(熱可塑性ポリエーテルポリウレタン、熱可塑性ポリエステルポリウレタン、特に、好ましくは、ソフトセグメント部分とハードセグメント部分を有するセグメント化熱可塑性ポリエーテルポリウレタン、より具体的には、ソフトセグメントの主成分としては、ポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールなどが好ましく、ハードセグメントの主成分としては、1,4−ブタンジオールなどが好ましい。)等が使用できる。好ましくは、シリコーンゴムなどのゴム、もしくはエラストマーである。特に、好ましくは、シリコーンゴムである。シリコーンゴムとしては、200%モジュラス30〜90kg/cm程度、好ましくは、40〜60kg/cmのものが用いられる。
図4ないし図6に示すように、軟質チューブ11は、先端から基端に向かって所定幅にて所定長延びる第1の気泡含有表面層13aと、先端から基端に向かって所定幅にて延び、かつ第1の気泡含有表面層13aと、軟質チューブ11の中心を介して、向かい合う第2の気泡含有表面層13bとを有する。この実施例の胚移植用具1では、第1および第2の気泡含有表面層13a、13bは、軟質チューブ1の先端から基端まで延びるものとなっている。なお、第1および第2の気泡含有表面層13a、13bは、図4に示すように、シース2の可撓性チューブ21の先端より突出する部分に有すればよく、それより基端側部分には、なくてもよい。
第1および第2の気泡含有表面層13a、13bは、図5および図6に示すように、多数の気泡14を層内に保有している。そして、気泡14は、図5に示すように、軟質チューブ11の軸方向に長いものとなっている。この実施例の胚移植用具1では、図5に示すように、気泡14は、軟質チューブ11の軸方向長Lが、気泡14の幅Wの2倍以上のものとなっている。なお、気泡の軟質チューブ11の軸方向長Lは、気泡14の幅Wの1.5〜4倍であることが好ましく、特に、2〜3倍が好ましい。そして、気泡14は、その先端方向および基端方向に向かって断面積が減少するものとなっている。
また、気泡14の軸方向長Lは、0.01〜0.80mmであることが好ましく、特に、0.02〜0.6mmが好ましい。また、気泡14の幅Wは、0.005〜0.5mmであることが好ましく、特に、0.01〜0.4mmが好ましい。また、第1および第2の気泡含有表面層13a、13bにおける体積気泡含有率は、3〜15体積%であることが好ましく、特に、5〜10体積%であることが好ましい。また、気泡の軸方向断面積は、0.0001〜0.10mmであることが好ましく、特に、0.001〜0.80mmであることが好ましい。さらには、0.01〜0.3mmであることが好ましい。
さらに、図6に示すように、第1および第2の気泡含有表面層13a,13bの厚さXは、軟質チューブ11の肉厚Yの1/5〜1/3となっている。特に、厚さXは、軟質チューブ11の肉厚Yの1/5〜1/4であることが好ましい。そして、第1および第2の気泡含有表面層13a,13bより内側は、気泡非含有層となっている。第1および第2の気泡含有表面層13a,13bの厚さを上記のようなものとすることにより、軟質チューブ11は、十分な厚さの気泡非含有層を有するため、気泡含有層保有部分における軟質チューブの脆弱化が極めて少ない。本発明の胚移植用具1では、第1および第2の気泡含有表面層13a,13bの下層に、軟質チューブ11の肉厚Yの2/3以上の肉厚を有する気泡非含有層51を保有している。気泡非含有層51の厚さは、3/4以上であることが好ましい。
さらに、図4ないし図6に示すように、第1および第2の気泡含有表面層13a,13bは、所定の幅にて先端から基端方向に、かつ、軟質チューブ11の中心軸に平行に延びている。この実施例のものでは、第1および第2の気泡含有表面層13a,13bは、ほぼ一定の幅にて基端方向に延びている。さらに、第1および第2の気泡含有表面層13a,13bの幅Sは、図6に示すように、軟質チューブ11の外周長の5/100〜20/100となっている。このような幅とすることにより、第1および第2の無色透明部15a,15bは、十分な幅を有するものとなる。第1および第2の気泡含有表面層13a,13bの幅Sは、軟質チューブ11の外周長の7/100〜15/100が好適である。また、第1および第2の気泡含有表面層13a,13bの形成部分の角度R1は、15〜70度が好適であり、特に、30〜50度が好適である。なお、第1および第2の気泡含有表面層13a,13bの幅は、ほぼ同じであることが好ましいが、異なるものであってもよい。
