JP6496938B2 - 装置 - Google Patents
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Description
1.はじめに
2.システムの概略的な構成
3.第1の実施形態
3.1.概略
3.2.基地局の構成
3.3.端末装置の構成
3.4.処理の流れ
3.5.第1の変形例
3.6.第2の変形例
3.7.第3の変形例
4.第2の実施形態
4.1.概略
4.2.端末装置の構成
4.3.処理の流れ
5.第3の実施形態
5.1.概略
5.2.基地局の構成
5.3.端末装置の構成
5.4.処理の流れ
5.5.変形例
6.応用例
6.1.基地局に関する応用例
6.2.端末装置に関する応用例
7.まとめ
まず、図1及び図2を参照して、周波数帯域の共用、無線LAN規格に従った無線通信の技術、及びセルラーシステムの無線通信の技術を説明する。
セルラーシステムの無線通信に使用可能なさらなる周波数帯域が求められている。例えば、セルラーシステムの無線通信(以下、「セルラー通信」と呼ぶ)に使用する周波数帯域として、5GHz帯が考えられる。
図1を参照して、無線LAN規格に従った無線通信の技術として、IEEE 802.11のフレームフォーマットを説明する。図1は、IEEE 802.11のフレームフォーマットを説明するための説明図である。
(a)フレームフォーマット
図2を参照して、LTEのフレームフォーマットを説明する。図2は、LTEのフレームフォーマットを説明するための説明図である。
−コンポーネントキャリア
リリース10のキャリアアグリゲーションでは、最大で5つのコンポーネントキャリア(CC)が束ねられて、UE(User Equipment)により使用される。各CCは、最大20MHz幅の帯域である。キャリアアグリゲーションでは、周波数方向で連続するCCが使用される場合と、周波数方向で離れたCCが使用される場合とがある。キャリアアグリゲーションでは、使用されるCCをUE毎に設定することが可能である。
キャリアアグリゲーションでは、UEにより使用される複数のCCのうちの1つが特別なCCである。当該1つの特別なCCは、PCC(Primary Component Carrier)と呼ばれる。また、上記複数のCCのうちの残りは、SCC(Secondary Component Carrier)と呼ばれる。PCCは、UEによって異なり得る。
UEの接続が最初に確立され、UEの状態が、RRC(Radio Resource Control) IdleからRRC Connectedに遷移する場合には、UEが接続の確立の際に使用するCCが、当該UEにとってのPCCとなる。より具体的には、接続確立(Connection Establishment)の手続きを通じて接続が確立される。その際に、UEの状態は、RRC IdleからRRC Connectedに遷移する。また、上記手続きに使用されるCCが、上記UEにとってのPCCとなる。なお、上記手続きは、UE側から開始される手続きである。
上述したように、SCCは、PCCに追加される。その結果、SCCは、PCCに付随する。換言すると、SCCは、PCCに従属する。SCCの追加は、接続再構成の手続きを通じて行われることが可能である。なお、当該手続きは、ネットワーク側から開始される手続きである。
上述したように、SCCは、削除されることができる。SCCの削除は、接続再構成の手続きを通じて行われることが可能である。具体的には、メッセージの中で指定される特定のSCCが削除される。なお、上記手続きは、ネットワーク側から開始される手続きである。
接続確立の手続き、NAS(Non-Access Stratum)シグナリングの送受信、及び物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)でのアップリンク制御信号の送受信は、SCCでは行われず、PCCのみで行われる。
例えば、SCCのダウンリンク信号に対するACK(Acknowledgement)は、PCCのPUCCHで送信される。上記ACKは、eNB(evolved Node B)によるデータの再送に使用されるので、上記ACKの遅延は許容されない。したがって、UEにとってのPCCであるCCを使用する第1のeNBと、UEにとってのSCCであるCCを使用する第2のeNBとが異なる場合には、当該第1のeNBと当該第2のeNBとの間のバックホールでの遅延はせいぜい10ms程度であることが望まれる。
続いて、図3〜図5を参照して、本開示の実施形態に係るセルラーシステム1の概略的な構成を説明する。図3は、本開示の実施形態に係るセルラーシステム1の概略的な構成の一例を示す説明図である。図3を参照すると、システム1は、基地局100及び端末装置200を含む。セルラーシステム1は、例えば、LTE、LTE−Advanced、又はこれらに準ずる通信規格に準拠したシステムである。
基地局100は、セルラーシステム1の無線通信(セルラー通信)を行う。即ち、基地局100は、端末装置200との無線通信を行う。例えば、基地局100は、基地局100の通信エリアであるセル10内に位置する端末装置200との無線通信を行う。具体的には、例えば、基地局100は、端末装置200へのダウンリンク信号を送信し、端末装置200からのアップリンク信号を受信する。
端末装置200は、セルラーシステムの無線通信(セルラー通信)を行う。
セルラーシステム1の無線通信(即ち、セルラー通信)には、セルラーシステム1用の周波数帯域が使用される。当該周波数帯域は、例えば、セルラーシステム1の事業者に割当てられた帯域であり、ライセンスバンドと呼ばれ得る。
セル10内には、上記他の無線通信の通信エリアが存在し得る。即ち、セル10と上記他の無線通信の通信エリアとが重なり得る。
続いて、図6〜図19を参照して、本開示の第1の実施形態を説明する。
まず、第1の実施形態の概略を説明する。
無線LAN規格では、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)が採用され、無線LAN通信(即ち、無線LAN規格に準拠した無線通信)を行う装置(以下、「無線LAN装置」と呼ぶ)は、それぞれ、CSMA/CAに従って、自らの判断で信号を送信する。
第1の実施形態によれば、基地局100−1による制御を通じて、セルラー通信を行う無線通信装置が、セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される周波数帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを送信する。そして、基地局100−1による制御を通じて、上記フレームの送信後の期間に、上記周波数帯域を使用してセルラー通信が行われる。なお、上記無線通信装置は、基地局100−1又は端末装置200−1である。
次に、図6〜図10を参照して、第1の実施形態に係る基地局100−1の構成の一例を説明する。図6は、第1の実施形態に係る基地局100−1の構成の一例を示すブロック図である。図6を参照すると、基地局100−1は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び処理部150を備える。
アンテナ部110は、無線通信部120により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部110は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部120へ出力する。
