JPWO2016163503A1 - ユーザ端末、無線基地局、無線通信システムおよび無線通信方法 - Google Patents
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Abstract
拡張キャリアアグリゲーションにおいてクロスキャリアスケジューリングが必要とする制御情報を削減すること。6個以上のコンポーネントキャリアを利用して無線基地局と通信可能なユーザ端末は、複数のコンポーネントキャリアに対するスケジューリング制御情報を含み、複数のコンポーネントキャリア共通の情報フィールドと各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドとから構成されるグループDCI(Downlink Control Information)を含む下りリンク制御チャネルを受信する受信部を有する。
Description
本発明は、次世代移動通信システムにおけるユーザ端末、無線基地局、無線通信システムおよび無線通信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。LTEからのさらなる広帯域化および高速化を目的として、LTEアドバンストが仕様化され、さらに、たとえばFRA(Future Radio Access)と呼ばれるLTEの後継システムが検討されている。
LTE Rel.10/11のシステム帯域は、LTEシステムのシステム帯域を一単位とする少なくとも1つのコンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)を含んでいる。このように、複数のコンポーネントキャリアを集めて広帯域化することをキャリアアグリゲーション(CA:Carrier Aggregation)という。
LTEのさらなる後継システムであるLTE Rel.12においては、複数のセルが異なる周波数帯(キャリア)で用いられるさまざまなシナリオが検討されている。複数のセルを形成する無線基地局が実質的に同一の場合には、上述のキャリアアグリゲーションを適用可能である。複数のセルを形成する無線基地局が完全に異なる場合には、デュアルコネクティビティ(DC:Dual Connectivity)を適用することが考えられる。
LTE Rel.10/11/12におけるキャリアアグリゲーションでは、ユーザ端末あたりに設定可能なコンポーネントキャリア数が最大5個に制限されている。LTE Rel.13以降では、より柔軟かつ高速な無線通信を実現するため、ユーザ端末あたりに設定可能なコンポーネントキャリア数が6個以上であり、これらのコンポーネントキャリアを束ねる拡張キャリアアグリゲーションが検討されている。
既存のキャリアアグリゲーションでは、1個のコンポーネントキャリアが自コンポーネントキャリアを含めた最大5個のコンポーネントキャリアに対してクロスキャリアスケジューリング(CCS:Cross Carrier Scheduling)することがサポートされている。拡張キャリアアグリゲーションでは、1個のコンポーネントキャリアが自コンポーネントキャリアを含めた6個以上のコンポーネントキャリアに対してクロスキャリアスケジューリングすることをサポートする必要がある。
ユーザ端末あたりに設定可能なコンポーネントキャリア数が6個以上の拡張キャリアアグリゲーションにおいて、既存のキャリアアグリゲーションと同様にクロスキャリアスケジューリングを設定すると、特定のコンポーネントキャリアにPDCCH(Physical Downlink Control Channel)またはEPDCCH(Enhanced PDCCH)が偏ることになる。PDCCHまたはEPDCCHはその容量が制限されていることから、すべてのコンポーネントキャリアに対するDCI(Downlink Control Information)を送信できなかったり、複数のユーザに対するDCIを送信できなかったりすることがある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、拡張キャリアアグリゲーションにおいてクロスキャリアスケジューリングが必要とする制御情報を削減することができるユーザ端末、無線基地局、無線通信システムおよび無線通信方法を提供することを目的とする。
本発明のユーザ端末は、6個以上のコンポーネントキャリアを利用して無線基地局と通信可能なユーザ端末であって、複数のコンポーネントキャリアに対するスケジューリング制御情報を含み、複数のコンポーネントキャリア共通の情報フィールドと各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドとから構成されるグループDCI(Downlink Control Information)を含む下りリンク制御チャネルを受信する受信部を有することを特徴とする。
本発明によれば、拡張キャリアアグリゲーションにおいてクロスキャリアスケジューリングが必要とする制御情報を削減することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
LTE Rel.13において、ユーザ端末あたりに設定可能なコンポーネントキャリア数の制限をなくした拡張キャリアアグリゲーションが検討されている。拡張アグリゲーションでは、たとえば最大32個のコンポーネントキャリアを束ねることが検討されている。拡張キャリアアグリゲーションにより、より柔軟かつ高速な無線通信が実現される。また、拡張キャリアアグリゲーションにより、連続する超広帯域の多数のコンポーネントキャリアを束ねることができる。
LTE Rel.13において、ユーザ端末あたりに設定可能なコンポーネントキャリア数の制限をなくした拡張キャリアアグリゲーションが検討されている。拡張アグリゲーションでは、たとえば最大32個のコンポーネントキャリアを束ねることが検討されている。拡張キャリアアグリゲーションにより、より柔軟かつ高速な無線通信が実現される。また、拡張キャリアアグリゲーションにより、連続する超広帯域の多数のコンポーネントキャリアを束ねることができる。
既存のキャリアアグリゲーションでは、1個のコンポーネントキャリアが自コンポーネントキャリアを含めた最大5個のコンポーネントキャリアにクロスキャリアスケジューリングすることがサポートされている。
拡張キャリアアグリゲーションでは、1個のコンポーネントキャリアが自コンポーネントキャリアを含めた最大32個のコンポーネントキャリアにクロスキャリアスケジューリングすることをサポートする必要がある。したがって、1つのPDCCH(Physical Downlink Control Channel)またはEPDCCH(Enhanced PDCCH)は、5個より多くのコンポーネントキャリアのクロスキャリアスケジューリングをサポートする必要がある。
