JPWO2006118153A1 - 光アナログ/ディジタル変換方法およびその装置 - Google Patents

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Abstract

簡易な構成で、高速な光アナログ/ディジタル変換処理を実現することを目的とし、入力された光アナログ信号Sinを標本化した各光パルス列S11を分岐して各光パルスの複製を所定のビット数と同数生成し、この複製された各複製光パルスに所定の強度差および時間差を与えて合波し、時間的に連続する光パルス列を生成出力する光パルス分岐遅延合波器40と、光パルス列S12の符号化および量子化を行って光アナログ信号Sinに対応する光ディジタル信号Soutを出力する光符号器60および光閾値処理器70とを備える。

Description

この発明は、光アナログ信号を光ディジタル信号に変換する光アナログ/ディジタル変換方法およびその装置に関し、特に、簡易な処理および構成で高速な光アナログ/ディジタル変換を行うことができる光アナログ/ディジタル変換方法およびその装置に関するものである。
従来から、アナログ/ディジタル変換処理は、離散化、量子化、および符号化を行うことによって実現され、これらの離散化、量子化、および符号化のすべての処理は半導体を用いた電気処理によって行われていた。
光によるアナログ/ディジタル変換を高速化させるために、離散化処理では、時間多重化された光信号分離の方法である四光波混合や、非線形ループミラーや、光学結晶の高調波発生を用いた手法を適用することができる。また、量子化には、高次ソリトンを利用した方法、ラマンおよび自己周波数変調による自己周波数シフトを利用した方法などがある。
特開2000−10129号公報 山本貴司ほか,「超高速非線形光ループミラーによるサブテラビットTDM光信号の多重分離」,電子情報通信学会論文誌,C−1,電子情報通信学会発行,Vol.J82−C−I,pp.109−116,1999年3月
しかしながら、光によるアナログ/ディジタル変換の符号化は実現されておらず、最終的にすべてのアナログ/ディジタル変換処理を光処理で行うことができなかった。このため、本発明者らは、特願2003−386898号および特願2004−167230号で示したような符号器と閾値処理器とを用いることによって光符号化を実現し、最終的に光によるアナログ/ディジタル変換処理を実現することができた。
しかしながら、上述した符号化では、たとえばnビットの符号化を行う場合、n個の符号器とn個の閾値処理器とを設ける必要があり、装置の大型化を招くとともに、制御の困難性を招くという問題点があった。
この発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易な構成で容易に光アナログ/ディジタル変換処理を行うことができる光アナログ/ディジタル変換方法およびその装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、この発明にかかる光アナログ/ディジタル変換方法は、入力された光アナログ信号を標本化した各光アナログ信号パルスを分岐して各光アナログ信号パルスの複製を所定のビット数と同数生成し、この複製された各複製光アナログ信号パルスに所定の強度差および時間差を与えて合波し、時間的に連続する光パルス列を生成出力する光パルス分岐遅延合波ステップと、前記光パルス列の符号化および量子化を行って前記光アナログ信号に対応する光ディジタル信号を出力する量子・符号化ステップと、を含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる光アナログ/ディジタル変換方法は、上記の発明において、前記光パルス列に同期したプローブ光パルス列を生成するプローブ光生成ステップを含み、前記量子・符号化ステップは、光ファイバの非線形効果を用いて前記光パルス列の強度に応じた前記プローブ光パルス列の光出力を行う光スイッチを用いて量子・符号化を行う量子・符号化ステップを含むことを特徴とする。
また、この発明にかかる光アナログ/ディジタル変換方法は、上記の発明において、前記量子・符号化ステップは、前記光パルス列および前記プローブ光パルス列の2つの入力と、前記プローブ光パルス列の透過光あるいは反射光の1つの出力または2つの出力を有する非線形光ファイバループミラーを用い、前記光パルス列および前記プローブ光パルス列が光合波器において時間的に重なるように所定の時間差をもたせて合波されることを特徴とする。
