JPWO2016031957A1 - シャープナー及びこれを備えた照明器具 - Google Patents

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    • F21V7/06Optical design with parabolic curvature

Abstract

本発明は、発光面の面積が大きい場合であっても、光の制御を好適に行うことができるシャープナーを提供することを課題とする。本発明のシャープナーは、発光面(22)の中心Oから前側に延びる軸心Cを基準として同心に配設された円筒状の内側のルーバー部(76)と円筒状の外側のルーバー部(72)とを有し、LEDモジュール(20)、ルーバー部(76)、及びルーバー部(72)を、軸心Cを通る平面で切った断面において、軸心Cに対して同じ側に位置する発光面(22)の端部aとルーバー部(72)の前端側内周縁gとを結ぶ基準線(L3)が前広がりに傾斜し、かつ、ルーバー部(76)が基準線(L3)よりも軸心C側に位置するように、発光面(22)に対してルーバー部(76)、及びルーバー部(72)のサイズ、相対位置関係が設定されている。

Description

本発明は、面状光源からの光を制御するルーバー部を有するシャープナー及びこれを備えた照明器具に関する。
従来、ダウンライト、スポットライト等の照明器具において、グレアの低減やグラデーションの改善等を目的としてシャープナー(ルーバー)を備えたものが知られている。本出願人は、このような照明器具及びそれに使用するシャープナーに関する発明について出願した(特許文献1参照)。
この発明に係る照明器具では、光源として、点状光源ではなく、面状光源を使用している。面状光源の発光面の前側には、椀状のリフレクターが配設されている。シャープナーは、筒状のルーバー部を有していて、そのルーバー部の後半側をリフレクターの内側に挿入するようにして、リフレクターの開口部に配設されている。発光面から出射された光は、主に、ルーバー部の内側を通過するものと、リフレクターで反射されてルーバー部の外側を通過するものとに分けられて、照明器具の開口部から出て行く。
光源が面状である場合においても、シャープナーを設けることにより、グレアの低減、グラデーションの改善等の光の制御を良好に行うことができる。
特願平2013−248771
しかしながら、面状光源は、点状光源とは異なり、発光面が二次元的な広がりを持つ。
このため、発光面の面積が小さい場合には、上述のシャープナー及び照明器具においても、所望の光の制御が行えたとしても、例えば、面積が大きい場合には、光の制御を十分に行うことができないおそれがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、発光面の面積が大きい場合であっても、光の制御を好適に行うことができるシャープナー及びこれを備えた照明器具を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、シャープナーにおいて、面状光源の発光面の中心から前側に延びる軸心を基準として同心に配設された円筒状の内側ルーバー部と円筒状の外側ルーバー部とを有し、前記面状光源、前記内側ルーバー部、及び前記外側ルーバー部を、前記軸心を通る平面で切った断面において、前記軸心に対して同じ側に位置する前記発光面の端部と前記外側ルーバー部の前端側内周縁とを結ぶ基準線が前広がりに傾斜し、かつ、前記内側ルーバー部が前記基準線よりも前記軸心側に位置するように、前記発光面に対して前記内側ルーバー部、及び前記外側ルーバー部のサイズ、相対位置関係が設定されている、ことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係るシャープナーにおいて、前記発光面の半径r0に対し、前記外側ルーバー部の前記前端側内周縁の半径r1、及び前記内側ルーバー部の後端側外周縁の半径r2が、
r1>r2≧r0
を満たす、ことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係るシャープナーにおいて、前記軸心に沿った位置について、前記内側ルーバー部の後端は、前記外側ルーバー部の後端よりも、前記発光面に近接されている、ことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に係るシャープナーにおいて、前記内側ルーバー部の前記後端に配設されて、前記内側ルーバー部の内側に入射する光が透過する集光レンズを有する、ことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、照明器具において、発光面を有する面状光源と、前記発光面の中心から前側に延びる軸心を基準として同心に配設された円筒状の内側ルーバー部と円筒状の外側ルーバー部とを有するシャープナーと、前記軸心を基準とする放物面状の反射面を有し、前記発光面からの光を前記反射面で前方に向けて反射させるリフレクターと、前記リフレクターの前端側内周縁に合わせて配設された筒状のフードと、を備え、前記シャープナーが、請求項1ないし4のいずれか1項に係るシャープナーである、ことを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項5に係る照明器具において、前記面状光源、前記シャープナー、前記リフレクター、及び前記フードを、前記軸心を含む平面で切った断面において、前記軸心を基準として同じ側に位置する前記発光面の一方の端部と前記フードの前端側内周縁の一方の端部又は前記フードの縮径部のエッジとを結ぶ直線を第1直線とし、また、前記軸心を基準として反対側に位置する前記発光面の他方の端部と前記リフレクターの前記前端側内周縁の一方の端部とを結ぶ直線を第2直線としたときに、前記外側ルーバー部は、一方の前記後端側外周縁が、前記第2直線よりも前記軸心に近い側に位置するように、前記後端側外周縁の半径及び前後方向の配設位置が設定されている、ことを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6に係る照明器具において、前記外側ルーバー部は、前記後端側外周縁が、前記第1直線と前記第2直線との交点よりも前側に位置する前記第1直線よりも前記軸心から遠い側に位置するように、前記後端側外周縁の半径及び前後方向の配設位置が設定されている、ことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、発光面から出射された光のうち、少なくとも一部は、同心に配設された内側ルーバー部と外側ルーバー部との間を、直接光として通過する。これにより、発光面から出射された光を、内側ルーバー部の内側を通過する光、内側ルーバー部と外側ルーバー部との間を通過する光、及び外側ルーバー部の外側を通過する光に分けて、細かく制御することができる。
請求項2の発明によれば、発光面の半径(r0)が内側ルーバー部の後端側外周縁の半径(r2)と同じ又はこれよりも小さい(r2≧r0)にもかかわらず、発光面から出射された光のうち、少なくとも一部は、同心に配設された内側ルーバー部と外側ルーバー部との間を、直接光として通過する。これにより、発光面から出射された光を、内側ルーバー部の内側を通過する光、内側ルーバー部と外側ルーバー部との間を通過する光、及び外側ルーバー部の外側を通過する光に分けて、細かく制御することができる。
請求項3の発明によれば、グレアカットアングルを増加させることができる。
請求項4の発明によれば、集光レンズにより、内側ルーバー部の内側を通過する光の光量を増加させて、被照射部分の照度をアップすることができる。
請求項5の発明によれば、照明器具として、上述の請求項1〜4のシャープナーの効果を奏することができる。
請求項6の発明によれば、外側ルーバー部の一方の後端側外周縁が、第2直線よりも軸心に近い側に位置するので、発光面から出てリフレクターの反射面に当たる光を遮ることがない。さらに、後端側外周縁の外側を通ってフードから出射される直接光を確保することができる。また、シャープナーは、発光面からの光の一部を、直接光として外側ルーバー部と内側ルーバー部との間を通過させることができるので、その分、照射光のグラデーションを滑らかにする等、光の制御性を高めることができる。
請求項7の発明によれば、請求項6の発明に加え、外側ルーバー部の後端側外周縁が、第1直線と第2直線との交点よりも前側に位置する第1直線よりも軸心から遠い側に位置するので、後端側外周縁の外側を通ってフードから出射される直接光が発生しないようにすることができる。また、シャープナーは、発光面からの光の一部を、直接光として外側のルーバー部と内側のルーバー部との間を通過させることができるので、その分、照射光のグラデーションを滑らかにする等、光の制御性を高めることができる。
照明器具の斜視図である。
軸心を含む平面で切った照明器具の断面図である。
シャープナーの分解斜視図である。
外側のシャープナー本体を説明する図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は底面図、(D)は(B)中のA−A線矢視図、(E)は後側から見た斜視図、(F)は前側から見た斜視図、(G)は(B)中のB部分の拡大図、(H)は(C)中のC部分の拡大図である。
内側のシャープナー本体を説明する図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は底面図、(D)は(B)中のA−A線矢視図、(E)は後側から見た斜視図、(F)は前側から見た斜視図、(G)は(D)中のB部分の拡大図、(H)は(C)中のC部分の拡大図である。
(A)は、シャープナーを前側から見た斜視図であり、(B)は、ローレット加工が施されていない場合の光の反射を、また、(C)は、ローレット加工が施されている場合の光の反射を説明する模式図である。
