JPWO2016051909A1 - バルブ機構、およびこのバルブ機構を吐出弁機構として備えた高圧燃料供給ポンプ - Google Patents

バルブ機構、およびこのバルブ機構を吐出弁機構として備えた高圧燃料供給ポンプ Download PDF

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Abstract

本発明の課題は、バルブ開閉時に、ストローク軸線に対して交差する方向へのバルブの暴れを抑制可能なバルブ機構、およびこのバルブ機構を吐出弁機構として備えた高圧燃料供給ポンプを提供することである。本発明のバルブ機構は、シート面8a3を有するシート部材8aと、シート面と環状に線接触するバルブ8bと、バルブを保持するホルダ8cと、ホルダを介してバルブを閉方向に付勢する弾性体8dと、を有するバルブ機構8において、バルブの開閉方向と交差する方向の弁の変位を規制する規制部材8c1を備えるようにバルブ機構を構成する。好ましくは、規制部材はホルダのシート部材側に延びる突出部として、ホルダに一体に設けられる。

Description

本発明は、流体の通路を開閉するチェック弁のようなバルブ機構に関し、例えばエンジンに燃料を高圧で供給する高圧燃料供給ポンプの、例えば吐出弁機構やリリーフバルブ機構などに代表されるバルブ機構に関する。
特開第04650851号公報(特許文献1)に記載されている従来の高圧燃料ポンプでは、吐出弁機構のバルブはボールバルブで構成されているが、バルブのストローク軸線に交差する方向のバルブの変位を規制する規制部材がないので、ボールバルブが暴れると言う可能性があった。
特開第04650851号公報
特許文献1に記載されたバルブ機構では、閉弁時にシートに当たる位置が不定となって、シート面が異常摩耗を起こし、気密性が低下し、残圧性能が確保できない問題に陥る可能性がある。
そこで本発明は、バルブ開閉時に、ストローク軸線に対して交差する方向へのバルブの暴れを抑制可能なバルブ機構、およびこのバルブ機構を吐出弁機構として備えた高圧燃料供給ポンプを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、シート面を有するシート部材と、前記シート面と環状に線接触するバルブと、前記バルブを保持するホルダと、前記ホルダを介して前記バルブを閉方向に付勢する弾性体とを有するバルブ機構において、前記バルブの開閉方向と交差する方向の弁の変位を規制する規制部材を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、バルブ開閉時に、ストローク軸線に対して交差する方向へのバルブの暴れを抑制可能なバルブ機構、およびこのバルブ機構を吐出弁機構として備えた高圧燃料供給ポンプを提供することが出来る。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明により明らかにされる。
本発明が実施された第一実施例による高圧燃料供給ポンプを用いた燃料供給システムの一例である。 本発明が実施された第一実施例による高圧燃料供給ポンプの縦断面図である。 本発明が実施された第一実施例による高圧燃料供給ポンプの縦断面図であり、図2とは別角度の縦断面を表す。 本発明が実施された第一実施例による高圧燃料供給ポンプの電磁駆動型弁機構30の拡大図であり、電磁コイル52に無通電の状態を示す。 本発明が実施された第一実施例による高圧燃料供給ポンプの電磁駆動型弁機構30の拡大図であり、電磁コイル52に通電された状態を示す。 本発明が実施された第一実施例による高圧燃料供給ポンプの電磁駆動型弁機構30をポンプハウジング1に組み込む前の状態を示す。 本発明が実施された第一実施例による高圧燃料供給ポンプの吐出弁機構部の閉弁状態における拡大図を示す。 本発明が実施された第一実施例による高圧燃料供給ポンプの吐出弁機構部の開弁状態における拡大図を示す。 本発明が実施された第一実施例による高圧燃料供給ポンプのプランジャユニット80のポンプハウジングに組み込む前の状態を示す。 本発明が実施された第一実施例による高圧燃料供給ポンプのプランジャユニット80の組立て方法を示す。 本発明が実施された第一実施例による高圧燃料供給ポンプの外観図。 本発明が実施された第一実施例による高圧燃料供給ポンプの部分拡大図を示す。 吐出弁ユニットの分解斜視図。 本発明が実施された第二実施例による高圧燃料供給ポンプの主要部縦断面図。 第二実施例の吐出弁ユニットの拡大図。
