JPWO2015133052A1 - 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが記憶された記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが記憶された記憶媒体 Download PDF

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Abstract

[課題]ノイズの結合による通信性能の劣化をあらかじめ抑制した回路構成をデザインすること。[解決手段]情報処理回路の配線レイアウトに基づいて前記情報処理回路から放射される放射ノイズを推定するノイズ推定手段と、情報処理回路の配線レイアウトを決定する回路情報を変更する配線情報変更手段と、情報処理回路から放射される放射ノイズが、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射されるか否かを判定する放射方向判定手段と、配線情報変更手段によって変更された回路情報に応じて、前記ノイズ推定手段によるノイズ推定処理と前記放射方向判定手段の判定とを繰り返すことにより、前記通信回路に対して放射ノイズが及ぼす影響が小さい、適切な回路情報を生成して出力する適正回路情報出力手段と、を備えた。

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムが記憶された記憶媒体に関する。
非特許文献1に記されているように、IC(Integrated Circuit)から放射される放射ノイズを予測するためのノイズ源モデル、およびそのノイズ源モデルを用いたIC設計支援システムが存在する。非特許文献1には、電気ダイポールまたは磁気ダイポールを用いて、ICをモデル化し、そのモデルに基づいてICから放射される放射電磁界を計算することが開示されている。
IEC New Work Item Proposal, 47A/927/NP, IEC 62433-3 : EMC IC modeling - Part 3: Models of Integrated Circuits for EMI behavioural simulation - Radiated emissions modeling (ICEM-RE) (http://standardsproposals.bsigroup.com/Home/Proposal/2911)
しかしながら、上記非特許文献1には、回路の配線の詳細なモデル化手法、および設計方法に関しての記述が無く、デジタル回路とRF(Radio Frequency)回路とが1チップ上に混載されたICに非特許文献1の記載されている技術を適用するという考え方はなかった。
本発明の目的は、放射電磁界の計算結果を反映させて回路設計を行う技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る装置は、
情報処理回路の配線レイアウトに基づいて前記情報処理回路から放射される放射ノイズを推定するノイズ推定手段と、
前記情報処理回路の配線レイアウトを決定する回路情報を変更する配線情報変更手段と、
前記情報処理回路から放射される放射ノイズが、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射されるか否かを判定する放射方向判定手段と、
前記配線情報変更手段によって変更された回路情報に応じて、前記ノイズ推定手段によるノイズ推定処理と前記放射方向判定手段の判定とを繰り返すことにより、前記通信回路に対して放射ノイズが及ぼす影響が小さい、適切な回路情報を生成して出力する適正回路情報出力手段と、
を備えた。
上記目的を達成するため、本発明に係る方法は、
情報処理回路の配線レイアウトに基づいて前記情報処理回路から放射される放射ノイズを推定するノイズ推定ステップと、
前記情報処理回路の配線レイアウトを決定する回路情報を変更する配線情報変更ステップと、
前記情報処理回路から放射される放射ノイズが、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射されるか否かを判定する放射方向判定ステップと、
前記配線情報変更ステップによって変更された回路情報に応じて、前記ノイズ推定ステップによるノイズ推定処理と前記放射方向判定ステップの判定とを繰り返すことにより、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射ノイズが放射される適切な回路情報を生成して出力する適正回路情報出力ステップと、
を含む。
上記目的を達成するため、本発明に係る記憶媒体に記憶されたプログラムは、
情報処理回路の配線レイアウトに基づいて前記情報処理回路から放射される放射ノイズを推定するノイズ推定ステップと、
前記情報処理回路の配線レイアウトを決定する回路情報を変更する配線情報変更ステップと、
