JPWO2015064638A1 - リザーバ - Google Patents

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Abstract

液体が貯留されるリザーバ室(230)へ外部から液体を注入するための注入口(132)が車両一側に設けられ、注入口(132)から車両他側に向けて延びる連通路(231)を有し、連通路(231)とリザーバ室(230)とを連通する連通口(232)が形成されてなり、リザーバ室(230)の上部には、車両への取付状態で、車両一側から他側の連通口(232)へ向かうに従って高くなる面部(222)が形成されている。

Description

本発明は、車両に設けられて液体を貯留するリザーバに関する。
本願は、2013年11月1日に、日本に出願された特願2013−228333号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
車両に設けられて液体を貯留するリザーバがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−86389号公報
メンテナンス時等において、液体を良好に注入させることが可能となるリザーバが求められている。
本発明は、液体を良好に注入させることが可能となるリザーバを提供する。
本発明の第1の態様によれば、リザーバは、液体が貯留されるリザーバ室へ外部から液体を注入するための注入口が車両一側に設けられ、該注入口から車両他側に向けて延びる連通路を有し、該連通路と前記リザーバ室とを連通する連通口が形成されて構成される。前記リザーバ室の上部には、車両への取付状態で、車両一側から他側の前記連通口へ向かうに従って高くなる面部が形成されている。
本発明の第2の態様によれば、前記リザーバ室の上部には、天井部が形成されており、前記面部は、天井部よりも下方に凹んだ位置に形成されている。
本発明の第3の態様によれば、リザーバは、前記注入口が設けられる上部構成体と、前記リザーバ室が設けられる下部構成体と、を更に備える。前記上部構成体と前記下部構成体とが固着されてリザーバ本体が形成される。前記面部は、前記上部構成体に形成される。
本発明の第4の態様によれば、前記連通口は、前記リザーバ室の車両前後方向の後側に形成される。前記面部は、車両前後方向の前側から後側に向かって高さ位置が高くなるように傾斜している。
本発明の第5の態様によれば、前記リザーバにおける最高位液面表示線は、前記面部よりも鉛直方向上側の位置に形成されている。
上記したリザーバによれば、液体を良好に注入させることが可能となる。
第1の実施形態のリザーバおよびマスタシリンダを示す側面図である。 第1の実施形態のキャップを除いたリザーバおよびマスタシリンダを示す一部を断面とした側面図である。 第1の実施形態のリザーバのリザーバ本体を示す平面図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 図3のC−C断面図である。 第1の実施形態のリザーバの下部構成体を示す平面図である。 第1の実施形態のリザーバの上部構成体を示す下面図である。 第2の実施形態のリザーバにおける図3のC−C断面に相当する断面図である。 第2の実施形態のリザーバのリザーバ本体を示す平面図である。 図10のD−D断面図である。
[第1実施形態]
第1の実施形態のリザーバを図面に基づいて説明する。本実施形態のリザーバ11は、四輪自動車等の車両に搭載される。リザーバ11は、図1に示すようにマスタシリンダ12に取り付けられて車載される。ここで、図1に示す姿勢は、リザーバ11およびマスタシリンダ12の車載状態での姿勢である。リザーバ11およびマスタシリンダ12は、図1における左側が車両の前進時の前側となるようにして車載される。なお、以下の説明における前後左右は車両前進時の前後左右である。
マスタシリンダ12は、車輪を制動するブレーキ装置の一部を構成するブレーキマスタシリンダである。リザーバ11は、液体が貯留される。リザーバ11は、液体をマスタシリンダ12に供給する。マスタシリンダ12は、図示は略すが車輪に設けられて制動力を発生させるホイールシリンダに導入するブレーキ液圧を、運転者のブレーキ操作等に応じて発生させる。本実施形態のマスタシリンダ12は、図示は略すが、二系統のブレーキラインにブレーキ液圧を発生可能となるように液圧室を前後に二室有するタンデムタイプである。
マスタシリンダ12は、水平に対して若干前上がりに傾斜する姿勢で車体側に取り付けられる。マスタシリンダ12には、上部の前側に取付ボス部14が形成され、上部の後側に取付ボス部15が形成されている。これら取付ボス部14,15は、それぞれの上面が同一平面にあって水平に対して若干前上がりに傾斜している。図2に示すように、取付ボス部14には上面に対して垂直に取付穴16が形成されている。取付ボス部15にも上面に対して垂直に取付穴17が形成されている。リザーバ11は、これらの取付穴16,17に取り付けられる。この取付状態で、リザーバ11内がマスタシリンダ12内の各液圧室に連通する。
リザーバ11は、光透過性のある合成樹脂製の図1〜図6に示すリザーバ本体18と、リザーバ本体18に対して着脱可能な合成樹脂製の図1に示すキャップ19とを有している。リザーバ本体18は、一体成形品である上部構成体20と、一体成形品である下部構成体21とが溶着等で固着されることで一体化されて構成される。
図4に示すように、下部構成体21は、中間底部23と、中間底部23の前部から下方に突出する前側下方突出部24と、中間底部23の後部から下方に突出する後側下方突出部25とを有している。また、下部構成体21は、図1に示すように、中間底部23の左右方向一側である左側の縁部から主として上方に延出する側壁26と、図4に示すように、中間底部23の左右方向逆側である右側の縁部から上方に延出する側壁27とを有している。さらに、下部構成体21は、後端の後端壁28と、前部の中間前壁29と、前部の前底部30と、前部の傾斜壁31と、前端の前端壁32と、上端の接合フランジ部33と、下部の補強板部34と、図1に示す連結用板部35と、図4に示す連結用板部36とを有している。下部構成体21は、後端壁28および前端壁32が車両前後方向に対し直交する姿勢で車載される。