図1Aは、最大32個のコンポーネントキャリアを1個から8個のコンポーネントキャリアからなる複数のセルグループに分けて、各セルグループごとにクロスキャリアスケジューリングを行う例を示している。1個のコンポーネントキャリアは5個のコンポーネントキャリアより多くのコンポーネントキャリア(図1Aにおいて8個)にクロスキャリアスケジューリングを行う。最大8個までのコンポーネントキャリアからなるセルグループに分けることで、既存の3ビットのCIF(Carrier Indicator Field)を用いることができる。
図1Bは、1個のコンポーネントキャリアが最大32個のコンポーネントキャリア(図1Bにおいて32個)にクロスキャリアスケジューリングを行う例を示している。クロスキャリアスケジューリングを行う1個のコンポーネントキャリアはライセンスバンドにおけるコンポーネントキャリアであり、残りの31個のコンポーネントキャリアはアンライセンスバンドにおけるコンポーネントキャリアであってもよい。ライセンスバンドとは、事業者に免許された周波数帯を指し、アンライセンスバンドとは、免許不要の周波数帯を指す。
拡張キャリアアグリゲーションにおけるクロスキャリアスケジューリングでは、PDCCHまたはEPDCCHの容量の制限およびPDCCHまたはEPDCCHのブラインド復号の試行回数とブロッキング確率が増加することが問題となる。
従来のクロスキャリアスケジューリングでは、1つのPDCCHまたはEPDCCHが、5個のコンポーネントキャリアのクロスキャリアスケジューリングをサポートする。拡張キャリアアグリゲーションにおけるクロスキャリアスケジューリングでは、1つのPDCCHまたはEPDCCHが、6個以上のコンポーネントキャリア(6個から32個のコンポーネントキャリア)のクロスキャリアスケジューリングをサポートする。
クロスキャリアスケジューリングでは、ユーザ端末は、PDCCHまたはEPDCCHに対してブラインド復号して、自端末宛ての制御信号であるDCI(Downlink Control Information)を検出する。DCIは、コンポーネントキャリア数に応じて必要となり、1個のコンポーネントキャリアに対して1つのサブフレームからDCIが送信される(図2参照)。32個のコンポーネントキャリアのクロスキャリアスケジューリングを行う場合、上りと下りで64個のDCIが必要となる。したがって、PDCCHまたはEPDCCHの容量は、クロスキャリアスケジューリング用にサポートされているコンポーネントキャリア数が増えるにつれて制限される。
そこで、本発明者らは、複数のコンポーネントキャリアのクロスキャリアスケジューリングをサポートする新しいDCIフォーマットの構成を見出した。具体的には、複数のコンポーネントキャリア分のDCIをグルーピングし、1つのDCIとすることにより、クロスキャリアスケジューリングが必要とする制御情報の削減を可能とする。当該DCIは、1つのDCIとしてPDCCHまたはEPDCCHのブラインド復号で検出される制御信号であってもよい。
新しいDCIフォーマットとして、複数のコンポーネントキャリアのスケジューリング制御情報を含むグループDCIを規定する(図3A参照)。図3Aに示す例では、複数のDCIフォーマット1Aをグルーピングして、1つの新しいDCIフォーマットとしている。DCIフォーマット1Aは、制御情報として、CIF、Flag(Flag for format differentiation)、RBA(Resource Block Assignment)、MCS(Modulation and Coding Scheme)、HPN(HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request) Process Number)、NDI(New Data Indicator)、RV(Redundancy Version)、TPC(Transmission Power Control)コマンドおよびSRS(Sounding Reference Signal)リクエストなどを含む。
なお、グルーピングするDCIは、DCIフォーマット1Aに限られない。たとえば、さらにDCIが対象とするコンポーネントキャリアの複数レイヤのスケジューリング情報を含むDCIフォーマット2Cのようなものであってもよいし、さらにデータ復調用DM−RS(Demodulation Reference Signal)のスクランブル系列を通知するためのフィールド(Antenna port(s), Scrambling identity and number of layers)、PDSCHのマッピングパターン情報を通知するためのフィールド(PDSCH RE Mapping and Quasi-Co-Location Indicator)などを含むDCIフォーマット2Dのようなものであってもよい。
新しいDCIフォーマットは、複数のコンポーネントキャリア共通の情報フィールドと、各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドと、から構成される(図3B参照)。コンポーネントキャリア共通の情報フィールドには、複数のコンポーネントキャリアで共通のスケジューリング制御情報が含まれる。コンポーネントキャリア固有の情報フィールドには、コンポーネントキャリアごとに固有のスケジューリング制御情報が含まれる。
上述のHPN、NDI、RV、MCS、RBA、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)のためのTPCコマンド(DCIフォーマット0/4のみ)およびSRSリクエストなどは、コンポーネントキャリア固有の情報フィールドに含めることができる。ほかに、プリコーディング情報、DM−RSのための巡回シフト情報(cyclic shift for DMRS and OCC(Orthogonal Cover Codes) index)(DCIフォーマット0/4のみ)および上りリンクインデックス(TDD(Time Division Duplex)のUL−DL構成#0のみ)なども、コンポーネントキャリア固有の情報フィールドに含めることができる。また、データ復調用DM−RSのスクランブル系列を通知するための情報(Antenna port(s), Scrambling identity and number of layers)、PDSCHのマッピングパターン情報を通知するための情報(PDSCH RE Mapping and Quasi-Co-Location Indicator)なども、コンポーネントキャリア固有の情報フィールドに含めることができる。