また、この発明にかかる光アナログ/ディジタル変換方法は、上記の発明において、前記光パルス分岐遅延合波ステップは、n(nは自然数)ビット符号化を行う場合、前記複製光アナログ信号パルスをn個複製し、このn個の複製光アナログ信号パルスが異なる強度比をもつように減衰あるいは増幅することを特徴とする。
また、この発明にかかる光アナログ/ディジタル変換方法は、上記の発明において、前記量子・符号化ステップは、光強度に対する入出力特性が所定の周期性を有する光非線形素子を用いて符号化を行い、該光非線形素子は、少なくとも半周期の2(n−1)倍の周期を有することを特徴とする。
また、この発明にかかる光アナログ/ディジタル変換方法は、上記の発明において、前記光パルス列に同期した2値プローブ光パルス列を生成する2値プローブ光生成ステップを含み、前記量子・符号化ステップは、非線形光学効果を用いて前記量子・符号化されたプローブ光パルス列の強度に応じて2値化したディジタルパルス列を生成する閾値処理ステップを備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる光アナログ/ディジタル変換装置は、入力された光アナログ信号を標本化した各光アナログ信号パルスを分岐して各光アナログ信号パルスの複製を所定のビット数と同数生成し、この複製された各複製光アナログ信号パルスに所定の強度差および時間差を与えて合波し、時間的に連続する光パルス列を生成出力する光パルス分岐遅延合波手段と、前記光パルス列の符号化および量子化を行って前記光アナログ信号に対応する光ディジタル信号を出力する量子・符号化手段と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる光アナログ/ディジタル変換装置は、上記の発明において、前記光パルス列に同期したプローブ光パルス列を生成するプローブ光生成手段を備え、前記量子・符号化手段は、光ファイバの非線形効果を用いて前記光パルス列の強度に応じた前記プローブ光パルス列の光出力を行う光スイッチを用いて符号化を行う符号手段を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる光アナログ/ディジタル変換装置は、上記の発明において、前記符号手段は、前記光パルス列および前記プローブ光パルス列の2つの入力と、前記プローブ光パルス列の透過光あるいは反射光の1つの出力または2つの出力を有する非線形光ファイバループミラーを用い、前記光パルス列および前記プローブ光パルス列が光合波器において時間的に重なるように所定の時間差をもたせて合波されることを特徴とする。
また、この発明にかかる光アナログ/ディジタル変換装置は、上記の発明において、前記光パルス分岐遅延合波手段は、n(nは自然数)ビット符号化を行う場合、前記複製光アナログ信号パルスをn個複製し、このn個の複製光アナログ信号パルスが異なる強度比をもつように減衰あるいは増幅することを特徴とする。
また、この発明にかかる光アナログ/ディジタル変換装置は、上記の発明において、前記量子・符号化手段は、光強度に対する入出力特性が所定の周期性を有する光非線形素子を用いて符号化を行い、該光非線形素子は、少なくとも半周期の2(n−1)倍の周期を有することを特徴とする。
また、この発明にかかる光アナログ/ディジタル変換装置は、上記の発明において、前記光パルス列に同期した2値のプローブ光パルス列を生成する2値プローブ光生成手段を備え、前記量子・符号化手段は、非線形光学効果を用いて前記量子・符号化されたプローブ光パルス列の強度に応じて2値化したディジタルパルス列を生成する閾値処理化手段を備えたことを特徴とする。
また、この発明にかかる光アナログ/ディジタル変換装置は、上記の発明において、前記閾値処理化手段は、1つの入力と1つの出力とを有し、ループ中に非対称に配置に配置された光減衰器を有した非線形光ファイバループミラーであり、符号化されたパルス列の入力強度に対して非線形な出力特性をもって該パルス列の2値化を行うことを特徴とする。
この発明にかかる光アナログ/ディジタル変換方法およびその装置では、光パルス分岐遅延合波手段が、入力された光アナログ信号を標本化した各光アナログ信号パルスを分岐して各光アナログ信号パルスの複製を所定のビット数と同数生成し、この複製された各複製光アナログ信号パルスに所定の強度差および時間差を与えて合波し、時間的に連続する光パルス列を生成出力し、量子・符号化手段が、前記光パルス列の符号化および量子化を行って前記光アナログ信号に対応する光ディジタル信号を出力するようにしているので、1つの量子・符号化手段で処理することができ、結果的に光アナログ/ディジタル変換処理を簡易な構成で容易に行うことができるという効果を奏する。
