JPWO2017030060A1 - バルブステムシール及び密封構造 - Google Patents

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Abstract

背圧の上昇による抜けを防止し、バルブガイドへの組み付けが容易で、設置スペースを削減する。シリンダとポートとの間を連通及び遮断するバルブ(5)のバルブステム(51)と、このバルブステム(51)が往復運動自在に挿入されるバルブガイド(4)との間の空間の密封を図るバルブステムシール(2)であって、軸線(x)を中心として環状に形成され、その環の径方向に延在する補強環(7)と、軸線(x)を中心として環状に形成されて補強環(7)に取り付けられ、バルブステム(51)に当接するシールリップ(82)を有する弾性体部(8)と、を備える。

Description

本発明は、バルブステムシール及びバルブステムシールを用いた密封構造に関する。
従来から、内燃機関において、カム側とシリンダ側との間を往復運動する吸排気バルブのバルブステムとバルブガイドとの間の空間の密封を図るために、バルブステムシールが用いられている。バルブステムシールは、内燃機関作動中において油漏れ量(バルブステムとバルブガイドとの間への潤滑油供給量)が少ないことに起因する、バルブガイド及びバルブステムの損傷を抑制する一方で、油漏れ量が大きいことによる白煙発生等の不具合を防止するために、油漏れ量を調整して、バルブガイドとバルブステムとの間にバルブステムの往復運動を円滑に行わせるための潤滑油を供給しつつ、この潤滑油のポートやシリンダ(燃焼室)への流入の防止を図っている。
図10は、従来のバルブステムシール100をバルブガイド111に取り付けた状態をバルブステム110とともに示す断面図である。バルブステムシール100は、金属製の補強環101と、補強環101に一体的に設けられ、ゴム等の弾性体からなる弾性体部102とを備えている。
補強環101は、軸線x方向に延びる円筒部101aを有しており、弾性体部102は、シール部102aと、嵌合部102bとを一体に有している。シール部102aは、シリンダ側からの背圧がカム側へ伝わらないよう、背圧リップ102cを有している。嵌合部102bは、バルブステムシール100がバルブガイド111に嵌着される際に機能する部分であり、補強環102の円筒部101aを内側から覆っている。
図11は、従来のバルブステムシール200をバルブガイド211に取り付けた状態をバルブステム210とともに示す断面図である。バルブステムシール200は、金属製の補強環201と、補強環201に一体的に設けられ、ゴム等の弾性体からなる弾性体部202とを備えている。
補強環201は、軸線x方向に延びる円筒部201aを有しており、この円筒部201aがバルブガイド211に直接嵌着されている。
また、図10及び図11に示した従来のバルブステムシールとは異なり、補強環がカム側に向かって軸線に沿って延びる円筒部と、円筒部の一端から径方向に沿って延びる径方向部とを有し、円筒部がシリンダヘッドの凹部に突き当てられ、径方向部がバルブスプリングによって押圧されて固定されるバルブステムシールが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
実開平4−117107号公報
近年、車両のさらなる燃費向上を目的とした内燃機関の小型化、ターボチャージャの装備などにより、ポート圧の上昇によるシリンダ側からの圧力(背圧)が上昇する傾向にあり、背圧の上昇にも耐えられるバルブステムシールが求められている。
しかし、図10に示すバルブステムシール100においては、弾性体部102の嵌合部102bがバルブガイド111に嵌着されているため、背圧により嵌合部102bが弾性変形させられて、バルブステムシール100がバルブガイド111から抜けないように、少なくとも嵌合部102bの長さだけ円筒部101aを軸線x方向に長くする必要がある。
また、図11に示すバルブステムシール200においては、円筒部201aがバルブガイド211に直接嵌着されており、背圧による抜けはないものの、バルブステムシール200の取り付け時の嵌合荷重が大きく、バルブステムシール200の嵌着作業が困難である。また、少なくとも円筒部201aの長さだけバルブガイド211の長さが必要となる。