図2に示すように、前側下方突出部24は、マスタシリンダ12の前側の取付ボス部14の上面に載置される前側載置底部38を有している。後側下方突出部25は、マスタシリンダ12の後側の取付ボス部15の上面に載置される後側載置底部39を有している。
これらの前側載置底部38および後側載置底部39は、それぞれの下面において、同一平面に配置された取付ボス部14,15の上面に載置されることから、それぞれの下面が同一平面に配置され、水平に対して若干前上がりに傾斜している。前側載置底部38の中間位置には、前側載置底部38に対して垂直下方に突出する取付突起部42が形成されている。後側載置底部39の中間位置にも、後側載置底部39に対して垂直下方に突出する取付突起部43が形成されている。
取付突起部42の中央には、リザーバ本体18の内外を貫通する連通孔44が形成されている。取付突起部43の中央にも、リザーバ本体18の内外を貫通する連通孔45が形成されている。リザーバ本体18は、取付突起部42,43において、マスタシリンダ12の取付ボス部14,15の上記した取付穴16,17に取り付けられる。これら取付ボス部14,15の取付穴16,17を介してマスタシリンダ12の各液圧室が連通可能となる。
図4に示すように、前側下方突出部24は、前側載置底部38の前縁部から上方に延出する前壁部50と、前側載置底部38の後縁部から上方に延出する後壁部51と、前側載置底部38の右側の縁部から上方に延出する側壁部52とを有している。前側載置底部38の左側の縁部には、図1に示すように上記した側壁26の下部が連結されている。言い換えれば、図7に示すように、前壁部50、後壁部51、側壁部52および側壁26で囲まれた範囲が、前側載置底部38となっており、この範囲に取付突起部42が形成されている。
後側下方突出部25は、図4に示すように、後側載置底部39の前縁部から上方に延出する前壁部55と、後側載置底部39の後縁部から上方に延出する後壁部56と、図1に示すように後側載置底部39の左側の縁部から上方に延出する側壁部57と、図4に示すように後側載置底部39の右側の縁部から上方に延出する側壁部58とを有している。言い換えれば、図7に示すように、前壁部55、後壁部56、側壁部57および側壁部58で囲まれた範囲が、後側載置底部39となっており、この範囲に取付突起部43が形成されている。図1に示すように、中間底部23の前側下方突出部24と後側下方突出部25との間部分の下面には、レベルインジケータスイッチ60が取り付けられるスイッチ装着部61が形成されている。
側壁26は、後壁部65と、後傾斜壁部66と、中間壁部67と、前傾斜壁部68と、前壁部69と、前端壁部70とを有している。後壁部65は、後端壁28の左側の端縁部から前後方向に沿い鉛直に沿って前方に延出している。後傾斜壁部66は、図7に示すように、後壁部65の前端縁部から前側ほど左右方向の内側である右側に位置するように傾斜して延出している。中間壁部67は、後傾斜壁部66の前端縁部から後壁部65と平行をなして前方に延出している。前傾斜壁部68は、中間壁部67の前端縁部から前側ほど左右方向の内側に位置するように傾斜して延出している。前壁部69は、前傾斜壁部68の前端縁部から中間壁部67と平行をなして前方に延出している。前端壁部70は、図1に示すように、前壁部69の上端部からこれと同一平面をなすように前方に延出している。中間壁部67の下部および前傾斜壁部68の下部が前側下方突出部24を構成している。前傾斜壁部68の外面には、最低位の液面レベルを示す最低位液面表示線71が外側に突出して水平に形成されている。この最低位液面表示線71の上側には、最低位の液面レベルであることを示す「MIN」の文字の表示部72が外側に突出して形成されている。
図4に示すように、側壁27は、後壁部75と、側方延出壁部76と、中間壁部77と、傾斜壁部78とを有している。後壁部75は、後端壁28の右側の端縁部から前後方向に沿い鉛直に沿って前方に延出している。側方延出壁部76は、後壁部75の下部から上下方向中間部にかけての前端縁部から左右方向の外側である右方に延出している。中間壁部77は、側方延出壁部76の延出先端縁部から後壁部75と平行をなして前方に延出している。傾斜壁部78は、中間壁部77の前端縁部から前側ほど左右方向の内側である左方に位置するように傾斜して延出している。中間壁部77の外面には、最低位の液面レベルを示す最低位液面表示線79が外側に突出して水平に形成されている。この最低位液面表示線79の後側には、最低位の液面レベルであることを示す「MIN」の文字の表示部80が外側に突出して形成されている。
また、側壁27は、図7に示すように、後傾斜壁部81と、中間壁部82と、前傾斜壁部83と、前壁部84と、図4に示す突出底部85とを有している。後傾斜壁部81は、後壁部75の上端部の前端縁部から前側ほど左右方向の外側である右方に位置するように傾斜して延出している。図7に示す中間壁部82は、後傾斜壁部81の前端縁部から後壁部75と平行をなして前方に延出している。前傾斜壁部83は、中間壁部82の前端縁部から前側ほど左右方向の内側である左方に位置するように傾斜して延出している。前壁部84は、前傾斜壁部83の前端縁部から中間壁部82と平行をなして前方に延出している。図4に示す突出底部85は、中間壁部77の上縁部から右方に水平に延出して図7に示す後傾斜壁部81、中間壁部82および前傾斜壁部83の下端縁部を繋いでいる。