図1は、この発明の実施の形態1にかかる光アナログ/ディジタル変換装置の構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示した光アナログ/ディジタル変換装置の概要動作を説明するブロック図である。 図3は、図1に示した制御光を生成する光パルス分岐遅延合波器の詳細構成を示すブロック図である。 図4は、図1に示したプローブ光を生成する光パルス分岐遅延合波器の詳細構成を示すブロック図である。 図5は、図1に示した光符号器の詳細構成を示す図である。 図6は、光符号器の入出力特性を示す図である。 図7、図1に示した光符号器の動作を説明する図である。 図8は、図1に示した光閾値処理器の詳細構成を示す図である。 図9は、図1に示した光閾値処理器の動作を説明する図である。 図10は、この発明の実施の形態2にかかる光アナログ/ディジタル変換装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,2 光アナログ/ディジタル変換装置
10 標本化信号発生器
20 光標本化回路
30,82 光源
40,50 光パルス分岐遅延合波器
41,51 分岐部
42−1〜42−3,52−1〜52−3 光遅延器
43−1〜43−3,176 光減衰器
44,54 合波部
60,160 光符号器
61,71,161,171 高非線形ファイバ
62,63,72,73,81,163,166,174,175 光カプラ
64,74,76 光アイソレータ
65,75,167 光帯域通過フィルタ
69,79 光ファイバケーブル
70,170 光閾値処理器
151,152,172 光増幅器 153 ODL
162,173 光サーキュレータ
164,165,175 偏波コントローラ
以下、この発明を実施するための最良の形態である光アナログ/ディジタル変換方法およびその装置について説明する。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1にかかる光アナログ/ディジタル変換装置の概要構成を示すブロック図である。この光アナログ/ディジタル変換装置1は、入力された光アナログ信号Sinを標本化し、符号化し、量子化することによって光ディジタル信号Soutを出力するものである。
図1において、標本化信号発生器10は、標本化信号の基準となる所定の周波数の信号を発生し、光標本化回路20および光源30に出力する。光標本化回路20には、光アナログ/ディジタル変換される波長λの光アナログ信号Sinが入力され、この光アナログ信号Sinは、標本化信号発生器10から入力される標本化信号の周期によって標本化された光パルス列S11を出力する。一方、光源30は、所定の波長λを有し、一定の信号レベルを信号光のパルス列を出力する。なお、光標本化回路20は、たとえば光時間多重の分離処理などの公知の回路によって実現される(非特許文献1参照)。
光パルス分岐遅延合波器40は、光標本化回路20から出力された光パルス列S11の各パルスを光分岐し、符号化すべきビット数と同数のパルスを複製し、この複製した各パルスに対して所定の強度比で所定の時間差をもたせ、その後合波することによって時間的に連続した高速な光パルス列S12を生成し、光符号器60に対する制御光として出力される。この強度比は好ましくは、2のべき乗の関係を有する。たとえば、標本化タイミングtの光パルスは、3ビットの場合、1:2:4、すなわち2:2:2の強度比で時間的に連続したパルス列S12となる。
一方、光パルス分岐遅延合波器50は、光パルス分岐遅延合波器40と同様に、光源30から出力された光パルス列S21の各パルスを光分岐し、符号化すべきビット数と同数のパルスを複製し、この複製した各パルスに対して同じ強度比で所定の時間差をもたせ、その後合波することによって時間的に連続した光パルス列S22を生成し、光符号器60に対するプローブ光として出力される。ここで、光パルス分岐遅延合波器50が光パルス分岐遅延合波器40と異なるのは各光パルス列S22の光強度は同じに揃えられていることである。すなわち、光パルス分岐遅延合波器40が生成する光パルス列に同期したnビットのパルス列を生成する。
