JPWO2015052937A1 - スペクトル圧縮装置、光アナログ/デジタル変換システム、およびスペクトル圧縮方法 - Google Patents
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Abstract
入力光信号のスペクトル圧縮を行うスペクトル圧縮装置(100)は、入力光信号を複製することにより、任意の時間間隔で遅延された少なくとも2つの複製光信号を生成する複製部(110)と、少なくとも2つの複製光信号を合波することにより、入力光信号のスペクトルよりも圧縮されたスペクトルを有する出力光信号を生成する合波部(120)とを備える。
Description
本発明は、光信号のスペクトル圧縮を行うスペクトル圧縮装置、および、スペクトル圧縮装置を備える光アナログ/デジタル変換システムに関する。
光信号を利用する様々な技術分野(例えば、光OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、光アナログ/デジタル変換、非線形光学顕微鏡など)において、光信号のスペクトル圧縮技術が利用されている。例えば、コヒーレントアンチストークスラマン散乱(CARS)顕微鏡では、CARS光のスペクトル分解能を高めるために、ポンプ光のスペクトル圧縮を行う(例えば、非特許文献1を参照)。非特許文献1では、スペクトルの圧縮に、非線形光学効果(自己位相変調)が利用されている。
夛田量宏、唐沢直樹、「CARS分光のためのPCFを用いた単一ビーム光源の実験と解析」、電子情報通信学会技術研究報告、OPE、光エレクトロニクス、vol.111、No.185、pp.7−10、2011年8月
T. Konishi、et al.、「All−optical analog−to−digital converter by use of self−frequency shifting in fiber and a pulse−shaping technique」、JOSA B、vol.19、Issue 11、pp.2817−2823、2002
しかしながら、非特許文献1のように非線形光学効果を利用してスペクトル圧縮を行う場合、実現可能な圧縮率は、非線形光学効果を発生させる光学デバイスの物理的特性に依存する。つまり、光学デバイスの光学特性の物理的限界によってスペクトルの圧縮率が制限されるため、高い圧縮率を実現することが難しい。
そこで、本発明は、光信号のスペクトルの圧縮率を向上させることができるスペクトル圧縮装置を提供する。
本発明の一態様に係るスペクトル圧縮装置は、入力光信号のスペクトル圧縮を行うスペクトル圧縮装置であって、前記入力光信号を複製することにより、任意の時間間隔で遅延された少なくとも2つの複製光信号を生成する複製部と、前記少なくとも2つの複製光信号を合波することにより、前記入力光信号のスペクトルよりも圧縮されたスペクトルを有する出力光信号を生成する合波部とを備える。
この構成によれば、入力光信号を複製して得られた、任意の時間間隔で遅延された少なくとも2つの複製光信号を合波することにより、入力光信号のスペクトル圧縮を行うことができる。つまり、入力光信号の時間領域における複製、遅延および合波によって、スペクトル圧縮を実現することができる。したがって、非線形光学効果を利用してスペクトル圧縮を行う場合のように、光学デバイスの物理的特性によってスペクトルの圧縮率が制限されない。ゆえに、例えば、10倍以上のスペクトル圧縮を実現することができ、光信号のスペクトルの圧縮率を向上させることができる。このように、少なくとも2つの複製光信号を任意の時間間隔で遅延させた上で合波することにより、非線形光学効果を使うことなく入力光信号のスペクトルを効率的に圧縮することは、これまで誰も実現していなかった。
例えば、前記入力光信号は、パルス光であり、前記任意の時間間隔は、前記入力光信号における波束の存続時間よりも短くてもよい。
この構成によれば、入力光信号がパルス光である場合に、複製光信号の時間間隔を、入力光信号における波束の存続時間よりも短くすることができる。したがって、出力光信号のスペクトルに大きな強度を有する複数のピークが含まれることを抑制することができる。なお、波束とは、一体として進行する局所的な波動の塊である。波束の存続時間は、パルス光の強度が閾値強度(例えば、ピーク強度の半分の強度)以上となる時間である。