(A)〜(F)はシャープナーの形状及び配設位置を説明する、軸心を含む平面で切った断面図である。
リフレクター及びシャープナーによる光の制御を説明する光路図である。
シャープナーの特徴を説明する模式図である。
リフレクターの変形例を説明する図である。
以下、本発明を適用した実施形態を、図面に基づいて詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同一又は類似の構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
図1〜図10を参照して、本発明を適用した実施形態1に係る照明器具1及びこれに使用されるシャープナー70について説明する。
ここで、「シャープナー」とは、一般的なグレアカットルーバーと同じ範疇に属し、1次光学系である光学リフレクターの配光を、より細やかに調整することができる光学コントロール装置のことをいうものとする。
図1〜図10のうち、図1は、照明器具1の斜視図である。また、図2は、軸心Cを含む平面で切った照明器具1の断面図である。なお、以下の説明では、照明器具1の軸心Cに沿った方向のうち、照明器具1から光が出て行く側(図1の左下、図2下側)を前側(前、前方)といい、その反対を後側(後、後方)というものとする。
照明器具1は、図1,図2に示すように、ソケットホルダー10、LEDモジュール(面状光源)20、ボディ30、リフレクター40、フード60、及びシャープナー70を備えている。これらソケットホルダー10〜シャープナー70は、前方から後方に延びる軸心Cを回転中心としたほぼ回転体形状に形成され、また、それぞれの中心を軸心Cに合わせるようにして配設されている。
このうち、ソケットホルダー10は、ヒートシンク11と、筒状部12と、多数のフィン13とが一体となって構成されている。ヒートシンク11は、後端側に円錐部分を有する柱状に形成されていて、前端には、後述するLEDモジュール20が取り付けられる取付面11aを有している。筒状部12は、取付面11aの周端縁から前方の延びる筒状に形成されていて、前端には、外側に向かって広がるフランジ部14を有している。多数のフィン13は、ヒートシンク11及び筒状部12の外周面から放射状に延びるように形成されている。ソケットホルダー10全体は、例えば、アルミニウムで一体に形成されていて、次に説明するLEDモジュール20の発光によって発生した熱を吸収して、フィン13等から放熱する。
LEDモジュール(面状光源)20は、小さな多数のLED素子が面状に整列されて構成された、いわゆるCOB(chip on board:チップ・オン・ボード)タイプのLEDモジュールである。LEDモジュール20としては、例えば、シチズン電子株式会社製のものを使用することができる。このものは、例えば、正方形のアルミニウム基板21上に、縦横多数のLED素子を正方形状に整列させ、その表面を蛍光体を含むシリコーン樹脂で封止することで、正方形に内接する円形の発光面22を構成している。LEDモジュール20は、アルミニウム基板21がヒートシンク11の前端の取付面11aに密着された状態で直接固定されていて、冷却効率が高められている。LEDモジュール20は、各LED素子から、120°の照射角度を持って光が発光され、これらが集まって面状の光源となっている。
ボディ30は、例えば、アルミニウムにより、ほぼ円筒状に形成されている。ボディ30は、後端に内側に向かって縮むフランジ部31を有している。ボディ30は、このフランジ部31を、ソケットホルダー10のフランジ部14に固定されることで、ソケットホルダー10に取り付けられている。ボディ30の内周面における前端近傍には、後述するスナップリング50が係脱可能なリング溝32が形成されている。ボディ30は、その内側に、次に説明するリフレクター40を収納するとともに、ヒートシンク11から筒状部12、フランジ部14を介して伝達された熱を放熱する。
リフレクター40は、例えば、アルミニウムにより、ほぼ椀状に形成されていて、後端には開口部K1を有し、また、前端には、開口部K2を有している。リフレクター40は、上下2段に形成されていて、上段41と下段42とを有している。上段41の内面、及び下段42の内面は、それぞれ放物面状の反射面41a,42aとなっている。上段41の反射面41aは、LEDモジュール20の発光面22のうちの中心Oからずれた位置Oaに焦点を有する放物曲線の一部を、軸心Cを中心として回転させてできる放物面状(回転体)である。一方、下段42の反射面42aは、発光面22の中心Oに焦点を有する放物曲線の一部を、軸心Cを中心として回転させてできる放物面状(回転体)である。リフレクター40の前端には、外側に向けてフランジ状に屈曲された屈曲部43が形成されている。
