JPWO2015136808A1 - 装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
Description
1.はじめに
2.システムの概略的な構成
3.第1の実施形態
3.1.概略
3.2.基地局の構成
3.3.端末装置の構成
3.4.処理の流れ
3.5.変形例
4.第2の実施形態
4.1.概略
4.2.基地局の構成
4.3.端末装置の構成
4.4.処理の流れ
4.5.第1の変形例
4.6.第2の変形例
4.7.第2の実施形態と第1の実施形態との組合せ
5.第3の実施形態
5.1.概略
5.2.基地局の構成
5.3.端末装置の構成
5.4.処理の流れ
5.5.変形例
5.6.第3の実施形態と第1の実施形態/第2の実施形態との組合せ
6.応用例
6.1.基地局に関する応用例
6.2.端末装置に関する応用例
7.まとめ
まず、図1及び図2を参照して、周波数帯域の共用、無線LAN規格に準拠した無線通信の技術、及びセルラーシステムの無線通信の技術を説明する。
セルラーシステムの無線通信に使用可能なさらなる周波数帯域が求められている。例えば、セルラーシステムの無線通信(以下、「セルラー通信」と呼ぶ)に使用する周波数帯域として、5GHz帯が考えられる。
図1を参照して、無線LAN規格に準拠した無線通信の技術として、IEEE 802.11のフレームフォーマットを説明する。図1は、IEEE 802.11のフレームフォーマットを説明するための説明図である。
(a)フレームフォーマット
図2を参照して、LTEのフレームフォーマットを説明する。図2は、LTEのフレームフォーマットを説明するための説明図である。
−コンポーネントキャリア
リリース10のキャリアアグリゲーションでは、最大で5つのコンポーネントキャリア(CC)が束ねられて、UE(User Equipment)により使用される。各CCは、最大20MHz幅の帯域である。キャリアアグリゲーションでは、周波数方向で連続するCCが使用される場合と、周波数方向で離れたCCが使用される場合とがある。キャリアアグリゲーションでは、使用されるCCをUE毎に設定することが可能である。
キャリアアグリゲーションでは、UEにより使用される複数のCCのうちの1つが特別なCCである。当該1つの特別なCCは、PCC(Primary Component Carrier)と呼ばれる。また、上記複数のCCのうちの残りは、SCC(Secondary Component Carrier)と呼ばれる。PCCは、UEによって異なり得る。
UEの接続が最初に確立され、UEの状態が、RRC(Radio Resource Control) IdleからRRC Connectedに遷移する場合には、UEが接続の確立の際に使用するCCが、当該UEにとってのPCCとなる。より具体的には、接続確立(Connection Establishment)の手続きを通じて接続が確立される。その際に、UEの状態は、RRC IdleからRRC Connectedに遷移する。また、上記手続きに使用されるCCが、上記UEにとってのPCCとなる。なお、上記手続きは、UE側から開始される手続きである。
上述したように、SCCは、PCCに追加される。その結果、SCCは、PCCに付随する。換言すると、SCCは、PCCに従属する。SCCの追加は、接続再構成の手続きを通じて行われることが可能である。なお、当該手続きは、ネットワーク側から開始される手続きである。
上述したように、SCCは、削除されることができる。SCCの削除は、接続再構成の手続きを通じて行われることが可能である。具体的には、メッセージの中で指定される特定のSCCが削除される。なお、上記手続きは、ネットワーク側から開始される手続きである。
接続確立の手続き、NAS(Non-Access Stratum)シグナリングの送受信、及び物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)でのアップリンク制御信号の送受信は、SCCでは行われず、PCCのみで行われる。
例えば、SCCのダウンリンク信号に対するACK(Acknowledgement)は、PCCのPUCCHで送信される。上記ACKは、eNB(evolved Node B)によるデータの再送に使用されるので、上記ACKの遅延は許容されない。したがって、UEにとってのPCCであるCCを使用する第1のeNBと、UEにとってのSCCであるCCを使用する第2のeNBとが異なる場合には、当該第1のeNBと当該第2のeNBとの間のバックホールでの遅延はせいぜい10ms程度であることが望まれる。
続いて、図3〜図5を参照して、本開示の実施形態に係るセルラーシステム1の概略的な構成を説明する。図3は、本開示の実施形態に係るセルラーシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図3を参照すると、システム1は、基地局100及び端末装置200を含む。セルラーシステム1は、例えば、LTE、LTE−Advanced、又はこれらに準ずる通信規格に準拠したシステムである。
基地局100は、セルラーシステム1の無線通信(セルラー通信)を行う。即ち、基地局100は、端末装置200との無線通信を行う。例えば、基地局100は、基地局100の通信エリアであるセル10内に位置する端末装置200との無線通信を行う。具体的には、例えば、基地局100は、端末装置200へのダウンリンク信号を送信し、端末装置200からのアップリンク信号を受信する。
端末装置200は、セルラーシステムの無線通信(セルラー通信)を行う。
セルラーシステム1の無線通信(即ち、セルラー通信)には、セルラーシステム1用の周波数帯域が使用される。当該周波数帯域は、例えば、セルラーシステム1の事業者に割当てられた帯域であり、ライセンスバンドと呼ばれ得る。
セル10内には、上記他の無線通信の通信エリアが存在し得る。即ち、セル10と上記他の無線通信の通信エリアとが重なり得る。
続いて、図6〜図15を参照して、本開示の第1の実施形態を説明する。
まず、第1の実施形態の概略を説明する。
セルラーシステムの無線通信(即ち、セルラー通信)と他の無線通信(例えば、無線LAN通信)との間で周波数帯域が共用される場合に、セルラー通信に周波数帯域が使用され過ぎると、上記周波数帯域が上記他の無線通信に使用可能な機会が著しく減少する。これは、上記他の無線通信を行う装置にとって不利益となる。そのため、上記周波数帯域が共用される場合には、上記周波数帯域が上記他の無線通信に使用可能な機会が確保されることが望ましい。例えば、上記周波数帯域の使用の機会が、セルラーシステムと他の無線通信を行う装置とに公平に与えられることが望ましい。例えば、無線LAN通信ではCSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)に基づいて無線リソースが装置間で公平に使用されているので、上記他の無線通信が無線LAN通信である場合には、公平性が確保されることが重要である。
第1の実施形態によれば、セルラー通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域は、第1の期間にわたって、上記セルラー通信のために占有され、少なくとも、上記1の期間に対応する第2の期間にわたって、上記セルラー通信から解放される。
次に、図6〜図10を参照して、第1の実施形態に係る基地局100−1の構成の一例を説明する。図6は、第1の実施形態に係る基地局100−1の構成の一例を示すブロック図である。図6を参照すると、基地局100−1は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び処理部150を備える。
アンテナ部110は、無線通信部120により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部110は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部120へ出力する。
