JPWO2015030214A1 - 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

キーワードと該キーワードを点数化するための属性を有するタグ情報と、2つのタグ情報を接続し、キーワード同士の接続状態を点数化するための属性を有するコネクタ情報と、複数のタグ情報を所属させ、キーワード間の所属状態を点数化するための属性を有するグループ情報と、を記憶する記憶部を備える。タグ情報の属性に応じた重み付け、コネクタ情報の属性に応じた重み付け、及びグループ情報の属性に応じた重み付けを基に前記キーワードを点数化する。

Description

本発明は、議事録や議論などを整理して評価・分析しやすくするための情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
会議が複数回に亘る場合、議論の経過は各会議において作成された議事録を参照することにより把握することができる。さらに、議事録が整理されていれば、別の会議でそれを利用したときに議事がスムーズに進むことが期待できる。近年、ネットワークを利用した電子会議システムも利用されるようになったが、参加者が多くなると、各発言同士の関係が複雑になり、議論が紛糾する可能性もある。
これに関連し、特許文献1には、議論を構造化し、視覚的表示により議論の内容を容易に把握できるようにしたドキュメント入力編集システムが開示されている。
特開2007−328471号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムは、ドキュメントを示すオブジェクトをツリー状に接続しているので、上下関係にないドキュメント同士の関係を把握することはできない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、議事録や議論の様々な評価・分析を可能とする情報処理装置と方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る情報処理装置は、
キーワードと該キーワードを点数化するための属性を有するタグ情報と、
2つの前記タグ情報を接続し、前記キーワード同士の接続状態を点数化するための属性を有するコネクタ情報と、
複数の前記タグ情報を所属させ、前記キーワード間の所属状態を点数化するための属性を有するグループ情報と、
を記憶する記憶部を備え、
前記記憶部からタグ情報、コネクタ情報及びグループ情報からなる各情報を取得するデータ取得手段と、
前記各情報を関連性に応じて配置し可視化する可視化手段と、
前記各情報の属性ごとに重みを設定した重み情報を取得する重み情報取得手段と、
前記各情報の属性に対して前記重み情報で設定された重みを付加する重み付け手段と、
前記重み情報により重みが付加された前記各情報の属性を基に前記キーワードを点数化する点数算出手段と、
を有することを特徴とする。
本発明の第1の観点に係る情報処理装置において、
前記タグ情報は、サイズ、種類又は位置に応じた重みが設定される、
ことが好ましい。
本発明の第1の観点に係る情報処理装置において、
前記コネクタ情報は、前記タグ情報に接続される形状に応じた重みが設定される、
ことが好ましい。
本発明の第1の観点に係る情報処理装置において、
前記グループ情報は、前記タグ情報の所属状態又は所属位置に応じた重みが設定される、
ことが好ましい。
本発明の第1の観点に係る情報処理装置において、
前記グループ情報は、所属状態又は所属位置に応じて前記タグ情報の所属が設定されたグループタグ情報を含む、
ことが好ましい。
本発明の第1の観点に係る情報処理装置において、
さらに、可視化手段は、前記タグ情報、前記コネクタ情報及び前記グループ情報の全体のバランスを把握し、サジェスト情報の設定に基づいて提案を行うサジェスト手段を含む、
ことが好ましい。
本発明の第1の観点に係る情報処理装置において、
ネットワークを介して送信した、前記タグ情報、前記コネクタ情報及び前記グループ情報をデータベースに蓄積し、他の情報処理装置と前記データベースを共有することにより該各情報をリアルタイムに同期させる、
ことが好ましい。
また、本発明の第2の観点に係る情報処理方法は、
コンピュータが、
キーワードと該キーワードを点数化するための属性を有するタグ情報と、2つの前記タグ情報を接続し、前記キーワード同士の接続状態を点数化するための属性を有するコネクタ情報と、複数の前記タグ情報を所属させ、前記キーワード間の所属状態を点数化するための属性を有するグループ情報とからなる各情報を取得するステップと、
前記各情報の属性ごとに重みを設定した重み情報を取得するステップと、
前記各情報の属性に対して前記重み情報で設定された重みを付加するステップと、
前記重み情報により重みが付加された前記各情報の属性を基に前記キーワードを点数化するステップと、
を実行することを特徴とする。
また、本発明の第3の観点に係るプログラムは、
コンピュータに、
キーワードと該キーワードを点数化するための属性を有するタグ情報と、2つの前記タグ情報を接続し、前記キーワード同士の接続状態を点数化するための属性を有するコネクタ情報と、複数の前記タグ情報を所属させ、前記キーワード間の所属状態を点数化するための属性を有するグループ情報とからなる各情報を取得するステップと、
前記各情報の属性ごとに重みを設定した重み情報を取得するステップと、
前記各情報の属性に対して前記重み情報で設定された重みを付加するステップと、
前記重み情報により重みが付加された前記各情報の属性を基に前記キーワードを点数化するステップと、
を実行させることを特徴とする。