無線通信部120は、信号を送受信する。例えば、無線通信部120は、セル10内に位置する端末装置200−1へのダウンリンク信号を送信し、セル10内に位置する端末装置200−1からのアップリンク信号を受信する。
ネットワーク通信部130は、他のノードと通信する。例えば、ネットワーク通信部130は、コアネットワークノード(例えば、MME、S−GW及びP−GWなど)と通信する。また、例えば、ネットワーク通信部130は、他の基地局100−1と通信する。
記憶部140は、基地局100−1の動作のためのプログラム及びデータを一時的にまたは恒久的に記憶する。
処理部150は、基地局100−1の様々な機能を提供する。処理部150は、通信制御部151を含む。なお、処理部150は、通信制御部151以外の他の構成要素をさらに含み得る。
(a)共用帯域を使用したフレーム送信
通信制御部151は、セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを、セルラー通信を行う無線通信装置が送信するように、上記無線通信装置を制御する。
例えば、上記無線通信装置は、基地局100−1を含む。即ち、通信制御部151は、基地局100−1が上記共用帯域を使用して上記フレームを送信するように、基地局100−1を制御する。
例えば、上記フレームは、持続時間(Duration)フィールドを有し、当該持続時間フィールドの中に上記持続時間情報を含む。
上述したように、上記持続時間情報は、NAVを設定するための情報である。例えば、上記持続時間情報は、持続時間を示す。また、当該持続時間は、上記フレームの送信後の期間であって、上記共用帯域を使用してセルラー通信が行われる当該期間をカバーする。例えば、当該持続時間は、通信制御部151により決定される。
上記フレームは、例えば、上記共用帯域を使用して信号が送信されない期間がDIFS及びバックオフ時間の和になるタイミングで送信される。例えば、通信制御部151は、このように上記フレームが送信され始めるように制御を行う。
通信制御部151は、上記フレームの送信後の期間に、上記共用帯域を使用してセルラー通信が行われるように、基地局100−1を制御する。
−−持続時間情報によりカバーされる期間
上述したように、例えば、上記フレームに含まれる上記持続時間情報は、持続時間を示す。また、当該持続時間は、上記フレームの送信後の期間であって、上記共用帯域を使用してセルラー通信が行われる当該期間をカバーする。換言すると、上記フレームの送信後の上記期間は、上記フレームに含まれる持続時間情報により示される持続時間によりカバーされる期間である。
例えば、上記フレームの送信後の上記期間は、上記フレームの送信の終了時点からSIFSが経過した時点から開始する期間である。これにより、例えば、上記フレームの信号が、無線LAN通信の信号に衝突することを回避することができる。また、これにより、例えば、上記共用帯域がセルラー通信に使用される時間をより長くすることができる。
例えば、上記フレームの送信後の上記期間は、セルラーシステム1の1無線フレーム以上の期間である。これにより、例えば、上記共用帯域を使用してセルラー通信が可能になり得る。
図7は、第1の実施形態において共用帯域を使用してセルラー通信が行われる期間の一例を説明するための説明図である。図7を参照すると、まず、基地局100−1は、RTSフレームを送信する。そして、当該RTSフレームの送信の終了時点からSIFSが経過した時点で、基地局100−1は、共用帯域を使用して端末装置200−1とのセルラー通信を開始する。なお、基地局100−1は、RTSフレームに応じて設定されるNAVの期間の経過前に、セルラー通信を終了する。
セルラーシステム1では、複信方式としてTDD(Time Division Duplex)又はFDD(Frequency Division Duplex)が採用される。即ち、セルラーシステム1の複信方式は、TDD又はFDDである。
第1の例として、セルラーシステム1では、複信方式としてTDDが採用される。即ち、セルラーシステム1の複信方式は、TDDである。この場合に、上記共用帯域は、セルラーシステム1においてダウンリンク及びアップリンクの両方のための帯域として使用される。以下、図8を参照して、TDDが採用される場合のセルラー通信の一例を説明する。
第2の例として、セルラーシステム1では、複信方式としてFDDが採用される。即ち、セルラーシステム1の複信方式は、FDDである。
次に、図11を参照して、第1の実施形態に係る端末装置200−1の構成の一例を説明する。図11は、第1の実施形態に係る端末装置200−1の構成の一例を示すブロック図である。図11を参照すると、端末装置200−1は、アンテナ部210、無線通信部220、記憶部230及び処理部240を備える。
アンテナ部210は、無線通信部220により出力される信号を電波として空間に放射する。また、アンテナ部210は、空間の電波を信号に変換し、当該信号を無線通信部220へ出力する。
無線通信部220は、信号を送受信する。例えば、無線通信部220は、端末装置200−1がセル10内に位置する場合に、基地局100−1からのダウンリンク信号を受信し、基地局100−1へのアップリンク信号を送信する。
記憶部230は、端末装置200−1の動作のためのプログラム及びデータを一時的にまたは恒久的に記憶する。
処理部240は、端末装置200−1の様々な機能を提供する。処理部240は、通信制御部241を含む。なお、処理部240は、通信制御部241以外の他の構成要素をさらに含み得る。
通信制御部241は、端末装置200−1を制御する。
次に、図12を参照して、第1の実施形態に係る処理の例を説明する。図12は、第1の実施形態に係る処理の概略的な流れの一例を示すシーケンス図である。なお、当該処理は、例えば、共用帯域(即ち、セルラー通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域)をセルラー通信に使用すると(例えば基地局100−1により)判定される場合に実行される。
以下、図13及び図14を参照して、第1の実施形態の第1の変形例を説明する。
上述した第1の実施形態の例では、基地局100−1のみがフレーム(即ち、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレーム)を送信する。
(a)共用帯域を使用したフレーム送信
上述したように、通信制御部151は、上記共用帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを、セルラー通信を行う無線通信装置が送信するように、上記無線通信装置を制御する。
第1の変形例でも、上記無線通信装置は、基地局100−1を含む。即ち、通信制御部151は、基地局100−1が上記共用帯域を使用して上記フレームを送信するように、基地局100−1を制御する。
上述したように、例えば、上記フレームは、持続時間フィールドを有し、当該持続時間フィールドの中に上記持続時間情報を含む。
例えば、上記フレームは、RTSフレームであり、上記他のフレームは、CTSフレームである。即ち、基地局100は、RTSフレームを送信し、上記特定の装置は、RTSフレームの受信に応じてCTSフレームを送信する。
上記特定の装置は、端末装置200−1である。即ち、上記フレームは、上記フレームを受信する端末装置200−1に上記他のフレームを送信させるフレームである。
上述したように、通信制御部151は、上記フレームの送信後の期間に、上記共用帯域を使用してセルラー通信が行われるように、基地局100−1を制御する。
−−期間の開始時点
