JPWO2015072005A1 - 通信装置及びシステム及び方法 - Google Patents

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Abstract

単位時間当たりのパケット数が少ない場合でも、FECの符号化ブロックサイズを適応的又は固定的に変更し、遅延を増加させることなくバーストロスによるパケット損失を効果的に抑制する方法を提供する。通信装置101は、送信部102と受信部103を備え、送信部102は符号化時間あたりのパケット数とネットワーク回線のバーストロス時間の値に基づきFEC(前方誤り訂正)符号を計算する機能を有する。また受信部103は、FEC符号化されたパケットを復号化するとともに、ネットワークの回線品質情報を計測し、送信部102へと伝達する。さらに送信部102は符号化時間と同じ時間をかけてパケットを等間隔に送信し、また、バーストロス時間と符号化時間を元にFECの計算方式を変更することができる。

Description

本発明は、通信装置及びシステム及び方法に係り、特に、遠隔操作用システム遠隔監視システム、遠隔制御システム、及び遠隔監視制御システム等の各種システムに適用することができる低遅延通信のための通信装置及びシステム及び方法に関する。
近年、工場の生産管理や人の立ち入りが難しい過酷な環境下での作業のため、遠隔地の映像や音声情報を取得するとともに、現場の装置を制御する遠隔監視制御システムへの要求が高まっている。この際、例えば、遠隔地との通信には通信インフラとして発達しているインターネットなどの広域網(WAN:Wide Area Network)を利用することが考えられる。
現在、WANを介して通信する主な通信プロトコルとしては、TCP(Transmission Control Protocol)、及びUDP(User Datagram Protocol)が用いられている。TCPはある端末から別の端末へとデータを伝送する際、データ列の順序を保証するとともに、欠損したデータについては再送を行うことで信頼性の高い通信を実現している。一方高信頼なサービスを必要としないアプリケーションでは、信頼性よりも通信の低遅延を重視した通信プロトコルであるUDPが用いられている。UDPは再送を行わず、データ列の順序も保証されないかわりに高速で低遅延な伝送が可能となっている。
一方、映像や音声などのストリームデータをリアルタイムに配送するためのプロトコルとして、RTP(Real−time Transport Protocol)がある。RTPはリアルタイムストリームを伝送するためのプロトコルとして標準化されている方式で、送信するパケットデータに時間情報を付加することで、受信端末側でデータの時間関係の把握が可能となっている。映像や音声のデータは、データの一部が欠けていても再生が可能であるため、受信側ではロスしたパケットや到着の遅れたパケットは無視し、受信側が期待する時間に到着したパケットだけを利用してデータの再生を行うことができる。RTPはTCP、UDPどちらとも組み合わせることは可能であるが、TCPでは再送によるデータ列の順序保証が行われることから、ほとんどの場合、RTPはUDPと組み合わせて利用される。
しかしながら、上記RTPだけではネットワークを経由する際に生じるデータパケットの損失を回避することはできず、特に回線の通信品質が比較的悪い環境では高品質なストリームデータの再生ができない場合があるという課題がある。
そこでデータ伝送の信頼性を向上させる手法として、送るデータに前方誤り訂正(FEC:Foward Error Correction)符号を付与して伝送する方式が提案されている。FEC符号を付与して伝送することで、受信側単独でデータパケットのロスを復元することができるため、回線の通信品質が比較的悪い場合においても、低遅延で高信頼な通信を実現できる。パケット伝送におけるFEC方式は複数個のパケット単位で誤り訂正符号を計算する。FEC符号としてはパリティ符号、リードソロモン符号などが用いられる。
通常、IP(Internet Protocol)パケットによるデータ伝送においては、データを通信環境のMTU(Maximum Transmission Unit)により一定サイズでパケット化して伝送する。一定サイズでパケット化されたデータに対してFEC符号を計算する場合、十分なバーストロス耐性を得るためには、FECの符号化ブロックに含まれる元データパケット数を大きく取る必要がある。しかし入力されるパケット数が少ないとき、FEC符号化ブロックに含まれる元データパケット数を大きくすると、FEC計算遅延の増大につながる。特許文献1において、元データのデータ量が少ないときは、パケットを分割してFECブロックを再構成することで低データレートでも遅延を増加させることなくFEC符号を計算することができる方式が考案されている。
特開2008−160499号公報
特許文献1のように、単位時間当たりの入力データ量に応じてパケットサイズの変更を行う方式では、単位時間毎のパケットサイズ変更に伴う処理負荷が大きいという課題がある。また、複数のパケットを生成するため、ネットワークの負荷が増大するという課題がある。
本発明は、以上の点に鑑み、誤り訂正符号の符号化ブロックサイズ又は符号化処理時間と符号化ブロックサイズを設定することでパケット損失を効果的に抑制することを目的とする。
本発明の第1の解決手段によると、
通信装置であって、
受信パケットのパケット欠損状況から、第1のバーストロス時間を含む第1の回線品質情報を計算する回線品質計測部と、
受信パケットの誤り訂正ヘッダに含まれる符号化時間T及び符号化ブロックのパラメータである符号化処理量に基づき、受信パケットの欠損を修復する誤り訂正復号化部と、
受信パケットの誤り訂正ヘッダから第2のバーストロス時間TBLを含む第2の回線品質情報を取得するフィードバックデータ取得部と、
前記フィードバックデータ取得部により取得した第2の回線品質情報に基づき可変又は固定に符号化時間Tを設定し、送信データパケットの符号化時間T当たりのパケット数Nを計測するパケット数計測部と、