議事録や議論が多角的に構造化されるので、様々な評価・分析が可能となる。単に、議事録や議論の中の意見等を再現できるだけでなく、議論の要点を洗い出したり、類似する意見等を抽出したりと、意見等を利用する目的に応じて整理することも容易となる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置の構成を示す図である。 情報処理装置の記憶部に記憶されるデータの構造を示す図である。 情報処理装置の制御部が実行するデータ登録の流れを示す図である。 情報処理装置の制御部が実行するタグデータ登録の流れを示す図である。 情報処理装置の制御部が実行するコネクタデータ登録の流れを示す図である。 情報処理装置の制御部が実行するグループデータ登録の流れを示す図である。 情報処理装置の入力部に入力されるタグデータの属性を示す図である。 情報処理装置の入力部に入力されるコネクタデータの属性を示す図である。 情報処理装置の入力部に入力されるグループデータの属性を示す図であり、(a)は単純グループの場合、(b)は流れグループの場合、(c)は象限グループの場合である。 情報処理装置の入力部に入力される入力データの元となる議事録を示す図である。 情報処理装置の出力部に可視化されたデータを示す図である。 情報処理装置の記憶部に記憶されたデータの例を示す図であり、(a)はタグデータの例、(b)はコネクタデータの例である。 情報処理装置の記憶部に記憶されたデータの例を示す図であり、(c)はグループデータの例、(d)はグループタグデータの例である。 情報処理装置の制御部が実行するデータ可視化の流れを示す図である。 情報処理装置の制御部がデータ可視化において実行するサジェスト処理を示す図である。 情報処理装置の制御部が実行するサジェスト処理のフローチャートである。 情報処理装置の制御部が実行する編集処理のフローチャートである。 情報処理装置の制御部が実行する点数化の流れを示す図である。 情報処理装置において各データを集計・演算した結果の例を示す図である。 情報処理装置において各データを集計・演算した結果の例を示す図である。 情報処理装置の制御部が実行するダイジェスト生成・出力処理のフローチャートである。 複数の情報処理装置で各データを編集する場合の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態に係る情報処理装置について図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、本実施の形態に係る情報処理装置10は、入力部11、制御部12、記憶部13、出力部14及び通信部15を備える。情報処理装置10は、コンピュータ等で構成される端末装置である。例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、携帯情報端末(PDA)、携帯電話、スマートフォン、タブレットPCなどである。
入力部11は、入力用のユーザインタフェースで構成され、ユーザが入力装置(例えば、マウスやキーボード等)に対して入力した情報を受け付ける。入力には、例えば、パーソナルコンピュータではキーボードやマウスの操作、携帯情報端末や携帯電話ではボタンの操作、タブレットPCやスマートフォンではタッチパネルの操作などが含まれる。
制御部12は、プロセッサ、メモリ等で構成され、入力部11、記憶部13、出力部14及び通信部15を制御して、後述の各種処理を実行する。制御部12は、メモリ(主記憶装置)を有する。メモリは、プロセッサで実行する各種処理のプログラムを記憶するとともに、各種処理が実行される際に作業領域として使用される。
記憶部13は、ハードディスク、フラッシュメモリ等の補助記憶装置で構成され、長期的又は一時的に情報を記憶する。具体的には、図2に示すように、タグデータ、コネクタデータ、グループデータ及びグループタグデータを記憶する。その他に、後述するサジェスト情報や重み情報なども記憶する。また、各種処理において作成された中間データや結果データも記憶する。
出力部14は、出力用のユーザインタフェースで構成され、各種処理の結果データ等を出力装置に出力する。例えば、ディスプレイ等(タッチパネルの画面を含む)に表示したり、プリンタ等から印刷したりするなどである。
通信部15は、通信用のハードウェアインタフェースで構成され、有線又は無線によりインターネット等のネットワークを介して接続したサーバ20と信号やデータなどのやり取りをしたり、無線により他の情報処理装置10との間で信号やデータなどのやり取り等を行う。
サーバ20は、ネットワークを介して接続された情報処理装置10に所定の処理やサービスを提供するホストコンピュータであり、データベース21を備える。クライアントサーバシステムの場合は、サーバコンピュータ(ウェブサーバ、アプリケーションサーバを含む)であり、クラウドコンピューティングによるサービス提供(電子メールやグループウェア等のSaaS(Software as a Service)による提供など)を行ってもよい。なお、情報処理装置10がサーバ20に接続する際に、パスワード等により所定の認証を行い、正当な接続のみを許可するようにしてもよい。
データベース21は、サーバ20が備える記憶装置に所定のデータモデル(例えば、リレーショナル型など)で構築されたものであり、サーバ20がデータベース管理システムによって制御する。サーバ20は、複数の情報処理装置10で作成したタグデータ、コネクタデータ、グループデータ及びグループタグデータを受け取り、データベース21に蓄積しておく。そして、サーバ20は、情報処理装置10の要求に応じて、これらのデータの検索・抽出等を行う。
ここで、記憶部13に記憶される情報(データベース21に蓄積される場合を含む)について図2を用いて説明する。入力部11で取得する入力データは、タグデータ、コネクタデータ、グループデータ、グループタグデータのいずれかである。なお、入力データが存在する場合、少なくとも1つのタグデータが存在する。
