JPWO2016051744A1 - 磁気回路と、これを用いたラウドスピーカ - Google Patents

磁気回路と、これを用いたラウドスピーカ Download PDF

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Abstract

本開示は歪みの小さなラウドスピーカを提供することを目的とする。本開示の磁気回路は、この課題を解決するために、第1対向部を有したヨークと、第2対向部を含む磁気部とを含んでいる。磁気部は、磁気ギャップに対して磁力を供給している。第2対向部は、第1対向部と磁気ギャップを介して対向している。そして、第2対向部の第2上端は、第1対向部の第1上端から第1の距離だけ離れて配置されている。一方、第2対向部の第2下端は、第1対向部の第1下端から、第1の距離よりも離れて配置されている。これにより、第1上端と第2上端との間の磁気抵抗は、第1下端と第2下端との間の磁気抵抗よりも小さくなる。したがって、第1上端と第2上端との間に磁束が集中し、磁気ギャップでの磁束密度の歪みを小さくできる。

Description

本開示は、各種の音響機器に搭載する磁気回路と、これを用いたラウドスピーカに関する。
以下、従来の磁気回路について説明する。従来の磁気回路は、ヨークと、磁石とを含んでいる。磁石は、環状であり、内周に設けられた第1極と、外周に設けられた第2極を有している。そして、磁石は、第1極から第2極に向かってラジアル方向に着磁されている。ヨークは、底部とセンターポールを含んでいる。センターポールは、底部の中央に設けられている。また、センターポールは、底部から垂直に立っている。
そして、磁石の第2極は、ヨークと結合されている。一方、磁石の第1極は、センターポールの外周の側面と対向して配置されている。そして、磁石の第1極とセンターポールの外周の側面との間に磁気ギャップが形成されている。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平1−300696号公報
しかしながら従来の磁気回路では、磁石において底面と対向した下面から、センターポールへと磁束が漏洩する。そしてこの漏洩した磁束により、磁気ギャップの下端部での磁束密度は、磁気ギャップの上端部での磁束密度よりも大きくなる。すなわち、磁気ギャップでの磁束密度分布が非対称となり偏りが生じる。そしてこのような従来の磁気回路へ挿入されたボイスコイルが上下に振動する場合、磁気ギャップにおける磁束密度分布の偏りによって、ボイスコイルの振動に乱れが生じる。したがって、ラウドスピーカの音の歪みが大きいという課題を有していた。
そこで本開示は、この問題を解決したもので、音の歪みの小さなラウドスピーカを提供することを目的としたものである。
この目的を達成するために、本開示の磁気回路は、ヨークと、磁気部とを含んでいる。ヨークは、底部と、第1対向部とを含んでいる。第1対向部は、底部と磁気的に結合されている。なお、底部は、上面と下面とを含み、下面は上面の反対に設けられている。
一方、磁気部は、ヨークと結合されている。また、磁気部は、第2対向部を含んでいる。第2対向部は、第1対向部と磁気ギャップを介して対向している。そして、磁気部は、磁気ギャップに対して磁力を供給している。
以上の構成において、第1対向部は、第1上端と第1下端とを有している。なお、第1下端は、第1上端よりも底部に近い位置に配置されている。また、第2対向部は、第2上端と、第2下端とを含んでいる。第2上端は、前記第1上端から第1の距離だけ離れて配置されている。一方、第2下端は、第1下端から第2の距離だけ離れて配置されている。さらに、第2下端は、第2上端よりも底部に近い位置に配置されている。そして、第2の距離を、第1の距離よりも大きくしたものである。これにより所期の目的を達成することができる。
以上のように本開示によれば、第2の距離が、第1の距離よりも大きいので、第1上端と第2上端との間の磁気抵抗は、第1下端と第2下端との間の磁気抵抗よりも小さくなる。したがって、第1上端と第2上端との間の磁束密度を増加させることができる。その結果、第1上端と第2上端との間の磁束密度が増加する。また第2下端での磁束の漏洩を小さくできる。その結果、磁気ギャップにおける磁束密度分布の偏りを小さくできるので、ラウドスピーカの音の歪みを小さくできる。