例えば、上記フレームの送信後の上記期間は、上記他のフレームの送信後の期間である。これにより、例えば、上記フレームの信号を受信しないが上記他のフレームの信号を受信する無線LAN装置の無線LAN通信とセルラー通信との干渉を回避することができる。
図13は、第1の実施形態の第1の変形例において共用帯域を使用してセルラー通信が行われる期間を説明するための説明図である。図13を参照すると、まず、基地局100−1は、RTSフレームを送信する。すると、端末装置200−1は、当該RTSフレームの受信に応じて、CTSフレームを送信する。そして、当該CTSフレームの送信(又は受信)の終了時点からSIFSが経過した時点で、基地局100−1は、共用帯域を使用して端末装置200−1とのセルラー通信を開始する。なお、基地局100−1は、RTSフレームに応じて設定されるNAVの期間(又はCTSフレームに応じて設定されるNAVの期間)の経過前に、セルラー通信を終了する。
第1の変形例では、通信制御部241は、基地局100−1により上記共用帯域を使用して送信される上記フレームの受信に応じて、当該共用帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含む他のフレームを、端末装置200−1が送信するように、端末装置200−1を制御する。
上記フレーム及び上記他のフレームは、基地局100−1の通信制御部151に関連して説明したとおりである。よって、ここでは重複する説明を省略する。
上述したように、上記他のフレームに含まれる持続時間情報は、NAVを設定するための情報である。例えば、上記持続時間情報は、持続時間を示す。また、当該持続時間は、上記他のフレームの送信後の期間であって、上記共用帯域を使用してセルラー通信が行われる当該期間をカバーする。
上記他のフレームは、例えば、上記フレームの受信の終了時点からSIFSが経過した時点で送信され始める。例えば、通信制御部241は、このように上記他のフレームが送信され始めるように制御を行う。
図14は、第1の実施形態の第1の変形例に係る処理の概略的な流れの一例を示すシーケンス図である。なお、当該処理は、例えば、共用帯域(即ち、セルラー通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域)をセルラー通信に使用すると(例えば基地局100−1により)判定される場合に実行される。
以下、図15及び図16を参照して、第1の実施形態の第2の変形例を説明する。
上述した第1の実施形態の例では、基地局100−1のみが、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを送信する。
(a)共用帯域を使用したフレーム送信
上述したように、通信制御部151は、上記共用帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを、セルラー通信を行う無線通信装置が送信するように、上記無線通信装置を制御する。
−−基地局100−1
第2の変形例でも、上記無線通信装置は、基地局100−1を含む。即ち、通信制御部151は、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを基地局100−1が上記共用帯域を使用して送信するように、基地局100−1を制御する。なお、第2の変形例では、基地局100−1が送信する上記フレームを「第1のフレーム」と呼ぶ。
とりわけ第2の変形例では、上記無線通信装置は、端末装置200−1を含む。即ち、通信制御部151は、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを端末装置200−1が上記共用帯域を使用して送信するように、端末装置200−1を制御する。なお、第2の変形例では、端末装置200−1が送信する上記フレームを「第2のフレーム」と呼ぶ。
具体的には、例えば、通信制御部151は、上記共用帯域を使用して第2のフレームを送信するように端末装置200−1に指示する。例えば、通信制御部151は、セルラーシステム1用の他の周波数帯域を使用して、上記共用帯域を使用して第2のフレームを送信するように端末装置200−1に指示する。
例えば、通信制御部151は、上記第2のフレームを送信するタイミングを特定するための情報(以下、「タイミング情報」と呼ぶ)を、端末装置200−1に提供する。
また、例えば、通信制御部151は、上記第2のフレームに含まれる上記持続時間情報を、端末装置200−1に提供する。あるいは、通信制御部151は、当該持続時間情報を特定するための情報を、端末装置200−1に提供する。
基地局100−1により送信される第1のフレーム、当該第1のフレームに含まれる持続時間情報、及び当該フレームの送信タイミングは、第1の実施形態の例として説明したとおりである。よって、ここでは重複する記載を省略する。
上述したように、通信制御部151は、上記フレームの送信後の期間に、上記共用帯域を使用してセルラー通信が行われるように、基地局100−1を制御する。
−−期間の開始時点
例えば、上記フレームの送信後の上記期間は、上記第2のフレームの送信後の期間である。これにより、例えば、上記第1のフレームの信号を受信しないが上記第2のフレームの信号を受信する無線LAN装置の無線LAN通信とセルラー通信との干渉を回避することができる。
図15は、第1の実施形態の第2の変形例において共用帯域を使用してセルラー通信が行われる期間を説明するための説明図である。図15を参照すると、まず、基地局100−1は、RTSフレームを送信する。また、端末装置200−1は、基地局100−1により提供されるタイミング情報により示されるタイミングで、CTSフレームを送信する。そして、当該CTSフレームの送信(又は受信)の終了時点からSIFSが経過した時点で、基地局100−1は、共用帯域を使用して端末装置200−1とのセルラー通信を開始する。なお、基地局100−1は、RTSフレームに応じて設定されるNAVの期間(又はCTSフレームに応じて設定されるNAVの期間)の経過前に、セルラー通信を終了する。
第2の変形例では、通信制御部241は、基地局100−1による指示に応じて、上記共用帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含む第2のフレームを、端末装置200−1が送信するように、端末装置200−1を制御する。
例えば、上記第2のフレームは、持続時間フィールドを有し、当該持続時間フィールドの中に上記持続時間情報を含む。
上述したように、上記第2のフレームに含まれる持続時間情報は、NAVを設定するための情報である。例えば、上記持続時間情報は、持続時間を示す。また、当該持続時間は、上記第2のフレームの送信後の期間であって、上記共用帯域を使用してセルラー通信が行われる当該期間をカバーする。上述したように、上記持続時間情報は、例えば、基地局100−1により提供される。
上記第2のフレームは、例えば、基地局100−1により提供される上記タイミング情報から特定されるタイミングで送信される。
図16は、第1の実施形態の第2の変形例に係る処理の概略的な流れの一例を示すシーケンス図である。なお、当該処理は、例えば、共用帯域(即ち、セルラー通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域)をセルラー通信に使用すると(例えば基地局100−1により)判定される場合に実行される。
以下、図17及び図18を参照して、第1の実施形態の第3の変形例を説明する。
上述した第1の実施形態の例では、基地局100−1のみが、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを送信する。