まず、タグデータは、人の思考や議論など(議論等)を最小単位に分けた情報である。例えば、討論や会議における議事録や議論の中の各意見、覚え書きやメモ書きなど思考を整理したときの各要点、報告書や記事やブログ(インターネットのウェブサイトの一種)等の文書から抽出した各文章など(意見等)である。タグデータは、属性値を持つ構造化されたデータであり、属性として、タグID、キーワード、アイコン種類、基点、位置、プライオリティ、内容などの情報を持つ。議論等の中の1つの意見等に対して、1つのタグデータが作成される。
図12(a)にタグデータの一例を示す。これらのタグデータは、図10に例示する議事録を分析することにより得られるものである。分析者は、議事録を分析し、タグに相当する文章を抽出する。次に、各タグにタグIDを付し、各タグからキーワードを抽出する。さらに、タグを表示する際に使用するアイコンを、「時系列」、「理由」、「例示」、「対比」のうちから選択する。「時系列」は、注目しているタグが、他の同格のタグと時系列的に発生したときに選択する。「理由」は、注目しているタグが別のタグの理由を示しているときに選択する。「例示」は、注目しているタグが別のタグの例示に相当するときに選択する。「提起」は、提案をしているときに選択する。これらのアイコンは、例示にすぎず、「証拠・事実」、「対案/警告」など、適宜任意のものを設定可能である。なお、アイコンの詳細は図7を参照して後述する。さらに、議論の始点を特定し、始点となったタグを「基点」とする。他のタグには、その基点のタグのタグIDを設定する。さらに、タグを示すアイコンを表示する際に、どのような位置に配置するかを想定して座標(x、y)を設定する。なお、基点の「タグ」を原点(0,0)とする。次に、各タグの議論の中での重要度をプライオリティとして、設定する。さらに、タグの内容、作成日時を設定する。また、分析者を作成者として設定する。さらに、そのタグの評価を設定する。
コネクタデータは、意見等に何らかの関連性がある2つのタグデータを連結するためのデータである。コネクタデータは、属性値を持つ構造化されたデータであり、属性として、コネクタID、コネクタに接続される2つのタグIDなどの情報を持ち、コネクタの種類により保有する属性が異なる。接続される2つのタグIDが、タグデータと関連付いている。なお、接続される2つのタグIDとしては、単純コネクタの端1及び単純コネクタの端2、又は、方向コネクタの先及び方向コネクタの元、又は、双方向コネクタの先1及び双方向コネクタの先2である。
図12(b)にコネクタデータの一例を示す。これらのコネクタデータは、図10に例示する議事録を分析することにより得られるものである。分析者は、先に求めた複数のタグの相互の関係を分析し、タグの相互関係を表現する上で、最適なコネクタを特定し、その一端(端1)と他端(端2)を接続するタグを特定し、そのタグIDを特定する。また、作成日時と作成者を特定する。なお、コネクタの具体例は図8を参照して後述する。
グループデータは、関連のある複数のタグデータをまとめて1つの集団に所属させるためのデータである。グループデータには、別途グループタグデータが用意され、グループに所属するタグデータの重みが設定される。グループデータは、属性値を持つ構造化されたデータであり、属性として、グループID、グループ種類、対応するグループタグIDなどの情報を持ち、グループの種類により属性の数が異なる。対応するグループタグIDが、グループタグデータと関連付いている。対応するグループタグIDの数は、グループの所属状態に応じて可変である。なお、本実施に形態においては、3又は12である。
図13(c)にグループデータの一例を示す。これらのグループデータは、図10に例示する議事録を分析することにより得られるものである。分析者は、先に求めた複数のタグの内容を分析し、関連のある複数のタグのグループを抽出する。分析者は、抽出したグループに、グループIDを付す。次に、分析者は、そのグループに属すタグのグループにグループタグを割り当てる。また、作成日時、作成者が設定される。
グループタグデータは、属性値を持つ構造化されたデータであり、属性として、グループタグID、グループに所属するタグIDなどの情報を持つ。グループに所属するタグIDが、タグデータと関連付いている。グループに所属するタグIDの数は可変であり、タグデータがグループに所属する数(0を含む)だけ登録可能である。
図13(d)にグループタグデータの一例を示す。これらのグループデータは、図10に例示する議事録を分析することにより得られるものである。分析者は、先に求めた複数のタグとグループの内容を分析し、各グループタグに属すタグを特定し、グループタグ別にタグIDを設定する。
上記の構成の情報処理装置10は、議論等を整理し、評価・分析するために、各種処理を行う。まずは、情報処理装置10に各種データを登録する。各種データを登録する手順を図3〜6を参照して説明する。
図3に示すように、まず情報処理装置10の制御部12は、ユーザが入力したデータを入力部11で取得する(ステップS201)。入力1件に対して、複数のデータが含まれていてもよく、図2に示すように、1〜N1(自然数)件のタグデータと、0〜N2(自然数)件のコネクタデータと、0〜N3(自然数)件のグループデータが含まれる。複数のデータが含まれている場合、最初のデータをまず処理対象のデータとする。尚、必要に応じてソートしてもよい。
これらの解析データは、前述したように、分析者が議論しながら、或いは、議事録を見ながら作成したものである。なお、図12(a)、(b)、図13(c)、(d)は、理解を容易にするため、データをテーブル形式で示すが、データはテーブル形式である必要はない。
