JPWO2016067684A1 - 装置 - Google Patents

装置 Download PDF

Info

Publication number
JPWO2016067684A1
JPWO2016067684A1 JP2016556390A JP2016556390A JPWO2016067684A1 JP WO2016067684 A1 JPWO2016067684 A1 JP WO2016067684A1 JP 2016556390 A JP2016556390 A JP 2016556390A JP 2016556390 A JP2016556390 A JP 2016556390A JP WO2016067684 A1 JPWO2016067684 A1 JP WO2016067684A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
interleaver
bit sequence
sequence
length
interleaving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016556390A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6686894B2 (ja
Inventor
亮太 木村
亮太 木村
イフ タン
イフ タン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Publication of JPWO2016067684A1 publication Critical patent/JPWO2016067684A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6686894B2 publication Critical patent/JP6686894B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/27Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes using interleaving techniques
    • H03M13/2792Interleaver wherein interleaving is performed jointly with another technique such as puncturing, multiplexing or routing
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/27Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes using interleaving techniques
    • H03M13/2778Interleaver using block-wise interleaving, e.g. the interleaving matrix is sub-divided into sub-matrices and the permutation is performed in blocks of sub-matrices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M13/00Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes
    • H03M13/27Coding, decoding or code conversion, for error detection or error correction; Coding theory basic assumptions; Coding bounds; Error probability evaluation methods; Channel models; Simulation or testing of codes using interleaving techniques
    • H03M13/2789Interleaver providing variable interleaving, e.g. variable block sizes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0057Block codes
    • H04L1/0058Block-coded modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/004Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using forward error control
    • H04L1/0056Systems characterized by the type of code used
    • H04L1/0071Use of interleaving

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Probability & Statistics with Applications (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

【課題】IDMAシステムにおいてより小さい負担で且つより柔軟にデータを送信することを可能にする。【解決手段】ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する取得部と、上記ユーザに固有のインターリーバを使用して、上記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブするインターリービング部と、を備える装置が提供される。上記インターリービング部は、上記ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をインターリーブすることにより、上記ビットシーケンスをインターリーブする。【選択図】図8

