JPWO2016157255A1 - 情報処理システム、情報処理装置、端末装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
本開示の一態様に係る情報処理システムは、ユーザによって端末装置に対して行われた操作を示す操作情報信号を複数の端末装置から取得する取得部を有する。情報処理システムは、複数の前記操作情報信号を用いて、特定の操作が行われたタイミングの端末装置間における時間差が許容時間差内である複数の対象端末装置、または複数の対象端末装置を操作する複数の対象ユーザを特定する特定部を有する。情報処理システムは、特定部による特定結果に応じた結果を出力する出力部を有する。
Description
本開示は、情報処理システム、情報処理装置、端末装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
携帯端末、ゲーム機、コンピュータ(例えば、パソコン)等で実行されるアプリケーション(アプリ、ゲームなどを含む)内で、特典をユーザ(プレーヤともいう)に付与することが行われている(例えば、特許文献1、2、3、4参照)。例えば、特許文献1には、複数のゲーム端末機を操作する複数のプレーヤのうち、当選したプレーヤに予め定めた特典を付与し、当選したプレーヤのゲーム端末機が属する端末機グループに属しているプレーヤに予め定めた分配特典を付与することが開示されている。また、例えば、特許文献2には、特典の一例として、プレーヤのパラメータ値を回復させる回復特典が開示されている。
また、特許文献3には、所定期間(例えば、24時間)において、対象のプレーヤがログインしたタイミングまでに初回ログインを済ませたフレンドプレーヤの数が多いほどより有効な特典が選択され、当該対象のプレーヤに付与されることが開示されている。また、特許文献3には、フレンドプレーヤの個別ログインポイントの合計である合計ログインポイントの大きさに応じて特典を決定することが開示されている。そして、各フレンドプレーヤの個別ログインポイントは、所定期間内にログインした履歴があれば所定値が付与されるログイン履歴ポイントと、ゲーム管理者が任意に設定できる位置条件(例えば、東京駅付近) を満たすフレンドプレーヤのログイン履歴がある場合に付与されるログイン位置ポイントなどの合算であることが開示されている。
また、特許文献4には、複数種類のアイテムから提供されるアイテムが抽選によって当選する確率であるアイテム当選確率を変動させ、制御されたアイテム当選確率に基づいて抽選された、アイテムの抽選結果を出力することが開示されている。その一例として、特許文献4には、所定のパラメータを有するアイテムの抽選確率を上昇させることが開示されている。
しかし、特許文献1〜4に示す特典の付与方法では、複数のユーザがアプリケーションを実行するときに複数のユーザで盛り上がることを考慮しておらず、複数のユーザで盛り上がることができない問題があった。
本開示は、上記問題に鑑みてなされたものであり、複数のユーザでアプリケーションを実行するときに、複数のユーザで盛り上がることを可能とする情報処理システム、情報処理装置、端末装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することを課題の一つとする。
本開示の一態様に係る情報処理システムは、ユーザによって端末装置に対して行われた操作を示す操作情報信号を複数の端末装置から取得する取得部と、複数の前記操作情報信号を用いて、特定の操作が行われたタイミングの前記端末装置間における時間差が許容時間差内である複数の対象端末装置、または前記複数の対象端末装置を操作する複数の対象ユーザを特定する特定部と、前記特定部による特定結果に応じた結果を出力する出力部と、を備える。
内容
1 概要
2 情報処理システム全体の説明
2.1 情報処理システム全体の構成
2.2 情報処理システム全体の動作
3 サーバの構成
4 端末装置の構成
5 情報処理システムの処理フロー
6 抽選処理の詳細
7 変形例
1 概要
2 情報処理システム全体の説明
2.1 情報処理システム全体の構成
2.2 情報処理システム全体の動作
3 サーバの構成
4 端末装置の構成
5 情報処理システムの処理フロー
6 抽選処理の詳細
7 変形例
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。以下に説明する実施形態は、本開示のいくつかの例を示すものであって、本開示の内容を限定するものではない。また、実施形態で説明される構成及び動作の全てが本開示の構成及び動作として必須であるとは限らない。
また、本実施形態における「部」とは、単に物理的構成を意味するものではなく、その構成が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、一つの構成が有する機能が二つ以上の物理的構成によって実現されても、二つ以上の構成の機能が一つの物理的構成により実現されてもよい。
<1 概要>
本開示の実施形態において、情報処理システムは、ユーザによって端末装置に対して行われた操作を示す操作情報信号を複数の端末装置から取得する。そして、情報処理システムは、複数の操作情報信号を用いて、特定の操作が行われたタイミングの端末装置間における時間差が許容時間差内である複数の対象端末装置、または複数の対象端末装置を操作する複数の対象ユーザを特定する。そして、サーバは、特定部による特定結果に応じた結果(例えば、特典付与結果)を出力する。これにより、複数のユーザは、許容時間差内に特定の操作を実行することに成功した場合、その成功に応じた結果(例えば、特典付与結果)が得られる。このため、この結果を得られた際の感情(例えば、うれしさ、高揚、驚きなど)を複数のユーザで共有することができるので一緒に盛り上がることができる。また、熱心なユーザが他のユーザを巻き込むので、上記結果が表示される特定のアプリケーションの利用が促進される。
本開示の実施形態において、情報処理システムは、ユーザによって端末装置に対して行われた操作を示す操作情報信号を複数の端末装置から取得する。そして、情報処理システムは、複数の操作情報信号を用いて、特定の操作が行われたタイミングの端末装置間における時間差が許容時間差内である複数の対象端末装置、または複数の対象端末装置を操作する複数の対象ユーザを特定する。そして、サーバは、特定部による特定結果に応じた結果(例えば、特典付与結果)を出力する。これにより、複数のユーザは、許容時間差内に特定の操作を実行することに成功した場合、その成功に応じた結果(例えば、特典付与結果)が得られる。このため、この結果を得られた際の感情(例えば、うれしさ、高揚、驚きなど)を複数のユーザで共有することができるので一緒に盛り上がることができる。また、熱心なユーザが他のユーザを巻き込むので、上記結果が表示される特定のアプリケーションの利用が促進される。
ここで、本実施形態における特典とは、アプリケーション(例えば、ゲーム)においてユーザが受けることができる利益である。この特典は、例えば、アプリケーション内で使用されるアプリ内情報の当選確率の上昇、アプリケーションで使用されるアプリ内情報の付与、アプリケーション内における特定の効果の発動、またはアプリケーション内における特定のイベントの発生(例えば、新たなフィールド、またはダンジョンの発生など)、アプリケーション内における特定の効果の発動条件のクリア、または特定のイベントの発生条件のクリアなどである。この特典は、その内容を任意に決定することができる。ここで、アプリ内情報は、アプリケーション内で使用される情報であり、例えば、アイテム、キャラクター、スキルもしくはポイントなどを含む。ポイントは、例えば、ゲーム内のキャラクターを育成するための経験値、または特定のアイテム、キャラクター、スキル、職業(ジョブ)を獲得するためのポイントなどである。