本開示の実施の形態1におけるラウドスピーカの上面図。 本開示の実施の形態1におけるラウドスピーカの断面図。 本開示にかかる好ましいラウドスピーカの断面図。 本開示の実施の形態1のラウドスピーカにおける磁気回路を側面から見た断面図。 本開示の実施の形態1のラウドスピーカにおける磁気回路の磁気特性を示した特性図。 比較例の磁気回路の磁気特性を示した特性図。 本開示の実施の形態1のラウドスピーカ及び比較例の磁気回路における特性曲線の測定点を示す説明図。 本開示の実施の形態1のラウドスピーカにおける磁気回路の変形例1にかかる上面図。 本開示の実施の形態1のラウドスピーカにおける磁気回路の変形例2にかかる断面図。 本開示の実施の形態1のラウドスピーカにおける磁気回路の変形例3にかかる断面図。 本開示の実施の形態2における内磁型の磁気回路の断面図。 本開示の実施の形態2における内磁型の磁気回路の変形例にかかる断面図。 本開示の実施の形態3における外磁型の磁気回路の断面図。 本開示の実施の形態3における外磁型の磁気回路の変形例にかかる断面図。
以下本実施の形態における磁気回路を用いたラウドスピーカについて説明する。
(実施の形態1)
以下、本実施の形態におけるラウドスピーカ51について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態におけるラウドスピーカ51の上面図である。図2Aは、ラウドスピーカ51の断面図である。図3は、ラウドスピーカ51にかかる磁気回路52の拡大断面図である。なお、図2Aは、図1の断面線2A−2Aによって切断された断面図を示している。
ラウドスピーカ51は、磁気ギャップ52Aが形成された磁気回路52と、フレーム53と、振動板54と、ボイスコイル体55とを含んでいる。振動板54の外周は、フレーム53に連結されている。ボイスコイル体55は、第1端部と、第2端部を有している。ボイスコイル体55の第1端部は、振動板54に結合されている。一方、ボイスコイル体55の第2端部は、磁気ギャップ52Aへ挿入されている。
磁気回路52は、ヨーク61と、磁気部71とを含んでいる。ヨーク61は、底部62と、第1対向部81とを含んでいる。底部62は、上面62Aと、下面62Bとを含んでいる。なお、下面62Bは、底部62において上面62Aの反対側に設けられている。
磁気部71は、ヨーク61と結合されている。
また、磁気部71は、第2対向部82を含んでいる。第2対向部82は、第1対向部81と磁気ギャップ52Aを介して対向している。すなわち、第1対向部81と第2対向部82との間に磁気ギャップ52Aが形成されている。そして、磁気部71は、磁気ギャップ52Aに対して磁力を供給している。
第1対向部81は、第1上端81Aと第1下端81Bとを有している。なお、第1対向部81は、第1下端81Bで底部62と磁気的に結合されている。また、第2対向部82は、第2上端82Aと、第2下端82Bとを含んでいる。第2上端82Aは、第1上端81Aから第1の距離52Bだけ離れて配置されている。一方、第2下端82Bは、第1下端81Bから第2の距離52Cだけ離れて配置されている。そして、第2の距離52Cを、第1の距離52Bよりも大きくしている。なお、磁気ギャップ52Aは、第1対向部81と第2対向部82との間にある空間であって、第2上端82Aから第1対向部81へ向かう、第1対向部81に対し垂直な面と、第2下端82Bから第1対向部81へ向かう、第1対向部81に対し垂直な面とで挟まれた空間を表す。第1上端81Aはこの空間の上端に位置し、第1下端81Bはこの空間の下端に位置する。
以上の構成により、第2の距離52Cは、第1の距離52Bよりも大きいので、第1上端81Aと第2上端82Aとの間の磁気抵抗は、第1下端81Bと第2下端82Bとの間の磁気抵抗よりも小さくなる。したがって、第1上端81Aと第2上端82Aとの間の磁束密度が増加する。その結果、磁気ギャップ52Aにおける磁束密度の分布の偏りを小さくできるので、ラウドスピーカ51の音の歪みを小さくできる。
(ラウドスピーカ51の詳細について)
以下、ラウドスピーカ51についてさらに詳しく説明する。
(磁気回路52)
磁気回路52は、フレーム53内に収納されている。この場合、フレーム53の中央の下端部の内面に固定されている。