Description

本開示は、装置に関する。
セルラーシステムでは、ユーザの数が著しく増加している。そのため、第5世代のシステムがさらに求められている。第4世代から第5世代への遷移を実現するためには、いくつかのブレークスルー(例えば、スペクトル効率及びエネルギー効率の両方の改善、並びに先進的な無線周波数ドメイン処理など)が求められる。
スペクトル効率の改善の観点から、多元接続技術(Multiple Access Technology:MAT)は、重要な要素の1つである。多元接続技術として、インターリーブ分割多元接続(Interleave Division Multiple Access:IDMA)、フィルタバンクマルチキャリア(Filter Bank Multicarrier:FBM)及び非直交多元接続(Non-Orthogonal Multiple Access:NOMA)などが考えられている。とりわけ、IDMAシステムでは、インターリーバは、異なるユーザを区別し、ユーザ間の干渉を効果的に除去することができる。したがって、インターリーバのデザインは、IDMAシステムにおいて最も重要な要素の1つである。各ユーザは、ユーザに固有のインターリーバを使用する。インターリーバがより長いほど、異なるユーザのインターリーバがより相関が低く、異なるユーザのデータがより容易に検出されることが可能であり、BER(Bit Error Rate)/BLER(Block Error Rate)のパフォーマンスがより良好となる。
例えば、非特許文献1〜5の各々には、IDMAシステムのためのインターリーバが提案されている。具体的には、非特許文献1には、PRI(Pseudo-Random Interleaver)が、非特許文献2には、PI(Power Interleaver)が、非特許文献3には、HI(Helical Interleaver)が、非特許文献4には、DI(Deterministic Interleaver)が、非特許文献5には、LCI(Linear Congruential Interleaver)が、提案されている。
Ioachim Pupeza, Aleksandar Kavicic and Li Ping, Efficient Generation of Interleavers for IDMA, Communications, 2006. ICC’06. IEEE International Conference, vol.4, June 2006, pp. 1508-1513 H.Wu, L.Ping and A.Perotti, User-specific chip-level interleaver design for IDMA systems, Electronics Letters, Vol.42, Issue 4, Feb. 2006, pp. 233-234 Dapeng Hao and Peter Adam Hoecher, Helical Interleaver Set Design for Interleave-Division Multiplexing and Related Techniques, Communications Letters, IEEE, vol.12, Issue 11, Nov. 2008, pp. 843-845 Shu-Ming TSENG, IDMA based on Deterministic Interleavers, Int. J. Communications, Network and System Sciences, Mar. 2010, pp. 94-97 Tao Peng, Xiao-xin Yi, Kun Xu, and Lin-feng Hu, Linear Congruential Interleavers Design for IDMA System, IEEE ICCT 2011, Sept. 2011.
しかし、例えば、IDMAシステムにおいて、非特許文献1〜5の各々で提案されているインターリーバ又はRI(Random Interleaver)のような、既存のインターリーバが使用される場合には、端末装置及びシステムにとっての負担が大きくなるか、又は、データ送信の柔軟性が低くなる。
例えば、RIが使用される場合には、送信機は、インターリーバを受信機へ送信する必要がある。そのため、送信機には大きなメモリが必要であり、また、送信機が受信機にインターリーバを送信するために追加の無線リソースが必要になる。即ち、送信機及びシステムにとっての負担が大きくなる。とりわけ、ユーザの数が増えると、送信すべきデータ(インターリーバ)が大きくなり、その結果、メモリ不足及び遅延などが生じ得る。なお、非特許文献1で提案されているPRI、非特許文献2で提案されているPI、又は非特許文献3で提案されているHIが使用される場合にも、送信機は、ランダムに生成される初期インターリーバ(initial interleaver)を受信機に送信する必要がある。そのため、PRI、PI又はHIが使用される場合にも、同様のことが懸念される。
例えば、非特許文献4で提案されているDI、又は非特許文献5で提案されているLCIが使用される場合には、送信機及び受信機の各々においてインターリーバが生成可能であり、送信機がインターリーバを受信機へ送信する必要はない。しかし、ビットシーケンスが2のべき乗の長さを有することが求められる。そのため、データ送信の柔軟性が低くなる。
そこで、IDMAシステムにおいてより小さい負担で且つより柔軟にデータを送信することを可能にする仕組みが提供されることが望ましい。
本開示によれば、ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する取得部と、上記ユーザに固有のインターリーバを使用して、上記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブするインターリービング部と、を備える装置が提供される。上記インターリービング部は、上記ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をインターリーブすることにより、上記ビットシーケンスをインターリーブする。
また、本開示によれば、受信ビットシーケンスを取得する取得部と、ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、上記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンスを生成するデインターリービング部と、を備える装置が提供される。上記デインターリービング部は、上記受信ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をデインターリーブすることにより、上記受信ビットシーケンスをデインターリーブする。
また、本開示によれば、ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する取得部と、上記情報ブロックのビットシーケンスよりも長い上記ユーザに固有のインターリーバから得られる別のインターリーバ、又は上記ユーザに固有の上記インターリーバを使用して、上記ビットシーケンスをインターリーブするインターリービング部と、を備える装置が提供される。
また、本開示によれば、受信ビットシーケンスを取得する取得部と、上記受信ビットシーケンスよりも長いユーザに固有のインターリーバから得られる別のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、上記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンスを生成するデインターリービング部と、を備える装置が提供される。
また、本開示によれば、ユーザについての送信データから生成される情報ブロックを取得する取得部と、上記ユーザに固有のインターリーバを使用して、上記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブするインターリービング部と、を備える装置が提供される。上記情報ブロックは、誤り訂正符号化のための分割及び当該誤り訂正符号化の後、且つ上記誤り訂正符号化後の統合の前のブロックである。
また、本開示によれば、受信ビットシーケンスを取得する取得部と、ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、上記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、情報ブロックのビットシーケンスを生成するデインターリービング部と、を備える装置が提供される。上記情報ブロックは、誤り訂正復号のための分割後、且つ上記誤り訂正復号の前のブロックである。
以上説明したように本開示によれば、IDMAシステムにおいてより小さい負担で且つより柔軟にデータを送信することが可能になる。なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記効果とともに、又は上記効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、又は本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本実施形態に係るシステムの概略的な構成の一例を示す説明図である。 同実施形態に係る第1無線通信装置の構成の一例を示すブロック図である。 第1無線通信装置の送信処理の一例を説明するための説明図である。 インターリービングの単純化された一例を説明するための説明図である。 同実施形態に係る第2無線通信装置の構成の一例を示すブロック図である。 第2無線通信装置の受信処理の一例を説明するための説明図である。 デインターリービングの単純化された一例を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る部分シーケンスとそれに対応するインターリーバの一例を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る連結インターリーバの一例を説明するための説明図である。 第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの第1の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの第2の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るインターリービングの第1の手法の一例を説明するための説明図である。 第2の実施形態の第1の手法に係る処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態の第1の手法に係る重複インターリービング処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るインターリービングの第2の手法の一例を説明するための説明図である。 第2の実施形態の第2の手法に係る処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態の第2の手法に係る重複インターリービング処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係るインターリービングの他の例を説明するための説明図である。 第3の実施形態に係るインターリーバの一例を説明するための説明図である。 第3の実施形態に係る処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 第3の実施形態に係るインターリーバ生成処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係るインターリーブの例を説明するための説明図である。 第4の実施形態に係るコードブロック連結の第1の例を説明するための説明図である。 第4の実施形態に係るコードブロック連結の第2の例を説明するための説明図である。 第4の実施形態に係るコードブロックについてのビットコレクション一例を説明するための説明図である。 第4の実施形態に係る処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。 eNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。 eNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。 スマートフォンの概略的な構成の一例を示すブロック図である。 カーナビゲーション装置の概略的な構成の一例を示すブロック図である。
以下に添付の図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書及び図面において、同一の名称を有する要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。例えば、同一の名称を有する複数の要素を、必要に応じて部分シーケンス13A、13B、13Cのように区別する。ただし、同一の名称を有する複数の要素の各々を特に区別する必要がない場合、同一符号のみを付する。例えば、部分シーケンス13A、13B、13Cを特に区別する必要が無い場合には、単に部分シーケンス13と称する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.送信機及び受信機の各々で生成可能なインターリーバの例
2.システムの概略的な構成
3.各装置の構成
3.1.第1無線通信装置の構成
3.2.第2無線通信装置の構成
4.第1の実施形態
4.1.概略
4.2.インターリービングの例
4.3.技術的特徴
5.第2の実施形態
5.1.概略
5.2.インターリービングの第1の手法
5.3.インターリービングの第2の手法
5.4.インターリービングのバリエーション
5.5.技術的特徴
6.第3の実施形態
6.1.概略
6.2.インターリービングの例
6.3.技術的特徴
7.第4の実施形態
7.1.概略
7.2.インターリービングの例
7.3.技術的特徴
8.第5の実施形態
8.1.概略
8.2.技術的特徴
9.応用例
10.まとめ
<<1.送信機及び受信機の各々で生成可能なインターリーバの例>>
例えば、送信機及び受信機の各々において生成可能なインターリーバの例として、DI及びLCIがある。当該インターリーバは、換言すると、計算式に基づいて生成可能なインターリーバである。
(1)DI(Deterministic Interleaver)
DIは、以下のような式により表される。
Figure 2016067684
kは、ユーザIDである。当該ユーザIDは、RNTI(Radio Network Temporary Identifier)であってもよい。mは、入力ビットシーケンスの中のビットのビットインデックスである。Nは、インターリーバの長さである。換言すると、Nは、入力ビットシーケンスの長さ(即ち、総ビット数)である。I(m)は、ビットインデックスがmであるビットに対する、インターリーバの値である。即ち、入力ビットシーケンスのうちの、ビットインデックスがmであるビットは、出力ビットシーケンスのうちの、ビットインデックスがI(m)であるビットとして出力される。
上述した式のとおり、DIは、ユーザID(k)及びインターリーバの長さ(入力ビットシーケンスの長さ)に基づいて生成可能である。
DIでは、インターリーバの長さ(入力ビットシーケンスの長さ)であるNは、2のべき乗であることが求められる。Nが2のべき乗ではない場合には、入力ビットシーケンスのうちの、ビットインデックスが異なる2つ以上のビットに対する、インターリーバの値が、同一になり得る。即ち、互いに異なるa及びbについて、I(a)及びI(b)が同一になり得る。その結果、BER/BLERのパフォーマンスが悪くなり得る。
なお、DIでは、任意のk及び任意のNについて、I(0)=0が成り立つ。即ち、ユーザ及び入力ビットシーケンスの長さによらず、入力ビットシーケンスのうちの最初のビットは、出力ビットシーケンスのうちの最初のビットとして出力される。
(2)LCI(Linear Congruential Interleaver)
LCIは、以下のような式により表される。
Figure 2016067684
Nは、インターリーバの長さである。換言すると、Nは、入力ビットシーケンスの長さ(即ち、総ビット数)である。第1の条件として、bは、Nと互いに素である(即ち、bとNとの最大公約数は1である)。第2の条件として、a−1は、任意の素数pの整数倍である。ただし、pは、Nを割り切る値である。第3の条件として、Nが4の整数倍である場合には、a−1は、4の整数倍である。I(m)は、ビットインデックスがmであるビットに対する、インターリーバの値である。即ち、入力ビットシーケンスのうちの、ビットインデックスがmであるビットは、出力ビットシーケンスのうちの、ビットインデックスがI(m)であるビットとして出力される。なお、上述した式では、ユーザに固有のパラメータは不要である。
DIと同様に、LCIでも、インターリーバの長さ(入力ビットシーケンスの長さ)であるNは、2のべき乗であることが求められる。
<<2.システムの概略的な構成>>
図1を参照して、本開示の実施形態に係るシステム1の概略的な構成を説明する。図1は、本実施形態に係るシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図1を参照すると、システム1は、第1無線通信装置100及び第2無線通信装置200を含む。システム1は、IDMAが適用されるシステムである。
第1無線通信装置100は、他の無線通信装置との無線通信を行う。第2無線通信装置200も、他の無線通信装置との無線通信を行う。
例えば、第1無線通信装置100は、第2無線通信装置200への信号を送信し、第2無線通信装置200は、当該信号を受信する。例えば、第2無線通信装置200は、第1無線通信装置100への信号を送信し、第1無線通信装置100は、当該信号を受信する。
第1無線通信装置100及び第2無線通信装置200の一方が、基地局であってもよく、第1無線通信装置100及び第2無線通信装置200の他方が、基地局と通信可能な端末装置であってもよい。上記基地局は、セルラーシステムの基地局であってもよい。
<<3.各装置の構成>>
続いて、図2〜図7を参照して、本開示の実施形態に係る各装置の構成の一例を説明する。
<3.1.第1無線通信装置の構成>
まず、図2〜図4を参照して、本開示の実施形態に係る第1無線通信装置100の構成の一例を説明する。図2は、本開示の実施形態に係る第1無線通信装置100の構成の一例を示すブロック図である。図2を参照すると、第1無線通信装置100は、アンテナ部110、無線通信部120、記憶部130及び処理部140を備える。
(1)アンテナ部110
アンテナ部110は、無線通信部120により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部110は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部120へ出力する。
(2)無線通信部120
無線通信部120は、信号を送受信する。例えば、無線通信部120は、他の装置への信号を送信し、他の装置からの信号を受信する。
(3)記憶部130
記憶部130は、第1無線通信装置100の動作のためのプログラム及びデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
(4)処理部140
処理部140は、第1無線通信装置100の様々な機能を提供する。処理部140は、送信処理部150及び受信処理部160を含む。なお、処理部140は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部140は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
(5)送信処理部150
送信処理部150は、ユーザについての送信データを送信するための送信処理を行う。送信処理部150は、情報取得部151及びインターリービング部153を含む。
(a)送信データ
第1無線通信装置100は、基地局であってもよく、上記送信データは、上記ユーザへの送信データであってもよい。あるいは、第1無線通信装置100は、上記ユーザである端末装置であってもよく、上記送信データは、上記ユーザからの送信データであってもよい。
(b)送信処理の例
図3は、第1無線通信装置100の送信処理の一例を説明するための説明図である。当該送信処理は、LTE(Long Term Evolution)システムにIDMAが適用される場合の、物理レイヤ(Physical Layer)の処理である。
−S301:トランスポートブロック(TB)の生成
LTEで定義される物理レイヤでは、送信チェーンを通してトランスポートブロック(Transport Block:TB)が送信される。ソースのサイズに従って、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel)で送信されるTBの最大数が前もって算出される。LTEでは、最大2つのトランスポートブロックが同時に送信可能である。トランスポートブロックの数が得られると、トランスポートブロックのビットシーケンスが生成される。
−S303:CRC(Cyclic Redundancy Check)
LTEでは、エラーチェック(即ち、データが正しく送信されたか否かの判定)を行うために、CRCが使用される。生成されたトランスポートブロックに、CRCが付加される。
−S305:コードブロック分割(code block segmentation)
例えば、チャネル符号化(channel coding)として、誤り訂正符号が使用される。具的には、例えば、ターボ符号化(turbo coding)が使用される。ターボ符号器(encoder)へインポートされる最長のビットシーケンスは、6144ビットに制限されるので、6144ビットを超えるビットシーケンスは、いくつかのコードブロック(code block:CB)へ分割(segment)される。分割後に、CRCが各CBへ付加される。
CB分割には、2つの基準(criterion)がある。第1の基準は、CBは、6144ビットよりも大きくないことである。第2の基準は、CBの数は可能な限り少ないことである。
なお、ターボ符号化の実行に応じて、CBに基づいてBER/BLERが算出される。
−S307:チャネル符号化
チャネル符号化として、誤り訂正符号化が行われる。LTEでは、チャネル符号化は、チャネルによって異なる。
DL−SCH(Downlink Shared Channel)及びUL−SCH(Uplink Shared Channel)などの処理では、チャネル符号化としてターボ符号化が使用される。ターボ符号は、PCCC(Parallel Concatenated Convolution Code)とも呼ばれる。ターボ符号器は、主に、2つの符号器と1つのインターリーバからなる。入力されるビットシーケンスは、第1の符号器を通じて直接的に入力される。また、入力される当該ビットシーケンスは、インターリーバを通った後に第2の符号器に入力される。ターボ符号器は、システマティックビットシーケンスと、上記第1の符号器及び上記第2の符号器によりそれぞれ符号化された2つのパリティビットシーケンスとを出力する。上記第2の符号器の前に配置されるインターリーバは、ターボ符号化のパフォーマンスに重要な役割を果たす。LTEでは、QPP(Quadratic Permutation Polynomials)がターボ符号化のために定義されている。
なお、例えば、BCH(Broadcast Channel)などの処理では、テイルバイティング畳み込み符号化(tail biting convolution code)が使用される。
−S309:レートマッチング(rate matching)
レートマッチングでは、出力される3つのビットシーケンスの長さが調整され、送信されるビットのセットが抽出される。
レートマッチングは、サブブロックインターリービング、ビットコレクション及びビットセレクションを含む。サブブロックインターリービングでは、システマティックビットシーケンス及び2つのパリティビットシーケンスの各々がランダム化される。ビットコレクションでは、3つのシーケンスが連結(concatenate)される。ビットセレクションでは、連続した(consecutive)ビットがバッファから抽出される。
−S311:コードブロック連結(code block concatenation)
上述したように、例えば、6144ビットを超えるビットシーケンスは、いくつかのコードブロック(CB)へ分割される。このような分割が行われた場合には、符号化及びレートマッチング後のCBが、連結(concatenate)される。
CB連結の出力は、コードワードと呼ばれる。なお、CB分割及びCB連結が行われない場合には、レートマッチングの出力が、コードワードとなる。
−S313:インターリービング
とりわけ、本開示の実施形態では、コードワードは、ユーザに固有のインターリーバによりインターリーブされる。当該インターリーバは、セル、コードワード(又はトランスポートブロック)及び/又はリンク方向(即ち、ダウンリンク又はアップリンク)に固有であってもよい。
なお、例えば、OFDMA(Orthogonal Frequency-Division Multiple Access)又はCDMA(Code Division Multiple Access)が適用されるシステムでは、上記インターリーバではなく、スクランブラ(scrambler)が使用される。
−S315:変調(modulation)
LTEでは、BPSK(Binary Phase-Shift Keying)、QPSK(Quadrature Phase-Shift Keying)、16QAM(16 Quadrature Amplitude Modulation)及び64QAM(64 Quadrature Amplitude Modulation)が変調方式としてサポートされている。また、LTEでは、CQI(Channel Quality Indicator)に応じて変調方式が選択される。
−S317:レイヤマッピング(layer mapping)
変調後に、シンボルは、異なるレイヤにマップ(map)される。LTEでは、コードワードは、最大4つのレイヤにマップされる。
−S319:プリコーディング
MIMOシステムにおけるシステムスループットを最大化するために、トランスミッションモード(transmission mode)に応じてプリコーディングが必要である。トランスミッションモードは、OSLM(Open Loop Spatial Multiplexing)に設定される。
−S321:リソースエレメントマッピング
プリコーディング後に、データシーケンスは、各チャネル内の無線リソースにマッピングされる。LTEは、無線リソースとして、リソースエレメント(resource element:RE)及びリソースブロック(resource block:RB)を定義する。
各無線フレームは、10msであり、それぞれ1msである10サブフレームを含む。各サブフレームは、それぞれ0.5msである2スロットを含む。各スロットは、6又は7シンボルを含む。1REは、1シンボル及び1サブキャリアの無線リソースであり、1RBは、1スロット及び12サブキャリアの無線リソース(即ち、72又は84RE)である。
−S323:OFDM信号の生成
リソースエレメントマッピングの後に、OFDM信号が生成される。OFDM信号の生成は、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)及びCP(Cyclic Prefix)の挿入を含む。
なお、生成されたOFDM信号は、デジタル信号からアナログ信号へ変換され、送信される。
(c)インターリービングの例
図4は、インターリービングの単純化された一例を説明するための説明図である。図4を参照すると、4ビットの長さを有するインターリーバ(2031)が示されている。例えば、ABCDというビットシーケンスが上記インターリーバに入力されると、当該ビットシーケンスがインターリーブされ、BDACというビットシーケンスが出力される。
(d)情報取得部151及びインターリービング部153の動作
情報取得部151は、ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得し、インターリービング部153は、当該情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブする。
例えば、情報取得部151及びインターリービング部153は、上述したインターリービング(S313)を実行する。即ち、情報取得部151は、トランスポートブロック(送信データ)から生成される、ターボ符号化後のコードワード(誤り訂正符号化後の情報ブロック)を取得し、インターリービング部153は、当該コードワードのビットシーケンスをインターリーブする。
なお、インターリービング部153により使用されるインターリーバは、ハードウェア(例えば、プログラマブルなハードウェア)として実装されてもよく、又はソフトウェアとして実装されてもよい。上記インターリーバのインターリーブパターンは、置き換えられることが可能であってもよい。
(6)受信処理部160
受信処理部160は、ユーザについての送信データを受信するための受信処理を行う。
一例として、受信処理部160は、後述する第2無線通信装置200の受信処理部250と同様の処理を行う。
<3.2.第2無線通信装置の構成>
次に、図5〜図7を参照して、本開示の実施形態に係る第2無線通信装置200の構成の一例を説明する。図5は、本開示の実施形態に係る第2無線通信装置200の構成の一例を示すブロック図である。図5を参照すると、第2無線通信装置200は、アンテナ部210、無線通信部220、記憶部230及び処理部240を備える。
(1)アンテナ部210
アンテナ部210は、無線通信部220により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部210は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部220へ出力する。
(2)無線通信部220
無線通信部220は、信号を送受信する。例えば、無線通信部220は、他の装置への信号を送信し、他の装置からの信号を受信する。
(3)記憶部230
記憶部230は、第2無線通信装置200の動作のためのプログラム及びデータを一時的に又は恒久的に記憶する。
(4)処理部240
処理部240は、第2無線通信装置200の様々な機能を提供する。処理部240は、受信処理部250及び送信処理部260を含む。なお、処理部240は、これらの構成要素以外の他の構成要素をさらに含み得る。即ち、処理部240は、これらの構成要素の動作以外の動作も行い得る。
(5)受信処理部250
受信処理部250は、ユーザについての送信データを受信するための受信処理を行う。受信処理部250は、情報取得部251及びデインターリービング部253を含む。
(a)送信データ
第2無線通信装置200は、上記ユーザである端末装置であってもよく、上記送信データは、上記ユーザへの送信データであってもよい。あるいは、第2無線通信装置200は、基地局であってもよく、上記送信データは、上記ユーザからの送信データであってもよい。
(b)受信処理の例
図6は、第2無線通信装置200の受信処理の一例を説明するための説明図である。当該受信処理は、LTEシステムにIDMAが適用される場合の、物理レイヤの処理である。
−S351〜S357
信号の受信後に、OFDM信号の復調(S351)、リソースエレメントデマッピング(resource element demapping)(S353)が行われる。さらに、CRS(Cell-specific Reference Signal)が検索(retrieve)され(S355)、当該CRSを使用して、チャネル推定(channel estimation)が行われる(S357)。
−S359:等化(equalization)
等化器(equalizer)により、信号の歪み(distortion)が修正される。等化器として、線形等化器及び非線型等化器がある。
より具体的には、例えば、等化器として、ZF(Zero Forcing)等化器、MMSE(Minimum Mean Square Error)等化器、及びSSD(Soft Sphere Decoder)等化器などがある。理論上は、SSDは、他の2つの主要よりも、BER/BLERのより良好なパフォーマンスを有する。より低い計算の複雑さを得るために、MLD(Maximum Likelihood Detection)が実装される。しかしながら、変調の次数及びユーザの数が増加する場合に、MLDの複雑さは急激に増加する。これを改善するために、信号コンスタレーション(constellation)の内側の全てのポイントを扱う代わりに、あるエリアについてSSD等化が実行される。その結果、計算の複雑さが減少する。
−S360:MUD(Multi-User Detection)
MUDでは、ESE(Elementary Signal Estimator)(S363)、デレイヤマッピング(de layer mapping)(S365)、デインターリービング(S367)、デレートマッチング(de rate matching)(S369)、連結解除(deconcatenation)(S371)及びチャネル復号(channel decoding)(S373)が行われる。デインターリービング(S367)では、送信側のインターリービングと逆の動作が行われる。上記チャネル復号は、例えば、誤り訂正復号であり、具体的には、例えば、ターボ復号(turbo decoding)である。
さらに、MUDでは、フィードバックのアーキテクチャがデザインされる。具体的には、チャネル復号(channel decoding)(S373)の後に、シーケンスは、送信側と同様に処理される(S375〜S381)。例えば、インターリービングが行われる(S379)。当該インターリービングでは、送信側のインターリーバと同一のインターリーバが使用される。
MUDでは、異なるユーザからの信号を検出するために、全てのユーザについて検出が並行して行われ得る。即ち、各ユーザのビットシーケンスが同時に検出され得る。
なお、第2無線通信装置200が、基地局ではなく、端末装置(即ち、ユーザ)である場合には、MUDではなく、単一ユーザ検出の処理が行われてもよい。
−S383〜S387
復号されたコードブロックについてのコードブロック分割解除(code block desegmentation)(S383)及びCRCチェックが行われる(S385)。そして、トランスポートブロックが出力される(S387)。
(c)デインターリービングの例
図7は、デインターリービングの単純化された一例を説明するための説明図である。図7を参照すると、4ビットの長さを有するデインターリーバ(1302)が示されている。例えば、BDACというビットシーケンスが上記デインターリーバに入力されると、当該ビットシーケンスがインターリーブされ、ABCDというビットシーケンスが出力される。
(d)情報取得部251及びデインターリービング部253の動作
情報取得部251は、受信ビットシーケンスを取得し、デインターリービング部253は、当該受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンスを生成する。
例えば、情報取得部251及びデインターリービング部253は、上述したデインターリービング(S367)を実行する。即ち、情報取得部251は、ESE及びデレイヤマッピング後の受信ビットシーケンスを取得する。そして、デインターリービング部253は、当該受信データシーケンスをデインターリーブすることにより、ターボ復号前のコードワードのビットシーケンス(誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンス)を生成する。