さらに、この実施例の胚移植用具1では、図6に示すように、第1および第2の気泡含有表面層13bは、気泡含有表面層の表層部における気泡含有率が、気泡含有表面層の下層部に比べて高いものとなっている。つまり、気泡含有表面層における気泡は、下層部に比べて、表層部に多く存在している。特に、この実施例の胚移植用具1では、気泡含有層における気泡は、その表面側に向かうに従い増加している。言い換えれば、気泡含有層における気泡は、含有層の下部に向かうに従い減少している。このように表面部位に気泡が集中することにより、超音波造影性を良好なものとしている。
なお、この実施例の胚移植用具1では、図6に示すように、第1および第2の気泡含有表面層13a,13bの表面には、気泡に起因する凹凸はなく、気泡非含有部分と同様の平滑な表面となっている。
そして、胚移植用具1は、第1の気泡含有表面層13aと第2の気泡含有表面層13b間に位置し、軟質チューブ11の先端から基端に向かって所定長延び、第1の無色透明部15aと、第1の無色透明部15aと、軟質チューブの中心軸を介して向かい合うように設けられた第2の無色透明部15bとを備えている。第1および第2の無色透明部15a,15bは、向かい合うように設けられ、かつ、十分な光透過性と、顕微鏡による内腔16内の視認性を有する。これにより、内腔内に保有された生体細胞を顕微鏡により確認可能となっている。
そして、第1および第2の無色透明部15a,15bの幅は、軟質チューブ11の外周長の30/100以上となっている。特に、無色透明部15a,15bの幅は、軟質チューブ11の外周長の35/100以上であることが好ましい。また、第1および第2の無色透明部15a,15bの形成部分の角度R2は、110〜165度が好適であり、特に、130〜150度が好適である。なお、第1および第2の無色透明部15a,15bの幅は、ほぼ同じであることが好ましいが、異なるものであってもよい。
そして、この実施例の胚移植用具1は、図1に示すように、ハブ12より先端側かつ軟質チューブ11の基端部に設けられ、等間隔にて複数設けられたマーカー35を備えている。具体的には、等間隔に配置された5つの距離指標マーカー35と、最も先端側に位置する距離指標マーカー35に近接し、かつ先端側に設けられたエンドマーカー36を有している。
胚移植用具1は、軟質チューブ11の基端部に固定されたハブ12を有している。図7に示すように、軟質チューブ11は、基端内に挿入されたカシメ部材16と、接着剤31により、ハブ12に固定されている。
また、ハブ12は、基端に開口部を備え、軟質チューブ11内と連通する中空部18を有してている。ハブ12の中空部18は、注射器などの医療用具のノズルと液密に装着可能なルアーテーパー部となっている。ハブ12の基端には、外方に突出する向かい合う2つの突出部17を備えている。ハブ12は、中央部分に設けられた2つの環状リブ19を備え、リブ19より前方部分は、リブ19より後方部分より、小径の筒状部となっている。この小径の筒状部は、後述するシース2のシースハブ22内に挿入可能なものとなっている。ハブの形成材料としては、硬質樹脂が使用される。
次に、本発明の胚移植用器具10について説明する。
胚移植用器具10は、上述した胚移植用具1と、シース2とからなる。図2および図3に示すように、シース2は、胚移植用具1の軟質チューブ11の先端部が突出する状態にて、軟質チューブ11を収納し、かつ軟質チューブ11より硬質の可撓性チューブ21と、可撓性チューブ21の基端に設けられたチューブバブ22とを備える。
この実施例のシース2は、先端から基端まで貫通した内腔27を有する可撓性チューブ21と、可撓性チューブ21の基端部に固定されたシースハブ22とを有する。なお、シースハブ22は、可撓性チューブ11と一体に形成してもよい。
シース2は、図2、図3および図7に示すように、先端から後端まで貫通した内腔27を有する可撓性チューブ21を備える。可撓性チューブ21は、長さ50〜300mm、好ましくは、100〜250mmである。また、外径は、1〜5mm、好ましくは、1.5〜3.5mmである。また、内径は、0.8〜4.8mm、好ましくは、1.3〜3.3mmである。また、シース2の先端より突出する胚移植用具1の軟質チューブ11の突出長は、30〜100mm程度が好ましく、特に、35〜70mmが好適である。
