JPWO2015162941A1 - 制御方法および制御装置 - Google Patents

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Abstract

蓄電池の充放電を高効率に行うことができる制御方法および制御装置を提供する。系統104からの電力供給を受ける需要家に設けられた蓄電池100の制御方法であって、所定時限よりも短い単位時間ごとの、系統104から供給される第1の電力量を監視する第1の監視ステップと、所定時限ごとの、系統104から供給される第2の電力量を監視する第2の監視ステップと、第1の電力量の時間変化を求める演算ステップと、第1の電力量の時間変化および第2の電力量についての過去のピーク値に応じて、需要家における負荷108への給電を行うよう蓄電池に放電を指示する指示ステップと、を含む。

Description

関連出願へのクロスリファレンス
本出願は、日本国特許出願2014−090561号(2014年4月24日出願)に基づく優先権を主張するものであり、当該出願の開示全体を、ここに参照のために取り込む。
本発明は、系統からの電力供給を受ける需要家に設けられた蓄電池の制御方法および制御装置に関する。
社会全体としての電力供給のピークシフト(負荷分散)の要請および需要家の経済性の要求を背景として、商用電力系統(以下、系統という)の電力を蓄電してから使用するための系統連系型の蓄電池を備えた電力供給システムが提案されている。かかるシステムは、各家庭または商工業施設などに設置され、例えば電力コストが比較的安価な深夜などの時間帯に系統からの電力を購入して蓄電池に蓄電し、日中などの時間帯に蓄電池を放電させて家庭内または構内の電力負荷に電力を供給する。
例えば、特許文献1は、系統だけでなく発電機にも接続されるシステムにおいて、予測した発電量が予測した需要電力量よりも低いときに蓄電池から給電する給電制御装置について開示する。
特開2013−165534号公報
ここで、電力供給のピークシフトおよび経済性の観点からは、ピーク電力を考慮した適切なタイミングで蓄電池を充放電することによって、系統からのピーク電力を抑制できる電力供給システムが求められる。特許文献1に記載された技術は、需要電力量を単に過去の日時における需要電力量から予測するものである。例えばピーク電力がいつ発生するかは外気温等の環境によっても異なるものであり、特許文献1に記載された技術は系統からのピーク電力を高精度に抑制できるとは言えず、また、そのために蓄電池を高効率に充放電するものでもない。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、蓄電池の充放電を高効率に行うことができる制御方法および制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る制御方法は、系統からの電力供給を受ける需要家に設けられた蓄電池の制御方法であって、所定時限よりも短い単位時間ごとの、前記系統から供給される第1の電力量を監視する第1の監視ステップと、前記所定時限ごとの、前記系統から供給される第2の電力量を監視する第2の監視ステップと、前記第1の電力量の時間変化を求める演算ステップと、前記第1の電力量の時間変化、および前記第2の電力量についての過去のピーク値に応じて、前記需要家における負荷への給電を行うよう前記蓄電池に放電を指示する指示ステップと、を含む。
上記課題を解決するために本発明に係る制御装置は、系統からの電力供給を受ける需要家に設けられた蓄電池を制御する制御装置であって、所定時限よりも短い単位時間ごとの、前記系統から供給される第1の電力量の時間変化を求める演算部と、前記第1の電力量の時間変化、および、前記所定時限ごとの、前記系統から供給される第2の電力量についての過去のピーク値に応じて、前記需要家における負荷への給電を行うよう前記蓄電池に放電を指示する充放電指示部と、を備える。
本発明に係る制御方法および制御装置によれば、蓄電池の充放電を高効率に行うことができる。
本発明の第1実施形態に係る制御装置および制御装置を備える電力供給システムの概略構成を示すブロック図である。 電力量変化を説明するための概略図である。 ピーク電力を抑制するための蓄電池の充電、放電の例を説明する図である。 本発明の第1実施形態の制御方法を説明するフローチャートである。 ピーク電力を抑制するための別の蓄電池の充電、放電の例を説明する図である。 本発明の第2実施形態の制御方法を説明するフローチャートである。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態に係る制御装置を含む電力供給システムの概略構成を示す機能ブロック図である。図1において、負荷108に供給される電力は太い実線で示され、各機能ブロックを結ぶ矢印付きの実線は制御信号またはデータの流れを表す。