また、特許文献1に示すバルブステムシールにおいては、補強環をバルブスプリングで押圧しているので、抜けはないものの、円筒部の高さ分だけバルブステムシールを収容するスペースが必要である。
すなわち、上記のいずれのバルブステムシールにおいても、補強環は軸線に沿って延在する円筒部を備えているので軸線方向での高さが嵩み、バルブステムシールの設置スペースの削減が求められている。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、背圧の上昇による抜けを防止し、バルブガイドへの組み付けが容易で、設置スペースを削減することができるバルブステムシールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、シリンダとポートとの間を連通及び遮断するバルブのバルブステムと、このバルブステムが往復運動自在に挿入されるバルブガイドとの間の空間の密封を図るバルブステムシールであって、軸線を中心として環状に形成され、その環の径方向に延在する補強環と、前記軸線を中心として環状に形成されて前記補強環に取り付けられ、前記バルブステムに当接するシールリップを有する弾性体部と、を備えることを特徴とする。
前記補強環は、シリンダヘッドの内壁とバルブスプリングとの間に設けられて前記バルブスプリングにより押圧される被押圧部を有することが好ましい。
さらに、上記目的を達成するために、本発明は、シリンダとポートとの間を連通及び遮断するバルブのバルブステムと、一端がカム側に臨み他端がシリンダ側に臨み、前記バルブステムが往復運動自在に挿入されるバルブガイドとの間の空間の密封を図る密封構造であって、シリンダヘッドと、前記シリンダヘッドに設けられたバルブガイドと、前記バルブガイドに往復運動自在に挿入されたバルブステムと、前記シリンダヘッドに載置され、前記シリンダと前記ポートとの間を遮断する方向に前記バルブステムを付勢するバルブスプリングと、前記バルブガイドの前記一端側に設けられたバルブステムシールと、を備え、前記バルブステムシールは、軸線を中心として環状に形成され、その環の径方向に延在する補強環と、前記軸線を中心として環状に形成されて前記補強環に取り付けられ、前記バルブステムに当接するシールリップを有する弾性体部と、を有し、前記補強環は、前記シリンダヘッドの内壁と前記バルブスプリングとの間に設けられて前記バルブスプリングによる押圧により前記シリンダヘッドに固定されていることを特徴とする。
前記シリンダヘッドには、前記補強環を収容する収容部が形成されていることが好ましい。
前記バルブガイドの前記一端は、前記収容部よりも前記シリンダ側にあることが好ましい。
前記弾性体部は、前記シールリップより前記バルブガイド側に設けられて前記バルブステムに当接する背圧リップを有し、前記背圧リップは、前記バルブガイドの前記一端と前記収容部との間に形成された空間内にあることが好ましい。
本発明によれば、背圧の上昇による抜けを防止し、バルブガイドへの組み付けが容易で、設置スペースを削減することができる。
内燃機関において使用されている、本発明の実施の形態に係る密封構造の概略を示す断面図である。 第1の実施の形態におけるバルブステムシールの軸線に沿う断面図である。 図2に示すバルブステムシールを用いた、密封構造の一部を拡大して示す断面図である。 第2の実施の形態におけるバルブステムシールの軸線に沿う断面図である。 図4に示したバルブステムシールを用いた、密封構造の一部を拡大して示す断面図である。 第3の実施の形態におけるバルブステムシールの軸線に沿う断面図である。 図6に示したバルブステムシールを用いた、密封構造の一部を拡大して示す断面図である。 第4の実施の形態におけるバルブステムシールの軸線に沿う断面図である。 図8に示したバルブステムシールを用いた、密封構造の一部を拡大して示す断面図である。 従来のバルブステムシールを用いた密封構造の断面図である。 従来のバルブステムシールを用いた密封構造の断面図である。
本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に示す実施の形態は一つの例示であり、本発明の範囲において、種々の形態をとりうる。
[第1の実施の形態]