無線通信部120は、信号を送受信する。例えば、無線通信部120は、セル10内に位置する端末装置200−1へのダウンリンク信号を送信し、セル10内に位置する端末装置200−1からのアップリンク信号を受信する。
ネットワーク通信部130は、他のノードと通信する。例えば、ネットワーク通信部130は、コアネットワークノード(例えば、MME、S−GW及びP−GWなど)と通信する。また、例えば、ネットワーク通信部130は、他の基地局100−1と通信する。
記憶部140は、基地局100−1の動作のためのプログラム及びデータを一時的にまたは恒久的に記憶する。
処理部150は、基地局100−1の様々な機能を提供する。処理部150は、通信制御部151を含む。なお、処理部150は、通信制御部151以外の他の構成要素をさらに含み得る。
通信制御部151は、共用帯域(即ち、セルラー通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域)を、第1の期間にわたって、上記セルラー通信のために占有し、上記共用帯域を、少なくとも、上記第1の期間に対応する第2の期間にわたって、上記セルラー通信から解放する。
例えば、上記他の無線通信は、無線LAN規格に準拠した無線通信(即ち、無線LAN通信)である。この場合に、上記共用帯域は、セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される。上記共用帯域は、例えば、無線LANのチャネルである。一例として、上記共用帯域は、20MHzのチャネルである。
−第1の期間にわたる信号の送信による占有
例えば、通信制御部151は、セルラーシステム1の無線通信(セルラー通信)を行う無線通信装置が上記第1の期間にわたって上記共用帯域を使用して信号を送信するように、上記無線通信装置を制御することにより、上記共用帯域を上記1の期間にわたって上記セルラー通信のために占有する。
上記他の無線通信は、無線LAN通信であり、通信制御部151は、セルラー通信を行う無線通信装置が、上記共用帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを送信するように、上記無線通信装置を制御することにより、上記共用帯域を上記第1の期間にわたって上記セルラー通信のために占有してもよい。
例えば、通信制御部151は、セルラーシステム1の無線通信(セルラー通信)を行う無線通信装置が少なくとも上記第2の期間にわたって上記共用帯域を使用して信号を送信しないように、上記無線通信装置を制御することにより、上記共用帯域を少なくとも上記第2の期間にわたって上記セルラー通信から解放する。
−第1の期間及び第2の期間の長さ
上記第1の期間は、セルラーシステム1の1無線フレーム以上の期間である。即ち、上記共用帯域は、1無線フレーム以上の期間にわたってセルラー通信のために占有される。これにより、例えば、上記共用帯域を使用してセルラー通信が可能になり得る。なお、上記第1の期間は、1無線フレームと比べて長い時間(例えば、30秒程度)であり得る。
例えば、上記第1の期間は、連続する期間である。即ち、上記共用帯域は、連続する第1の期間にわたってセルラー通信のために占有される。
第1の例として、上記第2の期間は、上記第1の期間の直後の連続する期間である。以下、この点について、図7を参照して具体例を説明する。
第2の例として、上記第2の期間は、上記第1の期間の直前の期間及び上記第1の期間の直後の期間であってもよい。以下、この点について、図8を参照して具体例を説明する。
第3の例として、上記第2の期間は、上記第1の期間の直前の連続する期間であってもよい。以下、この点について、図9を参照して具体例を説明する。
上記第1の期間は、不連続な期間であってもよい。そして、通信制御部151は、第3の期間内において、上記共用帯域を上記第1の期間にわたってセルラー通信のために占有し、上記共用帯域を少なくとも上記第2の期間にわたって上記セルラー通信から解放してもよい。以下、この点について、図10を参照して具体例を説明する。
次に、図11を参照して、第1の実施形態に係る端末装置200−1の構成の一例を説明する。図11は、第1の実施形態に係る端末装置200−1の構成の一例を示すブロック図である。図11を参照すると、端末装置200−1は、アンテナ部210、無線通信部220、記憶部230及び処理部240を備える。
アンテナ部210は、無線通信部220により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部210は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部220へ出力する。
無線通信部220は、信号を送受信する。例えば、無線通信部220は、端末装置200−1がセル10内に位置する場合に、基地局100−1からのダウンリンク信号を受信し、基地局100−1へのアップリンク信号を送信する。
記憶部230は、端末装置200−1の動作のためのプログラム及びデータを一時的にまたは恒久的に記憶する。
処理部240は、端末装置200−1の様々な機能を提供する。処理部240は、通信制御部241を含む。なお、処理部240は、通信制御部241以外の他の構成要素をさらに含み得る。
通信制御部241は、端末装置200−1を制御する。
次に、図12〜図15を参照して、第1の実施形態に係る処理の例を説明する。
図12は、第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの第1の例を示すフローチャートである。当該処理は、図7に示されるような共用帯域の占有及び解放が行われる場合の例である。
図13は、第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの第2の例を示すフローチャートである。当該処理は、図8に示されるような共用帯域の占有及び解放が行われる場合の例である。
図14は、第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの第3の例を示すフローチャートである。当該処理は、図9に示されるような共用帯域の占有及び解放が行われる場合の例である。
図15は、第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの第4の例を示すフローチャートである。当該処理は、図10に示されるような共用帯域の占有及び解放が行われる場合の例である。上記処理は、第3の期間にわたって行われる。
(概略)
上述した第1の実施形態の例では、例えば、基地局100−1(通信制御部151)が、第1の期間にわたって、セルラー通信のために共用帯域を占有し、少なくとも、上記第1の期間に対応する第2の期間にわたって、上記セルラー通信から上記共用帯域を解放する。
第1の実施形態の変形例では、通信制御部271は、共用帯域(即ち、セルラー通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域)を、第1の期間にわたって、上記セルラー通信のために占有し、上記共用帯域を、少なくとも、上記第1の期間に対応する第2の期間にわたって、上記セルラー通信から解放する。
第1の実施形態の変形例に係る端末装置200−1の処理の例は、主体(基地局100−1及び端末装置200−1)に関する相違を除き、図12〜図15を参照して説明した基地局100−1の処理の例と同じである。よって、ここでは重複する記載を省略する。
続いて、図16〜図21を参照して、本開示の第2の実施形態を説明する。
まず、第2の実施形態の概略を説明する。
無線LAN規格では、CSMA/CAが採用されている。例えば、無線LAN通信に使用される周波数帯域をセルラー通信に使用するために、セルラーシステム1の装置(基地局100又は端末装置200)もCSMA/CAに基づいて動作することが考えられる。しかし、この場合には、当然ながら、無線LAN通信を行う装置が上記周波数帯域を先に使用し、セルラーシステム1の上記装置が上記周波数帯域を使用できなくなる可能性もある。即ち、セルラーシステム1の上記装置は、セルラー通信のために上記周波数帯域を確保できるとは限らない。そのため、上記セルラーシステムの無線通信に上記周波数帯域を使用し始めるのに時間がかかり得る。