電力供給システム10は、たとえば、各家庭または各種商工業施設に設置される。電力供給システム10は、蓄電池100、蓄電池100の電圧を検知する電圧センサ101、蓄電池100の充放電を制御する制御装置102、および交流電力と直流電力の双方向の変換を行う変換器122を備える。
制御装置102は、変換器122を介して、系統104からの電力で蓄電池100を充電する。そして、制御装置102は、蓄電池100を放電させて、需要家における負荷108に電力を供給する。つまり、電力供給システム10は、系統104から給電される電力の他に、蓄電池100に充電された電力のうち放電された電力を負荷108に供給可能である。電力供給システム10は、蓄電池100から放電される電力によって系統104からのピーク電力を抑制できる。
制御装置102は、変換器122における系統104から給電される交流電力と蓄電池100の直流電力との変換も制御する。変換器122は、例えば双方向インバータである。制御装置102の蓄電池100の充電および放電の制御については後に詳細に説明する。
電力量計25は、系統104から供給される供給電力量(買電電力)を検出し、供給電力量に応じてパルスを出力する。一例として電力量計25は、2000パルス/1kWhのレートでパルスを出力する。すなわちこの例では、電力量計25は、0.5Whの供給電力量を検出する都度、1パルス出力することになる。
デマンド監視装置24は、電力供給を受けるにあたっての電力料金を特定するために設けられる装置である。日本においては、商業施設などの高圧受電者における系統104からの電力は電力販売者から供給されており、この電力販売者との契約に基づいて電力の売買が行われる。特に買い入れの電力料金は、後述するように、所定時限(例えば、30分間)における供給電力量(第2の電力量)に基づいて算出される平均電力値のうち、過去の1年における最高値によって定められるという特徴がある。
デマンド監視装置24は、所定時限における電力量計25からのパルス数を計数することで、第2の電力量を測定する。所定時限は、例えば30分間といった所定の時間であり、デマンド時限とも呼ばれる。デマンド時限は、国によって異なり、例えば日本では30分間、アメリカでは60分間、およびドイツでは15分間と定められている。この所定時限の始期から終期までに検出されたパルス数に基づいて、第2の電力量が測定される。具体的には、デマンド監視装置24は所定時限の始期にパルス数の計数値をリセットし、所定時限の始期から終期までのパルス数を計数し、これを電力量として置き換えることによって、第2の電力量を測定する。
そしてデマンド監視装置24は、測定された第2の電力量を、所定時限における平均電力値に換算する。例えば所定時限が30分間である場合において、測定された第2の電力量、すなわち30分間における供給電力量をa[kWh]とすると、30分間(0.5時間)における平均電力値P[kW]は、P=a/0.5=2a[kW]で示される。最終的にこの30分間における平均電力値に関する情報を過去1年について電力販売者はストックしておき、過去1年における平均電力値の最大値に基づいて電力料金を決定する。
蓄電池100は、前記のように系統104からのピーク電力を抑制するために設けられている。蓄電池100は、例えば、複数のセルが直列接続されたリチウムイオン電池、またはニッケル水素電池でもよい。蓄電池100の電圧を検知する電圧センサ101は、その検知結果を制御装置102に送信する。
制御装置102は、充放電指示部120、演算部126、温度センサ103が検知する外気温を受け取る気温判定部128、記憶部134を備える。
演算部126は、デマンド監視装置24と同期しており、デマンド監視装置24と同様のロジックを用いて同じ電力量計25からのパルスに基づいて第2の電力量を算出する。すなわち、演算部126も電力量計25から出力されるパルスをデマンド監視装置24と同期した所定時限ごとに計数し、所定時限の始期から終期までのパルス数に基づいて第2の電力量を算出する。このように、時間的に同期し、なおかつ電力量取得原が同じであるため、演算部126によって測定される第2の電力量は同じ値となることに留意されたい。したがって、デマンド監視装置24によって監視される第2の電力量を、制御装置102(演算部126)によって監視することが可能となる。