図4に示すように、中間前壁29は、中間底部23の前縁部から、後端壁28と平行をなして上方に延出している。中間前壁29は、図1に示す側壁26の前壁部69および図4に示す側壁27の傾斜壁部78の前縁部同士を結ぶように、左右方向に延在している。
前底部30は、中間前壁29の上縁部から水平前方に延出している。前底部30は、図1に示す側壁26の前端壁部70および図4に示す側壁27の前壁部84の下縁部同士を結ぶように、左右方向に延在している。
傾斜壁31は、前底部30の前縁部から前上がりに傾斜して延出している。傾斜壁31は、図1に示す側壁26の前端壁部70および図4に示す側壁27の前壁部84の前部同士を結ぶように、左右方向に延在している。
前端壁32は、傾斜壁31の前縁部から鉛直上方に延出している。前端壁32は、図1に示す側壁26の前端壁部70および図4に示す側壁27の前壁部84の前端縁部同士を結ぶように、左右方向に延在している。
接合フランジ部33は、図7に示すように、側壁26と、側壁27と、後端壁28と、前端壁32との連続する上縁部の全周から水平方向外側に突出し、水平の同一平面内に配置されている。
図1に示す補強板部34は、中間前壁29と前底部30の左右方向の中間位置に、これらを結ぶように、鉛直方向に沿って形成されている。補強板部34の前面は、傾斜壁31と略同角度で前上がりに傾斜している。
連結用板部35は、前後方向に沿う姿勢で、前側下方突出部24と後側下方突出部25とを結んで形成されている。この連結用板部35には、マスタシリンダ12への取付用のピン90を挿通させる挿通孔91が形成されている。図4に示す連結用板部36は、連結用板部35と左右方向に並んで配置されている。連結用板部36は、前側下方突出部24と後側下方突出部25とを結んでいる。連結用板部36には、連結用板部35と同様の挿通孔92が形成されている。
図7に示すように、下部構成体21の内部には、フロート案内壁95と、内側壁96と、内側壁97と、仕切壁100と、リブ101と、延出壁102と、通路形成壁103と、通路形成壁104と、突出壁105とが形成されている。
フロート案内壁95は鉛直に沿う略円筒状の形状を有する。フロート案内壁95は、中間底部23の前側下方突出部24と後側下方突出部25との間の位置に立設されている。このフロート案内壁95には内側に液量不足をチェックするための図2に示すフロートマグネット107が昇降可能に挿入される。スイッチ装着部61に設けられたレベルインジケータスイッチ60は、フロートマグネット107が近づくことで液量が所定値以下になったことを検出する。図7に示すように、フロート案内壁95には、側壁27の後壁部75の内面に指向して切欠部108が形成されている。
内側壁96は、後側下方突出部25の側壁部57の内面と同一平面をなして中間底部23に立設される側壁部110と、側壁部110の後端壁28に対し反対側の端縁部とフロート案内壁95とを結ぶように中間底部23に立設される連結壁部111とを有している。側壁部110は、側壁26の後壁部65と平行をなし、後端壁28に対して垂直方向に沿って配置されている。側壁部110は、その後端が後端壁28に対して前後方向に間隔をあけて配置されており、前端側が後側下方突出部25の前壁部55の内面よりも前方まで延びて形成されている。連結壁部111は、後端壁28の内面および後側下方突出部25の前壁部55と平行をなしている。
内側壁97は、後側下方突出部25の側壁部58の内面と同一平面をなして中間底部23に立設される側壁部112と、側壁部112の後端壁28に対し反対側の端縁部とフロート案内壁95とを結ぶように中間底部23に立設される連結壁部113とを有している。側壁部112は、側壁27の後壁部75と平行をなし、後端壁28に対して垂直方向に沿って配置されている。側壁部112は、後端壁28に対して前後方向に間隔をあけており、後側下方突出部25の前壁部55の内面よりも後端壁28に対し反対側まで形成されている。連結壁部113は、後端壁28の内面および後側下方突出部25の前壁部55と平行をなしている。
仕切壁100は、側壁27の後壁部75の後端壁28とは反対側の端縁部とフロート案内壁95とを結ぶように中間底部23に立設されている。仕切壁100は、連結壁部113の前側に配置され、連結壁部113と平行をなしている。仕切壁100と連結壁部113との間に、フロート案内壁95の上記した切欠部108が配置されている。リブ101は、側壁26の後壁部65とフロート案内壁95とを結んで中間底部23から鉛直上方に延出している。リブ101は、仕切壁100と同一平面に配置されている。
延出壁102は、フロート案内壁95の前部の側壁26側の位置から前方に延出するように中間底部23および前側下方突出部24の前側載置底部38に立設されており、前側下方突出部24の後壁部51にも繋がっている。延出壁102は、側壁26の中間壁部67と平行をなすようにフロート案内壁95から延出する基端壁部115と、基端壁部115のフロート案内壁95に対し反対側から側壁26の前傾斜壁部68と平行をなして延出する先端壁部116とから構成されている。先端壁部116は前側下方突出部24の前壁部50に対して前後方向に間隔をあけている。
通路形成壁103は、前側下方突出部24の前側および側壁27側において中間底部23に立設されている。通路形成壁103は基端壁部118と中間傾斜壁部119と先端壁部120とを有している。基端壁部118は、側壁26の前壁部69から前側下方突出部24の前壁部50の内面と同一平面をなして延出している。中間傾斜壁部119は、基端壁部118の側壁26に対し反対側の端縁部から側壁27の前傾斜壁部83と平行をなして延出している。先端壁部120は、中間傾斜壁部119の基端壁部118に対し反対側の端縁部から前側下方突出部24の側壁部52の内面と同一平面をなして延出している。
先端壁部120は、仕切壁100に対して前後方向に間隔をあけている。