光符号器60は、入力される制御光のパワーレベルに対する出力信号光のパワーレベルの周期特性を有し、入力されるプローブ光としての光パルス列S22を、制御光としての光パルス列S12の強度に従って符号化し、光パルス列S13として光閾値処理器70に出力する。この周期は、nビット符号化の場合、半周期(T/2)の2(n−1)倍の周期をもつことが好ましい。たとえば、3ビット符号化の場合、半周期の4倍、すなわち2周期分の周期特性をもつことが好ましい。
光閾値処理器70は、入力される波長λの信号光S31を、符号化された光パルス列S13の光強度に応じて所定の2値に量子化した光ディジタル信号Soutとして出力する。なお、LD82は、光パルス分岐遅延合波器50から出力される光パルス列S22を光カプラ81で分岐し、この分岐された光パルス列S22を参照して出力される光パルス列S13を出力する。また、光閾値処理器70は、1ビット量子化として説明しているが多値に量子化してもよい。
ここで、図2を参照して、この光アナログ/ディジタル変換装置1の全体的な動作について説明する。図2に示すように、入力された光アナログ信号Sinは、タイミングt,tで標本化され、光パルス分岐遅延合波器40に出力される。光パルス分岐遅延合波器40は、nビット符号化の場合、1:2・1:…:2・(n−1)の光強度比、かつ所定の時間差をもつ、時間的に連続した光パルス列を出力する。たとえば、3ビット符号化の場合、1:2:4の光強度比をもつ3個の光パルス列S12をシリアル出力する。その後、この光パルス列S12は、1つの光符号器60によって各光パルス列S12を順次符号化し、1つの光閾値処理器70によって順次2値化した光ディジタル信号Soutを出力する。
図3は、光パルス分岐遅延合波器40の詳細構成を示すブロック図である。この光パルス分岐遅延合波器40は、3ビット符号化に対応する場合を示している。図3に示すように、入力された光パルス列S11は、まず分岐部41によって光パルス列S11の各パルスが同じ強度比をもって分岐され、この分岐された各複製光パルスに、それぞれ遅延器42−1〜42−3によってそれぞれ遅延量Δτ、2・Δτ、3・Δτが与えられて各複製パルス間に所定の時間差Δτを付与し、さらに時間差Δτの小さい順に各減衰器43−1〜43−3によってそれぞれ(1/2):(1/2):(1/2)の減衰量が与えられ、その後合波器44によって合波されることによって光パルス列S12が生成出力される。
一方、図4は、光パルス分岐遅延合波器50の詳細構成を示すブロック図である。図4に示すように、この光パルス分岐遅延合波器50は、光パルス分岐遅延合波器40の減衰器43−1〜43−3を削除した構成としている。したがって、合波器54から出力される光パルス列S22の光強度は同じ値である。
図5は、光符号器60の詳細構成を示す図である。図5に示すように、この光符号器60は、高非線形ファイバ61と、2個の光カプラ62,63と、光アイソレータ64と、光帯域通過フィルタ(BPF)65とを有する非線形光ループミラー(Non−linear Optical Loop Miller)である。
ここで、上記非線形光ループミラーは、光パルス列S12である制御光と光パルス列S22である信号光との間には異なる群遅延のために生じるウォークオフの問題を解消するため、ウォークオフが十分小さくなる分散値を有する波長配置または、それぞれ異なる群遅延特性または分散値を有する所定長の複数本の分散高非線形光ファイバケーブルを従属接続してループを形成してなる。高非線形ファイバ61の一端付近およびその他端付近を互いに光学的に結合する光カプラ62が設けられる。
また、光カプラ62の端子T21の近傍である非線形光ループミラー61の光ファイバケーブルに対して光学的に結合するように別の光ファイバケーブル69が近接配置され、その近接配置部分で光カプラ63を形成する。さらに、光ファイバケーブル69の他端には光アイソレータ64を介して無反射終端される。したがって、制御光は、光ファイバケーブル69の一端から入射して光カプラ63を通過し、一方の制御光は、光アイソレータ64を介して無反射終端されるが、光カプラ63で分岐した他方の制御光は、光カプラ63の端子T42を介して非線形光ループミラー61中のループ内に出力される。また、非線形光ループミラー61の端子T12側の他端には、プローブ光の波長λのみを帯域通過ろ波するための光帯域通過フィルタ65が接続されている。