さらに演算部126は、所定時限よりも短い時間(例えば、1分間。以下、単位時間ともいう。)ごとにパルス数を計数し、単位時間における供給電力量(第1の電力量)を算出する。そして演算部126は、第1の電力量の時間変化として、連続する単位時間の各第1の電力量の差分を算出し、あるいは第1の電力量を時間で微分した値を算出して、充放電指示部120への出力も行う。具体的には、演算部126は、連続する2つの第1の電力量の差分Δ、すなわち単位時間で離散化された時刻k−1における第1の電力量W(k−1)と時刻kにおける第1の電力量W(k)との差分Δ=W(k)−W(k−1)を、第1の電力量の差分値として算出する。あるいは、演算部126は、例えば最小二乗法を用いて複数の第1の電力量のプロットに基づく近似曲線を算出し、任意の時刻における近似曲線の傾きを、第1の電力量の微分値として算出する。
また、演算部126は、単位時間ごとに第2の電力量の予測値も算出する。ここで、第2の電力量の予測値とは、例えば現在時刻が属する所定時限の始期(時刻k=0)から現在時刻(時刻k=n)までの第1の電力量の合計(W(1)+W(2)+…+W(n))を、所定時限の始期から現在時刻までの時間(例えば、n分間)で割った値に所定時限(例えば、30分間)を乗じて得られる値である。つまり、第2の電力量の予測値は、まだ所定時限の終期に至っていない第2の電力量の予測値である。
また、演算部126は、演算部126によって算出された第1の電力量、第1の電力量の時間変化、第2の電力量、第2の電力量の過去のピーク値、および第2の電力量の予測値などを記憶部134に渡し、その他後述する第1の閾値および第2の閾値などともに記憶させる。
充放電指示部120は、第1の電力量の時間変化、および第2の電力量についての過去のピーク値(最大値)に応じて、需要家における負荷108への給電を行うよう蓄電池100に放電を指示する。充放電指示部120は、演算部126から、現在時刻までに算出された第2の電力量を受け取り、第2の電力量(デマンド監視装置24によって監視される積算電力量)を監視する。
充放電指示部120は、現在時刻が属する所定時限において第1の電力量の時間変化に基づいて、例えば第1の電力量の差分値または微分値が正の値となった後に極小となることを検出することで、その所定時限でピーク電力(過去のピーク値を超える可能性のある電力)が生じ得ることを把握する。充放電指示部120は、後述するように第2の電力量についての過去のピーク値を考慮しながら、第1の電力量の差分値または微分値が正の値となった後に極小となることを検出して、需要家における負荷108への給電を行うよう蓄電池100に放電を指示できる。そのため、系統104からのピーク電力を高精度に抑制でき、蓄電池100を高効率に充放電できる。
なお、ここでの極小とは、正の値からゼロまたは負の値への変化点であることを意味する。また、極小はゼロであるとは限らない。特に演算部126は第1の電力量について単位時間ごとにしか測定していないため、第1の電力量の差分値としてゼロが検出されるのは2回連続して第1の電力量が全く同じとなる場合だけであり、このようなケースは非常に稀なものとなる。したがって例えば、第1の電力量の差分値が“+4kWh”、“+1kWh”、“−3kWh”のようにゼロを検出することなく変化する場合が多々発生すると考えられるが、このような場合には充放電指示部120は負の値である“−3kWh”を極小であると判定する。あるいは、充放電指示部120は、第1の電力量の差分値または微分値が、ゼロに近い正の値である所定の基準値(例えば“+2kWh”)以下まで変化したときに極小であると判定してもよい。具体的には、充放電指示部120は、第1の電力量の差分値または微分値が、当該基準値を超える値から、ゼロ以上基準値以下の範囲内となったときに極小であると判定する。好適には充放電指示部120は、第1の電力量の差分値または微分値が、当該基準値を超える値から当該範囲内となった後、所定回数連続してまたは所定時間に亘って当該範囲内に収まっているときに極小であると判定する。
充放電指示部120は、第1の電力量の差分値または微分値が正の値となった後に極小となったときに、蓄電池100に、負荷108への放電の開始を指示してもよい。このとき、制御装置102は、系統104から買い入れる電力を適切なタイミングで抑制することができるようになる。そのため、制御装置102は、第2の電力量についての過去のピーク値を上回る電力量が発生してしまうことを極力回避することができるようになる。また、仮に過去のピーク値を上回る電力量が発生してピーク値が更新されるとしても、制御装置102は、その増加分を抑制することができる。