例えば、前記入力光信号は、連続発振光であり、前記任意の時間間隔は、前記入力光信号における波連の存続時間よりも短くてもよい。
この構成によれば、入力光信号が連続発振光である場合に、複製光信号の時間間隔を、入力光信号における波連の存続時間よりも短くすることができる。したがって、出力光信号のスペクトルに大きな強度を有する複数のピークが含まれることを抑制することができる。なお、波連とは、位相的につながっているとみなせる一塊りの波である。波連の存続時間は、光の時間的干渉性に対応するコヒーレント長と等しくなる。
例えば、前記少なくとも2つの複製光信号は、時間順で最初の複製光信号と、時間順で最後の複製光信号と、前記最初の複製光信号および前記最後の複製光信号の信号強度よりも大きい信号強度を有する少なくとも1つの複製光信号とを含んでもよい。
この構成によれば、最初の複製光信号および最後の複製光信号の間の複製光信号の信号強度を相対的に大きくすることができる。したがって、出力光信号が複数の信号に分離されることを抑制することができ、スペクトル圧縮装置の適用範囲を広げることができる。
本発明の一態様に係る光アナログ/デジタル変換システムは、アナログ光信号をデジタル信号に変換する光アナログ/デジタル変換システムであって、前記アナログ光信号を、当該アナログ光信号の信号強度に対応する波長の入力光信号に変換する変換部と、上記スペクトル圧縮装置と、前記出力光信号の波長を測定することにより、前記アナログ光信号の信号強度に対応するデジタル信号を取得する測定部とを備える。
この構成によれば、スペクトル圧縮装置を利用して、アナログ光信号の信号強度に対応する波長を有する光信号のスペクトルの圧縮率を向上させることができる。したがって、光アナログ/デジタル変換における解像度を向上させることができる。
なお、本発明は、このような特徴的な構成要素を備えるスペクトル圧縮装置および光アナログ/デジタル変換システムとして実現することができるだけでなく、スペクトル圧縮装置に含まれる特徴的な構成要素が実行する処理をステップとするスペクトル圧縮方法および光アナログ/デジタル変換方法として実現することができる。
本発明の一態様に係るスペクトル圧縮装置は、光信号のスペクトルの圧縮率を向上させることができる
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、請求の範囲を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、以下では、主として、入力光信号がパルス光である場合について説明する。なお、入力光信号は、パルス光に限定される必要はない。
(実施の形態1)
<構成>
図1は、実施の形態1に係るスペクトル圧縮装置の構成図である。このスペクトル圧縮装置100は、入力光信号のスペクトル圧縮を行う。
<構成>
図1は、実施の形態1に係るスペクトル圧縮装置の構成図である。このスペクトル圧縮装置100は、入力光信号のスペクトル圧縮を行う。
入力光信号のスペクトル圧縮とは、入力光信号の帯域幅(スペクトル幅)を狭くすることを意味する。帯域幅(スペクトル幅)とは、例えば、スペクトルの強度が、ピーク強度より小さい閾値強度(例えばピーク強度の半分の強度)以上である周波数または波長の範囲である。
図1に示すように、スペクトル圧縮装置100は、複製部110と、合波部120とを備える。
複製部110は、入力光信号を複製することにより、任意の時間間隔で遅延された少なくとも2つの複製光信号を生成する。例えば、複製部110は、入力光信号を分岐し、分岐して得られた複数の光信号(複製光信号)を所定の時間間隔ずつ遅延させる。なお、複製とは、原信号の波形と略同一の波形を有する信号、または、原信号の波形を拡大もしくは縮小した波形を有する信号を生成することを意味する。
図1では、複製部110は、入力光信号を分岐することにより、入力光信号から5つの複製光信号(第1〜第5複製光信号)を生成する。そして、複製部110は、第1〜第5複製光信号を所定の時間間隔ずつ遅延させる。つまり、複製部110は、(i)第2複製信号を、第1複製信号に対して所定の時間間隔だけ遅延させ、(ii)第3複製信号を、第2複製信号に対して所定の時間間隔だけ遅延させ、(iii)第4複製信号を、第3複製信号に対して所定の時間間隔だけ遅延させ、(iv)第5複製信号を、第4複製信号に対して所定の時間間隔だけ遅延させる。なお、以下において、時間順で最初の複製光信号(ここでは、第1複製光信号)に対する時間順で最後の複製光信号(ここでは、第5複製光信号)の遅延時間を、複数の複製光信号(ここでは、第1〜第5複製光信号)の総遅延時間と呼ぶ。