ステップS201の処理において、入力部11が複数のデータを取得した場合は、制御部12はカウンタを使用して最初のデータから最後のデータまで全てのデータについてそれ以降の登録に関する処理を行ったか判定する(ステップS202)。全てのデータについて処理が終了したら(ステップS202;Yes)、ステップS209の処理を行い、まだ未処理のデータが残っていれば(ステップS202;No)、ステップS203〜S208の処理を繰り返す。
ステップS202の処理において、未処理のデータが残っている場合、制御部12は処理対象のデータがタグデータであるか否か判定する(ステップS203)。もしタグデータであれば(ステップS203;Yes)、制御部12は記憶部13にタグデータを登録し(ステップS204)、次のデータを処理対象にしてステップS202に戻る。もしタグデータでなければ(ステップS203;No)、ステップS205に進む。
図4に示すように、ステップS204のタグデータ登録は、まず制御部12がタグデータから必要な属性値を取得する。具体的には、意見等の内容を表すキーワードとして指定された語を取得し(ステップS301)、意見等の内容の種類を表すものとして指定されたアイコン種類を取得する(ステップS302)。そして、処理対象のデータが基点となるデータであるか否か示すフラグを取得し(ステップS303)、もし基点となるデータである場合は、位置として原点を取得し、もし基点となるデータではない場合は、基点となるデータからの相対位置を取得する(ステップS304)。さらに、意見等のプライオリティを示すものとして指定されたタグデータのサイズを取得する(ステップS305)。尚、意見等の内容自体を取得又はリンクを設定してリンク先を取得することにより、意見等の内容を参照できるようにしてもよい。最後に、制御部12は取得した各属性値を対応するフィールドに格納してレコードを作成し、タグIDを付した上で該レコードを記憶部13に作成したタグデータ用のファイルに追加する(ステップS306)。
ステップS203の処理において、未処理のデータがタグデータでない場合、制御部12は処理対象のデータがコネクタデータであるか否か判定する(ステップS205)。もしコネクタデータであれば(ステップS205;Yes)、制御部12は記憶部13にコネクタデータを登録し(ステップS206)、次のデータを処理対象にしてステップS202に戻る。もしコネクタデータでなければ(ステップS205;No)、ステップS207に進む。
図5に示すように、ステップS206のコネクタデータ登録は、まず制御部12がコネクタデータから必要な属性値を取得する。具体的には、コネクタの種類を示す両端の形状を取得し、単純コネクタであるか否か判定する(ステップS401)。もし単純コネクタである場合は、コネクタの両端に接続されているタグデータを示す情報(例えば、タグIDなど)を取得する(ステップS402)。もし単純コネクタでない場合は、方向コネクタであるか否か判定する(ステップS403)。もし方向コネクタである場合は、コネクタの先側に接続されているタグデータを示す情報を取得し(ステップS404)、さらにコネクタの元側に接続されているタグデータを示す情報を取得する(ステップS405)。もし方向コネクタでない場合は、双方向コネクタであるか否か判定する(ステップS406)。もし双方向コネクタである場合は、コネクタの両端(両方先側)に接続されているタグデータを示す情報を取得する(ステップS407)。最後に、制御部12は取得した各属性値を対応するフィールドに格納してレコードを作成し、コネクタIDを付した上で該レコードを記憶部13に作成したコネクタデータ用のファイルに追加する(ステップS408)。
ステップS205の処理において、未処理のデータがタグデータでもコネクタデータでもない場合、制御部12は処理対象のデータがグループデータであるか否か判定する(ステップS207)。もしグループデータであれば(ステップS207;Yes)、制御部12は記憶部13にグループデータを登録し(ステップS208)、次のデータを処理対象にしてステップS202に戻る。もしグループデータでなければ(ステップS207;No)、次のデータを処理対象にしてステップS202に戻る。
図6に示すように、ステップS208のグループデータ登録は、まず制御部12がグループデータから必要な属性値を取得する。具体的には、グループの種類を取得し(ステップS501)、グループの種類に応じてグループタグを示す情報(例えば、グループタグIDなど)を格納するフィールドの数を決定する(ステップS502)。そして、制御部12は各フィールドにグループタグを示す情報を設定してレコードを作成し、グループIDを付した上で該レコードを記憶部13に作成したグループデータ用のファイルに追加する(ステップS503)。次に、制御部12はカウンタを使用して、設定したグループタグを示す情報の数だけそれ以降の処理を繰り返す(ステップS504)。処理対象のグループタグに対して、所属するタグデータの数だけフィールドを用意する(ステップS505)。そして、制御部12は各フィールドにタグデータを示す情報を設定してレコードを作成し、該レコードを記憶部13に作成したグループタグデータ用のファイルに追加する(ステップS506)。
ステップS202の処理において、最後のデータまで処理して全てのデータが処理済みとなった場合、制御部12は記憶部13に登録したデータを通信部15からネットワークを介してサーバ20に送り、データベース21に蓄積する(ステップS209)。
情報処理装置10がGUI(グラフィカルユーザインタフェース)を備えている場合、各種データを登録する際に入力部11が受け付けた情報は、制御部12が出力部14に出力することにより、画面にも表示される。また、データベース21に各種データを蓄積しておくことにより、サーバ20にネットワーク接続した複数の情報処理装置10が各種データを通信部15で取り込み、制御部12が各種データを記憶部13に一時記憶して、さらにそれを出力部14から出力させることもできる。尚、サーバ20にネットワーク接続した一の情報処理装置10が各種データを更新したら、他の情報処理装置10もリアルタイムで更新されるようにしてもよい。