よって、本実施形態における特典付与結果は、アプリケーション内で使用されるアプリ内情報の当選確率、アプリ内情報の抽選結果、アプリ内情報の付与結果、アプリケーション内における特定の効果の発動結果、またはアプリケーション内における特定のイベントの発生結果、アプリケーション内における特定の効果の発動条件のクリア結果、または特定のイベントの発生条件のクリア結果などである。ここで、特定の効果は、例えば、アプリケーションの進行に有利になるような設定の変更(例えば、一定期間、攻撃力または防御力が上昇、もしくは一定期間、得られるポイントの上昇など)、または所定の操作を行ったユーザが操作するキャラクターのアプリケーション内での敵もしくは競合ユーザが操作するキャラクターのパラメータの変更 、または競合ユーザによるアプリ内情報の喪失 、または所定のキャラクターの出現確率の増減もしくは所定のイベントの出現確率の増減などを含む。
<2 情報処理システム全体の説明>
<2.1 情報処理システム全体の構成>
まず、本実施形態の情報処理システムの全体の構成について図1を用いて説明する。図1は、本実施形態の情報処理システムの概略構成図である。図1に示すように、情報処理システム10は、通信回路網3と有線または無線で接続されたサーバ1と、通信回路網3と有線または無線で接続された端末装置2−1、…、2−N(Nは2以上の整数)とを備える。サーバ1は、情報処理装置の一例である。端末装置2−1、…、2−Nは、携帯端末(例えば、携帯電話、多機能携帯電話(いわゆるスマートフォン)、タブレット端末、携帯型ゲーム機、ノートパソコン、PDA(Personal Digital Assistant)など)、ゲーム機、またはコンピュータ(例えば、パソコン)などのいずれかである。端末装置2−1、…、2−Nは、同じ種類のデバイスで統一されていても、異なる種類のデバイスが混じっていてもよい。本実施形態では、その一例として、端末装置2−1、…、2−Nがスマートフォンまたはタブレット端末であるものとして以下、説明する。また端末装置2−1、…、2−Nには、一例として、アプリケーション(いわゆるアプリ)がダウンロードされて既にインストールされており、ユーザの操作によりアプリケーションが実行可能であるものとして以下、説明する。本実施形態では、一例として、対象となるアプリケーションがゲームのアプリケーションであるものとして、以下説明する。なお、アプリケーションは、ゲームのアプリケーションに限らず、ゲーム以外のアプリケーションにも適用可能である。
<2.1 情報処理システム全体の構成>
まず、本実施形態の情報処理システムの全体の構成について図1を用いて説明する。図1は、本実施形態の情報処理システムの概略構成図である。図1に示すように、情報処理システム10は、通信回路網3と有線または無線で接続されたサーバ1と、通信回路網3と有線または無線で接続された端末装置2−1、…、2−N(Nは2以上の整数)とを備える。サーバ1は、情報処理装置の一例である。端末装置2−1、…、2−Nは、携帯端末(例えば、携帯電話、多機能携帯電話(いわゆるスマートフォン)、タブレット端末、携帯型ゲーム機、ノートパソコン、PDA(Personal Digital Assistant)など)、ゲーム機、またはコンピュータ(例えば、パソコン)などのいずれかである。端末装置2−1、…、2−Nは、同じ種類のデバイスで統一されていても、異なる種類のデバイスが混じっていてもよい。本実施形態では、その一例として、端末装置2−1、…、2−Nがスマートフォンまたはタブレット端末であるものとして以下、説明する。また端末装置2−1、…、2−Nには、一例として、アプリケーション(いわゆるアプリ)がダウンロードされて既にインストールされており、ユーザの操作によりアプリケーションが実行可能であるものとして以下、説明する。本実施形態では、一例として、対象となるアプリケーションがゲームのアプリケーションであるものとして、以下説明する。なお、アプリケーションは、ゲームのアプリケーションに限らず、ゲーム以外のアプリケーションにも適用可能である。
<2.2 情報処理システム全体の動作>
サーバ1と端末装置2−1、…、2−Nとは、通信回路網3を介して通信する。端末装置2−1、…、2−Nは、例えば、ユーザによって行われた操作を示す操作情報信号をサーバ1に送信する。また、端末装置2−1、…、2−Nは、例えば、この操作情報信号の送信に応じてサーバ1から送信された結果を受信し、受信した結果を表示する。
サーバ1は、例えば、各端末装置2−i(iは1からNまでの整数)から受信した操作情報信号それぞれを用いて、特定の操作が行われたタイミングの端末装置間における時間差が許容時間差内である複数の端末装置を対象端末装置として特定する。そして、サーバ1は、例えば、特定した対象端末装置に対して、特定結果に応じた結果を送信する。これにより、対象端末装置は、例えば、この結果を表示する。以下、端末装置2−1、…、2−Nを総称して端末装置2ともいう。
サーバ1と端末装置2−1、…、2−Nとは、通信回路網3を介して通信する。端末装置2−1、…、2−Nは、例えば、ユーザによって行われた操作を示す操作情報信号をサーバ1に送信する。また、端末装置2−1、…、2−Nは、例えば、この操作情報信号の送信に応じてサーバ1から送信された結果を受信し、受信した結果を表示する。
サーバ1は、例えば、各端末装置2−i(iは1からNまでの整数)から受信した操作情報信号それぞれを用いて、特定の操作が行われたタイミングの端末装置間における時間差が許容時間差内である複数の端末装置を対象端末装置として特定する。そして、サーバ1は、例えば、特定した対象端末装置に対して、特定結果に応じた結果を送信する。これにより、対象端末装置は、例えば、この結果を表示する。以下、端末装置2−1、…、2−Nを総称して端末装置2ともいう。
<3 サーバの構成>
続いて、図2を用いてサーバ1の構成について説明する。図2は、サーバの概略構成図である。図2に示すように、サーバ1は、入力部11、記憶部12、RAM(Random Access Memory)13、通信部14、及びCPU(Central Processing Unit)15を備える。入力部11、記憶部12、RAM13、通信部14、及びCPU15は互いにバスを介して接続されており、各部の間で信号の授受が可能である。
続いて、図2を用いてサーバ1の構成について説明する。図2は、サーバの概略構成図である。図2に示すように、サーバ1は、入力部11、記憶部12、RAM(Random Access Memory)13、通信部14、及びCPU(Central Processing Unit)15を備える。入力部11、記憶部12、RAM13、通信部14、及びCPU15は互いにバスを介して接続されており、各部の間で信号の授受が可能である。
入力部11は、サーバ1の管理者によって行われた操作を受け付ける。記憶部12には、CPU15がRAM13に読み出して実行するプログラムが記憶されている。また、記憶部12には、図3に示すようなユーザ管理テーブルT1が記憶されている。ここで、ユーザ管理テーブルT1は、ユーザを管理するテーブルの一例である。RAM13は、一時的にデータを記憶する。通信部14は、有線または無線で端末装置2−1、…、2−Nと通信する。