第2の実施形態によれば、例えば、セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)を使用して信号が送信されない期間がDIFSになる前に、セルラー通信を行う無線通信装置が上記周波数帯域を使用して信号を送信し始めるように、上記無線通信装置が制御される。これにより、例えば、上記周波数帯域をセルラー通信のためにより確実に確保することが可能になる。
次に、図16〜図18を参照して、第2の実施形態に係る基地局100−2の構成の一例を説明する。図16は、第2の実施形態に係る基地局100−2の構成の一例を示すブロック図である。図16を参照すると、基地局100−2は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び処理部160を備える。
処理部160は、基地局100−2の様々な機能を提供する。処理部160は、通信制御部161を含む。なお、処理部160は、通信制御部161以外の他の構成要素をさらに含み得る。
(a)共用帯域の確保のための第1の制御
例えば、通信制御部161は、共用帯域を使用して信号が送信されない期間がDIFSになる前に、上記セルラー通信を行う無線通信装置が上記共用帯域を使用して信号を送信し始めるように、上記無線通信装置を制御する。上記共用帯域は、セルラーシステム1の無線通信(即ち、セルラー通信)と無線LAN規格に準拠した無線通信(即ち、無線LAN通信)との間で共用される周波数帯域である。
−他の周波数帯域についてのフレーム開始までの信号の送信
例えば、通信制御部161は、セルラー通信に使用される他の周波数帯域についての無線フレームが開始するまでの期間にわたって、上記セルラー通信を行う無線通信装置が共用帯域を使用してダミー信号を送信するように、上記無線通信装置を制御する。上記共用帯域は、セルラーシステム1の無線通信(即ち、セルラー通信)と無線LAN規格に準拠した無線通信(即ち、無線LAN通信)との間で共用される周波数帯域である。
なお、上述したダミー信号の送信の代わりに、通信制御部161は、上記他の周波数帯域についての無線フレームが開始する前に、上記無線通信装置が、上記共用帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを送信するように、上記無線通信装置を制御してもよい。
次に、図19を参照して、第2の実施形態に係る端末装置200−2の構成の一例を説明する。図19は、第2の実施形態に係る端末装置200−2の構成の一例を示すブロック図である。図19を参照すると、端末装置200−2は、アンテナ部210、無線通信部220、記憶部230及び処理部250を備える。
処理部250は、端末装置200−2の様々な機能を提供する。処理部250は、通信制御部251を含む。なお、処理部250は、通信制御部251以外の他の構成要素をさらに含み得る。
通信制御部251は、端末装置200−1を制御する。
次に、図20〜図21を参照して、第2の実施形態に係る処理の例を説明する。
図20は、第2の実施形態に係る処理の概略的な流れの第1の例を示すフローチャートである。当該処理は、図17に示されるように信号が送信される場合の例である。
図21は、第2の実施形態に係る処理の概略的な流れの第2の例を示すフローチャートである。当該処理は、図18(及び図17)に示されるように信号が送信される場合の例である。
(概略)
(a)共用帯域の確保のための第1の制御
上述した第2の実施形態の例では、例えば、基地局100−2が、共用帯域を使用して信号が送信されない期間がDIFSになる前に、上記共用帯域を使用して信号を送信し始める。
上述した第2の実施形態の例では、例えば、基地局100−2が、セルラーシステム1の無線通信に使用される他の周波数帯域についての無線フレームが開始するまでの期間にわたって、上記共用帯域を使用してダミー信号を送信する。
(a)共用帯域の確保のための第1の制御
上述したように、例えば、通信制御部161は、共用帯域を使用して信号が送信されない期間がDIFSになる前に、上記セルラー通信を行う無線通信装置が上記共用帯域を使用して信号を送信し始めるように、上記無線通信装置を制御する。さらに、例えば、通信制御部161は、上記共用帯域を使用して信号が送信されない上記期間がSIFSよりも長くなった後に、上記無線通信装置が上記共用帯域を使用して信号を送信し始めるように、上記無線通信装置を制御する。
−他の周波数帯域についてのフレーム開始までの信号の送信
上述したように、例えば、通信制御部161は、セルラー通信に使用される他の周波数帯域についての無線フレームが開始するまでの期間にわたって、上記セルラー通信を行う無線通信装置が共用帯域を使用してダミー信号を送信するように、上記無線通信装置を制御する。
上述したように、上述したダミー信号の送信の代わりに、通信制御部161は、上記他の周波数帯域についての無線フレームが開始する前に、上記無線通信装置が、上記共用帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを送信するように、上記無線通信装置を制御してもよい。
(a)共用帯域の確保のための第1の制御
第2の実施形態の第1の変形例では、例えば、通信制御部251は、共用帯域を使用して信号が送信されない期間がDIFSになる前に、端末装置200−2が上記共用帯域を使用して信号を送信し始めるように、端末装置200−2を制御する。
−他の周波数帯域についてのフレーム開始までの信号の送信
第2の実施形態の第1の変形例では、例えば、通信制御部251は、セルラー通信に使用される他の周波数帯域についての無線フレームが開始するまでの期間にわたって、端末装置200−2が共用帯域を使用してダミー信号を送信するように、端末装置200−2を制御する。
なお、第2の実施形態の第1の変形例では、上述したダミー信号の送信の代わりに、通信制御部251は、上記他の周波数帯域についての無線フレームが開始する前に、端末装置200−2が、上記共用帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを送信するように、端末装置200−2を制御してもよい。
第2の実施形態の第1の変形例に係る端末装置200−2の処理の例は、主体(基地局100−2及び端末装置200−2)に関する相違を除き、図20〜図21を参照して説明した基地局100−2の処理の例と同じである。よって、ここでは重複する記載を省略する。
(概略)
第2の実施形態の第1の変形例と同様に、第2の実施形態の第2の変形例でも、例えば、端末装置200−2が、共用帯域を使用して信号が送信されない期間がDIFSになる前に、上記共用帯域を使用して信号を送信し始める。また、例えば、端末装置200−2が、セルラー通信に使用される他の周波数帯域についての無線フレームが開始するまでの期間にわたって、上記共用帯域を使用してダミー信号を送信する。
第2の変形例に係る通信制御部251の説明は、基地局100−2の関与に関する相違を除き、第1の変形例に係る通信制御部251の説明と同じである。よって、ここでは重複する記載を省略する。
第2の実施形態の第2の変形例に係る端末装置200−2の処理の例は、主体(基地局100−2及び端末装置200−2)に関する相違を除き、図20〜図21を参照して説明した基地局100−2の処理の例と同じである。よって、ここでは重複する記載を省略する。
第2の実施形態は、上述した第1の実施形態と組合せられてもよい。例えば、第2の実施形態に係る動作が、上述した第1の実施形態に適用されてもよい。
続いて、図22〜図30を参照して、本開示の第3の実施形態を説明する。
まず、第3の実施形態の概略を説明する。