前記パケット数計測部で計測されたパケット数N、前記パケット数計測部で設定された符号化時間T、及び、前記フィードバックデータ取得部で取得された第2の回線品質情報に基づき符号化処理量を求め、該符号化処理量により計算された誤り訂正符号を含む誤り訂正符号パケットを生成する誤り訂正符号化部と、
前記誤り訂正符号化部による符号化処理における符号化時間T及び符号化処理量と、前記回線品質計測部で計算された第1の回線品質情報とを含む誤り訂正ヘッダを、送信データパケット及び誤り訂正符号パケットにそれぞれ付与することにより送信パケットを生成する送信ヘッダ処理部と
を備えた通信装置が提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
通信システムであって、
送信部を有し、送信側の端末とゲートウェイの間に挿入された送信側通信装置と、
受信部を有し、受信側の端末とゲートウェイの間に挿入され受信側通信装置と
を備え、
前記受信部は、
受信パケットのパケット欠損状況から、第1のバーストロス時間を含む第1の回線品質情報を計算する回線品質計測部と、
受信パケットの誤り訂正ヘッダに含まれる符号化時間T及び符号化ブロックのパラメータである符号化処理量に基づき、受信パケットの欠損を修復する誤り訂正復号化部と、
受信パケットの誤り訂正ヘッダから第2のバーストロス時間TBLを含む第2の回線品質情報を取得するフィードバックデータ取得部と、
を有し、
前記送信部は、
前記フィードバックデータ取得部により取得した第2の回線品質情報に基づき可変又は固定に符号化時間Tを設定し、送信データパケットの符号化時間T当たりのパケット数Nを計測するパケット数計測部と、
前記パケット数計測部で計測されたパケット数N、前記パケット数計測部で設定された符号化時間T、及び、前記フィードバックデータ取得部で取得された第2の回線品質情報に基づき符号化処理量を求め、該符号化処理量により計算された誤り訂正符号を含む誤り訂正符号パケットを生成する誤り訂正符号化部と、
前記誤り訂正符号化部による符号化処理における符号化時間T及び符号化処理量と、前記回線品質計測部で計算された第1の回線品質情報とを含む誤り訂正ヘッダを、送信データパケット及び誤り訂正符号パケットにそれぞれ付与することにより送信パケットを生成する送信ヘッダ処理部と
を有する
ことを特徴とする通信システムが提供される。
本発明の第3の解決手段によると、
通信方法であって、
受信パケットのパケット欠損状況から、第1のバーストロス時間を含む第1の回線品質情報を計算し、
受信パケットの誤り訂正ヘッダに含まれる符号化時間T及び符号化ブロックのパラメータである符号化処理量に基づき、受信パケットの欠損を修復し、
受信パケットの誤り訂正ヘッダから第2のバーストロス時間TBLを含む第2の回線品質情報を取得し、
前記取得した第2の回線品質情報に基づき可変又は固定に符号化時間Tを設定し、送信データパケットの符号化時間T当たりのパケット数Nを計測し、
前記計測されたパケット数N、前記パケット数計測部で設定された符号化時間T、及び、前記取得された第2の回線品質情報に基づき符号化処理量を求め、該符号化処理量により計算された誤り訂正符号を含む誤り訂正符号パケットを生成し、
前記符号化処理における符号化時間T及び符号化処理量と、前記計算された第1の回線品質情報とを含む誤り訂正ヘッダを、送信データパケット及び誤り訂正符号パケットにそれぞれ付与することにより送信パケットを生成すること
を含む通信方法が提供される。
本発明によると、誤り訂正符号の符号化ブロックサイズ又は符号化処理時間と符号化ブロックサイズを設定することでパケット損失を効果的に抑制することができる。
本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信装置の構成例を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る誤り訂正符号の符号化、及び復号化の例を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る、送信側ヘッダ処理の例を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る、FECヘッダの構成例を示した図である。 本発明の第1の実施形態に係る、受信側ヘッダ処理の例を示した図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信システムの構成例を示した図である。 本発明の第3の実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。
[概要]
本実施例による通信装置は、送信側と受信側それぞれに配置されるものであって、前記通信装置は送信部と受信部によって構成され、FEC符号化、及び復号化機能を持ったソフトウェア、又はハードウェアとして構成される装置である。前記送信部は、特定の通信相手、又は特定のアプリケーションからの通信を判定する送信パケット種別判定部を備え、送信パケット種別判定部は、FECの計算が不要と判断した場合にはパケットをそのまま出力し、FECの計算が必要と判断した場合にはパケット数計測部へとデータを伝送し、前記パケット数計測部は単位時間(符号化時間)当たりのパケット数を計測する。また、前記送信部は、前記符号化時間毎に前記パケット数計測部で計測されたパケット数と受信部によってもたらされるバーストロス時間のフィードバック情報に基づき前方誤り訂正符号を計算するFEC符号化部と、前記FEC符号化部で処理されたパケットにFECヘッダを付与する送信ヘッダ処理部と、前記送信ヘッダ処理部によって構成されたパケットを送出するパケット送信部を具備する。
前記受信部は、送られてくるパケットのヘッダ情報に基づき、FECの復号化が必要かどうかを判定する受信パケット種別判定部を備え、前記受信パケット種別判定部は、FEC復号処理が不要な通常パケットについては処理を行わずにパケットを出力し、FEC複合処理が必要なパケットについては受信バッファ部へと伝送する。また、前記受信部は、前記受信バッファのデータからパケットの欠損を修復するFEC復号化部と、受信バッファの欠損したパケットからバーストロス時間を計算し、送信部の送信ヘッダ処理部にその情報を伝達する回線品質計測部と、前記FEC復号化部によって復号化したデータのヘッダ情報を処理する受信ヘッダ処理部と、ヘッダ処理後のパケットを出力する受信パケット出力部を具備する。