CPU15は、記憶部12に記憶されたプログラムをRAM13に読み出して実行することにより、取得部151、位置取得部152、特定部153、確率決定部154、及び出力部155として機能する。取得部151は、ユーザによって端末装置に対して行われた操作を示す操作情報信号を複数の端末装置2から取得する。位置取得部152は、端末装置の位置を示す位置情報信号を、複数の端末それぞれについて取得する。本実施形態における位置情報信号は、一例として、端末装置2のGPS(Global Positioning System)座標を示すGPS座標信号であり、位置取得部152は、複数の端末装置2それぞれから送信された送信信号に含まれるGPS座標信号を取得する。
特定部153は、複数の操作情報信号を用いて、特定の操作が行われたタイミングの端末装置2−i間における時間差が許容時間差内である複数の対象端末装置、または複数の対象端末装置を操作する複数の対象ユーザを特定する。本実施形態では、その一例として、特定部153は、複数の操作情報信号と複数の位置情報信号とを用いて、特定の操作が行われたタイミングの端末装置2−i間における時間差が許容時間差内で且つ端末装置間の距離が所定の距離範囲内にある端末装置を対象端末装置として特定する。具体的には、特定部153は、操作情報信号を用いて特定の端末装置に対して特定の操作が行われたことを検出した場合、複数の操作情報信号と複数の位置情報信号とを用いて、特定の端末装置に対して特定の操作が行われたタイミングから許容時間差内に特定の操作が行われた端末装置で且つ特定の端末装置との間の距離が所定の距離範囲内にある端末装置を前記対象端末装置として特定する。
確率決定部154は、アプリ内情報の当選確率を決定する。例えば、確率決定部154は、対象端末装置の数または対象ユーザの数と、特定の操作が行われたタイミングの対象端末装置間における時間差とに応じて、アプリ内情報の当選確率を決定する。
出力部155は、特定部153による特定結果に応じた結果を出力する。ここで結果は、例えば、複数の対象ユーザのうち少なくとも一人の対象ユーザに対する特典付与結果である。一例として、出力部155は、対象端末装置の数または対象ユーザの数に応じた特典付与結果を出力する。本実施形態ではその一例として、出力部155は、対象端末装置の数または対象ユーザの数と、特定の操作が行われたタイミングの対象端末装置間における時間差とに応じた特典付与結果を出力する。具体的には、出力部155は、対象端末装置の数または対象ユーザの数が多いほど、また時間差が短いほど、対象ユーザにとって利益が増した特典付与結果を出力する。本実施形態では、この特典付与結果は一例として、確率決定部154により決定された当選確率である。また、本実施形態では、一例として、出力部155は、上記決定された当選確率で、対象ユーザ毎にアプリ内情報の抽選を行い、抽選結果それぞれを出力する。これにより、対象ユーザ毎に抽選結果が得られ、この抽選結果それぞれが、対応する対象ユーザが操作する端末装置に送信される。
図3は、ユーザ管理テーブルの一例である。図3に示すように、ユーザ管理テーブルT1は、ユーザを識別する識別情報であるユーザID、ユーザの名称であるユーザ名、当該ユーザが操作する端末装置の位置を示すGPS座標、当該ユーザが属するグループを識別する識別情報であるグループID、及び抽選開始時刻の組からなる。ここで、抽選開始時刻は、対応するユーザが抽選を開始したとサーバ1が判定した時刻である。
なお、図3に示すユーザ管理テーブルT1は、一例であって、これに限ったものではなく、他の情報が格納されていてもよく、端末装置を識別する端末識別情報が更に格納されていてもよい。
なお、図3に示すユーザ管理テーブルT1は、一例であって、これに限ったものではなく、他の情報が格納されていてもよく、端末装置を識別する端末識別情報が更に格納されていてもよい。
<4 端末装置の構成>
続いて、図4を用いて端末装置2の構成について説明する。図4は、端末装置の概略構成図である。図4に示すように、端末装置2は、入力部21、記憶部22、RAM23、通信部24、CPU25、及び表示部26を備える。入力部21、記憶部22、RAM23、通信部24、CPU25、及び表示部26は、互いにバスを介して接続されており、各部の間で信号の授受が可能である。
続いて、図4を用いて端末装置2の構成について説明する。図4は、端末装置の概略構成図である。図4に示すように、端末装置2は、入力部21、記憶部22、RAM23、通信部24、CPU25、及び表示部26を備える。入力部21、記憶部22、RAM23、通信部24、CPU25、及び表示部26は、互いにバスを介して接続されており、各部の間で信号の授受が可能である。
入力部21は、ユーザによって行われた操作を受け付ける。記憶部22は、CPU25がRAM23に読み出して実行するプログラムが記憶されている。RAM23は、一時的にデータを記憶する。通信部24は、操作を示す操作情報信号をサーバ1に送信し、サーバ1による特定結果に応じた結果を受信する。CPU25は、記憶部22に記憶されたプログラムをRAM23に読み出して実行することにより、表示処理部251として機能する。表示処理部251は、通信部24が受信した結果を表示部26に表示させる。表示部26は、表示処理部251の指令に従って表示する。
本実施形態では一例として、端末装置2は、表示部26の一例である液晶パネルと入力部21の一例である位置入力装置とを組み合わせた電子部品であるタッチパネルを備え、画面上のボタン等をタッチすることで端末装置2を操作可能であるという前提で、以下説明する。
<5 情報処理システムの処理フロー>
続いて、上記の構成を有する情報処理システムの処理フローの一例について図5〜図7を用いて説明する。図5は、情報処理システムの処理フローの一例を示すフローチャートである。図6は、図5の続きのフローチャートである。図7は、図5及び図6の処理フローに沿って端末装置2に表示される画面の遷移図である。図5〜図7の処理は、複数のユーザが抽選開始ボタンを選択した時の差分が許容時間差(例えば、10秒)以内の場合に、当該複数のユーザがアプリ内情報(ここでは一例としてアイテム)の抽選で有利になる処理の一例を示すものである。図5及び図6では、端末装置2−1、…、2−Nを代表して一台の端末装置2の処理を説明するが、各端末装置2が同様の処理を行うものとして、以下説明する。
続いて、上記の構成を有する情報処理システムの処理フローの一例について図5〜図7を用いて説明する。図5は、情報処理システムの処理フローの一例を示すフローチャートである。図6は、図5の続きのフローチャートである。図7は、図5及び図6の処理フローに沿って端末装置2に表示される画面の遷移図である。図5〜図7の処理は、複数のユーザが抽選開始ボタンを選択した時の差分が許容時間差(例えば、10秒)以内の場合に、当該複数のユーザがアプリ内情報(ここでは一例としてアイテム)の抽選で有利になる処理の一例を示すものである。図5及び図6では、端末装置2−1、…、2−Nを代表して一台の端末装置2の処理を説明するが、各端末装置2が同様の処理を行うものとして、以下説明する。