なお、デインターリービング部253により使用されるデインターリーバは、ハードウェア(例えば、プログラマブルなハードウェア)として実装されてもよく、又はソフトウェアとして実装されてもよい。上記デインターリーバのデインターリーブパターンは、置き換えられることが可能であってもよい。
(6)送信処理部260
送信処理部260は、ユーザについての送信データを送信するための送信処理を行う。
一例として、送信処理部260は、上述した第1無線通信装置100の送信処理部150と同様の処理を行う。
<<4.第1の実施形態>>
続いて、図8〜図11を参照して、本開示の第1の実施形態を説明する。
<4.1.概略>
(1)技術的課題
IDMAシステムのためのインターリーバとして、RI、PRI、PI、HI、DI及びLCIなどが提案されている。
しかし、例えば、IDMAシステムにおいて、このような既存のインターリーバが使用される場合には、端末装置及びシステムにとっての負担が大きくなるか、又は、データ送信の柔軟性が低くなる。
例えば、RIが使用される場合には、送信機は、インターリーバを受信機へ送信する必要がある。そのため、送信機には大きなメモリが必要であり、また、送信機が受信機にインターリーバを送信するために追加の無線リソースが必要になる。即ち、送信機及びシステムにとっての負担が大きくなる。とりわけ、ユーザの数が増えると、送信すべきデータ(インターリーバ)が大きくなり、その結果、メモリ不足及び遅延などが生じ得る。なお、非特許文献2で提案されているPI、又は非特許文献3で提案されているHIが使用される場合にも、送信機は、ランダムに生成される初期インターリーバを受信機に送信する必要がある。そのため、そのため、PRI、PI又はHIが使用される場合にも、同様のことが懸念される。
例えば、DI又LCIが使用される場合には、送信機及び受信機の各々においてインターリーバが生成可能であり、送信機がインターリーバを受信機へ送信する必要はない。しかし、ビットシーケンスが2のべき乗の長さを有することが求められる。そのため、データ送信の柔軟性が低くなる。
そこで、IDMAシステムにおいてより小さい負担で且つより柔軟にデータを送信することを可能にする仕組みが提供されることが望ましい。より具体的には、例えば、IDMAシステムにおいて、送信側と受信側との間でのインターリーバの送受信なしに任意の長さのビットシーケンスを送信することを可能にする仕組みが提供されることが望ましい。
(2)技術的手段
第1の実施形態では、情報取得部151は、ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する。インターリービング部153は、上記ユーザに固有のインターリーバを使用して、上記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブする。とりわけ、インターリービング部153は、上記ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をインターリーブすることにより、上記ビットシーケンスをインターリーブする。
さらに、第1の実施形態では、上記2つ以上の部分シーケンスの各々は、上記ビットシーケンスに含まれ、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスと重ならない。
これにより、例えば、IDMAシステムにおいてより小さい負担で且つより柔軟にデータを送信することが可能になる。より具体的には、例えば、IDMAシステムにおいて送信側と受信側との間でのインターリーバの送受信なしに任意の長さのビットシーケンスを送信することが可能になる。
<4.2.インターリービングの例>
次に、図8〜図11を参照して、第1の実施形態に係るインターリービングの例を説明する。
(1)部分シーケンス及びインターリーバ
任意の正の整数Nは、以下のように2のべき乗の和として表されることが可能である。
Figure 2016067684
よって、情報ブロック(例えば、コードワード)のビットシーケンスの長さMは、2のべき乗の長さではない場合でも、2のべき条の長さの和として表されることが可能である。換言すると、上記ビットシーケンスは、2のべき乗の長さをそれぞれ有する2つ以上の部分シーケンスに分けられることが可能である。
したがって、各部分シーケンスと同一の長さを有する、ユーザに固有のインターリーバを生成することが可能である。一例として、当該インターリーバは、DIである。以下、図8を参照して具体例を説明する。
図8は、第1の実施形態に係る部分シーケンスとそれに対応するインターリーバの一例を説明するための説明図である。図8を参照すると、1632ビットのビットシーケンス11が示されている。1632は、1024+512+64+32で表される。よって、ビットシーケンス11は、32(=2)ビットの部分シーケンス13A、64(=2)ビットの部分シーケンス13B、512(=2)ビットの部分シーケンス13C、及び1024(=210)ビットの部分シーケンス13Dに分けられることが可能である。そのため、各部分シーケンス13に対応するインターリーバ21(即ち、部分シーケンス13と同じ長さを有する、ユーザに固有のインターリーバ)を生成することが可能である。具体的には、部分シーケンス13A、13B、13C、13Dにそれぞれ対応するインターリーバ21A、21B、21C、21Dを生成することが可能である。例えば、インターリーバ21は、DIである。
なお、上記2つ以上の部分シーケンスの各々に対応するインターリーバ(部分シーケンスと同じ長さを有する、ユーザに固有のインターリーバ)を含み、且つ、上記ビットシーケンスと同じ長さを有する、1つの連結インターリーバ(concatenated interleaver)」と呼ぶ)が生成されてもよい。各部分シーケンスに対応するインターリーバがDIである場合には、当該1つの連結インターリーバは、CDI(Concatenated Deterministic Interleaver)と呼ばれてもよい。以下、図9を参照して具体例を説明する。
図9は、第1の実施形態に係る連結インターリーバの一例を説明するための説明図である。図9を参照すると、図8を参照して説明したインターリーバ21A、21B、21C、21Dが示されている。例えば、インターリーバ21B、21C、21Dの入力ビット及び出力ビットをシフトによって変更し、変更後のインターリーバ21A、21B、21C、21Dを連結することにより、図8を参照して説明したビットシーケンス11と同じ長さを有する連結インターリーバ23が生成される。例えば、インターリーバ21Bの入力ビット及び出力ビットは、インターリーバ21Aの長さ(即ち、32ビット)だけシフトされる。例えば、インターリーバ21Cの入力ビット及び出力ビットは、インターリーバ21A、21Bの長さの和(即ち、96ビット)だけシフトされる。例えば、インターリーバ21Dの入力ビット及び出力ビットは、インターリーバ21A、21B、21Cの長さの和(即ち、608ビット)だけシフトされる。例えば、インターリーバ21A、21B、21C、21Dの各々は、DIであり、連結インターリーバ23は、CDIである。
(2)インターリービング
例えば、インターリービング部153は、上記2つ以上の部分シーケンスの各々を、対応するインターリーバを使用してインターリーブする。
(a)第1の例
第1の例として、インターリービング部153は、ビットシーケンスに含まれる2つ以上のビットシーケンスの各々について、部分シーケンスの取得し、当該部分シーケンスに対応するインターリーバを使用して当該部分シーケンスをインターリーブする。そして、インターリービング部153は、インターリーブされた上記2つ以上の部分シーケンスを連結(concatenate)する。
(a−1)具体的な例
図8を再び参照すると、インターリービング部153は、部分シーケンス13Aを取得し、部分シーケンス13Aに対応するインターリーバ21Aを使用して部分シーケンス13Aをインターリーブする。同様に、インターリービング部153は、部分シーケンス13B、13C、13Dをインターリーブする。そして、インターリービング部153は、インターリーブされた部分シーケンス13A、13B、13C、13Dを連結する。
(a−2)処理の流れ
図10は、第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの第1の例を示すフローチャートである。
情報取得部151は、ユーザについての送信データ(例えば、トランスポートブロック)から生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロック(例えば、コードワード)を取得する(S401)
インターリービング部153は、上記情報ブロックのビットシーケンスに含まれる部分シーケンスを取得する(S403)。当該部分シーケンスは、2のべき乗の長さを有する。
インターリービング部153は、上記部分シーケンスに対応するインターリーバを使用して、上記部分シーケンスをインターリーブする(S405)。上記インターリーバは、上記部分シーケンスと同じ長さを有する、上記ユーザに固有のインターリーバ(例えば、DI)である。
上記ビットシーケンスに含まれる全ての部分シーケンスについてのインターリービングが終了していれば(S407:YES)、インターリービング部153は、インターリーブされた部分シーケンスを連結する(S409)。そして、処理は終了する。
上記ビットシーケンスに含まれるいずれかの部分シーケンスについてのインターリービングが終了していなければ(S407:NO)、処理はステップS403へ戻る。
なお、当然ながら、2つ以上の部分シーケンスのインターリービングが、並行して実行されてもよい。
(b)第2の例
第2の例として、インターリービング部153は、ビットシーケンスに含まれる2つ以上のビットシーケンスの各々に対応するインターリーバを含む1つの連結インターリーバを使用して、上記ビットシーケンスをインターリーブする。
(b−1)具体的な例
図8及び図9を再び参照すると、インターリービング部153は、ビットシーケンス11に含まれる部分シーケンス13A、13B、13C、13Dにそれぞれ対応するインターリーバ21A、21B、21C、21Dを含む1つの連結インターリーバ23を使用して、ビットシーケンス11をインターリーブしてもよい。
なお、連結インターリーバは、部分シーケンスに対応するインターリーバを含むので、部分シーケンスに対応するインターリーバを使用して当該部分シーケンスがインターリーブされるという点は、第2の例も、第1の例と同様である。
(b−2)処理の流れ
図11は、第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの第2の例を示すフローチャートである。
情報取得部151は、ユーザについての送信データ(例えば、トランスポートブロック)から生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロック(例えば、コードワード)を取得する(S411)。
インターリービング部153は、上記情報ブロックのビットシーケンスに含まれる2つ以上の部分シーケンスの各々に対応するインターリーバを含む1つの連結インターリーバを生成する(S413)。上記2つ以上の部分シーケンスの各々に対応する上記インターリーバは、部分シーケンスと同じ長さを有する、上記ユーザに固有のインターリーバ(例えば、DI)である。
インターリービング部153は、上記1つの連結インターリーバを使用して、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスをインターリーブする(S415)。そして、処理は終了する。
(3)デインターリービング
なお、第2無線通信装置200では、第1無線通信装置100における上述したインターリービングに対応するデインターリービングが行われる。
図8を再び参照すると、例えば、デインターリービング部253は、インターリーバ21A、21B、21C、21Dの各々に対応するデインターリーバを使用して、受信ビットシーケンスから得られる部分シーケンスをデインターリーブする。その結果、部分シーケンス13A、13B、13C、13Dを含むビットシーケンス11が得られ得る。
図8及び図9を再び参照すると、デインターリービング部253は、連結インターリーバ23に対応するデインターリーバを使用して、受信ビットシーケンスをデインターリーブしてもよい。その結果、ビットシーケンス11が得られてもよい。なお、連結インターリーバ23に対応する上記デインターリーバは、インターリーバ21A、21B、21C、21Dの各々に対応するデインターリーバを含むので、この例も、上述した例と実質的には同じである。
<4.3.技術的特徴>
(1)インターリーブ
上述したように、第1の実施形態では、情報取得部151は、ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する。インターリービング部153は、上記ユーザに固有のインターリーバを使用して、上記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブする。とりわけ、インターリービング部153は、上記ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をインターリーブすることにより、上記ビットシーケンスをインターリーブする。
さらに、第1の実施形態では、上記2つ以上の部分シーケンスの各々は、上記ビットシーケンスに含まれ、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスと重ならない。
(a)送信データ
第1無線通信装置100は、基地局であってもよく、上記送信データは、上記ユーザへの送信データであってもよい。あるいは、第1無線通信装置100は、上記ユーザである端末装置であってもよく、上記送信データは、上記ユーザからの送信データであってもよい。
例えば、上記送信データは、トランスポートブロックである。
(b)情報ブロック
例えば、上記情報ブロックは、コードワードである。あるいは、後述する第4の実施形態と同様に、上記情報ブロックは、コードブロックであってもよい。
(c)情報ブロックのビットシーケンス
例えば、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスは、2のべき乗ではない長さを有する。
図8を再び参照すると、一例として、上記ビットシーケンスは、ビットシーケンス11であり、1632ビットの長さを有する。
(d)部分シーケンス
上述したように、上記2つ以上の部分シーケンスの各々は、上記ビットシーケンスに含まれ、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスと重ならない。
例えば、上記2つ以上の部分シーケンスの各々は、2のべき乗の長さを有する。さらに、例えば、上記2つ以上の部分シーケンスの各々は、異なる長さを有する。さらに、例えば、上記2つ以上の部分シーケンスの長さの総和は、上記ビットシーケンスの長さと等しい。
図8を再び参照すると、一例として、上記2つ以上の部分シーケンスは、部分シーケンス13A、13B、13C、13Dである。部分シーケンス13A、13B、13C、13Dの各々は、ビットシーケンス11に含まれ、他の部分シーケンスと重ならない。さらに、部分シーケンス13A、13B、13C、13Dの各々は、2のべき乗の長さを有し、異なる長さを有する。さらに、部分シーケンス13A、13B、13C、13Dの長さの総和は、ビットシーケンス11の長さと等しい。
(e)インターリーブ
例えば、インターリービング部153は、上記2つ以上の部分シーケンスの各々を、対応するインターリーバを使用してインターリーブする。
(e−1)インターリーバ
例えば、上記対応するインターリーバは、部分シーケンスと同じ長さを有する、上記ユーザに固有のインターリーバである。さらに、上記対応するインターリーバは、上記送信データ(例えば、トランスポートブロック)又は上記情報ブロック(例えば、コードワード又はコードブロック)に固有のインターリーバであってもよい。
例えば、上記対応するインターリーバは、送信機及び受信機の各々において生成可能なインターリーバ(換言すると、計算式に基づいて生成可能なインターリーバ)である。一例として、上記対応するインターリーバは、DIである。別の例として、上記対応するインターリーバは、LCIであってもよい。なお、上記対応するインターリーバは、これらの例に限定されない。
上記対応するインターリーバは、ハードウェア(例えば、プログラマブルなハードウェア)として実装されてもよく、又はソフトウェアとして実装されてもよい。上記対応するインターリーバのインターリーブパターンは、置き換えられることが可能であってもよい。
(e−2)具体的な例
図8を再び参照すると、例えば、インターリービング部153は、インターリーバ21Aを使用して部分シーケンス13Aをインターリーブする。同様に、インターリービング部153は、インターリーバ21Bを使用して部分シーケンス13Bをインターリーブし、インターリーバ21Cを使用して部分シーケンス13Cをインターリーブし、インターリーバ21Dを使用して部分シーケンス13Dをインターリーブする。
(e−3)並行処理
インターリービング部153は、上記2つ以上の部分シーケンスの各々を並行してインターリーブしてもよい。これにより、インターリービングがより高速に行われ得る。
(e−4)連結インターリーバ
インターリービング部153は、上記2つ以上の部分シーケンスの各々に対応するインターリーバを含む1つの連結インターリーバであって、上記ビットシーケンスと同じ長さを有する当該1つの連結インターリーバを使用して、上記ビットシーケンスをインターリーブしてもよい。
図8及び図9を再び参照すると、連結インターリーバ23は、インターリーバ21A、21B、21C、21Dを含み、ビットシーケンス11と同じ長さを有する。インターリービング部153は、連結インターリーバ23を使用して、ビットシーケンス11をインターリーブしてもよい。なお、この場合も、実質的には、部分シーケンス13A、13B、13C、13Dの各々が、対応するインターリーバ21を使用してインターリーブされている。
以上のように、インターリービング部153は、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスをインターリーブする。これにより、例えば、IDMAシステムにおいてより小さい負担で且つより柔軟にデータを送信することが可能になる。
より具体的には、例えば、IDMAシステムにおいて送信側と受信側との間でのインターリーバの送受信なしに任意の長さのビットシーケンスを送信することが可能になる。例えば、送信機と受信機との間でインターリーバが送受信されなくてもよいので、送信機において大きなメモリは不要であり、追加の無線リソースも不要である。そのため、送信機及びシステムにとっての負担が小さくなり得る。また、情報ブロックのビットシーケンスの長さは2のべき乗に限られないので、データをより柔軟に送信することが可能になる。
なお、第1の実施形態では、ビットシーケンスに含まれる各ビットは1回のみインターリーブされるので、インターリービングの処理が少なくなり得る。
(2)デインターリーブ
情報取得部251は、受信ビットシーケンスを取得する。デインターリービング部253は、ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、上記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンスを生成する。とりわけ、デインターリービング部253は、上記受信ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をデインターリーブすることにより、上記受信ビットシーケンスをデインターリーブする。
さらに、第1の実施形態では、上記2つ以上の部分シーケンスの各々は、上記受信ビットシーケンスに含まれ、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスと重ならない。
(a)情報ブロック
例えば、上記情報ブロックは、コードワードである。あるいは、後述する第4の実施形態と同様に、上記情報ブロックは、コードブロックであってもよい。
(b)受信ビットシーケンス
例えば、上記受信ビットシーケンスは、サブフレーム内で受信されるシーケンスである。例えば、上記受信ビットシーケンスは、ESE及びデレイヤマッピング後のシーケンスである。例えば、上記受信ビットシーケンスは、2のべき乗ではない長さを有する。
(c)部分シーケンス
上述したように、上記2つ以上の部分シーケンスの各々は、上記受信ビットシーケンスに含まれ、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスと重ならない。
例えば、上記2つ以上の部分シーケンスの各々は、2のべき乗の長さを有する。さらに、例えば、上記2つ以上の部分シーケンスの各々は、異なる長さを有する。さらに、例えば、上記2つ以上の部分シーケンスの長さの総和は、上記受信ビットシーケンスの長さと等しい。
(d)デインターリーブ
例えば、デインターリービング部253は、上記2つ以上の部分シーケンスの各々を、対応するデインターリーバを使用してデインターリーブする。
(d−1)デインターリーバ
例えば、上記対応するデインターリーバは、部分シーケンスと同じ長さを有するデインターリーバであって、上記ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバである。
例えば、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、送信機及び受信機の各々において生成可能なインターリーバ(換言すると、計算式に基づいて生成可能なインターリーバ)である。一例として、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、DIである。別の例として、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、LCIであってもよい。なお、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、これらの例に限定されない。
上記対応するデインターリーバは、ハードウェア(例えば、プログラマブルなハードウェア)として実装されてもよく、又はソフトウェアとして実装されてもよい。上記対応するデインターリーバのデインターリーブパターンは、置き換えられることが可能であってもよい。
(d−2)具体的な例
図8を再び参照すると、例えば、デインターリービング部253は、インターリーバ21A、21B、21C、21Dの各々に対応するデインターリーバを使用して、受信ビットシーケンスから得られる部分シーケンスをデインターリーブする。その結果、部分シーケンス13A、13B、13C、13Dを含むビットシーケンス11が得られ得る。
(d−3)並行処理
デインターリービング部253は、上記2つ以上の部分シーケンスの各々を並行してデインターリーブしてもよい。これにより、デインターリービングがより高速に行われ得る。
(d−4)連結デインターリーバ
デインターリービング部253は、上記2つ以上の部分シーケンスの各々に対応するデインターリーバを含む1つの連結デインターリーバであって、上記受信ビットシーケンスと同じ長さを有する当該1つの連結デインターリーバを使用して、上記受信ビットシーケンスをデインターリーブしてもよい。
図8及び図9を再び参照すると、デインターリービング部253は、連結インターリーバ23に対応するデインターリーバを使用して、受信ビットシーケンスをデインターリーブしてもよい。その結果、ビットシーケンス11が得られてもよい。なお、連結インターリーバ23に対応する上記デインターリーバは、インターリーバ21A、21B、21C、21Dの各々に対応するデインターリーバを含む。
<<5.第2の実施形態>>
続いて、図12〜図18を参照して、本開示の第2の実施形態を説明する。
<5.1.概略>
(1)技術的課題
第2の実施形態に係る技術的課題は、第1の実施形態に係る技術的課題と同じである。よって、ここでは重複する記載を省略する。
(2)技術的手段
第2の実施形態では、情報取得部151は、ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する。インターリービング部153は、上記ユーザに固有のインターリーバを使用して、上記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブする。とりわけ、インターリービング部153は、上記ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をインターリーブすることにより、上記ビットシーケンスをインターリーブする。
さらに、第2の実施形態では、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの少なくとも1つの部分シーケンスは、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスをインターリーブすることにより得られるシーケンスの一部を含む。即ち、上記ビットシーケンスの少なくとも一部は、重複してインターリーブされる。
これにより、例えば、IDMAシステムにおいてより小さい負担で且つより柔軟にデータを送信することが可能になる。より具体的には、例えば、IDMAシステムにおいて送信側と受信側との間でのインターリーバの送受信なしに任意の長さのビットシーケンスを送信することが可能になる。
<5.2.インターリービングの第1の手法>
次に、図12〜図14を参照して、第2の実施形態に係るインターリービングの第1の手法を説明する。
(1)長さ/インターリーバ
第1の手法では、複数の所定の長さのうちの、情報ブロック(例えば、コードワード)のビットシーケンスの長さMに応じた長さが選択され、選択された当該長さのインターリーバが使用される。換言すると、それぞれ異なる所定の長さを有する複数の所定のインターリーバのうちの、ビットシーケンスの長さMに応じた長さを有するインターリーバが、選択される。
具体的には、例えば、上記複数の所定の長さに含まれる、長さM以下の1つ以上の長さのうちの、最大のものが選択される。換言すると、上記複数の所定のインターリーバに含まれる、長さM以下の長さを有する1つ以上のインターリーバのうちの、最長のインターリーバが、選択される。
一例として、上記複数の所定の長さは、128ビット、256ビット、512ビット、1024ビット、2048ビット及び4096ビットであり、ビットシーケンスの長さMは、1632ビットである。この場合に、1632以下の4つの長さ(128ビット、256ビット、512ビット及び1024ビット)のうちの、最大のものである1024ビットが、選択される。その結果、1024ビットの長さを有するインターリーバが使用される。即ち、1024ビットの長さを有する当該インターリーバが選択される。
なお、上記ビットシーケンスは、ユーザについての送信データから生成される情報ブロックのビットシーケンスであり、上記インターリーバは、上記ユーザに固有のインターリーバである。例えば、上記インターリーバは、2のべき乗の長さを有する。一例として、上記インターリーバは、DIである。
(2)インターリービング
上述したように選択された上記長さが、上記ビットシーケンスの長さMと等しい場合には、インターリービング部153は、選択された上記長さを有するインターリーバ(即ち、選択されたインターリーバ)を使用して、上記ビットシーケンスをインターリーブする。
一方、上述したように選択された上記長さが、上記ビットシーケンスの長さMよりも小さい場合には、インターリービング部153は、選択された上記長さを有するインターリーバ(即ち、選択されたインターリーバ)を使用して、上記ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスをインターリーブする。とりわけ、インターリービング部153は、上記ビットシーケンスのうちの一部を重複してインターリーブする。以下、図12を参照して、具体例を説明する。
図12は、第2の実施形態に係るインターリービングの第1の手法の一例を説明するための説明図である。図12を参照すると、長さMを有するビットシーケンス31が示されている。この場合に、複数の所定の長さうちの、長さMに応じた長さKが選択される。即ち、複数の所定のインターリーバのうちの、長さMに応じた長さKを有するインターリーバが選択される。一例として、長さMは1632ビットであり、長さKは1024ビットである。まず、ビットシーケンス31のうちの、長さKを有する部分シーケンス33(0番目〜K−1番目のビット)が、選択された上記インターリーバを使用してインターリーブされる。その結果、シーケンス37が得られる。その後、シーケンス37と、ビットシーケンス31のうちの残りのシーケンス35(K番目〜M−1番目のビット)とが連結される。さらに、連結後のビットシーケンスのうちの、長さKを有する部分シーケンス(M−K番目〜M−1番目のビット)が、選択された上記インターリーバを使用してインターリーブされる。部分シーケンス43は、シーケンス37のうちのシーケンス39と、ビットシーケンス31のうちの残りのシーケンス35とを含む。そして、シーケンス37のうちの残りのシーケンス41(換言すると、連結後の上記ビットシーケンスのうちの残りのシーケンス41)と、部分シーケンス43をインターリーブすることにより得られるシーケンス45との連結により、インターリーブされたビットシーケンス47が得られる。
(3)処理の流れ
(a)全体の流れ
図13は、第2の実施形態の第1の手法に係る処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
情報取得部151は、ユーザについての送信データ(例えば、トランスポートブロック)から生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロック(例えば、コードワード)を取得する(S431)
インターリービング部153は、複数の所定の長さのうちの、情報ブロックのビットシーケンスの長さMに応じた長さKを選択する(S433)。長さKは、上記複数の所定の長さに含まれる、長さM以下の1つ以上の長さのうちの、最大のものである。
選択された長さKが、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスの長さMと等しい場合には(S435:YES)、インターリービング部153は、選択された長さKを有するインターリーバ(即ち、選択されたインターリーバ)を使用して、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスをインターリーブする。そして、処理は終了する。
選択された長さKが、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスの長さMよりも小さい場合には(S435:NO)、インターリービング部153は、重複インターリービング処理を実行する(S440)。そして、処理は終了する。
(b)重複インターリービング処理
図14は、第2の実施形態の第1の手法に係る重複インターリービング処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
インターリービング部153は、選択された長さKを有するインターリーバ(即ち、選択されたインターリーバ)を使用して、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスのうちの、長さKを有する部分シーケンス(0番目〜K−1番目のビット)を、インターリーブする(S441)。上記インターリーバは、ユーザに固有のインターリーバである。
インターリービング部153は、上記部分シーケンスをインターリーブすることにより得られるシーケンスと、上記ビットシーケンスのうちの残りシーケンス(K番目〜M−1番目のビット)とを連結する(S443)。
さらに、インターリービング部153は、選択された長さKを有する上記インターリーバを使用して、連結後のビットシーケンスのうちの、長さKを有する部分シーケンス(M−K番目〜M−1番目のビット)をインターリーブする(S445)。
インターリービング部153は、連結後の上記ビットシーケンスの残りのシーケンス(0番目〜M−K−1番目のビット)と、上記部分シーケンスをインターリーブすることにより得られるシーケンスとを連結する(S447)。そして、処理は終了する。
(4)デインターリービング
なお、第2無線通信装置200では、第1無線通信装置100における上述したインターリービングに対応するデインターリービングが行われる。
図12を再び参照すると、例えば、ビットシーケンス47が、受信ビットシーケンスであると想定すると、複数の所定の長さのうちの、ビットシーケンス47の長さMに応じた長さKが選択され、長さKを有するデインターリーバが使用される。即ち、長さKを有するデインターリーバが選択される。当該デインターリーバは、長さKを有する、ユーザに固有のインターリーバに対応する。まず、受信ビットシーケンス47のうちの、長さKを有する部分シーケンス45が、上記デインターリーバを使用してデインターリーブされる。その結果、シーケンス43が得られる。そして、受信ビットシーケンス47のうちの残りのシーケンス41とシーケンス43とが連結される。さらに、連結後のビットシーケンスのうちの、長さKを有する部分シーケンス37が、上記デインターリーバを使用してデインターリーブされる。その結果、シーケンス33が得られる。そして、シーケンス33と、連結後の上記ビットシーケンスのうちの残りのシーケンス35とが連結されて、デインターリーブされたビットシーケンス31が得られる。
<5.3.インターリービングの第2の手法>
次に、図15〜図17を参照して、第2の実施形態に係るインターリービングの第2の手法を説明する。
(1)長さ/インターリーバ
第2の手法では、ビットシーケンスをインターリーブするために、1つの所定の長さKを有するインターリーバが使用される。
なお、上記ビットシーケンスは、ユーザについての送信データから生成される情報ブロックのビットシーケンスであり、上記インターリーバは、上記ユーザに固有のインターリーバである。例えば、所定の長さK(上記インターリーバの長さ)は、2のべき乗の長さである。一例として、上記インターリーバは、DIである。
(2)インターリービング
第2の手法では、インターリービング部153は、まず、ビットシーケンスに含まれる、所定の長さKを有する1つ以上の部分シーケンスが、上記インターリーバを使用してインターリーブされる。
具体的には、例えば、長さMを有するビットシーケンスに含まれる、所定の長さKを有する部分シーケンスの数Nが、以下のように算出され、当該数の部分シーケンスが、上記インターリーバを使用してインターリーブされる。
Figure 2016067684
その後、インターリーブにより得られるN個のシーケンスは、連結される。
長さMが所定の長さKの倍数であれば、N個のシーケンスを含む連結後のシーケンスが、インターリーブされたビットシーケンスとして出力される。一方、長さMが所定の長さKの倍数でなければ、インターリービング部153は、さらなるインターリーブ(重複インターリービング)を行う。とりわけ、インターリービング部153は、上記ビットシーケンスのうちの一部を重複してインターリーブする。以下、図15を参照して、具体例を説明する。