前記送信部のパケット送信部は、符号化時間と同じ時間をかけてパケットを等間隔に送信することができる。また、前記送信部は、フィードバックされたバーストロス時間と、パケット数を計測する前記符号化時間を元にFECの計算方式を変更することができる。
図1は本発明の第1の実施形態にかかる通信システムの構成を示した図である。WANを介した通信ネットワークでは、しばしば数個のパケットが連続してロスするバーストロスが発生する。本実施形態の通信装置はバーストロスによるパケットの欠損を効果的に抑制するのに適した例である。
[全体構成]
図1に示す実施例は、端末104−1、104−2が双方向の通信を行う際の構成を示している。端末104とGW(ゲートウェイ)105の間に通信装置101が接続され、それぞれの装置間はイーサネット(登録商標)などの通信線106で接続される。通信線106は有線であっても良いし、無線であっても良い。通信装置101は送信部102と受信部103を備える。例えば通信装置101はPC(パーソナルコンピュータ)で構成されてもよい。また端末104はPCなどの装置であってもよく、PCに接続された複数の機器を制御するために本システムが適用されても良い。
端末104−1からデータパケットが送信されたとき、通信装置101−1はデータパケットを受け取り、送信部102−1へと入力する。送信部102−1ではFEC計算などの符号化処理を行い、GW105−1側に符号化処理されたパケットを出力する。通信装置101−1からデータパケットを受け取ったGW105−1はGW105−2宛てにWANを介してパケットを送信する。WAN側からデータを受け取ったGW105−2は、通信装置101−2へとデータパケットを転送する。GW105−2からのデータを受け取った通信装置101−2は受信部103−2へとパケットを入力する。受信部103−2は符号化されたパケットを復号化し、誤り訂正を行った後、通信端末104−2へとデータパケットを伝送する。
端末104−2が端末104−1宛てにパケットを伝送する場合も同様の処理が行われる。このように、通信装置101はLAN(Local Area Network)側から入力されたパケットに対して送信部102でパケットの符号化処理を行い、WAN側から届いたパケットに対しては受信部103によって復号化処理を行う。本構成によれば、通常端末104とGW105が直接接続されている経路に通信装置101をブリッジとして挿入すればよく、既存の通信システムに変更を加えることなくデータパケットにFEC計算処理を行うことができる。またGW105と通信装置101の間、又は通信装置101と端末104の間にネットワークルータやハブを接続してもよい。
[通信装置101]
図2に、通信装置101の構成図を示す。通信装置101−1は通信装置101−2と対で構成され、各通信装置101は送信部102と受信部103を備える。端末側(LAN側)から入力された送信パケット入力201−1は送信部102−1に取り込まれ、送信パケット種別判定部202−1へと送られる。送信パケット種別判定部202−1は予め設定された特定の通信相手、又は特定のアプリケーションからの通信であるかどうかを判別し、該当するパケットはパケット数計測部203−1へパケットを伝送し、該当しない場合はパケットをそのまま送信パケット出力207−1として出力する機能を有する。送信パケット種別判定部202−1は、送信パケット入力201−1のヘッダに記載されているIPアドレス、ポート番号、通信プロトコルなどのヘッダ情報と、予め設定されたそれらの情報とを比較し、該当するパケットかどうかの判別を行う。送信パケット種別判定部202−1の判定条件であるIPアドレスやポート番号、通信プロトコルは、予め複数の組み合わせを設定しておくことができる。
例えばIPアドレスとポート番号の設定に従い、FECを計算すべきパケットかどうかの判別を行う場合、通信プロトコルはTCP、UDP、RTPなどにかかわらず、FECの計算対象となり得る。
パケット数計測部203−1は、送信パケット種別判定部202−1から送られてくるパケット数を計測し、符号化処理時間Tごとに計測したパケット数の情報をFEC符号化部204−1へと出力する。このためパケット数を計測する符号化処理時間Tは符号化処理遅延として現れることとなる。ネットワークの回線状態に応じて最適な符号化処理時間Tを選択するため、パケット数計測部203−1はフィードバックデータ取得部214−1からの情報(例、回線品質情報)に応じて符号化時間Tを変更して、ダイナミック又は適応的に設定することができる。なお、後述の実施例のように符号化時間Tを予め固定的に設定するようにしてもよい。パケット数計測部203−1における符号化時間Tの設定の詳細については後に述べる。パケット数計測部203−1に入力されたパケットについては順次FEC符号化部204−1に転送してもよいし、入力パケットをパケット数計測部203−1内のバッファに一時保存し、パケット数の計測終了と同時にFEC符号化部204−1へと転送してもよい。
FEC符号化部204−1では、パケット数計測部203−1から入力されたデータパケットに対し、パケット数計測部203−1で計測されたパケット数と、パケット数計測部203−1でダイナミック又は適応的に設定された又は予め固定的に設定された符号化時間Tと、受信部103−1のフィードバックデータ取得部214−1によって取得された回線品質情報を元に、バーストロスに対して十分な耐性を持つFEC符号化を行う。但し、フィードバックデータ取得部214−1が回線品質情報を保持していない場合や、回線品質情報が古い場合等には予め設定された値に従いFEC符号化を行うことができる。FEC符号化部204−1における符号化処理の詳細については後に述べる。