例えば、無線LAN通信を行う装置は、周波数帯域(チャネル)を使用して信号が送信されない期間がDIFS及びバックオフ時間の和に達すると、当該周波数帯域を使用して信号(例えば、RTSフレームの信号)を送信し得る。当該DIFSは、例えば、LTEのシンボル(OFDMシンボル又はSC−FDMAシンボル)よりも短い。
第3の実施形態によれば、いずれの時間にも、セルラー通信を行う無線通信装置が、セルラー通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)を使用して信号を送信するように、上記無線通信装置が制御される。これにより、例えば、セルラー通信と他の無線通信(例えば、無線LAN通信)との間で共用される周波数帯域がセルラー通信に使用されている間に上記周波数帯域が上記他の無線通信に使用されることを防ぐことが可能になる。
次に、図22〜図27を参照して、第3の実施形態に係る基地局100−3の構成の一例を説明する。図22は、第3の実施形態に係る基地局100−3の構成の一例を示すブロック図である。図22を参照すると、基地局100−3は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び処理部170を備える。
処理部170は、基地局100−3の様々な機能を提供する。処理部170は、通信制御部171を含む。なお、処理部170は、通信制御部171以外の他の構成要素をさらに含み得る。
通信制御部171は、いずれの時間にも、セルラー通信を行う無線通信装置が共用帯域を使用して信号を送信するように、上記無線通信装置を制御する。上記共用帯域は、セルラーシステム1の無線通信(即ち、セルラー通信)と他の無線通信との間で共用される周波数帯域である。
例えば、上記他の無線通信は、無線LAN規格に準拠した無線通信(即ち、無線LAN通信)である。この場合に、上記共用帯域は、セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される。上記共用帯域は、例えば、無線LANのチャネルである。
通信制御部171は、各シンボルで、上記無線通信装置が上記共用帯域を使用して信号を送信するように、上記無線通信装置を制御する。上記シンボルは、例えば、OFDMシンボル又はSC−FDMAシンボルである。これにより、例えば、無信号の時間をなくすことが可能になる。
上記無線通信装置は、基地局100−3及び端末装置200−3のうちの少なくとも一方である。
−−ダウンリンク帯域
第1の例として、セルラーシステム1においてFDDが採用され、上記共用帯域は、セルラーシステム1においてダウンリンク帯域として使用される。この場合に、上記無線通信装置は、基地局100−3である。即ち、通信制御部171は、基地局100−3がいずれの時間にも共用帯域(ダウンリンク帯域)を使用して信号を送信するように、基地局100−3を制御する。
第2の例として、セルラーシステム1においてFDDが採用され、上記共用帯域は、セルラーシステム1においてアップリンク帯域として使用される。この場合に、上記無線通信装置は、端末装置200−3である。即ち、通信制御部171は、基地局100−3がいずれの時間にも上記共用帯域(アップリンク帯域)を使用して信号を送信するように、端末装置200−3を制御する。
これにより、例えば、端末装置200−3が、いずれの時間にも(各シンボルで)上記共用帯域を使用して信号を送信し得る。なお、例えば、この指示は、RRCシグナリング又はシステム情報により行われ得る。
第3の例として、セルラーシステム1においてTDDが採用され、上記共用帯域は、セルラーシステム1においてダウンリンク及びアップリンクの帯域として使用される。この場合に、例えば、上記無線通信装置は、基地局100−3及び端末装置200−3である。
例えば、通信制御部171は、いずれの時間にも、上記共用帯域を使用して送信される信号の送信電力が所定の送信電力以上になるように、上記無線通信装置を制御する。
−ダミー信号の送信
例えば、通信制御部171は、少なくとも、上記共用帯域を使用してセルラーシステム1のデータ信号及び制御信号が送信されないシンボルで、基地局100−3が上記共用帯域を使用してダミー信号を送信するように、基地局100−3を制御する。これにより、例えば、ダウンリンクの各シンボルで確実に信号を送信することが可能になる。
例えば、通信制御部171は、少なくとも上記シンボルで、上記共用帯域にわたって周波数方向に並ぶ無線リソースのうちの一部の無線リソースの中で基地局100−3が上記ダミー信号を送信するように、基地局100−3を制御する。
例えば、上記一部の無線リソースは、上記共用帯域にわたって周波数方向に並ぶリソースブロック(Resource Block:RB)のうちの一部のリソースブロックである。即ち、基地局100−3は、上記共用帯域にわたって周波数方向に並ぶRBのうちの一部のRBの中でダミー信号を送信する。以下、この点について、図23及び図24を参照して具体例を説明する。
なお、上記一部の無線リソースは、上記共用帯域にわたって周波数方向に並ぶ各リソースブロックに含まれる一部のリソースエレメントであってもよい。即ち、基地局100−3は、上記共用帯域にわたって周波数方向に並ぶ各RBに含まれる一部のリソースエレメントでダミー信号を送信してもよい。以下、この点について、図25を参照して具体例を説明する。
−複数の端末装置への指示
例えば、通信制御部171は、アップリンクについて、いずれの時間にも上記共用帯域を使用して信号を送信するように、複数の端末装置200−3の各々に指示する。例えば、この指示は、RRCシグナリング又はシステム情報により行われ得る。
また、例えば、通信制御部171は、アップリンクについて、少なくとも、上記共用帯域を使用してセルラーシステム1のデータ信号及び制御信号が送信されないシンボルで、上記共用帯域にわたって周波数方向に並ぶ無線リソースのうちの一部の無線リソースの中で上記ダミー信号を送信するように、複数の端末装置に指示する。
上記一部の無線リソースは、複数の端末装置200−3の間で共通である。即ち、通信制御部171は、アップリンクについて、少なくとも上記シンボルで、上記複数の端末装置200−3間で共通の無線リソースの中で上記ダミー信号を送信するように、上記複数の端末装置200−3に指示する。以下、図26を参照して、当該無線リソースの具体例を説明する。
なお、上記一部の無線リソースは、複数の端末装置200−3の少なくとも2つの間で異なってもよい。即ち、通信制御部171は、アップリンクについて、少なくとも上記シンボルで、異なる無線リソースの中で上記ダミー信号を送信するように、上記複数の端末装置200−3のうちの少なくとも2つに指示してもよい。以下、図27を参照して、当該無線リソースの具体例を説明する。
次に、図28を参照して、第3の実施形態に係る端末装置200−3の構成の一例を説明する。図28は、第3の実施形態に係る端末装置200−3の構成の一例を示すブロック図である。図28を参照すると、端末装置200−3は、アンテナ部210、無線通信部220、記憶部230及び処理部260を備える。
処理部260は、端末装置200−3の様々な機能を提供する。処理部260は、通信制御部261を含む。なお、処理部260は、通信制御部261以外の他の構成要素をさらに含み得る。
通信制御部261は、アップリンクについて、いずれの時間にも端末装置200−3が共用帯域を使用して信号を送信するように、端末装置200−3を制御する。上記共用帯域は、セルラー通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域である。
例えば、上記他の無線通信は、無線LAN規格に準拠した無線通信(即ち、無線LAN通信)である。
例えば、通信制御部261は、基地局100−3による指示に応じて、いずれの時間にも端末装置200−3が共用帯域を使用して信号を送信するように端末装置200−3を制御する。
例えば、通信制御部261は、いずれの時間にも、上記共用帯域を使用して送信される信号の送信電力が所定の送信電力以上になるように、端末装置200−3を制御する。具体的には、例えば、通信制御部261は、各シンボルで上記共用帯域を使用して送信される信号に上記所定の送信電力以上の電力を割り当てる。なお、例えば、当該所定の送信電力は、基地局100−3により指示される。