なお、以下に説明する処理のフローに含まれる各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じない範囲で、任意に順番を変更するか、または並列に実行することができ、各処理ステップ間に他のステップを追加してもよい。また、便宜上一つのステップとして記載されているステップは、複数のステップに分けて実行されてもよい。一方、便宜上複数のステップとして記載されているステップは、一つのステップとして実行されてもよい。
前提として、端末装置2は、ユーザの操作によりゲームのアプリケーションを実行しており、ゲームのホーム画面において、ユーザが、複数のユーザと一緒にアプリ内情報(ここでは一例としてアイテム)の抽選を行うためのガチャ画面へ遷移するボタンをタッチ(タップともいう)するなどして選択したものとして、以下説明する。ここで、ガチャは、抽選によって入手できるアプリ内情報がランダムに決まるゲーム内のシステムであり、ガチャ画面は、ガチャを実行するための画面である。以下の処理フローでは、一例としてアプリ内情報は、アイテムであるものとして説明する。
また、サーバ1は、以下のフローの処理と並行して以下の処理を実行する。サーバ1のCPU15は、いずれかの端末装置2−iから、「抽選開始」ボタン選択の旨、及びその端末装置2−iのGPS座標を受信する毎に、その端末装置2−iを操作するユーザが抽選を開始したと判定する。そして、サーバ1のCPU15は、その端末装置2−iを操作するユーザID、その端末装置2−iのGPS座標、その端末装置2−iを操作するユーザが抽選を開始したと判定した時刻である抽選開始時刻とを関連づけて記憶部12のユーザ管理テーブルT1を更新する。これにより、記憶部12のユーザ管理テーブルT1のGPS座標、抽選開始時刻の組が更新される。
(ステップS101)サーバ1のCPU15は、ガチャ画面への遷移要求に応じて、ガチャ画面を示すガチャ画面信号をガチャ画面への遷移要求を行った端末装置2に送信する。
(ステップS201)端末装置2のCPU25は、ガチャ画面(例えば、図7のガチャ画面G1)を表示する。図7に示すように、ガチャ画面G1には、他のユーザと一緒にアイテムの抽選を行うことを選択するための「一緒に抽選」ボタンG11が表示される。
(ステップS202)端末装置2のCPU25は、この「一緒に抽選」ボタンG11がユーザによってタッチされるなどして選択されたか否か判定する。
(ステップS203)ステップS202で「一緒に抽選」ボタンG11が選択された場合、端末装置2は、「一緒に抽選」ボタンG11選択の旨をサーバ1へ送信する。
(ステップS102)サーバ1のCPU15は、「一緒に抽選」ボタンG11選択の旨を受信すると、消費確認画面を示す消費確認画面信号を端末装置2へ送信する。
(ステップS204)端末装置2のCPU25は、消費確認画面を(例えば、図7の消費確認画面G2)を表示する。この消費確認画面G2には、図7に示すように、他のユーザとアイテムの抽選を一緒に行う用の専用チケットを消費することを説明する消費確認説明画像G21と、他のユーザと一緒にアイテムの抽選を開始するための抽選開始ボタンG22と、ガチャ画面G1に戻るための「戻る」ボタンG23とが表示される。ここで、「戻る」ボタンG23が押されるとガチャ画面G1に戻る。
(ステップS205)端末装置2のCPU25は、抽選開始ボタンG22がユーザによってタッチされるなどして選択されたか否か判定する。
(ステップS206)ステップS205で抽選開始ボタンG22が選択されたと判定された場合、端末装置2のCPU25は、抽選開始ボタン選択の旨をサーバ1へ送信する。
(ステップS103)サーバ1のCPU15は、抽選開始ボタン選択の旨を端末装置2から受信すると、その端末装置2を操作するユーザが抽選を開始したと判定し、その端末装置2を操作するユーザID、その端末装置2のGPS座標、その端末装置2を操作するユーザが抽選を開始したと判定した時刻である抽選開始時刻とを関連づけて記憶部12のユーザ管理テーブルT1を更新する。これにより、記憶部12のユーザ管理テーブルT1のGPS座標、抽選開始時刻の組が更新される。
(ステップS104)サーバ1のCPU15は、第1演出画面と第2の演出画面を作成し、第1演出画面を示す第1演出画面信号と第2演出画面を示す第2演出画面信号を端末装置2へ送信する。
(ステップS207)端末装置2のCPU25は、第1演出画面を(例えば、図7の第1演出画面G3)を表示する。図7に示すように、第1演出画面G3には、演出画像G31が表示される。演出画像G31において、例えば、許容時間差(例えば、10秒)がカウントダウンされ、10秒過ぎた場合に、図7の第2演出画面G4に遷移する。また、演出画像G31には、例えば、稀少度が5のアイテムの当選確率が変化している画像が表示される。ここで稀少度は例えば5段階あり、5が最も稀少度が高い。これにより、端末装置2のユーザの期待感をあおることができる。
(ステップS208)端末装置2のCPU25は、第1演出画面の表示開始から許容時間差が経過したか否か判定する。
(ステップS209)ステップS208で第1演出画面の表示開始から許容時間差が経過したと判定された場合、端末装置2のCPU25は、判定結果をサーバ1に要求する。
(ステップS210)また、端末装置2のCPU25は、第2演出画面(例えば、図7の第2演出画面G4)を表示する。図7に示すように、第2演出画面G4には、演出画像G31とは異なる演出画像G41が表示される。例えば、演出画像G41には、当選確率の倍率が計算中である旨が含まれる。
(ステップS210)また、端末装置2のCPU25は、第2演出画面(例えば、図7の第2演出画面G4)を表示する。図7に示すように、第2演出画面G4には、演出画像G31とは異なる演出画像G41が表示される。例えば、演出画像G41には、当選確率の倍率が計算中である旨が含まれる。
(ステップS105)端末装置2からの判定結果の要求に応じて、サーバ1のCPU15は、端末装置2を操作するユーザの抽選開始時刻との間で抽選開始時刻の時間差が許容時間差内で、且つ端末装置2を操作するユーザの位置から所定の距離範囲内にいるユーザが他にいるか否か判定する。これにより、端末装置2を操作するユーザの近隣のユーザで、端末装置2を操作するユーザとほぼ同じ時刻に抽選を開始したユーザが他にいるか否か判断することができる。ここで、抽選開始時刻の時間差は、特定の操作(ここでは一例として「抽選選択」ボタンの選択)が行われたタイミングの端末装置間における時間差の一例である。
なお、ここでは、CPU15は、抽選を開始したと判定した抽選開始時刻の時間差を用いたが、これに限らず、端末装置2は、「抽選選択」ボタンの選択がされた時の端末装置2における時刻をサーバ1に送信し、サーバ1のCPU15は、この時刻差を用いてもよい。
(ステップS106)サーバ1のCPU15は、ステップS105で端末装置2を操作するユーザの抽選開始時刻との間で抽選開始時刻の時間差が許容時間差内で、且つ端末装置2を操作するユーザの位置から所定の距離範囲内にいるユーザが他にいると判定した場合、後述する抽選処理を実行する。この抽選処理により、端末装置2を操作するユーザの抽選開始時刻との間で抽選開始時刻の時間差が許容時間差内で、且つ端末装置2を操作するユーザの位置から所定の距離範囲内にいる他のユーザ(例えば、4人のユーザ)が特定され、この他のユーザ4人と端末装置2を操作するユーザの合計5人のユーザが対象ユーザとして特定される。そして、例えば、稀少度が4または5のアイテムの当選確率が決定され、対象ユーザ毎に、決定された共通する当選確率で、抽選が行われる。これにより、以下のフローで説明するように、対象ユーザが操作する端末装置それぞれに対して、5人の対象ユーザのユーザ名と、共通する当選確率と、対応する抽選結果が通知される。抽選処理の詳細には後述する。