以下図面に基づいて、本発明を高圧燃料ポンプの吐出弁に用いた実施例を説明する。
図1から図13により本発明の実施例である高圧燃料ポンプの構成について説明する。
図1中で、破線で囲まれた部分が高圧ポンプのポンプハウジング1を示し、この破線の中に示されている機構,部品は高圧ポンプのポンプハウジング1に一体に組み込まれていることを示す。
燃料タンク20の燃料は、エンジンコントロールユニット27(以下ECUと称す)からの信号に基づきフィードポンプ21によって汲み上げられ、適切なフィード圧力に加圧されて吸入配管28を通して高圧燃料供給ポンプの吸入口10aに送られる。本実施例では、フィード圧は0.4MPaとなっている。
吸入口10aを通過した燃料は、吸入ジョイント101内に固定されたフィルタ102を通過し、さらに吸入流路10b,金属ダイアフラムダンパ9,10cを介して容量可変機構を構成する電磁駆動型弁機構30の吸入ポート30aに至る。
吸入ジョイント101内の吸入フィルタ102は、燃料タンク20から吸入口10aまでの間に存在する異物を燃料の流れによって高圧燃料供給ポンプ内に吸収することを防ぐ役目がある。
図4は電磁駆動型弁機構30の拡大図で、電磁コイル53に通電されていない無通電の状態である。
図5は電磁駆動型弁機構30の拡大図で、電磁コイル53に通電されている通電の状態である。
ポンプハウジング1には中心に加圧室11としての凸部1Aが形成されており、この加圧室11の開口するように、電磁駆動型弁機構30装着用の孔30Aが形成されている。
プランジャロッド31は、吸入弁部31a,ロッド部31b,アンカー固定部31cの3部分からなり、アンカー固定部31cにはアンカー35が溶接部37bによって、溶接固定されている。
ばね34は図のようにアンカー内周35a、および第一コア部内周33aに嵌め込まれ、アンカー35、および第一コア部33を引き離す方向にばね34によるばね力が発生するようになっている。
弁シート32は、吸入弁シート部32a,吸入通路部32b,圧入部32c,摺動部32dからなる。圧入部32cは第一コア部33に圧入固定されている。吸入弁シート部32aはポンプハウジング1に圧入固定されており、この圧入部で加圧室11と吸入ポート30aを完全に遮断している。
第一コア部33は溶接部37cによりポンプハウジング1に溶接固定されており、吸入ポート30aと高圧燃料供給ポンプの外部とを遮断している。
第二コア部36は溶接部37aによって第一コア部33に固定されており、第二コア部36の内部空間と外部空間を完全に遮断している。また第二コア部36には磁気オリフィス部36aが設けられている。
電磁コイル53に通電されていない無通電の状態で、かつ吸入流路10c(吸入ポート30a)と加圧室11との間の流体差圧が無い時は、プランジャロッド31はばね34により、図4のように図中の右方向に移動した状態となる。この状態では、吸入弁部31aと吸入弁シート部32aが接触した閉弁状態となり、吸入口38は塞がれる。
後述するカムの回転により、プランジャ2が図2の下方に変位する吸入工程状態にある時は、加圧室11の容積は増加し加圧室11内の燃料圧力が低下する。この工程で加圧室11内の燃料圧力が吸入流路10c(吸入ポート30a)の圧力よりも低くなると、吸入弁部31aには燃料の流体差圧による開弁力(吸入弁部31aを図1の左方に変位させる力)が発生する。
この流体差圧による開弁力により、吸入弁部31aは、ばね34の付勢力に打ち勝って開弁し、吸入口38を開くように設定されている。流体差圧が大きい時は、吸入弁部31aは完全に開き、アンカー35は第一コア部33に接触した状態となる。流体差圧が小さい時は、吸入弁部31aは完全には開かず、アンカー35は第一コア部33に接触しない。
この状態にて、ECU27からの制御信号が電磁駆動型弁機構30に印加されると、電磁駆動型弁機構30の電磁コイル53には電流が流れ、第一コア部33とアンカー35の間には、互いに引き合う磁気付勢力が発生する。その結果、プランジャロッド31には図中の左方に磁気付勢力が印加されることになる。
吸入弁部31aが完全に開いているときには、その開弁状態を保持する。一方、吸入弁部31aが完全には開いていないときには、吸入弁部31aの開弁運動を助長し吸入弁部31aは完全に開くので、アンカー35は第一コア部33に接触した状態となり、その後その状態を維持する。
その結果、吸入弁部31aが吸入口38を開いた状態が維持され、燃料は吸入ポート30aから弁シート32の吸入通路部32b,吸入口38を通過し加圧室11内へ流れ込む。