FEC符号化部204−1に入力されたデータパケットと、FEC符号化部204−1で計算されたFEC符号パケットは送信ヘッダ処理部205−1へと送られる。送信ヘッダ処理部205−1では、FEC符号化の詳細が記されたFECヘッダをそれぞれのパケットに付与してパケット送信部206−1へと伝送する。このとき、送信ヘッダ処理部205−1は、受信部103−1の回線品質計測部211−1が計測した通信経路217−1の回線品質情報を、通信装置101−2へのフィードバック情報としてFECヘッダに格納する。送信ヘッダ処理部205−1からのデータを受け取ったパケット送信部206−1は、符号化時間Tと同じだけの時間をかけて、バッファ内のパケットデータの送信が等しい時間間隔で行われるよう、パケット送信時間を調整して送信パケット出力207−1としてWAN側にデータ送信を行う。
一方、通信装置101−2がGW側(WAN側)から受信パケット入力208−2を受け取ると、通信装置101−2は受信パケット種別判定部209−2へとパケットを伝送する。受信パケット種別判定部209−2は受信パケット入力208−2のIPヘッダ、TCP、UDPヘッダ、FECヘッダ、他のヘッダ情報などの情報を読み取り、FECの復号処理が必要なパケットかどうかを判断する。なお、この判断のため必要な条件は、予め適宜の組み合わせ等を設定しておくことができる。FECの復号処理が不要と判断されたパケットについては受信パケット出力216−2として受信パケットを出力し、復号化処理が必要と判断されたパケットについてはFECヘッダの情報に基づいて受信バッファ部210−2へとパケットを伝送する。受信バッファ部210−2は受信パケット種別判定部209−2から送られてくるデータを格納する。受信バッファ部210−2でパケットロスが生じていることが判明した場合、又は、パケットロスが生じているかいないかにかかわらず、回線品質計測部211−2はパケットロスの発生状況から通信回線217−2の回線品質情報を計測し、それを送信部102−2の送信ヘッダ処理部205−2に伝達する。回線品質情報とは、例えば、平均パケットロス率、最大バーストロス時間又はバーストロス時間などを指す。受信バッファ部210−2に格納された受信パケットはFEC復号化部212−2へと伝達され、パケットロスの誤り訂正処理が行われる。誤り訂正されたパケットデータは受信ヘッダ処理部213−2へと送られ、FECヘッダなどの情報を取り除いた後、受信パケット出力215−2から受信パケット出力216−2として出力される。フィードバックデータ取得部214−2は、受信したパケットのFECヘッダに含まれる通信回線217−1の回線品質情報を取得し、これを送信部102−2のパケット数計測部203−2、及びFEC符号化処理部204−2に伝達する。通信装置101−2から通信装置101−1に対する通信も同様の方式で行われる。
なお、誤り訂正符号として、本実施例では、一例としてFEC符号を用いる場合を説明するが、これに限らずパリティや他の適宜の誤り訂正符号を用いてもよい。
[FEC符号化部204]
FEC符号化部204はデータパケットからFEC符号化ブロックを構成し、符号化ブロックごとにFEC符号パケットを生成する。
図3に、例えばFEC符号化方式として、2次元パリティ符号方式を用いた例を示す。図3(a)において、データパケットからD行×L列のFEC符号化ブロックを構成し、符号化ブロックの各行、各列の排他的論理和(XOR)を計算することで、縦、横それぞれの方向のFEC符号化パケットを生成する。データパケットとFEC符号化パケットはWANを介して伝送される。例えばP11、P12、・・・、P1L、P1F、P21、・・・、P2L、P2F、・・・、PF1、PF2、・・・PFLという順序で、各行ごとにパケット伝送される。このとき、図3(b)のようにL+1個の連続したパケットロス(バーストロス)が生じたとする。伝送路の途中でパケットが消失しても、受信したFEC符号化ブロックの各行、列のXORを再計算することで、図3(c)のように受信側単独の演算でロスパケットを復旧することができる。このように2次元パリティ符号では、各々の行、列にロスが1個であれば、パリティ符号から元のデータを復元することができるため、最大L+3個のパケットが連続して消失しても、パリティによる復元が可能である。ここでは簡単化のため、バーストロス耐性をFEC符号化ブロックの1行分(L+1個)であると定めると、FEC符号化ブロックの1行分のパケット数が、回線で生じるバーストロス数よりも多ければ、ロスしたパケットを復元できる。ここで、バーストロスが生じる原因はスイッチングネットワーク中のバッファあふれ等が主な原因であり、データの伝送レートに比例してバーストロスの個数が変化することとなる。このためバーストロスはパケットロスの数ではなく、パケットロスが生じた時間で規定する必要がある。つまりFEC符号化ブロックにおいては、1行分を送信する時間が、バーストロス時間TBLよりも長ければ良いということを意味する。バーストロス時間TBLの算出方法については回線品質計測部211の説明にて詳述する。
FEC符号化部204が、回線品質計測部211によって計測されたバーストロス時間TBLを、フィードバックデータ取得部214を介して得ることができるとすると、TBL以上の時間をかけて1行(L+1個)分のデータを伝送することで、バーストロスに高い耐性を持ったFECマトリクス(FEC符号化ブロック)を生成することが可能となる。ここで、符号化時間Tの間にパケット数計測部203でN個のパケットが計測されたとすると、
Figure 2015072005

とFEC符号化ブロックのサイズを決定することができる。
図3(d)にTBLによって符号化ブロックのD、Lが変化する例を示す。図3(d)左は符号化ブロックにおける各Lineの定義を示している。図3(d)右はLine1から順にデータが伝送される様子を記しており、バーストロス時間TBLが短い場合(TBL=TBL1)と長い場合(TBL=TBL2)の違いを示している。TBLが短いときは、TBLが長いときと比べて、行数Dを多くし、列数Lを少なく伝送する。一方、TBLが長い場合は、TBLが短いときと比べて、行数Dを少なくし、列数Lを多くして伝送することができる。バーストロス時間TBLがデータ1行分の送信時間と同程度であれば、受信側でのデータ復元が可能である。