可撓性チューブ21の形成材料としては、軟質チューブ11より硬質でありある程度の保形性と、可撓性を備えるものが用いられる。可撓性チューブ21の形成材料としては、ポリエステル、ポリオレフィン(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレンコポリマー)、ポリアミド(例えば、6ナイロン、66ナイロン)、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート)、フッ素樹脂(例えば、PTFE、ETFE)などが使用できる。さらに、この実施例のシース2では、先端部の外面に、図3に示すように、複数の挿入深度確認用マーカー23が設けられている。具体的には、等間隔に配置された5つの距離指標マーカー23と、最も基端側に位置する距離指標マーカー23に近接し、かつ基端側に設けられたエンドマーカー23aを有している。
シースハブ22は、図7に示すように、可撓性チューブ21の後端に接着剤25により固定されている。シースハブ22は、可撓性チューブ21内の内腔27と連通する内腔24を備える中空状ハブである、そして、図3および図7に示すように、側面には把持用凹部とこの凹部表面に形成された滑り止め用のリブを備えている。また、シースハブ22は、内腔27内にて内側に突出する環状リブ26を備えており、この環状リブ26に可撓性チューブ21の基端が当接している。そして、シースハブ22と可撓性チューブ21の基端部間に充填された接着25により、可撓性チューブ21は、シースハブ22に固定されている。また、シースハブ22は、開口部がテーパー状に拡径するものとなっている。シースハブの形成材料としては、硬質樹脂が使用される。
本発明の胚移植用具は、以下のものである。
(1) 先端から基端まで貫通した内腔を有する軟質チューブと、前記軟質チューブの基端部に設けられたハブとを有する胚移植用具であって、
前記軟質チューブは、前記先端から前記基端に向かって所定幅にて所定長延びる第1の気泡含有表面層と、前記先端から前記基端に向かって所定幅にて延び、かつ前記第1の気泡含有表面層と向かい合う第2の気泡含有表面層と、前記第1の気泡含有表面層と前記第2の気泡含有表面層間に位置し、前記軟質チューブの前記先端から前記基端に向かって所定長延び、前記内腔内を顕微鏡にて視認可能な第1の無色透明部と、前記第1の無色透明部と向かい合うように設けられた第2の無色透明部とを備え、前記第1および第2の気泡含有表面層は、前記軟質チューブの軸方向に長い多数の気泡を含有し、かつ、前記第1および第2の気泡含有表面層の厚さは、前記軟質チューブの肉厚の1/5〜1/3であり、前記第1および第2の気泡含有表面層の幅は、前記軟質チューブの外周長の5/100〜20/100であり、前記第1および第2の無色透明部の幅は、前記軟質チューブの外周長の30/100以上である胚移植用具。
特に、第1および第2の気泡含有表面層の厚さが、軟質チューブの肉厚の1/5〜1/3であり、かつ、含有する気泡が、軟質チューブの軸方向に長いものとなっているため、気泡含有に起因する軟質チューブの当該部分の脆弱化が極めて少ない。また、向かい合うように、2つの気泡含有表面層を有するため、十分な超音波造影性を有し、幅が、軟質チューブの外周長の30/100以上である向かい合う無色透明部を有することにより、十分な光透過性と顕微鏡により視認性を有する。
また、上記の実施態様は、以下のものであってもよい。
(2) 前記第1および第2の気泡含有表面層は、前記気泡含有表面層の表層部における気泡含有率が、前記気泡含有表面層の下層部に比べて高いものとなっている上記(1)に記載の胚移植用具。
(3) 前記第1および第2の気泡含有表面層の厚さは、前記軟質チューブの肉厚の1/5〜1/4である上記(1)または(2)に記載の胚移植用具。
(4) 前記第1および第2の気泡含有表面層の幅は、前記軟質チューブの外周長の7/100〜15/100である上記(1)ないし(3)のいずれかに記載の胚移植用具。
(5) 前記気泡の前記軟質チューブの軸方向長は、前記気泡の幅の2倍以上である上記(1)ないし(4)のいずれかに記載の胚移植用具。
(6) 前記気泡含有表面層における体積気泡含有率は、3〜15体積%である上記(1)ないし(5)のいずれかに記載の胚移植用具。