(a)共用帯域を使用したフレーム送信
上述したように、通信制御部151は、上記共用帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを、セルラー通信を行う無線通信装置が送信するように、上記無線通信装置を制御する。
とりわけ第3の変形例では、上記無線通信装置は、端末装置200−1を含む。即ち、通信制御部151は、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを端末装置200−1が上記共用帯域を使用して送信するように、端末装置200−1を制御する。
具体的には、例えば、通信制御部151は、上記共用帯域を使用して上記フレームを送信するように端末装置200−1に指示する。例えば、通信制御部151は、セルラーシステム1用の他の周波数帯域を使用して、上記共用帯域を使用して上記フレームを送信するように端末装置200−1に指示する。
例えば、通信制御部151は、上記フレームを送信するタイミングを特定するための情報(即ち、タイミング情報)を、端末装置200−1に提供する。
また、例えば、通信制御部151は、上記フレームに含まれる上記持続時間情報を、端末装置200−1に提供する。あるいは、通信制御部151は、当該持続時間情報を特定するための情報を、端末装置200−1に提供する。
端末装置200−1により送信されるフレーム、当該フレームに含まれる持続時間情報、及び当該フレームの送信タイミングは、端末装置200−2の通信制御部241に関連して説明する。
上述したように、通信制御部151は、上記フレームの送信後の期間に、上記共用帯域を使用してセルラー通信が行われるように、基地局100−1を制御する。
−−期間の開始時点
例えば、上記フレームの送信後の上記期間は、上記フレームの送信後の期間である。これにより、例えば、上記フレームの信号を受信する無線LAN装置の無線LAN通信とセルラー通信との干渉を回避することができる。
図17は、第1の実施形態の第3の変形例において共用帯域を使用してセルラー通信が行われる期間を説明するための説明図である。図17を参照すると、端末装置200−1は、基地局100−1により提供されるタイミング情報により示されるタイミングで、CTSフレームを送信する。そして、当該CTSフレームの送信(又は受信)の終了時点からSIFSが経過した時点で、基地局100−1は、共用帯域を使用して端末装置200−1とのセルラー通信を開始する。なお、基地局100−1は、CTSフレームに応じて設定されるNAVの期間の経過前に、セルラー通信を終了する。
第3の変形例では、通信制御部241は、基地局100−1による指示に応じて、上記共用帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを、端末装置200−1が送信するように、端末装置200−1を制御する。
例えば、上記フレームは、持続時間フィールドを有し、当該持続時間フィールドの中に上記持続時間情報を含む。
上述したように、上記フレームに含まれる持続時間情報は、NAVを設定するための情報である。例えば、上記持続時間情報は、持続時間を示す。また、当該持続時間は、上記第フレームの送信後の期間であって、上記共用帯域を使用してセルラー通信が行われる当該期間をカバーする。上述したように、上記持続時間情報は、例えば、基地局100−1により提供される。
上記フレームは、例えば、基地局100−1により提供される上記タイミング情報から特定されるタイミングで送信される。
図18は、第1の実施形態の第3の変形例に係る処理の概略的な流れの一例を示すシーケンス図である。なお、当該処理は、例えば、共用帯域(即ち、セルラー通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域)をセルラー通信に使用すると(例えば基地局100−1により)判定される場合に実行される。
続いて、図20及び図21を参照して、本開示の第2の実施形態を説明する。
まず、第2の実施形態の概略を説明する。
次に、図19を参照して、第2の実施形態に係る端末装置200−2の構成の一例を説明する。図19は、第2の実施形態に係る端末装置200−2の構成の一例を示すブロック図である。図19を参照すると、端末装置200−2は、アンテナ部210、無線通信部220、記憶部230及び処理部250を備える。
処理部250は、端末装置200−2の様々な機能を提供する。処理部250は、通信制御部251を含む。なお、処理部250は、通信制御部251以外の他の構成要素をさらに含み得る。
例えば、端末装置200−1は、第1のモード又は第2のモードで動作し、通信制御部251は、第1のモード又は第2のモードに応じた制御を行う。
−共用帯域を使用したフレーム送信
第1のモードにおいて、通信制御部251は、セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを、セルラー通信を行う無線通信装置が送信するように、上記無線通信装置を制御する。例えば、上記無線通信装置は、(第1のモードで動作する)端末装置200−2、又は(第2のモードで動作する)他の端末装置200−2を含む。
第1のモードにおいて、通信制御部251は、上記フレームの送信後の期間に、上記共用帯域を使用してセルラー通信が行われるように、端末装置200−2を制御する。
−共用帯域を使用したフレーム送信
第2のモードにおいて、通信制御部251は、上記共用帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを、端末装置200−2が送信するように、端末装置200−1を制御する。
第2の実施形態に係る処理の例は、主体に関する相違を除き、図12、図14、図16及び図18を参照して説明した処理の例と同じである。よって、ここでは重複する記載を省略する。
続いて、図20〜図28を参照して、本開示の第3の実施形態を説明する。
まず、第3の実施形態の概略を説明する。
例えば、無線LAN通信を行う装置は、周波数帯域(チャネル)を使用して信号が送信されない期間がDIFS及びバックオフ時間の和に達すると、当該周波数帯域を使用して信号(例えば、RTSフレームの信号)を送信し得る。当該DIFSは、例えば、LTEのシンボル(OFDMシンボル又はSC−FDMAシンボル)よりも短い。
第3の実施形態によれば、いずれの時間にも、セルラー通信を行う無線通信装置が、セルラー通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)を使用して信号を送信するように、上記無線通信装置が制御される。これにより、例えば、セルラー通信と他の無線通信(例えば、無線LAN通信)との間で共用される周波数帯域がセルラー通信に使用されている間に上記周波数帯域が上記他の無線通信に使用されることを防ぐことが可能になる。
次に、図20〜図25を参照して、第3の実施形態に係る基地局100−3の構成の一例を説明する。図20は、第3の実施形態に係る基地局100−3の構成の一例を示すブロック図である。図20を参照すると、基地局100−3は、アンテナ部110、無線通信部120、ネットワーク通信部130、記憶部140及び処理部170を備える。
処理部170は、基地局100−3の様々な機能を提供する。処理部170は、通信制御部171を含む。なお、処理部170は、通信制御部171以外の他の構成要素をさらに含み得る。
通信制御部171は、いずれの時間にも、セルラー通信を行う無線通信装置が共用帯域を使用して信号を送信するように、上記無線通信装置を制御する。上記共用帯域は、セルラーシステム1の無線通信(即ち、セルラー通信)と他の無線通信との間で共用される周波数帯域である。