このように構成された上記非線形光ループミラーにおいて、光カプラ62の分岐比を1:1に設定した場合、端子T11に入射したプローブ光は、完全に入射端側に反射されることになる。この実施の形態1では、入射されるプローブ光を出力端側に透過させる必要があるので、非線形光ループミラー61を、制御光のパルス列を用いた右回りのみに位相シフトを与えることで、右回りで伝播するプローブ光と、左回りで伝播するプローブ光とで受ける位相差を変化させることができ、これによって、入力される信号光を反射させるか透過させるかを選択でき、光符号器60のスイッチングと光閾値処理器70の閾値処理に適用することができる。
この実施の形態1では、プローブ光と制御光とのXPM(Cross Phase Modulation:相互位相変調)によって、非線形光ループミラーのループ中の右回りのパルスと、左回りのパルスとに位相差を生じさせ、制御光の信号レベルにしたがって、信号光の出力レベルを変化させる。
この生じた位相差のために右回りと左回りのプローブ光は干渉を起こす。位相差は、制御光のパルス列の強度に比例するため、プローブ光のパルス列の非線形光ループミラーからの出力信号光は、制御光の入力電力に対して図6に示すような周期的な特性を示す。なお、多周期にわたる特性の利用には、制御光によって高いパワーが必要であるが、このためには、たとえばさらに非線形が高い光ファイバケーブルを用いて非線形光ループミラーを構成すればよい。また、非線形光ループミラーのループ長については、ループ長が長いほど、制御光は弱くてよいため、できるだけ長くすることが好ましいが、群遅延の差をできる限り小さくする必要がある。
図7は、光符号器60の動作を説明するための図である。この光アナログ/ディジタル変換装置1は、3ビット符号化を行う場合、図7に示すように少なくとも2周期の入出力特性を持たせる。光符号器60は、タイミングt1a〜t1cに入力される各パルスの光強度が、1:2:4であるため、1つの光符号器でありながら、タイミングt1aのときの制御光である光パルスに対しては半周期の入出力特性を示し、タイミングt1bのときの制御光である光パルスに対しては1周期の入出力特性を示し、タイミングt1cのときの制御光である光パルスに対しては2周期の入出力特性を示すことになる。すなわち、光符号器60は、1つの光符号器で、時分割されて入力される光パルス列に対して時分割で異なる入出力特性をもつ光符号器として動作する。
図8は、光閾値処理器70の詳細構成を示すブロック図である。光閾値処理器70は、光符号器60と同様に、高非線形ファイバ71と、2つの光カプラ72,73と、光アイソレータ74と、光帯域通過フィルタ75と、光源82と、光アイソレータ76と、光ファイバケーブル79とを有する非線形光ループミラーである。ここで、高非線形ファイバ71と、2つの光カプラ72,73と、光アイソレータ74と、光帯域通過フィルタ75と、光ファイバケーブル79との接続構成は、光符号器60と同じである。
光源82は、光カプラ81から入力される周期で間欠的に、所定の波長λで、一定の信号レベルの搬送波光のパルス列S31を発生して光アイソレータ76を介して高非線形ファイバ71の一端に入射するように出力する。一方、光符号器60からの信号光(光パルス列S13は、光ファイバケーブル79の一端を介して入射して光カプラ73を通過分岐し、光カプラ73を通過する一方の信号光は光アイソレータ74を介して無反射終端されるが、光カプラ22で分岐した他方の信号光は、光カプラ22を介して高非線形ファイバ71に出力される。また、非線形光ループミラー71の他端には、搬送波光の波長λのみを帯域通過ろ波するための光帯域通過フィルタ75が接続されている。
図9は、図8に示した光閾値処理器70の動作を説明する図である。図9は、1ビット量子化の動作を示しており、光閾値処理器70の入出力が、たとえば線形特性101であれば、入力される信号光はそのまま出力されて量子化することができないが、たとえば第1の入出力特性102を有する場合、より小さい光信号は、より小さく0に近づく一方、より大きな光信号は、より大きく1に近づくように変換される。さらに、第2の入出力特性103を用いると、より2値化に近い出力光を得ることができる。なお、第2の入出力特性103を得るためには、この光閾値処理器70を多段接続することが好ましい。
この実施の形態1では、光アナログ信号Sinを標本化した光パルス列S11の各光パルスを、光パルス分岐遅延合波器40によって分岐して各光パルスの複製を所定のビット数と同数生成し、この複製された各複製光アナログ信号パルスに所定の強度差および時間差を与えて合波し、時間的に連続する光パルス列S12を生成出力し、1つの光符号器60および1つの光閾値処理器70を用いて、この光パルス列S12を時分割で高速符号化および高速量子化するようにしているので、簡易な構成で高速な光アナログ/ディジタル変換処理を行うことができる。