好適には、充放電指示部120は、第1の電力量の差分値または微分値が正の値となった後に極小となったときに、第2の電力量の予測値と第1の閾値とを比較する。そして充放電指示部120は、第2の電力量の予測値が第1の閾値を上回っている場合に、蓄電池100に、負荷108への放電の開始を指示してもよい。制御装置102は、第1の閾値を設定することで、不要な放電を減らし、蓄電池100の充放電をさらに高効率に行うことができる。このとき、充放電指示部120は、第2の電力量の予測値が第1の閾値を下回っている場合には蓄電池100に放電の指示を行わない。例えば、後述するように第1の閾値を第2の電力量の過去のピーク値に基づいて定める場合には、第2の電力量がピーク値を超えるおそれ(契約電力が更新されるおそれ)があるときにだけ、充放電指示部120は蓄電池100に放電の指示をすることができる。そのため、放電の指示の前に蓄電池100の電力が不足するような事態を避けられる。
また、充放電指示部120は、第2の電力量についての過去のピーク値を記憶部134から取得する。ここで、第2の電力量についての過去のピーク値が更新されるときには、充放電指示部120が更新後の過去のピーク値を記憶部134に記録してもよい。
第1の閾値は、第2の電力量についての過去のピーク値に応じて定められてもよい。第1の閾値は過去のピーク値そのものでもよいが、若干余裕を持たせ、過去のピーク値よりも少し低い値であることが好ましい。例えば、制御装置102は、過去のピーク値から所定の値を減じて第1の閾値を設定して、記憶部134に記憶させてもよい。過去のピーク値が更新されるときには、更新後のピーク値に連動して新たな第1の閾値が定められることになる。この構成によって、制御装置102は、現状に合わせた柔軟な蓄電池100の放電の制御が可能である。
また、充放電指示部120は、記憶部134から取得した第2の電力量の過去のピーク値に基づいて、現在時刻が属する所定時限における最終的な第2の電力量が過去のピーク値を超えないように、蓄電池100に、負荷108への放電を指示してもよい。このとき、制御装置102は、蓄電池100が放電する電力を第2の電力量の過去のピーク値と対応させて調整できるので、さらに契約電力の更新がされにくいように制御可能である。
また、充放電指示部120は、第2の電力量の予測値と第2の閾値とを比較する。充放電指示部120は第2の電力量の予測値が第2の閾値未満であると判定したとき、蓄電池100への充電を行うよう指示してもよい。第2の閾値を設定することによって、制御装置102は蓄電池100に充電するタイミングを制御できる。ここで、第2の閾値は第1の閾値以下に設定される。第2の閾値が第1の閾値と等しいときには、蓄電池100に放電が指示されないときに充電が積極的に実行される。また、第2の閾値も第2の電力量の過去のピーク値に基づいて設定されてもよい。例えば、制御装置102は、第2の電力量の過去のピーク値から所定の値を減じて第2の閾値を設定して、記憶部134に記憶させてもよい。
ここで、充放電指示部120は、気温判定部128が外気温を第1の温度以上、または第1の温度よりも低い第2の温度未満と判定したときに前記の制御を実行してもよい。外気温が第1の温度(例えば25℃)以上である場合には、高温であるために負荷108の消費電力が大きくなる可能性がある。また、外気温が第2の温度(例えば10℃)未満である場合には、低温であるために負荷108の消費電力が大きくなる可能性がある。負荷108の消費電力が大きくなる可能性があるときに、前記の制御を効果的に実行することができる。
次に、制御装置102による蓄電池100の充電および放電の制御について詳細に説明する。図2は、系統104からの電力を説明するための概略図である。図2は、ある1日の複数の第2の電力量を棒グラフで示している。図2の例では、前記の制御装置102による蓄電池100への充電の指示も、放電の指示もされていないときの第2の電力量PPaが示されている。
図2において、第2の電力量についての過去のピーク値(以下、ピーク値P0a)は契約電力に基づく40kWhである。また、第1の閾値TH1と第2の閾値TH2とは35kWhに設定されている。10:30〜17:00の区間Rxにおいて、第2の電力量PPaは3回の極大をとり、極大P1、P2における第2の電力量PPaは第1の閾値TH1以上であり、極大Pxにおける第2の電力量PPaは第1の閾値TH1未満である。