なお、2次元パリティ符号の計算では、FEC符号化ブロックのデータパケットが1行(D=1)であっても、パリティ符号を含めると2行分のパケットが発生することから、1行当りTBLの時間をかけて送信する場合、バッファ内のパケットをすべて送信するには少なくとも2TBLの時間が必要となる。よってパケット数計測時間Tは2TBL以上の時間に設定する。
[パケット数計測部203]
パケット数計測部203はフィードバックデータ取得部214からのフィードバックデータとして通信回線のバーストロス時間TBLなどの回線品質情報を取得し、十分なバーストロス耐性を得つつFECの計算遅延を短くするようにFEC符号化時間Tを変更できる。パケット数計測部203は符号化時間TをTBLの少なくとも2倍以上に設定するよう、符号化処理時間Tを変更しても良い。
パケット数計測部203は、例えば、nを、なるべく低遅延とするため2に予め設定するか、又は、3以上の整数として予め設定しておき、フィードバックデータ取得部214からバーストロス時間TBLの情報を取得し、パケット数計測部203の符号化時間Tを、
T=n×TBL (式3)
(但しnは2以上の整数で、任意の設定値)
となるよう、予め設定された時間ごとに変更することができる。なお、Tをダイナミックに設定するタイミングは、例えば、後述のFECヘッダを参照して新しいFECIDのパケット毎としてもよいし、予め定めた適宜の時間毎等としてもよい。
[送信ヘッダ処理部205]
FEC符号化部204で符号化ブロックを構成していたデータパケット、及びFEC符号化部204で生成されたFEC符号パケットは送信ヘッダ処理部205へと送られる。
図4に、送信ヘッダ処理部205のヘッダ処理の実施例を示す。まず、データパケットについては、送信ヘッダ処理部205が受け取るデータパケットは複数のプロトコルを含む可能性があることから、送信ヘッダ処理部205では、到来したデータパケットを新たにUDP/IPヘッダに包み、旧データパケットは新たなUDPパケットのデータ部としてカプセル化する。この際、新たなIPヘッダのプロトコル部はUDPとなり、IPヘッダの送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、及びUDPヘッダの送信元ポート、宛先ポートは旧データパケットの情報をコピーして生成される(402)。また、通信装置101がブリッジとして動作する場合、MACヘッダの情報もコピーされる(403)。さらに、新たなUDPデータ部の先頭にはFEC符号化の詳細を記載したFECヘッダが付与される。
一方、FEC符号化部204で生成されたFEC符号パケットについては、直前のデータパケットに記載されたヘッダ情報をそのままコピーして利用する(404)。またIPヘッダでフラグメントが行われたパケットについては、分割したパケットの前半部と同様のヘッダ情報を後半部のパケットにコピーする。
[FECヘッダ401]
図5に、FECヘッダ401の構成例を示す。これは最小構成の例を示したものであり、FECヘッダとして他の情報を含んでも良い。図5において、ヘッダ識別子はFECヘッダの認識に利用する。データフラグはFECヘッダに続くデータがデータパケットであるのか、FEC符号パケットであるのかを識別するために用いられる。また拡張はフィードバックデータの有無を表す。符号化時間はパケット数計測部203のパケット計測時間がどれだけであったかを示すもので、前述の時間Tに相当する。FECヘッダ401の符号化時間には、時間情報を直接記載してもよいし、予め定められた複数の時間に対応する符号を記載する方法でも良い。FECIDは、FEC符合化部204において、符号化時間Tごとにインクリメントされる値であり、どの時間、又はどのFEC符号化ブロックで処理されたパケットであるかを示す。符号化処理量は符号化ブロック生成時のパラメータを示すもので、例えば2次元パリティ符号の場合はD、Lの情報が記載される。データ位置は、当該パケットが符号化ブロックにおいて何番目のデータかを示す情報であり、逆順パケットの順序補正等にも利用できる。フィードバックデータは受信部で計測されたバーストロス時間、パケット誤り率などの回線品質情報、及び/又は他の情報を送り返すために用いる。
[受信バッファ部210]
受信バッファ部210は新しいFECIDを受信するとパケット受信用の記憶領域を確保し、FECヘッダに記載された符号化時間Tに、ジッタ補償時間Tを加えたT+Tの時間だけ受信を続ける。ここでTは予め設定された値である。受信バッファ部210はFEC符号化ブロックのすべてのパケットが受信されるか、新しいFECIDのパケットを受け取ってからT+Tだけの時間が経過し、タイムアウトが発生した段階で、回線品質計測部211、及びFEC復号化部212に処理開始の合図を伝送する。
[回線品質計測部211]
回線品質計測部211は、受信バッファ部210から処理開始の合図を受けると、処理を開始する。パケット送信部206は符号化時間Tの間にFEC符号化ブロックで生成されたパケットを均等な間隔で送り出すことから、受信側の通信装置101の回線品質計測部211は受信バッファ210、及び受信したパケットのFECヘッダから取得した情報を参照して、符号化されたパケットのうち、何パケットがロスしたか、バーストロス数がいくつかを計測し、最大バーストロス時間又はバーストロス時間、平均パケット誤り率などの回線状態の情報(回線品質情報)を算出することができる。
回線品質情報としてバーストロス時間を用いる場合、次のように算出することができる。例えば、符号化時間Tの間にFEC符号パケットを含めてM個のパケットが送信されたとすると、回線品質計測部211は正常に受信されたFECヘッダから、T、Mの情報を取得し、パケットの送信時間間隔がT/Mであると算出することができる。よって受信されたパケットが最大でk個連続してロスしている場合、バーストロス時間TBL
Figure 2015072005