通路形成壁104は、通路形成壁103の前側および側壁27側において前底部30および突出底部85に立設されている。通路形成壁104は基端壁部123と中間傾斜壁部124と先端壁部125とを有している。基端壁部123は、側壁26の前壁部69の前端壁部70側の端部から中間前壁29の内面と同一平面をなして延出している。中間傾斜壁部124は、基端壁部123の側壁26に対し反対側の端縁部から側壁27の前傾斜壁部83と平行をなして延出している。先端壁部125は、中間傾斜壁部124の基端壁部123に対し反対側の端縁部から側壁27の中間壁部77の内面と同一平面をなして延出している。上記した先端壁部120の後端壁28側の端部は、先端壁部125の後端壁28側の端部よりも後端壁28側に配置されている。
突出壁105は、側壁27の中間壁部77と同一平面をなして突出底部85に立設されている。突出壁105は、側壁27の後傾斜壁部81の内面から先端壁部125と同一平面をなして延出している。突出壁105は、先端壁部125に対して前後方向に間隔をあけている。
フロート案内壁95と内側壁96と内側壁97と仕切壁100と延出壁102と通路形成壁103と通路形成壁104と突出壁105とは、すべての上面が接合フランジ部33の上面と同一平面に配置されている。リブ101は、これらよりも上面の高さが低くなっている。
図4に示すように、上部構成体20は、天井部130と、天井部130の前方で上方に突出する上方突出部131と、上方突出部131から前上がりに傾斜して突出する注入口132とを有している。また、上部構成体20は、図1に示す側壁133と、図4に示す側壁134と、後端壁135と、前端壁136と、下端の接合フランジ部137とを有している。側壁133は、天井部130および上方突出部131の左側の縁部から下方に延出して形成されている。側壁134は、天井部130および上方突出部131の右側の縁部から下方に延出して形成されている。後端壁135は、天井部130の後縁部から下方に延出して形成されている。前端壁136は、上方突出部131の前端部から下方に延出して形成されている。上部構成体20も、後端壁135および前端壁136が車両前後方向に直交する姿勢で車載される。
図1に示すように、上方突出部131は、前端壁136から前端壁136と同一平面をなして上方に延出する前壁部140と、側壁133の前部から側壁133と同一平面をなして上方に延出する側壁部141と、図4に示す側壁134の前部から側壁134と同一平面をなして上方に延出する側壁部142と、天井部130の前縁部から上方に延出する後壁部143とを有している。また、上方突出部131は、前壁部140、側壁部141および側壁部142の上縁部を繋ぐ前下がりの傾斜部144と、後壁部143、側壁部141および側壁部142の上縁部を繋ぐ水平な上板部145とを有している。
注入口132は、筒状をなして傾斜部144から垂直に延出しており、よって前上がりに傾斜して延出している。図2に示すように注入口132の内周部は注入路148となっている。この注入路148は、リザーバ本体18の内外を貫通している。図1に示す側壁部141の外面には、最高位の液面レベルを示す最高位液面表示線149が外側に突出して水平に形成されている。この最高位液面表示線149の上側には、最高位の液面レベルであることを示す「MAX」の文字の表示部150が外側に突出して形成されている。図4に示す側壁部142の外面にも、最高位の液面レベルを示す最高位液面表示線151が外側に突出して水平に形成されている。この最高位液面表示線151の上側には、最高位の液面レベルであることを示す「MAX」の文字の表示部152が外側に突出して形成されている。最高位液面表示線149,151は、天井部130よりも上側の位置に形成されている。
図1,図3に示すように、側壁133は、後壁部155と、後傾斜壁部156と、中間壁部157と、前傾斜壁部158と、前壁部159とを有している。後壁部155は、後端壁135の左側の端縁部から前後方向に沿い鉛直に沿って前方に延出している。後傾斜壁部156は、後壁部155の前端縁部から前側ほど左右方向の内側である右側に位置するように傾斜して延出している。中間壁部157は、後傾斜壁部156の前端縁部から後壁部155と平行をなして前方に延出している。前傾斜壁部158は、中間壁部157の前端縁部から前側ほど右側に位置するように傾斜して延出している。前壁部159は、前傾斜壁部158の前端縁部から中間壁部157と平行をなして前方に延出している。
図3に示すように、側壁134は、後壁部165と、後傾斜壁部166と、中間壁部167と、前傾斜壁部168と、前壁部169とを有している。後壁部165は、後端壁135の右側の端縁部から前後方向に沿い鉛直に沿って前方に延出している。後傾斜壁部166は、後壁部165の前端縁部から前側ほど左右方向の外側である右側に位置するように傾斜して延出している。中間壁部167は、後傾斜壁部166の前端縁部から後壁部165と平行をなして前方に延出している。前傾斜壁部168は、中間壁部167の前端縁部から前側ほど左右方向の内側である左側に位置するように傾斜して延出している。前壁部169は、前傾斜壁部168の前端縁部から中間壁部167と平行をなして前方に延出している。
接合フランジ部137は、上記した側壁133と、側壁134と、後端壁135と、前端壁136との連続する下縁部の全周から水平外側に突出し、水平の同一平面内に配置されている。
図8に示すように、上部構成体20の内部には、フロート案内壁175と、内側壁176と、内側壁177と、突出壁178と、仕切壁180と、延出壁182と、通路形成壁183と、通路形成壁184と、突出壁185とが形成されている。
フロート案内壁175は鉛直に沿う略円筒状の形状を有する。フロート案内壁175は、天井部130の内面に立設されている。フロート案内壁175には、側壁133側に切欠部187が側壁134側にも切欠部188が形成されている。突出壁178は、十字状をなして天井部130の内面に立設されている。突出壁178は、フロート案内壁175の中心位置に配置されている。