リフレクター40は、屈曲部43が、上述のボディ30のリング溝32に装着された着脱自在のスナップリング50によって支持されることにより、位置決めされる。リフレクター40は、位置決めされた状態において、上段41がほぼソケットホルダー10の筒状部12の内側に配置され、また、下段42がほぼボディ30の内側に配置される。また、後端の開口部K1が、間隙を介して、発光面22に対面している。リフレクター40は、発光面22から発光された光を、反射面41a,42aで反射して、軸心Cにほぼ平行な平行光として、開口部K2から出射する。
フード60は、ほぼ筒状に形成されている。フード60の後端側には、図2に示すように、嵌合部61が設けられている。フード60は、この嵌合部61をボディ30の前端側の外周面に嵌合することで、ボディ30に取り付ける。フード60の内周面には、前後方向の中央近傍に、内側に向かって縮径された板状でかつ環状の縮径部62が形成されている。縮径部62の内周端には、エッジ62aが形成されている。縮径部62は、発光面22から出た光を遮断する部分であり、エッジ62aの内側は、発光面22から出た光が直接、照明器具1から出て行く。また、縮径部62は、後述するシャープナー70を支持している。
フード60の内周面における縮径部62よりも後側には、シャープナー70の後述するルーバー部72,76のローレット加工部72c,76c等と同様、ローレット加工部63が設けられている。なお、ローレット加工については後述する。一方、内周面における縮径部62よりも前側には、バッフル加工部64が設けられている。バッフル加工は、環状の凸部と凹部とが交互に多数形成されていて、ここに当たった光がフード60の前端の開口部K3から出にくいようにするものである。
図3は、シャープナー70の分解斜視図である。また、図4は、外側のシャープナー本体71を説明する図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は底面図、(D)は(B)中のA−A線矢視図、(E)は後側から見た斜視図、(F)は前側から見た斜視図、(G)は(B)中のB部分の拡大図、(H)は(C)中のC部分の拡大図である。また、図5は、内側のシャープナー本体75を説明する図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は底面図、(D)は(B)中のA−A線矢視図、(E)は後側から見た斜視図、(F)は前側から見た斜視図、(G)は(D)中のB部分の拡大図、(H)は(C)中のC部分の拡大図である。
シャープナー70は、図2,図3に示すように、外側のシャープナー本体71、内側のシャープナー本体75、及び集光レンズ79を有している。
このうち、外側のシャープナー本体71は、図2,図3,図4に示すように、筒状の外側のルーバー部(外側ルーバー部)72とアーム部73と支持部74とを有している。
外側のルーバー部72は、軸心Cを中心として前後方向に延びる筒状に形成されている。詳しくは、緩やかなテーパー状に形成されていて、前端側に近づくほど縮径されている。ルーバー部72の後端の内側には、段部72aが形成されている。この段部72aには、後述する内側のシャープナー本体75の支持部78が係合されている。このルーバー部72の後端側外周縁は、後述するシールド部sの後端側外周縁fに相当する。
アーム部73は、ルーバー部72の外周面における前後方向の中央よりも前側に配置されている。さらに、アーム部73は、ルーバー部76の外周面を周方向に3等分する位置のそれぞれに連結されて外側に放射状に延びるように設けられている。
支持部74は、環状に形成されていて、3本のアーム部73の外端部が連結されている。
外側のシャープナー本体71は、上述のルーバー部72及び支持部74の内周面にローレット加工部72c,74cが設けられている。なお、ローレット加工については、後述する。
内側のシャープナー本体75は、図2,図3,図5に示すように、筒状の内側のルーバー部(内側ルーバー部)76とアーム部77と支持部78とを有している。
内側のルーバー部76は、軸心Cを中心として前後方向に延びる筒状に形成されている。詳しくは、緩やかなテーパー状に形成されていて、前端側に近づくほど拡径されている。内側のルーバー部76は、上述の外側のルーバー部72よりも小径で、かつルーバー部72よりも前後方向の長さが長く形成されている。
ルーバー部76の後端の内側には、段部76a及びリング溝76bが形成されている。この段部76aには、集光レンズ79が係合され、また、リング溝76bには、スナップリング80が係合されている。集光レンズ79は、このスナップリング80により、段部76aに位置決め固定されている。集光レンズ79は、発光面22からの直接光、及びリフレクター40からの反射光が通過する。なお、集光レンズ79の材質としては、ガラス、シリコーン等を使用することができる。ルーバー部76の内周面にはローレット加工部76cが設けられている。ローレット加工については後述する。