前記情報処理回路から放射される放射ノイズが、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射されるか否かを判定する放射方向判定ステップと、
前記配線情報変更ステップによって変更された回路情報に応じて、前記ノイズ推定ステップによるノイズ推定処理と前記放射方向判定ステップの判定とを繰り返すことにより、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射ノイズが放射される適切な回路情報を生成して出力する適正回路情報出力ステップと、
をコンピュータに実行させる。
本発明によれば、ノイズの結合による通信性能の劣化をあらかじめ抑制した回路構成を設計することができる。
本発明の第1実施形態としての情報処理装置の構成を示す図である。 本発明の第2実施形態としての情報処理装置が処理対象とする、回路構成の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態としての情報処理装置が処理対象とする、回路構成の電源からICチップまで繋がる電源/グラウンド配線の模式図と、その等価回路図である。 本発明の第2実施形態としての情報処理装置が処理対象とする、回路構成の電気/磁気ダイポールの等価回路図である。 本発明の第2実施形態としての情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態としての情報処理装置の構造モデル要素抽出部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態としての情報処理装置の簡易ノイズ源モデル生成部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態としての情報処理装置の放射ノイズ推定部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態としての情報処理装置の放射方向判定部の動作を示すフローチャートである。 デジタル回路とRF回路とが混載されたICチップの平面模式図と、情報処理装置における放射ノイズ推定部が解析した放射パターン模式図とを含む説明図である。 図10に例示した配線レイアウトに対して、電源/グラウンド配線長が変更された、デジタル回路とRF回路とが混載されたICチップの平面模式図と放射パターン模式図とを含む説明図である。 本発明の第2実施形態としての情報処理装置の記憶部に記憶されるテーブルの一例を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理装置100について、図1を用いて説明する。
図1に示すように情報処理装置100は、ノイズ推定部101と配線情報変更部102と放射方向判定部103と出力部104とを含む。ノイズ推定部101は、情報処理回路の配線レイアウトに基づいて情報処理回路から放射される放射ノイズを推定する。配線情報変更部102は、情報処理回路の配線レイアウトを決定するための回路情報を変更する。放射方向判定部103は、情報処理回路から放射される放射ノイズが、情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射されるか否かを判定する。配線情報変更部102によって変更された回路情報に応じて、ノイズ推定部101によるノイズ推定処理と放射方向判定部103による判定とを繰り返すことにより、通信回路に対して放射ノイズの及ぼす影響が小さい、適切な回路情報を生成し出力する。
以上のように、集積回路における様々な配線レイアウトのそれぞれについて、放射ノイズが放射される方向を判定し、通信回路に対して放射ノイズが及ぼす影響が小さい、適切な配線レイアウトを導き出すことで、通信性能の劣化をあらかじめ抑制することができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る情報処理装置について、図2〜図12を用いて説明する。図2は、本実施形態の情報処理装置が設計する対象とする集積回路、つまりICチップ200の概略構成を説明するための図である。
ICチップ200には、ロジックデータ処理を行うデジタル回路201と通信信号の処理を行うRF回路202とが混載されている。このように1チップ上に異なる機能を持つ回路ブロックが混載された構造を採用することにより、一層の小型、薄型化が実現されている。
具体的にはプリント回路基板203上に、半田ボール204とインターポーザ205とを介してシリコン基板206が接続固定されている。各回路201、202とインターポーザ205とは、ボンディングワイヤ207を介して接続されている。各回路201、202の周囲は樹脂製のモールド208で固められている。また、プリント回路基板203には,電源装置220が接続されており、電源装置220とデジタル回路201との間は、ボンディングワイヤ207、インターポーザ205、半田ボール204および基板配線210を介して電気的に接続されている。