電磁駆動型弁機構30に入力電圧の印加状態を維持したままプランジャ2が吸入工程を終了し、プランジャ2が図2の上方に変位する圧縮工程に移ると、磁気付勢力は維持されたままであるので、依然として吸入弁部31aは開弁したままである。
加圧室11の容積は、プランジャ2の圧縮運動に伴い減少するが、この状態では、一度加圧室11に吸入された燃料が、再び開弁状態の吸入口38を通して吸入流路10c(吸入ポート30a)へと戻されるので、加圧室の圧力が上昇することは無い。この工程を戻し工程と称す。
この状態で、ECU27からの制御信号を解除して、電磁コイル53への通電を断つと、プランジャロッド31に働いている磁気付勢力は一定の時間後(磁気的,機械的遅れ時間後)に消去される。吸入弁部31aにはばね34による付勢力が働いているので、プランジャロッド31に作用する電磁力が消滅すると吸入弁部31aはばね34による付勢力で吸入口38を閉じる。吸入口38が閉じるとこのときから加圧室11の燃料圧力はプランジャ2の上昇運動と共に上昇する。そして、燃料吐出口12の圧力以上になると、吐出弁ユニット(吐出弁機構)8を介して加圧室11に残っている燃料の高圧吐出が行われ、コモンレール23へと供給される。この工程を吐出工程と称す。すなわち、プランジャ2の圧縮工程(下始点から上始点までの間の上昇工程)は、戻し工程と吐出工程からなる。
そして、電磁駆動型弁機構30の電磁コイル53への通電を解除するタイミングを制御することで、吐出される高圧燃料の量を制御することができる。
電磁コイル53への通電を解除するタイミングを早くすれば、圧縮工程中、戻し工程の割合が小さく吐出工程の割合が大きい。
すなわち、吸入流路10c(吸入ポート30a)に戻される燃料が少なく、高圧吐出される燃料は多くなる。
一方、入力電圧を解除するタイミングを遅くすれば、圧縮工程中の、戻し工程の割合が大きく、吐出工程の割合が小さい。すなわち、吸入流路10cに戻される燃料が多く、高圧吐出される燃料は少なくなる。電磁コイル53への通電を解除するタイミングは、ECUからの指令によって制御される。
以上のように構成することで、電磁コイル53への通電を解除するタイミングを制御することで、高圧吐出される燃料の量を内燃機関が必要とする量に制御することができる。
かくして、燃料吸入口10aに導かれた燃料はポンプ本体としてのポンプハウジング1の加圧室11にてプランジャ2の往復動によって必要な量が高圧に加圧され、燃料吐出口12からコモンレール23に圧送される。
コモンレール23には、インジェクタ24,圧力センサ26が装着されている。インジェクタ24は、内燃機関の気筒数に合わせて装着されており、エンジンコントロールユニット(ECU)27の制御信号にしたがって開閉弁して、燃料をシリンダ内に噴射する。
このとき、吸入弁部31aはプランジャ2の下降・上昇運動に伴って吸入口38の開閉運動を繰り返し、プランジャロッド31は図中の左右方向の運動を繰り返す。このとき、プランジャロッド31の運動は、弁シート32の摺動部32dによって図中の左右方向の運動のみに動きが制限され、摺動部32dとロッド部31bは摺動運動を繰り返す。したがって摺動部はプランジャロッド31の摺動運動の抵抗にならないように十分に低い面粗さが必要である。
本実施例では、磁気回路を構成する部材は、図5に示すようにアンカー35,第一コア部33,ヨーク51,第二コア部36であり、これらは全て磁性材料である。
第一コア部33と第二コア部36は溶接部37aにより溶接にて接合されているが、第一コア部33と第二コア部36の間を直接磁束が通過せず、アンカー35を介して通過する必要がある。これは第一コア部33とアンカー35の間に磁気付勢力を発生させるためであり、第一コア部33と第二コア部36の間を直接磁束が通過してしまい、アンカーを通過する磁束が減少してしまうと、磁気付勢力が低下してしまう。
本実施例では第一コア部33と第二コア部36を溶接部37にて直接接合し、第二コア部に磁気オリフィス部36aを設けた。磁気オリフィス部36aでは、肉厚を強度的に許す限り薄くする一方、第二コア部36のその他の部分では十分な肉厚を確保している。また、磁気オリフィス部36aは第一コア部とアンカー35の接触する部分の近傍に設けた。
これにより、発生した磁束は大部分がアンカー35を通過し、第一コア部33と第二コア部を直接に通過する磁束はごく小さく、それによる第一コア部33とアンカー35の間に発生する磁気付勢力の低下を許容範囲内にしている。