上述のCIF、Flag(たとえばDCIフォーマット0/1A)およびPUCCH(Physical Uplink Control Channel)のためのTPCコマンドなどは、コンポーネントキャリア共通の情報フィールドに含めることができる。ほかに、ARO(Acknowledgement Resource Offset)(EPDCCHのみ)、DAI(Downlink Assignment Index)(TDDのみ)およびCSI(Channel State Information)リクエストなども、コンポーネントキャリア共通の情報フィールドに含めることができる。
図4Aは、下りリンクアサインメントを送信するグループDCIの一例を示している。図4Bは、上りリンクグラントを送信するグループDCIの一例を示している。図4Aおよび図4Bにおいて、背景が白いフィールドはコンポーネントキャリア共通の情報フィールドを示し、背景が網点のフィールドは各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドを示す。
続いて、コンポーネントキャリア共通の情報フィールドに含まれる個々のフィールドについて説明する。
(CIFフィールド)
従来、クロスキャリアスケジューリングを適用する場合に、各DCIに含まれる3ビットのCIFによりスケジューリングされるセルのインデックスを通知していた。
従来、クロスキャリアスケジューリングを適用する場合に、各DCIに含まれる3ビットのCIFによりスケジューリングされるセルのインデックスを通知していた。
グループDCIが設定された場合、CIFフィールドをコンポーネントキャリア数によらず1つのみとし、その値によりグループDCIが割り当てを行うセルグループのインデックスを指定してもよい。たとえばCC#0から#5をグループ#1、CC#6から#10をグループ2とし、それぞれのグループについてグループDCIを送受信するとした場合、グループDCIに含まれるCIFフィールドでは、いずれのグループであるかを通知する。これにより、コンポーネントキャリアごとにCIFフィールドを挿入しなくてよいことから、多数のコンポーネントキャリアに対してスケジューリングする場合に、CIFフィールド分のオーバヘッドを削減できる。
グループDCIが設定された場合、スケジューリングするコンポーネントキャリアを示すビットマップとして、CIFフィールドを用いてもよい。たとえば、CC#nからCC#(n+2)の3個のコンポーネントキャリアがグループDCIの対象となっている場合、ユーザ端末はグループDCIを復号して、CIF=“111”であればCC#nからCC#(n+2)のすべてのコンポーネントキャリアにスケジューリングされたと判断し、CIF=“101”であればCC#nおよびCC#(n+2)の2個のコンポーネントキャリアにスケジューリングされたと判断する。これにより、CIFを用いてコンポーネントキャリアごとのスケジューリング有無を示すことができる。したがって、グループDCIを使う場合であっても、当該グループに含まれる個別のコンポーネントキャリアに対して細かいスケジューリング制御が可能となる。なお、当該ビットマップが0の値に対応するコンポーネントキャリアのコンポーネントキャリア個別スケジューリング情報はグループDCIに含まれないものとしてもよい。ユーザ端末は、CIFの値から、いずれのコンポーネントキャリアに対するコンポーネントキャリア個別スケジューリング情報が含まれるかを判断する。これにより、スケジューリングがないコンポーネントキャリアに対するコンポーネントキャリア個別スケジューリング情報を減らすことができるので、さらにオーバヘッドを削減することができる。
(Flagフィールド)
従来、DCIフォーマット1AとDCIフォーマット0とは同一ペイロードのため、ユーザ端末は、DCIに含まれるFlagビットの値により、検出したDCIがどちらのフォーマットか識別していた。
従来、DCIフォーマット1AとDCIフォーマット0とは同一ペイロードのため、ユーザ端末は、DCIに含まれるFlagビットの値により、検出したDCIがどちらのフォーマットか識別していた。
グループDCIが設定された場合、当該グループDCIが設定されたコンポーネントキャリア数が下りリンクと上りリンクとで同一のときは、ユーザ端末は、Flagビットの値により、当該グループDCIに含まれるすべてのコンポーネントキャリアのスケジューリング情報が下りリンクアサインメントか上りリンクグラントかを判断してもよい。これにより、コンポーネントキャリア個別のFlagビットが不要となるため、PDCCHまたはEPDCCHのオーバヘッドを削減することができる。
なお、グループDCIが設定された場合であっても、当該グループDCIが設定された(すなわち当該グループDCIに含まれる)コンポーネントキャリア数が下りリンクと上りリンクとで異なるとき、すなわち下りリンクと上りリンクとでグループDCIのペイロードが異なるときは、Flagビットは挿入せず、それぞれのペイロードのグループDCIをブラインド復号するものとしてもよい。これにより、ペイロードが異なる場合には、Flagビットを用いないため、さらにオーバヘッドを削減できる。
グループDCIが設定された場合であっても、Flagビットを各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドに含めてもよい。この場合、ユーザ端末は、各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドから個別コンポーネントキャリアのDCIが下りリンクアサインメントを送信するのか上りリンクグラントを送信するのかを識別する。これにより、1つのグループDCIに異なるコンポーネントキャリアに対する下りリンクアサインメントと上りリンクグラントとを多重することができるので、上下両方のスケジューリングがある場合でも、1つのグループDCIでスケジューリング情報を送受信できるようになる。その結果、スケジューリング制御情報を効率的に送信できる。
(SRSリクエストフィールド)
従来、下りリンクアサインメントに含まれるSRSリクエストフィールドは、PUCCH送信セルのSRS送信をトリガするビットとして、また、上りリンクグラントに含まれるSRSリクエストフィールドは、PUSCHを割り当てたセルのSRS送信をトリガするビットとして解釈されてきた。
従来、下りリンクアサインメントに含まれるSRSリクエストフィールドは、PUCCH送信セルのSRS送信をトリガするビットとして、また、上りリンクグラントに含まれるSRSリクエストフィールドは、PUSCHを割り当てたセルのSRS送信をトリガするビットとして解釈されてきた。