合波部120は、複製部110によって生成された少なくとも2つの複製光信号を合波することにより出力光信号を生成する。つまり、合波部120は、任意の時間間隔で遅延された複数の複製光信号を、遅延を有する状態で1つの出力光信号にまとめる。図1では、合波部120は、5つの複製光信号(第1〜第5複製光信号)を合波することにより、1つの出力光信号を出力する。
このように生成された出力光信号は、入力光信号のスペクトルよりも圧縮されたスペクトルを有する。つまり、出力光信号のスペクトル(以下、「出力スペクトル」と呼ぶ)の幅は、入力光信号のスペクトル(以下、「入力スペクトル」と呼ぶ)の幅よりも狭い。すなわち、出力光信号の帯域幅は、入力光信号の帯域幅よりも狭い。このように出力スペクトルの幅が入力スペクトルの幅よりも狭くなる原理については後述する。
なお、上記の複製部110および合波部120は、例えば、光導波路を集積した光回路によって実現できる。また例えば、複製部110および合波部120は、互いに長さの異なる複数の光ファイバを用いて実現されてもよい。
<方法>
次に、以上のように構成されたスペクトル圧縮装置100によるスペクトル圧縮方法について説明する。
次に、以上のように構成されたスペクトル圧縮装置100によるスペクトル圧縮方法について説明する。
図2は、実施の形態1に係るスペクトル圧縮方法を示すフローチャートである。
まず、複製部110は、入力光信号を複製することにより、任意の時間間隔で遅延された少なくとも2つの複製光信号を生成する(S101)。続いて、合波部120は、生成された少なくとも2つの複製光信号を合波することにより出力光信号を生成する(S102)。
<スペクトル圧縮の原理>
次に、本実施の形態に係るスペクトル圧縮装置によって入力スペクトルが圧縮される原理について説明する。ここでは、説明の便宜のため、複数の複製光信号の時間間隔(つまり、複数の複製光信号に含まれる時間的に隣り合う複製光信号の遅延の時間間隔)が一定であるとして説明する。つまり、複数の複製光信号は、所定の時間間隔ずつ遅延されているとして説明する。
次に、本実施の形態に係るスペクトル圧縮装置によって入力スペクトルが圧縮される原理について説明する。ここでは、説明の便宜のため、複数の複製光信号の時間間隔(つまり、複数の複製光信号に含まれる時間的に隣り合う複製光信号の遅延の時間間隔)が一定であるとして説明する。つまり、複数の複製光信号は、所定の時間間隔ずつ遅延されているとして説明する。
図3は、実施の形態1に係るスペクトル圧縮装置によるスペクトル圧縮の原理を説明するための図である。具体的には、図3の(a)は、時間領域における窓関数を示す。図3の(b)は、時間領域における入力光信号を示す。図3の(c)は、時間領域における櫛型関数(comb function)を示す。櫛型関数とは、デルタ関数を一定の時間間隔で並べた超関数であり、周期的デルタ関数とも呼ばれる。図3の(d)は、周波数領域における窓関数を示す。図3の(e)は、周波数領域における入力光信号を示す。つまり、図3の(e)は、入力スペクトルを示す。図3の(f)は、周波数領域における櫛型関数を示す。
なお、乗算は“×”で表され、畳み込み(convolution)は“*”で表される。
入力光信号s1(t)から、T1の時間間隔ずつ遅延された無限数の複製光信号を合波して得られる信号(合波結果)は、入力光信号s1(t)(図3の(b))と、T1の周期を有する櫛型関数combT1(t)(図3の(c))との合成積(畳み込み結果)によって表現される。
ただし、実際の出力光信号は、有限数の複製光信号の合波結果である。そこで、有限数の複製光信号の総遅延時間がT2である場合、出力光信号は、T2の時間幅を有する矩形の窓関数rectT2(t)(図3の(a))と、無限数の複製光信号の合波結果s1(t)*combT1(t)との積(乗算結果)として表される。
つまり、出力光信号s2(t)は、以下の式(1)で表される。
ここで、周波数領域において上記の演算を表現することにより、s2(t)をフーリエ変換して得られる出力スペクトルS2(ω)の幅が、s1(t)をフーリエ変換して得られる入力スペクトルS1(ω)の幅よりも狭くなることについて説明する。