図15は、第2の実施形態に係るインターリービングの第2の手法の一例を説明するための説明図である。図15を参照すると、長さMを有するビットシーケンス51が示されている。この場合に、ビットシーケンス51に含まれる、所定の長さKを有する部分シーケンス53の数Nが算出される。そして、N個の部分シーケンス53(部分シーケンス53A及び53Bなど)が、所定の長さKを有するインターリーバを使用してインターリーブされ、その結果、N個のシーケンス57(シーケンス57A及び57Bなど)が得られる。そして、N個のシーケンス57が連結され、シーケンス59が得られる。この例では、長さMは長さKの倍数ではない。そのため、シーケンス59と、ビットシーケンス51のうちの残りのシーケンス55(K*N番目〜M−1番目のビット)とがさらに連結される。そして、さらなる連結後のビットシーケンスのうちの、長さKを有する部分シーケンス65(M−K番目〜M−1番目のビット)が、所定の長さKを有する上記インターリーバを使用してインターリーブされる。部分シーケンス65は、シーケンス59のうちのシーケンス61と、残りのシーケンス55を含む。そして、シーケンス59のうちの残りのシーケンス63(0番目〜M−K−1番目のビット)と、部分シーケンス65をインターリーブすることにより得られるシーケンス67との連結により、インターリーブされたビットシーケンス69が得られる。
(3)処理の流れ
(a)全体の流れ
図16は、第2の実施形態の第2の手法に係る処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
情報取得部151は、ユーザについての送信データ(例えば、トランスポートブロック)から生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロック(例えば、コードワード)を取得する(S451)
インターリービング部153は、上記情報ブロックのビットシーケンスに含まれる、所定の長さKを有する部分シーケンスの数Nを算出する(S453)。
インターリービング部153は、所定の長さKを有するインターリーバを使用して、上記ビットシーケンスに含まれるN個の部分シーケンスをインターリーブする(S455)。
インターリービング部153は、N個の部分シーケンスをインターリーブすることにより得られるN個のシーケンスを連結する(S457)。
上記情報ブロックの上記ビットシーケンスの長さMが所定の長さKの倍数であれば(S459:YES)、処理は終了する。
そうでなければ(S459:NO)、インターリービング部153は、重複インターリービング処理を実行する(S460)。そして、処理は終了する。
(b)重複インターリービング処理
図17は、第2の実施形態の第2の手法に係る重複インターリービング処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
インターリービング部153は、連結後のシーケンスと、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスのうちの残りのシーケンス(K*N番目〜M−1番目のビット)とをさらに連結する(S461)。
インターリービング部153は、所定の長さKを有する上記インターリーバを使用して、さらなる連結後のビットシーケンスのうちの部分シーケンス(M−K番目〜M−1番目のビット)をインターリーブする(S463)。
インターリービング部153は、さらなる連結後の上記ビットシーケンスのうちの残りのビットシーケンス(0番目〜M−K−1番目のビット)と、上記部分シーケンスをインターリーブすることにより得られるシーケンスとを連結する(S465)。そして、処理は終了する。
(4)デインターリービング
なお、第2無線通信装置200では、第1無線通信装置100における上述したインターリービングに対応するデインターリービングが行われる。
図15を再び参照すると、例えば、ビットシーケンス69が、受信ビットシーケンスであると想定すると、まず、受信ビットシーケンス69のうちの、所定の長さKを有する部分シーケンス67が、所定の長さKを有するデインターリーバ(ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバ)を使用して、デインターリーブされる。その結果、シーケンス65が得られる。そして、受信ビットシーケンス69のうちの残りのシーケンス63とシーケンス65とが連結される。さらに、連結後のビットシーケンスのうちの、所定の長さKをそれぞれ有する複数の部分シーケンス57が、所定の長さKを有する上記デインターリーバを使用してデインターリーブされる。その結果、複数のシーケンス53が得られる。そして、当該複数のシーケンス53及びシーケンス55が連結されて、デインターリーブされたビットシーケンス51が得られる。
<5.4.インターリービングのバリエーション>
次に、図18を参照して、第2の実施形態に係るインターリービングのバリエーションを説明する。
上述した第1の手法及び第2の手法の例として、情報ブロックのビットシーケンスが1つのインターリーバを使用してインターリーブされる例を説明したが、第2の実施形態は係る例に限定されない。上記ビットシーケンスは、2つ以上のインターリーバを使用してインターリーブされてもよい。
また、上述した第1の手法及び第2の手法の例として、2回以上インターリーブされる領域の数が1である例を説明したが、第2の実施形態は係る例に限定されない。2回以上インターリーブされる領域の数は2以上であってもよい。
図18は、第2の実施形態に係るインターリービングの他の例を説明するための説明図である。図18を参照すると、Mビットのビットシーケンスが示されている。この例では、当該ビットシーケンスは、それぞれKビット、Kビット、Kビット、Kビットの長さを有するインターリーバI、I、I、Iを使用してインターリーブされる。さらに、この例では、インターリーバIを使用したインターリービングにより生成されるシーケンスの一部が、インターリーバIを使用してインターリーブされる。同様に、インターリーバIを使用したインターリービングにより生成されるシーケンスの一部が、インターリーバIを使用してインターリーブされ、インターリーバIを使用したインターリービングにより生成されるシーケンスの一部が、インターリーバIを使用してインターリーブされる。
<5.5.技術的特徴>
(1)インターリーブ
上述したように、第2の実施形態では、情報取得部151は、ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する。インターリービング部153は、上記ユーザに固有のインターリーバを使用して、上記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブする。とりわけ、インターリービング部153は、上記ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をインターリーブすることにより、上記ビットシーケンスをインターリーブする。
さらに、第2の実施形態では、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの少なくとも1つの部分シーケンスは、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスをインターリーブすることにより得られるシーケンスの一部を含む。即ち、上記ビットシーケンスの少なくとも一部は、重複してインターリーブされる。
(a)送信データ
第1無線通信装置100は、基地局であってもよく、上記送信データは、上記ユーザへの送信データであってもよい。あるいは、第1無線通信装置100は、上記ユーザである端末装置であってもよく、上記送信データは、上記ユーザからの送信データであってもよい。
例えば、上記送信データは、トランスポートブロックである。
(b)情報ブロック
例えば、上記情報ブロックは、コードワードである。あるいは、後述する第4の実施形態と同様に、上記情報ブロックは、コードブロックであってもよい。
(c)情報ブロックのビットシーケンス
例えば、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスは、2のべき乗ではない長さを有する。
(d)部分シーケンス
上述したように、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの少なくとも1つの部分シーケンスは、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスをインターリーブすることにより得られるシーケンスの一部を含む。即ち、上記ビットシーケンスの少なくとも一部は、重複してインターリーブされる。
例えば、上記少なくとも1つの部分シーケンスは、上記ビットシーケンスの一部をさらに含む。
例えば、上記2つ以上の部分シーケンスの長さの総和は、上記ビットシーケンスの長さよりも大きい。例えば、上記2つ以上の部分シーケンスの各々は、2のべき乗の長さを有する。例えば、上記2つ以上の部分シーケンスは、同一の長さを有する。
図12を再び参照すると、上記2つ以上の部分シーケンスは、部分シーケンス33及び部分シーケンス43である。部分シーケンス43は、部分シーケンス33をインターリーブすることにより得られるシーケンス37の一部(シーケンス39)を含む。部分シーケンス43は、ビットシーケンス31の一部(シーケンス35)をさらに含む。部分シーケンス33及び部分シーケンス43の長さの総和は、ビットシーケンス31の長さよりも大きい。部分シーケンス33及び部分シーケンス43は、2のべき乗の同一の長さを有する。
図15を再び参照すると、上記2つ以上の部分シーケンスは、複数の部分シーケンス53及び部分シーケンス65である。部分シーケンス65は、部分シーケンス53Bをインターリーブすることにより得られるシーケンス57Bの一部(シーケンス61)を含む。部分シーケンス65は、ビットシーケンス51の一部(シーケンス55)をさらに含む。複数の部分シーケンス53及び部分シーケンス65の長さの総和は、ビットシーケンス51の長さよりも大きい。複数の部分シーケンス53及び部分シーケンス65は、2のべき乗の同一の長さを有する。
(e)インターリーブ
例えば、インターリービング部153は、上記2つ以上の部分シーケンスの各々を、対応するインターリーバを使用してインターリーブする。
(e−1)インターリーバ
例えば、例えば、上記対応するインターリーバは、部分シーケンスと同じ長さを有する、上記ユーザに固有のインターリーバである。さらに、上記対応するインターリーバは、上記送信データ(例えば、トランスポートブロック)又は上記情報ブロック(例えば、コードワード又はコードブロック)に固有のインターリーバであってもよい。
例えば、上記対応するインターリーバは、送信機及び受信機の各々において生成可能なインターリーバ(換言すると、計算式に基づいて生成可能なインターリーバ)である。一例として、上記対応するインターリーバは、DIである。この場合に、上記対応するインターリーバは、ODI(Overlapped Deterministic Interleaver)と呼ばれてもよい。別の例として、上記対応するインターリーバは、LCIであってもよい。この場合に、上記対応するインターリーバは、OLCI(Overlapped Linear Congruential Interleaver)と呼ばれてもよい。なお、上記対応するインターリーバは、これらの例に限定されない。
上記対応するインターリーバは、ハードウェア(例えば、プログラマブルなハードウェア)として実装されてもよく、又はソフトウェアとして実装されてもよい。上記対応するインターリーバのインターリーブパターンは、置き換えられることが可能であってもよい。
(e−2)第1の手法
例えば、上記2つ以上の部分シーケンスの各々の長さは、複数の所定の長さのうちの、上記ビットシーケンスの長さに応じた長さである。
さらに具体的には、例えば、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの少なくとも1つの部分シーケンスの長さは、上記複数の所定の長さに含まれる、上記ビットシーケンスの長さ以下の1つ以上の長さのうちの、最大のものである。
図12を再び参照すると、上記2つ以上の部分シーケンスは、部分シーケンス33及び部分シーケンス43である。部分シーケンス33及び部分シーケンス43の各々の長さは、複数の所定の長さのうちの、ビットシーケンス31の長さに応じた長さである。より具体的には、部分シーケンス33及び部分シーケンス43の各々の長さは、上記複数の所定の長さに含まれる、ビットシーケンス31の長さ以下の1つ以上の長さのうちの、最大のものである。一例として、上記複数の所定の長さは、128ビット、256ビット、512ビット、1024ビット、2048ビット及び4096ビットであり、ビットシーケンス31の長さは、1632である。この場合に、部分シーケンス33及び部分シーケンス43の各々の長さは、1024ビットである。
(e−3)第2の手法
例えば、上記2つ以上の部分シーケンスの各々の長さは、1つの所定の長さである。
図15を再び参照すると、上記2つ以上の部分シーケンスは、複数の部分シーケンス53及び部分シーケンス65である。複数の部分シーケンス53及び部分シーケンス65の各々の長さは、1つの所定の長さである。
以上のように、インターリービング部153は、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスをインターリーブする。これにより、例えば、IDMAシステムにおいてより小さい負担で且つより柔軟にデータを送信することが可能になる。
より具体的には、例えば、IDMAシステムにおいて送信側と受信側との間でのインターリーバの送受信なしに任意の長さのビットシーケンスを送信することが可能になる。例えば、送信機と受信機との間でインターリーバが送受信されなくてもよいので、送信機において大きなメモリは不要であり、追加の無線リソースも不要である。そのため、送信機及びシステムにとっての負担が小さくなり得る。また、情報ブロックのビットシーケンスの長さは2のべき乗に限られないので、データをより柔軟に送信することが可能になる。
なお、第2の実施形態では、部分シーケンスの長さ(インターリーバの長さ)の下限を設けることができるので、部分シーケンスの長さ(インターリーバの長さ)が非常に短くなる状況を回避することが可能になる。そのため、BER/BLERのパフォーマンスがより良好になり得る。
とりわけ、第1の手法によれば、情報ブロックのビットシーケンスの長さにより近いインターリーバの使用により、より良好にビットを散らすことが可能になる。そのため、BER/BLERのパフォーマンスがより良好になり得る。
とりわけ、第2の手法によれば、情報ブロックのビットシーケンスの長さに応じて、部分シーケンスの長さ(インターリーバの長さ)を選択する必要はない。そのため、インターリービングがより高速に行われ得る。
(2)デインターリーブ
情報取得部251は、受信ビットシーケンスを取得する。デインターリービング部253は、ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、上記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンスを生成する。とりわけ、デインターリービング部253は、上記受信ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をデインターリーブすることにより、上記受信ビットシーケンスをデインターリーブする。
さらに、第2の実施形態では、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの少なくとも1つの部分シーケンスは、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスをデインターリーブすることにより得られるシーケンスの一部を含む。即ち、上記受信ビットシーケンスの少なくとも一部は、重複してデインターリーブされる。
(a)情報ブロック
例えば、上記情報ブロックは、コードワードである。あるいは、後述する第4の実施形態と同様に、上記情報ブロックは、コードブロックであってもよい。
(b)受信ビットシーケンス
例えば、上記受信ビットシーケンスは、サブフレーム内で受信されるシーケンスである。例えば、上記受信ビットシーケンスは、ESE及びデレイヤマッピング後のシーケンスである。例えば、上記受信ビットシーケンスは、2のべき乗ではない長さを有する。
(c)部分シーケンス
上述したように、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの少なくとも1つの部分シーケンスは、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスをデインターリーブすることにより得られるシーケンスの一部を含む。
例えば、上記少なくとも1つの部分シーケンスは、上記受信ビットシーケンスの一部をさらに含む。
例えば、上記2つ以上の部分シーケンスの長さの総和は、上記受信ビットシーケンスの長さよりも大きい。
(d)デインターリーブ
例えば、デインターリービング部253は、上記2つ以上の部分シーケンスの各々を、対応するデインターリーバを使用してデインターリーブする。
(d−1)デインターリーバ
例えば、上記対応するデインターリーバは、部分シーケンスと同じ長さを有するデインターリーバであって、上記ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバである。
例えば、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、送信機及び受信機の各々において生成可能なインターリーバ(換言すると、計算式に基づいて生成可能なインターリーバ)である。一例として、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、DIである。別の例として、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、LCIであってもよい。なお、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、これらの例に限定されない。
上記対応するデインターリーバは、ハードウェア(例えば、プログラマブルなハードウェア)として実装されてもよく、又はソフトウェアとして実装されてもよい。上記対応するデインターリーバのデインターリーブパターンは、置き換えられることが可能であってもよい。
(d−2)第1の手法
例えば、上記2つ以上の部分シーケンスの各々の長さは、複数の所定の長さのうちの、上記受信ビットシーケンスの長さに応じた長さである。
さらに具体的には、例えば、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの少なくとも1つの部分シーケンスの長さは、上記複数の所定の長さに含まれる、上記受信ビットシーケンスの長さ以下の1つ以上の長さのうちの、最大のものである。
図12を再び参照すると、例えば、デインターリービング部253は、受信ビットシーケンス47の長さMに応じた長さKを有するデインターリーバを使用して、長さKをそれぞれ有する部分シーケンス45及び部分シーケンス37をデインターリーブする。その結果、ビットシーケンス31が得られ得る。
(d−3)第2の手法
例えば、上記2つ以上の部分シーケンスの各々の長さは、1つの所定の長さである。
図15を再び参照すると、例えば、例えば、デインターリービング部253は、所定の長さKを有するデインターリーバを使用して、所定の長さKをそれぞれ有する部分シーケンス67及び複数の部分シーケンス57をデインターリーブする。その結果、ビットシーケンス51が得られ得る。
<<6.第3の実施形態>>
続いて、図19〜図21を参照して、本開示の第3の実施形態を説明する。
<6.1.概略>
(1)技術的課題
第3の実施形態に係る技術的課題は、第1の実施形態に係る技術的課題と同じである。よって、ここでは重複する記載を省略する。
(2)技術的手段
第3の実施形態では、情報取得部151は、ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する。インターリービング部153は、上記情報ブロックのビットシーケンスよりも長い上記ユーザに固有のインターリーバから得られる別のインターリーバ、又は上記ユーザに固有の上記インターリーバを使用して、上記ビットシーケンスをインターリーブする。
これにより、例えば、IDMAシステムにおいてより小さい負担で且つより柔軟にデータを送信することが可能になる。より具体的には、例えば、IDMAシステムにおいて送信側と受信側との間でのインターリーバの送受信なしに任意の長さのビットシーケンスを送信することが可能になる。
<6.2.インターリービングの例>
次に、図19〜図21を参照して、第3の実施形態に係るインターリービングの例を説明する。
(1)インターリーバ
ユーザについての送信データから生成される情報ブロック(例えば、コードワード)のビットシーケンスの長さMが、2のべき乗の長さである場合には、当該ビットシーケンスは、長さMを有する上記ユーザに固有のインターリーバを使用してインターリーブされる。一例として、当該インターリーバは、DIである。
一方、とりわけ、上記ビットシーケンスの長さMが、2のべき乗の長さではない場合には、長さMよりも長い上記ユーザに固有のインターリーバが取得される。例えば、当該インターリーバは、2のべき乗の長さを有するインターリーバのうちの、長さMよりも長い最小のインターリーバである。一例として、上記インターリーバは、DIである。さらに、例えば、上記インターリーバから、長さMを有する別のインターリーバが生成される。以下、図19を参照して具体例を説明する。
図19は、第3の実施形態に係るインターリーバの一例を説明するための説明図である。図19を参照すると、1632ビットのビットシーケンス71が示されている。1632ビットは、1024(=210)ビットよりも長く、2048(=211)ビットよりも短い。よって、2048(=211)ビットの長さを有する、ユーザに固有のインターリーバ81が、取得される。さらに、当該インターリーバから、1632ビットの長さを有するインターリーバ85が生成される。具体的には、例えば、インターリーバ81のうちの、1632ビットの出力ビットシーケンスに収まらないビットに入力ビットを出力する部分が、除外される。一方、インターリーバ81のうちの、1632ビットの出力ビットシーケンスに収まるビットに入力ビットを出力する部分が、残される。具体的には、例えば、インターリーバ81のうちの部分83などが除外される。これにより、1632ビットの長さを有するインターリーバ85が生成される。
(2)インターリービング
例えば、インターリービング部153は、長さMを有する上記別のインターリーバ(例えば、インターリーバ85)を使用して、上記ビットシーケンス(例えば、ビットシーケンス71)をインターリーブする。
なお、長さMを有する上記別のインターリーバ(例えば、インターリーバ85)が使用される代わりに、長さMよりも長い上記インターリーバ(例えば、インターリーバ81)が使用されてもよい。例えば、インターリービング部153は、長さMよりも長い上記インターリーバのうちの、出力ビットシーケンスに収まらないビットに入力ビットを出力する部分を使用せず、他の部分のみを使用することにより、上記ビットシーケンスをインターリーブしてもよい。
(3)処理の流れ
(a)全体の流れ
図20は、第3の実施形態に係る処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
情報取得部151は、ユーザについての送信データ(例えば、トランスポートブロック)から生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロック(例えば、コードワード)を取得する(S471)。
上記情報ブロックのビットシーケンスの長さが、2のべき乗の長さではない場合には(S473:NO)、インターリービング部153は、上記ビットシーケンスよりも長い、ユーザに固有のインターリーバを取得する(S475)。そして、インターリービング部153は、インターリーバ生成処理を行い(S490)、生成されたインターリーバを使用して、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスをインターリーブする(S477)。そして、処理は終了する。
一方、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスの長さが、2のべき乗の長さである場合には(S473:YES)、インターリービング部153は、上記ビットシーケンスと同じ長さの、ユーザに固有のインターリーバを取得する(S479)。そして、インターリービング部153は、当該インターリーバを使用して、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスをインターリーブする(S481)。そして、処理は終了する。
(b)インターリーバ生成処理
図21は、第3の実施形態に係るインターリーバ生成処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
まず、インデックスi及びインデックスjが0に初期化される(S491)。
上記ビットシーケンスよりも長い上記インターリーバの値IEXTEND(i)が、上記ビットシーケンスの長さMよりも小さければ(S493:YES)、IEXTEND(i)は、長さMを有するインターリーバの値I(j)として適用される(S495)。そして、インデックスjがインクリメントされ(S496)、インデックスiもインクリメントされる(S497)。
EXTEND(i)が、上記ビットシーケンスの長さM以上であれば(S493:NO)、インデックスiがインクリメントされる(S497)。
インデックスiがKよりも小さければ(S499:YES)、処理はステップS491へ戻る。そうでなければ(S499:NO)、処理は終了する。
(4)デインターリービング
なお、第2無線通信装置200では、第1無線通信装置100における上述したインターリービングに対応するデインターリービングが行われる。
図19を再び参照すると、例えば、デインターリービング部253は、インターリーバ85に対応するデインターリーバを使用して、1632ビットの受信ビットシーケンスをデインターリーブする。その結果、ビットシーケンス71が得られ得る。
<6.3.技術的特徴>
(1)インターリーブ
上述したように、第3の実施形態では、情報取得部151は、ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する。インターリービング部153は、上記情報ブロックのビットシーケンスよりも長い上記ユーザに固有のインターリーバから得られる別のインターリーバ、又は上記ユーザに固有の上記インターリーバを使用して、上記ビットシーケンスをインターリーブする。
(a)送信データ
第1無線通信装置100は、基地局であってもよく、上記送信データは、上記ユーザへの送信データであってもよい。あるいは、第1無線通信装置100は、上記ユーザである端末装置であってもよく、上記送信データは、上記ユーザからの送信データであってもよい。
例えば、上記送信データは、トランスポートブロックである。
(b)情報ブロック
例えば、上記情報ブロックは、コードワードである。あるいは、後述する第4の実施形態と同様に、上記情報ブロックは、コードブロックであってもよい。
(c)情報ブロックのビットシーケンス
例えば、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスは、2のべき乗ではない長さを有する。
図19を再び参照すると、一例として、上記ビットシーケンスは、ビットシーケンス71であり、1632ビットの長さを有する。
(d)インターリーバ
(d−1)ビットシーケンスよりも長いユーザに固有のインターリーバ
例えば、上記ビットシーケンスよりも長い上記ユーザに固有の上記インターリーバは、2のべき乗の長さを有するインターリーバである。さらに、上記インターリーバは、上記送信データ(例えば、トランスポートブロック)又は上記情報ブロック(例えば、コードワード又はコードブロック)に固有のインターリーバであってもよい。
例えば、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、送信機及び受信機の各々において生成可能なインターリーバ(換言すると、計算式に基づいて生成可能なインターリーバ)である。一例として、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、DIである。別の例として、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、LCIであってもよい。なお、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、これらの例に限定されない。
図19を再び参照すると、一例として、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、インターリーバ81である。
(d−2)別のインターリーバ
例えば、上記別のインターリーバは、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスと同じ長さを有するインターリーバである。
さらに、例えば、上記別のインターリーバは、上記ビットシーケンスと同じ長さを有する出力ビットシーケンスに収まらないビットに入力ビットを出力する部分を上記ユーザに固有の上記インターリーバから除外することにより得られるインターリーバである。
図19を再び参照すると、一例として、上記別のインターリーバは、インターリーバ85である。上述したように、インターリーバ85は、1632ビットの出力ビットシーケンスに収まらないビットに入力ビットを出力する部分(部分83など)をインターリーバ81から除外することにより得られる。
(e)インターリーブ
上述したように、例えば、インターリービング部153は、上記別のインターリーバを使用して、上記ビットシーケンスをインターリーブする。
図19を再び参照すると、一例として、インターリービング部153は、インターリーバ85を使用して、ビットシーケンス71をインターリーブする。
なお、インターリービング部153は、上記ユーザに固有の上記インターリーバを使用して、上記ビットシーケンスをインターリーブしてもよい。この場合に、インターリービング部153は、上記ユーザに固有の上記インターリーバのうちの、出力ビットシーケンスに収まらないビットに入力ビットを出力する部分を使用せず、他の部分のみを使用することにより、上記ビットシーケンスをインターリーブしてもよい。
以上のように、インターリービング部153は、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスをインターリーブする。これにより、例えば、IDMAシステムにおいてより小さい負担で且つより柔軟にデータを送信することが可能になる。
より具体的には、例えば、IDMAシステムにおいて送信側と受信側との間でのインターリーバの送受信なしに任意の長さのビットシーケンスを送信することが可能になる。例えば、送信機と受信機との間でインターリーバが送受信されなくてもよいので、送信機において大きなメモリは不要であり、追加の無線リソースも不要である。そのため、送信機及びシステムにとっての負担が小さくなり得る。また、情報ブロックのビットシーケンスの長さは2のべき乗に限られないので、データをより柔軟に送信することが可能になる。
なお、第3の実施形態では、例えば、情報ブロックのビットシーケンスと同じ長さのインターリーバが使用されるので、より良好にビットを散らすことが可能になる。そのため、BER/BLERのパフォーマンスがより良好になり得る。
(2)デインターリーブ
情報取得部251は、受信ビットシーケンスを取得する。デインターリービング部253は、上記受信ビットシーケンスよりも長い上記ユーザに固有のインターリーバから得られる別のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、上記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンスを生成する。
(a)情報ブロック
例えば、上記情報ブロックは、コードワードである。あるいは、後述する第4の実施形態と同様に、上記情報ブロックは、コードブロックであってもよい。
(b)受信ビットシーケンス
例えば、上記受信ビットシーケンスは、サブフレーム内で受信されるシーケンスである。例えば、上記受信ビットシーケンスは、ESE及びデレイヤマッピング後のシーケンスである。例えば、上記受信ビットシーケンスは、2のべき乗ではない長さを有する。
(c)デインターリーバ
(c−1)インターリーバ
例えば、上記受信ビットシーケンスよりも長い上記ユーザに固有の上記インターリーバは、2のべき乗の長さを有するインターリーバである。例えば、上記別のインターリーバは、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスと同じ長さを有するインターリーバである。これらのインターリーバについての説明は、上述した説明と同様である。よって、ここでは重複する記載を省略する。
(c−2)デインターリーバ
図19を再び参照すると、一例として、上記別のインターリーバに対応する上記デインターリーバは、インターリーバ85に対応するデインターリーバである。
(d)デインターリーブ
図19を参照して説明したように、一例として、インターリービング部153は、インターリーバ85に対応するデインターリーバを使用して、1632ビットの受信ビットシーケンスをインターリーブする。その結果、ビットシーケンス71が得られ得る。
<<7.第4の実施形態>>
続いて、図22〜図26を参照して、本開示の第4の実施形態を説明する。
<7.1.概略>
(1)技術的課題
例えば、IDMAシステムでは、コードワードのビットシーケンスが、ユーザに固有のインターリーバを使用してインターリーブされる。当該コードワードの長さは、広い範囲のうちのいずれかの長さである。
しかし、IDMAシステムにおいて、インターリーブの対象であるビットシーケンスの長さの範囲が広い場合に、当該ビットシーケンスのインターリーブに関連して望ましくない状況が起こりえる。
一例として、第1の実施形態の手法、第2の実施形態の第1の手法、又は第3の実施形態の手法により、上記ビットシーケンスをインターリーブするためには、様々な長さのインターリーバを用意することになり得る。そのため、送信機及び受信機にとっての負担が大きくなり得る。
別の例として、第2の実施形態の第2の手法により、上記ビットシーケンスがインターリーブされる場合には、上記ビットシーケンスの長さが、所定の長さを有するインターリーバと比べて非常に大きくなり得る。その結果、上記インターリーバが使用される場合には、上記ビットシーケンスのビットは、局所的に散らされるが、全体で散らされない。その結果、BER/BLERのパフォーマンスが悪くなり得る。
そこで、IDMAシステムにおいてインターリーブの対象となるビットシーケンスの長さの範囲をより狭くすることを可能にする仕組みが提供されることが望ましい。
(2)技術的手段
第4の実施形態では、情報取得部151は、ユーザについての送信データから生成される情報ブロックを取得する。インターリービング部153は、上記ユーザに固有のインターリーバを使用して、上記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブする。とりわけ、上記情報ブロックは、誤り訂正符号化のための分割及び当該誤り訂正符号化の後、且つ上記誤り訂正符号化後の統合の前のブロックである。一例として、上記情報ブロックは、コードブロックである。
これにより、例えば、IDMAシステムにおいてインターリーブの対象となるビットシーケンスの長さの範囲をより狭くすることが可能になる。
<7.2.インターリービングの例>
次に、図22〜図26を参照して、第3の実施形態に係るインターリービングの例を説明する。
(1)インターリーブ