次に、情報処理装置10が画面に表示する各種データについて、図7〜図11を参照して説明する。各種データは図形で表現する。
図7に示すように、各種データのうちタグデータについては、円形のタグ100で表現する。円形以外の形状でもよいが、コネクタデータを周囲に接続するため、正円形が好ましい。タグ100は、議論等の中の意見等に関連付けられたもので、図形の内部にその意見等のキーワードが表示され、図形の左上にその意見等のアイコン種類101が配置され、図形のサイズ(例えば、直径など)でその意見等のプライオリティが表現される。また、タグ100がマウスなどのポインティングデバイスで選択されたときに、その意見等の内容を表示する。その他に、基点となるタグ100aからの相対位置(座標)などの情報を持たせて、他の意見等との関係を位置で表現してもよい。すなわち、タグ100は、これらを属性として有するオブジェクトである。プライオリティやアイコン種類101等の属性によりタグデータ自体の重みが異なる。
なお、キーワードは、タグデータに関連付けられた意見等の内容を簡潔に示す語であり、そのタグデータを代表する語であって、他のタグデータと識別する役割も有する。プライオリティは、タグデータの重要度を示すものであり、タグデータを参照したり抽出したりする際の優先順位を設定する。相対位置は、タグ100同士の距離が近ければ関係が強いとか、あるタグ100の右側にあるか左側にあるかで意味合いを変えたりとか、重み付けが可能である。なお、基点タグ100aが複数ある場合は、どの基点タグ100aを基準とするかの情報も持たせる。アイコン種類101は、タグ100が関連付いた意見等の内容の種類を表すものとして、時系列アイコン、理由アイコン、例示アイコン、対比アイコンなどが用意される。
時系列アイコンは、時間的な流れを示す内容が対象となり、後述の流れグループと組み合わせて使用することで、議論等の進行度合いを示すことができる。理由アイコンは、他の意見等に対する根拠や理由付けなどが対象となる。例示アイコンは、理由アイコンとともに他の意見等に関する具体例などが対象となる。対比アイコンは、他の意見等に対立する意見や対案など対比する内容が対象となる。その他、提案、掘下げ、展開、補足、疑問、注意、人物、場所など意見等の内容に応じて適宜用意すればよい。
図8に示すように、各種データのうちコネクタデータについては、線状のコネクタ110で表現する。コネクタ110は、関連する意見等同士を連結するもので、線の両端にタグ100が接続され、コネクタ種類が線の両端の形状で表現される。なお、タグ100における任意の箇所に接続可能であり、線の太さや線の種類でタグ100同士の連結の強さなどを表現してもよい。すなわち、コネクタ110は、これらを属性として有するオブジェクトである。コネクタ種類としては、単純接続、方向接続、双方向接続などが用意され、コネクタ種類により評価・分析時に両端のタグ100に与える影響(重み)が異なる。
図9に示すように、各種データのうちグループデータについては、閉じた領域内に所属させる単純グループ120a(図9(a)参照)、矢印上に配置させる流れグループ120b(図9(b)参照)、矩形を4つ等に分割した領域に所属させる象限グループ120c(図9(c)参照)などで表現する。グループは、関連する複数の意見等をまとめるもので、領域内にタグ100を所属させ、所属状態や所属位置により評価・分析時にタグ100に与える影響(重み)が異なる。すなわち、グループは、これらを属性として有するオブジェクトである。なお、タグ100がグループの境界線上に掛かっている場合でも、そのグループに所属するものとする。グループに含まれるタグ100の数、タグ100が所属しているグループの数、という2つの視点で重み付けが可能である。
図9(a)の単純グループ120aは、複数のタグ100を単に1つのグループにまとめたいときに使用する。単純グループ120aの場合、所属状態に基づいて3つに分類し、重み付けを行う。具体的には、(1)タグ100が全部単純グループ120aに含まれている場合、(2)タグ100の中心が単純グループ内にある場合、(3)タグ100が単純グループ120aに掛かっている場合に分類する。この分類をグループタグデータとし、各グループタグにタグ100を所属させる。そうすると、上記(1)のグループタグには、図中(A)のタグ100が所属し、上記(2)のグループタグには、図中(B)のタグ100が所属し、上記(3)のグループタグには、図中(C)のタグ100が所属する。
図9(b)の流れグループ120bは、タグ100を時系列で分けたい場合に使用する。流れグループ120bの場合、位置を時間に対応させて、所属位置に基づいて3つに分類し、重み付けを行う。具体的には、(1)タグ100の中心が左端から3分の1までにある場合、(2)タグ100の中心が3分の1から3分の2の間にある場合、(3)タグ100の中心が3分の2により先にある場合に分類する。この分類をグループタグデータとし、各グループタグにタグ100を所属させる。そうすると、上記(1)のグループタグには、図中(D)のタグ100が所属し、上記(2)のグループタグには、図中(E)のタグ100が所属し、上記(3)のグループタグには、図中(F)のタグ100が所属する。