<密封構造の構成>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るバルブステムシール2を備える密封構造1の概略を示す断面図である。図2は、バルブステムシール2を、軸線x方向に沿って断面にした断面図である。図3は、図2に示したバルブステムシール2を備える密封構造1の一部を拡大した断面図である。
密封構造1は、内燃機関の動弁系において使用され、シリンダヘッド3と、シリンダヘッド3に設けられているバルブガイド4と、バルブガイド4に往復運動自在に挿入されたバルブ5と、シリンダヘッド3に載置され、シリンダとポートPとの間を遮断する方向にバルブ5を付勢するバルブスプリング6と、バルブガイド4の一端側に設けられたバルブステムシール2と、を備えている。
(バルブステムシール)
バルブステムシール2は、内燃機関において、一端がカム側に臨み他端がシリンダ側に臨むバルブガイド4と、シリンダとポートPとの間を連通及び遮断するためのバルブ5において、バルブガイド4に往復運動自在に挿入されるバルブステム51との間の空間の密封を図るものである。バルブステムシール2は、シリンダヘッド3に取り付けた状態において、バルブガイド4の一端、具体的にはバルブガイド4のカム側を臨む一端側において、シリンダヘッド3に固定される。
バルブステムシール2は、図2に示すように、軸線xを中心とする環状に形成され、その環の径方向に延在する金属製の補強環7と、補強環7に取り付けられている弾性体から形成されている軸線xを中心とする環状の弾性体部8と、を備えている。
補強環7は、例えば、プレス加工や鍛造によって製造されている。弾性体部8は、例えばフッ素ゴム等のゴム材からなり、成形型を用いて架橋(加硫)成形によって成形される。この架橋成形の際に、補強環7は成形型の中に配置されており、弾性体部8が架橋接着により補強環7に接着され、補強環7と一体的に形成される。
補強環7は、中空円盤状を呈しており、その主面が軸線xに直交する方向に沿って延びる平面を有しており、その厚さが均一に形成されている。すなわち、補強環7は、途中で折り曲げられることはなく、主面が一つの平面を有しているだけである。補強環7は、シリンダヘッド3の内壁と、バルブスプリング6との間に設けられて、バルブスプリング6により押圧される被押圧部71を有している。
弾性体部8は、その内周側でバルブステム51に当接する、軸線xを中心とする環状のシール基部81を有している。シール基部81は、軸線x方向に延び、挿通されるバルブステム51に当接するシールリップ82と、シールリップ82よりバルブガイド4側(シリンダ側)に設けられている背圧リップ83とを一体に有している。
図2に示すように、シールリップ82は、シール基部81から上側に向かって延びており、内周側の上側の端部には、軸線xを中心とする環状の先端部が形成されている。この先端部は、軸線xに向かって径方向内側に突出しており、つまり断面形状が内周側に向かって凸状の楔形を有している。後述するように、使用状態において、シールリップ82は先端部においてバルブステム51に当接する。
背圧リップ83は、シール基部81の下側からバルブガイド4に向かって延びるリップであり、具体的には、軸線xを中心として環状に形成され、シールリップ82より下側に設けられてバルブステム51に当接するリップである。
弾性体部8は、スプリング84によってバルブステム51に向けて締め付けられている。スプリング84は、シール基部81の外周側に嵌着されており、シールリップ82を軸線xに向かう方向に付勢して、シールリップ82の先端部がバルブステム51の変位に対して追随するように、先端部にバルブステム51に対する締め付け力を与える。
弾性体部8は、スプリング84より下側で、背圧リップ83より上側の外周面において、補強環7の内周縁部に取り付けられている。
(シリンダヘッド)
シリンダヘッド3は、図1に示すように、ポートP、具体的には吸気ポート及び排気ポートを備えている。図3に示すように、シリンダヘッド3のカム側を臨む内壁31には、バルブステムシール2の補強環7を収容する、軸線xを中心とする環状の収容部32が形成されている。収容部32は、内壁31からシリンダ側に向かって延びる環状の側面部32aと、及び側面部32aのシリンダ側の端部から軸線xに向かって延びる底面部32bとを有している。
