JP2018152790A - 磁気回路及びスピーカ装置 - Google Patents

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末明 福原
Sueaki Fukuhara
末明 福原
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Abstract

【課題】ショートリングを備えたスピーカ装置であって、ショートリングによる磁束密度の低減効果を改善できるスピーカ装置を提供する。【解決手段】スピーカ装置は、音声信号に応じて振動するボイスコイルと、ボイスコイルに連動して振動する振動板と、ボイスコイルを振動させるための磁界を発生させる磁気回路と、を備える。磁気回路(30a)は、円柱状のセンターポール(19)と、センターポールと隔離して配置され、センターポールとの間の空間において磁気ギャップ(g)を形成するトッププレート(17)と、トッププレート及びセンターポール内に磁束を発生させるマグネット(21)と、センターポールの先端部に配置された導体からなるショートリング(27)と、を備える。ショートリング(27)の外径はセンターポール(19)の外径よりも小さい。【選択図】図6

Description

本開示は、電流歪みを低減するためのショートリングを備えたスピーカ用磁気回路及びそれを備えたスピーカ装置に関する。
スピーカ装置は、ボイスコイルに音声信号が入力されて電流が流れることにより、磁気ギャップに配置されたボイスコイルに駆動力が発生し、それにより振動板を振動させることで音声を出力する。このボイスコイルは、インダクタンス素子としても作用するため、周波数が高くなるにつれてそのインピーダンスが上昇し、その結果、電流歪みが発生する。この電流歪みを低減する手段として、良導体からなるショートリングを磁気回路のセンターポールの先端に配置する手法が知られている。ショートリングとしては銅材料で成型したものが知られている。
例えば、特許文献1は、ヨーク中央にセンターポールを備えるスピーカ装置を開示する。このスピーカ装置において、従来例として、センターポールは、ヨークと単一構造のセンターポール下部とこのセンターポール先端に銅リングを配置している例を示している。
特開平3−44296号公報
上記構成によれば、磁気ギャップとして作用する寸法が、銅キャップを配置することで大きくなる。何故なら、ボイスコイルが挿入されるギャップ寸法は一定の寸法が必要であり、銅キャップがない場合に比べて、少なくともその銅キャップの板厚分、センターポールの外形を小さくする必要があるためである。
本開示は、ボイスコイルのインダクタンス成分の影響を低減しつつ磁気ギャップにおける磁束密度を改善できる磁気回路及びそのような磁気回路を備えたスピーカ装置を提供する。
本開示の第1の態様において、磁気回路が提供される。磁気回路は、円柱状のセンターポールと、センターポールと隔離して配置され、センターポールとの間の空間において磁気ギャップを形成するトッププレートと、トッププレート及びセンターポール内の磁束を発生させるマグネットと、センターポールの先端部に配置された導体からなるショートリングと、を備える。ショートリングの外径はセンターポールの外径よりも小さい。
本開示の第2の態様において、上記の磁気回路を備えたスピーカ装置が提供される。スピーカ装置は、音声信号に応じて振動するボイスコイルと、ボイスコイルに連動して振動する振動板と、ボイスコイルを振動させるための磁界を発生させる上記の磁気回路と、を備える。
本開示によれば、ボイスコイルのインダクタンス成分の影響を低減するとともに磁気ギャップにおける磁束密度を改善できる磁気回路及びスピーカ装置を提供できる。
本開示の実施の形態1のスピーカ装置の断面図 実施の形態1の磁気回路の分解図 実施の形態1における、組み立てられた状態の磁気回路の斜視図 ボビンが取り付けられた磁気回路の斜視図 実施の形態1の磁気回路の断面図 実施の形態1の磁気回路における銅キャップとセンターポールの位置関係を説明するための図 本開示の実施の形態2のスピーカ装置における磁気回路の断面図 実施の形態2の磁気回路の構成部品を展開した図 実施の形態2における、組み立てられた状態の磁気回路の斜視図 従来のスピーカ装置における磁気回路の断面図 磁気回路における最大磁束密度のシミュレーション結果を示す図 磁気回路のおける磁束分布のシミュレーション結果を示す図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者(ら)は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
(本開示に至った経緯)
図10は、スピーカ装置における一般的な磁気回路の断面図である。図10に示すように磁気回路30は、トッププレート17と、ボトムプレート18(ヨーク)と、マグネット21とを含む。ボトムプレート18(ヨーク)はその中央部に円柱状のセンターポール19を有する。センターポール19の先端部の外周にリング状の銅キャップ27が配置されている。トッププレート17、ボトムプレート18,センターポール19、及び銅キャップ27は、それぞれの中心が互いに一致するよう同軸配置される。トッププレート17と、それに対向するセンターポール19の領域との間に磁気ギャップgが形成される。この磁気ギャップg内にボイスコイル(図示せず)が配置される。
ボイスコイルに電流が流れると、ボイスコイルとは逆方向の渦電流が銅キャップ27内で発生し、これにより、ボイスコイルのインダクタ成分をキャンセルできる。しかし、磁気ギャップ内に非磁性体の銅キャップ27を配置することで、少なくとも銅キャップの板厚分、センターポール19の外形を小さくすることが必要になり、結果的に磁気ギャップが広くなるため磁束密度が低下し、音響変換効率が低下するという課題がある。
この課題を解決するため、本願発明者は銅キャップの配置と磁気回路における磁束について調査したところ以下の知見を得た。
本願発明者は、図10に示す磁気回路において銅キャップ27の外径を複数段に変化させたときの磁束分布及び最大磁束密度を計算(シミュレーション)した。
図11は、銅キャップ27の外径を様々に変化させたときに得られる磁気回路における最大磁束密度の計算(シミュレーション)結果を示した表である。ここで、dは銅キャップ27の外径であり、Dはセンターポール19の外径である。
図11の表では、対比のため、銅キャップ27を設けなかった場合についての結果も示している。銅キャップ27を設けた場合については、銅キャップ27の外径を、1.0D、0.9D、0.8D、0.7D、0.6Dに設定したときの最大磁束密度の値を示している。また、表では、各銅キャップの各外径について、銅キャップ27を設けなかった場合の最大磁束密度を基準とした減衰率も合わせて示している。ここで、銅キャップ27はセンターポール19と同軸に配置されていることから、銅キャップ27の外径を小さくすることは、銅キャップ27の外周面の位置を、センターポール19の内周側に移動させることを意味する。すなわち、図11の表は、銅キャップ27の位置をセンターポール19の内周側に移動させたときの最大磁束密度の変化を示していると言える。
図11の表を参照すると、銅キャップ27を設けた場合に、銅キャップ27の外径を小さくするほど、換言すれば、銅キャップ27をセンターポール19の内周側(中心軸側)に配置するほど、最大磁束密度の値が増加しているのが分かる。すなわち、銅キャップ27を設けた場合、銅キャップ27をセンターポール19の内周側(中心軸側)に配置するほど、高い磁束密度が得られることがわかる。
図12は、センターポール19の外径Dよりも小さい外径d(d<1.0D)を有する銅キャップ27を設けた場合の磁束分布を示した図である。図12を参照すると、トッププレート17とセンターポール19の間の磁気ギャップgにおいて平行な磁束が発生していることがわかる。また、磁気ギャップ外部の上側と下側で非対称の磁界が発生していることがわかる。
本願発明者は、上記の結果から、銅キャップ27の外径を小さくするほど、換言すれば、銅キャップ27の外周面をセンターポール19の外周面から離した位置に配置するほど(すなわち、センターポール19の中心軸に近づけるほど)、より大きな磁束密度が得られるという知見を得た。そして、本願発明者は、そのような知見に基づいて、後述するように、銅キャップ27をセンターポール19の外周面から離れた位置(内側)に配置した磁気回路を考案した(図5、図7参照)。
以下、本開示に係る磁気回路及びその磁気回路を備えたスピーカ装置の実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
図1は、本開示の実施の形態1にかかるスピーカ装置の中心軸を通る面で切断した断面図である。図1に示すように、スピーカ装置10は、空気振動を生成するための振動板13を備える。振動板13は、エッジ12を介してフレーム11に取り付けられている。また、振動板13はボビン35の一端側に接続されている。ボビン35の他端側の周囲にはボイスコイル23が取り付けられている。ボビン35はダンパ15を介してフレーム11に連結されている。
スピーカ装置10はさらにボイスコイル23を駆動するための磁気回路30aを備える。磁気回路30aは、トッププレート17と、マグネット21と、ボトムプレート18(ヨーク)と、を備える。ボトムプレート18は円形平板状であり、その中央に円柱状のセンターポール19を有する。マグネット21はリング形状を有し、トッププレート17とボトムプレート18の間に配置される。マグネット21は例えばバリウム、ストロンチウムとフェライトなどからなる焼結合金で形成される。トッププレート17及びボトムプレート18は磁性体(例えば、鉄)で形成される。
センターポール19の先端部には、非磁性体である銅キャップ27と、磁性体からなるサブプレート25aが配置される(詳細は後述)。
ボイスコイル23は、トッププレート17と対向した位置に配置される。ボイスコイル23は、音声信号が入力されると、トッププレート17とセンターポール19とが対向した空間における磁気ギャップgに生じる磁界の影響を受けて振動し、それにより振動板13を振動させて音を出力する。
図2は、磁気回路30aの分解図である。磁気回路30aは、トッププレート17と、マグネット21と、ボトムプレート18と、銅キャップ27と、円形平板のサブプレート25aと、を備える。トッププレート17、マグネット21と、銅キャップ27はリング状の形状を有する。
銅キャップ27は、ボイスコイル23におけるインダクタンスの影響を低減し、電流歪みを低減するためのショートリングとして機能する。銅キャップ27は、中央に開口を有するリング状の平板部と、その平板部の外周に沿って平板部に直交する方向に突出した周壁部とを備える。
センターポール19はその先端部に円形状の凹部19aを有している。この凹部19a内に銅キャップ27が配置される。さらに、銅キャップ27の内側、すなわち、銅キャップ27の平板部と周壁部で囲まれる空間において、円形平板状のサブプレート25aが配置される。
図3は組み立てられた状態の磁気回路30aの斜視図である。図3に示すように、トッププレート17、銅キャップ27、サブプレート25a、マグネット21、及びセンターポール19及びボトムプレート18は、それらの中心が同軸上になるように重ねて配置される。
図4は、ボビン35が取り付けられた状態の磁気回路30aを示す斜視図である。ボビン35はその周囲にボイスコイル23が取り付けられる。ボビン35の一部が磁気回路30aの磁気ギャップg内に挿入される。
図5は、磁気回路30aをセンターポール19の中心線を通る平面で切断したときの磁気回路30aの断面図である。なお、磁気回路30aの断面は左右対称であるため、図5は左半分の断面を示している。同図に示すように、銅キャップ27は、センターポール19の先端部において、センターポール19内に埋設されて配置される。具体的には、センターポール19の先端部の凹部19aにおいて銅キャップ27が配置され、さらに銅キャップ27の内周側にサブプレート25aが配置されている。
特に、銅キャップ27は、センターポール19の外周面からよりセンターポール19の中心軸に近い位置に配置されている。すなわち、図6に示すように、銅キャップ27は、センターポール19の半径方向においてセンターポール19の外周面の位置P0よりもセンターポール19の中心側に近い位置P1に配置される。銅キャップ27のこのような配置により磁気ギャップgに発生させる磁束密度を大きくすることができる(図11参照)。
[1−2.効果等]
以上のように本実施の形態のスピーカ装置10は、音声信号に応じて振動するボイスコイル23と、ボイスコイル23に連動して振動する振動板13と、ボイスコイル23を振動させるための磁界を発生させる磁気回路30aと、を備える。
磁気回路30aは、円柱状のセンターポール19と、センターポール19と隔離して配置され、センターポールとの間の空間において磁気ギャップgを形成するトッププレート17と、トッププレート17及びセンターポール19内の磁束を発生させるマグネット21と、センターポール19の先端部に配置された導体からなる銅キャップ27(ショートリングの一例)と、を備える。銅キャップ27の外径(P1)はセンターポール19の外径(P0)よりも小さい。すなわち、銅キャップ27がセンターポール19の先端部において埋設されて配置される。
銅キャップ27の外形がセンターポール19の外径(P0)よりも小さくすることで、磁気ギャップに発生させる磁束密度の値を大きくすることができる(図11の表参照)。よって、本実施の形態の磁気回路30a及びスピーカ装置10によれば、銅キャップ27によりボイスコイル23のインダクタンスの影響を低減して電流歪みを低減できるとともに、磁気ギャップgにおいて高い磁束密度を得ることができ音響変換効率を改善できる。なお、銅キャップ27の外形が小さくなればボイスコイルのインダクタンス打消し効果が減少するため、寸法の設定においては磁束密度の保持度合いとインダクタンスの打ち消し度合いの両方を確認しながら設定する必要がある。
(実施の形態2)
本開示のスピーカ装置の別の実施の形態を説明する。本実施の形態のスピーカ装置は、実施の形態1のものと磁気回路の構成が異なる。本実施の形態の磁気回路は組み立て易さにおいて実施の形態1のものより優れている。
図7(A)は、実施の形態2のスピーカ装置における磁気回路30bの断面図である。図7(B)は、センターポール19の中心軸を通る平面で切断したときのセンターポール19の断面を示す図である。図8は、実施の形態2の磁気回路30bの分解図である。図9は、実施の形態2における組み立てられた磁気回路30bの斜視図である。
図7(A)、図8に示すように、磁気回路30bは、トッププレート17と、リング状磁性体25bと、リング状銅キャップ27と、マグネット21と、センターポール19が設けられたボトムプレートとで構成される。リング状磁性体25bは例えば鉄で形成される。
図7(B)に示すように、センターポール19はその先端部において円筒状の凸部19bを有している。すなわち、センターポール19は凸状の断面を有する。センターポール19の先端部の凸部19bの外径D1は、先端部以外の部分の外径D0よりも小さくなっている。
銅キャップ27の内側にセンターポール19先端の凸部19bが接するように銅キャップ27が配置される。さらに、銅キャップ27の外側においてリング状磁性体25bが配置される。
このとき、図7(A)に示すように、センターポール19の半径方向において、銅キャップ27の外周面の位置P1は、センターポール19本体の外周面の位置P0よりも内周側になる。また、リング状磁性体25bの外周面の位置P2は、センターポール19本体の外周面の位置P0よりも外周側となる。リング状磁性体25bの外径を変化させることで磁気ギャップgの間隔を適宜調整することができる。センターポール19、リング状磁性体25bをこのような形状にすることで、トッププレート17とリング状磁性体25bとの間で発生する磁束の非対称性(図12における磁気ギャップgの上下方向の非対称性)を改善できる。
本実施の形態においても、銅キャップ27の外周面の位置P1がセンターポール19の外周面の位置P0よりも内周側になるように、銅キャップ27を配置している。このため、実施の形態1と同様に磁束密度の強度を改善できる。すなわち、銅キャップ27により、ボイスコイル23のインダクタ成分の影響を低減できるとともに磁束密度を得ることができる。さらに、磁気ギャップg外側に現れる磁束の非対称性を改善することが可能となるため、非対称性に伴う歪を低減することができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施の形態1〜2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
上記の実施の形態では、ショートリングの材料として銅を用いたが、これに限定されない。ショートリングは導電性の良い材料で形成されればよく、他の材料(例えば、アルミニウム等の金属)でもよい。
上記の実施の形態で示したトッププレート17、センターポール19(ボトムプレート18)、マグネット21、サブプレート25a、リング状磁性体25bの材料は一例であり、上述のものに限定されるものではなく、他の磁性材料を使用してもよい。また、これらの部材の形状も、上述した形状に限定されるものではない。
実施の形態1において銅キャップ27に隣接してサブプレート25aを配置したが、サブプレート25aは配置しなくてもよい。
上記の実施の形態の思想は、種々の音域のスピーカ装置(ツイータ、ミッドレンジ、ウーファ、フルレンジ)に適用することができる。
以上のように、本開示における技術の例示として、実施の形態を説明した。そのために、添付図面および詳細な説明を提供した。
したがって、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、上記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須ではない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることをもって、直ちに、それらの必須ではない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
また、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、特許請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置き換え、付加、省略などを行うことができる。
本開示の磁気回路によれば、ボイスコイルによるインダクタンス成分を低減できるとともに、磁気ギャップにおける磁束密度の低下を抑制できるため、スピーカ装置に有用である。
10 スピーカ装置
17 トッププレート
18 ボトムプレート
19 センターポール
19a センターポールの凹部
19b センターポールの凸状部
21 マグネット
23 ボイスコイル
25a サブプレート
25b リング状磁性体
27 銅キャップ
30、30a、30b 磁気回路

Claims (5)

  1. 円柱状のセンターポールと、
    前記センターポールと隔離して配置され、前記センターポールとの間の空間において磁気ギャップを形成するトッププレートと、
    前記トッププレート及びセンターポール内に磁束を発生させるマグネットと、
    前記センターポールの先端部に配置された非磁性体からなるショートリングと、を備え、
    前記ショートリングの外径が前記センターポールの外径よりも小さい
    磁気回路。
  2. 前記センターポールはその先端部において凹部が設けられ、前記凹部内に前記ショートリングが配置され、さらに前記ショートリングの内側に磁性体で形成されるサブプレートが配置された、
    請求項1記載の磁気回路。
  3. 前記センターポールはその先端部の断面形状が凸状であり、
    前記センターポールの凸状部分の外側に前記ショートリングを配置し、前記ショートリングの外側にさらにリング状の磁性体を配置し、
    前記磁性体の外径は前記センターポールの外径よりも大きい、
    請求項1記載の磁気回路。
  4. 前記ショートリングは銅キャップである、請求項1記載の磁気回路。
  5. 音声信号に応じて振動するボイスコイルと、
    前記ボイスコイルに連動して振動する振動板と、
    前記ボイスコイルを振動させるための磁界を発生させる、請求項1ないし4のいずれかに記載の磁気回路と、
    を備えたスピーカ装置。
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