時間領域における合成積は、周波数領域では積で表される。また、T1の周期を有する櫛型関数combT1(t)は、フーリエ変換によって、1/T1の周期を有する櫛型関数CombT1(ω)(図3の(f))に変換される。したがって、時間領域におけるs1(t)とcombT1(t)との合成積は、周波数領域においてS1(ω)とCombT1(ω)との積で表される。
また、時間領域における積は、周波数領域では合成積で表される。また、T2の時間幅を有する窓関数rectT2(t)は、フーリエ変換によって、T2に比例するスケーリングファクタを有するsinc関数SincT2(ω)(図3の(d))に変換される。したがって、時間領域におけるrectT2(t)と、s1(t)*combT1(t)との積は、周波数領域においてSincT2(ω)と、S1(ω)×CombT1(ω)との合成積で表される。
つまり、出力スペクトルS2(ω)は、以下の式(2)で表される。
図3および式(2)から分かるように、周波数領域において、S1(ω)は、CombT1(ω)の周期1/T1でサンプリングされ、サンプリング結果と、T2に比例するスケーリングファクタを有するSincT2(ω)との合成積が取られる。したがって、適切な遅延の時間間隔(T1)と総遅延時間(T2)とを与えることにより、所望の圧縮率でスペクトル圧縮を行うことができる。
例えば、S1(ω)の最大ピークの周波数成分のみがサンプリングされるようにT1が与えられれば、最大ピーク以外の周波数成分がサンプリングされることによって出力スペクトルに大きな強度を有する複数のピークが含まれることを抑制することができ、スペクトルの圧縮率を向上させることができる。したがって、S1(ω)の最大ピークの周波数成分のみがサンプリングされるように、周波数領域における櫛型関数の周期(1/T1)が入力スペクトル(S1(ω))の幅よりも大きいことが好ましい。ここで、入力スペクトルの幅は、入力光信号の時間幅(つまり、波束の存続時間)に反比例する。したがって、複製光信号の時間間隔(T1)は、入力光信号の波束の存続時間よりも短いことが好ましい。
なお、複製光信号の時間間隔は、入力光信号の波束の存続時間よりも長くてもよい。この場合であっても、入力スペクトルの幅よりも出力スペクトルの幅を狭くすることはできる。
なお、ここでは、時間的に隣り合う複製光信号の時間間隔が一定であるとして説明したが、時間間隔はばらつきを有してもよい。この場合、図3の(c)に示す櫛型関数の周期(デルタ関数の時間間隔)は一定でなくなる。その結果、図3の(f)に示すフーリエ変換された櫛型関数の周期も一定ではなくなる。しかしながら、櫛型関数の周期が一定でなくても、周波数領域において入力スペクトルがサンプリングされることに変わりはない。したがって、周期が適切に設定されれば、スペクトル圧縮を行うことができる。特に、時間領域における櫛型関数の周期が入力光信号の幅よりも小さければ(つまり、複製光信号の遅延の時間間隔が入力光信号の波束の存続時間よりも小さければ)、入力スペクトルの最大ピークのみがサンプリングされるので、遅延の時間間隔のばらつきの影響を出力スペクトルから除去することができる。
<シミュレーション結果>
次に、本実施の形態に係るスペクトル圧縮装置100によるスペクトル圧縮のシミュレーション結果について説明する。
次に、本実施の形態に係るスペクトル圧縮装置100によるスペクトル圧縮のシミュレーション結果について説明する。
図4Aおよび図4Bは、実施の形態1に係るスペクトル圧縮のシミュレーション結果を示すグラフである。このシミュレーションでは、入力光信号を16個の複製光信号に複製している。また、16個の複製光信号の時間間隔を、1.5ps、0.5ps、0.25psに変化させている。また、図4Aおよび図4Bにおいて、縦軸は強度を示し、横軸は、それぞれ時間および波長を示す。
所定の時間間隔(1.5ps、0.5ps、または0.25ps)ずつ遅延された16個の複製光信号を合波することにより、入力光信号の時間波形は、図4Aに示すような出力光信号の時間波形に変換される。
この時間波形の変化は、周波数領域では、図4Bのようなスペクトルの変化として表される。いずれの時間間隔の場合でも、出力スペクトルは、入力スペクトルよりも圧縮されている。例えば、時間間隔が1.5psの場合、スペクトルの幅は、5.8nmから0.4nmに圧縮されている。