底面部32bには、軸線xを中心とする環状の溝32cが形成されている。この溝32c内には、シリンダヘッド3と補強環7との間をシールするOリング34が設けられている。Oリング34の外径は、通常、底面部32bから軸線x方向に多少突出しているが、Oリング34は、補強環7を取り付けた際に、収容部32の底面部32bとほぼ面一になるまで弾性変形されてシール機能を発揮する。
(バルブガイド)
バルブガイド4は、図3に示すように、断面形状が軸線x方向に延びる円筒状を呈しており、シリンダヘッド3に圧入固定されている。バルブガイド4は、バルブ5のバルブステム51が軸線x方向において往復運動自在に挿入される、軸線x方向に延びる貫通孔であるガイド孔41を有している。ガイド孔41は、バルブガイド4のカム側の一端と、バルブガイド4のシリンダ側の他端との間に延びており、ガイド孔41の内径はバルブステム41の外径よりも大きくなっている。
(バルブ)
バルブ5は、燃焼室に連通するポートを燃焼室に対して開閉して、内燃機関の吸気、排気を制御するために用いられる弁であり、バルブステム51のカム側の一端において、図示しないカムによって動力が伝達されることで軸線x方向に往復運動する。図1に示すように、バルブ5は、棒状のバルブステム51と、バルブステム51のシリンダ側の下端に一体形成されたバルブヘッド52とを備えている。
バルブステム51は、バルブガイド4のガイド孔41内に挿入される。バルブステム51のカム側の上端には、バルブスプリング6の上端部を支持するリテーナ53が固定されている。
(バルブスプリング)
バルブスプリング6は、補強環7とリテーナ53との間に設けられており、シリンダとポートPとの間を遮断する閉方向にバルブ5を付勢する。バルブスプリング6は、バルブステム51にカムの動力が伝達されてバルブステム51が、リテーナ53を介してシリンダ側に押し下げられてバルブヘッド52が燃焼室内に進入するように圧縮される。カムによる作用がなくなった場合には、バルブスプリング6は自身の弾性力により復元してリテーナ53をカム側に押し上げて、バルブ5がシリンダとポートPとの間を遮断するようになっている。
<密封構造>
次に、バルブステムシール2を用いた密封構造1について説明する。
図3に示すように、バルブガイド4はシリンダヘッド3に圧入固定されていて、バルブステム51はバルブガイド4のガイド孔41内に挿入されている。バルブガイド4のカム側の上端部は、シリンダヘッド3の収容部32の底面部32bよりシリンダ側に位置している。これにより、バルブガイド4のカム側の上端部と、収容部32、より具体的には、収容部32の底面部32bとの間に空間Sが形成される。
バルブステムシール2は、バルブステム51に同心に取り付けられていて、補強環7がシリンダヘッド3の収容部32内に収容されている。より具体的には、補強環7は、径方向外側の周面において側面部32aに当接していて、底面部32bに対向する面において底面部32b及びOリング34(シール部材)に当接している。また、背圧リップ83は、上記の空間S内に位置する。補強環7のカム側を臨む面(被押圧部71)には、バルブスプリング6の下端部を支持する支持部材としてのスプリング座金33が設けられている。スプリング座金33は、軸線xに沿う断面の形状(以下、断面形状ともいう)が略L字状の形状を呈しており、軸線x方向に延びる円筒状の円筒部33aと、円筒部33aのシリンダ側の端部から径方向外側に延びるフランジ部33bとを備えている。
フランジ部33bは、径方向外側の周面が収容部32の側面部32aに当接しており、フランジ部33bの上面は、シリンダヘッド3の内壁31と面一をなしている。すなわち、補強環7とスプリング座金33の厚さの合計が収容部32の側面部32aの高さと等しくなっている。
バルブスプリング6は、その下端部がスプリング座金33のフランジ部33bに支持されており、補強環7は、シリンダヘッド3の内壁31とバルブスプリング6との間に設けられてバルブスプリング6による押圧によりシリンダヘッド3に固定されている。つまり、バルブステムシール2は、使用状態において、補強環7が、シリンダヘッド3の収容部32に収容されていて、スプリング座金33を介してバルブスプリング6により底面部32bに向かって押圧される。また、補強環7の上方には常にバルブスプリング6があるため、補強環7が収容部32から離脱することもない。よって、バルブステムシール2はシリンダヘッド3の収容部32内に固定されている。