(7) 前記胚移植用具は、前記ハブより先端側かつ前記軟質チューブの基端部に設けられ、等間隔にて複数設けられたマーカーを備えている上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の胚移植用具。
また、本発明の胚移植用器具は、以下のものである。
(8) 上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の胚移植用具と、前記胚移植用具の前記軟質チューブの先端部が突出する状態にて、前記軟質チューブを収納し、かつ前記軟質チューブより硬質の可撓性チューブと、前記可撓性チューブの基端に設けられたチューブバブとを備えるシースとからなる胚移植用器具。
また、上記の実施態様は、以下のものであってもよい。
(9) 前記軟質チューブは、前記シースの先端より突出する部分の全長に前記第1および第2の気泡含有表面層を有している上記(8)に記載の胚移植用器具。
(10) 前記シースは、先端部に、等間隔にて複数設けられたマーカーを備えている上記(8)または(9)に記載の胚移植用器具。
特許文献2および3の移植チューブ体は、十分な超音波撮像性を有している。しかし、特許文献2および3のものでは、含有気泡量が多く、チューブに部分的脆弱部を形成している。また、移植チューブ内には、移植対象の胚が収納され、対象者に移植される。このため、移植チューブ内に確実に胚が収納されていることを顕微鏡を用いて確認できることが好ましい。引用文献2または3には、部分に気泡含有部を設けてもよい旨の開示があるが、気泡含有部の設け方により、超音波造影性が不十分なものとなる場合、逆に、気泡含有が多く、顕微鏡により視認性が悪いものとなることがあった。
また、上記目的を達成するものは、以下のものである。
上記の胚移植用具と、前記胚移植用具の前記軟質チューブの先端部が突出する状態にて、前記軟質チューブを収納し、かつ前記軟質チューブより硬質の可撓性チューブと、前記可撓性チューブの基端に設けられたシースハブとを備えるシースとからなる胚移植用器具。
図4ないし図6に示すように、軟質チューブ11は、先端から基端に向かって所定幅にて所定長延びる第1の気泡含有表面層13aと、先端から基端に向かって所定幅にて延び、かつ第1の気泡含有表面層13aと、軟質チューブ11の中心を介して、向かい合う第2の気泡含有表面層13bとを有する。この実施例の胚移植用具1では、第1および第2の気泡含有表面層13a、13bは、軟質チューブ11の先端から基端まで延びるものとなっている。なお、第1および第2の気泡含有表面層13a、13bは、図4に示すように、シース2の可撓性チューブ21の先端より突出する部分に有すればよく、それより基端側部分には、なくてもよい。
さらに、この実施例の胚移植用具1では、図6に示すように、第1および第2の気泡含有表面層は、気泡含有表面層の表層部における気泡含有率が、気泡含有表面層の下層部に比べて高いものとなっている。つまり、気泡含有表面層における気泡は、下層部に比べて、表層部に多く存在している。特に、この実施例の胚移植用具1では、気泡含有層における気泡は、その表面側に向かうに従い増加している。言い換えれば、気泡含有層における気泡は、含有層の下部に向かうに従い減少している。このように表面部位に気泡が集中することにより、超音波造影性を良好なものとしている。
なお、この実施例の胚移植用具1では、図6に示すように、第1および第2の気泡含有表面層13a,13bの表面には、気泡に起因する凹凸はなく、気泡非含有部分と同様の平滑な表面となっている。
次に、本発明の胚移植用器具10について説明する。
胚移植用器具10は、上述した胚移植用具1と、シース2とからなる。図2および図3に示すように、シース2は、胚移植用具1の軟質チューブ11の先端部が突出する状態にて、軟質チューブ11を収納し、かつ軟質チューブ11より硬質の可撓性チューブ21と、可撓性チューブ21の基端に設けられたシースハブ22とを備える。
この実施例のシース2は、先端から基端まで貫通した内腔27を有する可撓性チューブ21と、可撓性チューブ21の基端部に固定されたシースハブ22とを有する。なお、シースハブ22は、可撓性チューブ21と一体に形成してもよい。