また、図4Bでは、時間間隔が長いほどスペクトルの圧縮率が高くなっている。この圧縮率の変化は、時間間隔が変化することにより総遅延時間が変化した影響を強く受けている。つまり、図4Bは、総遅延時間が長いほど圧縮率が高くなることを示している。
図5は、実施の形態1に係るスペクトル圧縮のシミュレーション結果を示すグラフである。図5では、縦軸は強度を示し、横軸は波長を示す。このシミュレーションでは、入力光信号の波長を1550nmから1600nmまで変化させている。なお、複製光信号の時間間隔は1psで固定されている。
図5から明らかなように、入力光信号の波長を変化させても、スペクトルの圧縮率はほとんど変化していない。つまり、本実施の形態に係るスペクトル圧縮装置は、入力光信号の波長が変化しても、入力光信号のスペクトル圧縮を行うことができる。
<実験結果>
次に、本実施の形態に係るスペクトル圧縮装置100によるスペクトル圧縮の実験結果について説明する。
次に、本実施の形態に係るスペクトル圧縮装置100によるスペクトル圧縮の実験結果について説明する。
この実験では、約2.5psのパルス光(入力光信号)を分岐させて、約5psの遅延間隔を有する2つの複製光信号を生成し、この2つの複製光信号を合波して出力光信号を生成した。入力光信号は、約1550nmの波長を有し、入力スペクトルの幅(半値幅)は1.862nmであった。
図6Aおよび図6Bは、実施の形態1に係るスペクトル圧縮の実験結果を示すグラフである。図6Aでは、縦軸は強度を示し、横軸は時間を示す。図6Bでは、縦軸は強度を示し、横軸は波長を示す。
図6Aには、パルスの重ね合わせ(1つの同じ高さのパルスのすれ違い)による時間波形の測定結果が示されている。したがって、出力光信号(Output)の時間波形は、真ん中の山の高さが他の山の高さの2倍である3つの山を有する波形に見えている。また、図6Bに示すように、出力スペクトル(Output)の半値幅は、0.997nmであり、入力スペクトル(Input)の半値幅1.862nmよりも狭くすることができた。
<効果>
以上のように、本実施の形態に係るスペクトル圧縮装置100によれば、入力光信号を複製して得られた、任意の時間間隔で遅延された少なくとも2つの複製光信号を合波することにより、入力光信号のスペクトル圧縮を行うことができる。つまり、入力光信号の時間領域における複製、遅延および合波によって、スペクトル圧縮を実現することができる。したがって、非線形光学効果を利用してスペクトル圧縮を行う場合のように、光学デバイスの物理的特性によってスペクトルの圧縮率が制限されない。ゆえに、スペクトル圧縮装置100は、例えば、10倍以上のスペクトル圧縮を実現することができ、光信号のスペクトルの圧縮率を向上させることができる。
以上のように、本実施の形態に係るスペクトル圧縮装置100によれば、入力光信号を複製して得られた、任意の時間間隔で遅延された少なくとも2つの複製光信号を合波することにより、入力光信号のスペクトル圧縮を行うことができる。つまり、入力光信号の時間領域における複製、遅延および合波によって、スペクトル圧縮を実現することができる。したがって、非線形光学効果を利用してスペクトル圧縮を行う場合のように、光学デバイスの物理的特性によってスペクトルの圧縮率が制限されない。ゆえに、スペクトル圧縮装置100は、例えば、10倍以上のスペクトル圧縮を実現することができ、光信号のスペクトルの圧縮率を向上させることができる。
また、非線形光学効果を利用してスペクトル圧縮を行う場合、高い圧縮率を得るためには光信号の増幅が必要となり、信号増幅のための電力が必要となる。しかしながら、本実施の形態に係るスペクトル圧縮装置100では、光信号を増幅しなくてもスペクトルを高い圧縮率で圧縮することができる。つまり、本実施の形態に係るスペクトル圧縮装置100によれば、効率的にスペクトル圧縮を行うことが可能となる。
また、本実施の形態に係るスペクトル圧縮装置100によれば、入力光信号の波長(周波数)に無依存でスペクトル圧縮を行うことができる。つまり、入力光信号の波長が既知でなくてもスペクトル圧縮を行うことができる。例えば、波長フィルタなどを用いて不要な波長の成分を除去することにより入力光信号のスペクトル圧縮を行う場合には、スペクトルを圧縮可能な入力光信号の波長は、波長フィルタを通過する波長に限定される。これに対して、本実施の形態に係るスペクトル圧縮装置100によれば、スペクトルを圧縮可能な入力光信号の波長は特定の波長に限定されない。つまり、入力光信号の波長(周波数)に無依存でスペクトル圧縮を行うことができる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、実施の形態1に係るスペクトル圧縮装置の応用例として、光アナログ/デジタル変換システムについて説明する。なお、実施の形態1に記載の構成要素と実質的に同一の構成要素については、説明が冗長となるのを避けるために、図示および説明を省略する。