磁気コイル53はリード線54をプランジャロッド31の軸を中心に巻いて構成している。リード線54の両端は、リード線溶接部55でターミナル56に溶接接続されている。ターミナルは伝導性の物質でありコネクタ部58に開口しており、コネクタ部58にECUからの相手側コネクタが接続されれば相手側のターミナルに接触しコイルに電流を伝える。
本実施例では、このリード線溶接部55をヨーク51の外側に配置している。磁気回路の外側にリード線溶接部55を配置することになり、リード線溶接部55に必要としていた空間が無いために磁気回路の全長を短くでき、第一コア部33とアンカー35の間に十分な磁気付勢力の発生が可能となった。
図6に、電磁駆動型弁機構30をポンプハウジング1に組み込む前の状態を示す。
本実施例では、まず、吸入弁ユニット37と、コネクタユニット39としてそれぞれにユニットを作成する。次に、吸入弁ユニット37の吸入弁シート部32aをポンプハウジング1に圧入固定し、その後に溶接部37cを全周に渡って溶接接合する。本実施例では、溶接はレーザー溶接としている。この状態で、コネクタユニット39を第一コア部33に圧入固定する。これにより、コネクタ58の向きを自由に選ぶことができる。
ポンプハウジング1には中心に加圧室11としての凸部1Aが形成されており、この加圧室11の開口するように、吐出弁ユニット(吐出弁機構)8装着用の凹所11Aが形成されている。
図7に、吐出弁機構部(閉弁状態)の拡大図を示す。図8に、吐出弁機構部(開弁状態)の拡大図を示す。図13に、吐出弁ユニットの分解斜視図を示す。
加圧室11の出口には吐出弁ユニット(吐出弁機構)8が設けられている。
吐出弁ユニット(吐出弁機構)8は弁シート部材8a,線接触を可能にする球状の吐出弁部材8b,その弁部材をバルブのストローク軸線に対して交差する方向で前記バルブの最大直径位置8b2の外周を摺動可能に包囲している弁保持部材8c,吐出弁ばね8d,弁保持部材8cのストッパと摺動ガイド8e3の機能を持つバルブハウジング8eからなる。
まずポンプハウジング1の外で、構成される球状の吐出弁部材8b,ホルダ材8c,吐出弁ばね8dを、バルブハウジング8e内に組み込み、弁シート部材8aを圧入することにより吐出弁ユニット(吐出弁機構)8を組み立てた後、図中左側から組み立てた吐出弁ユニット(吐出弁機構)8をポンプハウジング1に圧入し、圧入部8a1にて固定する。圧入する際には、弁保持部材8cのストッパとしてのバルブハウジング8eにて形成される段付き面を荷重受け部8a2とし、装着治具を当て図面右側に押してポンプハウジング1に圧入固定する。
筒内圧が高圧になると、吐出弁内部の流体作用が激化し吐出弁部材8bが、そのストローク軸線に対して交差する方向に対して暴れだし、吐出弁部材8b閉弁時に弁シート部材8aに設けられるシート面部材8a3に衝突する位置が不定となって、シート面が異常摩耗を起こし、気密性が低下し、残圧性能が確保できなくなる。その為に吐出弁部材8bの弁開閉時に、ストローク軸線に対して交差する方向への吐出弁部材8bの暴れを抑制するために規制部材8c1を設ける。
これにより、弁保持部材8cが、全閉、全開の状態においても弁保持部材8cに配置される規制部材8c1により、吐出弁部材8bの最大直径位置8b2を常時摺動可能に包囲することが出来、時々刻々変化する運転状況によってどの吐出状態においても吐出弁部材8bの軌道は一直線上に規制され、シート面部8a3の定常位置に吐出弁部材8bが着座され、摩耗を抑制する事が出来気密性が保持され残圧性能の確保が出来るようになる。
バルブハウジング8dのバルブハウジング吐出孔8e1が、前記バルブハウジング8eの側面に設けられており、燃料吐出口12の方向にも、バルブハウジング吐出孔8e2が設けられている。弁シート部材8aと弁保持部材8cとの対抗面間に形成される環状燃料通路8fは、バルブハウジング吐出孔8e1に対面する位置に設けられている。バルブとシート部の開口面積に対して、燃料通路が吐出方向に向かって途中、妨げにならないような通路面積が確保でき、吐出効率の改善が見込める形状となり、シート面部8a3を出た以降の流量通路径は縮小されることなく、吐出口12に向かっていくので最大流量の向上が期待できる。
また、シート部材とホルダの締結、吐出弁ユニットとポンプハウジングの締結は圧入で実施される。この時圧入位置が互いにオーバーラップしないように、(a)部、(b)部のように位置をずらしている。これにより、二重圧入構造を防ぎ量産管理の向上を狙う。シート部材とホルダの締結の圧入位置に関してはレイアウトの制約上の上で、シート位置から離れた場所で圧入を実施する。これにより圧入後にシート部材8aが変形しないように工夫されており、気密性確保を向上出来る仕様となっている。