と算出することができる。なお、回線品質計測部211は、予め定めた時間におけるTBLの最大値を最大バーストロス時間として求めることができ、これを回線品質情報として用いてもよい。算出した回線品質情報は送信ヘッダ処理部205へ伝送される。なお、送信ヘッダ処理部205に送られた回線品質情報は、相手端末側の通信装置に対するフィードバックデータとして送信ヘッダに格納される。
[フィードバックデータ取得部214]
回線品質計測部211で計測された回線品質情報は送信ヘッダ内にフィードバックデータとして格納される。フィードバックデータ取得部214が、相手側の通信装置から受信したFECヘッダからバーストロス時間、平均パケットロス率などの回線品質情報を含むフィードバックデータを取り出すことで、上りと下りの回線品質が異なる場合でも適切に符号化、復号化処理を行うことができる。
[FEC復号化部212]
FEC復号化部212はFECヘッダに記載された符号化時間T、符号化処理量(D、L)、データ位置などの情報を元に受信パケットに生じているパケットロスを復元する。
FEC復号化部212は、受信バッファ部210から処理開始の合図を受けると、復号化処理及びパケットロスを修復する処理を開始する。
[受信ヘッダ処理部213]
受信ヘッダ処理部213は、FECヘッダのデータフラグに基づき、FEC符号パケットであればパケットを廃棄し、データパケットであればヘッダ処理を行う。
図6に、受信ヘッダ処理部213におけるヘッダ処理の実施例を示す。受信されたパケットはUDP/IPヘッダで元のデータパケットがカプセル化された構造となっているため、受信ヘッダ処理部213は、UDPパケットのデータ部分から旧データパケット部を取りだす。送信側、又は受信側のGWでNAT(Network Address Translation)が行われている場合、受信パケットの送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、送信元ポート番号は変換されることから、受信ヘッダ処理部213は、抽出した旧データパケット部に、これらの情報を上書きする(601)。また、受信ヘッダ処理部213は、MACヘッダについてもコピーを生成する(602)。これによって、IPマスカレードやポートフォワーディングにも対応したパケット伝送が可能となる。以上のヘッダ操作を実施した後、受信ヘッダ処理部213は受信パケット出力部215にデータパケットを伝送する。またFECヘッダ401内にフィードバックデータが記載されていた場合、その情報をフィードバックデータ取得部214へと伝送する。
実施例1に示す送信部102のFEC符号化部204において、フィードバックデータ取得部214からバーストロス時間TBL、及び平均ロス率等の回線品質情報を含むフィードバックデータが得られたとする。符号化時間Tがバーストロス時間TBLの2倍よりも大きい値に設定されているにもかかわらず、平均ロス率が予め定められた閾値よりも大きい場合、例えば、バーストエラーよりもランダムエラーが原因でロス率が上昇していることが考えられる。この場合、FEC符号化部204は、計算で求められたDの値を任意に減少させることでロス率の改善を図るようにしてもよい。例えば、FEC符号化部204は、平均ロス率が閾値よりも大きかった場合、式1で算出されたDの値を1だけ減少させ、その後、式2によってLを算出しても良い。FEC符号化部204は、一定時間TC1経過後、再度ロス率と閾値を判定し、ロス率が閾値を上回っていた場合は上記手順を繰り返し、ロス率が閾値を下回っていれば一定時間TC2経過後までDの値をそのままにしておくことができる。TC2時間経過後は式1、式2によるD、Lの算出方式に戻っても良い。
図7は、本発明の第2の実施形態にかかる通信システムの構成を示した図である。本実施例によれば、送信部102と受信部103が独立に動作することができる。送信部102と受信部103が必ずしも同一装置内に存在する必要がないことから、送信側は送信部102のみ、受信側は受信部103のみを実装することができ、片方向の通信に対してFEC符号化処理を実施することが可能となる。送信部102のユーザ設定部701には符号化時間T、バーストロス時間TBLなどの値が予め設定され、パケット数計測部203、FEC符号化部204はこのT、TBLの情報を元にFECの符号化処理を行う。またユーザ設定部701に記載されたT、TBLなどのパラメータはユーザが任意に変更することができる。
図7に、記載の方式において、ユーザ設定部701に符号化時間T、バーストロス時間TBL、及び符号化時間T当りの入力パケット数Nに応じたD、Lのサイズを予め設定しておくようにしてもよい。なお、Tの代わりに式3のnの値を予め設定しておいてもよい。また、統計的なTBLの測定値に基づき、その2倍又は3以上の予め定めたn倍にTを設定しておいてもよい。Nに応じて適切なD、Lを予めユーザ設定部701に記載しておくことで、実施例1の式1、式2を計算することなく、その都度適切なFEC符号化ブロックを生成することができる。
図1に示す通信装置101において、端末104と接続される側の通信ポートのMTUサイズは、GW105と接続される側の通信ポートのMTUサイズよりも、ヘッダ処理部205によって付与されるヘッダ長の分だけ予め小さく設定しておくことで、IPヘッダによるパケットの分割が行われないようにすることができる。
図8は、本発明の第3の実施形態にかかる通信システムの構成を示した図である。図8に示す実施例は、実施例1の通信装置101を、通信端末104の通信ソフトウェア901として実装した形態である。通信ソフトウェア901は送信部102と受信部103を備え、特定のアプリケーション902からの通信に対してFEC符号の計算を行い、符号化されたパケットをGW105に伝送する。例えば端末104は携帯電話端末や携帯情報端末でも良く、GW105は携帯電話基地局やWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)基地局のようなものであっても良い。
[実施例の効果]