グループDCIが設定された場合、下りリンクアサインメントを送信するグループDCIでは、SRSリクエストフィールドをコンポーネントキャリア共通の情報フィールドに含め、上りリンクグラントを送信するグループDCIでは、SRSリクエストフィールドを各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドに含めてもよい。
これにより、下りリンクアサインメントを送信するグループDCIのオーバヘッドを削減できる。上りリンクグラントを送信するグループDCIでは、コンポーネントキャリアごとにSRS送信を要求できるため、コンポーネントキャリアごとに個別にチャネル測定制御を行うことができる。また、ユーザ端末に対し、グループDCIが設定されたすべてのコンポーネントキャリアでSRS送信を要求する必要が無くなるため、ユーザ端末の送信電力が上限に達する(Power−limitedになる)確率を減らすことができる。その結果、SRSによるチャネル品質測定をより正確に行うことができるようになる。
(TPCコマンドフィールド)
従来、下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドは、PUCCH送信セルのPUCCH送信電力を制御するビットとして、また、上りリンクグラントに含まれるTPCコマンドフィールドは、PUSCHを割り当てたセルのPUSCH/SRS送信電力を制御するビットとして解釈されてきた。
従来、下りリンクアサインメントに含まれるTPCコマンドフィールドは、PUCCH送信セルのPUCCH送信電力を制御するビットとして、また、上りリンクグラントに含まれるTPCコマンドフィールドは、PUSCHを割り当てたセルのPUSCH/SRS送信電力を制御するビットとして解釈されてきた。
グループDCIが設定された場合、下りリンクアサインメントを送信するグループDCIでは、TPCコマンドフィールドをコンポーネントキャリア共通の情報フィールドに含め、上りリンクグラントを送信するグループDCIでは、TPCコマンドフィールドを各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドに含めてもよい。
これにより、下りリンクアサインメントを送信するグループDCIのオーバヘッドを削減できる。上りリンクグラントを送信するグループDCIでは、コンポーネントキャリアごとに送信電力を制御できるため、電力が不足するコンポーネントキャリアのみ送信電力を増加させ、電力が過剰なコンポーネントキャリアは送信電力を低減させることが可能となる。その結果、送信電力が過剰なコンポーネントキャリアを減らすことができるので、周辺セルに対する干渉電力を減らし、より上りリンクの性能を改善することが可能となる。
(DAIフィールド)
従来、TDDでは、UL−DL構成#0の場合を除き、各下りリンクDCIおよび上りリンクDCIにDAIが挿入されていた。UL−DL構成#0の場合は、DAIは用いられず、上りリンクインデックスが用いられていた。なお、DAIはTDDの場合のみ存在し、FDD(Frequency Division Duplex)の場合は存在しない。
従来、TDDでは、UL−DL構成#0の場合を除き、各下りリンクDCIおよび上りリンクDCIにDAIが挿入されていた。UL−DL構成#0の場合は、DAIは用いられず、上りリンクインデックスが用いられていた。なお、DAIはTDDの場合のみ存在し、FDD(Frequency Division Duplex)の場合は存在しない。
グループDCIが設定された場合、DAIフィールドをコンポーネントキャリア共通の情報フィールドに含め、上りリンクインデックスフィールドを各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドに含めてもよい。DAIフィールドをコンポーネントキャリア共通の情報フィールドに含めることで、オーバヘッドを削減できる。一方、上りリンクインデックスフィールドはコンポーネントキャリア個別の情報フィールドに含めることで、コンポーネントキャリアごとに上りリンクサブフレームに対して適切にスケジューリングすることが可能となる。
グループDCIが設定された場合、DAIフィールドを、各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドに含めてもよい。
(CSIリクエストフィールド)
従来、CSIリクエストフィールドは、CSI報告をトリガするために用いるビットであり、ユーザ端末は当該トリガにより1つまたは複数のCSIをPUSCHで送信していいた。
従来、CSIリクエストフィールドは、CSI報告をトリガするために用いるビットであり、ユーザ端末は当該トリガにより1つまたは複数のCSIをPUSCHで送信していいた。
グループDCIが設定された場合、CSIリクエストフィールドをコンポーネントキャリア共通の情報フィールドに含めてもよい。これにより、オーバヘッドを削減できる。
(変形例)
グループDCIのトータルのペイロードは、一般にコンポーネントキャリア数が増えるほど大きくなる。多数のコンポーネントキャリアをキャリアアグリゲーションする状況では、コンポーネントキャリア個別の細かいスケジューリング制御よりも、広い帯域を束ねて一気に通信することによるスループット増大が重要である。したがって、スケジューリング制御を粗くすることで、さらにグループDCIのトータルのペイロードを減らすことが可能となる。
グループDCIのトータルのペイロードは、一般にコンポーネントキャリア数が増えるほど大きくなる。多数のコンポーネントキャリアをキャリアアグリゲーションする状況では、コンポーネントキャリア個別の細かいスケジューリング制御よりも、広い帯域を束ねて一気に通信することによるスループット増大が重要である。したがって、スケジューリング制御を粗くすることで、さらにグループDCIのトータルのペイロードを減らすことが可能となる。
図5Aは、下りリンクアサインメントを送信するグループDCIの一例を示している。図5Bは、上りリンクグラントを送信するグループDCIの一例を示している。図5Aおよび図5Bにおいて、背景が白いフィールドがコンポーネントキャリア共通の情報フィールドを示し、背景が網点のフィールドが各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドを示す。
図5に示す例では、図4に示す例と比較して、さらにRBAフィールド、MCSフィールド、PUSCHのためのTPCコマンドフィールドおよびSRSリクエストフィールドを、コンポーネントキャリア共通の情報フィールドに含めている。これにより、グループDCIのトータルのペイロードを減らすことが可能となる。
(制御例)