例えば、LTEなどのシステムでは、複数のコードブロックが連結(concatenate)されて、1つのコードワードが生成される。
とりわけ、この例では、コードワードではなく、1つ以上のコードブロクが、ユーザに固有のインターリーバを使用してインターリーブされる。例えば、2つ以上のコードブロックが、並行してインターリーブされる。一例として、当該インターリーバは、DIであり、CBPDI(Code Block Parallel Deterministic Interleaver)と呼ばれ得る。上記インターリーバは、さらに、セル、コードワード(又はトランスポートブロック)、コードブロック、又はリンク方向に固有であってもよい。以下、図22を参照して、具体例を説明する。
図22は、第4の実施形態に係るインターリーブの例を説明するための説明図である。図22を参照すると、図3を参照して説明したように、ユーザについてのトランスポートブロックの生成後に、CRCの付加(S303)、コードブロック分割(S305)、チャネル符号化としてコードブロックFEC(Forward Error Correction)符号化(S307)、レートマッチング(S309)及びコードブロック連結(S311)などが行われる。とりわけ、この例では、コードブロック分割(S305)、コードブロックFEC符号化(S307)及びレートマッチング(S309)の後、且つコードブロック連結(S311)の前の当該コードブロックが、上記ユーザに固有のインターリーバを使用してインターリーブされる。例えば、同一のトランスポートブロックに対応する3つのコードブロックが、同一のインターリーバを使用してインターリーブされる。
なお、図22の例のように、コードワードがインターリーブされる場合には、例えば、図3を参照して説明したコードワードのインターリービング(S313)は行われない。
また、例えば、インターリーブの対象となるコードブロックの長さを合わせるために、コードブロック分割(S305)の前に、トランスポートブロックについてのビットパディング(bit padding)又はビットフィルタリング(bit filtering)が行われ得る。あるいは、コードブロック分割(S305)とコードブロックFEC符号化(S307)との間で、コードブロックについてのビットパディング又はビットフィルタリングが行われ得る。
(2)連結/ビットコレクション
(a)連結
例えば、インターリーブされた2つ以上のコードブロックが連結されて、コードワードが生成される。
(a−1)第1の例
第1の例として、出力シーケンスのi番目のビットの値であるc(i)は、以下のように表される。
Figure 2016067684
CBは、コードブロックの数である。b(k)は、j番目のコードブロックのビットシーケンスのうちのk番目のビットの値である。インデックスiは、0〜LCB*NCB−1であり、LCBは、コードブロックの長さである。以下、図23を参照して、具体例を説明する。
図23は、第4の実施形態に係るコードブロック連結の第1の例を説明するための説明図である。図23を参照すると、3つのコードブロック(コードブロック0、1、2)のシーケンスが示されている。当該3つのコードブロックの当該シーケンスが連結されて、コードワードが生成される。コードワードでは、コードブロック0、1、2の各々のビットを含む3ビットのセットが順に配置される。即ち、コードワードでは、b(k)、b(k)及びb(k)を含む3ビットのセットが、インデックスkの順で配置される。インデックスkは、0〜LCB−1である。
(a−2)第2の例
第2の例として、出力シーケンスc(i)は、以下のように表されてもよい。
Figure 2016067684
上述したように、b(k)は、j番目のコードブロックのビットシーケンスのうちのk番目のビットの値である。LCBは、コードブロックの長さである。インデックスiは、0〜LCB*NCB−1である。NCBは、コードブロックの数である。以下、図24を参照して、具体例を説明する。
図24は、第4の実施形態に係るコードブロック連結の第2の例を説明するための説明図である。図24を参照すると、3つのコードブロック(コードブロック0、1、2)のシーケンスが示されている。当該3つのコードブロックが連結されて、コードワードが生成される。コードワードでは、コードブロック0、1、2が順に配置される。
(b)ビットコレクション
インターリーブされた2つ以上のコードブロックについてのビットコレクションが行われてもよく、その結果、コードワードが生成されてもよい。当該ビットコレクションは、排他的論理和(exclusive or:XOR)のビットコレクションであってもよい。この場合に、出力シーケンスのi番目のビットの値であるc(i)は、以下のように表されてもよい。
Figure 2016067684
(i)は、j番目のコードブロックのビットシーケンスのうちのi番目のビットの値である。NCBは、コードブロックの数である。インデックスiは、0〜LCB−1であり、LCBは、コードブロックの長さである。以下、図25を参照して、具体例を説明する。
図25は、第4の実施形態に係るコードブロックについてのビットコレクション一例を説明するための説明図である。図25を参照すると、3つのコードブロック(コードブロック0、1、2)が示されている。この例では、当該3つのコードブロックのXORの算出により、ビットコレクションが行われる。その結果、各コードブロックのシーケンスと同じ長さのシーケンスが出力される。
(3)処理の流れ
図26は、第4の実施形態に係る処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
情報取得部151は、ユーザについての送信データ(例えば、トランスポートブロック)から生成される情報ブロックを取得する(S511)。当該情報ブロックは、誤り訂正符号化のための分割及び当該誤り訂正符号化の後、且つ上記誤り訂正符号化後の統合(例えば、連結又はビットコレクション)の前のブロック(例えば、コードブロック)である。
インターリービング部153は、上記ユーザに固有のインターリーバを使用して、上記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブする(S513)。そして、処理は終了する。
(4)デインターリービング
なお、第2無線通信装置200では、第1無線通信装置100における上述したインターリービングに対応するデインターリービングが行われる。
例えば、デインターリービング部253は、ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、受信ビットシーケンスをデインターリーブする。例えば、当該受信ビットシーケンスは、誤り訂正復号前のコードブロックのビットシーケンスである。上記受信ビットシーケンスのデインターリービングの結果として、誤り訂正復号前のコードブロックのビットシーケンスが生成される。
<7.3.技術的特徴>
(1)インターリーブ
上述したように、第4の実施形態では、情報取得部151は、ユーザについての送信データから生成される情報ブロックを取得する。インターリービング部153は、上記ユーザに固有のインターリーバを使用して、上記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブする。とりわけ、上記情報ブロックは、誤り訂正符号化のための分割及び当該誤り訂正符号化の後、且つ上記誤り訂正符号化後の統合の前のブロックである。
(a)送信データ
第1無線通信装置100は、基地局であってもよく、上記送信データは、上記ユーザへの送信データであってもよい。あるいは、第1無線通信装置100は、上記ユーザである端末装置であってもよく、上記送信データは、上記ユーザからの送信データであってもよい。
例えば、上記送信データは、トランスポートブロックである。
(b)情報ブロック
例えば、上記情報ブロックは、コードブロックである。例えば、上記誤り訂正符号化のための上記分割は、コードブロック分割である。例えば、上記誤り訂正符号化後の上記統合は、連結、又は排他論理和のビットコレクションである。例えば、当該連結は、コードブロック連結である。
(c)インターリービング
(c−1)インターリーバ
例えば、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、2のべき乗の長さを有するインターリーバである。
例えば、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、送信機及び受信機の各々において生成可能なインターリーバ(換言すると、計算式に基づいて生成可能なインターリーバ)である。一例として、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、DIである。別の例として、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、LCIであってもよい。なお、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、これらの例に限定されない。
上記ユーザに固有の上記インターリーバは、セル、上記情報ブロックよりも大きい単位ブロック、又はリンク方向に固有のインターリーバであってもよい。上記単位ブロックは、上記送信データ(例えば、トランスポートブロック)であってもよく、又はコードワードであってもよい。あるいは、上記インターリーバは、上記単位ブロックに固有ではなく、上記情報ブロック(例えば、コードブロック)に固有のインターリーバであってもよい。
(c−2)同一の単位ブロックに対応する情報ブロック
例えば、インターリービング部153は、同一のインターリーバを使用して、同一の単位ブロック(例えば、同一のトランスポートブロック又は同一のコードワード)に対応する2つ以上の情報ブロック(例えば、2つ以上のコードブロック)のビットシーケンスをインターリーブする。あるいは、インターリービング部153は、情報ブロック(例えば、コードブロック)のビットシーケンスを、当該情報ブロックに固有のインターリーバを使用してインターリーブしてもよい。
例えば、上記同一の単位ブロックは、同一のトランスポートブロック又は同一のコードワードである。
図22を再び参照すると、例えば、インターリービング部153は、ユーザに固有の同一のインターリーバを使用して、3つのコードワードをインターリーブする。
以上のように、インターリービング部153は、上記情報ブロックの上記ビットシーケンスをインターリーブする。これにより、例えば、IDMAシステムにおいてインターリーブの対象となるビットシーケンスの長さの範囲をより狭くすることが可能になる。より具体的には、例えば、インターリーブの対象となるビットシーケンスは、コードワードのビットシーケンスではなく、コードブロックのビットシーケンスであり、インターリーブの対象となる上記ビットシーケンスの長さの範囲が狭くなる。
なお、第4の実施形態では、例えば、コードワード単位ではなく、コードブロック単位で受信側の処理(例えば、MUD及びESE)を行うことが可能になる。その結果、復調及び復号などのレイテンシが減少し得る。
(2)デインターリーブ
情報取得部251は、受信ビットシーケンスを取得する。デインターリービング部253は、ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、上記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、情報ブロックのビットシーケンスを生成する。上記情報ブロックは、誤り訂正復号のための分割後、且つ上記誤り訂正復号の前のブロックである。
(a)情報ブロック
例えば、上記情報ブロックは、コードブロックである。例えば、上記誤り訂正復号のための上記分割は、コードブロック連結解除(code block deconcatenation)である。
(b)受信ビットシーケンス
例えば、上記受信ビットシーケンスは、サブフレーム内で受信されるシーケンスである。例えば、上記受信ビットシーケンスは、誤り訂正復号のための分割(例えば、コードブロック連結解除)後、且つ当該誤り訂正復号前のシーケンスである。
(c)デインターリービング
(c−1)デインターリーバ
例えば、上記ユーザに固有の上記インターリーバは、2のべき乗の長さを有するインターリーバである。当該インターリーバについての説明は、上述した説明と同じである。よって、ここでは重複する記載を省略する。
例えば、上記デインターリーバも、2のべき乗の長さを有する。
(c−2)同一の単位ブロックに対応する情報ブロック
例えば、デインターリービング部253は、同一のデインターリーバを使用して、同一の単位ブロックに対応する2つ以上の受信ビットシーケンスをインターリーブする。
例えば、上記同一の単位ブロックは、同一のトランスポートブロック又は同一のコードワードである。
以上、第4の実施形態を説明した。第4の実施形態に係る技術的特徴は、第1〜第3の実施形態においても適用されてもよい。
<<8.第5の実施形態>>
続いて、本開示の第5の実施形態を説明する。
<8.1.概略>
(1)技術的課題
例えば、IDMAシステムでは、ビットシーケンスが、ユーザに固有のインターリーバを使用してインターリーブされる。当該インターリーバとして、送信機及び受信機の各々において生成可能なインターリーバ(換言すると、計算式に基づいて生成可能なインターリーバ)がある。一例として、当該インターリーバは、DIである。
しかし、DIは、いずれのユーザに固有のインターリーバであっても、入力ビットシーケンスのうちの最初のビットを、出力ビットシーケンスのうちの最初のビットとして出力する。その結果、BLERが低下し得る。
なお、計算式に基づいて生成可能なインターリーバ(例えば、LCIなど)が使用される場合にも、同様のことが起こり得る。
そこで、IDMAシステムにおいてユーザ間でインターリーバの値の重なりを減らすことを可能にする仕組みが提供されることが望ましい。
(2)技術的手段
第5の実施形態では、インターリービング部153は、所定の計算式に基づいて生成されるユーザに固有のインターリーバを使用して、当該ユーザについての送信データから生成される情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブする。とりわけ、上記所定の計算式は、ユーザの識別情報に応じたシフト値を含む。
これにより、例えば、IDMAシステムにおいてユーザ間でインターリーバの値の重なりを減らすことが可能になる。
<8.2.技術的特徴>
例えば、インターリービング部153は、所定の計算式に基づいて生成されるユーザに固有のインターリーバを取得する。インターリービング部153は、当該インターリーバを使用して、上記ユーザについての送信データから生成される情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブする。とりわけ、上述したように、上記所定の計算式は、ユーザの識別情報に応じたシフト値を含む。当該識別情報は、RNTIであってもよい。
(1)シフト付きDI
一例として、上記インターリーバは、シフト付きのDIであり、以下のように表される。
Figure 2016067684
当該計算式は、上述した通常のDIの計算式にS(k)が追加されたものである。kは、ユーザIDであり、S(k)は、ユーザIDに応じたシフト値である。S(k)の追加により、I(0)は、ユーザによって異なるようになる。上記ユーザIDは、RNTIであってもよい。
(b)シフト付きLCI
別の例として、上記インターリーバは、シフト付きのLCIであってもよく、以下のように表されてもよい。
Figure 2016067684
当該計算式は、上述した通常のLCIの計算式にS(k)が追加されたものである。kは、ユーザIDであり、S(k)は、ユーザIDに応じたシフト値である。S(k)の追加により、I(1)は、ユーザによって異なるようになる。上記ユーザIDは、RNTIであってもよい。
(c)その他
例えば、上記送信データは、トランスポートブロックである。
例えば、上記情報ブロックは、コードワードである。あるいは、上記情報ブロックは、コードブロックであってもよい。
以上、第5の実施形態を説明した。第5の実施形態に係る技術的特徴は、第1〜第4の実施形態においても適用されてもよい。
<<9.応用例>>
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。例えば、無線通信装置(第1無線通信装置100又は第2無線通信装置200)は、マクロeNB又はスモールeNBなどのいずれかの種類のeNB(evolved Node B)として実現されてもよい。スモールeNBは、ピコeNB、マイクロeNB又はホーム(フェムト)eNBなどの、マクロセルよりも小さいセルをカバーするeNBであってよい。その代わりに、上記無線通信装置は、NodeB又はBTS(Base Transceiver Station)などの他の種類の基地局として実現されてもよい。上記無線通信装置は、無線通信を制御する本体(基地局装置ともいう)と、本体とは別の場所に配置される1つ以上のRRH(Remote Radio Head)とを含んでもよい。また、後述する様々な種類の端末が一時的に又は半永続的に基地局機能を実行することにより、上記無線通信装置として動作してもよい。さらに、上記無線通信装置の少なくとも一部の構成要素は、基地局装置又は基地局装置のためのモジュールにおいて実現されてもよい。
また、例えば、無線通信装置(第1無線通信装置100又は第2無線通信装置200)は、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、携帯型ゲーム端末、携帯型/ドングル型のモバイルルータ若しくはデジタルカメラなどのモバイル端末、又はカーナビゲーション装置などの車載端末として実現されてもよい。また、上記無線通信装置は、M2M(Machine To Machine)通信を行う端末(MTC(Machine Type Communication)端末ともいう)として実現されてもよい。さらに、上記無線通信装置の少なくとも一部の構成要素は、これら端末に搭載されるモジュール(例えば、1つのダイで構成される集積回路モジュール)において実現されてもよい。
(1)第1の応用例
図27は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。eNB800は、1つ以上のアンテナ810、及び基地局装置820を有する。各アンテナ810及び基地局装置820は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。
アンテナ810の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、基地局装置820による無線信号の送受信のために使用される。eNB800は、図27に示したように複数のアンテナ810を有し、複数のアンテナ810は、例えばeNB800が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図27にはeNB800が複数のアンテナ810を有する例を示したが、eNB800は単一のアンテナ810を有してもよい。
基地局装置820は、コントローラ821、メモリ822、ネットワークインタフェース823及び無線通信インタフェース825を備える。
コントローラ821は、例えばCPU又はDSPであってよく、基地局装置820の上位レイヤの様々な機能を動作させる。例えば、コントローラ821は、無線通信インタフェース825により処理された信号内のデータからデータパケットを生成し、生成したパケットをネットワークインタフェース823を介して転送する。コントローラ821は、複数のベースバンドプロセッサからのデータをバンドリングすることによりバンドルドパケットを生成し、生成したバンドルドパケットを転送してもよい。また、コントローラ821は、無線リソース管理(Radio Resource Control)、無線ベアラ制御(Radio Bearer Control)、移動性管理(Mobility Management)、流入制御(Admission Control)又はスケジューリング(Scheduling)などの制御を実行する論理的な機能を有してもよい。また、当該制御は、周辺のeNB又はコアネットワークノードと連携して実行されてもよい。メモリ822は、RAM及びROMを含み、コントローラ821により実行されるプログラム、及び様々な制御データ(例えば、端末リスト、送信電力データ及びスケジューリングデータなど)を記憶する。
ネットワークインタフェース823は、基地局装置820をコアネットワーク824に接続するための通信インタフェースである。コントローラ821は、ネットワークインタフェース823を介して、コアネットワークノード又は他のeNBと通信してもよい。その場合に、eNB800と、コアネットワークノード又は他のeNBとは、論理的なインタフェース(例えば、S1インタフェース又はX2インタフェース)により互いに接続されてもよい。ネットワークインタフェース823は、有線通信インタフェースであってもよく、又は無線バックホールのための無線通信インタフェースであってもよい。ネットワークインタフェース823が無線通信インタフェースである場合、ネットワークインタフェース823は、無線通信インタフェース825により使用される周波数帯域よりもより高い周波数帯域を無線通信に使用してもよい。
無線通信インタフェース825は、LTE(Long Term Evolution)又はLTE−Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、アンテナ810を介して、eNB800のセル内に位置する端末に無線接続を提供する。無線通信インタフェース825は、典型的には、ベースバンド(BB)プロセッサ826及びRF回路827などを含み得る。BBプロセッサ826は、例えば、符号化/復号、変調/復調及び多重化/逆多重化などを行なってよく、各レイヤ(例えば、L1、MAC(Medium Access Control)、RLC(Radio Link Control)及びPDCP(Packet Data Convergence Protocol))の様々な信号処理を実行する。BBプロセッサ826は、コントローラ821の代わりに、上述した論理的な機能の一部又は全部を有してもよい。BBプロセッサ826は、通信制御プログラムを記憶するメモリ、当該プログラムを実行するプロセッサ及び関連する回路を含むモジュールであってもよく、BBプロセッサ826の機能は、上記プログラムのアップデートにより変更可能であってもよい。また、上記モジュールは、基地局装置820のスロットに挿入されるカード若しくはブレードであってもよく、又は上記カード若しくは上記ブレードに搭載されるチップであってもよい。一方、RF回路827は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ810を介して無線信号を送受信する。
無線通信インタフェース825は、図27に示したように複数のBBプロセッサ826を含み、複数のBBプロセッサ826は、例えばeNB800が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。また、無線通信インタフェース825は、図27に示したように複数のRF回路827を含み、複数のRF回路827は、例えば複数のアンテナ素子にそれぞれ対応してもよい。なお、図27には無線通信インタフェース825が複数のBBプロセッサ826及び複数のRF回路827を含む例を示したが、無線通信インタフェース825は単一のBBプロセッサ826又は単一のRF回路827を含んでもよい。
図27に示したeNB800において、図2を参照して説明した情報取得部151及びインターリービング部153は、無線通信インタフェース825において実装されてもよい。一例として、eNB800は、無線通信インタフェース825の一部(例えば、BBプロセッサ826)若しくは全部を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて情報取得部151及びインターリービング部153が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを情報取得部151及びインターリービング部153として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに情報取得部151及びインターリービング部153の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを情報取得部151及びインターリービング部153として機能させるためのプログラムがeNB800にインストールされ、無線通信インタフェース825(例えば、BBプロセッサ826)が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、情報取得部151及びインターリービング部153を備える装置としてeNB800、基地局装置820又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを情報取得部151及びインターリービング部153として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記録した読み取り可能な記録媒体が提供されてもよい。これらの点については、図5を参照して説明した情報取得部251及びデインターリービング部253も、情報取得部151及びインターリービング部153と同様である。
また、図27に示したeNB800において、図2を参照して説明した無線通信部120は、無線通信インタフェース825(例えば、RF回路827)において実装されてもよい。また、アンテナ部110は、アンテナ810において実装されてもよい。これらの点については、図5を参照して説明したアンテナ部210及び無線通信部220も、アンテナ部110及び無線通信部120と同様である。
(2)第2の応用例
図28は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。eNB830は、1つ以上のアンテナ840、基地局装置850、及びRRH860を有する。各アンテナ840及びRRH860は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。また、基地局装置850及びRRH860は、光ファイバケーブルなどの高速回線で互いに接続され得る。
アンテナ840の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、RRH860による無線信号の送受信のために使用される。eNB830は、図28に示したように複数のアンテナ840を有し、複数のアンテナ840は、例えばeNB830が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図28にはeNB830が複数のアンテナ840を有する例を示したが、eNB830は単一のアンテナ840を有してもよい。
基地局装置850は、コントローラ851、メモリ852、ネットワークインタフェース853、無線通信インタフェース855及び接続インタフェース857を備える。コントローラ851、メモリ852及びネットワークインタフェース853は、図27を参照して説明したコントローラ821、メモリ822及びネットワークインタフェース823と同様のものである。
無線通信インタフェース855は、LTE又はLTE−Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、RRH860及びアンテナ840を介して、RRH860に対応するセクタ内に位置する端末に無線接続を提供する。無線通信インタフェース855は、典型的には、BBプロセッサ856などを含み得る。BBプロセッサ856は、接続インタフェース857を介してRRH860のRF回路864と接続されることを除き、図27を参照して説明したBBプロセッサ826と同様のものである。無線通信インタフェース855は、図28に示したように複数のBBプロセッサ856を含み、複数のBBプロセッサ856は、例えばeNB830が使用する複数の周波数帯域にそれぞれ対応してもよい。なお、図28には無線通信インタフェース855が複数のBBプロセッサ856を含む例を示したが、無線通信インタフェース855は単一のBBプロセッサ856を含んでもよい。
接続インタフェース857は、基地局装置850(無線通信インタフェース855)をRRH860と接続するためのインタフェースである。接続インタフェース857は、基地局装置850(無線通信インタフェース855)とRRH860とを接続する上記高速回線での通信のための通信モジュールであってもよい。
また、RRH860は、接続インタフェース861及び無線通信インタフェース863を備える。
接続インタフェース861は、RRH860(無線通信インタフェース863)を基地局装置850と接続するためのインタフェースである。接続インタフェース861は、上記高速回線での通信のための通信モジュールであってもよい。
無線通信インタフェース863は、アンテナ840を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース863は、典型的には、RF回路864などを含み得る。RF回路864は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ840を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース863は、図28に示したように複数のRF回路864を含み、複数のRF回路864は、例えば複数のアンテナ素子にそれぞれ対応してもよい。なお、図28には無線通信インタフェース863が複数のRF回路864を含む例を示したが、無線通信インタフェース863は単一のRF回路864を含んでもよい。
図28に示したeNB830において、図2を参照して説明した情報取得部151及びインターリービング部153は、無線通信インタフェース855又は無線通信インタフェース863において実装されてもよい。一例として、eNB830は、無線通信インタフェース855の一部(例えば、BBプロセッサ856)若しくは全部を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて情報取得部151及びインターリービング部153が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを情報取得部151及びインターリービング部153として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに情報取得部151及びインターリービング部153の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを情報取得部151及びインターリービング部153として機能させるためのプログラムがeNB830にインストールされ、無線通信インタフェース855(例えば、BBプロセッサ856)が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、情報取得部151及びインターリービング部153を備える装置としてeNB830、基地局装置850又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを情報取得部151及びインターリービング部153として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記録した読み取り可能な記録媒体が提供されてもよい。これらの点については、図5を参照して説明した情報取得部251及びデインターリービング部253も、情報取得部151及びインターリービング部153と同様である。
また、図28に示したeNB830において、例えば、図2を参照して説明した無線通信部120は、無線通信インタフェース863(例えば、RF回路864)において実装されてもよい。また、アンテナ部110は、アンテナ840において実装されてもよい。これらの点については、図5を参照して説明したアンテナ部210及び無線通信部220も、アンテナ部110及び無線通信部120と同様である。
(第3の応用例)
図29は、本開示に係る技術が適用され得るスマートフォン900の概略的な構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン900は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース912、1つ以上のアンテナスイッチ915、1つ以上のアンテナ916、バス917、バッテリー918及び補助コントローラ919を備える。
プロセッサ901は、例えばCPU又はSoC(System on Chip)であってよく、スマートフォン900のアプリケーションレイヤ及びその他のレイヤの機能を制御する。メモリ902は、RAM及びROMを含み、プロセッサ901により実行されるプログラム及びデータを記憶する。ストレージ903は、半導体メモリ又はハードディスクなどの記憶媒体を含み得る。外部接続インタフェース904は、メモリーカード又はUSB(Universal Serial Bus)デバイスなどの外付けデバイスをスマートフォン900へ接続するためのインタフェースである。
カメラ906は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)又はCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を有し、撮像画像を生成する。センサ907は、例えば、測位センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び加速度センサなどのセンサ群を含み得る。マイクロフォン908は、スマートフォン900へ入力される音声を音声信号へ変換する。入力デバイス909は、例えば、表示デバイス910の画面上へのタッチを検出するタッチセンサ、キーパッド、キーボード、ボタン又はスイッチなどを含み、ユーザからの操作又は情報入力を受け付ける。表示デバイス910は、液晶ディスプレイ(LCD)又は有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイなどの画面を有し、スマートフォン900の出力画像を表示する。スピーカ911は、スマートフォン900から出力される音声信号を音声に変換する。
無線通信インタフェース912は、LTE又はLTE−Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インタフェース912は、典型的には、BBプロセッサ913及びRF回路914などを含み得る。BBプロセッサ913は、例えば、符号化/復号、変調/復調及び多重化/逆多重化などを行なってよく、無線通信のための様々な信号処理を実行する。一方、RF回路914は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ916を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース912は、BBプロセッサ913及びRF回路914を集積したワンチップのモジュールであってもよい。無線通信インタフェース912は、図29に示したように複数のBBプロセッサ913及び複数のRF回路914を含んでもよい。なお、図29には無線通信インタフェース912が複数のBBプロセッサ913及び複数のRF回路914を含む例を示したが、無線通信インタフェース912は単一のBBプロセッサ913又は単一のRF回路914を含んでもよい。
さらに、無線通信インタフェース912は、セルラー通信方式に加えて、近距離無線通信方式、近接無線通信方式又は無線LAN(Local Area Network)方式などの他の種類の無線通信方式をサポートしてもよく、その場合に、無線通信方式ごとのBBプロセッサ913及びRF回路914を含んでもよい。