吐出弁ユニット(吐出弁機構)8をポンプハウジング1に圧入固定した後、ジョイント12aをポンプハウジング1に固定する。まず、12a1にてジョイント12aをポンプハウジング1に圧入固定した後、12a2をレーザー溶接にて固定する。本実施例のようにすることで、吐出ジョイント12aの内部に吐出弁を組込む場合に比べレイアウトに自由度を持たせることができるので、各エンジンのレイアウトに合わせることができ、特殊なジョイントを用意する必要がなく汎用性を向上することができる。
図7に示すように、弁保持部材8dの吐出側先端に通路8d2が設けられている。そのため、吐出弁ユニット(吐出弁機構)8は加圧室11と吐出口12との間に燃料の差圧が無い状態では、吐出弁部材8bは吐出弁ばね8cによる付勢力で弁シート部材8aのシート面部8a3に圧接され着座状態(閉弁状態)となっている。加圧室11内の燃料圧力が、吐出口12の燃料圧力よりも吐出弁ばね8cによる開弁圧以上に大きくなった時に初めて、図8のように吐出弁部材8bが吐出弁ばね8cに抗して開弁し、加圧室11内の燃料は吐出口12を経てコモンレール23へと吐出される。このとき、燃料は弁保持部材8dに設けた通路8d1を通過して、加圧室11から吐出口12へ圧送される。その後、吐出口12の燃料圧力と吐出弁ばね8cによる開弁圧の合計が、加圧室11内の燃料圧力よりも大きくなった時に、吐出弁部材8bは元のように閉弁する。これにより、高圧燃料吐出後に吐出弁部材8bを閉弁することが可能になる。
なお、吐出弁部材8bの開弁圧は0.1MPa以下にセットしている。前述したように、フィード圧は0.4MPaであり、吐出弁部材8bはフィード圧で開弁する。これにより、高圧燃料供給ポンプの故障等により燃料を高圧に加圧することが不可能になった場合でも、燃料はフィード圧によってコモンレールに供給され、インジェクタ24は燃料を噴射することができる。
吐出弁部材8bは開弁した際、弁保持部材8dの内周部に設けた小径段付き部8d3によって構成されるストッパと接触し、動作が制限される。したがって、吐出弁部材8bのストロークは弁保持部材8dの内周部に設けた小径段付き部8d3によって構成されるストッパで適切に決定される。もし、ストロークが大きすぎると、吐出弁部材8bの閉じ遅れにより、燃料吐出口12へ吐出された燃料が、再び加圧室11内に逆流してしまうので、高圧ポンプとしての効率が低下してしまう。本実施例では、吐出弁ばね8cのストロークは、1.0mmに設定している。また、吐出弁部材8bが開弁および閉弁運動を繰り返す時に、吐出弁部材8bがストローク方向にのみ運動するように、弁保持部材8dのない周面でガイドしている。
以上のように構成することで、吐出弁ユニット(吐出弁機構)8は燃料の流通方向を制限する逆止弁となる。
弁保持部材8dが変形すれば、加圧室11と吐出口12を液圧的に遮断することができず、吐出口12内の高圧燃料が、加圧室11に逆流してしまう。また、弁シート部材8aのシート面部8a3が変形をすると、吸入弁の閉弁時に燃料をシートすることができず、同じく吐出口12内の高圧燃料が、加圧室11に逆流してしまう。その結果、高圧燃料供給ポンプの効率を低下させてしまうという問題がある。
シリンダ6は外周がシリンダホルダ7の円筒嵌合部7aで保持されている。シリンダホルダ7の外周に螺刻されたねじ7gを、ポンプハウジング1に螺刻されたねじ1bにねじ込むことによって、シリンダ6をポンプハウジング1に固定する。また、プランジャシール13は、シリンダホルダ7の内周円筒面7cに圧入固定されたシールホルダ15とシリンダホルダ7によって、シリンダホルダ7の下端に保持されている。この時、プランジャシール13はシリンダホルダ7の内周円筒面7cによって、軸を円筒嵌合部7aの軸と同軸に保持されている。プランジャ2とプランジャシール13は、シリンダ6の図中下端部において摺動可能に接触する状態で設置されている。
これによりシール室10f中の燃料がタペット3側、つまりエンジンの内部に流入するのを防止する。同時にエンジンルーム内の摺動部を潤滑する潤滑油(エンジンオイルも含む)がポンプハウジング1の内部に流入するのを防止する。
また、シリンダホルダ7には外周円筒面7bが設けられ、そこには、O−リング61を嵌め込むための溝7dを設ける。O−リング61はエンジン側の嵌合穴70の内壁とシリンダホルダ7の溝7dによりエンジンのカム側と外部を遮断し、エンジンオイルが外部に漏れるのを防止する。