−ダミー信号の送信
例えば、通信制御部261は、少なくとも、上記共用帯域を使用してセルラーシステム1のデータ信号及び制御信号が送信されないシンボルで、端末装置200−3が上記共用帯域を使用してダミー信号を送信するように、端末装置200−3を制御する。これにより、例えば、アップリンクの各シンボルで確実に信号を送信することが可能になる。
次に、図29及び図30を参照して、第3の実施形態に係る処理の例を説明する。
図29は、第3の実施形態に係る基地局100−3による処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
図30は、第3の実施形態に係る端末装置200−3による処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。当該処理は、基地局100−3による指示に応じて端末装置200−3により実行される。
(概略)
上述した第3の実施形態の例では、例えば、基地局100−3は、アップリンクについて、いずれの時間にも(例えば、各シンボルで)共用帯域を使用して信号を送信するように、端末装置200−3に指示する。また、例えば、端末装置200−3は、基地局100−3による指示に応じて、いずれの時間にも(例えば、各シンボルで)共用帯域を使用して信号を送信する。
第3の実施形態の変形例では、通信制御部261は、いずれの時間にも端末装置200−3が共用帯域を使用して信号を送信するように、端末装置200−3を制御する。
第3の実施形態の変形例に係る端末装置200−3の処理の例は、図30を参照して説明した端末装置200−3の処理の例と同じである。よって、ここでは重複する記載を省略する。
(第3の実施形態と第1の実施形態との組合せ)
第3の実施形態は、上述した第1の実施形態と組合せられてもよい。例えば、第3の実施形態に係る動作が、上述した第1の実施形態に適用されてもよい。
第3の実施形態は、上述した第2の実施形態と組合せられてもよい。例えば、第3の実施形態に係る動作が、上述した第2の実施形態に適用されてもよい。
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。例えば、基地局100は、マクロeNB又はスモールeNBなどのいずれかの種類のeNB(evolved Node B)として実現されてもよい。スモールeNBは、ピコeNB、マイクロeNB又はホーム(フェムト)eNBなどの、マクロセルよりも小さいセルをカバーするeNBであってよい。その代わりに、基地局100は、NodeB又はBTS(Base Transceiver Station)などの他の種類の基地局として実現されてもよい。基地局100は、無線通信を制御する本体(基地局装置ともいう)と、本体とは別の場所に配置される1つ以上のRRH(Remote Radio Head)とを含んでもよい。また、後述する様々な種類の端末が一時的に又は半永続的に基地局機能を実行することにより、基地局100として動作してもよい。
(第1の応用例)
図31は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。eNB800は、1つ以上のアンテナ810、及び基地局装置820を有する。各アンテナ810及び基地局装置820は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。
図32は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。eNB830は、1つ以上のアンテナ840、基地局装置850、及びRRH860を有する。各アンテナ840及びRRH860は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。また、基地局装置850及びRRH860は、光ファイバケーブルなどの高速回線で互いに接続され得る。
(第1の応用例)
図33は、本開示に係る技術が適用され得るスマートフォン900の概略的な構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン900は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース912、1つ以上のアンテナスイッチ915、1つ以上のアンテナ916、バス917、バッテリー918及び補助コントローラ919を備える。
図34は、本開示に係る技術が適用され得るカーナビゲーション装置920の概略的な構成の一例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置920は、プロセッサ921、メモリ922、GPS(Global Positioning System)モジュール924、センサ925、データインタフェース926、コンテンツプレーヤ927、記憶媒体インタフェース928、入力デバイス929、表示デバイス930、スピーカ931、無線通信インタフェース933、1つ以上のアンテナスイッチ936、1つ以上のアンテナ937及びバッテリー938を備える。
ここまで、図1〜図34を参照して、本開示の実施形態に係る装置及び各処理を説明した。
第1の実施形態によれば、セルラー通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)は、第1の期間にわたって、上記セルラー通信のために占有され、少なくとも、上記1の期間に対応する第2の期間にわたって、上記セルラー通信から解放される。
第2の実施形態によれば、例えば、セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)を使用して信号が送信されない期間がDIFSになる前に、セルラー通信を行う無線通信装置が上記周波数帯域を使用して信号を送信し始めるように、上記無線通信装置が制御される。
第3の実施形態によれば、いずれの時間にも、セルラー通信を行う無線通信装置が、セルラー通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)を使用して信号を送信するように、上記無線通信装置が制御される。
(1)
セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を、第1の期間にわたって、前記セルラーシステムの前記無線通信のために占有し、前記周波数帯域を、少なくとも、前記第1の期間に対応する第2の期間にわたって、前記セルラーシステムの前記無線通信から解放する制御部、
を備える装置。
(2)
前記第1の期間は、前記セルラーシステムの1無線フレーム以上の期間である、前記(1)に記載の装置。
(3)
前記第1の期間は、連続する期間である、前記(1)に記載の装置。
(4)
前記第2の期間は、前記第1の期間の直前又は直後の期間である、前記(3)に記載の装置。
(5)
前記第2の期間は、前記第1の期間の直後の連続する期間である、前記(4)に記載の装置。
(6)
前記第2の期間は、前記第1の期間の直前の期間及び前記第1の期間の直後の期間である、前記(4)に記載の装置。
(7)
前記第2の期間は、前記第1の期間の直前の連続する期間である、前記(4)に記載の装置。
(8)
前記第1の期間は、不連続な期間であり、
前記制御部は、第3の期間内において、前記周波数帯域を前記第1の期間にわたって前記セルラーシステムの前記無線通信のために占有し、前記周波数帯域を少なくとも前記第2の期間にわたって前記セルラーシステムの前記無線通信から解放する、
前記(3)に記載の装置。
(9)
前記第2の期間は、前記第1の期間の長さの90%〜110%の長さを有する、前記(1)〜(8)のいずれか1項に記載の装置。
(10)