このようなICチップ200においては、動作高速化、高機能化の要求に応じて、デジタル回路201の処理がますます高速になり、デジタル回路201の動作に伴って高周波の電磁ノイズが発生する。この種の高周波電磁ノイズは、回路上空の空間を介してRF回路202に結合する可能性がある。そして、そのようなノイズの結合が通信信号処理に悪影響を及ぼし、通信スピードの低下や機器の誤動作を引き起こす可能性がある。このような状況を鑑み、本実施形態の情報処理装置は、集積回路の設計段階で放射ノイズを的確に推定し、さらにその放射ノイズによる悪影響を抑えた回路設計、回路レイアウトを導き出すものである。
図3は、電源装置220からICチップ200中のデジタル回路201まで繋がる電源/グラウンド配線の模式図(a)と、その等価回路図(b)を示す。等価回路図(b)において、Vはデジタル回路201中のノイズ電圧発生源を表し、Zはノイズに応じた内部インピーダンスを表わす。また、R、LはそれぞれICチップ200内においてデジタル回路201に接続された電源配線の抵抗およびインダクタンスを表し、R、LはそれぞれICチップ200内においてデジタル回路201に接続されたグラウンド配線の抵抗およびインダクタンスを表す。Zはデジタル回路201の電源/グラウンド配線終端部の負荷インピーダンスであり、ICチップ200側から電源装置220側を見た場合の入力インピーダンスに相当する。なお、ここでは、一対の電源配線とグラウンド配線とが含まれる回路を例に説明しているが、本願発明はこれに限定されるものではなく、二対以上の電源配線とグラウンド配線とが含まれるICチップであっても適用できる。
図4は、デジタル回路201の電源/グラウンド配線をノイズ放射源としての電気/磁気ダイポールZとみなし、図3における等価回路をダイポールZの等価回路に変換した図である。ここで、Zは以下の式1で表され、ダイポールZを流れる電流Iは対象とする周波数のノイズ電圧Vを用いて式2から求まる。
Z = Z + R + jωL + Z + R + jωL (式1)
I = V/Z (式2)
電流Iの値に基づいて、電気/磁気ダイポールから放射される放射電磁界を求めることが可能である。なお、Zが開放状態に相当するような値の場合は、Zは配線における放射抵抗と等価であり、図4は電気ダイポールの等価回路(電気ダイポールモデル)になる。Zが開放状態に相当するような値でない場合は、図4は磁気ダイポールの等価回路(磁気ダイポールモデル)になる。
図5は、ダイポールを放射ノイズ源モデルとして用い、デジタル回路の電源/グラウンド配線から放射されるノイズをRF回路方向に指向させないように設計支援するための情報処理装置500の機能構成図である。情報処理装置500は、回路情報入力部501、ノイズ指向性最適化部502、適正回路情報出力部503、および記憶部504を含む。ノイズ指向性最適化部502は、構造モデル要素抽出部521、簡易ノイズ源モデル生成部522、放射ノイズ推定部523、放射方向判定部524、配線情報変更部525を含む。
図6は、構造モデル要素抽出部521の動作を示すフローチャートである。図6に示すように、構造モデル要素抽出部521は、ステップS601において、回路情報入力部501から、ICチップ200内部およびその周辺の配線レイアウト情報(例えば配線長さを示す情報)を取得する。構造モデル要素抽出部521は、次にステップS602において、取得した配線レイアウト情報を基に、構造モデル要素の抽出を行う。構造モデル要素とは、シリコン基板サイズ、シリコン基板の誘電率、デジタル回路に繋がる電源/グラウンド配線のペア数、およびその配線長を含む。
図7は、簡易ノイズ源モデル生成部522の動作を示すフローチャートである。簡易ノイズ源モデル生成部522は、ステップS701において、回路情報の読み込みを行なうと、構造モデル要素抽出部521が抽出したデータである構造モデル要素に基づいて、各電源/グラウンド配線ペアについてノイズ源モデル化(簡易ノイズ源モデル要素の抽出)を行う。簡易ノイズ源モデル要素とは、デジタル回路の動作タイミング、デジタル回路電源系の内部インピーダンス、電源/グラウンド配線のインピーダンス、およびその負荷インピーダンスを含む。その後、簡易ノイズ源モデル生成部522は、ステップS702において、簡易ノイズ源モデル要素から電気/磁気ダイポールへの置換を行う。
図8は、放射ノイズ推定部523の動作を示すフローチャートである。放射ノイズ推定部523は簡易ノイズ源モデル生成部522が生成した電気/磁気ダイポールを用いて、ステップS801に示すように、ノイズ源モデルとしての電気/磁気ダイポールから放射される放射ノイズの360度に亘る平面方向のパターン解析を行う。