(振動板54)
振動板54は、フレーム53の内周の前端部に結合されている。振動板54は、振動板本体部54Aとエッジ54Bを含む。この場合、エッジ54Bは環状である。そしてエッジ54Bの内周部は、振動板本体部54Aの外周部に結合されている。一方、エッジ54Bの外周部は、フレーム53に連結されている。
(ボイスコイル体55)
ボイスコイル体55は、ボイスコイル55Aと、ボビン55Bを含んでいる。ボビン55Bは、円筒状である。そして、ボイスコイル55Aは、ボビン55Bの外周の側面に巻き回されている。この場合、ボビン55Bが振動板54へ結合されている。
ラウドスピーカ51は、さらに端子(図示せず)および導線(図示せず)を含んでいる。端子は、ボイスコイル55Aと電気的に接続されている。導線は端子56とボイスコイル55Aとの間を接続している。導線は、たとえば金糸線などを用いることができる。この構成により、端子へ供給した信号がボイスコイル55Aへと供給されている。そして、ボイスコイル55Aは、端子56へ供給した信号に基づいて振動する。
次に、磁気回路52について、図3を参照しながら説明する。磁気回路52は、上部52Dと、上部52Dの反対の下部52Eを有している。磁気ギャップ52Aは、磁気回路52の上部52Dに形成されている。
(ヨーク61)
ヨーク61は、磁性体金属によって形成されている。ヨーク61は、たとえば、鉄などによって形成されている。ヨーク61は、さらにセンターポール63を含む。センターポール63は、底部62の中央に設けられている。さらに、センターポール63は、柱状であり、底部62から上部52Dに向かって突出している。センターポール63は、底部62と一体で成形されている。
(第1対向部81)
第1対向部81は、センターポール63の外周の側面に形成されている。
(磁気部71)
磁気部71は、磁気ギャップ52Aへ磁力を供給する磁石72を含んでいる。磁石72は、第1極72Aと、第2極72Bを有している。なお、第2極72Bは、第1極72Aの反対に形成されている。さらに、第1極72Aと第2極72Bとは、平行である。そして、第1極72Aは、ヨーク61と磁気的に結合されている。たとえば、第1極72AがS極である場合、第2極72BがN極である。
磁気部71は、さらに環状の第1プレート74を含む。第1プレート74は、たとえば、鉄などによって形成できる。第1プレート74は、第2極72Bに結合されている。この場合、第1プレート74は、第2対向部82を含んでいる。この構成により、磁石72の発生する磁力を、磁気ギャップ52Aへ集中させることができる。
(第1プレート74)
第1プレート74は、第1面74Aと第2面74Bを有している。第1面74Aは、第2上端82Aで第2対向部82と連結されている。一方、第2面74Bは、第2下端82Bで第2対向部82と連結されている。すなわち、第2面74Bは、底部62の上面62Aと対向して配置されている。そして、第1面74Aは、第1プレート74において、第2面74Bの反対の面に形成されている。なお、第1対向部81が、底部62の上面に対して垂直に立って設けられている場合、第2面74Bの面積は、第1面74Aの面積に比べて小さい。したがって、第1面74Aから漏洩する磁束を少なくできる。その結果、さらに磁気ギャップ52Aの磁束密度の分布を一様にできる。
(磁気回路52の特性について)
以上のように構成された磁気回路52の磁気特性について、図を参照しながら説明する。図4Aは、図3に示す磁気回路52の磁気特性を示した特性図である。特性曲線91は、図3に示す磁気回路52の磁気特性を示している。図4Bは、比較例の磁気回路(第1の距離52Bと第2の距離52Cとを等しくした磁気回路)の磁気特性を示した特性図である。図4Cは、特性曲線の測定点を示す説明図である。特性曲線92は、比較例の磁気回路の磁気特性を示している。
図4Aおよび図4Bにおいて、縦軸は、磁気ギャップでの磁束密度の大きさを示している。なお、図4Aの特性曲線91は、図4Cに示す第1上端81Aと、第2上端82Aとの中点を通り、第1対向部81と平行な中心線83上での磁束密度を観察している。また、図4Cに示すように、第1対向部81の中心と第2対向部82の中心とを結んだ中心線84と、中心線83は、点84Aで交わっている。図4Aの横軸は、図4Cに示す中心線83上における点84Aからの距離を示している。なお、図4Aにおいて、点84Aに対して右方向がプラスであり、点84Aに対して左方向をマイナスとしている。