続いて、新しいDCIフォーマットを適用する場合の制御例について説明する。ユーザ端末は、上位レイヤシグナリングによりクロスキャリアスケジューリングを設定される。ユーザ端末には、同時に、クロスキャリアスケジューリングにおけるスケジューリング元およびスケジューリング先のコンポーネントキャリアが通知される。
続いて、新しいDCIフォーマットを適用する場合の制御例について説明する。ユーザ端末は、上位レイヤシグナリングによりクロスキャリアスケジューリングを設定される。ユーザ端末には、同時に、クロスキャリアスケジューリングにおけるスケジューリング元およびスケジューリング先のコンポーネントキャリアが通知される。
ユーザ端末は、新しいDCIフォーマットが適用されることを、上位レイヤシグナリングによって設定されてもよいし、コンポーネントキャリア数に基づいて判断してもよいし、サービングセルインデックスまたはセカンダリセルインデックスに基づいて判断してもよい。たとえば、ユーザ端末は、所定のコンポーネントキャリア数(たとえば5個)を超えるクロスキャリアスケジューリングではグループDCIを用いると判断してもよい。ユーザ端末は、サービングセルインデックス(ServCellIndex)またはセカンダリセルインデックス(SCellIndex)が5以上の場合に、グループDCIを用いると判断してもよい。すなわち、ユーザ端末は、セルインデックスが5以降のコンポーネントキャリアについてのみグループDCIを用いて、セルインデックスが4以下のコンポーネントキャリアについては既存のクロスキャリアスケジューリングを適用するとしてもよい。
ユーザ端末は、PDCCHまたはEPDCCHで送られるグループDCIのブラインド復号を行う。ブラインド復号の試行回数は、グループDCIに含まれるコンポーネントキャリア数には比例させず、各グループDCIにアグリゲーションレベルごとの試行回数が定められる。異なるセルグループ向けのグループDCIが複数設定された場合は、ブラインド復号の試行回数をその数に比例して増加させる。
ブラインド復号を試行する領域であるサーチスペースは、異なるセルグループに対するグループDCIごとに位置を動かしてもよい。この場合、サーチスペースの開始位置は、次の式(1)であらわされる。式(1)におけるnCIは、セルグループインデックスによって置き換わる。このようにすることで、特定のコンポーネントキャリアのPDCCHまたはEPDCCHにおいて、複数の異なるセルグループに対するグループDCIが送受信される場合であっても、グループ間でサーチスペースが衝突し、互いにDCIをマッピングできなくなる(ブロッキングとなる)確率を減らすことができる。
(無線通信システムの構成)
以下、本実施の形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、上述のグループDCIを用いる無線通信方法が適用される。
以下、本実施の形態に係る無線通信システムの構成について説明する。この無線通信システムでは、上述のグループDCIを用いる無線通信方法が適用される。
図6は、本実施の形態に係る無線通信システムの一例を示す概略構成図である。この無線通信システムでは、LTEシステムのシステム帯域幅を1単位とする複数の基本周波数ブロック(コンポーネントキャリア)を一体としたキャリアアグリゲーションとデュアルコネクティビティの両方、またはいずれか一方を適用できる。
図6に示すように、無線通信システム1は、複数の無線基地局10(11および12)と、各無線基地局10によって形成されるセル内にあり、各無線基地局10と通信可能に構成された複数のユーザ端末20と、を備えている。無線基地局10は、それぞれ上位局装置30に接続され、上位局装置30を介してコアネットワーク40に接続される。
図6において、無線基地局11は、たとえば相対的に広いカバレッジを有するマクロ基地局で構成され、マクロセルC1を形成する。無線基地局12は、局所的なカバレッジを有するスモール基地局で構成され、スモールセルC2を形成する。なお、無線基地局11および12の数は、図6に示す数に限られない。
たとえば、マクロセルC1をライセンスバンドで運用し、スモールセルC2をアンライセンスバンドで運用する形態であってもよい。または、スモールセルC2の一部をアンライセンスバンドで運用し、残りのスモールセルC2をライセンスバンドで運用する形態であってもよい。無線基地局11および12は、基地局間インタフェース(たとえば、光ファイバ、X2インタフェース)を介して互いに接続される。
ユーザ端末20は、無線基地局11および無線基地局12の双方に接続可能である。ユーザ端末20は、異なる周波数を用いるマクロセルC1およびスモールセルC2を、キャリアアグリゲーションまたはデュアルコネクティビティにより同時に使用することが想定される。
上位局装置30には、たとえば、アクセスゲートウェイ装置、無線ネットワークコントローラ(RNC)、モビリティマネジメントエンティティ(MME)等が含まれるが、これに限定されるものではない。
無線通信システム1では、下りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される下り共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel)、下り制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel、EPDCCH:Enhanced PDCCH)、報知チャネル(PBCH:Physical Broadcast Channel)などが用いられる。PDSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報、所定のSIB(System Information Block)が伝送される。PDCCH、EPDCCHにより、下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)が伝送される。
無線通信システム1では、上りリンクのチャネルとして、各ユーザ端末20で共有される上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)、上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)などが用いられる。PUSCHにより、ユーザデータや上位レイヤ制御情報が伝送される。
図7は、本実施の形態に係る無線基地局10の全体構成図である。図7に示すように、無線基地局10は、MIMO(Multiple-input and Multiple-output)伝送のための複数の送受信アンテナ101と、アンプ部102と、送受信部(送信部および受信部)103と、ベースバンド信号処理部104と、呼処理部105と、インタフェース部106とを備えている。