図3は、ピーク電力を抑制するための蓄電池100の充電、放電の例を説明する図である。図3は図2の区間Rxに対応する部分を拡大表示したものである。図3の例では、気温判定部128は、温度センサ103によって検出された外気温が第1の温度以上であると判定し、充放電指示部120が蓄電池100に充電、放電の指示を行っている。そのため、図3では、図2とは異なり、放電量PDa、充電量PCaが示されている。つまり、図3における第2の電力量PPaは、蓄電池100からの放電量PDaの分だけ抑制されて、蓄電池100への充電量PCaの分だけ上昇する。
まず、図3の例における放電について説明する。前記のように、充放電指示部120は、第1の電力量PMaの差分値または微分値が正の値となった後に極小となることを検出する。ここで、図3(および図5)では、見やすくするために、第1の電力量PMaは棒グラフではなく曲線で表している。
図3の例では、充放電指示部120は、第1の電力量PMaの差分値または微分値が正の値となった後に極小となったときのタイミングである時刻Ta、時刻Tcで蓄電池100に負荷108への放電の指示を開始する。その結果、図3の極大P1、P2において、放電量PDaの分だけ第2の電力量PPaが抑制される。なお、充放電指示部120は、放電開始を指示する時限(この例では11:30〜12:00、および16:00〜16:30)における第2の電力量がピーク値P0aを超えないように放電量PDaも調整する。
図3の例では、充放電指示部120は、極大のタイミングだけでなく、第2の電力量PPaの予測値が第1の閾値TH1以上であることも放電の条件としている。そのため、充放電指示部120は、極大Pxのタイミングで放電しない。つまり、制御装置102は、第2の電力量が過去のピーク値を超えるおそれ(契約電力が更新されるおそれ)がないときは、第1の電力量の差分値または微分値が正の値となった後に極小となったときであっても放電を行わない。第2の電力量PPaの予測値が第1の閾値TH1以上であることを放電の条件とすることで、不要な放電を減らすことができる。
充放電指示部120は、時刻Taで負荷108への放電の指示を開始して、第1の電力量の差分値または微分値が負の規定値となった時刻Tbまで放電をしている。また、充放電指示部120は、時刻Tcで負荷108への放電の指示を開始して、第1の電力量の差分値または微分値が負の規定値となった時刻Tdまで放電をしている。図3の例では、負の規定値とは第1の電力量の差分であり、例えば“−1kWh”といった値でもよい。ここで、負の規定値として絶対値の大きな値を選択すると負荷108への放電期間が長くなる。例えば、負の規定値を“−1kWh”から“−1.5kWh”に変更すると、放電期間が延びる。したがって、選択する規定値によって負荷108への放電期間を調整できる。
ここで、別の実施形態として、所定時限の境界の時間(すなわち、次の所定時限の始期)において、充放電指示部120は、負荷108への放電を停止させてもよい。図3の例を用いて説明すると、充放電指示部120は、時刻Taで負荷108への放電の指示を開始して、所定時限の境界の時間である時刻Teで放電を停止する。このとき、制御装置102は、新たな所定時限の監視を開始すると蓄電池100への充電または放電を停止させるので、所定時限を単位として充放電を管理できる。この別の実施形態では、充放電の制御が簡単になるため、制御装置102の演算処理等の負担が軽減される。
次に、本実施形態における充電の制御について、図3を参照して説明する。充放電指示部120は、第2の電力量PPaの予測値が第2の閾値TH2未満であると判定したとき、蓄電池100に充電を指示する。図3の例では、10:30〜11:00、12:30〜13:30、14:00〜15:30、16:30〜17:00において、充放電指示部120は、蓄電池100に充電を指示する。充放電指示部120が、第2の電力量PPaの予測値が第2の閾値TH2未満であるときに積極的に充電を指示することで、放電を指示するときに蓄電池100の電力が不足する事態を避けられる。