アーム部77は、ルーバー部76の外周面における前後方向の中央よりも後側に配置されている。さらに、アーム部77は、ルーバー部76の外周面を周方向に3等分する位置のそれぞれに連結されて外側に放射状に延びるように設けられている。
支持部78は、環状に形成されていて、3本のアーム部77の外端部が連結されている。支持部78は、外側の支持部74よりも小径に形成されていて、上述のルーバー部72の後端の段部72aに対応する大きさとなっている。
ここで、ローレット加工について説明する。
図6(A)は、シャープナー70を前側から見た斜視図であり、(B)は、ローレット加工が施されていない場合の光の反射を、また、(C)は、ローレット加工が施されている場合の光の反射を説明する模式図である。ただし、(B),(C)は、後端側(発光面22側)から見た図であり、(B)では、円弧状の内周面を便宜的に直線状に伸ばしている。
図4,図6に示すように、外側のシャープナー本体71には、ルーバー部72の内周面に、図4(G)に示すように、山形の突起を周方向に沿って多数有するローレット加工部72cが設けられている。また、支持部74の内周面には、図4(H)に示すように、ローレット加工部72cの山形よりも小さい山形を、周方向に沿って多数有するローレット加工部74cが設けられている。さらに、内側のシャープナー本体75には、ルーバー部76の内周面に、図5(H)に示すように、山形の突起を周方向に沿って多数有するローレット加工部76cが設けられている。
図6(B)に示すように、内周面rにローレット加工がない場合、軸心Cを含む平面上を後側から前側に所定の入射角で入射した光Hは、同じ反射角で反射されて同じ平面上を進む。一方、図6(C)に示すように、山形のローレット加工が形成されている場合、軸心Cを含む平面上を後側から前側に所定の入射角で入射した光Hは、同じ反射角で反射されるが、山形の斜面により、同じ平面上を進むことなく分散される。すなわち、ローレット加工部72c,74c,76cは、反射光を分散させて、反射グレアや輝度を低減させて、反射光を和らげることができる。
集光レンズ79は、内側のルーバー部76の上端部内面のリング溝76bにスナップリング80を係合させることにより、段部76aに位置決め固定される。集光レンズ79は、発光面22から出射して、内側のルーバー部76の内側を通る光の光量を増加させるものである。この集光レンズ79の焦点距離は、映り込みを解消するため、集光レンズ79から発光面22までの距離よりも小さく設定されている。集光レンズ79としては、凸レンズやフレネルレンズを使用することができる。また、集光レンズ79に拡散加工を施すようにしてもよい。例えば、10%程度の拡散を入れることにより、発光面22からの直接光と反射面41a,42aからの反射光とをミキシングして、光を和らげることができる。なお、集光レンズ79として、フレネルレンズを使用する場合には、薄型化及び軽量化を図ることができる。
上述構成のシャープナー70は、図2に示すように、フード60によって外側のシャープナー本体71が支持され、この外側のシャープナー本体71によって内側のシャープナー本体75が支持されている。さらに詳しくは、シャープナー70は、外側のシャープナー本体71の支持部74がフード60の縮径部62によって支持され、さらに、外側のルーバー部72によって、内側のシャープナー本体75の支持部78が支持されている。
この状態において、軸心Cに沿った方向の位置について、外側のルーバー部72の前端(下端)72dと内側のルーバー部76の前端(下端)76dとの位置が一致し、さらにこれらは、フード60の前端60d(開口部K3)の位置と一致している。
さらに、内側のルーバー部76の後端(上端)76eは、外側のルーバー部72の後端(上端)72eよりも上方に位置しており、その分、集光レンズ79の位置が、発光面22に近接されている。
つづいて、上述のLEDモジュール20の発光面22、リフレクター40、及びフード60と、フード60によって保持された状態のシャープナー70との位置関係について図7,図8を参照して説明する。
ここで、図7(A)〜(F)はシャープナー70の形状及び配設位置を説明する、軸心Cを含む平面で切った断面図である。また、図8は、リフレクター40及びシャープナー70による光の制御を説明する光路図である。
図7(A)において、発光面22からは、中心Oをはじめ、端部a,c等から発光される。なお、端部a,cとは、例えば、正方形状に配列されたLED素子のその正方形の1辺の長さをAとしたときに、中心OからA/2だけ離れた位置のことをいうものとする。これは、正方形に内接する円の半径に相当する。
ここで、端部(一方の端部)aと点b´(フード60の縮径部62のエッジ62a)とを結ぶ直線(第1直線)L1を考える。この直線L1は、発光面22からの直接光と、直接光以外の光(間接光を含む)との境界線となる。この直線L1よりも軸心C側の光は、直接光となってフード60の開口部K3から出て行く。なお、図8に図示する場合と異なり、点b´が、端部aとフード60の前端側内周縁bとを結ぶ直線よりも軸心Cから遠い側に位置する場合には、この端部aと前端側内端縁bとを結ぶ直線が「直線(第1直線)L1」であるものとする。