アンテナスイッチ915の各々は、無線通信インタフェース912に含まれる複数の回路(例えば、異なる無線通信方式のための回路)の間でアンテナ916の接続先を切り替える。
アンテナ916の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、無線通信インタフェース912による無線信号の送受信のために使用される。スマートフォン900は、図29に示したように複数のアンテナ916を有してもよい。なお、図29にはスマートフォン900が複数のアンテナ916を有する例を示したが、スマートフォン900は単一のアンテナ916を有してもよい。
さらに、スマートフォン900は、無線通信方式ごとにアンテナ916を備えてもよい。その場合に、アンテナスイッチ915は、スマートフォン900の構成から省略されてもよい。
バス917は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース912及び補助コントローラ919を互いに接続する。バッテリー918は、図中に破線で部分的に示した給電ラインを介して、図29に示したスマートフォン900の各ブロックへ電力を供給する。補助コントローラ919は、例えば、スリープモードにおいて、スマートフォン900の必要最低限の機能を動作させる。
図29に示したスマートフォン900において、図2を参照して説明した情報取得部151及びインターリービング部153は、無線通信インタフェース912において実装されてもよい。一例として、スマートフォン900は、無線通信インタフェース912の一部(例えば、BBプロセッサ913)若しくは全部を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて情報取得部151及びインターリービング部153が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを情報取得部151及びインターリービング部153として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに情報取得部151及びインターリービング部153の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを情報取得部151及びインターリービング部153として機能させるためのプログラムがスマートフォン900にインストールされ、無線通信インタフェース912(例えば、BBプロセッサ913)が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、情報取得部151及びインターリービング部153を備える装置としてスマートフォン900又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを情報取得部151及びインターリービング部153として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記録した読み取り可能な記録媒体が提供されてもよい。これらの点については、図5を参照して説明した情報取得部251及びデインターリービング部253も、情報取得部151及びインターリービング部153と同様である。
また、図29に示したスマートフォン900において、例えば、図2を参照して説明した無線通信部120は、無線通信インタフェース912(例えば、RF回路914)において実装されてもよい。また、アンテナ部110は、アンテナ916において実装されてもよい。これらの点については、図5を参照して説明したアンテナ部210及び無線通信部220も、アンテナ部110及び無線通信部120と同様である。
(第4の応用例)
図30は、本開示に係る技術が適用され得るカーナビゲーション装置920の概略的な構成の一例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置920は、プロセッサ921、メモリ922、GPS(Global Positioning System)モジュール924、センサ925、データインタフェース926、コンテンツプレーヤ927、記憶媒体インタフェース928、入力デバイス929、表示デバイス930、スピーカ931、無線通信インタフェース933、1つ以上のアンテナスイッチ936、1つ以上のアンテナ937及びバッテリー938を備える。
プロセッサ921は、例えばCPU又はSoCであってよく、カーナビゲーション装置920のナビゲーション機能及びその他の機能を制御する。メモリ922は、RAM及びROMを含み、プロセッサ921により実行されるプログラム及びデータを記憶する。
GPSモジュール924は、GPS衛星から受信されるGPS信号を用いて、カーナビゲーション装置920の位置(例えば、緯度、経度及び高度)を測定する。センサ925は、例えば、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び気圧センサなどのセンサ群を含み得る。データインタフェース926は、例えば、図示しない端子を介して車載ネットワーク941に接続され、車速データなどの車両側で生成されるデータを取得する。
コンテンツプレーヤ927は、記憶媒体インタフェース928に挿入される記憶媒体(例えば、CD又はDVD)に記憶されているコンテンツを再生する。入力デバイス929は、例えば、表示デバイス930の画面上へのタッチを検出するタッチセンサ、ボタン又はスイッチなどを含み、ユーザからの操作又は情報入力を受け付ける。表示デバイス930は、LCD又はOLEDディスプレイなどの画面を有し、ナビゲーション機能又は再生されるコンテンツの画像を表示する。スピーカ931は、ナビゲーション機能又は再生されるコンテンツの音声を出力する。
無線通信インタフェース933は、LTE又はLTE−Advancedなどのいずれかのセルラー通信方式をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インタフェース933は、典型的には、BBプロセッサ934及びRF回路935などを含み得る。BBプロセッサ934は、例えば、符号化/復号、変調/復調及び多重化/逆多重化などを行なってよく、無線通信のための様々な信号処理を実行する。一方、RF回路935は、ミキサ、フィルタ及びアンプなどを含んでもよく、アンテナ937を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース933は、BBプロセッサ934及びRF回路935を集積したワンチップのモジュールであってもよい。無線通信インタフェース933は、図30に示したように複数のBBプロセッサ934及び複数のRF回路935を含んでもよい。なお、図30には無線通信インタフェース933が複数のBBプロセッサ934及び複数のRF回路935を含む例を示したが、無線通信インタフェース933は単一のBBプロセッサ934又は単一のRF回路935を含んでもよい。
さらに、無線通信インタフェース933は、セルラー通信方式に加えて、近距離無線通信方式、近接無線通信方式又は無線LAN方式などの他の種類の無線通信方式をサポートしてもよく、その場合に、無線通信方式ごとのBBプロセッサ934及びRF回路935を含んでもよい。
アンテナスイッチ936の各々は、無線通信インタフェース933に含まれる複数の回路(例えば、異なる無線通信方式のための回路)の間でアンテナ937の接続先を切り替える。
アンテナ937の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナを構成する複数のアンテナ素子)を有し、無線通信インタフェース933による無線信号の送受信のために使用される。カーナビゲーション装置920は、図30に示したように複数のアンテナ937を有してもよい。なお、図30にはカーナビゲーション装置920が複数のアンテナ937を有する例を示したが、カーナビゲーション装置920は単一のアンテナ937を有してもよい。
さらに、カーナビゲーション装置920は、無線通信方式ごとにアンテナ937を備えてもよい。その場合に、アンテナスイッチ936は、カーナビゲーション装置920の構成から省略されてもよい。
バッテリー938は、図中に破線で部分的に示した給電ラインを介して、図30に示したカーナビゲーション装置920の各ブロックへ電力を供給する。また、バッテリー938は、車両側から給電される電力を蓄積する。
図30に示したカーナビゲーション装置920において、図2を参照して説明した情報取得部151及びインターリービング部153は、無線通信インタフェース933において実装されてもよい。一例として、カーナビゲーション装置920は、無線通信インタフェース933の一部(例えば、BBプロセッサ934)若しくは全部を含むモジュールを搭載し、当該モジュールにおいて情報取得部151及びインターリービング部153が実装されてもよい。この場合に、上記モジュールは、プロセッサを情報取得部151及びインターリービング部153として機能させるためのプログラム(換言すると、プロセッサに情報取得部151及びインターリービング部153の動作を実行させるためのプログラム)を記憶し、当該プログラムを実行してもよい。別の例として、プロセッサを情報取得部151及びインターリービング部153として機能させるためのプログラムがカーナビゲーション装置920にインストールされ、無線通信インタフェース933(例えば、BBプロセッサ934)が当該プログラムを実行してもよい。以上のように、情報取得部151及びインターリービング部153を備える装置としてカーナビゲーション装置920又は上記モジュールが提供されてもよく、プロセッサを情報取得部151及びインターリービング部153として機能させるためのプログラムが提供されてもよい。また、上記プログラムを記録した読み取り可能な記録媒体が提供されてもよい。これらの点については、図5を参照して説明した情報取得部251及びデインターリービング部253も、情報取得部151及びインターリービング部153と同様である。
また、図30に示したカーナビゲーション装置920において、例えば、図2を参照して説明した無線通信部120は、無線通信インタフェース933(例えば、RF回路935)において実装されてもよい。また、アンテナ部110は、アンテナ937において実装されてもよい。これらの点については、図5を参照して説明したアンテナ部210及び無線通信部220も、アンテナ部110及び無線通信部120と同様である。
また、本開示に係る技術は、上述したカーナビゲーション装置920の1つ以上のブロックと、車載ネットワーク941と、車両側モジュール942とを含む車載システム(又は車両)940として実現されてもよい。即ち、情報取得部151及びインターリービング部153(又は、情報取得部251及びデインターリービング部253)を備える装置として車載システム(又は車両)940が提供されてもよい。車両側モジュール942は、車速、エンジン回転数又は故障情報などの車両側データを生成し、生成したデータを車載ネットワーク941へ出力する。
<<10.まとめ>>
ここまで、図1〜図30を参照して、本開示の実施形態に係る各装置及び各処理を説明した。
(1)第1の実施形態
第1の実施形態によれば、第1無線通信装置100は、ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する情報取得部151と、上記ユーザに固有のインターリーバを使用して、上記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブするインターリービング部153と、を備える。とりわけ、インターリービング部153は、上記ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をインターリーブすることにより、上記ビットシーケンスをインターリーブする。
さらに、第1の実施形態では、上記2つ以上の部分シーケンスの各々は、上記ビットシーケンスに含まれ、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスと重ならない。
これにより、例えば、IDMAシステムにおいてより小さい負担で且つより柔軟にデータを送信することが可能になる。より具体的には、例えば、IDMAシステムにおいて送信側と受信側との間でのインターリーバの送受信なしに任意の長さのビットシーケンスを送信することが可能になる。
(2)第2の実施形態
第2の実施形態によれば、第1無線通信装置100は、ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する情報取得部151と、上記ユーザに固有のインターリーバを使用して、上記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブするインターリービング部153と、を備える。とりわけ、インターリービング部153は、上記ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をインターリーブすることにより、上記ビットシーケンスをインターリーブする。
さらに、第2の実施形態では、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの少なくとも1つの部分シーケンスは、上記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスをインターリーブすることにより得られるシーケンスの一部を含む。即ち、上記ビットシーケンスの少なくとも一部は、重複してインターリーブされる。
これにより、例えば、IDMAシステムにおいてより小さい負担で且つより柔軟にデータを送信することが可能になる。より具体的には、例えば、IDMAシステムにおいて送信側と受信側との間でのインターリーバの送受信なしに任意の長さのビットシーケンスを送信することが可能になる。
(3)第3の実施形態
第3の実施形態によれば、第1無線通信装置100は、ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する情報取得部151と、上記情報ブロックのビットシーケンスよりも長い上記ユーザに固有のインターリーバから得られる別のインターリーバ、又は上記ユーザに固有の上記インターリーバを使用して、上記ビットシーケンスをインターリーブするインターリービング部153と、を備える。
これにより、例えば、IDMAシステムにおいてより小さい負担で且つより柔軟にデータを送信することが可能になる。より具体的には、例えば、IDMAシステムにおいて送信側と受信側との間でのインターリーバの送受信なしに任意の長さのビットシーケンスを送信することが可能になる。
(4)第4の実施形態
第4の実施形態によれば、第1無線通信装置100は、ユーザについての送信データから生成される情報ブロックを取得する情報取得部151と、上記ユーザに固有のインターリーバを使用して、上記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブするインターリービング部153と、を備える。とりわけ、上記情報ブロックは、誤り訂正符号化のための分割及び当該誤り訂正符号化の後、且つ上記誤り訂正符号化後の統合の前のブロックである。
これにより、例えば、IDMAシステムにおいてインターリーブの対象となるビットシーケンスの長さの範囲をより狭くすることが可能になる。
(5)第5の実施形態
第5の実施形態によれば、第1無線通信装置100は、所定の計算式に基づいて生成されるユーザに固有のインターリーバを使用して、当該ユーザについての送信データから生成される情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブするインターリービング部153、を備える。とりわけ、上記所定の計算式は、ユーザの識別情報に応じたシフト値を含む。
これにより、例えば、IDMAシステムにおいてユーザ間でインターリーバの値の重なりを減らすことが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態を説明したが、本開示は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、ユーザについての送信データ(例えば、トランスポートブロック)から生成される情報ブロック(例えば、コードワード又はコードブロック)のビットシーケンスをインターリーブするために、上記ユーザに固有のインターリーバが使用される例を説明した。本開示では、当該インターリーバは、上記ユーザに固有、且つ、上記送信データ(例えば、トランスポートブロック)又は上記情報ブロック(例えば、コードワード又はコードブロック)に固有のインターリーバであってもよい。一例として、上記送信データ又は上記情報ブロックに固有の上記インターリーバは、上記ユーザに固有のインターリーバに、上記送信データ又は上記情報ブロックに固有のシフトを適用することにより、生成されてもよい。
また、例えば、本明細書の処理における処理ステップは、必ずしもフローチャート又はシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に実行されなくてよい。例えば、処理における処理ステップは、フローチャート又はシーケンス図として記載した順序と異なる順序で実行されても、並列的に実行されてもよい。
また、本明細書の装置(例えば、無線通信装置又は無線通信装置のためのモジュール)に備えられるプロセッサ(例えば、CPU、DSPなど)を上記装置の構成要素(例えば、情報取得部、及びインターリービング部又はデインターリービング部など)として機能させるためのコンピュータプログラム(換言すると、上記プロセッサに上記装置の構成要素の動作を実行させるためのコンピュータプログラム)も作成可能である。また、当該コンピュータプログラムを記録した記録媒体も提供されてもよい。また、上記コンピュータプログラムを記憶するメモリと、上記コンピュータプログラムを実行可能な1つ以上のプロセッサとを備える装置(例えば、無線通信装置又は無線通信装置のためのモジュール)も提供されてもよい。また、上記装置の構成要素(例えば、情報取得部、及びインターリービング部又はデインターリービング部など)の動作を含む方法も、本開示に係る技術に含まれる。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的又は例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記効果とともに、又は上記効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する取得部と、
前記ユーザに固有のインターリーバを使用して、前記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブするインターリービング部と、
を備え、
前記インターリービング部は、前記ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をインターリーブすることにより、前記ビットシーケンスをインターリーブする、
装置。
(2)
前記2つ以上の部分シーケンスの各々は、2のべき乗の長さを有する、前記(1)に記載の装置。
(3)
前記ビットシーケンスは、2のべき乗ではない長さを有する、前記(1)又は(2)に記載の装置。
(4)
前記情報ブロックは、コードワード又はコードブロックである、前記(1)〜(3)のいずれか1項に記載の装置。
(5)
前記インターリービング部は、前記2つ以上の部分シーケンスの各々を、対応するインターリーバを使用してインターリーブし、
前記対応するインターリーバは、部分シーケンスと同じ長さを有する、前記ユーザに固有のインターリーバである、
前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の装置。
(6)
前記2つ以上の部分シーケンスの各々は、前記ビットシーケンスに含まれ、前記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスと重ならない、前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の装置。
(7)
前記2つ以上の部分シーケンスの長さの総和は、前記ビットシーケンスの長さと等しい、前記(6)に記載の装置。
(8)
前記2つ以上の部分シーケンスの各々は、異なる長さを有する、前記(6)又は(7)に記載の装置。
(9)
前記インターリービング部は、前記2つ以上の部分シーケンスの各々を並行してインターリーブする、前記(6)〜(8)のいずれか1項に記載の装置。
(10)
前記インターリービング部は、前記2つ以上の部分シーケンスの各々に対応するインターリーバを含む1つの連結インターリーバであって、前記ビットシーケンスと同じ長さを有する当該1つの連結インターリーバを使用して、前記ビットシーケンスをインターリーブし、
前記2つ以上の部分シーケンスの各々に対応する前記インターリーバは、部分シーケンスと同じ長さを有する、前記ユーザに固有のインターリーバである、
前記(6)〜(9)のいずれか1項に記載の装置。
(11)
前記2つ以上の部分シーケンスのうちの少なくとも1つの部分シーケンスは、前記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスをインターリーブすることにより得られるシーケンスの一部を含む、前記(1)〜(5)のいずれか1項に記載の装置。
(12)
前記少なくとも1つの部分シーケンスは、前記ビットシーケンスの一部をさらに含む、前記(11)に記載の装置。
(13)
前記2つ以上の部分シーケンスの長さの総和は、前記ビットシーケンスの長さよりも大きい、前記(11)又は(12)に記載の装置。
(14)
前記2つ以上の部分シーケンスは、同一の長さを有する、前記(11)〜(13)のいずれか1項に記載の装置。
(15)
前記2つ以上の部分シーケンスの各々の長さは、複数の所定の長さのうちの、前記ビットシーケンスの長さに応じた長さである、前記(11)〜(14)のいずれか1項に記載の装置。
(16)
前記2つ以上の部分シーケンスのうちの少なくとも1つの部分シーケンスの長さは、前記複数の所定の長さに含まれる、前記ビットシーケンスの長さ以下の1つ以上の長さのうちの、最大のものである、前記(15)に記載の装置。
(17)
前記2つ以上の部分シーケンスの各々の長さは、1つの所定の長さである、前記(11)〜(16)のいずれか1項に記載の装置。
(18)
受信ビットシーケンスを取得する取得部と、
ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンスを生成するデインターリービング部と、
を備え、
前記デインターリービング部は、前記受信ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をデインターリーブすることにより、前記受信ビットシーケンスをデインターリーブする、
装置。
(19)
ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する取得部と、
前記情報ブロックのビットシーケンスよりも長い前記ユーザに固有のインターリーバから得られる別のインターリーバ、又は前記ユーザに固有の前記インターリーバを使用して、前記ビットシーケンスをインターリーブするインターリービング部と、
を備える装置。
(20)
前記ユーザに固有の前記インターリーバは、2のべき乗の長さを有するインターリーバである、前記(19)に記載の装置。
(21)
前記別のインターリーバは、前記情報ブロックの前記ビットシーケンスと同じ長さを有するインターリーバである、前記(19)又は(20)に記載の装置。
(22)
前記別のインターリーバは、前記ビットシーケンスと同じ長さを有する出力ビットシーケンスに収まらないビットに入力ビットを出力する部分を前記ユーザに固有の前記インターリーバから除外することにより得られるインターリーバである、前記(21)に記載の装置。
(23)
前記ビットシーケンスは、2のべき乗ではない長さを有する、前記(19)〜(22)のいずれか1項に記載の装置。
(24)
前記情報ブロックは、コードワード又はコードブロックである、前記(19)〜(23)のいずれか1項に記載の装置。
(25)
受信ビットシーケンスを取得する取得部と、
前記受信ビットシーケンスよりも長いユーザに固有のインターリーバから得られる別のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンスを生成するデインターリービング部と、
を備える装置。
(26)
ユーザについての送信データから生成される情報ブロックを取得する取得部と、
前記ユーザに固有のインターリーバを使用して、前記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブするインターリービング部と、
を備え、
前記情報ブロックは、誤り訂正符号化のための分割及び当該誤り訂正符号化の後、且つ前記誤り訂正符号化後の統合の前のブロックである、
装置。
(27)
前記情報ブロックは、コードブロックである、前記(26)に記載の装置。
(28)
前記インターリービング部は、同一のインターリーバを使用して、同一の単位ブロックに対応する2つ以上の情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブする、前記(26)又は(27)に記載の装置。
(29)
前記ユーザに固有の前記インターリーバは、2のべき乗の長さを有するインターリーバである、前記(26)〜(28)のいずれか1項に記載の装置。
(30)
前記ユーザに固有の前記インターリーバは、セル、前記情報ブロックよりも大きい単位ブロック、又はリンク方向に固有のインターリーバである、前記(26)〜(29)のいずれか1項に記載の装置。
(31)
前記誤り訂正符号化後の前記統合は、連結、又は排他的論理和のビットコレクションである、前記(26)〜(30)のいずれか1項に記載の装置。
(32)
受信ビットシーケンスを取得する取得部と、
ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、情報ブロックのビットシーケンスを生成するデインターリービング部と、
を備え、
前記情報ブロックは、誤り訂正復号のための分割後、且つ前記誤り訂正復号の前のブロックである、
装置。
(33)
プロセッサにより、
ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得することと、
前記ユーザに固有のインターリーバを使用して、前記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブすることと、
を含み、
前記ビットシーケンスをインターリーブすることは、前記ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をインターリーブすることを含む、
方法。
(34)
ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得することと、
前記ユーザに固有のインターリーバを使用して、前記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブすることと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムであり、
前記ビットシーケンスをインターリーブすることは、前記ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をインターリーブすることを含む、
プログラム。
(35)
ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得することと、
前記ユーザに固有のインターリーバを使用して、前記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブすることと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体であり、
前記ビットシーケンスをインターリーブすることは、前記ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をインターリーブすることを含む、
記録媒体。
(36)
プロセッサにより、
受信ビットシーケンスを取得することと、
ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンスを生成することと、
を含み、
前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることは、前記受信ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をデインターリーブすることを含む、
方法。
(37)
受信ビットシーケンスを取得することと、
ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンスを生成することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムであり、
前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることは、前記受信ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をデインターリーブすることを含む、
プログラム。
(38)
受信ビットシーケンスを取得することと、
ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンスを生成することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体であり、
前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることは、前記受信ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をデインターリーブすることを含む、
記録媒体。
(39)
プロセッサにより、
ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得することと、
前記情報ブロックのビットシーケンスよりも長い前記ユーザに固有のインターリーバから得られる別のインターリーバ、又は前記ユーザに固有の前記インターリーバを使用して、前記ビットシーケンスをインターリーブすることと、
を含む方法。
(40)
ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得することと、
前記情報ブロックのビットシーケンスよりも長い前記ユーザに固有のインターリーバから得られる別のインターリーバ、又は前記ユーザに固有の前記インターリーバを使用して、前記ビットシーケンスをインターリーブすることと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(41)
ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得することと、
前記情報ブロックのビットシーケンスよりも長い前記ユーザに固有のインターリーバから得られる別のインターリーバ、又は前記ユーザに固有の前記インターリーバを使用して、前記ビットシーケンスをインターリーブすることと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
(42)
プロセッサにより、
受信ビットシーケンスを取得することと、
前記受信ビットシーケンスよりも長いユーザに固有のインターリーバから得られる別のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンスを生成することと、
を含む方法。
(43)
受信ビットシーケンスを取得することと、
前記受信ビットシーケンスよりも長いユーザに固有のインターリーバから得られる別のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンスを生成することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(44)
受信ビットシーケンスを取得することと、
前記受信ビットシーケンスよりも長いユーザに固有のインターリーバから得られる別のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンスを生成することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
(45)
プロセッサにより、
ユーザについての送信データから生成される情報ブロックを取得することと、
前記ユーザに固有のインターリーバを使用して、前記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブすることと、
を含み、
前記情報ブロックは、誤り訂正符号化のための分割及び当該誤り訂正符号化の後、且つ前記誤り訂正符号化後の統合の前のブロックである、
方法。
(46)
ユーザについての送信データから生成される情報ブロックを取得することと、
前記ユーザに固有のインターリーバを使用して、前記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブすることと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムであり、
前記情報ブロックは、誤り訂正符号化のための分割及び当該誤り訂正符号化の後、且つ前記誤り訂正符号化後の統合の前のブロックである、
プログラム。
(47)
ユーザについての送信データから生成される情報ブロックを取得することと、
前記ユーザに固有のインターリーバを使用して、前記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブすることと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体であり、
前記情報ブロックは、誤り訂正符号化のための分割及び当該誤り訂正符号化の後、且つ前記誤り訂正符号化後の統合の前のブロックである、
記録媒体。
(48)
プロセッサにより、
受信ビットシーケンスを取得することと、
ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、情報ブロックのビットシーケンスを生成することと、
を含み、
前記情報ブロックは、誤り訂正復号のための分割後、且つ前記誤り訂正復号の前のブロックである、
装置。
(49)
受信ビットシーケンスを取得することと、
ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、情報ブロックのビットシーケンスを生成することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムであり、
前記情報ブロックは、誤り訂正復号のための分割後、且つ前記誤り訂正復号の前のブロックである、
プログラム。
(50)
受信ビットシーケンスを取得することと、
ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、情報ブロックのビットシーケンスを生成することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体であり、
前記情報ブロックは、誤り訂正復号のための分割後、且つ前記誤り訂正復号の前のブロックである、
記録媒体。
1 システム
11、31、51、71 ビットシーケンス
13、33、43、53、65 部分シーケンス
100 第1無線通信装置
150 送信処理部
151 情報取得部
153 インターリービング部
200 第2無線通信装置
250 受信処理部
251 情報取得部
253 デインターリービング部