実施の形態2では、実施の形態1に係るスペクトル圧縮装置の応用例として、光アナログ/デジタル変換システムについて説明する。なお、実施の形態1に記載の構成要素と実質的に同一の構成要素については、説明が冗長となるのを避けるために、図示および説明を省略する。
<構成>
図7は、実施の形態2に係る光アナログ/デジタル変換システムの構成図である。この光アナログ/デジタル変換システム1000は、アナログ光信号をデジタル信号に変換する。光アナログ/デジタル変換システム1000は、実施の形態1に係るスペクトル圧縮装置100と、変換部200と、測定部300とを備える。
図7は、実施の形態2に係る光アナログ/デジタル変換システムの構成図である。この光アナログ/デジタル変換システム1000は、アナログ光信号をデジタル信号に変換する。光アナログ/デジタル変換システム1000は、実施の形態1に係るスペクトル圧縮装置100と、変換部200と、測定部300とを備える。
変換部200は、アナログ光信号を、当該アナログ光信号の信号強度に対応する波長の光信号に変換する。具体的には、変換部200は、例えば、自己周波数シフトを発生させる高非線形性光ファイバである。変換結果の光信号は、スペクトル圧縮装置100の入力となる。
測定部300は、スペクトル圧縮装置100の出力光信号の波長を測定することにより、アナログ光信号の信号強度に対応するデジタル信号を取得する。具体的には、測定部300は、例えば、アレイ導波路回折格子(AWG:Arrayed Waveguide Gratings)である。
なお、変換部200および測定部300については、非特許文献2と同様であるので、詳細な説明を省略する。
<方法>
次に、このように構成された光アナログ/デジタル変換システム1000による光アナログ/デジタル変換方法について説明する。
次に、このように構成された光アナログ/デジタル変換システム1000による光アナログ/デジタル変換方法について説明する。
図8は、実施の形態2に係る光アナログ/デジタル変換方法を示すフローチャートである。
まず、変換部200は、アナログ光信号を、当該アナログ光信号の信号強度に対応する波長の光信号に変換する(S201)。続いて、スペクトル圧縮装置100は、光信号のスペクトル圧縮を行う。具体的には、図2に示すように、複製部110は、入力光信号を複製することにより、任意の時間間隔で遅延された少なくとも2つの複製光信号を生成する(S101)。続いて、合波部120は、生成された少なくとも2つの複製光信号を合波することにより出力光信号を生成する(S102)。最後に、測定部300は、スペクトル圧縮装置100の出力光信号の波長を測定することにより、アナログ光信号の信号強度に対応するデジタル信号を取得する(S202)。
<効果>
以上のように、本実施の形態に係る光アナログ/デジタル変換システム1000によれば、スペクトル圧縮装置100を利用して、アナログ光信号の信号強度に対応する波長を有する光信号のスペクトルの圧縮率を向上させることができる。したがって、光アナログ/デジタル変換における解像度を向上させることができる。
以上のように、本実施の形態に係る光アナログ/デジタル変換システム1000によれば、スペクトル圧縮装置100を利用して、アナログ光信号の信号強度に対応する波長を有する光信号のスペクトルの圧縮率を向上させることができる。したがって、光アナログ/デジタル変換における解像度を向上させることができる。
(他の実施の形態)
以上、本発明の実施の形態に係るスペクトル圧縮装置および光アナログ/デジタル変換システムについて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれてもよい。
以上、本発明の実施の形態に係るスペクトル圧縮装置および光アナログ/デジタル変換システムについて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれてもよい。