シリンダ6はプランジャ2の往復運動の方向に交差する圧着部6aを有し、圧着部6aはポンプハウジング1の圧着面1aと圧着している。圧着は、ねじの締付けによる推力によって行われる。加圧室11はこの圧着によって成形され、加圧室11内の燃料が加圧され高圧になっても、加圧室11から外へ圧着部を通って燃料が漏れることがないよう、ねじの締付けトルクは管理しなくてはならない。
また、プランジャ2とシリンダ6の摺動長を適正に保つために加圧室11内にシリンダ6と深く挿入する構造とした。シリンダ6の圧着部6aより加圧室11側では、シリンダ6の外周とポンプハウジング1の内周の間にクリアランス1Bを設ける。シリンダ6は外周がシリンダホルダ7の円筒嵌合部7aで保持されているので、クリアランス1Bを設けることにより、シリンダ6の外周とポンプハウジング1の内周が接触することが無いようにすることができる。
以上のようにして、シリンダ6は加圧室11内で進退運動するプランジャ2をその進退運動方向に沿って摺動可能に保持される。
プランジャ2の下端には、エンジンのカムシャフトに取付けられたカム5の回転運動を上下運動に変換し、プランジャ2に伝達するタペット3が設けられている。プランジャ2はリテーナ16を介してばね4にてタペット3に圧着されている。リテーナ15は圧入によってプランジャ2に固定されている。これによりカム5の回転運動に伴い、プランジャ2を上下に進退(往復)運動させることができる。
ここで、吸入流路10cは吸入流路10d、およびシリンダホルダ7に設けられた吸入流路10eを介して、シール室10fに接続しており、シール室10fは常に吸入燃料の圧力に接続している。加圧室11内の燃料が高圧に加圧されたときには、シリンダ6とプランジャ2の摺動クリアランスを通して微小の高圧燃料がシール室10f内に流入するが、流入した高圧燃料は吸入圧力に開放されるのでプランジャシール13が高圧により破損することはない。
また、プランジャ2はシリンダ6と摺動する大径部2aと、プランジャシール13と摺動する小径部2bからなる。大径部2aの直径は小径部2bの直径より大きく設定されており、互いに同軸に設定されている。シリンダ6との摺動部は大径部2aであり、プランジャシール13との摺動部は小径部2bである。これにより、大径部2aと小径部2bの接合部はシール室10f内に存在するので、プランジャ2の摺動運動に伴って、シール室10fの容積が変化し、それに伴って燃料は、吸入流路10d,吸入流路10sを通ってシール室10fと吸入流路10cの間を運動する。
図9に、シリンダホルダ7をポンプハウジング1にねじにて固定される前の状態を示す。
プランジャ2,シリンダ6,シールホルダ15,プランジャシール13,シリンダホルダ7,ばね4,リテーナ15によってプランジャユニット80が形成されている。
図10に、プランジャユニット80の組立て方法を示す。
まず、プランジャ2,シリンダ6,シールホルダ15,プランジャシール13が図中左上方からシリンダホルダ7に組み込まれる。その際、シールホルダ15はシリンダホルダ7の内周円筒面7cに圧入固定される。その後、ばね4,リテーナ15を図中右下方から組込む。その際、リテーナは15プランジャ2に圧入固定される。
こうして組み立てたプランジャユニット80は、Oリング61,Oリング62を装着した後、ねじにてポンプハウジング1に締付固定される。締付はシリンダホルダ7に成形された六角部7eによって行う。六角部7eは内六角の形状になっており、専用の工具にてトルクを発生してねじを締める。このトルクの管理することにより圧着部6aと圧着面1aの圧着面圧を管理する。
金属ダイアフラムダンパ9は2枚の金属ダイアフラムで構成され、両ダイアフラム間の空間にガスが封入された状態で外周を溶接部にて全周溶接にて互いに固定している。そして金属ダイアフラムダンパ9の両面に低圧圧力脈動が負荷されると、金属ダイアフラムダンパ9は容積を変化し、これにより低圧圧力脈動を低減する機構となっている。
高圧燃料供給ポンプのエンジンへの固定は、取付けフランジ41,ボルト42、およびブッシュ43により行われる。取付けフランジ41は溶接部41aにてポンプハウジング1に全周を溶接結合されて環状固定部を形成している。本実施例では、レーザー溶接を用いている。
図11に、取付けフランジ41、およびブッシュ43の外観図示す。本図では、取付けフランジ41、およびブッシュ43のみを示し、その他の部品は示していない。