さらに、端部(他方の端部)cと点d(リフレクター40の前端側内周縁)とを結ぶ直線(第2直線)L2を考える。この直線L2よりも軸心Cから遠い側(反対側)の光は、リフレクター40の反射面41a,42aで反射されることになる。これら直線L1,L2の交点をeとし、また、円板状のシールド部sを仮定すると、以上から、シールド部sの後端側外周縁(グレアカットポイント)fを交点eに配置することにより、原理的には、直接光をすべて遮断し、反射光を最大とすることができる。なお、このシールド部sの後端側外周縁fは、外側のルーバー部72の後端側外周縁fと一致している。
つづいて、図7(B)に示すように、軸心Cを同心として、それぞれ直径が異なる3つの円筒状のルーバーR1,R2,R3を考える。これらルーバーR1,R2,R3は、それぞれの後端がシールド部sと一致し、また、それぞれの前端が開口部K3と一致している。さらに、シールド部sを取り外す。これにより、これらルーバーR1,R2,R3によって、軸心Cから周辺へ、徐々に出射角度θ1,θ2,θ3を広げてグラデーションを構成することが可能となる。
図7(C)に示すように、中心照度をアップするために、3重であったルーバーR1,R2,R3を、2重としてルーバーR1,R2を残す。
図7(D)に示すように、ビジュアルエッジ(ルーバーR1の前端)を縮小するため、シールド部sをドーナツ状に復活させる。また、中心照度を上げるため、ルーバーR1の後端に集光レンズ79を追加する。
図7(E)に示すように、中心照度向上のため、シールド部sの径を小さくする。すなわち、シールド部sの外周縁が上述の交点eよりも少し内側に位置するようにする。これにより、発光面22からの直接光、及びリフレクター40からの反射光は、一部、シールド部sの外周縁の外側を通って、直接光として開口部K3から出て行く。さらに、ルーバーR1を長くして、グレアカットアングルを拡大するとともに、集光レンズ79を発光面22に近接させて、集光効率を高める。
最後に、図7(F)に示すように、シャープナー70の量産化を考慮して、ルーバーR1,R2にテーパー付け、肉付けを行い、ルーバーR1の後端を少し大径にすることで,シールド部sを廃止する。そして、最終的に、集光レンズ79を除くシャープナー70を、外側のシャープナー本体71と内側のシャープナー本体75とを組み合わせて構成する。
本実施形態においては、集光レンズ79の焦点距離は、集光レンズ79から発光面22までの距離よりも小さく設定されている。このように、集光レンズ79の焦点(不図示)が、軸心C上でかつ発光面22よりも前側に位置するようにすることで、焦点が発光面22よりも後側に位置する場合と比較して、集光レンズ79による集光効率を高めることができる。本実施形態では、ルーバー部72,76が2重であるため、集光レンズ79による集光効率が高くてルーバー部76の内側を通過する光による照射部分が明るくなった場合でも、この照射部分と、外側のルーバー部72の外側を通る光による照射部分との間に、ルーバー部72,76の間を通過する光による照射部分が構成されるため、滑らかなグラデーションを実現することができる。
図9は、シャープナー70の特徴を説明する模式図である。
図9では、LEDモジュール20(発光面22)、外側のルーバー部72、及び内側のルーバー部76を、軸心Cを含む平面で切った模式図を示している。
同図では、発光面22の一方の端部をa、外側のルーバー部72の前端側内周縁をg、内側のルーバー部76の後端側外周縁をhで示している。また、発光面22の一方の端部aの半径(軸心Cからの距離)をr0、外側のルーバー部72の前端側内周縁gの半径をr1、内側のルーバー部76の後端側外周縁hの半径をr2で示している。さらに、端部aと前端側内周縁gとを結ぶ直線を基準線L3、端部aと後端側外周縁hとを結ぶ直線を直線L4で示している。
照明器具1(シャープナー70)においては、基準線L3が前広がりに傾斜するように構成されている。これは、r1>r0(条件1)を意味する。
さらに、後端側外周縁hが、基準線L3よりも軸心C側に位置する(条件2)ように構成されている。
以上の条件1,2を満たす場合には、発光面22の一方の端部a近傍から出た光の少なくとも一部は、外側のルーバー部72と内側のルーバー部76との間を、直接光として通過して、直接光として照明器具1の開口部K3から出射される。
ところで、上述の条件2を満たすのは、r2<r0の場合(図9の二点鎖線の内側のルーバー部76´参照)も、r2≧r0の場合(図9中の実線の内側のルーバー部76参照)も含まれる。