このように、充放電指示部120が蓄電池100に放電の指示をすることで、第1の電力量の差分値または微分値が正の値となった後に極小となるタイミング(図3の例では極大P1、P2)でピーク電力を抑制することができる。仮に、充放電指示部120が蓄電池100に放電の指示をしないとき、第2の電力量PPaは、極大P2において極大値PN0をとる。しかし、充放電指示部120が蓄電池100に放電の指示をすることで、第2の電力量PPaは最大でも極大値PN1に収まる。ここで、極大値PN1は極大値PN0に比べて小さい。前記のように、契約電力は、過去の1年の所定時限毎に平均化した電力の最高値によって定められる。よって、充放電指示部120が、このようにピーク電力を抑制することで、需要家の経済性の要求を満たすことができる。
図4は、制御装置102の具体的な動作手順例を示すフローチャートである。図4の手順は、例えば第1の電力量の単位時間に合わせて1分ごとに実行される。
まず、制御装置102は、外気温に関する情報、具体的には温度センサ103が検出した外気温のデータを受け取る(ステップS2)。制御装置102の気温判定部128は、温度センサ103が検出した外気温が第1の温度以上、または第2の温度未満であるか否かを判定する(ステップS4)。ここで、第2の温度は第1の温度よりも低い温度である。
気温判定部128が、外気温が第2の温度以上かつ第1の温度未満であると判定したときには(ステップS4のNo)、以下に説明する充放電指示部120による蓄電池100の充放電の制御は実行されない。つまり、第2の電力量が過去のピーク値を超える程度に負荷108の消費電力が大きくなる可能性はないと判定されるので、充放電指示部120は動作を停止してもよい。このとき、蓄電池100は、従来技術によって充電および放電が指示されてもよい。従来技術としては、例えば昼間の所定の時間に放電を実行し、夜間の所定の時間に充電する技術が挙げられる。
気温判定部128が、外気温が第1の温度以上、または第2の温度未満と判定したときには(ステップS4のYes)、制御装置102は、充放電指示部120が動作させて、以下の制御を行う。
制御装置102は、第1の電力量を受け取り(ステップS6)、第2の電力量を受け取り(ステップS8)、演算部126によって第1の電力量の差分値または微分値を求める(ステップS10)。ステップS6、ステップS8、ステップS10は、それぞれ本発明の第1の監視ステップ、第2の監視ステップ、演算ステップに対応する。また、以下に説明する充放電指示部120が蓄電池100に充放電の指示を行うステップは、本発明の指示ステップに対応する。
充放電指示部120は、蓄電池100に放電指示をして(ステップS12のYes)、第1の電力量の差分値または微分値が負の規定値未満であるならば(ステップS14のYes)、蓄電池100の放電を停止する(ステップS16)。
ステップS16の後、蓄電池100に放電指示がないとき(ステップS12のNo)、または第1の電力量の差分値または微分値が負の規定値未満でないとき(ステップS14のNo)、充放電指示部120は、第2の電力量の予測値が第2の閾値未満であるか否かを判定する(ステップS18)。充放電指示部120は、第2の電力量の予測値が第2の閾値未満であると判定したときには(ステップS18のYes)、蓄電池100への充電を指示する(ステップS20)。前記のように、放電を指示するときに蓄電池100の電力が不足する事態を避けるために、充放電指示部120は第2の電力量の予測値が第2の閾値TH2未満であるときには積極的に充電を指示する。
ステップS20の後、または第2の電力量の予測値が第2の閾値以上であると判定したときには(ステップS18のNo)、充放電指示部120は第2の電力量の予測値が第1の閾値以上か否かを判定する(ステップS22)。充放電指示部120は、第2の電力量が第1の閾値以上であり(ステップS22のYes)、第1の電力量の差分値または微分値が正の値となった後に極小となったときは(ステップS24のYes)、蓄電池100に放電開始を指示する(ステップS26)。
ステップS26の後、第2の電力量の予測値が第1の閾値未満であると判定したとき(ステップS22のNo)、または第1の電力量の差分値または微分値が正の値となった後に極小となっていないとき(ステップS24のNo)には、制御装置102は一連の処理を終了する。
以上のような構成の本実施形態の制御装置102によれば、第2の電力量についての過去のピーク値を考慮しつつ、第1の電力量の差分値または微分値が正の値となった後に極小となるタイミングで需要家における負荷108への給電を行うよう蓄電池100に放電を指示できる。そのため、系統104からのピーク電力を高精度に抑制でき、蓄電池を高効率に充放電できる。
(第2実施形態)