本発明によれば、単位時間当たりのパケット数が少ない場合でも、FECの符号化ブロックサイズを適応的に変更するとともに、パケットを単位時間の間に均等に送信することで、データパケットの分割を行うことなくバーストロスによるパケット損失を効果的に抑制することができる。
また、本実施例によれば、送信部のパケット送信間隔を均等化するとともに、バーストロス時間に合わせたFEC計算を行うことで、パケット分割等のFEC処理負荷の増加や、必要以上の冗長パケットの送信を抑えつつ、効果的にバーストロスを回避できる。また特定のアプリケーションを対象としてFECの付与を実施し、その他のアプリケーションに対してはFECの非付与を選択することができる。
[付記]
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれている。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
本発明の通信方法又は通信装置・システムは、その各手順をコンピュータに実行させるための通信プログラム、通信プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、通信プログラムを含みコンピュータの内部メモリにロード可能なプログラム製品、そのプログラムを含むサーバ等のコンピュータ、等により提供されることができる。
101 通信装置
102 送信部
103 受信部
104 端末
105 GW(ゲートウェイ)
106 通信線(有線、無線)
201 送信部102へのパケット入力
202 送信パケット種別判定部
203 パケット数計測部
204 FEC符号化部
205 送信ヘッダ処理部
206 パケット送信部
207 送信部102からのパケット出力
208 受信部103へのパケット入力
209 受信パケット種別判定部
210 受信バッファ部
211 通信品質計測部
212 FEC復号化部
213 受信ヘッダ処理部
214 フィードバックデータ取得部
215 受信パケット出力部
216 受信部103からのパケット出力
401 FECヘッダ
701 ユーザ設定部
801 フィードバック情報の伝達経路
901 通信装置101をソフトウェアとして実装した形態
902 ユーザアプリケーション

Claims (16)

  1. 通信装置であって、
    受信パケットのパケット欠損状況から、第1のバーストロス時間を含む第1の回線品質情報を計算する回線品質計測部と、
    受信パケットの誤り訂正ヘッダに含まれる符号化時間T及び符号化ブロックのパラメータである符号化処理量に基づき、受信パケットの欠損を修復する誤り訂正復号化部と、
    受信パケットの誤り訂正ヘッダから第2のバーストロス時間TBLを含む第2の回線品質情報を取得するフィードバックデータ取得部と、
    前記フィードバックデータ取得部により取得した第2の回線品質情報に基づき可変又は固定に符号化時間Tを設定し、送信データパケットの符号化時間T当たりのパケット数Nを計測するパケット数計測部と、
    前記パケット数計測部で計測されたパケット数N、前記パケット数計測部で設定された符号化時間T、及び、前記フィードバックデータ取得部で取得された第2の回線品質情報に基づき符号化処理量を求め、該符号化処理量により計算された誤り訂正符号を含む誤り訂正符号パケットを生成する誤り訂正符号化部と、
    前記誤り訂正符号化部による符号化処理における符号化時間T及び符号化処理量と、前記回線品質計測部で計算された第1の回線品質情報とを含む誤り訂正ヘッダを、送信データパケット及び誤り訂正符号パケットにそれぞれ付与することにより送信パケットを生成する送信ヘッダ処理部と
    を備えた通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記送信ヘッダ処理部によって生成された送信パケットを送出するパケット送信部を
    さらに備え、
    前記パケット送信部は、誤り訂正符号化処理された送信パケットを、前記符号化時間T毎に、パケットの送信間隔が均等になるように送信することを特徴とする通信装置。
  3. 請求項1に記載の通信装置において、
    前記誤り訂正符号化部は、
    前記フィードバックデータ取得部が第2の回線品質情報として取得した第2のバーストロス時間TBLと、
    前記パケット数計測部が計測したパケット数Nと、
    予め設定された前記符号化時間Tと、
    を元に符号化処理を行うことを特徴とする通信装置。
  4. 請求項3に記載の通信装置において、
    前記誤り訂正符号は、FEC(前方誤り訂正)符号であり、
    前記誤り訂正符号化部は、
    誤り訂正符号化処理として2次元パリティのFEC符号を計算する処理を用い、
    前記符号化処理量として誤り訂正符号化ブロックの行サイズをD及び列サイズをLとし、符号化時間をT、符号化時間T内に入力されたパケット数をN、通信回線のバーストロス時間をTBLとしたとき、
    Figure 2015072005

    を満たすように、前記符号化処理量である行サイズD及び列サイズLを決定することを特徴とする通信装置。
  5. 請求項4に記載の通信装置において、
    前記誤り訂正符号化部は、
    前記フィードバックデータ取得部で第2の回線品質情報として取得された平均ロス率と、予め設定されたロス率の閾値とを比較し、平均ロス率が閾値を上回る場合は前記式1で求めた行サイズDを1減少させて前記符号化処理量を算出することを特徴とする通信装置。
  6. 請求項5に記載の通信装置において、
    前記誤り訂正符号化部は、
    前記式1で求めた行サイズDを1減少させた場合に、前記式2により列サイズLを更新して前記符号化処理量を算出することを特徴とする通信装置。
  7. 請求項1に記載の通信装置において、
    前記パケット数計測部は、
    前記フィードバックデータ取得部から、回線品質情報として第2のバーストロス時間TBLを取得し、
    符号化時間Tを、
    T=n×TBL (式3)
    (但し、nは、2であること、又は、3以上の整数で任意の設定値であること)