内側壁176は、側壁133の後壁部155と平行をなして天井部130の内面に立設される側壁部190と、側壁部190の後端壁135に対し反対側の端縁部とフロート案内壁175とを結ぶように天井部130の内面に立設される連結壁部191とを有している。側壁部190は、後端壁135に対して垂直方向に沿っており、後端壁135に対して前後方向に間隔をあけている。連結壁部191は、後端壁135と平行をなしている。連結壁部191の後端壁135に対し反対側には、フロート案内壁175の切欠部187が配置されている。
内側壁177は、側壁134の後壁部165と平行をなして天井部130の内面に立設される側壁部192と、側壁部192の後端壁135に対し反対側の端縁部とフロート案内壁175とを結ぶように天井部130の内面に立設される連結壁部193とを有している。側壁部192は、後端壁135に対して垂直方向に沿っており、後端壁135に対して前後方向に間隔をあけている。連結壁部193は、後端壁135と平行をなしている。
仕切壁180は、側壁134の後壁部165の後端壁135に対し反対側の端縁部とフロート案内壁175とを結ぶように天井部130の内面に立設されている。仕切壁180は、連結壁部193の前側に配置され、連結壁部193と平行をなしている。仕切壁180と連結壁部193との間にフロート案内壁175の切欠部188が配置されている。
延出壁182は、フロート案内壁175の前部の側壁133側の位置から前方に延出するように天井部130の内面に立設されている。延出壁182は、フロート案内壁175から延出するとともに側壁133の中間壁部157と平行をなす基端壁部195と、基端壁部195のフロート案内壁175に対し反対側から側壁133の前傾斜壁部158と平行をなして延出する先端壁部196とから構成されている。
通路形成壁183は、天井部130の内面に立設されており、基端壁部198と中間傾斜壁部199と先端壁部200とを有している。基端壁部198は、前壁部159の前端壁136に対し反対側の端部から前端壁136に平行をなして延出している。中間傾斜壁部199は、基端壁部198の側壁133とは反対側の端縁部から側壁134の前傾斜壁部168と平行をなして延出している。先端壁部200は、中間傾斜壁部199の基端壁部198とは反対側の端縁部から側壁134の中間壁部167と平行をなして延出している。先端壁部200は、仕切壁180に対して前後方向に間隔をあけている。
通路形成壁184は、天井部130の内面に立設されており、基端壁部203と中間傾斜壁部204と先端壁部205とを有している。基端壁部203は、基端壁部198の前端壁136側にあって側壁133の前壁部159から前端壁136と平行に延出している。中間傾斜壁部204は、基端壁部203の側壁133とは反対側の端縁部から側壁134の前傾斜壁部168と平行をなして延出している。先端壁部205は、中間傾斜壁部204の基端壁部203とは反対側の端縁部から側壁134の中間壁部167と平行をなして延出している。上記した先端壁部200の後端壁135側の端部は、先端壁部205の後端壁135側の端部よりも後端壁135側に配置されている。
突出壁185は、側壁134の中間壁部167に沿うように天井部130の内面に立設されている。突出壁185は、側壁134の後傾斜壁部166の内面から先端壁部205と同一平面をなして延出している。突出壁185は、先端壁部205に対して前後方向に間隔をあけている。
フロート案内壁175と、内側壁176と、内側壁177と、仕切壁180と、延出壁182と、通路形成壁183と、通路形成壁184と、突出壁185とは、すべての下面が接合フランジ部137の下面と同一平面に配置されている。
図5に示すように、天井部130は、水平に配置される主板部210と、水平に対して傾斜して配置される傾斜板部211とを有している。傾斜板部211は、図3に示すように、略矩形状をなし前後方向に長く面積が広い板部212と、略矩形状をなし前後方向に短く面積が狭い板部213とを有して構成されている。板部212と、板部213とは同一平面に配置される。傾斜板部211は、平面視L字状の形状を有する。傾斜板部211は、前後方向においては中間壁部167から前傾斜壁部168の範囲に形成されており、側壁134から全体が離間し、板部213において側壁133側に一部抜ける形状をなしている。
図5に示すように、傾斜板部211は、通路形成壁184の位置から通路形成壁183を越えて仕切壁180の近傍位置まで形成されている。傾斜板部211は、通路形成壁184の基端壁部203に繋がる部分の高さ位置が最も低く、基端壁部203から後端壁135に近づくほど高さ位置が高くなるように傾斜している。傾斜板部211は、図6に示すように、前後方向の同位置では左右位置にかかわらず高さ位置が一定するように傾斜している。また、傾斜板部211は、図5に示すように、後端壁135側の端部の高さ位置が主板部210の高さ位置と一致している。
天井部130は、傾斜板部211の縁部から上方に立ち上がって主板部210に繋がる図3に示す立壁部214〜219を有している。立壁部214は、板部212,213の前縁部から立ち上がる部分であり、前端壁136と平行をなして、側壁133側に抜けている。立壁部215は、板部212の側壁134側の前部から立ち上がる部分であり、前傾斜壁部168と平行をなしている。立壁部216は、板部212の側壁134側の前後方向の中間部および後部から立ち上がる部分であり、中間壁部167に沿っている。立壁部216は、後側ほど中間壁部167との距離を狭めるように若干湾曲している。立壁部217は、板部213の後縁部から立ち上がる部分であり、立壁部214と平行をなして側壁133側に抜けている。立壁部218は、板部212の側壁133側の前後方向中間部から立ち上がる部分であり、中間壁部157と平行をなしている。立壁部219は、板部212の側壁133側の後部から立ち上がる部分であり、立壁部215と略平行をなしている。