以下、本発明の第2実施形態に係る制御装置について説明する。本実施形態に係る制御装置の構成は第1実施形態に係る制御装置と同じであり(図1参照)、説明を省略する。図5は、本実施形態に係る制御装置による、ピーク電力を抑制するための蓄電池の充電、放電の例を説明する図である。第1実施形態の例(図3参照)とは異なり、図5の例では充放電指示部120は、極大のタイミングよりも前で蓄電池100の放電を指示する。また、図5において図3と同じ要素には同じ符号を付しており説明を省略する。
まず、図5の例における放電について説明する。第1実施形態と同じように、充放電指示部120は、演算部126から第1の電力量の差分値または微分値を受け取る。充放電指示部120は、第1の電力量の差分値または微分値が正の規定値から負の規定値まで変化する期間に、蓄電池100に負荷108への放電を指示する。ここで、正の規定値は負の規定値と符号が異なる値である。例えば、正の規定値は“+1kWh”であり、負の規定値は“−1kWh”である。第1実施形態と同じように、これらの規定値の設定によって蓄電池100が放電する時間を調整可能である。
図5の例において、充放電指示部120は、時刻Txで負荷108への放電の指示を開始して、時刻Tyまで放電をしている。また、充放電指示部120は、時刻Tzで負荷108への放電の指示を開始して、時刻Twまで放電をしている。図5の例では、第1実施形態とは異なり、第1の電力量の差分値または微分値が極小となるよりも前のタイミング(時刻Tx、Tz)で負荷108への放電の指示を開始する。そのため、極大P1、P2よりも前のタイミングからピーク電力を抑制することができる。第1実施形態の例(図3参照)では、この区間における最大値は極大値PN1であったが、図5の例ではさらに極大値PN2(<極大値PN1)まで最大値を抑制できる。
次に、図5の例における充電について説明する。充放電指示部120は、第1実施形態と同じように、第2の電力量PPaの予測値が第2の閾値TH2未満であると判定したとき、蓄電池100に充電を指示する。ここで、図5の例では、第2の閾値TH2を第1の閾値TH1よりも小さな値としているため、瞬間的な第2の電力量PPaの変動によって、充放電指示部120からの充電指示と放電指示とが頻繁に切り替わることを防止できる。
図6は、本実施形態に係る制御装置102の具体的な動作手順例を示すフローチャートである。図6において、図4と同じステップには同じ符号を付しており説明を省略する。例えば、図6のステップS2、S4、S6、S8、S10については、図4の同じ符号のステップと同じであり説明を省略する。
ステップS10の後、制御装置102は、第2の電力量の予測値が第2の閾値未満か否かの判定(ステップS18)、蓄電池100への充電指示(ステップS20)、第2の電力量の予測値が第1の閾値以上か否かの判定(ステップS22)を実行する。これらのステップは、図4の同じ符号のステップと同じであり説明を省略する。
充放電指示部120は、第2の電力量の予測値が第1の閾値以上であり(ステップS22のYes)、第1の電力量の差分値または微分値が所定の範囲内ならば(ステップS30のYes)、蓄電池100に放電開始を指示するか、すでに放電指示をしていれば放電状態を維持する(ステップS32)。ここで、第1の電力量の差分値または微分値が所定の範囲内であるとは、第1の電力量の差分値または微分値が正の規定値から負の規定値までに含まれる状態をいう。図5の例では、第1の電力量の差分値または微分値が正の規定値である“+1kWh”から負の規定値である“−1kWh”に含まれるときに、充放電指示部120は蓄電池100に放電させる。
充放電指示部120は、第1の電力量の差分値または微分値が所定の範囲内でなく(ステップS30のNo)、蓄電池100に放電指示をしているならば(ステップS34のYes)、蓄電池100への放電指示を停止する(ステップS36)。ステップS32の後、ステップS36の後、または蓄電池100に放電指示をしていないならば(ステップS34のNo)、制御装置102は一連の処理を終了する。
以上のように、第2実施形態の制御装置102は、第1実施形態と同様に蓄電池100の充放電を高効率に行うことができ、第1実施形態よりも、さらにピーク電力を抑制できる可能性がある。
本発明を図面および実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形または修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形または修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各ブロック、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数のブロックまたは複数のステップなどを1つに組み合わせたり、あるいは分割したりすることが可能である。