二個のブッシュ43は取付けフランジ41に取付けられており、エンジンとは反対側に取付けられている。二個のボルト42はエンジン側に形成されたそれぞれのねじに螺合され、二個のブッシュ43、および取付けフランジ41をエンジンに押し付けることで、高圧燃料供給ポンプをエンジンに固定する。
図12に取付けフランジ41,ボルト42,ブッシュ43部の拡大図を示す。
ブッシュ43には、鍔部43a,かしめ部43bがある。まず、かしめ部43bは取付けフランジ41の取付け穴にかしめ結合される。その後、ポンプハウジング1と溶接部41aにてレーザー溶接によって環状に溶接結合される。その後、樹脂製のファスナー44をブッシュ43に挿入し、さらにファスナー44にボルト42を挿入する。ファスナー44はボルト42をブッシュ43に仮固定する役割を果たす。即ち、高圧燃料供給ポンプをエンジンに取付けるまでの間に、ボルト42がブッシュ43から脱落しないように固定している。高圧燃料供給ポンプをエンジンに固定する際は、ボルト42をエンジン側に設けられたねじ部に螺合固定するが、その際はボルト42の締付けトルクによってボルト42はブッシュ43内で回転できる。
本実施例では、高圧燃料供給ポンプのエンジンへの固定前に、ボルト42を高圧燃料供給ポンプ装着し脱落防止機構を設けているが、エンジンへの取付けの際にボルト42を装着する場合は、ファスナー44は特に必要ない。
本発明の第2の実施例を図14、図15に基づき以下説明する。図14は本実施例による高圧燃料供給ポンプの主要部縦断面図、図15は本実施例の吐出弁ユニットの拡大図である。
ポンプハウジング1には中心に加圧室11としての凸部1Aが形成されており、この加圧室11に開口するように、吐出弁ユニット(吐出弁機構)8装着用の凹所としての吐出通路11Aが形成されている。
第2実施例ではポンプハウジング1には吐出通路11Aの中心軸の延長線上に同軸に電磁駆動型弁機構30装着用の孔30Aが加圧室11に開口するように形成されている。
第2実施例では、吐出弁ユニット(吐出弁機構)8の最大外径がこの孔30Aの最小内径より小さく構成されている。その結果、吐出弁ユニット(吐出弁機構)8は矢印P1に沿って弁保持部材8d側から電磁駆動型弁機構30装着用の孔30Aに挿通することができる。
加圧室11に開口する吐出通路11A用の開口はその直径が弁保持部材8dの直径より大きく、弁シート部材8a最大外径部がしまり嵌めになるように寸法が設定されている。
かくして吐出弁ユニット(吐出弁機構)8は加圧室11を横切って加圧室11の内壁に開口する吐出通路11Aの中に弁保持部材8d側から挿通される。弁シート部材8aの図面右側端部をP3矢印に沿う方向から治具で押して、弁シート部材8aの外周を吐出通路11Aの内周に圧入固定する。
吐出弁ユニット(吐出弁機構)8の構成は第1実施例のものと同じであるので説明は割愛する。
第2実施例では、吐出通路11Aの内部に吐出弁ユニット(吐出弁機構)8の挿入位置を規制する環状突起11Bが設けられており、この位置以上に吐出弁ユニット(吐出弁機構)8が押し込まれることはない。環状突起の最小内径は弁保持部材8d及び溶接部8eの外形より大きく、弁シート部材8aの最大外径より小さく設定してあり、弁シート部材8aの段付き面部として形成された荷重受け部8a2の図面左側端面がこの環状突起11Bに押し付けられた状態で固定される。なお、押込み治具の送りを調整できるようにした場合にはこの環状突起はなくても良い。
吐出弁ユニット(吐出弁機構)8を装着した後、加圧室の図面下方から矢印P2に沿って金属筒状部材11Cを加圧室11の内周に圧入固定する。この金属筒状部材11Cの軸方向長さは加圧室内に固定されたときに、吐出通路11Aの加圧室側開口の一部に重なるように工夫されており、その結果、金属筒状部材101Aは吐出通路11Aの内部に固定されている吐出弁ユニット(吐出弁機構)8の抜け止めとして機能する。
以上説明した如く、本発明によれば、流体の作用あるいはばねの力の作用によってバルブがそのストローク軸線に対して交差する方向の力を受ける場合であっても、バルブの暴れを抑制する規制部材により、シート面の定位置にバルブを安定して着座させることができ、シート面の荒れを低減できるので気密性が保障でき、残圧性能の確保が出来る。
具体的には、高圧の燃料圧力下にさらされる高圧燃料供給ポンプの吐出弁やリリーフバルブのボールバルブのように燃圧によって受ける抵抗が大きいバルブの場合であっても、安定した着座動作を得られる。
本発明は、ボールバルブに適用すれば好適であるが、円錐バルブや傘バルブ、半球バルブなどにも適用できる。