例えば、上記各実施の形態では、スペクトル圧縮装置の入力光信号がパルス光である場合について説明したが、入力光信号は、連続発振光であってもよい。この場合、連続発振光における波連が上記実施の形態におけるパルス光の波束に相当するので、連続発振光のスペクトル圧縮を行うことができる。また、上記各実施の形態と同様に、複数の複製光信号の時間間隔は、入力光信号における波連の存続時間よりも短いことが好ましい。
また、上記実施の形態2では、スペクトル圧縮装置を光アナログ/デジタル変換システムに用いる応用例を説明したが、スペクトル圧縮装置は、他の装置に応用されてもよい。例えば、非特許文献1に開示されているCARS顕微鏡においてポンプ光のスペクトル圧縮を行うために、実施の形態1に係るスペクトル圧縮装置が用いられてもよい。
例えば、CARS顕微鏡にスペクトル圧縮装置が用いられる場合、出力光信号が複数の信号に分離されないように、複製光信号のゲイン調整が行われてもよい。つまり、時間順で最初の複製光信号および最後の複製光信号の信号強度よりも、最初の複製光信号および最後の複製光信号の間の複製光信号の信号強度が大きくなるように、複数の複製光信号の信号強度が調整されてもよい。言い換えると、少なくとも2つの複製光信号は、時間順で最初の複製光信号と、時間順で最後の複製光信号と、最初の複製光信号および最後の複製光信号の信号強度よりも大きい信号強度を有する少なくとも1つの複製光信号とを含んでもよい。
例えば入力光信号から3つの複製光信号が生成される場合に、図9の(b)に示すように、3つの複製光信号のうちの真ん中の複製光信号の信号強度を大きくする。その結果、3つの複製光信号の合波結果である出力光信号の時間波形(図9の(b))を、複製光信号の信号強度が同一の場合の出力光信号の時間波形(図9の(a))よりも滑らかにすることができる。これにより、出力光信号が複数の信号に分離されることを抑制することができ、CARS顕微鏡などにおいて利用しやすい出力光信号を生成することができる。なお、3つの複製光信号は一例であり、入力光信号から4つ以上の複製光信号が生成される場合も、上記効果を奏することができる。つまり、4つ以上の複製光信号が、最初の複製光信号および最後の複製光信号の信号強度よりも大きい信号強度を有する少なくとも1つの複製光信号を含めば、上記効果を奏することができる。
また、実施の形態1に係るスペクトル圧縮装置は、光OFDM用の信号分離装置あるいは波長計などに用いられてもよい。
(複製部および合波部の具体例)
次に、上記各実施の形態における複製部および合波部の具体例について説明する。
次に、上記各実施の形態における複製部および合波部の具体例について説明する。
複製部および合波部における光の伝搬経路の屈折率は、波長分散の影響により、入力光信号の中心波長に応じて変化する。そのために、各伝搬経路を伝搬する光の時間遅延は、入力光信号の中心波長に応じて変化する。つまり、複製光信号の時間間隔T1は、入力光信号s1(t)の中心波長に応じて変化する。また、図3の(f)に示される櫛型関数CombT1(ω)におけるデルタ関数の位置(周波数)は、時間間隔T1に依存する。
そのため、入力光信号s1(t)の中心波長(中心周波数)によっては、櫛型関数CombT1(ω)におけるデルタ関数の位置(周波数)と中心周波数とがずれてしまい、入力スペクトルS(ω)の中心周波数をうまくサンプリングできない場合がある。その結果、入力光信号のスペクトルを圧縮できない場合が発生する。
つまり、所定の波長帯域の入力光信号のスペクトル圧縮を行うためには、複製部および合波部を適切に構成する必要がある。そこで、所定の波長帯域の入力光信号のスペクトル圧縮を行うための複製部および合波部の一例を以下に示す。ここでは、1560.2nm〜1562.2nmの中心波長を有する入力光信号のスペクトル圧縮を行うための複製部および合波部の一例を示す。
ここでは、複製部および合波部は、その長さが1mmずつ異なる20個の伝搬経路によって構成される。各伝搬経路における分散(dispersion)は、3500ps/nm/kmである。また、各伝搬経路における分散勾配(dispersion slope)は、0ps/nm^2/kmである。
このような複製部および合波部に、1560.2nm、1560.7nm、1561.2nm、1561.7nm、および1562.2nmの中心波長をそれぞれ有する入力光信号が入力された場合の出力光信号のシミュレーション結果を図10〜図14に示す。