天井部130は、板部212の後縁部が主板部210に繋がって主板部210との境界部220を形成している。この境界部220は、立壁部214と平行をなしている。傾斜板部211および立壁部214〜219によって天井部130には、図5に示すように主板部210よりも下方に凹む凹部221が形成されている。また、主板部210のうち、後述の連通路231に対応する部分を連通路天井板部210Aとした場合、凹部221は、連通路天井板部210Aよりも下方に凹んで形成されている。このように、凹部221を形成して、後述の面部222を形成することで、上部構成体20の外観からみて面部222が形成されていることを認識することが可能となり、リザーバ18の製造効率が向上する。また、上部構成体20を成形するときに、傾斜板部211を一定の厚みとすることができ、熱ひけ等による変形を抑えることができ、リザーバ製造の精度が向上する。
図8に示すハッチングは、傾斜板部211の内側の面部222を示している。つまり、この面部222は、図5に示すように、天井部130の上面側に凹部221が形成されることにより、天井部130の下面側に下方に突出して形成される凸部226の突出側の先端面である。この面部222も、傾斜板部211と同様に、同一平面に配置されており、通路形成壁184の基端壁部203に繋がる部分の高さ位置が最も低く、基端壁部203から後端壁135に近づくほど高さ位置が高くなるように傾斜している。面部222は、図6に示すように、前後方向の同位置では左右方向位置にかかわらず高さ位置が一定するように傾斜している。また、面部222は、図5に示すように、後端壁135側の端部の高さ位置が主板部210の内面である水平な主天井面225と一致している。なお、面部222は、傾斜板部211を主板部210よりも下方に凹む凹部221を形成することで構成しているが、凹部221を形成せずに、天井部130を平面にして、面部222を形成するようにしてもよい。
図8に示すように、面部222は、通路形成壁183と通路形成壁184との間に配置されるL字状の面223と、通路形成壁183の通路形成壁184に対し反対側に配置される略五角形状の面224とからなっている。面223は、基端壁部198,203間の全範囲と、中間傾斜壁部199,204間の全範囲と、先端壁部200,205間の全範囲のうち前後方向において先端壁部205と重なる部分の全範囲とに形成されている。面223の後端壁135側の端縁部223aは、図3に示す傾斜板部211の境界部220が形成されることにより出現する部分であり、後端壁135と平行をなしている。
図8に示すように、面224は、基端壁部198から基端壁部203に対し反対側に延出しており、先端壁部200から先端壁部205に対し反対側に延出している。面224は、後端壁135側の端縁部224aが後端壁135と平行に形成されている。面224は、その前後方向位置が、端縁部223aと一致している。端縁部224aは、端縁部223aと同様、図3に示す傾斜板部211の境界部220が形成されることにより出現する。
図8に示すように、面224は、側壁133側の端縁部224bが延出壁182よりも先端壁部200側で先端壁部200に平行をなしている。端縁部224bは、図3に示す立壁部218が形成されることにより出現する部分である。また、図8に示すように、面224は、端縁部224a,224b間の端縁部224cが、端縁部224a,224bの両方に対して鈍角をなして交差するように傾斜している。端縁部224cは、図3に示す立壁部219が形成されることにより出現する部分である。端縁部224a,224b,224cは、フロート案内壁175、延出壁182、仕切壁180および突出壁185に重なることはない。
図7に示す下部構成体21の接合フランジ部33と、図8に示す上部構成体20の接合フランジ部137とが溶着等で接合されてリザーバ本体18が形成される。その際に、後端壁28,135同士と、前端壁32,136同士と、後壁部65,155同士と、後傾斜壁部66,156同士と、中間壁部67,157同士と、前傾斜壁部68,158同士とが、それぞれ水平方向の位置を全長にわたって重ね合わせて接合される。また、前壁部69および前端壁部70と、前壁部159とが、水平方向の位置を全長にわたって重ね合わせて接合される。また、後壁部75,165同士と、後傾斜壁部81,166同士と、中間壁部82,167同士と、前傾斜壁部83,168同士と、前壁部84,169同士とが、それぞれ水平方向の位置を全長にわたって重ね合わせて接合される。
また、フロート案内壁95,175同士と、側壁部110,190同士と、連結壁部111,191同士と、側壁部112,192同士と、連結壁部113,193同士と、仕切壁100,180同士と、基端壁部115,195同士とが、それぞれ水平方向の位置を重ね合わせて接合される。また、先端壁部116,196同士と、基端壁部118,198同士と、中間傾斜壁部119,199同士と、先端壁部120,200同士と、基端壁部123,203同士と、中間傾斜壁部124,204同士と、先端壁部125,205同士とが、それぞれ水平方向の位置を全長にわたって重ね合わせて接合される。また、突出壁105,185同士が、前端位置を一致させるように水平方向の位置を重ね合わせて接合される。