前記制御部は、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が前記第1の期間にわたって前記周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置を制御することにより、前記周波数帯域を前記第1の期間にわたって前記セルラーシステムの前記無線通信のために占有する、前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の装置。
(11)
前記制御部は、いずれの時間にも、前記無線通信装置が前記周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する、前記(10)に記載の装置。
(12)
前記制御部は、いずれの時間にも、前記周波数帯域を使用して送信される信号の送信電力が所定の送信電力以上になるように、前記無線通信装置を制御する、前記(11)に記載の装置。
(13)
前記制御部は、各シンボルで、前記無線通信装置が前記周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する、前記(11)又は(12)に記載の装置。
(14)
前記制御部は、少なくとも、前記周波数帯域を使用して前記セルラーシステムのデータ信号及び制御信号が送信されないシンボルで、前記無線通信装置が前記周波数帯域を使用してダミー信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する、前記(13)に記載の装置。
(15)
前記制御部は、少なくとも前記シンボルで、前記周波数帯域にわたって周波数方向に並ぶ無線リソースのうちの一部の無線リソースの中で前記無線通信装置が前記ダミー信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する、前記(14)に記載の装置。
(16)
前記一部の無線リソースは、前記周波数帯域にわたって周波数方向に並ぶリソースブロックのうちの一部のリソースブロックである、前記(15)に記載の装置。
(17)
前記一部の無線リソースは、前記周波数帯域にわたって周波数方向に並ぶ各リソースブロックに含まれる一部のリソースエレメントである、前記(15)に記載の装置。
(18)
前記装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う基地局、当該基地局のための基地局装置、又は当該基地局装置のためのモジュールであり、
前記制御部は、アップリンクについて、いずれの時間にも前記周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置に指示する、
前記(11)〜(17)のいずれか1項に記載の装置。
(19)
前記制御部は、アップリンクについて、いずれの時間にも前記周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記セルラーシステムの無線通信を行う複数の端末装置の各々に指示する、前記(18)に記載の装置。
(20)
前記制御部は、アップリンクについて、少なくとも、前記周波数帯域を使用して前記セルラーシステムのデータ信号及び制御信号が送信されないシンボルで、前記周波数帯域にわたって周波数方向に並ぶ無線リソースのうちの一部の無線リソースの中でダミー信号を送信するように、複数の端末装置に指示し、
前記一部の無線リソースは、複数の端末装置の間で共通である、
前記(18)又は(19)に記載の装置。
(21)
前記装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置、又は当該端末装置のためのモジュールであり、
前記制御部は、アップリンクについて、いずれの時間にも前記周波数帯域を使用して前記端末装置が信号を送信するように、前記端末装置を制御する、
前記(11)〜(17)のいずれか1項に記載の装置。
(22)
前記他の無線通信は、無線LAN(Local Area Network)規格に準拠した無線通信であり、
前記制御部は、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記周波数帯域を使用して、NAV(Network Allocation Vector)を設定するための持続時間情報を含むフレームを送信するように、前記無線通信装置を制御することにより、前記周波数帯域を前記第1の期間にわたって前記セルラーシステムの前記無線通信のために占有する、
前記(1)〜(9)のいずれか1項に記載の装置。
(23)
前記制御部は、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が少なくとも前記第2の期間にわたって前記周波数帯域を使用して信号を送信しないように、前記無線通信装置を制御することにより、前記周波数帯域を少なくとも前記第2の期間にわたって前記セルラーシステムの前記無線通信から解放する、前記(1)〜(22)のいずれか1項に記載の装置。
(24)
前記無線通信装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う基地局及び端末装置のうちの少なくとも一方である、前記(10)〜(23)のいずれか1項に記載の装置。
(25)
前記他の無線通信は、無線LAN(Local Area Network)規格に準拠した無線通信である、前記(1)〜(24)のいずれか1項に記載の装置。
(26)
前記制御部は、前記周波数帯域を使用して信号が送信されない期間がDIFS(DCF (Distributed Coordination Function) InterFrame Space)になる前に、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が前記周波数帯域を使用して信号を送信し始めるように、前記無線通信装置を制御する、前記(25)に記載の装置。
(27)
前記制御部は、前記周波数帯域を使用して信号が送信されない前記期間がSIFS(Short InterFrame Space)よりも長くなった後に、前記無線通信装置が前記周波数帯域を使用して信号を送信し始めるように、前記無線通信装置を制御する、前記(26)に記載の装置。
(28)
前記制御部は、前記セルラーシステムの無線通信に使用される他の周波数帯域についての無線フレームが開始するまでの期間にわたって、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が前記周波数帯域を使用してダミー信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する、前記(25)〜(27)のいずれか1項に記載の装置。
(29)
前記制御部は、前記セルラーシステムの無線通信に使用される他の周波数帯域についての無線フレームが開始する前に、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記周波数帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを送信するように、前記無線通信装置を制御する、前記(24)〜(26)のいずれか1項に記載の装置。
(30)
前記無線通信装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う基地局及び端末装置のうちの少なくとも一方である、前記(26)〜(29)のいずれか1項に記載の装置。
(31)
前記装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う基地局、当該基地局のための基地局装置、又は当該基地局装置のためのモジュールである、前記(1)〜(17)及び(22)〜(30)のいずれか1項に記載の装置。
(32)
前記装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置、又は当該端末装置のためのモジュールである、前記(1)〜(17)及び(22)〜(30)のいずれか1項に記載の装置。
(33)