下りリンクにより無線基地局10からユーザ端末20に送信されるユーザデータは、上位局装置30からインタフェース部106を介してベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、PDCP(Packet Data Convergence Protocol)レイヤの処理、ユーザデータの分割・結合、RLC(Radio Link Control)再送制御の送信処理などのRLCレイヤの送信処理、MAC(Medium Access Control)再送制御、たとえば、HARQ(Hybrid Automatic Repeat Request)の送信処理、スケジューリング、伝送フォーマット選択、チャネル符号化、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)処理、プリコーディング処理が行われて各送受信部103に転送される。また、下り制御信号に関しても、チャネル符号化や逆高速フーリエ変換等の送信処理が行われて、各送受信部103に転送される。
各送受信部103は、ベースバンド信号処理部104からアンテナごとにプリコーディングして出力された下り信号を無線周波数帯に変換する。アンプ部102は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ101により送信する。送受信部103には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッタ/レシーバ、送受信回路または送受信装置を適用できる。
各送受信部103は、複数のコンポーネントキャリアに対するスケジューリング制御情報を含み、複数のコンポーネントキャリア共通の情報フィールドと各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドとから構成されるグループDCIを含む下りリンク制御チャネル(PDCCHまたはEPDCCH)を送信する。
上り信号については、各送受信アンテナ101で受信された無線周波数信号がそれぞれアンプ部102で増幅され、各送受信部103で周波数変換されてベースバンド信号に変換され、ベースバンド信号処理部104に入力される。
ベースバンド信号処理部104では、入力された上り信号に含まれるユーザデータに対して、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform)処理、逆離散フーリエ変換(IDFT:Inverse Discrete Fourier Transform)処理、誤り訂正復号、MAC再送制御の受信処理、RLCレイヤ、PDCPレイヤの受信処理がなされ、インタフェース部106を介して上位局装置30に転送される。呼処理部105は、通信チャネルの設定や解放などの呼処理や、無線基地局10の状態管理や、無線リソースの管理を行う。
インタフェース部106は、基地局間インタフェース(たとえば、光ファイバ、X2インタフェース)を介して隣接無線基地局と信号を送受信(バックホールシグナリング)する。あるいは、インタフェース部106は、所定のインタフェースを介して、上位局装置30と信号を送受信する。
図8は、本実施の形態に係る無線基地局10が有するベースバンド信号処理部104の主な機能構成図である。図8に示すように、無線基地局10が有するベースバンド信号処理部104は、制御部301と、送信信号生成部302と、マッピング部303と、受信信号処理部304と、を少なくとも含んで構成されている。
制御部301は、PDSCHで送信される下りユーザデータ、PDCCHと拡張PDCCH(EPDCCH)の両方、またはいずれか一方で伝送される下り制御情報、下り参照信号などのスケジューリングを制御する。また、制御部301は、PRACHで伝送されるRAプリアンブル、PUSCHで伝送される上りデータ、PUCCHまたはPUSCHで伝送される上り制御情報、上り参照信号のスケジューリングの制御(割当制御)も行う。上りリンク信号(上り制御信号、上りユーザデータ)の割当制御に関する情報は、下り制御信号(DCI)を用いてユーザ端末20に通知される。
制御部301は、上位局装置30からの指示情報や各ユーザ端末20からのフィードバック情報に基づいて、下りリンク信号および上りリンク信号に対する無線リソースの割り当てを制御する。つまり、制御部301は、スケジューラとしての機能を有している。制御部301には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路または制御装置を適用できる。
送信信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、下り信号を生成して、マッピング部303に出力する。たとえば、送信信号生成部302は、制御部301からの指示に基づいて、下り信号の割当情報を通知する下りリンクアサインメントおよび上り信号の割当情報を通知する上りリンクグラントを生成する。また、下りデータ信号には、各ユーザ端末20からのチャネル状態情報(CSI)などに基づいて決定された符号化率、変調方式などに従って符号化処理、変調処理が行われる。送信信号生成部302には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器または信号生成回路を適用できる。
マッピング部303は、制御部301からの指示に基づいて、送信信号生成部302で生成された下り信号を、所定の無線リソースにマッピングして、送受信部103に出力する。マッピング部303には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッパー、マッピング回路またはマッピング装置を適用できる。
受信信号処理部304は、ユーザ端末から送信されるUL信号(たとえば、送達確認信号(HARQ−ACK)、PUSCHで送信されたデータ信号、PRACHで送信されたランダムアクセスプリアンブルなど)に対して、受信処理(たとえば、デマッピング、復調、復号など)を行う。処理結果は、制御部301に出力される。受信信号処理部304は、受信した信号を用いて受信電力(たとえば、RSRP(Reference Signal Received Power))、受信品質(RSRQ(Reference Signal Received Quality))やチャネル状態などについて測定してもよい。測定結果は、制御部301に出力されてもよい。受信信号処理部304には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路または信号処理装置、ならびに、測定器、測定回路または測定装置を適用できる。