図9は、放射方向判定部524および配線情報変更部525の動作を示すフローチャートである。ステップS901において、放射方向判定部524は、放射ノイズ推定部523による解析の結果、放射ノイズの支配的方向(例えば、放射ノイズが最も強く放射される方向)がRF回路202を指向しているか否かを判定する。放射ノイズの支配的方向がRF回路202を指向していない場合は、ステップS902に進み、そのときの回路情報を記憶部504に記憶させて処理を終了する。一方、放射ノイズの支配的方向がRF回路202を指向している場合には、ステップS903に進み、回路情報における電源/グラウンド配線長、またはその負荷インピーダンスを変更する。そして、変更した要素データを再度、簡易ノイズ源モデル生成部522に入力し、ステップS701の処理に戻って、簡易ノイズ源モデルの生成を再度実行する。そして、放射の支配的方向がRF回路202を指向しない状態になるまで動作を繰り返す。適正回路情報出力部503は、放射方向判定部524により記憶部504に回路情報として記憶されたデータから、RF回路202との干渉レベルが低い配線レイアウト(回路情報)を読み出し、デジタル回路201の電源/グラウンド配線設計データとして出力する。
図10は、デジタル回路とRF回路とが混載されたICチップ200の平面模式図1001と、情報処理装置500における放射ノイズ推定部523が解析した放射パターン模式図1002とを含む説明図である。この例では、平面模式図1001において、デジタル回路201に接続される電源/グラウンド配線1011〜1014は2ペア(二対:1011および1012、ならびに1013および1014)存在し、各ペアの配線長は互いに異なっている。また、RF回路202は図10に示すICチップ200においてデジタル回路201の右上方向に配置されている。放射パターン模式図1002を参照すると、ノイズ放射1021はRF回路202の方向1022に比較的強く放射されていることが分かる。つまり、平面模式図1001に示す配線では、放射ノイズのRF回路202への結合が危惧される。このような場合、配線情報変更部525は、電源/グラウンド配線長、もしくはその負荷インピーダンスを変更する。
図11は、図10に例示した配線レイアウトに対して、電源/グラウンド配線1101〜1104の長さが変更されたデジタル回路とRF回路とが混載されたICチップ200の平面模式図1101と放射パターン模式図1102とを含む説明図である。放射パターン模式図1102には、電源/グラウンド配線長が変更されたICチップ200について、再度、放射ノイズ推定部523によって解析された結果が示されている。この放射パターン模式図1102を参照すると、RF回路202を指向するノイズ放射1121が弱いことが分かる。したがって、放射方向判定部524は、放射方向がRF回路とは逆の方向であると判定し、適正回路情報出力部503は、その場合の配線レイアウトが求められているレイアウトだと判断する。
図10、図11には、2つの電源/グラウンド配線ペアの配線長の比を変更して、放射ノイズの方向を変更することを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、ICチップ200において3つの電源/グラウンド配線ペアA、B、Cがある場合には、各配線ペアをダイポールにモデル化して、それぞれのダイポールによる放射パターンの重ね合わせ(足し合わせ)を行なうことにより、全体としての放射パターンを推定できる。そして、3つの電源/グラウンド配線ペアA、B、Cの配線長の比LA:LB:LCを様々に変更することにより、放射ノイズの量(例えば、強度)と指向性とを変えることができる。
図12は、記憶部504に記憶された配線レイアウト毎の適正度(RF回路との干渉レベル)を示す図である。図12に示すように、各配線レイアウトについて、ノイズ放射パターンを推定し、RF回路との干渉レベルを記憶させて比較することにより、より適切な配線パターンを導き出すことができる。
本実施形態では、上記のように放射方向判定部524が電源/グラウンド配線長を変更し、適正回路情報出力部503がデジタル回路の電源/グラウンド配線設計データを出力することを述べた。しかし放射方向判定部524がRF回路を指向するノイズ放射があると判断した場合に、電源/グラウンド配線長を変更して再度判断することに限定されるものではない。例えば、ICチップ200の負荷インピーダンスを変更してもよい。負荷インピーダンスの変更によっても放射パターンを変えることができるため、電源/グラウンド配線長の変更が困難な場合、負荷インピーダンスを変更して適正回路情報出力部503が電源/グラウンド配線設計データを出力してもよい。
本実施形態の情報処理装置500の適用により、デジタル回路とRF回路とが混載されたICにおいてデジタル回路の電源/グラウンド配線から空間に放射するノイズの方向を制御することができる。その結果、放射ノイズのRF回路への結合を抑えたICを提供することが可能であり、またそのICをプリント回路基板上に実装し無線機器を製造することにより、このようなノイズ結合による通信品質劣化が生じることのない機器を提供することができる。
本実施形態では、情報処理装置500が、デジタル回路とRF回路とが混載されたICにおいて、デジタル回路中のノイズ発生源、ノイズが受ける内部インピーダンス、デジタル回路に接続される電源/グラウンド配線、及びその負荷インピーダンスを含む等価回路を生成する。そして、ノイズ放射源モデルを、等価的な電気ダイポールまたは磁気ダイポールで表す。さらに、電源/グラウンド配線の長さ、およびその付加インピーダンスの値の少なくとも一方を様々に変えつつ、等価モデルを用いたノイズ放射パターンの生成を行ない、デジタル回路から空間に放射されるノイズがRF回路方向を指向しない電源グラウンド配線の長さを求める。