図10〜図14において、(a)は、入力光信号の時間波形を示す。(b)は、出力光信号の時間波形を示す。(c)は、入力光信号のスペクトルを示す。(d)は、出力光信号のスペクトルを示す。
(a)および(b)に示すように、入力光信号の中心波長に依存する時間間隔で遅延された20個の複製光信号を合波することにより出力光信号が生成されている。このとき、(d)に示す出力光信号のスペクトルは、(c)に示す入力光信号のスペクトルに比べて圧縮されている。
このように、上述のように構成された複製部および合波部を用いれば、1560.2nm〜1562.2nmの中心波長を有する入力光信号のスペクトルを適切に圧縮することができる。
本発明は、入力光信号のスペクトル圧縮を行うスペクトル圧縮装置として利用でき、光アナログ/デジタル変換システム、非線形光学顕微鏡、あるいは波長計などに応用できる。
100 スペクトル圧縮装置
110 複製部
120 合波部
200 変換部
300 測定部
1000 光アナログ/デジタル変換システム
110 複製部
120 合波部
200 変換部
300 測定部
1000 光アナログ/デジタル変換システム
Claims (6)
- 入力光信号のスペクトル圧縮を行うスペクトル圧縮装置であって、
前記入力光信号を複製することにより、任意の時間間隔で遅延された少なくとも2つの複製光信号を生成する複製部と、
前記少なくとも2つの複製光信号を合波することにより、前記入力光信号のスペクトルよりも圧縮されたスペクトルを有する出力光信号を生成する合波部とを備える
スペクトル圧縮装置。 - 前記入力光信号は、パルス光であり、
前記任意の時間間隔は、前記入力光信号における波束の存続時間よりも短い
請求項1に記載のスペクトル圧縮装置。 - 前記入力光信号は、連続発振光であり、
前記任意の時間間隔は、前記入力光信号における波連の存続時間よりも短い
請求項1に記載のスペクトル圧縮装置。 - 前記少なくとも2つの複製光信号は、
時間順で最初の複製光信号と、
時間順で最後の複製光信号と、
前記最初の複製光信号および前記最後の複製光信号の信号強度よりも大きい信号強度を有する少なくとも1つの複製光信号とを含む
請求項1〜3のいずれか1項に記載のスペクトル圧縮装置。 - アナログ光信号をデジタル信号に変換する光アナログ/デジタル変換システムであって、
前記アナログ光信号を、当該アナログ光信号の信号強度に対応する波長の入力光信号に変換する変換部と、
前記入力光信号のスペクトル圧縮を行うスペクトル圧縮装置と、
前記スペクトル圧縮装置からの出力光信号の波長を測定することにより、前記アナログ光信号の信号強度に対応するデジタル信号を取得する測定部とを備え、
前記スペクトル圧縮装置は、
前記入力光信号を複製することにより、任意の時間間隔で遅延された少なくとも2つの複製光信号を生成する複製部と、
前記少なくとも2つの複製光信号を合波することにより、前記入力光信号のスペクトルよりも圧縮されたスペクトルを有する光信号を前記出力光信号として生成する合波部とを備える
光アナログ/デジタル変換システム。 - 入力光信号のスペクトル圧縮を行うためのスペクトル圧縮方法であって、
前記入力光信号を複製することにより、任意の時間間隔で遅延された少なくとも2つの複製光信号を出力する複製ステップと、
前記少なくとも2つの複製光信号を合波することにより、前記入力光信号のスペクトルよりも圧縮されたスペクトルを有する出力光信号を出力する光合波ステップとを含む
スペクトル圧縮方法。
Applications Claiming Priority (3)
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JP2013214231 | 2013-10-11 | ||
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JPWO2015052937A1 true JPWO2015052937A1 (ja) | 2017-03-09 |
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-
2014
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