(ステップS107)ステップS106の後、サーバ1のCPU15は、第3演出画面を示す第3演出画面信号を端末装置2へ送信する。
(ステップS108)一方、サーバ1のCPU15は、ステップS105で端末装置2を操作するユーザの抽選開始時刻との間で抽選開始時刻の時間差が許容時間差内で、且つ端末装置2を操作するユーザの位置から所定の距離範囲内にいるユーザが他にいないと判定した場合、失敗画面を示す失敗画面信号を送信する。
(ステップS211)端末装置2のCPU25は、サーバ1から第3演出画像信号を受信した場合、第3演出画面(例えば、図7の第3演出画面G5)を表示する。図7に示すように、第3演出画面G5には、対象ユーザの特定結果画像G51が表示される。ここでは、特定結果画像G51には、一例として、対象ユーザとして特定された5人のユーザ名(Ava、Ella、John、Mla、Thomas)が表示される。
(ステップS212)端末装置2のCPU25は、サーバ1から失敗画面信号を受信した場合、失敗画面(例えば、図7の失敗画面G6)を表示する。図7に示すように、失敗画面G6には、ほぼ同じ時刻に抽選を開始した近隣ユーザを検出できなかったことを示す失敗画像G61と、「戻る」ボタンG62が表示される。「戻る」ボタンG62が選択された場合、ガチャ画面G1に戻る。
(ステップS109)ステップS107の後、サーバ1のCPU15は、第4演出画面を示す第4演出画面信号を端末装置2へ送信する。
(ステップS213)端末装置2のCPU25は、サーバ1から第4演出画面信号を受信した場合、第4演出画面(例えば、図7の第4演出画面G7)を表示する。図7に示すように、第4演出画面G7には、対象ユーザの特定結果画像G71と、稀少度が4または5のアイテムの当選確率の倍率G72が表示される。ここで、当選確率の倍率は、例えば、通常の稀少度が4または5のアイテムの当選確率を100%とした場合に、ステップS106で決定された当選確率をパーセンテージで表したものである。これにより、端末装置2を操作するユーザは、稀少度が4または5のアイテムの当選確率が上昇したことが分かるので、当該ユーザは稀少度が4または5のアイテムの当選の期待感を向上させることができる。
(ステップS110)ステップS109の後、サーバ1のCPU15は、第5演出画面を示す第5演出画面信号を端末装置2へ送信する。
(ステップS214)端末装置2のCPU25は、サーバ1から第5演出画面信号を受信した場合、第5演出画面(例えば、図7の第5演出画面G8)を表示する。図7に示すように、第5演出画面G8には、アイテムの稀少度に応じた色の画像G81と、対象ユーザの特定結果画像G82と、稀少度が5のアイテムの当選確率の倍率G83が表示される。これにより、端末装置2のユーザは、画像G81の色を見ることにより、抽選の結果得られたアイテムの稀少度を知ることができる。
(ステップS111)ステップS110の後、サーバ1のCPU15は、結果画面を示す結果画面信号を端末装置2へ送信する。
(ステップS215)端末装置2のCPU25は、サーバ1から結果画面信号を受信した場合、結果画面(例えば、図7の結果画面G9)を表示する。図7に示すように、結果画面G9には、抽選の結果得られたアイテムの画像G91が表示される。
(ステップS216)端末装置2のCPU25は、結果画面表示中に、画面がタップされたか否か判定する。
(ステップS217)端末装置2のCPU25は、ステップS216で画面がタップされたと判定した場合、画面タップの旨をサーバ1へ送信する。その後、処理がステップS101に戻り、この画面タップの旨を受信したサーバ1のCPU15は、ガチャ画面信号を端末装置2へ送信する。これにより、端末装置2にガチャ画面が再度、表示される。
(ステップS218)端末装置2のCPU25は、ステップS216で画面がタップされていないと判定した場合、画面が長押しされたか否か判定する。画面が長押しされていないと判定された場合、処理がステップS216に戻る。
(ステップS219)端末装置2のCPU25は、ステップS218で画面が長押しされたと判定した場合、画面長押しの旨をサーバ1へ送信する。
(ステップS112)サーバ1のCPU15は、画面長押しの旨を受信すると、詳細画面を示す詳細画面信号を端末装置2へ送信する。
(ステップS220)端末装置2のCPU25は、サーバ1から詳細画面信号を受信した場合、詳細画面(例えば、図7の詳細画面G10)を表示する。図7に示すように、詳細画面G10には、「戻る」ボタンG101と、アイテムの詳細説明画像G102が表示される。
(ステップS221)端末装置2のCPU25は、「戻る」ボタンが選択されたか否か判定する。
(ステップS222)端末装置2のCPU25は、ステップS221で「戻る」ボタンが選択されたと判定した場合、「戻る」ボタン選択の旨を送信する。その後、処理がステップS111に戻り、「戻る」ボタン選択の旨を受信したサーバ1のCPU15は、結果画面信号を端末装置2へ送信する。これにより、端末装置2に結果画面が再度、表示される。
<6 抽選処理の詳細>
続いて、図5のステップS106の抽選処理の詳細について図8及び図9を参照しなから図10を用いて説明する。図8は、ベースの倍率を示すテーブルである。ここで、図8のテーブルT2は、通常の当選確率に対するベース倍率が示されており、ベース倍率は最大時間差が短いほど高くなり、対象ユーザの数が多くなるほど高くなる。なお、図8のテーブルT2において、対象ユーザの数が1の場合、複数のユーザが一緒に抽選することに失敗しているので、値が格納されていない。
続いて、図5のステップS106の抽選処理の詳細について図8及び図9を参照しなから図10を用いて説明する。図8は、ベースの倍率を示すテーブルである。ここで、図8のテーブルT2は、通常の当選確率に対するベース倍率が示されており、ベース倍率は最大時間差が短いほど高くなり、対象ユーザの数が多くなるほど高くなる。なお、図8のテーブルT2において、対象ユーザの数が1の場合、複数のユーザが一緒に抽選することに失敗しているので、値が格納されていない。
図9は、通常の当選確率に乗じる倍率の幅を示すテーブルである。図9のテーブルT3に格納された各値は、図8のテーブルT2の対応するベース倍率に対して、プラスマイナス5%の幅をもたせた上に、小数点2桁がランダムで決定された倍率の上限値と下限値である。なお、図9のテーブルT3において、対象ユーザの数が1の場合、複数のユーザが一緒に抽選することに失敗しているので、値が格納されていない。サーバ1の記憶部12に図9のテーブルT3が記憶されているものとして、以下説明する。図10は、図5のステップS106の抽選処理の詳細の一例を示すフローチャートである。
(ステップS301)特定部153は、操作情報信号を用いて特定の端末装置2に対して特定の操作が行われたことを検出した場合、特定の端末装置2に対して特定の操作が行われたタイミングから許容時間差内に特定の操作が行われた端末装置で且つ特定の端末装置2との間の距離が所定の距離範囲内にある端末装置を対象端末装置として特定する。そして、特定部153は、特定の端末装置2を操作するユーザと、特定した対象端末装置を操作するユーザとを、対象ユーザとして特定する。
(ステップS302)次に、特定部153は、対象ユーザの専用チケットの残存数を1減らす。