リザーバ本体18は、通路形成壁104,184と、突出壁105,185と、前壁部69,159と、前傾斜壁部68,158と、中間壁部67,157と、後傾斜壁部66,156と、後壁部65,155と、後端壁28,135と、後壁部75,165とで囲まれた部分が、液体が貯留されるリザーバ室230となる。また、前端壁32,136と、前壁部84,169と、前端壁部70および前壁部159と、前壁部69,159と、前傾斜壁部83,168と、中間壁部82,167と、後傾斜壁部81,166と、通路形成壁104,184と、突出壁105,185とで囲まれた部分が、リザーバ室230へ外部から液体を注入するために設けられた車両前側の注入口132から車両後側に向けて延びる連通路231を構成している。リザーバ室230は、連通孔44を介してマスタシリンダ12のセカンダリ液圧室に連通されており、マスタシリンダ12のセカンダリ液圧室に供給するための液体を貯留する。
連通路231は、下端が前底部30の上方に向く内面とこれと高さ位置が合う突出底部85の上方に向く内面とで形成される。そして、通路形成壁104,184と突出壁105,185との間が、連通路231とリザーバ室230とを連通する連通口232を構成している。連通口232は、図4に示すように、上端部が天井部130の主板部210の下方に向く内面で形成されており、下端部が突出底部85の上方に向く内面で形成されている。図5に示すように、リザーバ室230の上部となる天井部130の上記した面部222は、車両への取付状態で、車両前側から後側の連通口232へ向かうに従って高くなるように傾斜している。
図8に示す注入口132から注入され、連通路231を通って、連通口232からリザーバ室230に導入された液体は、図7,図8に示す、通路形成壁103,183と通路形成壁104,184との間にあって下端部が連通口232よりも低い中間底部23の内面で形成される通路233に導入される。それとともに、通路形成壁103,183と仕切壁100,180との間の中間口234を介して、前側下方突出部24内を含む室235に導入される。ここで、室235も液体を貯留するリザーバ室であり、マスタシリンダのプライマリ液圧室に連通しているが、説明上、単に「室」と称する。中間口234は、図4に示すように上端部が天井部130の主板部210の下方に向く内面で形成されており、下端部が図示は略すが中間底部23の上方に向く内面で形成されている。図7,図8に示すように、中間口234は、連通口232よりも後側にオフセットして設けられている。液体は、この室235の前側下方突出部24内の部分を満たすと、前傾斜壁部68,158、中間壁部67,157、後傾斜壁部66,156および後壁部65,155と、延出壁102,182、フロート案内壁95,175および内側壁96,176との間にあって下端部が中間底部23の内面で形成される通路236を通り、後側下方突出部25内を含む室237に導入される。液体は、この室237の後側下方突出部25内の部分を満たすと、後壁部75,165および仕切壁100,180と、内側壁97,177との間にあって下端部が中間底部23の内面で形成される通路238を通り、切欠部108を介してフロート案内壁95,175内の室239に導入される。
リザーバ室230は、連通口232よりも前側に通路233が形成されており、また、中間口234よりも前側に室235が形成されているため、制動時に液体が前方に移動することがあっても、連通路231内に導出される液体の量を抑制することができる。
つまり、連通路231内に導出される液体の量が多いと、キャップ19とリザーバ本体18との隙間から液体が滲み出すことがあるが、このような状態となることを抑制できる。
上記した特許文献1に記載のリザーバにおいては、許容される最大量の液体が注入されても、リザーバの天井部と液面との間に隙間が形成される。これに対して、本実施形態のリザーバ11は、液体の貯留効率を高めるため、許容される最高位液面表示線149に液面が一致するまで液体を注入すると、天井部130に液体が接触する。この場合、最高位液面表示線149に液面が一致するまで、注入口132から液体が注入されると、天井部130の天井面が平坦であった場合には、例えば取付公差等により天井面が若干量でも前上がりに傾斜していると、リザーバ室230の連通口232よりも前側にある、通路233と室235とに空気が溜まる場合がある。つまり、リザーバ室に液体を良好に注入させることができない可能性がある。
これに対して、本実施形態のリザーバ11は、図8にハッチングで示すように、リザーバ室230の上部に設けられた面部222が、車両への取付状態で、車両前側から後側の連通口232へ向かうに従って高くなるように傾斜している。このため、液体の注入時にリザーバ室230にあった空気を連通口232から良好に排出させることができ、リザーバ室230の連通口232よりも前側にある、通路233と室235とに溜まる空気の量を低減することができる。つまり、リザーバ室230に、液体を良好に注入させることが可能となり、より多くの液体を貯留させることができる。したがって、液体の貯留効率をより高めて一層のコンパクト化を図ることができる。また、リザーバ室230に溜まる空気の量を低減できるため、液体貯留状態でのリザーバ室230の見栄えが良くなる。
上記第1の実施形態においては、傾斜面部211を上部構成体20に形成することで、面部222を構成している。即ち、面部222を上部構成体20に一体成形しているが、これに限らず、傾斜面部211を上部構成体20及び下部構成体21とは、別体の傾斜面部材として、リザーバ18の上部構成体20及び下部構成体21との間に傾斜面部材を挟み込んで、面部222を構成するようにしてもよい。
[第2実施形態]
つぎに、第2の実施形態を図9に基づいて説明する。図9は、図3のC−C断面に相当する断面図となっている。上記第1の実施形態においては、面部222を、前後方向の同位置で左右方向位置にかかわらず高さ位置が一定するように傾斜して形成している。この第2の実施形態においては、面部222に対応する面部322を、前後方向のみならず、左右方向においても傾斜して形成している。