図9(c)の象限グループ120cは、縦軸と横軸の交点を原点とし、縦軸と横軸により表される座標が四つの領域のうちどの領域に属するかで分けたい場合に使用する。象限グループ120cの場合、位置を座標に対応させて、所属状態及び所属位置に基づいて12(=4×3)個に分類し、重み付けを行う。具体的には、第1象限について、(1)タグが全部第1象限に含まれている場合、(2)タグの中心が第1象限内にある場合、(3)タグが第1象限に掛かっている場合に分類し、さらに第2象限について同様に(4)〜(6)、第3象限について同様に(7)〜(9)、第4象限について同様に(10)〜(12)に分類する。この分類をグループタグデータとし、各グループタグにタグ100を所属させる。そうすると、上記(1)のグループタグには、図中(G)のタグ100が所属し、上記(5)及び(9)のグループタグには、図中(H)のタグ100が所属し、上記(12)のグループタグには、図中(I)のタグ100が所属する。
グループの所属状態や所属位置の定義は変更してもよい。例えば、流れグループ120bでは、所属位置を3つに分類しているが、2つ又は4つ以上に分類してもよい。また、象限グループ120cでは、矩形を4つの領域に分割しているが、2つ又は6つ等に分割してもよい。なお、定義を変更した場合、それに伴い分類の数であるグループタグの数も変動する。
議論等として、図10に示すような議事録150を使用した場合、ユーザは、図11に示すように、議事録150の各内容(意見等)をタグ100にし,それらをコネクタ110で連結したり、単純グループ120a、流れグループ120b等でまとめたりする。そして、情報処理装置10の制御部12は、その各種データを入力部11で受け付け、記憶部13に一時記憶する。さらに、制御部12は、記憶部13の各種データを出力部14で可視化する。そして、制御部12は、通信部15をネットワークを介してサーバ20に接続させ、記憶部13に一時記憶された各種データを、サーバ20が備えるデータベース21に蓄積する。
データベース21には、図12(a)に示すようなタグテーブル、図12(b)に示すようなコネクタテーブル、図13(c)に示すようなグループテーブル、図13(d)に示すようなグループタグテーブルが備えられる。各種データに作成者や作成日時の情報を付加した上で、タグデータについてはタグテーブルに蓄積し、コネクタデータについてはコネクタテーブルに蓄積し、グループデータについてはグループテーブルに蓄積し、グループタグデータについてはグループタグテーブルに蓄積する。
各種データをデータベース21に蓄積しておくことにより、複数の情報処理装置10で各種データを使用することができる。情報処理装置10が各種データを取り込んで可視化する手順を図14に示す。
まず、情報処理装置10の制御部12は、サーバ20にネットワーク接続し、サーバ20に対しデータベース21の各種データを送信するように要求する。制御部12は、各種データを受信したら、取得した各種データを記憶部13に記憶する(ステップS601)。
ステップS601の処理において取得した各種データについて、制御部12は記憶部13から順次取り出し、カウンタを使用して最初のデータから最後のデータまで全てのデータについてそれ以降の可視化に関する処理を行う(ステップS602)。全てのデータについて処理が終了したら(ステップS602;Yes)、ステップS606の処理を行い、まだ未処理のデータが残っていれば(ステップS602;No)、ステップS603〜S605の処理を繰り返す。
ステップS602の処理において、未処理のデータが残っている場合、制御部12は処理対象のデータがタグデータ、コネクタデータ、グループデータ、グループタグデータのいずれであるか種類を判別する(ステップS603)。そして、データの種類を判別した上で、そのデータの属性を設定する(ステップS604)。そのデータの属性に基づき、出力部14から表示画面に配置していく(ステップS605)。
ステップS602の処理において、最後のデータまで処理して全てのデータが配置されることにより、図11に示すように可視化される(ステップS606)。
次に、制御部12は、サジェスト処理を行う(ステップS607)。このサジェスト処理において、制御部12は、解析データを可視化した際に、タグデータ、コネクタデータ、グループデータ、グループタグデータの全体のバランスを把握し、記憶部13から取得したサジェスト情報に該当するものがないか確認する。サジェスト情報は、意見等のバランス、意見等の配置など様々な基準を設定した情報であり、基準から外れるケースをサジェストパターンとしていくつか設定され、記憶部13に予め記憶されている。 解析データについて、サジェスト情報に該当する事項がある場合には、サジェスト情報に従って、サジェスチョンを表示する。
例えば、図15(a)に示すように可視化表示されたときに、7つのタグデータのうち理由アイコンが付いたタグデータは1つである。このとき、サジェスト情報を参照して全体のバランスとして理由アイコンは2つ以上あるべきとのサジェストパターンが記憶部13或いはDB 21に登録されていれば、例えば、図15(b)に示すように、点線で示すようなサジェストタグ100bを表示することによって、理由アイコンのタグデータを2つ追加するようにユーザに対し提案する。また、例示アイコンが2つ以上並んでいるときはグループ化すべきとのサジェストパターンが記憶部13或いはDB21に登録されていれば、例えば、図15(b)に示すように、点線で示すようなサジェストグループ120dを表示することによって、例示アイコンのタグデータを所属させるグループデータを追加するようにユーザに対し提案する。
これにより、必要な情報が補充され、各種データの全体のバランスが取れるようになる。また、ユーザも各種データをどのように追加していけば良いのかが分かり、議論等を整理しやすくなる。
このサジェスト処理(ステップS607)を図16を参照して説明する。
まず、サジェスト処理(ステップS607)を開始すると、制御部12は、表示されているオブジェクトの状態が予め設定されているサジェスト処理のトリガ条件に合致しているか否かを判別する(ステップS611)。トリガ条件としては、オブジェクトの状態、時間(開始からX期間経過後、保存時等)等が予め定められている。