例えば、上記他の無線通信は、無線LAN規格に準拠した無線通信(即ち、無線LAN通信)である。この場合に、上記共用帯域は、セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される。上記共用帯域は、例えば、無線LANのチャネルである。
通信制御部171は、各シンボルで、上記無線通信装置が上記共用帯域を使用して信号を送信するように、上記無線通信装置を制御する。上記シンボルは、例えば、OFDMシンボル又はSC−FDMAシンボルである。これにより、例えば、無信号の時間をなくすことが可能になる。
上記無線通信装置は、基地局100−3及び端末装置200−3のうちの少なくとも一方である。
−−ダウンリンク帯域
第1の例として、セルラーシステム1においてFDDが採用され(即ち、セルラーシステム1の複信方式は、FDDであり)、上記共用帯域は、セルラーシステム1においてダウンリンク帯域として使用される。この場合に、上記無線通信装置は、基地局100−3である。即ち、通信制御部171は、基地局100−3がいずれの時間にも共用帯域(ダウンリンク帯域)を使用して信号を送信するように、基地局100−3を制御する。
第2の例として、セルラーシステム1においてFDDが採用され(即ち、セルラーシステム1の複信方式は、FDDであり)、上記共用帯域は、セルラーシステム1においてアップリンク帯域として使用される。この場合に、上記無線通信装置は、端末装置200−3である。即ち、通信制御部171は、端末装置200−3がいずれの時間にも上記共用帯域(アップリンク帯域)を使用して信号を送信するように、端末装置200−3を制御する。
第3の例として、セルラーシステム1においてTDDが採用され(即ち、セルラーシステム1の複信方式は、TDDであり)、上記共用帯域は、セルラーシステム1においてダウンリンク及びアップリンクの帯域として使用される。この場合に、例えば、上記無線通信装置は、基地局100−3及び端末装置200−3である。
例えば、通信制御部171は、いずれの時間にも、上記共用帯域を使用して送信される信号の送信電力が所定の送信電力以上になるように、上記無線通信装置を制御する。
−ダミー信号の送信
例えば、通信制御部171は、少なくとも、上記共用帯域を使用してセルラーシステム1のデータ信号及び制御信号が送信されないシンボルで、基地局100−3が上記共用帯域を使用してダミー信号を送信するように、基地局100−3を制御する。これにより、例えば、ダウンリンクの各シンボルで確実に信号を送信することが可能になる。
例えば、通信制御部171は、少なくとも上記シンボルで、上記共用帯域にわたって周波数方向に並ぶ無線リソースのうちの一部の無線リソースの中で基地局100−3が上記ダミー信号を送信するように、基地局100−3を制御する。
例えば、上記一部の無線リソースは、上記共用帯域にわたって周波数方向に並ぶリソースブロック(Resource Block:RB)のうちの一部のリソースブロックである。即ち、基地局100−3は、上記共用帯域にわたって周波数方向に並ぶRBのうちの一部のRBの中でダミー信号を送信する。以下、この点について、図21及び図22を参照して具体例を説明する。
なお、上記一部の無線リソースは、上記共用帯域にわたって周波数方向に並ぶ各リソースブロックに含まれる一部のリソースエレメントであってもよい。即ち、基地局100−3は、上記共用帯域にわたって周波数方向に並ぶ各RBに含まれる一部のリソースエレメントでダミー信号を送信してもよい。以下、この点について、図23を参照して具体例を説明する。
−複数の端末装置への指示
例えば、通信制御部171は、アップリンクについて、いずれの時間にも上記共用帯域を使用して信号を送信するように、複数の端末装置200−3の各々に指示する。例えば、この指示は、RRCシグナリング又はシステム情報により行われ得る。
また、例えば、通信制御部171は、アップリンクについて、少なくとも、上記共用帯域を使用してセルラーシステム1のデータ信号及び制御信号が送信されないシンボルで、上記共用帯域にわたって周波数方向に並ぶ無線リソースのうちの一部の無線リソースの中で上記ダミー信号を送信するように、複数の端末装置に指示する。
上記一部の無線リソースは、複数の端末装置200−3の間で共通である。即ち、通信制御部171は、アップリンクについて、少なくとも上記シンボルで、上記複数の端末装置200−3間で共通の無線リソースの中で上記ダミー信号を送信するように、上記複数の端末装置200−3に指示する。以下、図24を参照して、当該無線リソースの具体例を説明する。
なお、上記一部の無線リソースは、複数の端末装置200−3の少なくとも2つの間で異なってもよい。即ち、通信制御部171は、アップリンクについて、少なくとも上記シンボルで、異なる無線リソースの中で上記ダミー信号を送信するように、上記複数の端末装置200−3のうちの少なくとも2つに指示してもよい。以下、図25を参照して、当該無線リソースの具体例を説明する。
次に、図26を参照して、第3の実施形態に係る端末装置200−3の構成の一例を説明する。図26は、第3の実施形態に係る端末装置200−3の構成の一例を示すブロック図である。図26を参照すると、端末装置200−3は、アンテナ部210、無線通信部220、記憶部230及び処理部260を備える。
処理部260は、端末装置200−3の様々な機能を提供する。処理部260は、通信制御部261を含む。なお、処理部260は、通信制御部261以外の他の構成要素をさらに含み得る。
通信制御部261は、アップリンクについて、いずれの時間にも端末装置200−3が共用帯域を使用して信号を送信するように、端末装置200−3を制御する。上記共用帯域は、セルラー通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域である。
例えば、上記他の無線通信は、無線LAN規格に準拠した無線通信(即ち、無線LAN通信)である。
例えば、通信制御部261は、基地局100−3による指示に応じて、いずれの時間にも端末装置200−3が共用帯域を使用して信号を送信するように端末装置200−3を制御する。
例えば、通信制御部261は、いずれの時間にも、上記共用帯域を使用して送信される信号の送信電力が所定の送信電力以上になるように、端末装置200−3を制御する。具体的には、例えば、通信制御部261は、各シンボルで上記共用帯域を使用して送信される信号に上記所定の送信電力以上の電力を割り当てる。なお、例えば、当該所定の送信電力は、基地局100−3により指示される。
−ダミー信号の送信
例えば、通信制御部261は、少なくとも、上記共用帯域を使用してセルラーシステム1のデータ信号及び制御信号が送信されないシンボルで、端末装置200−3が上記共用帯域を使用してダミー信号を送信するように、端末装置200−3を制御する。これにより、例えば、アップリンクの各シンボルで確実に信号を送信することが可能になる。
次に、図27及び図28を参照して、第3の実施形態に係る処理の例を説明する。
図27は、第3の実施形態に係る基地局100−3による処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。
図28は、第3の実施形態に係る端末装置200−3による処理の概略的な流れの一例を示すフローチャートである。当該処理は、基地局100−3による指示に応じて端末装置200−3により実行される。
(概略)