Claims (20)

  1. ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する取得部と、
    前記ユーザに固有のインターリーバを使用して、前記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブするインターリービング部と、
    を備え、
    前記インターリービング部は、前記ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をインターリーブすることにより、前記ビットシーケンスをインターリーブする、
    装置。
  2. 前記2つ以上の部分シーケンスの各々は、2のべき乗の長さを有する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ビットシーケンスは、2のべき乗ではない長さを有する、請求項1に記載の装置。
  4. 前記情報ブロックは、コードワード又はコードブロックである、請求項1に記載の装置。
  5. 前記インターリービング部は、前記2つ以上の部分シーケンスの各々を、対応するインターリーバを使用してインターリーブし、
    前記対応するインターリーバは、部分シーケンスと同じ長さを有する、前記ユーザに固有のインターリーバである、
    請求項1に記載の装置。
  6. 前記2つ以上の部分シーケンスの各々は、前記ビットシーケンスに含まれ、前記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスと重ならない、請求項1に記載の装置。
  7. 前記2つ以上の部分シーケンスの長さの総和は、前記ビットシーケンスの長さと等しい、請求項6に記載の装置。
  8. 前記2つ以上の部分シーケンスの各々は、異なる長さを有する、請求項6に記載の装置。
  9. 前記インターリービング部は、前記2つ以上の部分シーケンスの各々を並行してインターリーブする、請求項6に記載の装置。
  10. 前記インターリービング部は、前記2つ以上の部分シーケンスの各々に対応するインターリーバを含む1つの連結インターリーバであって、前記ビットシーケンスと同じ長さを有する当該1つの連結インターリーバを使用して、前記ビットシーケンスをインターリーブし、
    前記2つ以上の部分シーケンスの各々に対応する前記インターリーバは、部分シーケンスと同じ長さを有する、前記ユーザに固有のインターリーバである、
    請求項6に記載の装置。
  11. 前記2つ以上の部分シーケンスのうちの少なくとも1つの部分シーケンスは、前記2つ以上の部分シーケンスのうちの他の部分シーケンスをインターリーブすることにより得られるシーケンスの一部を含む、請求項1に記載の装置。
  12. 前記少なくとも1つの部分シーケンスは、前記ビットシーケンスの一部をさらに含む、請求項11に記載の装置。
  13. 前記2つ以上の部分シーケンスの長さの総和は、前記ビットシーケンスの長さよりも大きい、請求項11に記載の装置。
  14. 前記2つ以上の部分シーケンスは、同一の長さを有する、請求項11に記載の装置。
  15. 前記2つ以上の部分シーケンスの各々の長さは、複数の所定の長さのうちの、前記ビットシーケンスの長さに応じた長さである、請求項11に記載の装置。
  16. 前記2つ以上の部分シーケンスのうちの少なくとも1つの部分シーケンスの長さは、前記複数の所定の長さに含まれる、前記ビットシーケンスの長さ以下の1つ以上の長さのうちの、最大のものである、請求項15に記載の装置。
  17. 前記2つ以上の部分シーケンスの各々の長さは、1つの所定の長さである、請求項11に記載の装置。
  18. 受信ビットシーケンスを取得する取得部と、
    ユーザに固有のインターリーバに対応するデインターリーバを使用して、前記受信ビットシーケンスをデインターリーブすることにより、誤り訂正復号前の情報ブロックのビットシーケンスを生成するデインターリービング部と、
    を備え、
    前記デインターリービング部は、前記受信ビットシーケンスから得られる2つ以上の部分シーケンスの各々をデインターリーブすることにより、前記受信ビットシーケンスをデインターリーブする、
    装置。
  19. ユーザについての送信データから生成される、誤り訂正符号化後の情報ブロックを取得する取得部と、
    前記情報ブロックのビットシーケンスよりも長い前記ユーザに固有のインターリーバから得られる別のインターリーバ、又は前記ユーザに固有の前記インターリーバを使用して、前記ビットシーケンスをインターリーブするインターリービング部と、
    を備える装置。
  20. ユーザについての送信データから生成される情報ブロックを取得する取得部と、
    前記ユーザに固有のインターリーバを使用して、前記情報ブロックのビットシーケンスをインターリーブするインターリービング部と、
    を備え、
    前記情報ブロックは、誤り訂正符号化のための分割及び当該誤り訂正符号化の後、且つ前記誤り訂正符号化後の統合の前のブロックである、
    装置。
JP2016556390A 2014-10-27 2015-07-21 装置 Expired - Fee Related JP6686894B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014218184 2014-10-27
JP2014218184 2014-10-27
PCT/JP2015/070650 WO2016067684A1 (ja) 2014-10-27 2015-07-21 装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016067684A1 true JPWO2016067684A1 (ja) 2017-08-03
JP6686894B2 JP6686894B2 (ja) 2020-04-22