図9は、本実施の形態に係るユーザ端末20の全体構成図である。図9に示すように、ユーザ端末20は、MIMO伝送のための複数の送受信アンテナ201と、アンプ部202と、送受信部(送信部および受信部)203と、ベースバンド信号処理部204と、アプリケーション部205と、を備えている。
送受信アンテナ201で受信された無線周波数信号は、アンプ部202で増幅され、送受信部203で周波数変換されてベースバンド信号に変換される。このベースバンド信号は、ベースバンド信号処理部204でFFT処理や、誤り訂正復号、再送制御の受信処理などがなされる。この下りリンクのデータのうち、下りリンクのユーザデータは、アプリケーション部205に転送される。アプリケーション部205は、物理レイヤやMACレイヤより上位のレイヤに関する処理などを行う。また、下りリンクのデータのうち、報知情報もアプリケーション部205に転送される。送受信部203には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッタ/レシーバ、送受信回路または送受信装置を適用できる。
上りリンクのユーザデータについては、アプリケーション部205からベースバンド信号処理部204に入力される。ベースバンド信号処理部204では、再送制御(HARQ)の送信処理や、チャネル符号化、プリコーディング、離散フーリエ変換(DFT)処理、逆高速フーリエ変換(IFFT)処理などが行われて各送受信部203に転送される。送受信部203は、ベースバンド信号処理部204から出力されたベースバンド信号を無線周波数帯に変換する。その後、アンプ部202は、周波数変換された無線周波数信号を増幅して送受信アンテナ201により送信する。
図10は、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204の主な機能構成図である。図10においては、本実施の形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、ユーザ端末20は、無線通信に必要な他の機能ブロックも有しているものとする。図10に示すように、ユーザ端末20が有するベースバンド信号処理部204は、制御部401と、送信信号生成部402と、マッピング部403と、受信信号処理部404と、を少なくとも含んで構成されている。
制御部401は、無線基地局10から送信された下り制御信号(PDCCH/EPDCCHで送信された信号)および下りデータ信号(PDSCHで送信された信号)を、受信信号処理部404から取得する。制御部401は、下り制御信号や、下りデータ信号に対する再送制御の要否を判定した結果などに基づいて、上り制御信号(たとえば、送達確認信号(HARQ−ACK)など)や上りデータ信号の生成を制御する。具体的には、制御部401は、送信信号生成部402およびマッピング部403の制御を行う。
制御部401は、下り制御信号(下りリンク制御チャネル)をブラインド復号してグループDCIを検出する。
送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて、上りリンク信号を生成して、マッピング部403に出力する。たとえば、送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて、送達確認信号(HARQ−ACK)やチャネル状態情報(CSI)などの上り制御信号を生成する。送信信号生成部402は、制御部401からの指示に基づいて上りデータ信号を生成する。たとえば、送信信号生成部402は、無線基地局10から通知される下り制御信号に上りリンクグラントが含まれている場合に、制御部401から上りデータ信号の生成を指示される。送信信号生成部402には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号生成器または信号生成回路を適用できる。
マッピング部403は、制御部401からの指示に基づいて、送信信号生成部402で生成された上り信号を無線リソースにマッピングして、送受信部203へ出力する。マッピング部403には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるマッパー、マッピング回路またはマッピング装置を適用できる。
受信信号処理部404は、下りリンク信号(たとえば、無線基地局から送信された下り制御信号、PDSCHで送信された下りデータ信号など)に対して、受信処理(たとえば、デマッピング、復調、復号など)を行う。受信信号処理部404は、無線基地局10から受信した情報を、制御部401に出力する。受信信号処理部404は、たとえば、報知情報、システム情報、ページング情報、RRCシグナリング、DCIなどを、制御部401に出力する。
受信信号処理部404は、受信した信号を用いて、受信電力(RSRP)、受信品質(RSRQ)やチャネル状態などについて測定してもよい。測定結果は、制御部401に出力されてもよい。
受信信号処理部404には、本発明に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される信号処理器、信号処理回路または信号処理装置、ならびに、測定器、測定回路または測定装置を適用できる。
上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェアおよびソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。各機能ブロックは、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線または無線で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
たとえば、無線基地局10やユーザ端末20の各機能の一部またはすべては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを用いて実現されてもよい。無線基地局10やユーザ端末20は、プロセッサ(CPU)と、ネットワーク接続用の通信インタフェースと、メモリと、プログラムを保持したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体と、を含むコンピュータ装置によって実現されてもよい。
プロセッサやメモリなどは情報を通信するためのバスで接続される。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、たとえば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、CD−ROM、RAM、ハードディスクなどの記憶媒体である。プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。無線基地局10やユーザ端末20は、入力キーなどの入力装置や、ディスプレイなどの出力装置を含んでいてもよい。