上述した第3の実施形態の例では、例えば、基地局100−3は、アップリンクについて、いずれの時間にも(例えば、各シンボルで)共用帯域を使用して信号を送信するように、端末装置200−3に指示する。また、例えば、端末装置200−3は、基地局100−3による指示に応じて、いずれの時間にも(例えば、各シンボルで)共用帯域を使用して信号を送信する。
第3の実施形態の変形例では、通信制御部261は、いずれの時間にも端末装置200−3が共用帯域を使用して信号を送信するように、端末装置200−3を制御する。
第3の実施形態の変形例に係る端末装置200−3の処理の例は、図28を参照して説明した端末装置200−3の処理の例と同じである。よって、ここでは重複する記載を省略する。
(第3の実施形態と第1の実施形態との組合せ)
第3の実施形態は、上述した第1の実施形態と組合せられてもよい。例えば、第3の実施形態に係る動作が、上述した第1の実施形態に適用されてもよい。
第3の実施形態は、上述した第2の実施形態と組合せられてもよい。例えば、第3の実施形態に係る動作が、上述した第2の実施形態に適用されてもよい。
本開示に係る技術は、様々な製品へ応用可能である。例えば、基地局100は、マクロeNB又はスモールeNBなどのいずれかの種類のeNB(evolved Node B)として実現されてもよい。スモールeNBは、ピコeNB、マイクロeNB又はホーム(フェムト)eNBなどの、マクロセルよりも小さいセルをカバーするeNBであってよい。その代わりに、基地局100は、NodeB又はBTS(Base Transceiver Station)などの他の種類の基地局として実現されてもよい。基地局100は、無線通信を制御する本体(基地局装置ともいう)と、本体とは別の場所に配置される1つ以上のRRH(Remote Radio Head)とを含んでもよい。また、後述する様々な種類の端末が一時的に又は半永続的に基地局機能を実行することにより、基地局100として動作してもよい。
(第1の応用例)
図29は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第1の例を示すブロック図である。eNB800は、1つ以上のアンテナ810、及び基地局装置820を有する。各アンテナ810及び基地局装置820は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。
図30は、本開示に係る技術が適用され得るeNBの概略的な構成の第2の例を示すブロック図である。eNB830は、1つ以上のアンテナ840、基地局装置850、及びRRH860を有する。各アンテナ840及びRRH860は、RFケーブルを介して互いに接続され得る。また、基地局装置850及びRRH860は、光ファイバケーブルなどの高速回線で互いに接続され得る。
(第1の応用例)
図31は、本開示に係る技術が適用され得るスマートフォン900の概略的な構成の一例を示すブロック図である。スマートフォン900は、プロセッサ901、メモリ902、ストレージ903、外部接続インタフェース904、カメラ906、センサ907、マイクロフォン908、入力デバイス909、表示デバイス910、スピーカ911、無線通信インタフェース912、1つ以上のアンテナスイッチ915、1つ以上のアンテナ916、バス917、バッテリー918及び補助コントローラ919を備える。
図32は、本開示に係る技術が適用され得るカーナビゲーション装置920の概略的な構成の一例を示すブロック図である。カーナビゲーション装置920は、プロセッサ921、メモリ922、GPS(Global Positioning System)モジュール924、センサ925、データインタフェース926、コンテンツプレーヤ927、記憶媒体インタフェース928、入力デバイス929、表示デバイス930、スピーカ931、無線通信インタフェース933、1つ以上のアンテナスイッチ936、1つ以上のアンテナ937及びバッテリー938を備える。
ここまで、図1〜図32を参照して、本開示の実施形態に係る装置及び各処理を説明した。
第1の実施形態によれば、基地局100−1による制御を通じて、セルラー通信を行う無線通信装置が、セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される周波数帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを送信する。そして、基地局100−1による制御を通じて、上記フレームの送信後の期間に、上記周波数帯域を使用してセルラー通信が行われる。なお、上記無線通信装置は、基地局100−1又は端末装置200−1である。
第2の実施形態によれば、端末装置200−2による制御を通じて、セルラー通信を行う無線通信装置が、セルラー通信と無線LAN通信との間で共用される周波数帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを送信する。そして、端末装置200−2による制御を通じて、上記フレームの送信後の期間に、上記共用帯域を使用してセルラー通信が行われる。なお、上記無線通信装置は、端末装置200−2又は他の端末装置200−2である。
第3の実施形態によれば、いずれの時間にも、セルラー通信を行う無線通信装置が、セルラー通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域(即ち、共用帯域)を使用して信号を送信するように、上記無線通信装置が制御される。
(1)
セルラーシステムの無線通信と無線LAN(Local Area Network)規格に準拠した無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して、NAV(Network Allocation Vector)を設定するための持続時間情報を含むフレームを、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が送信するように、前記無線通信装置を制御する制御部、
を備え、
前記制御部は、前記フレームの送信後の期間に、前記周波数帯域を使用して前記セルラーシステムの無線通信が行われるように、前記セルラーシステムの基地局を制御する、
装置。
(2)
前記無線通信装置は、前記基地局を含む、前記(1)に記載の装置。
(3)
前記期間は、前記フレームの送信の終了時点からSIFS(Short InterFrame Space)が経過した時点に開始する期間である、前記(2)に記載の装置。
(4)
前記フレームは、NAVを設定するための持続時間情報を含む他のフレームを、前記フレームを受信する特定の装置に送信させるフレームである、前記(2)に記載の装置。
(5)
前記フレームは、RTS(Request To Send)フレームであり、
前記他のフレームは、CTS(Clear To Send)フレームである、
前記(4)に記載の装置。
(6)
前記期間は、前記他のフレームの送信後の期間である、前記(4)又は(5)に記載の装置。
(7)
前記無線通信装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置を含む、前記(1)又は(2)に記載の装置。
(8)
前記制御部は、前記周波数帯域を使用して前記フレームを送信するように前記端末装置に指示する、前記(7)に記載の装置。
(9)
前記制御部は、前記セルラーシステム用の他の周波数帯域を使用して、前記周波数帯域を使用して前記フレームを送信するように前記端末装置に指示する、前記(8)に記載の装置。
(10)
前記制御部は、前記フレームを送信するタイミングを特定するための情報を、前記端末装置に提供する、前記(8)又は(9)に記載の装置。