    となるよう、符号化時間T毎に設定される誤り訂正IDが新しい値の受信パケットを受信した時間ごと又は他の予め設定された時間ごとに変更することを特徴とする通信装置。
  8. 請求項1に記載の通信装置において、
    前記パケット数計測部の符号化時間T、第2のバーストロス時間TBLを予め固定値に設定する設定部
    をさらに備え、
    前記パケット数計測部及び前記誤り訂正符号化部及び前記送信ヘッダ処理部及び前記設定部を有する送信部と、前記回線品質計測部及び前記誤り訂正復号化部及び前記フィードバックデータ取得部を有する受信部とが、それぞれ独立して処理を行うことを特徴とする通信装置。
  9. 請求項1に記載の通信装置において、
    符号化時間T毎に設定される誤り訂正IDが新しい値の受信パケットを受信した際、、誤り訂正ヘッダに記載された符号化時間Tに、ジッタ補償時間Tを加えたT+Tの時間、受信パケットを受信する受信バッファ部
    をさらに備え、
    前記誤り訂正復号化部は、T+Tの時間後に、受信パケットに生じたパケットの欠損を修復して復号する機能を有することを特徴とする通信装置。
  10. 請求項1に記載の通信装置において、
    前記パケット数計測部は、符号化時間Tを、予め測定された第2のバーストロス時間TBLの最大値又は平均値又は他の統計値に対して、2倍に設定すること、又は、3以上の予め定められた整数n倍に設定することを特徴とする通信装置。
  11. 請求項1に記載の通信装置において、
    送信側の端末からの予め定められた特定の送信パケットに対しては、送信パケットを誤り訂正符号化を行うために前記パケット数計測部へ出力し、その他の送信パケットに対しては送信パケットをそのまま出力するために、送信パケットを分岐する送信パケット種別判定部と、
    誤り訂正符号化が行われた受信パケットを受信した際は受信パケットに対して誤り訂正の復号化を行い、その他の受信パケットを受信した際は受信パケットをそのまま出力するために、受信パケットを分岐する受信パケット種別判定部と
    をさらに備えたことを特徴とする通信装置。
  12. 請求項1に記載の通信装置において、
    送信側では、前記送信ヘッダ処理部が、送信データパケットをUDPヘッダに包んでUDPパケットとして送信し、
    受信側では、前記UDPパケットを受け取った、UDPパケットから受信データパケットを抽出する受信ヘッダ処理部をさらに備えた
    ことを特徴とする通信装置。
  13. 請求項12に記載の通信装置において、
    前記送信ヘッダ処理部は、送信するデータパケットのヘッダの送信元アドレス、宛先アドレス、送信元ポート、宛先ポートをコピーしてUDPヘッダを生成することを特徴とする通信装置。
  14. 請求項12に記載の通信装置において、
    前記受信ヘッダ処理部は、前記誤り訂正復号化部によって復号化したUDPパケットから抽出した受信データパケットに、前記UDPパケットのヘッダの情報から送信元アドレス、宛先アドレス、送信先ポート、宛先ポートをコピーして受信パケットを作成することを特徴とする通信装置。
  15. 通信システムであって、
    送信部を有し、送信側の端末とゲートウェイの間に挿入された送信側通信装置と、
    受信部を有し、受信側の端末とゲートウェイの間に挿入され受信側通信装置と
    を備え、
    前記受信部は、
    受信パケットのパケット欠損状況から、第1のバーストロス時間を含む第1の回線品質情報を計算する回線品質計測部と、
    受信パケットの誤り訂正ヘッダに含まれる符号化時間T及び符号化ブロックのパラメータである符号化処理量に基づき、受信パケットの欠損を修復する誤り訂正復号化部と、
    受信パケットの誤り訂正ヘッダから第2のバーストロス時間TBLを含む第2の回線品質情報を取得するフィードバックデータ取得部と、
    を有し、
    前記送信部は、
    前記フィードバックデータ取得部により取得した第2の回線品質情報に基づき可変又は固定に符号化時間Tを設定し、送信データパケットの符号化時間T当たりのパケット数Nを計測するパケット数計測部と、
    前記パケット数計測部で計測されたパケット数N、前記パケット数計測部で設定された符号化時間T、及び、前記フィードバックデータ取得部で取得された第2の回線品質情報に基づき符号化処理量を求め、該符号化処理量により計算された誤り訂正符号を含む誤り訂正符号パケットを生成する誤り訂正符号化部と、
    前記誤り訂正符号化部による符号化処理における符号化時間T及び符号化処理量と、前記回線品質計測部で計算された第1の回線品質情報とを含む誤り訂正ヘッダを、送信データパケット及び誤り訂正符号パケットにそれぞれ付与することにより送信パケットを生成する送信ヘッダ処理部と
    を有する
    ことを特徴とする通信システム。
  16. 通信方法であって、
    受信パケットのパケット欠損状況から、第1のバーストロス時間を含む第1の回線品質情報を計算し、
    受信パケットの誤り訂正ヘッダに含まれる符号化時間T及び符号化ブロックのパラメータである符号化処理量に基づき、受信パケットの欠損を修復し、
    受信パケットの誤り訂正ヘッダから第2のバーストロス時間TBLを含む第2の回線品質情報を取得し、
    前記取得した第2の回線品質情報に基づき可変又は固定に符号化時間Tを設定し、送信データパケットの符号化時間T当たりのパケット数Nを計測し、
    前記計測されたパケット数N、前記パケット数計測部で設定された符号化時間T、及び、前記取得された第2の回線品質情報に基づき符号化処理量を求め、該符号化処理量により計算された誤り訂正符号を含む誤り訂正符号パケットを生成し、
    前記符号化処理における符号化時間T及び符号化処理量と、前記計算された第1の回線品質情報とを含む誤り訂正ヘッダを、送信データパケット及び誤り訂正符号パケットにそれぞれ付与することにより送信パケットを生成すること
    を含む通信方法。
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