トリガ条件が成立していない場合(ステップS611;No)、今回のサジェスト処理を終了し、メインルーチンにリターンする。
一方、トリガ条件が成立している場合(ステップS611;Yes)、サジェスチョンのIDを設定する(ステップS612)。なお、トリガ条件が複数成立している場合には、成立しているトリガ条件毎にIDを取得する。
次に、成立したトリガ条件に対応するサジェスト情報が記憶部13(又はデータベース21)存在するか否かを判別する(ステップS613)。成立したトリガ条件に対応するサジェスト情報が存在しない場合(ステップS613;No)、メインルーチンにリターンする。
一方、成立したトリガ条件に対応するサジェスト情報が存在する場合(ステップS613;Yes)、図15(b)に例示したように、サジェスチョンを表示する(ステップS614)。
次に、表示したサジェスチョンに対するユーザのアクションを特定する(ステップS615)。
特定したアクション(指示)に対応して、タグ、コネクタ、グループを生成し、確定する(ステップS616)。なお、ユーザは、表示されたサジェスチョンに従って処理を行うことも、サジェスチョンを無視して一切対応を行わないことも、サジェスチョンを参考にしつつ、別の処理を行うこともある。
次に、ユーザのアクションの内容を記憶部13及びデータベース21に記憶する(ステップS617)。これにより、図12、13に例示した解析データ群も更新される。
表示されたオブジェクトを操作することにより、表示をより適切にすることも、解析データを修正することも可能である。
以下、解析データ及び表示内容を編集するための編集処理を図17を参照して説明する。
まず、編集処理を開始すると、制御部12は、ユーザから編集を指示する指示が入力部11から入力されたか否かを判別する(ステップS621)。例えば、オブジェクト(アイコン)の追加、表示されているオブジェクトの変更・削除等が指示された場合には、編集の指示があったと判別する。ユーザによる指示は描画ソフトウェア等と同様に、アイコンをクリック・ドロップアンドドラッグすること、ツールボックスからアクションが割り当てられたボタンを選択すること、等により容易に可能である。
ユーザからの指示が無ければ(ステップS621;No)、ステップS625にジャンプするする。
一方、ユーザからの指示があったと判別すると(ステップS621;Yes)、指示の内容に従った処理を行う。例えば、ユーザの指示に従って新たなアイコンを追加する、既存のアイコンを削除する、既存のアイコンを変更する、等の処理を行う。
続いて、記憶が指示されたか否かを判別する(ステップS623)。記憶が指示されていれば(ステップS623;Yes)、表示内容が記憶部13に記憶される。さらに、データベース21にも記憶される(ステップS624)。これにより、図12,13に例示す解析データ自体が更新される。一方、記憶が指示されなければ(ステップS624;No)、ステップS624をスキップし、ステップ625に進む。
その後、制御部12は、編集処理の終了が指示されたか否かを判別する。(ステップS625)。終了が指示されていれば(ステップS625;Yes)、編集処理を終了する。終了が指示されていなければ(ステップS625;No)、ステップS621にリターンし、編集処理を継続する。
このようにして、ライブで或いは議事録を参照しながら、編集画面上で、アイコンを選択し、配置することにより、様々な解析データを作成・編集することができる。また、先に解析データを作成してデータベース21に格納し、これを、編集処理によりGUI画面で編集して、データベース21に書き戻すことも可能である。
さらに、データベース21に蓄積された各種データを使用して、図11に示すように整理した議論等を数値的に評価・分析する方法を、図18〜図20を参照して説明する。まず、情報処理装置10が各種データを点数化する手順を図16に示す。
情報処理装置10の制御部12は、データベース21から各種データを取得したら、その各種データを記憶部13に記憶する(ステップS701)。そして、制御部12は、重み情報も取得し、記憶部13に記憶する(ステップS702)。図20に示すように、重み情報160は、各種データの属性ごとに重みを指定する情報であり、ユーザにより設定されたり、予め設定されたものが複数用意され、記憶部13に記憶しておいてユーザに選択させたりする。
ステップS701の処理において取得した各種データについて、制御部12は記憶部13から順次取り出し、カウンタを使用して最初のデータから最後のデータまで全てのデータについてそれ以降の点数化に関する処理を行う(ステップS703)。全てのデータについて処理が終了したら(ステップS703;Yes)、ステップS707の処理を行い、まだ未処理のデータが残っていれば(ステップS703;No)、ステップS704〜S706の処理を繰り返す。
ステップS703の処理において、未処理のデータが残っている場合、制御部12は処理対象のデータがタグデータ、コネクタデータ、グループデータ、グループタグデータのいずれであるか種類を判別する(ステップS704)。そして、重み情報を参照し、種類を判別したデータにおいて、重みを設定する対象となっている属性を取得する(ステップS705)。取得した属性値に、重み情報に指定されている重みを設定し、重み付けを行う(ステップS706)。
ステップS703の処理において、最後のデータまで処理して全てのデータが処理済みとなった場合、制御部12は各データにおいて重み付けした属性値を集計し点数化を行う(ステップS707)。なお、ステップS706で各データごとに重み付けを行っているが、タグデータ、コネクタデータ、グループデータ、グループタグデータの組合せによる重み付けを行ってもよい。その場合、制御部12は集計時に重み付けを行い点数化する。制御部12は、点数化した結果を記憶部13に記憶し、さらに出力部14から画面等に表示する(ステップS708)。点数化した結果の例を図19及び図20に示す。