(11)
前記制御部は、前記持続時間情報、又は前記持続時間情報を特定するための情報を、前記端末装置に提供する、前記(8)〜(10)のいずれか1項に記載の装置。
(12)
前記持続時間情報は、少なくとも前記期間をカバーする持続時間を示す、前記(1)〜(11)のいずれか1項に記載の装置。
(13)
前記フレームは、RTSフレーム又はCTSフレームである、前記(1)〜(12)のいずれか1項に記載の装置。
(14)
前記制御部は、期間にわたって、いずれの時間にも、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が前記周波数帯域を使用して信号を送信するように、当該無線通信装置を制御する、前記(1)〜(13)のいずれか1項に記載の装置。
(15)
前記装置は、前記基地局、前記基地局のための基地局装置、又は当該基地局装置のためのモジュールである、前記(1)〜(14)のいずれか1項に記載の装置。
(16)
セルラーシステムの基地局による指示に応じて、前記セルラーシステムの無線通信と無線LAN規格に準拠した無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置が送信するように、前記端末装置を制御する制御部、
を備える装置。
(17)
セルラーシステムの無線通信と無線LAN規格に準拠した無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が送信するように、前記無線通信装置を制御する制御部、
を備え、
前記制御部は、前記フレームの送信後の期間に、前記周波数帯域を使用して前記セルラーシステムの無線通信が行われるように、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置を制御する、
装置。
(18)
前記制御部は、前記期間に、前記周波数帯域を使用して前記セルラーシステムにおける端末装置間の無線通信が行われるように、前記端末装置を制御する、前記(17)に記載の装置。
(19)
いずれの時間にも、セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する制御部、
を備える装置。
(20)
前記制御部は、いずれの時間にも、前記周波数帯域を使用して送信される信号の送信電力が所定の送信電力以上になるように、前記無線通信装置を制御する、前記(19)に記載の装置。
(21)
前記制御部は、各シンボルで、前記無線通信装置が前記周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する、前記(19)又は(20)に記載の装置。
(22)
前記制御部は、少なくとも、前記周波数帯域を使用して前記セルラーシステムのデータ信号及び制御信号が送信されないシンボルで、前記無線通信装置が前記周波数帯域を使用してダミー信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する、前記(21)に記載の装置。
(23)
前記制御部は、少なくとも前記シンボルで、前記周波数帯域にわたって周波数方向に並ぶ無線リソースのうちの一部の無線リソースの中で前記無線通信装置が前記ダミー信号を送信するように、前記無線通信装置を制御する、前記(22)に記載の装置。
(24)
前記一部の無線リソースは、前記周波数帯域にわたって周波数方向に並ぶリソースブロックのうちの一部のリソースブロックである、前記(23)に記載の装置。
(25)
前記一部の無線リソースは、前記周波数帯域にわたって周波数方向に並ぶ各リソースブロックに含まれる一部のリソースエレメントである、前記(23)に記載の装置。
(26)
前記装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う基地局、当該基地局のための基地局装置、又は当該基地局装置のためのモジュールであり、
前記制御部は、アップリンクについて、いずれの時間にも前記周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置に指示する、
前記(19)〜(25)のいずれか1項に記載の装置。
(27)
前記制御部は、アップリンクについて、いずれの時間にも前記周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記セルラーシステムの無線通信を行う複数の端末装置の各々に指示する、前記(26)に記載の装置。
(28)
前記制御部は、アップリンクについて、少なくとも、前記周波数帯域を使用して前記セルラーシステムのデータ信号及び制御信号が送信されないシンボルで、前記周波数帯域にわたって周波数方向に並ぶ無線リソースのうちの一部の無線リソースの中でダミー信号を送信するように、複数の端末装置に指示し、
前記一部の無線リソースは、複数の端末装置の間で共通である、
前記(26)又は(27)に記載の装置。
(29)
前記装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置、又は当該端末装置のためのモジュールであり、
前記制御部は、アップリンクについて、いずれの時間にも前記周波数帯域を使用して前記端末装置が信号を送信するように、前記端末装置を制御する、
前記(19)〜(25)のいずれか1項に記載の装置。
(30)
前記装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う基地局、前記基地局のための基地局装置、又は当該基地局装置のためのモジュールである、前記(19)〜(25)のいずれか1項に記載の装置。
(31)
前記装置は、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置、又は当該端末装置のためのモジュールである、前記(19)〜(25)のいずれか1項に記載の装置。
(32)
前記セルラーシステムの複信方式は、FDD(Frequency Division Duplex)であり、
前記周波数帯域は、前記セルラーシステムにおいてダウンリンク帯域として使用される、
前記(1)〜(16)、(19)〜(25)及び(30)のいずれか1項に記載の装置。
(33)
プロセッサにより、セルラーシステムの無線通信と無線LAN(Local Area Network)規格に準拠した無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して、NAV(Network Allocation Vector)を設定するための持続時間情報を含むフレームを、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が送信するように、前記無線通信装置を制御することと、
プロセッサにより、前記フレームの送信後の期間に、前記周波数帯域を使用して前記セルラーシステムの無線通信が行われるように、前記セルラーシステムの基地局を制御することと、
を含む方法。
(34)
セルラーシステムの無線通信と無線LAN(Local Area Network)規格に準拠した無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して、NAV(Network Allocation Vector)を設定するための持続時間情報を含むフレームを、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が送信するように、前記無線通信装置を制御することと、