また、図4Cに示す第1上端81Aと第2上端82Aとを結んだ線と、中心線83は、点93で交わっている。そして、図4Aに示すように、点93は点84Aに対して右方向に配置している。図4Cに示す第1下端81Bと第2下端82Bとを結んだ線と、中心線83は、点94で交わっている。そして、図4Aに示すように、点94は点84Aに対して左方向に配置している。すなわち、図4Cにおいて、点84Aに対して、点93に向かう方向がプラスである。また、図4Cにおいて、点84Aに対して、点94に向かう方向がマイナスである。
したがって、点84Aにおける磁束密度は、図4Cに示す磁気ギャップ52Aにおける中心線84上での磁束密度を示している。また、点93における磁束密度は、図4Cに示す第1上端81Aと第2上端82Aとの間の磁束密度を示している。さらに、点94における磁束密度は、図4Cに示す第1下端81Bと第2下端82Bとの間の磁束密度を示している。
図4Bの特性曲線92に示されるように、比較例の磁気回路は、磁気ギャップの磁束密度の分布に偏りを有している。特に、プラス側とマイナス側の磁束密度の特性曲線の対称性が損なわれている。そしてこのような従来の磁気回路へ図2Aに示すボイスコイル55Aを配置した場合、磁束密度の分布に偏りを有しているので、ボイスコイル55Aが振動した場合、当該振動に乱れを生じる。
一方、図4Aに示すように、特性曲線91において点94の磁束密度と、点93の磁束密度の差は、小さい。また、特性曲線91において、図4Cに示す中心線84に対して、プラス側の磁束密度の特性曲線とマイナス側の磁束密度の特性曲線との対称性は、向上している。したがって、図4Cに示す磁気ギャップ52Aにおける磁束密度の分布の偏りが小さい。そして磁気ギャップ52A内に配置した、図2Aに示すボイスコイル55Aの振動の乱れを小さくできる。その結果、振動板54の振動の乱れが低減されるので、ラウドスピーカ51から出力される音の歪みを低減できる。
図3に示すように、第2対向部82は、第2上端82Aから第2下端82Bまでを一直線に接続した形状である。この構成により、図4Aに示す特性曲線91において、点93と点94との間の磁束密度の特性の平坦度も向上している。したがって、磁気ギャップ52Aにおける磁束密度の分布の偏りを小さくできる。なお、図4Cに示す点93と点94との間の磁束密度の特性の平坦度は、第2対向部82の形状を適宜変更することによって調整できる。また、図2Aに示す磁気回路52を上部52D側から見た形状は、円形状に限られず、矩形状や、トラック状、あるいは楕円状でもかまわない。さらに、第1プレート74は、折れ曲がり部(図示ぜず)を含んでも良い。折れ曲がり部は、第1プレート74から折れ曲がっている。そして、折れ曲がり部は、磁石72の下面に沿うように配置されている。この構成により、磁石72の下面からセンターポール63に向かう漏洩磁束を抑制できる。
(上記構成以外の好ましい構成例)
なお、磁気回路52は、図2Aに示すようなフレーム53内に収納した構成に限られず、図2Bに示すようにフレーム53の外に配置しても良い。この場合、磁気回路52は、フレーム53の中央の下端部の外面に結合される。
なお、ボイスコイル体55は、ボビン55Bを含む構成に限られず、ボビン55Bを含まない構成でも良い。この場合、ボイスコイル55Aは、振動板54へ直接に結合されている。
なお、第1対向部81は、底部62の上面に対して垂直に立って設けられていることが好ましい。この場合、第2対向部82は、第1対向部81に対して傾斜して配置されている。この構成によって、第2の距離52Cを、第1の距離52Bよりも大きくできる。また、センターポール63を作製する工数の増加を抑制できる。
なお、第1プレート74は、第2面74Bを有した構成に限られず、第2面74Bを設けなくても良い。この場合、第1面74Aや第2面74Bは、平坦であることが好ましい。この構成により、第1面74Aや第2面74Bの面積を小さくできる。したがって、第1面74Aや第2面74Bから漏洩する磁束をさらに少なくできる。なお、第1面74Aや第2面74Bは、平坦である構成に限られない。第1面74Aや第2面74Bは、湾曲していても良い。あるいは、第1面74Aや第2面74Bは、適宜凸部や凹部などを含んでも良い。
第1面74Aや第2面74Bは、第2極72Bに対して垂直に立っていることが好ましい。この構成により、第1面74Aや第2面74Bの面積を小さくできる。したがって、第1面74Aや第2面74Bから漏洩する磁束をさらに少なくできる。なお、第1面74Aや第2面74Bは、第2極72Bに対して垂直に立っている構成に限られず、第2極72Bに対して傾斜していてもよい。この場合、第1面74Aと第2面74Bとの間隔は、第2極72Bに結合した側から、磁気ギャップ52Aに向かって徐々に狭くなっていることが好ましい。この構成により、第2極72Bの面積を大きくできる。したがって、磁石72の体積を大きくできるので、磁気ギャップ52Aの磁束密度を大きくできる。
第1面74Aは、第2対向部82に対して第1の角度で交わるように配置されている。
また、第2面74Bは、第2対向部82に対して第2の角度で交わるように配置されている。一般的に、磁石72から出力された磁気は、第1プレート74における角部分に集中する。すなわち、磁気は、第2上端82Aと第2下端82Bとに集中する。そこで、第2の角度を第1の角度よりも大きくしている。なお、第1の角度は、鋭角であることが好ましい。さらに、第2の角度は、鈍角であることが好ましい。この構成により、磁力は第2上端82Aに集中する。すなわち、第2下端82Bでの磁束密度は、第2上端82Aでの磁束密度に比べて小さくなる。したがって、第2下端82Bから漏洩する磁束を少なくできる。この構成により、さらに磁気ギャップ52Aの磁束密度の分布の偏りを小さくできる。
磁石72は、ラジアル方向に着磁されていることが好ましい。磁石72を上部から見た場合の形状は、環状である。この場合、第1極72Aは、磁石72の外周の側面に形成されている。一方、第2極72Bは、磁石72の内周の側面に形成されている。したがって、第1プレート74は、磁石72の第2極72Bの内側に結合されている。すなわち、第2対向部82は、第1プレート74において、第2極72Bと結合した側面の反対の側面に形成されている。
ヨーク61は、さらに筒部64を含むことが好ましい。筒部64は、底部62の外周の端部から折れ曲がって形成されている。なお、筒部64は、底部62と磁気的に結合されている。この場合、筒部64は、底部62の上面62Aに対して、垂直に立っている。すなわち、筒部64の内周の側面は、底部62の上面62Aに対して、垂直に立っている。そして、第1極72Aを筒部の内周の側面に結合することにより、第1極72Aは、ヨーク61と磁気的に結合されている。この構成により、磁気ギャップ52Aに磁束を集中させることができるので、磁気ギャップ52Aの磁束密度を向上できる。
図1に示すように、図2Aに示す磁気回路52を上部52D側から見た形状は、円形であることが好ましい。この構成により、ラウドスピーカ51の音の歪みを低減できる。また、図2Aに示すボイスコイル55Aと磁気回路52との当たりの発生を抑制できる。この場合、底部62は円盤状であり、センターポール63は、円柱状である。したがって、筒部64やボビン55Bは円筒状である。さらに、磁石72と第1プレート74は、円環状である。
(実施の形態1のラウドスピーカ51にかかる磁気回路52の変形例1)
図5は、上記ラウドスピーカ51の変形例1にかかる磁気回路52の上面図である。磁石72は、分割磁石73によって形成しても良い。この場合、複数の分割磁石73を環状に配置することによって、磁石72が形成されている。隣り合う分割磁石73同士は、密着していることが好ましい。なお、隣り合う分割磁石73同士は、密着している構成に限られず、離れて配置しても良い。この場合、隣り合う分割磁石73の第1極72Aは、筒部64によって橋渡しされた構成である。また、隣り合う分割磁石73の第2極72Bは、第1プレート74によって橋渡しされた構成である。この構成により、磁気ギャップ52Aの周方向における磁束密度に偏りが発生することを抑制できる。
図3に示すように、磁気部71は、磁石72と第1プレート74によって構成したが、この構成に限られない。たとえば、磁気部71は、ボンド磁石によって形成しても良い。この場合、磁石72は、ボンド磁石によって形成する。なお、第1プレート74もボンド磁石によって形成することが好ましい。なお、第1プレート74は、磁石72と同じ方向に磁化されている。磁石72と第1プレート74は、一体に形成することが好ましい。この構成により、磁石72と第1プレート74とを接着する作業が不要である。したがって、磁気部71の生産性が優れる。
(実施の形態1のラウドスピーカ51にかかる磁気回路52の変形例2)
図6は、上記ラウドスピーカ51の変形例2にかかる、第2プレートを有した磁気回路52の断面図である。磁気回路52は、第2プレート75を含んでも良い。第2プレート75は、センターポール63と磁気的に結合されている。この場合、第1対向部81は、第2プレート75に形成されている。そして、第1対向部81は、底部62の上面62Aの垂線に対して傾斜している。この場合、第2対向部82は、底部62の上面62Aの垂線に対して傾斜した構成に限られず、底部62の上面62Aに対して垂直に設けられても良い。さらに、磁気回路52は、第1プレート74を設ける構成に限られず、第1プレート74を設けなくてもよい。この場合、第2対向部82は、磁石72の第2極72Bに形成されている。
磁気回路52は、第2磁石76を含んでもかまわない。この構成により、磁気ギャップ52Aでの磁束密度を大きくできる。磁石72の磁束と、第2磁石76の磁束は、共に同じ方向を向いている。すなわち、第2磁石76も第1極76Aと第2極76Bを有し、第2磁石76の第1極76Aがセンターポール63に結合されている。この構成により、第2磁石76は、磁石72と磁気的に直列に接続されるような向きに配置されている。そして、第2プレート75は、第2磁石76の第2極76Bに結合されている。すなわち、第2磁石76は、第2プレート75とセンターポール63との間に設けられている。
なお、磁気回路52は、第2プレート75を含む構成であるが、この構成に限られず、第2プレート75を含まない構成でも良い。この場合、第1対向部81は、第2磁石76の第2極76Bに形成されている。そしてこの場合、第1対向部81は、底部62の上面62Aに対して垂直に配置されている。
磁気回路52は、第2磁石76を含まない構成としても良い。この場合、第2プレート75は、センターポール63の外周の側面に直接結合されている。したがって、センターポール63と第2プレート75とは、一体に形成してもかまわない。さらに、第2対向部82は、底部62に対して垂直となるように設けてもよい。その結果、第1対向部81は、第2対向部82に対して傾斜して配置される。この場合、第2対向部82は、磁石72の第2極72Bに形成しても良い。すなわち、第2極72Bと第1対向部81との間に磁気ギャップ52Aを形成できる。したがって、第1プレート74は不要である。
(実施の形態1のラウドスピーカ51にかかる磁気回路52の変形例3)
図7は、上記ラウドスピーカ51の変形例3にかかる、センターポール63に磁気部71を設けた場合の磁気回路52の断面図である。この場合の磁気回路52は、図6における磁石72を含まなくても良い。この場合、磁気部71は、第2プレート75と第2磁石76によって形成されている。したがって、第2磁石76は、第2対向部82と、第2上端82Aと、第2下端82Bを含んでいる。一方、第1対向部81と、第1上端81Aと、第1下端81Bは、筒部64の内周の側面に形成すれば良い。この場合、磁気回路52は、図6における第1プレート74を含まない。なお、磁気回路52は、図6における第1プレート74を含まない構成に限られず、第1プレート74を含む構成でもよい。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2におけるラウドスピーカに関し、特に磁気回路152について図面を用いて説明する。磁気回路152以外の構成は、実施の形態1のラウドスピーカ51の構成と同様である。
図8は、磁気回路152の断面図である。磁気回路152は、内磁型である。磁気回路152は、ヨーク161と、磁気部171を含んでいる。磁気部171は、磁石172と、第1プレート174を含んでいる。ヨーク161は、底部62と、筒部64を含んでいる。したがって、磁石172は、底部62の上面62Aの中央に搭載されている。そして、磁石172の第1極72Aは、底部62と磁気的に結合されている。第1プレート174は、磁石172の第2極72Bと結合されている。
磁石172は、柱状であり、第1プレート174は、平板状である。なお、磁気回路152を上から見た場合の形状は、円形であることが好ましい。この場合、磁石172は円柱状である。第1プレート174は、円板状である。そして、第1プレート174の外周の側面と、筒部64の内周の側面との間に磁気ギャップ52Aが形成されている。この場合、第2対向部82と第2上端82Aと第2下端82Bは、第1プレート174の外周の側面に形成されている。一方、第1対向部81と第1上端81Aと第1下端81Bは、筒部64の内周の側面に形成されている。したがって、第1対向部81は、底部62の上面62Aに対して垂直に配置されている。そして、第2対向部82は、第1対向部81に対して傾いて配置されている。
(実施の形態2のラウドスピーカにかかる磁気回路152の変形例)
図9は、上記ラウドスピーカの変形例にかかる、リング175を有した磁気回路152の断面図である。磁気回路152は、さらにリング175を含んでも良い。リング175は、第1対向部81を含んでいる。そして、リング175は、筒部64の内周の側面と結合されている。そして、第2対向部82は、底部62の上面62Aに対して垂直に配置されている。第1対向部81は、第2対向部82に対して傾いて配置されている。なお、リング175は、筒部64と別々の部品として構成しているが、この構成に限られず、リング175と筒部64は、一体に形成しても良い。なお、第2対向部82は、底部62の上面62Aに対して垂直に配置した構成に限られず、底部62の上面62Aに対して傾斜していても良い。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3におけるラウドスピーカに関し、特に磁気回路について図面を用いて説明する。
以下、実施の形態3におけるラウドスピーカに関し、特に磁気回路252について図面を用いて説明する。磁気回路252以外の構成は、実施の形態1のラウドスピーカ51の構成と同様である。
図10は、磁気回路252の断面図である。磁気回路252は外磁型である。磁気回路252は、ヨーク261と、磁気部271とを含んでいる。ヨーク261は、底部62と、センターポール63を含んでいる。この場合、磁石272と第1プレート274は、共に環状であり、中央に貫通孔が形成されている。なお、磁気回路252を上から見た場合の形状は、円形であることが好ましい。この場合、磁石272は円柱状である。第1プレート274は、円板状である。
磁石272の第1極72Aは、底部62の上面62A上に搭載されている。第1プレート274は、磁石272の第2極72Bの上に結合されている。そして、センターポール63は、磁石272と第1プレート274の貫通孔に挿入されている。この構成により、第1プレート274の内周の側面と、センターポール63の外周の側面との間に磁気ギャップ52Aが形成されている。この場合、第2対向部82は、第1プレート274の内周の側面に形成されている。一方、第1対向部81は、センターポール63に形成されている。そして、第2対向部82は、第1対向部81に対して傾いている。
なお、磁気回路252は、外磁型であるが、この構成に限られず、外磁型に内磁型を組み合わせて構成してもかまわない。この場合、磁気回路252は、センターポール63に代えて、図8に示す磁石172と第1プレート174を含んでいる。
(実施の形態3のラウドスピーカにかかる磁気回路252の変形例)
図11は、上記ラウドスピーカの変形例にかかる、リング275を有した磁気回路252の断面図である。磁気回路252は、リング275を含んでも良い。リング275は、センターポール63の外周の側面に結合されている。この場合、第1対向部81は、リング275に設けられている。なお、第2対向部82は、底部62の上面62Aに対して垂直に配置されている。そして、第1対向部81は、第2対向部82に対して傾斜している。
なお、第2対向部82は、底部62の上面62Aに対して垂直に配置された構成に限られず、底部62の上面62Aに対して傾斜していても良い。
本発明にかかる磁気回路は、磁気ギャップでの磁束密度の分布の偏りを小さくできるという効果を有し、各種の音響機器に用いられるラウドスピーカ等に用いると有用である。
51 ラウドスピーカ
52 磁気回路
52A 磁気ギャップ
52B 第1の距離
52C 第2の距離
52D 上部
52E 下部
53 フレーム
54 振動板
54A 振動板本体部
54B エッジ
55 ボイスコイル体
55A ボイスコイル
55B ボビン
61 ヨーク
62 底部
62A 上面
62B 下面
63 センターポール
64 筒部
71 磁気部
72 磁石
72A 第1極
72B 第2極
73 分割磁石
74 第1プレート
74A 第1面
74B 第2面
75 第2プレート
76 第2磁石
76A 第1極
76B 第2極
81 第1対向部
81A 第1上端
81B 第1下端
82 第2対向部
82A 第2上端
82B 第2下端
83 中心線
84 中心線
84A 点
91 特性曲線
92 特性曲線
93 点
94 点
152 磁気回路
161 ヨーク
171 磁気部
172 磁石
174 第1プレート
175 リング
252 磁気回路
261 ヨーク
271 磁気部
272 磁石
274 第1プレート
275 リング

Claims (13)

  1. 上面と、前記上面の反対の下面を有した底部と、第1上端と前記第1上端よりも前記底部に近い第1下端とを有し、前記底部と磁気的に結合された第1対向部とを含むヨークと、前記第1上端から第1の距離だけ離れて配置された第2上端と、前記第2上端よりも前記底部に近く、かつ前記第1下端から前記第1の距離よりも大きな第2の距離だけ離れて配置された第2下端とを有し、前記第1対向部と磁気ギャップを介して対向した第2対向部を含み、前記磁気ギャップに対して磁力を供給するように前記ヨークと結合された磁気部と、を備えた、
    磁気回路。
  2. 前記第1対向部は、前記底部に対して垂直に設けられ、
    かつ前記第2対向部は、前記第1対向部に対して傾斜した、
    請求項1に記載の磁気回路。
  3. 前記磁気部は、ラジアル方向に着磁された環状の磁石を有した、
    請求項2に記載の磁気回路。
  4. 前記磁石は、複数の分割磁石を環状に配置して形成された、
    請求項3に記載の磁気回路。
  5. 前記磁気部は、ボンド磁石によって形成された、
    請求項3に記載の磁気回路。
  6. 前記磁気部は、前記ヨークに結合された第1極と、前記第1極の反対の第2極を有した磁石と、前記第2極に結合され、かつ前記第2対向部を有した環状のプレートと、を含んだ、
    請求項1に記載の磁気回路。
  7. 前記磁石の前記第1極は、前記底部の前記上面に搭載された、
    請求項6に記載の磁気回路。
  8. 前記プレートは、前記第2上端で前記第2対向部と連結され、かつ前記第2対向部と第1の角度で交わる第1面と、前記第2下端で前記第2対向部と連結され、かつ前記第2対向部と第1の角度よりも大きな第2の角度で交わる第2面とを有した、請求項6に記載の磁気回路。
  9. 前記第1の角度は、鋭角である、
    請求項8に記載の磁気回路。
  10. 前記第2の角度は、鈍角である、
    請求項8に記載の磁気回路。
  11. 前記第2対向部は、前記底部に対して垂直に立って設けられ、
    かつ前記第1対向部は、前記第2対向部に対して傾斜した、
    請求項1に記載の磁気回路。
  12. 前記第1対向部および前記第2対向部は、前記底部の前記上面の垂線に対して、傾斜した、
    請求項1に記載の磁気回路。
  13. フレームと、
    外周が前記フレームに連結された振動板と、
    第1端部と、第2端部を有し、前記第1端部が前記振動板に結合され、前記第2端部が磁気ギャップへ挿入されたボイスコイル体と、
    上面と、前記上面の反対の下面を有した底部と、第1上端と第1下端とを有し、前記第1下端で前記底部と磁気的に結合された第1対向部とを含むヨークと、前記第1上端から第1の距離だけ離れて配置された第2上端と、前記第1下端から前記第1の距離よりも大きな第2の距離だけ離れて配置された第2下端とを有し、前記第1対向部と前記磁気ギャップを介して対向した第2対向部を含み、前記磁気ギャップに対して磁力を供給するように前記ヨークと結合された磁気部とを含む磁気回路と、を備えた、
    ラウドスピーカ。
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