なお、実施例では、高圧燃料供給ポンプの吐出弁に実施した例を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、流体の流れを制御するチェック弁などにも広く応用できる。もちろん高圧燃料供給ポンプのリリーフ弁にも用いることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 ポンプハウジング
1A 凸部
1B クリアランス
1a 圧着面
1b ねじ
1d 円錐面
2 プランジャ
2a 大径部
2b 小径部
3 タペット
4 ばね
5 カム
6 シリンダ
6a 圧着部
7 シリンダホルダ
7a 円筒嵌合部
7b 外周円筒面
7c 内周円筒面
7d 溝
7e 六角部
8 吐出弁ユニット(吐出弁機構)
8a 弁シート部材
8a1 圧入部
8a2 荷重受け部
8a3 シート面部
8b 吐出弁部材
8b2 最大直径位置
8c 弁保持部材
8c1 規制部材
8d 吐出弁ばね
8e バルブハウジング
8e1 バルブハウジング吐出孔
8e2 バルブハウジング吐出孔
8f 環状燃料通路
9 金属ダイアフラムダンパ
10a 吸入口
10a 燃料吸入口
10b 吸入流路
10c 金属ダイアフラムダンパ
10c 吸入流路
10d 吸入流路
10e 吸入流路
10f シール室
10s 吸入流路
11 加圧室
11A 加圧室凹所
11A 加圧室吐出通路
11B 環状突起
11C 金属筒状部材
12 燃料吐出口
12a 吐出ジョイント
12a1 吐出ジョイント圧入部
13 プランジャシール
15 シールホルダ
16 リテーナ
20 燃料タンク
21 フィールドポンプ
23 コモンレール
24 インジェクタ
26 圧力センサ
27 ECU
28 吸入配管
30 電磁駆動型弁機構
30A 電磁駆動型弁機構装着用の孔
30a 吸入ポート
31 プランジャロッド
31a 吸入弁部
31b ロッド部
31c アンカー固定部
32 弁シート
32a 吸入弁シート部
32b 吸入通路部
32c 圧入部
32d 摺動部
33 第一コア部
33a 第一コア部内周
34 ばね
35 アンカー
35a アンカー内周
36 第二コア部
36a 磁気オリフィス部
37 吸入弁ユニット
37a 溶接部
37b 溶接部
37c 溶接部
38 吸入口
39 コネクタユニット
41 取付けフランジ
41a 溶接部
42 ボルト
43 ブッシュ
43a 鍔部
43b かしめ部
44 ファスナー
51 ヨーク
52 電磁コイル
53 電磁コイル
54 リード線
55 リード線溶接部
56 ターミナル
58 コネクタ部
61 Oリング
62 Oリング
70 嵌合穴
80 プランジャユニット
101 吸入ジョイント
101A 金属筒状部材
102 吸入フィルタ

Claims (6)

  1. シート面を有するシート部材と、
    前記シート面と環状に線接触するバルブと、
    前記バルブを保持するホルダと、
    前記ホルダを介して前記バルブを閉方向に付勢する弾性体と、を有するバルブ機構において、
    前記バルブの開閉方向と交差する方向の弁の変位を規制する規制部材を備えたバルブ機構。
  2. 請求項1に記載のバルブ機構であって、
    前記規制部材は前記ホルダの前記シート部材側に延びる突出部として、前記ホルダに一体に設けられているバルブ機構。
  3. 請求項1または2に記載のバルブ機構であって、
    前記規制部材の内周面が、前記バルブのストローク軸線に対して交差する方向で前記バルブの最大直径位置の外周を摺動可能に包囲しているバルブ機構。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のバルブ機構であって、
    前記バルブはボール弁であり、
    前記バルブを収容し、流体を吐出する吐出孔を有するバルブハウジングを備え、
    前記ボール弁の開閉の際には、前記ホルダは前記バルブハウジング内周にて摺動支持されるバルブ機構。
  5. 請求項3または4に記載のバルブ機構であって、
    前記バルブハウジングの前記吐出孔が前記バルブハウジングの側面に設けられており、当該吐出孔は、前記ホルダと前記シート部材との互いに対面する先端部の間に形成される流体通路と対面する位置に設定されているバルブ機構。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のバルブ機構を吐出弁として備えた高圧燃料供給ポンプ。
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