つまり、デジタル回路の電源/グラウンド配線から発生する放射ノイズを推定した上で、ノイズが回路上空の空間を介してRF回路に結合しないように回路レイアウトを設計することが可能である。すなわち、回路における通信性能の劣化を未然に抑制することが可能となる。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを含む信号、そのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。
[実施形態の他の表現]
上記の実施形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)
情報処理回路の配線レイアウトに基づいて前記情報処理回路から放射される放射ノイズを推定するノイズ推定手段と、
前記情報処理回路の配線レイアウトを決定する回路情報を変更する配線情報変更手段と、
前記情報処理回路から放射される放射ノイズが、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射されるか否かを判定する放射方向判定手段と、
前記配線情報変更手段によって変更された回路情報に応じて、前記ノイズ推定手段によるノイズ推定処理と前記放射方向判定手段の判定とを繰り返すことにより、前記通信回路に対して放射ノイズが及ぼす影響が小さい、適切な回路情報を生成して出力する適正回路情報出力手段と、
を備えた情報処理装置。
(付記2)
前記情報処理回路と前記通信回路とが1チップ上に混載された集積回路において、放射ノイズを推定することにより適正回路情報を出力する付記1に記載の情報処理装置。
(付記3)
前記ノイズ推定手段は、
前記集積回路の構造モデルの要素を抽出する構造モデル要素抽出手段と、
前記情報処理回路の電源/グラウンド配線をノイズ源モデル化するノイズ源モデル生成手段と、
前記ノイズ源モデルから放射される放射ノイズの360度に亘る平面方向の解析を行う不要放射解析手段と、
を含むことを特徴とする付記1または2に記載の情報処理装置。
(付記4)
前記構造モデル要素抽出手段における構造モデル要素は、シリコン基板サイズ、シリコン基板の誘電率、前記情報処理回路に繋がる電源およびグラウンド配線のペア数、およびその配線長の少なくともいずれか1つを含む付記3に記載の情報処理装置。
(付記5)
前記ノイズ源モデル生成手段は、前記情報処理回路の電源/グラウンド配線をノイズ源モデル化する際に、前記情報処理回路の動作タイミング、前記情報処理回路の電源系の内部インピーダンス、前記情報処理回路の電源/グラウンド配線のインピーダンス、および前記情報処理回路の負荷インピーダンスの少なくともいずれか1つの要素から、電気ダイポールモデルまたは磁気ダイポールモデルを生成する付記3または4に記載の情報処理装置。
(付記6)
前記配線情報変更手段は、前記放射ノイズの支配的方向が前記通信回路を指向している場合に、前記情報処理回路の電源/グラウンド配線長、または前記情報処理回路の負荷インピーダンスを変更することを特徴とする付記1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(付記7)
情報処理回路の配線レイアウトに基づいて前記情報処理回路から放射される放射ノイズを推定するノイズ推定ステップと、
前記情報処理回路の配線レイアウトを決定する回路情報を変更する配線情報変更ステップと、
前記情報処理回路から放射される放射ノイズが、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射されるか否かを判定する放射方向判定ステップと、
前記配線情報変更ステップによって変更された回路情報に応じて、前記ノイズ推定ステップによるノイズ推定処理と前記放射方向判定ステップの判定とを繰り返すことにより、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射ノイズが放射される適切な回路情報を生成して出力する適正回路情報出力ステップと、
を含む情報処理方法。
(付記8)
情報処理回路の配線レイアウトに基づいて前記情報処理回路から放射される放射ノイズを推定するノイズ推定ステップと、
前記情報処理回路の配線レイアウトを決定する回路情報を変更する配線情報変更ステップと、
前記情報処理回路から放射される放射ノイズが、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射されるか否かを判定する放射方向判定ステップと、