(ステップS303)次に、確率決定部154は、対象ユーザの間で、特定の操作を行ったタイミングの差の最大値であるである最大時間差を決定する。そして、確率決定部154は、例えば図9のテーブルT3において、対象ユーザの数と最大時間差の組に対応する倍率の上限値と下限値を参照し、この上限値と下限値の範囲でランダムに倍率を決定する。これにより、対象ユーザの数と最大時間差の組が同じ値であっても、倍率が上限値と下限値の範囲でランダムに変化するので当選確率は毎回異なったものになる。このようにして、当選確率に所定の範囲の幅を持たせることができる。そして、確率決定部154は、稀少度が4及び5のアイテムの通常の当選確率それぞれに、決定した倍率を乗じて、稀少度が4及び5のアイテムの当選確率それぞれを決定する。このように、確率決定部154は、対象端末装置の数または対象ユーザの数が多く時間差が短いほど、稀少度が閾値より高いアプリ内情報の当選確率を上昇させる。これにより、出力部155は、決定された当選確率を特典付与結果として出力することができる。
以下、上述した処理を、具体例を用いて説明する。対象ユーザの数が5人で最大時間差が8秒の場合、図9から倍率は142.5〜157.49%の範囲であるので、倍率は142.5〜157.49%の範囲でランダムな値に決定される。ここで説明を簡単にするために、一例としてランダムな値として150%が選択されたものとして以下説明する。その場合、稀少度が4及び5のアイテムの当選確率の倍率は、150%つまり1.5倍となる。ここで、例えば、通常の当選確率が、稀少度が3のアイテムの当選確率が70%、稀少度が4のアイテムの当選確率が20%、稀少度が5のアイテムの当選確率が10%である場合を例に説明する。稀少度が4のアイテムの当選確率は20%の1.5倍となるから30%となり、稀少度が5のアイテムの当選確率は10%の1.5倍であるから15%となり、残りの55(=100−30―15)%が、稀少度が3のアイテムの当選確率となる。
なお、通常の当選確率は、稀少度が高くなるほど低くなるように設定されており、倍率を乗じた後の当選確率も、稀少度が高くなるほど低くなるという関係性が維持されるように、通常の当選確率と倍率が決定されていることが好ましい。
なお、通常の当選確率は、稀少度が高くなるほど低くなるように設定されており、倍率を乗じた後の当選確率も、稀少度が高くなるほど低くなるという関係性が維持されるように、通常の当選確率と倍率が決定されていることが好ましい。
(ステップS304)次に、出力部155は、上記決定された当選確率で、対象ユーザ毎に抽選を行う。これにより、抽選結果それぞれが、対応する対象ユーザが操作する端末装置に通知される。なお、対象ユーザ間で同じ稀少度のアイテムが当選するときもあるし、異なる稀少度のアイテムが当選することもある。
以上の処理フローで説明したように、確率決定部154は、対象端末装置の数または対象ユーザの数が多く特定の操作が行われたタイミングの端末装置間における時間差が短いほど、稀少度が閾値より高いアプリ内情報の当選確率を上昇させる。そして、出力部155は、決定された当選確率を特典付与結果として出力する。これにより、対象端末装置の数または対象ユーザの数が多いほど当選確率が上昇し、その上昇した当選確率をユーザが認識することができるので、ユーザが他のユーザを巻き込むことを促進する効果が得られる。また、特定の操作が行われたタイミングの端末装置間における時間差が短いほど当選確率が上昇し、その上昇した当選確率をユーザが認識することができるので、ユーザは他のユーザと特定の操作を行うタイミングを合わせるよう試行する。この試行の過程でユーザ間のインタラクションが増すとともに娯楽性が向上するので、盛り上がる可能性を向上させることができる。
以上、本実施形態において、取得部151は、ユーザによって端末装置に対して行われた操作を示す操作情報信号を複数の端末装置2から取得する。そして、特定部153は、操作情報信号を用いて特定の端末装置に対して特定の操作が行われたことを検出した場合、特定の端末装置に対して特定の操作が行われたタイミングから許容時間差内に特定の操作が行われた端末装置で且つ特定の端末装置との間の距離が所定の距離範囲内にある端末装置を対象端末装置として特定する。出力部155は、特定部153による特定結果に応じた結果を出力する。
これにより、仲間のユーザが集まって許容時間差内に特定の操作(例えば、抽選開始の操作)を実行することに成功した場合、この成功に応じた結果が得られる。このため、この結果を得られた際の感情(例えば、うれしさ、高揚、驚きなど)を近くにいる仲間のユーザと共有することができるので一緒に盛り上がることができる。また、ユーザは特定の操作(例えば、抽選開始の操作)を行うだけでよいので、アプリケーションの内容を全く知らないユーザが、このアプリ−ケーションを初めて実行するようなときでも、簡単に利用することができるので、アプリケーションの内容を全く知らないユーザでもすぐに他のユーザと盛り上がることができる。また、熱心なユーザが近隣のユーザを巻き込むので、上記結果が表示される特定のアプリケーションの利用が促進される。
本実施形態では、例えば、出力部155により出力される結果は特典付与結果である。これにより、仲間のユーザが集まって一緒に特定の操作(例えば、抽選開始の操作)を実行した場合に特典付与結果が得られるため、この特典付与結果を得られた際の感情(例えば、うれしさ、高揚、驚きなど)を近くにいる仲間のユーザと共有することができるので一緒に盛り上がることができる。
本実施形態では、出力部155は、対象端末装置の数または対象ユーザの数が多いほど、特定の操作が行われたタイミングの端末装置間における時間差が短いほど、対象ユーザにとって利益が増した特典付与結果を出力する。これにより、対象端末装置の数または対象ユーザの数が多いほどユーザにとって利益が増した結果が得られるので、近隣のユーザを巻き込むことを促進する効果が得られる。また、時間差が短いほどユーザにとって利益が増した結果が得られるので、ユーザは近隣の仲間のユーザと特定の操作を行うタイミングを合わせるよう試行する。この試行の過程でユーザ間のインタラクションが増すとともに娯楽性が向上するので、盛り上がる可能性を向上させることができる。
<7 変形例>
なお、出力部155は、対象端末装置の数または対象ユーザの数が多く時間差が短いほど、対象ユーザにとって利益が増した特典付与結果を出力したが、これに限ったものではない。出力部155は、時間差に関わらず、対象端末装置の数または対象ユーザの数が多いほど、対象ユーザにとって利益が増した特典付与結果を出力してもよい。この場合、確率決定部154は、この対象端末装置の数または対象ユーザの数に応じて、アプリ内情報の当選確率を決定してもよい。具体的には例えば確率決定部154は、対象端末装置の数または対象ユーザの数が多いほど、アプリ内情報(例えば、稀少度が閾値より高いアイテム)の当選確率を上昇させてもよい。そして、出力部155は、決定された当選確率を特典付与結果として出力し、決定された当選確率で抽選されたアプリ内情報の抽選結果を出力してもよい。これにより、対象端末装置の数または対象ユーザの数が多いほど、稀少度が閾値より高いアプリ内情報の当選確率が上がるので、仲間のユーザを巻き込むことを促進する効果が得られる。