ここで、前者のr2<r0を採用した場合には、基準線L3、直線L4のほか、発光面22の一方の端部aと内側のルーバー部76の前端側外周縁(不図示)とを結ぶ直線(不図示)にも照射されることになり、光の方向性が定まりにくくなってしまう。一方、後者のr2≧r0を採用した場合には、基準線L3と直線L4との間の一方向に照射される。集光レンズ79によって中心照度が高くなるため、周囲にグラデーションを掛ける必要がでてくるが、その役目をするのが内側のルーバー部76と外側のルーバー部72との間を通過する光である。そして、そのグラデーションは、指向性を有し、一方向に照射される光による方が制御性が高いため設けやすい。
そこで、本実施形態では、条件3として、
r2≧r0
を採用した。
すなわち、シャープナー70を、外側のルーバー部72、及び内側のルーバー部76のサイズ、相対位置関係が上述の条件1,2,3を満たすように構成した。
以上説明したシャープナー70、及び照明器具1によると、以下のような作用、効果を奏する。
・上述の条件1,条件2を採用した構成とすることにより、発光面22から出射された光のうち、少なくとも一部は、同心に配設された内側のルーバー部76と外側のルーバー部72との間を、直接光として通過させることができる。これにより、発光面22から出射された光を、内側のルーバー部76の内側を通過する光、内側のルーバー部76と外側のルーバー部72との間を通過する光、及び外側のルーバー部72の外側を通過する光に分けて、滑らかなグラデーションを付ける等、照射光の細かい制御が可能となる。これは、発光面22が大きい場合等の特に有効である。
・条件1,条件2に、さらに条件3を加えた構成とすることにより、発光面22の半径r0が内側のルーバー部76の後端側外周縁hの半径r2と同じ又はこれよりも小さい(r2≧r0)にもかかわらず、発光面22から出された光のうち、少なくとも一部は、同心に配設された内側のルーバー部76と外側のルーバー部72との間を、直接光として通過させることができる。これにより、発光面22から出射された光を、内側のルーバー部76の内側を通過する光、内側のルーバー部76と外側のルーバー部72との間を通過する光、及び外側のルーバー部72の外側を通過する光に分けて、細かく制御することができる。
・図8に示すように、シャープナー70のグレアカットポイントとなるシールド部sの後端側外周縁f(外側のルーバー部72の後端側外周縁)を、直線(第2直線)L2よりも軸心Cに近い側に配置すれば、発光面22から出て、リフレクター40の反射面41a,42aに当たる光を遮ることがない。つまり、反射面41a,42aに当たる光の光量を最大にすることができる。さらに、直線L2と後端側外周縁fとの間に間隙を確保することができるので、この場合には、後端側外周縁fの外側を通って、フード60の開口部K3から出射される直接光を確保することができる。この場合には、照射光によるグラデーションをより自然なものとすることができる。
・一方、これに加え、さらに、外側のルーバー部72の後端側外周縁fが、直線L1と直線L2との交点eよりも前側に位置する直線L1よりも軸心Cから遠い側、つまり、交点eよりも前側における直線L1,L2の間に位置するようにした場合には、反射面41a,42aに当たる光を遮ることなく、かつ、後端側外周縁fの外側を通ってフード60の開口部K3から出射される直接光を遮断することができる。この場合には、この直接光に係るグレアをなくすことができる。
・内側のルーバー部76の後端に集光レンズ79を設けることにより、ルーバー部76の内側を通過する光の光量を増加させて、照度をアップすることができる。
・内側のルーバー部76を後側に延長して、その後端76eを、外側のルーバー部72の後端72eよりも後側に突出させることにより、集光レンズ79を発光面22に近接させることができるので、集光レンズ79によってより多くの光を集光して制御することが可能となる。また、グレアカットアングルを大きくすることができる。
・外側のルーバー部72の前端72dと内側のルーバー部76の前端76dとを前側に延長することにより、出射角度を低減させることで、よりシャープな光をつくることができる。また、ルーバー部72,76の前端72d,76dの、軸心Cに沿った方向の位置を揃え、さらに、これらをフード60の前端60dに合わせることにより、外観の美粧性を向上させることができる。
以上の説明では、図8に示すように、グレアカットポイントとなる外側のルーバー部72の後端側外周縁fが、直線L1と直線L2との交点eの内側に位置する場合を例に説明したが、これに代えて、外側のルーバー部72の後端側外周縁fが、直線L1と直線L2との交点eと一致するように構成してもよい。この場合には、後端側外周縁fの外側を通過しようとする直接光を遮光することができる。
上述の本実施形態では、図8に示すように、シャープナー70のルーバー部72,76の前端72d,76dがフード60の開口部K3と一致する場合について説明したが、これに代えて、図10に示すように、前端72d,76dが開口部K3よりも後側に位置するようにしてもよい。なお、図10では、前端72d,76dの位置が、フード60の縮径部62の位置とほぼ一致する場合を例示している。この場合には、シャープナー70のルーバー部72,76の前端72d,76dの位置を後側に移動させることにより、光の出射角度を大きくすることができる。さらに、シャープナー70の前面側にプロテクトガラス(不図示)を配設するようにしてもよい。
1 照明器具
20 LEDモジュール(面状光源)
22 発光面
40 リフレクター
41a 反射面
42a 反射面
70 シャープナー
71 外側のシャープナー本体
72 外側のルーバー部
73 外側のアーム部
74 外側の支持部
75 内側のシャープナー本体
76 内側のルーバー部
77 内側のアーム部
78 内側の支持部
79 集光レンズ
a 発光面の一方の端部
b フードの前端側内周縁
b´ 点(フードの縮径部のエッジ)
C 軸心
c 発光面の他方の端部
d リフレクターの前端側内周縁
e 第1直線と第2直線との交点
f シールド部の後端側外周縁(外側のルーバーの後端側外周縁)
g 外側のルーバー部の前端側内周縁
h 内側のルーバー部の後端側外周縁
L1 直線(第1直線)
L2 直線(第2直線)
L3 基準線
L4 直線
O 発光面の中心
r0 発光面の一方の端部の半径
r1 外側のルーバー部の前端側内周縁の半径
r2 内側のルーバー部の後端側外周縁の半径
s シールド部

Claims (7)

  1. 面状光源の発光面の中心から前側に延びる軸心を基準として同心に配設された円筒状の内側ルーバー部と円筒状の外側ルーバー部とを有し、
    前記面状光源、前記内側ルーバー部、及び前記外側ルーバー部を、前記軸心を通る平面で切った断面において、前記軸心に対して同じ側に位置する前記発光面の端部と前記外側ルーバー部の前端側内周縁とを結ぶ基準線が前広がりに傾斜し、かつ、前記内側ルーバー部が前記基準線よりも前記軸心側に位置するように、前記発光面に対して前記内側ルーバー部、及び前記外側ルーバー部のサイズ、相対位置関係が設定されている、
    ことを特徴とするシャープナー。
  2. 前記発光面の半径r0に対し、前記外側ルーバー部の前記前端側内周縁の半径r1、及び前記内側ルーバー部の後端側外周縁の半径r2が、
    r1>r2≧r0
    を満たす、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシャープナー。
  3. 前記軸心に沿った位置について、前記内側ルーバー部の後端は、前記外側ルーバー部の後端よりも、前記発光面に近接されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のシャープナー。
  4. 前記内側ルーバー部の前記後端に配設されて、前記内側ルーバー部の内側に入射する光が透過する集光レンズを有する、
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシャープナー。
  5. 発光面を有する面状光源と、
    前記発光面の中心から前側に延びる軸心を基準として同心に配設された円筒状の内側ルーバー部と円筒状の外側ルーバー部とを有するシャープナーと、
    前記軸心を基準とする放物面状の反射面を有し、前記発光面からの光を前記反射面で前方に向けて反射させるリフレクターと、
    前記リフレクターの前端側内周縁に合わせて配設された筒状のフードと、を備え、
    前記シャープナーが、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシャープナーである、
    ことを特徴とする照明器具。
  6. 前記面状光源、前記シャープナー、前記リフレクター、及び前記フードを、前記軸心を含む平面で切った断面において、前記軸心を基準として同じ側に位置する前記発光面の一方の端部と前記フードの前端側内周縁の一方の端部又は前記フードの縮径部のエッジとを結ぶ直線を第1直線とし、また、前記軸心を基準として反対側に位置する前記発光面の他方の端部と前記リフレクターの前記前端側内周縁の一方の端部とを結ぶ直線を第2直線としたときに、
    前記外側ルーバー部は、一方の前記後端側外周縁が、前記第2直線よりも前記軸心に近い側に位置するように、前記後端側外周縁の半径及び前後方向の配設位置が設定されている、
    ことを特徴とする請求項5に記載の照明器具。
  7. 前記外側ルーバー部は、前記後端側外周縁が、前記第1直線と前記第2直線との交点よりも前側に位置する前記第1直線よりも前記軸心から遠い側に位置するように、前記後端側外周縁の半径及び前後方向の配設位置が設定されている、
    ことを特徴とする請求項6に記載の照明器具。


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