プロセッサにより、セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を、第1の期間にわたって、前記セルラーシステムの前記無線通信のために占有し、前記周波数帯域を、少なくとも、前記第1の期間に対応する第2の期間にわたって、前記セルラーシステムの前記無線通信から解放すること、
を含む方法。
(34)
セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を、第1の期間にわたって、前記セルラーシステムの前記無線通信のために占有し、前記周波数帯域を、少なくとも、前記第1の期間に対応する第2の期間にわたって、前記セルラーシステムの前記無線通信から解放すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(35)
セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を、第1の期間にわたって、前記セルラーシステムの前記無線通信のために占有し、前記周波数帯域を、少なくとも、前記第1の期間に対応する第2の期間にわたって、前記セルラーシステムの前記無線通信から解放すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
(36)
いずれの時間にも、セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する制御部、
を備える装置。
(37)
プロセッサにより、いずれの時間にも、セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記無線通信装置を制御すること、
を含む方法。
(38)
いずれの時間にも、セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記無線通信装置を制御すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(39)
いずれの時間にも、セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記無線通信装置を制御すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
(40)
セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して信号が送信されない期間がDIFSになる前に、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が前記周波数帯域を使用して信号を送信し始めるように、前記無線通信装置を制御する制御部、
を備える装置。
(41)
プロセッサにより、セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して信号が送信されない期間がDIFSになる前に、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が前記周波数帯域を使用して信号を送信し始めるように、前記無線通信装置を制御すること、
を含む方法。
(42)
セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して信号が送信されない期間がDIFSになる前に、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が前記周波数帯域を使用して信号を送信し始めるように、前記無線通信装置を制御すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(43)
セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して信号が送信されない期間がDIFSになる前に、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が前記周波数帯域を使用して信号を送信し始めるように、前記無線通信装置を制御すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
(44)
セルラーシステムの無線通信に使用される他の周波数帯域についての無線フレームが開始するまでの期間にわたって、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用してダミー信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する制御部、
を備える装置。
(45)
プロセッサにより、セルラーシステムの無線通信に使用される他の周波数帯域についての無線フレームが開始するまでの期間にわたって、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用してダミー信号を送信するように、前記無線通信装置を制御すること、
を含む方法。
(46)
セルラーシステムの無線通信に使用される他の周波数帯域についての無線フレームが開始するまでの期間にわたって、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用してダミー信号を送信するように、前記無線通信装置を制御すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(47)
セルラーシステムの無線通信に使用される他の周波数帯域についての無線フレームが開始するまでの期間にわたって、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用してダミー信号を送信するように、前記無線通信装置を制御すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
(48)
前記装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う基地局、当該基地局のための基地局装置、又は当該基地局装置のためのモジュールである、前記(36)、(40)及び(44)のいずれか1項に記載の装置。
(49)
前記装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置、又は当該端末装置のためのモジュールである、前記(36)、(40)及び(44)のいずれか1項に記載の装置。
10 セル
30 アクセスポイント
40 通信エリア
50 端末装置
61 第1の期間
63 第2の期間
65 第3の期間
71 共用帯域
100 基地局
151、161、171 通信制御部
200 端末装置
241、251、261、271 通信制御部
Claims (33)
- セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を、第1の期間にわたって、前記セルラーシステムの前記無線通信のために占有し、前記周波数帯域を、少なくとも、前記第1の期間に対応する第2の期間にわたって、前記セルラーシステムの前記無線通信から解放する制御部、
を備える装置。 - 前記第1の期間は、前記セルラーシステムの1無線フレーム以上の期間である、請求項1に記載の装置。
- 前記第1の期間は、連続する期間である、請求項1に記載の装置。
- 前記第2の期間は、前記第1の期間の直前又は直後の期間である、請求項3に記載の装置。
- 前記第2の期間は、前記第1の期間の直後の連続する期間である、請求項4に記載の装置。
- 前記第2の期間は、前記第1の期間の直前の期間及び前記第1の期間の直後の期間である、請求項4に記載の装置。
- 前記第2の期間は、前記第1の期間の直前の連続する期間である、請求項4に記載の装置。
- 前記第1の期間は、不連続な期間であり、
前記制御部は、第3の期間内において、前記周波数帯域を前記第1の期間にわたって前記セルラーシステムの前記無線通信のために占有し、前記周波数帯域を少なくとも前記第2の期間にわたって前記セルラーシステムの前記無線通信から解放する、