(実施の形態2)
つぎに、この発明の実施の形態2について説明する。この実施の形態2では、上述した光符号器60および光閾値処理器70を、サニャック干渉計型の光スイッチをもちいて実現している。
図10は、この発明の実施の形態2にかかる光アナログ/ディジタル変換装置の概要構成を示すブロック図である。図10に示すように、この光アナログ/ディジタル変換装置2は、サニャック干渉計型の光スイッチによって実現される光符号器160および光閾値処理器170を有する。また、光パルス分岐遅延合波器40と光符号器160との間には光増幅器151を有し、光パルス分岐遅延合波器50と光符号器160との間には、光増幅器152および光遅延線(ODL)153を有する。これらの光増幅器151,152によって適切な信号増幅が行われ、ODL153によって適切な信号遅延によってパルスのタイミング調整が行われる。また、光符号器160から出力される光パルス列S41は、そのまま光閾値処理器170によって2値化されて出力される。
光符号器160は、偏波コントローラ164を有する高非線形ファイバ161と、2つの光カプラ163,166と、光帯域通過フィルタ167と、光サーキュレータ162と、偏波コントローラ165とを有する。プローブ光としての光パルス列S22は、光サーキュレータ162および光カプラ163を介して高非線形ファイバ161に入力され、制御光としての光パルス列S12は、偏波コントローラ165および光カプラ166を介して非線形光ループミラー161に入力される。この光符号器160の動作は、光符号器60と同様であり、光パルス列S13に対応する光パルス列S41を光閾値処理器170に出力する。
一方、光閾値処理器170は、高非線形ファイバ171と、光カプラ174と、光サーキュレータ173と、光増幅器172と、高非線形ファイバ171の光ファイバケーブル上にそれぞれ導入された光減衰器176および偏波コントローラ175とを有する。光符号器160から出力された光パルス列S41は、光増幅器172、光サーキュレータ173、および光カプラ174を介して高非線形ファイバ171に入力され、2値化された光ディジタル信号Soutを光カプラ174から出力する。
この実施の形態2では、光閾値処理器170に必要な新たな光源82などを必要としないため、一層簡易な構成で、光アナログ/ディジタル変換装置を実現することができる。
なお、上述した実施の形態1,2では、光パルス分岐遅延合波器40,50は、分岐部41および合波部44を用いているが、これに限らず、サーキュレータとFBGとを組み合わせたデバイスによって実現してもよい。また、光パルス分岐遅延合波器40は、光遅延器42−1〜42−3によって信号遅延した後に、光減衰器43−1〜43−3によって信号を減衰するようにしているが、これに限らず、光信号を減衰した後に遅延処理を行ってもよい。さらに、光パルス分岐遅延合波器40では、光減衰器43−1〜43−3を用いて光減衰するようにしているが、これに限らず、光増幅によって強度比を与えるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態1,2では、いずれも非線形光ループミラーを用いて光符号器60,160および光閾値処理器70,170を実現していたが、これに限らず、各種の光スイッチを用いて実現してもよい。たとえば、導波路型マッハツェンダ干渉計を用いて実現してもよいし、光カー効果などの非線形光学効果を有する光ファイバケーブルや光導波路を用いて実現してもよい。
以上のように、この発明にかかる光アナログ/ディジタル変換方法およびその装置は、光アナログ信号を光ディジタル信号に直接変換する分野に有用であり、特に、高速なサンプリングが必要な測定機器、光通信の光アナログ信号と光ディジタル変換との変換が必要な各ノード、その他の高速なアナログ/ディジタル変換が必要なコンピューティングなどの分野に適している。

Claims (12)

  1. 入力された光アナログ信号を標本化した各光アナログ信号パルスを分岐して各光アナログ信号パルスの複製を所定のビット数と同数生成し、この複製された各複製光アナログ信号パルスに所定の強度差および時間差を与えて合波し、時間的に連続する光パルス列を生成出力する光パルス分岐遅延合波ステップと、
    前記光パルス列の符号化および量子化を行って前記光アナログ信号に対応する光ディジタル信号を出力する量子・符号化ステップと、