前記配線情報変更ステップによって変更された回路情報に応じて、前記ノイズ推定ステップによるノイズ推定処理と前記放射方向判定ステップの判定とを繰り返すことにより、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射ノイズが放射される適切な回路情報を生成して出力する適正回路情報出力ステップと、
をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
この出願は、2014年3月3日に出願された日本出願特願2014−040294を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (8)

  1. 情報処理回路の配線レイアウトに基づいて前記情報処理回路から放射される放射ノイズを推定するノイズ推定手段と、
    前記情報処理回路の配線レイアウトを決定する回路情報を変更する配線情報変更手段と、
    前記情報処理回路から放射される放射ノイズが、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射されるか否かを判定する放射方向判定手段と、
    前記配線情報変更手段によって変更された回路情報に応じて、前記ノイズ推定手段によるノイズ推定処理と前記放射方向判定手段の判定とを繰り返すことにより、前記通信回路に対して放射ノイズが及ぼす影響が小さい、適切な回路情報を生成して出力する適正回路情報出力手段と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記情報処理回路と前記通信回路とが1チップ上に混載された集積回路において、放射ノイズを推定することにより適正回路情報を出力する請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ノイズ推定手段は、
    前記情報処理回路の構造モデルの要素を抽出する構造モデル要素抽出手段と、
    前記情報処理回路の電源/グラウンド配線をノイズ源モデル化するノイズ源モデル生成手段と、
    を含み、
    前記ノイズ源モデルからから放射される放射ノイズの360度に亘る平面方向の解析を行う請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記構造モデル要素抽出手段における構造モデル要素は、シリコン基板サイズ、シリコン基板の誘電率、前記情報処理回路に繋がる電源およびグラウンド配線のペア数、およびその配線長の少なくともいずれか1つを含む請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記ノイズ源モデル生成手段は、前記情報処理回路の電源/グラウンド配線をノイズ源モデル化する際に、前記情報処理回路の動作タイミング、前記情報処理回路の電源系の内部インピーダンス、前記情報処理回路の電源/グラウンド配線のインピーダンス、および前記情報処理回路の負荷インピーダンスの少なくともいずれか1つの要素から、電気ダイポールモデルまたは磁気ダイポールモデルを生成する請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記配線情報変更手段は、前記放射ノイズの支配的方向が前記通信回路を指向している場合に、前記情報処理回路の電源/グラウンド配線長、または前記情報処理回路の負荷インピーダンスを変更する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理回路の配線レイアウトに基づいて前記情報処理回路から放射される放射ノイズを推定し、
    前記情報処理回路の配線レイアウトを決定する回路情報を変更し、
    前記情報処理回路から放射される放射ノイズが、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射されるか否かを判定し、
    変更された回路情報に応じて、前記放射ノイズの推定と前記判定とを繰り返すことにより、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射ノイズが放射される適切な回路情報を生成して出力する
    情報処理方法。
  8. 情報処理回路の配線レイアウトに基づいて前記情報処理回路から放射される放射ノイズを推定し、
    前記情報処理回路の配線レイアウトを決定する回路情報を変更し、
    前記情報処理回路から放射される放射ノイズが、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射されるか否かを判定し、
    変更された回路情報に応じて、前記放射ノイズの推定と前記判定とを繰り返すことにより、前記情報処理回路に近接する通信回路に対して及ぼす影響が小さい方向に放射ノイズが放射される適切な回路情報を生成して出力する処理、
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラムが記憶された記憶媒体。
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