請求項3に記載の装置。 - 前記第2の期間は、前記第1の期間の長さの90%〜110%の長さを有する、請求項1に記載の装置。
- 前記制御部は、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が前記第1の期間にわたって前記周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置を制御することにより、前記周波数帯域を前記第1の期間にわたって前記セルラーシステムの前記無線通信のために占有する、請求項1に記載の装置。
- 前記制御部は、いずれの時間にも、前記無線通信装置が前記周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する、請求項10に記載の装置。
- 前記制御部は、いずれの時間にも、前記周波数帯域を使用して送信される信号の送信電力が所定の送信電力以上になるように、前記無線通信装置を制御する、請求項11に記載の装置。
- 前記制御部は、各シンボルで、前記無線通信装置が前記周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する、請求項11に記載の装置。
- 前記制御部は、少なくとも、前記周波数帯域を使用して前記セルラーシステムのデータ信号及び制御信号が送信されないシンボルで、前記無線通信装置が前記周波数帯域を使用してダミー信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する、請求項13に記載の装置。
- 前記制御部は、少なくとも前記シンボルで、前記周波数帯域にわたって周波数方向に並ぶ無線リソースのうちの一部の無線リソースの中で前記無線通信装置が前記ダミー信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する、請求項14に記載の装置。
- 前記一部の無線リソースは、前記周波数帯域にわたって周波数方向に並ぶリソースブロックのうちの一部のリソースブロックである、請求項15に記載の装置。
- 前記一部の無線リソースは、前記周波数帯域にわたって周波数方向に並ぶ各リソースブロックに含まれる一部のリソースエレメントである、請求項15に記載の装置。
- 前記装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う基地局、当該基地局のための基地局装置、又は当該基地局装置のためのモジュールであり、
前記制御部は、アップリンクについて、いずれの時間にも前記周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置に指示する、
請求項11に記載の装置。 - 前記制御部は、アップリンクについて、いずれの時間にも前記周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記セルラーシステムの無線通信を行う複数の端末装置の各々に指示する、請求項18に記載の装置。
- 前記制御部は、アップリンクについて、少なくとも、前記周波数帯域を使用して前記セルラーシステムのデータ信号及び制御信号が送信されないシンボルで、前記周波数帯域にわたって周波数方向に並ぶ無線リソースのうちの一部の無線リソースの中でダミー信号を送信するように、複数の端末装置に指示し、
前記一部の無線リソースは、複数の端末装置の間で共通である、
請求項18に記載の装置。 - 前記装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置、又は当該端末装置のためのモジュールであり、
前記制御部は、アップリンクについて、いずれの時間にも前記周波数帯域を使用して前記端末装置が信号を送信するように、前記端末装置を制御する、
請求項11に記載の装置。 - 前記他の無線通信は、無線LAN(Local Area Network)規格に準拠した無線通信であり、
前記制御部は、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記周波数帯域を使用して、NAV(Network Allocation Vector)を設定するための持続時間情報を含むフレームを送信するように、前記無線通信装置を制御することにより、前記周波数帯域を前記第1の期間にわたって前記セルラーシステムの前記無線通信のために占有する、
請求項1に記載の装置。 - 前記制御部は、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が少なくとも前記第2の期間にわたって前記周波数帯域を使用して信号を送信しないように、前記無線通信装置を制御することにより、前記周波数帯域を少なくとも前記第2の期間にわたって前記セルラーシステムの前記無線通信から解放する、請求項1に記載の装置。
- 前記無線通信装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う基地局及び端末装置のうちの少なくとも一方である、請求項10に記載の装置。
- 前記他の無線通信は、無線LAN(Local Area Network)規格に準拠した無線通信である、請求項1に記載の装置。
- 前記制御部は、前記周波数帯域を使用して信号が送信されない期間がDIFS(DCF (Distributed Coordination Function) InterFrame Space)になる前に、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が前記周波数帯域を使用して信号を送信し始めるように、前記無線通信装置を制御する、請求項25に記載の装置。
- 前記制御部は、前記周波数帯域を使用して信号が送信されない前記期間がSIFS(Short InterFrame Space)よりも長くなった後に、前記無線通信装置が前記周波数帯域を使用して信号を送信し始めるように、前記無線通信装置を制御する、請求項26に記載の装置。
- 前記制御部は、前記セルラーシステムの無線通信に使用される他の周波数帯域についての無線フレームが開始するまでの期間にわたって、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が前記周波数帯域を使用してダミー信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する、請求項25に記載の装置。
- 前記制御部は、前記セルラーシステムの無線通信に使用される他の周波数帯域についての無線フレームが開始する前に、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記周波数帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを送信するように、前記無線通信装置を制御する、請求項24に記載の装置。
- 前記無線通信装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う基地局及び端末装置のうちの少なくとも一方である、請求項26に記載の装置。
- 前記装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う基地局、当該基地局のための基地局装置、又は当該基地局装置のためのモジュールである、請求項1に記載の装置。
- 前記装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置、又は当該端末装置のためのモジュールである、請求項1に記載の装置。
- プロセッサにより、セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を、第1の期間にわたって、前記セルラーシステムの前記無線通信のために占有し、前記周波数帯域を、少なくとも、前記第1の期間に対応する第2の期間にわたって、前記セルラーシステムの前記無線通信から解放すること、
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