    を含むことを特徴とする光アナログ/ディジタル変換方法。
  2. 前記光パルス列に同期したプローブ光パルス列を生成するプローブ光生成ステップを含み、
    前記量子・符号化ステップは、非線形光学効果を用いて前記光パルス列の強度に応じた前記プローブ光パルス列の光出力を行う光スイッチを用いて量子・符号化を行う符号ステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の光アナログ/ディジタル変換方法。
  3. 前記量子・符号化ステップは、前記光パルス列および前記プローブ光パルス列の2つの入力と、前記プローブ光パルス列の透過光あるいは反射光の1つの出力または2つの出力を有する非線形光ファイバループミラーを用い、前記光パルス列および前記プローブ光パルス列が光合波器において時間的に重なるように所定の時間差をもたせて合波されることを特徴とする請求項1に記載の光アナログ/ディジタル変換方法。
  4. 前記光パルス分岐遅延合波ステップは、n(nは自然数)ビット符号化を行う場合、前記複製光アナログ信号パルスをn個複製し、このn個の複製光アナログ信号パルスが所定の異なる強度比をもつように減衰あるいは増幅することを特徴とする請求項1に記載の光アナログ/ディジタル変換方法。
  5. 前記量子・符号化ステップは、光強度に対する入出力特性が所定の周期性を有する光非線形素子を用いて量子・符号化を行い、該光非線形素子は、少なくとも半周期の2(n−1)倍の周期を有することを特徴とする請求項4に記載の光アナログ/ディジタル変換方法。
  6. 前記光パルス列に同期した2値のプローブ光パルス列を生成する2値プローブ光生成ステップを含み、
    前記量子・符号化ステップは、非線形光学効果を用いて前記量子・符号化されたプローブ光パルス列の強度に応じて2値化したディジタルパルス列を生成する閾値処理ステップを備えたことを特徴とする請求項1に記載の光アナログ/ディジタル変換方法。
  7. 入力された光アナログ信号を標本化した各光アナログ信号パルスを分岐して各光アナログ信号パルスの複製を所定のビット数と同数生成し、この複製された各複製光アナログ信号パルスに所定の強度差および時間差を与えて合波し、時間的に連続する光パルス列を生成出力する光パルス分岐遅延合波手段と、
    前記光パルス列の符号化および量子化を行って前記光アナログ信号に対応する光ディジタル信号を出力する量子・符号化手段と、
    を備えたことを特徴とする光アナログ/ディジタル変換装置。
  8. 前記光パルス列に同期したプローブ光パルス列を生成するプローブ光生成手段を備え、
    前記量子・符号化手段は、非線形光学効果を用いて前記光パルス列の強度に応じた前記プローブ光パルス列の光出力を行う光スイッチを用いて量子・符号化を行う符号手段を備えたことを特徴とする請求項7に記載の光アナログ/ディジタル変換装置。
  9. 前記量子・符号化手段は、前記光パルス列および前記プローブ光パルス列の2つの入力と、前記プローブ光パルス列の透過光あるいは反射光の1つの出力または2つの出力を有する非線形光ファイバループミラーを用い、前記光パルス列および前記プローブ光パルス列が光合波器において時間的に重なるように所定の時間差をもたせて合波されることを特徴とする請求項7に記載の光アナログ/ディジタル変換装置。
  10. 前記光パルス分岐遅延合波手段は、n(nは自然数)ビット符号化を行う場合、前記複製光アナログ信号パルスをn個複製し、このn個の複製光アナログ信号パルスが所定の異なる強度比をもつように減衰あるいは増幅することを特徴とする請求項7に記載の光アナログ/ディジタル変換装置。
  11. 前記量子・符号化手段は、光強度に対する入出力特性が所定の周期性を有する光非線形素子を用いて量子・符号化を行い、該光非線形素子は、少なくとも半周期の2(n−1)倍の周期を有することを特徴とする請求項10に記載の光アナログ/ディジタル変換装置。
  12. 前記光パルス列に同期した2値のプローブ光パルス列を生成する2値プローブ光生成手段を備え、
    前記量子・符号化手段は、非線形光学効果を用いて前記量子・符号化されたプローブ光パルス列の強度に応じて2値化したディジタルパルス列を生成する閾値処理化手段を備えたことを特徴とする請求項7に記載の光アナログ/ディジタル変換装置。
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