Family

ID=55857033

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016556390A Expired - Fee Related JP6686894B2 (ja) 2014-10-27 2015-07-21 装置

Country Status (7)

Country Link
US (5) US10224965B2 (ja)
EP (2) EP4084340A3 (ja)
JP (1) JP6686894B2 (ja)
CN (2) CN107078832B (ja)
AU (2) AU2015338473B2 (ja)
BR (1) BR112017008227A2 (ja)
WO (1) WO2016067684A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107302416A (zh) * 2016-04-15 2017-10-27 索尼公司 用于无线通信系统的收发端的装置和方法、软信息估计器
US10616805B2 (en) * 2016-08-11 2020-04-07 Electronics And Telecommunications Research Institute Operation methods of terminal and base station in mobile communication networks
CN110034847B (zh) * 2018-01-12 2022-01-14 华为技术有限公司 级联编码方法及装置
CN110071728B (zh) * 2018-01-24 2021-02-05 华为技术有限公司 一种交织方法及交织设备
US10951237B2 (en) * 2019-03-22 2021-03-16 International Business Machines Corporation Composing array codes for power of two and variable block sizes
CN110992672B (zh) * 2019-09-25 2021-06-29 广州广日电气设备有限公司 红外遥控器学习及编码方法、红外遥控器系统及存储介质
US20210135787A1 (en) * 2019-11-04 2021-05-06 Qualcomm Incorporated Interleaving transport blocks in broadcast transmissions
CN111490854B (zh) * 2020-04-16 2022-08-30 重庆邮电大学 一种基于Logistic序列的IDMA交织方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10030407B4 (de) * 1999-07-14 2011-09-01 Lg Electronics Inc. Verfahren zur optimalen Ratenanpassung in einem Mobilkommunikationssystem
GB2403104B (en) * 2003-06-16 2006-06-14 Inmarsat Ltd Communication method and apparatus
US7543197B2 (en) * 2004-12-22 2009-06-02 Qualcomm Incorporated Pruned bit-reversal interleaver
JP4284280B2 (ja) 2005-01-18 2009-06-24 株式会社東芝 無線通信システムおよび無線送信装置
US7434138B2 (en) * 2005-06-27 2008-10-07 Agere Systems Inc. Structured interleaving/de-interleaving scheme for product code encoders/decorders
US7848400B2 (en) * 2007-04-26 2010-12-07 Broadcom Corporation Retransmission of reordered/coded data in response to presumed receiver decoding failure
US8095735B2 (en) * 2008-08-05 2012-01-10 Convey Computer Memory interleave for heterogeneous computing
CN101425871B (zh) * 2007-11-02 2014-07-30 华为技术有限公司 多元纠错码发射接收装置及数据传输系统以及相关方法
KR101558562B1 (ko) * 2008-05-26 2015-10-07 엘지전자 주식회사 터보코드를 이용한 데이터 전송장치 및 방법
DE102008056545A1 (de) 2008-11-10 2010-05-27 Gea Westfaliasurge Gmbh Reinigungseinheit zum Reinigen wenigstens eines Kopfabschnittes eines Melkbechers
JP5145208B2 (ja) 2008-12-25 2013-02-13 京セラ株式会社 無線通信端末、復号方法及び復号器
CN102308507B (zh) * 2009-02-05 2014-04-09 松下电器产业株式会社 无线通信装置
US8880982B2 (en) * 2009-02-05 2014-11-04 Panasonic Corporation Wireless communication apparatus
US8612820B2 (en) * 2009-04-11 2013-12-17 Qualcomm Incorporated Apparatus and methods for interleaving in a forward link only system
US8543884B2 (en) * 2009-06-16 2013-09-24 Qualcomm Incorporated Communications channel parallel interleaver and de-interleaver
US8112677B2 (en) * 2010-02-26 2012-02-07 UltraSoC Technologies Limited Method of debugging multiple processes
KR101356532B1 (ko) * 2010-05-12 2014-02-03 엘지전자 주식회사 다중 안테나 무선 통신 시스템에서 채널 인터리빙 수행 방법 및 이를 위한 장치
CN102195672B (zh) * 2011-06-02 2014-09-10 华南理工大学 一种基于idma的ofdm系统小区间干扰消除方法
US8532112B2 (en) * 2011-09-23 2013-09-10 Lsi Corporation Interleaving for wideband code division multiple access

Also Published As

Publication number Publication date
JP6686894B2 (ja) 2020-04-22
US20220045698A1 (en) 2022-02-10
US10224965B2 (en) 2019-03-05
US20170244428A1 (en) 2017-08-24
AU2015338473A1 (en) 2017-05-18
WO2016067684A1 (ja) 2016-05-06
EP4084340A2 (en) 2022-11-02
US11695432B2 (en) 2023-07-04
US20190149174A1 (en) 2019-05-16
CN109768803B (zh) 2023-08-25
AU2018282443A1 (en) 2019-01-17
BR112017008227A2 (pt) 2017-12-26
US20200304153A1 (en) 2020-09-24
EP4084340A3 (en) 2023-01-18
EP3214780A1 (en) 2017-09-06
CN107078832A (zh) 2017-08-18
CN109768803A (zh) 2019-05-17
US20230318630A1 (en) 2023-10-05
US10771093B2 (en) 2020-09-08
AU2018282443B2 (en) 2019-11-07
CN107078832B (zh) 2018-12-18
AU2015338473B2 (en) 2018-11-08
EP3214780A4 (en) 2018-10-31
US11171669B2 (en) 2021-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2018282443B2 (en) Device
US11658772B2 (en) Electronic device and communication method for non-orthogonal-resource based multiple access
JP6673206B2 (ja) 無線通信装置、無線通信方法及びプログラム
CN109039344B (zh) 编码输入数据为极性码的方法及设备、解码方法及其设备
JP2018516477A (ja) コードブロックの分割を実現する方法及び装置
WO2017018859A1 (en) Method and apparatus for channel encoding and channel decoding in a wireless communication system
JP6687017B2 (ja) 装置
CN106416166B (zh) 处理数据的方法和通信设备
US11026244B2 (en) Method and device in terminal and base station for dynamic scheduling
WO2017130505A1 (ja) 装置、方法及びプログラム
TWI791023B (zh) 編碼輸入資料為極性碼的方法及設備、解碼方法及用以解碼碼字的設備
CN109391353B (zh) 一种速率匹配的方法和装置
JP6720968B2 (ja) 装置、方法及びプログラム
WO2017085971A1 (ja) 装置、方法及びプログラム
Zeng et al. Interleaver-based pattern division multiple access with iterative decoding and detection
KR20230133618A (ko) 폴라 코드를 사용하는 통신 시스템에서의 harq 방법 및 장치
CN117480746A (zh) 执行信道编码的方法、通信装置、处理装置和存储介质及执行信道解码的方法和通信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180601

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190208

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20190214

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190222

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190515

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200316

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6686894

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees