JPWO2015166749A1 - 吸入装置 - Google Patents

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Abstract

外部に露出する吸入口(90)、前記吸入口(90)に通じる流路(91〜98)、および、前記流路(91〜98)から流体を吐出する吐出口(99)を設けた吸入装置(1)であって、ポンプ室(98)に面する一方主面、および、前記一方主面に対向する他方主面を有するダイヤフラム(83)と、前記ダイヤフラム(83)に付設した、前記ダイヤフラム(83)の一方主面をポンプ室(98)に対して変位させる圧電素子(81)と、を備え、前記ダイヤフラム(83)の一方主面および他方主面は、前記吸入口(90)が向く方向とは異なる方向を向いている。

Description

本発明は、鼻水などの液体等を除去する際に利用される吸入装置に関する。
風邪や鼻炎、蓄膿症などにかかると、鼻水の分泌が過剰になることで鼻づまり等の症状が生じる。一般的には鼻をかむことで鼻づまりを解消することが可能であるが、自ら鼻をかむことができない乳幼児等の場合には、介助者が鼻水を除去する必要がある。この際、ちり紙や綿棒を用いて少量の鼻水を除去することは可能であるが、多量の鼻水を除去することは難しかった。そこで、近年では、電動モータとポンプを用いて、鼻水を多量に除去できるようにした吸入装置が普及してきている(例えば特許文献1および2参照。)。
特表2010−527636号公報
しかしながら、従来の吸入装置は、使用時に発生するモータ音や振動が大きく、乳幼児等がモータ音や振動に反応して体を動かして鼻水の吸引作業を行い難くなる場合があった。そこで、出願人は、電動モータに替えて、使用時に発生するモータ音や振動が小さい圧電素子を用いた吸入装置を開発している。
図6は、駆動源に圧電素子を用いた吸入装置を模式的に示す図である。吸入装置101は、ノズル102とセパレータ103と圧電駆動部104とを備えている。ノズル102は、鼻腔等に挿入され、外部の流体を吸引する。セパレータ103は、ノズル102の後端に接続して設けられ、ノズル102で吸引した鼻水を空気から分離する。圧電駆動部104は、セパレータ103の後端に接続して設けられ、セパレータ103が分離した空気を吸引して外部に吐出する。また、圧電駆動部104は、ダイヤフラム105と圧電素子106とを備えている。ダイヤフラム105は、吐出口に対向するように設けられている。圧電素子106は、駆動によりダイヤフラム105を振動させる。このような構成の吸入装置101では、圧電素子106の駆動に摺動や摩擦が伴うことがなく、駆動音や振動を大幅に抑制することができる。
しかしながら、圧電素子では、振動によって電動モータでは生じない高音域可聴音、所謂モスキート音が生じることがあり、この高音域可聴音が乳幼児等に拒否反応を引き起こすことがあった。
そこで、本発明の目的は、高音域可聴音の影響を抑制できる吸入装置を提供することにある。
この発明は、外部に露出する吸入口、前記吸入口に通じる流路、および、前記流路から流体を吐出する吐出口を設けた吸入装置であって、前記流路に面する一方主面、および、前記一方主面に対向する他方主面を有する振動板と、前記振動板に付設した、前記振動板の一方主面を前記流路に対して変位させる圧電素子と、を備え、前記振動板の一方主面および他方主面は、前記吸入口が向く方向(吸入口において液体等が吸入される方向)とは異なる方向を向いている。
この吸入装置では、圧電素子の駆動に摺動や摩擦が伴うことがなく、駆動音や振動を大幅に抑制することができる。その上、圧電素子の振動によって高音域可聴音が発生することがあっても、振動板の主面が向く方向を吸入口が向く方向とは異なる方向にすることにより、高音域可聴音の指向方向を吸入口が向く方向から外すことができる。このことにより、吸入口に面することになる乳幼児等に対して、高音域可聴音を聞こえ難くすることができる。
前記吐出口は、前記吸入口が位置する方向とは異なる方向を向いていることが好ましい。この構成では、吐出口から漏れる高音域可聴音を乳幼児等に対して聞こえ難くすることができる。
前記振動板の一方主面または他方主面は、前記吐出口が位置する方向を向いていることが好ましい。この構成では、高音域可聴音を吸入口側から漏れ難くすることができる。
前記振動板の一方主面および他方主面は、前記吸入口が位置する方向に対して略直交する方向を向いていることが好ましい。これにより、高音域可聴音の指向方向が吸入口から最も外れる方向になるので、より確実に高音域可聴音を乳幼児等に聞こえ難くすることができる。
前記吸入装置は、前記圧電素子に駆動電圧を印加する回路基板を備え、前記振動板の一方主面または他方主面は、前記回路基板が位置する方向を向いていることが好ましい。これにより、高音域可聴音が外部に漏れることを回路基板によって抑制でき、また、吐出口から吐出される流体を回路基板にあてて回路基板を効果的に冷却できる。
前記吸入装置は、遮蔽板を備え、前記振動板の一方主面または他方主面は、前記遮蔽板が位置する方向を向いていることが好ましい。このようにしても、高音域可聴音が外部に漏れることを遮蔽板によって抑制できる。
前記吸入装置は、前記振動板の一方主面および他方主面に対向する位置を把持部とする筐体を備えることが好ましい。これにより、高音域可聴音が外部に漏れることを、筐体を把持する手によって抑制できる。
前記振動板の主面面内方向のサイズが、前記振動板の一方主面および他方主面が向く方向での前記筐体の内部空間のサイズよりも大きいことが好ましい。これにより、吸入装置を薄型に構成しても、高効率に流体の流れを生じさせることができる。
本発明によれば、吸入装置で生じる高音域可聴音を乳幼児等に聞こえ難くすることができるので、鼻水等の吸引作業に対する乳幼児等の拒否反応を抑えることができる。
第1の実施形態に係る吸入装置の側面断面図である。 第1の実施形態に係る吸入装置の平面断面図である。 第1の実施形態に係る吸入装置における圧電駆動部の拡大断面図である。 第1の実施形態に係る吸入装置における圧電駆動部の振動態様を示す模式図である。 第2の実施形態に係る吸入装置の側面断面図である。 従来構成に係る吸入装置を説明する図である。
以下、幾つかの具体的な例を挙げて、本発明を実施するための複数の形態を示す。各実施形態は例示であり、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもない。
図1は、第1の実施形態に係る吸入装置を側面側から視た側面断面図であり、図2中に一点鎖線A−A’で示す位置の断面を示している。図2は、第1の実施形態に係る吸入装置を天面側から視た平面断面図であり、図1中に一点鎖線B−B’で示す位置の断面を示している。
図1および図2に示す吸入装置1は、ここでは鼻水等の液体吸入装置である。該吸入装置1は、全体として長手方向を有する長尺な形状であり、長手方向の一方(以下、前方と称する。)を患者等に向けて使用される。また、該吸入装置1は、長手方向に直交する幅方向と厚み方向とを有しており、厚み方向の寸法が幅方向の寸法よりも薄い薄型に構成されている。
吸入装置1の概略の構成は次のようなものである。吸入装置1は、ノズル2とセパレータ3と筐体4とを備えている。ノズル2、セパレータ3、および筐体4は、この記載順に長手方向の前方から後方にかけて並んでいる。ノズル2は、吸入装置1の使用時に患者等の鼻腔に挿入され、鼻水等の流体を吸入する。セパレータ3は、吸入装置1の使用時にノズル2が吸引する流体に含まれる鼻水等の混合物を分離して貯留する。筐体4は、使用時に操作者等に把持され、セパレータ3から混合物が除去された流体を吸引する。
また、吸入装置1は、筐体4の内蔵部品として電池部6と回路基板7と圧電駆動部8とを備えている。電池部6は、電池61と電池ケース62とを備えている。電池ケース62は、電池61を取り換え可能に保持している。回路基板7は、給電回路等を構成しており、電源スイッチ71を備えている。電源スイッチ71は、筐体4に設けられた開口から外部に露出している。回路基板7は、電源スイッチ71の押下状態に応じて電池部6から圧電駆動部8への給電をオンまたはオフする。圧電駆動部8は、筐体4内の流路に負圧を生じさせ、セパレータ3から筐体4に流体を吸引する。
以下に、各部の詳細な構成について説明する。
ノズル2は、一体の弾性材料からなり、前端部21と後端部22とを備えている。前端部21は、ノズル2の前方側に設けられた環状の部位であり、前方ほど細くなるように外形に傾斜がついている。後端部22は、ノズル2の後方側に設けられた環状の部位であり、ノズル2の内側に折り返されている。そして、ノズル2には、吸入口90と流路91とが設けられている。吸入口90は、ノズル2の前方端に設けられた、鼻水等を含む外部の流体を吸入する開口である。流路91は、ノズル2の内側を長手方向に貫通して設けられており、吸入口90に通じている。このノズル2は、セパレータ3の前方側に気密した状態で連結されており、セパレータ3から取り外し可能になっている。
セパレータ3は、ケース部31と筒状部32とキャップ部33と筒状部34とを備えている。ケース部31は、後方に開口する箱状の部材である。筒状部32は、ケース部31に付設された筒状の部位であり、ケース部31の前方面から前方に突出し、ケース部31の開口内底面から後方に伸びている。筒状部32の前方端には、ノズル2の後端部22が嵌め合わされている。キャップ部33は、ケース部31の後方に嵌め合わされる蓋状の部材である。筒状部34は、キャップ部33に付設された筒状の部位であり、キャップ部33から前方に伸びている。
また、セパレータ3には流路92,93,94が設けられている。流路92は、筒状部32の内側を長手方向に貫通して設けられており、ノズル2の流路91に通じている。流路93は、ケース部31の内側に設けられており、筒状部32の流路92と通じている。流路94は、筒状部34の内側を長手方向に貫通して設けられており、ケース部31の流路93と通じている。
筒状部32と筒状部34とは、ケース部31の内部で長手方向に互い違いになるように配置され、流路93を介して流路92と流路93とは通じている。このことによってノズル2からセパレータ3に導かれた流体に含まれる鼻水等の液体は、ケース部31の内部(流路93)から漏出し難くなっており、流体に含まれる気体のみがセパレータ3から筐体4側に吸引される。
このセパレータ3は、キャップ部33の後方面に凹部35が設けられており、この凹部35に筐体4を嵌め込むことで、筐体4の前方側に気密した状態で連結されている。凹部35の内底面にはフィルタ36が設けられている。フィルタ36は、不織紙状やスポンジ状の膜体であり、セパレータ3側から筐体4側に鼻水等の液体が漏出することを防ぐ機能を有している。なお、フィルタ36は必ずしも設けなくても良い。
また、セパレータ3は、ねじ37によって筐体4と連結されており、ねじ37を外すことによって筐体4から分離可能となっている。また、ケース部31とキャップ部33との間も、ねじ37を外すことによって分割可能となっている。このため、セパレータ3からの鼻水の除去と洗浄が可能である。各部の連結部分には気密のために適宜オーリングを設けている。なお、各部は、ねじ37の他の連結手段を用いて分離可能に連結されていてもよく、各々が一体に構成されていてもよい。
筐体4は、天面側外装体41と底面側外装体42と電池カバー43を備えている。天面側外装体41は、厚み方向の底面側に開口が開いた薄手の箱状である。底面側外装体42は、厚み方向の天面側に開口が開いた薄手の箱状であり、容器状となるように天面側外装体41の底面側に連結されている。このため、筐体4の内部には、内部空間100が設けられている。内部空間100には、電池部6と回路基板7と圧電駆動部8とが収容されている。底面側外装体42には、電池部6の電池61を取り換え可能にするための開口が底面側に設けられており、電池カバー43は、当該開口を覆うように底面側外装体42の底面側に取り付けられている。内部空間100は、底面側外装体42と電池カバー43との継ぎ目部分を介して筐体4の外部空間と通じ外気圧と略等しくなっている。
底面側外装体42は、前端部51と、柱状部52と、円環状部53と、を備えている。前端部51は、底面側外装体42の前端側に設けられており、セパレータ3側に突出し、セパレータ3の凹部35に嵌め合わされている。円環状部53は、底面側外装体42の内底面から厚み方向の天面側に突出する円管状の部位であり、内部空間100で圧電駆動部8を支持している。柱状部52は、底面側外装体42の内底面から厚み方向の天面側に突出する柱状の部位であり、内部空間100にて圧電駆動部8と間隔を開けて対向するように回路基板7を支持している。
また、底面側外装体42には、流路95,96が設けられている。流路95は、セパレータ3の流路94に通じており、そこから前端部51の内側を長手方向の後方に延び、途中で厚み方向の底面側に屈曲するように設けられている。流路96は、円環状部53の内側に有底孔状に設けられており、円環状部53の流路95に通じている。
圧電駆動部8は、厚み方向を薄手とする円板状であり、円環状部53の内側の流路95を気密するように、円環状部53の天面側に接合されている。そして、圧電駆動部8には天面の中央付近に開口する吐出口99が設けられている。
この吸入装置1では、電源スイッチ71がオンされて圧電駆動部8が駆動すると、圧電駆動部8が底面側の流路96から流体を吸引し、吐出口99から内部空間100に流体を吐出する。これにより、吐出口99から吐出された流体は、内部空間100で拡散し、流体圧が大気圧まで低下することになる。また、圧電駆動部8が流体を吸引する底面側の流路96には負圧が発生することになる。
したがって、吸入装置1の全体としては、筐体4で流路96に発生する負圧によって、筐体4の流路95、セパレータ3の流路94,93,92、およびノズル2の流路91に流体の流れが生じ、ノズル2の吸入口90から外部の流体が吸引されることになる。
ここで、圧電駆動部8の詳細な構成と振動態様について説明する。
図3は、圧電駆動部8の周辺を拡大して示す側面断面図である。圧電駆動部8は、圧電素子81と、構造体82と、を備えている。構造体82は、概略の外形が厚み方向に薄い円板状である。この構造体82の内部には、流路97とポンプ室98とが設けられている。また、構造体82の天面の中央付近には、吐出口99が開口している。流路97は、構造体82の天面で吐出口99に通じており、構造体82の内部で中央付近から外周側に延び、構造体82の底面に開口している。この流路97は、構造体82の底面で円環状部53の内側に設けた流路96に通じている。ポンプ室98は、吐出口99と流路97との連通部分の底面側に設けられた薄い円筒状の空間であり、吐出口99と流路97との連通部分に開口している。このポンプ室98は、流路97とともに吸入装置1における流路の一部を構成している。
構造体82におけるポンプ室98の内底面は、屈曲振動が可能なダイヤフラム(振動板)83として構成されている。ダイヤフラム83は円板状であり、天面がポンプ室98に面していて、底面に圧電素子81が貼り付けられている。ダイヤフラム83の天面は、ポンプ室98を間に介して吐出口99と対向している。圧電素子81は、厚み方向に薄い円板状であり、交流の駆動電圧が印加されることで主面の面内方向に伸縮しようとする圧電性を有している。
図4は、圧電駆動部8の振動態様を示す模式図である。
圧電素子81とダイヤフラム83とは、互いに貼り付いてユニモルフ構造を構成しており、圧電素子81の駆動によって厚み方向に変位する。具体的には、図4(A)に示すような静止状態から圧電素子81が伸びようとする場合には、図4(B)に示すように、ダイヤフラム83が圧電素子81側(底面側)に凸に屈曲してポンプ室98の体積が増大する。これにより、ポンプ室98に負圧が生じ、ポンプ室98に連通する流路97に負圧が伝わり、流路97の流体がポンプ室98に吸引される。
次に、圧電素子81が縮もうとすると、図4(C)に示すように、ダイヤフラム83がポンプ室98側(天面側)に凸に屈曲してポンプ室98の体積が減少する。すると、流路97を間に介してポンプ室98と吐出口99とが対向しているために、ポンプ室98の流体が吐出口99から外部(内部空間100)に吐出されるとともに、その流体の流れに引き込まれて流路97内の流体が吐出口99から吐出される。
このように、圧電駆動部8では、圧電素子81とダイヤフラム83との屈曲振動に伴い、ポンプ室98では周期的な体積変動と圧力変動とが繰り返し生じ、気体の流れに慣性力が働くようになる。これにより、流路97の流体が吐出口99から吐出される気体の流れが定常的に生じるようになる。
この圧電駆動部8では、部材同士が摩擦(摺動)することが無いため、従来の電動モータ式の駆動部よりも、発生する駆動音や振動が小さい。したがって、吸入装置1から外部空間に漏れる圧電駆動部8の駆動音や振動は極めて小さなものになる。また、ダイヤフラム83が吐出口99に対して流路97およびポンプ室98を介して対面するため、圧電駆動部8の流体効率が高く、粘性の高い鼻水のような流体であっても吸入装置1で容易に吸引することができる。
ただし、この圧電駆動部8には、1000Hz程度の比較的高い周波数の駆動電圧を印加する必要がある。このため、ダイヤフラム83の振動周波数も1000Hz程度の比較的高い周波数となる。これにより、ダイヤフラム83や吐出口99から振動周波数と略一致する周波数帯域の可聴音(高音域可聴音)が発生することになる。このような高音域可聴音は、ダイヤフラム83の振動方向(主面が向く方向)や、吐出口99が開口する方向に指向性を持つため、高音域可聴音の指向方向では高音域可聴音が大きく聞こえ、高音域可聴音の指向方向から外れる方向では高音域可聴音が小さく聞こえる傾向が現れることになる。
そこで、この吸入装置1では、ダイヤフラム83の振動方向や吐出口99の向く方向が、吸入口90の位置する方向に対して略直交する吸入装置1の厚み方向となるように、圧電駆動部8を配置している。これにより、圧電駆動部8で発生する高音域可聴音の指向方向が吸入装置1の厚み方向となり、吸入装置1の長手方向の前方端に位置するノズル2が、高音域可聴音の指向方向から外れる位置となるようにしている。また、ノズル2が向く方向が高音域可聴音の指向方向とは異なる方向になるようにしている。さらには、圧電駆動部8を、ダイヤフラム83と吐出口99とが対面するように構成して、ダイヤフラム83や吐出口99をノズル2や吸入口90から物理的に離して配置し、圧電駆動部8で発生する高音域可聴音をノズル2側に伝わり難くしている。これらのことによって、ノズル2を鼻腔に挿入する吸引作業を受ける乳幼児等に対して、高音域可聴音を聞こえ難くすることができる。
更には、筐体4の外部を操作者の手が把持するように構成するので、圧電駆動部8に対向する位置を覆う操作者の手によって、筐体4から漏れようとする高音域可聴音を遮ることができる。また、筐体4の内部で圧電駆動部8の吐出口99側に回路基板7を対向するように配置するので、圧電駆動部8の吐出口99側に漏れようとする高音域可聴音を回路基板7で遮ることができる。これらのことによっても、高音域可聴音を筐体4外部に漏れ難くすることができる。その上、吐出口99から吐出される流体が回路基板7にあたることによって、回路基板7の冷却効果を高めることもできる。
以上のように、本実施形態の吸入装置1によれば、鼻水の吸引作業を受ける乳幼児等に対して、圧電駆動部8で生じる高音域可聴音を極めて聞こえ難くすることができ、吸引作業に対する乳幼児等の拒否反応を抑えることができる。また、この吸入装置1では、圧電駆動部8の両主面が吸入装置1の厚み方向を向くように、圧電駆動部8を筐体4内に寝かせた状態で配置するので、筐体4の内部空間100における厚み方向のサイズよりも、圧電駆動部8の主面方向のサイズを大きくすることができる。したがって、吸入装置1を薄型の構成にしても、サイズが大きな圧電駆動部8を用いて、流体の流れを高効率に生じさせることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る吸入装置について説明する。
図5は、第2の実施形態に係る吸入装置の側面断面図である。
図5に示す吸入装置1Aは、前述の第1の実施形態に係る構成とほとんど同じであるが、筐体4に遮蔽板8Aを備えている。遮蔽板8Aは、筐体4の内部空間100にて圧電駆動部8の天面側に、圧電駆動部8との間に間隔を開けて配置されている。遮蔽板8Aと圧電駆動部8との間は、圧電駆動部8からの流体の吐出が阻害されることがないように、一定以上の間隔を開けている。このような遮蔽板8Aを設けることにより、圧電駆動部8の吐出口99側に漏れる高音域可聴音を遮ることができ、より一層、筐体4の外部に高音域可聴音を聞こえ難くすることができる。
以上の各実施形態に示したように本発明は実施することができる。なお、ノズル2の形状は、上述の例に限らず、他の形状であってもよい。例えば、母乳吸入装置や痰吸入装置として吸入装置1を用いる場合には、漏斗状やストロー状にノズル2を構成してもよい。
また、セパレータ3において、流体に含まれる気体と混合物(液体)とを分離する構造は、上記以外の構造であってもよい。例えば、セパレータ3に弁構造を採用したりすることでも、流体に含まれる気体と液体とを容易に分離することができる。
また、圧電駆動部8の構造も、上記以外の構造であってもよい。例えば、圧電駆動部8に設ける吐出側流路の数や、吸入側流路の数、それぞれの経路等を適宜に変更することができる。
また、吸引する対象となる流体は、液体に限られず、固体やゲル状の物質であってもよい。本発明は、微小な埃や粉塵を回収する集塵装置や、工作物に塗布しすぎた糊や接着剤を回収する装置などへの応用も可能である。
1…吸入装置
2…ノズル
3…セパレータ
4…筐体
6…電池部
7…回路基板
8…圧電駆動部
21…前端部
22…後端部
31…ケース部
32…筒状部
33…キャップ部
34…筒状部
35…凹部
36…フィルタ
41…天面側外装体
42…底面側外装体
43…電池カバー
51…前端部
52…柱状部
53…円環状部
61…電池
62…電池ケース
71…電源スイッチ
81…圧電素子
82…構造体
83…ダイヤフラム(振動板)
90…吸入口
91,92,93,94,95,96,97…流路
98…ポンプ室(流路)
99…吐出口
100…内部空間
この発明は、筐体、前記筐体外部に露出する吸入口、前記吸入口に通じる流路、および、前記流路から流体を吐出する吐出口を設けた吸入装置であって、前記筐体の内部空間に、前記流路に面する一方主面、および、前記一方主面に対向する他方主面を有し、前記一方主面および前記他方主面は、前記吸入口が向く方向(吸入口において液体等が吸入される方向)とは異なる方向を向いている振動板と、前記筐体を挟み前記内部空間と対向する位置に把持部と、を備える
前記吸入装置は、前記振動板に付設した、前記振動板の一方主面を前記流路に対して変位させる圧電素子と、前記圧電素子に駆動電圧を印加する回路基板と、を備え、前記振動板の一方主面または他方主面は、前記回路基板が位置する方向を向いていることが好ましい。これにより、高音域可聴音が外部に漏れることを回路基板によって抑制でき、また、吐出口から吐出される流体を回路基板にあてて回路基板を効果的に冷却できる。
前記把持部は、前記振動板の一方主面および他方主面に対向する位置に設けられることが好ましい。これにより、高音域可聴音が外部に漏れることを、筐体を把持する手によって抑制できる。

Claims (8)

  1. 外部に露出する吸入口、前記吸入口に通じる流路、および、前記流路から流体を吐出する吐出口を設けた吸入装置であって、
    前記流路に面する一方主面、および、前記一方主面に対向する他方主面を有する振動板と、
    前記振動板に付設した、前記振動板の一方主面を前記流路に対して変位させる圧電素子と、
    を備え、
    前記振動板の一方主面および他方主面は、前記吸入口が向く方向とは異なる方向を向いている、
    吸入装置。
  2. 前記吐出口は、前記吸入口が位置する方向とは異なる方向を向いている、
    請求項1に記載の吸入装置。
  3. 前記振動板の一方主面または他方主面は、前記吐出口が位置する方向を向いている、
    請求項1または請求項2に記載の吸入装置。
  4. 前記振動板の一方主面および他方主面は、前記吸入口が位置する方向に対して略直交する方向を向いている、
    請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の吸入装置。
  5. 前記圧電素子に駆動電圧を印加する回路基板を備え、
    前記振動板の一方主面または他方主面は、前記回路基板が位置する方向を向いている、
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の吸入装置。
  6. 遮蔽板を備え、前記振動板の一方主面または他方主面は、前記遮蔽板が位置する方向を向いている、
    請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の吸入装置。
  7. 前記振動板の一方主面および他方主面に対向する位置を把持部とする筐体を備える、
    請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の吸入装置。
  8. 前記振動板の主面面内方向のサイズが、前記振動板の一方主面および他方主面が向く方向での前記筐体の内部空間のサイズよりも大きい、
    請求項7に記載の吸入装置。
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