<作用、効果>
以上の構成を有するバルブステムシール2によれば、補強環7は軸線xを中心として環状に形成され、その環の径方向に延在しているので、軸線xに沿った高さ方向でのバルブステムシール2の寸法を従来のバルブステムシールと比べて小型化することができる。
以上の構成を有する密封構造1によれば、補強環7が、シリンダヘッド3の内壁31とバルブスプリング6との間に設けられてバルブスプリング6による押圧によりシリンダヘッド3に固定されているので、組み付けが簡単でかつバルブステムシール2の抜けを排除することができ、密封構造1において長期に亘って安定的な密封性を維持することができる。さらに、補強環7が径方向に延在していることにより、バルブステムシール2の軸線x方向での寸法は小さく、密封構造1自体の高さ方向での小型化も達成することができる。これにより、シリンダヘッド3側の省スペース化も得られ、内燃機関の小型化にも寄与することができる。
また、シリンダヘッド3に、補強環7を収容する収容部32が形成されているので、密封構造1の組み立て作業は、より簡易になるとともに、バルブステムシール2の安定的な取り付け状態を達成することができる。
また、バルブガイド4のカム側の端部は、収容部32よりもシリンダ側に位置しているため、背圧リップ83をバルブガイド4のカム側の一端と収容部32との間に形成された空間S内に配置することができ、バルブステムシール2が背圧リップ83を有する場合であっても、密封構造1全体での軸線x方向での高さを抑制することができ、小型化された密封構造1を達成することができる。
[第2の実施の形態]
次に、図4及び図5を用いて、本発明の第2の実施の形態におけるバルブステムシール21及び密封構造11について説明する。以下では、第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、第1の実施の形態と同じ構成については、同一符号を付して説明を省略する。
図4は、バルブステムシール21の軸線xに沿う断面図である。図5は、図4に示したバルブステムシール21を備える密封構造11の一部を拡大した断面図である。
バルブステムシール21の弾性体部8aは、被覆部85は、補強環7におけるシリンダヘッド3の内壁との対向位置で、シリンダヘッド3と補強環7との間をシールするシール部を有する。つまり、弾性体部8aは、図4に示すように、補強環7の下側を臨む主面、より具体的には、シリンダヘッド3への取り付け状態においてシリンダヘッド3の収容部32の底面部32bに対向する面を覆う、径方向に延在するシール部として被覆部85を備える。被覆部85は、均一な厚さに形成されており、シールリップ82及び背圧リップ83と同様に、シール基部81に一体に形成されている。
被覆部85は、図5に示すように、バルブステムシール21をシリンダヘッド3に取り付けた状態において、シリンダヘッド3の収容部32内に位置して、底面部32bと対向する位置で、シリンダヘッド3と補強環7との間をシールするものである。
被覆部85は、図4においては、補強環7の下側を臨む主面全体を覆っているが、シリンダヘッド3と補強環7との間のシール性を確保することができるのであれば、収容部32の底面部32bと接触する補強環7の主面の少なくとも一部分を覆っているだけでもよい。
なお、図5において、収容部32の底面部32bには、第1の実施の形態のように、環状の溝が形成されておらずOリングは配設されていないが、シリンダヘッド3と補強環7との間のシール性を高めるために、底面部32bに溝を形成して溝内にOリングを設けてもよい。
<作用、効果>
第2の実施の形態においては、弾性体部8がシール部として被覆部85を有するので、シリンダヘッド3に補強環7とシリンダヘッド3とのシールを確保するために、溝やシール部材を設ける必要がなくなり、密封構造11を構築する作業工程を減らすことができる。
<第3の実施の形態>
次に、図6及び図7を用いて、本発明の第3の実施の形態におけるバルブステムシール22及び密封構造12について説明する。以下では、上記の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記の実施の形態と同じ構成については、同一符号を付して説明を省略する。
図6は、バルブステムシール22の軸線xに沿う断面図である。図7は、図6に示したバルブステムシール22を備える密封構造12の一部を拡大した断面図である。
バルブステムシール22の補強環7bは、図6に示すように、その上側を臨む主面に、バルブステムシール2をシリンダヘッド3に取り付けた状態において、バルブスプリング6により押圧される被押圧部である凹部72が形成されている。
凹部72は、補強環7の径方向外側の周縁部に形成されている。凹部72は、補強環7の他の部分より薄く形成され、補強環7に段部を形成しており、径方向外側が径方向内側よりも薄くなっている。具体的には、凹部72は、凹部72以外の補強環7の部分の、上側を臨む表面71aから被覆部85に向かって延びる環状の側面部72aと、環状の側面部72aから軸線xから離れる方向、つまり径方向外側に向かって延びる底面部72bとを有している。
弾性体部8bは、第2の実施の形態と同様、補強環7の下側の主面を覆う被覆部85を有している。
図7に示すように、密封構造12においては、上記の実施の形態とは異なり、バルブステムシール22は、バルブスプリング6のシリンダ側の端部を直接支持している。つまり、上記のスプリング座金は備えられておらず、バルブスプリング6は、補強環7の凹部72の底面部72bにおいて支持されている。
凹部72の底面部72bは、シリンダヘッド3のカム側を臨む内壁31に対して、シリンダ側に位置しているので、バルブスプリング6の径方向外側での移動は、収容部32の側面部32a及び凹部72の側面部72aにより制限されている。
なお、図7に示すように、補強環7のシリンダ側を臨む面は、シール部である被覆部85によって覆われているが、補強環7は、収容部32の底面部32bに直接接触していてもよい。また、収容部32の底面部32bには、環状の溝が形成されておらずOリングは設けられていないが、シリンダヘッド3と補強環7との間のシール性を高めるために、底面部32bに溝を形成して溝内にOリングを設けてもよい。
<作用、効果>
第3の実施の形態においては、補強環7の表面71aに凹部72が形成されているので、バルブステムシール22をシリンダヘッド3に取り付けた状態において、バルブスプリング6を、スプリング座金を用いずに、特に径方向での移動を制限しながら支持することができる。
<第4の実施の形態>
次に、図8及び図9を用いて、本発明の第4の実施の形態におけるバルブステムシール23及び密封構造13について説明する。以下では、上記の実施の形態と異なる部分についてのみ説明し、上記の実施の形態と同じ構成については、同一符号を付して説明を省略する。
図8は、バルブステムシール23の軸線xに沿う断面図である。図9は、図8に示したバルブステムシール23を備える密封構造13の一部を拡大した断面図である。
バルブステムシール23の補強環7cは、図8に示すように、軸線xに沿う断面形状が略クランク形状を呈している。補強環7は、第3の実施の形態と同様に、バルブスプリング6による被押圧部である凹部72を有している。補強環7cは、下側を臨む裏面71b、つまりシリンダヘッド3に取り付けた状態において収容部32の底面部32bに対向する面の径方向内側に環状の凹部73を有している。
凹部73は、凹部73以外の裏面71bから上側に軸線xに向かって傾斜している環状の斜面部73aと、環状の斜面部73aから軸線xに向かって延びる底面部73bとを有している。
弾性体部8は、裏面71bを覆う被覆部85を有しており、被覆部85は、凹部73においてその底面部73bを覆っており、径方向外側の先端は斜面部73aにまで延びている。つまり、被覆部85は、補強環7の裏面71b全体を覆っていない。
被覆部85の径方向外側の先端部は、下側に突出する突起85aを有している。この突起85aは、軸線x方向において、裏面71bより下側に突出していて、バルブステムシール2をシリンダヘッド3に取り付けた状態においてシリンダヘッド3の内壁、より具体的には収容部32の底面部32bに当接している。
図9に示すように、バルブステムシール23は、シリンダヘッド3に取り付けた状態において、補強環7cの裏面71b及び弾性体部8の被覆部85において、シリンダヘッド3の内壁に接触している。より具体的には、補強環7は、凹部73が形成されていない、すなわち、被覆部85によって覆われていない裏面71bがシリンダヘッド3の収容部32の底面部32bに当接しており、凹部73において裏面71bを覆っている被覆部85がシリンダヘッド3の収容部32の底面部32bに当接している。また、被覆部85の突起85aは、上述のように裏面71bからシリンダ側に突出しているので、バルブステムシール23をシリンダヘッド3に取り付けた状態においては、収容部32の底面部32bに当接して弾性変形している。
なお、図9に示すように、収容部32の底面部32bには、環状の溝が形成されておらずOリングは設けられていないが、シリンダヘッド3と補強環7との間のシール性を高めるために、被覆部85によって覆われていない補強環7の裏面71bが接触する底面部32bに、溝を形成して溝内にOリングを設けてもよい。
<作用、効果>
第4の実施の形態においては、シール部である被覆部85が、シリンダヘッド3の内壁、特に収容部32の底面部32bに当接する突起85aを有するので、バルブステムシール23のシリンダヘッド3への取り付け時に突起85aが弾性変形して、シリンダヘッド3と補強環7との間により高いシール性を確保することができる。
<その他>
上記の第1〜第4の実施の形態において、バルブステムシール2、21、22、23は背圧リップ83を備えているが、背圧リップ83を備えていないバルブステムシールであってもよい。
1、11、12、13 密封構造
2、21、22、23 バルブステムシール
3 シリンダヘッド
4 バルブガイド
5 バルブ
6 バルブスプリング
7 補強環
8 弾性体部
33 支持部材(スプリング座金)
34 Oリング(シール部材)
51 バルブステム
72 凹部
82 シールリップ
83 背圧リップ
85 シール部
85a 突起
x 軸線
P ポート
S 空間

Claims (6)

  1. シリンダとポートとの間を連通及び遮断するバルブのバルブステムと、このバルブステムが往復運動自在に挿入されるバルブガイドとの間の空間の密封を図るバルブステムシールであって、
    軸線を中心として環状に形成され、その環の径方向に延在する補強環と、
    前記軸線を中心として環状に形成されて前記補強環に取り付けられ、前記バルブステムに当接するシールリップを有する弾性体部と、
    を備えることを特徴とするバルブステムシール。
  2. 前記補強環は、シリンダヘッドの内壁とバルブスプリングとの間に設けられて前記バルブスプリングにより押圧される被押圧部を有することを特徴とする請求項1に記載のバルブステムシール。
  3. シリンダとポートとの間を連通及び遮断するバルブのバルブステムと、一端がカム側に臨み他端がシリンダ側に臨み、前記バルブステムが往復運動自在に挿入されるバルブガイドとの間の空間の密封を図る密封構造であって、
    シリンダヘッドと、
    前記シリンダヘッドに設けられたバルブガイドと、
    前記バルブガイドに往復運動自在に挿入されたバルブステムと、
    前記シリンダヘッドに載置され、前記シリンダと前記ポートとの間を遮断する方向に前記バルブステムを付勢するバルブスプリングと、
    前記バルブガイドの前記一端側に設けられたバルブステムシールと、を備え、
    前記バルブステムシールは、軸線を中心として環状に形成され、その環の径方向に延在する補強環と、前記軸線を中心として環状に形成されて前記補強環に取り付けられ、前記バルブステムに当接するシールリップを有する弾性体部と、を有し、
    前記補強環は、前記シリンダヘッドの内壁と前記バルブスプリングとの間に設けられて前記バルブスプリングによる押圧により前記シリンダヘッドに固定されていることを特徴とする密封構造。
  4. 前記シリンダヘッドには、前記補強環を収容する収容部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の密封構造。
  5. 前記バルブガイドの前記一端は、前記収容部よりも前記シリンダ側にあることを特徴とする請求項4に記載の密封構造。
  6. 前記弾性体部は、前記シールリップより前記バルブガイド側に設けられて前記バルブステムに当接する背圧リップを有し、
    前記背圧リップは、前記バルブガイドの前記一端と前記収容部との間に形成された空間内にあることを特徴とする請求項3から5までのいずれか一項に記載の密封構造。
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