例えば、制御装置102は、電圧センサ101からの検知結果を蓄電池100への充電、放電の指示に用いてもよい。例えば、充放電指示部120は、蓄電池100の電圧が第1の閾値電圧未満であると判定したときに充電を指示してもよいし、蓄電池100の電圧が第2の閾値電圧以上であると判定したときに放電を指示してもよい。
また、例えば制御装置102の充放電指示部120は、第1の電力量の差分値または微分値が大きく、第2の電力量が契約電力に基づく過去のピーク値を超過すると予測される場合には、蓄電池100への放電を指示してもよい。
10 電力供給システム
24 デマンド監視装置
25 電力量計
100 蓄電池
101 電圧センサ
102 制御装置
103 温度センサ
104 系統
108 負荷
120 充放電指示部
122 変換器
126 演算部
128 気温判定部
134 記憶部

Claims (10)

  1. 系統からの電力供給を受ける需要家に設けられた蓄電池の制御方法であって、
    所定時限よりも短い単位時間ごとの、前記系統から供給される第1の電力量を監視する第1の監視ステップと、
    前記所定時限ごとの、前記系統から供給される第2の電力量を監視する第2の監視ステップと、
    前記第1の電力量の時間変化を求める演算ステップと、
    前記第1の電力量の時間変化、および前記第2の電力量についての過去のピーク値に応じて、前記需要家における負荷への給電を行うよう前記蓄電池に放電を指示する指示ステップと、を含む制御方法。
  2. 前記指示ステップは、
    前記第1の電力量の時間変化に基づいて、前記第1の電力量の差分値または微分値が、正の値となった後にゼロもしくは負の値となったときに、または、所定の基準値を超える値からゼロ以上前記基準値以下の範囲内となったときに、前記蓄電池に放電の開始を指示する、請求項1に記載の制御方法。
  3. 前記指示ステップは、
    現在時刻が属する時限の始期から現在時刻までの第1の電力量に基づいて算出される第2の電力量の予測値が第1の閾値を上回っている場合には前記蓄電池に放電の開始を指示し、前記予測値が前記第1の閾値を下回っている場合には前記蓄電池に放電の指示を行わない、請求項2に記載の制御方法。
  4. 前記第1の閾値は前記ピーク値に応じて変動する、請求項3に記載の制御方法。
  5. 前記指示ステップは、
    前記蓄電池に放電開始を指示する場合には、現在時刻が属する時限における第2の電力量が前記ピーク値を超えないように、前記蓄電池の放電を指示する、請求項2から4のいずれか一項に記載の制御方法。
  6. 前記指示ステップは、
    現在時刻が属する時限の始期から現在時刻までの第1の電力量に基づいて算出される第2の電力量の予測値が、第2の閾値未満であると判定したとき、前記蓄電池への充電を行うよう指示する、請求項1から5のいずれか一項に記載の制御方法。
  7. 前記指示ステップは、
    前記蓄電池の充電または放電を行っている状態で、前記第2の監視ステップにおいて新たな所定時限の監視が開始されると、前記蓄電池への充電または放電を停止する、請求項1から6のいずれか1項に記載の制御方法。
  8. 前記指示ステップは、
    前記需要家の外気温が第1の温度以上、または前記第1の温度よりも低い第2の温度未満と判定される場合に実行される、請求項1から7のいずれか1項に記載の制御方法。
  9. 前記指示ステップは、
    前記第1の電力量の時間変化に基づいて、第1の電力量の差分値または微分値が正の規定値から負の規定値まで変化する期間に、前記蓄電池に放電を行わせる、請求項1に記載の制御方法。
  10. 系統からの電力供給を受ける需要家に設けられた蓄電池を制御する制御装置であって、
    所定時限よりも短い単位時間ごとの、前記系統から供給される第1の電力量の時間変化を求める演算部と、
    前記第1の電力量の時間変化、および、前記所定時限ごとの、前記系統から供給される第2の電力量についての過去のピーク値に応じて、前記需要家における負荷への給電を行うよう前記蓄電池に放電を指示する充放電指示部と、を備える制御装置。
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