詳細には、図9に示すように、傾斜板部311(傾斜板部211に対応)の車両前後方向の高さ位置が第1の実施形態と同様である。一方、傾斜板部311の車両左右方向の高さ位置は、凹部321(凹部221に対応)を形成する立壁部318(立壁部218に対応)に繋がる部分の高さ位置が最も低く、先端壁部205に近づくほど高さ位置が高くなるように傾斜している。
また、面部322も、傾斜板部311と同様に、車両前後方向の高さ位置は第1の実施形態と同様である。一方、面部322の車両左右方向の高さ位置は、凹部321を形成する立壁部318に繋がる部分の高さ位置が最も低く、先端壁部205に近づくほど高さ位置が高くなるように傾斜している。すなわち、面部322は、基端壁部203と立壁部318とが繋がる部分の高さ位置が最も低く、連通口232に近づくほど高さ位置が高くなるように傾斜している。言い換えれば、面部322は、連通口232に対応する部分の対角位置から連通口232に向かって高さ位置が高くなるように傾斜している。このため、面部322によって空気を連通口232から急速に排出させて、リザーバ室330(リザーバ室230に対応)の連通口232よりも前側にある、通路233と室235とに溜まる空気の量を低減することができる。つまり、リザーバ室330に、液体を良好に注入させることが可能となり、より多くの液体を貯留させることができる。したがって、液体の貯留効率をより高めて一層のコンパクト化を図ることができる。また、リザーバ室330に溜まる空気の量を低減できるため、液体貯留状態でのリザーバ室330の見栄えが良くなる。
[第3実施形態]
つぎに、第3の実施形態を図10及び図11に基づいて説明する。第3の実施形態では、リザーバ本体418が、第1の実施形態のリザーバ本体18に対し一部変更したものとなっており、具体的には、その上部構成体420が、上部構成体20に対し一部変更したものとなっている。上記第1の実施形態においては、面部222を形成するために傾斜板部211を主板部210よりも下方に凹む凹部221により形成している。この第3の実施形態においては、主板部410(主板部210に対応)よりも上方に突出する段部401を形成し、この段部401に、傾斜板部411(傾斜板部211に対応)、凹部421(凹部221に対応)及び連通路天井板部410A(連通路天井板部210Aに対応)を形成するようにしている。そして、傾斜板部411の内部に面部222に対応する面部422(面部222に対応)が形成されている。傾斜板部411、凹部421及び面部422は、図11に示すように、第1の実施形態の傾斜板部211、凹部221及び面部222と同様の構造を有している。そして、凹部421は、連通路天井板部410Aよりも凹んで形成されている。しかしながら、凹部421は、主板部410よりも上方に形成されている。
このように、第3の実施形態においても、面部422により第1の実施形態と同様の効果を奏することができる。
上記各実施形態において、面部222、322、422を傾斜面として形成しているが、車両一側から他側の前記連通口へ向かうに従って高くなっていれば、これに限らず、曲面や階段状面として構成するようにしてもよい。
以上に述べた本実施形態は、液体が貯留されるリザーバ室へ外部から液体を注入するための注入口が車両一側に設けられ、該注入口から車両他側に向けて延びる連通路を有し、該連通路と前記リザーバ室とを連通する連通口が形成されてなるリザーバである。前記リザーバ室の上部には、車両への取付状態で、車両一側から他側の前記連通口へ向かうに従って高くなる面部が形成されている。これにより、面部が空気を連通口から良好に排出させてリザーバ室に溜まる空気の量を低減する。つまり、リザーバ室に液体を良好に注入させることが可能となる。
また、前記リザーバ室の上部には、天井部が形成されており、前記面部は、天井部よりも下方に凹んだ位置に形成されている。また、前記注入口が設けられる上部構成体と前記リザーバ室が設けられる下部構成体とが固着されて形成されるリザーバであって、前記面部は、前記上部構成体に形成される。また、前記連通口は、前記リザーバ室の車両前後方向の後側に形成され、前記面部は、車両前後方向の前側から後側に向かって高さ位置が高くなるように傾斜している。また、前記リザーバにおける最高位液面表示線は、前記面部よりも鉛直方向上側の位置に形成されている。
上記したリザーバによれば、液体を良好に注入させることが可能となる。
11 リザーバ
132 注入口
222 面部
230 リザーバ室
231 連通路
232 連通口

Claims (5)

  1. 液体が貯留されるリザーバ室へ外部から液体を注入するための注入口が車両一側に設けられ、
    該注入口から車両他側に向けて延びる連通路を有し、
    該連通路と前記リザーバ室とを連通する連通口が形成されてなるリザーバにおいて、
    前記リザーバ室の上部には、車両への取付状態で、車両一側から他側の前記連通口へ向かうに従って高くなる面部が形成されている
    リザーバ。
  2. 前記リザーバ室の上部には、天井部が形成されており、前記面部は、天井部よりも下方に凹んだ位置に形成されている請求項1に記載のリザーバ。
  3. 前記注入口が設けられる上部構成体と、
    前記リザーバ室が設けられる下部構成体と、を更に備え、
    前記上部構成体と前記下部構成体とが固着されてリザーバ本体が形成され、
    前記面部は、前記上部構成体に形成される請求項1に記載のリザーバ。
  4. 前記連通口は、前記リザーバ室の車両前後方向の後側に形成され、
    前記面部は、車両前後方向の前側から後側に向かって高さ位置が高くなるように傾斜している請求項1乃至3のいずれか一項に記載のリザーバ。
  5. 前記リザーバにおける最高位液面表示線は、前記面部よりも鉛直方向上側の位置に形成されている請求項1乃至4のいずれか一項に記載のリザーバ。
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