なお、出力部155は、対象端末装置の数または対象ユーザの数が多く時間差が短いほど、対象ユーザにとって利益が増した特典付与結果を出力したが、これに限ったものではない。出力部155は、時間差に関わらず、対象端末装置の数または対象ユーザの数が多いほど、対象ユーザにとって利益が増した特典付与結果を出力してもよい。この場合、確率決定部154は、この対象端末装置の数または対象ユーザの数に応じて、アプリ内情報の当選確率を決定してもよい。具体的には例えば確率決定部154は、対象端末装置の数または対象ユーザの数が多いほど、アプリ内情報(例えば、稀少度が閾値より高いアイテム)の当選確率を上昇させてもよい。そして、出力部155は、決定された当選確率を特典付与結果として出力し、決定された当選確率で抽選されたアプリ内情報の抽選結果を出力してもよい。これにより、対象端末装置の数または対象ユーザの数が多いほど、稀少度が閾値より高いアプリ内情報の当選確率が上がるので、仲間のユーザを巻き込むことを促進する効果が得られる。
一方、出力部155は、対象端末装置の数または対象ユーザの数に関わらず、特定の操作が行われたタイミングの対象端末装置間における時間差に応じた特典付与結果を出力してもよい。例えば、出力部155は、時間差が短いほど対象ユーザにとって利益が増した特典付与結果を出力してもよい。この場合、確率決定部154は、特定の操作が行われたタイミングの対象端末装置間における時間差に応じて、アプリ内情報の当選確率を決定してもよい。具体的には例えば確率決定部154は、この時間差が短いほど、アプリ内情報(例えば、稀少度が閾値より高いアイテム)の当選確率を上昇させてもよい。そして、出力部155は、上昇後の当選確率を特典付与結果として出力し、決定された当選確率で抽選されたアプリ内情報の抽選結果を出力してもよい。これにより、時間差が短いほど有利な特典付与結果が得られるので、ユーザは近隣の仲間のユーザと特定の操作を行うタイミングを合わせるよう試行する。この試行の過程でユーザ間のインタラクションが増すとともに娯楽性が向上するので、盛り上がる可能性を向上させることができる。
なお、本実施形態では、一例として、特定部153は、特定の操作が行われた時間差が許容時間差内で且つ所定の距離範囲内のユーザを対象ユーザとして特定したが、これに限ったものではない。特定部153は、特定の操作が行われた時間差が許容時間差内で且つ同じグループIDを有するユーザ(すなわち同じグループ内のユーザ)を対象ユーザとして特定してもよい。これにより、遠隔地にいる仲間のユーザと一緒にアイテムの抽選を実行した場合でも、ユーザにとって利益が増した特典付与結果が得られるため、この特典付与結果を得られた際の感情(例えば、うれしさ、高揚、驚きなど)を遠隔地にいる仲間のユーザと共有することができるので一緒に盛り上がることができる。
更に、特定のターゲットに対して特定のアプリケーションの利用を効果的に広げたいという課題がある。その課題を解決するために、出力部155は、複数の対象ユーザの属性に応じた特典付与結果を出力してもよい。その一例として、確率決定部154は、複数の対象ユーザの属性に応じて、アプリ内情報の当選確率を決定し、出力部155は、決定された当選確率で抽選されたアプリ内情報の抽選結果を出力してもよい。具体的には、複数の対象ユーザの性別に応じて当選確率を決定してもよい。例えば、複数の対象ユーザが男性と女性が混じっている場合に、確率決定部154は、当選確率を上昇させてもよい。これにより、男性、女性の両方のユーザに、特定のアプリケーションの使用を薦めることが促進される。
また、例えば、複数の対象ユーザ中に特定の性(例えば、女性)が多いほど、確率決定部154は、当選確率を上昇させてもよい。これにより、特定の性(例えば、女性)のユーザに、特定のアプリケーションの使用を薦めることが促進される。
一方、例えば、複数の対象ユーザの年齢が特定の年代(例えば、20〜35歳の年代)の場合、確率決定部154は、当選確率を上昇させてもよい。これにより、特定の年代のユーザ(例えば、20〜35歳の年代)に、特定のアプリケーションの使用を薦めることが促進されるので、ターゲットとする年代の人に特定のアプリケーションの利用が広がる効果がある。
また、例えば、複数の対象ユーザの年齢差が所定の閾値以下の場合、確率決定部154は当選確率を上昇させてもよい。これにより、自分と年齢が近い人に特定のアプリケーションの使用を薦めることが促進されるので、現在特定のアプリケーションを使用しているユーザと近い年齢の人に特定のアプリケーションの利用が広がる効果がある。
また、例えば、複数の対象ユーザの年齢差が所定の閾値以下の場合、確率決定部154は当選確率を上昇させてもよい。これにより、自分と年齢が近い人に特定のアプリケーションの使用を薦めることが促進されるので、現在特定のアプリケーションを使用しているユーザと近い年齢の人に特定のアプリケーションの利用が広がる効果がある。
また、複数の対象ユーザの年齢に応じて当選確率を決定してもよい。例えば、複数の対象ユーザの年齢が異なる年代(例えば、対象ユーザが3人の場合に、これらのユーザの年代が20代、30代、40代の場合)に分かれている場合または年齢差が所定の閾値を超える場合、確率決定部154は、当選確率を上昇させてもよい。これにより、特定のアプリケーションをあまり利用しない年代のユーザに、特定のアプリケーションの使用を薦めることが促進されるので、特定のアプリケーションの利用が広がる効果がある。
また、確率決定部154は、複数の対象ユーザの年齢と性別に応じて当選確率を決定してもよい。例えば、複数の対象ユーザの年齢が特定の年代(例えば、20〜35歳の年代)で且つ特定の性(例えば、女性)の場合、確率決定部154は当選確率を上昇させてもよい。これにより、特定の年代の特定の性のユーザに特定のアプリケーションの使用を薦めることが促進されるので、特定の年代の特定の性のユーザに特定のアプリケーションの利用が広がる効果がある。
なお、本実施形態では、特定の操作を「抽選選択」ボタンの選択としたが、これに限ったものではない。特定の操作は端末装置2を振る操作であってもよい。その場合、端末装置2の入力部21は例えば、加速度を検出する加速度センサを有し、端末装置2のCPU25は、この加速度センサにより検出された加速度を示す加速度信号から、端末装置2を振る操作を検出してもよい。
なお、複数の装置を備えるシステムが、本実施形態のサーバ1の各処理を、それらの複数の装置で分散して処理してもよい。また、本実施形態のサーバ1の処理の一部または全部を、端末装置2−1、…、2−Nのうちの一つまたは複数が実行してもよい。例えば、端末装置2−1、…、2−Nのうちの一つがマスタとなり、他の端末装置2がスレーブとなり、マスタとなった端末装置2が本実施形態のサーバ1のCPU15の処理を実行してもよい。具体的には例えば、本実施形態のサーバ1の各処理を実行するためのプログラムがマスタとなる端末装置2にダウンロードされインストールされ、マスタとなった端末装置2のCPU25は、取得部151、位置取得部152、特定部153、確率決定部154、及び出力部155として機能してもよい。その場合、例えば、取得部151は、自端末のユーザによって端末装置に対して行われた操作を示す操作情報信号を取得するとともに、他の複数の端末装置から操作情報信号を取得してもよい。そして、特定部153は、複数の操作情報信号を用いて、特定の操作が行われたタイミングの端末装置間における時間差が許容時間差内である複数の対象端末装置、または複数の対象端末装置を操作する複数の対象ユーザを特定してもよい。そして、出力部155は、特定部153による特定結果に応じた結果を出力してもよい。