無線基地局10およびユーザ端末20の機能構成は、上述のハードウェアによって実現されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実現されてもよいし、両者の組み合わせによって実現されてもよい。プロセッサは、オペレーティングシステムを動作させてユーザ端末の全体を制御する。プロセッサは、記憶媒体からプログラム、ソフトウェアモジュールやデータをメモリに読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。当該プログラムは、上記の各実施形態で説明した各動作を、コンピュータに実行させるプログラムであればよい。たとえば、ユーザ端末20の制御部401は、メモリに格納され、プロセッサで動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、さまざまに変更して実施可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更が可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施可能である。
本出願は、2015年4月9日出願の特願2015−080323に基づく。この内容は、全てここに含めておく。
Claims (10)
- 6個以上のコンポーネントキャリアを利用して無線基地局と通信可能なユーザ端末であって、
複数のコンポーネントキャリアに対するスケジューリング制御情報を含み、複数のコンポーネントキャリア共通の情報フィールドと各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドとから構成されるグループDCI(Downlink Control Information)を含む下りリンク制御チャネルを受信する受信部を有することを特徴とするユーザ端末。 - 前記グループDCIが、前記複数のコンポーネントキャリア共通の情報フィールドにCIF(Carrier Indicator Field)フィールドを含み、
前記CIFフィールドの値が、前記グループDCIが割り当てを行うセルグループのインデックスを指定することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。 - 前記グループDCIが、前記複数のコンポーネントキャリア共通の情報フィールドにFlagフィールドを含み、
前記Flagフィールドの値が、前記グループDCIに含まれるすべてのコンポーネントキャリアのスケジューリング情報が下りリンクアサインメントか上りリンクグラントかを指定することを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。 - 前記グループDCIが下りリンクアサインメントを送信する場合、前記複数のコンポーネントキャリア共通の情報フィールドにSRS(Sounding Reference Signal)リクエストフィールドを含み、
前記グループDCIが上りリンクグラントを送信する場合、前記各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドにSRSリクエストフィールドを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。 - 前記グループDCIが下りリンクアサインメントを送信する場合、前記複数のコンポーネントキャリア共通の情報フィールドにTPC(Transmission Power Control)コマンドフィールドを含み、
前記グループDCIが上りリンクグラントを送信する場合、前記各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドにTPCコマンドフィールドを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。 - 前記グループDCIが、前記複数のコンポーネントキャリア共通の情報フィールドにDAI(Downlink Assignment Index)フィールドを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
- 前記グループDCIが、前記複数のコンポーネントキャリア共通の情報フィールドにCSI(Channel State Information)リクエストフィールドを含むことを特徴とする請求項1に記載のユーザ端末。
- 6個以上のコンポーネントキャリアを利用してユーザ端末と通信可能な無線基地局であって、
複数のコンポーネントキャリアに対するスケジューリング制御情報を含み、複数のコンポーネントキャリア共通の情報フィールドと各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドとから構成されるグループDCI(Downlink Control Information)を含む下りリンク制御チャネルを送信する送信部を有することを特徴とする無線基地局。 - 6個以上のコンポーネントキャリアを利用して通信を行う無線基地局とユーザ端末とを有する無線通信システムであって、
前記無線基地局は、
複数のコンポーネントキャリアに対するスケジューリング制御情報を含み、複数のコンポーネントキャリア共通の情報フィールドと各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドとから構成されるグループDCI(Downlink Control Information)を含む下りリンク制御チャネルを送信する送信部を有し、
前記ユーザ端末は、
前記下りリンク制御チャネルを受信する受信部と、
前記下りリンク制御チャネルをブラインド復号して前記グループDCIを検出する制御部と、を有することを特徴とする無線通信システム。 - 6個以上のコンポーネントキャリアを利用して無線基地局と通信可能なユーザ端末の無線通信方法であって、
複数のコンポーネントキャリアに対するスケジューリング制御情報を含み、複数のコンポーネントキャリア共通の情報フィールドと各コンポーネントキャリア固有の情報フィールドとから構成されるグループDCI(Downlink Control Information)を含む下りリンク制御チャネルを受信する工程を有することを特徴とする無線通信方法。
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