前記フレームの送信後の期間に、前記周波数帯域を使用して前記セルラーシステムの無線通信が行われるように、前記セルラーシステムの基地局を制御することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(35)
セルラーシステムの無線通信と無線LAN(Local Area Network)規格に準拠した無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して、NAV(Network Allocation Vector)を設定するための持続時間情報を含むフレームを、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が送信するように、前記無線通信装置を制御することと、
前記フレームの送信後の期間に、前記周波数帯域を使用して前記セルラーシステムの無線通信が行われるように、前記セルラーシステムの基地局を制御することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
(36)
プロセッサにより、セルラーシステムの基地局による指示に応じて、前記セルラーシステムの無線通信と無線LAN規格に準拠した無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置が送信するように、前記端末装置を制御すること、
を含む方法。
(37)
セルラーシステムの基地局による指示に応じて、前記セルラーシステムの無線通信と無線LAN規格に準拠した無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置が送信するように、前記端末装置を制御すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(38)
セルラーシステムの基地局による指示に応じて、前記セルラーシステムの無線通信と無線LAN規格に準拠した無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置が送信するように、前記端末装置を制御すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
(39)
プロセッサにより、セルラーシステムの無線通信と無線LAN規格に準拠した無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が送信するように、前記無線通信装置を制御することと、
プロセッサにより、前記フレームの送信後の期間に、前記周波数帯域を使用して前記セルラーシステムの無線通信が行われるように、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置を制御することと、
を含む方法。
(40)
セルラーシステムの無線通信と無線LAN規格に準拠した無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が送信するように、前記無線通信装置を制御することと、
前記フレームの送信後の期間に、前記周波数帯域を使用して前記セルラーシステムの無線通信が行われるように、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置を制御することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(41)
セルラーシステムの無線通信と無線LAN規格に準拠した無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して、NAVを設定するための持続時間情報を含むフレームを、前記セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が送信するように、前記無線通信装置を制御することと、
前記フレームの送信後の期間に、前記周波数帯域を使用して前記セルラーシステムの無線通信が行われるように、前記セルラーシステムの無線通信を行う端末装置を制御することと、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
(42)
プロセッサにより、いずれの時間にも、セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記無線通信装置を制御すること、
を含む方法。
(43)
いずれの時間にも、セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記無線通信装置を制御すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラム。
(44)
いずれの時間にも、セルラーシステムの無線通信を行う無線通信装置が、前記セルラーシステムの無線通信と他の無線通信との間で共用される周波数帯域を使用して信号を送信するように、前記無線通信装置を制御すること、
をプロセッサに実行させるためのプログラムを記録した読み取り可能な記録媒体。
10 セル
30 アクセスポイント
40 通信エリア
50 端末装置
71 共用帯域
100 基地局
151、171 通信制御部
200 端末装置
241、251、261 通信制御部
Claims (5)
- プライマリコンポーネントキャリア及びセカンダリコンポーネントキャリアを含む複数のコンポーネントキャリアを介してキャリアアグリゲーションにより基地局と通信し、
前記セカンダリコンポーネントキャリア上でのセルラーシステムのデータ信号、及びダミー信号の送信を制御し、
第1の所定期間内の任意のサブフレームにおける前記ダミー信号の送信を制御する、よう構成された回路を含み、
前記セカンダリコンポーネントキャリアは、アクティベート/ディアクティベートされることが可能であり、セルラーシステムの無線通信とWi−Fi(登録商標)システムの無線通信との間で共用されるアンライセンスバンドを使用して構成され、
前記ダミー信号はデータ信号及び制御信号を含まず、
前記ダミー信号の送信は、キャリアセンスから第2の所定期間が経過した後に行われる、端末装置。 - 前記ダミー信号は、セルラーシステムの制御信号及びデータ信号以外のいずれかの信号である、請求項1に記載の端末装置。
- 前記ダミー信号は、無線LAN通信を行う装置にとってのビジートーンとなる信号である、請求項2に記載の端末装置。
- 前記ダミー信号は、セルラーシステムの制御信号及びデータ信号が送信されないシンボルについて、前記アンライセンスバンド内の1つ以上のリソースエレメントにマッピングされる、請求項1に記載の端末装置。
- プライマリコンポーネントキャリア及びセカンダリコンポーネントキャリアを含む複数のコンポーネントキャリアを介してキャリアアグリゲーションにより端末装置と通信し、
前記セカンダリコンポーネントキャリア上でのセルラーシステムのデータ信号、及びダミー信号の受信を制御し、
第1の所定期間内の任意のサブフレームにおける前記ダミー信号の受信を制御する、よう構成された回路を含み、
前記セカンダリコンポーネントキャリアは、アクティベート/ディアクティベートされることが可能であり、セルラーシステムの無線通信とWi−Fi(登録商標)システムの無線通信との間で共用されるアンライセンスバンドを使用して構成され、
前記ダミー信号はデータ信号及び制御信号を含まず、
前記ダミー信号の受信は、キャリアセンスから第2の所定期間が経過した後に行われる、端末装置。
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