また、本実施形態のサーバ1の各処理を実行するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、当該記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、プロセッサが実行することにより、本実施形態のサーバ1に係る上述した種々の処理を行ってもよい。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、通信ネットワークを介してダウンロードされ、コンピュータシステムにインストールまたはロードしてもよい。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現しても良い。更に、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、本開示は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 サーバ
11 入力部
12 記憶部
13 RAM
14 通信部
15 CPU
151 取得部
152 位置取得部
153 特定部
154 確率決定部
155 出力部
2−1、…、2−N 端末装置
21 入力部
22 記憶部
23 RAM
24 通信部
25 CPU
26 表示部
3 通信回路網
11 入力部
12 記憶部
13 RAM
14 通信部
15 CPU
151 取得部
152 位置取得部
153 特定部
154 確率決定部
155 出力部
2−1、…、2−N 端末装置
21 入力部
22 記憶部
23 RAM
24 通信部
25 CPU
26 表示部
3 通信回路網
Claims (18)
- ユーザによって端末装置に対して行われた操作を示す操作情報信号を複数の端末装置から取得する取得部と、
複数の前記操作情報信号を用いて、特定の操作が行われたタイミングの前記端末装置間における時間差が許容時間差内である複数の対象端末装置、または前記複数の対象端末装置を操作する複数の対象ユーザを特定する特定部と、
前記特定部による特定結果に応じた結果を出力する出力部と、
を備える情報処理システム。 - 前記端末装置の位置を示す位置情報信号を、前記複数の端末それぞれについて取得する位置取得部を更に備え、
前記特定部は、複数の前記操作情報信号と複数の前記位置情報信号とを用いて、前記特定の操作が行われたタイミングの前記端末装置間における時間差が許容時間差内で且つ端末装置間の距離が所定の距離範囲内にある端末装置を前記対象端末装置として特定する
請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記特定部は、前記操作情報信号を用いて特定の端末装置に対して前記特定の操作が行われたことを検出した場合、複数の前記操作情報信号と複数の前記位置情報信号とを用いて、前記特定の端末装置に対して前記特定の操作が行われたタイミングから許容時間差内に前記特定の操作が行われた端末装置で且つ前記特定の端末装置との間の距離が所定の距離範囲内にある端末装置を前記対象端末装置として特定する
請求項2に記載の情報処理システム。 - 前記結果は、前記複数の対象ユーザのうち少なくとも一人の対象ユーザに対する特典付与結果である請求項3に記載の情報処理システム。
- 前記出力部は、前記対象端末装置の数または前記対象ユーザの数に応じた特典付与結果を出力する
請求項4に記載の情報処理システム。 - 前記出力部は、前記対象端末装置の数または前記対象ユーザの数に加えて、前記特定の操作が行われたタイミングの前記対象端末装置間における時間差に応じた特典付与結果を出力する
請求項5に記載の情報処理システム。 - 前記出力部は、前記対象端末装置の数または前記対象ユーザの数が多く前記時間差が短いほど、前記対象ユーザにとって利益が増した特典付与結果を出力する
請求項6に記載の情報処理システム。 - 前記対象端末装置の数または前記対象ユーザの数が多く前記時間差が短いほど、アプリ内情報の当選確率を上昇させる確率決定部を更に備え、
前記出力部は、上昇後の前記当選確率を前記特典付与結果として出力する
請求項7に記載の情報処理システム。 - 前記出力部は、前記対象端末装置の数または前記対象ユーザの数が多いほど、前記対象ユーザにとって利益が増した前記特典付与結果を出力する
請求項5に記載の情報処理システム。 - 前記対象端末装置の数または前記対象ユーザの数が多いほど、アプリ内情報の当選確率を上昇させる確率決定部を更に備え、
前記出力部は、上昇後の前記当選確率を前記特典付与結果として出力する
請求項9に記載の情報処理システム。 - 前記出力部は、前記特定の操作が行われたタイミングの前記対象端末装置間における時間差に応じた前記特典付与結果を出力する
請求項4に記載の情報処理システム。 - 前記時間差が短いほど、アプリ内情報の当選確率を上昇させる確率決定部を更に備え、
前記出力部は、上昇後の前記当選確率を前記特典付与結果として出力する
請求項11に記載の情報処理システム。 - 前記出力部は、前記複数の対象ユーザの属性に応じた前記特典付与結果を出力する
請求項4に記載の情報処理システム。 - 前記複数の対象ユーザの属性に応じて、アプリ内情報の当選確率を決定する確率決定部を更に備え、
前記出力部は、前記決定された当選確率を前記特典付与結果として出力する
請求項13に記載の情報処理システム。 - ユーザによって端末装置に対して行われた操作を示す操作情報信号を複数の端末装置から取得する取得部と、
複数の前記操作情報信号を用いて、特定の操作が行われたタイミングの前記端末装置間における時間差が許容時間差内である複数の対象端末装置、または前記複数の対象端末装置を操作する複数の対象ユーザを特定する特定部と、
前記特定部による特定結果に応じた結果を出力する出力部と、
を備える情報処理装置。 - ユーザによって行われた操作を受け付ける入力部と、
前記操作を示す操作情報信号を情報処理装置に送信し、複数の前記操作情報信号を用いて、特定の操作が行われたタイミングの前記端末装置間における時間差が許容時間差内である複数の対象端末装置、または前記複数の対象端末装置を操作する複数の対象ユーザを特定する前記情報処理装置による特定結果に応じた結果を受信する通信部と、
前記結果を表示部に表示させる表示処理部と、
を備える端末装置。 - ユーザによって端末装置に対して行われた操作を示す操作情報信号を複数の端末装置から取得する取得ステップと、
複数の前記操作情報信号を用いて、特定の操作が行われたタイミングの前記端末装置間における時間差が許容時間差内である複数の対象端末装置、または前記複数の対象端末装置を操作する複数の対象ユーザを特定する特定ステップと、
前記特定ステップによる特定結果に応じた結果を出力する出力ステップと、
を有する情報処理方法。 - コンピュータを、
ユーザによって端末装置に対して行われた操作を示す操作情報信号を複数の端末装置から取得する取得部と、
複数の前記操作情報信号を用いて、特定の操作が行われたタイミングの前記端末装置間における時間差が許容時間差内である複数の対象端末装置、または前記複数の対象端末装置を操作する複数の対象ユーザを特定する特定部と、
前記特定部による特定結果に応じた結果を出力する出力部と、
として機能させるためのプログラム。
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