シース2は、図2、図3および図7に示すように、先端から後端まで貫通した内腔27を有する可撓性チューブ21を備える。可撓性チューブ21は、長さ50〜300mm、好ましくは、100〜250mmである。また、外径は、1〜5mm、好ましくは、1.5〜3.5mmである。また、内径は、0.8〜4.8mm、好ましくは、1.3〜3.3mmである。また、シース2の先端より突出する胚移植用具1の軟質チューブ11の突出長は、30〜100mm程度が好ましく、特に、35〜70mmが好適である。
シースハブ22は、図7に示すように、可撓性チューブ21の後端に接着剤25により固定されている。シースハブ22は、可撓性チューブ21内の内腔27と連通する内腔24を備える中空状ハブである、そして、図3および図7に示すように、側面には把持用凹部とこの凹部表面に形成された滑り止め用のリブを備えている。また、シースハブ22は、内腔27内にて内側に突出する環状リブ26を備えており、この環状リブ26に可撓性チューブ21の基端が当接している。そして、シースハブ22と可撓性チューブ21の基端部間に充填された接着25により、可撓性チューブ21は、シースハブ22に固定されている。また、シースハブ22は、開口部がテーパー状に拡径するものとなっている。シースハブの形成材料としては、硬質樹脂が使用される。
また、本発明の胚移植用器具は、以下のものである。
(8) 上記(1)ないし(7)のいずれかに記載の胚移植用具と、前記胚移植用具の前記軟質チューブの先端部が突出する状態にて、前記軟質チューブを収納し、かつ前記軟質チューブより硬質の可撓性チューブと、前記可撓性チューブの基端に設けられたシースハブとを備えるシースとからなる胚移植用器具。

Claims (10)

  1. 先端から基端まで貫通した内腔を有する軟質チューブと、前記軟質チューブの基端部に設けられたハブとを有する胚移植用具であって、
    前記軟質チューブは、前記先端から前記基端に向かって所定幅にて所定長延びる第1の気泡含有表面層と、前記先端から前記基端に向かって所定幅にて延び、かつ前記第1の気泡含有表面層と向かい合う第2の気泡含有表面層と、前記第1の気泡含有表面層と前記第2の気泡含有表面層間に位置し、前記軟質チューブの前記先端から前記基端に向かって所定長延び、前記内腔内を顕微鏡にて視認可能な第1の無色透明部と、前記第1の無色透明部と向かい合うように設けられた第2の無色透明部とを備え、前記第1および第2の気泡含有表面層は、前記軟質チューブの軸方向に長い多数の気泡を含有し、かつ、前記第1および第2の気泡含有表面層の厚さは、前記軟質チューブの肉厚の1/5〜1/3であり、前記第1および第2の気泡含有表面層の幅は、前記軟質チューブの外周長の5/100〜20/100であり、前記第1および第2の無色透明部の幅は、前記軟質チューブの外周長の30/100以上であることを特徴とする胚移植用具。
  2. 前記第1および第2の気泡含有表面層は、前記気泡含有表面層の表層部における気泡含有率が、前記気泡含有表面層の下層部に比べて高いものとなっている請求項1に記載の胚移植用具。
  3. 前記第1および第2の気泡含有表面層の厚さは、前記軟質チューブの肉厚の1/5〜1/4である請求項1または2に記載の胚移植用具。
  4. 前記第1および第2の気泡含有表面層の幅は、前記軟質チューブの外周長の7/100〜15/100である請求項1ないし3のいずれかに記載の胚移植用具。
  5. 前記気泡の前記軟質チューブの軸方向長は、前記気泡の幅の2倍以上である請求項1ないし4のいずれかに記載の胚移植用具。
  6. 前記気泡含有表面層における体積気泡含有率は、3〜15体積%である請求項1ないし5のいずれかに記載の胚移植用具。
  7. 前記胚移植用具は、前記ハブより先端側かつ前記軟質チューブの基端部に設けられ、等間隔にて複数設けられたマーカーを備えている請求項1ないし6のいずれかに記載の胚移植用具。
  8. 請求項1ないし7のいずれかに記載の胚移植用具と、前記胚移植用具の前記軟質チューブの先端部が突出する状態にて、前記軟質チューブを収納し、かつ前記軟質チューブより硬質の可撓性チューブと、前記可撓性チューブの基端に設けられたチューブバブとを備えるシースとからなることを特徴とする胚移植用器具。
  9. 前記軟質チューブは、前記シースの先端より突出する部分の全長に前記第1および第2の気泡含有表面層を有している請求項8に記載の胚移植用器具。
  10. 前記シースは、先端部に、等間隔にて複数設けられたマーカーを備えている請求項8または9に記載の胚移植用器具。
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