図19に示す例では、議論等の特徴を把握する。情報処理装置10はネットワークを介してサーバ20が備えるデータベース21から、タグデータ、コネクタデータ、及びグループデータを取得する。通信部15で受け付けた各種データは、制御部12が記憶部13に一時記憶する。なお、予め情報処理装置10の記憶部13に各種データが記憶されている場合は、当該データを使用してもよい。
記憶部13に記憶した各種データを集計すると、11個あるタグデータのうち、時系列タグは3個、理由タグは2個、例示タグは3個、対比タグは3個あることが分かる。そうすると、時系列タグの数から議論等は3段階で進行されている、理由タグの数から意見等について理由付けは2回されているが全体の18%と少なめである、例示タグの数から意見等において例示を行ったのは3回である、対比タグの数から議論等の対比として3つの対案が出された、等といった評価が可能である。
また、13個あるコネクタデータのうち、単純接続は8個、方向接続は5個、双方向接続は0個あることが分かる。そうすると、単純接続が全体の62%である、といった評価が可能である。さらに、4個あるグループデータのうち、単純グループは3個、流れグループは1個、象限グループは0個あることが分かる。そうすると、単純グループが全体の75%である、といった評価が可能である。開始日時と終了日時から議論等の時間を算出し、参加人数ごとに1分間あたりの平均発言数を割り出すことも可能である。
図20に示す例では、コネクタを評価してタグの影響力を算出する。情報処理装置10はネットワークを介してサーバ20が備えるデータベース21から、タグデータ、コネクタデータ、及びグループタグデータを取得する。通信部15で受け付けた各種データは、制御部12が記憶部13に一時記憶する。
コネクタデータについては、重み付けとして、重み情報160に従い、コネクタ種類によりタグデータへの関係影響力を設定する。単純接続の場合、両端に接続されているタグデータの関係影響力を1とする。方向接続の場合、先側に接続されているタグデータの関係影響力を2とし、元側に接続されているタグデータの関係影響力を3とする。双方向接続の場合、両端に接続されているタグデータの関係影響力を4とする。例えば、T00008のタグデータについては、単純接続が1本、方向接続の先側が2本、方向接続の元側が1本の計4本の接続があるので、関係影響力は1×1+2×2+1×3=8となる。タグデータについては、プライオリティの値を使用する。グループタグデータについては、タグが設定されているグループタグの数(すなわち、タグが所属するグループの数)をカウントする。
そして、各タグデータについて、関係影響力、所属グループ数、プライオリティを合計し、総合点を算出する。例えば、T00004のタグデータについては、関係影響力が10、所属グループ数が1、プライオリティが15なので、総合点は26点となる。そうすると、総合点が最も高いのはT00004のタグデータであり、このタグが全体で一番影響を持っているという評価ができる。このように、何について評価・分析するかに応じて、集計する属性および重みを考慮する属性を設定する。なお、算出時にパラメータとして使用する属性をパターン化し、情報処理装置10又はサーバ20に記憶しておくことにより、ユーザのニーズに合わせた評価・分析を行うことができる。
その他の例として、議論等のダイジェスト化がある。議論等をダイジェスト化する場合は、各タグデータには作成日時(タイムスタンプ)が付加されるので、時系列でタグデータを並び替え、意見等の内容を抽出する。これにより、議論等の進行も再現することができる。また、各タグデータには評価欄が設けられるので、ダイジェスト化したものをインターネットのウェブサイト等で公開した場合に、各意見を第三者に評価してもらい、評価結果を集計することもできる。
また、タイムスタンプ順に、タグを順次配列して表示してもよい。このとき、重要度が上位M%(例えば、30%)のタグを抽出して、抽出したタグのキーワード或いは文章のみを読み上げるようにしてもよい。タグの重要度は、例えば、図12(a)に示すプライオリティ、図18に示すフローチャートのステップS707で求めた点数、図20に示す「総合点」等に基づいて決定できる。
ダイジェスト生成処理の他の例について図21を参照して説明する。
1)まず、制御部12は、タグを重要度順にランキングし、読み上げ対象の上位M(例えば、50)%のタグを抽出する(ステップS801)。タグの重要度は、例えば、図18に示すフローチャートのステップS707で求めた点数で表される。従って、図11の例では、図20に示す「総合点」に基づいて、タグT00003,4,8,9.10,11が上位ランキングとして選択される。
2)続いて、タグをブロック化する(ステップS802)。より詳細に説明すると、グループ化されているタグがあれば、それをブロックとする。また、グループに属していないタグは、どのグループに接続されているかを判別する。そのタグは、判別したグループの従属群として、そのグループと同一ブロックに入れる。図11の例では、全てのタグがグループに属しているため、例えば、ブロック1=T00001,4,5,6,7、ブロック2=T00002,8、ブロック3=T00003,9,10,11、ブロック4=T00001,2,3、となる。
3)次に、各ブロックで、総合点の一番高いタグを特定する(ステップS803)。上述の例では、ブロック1=T00004(理由)、ブロック2=T00008(理由)、ブロック3=T00010(提起)、ブロック4=T00003(時系列)、となる。
4)次に、予め定められた重要度ロジック(優先度ロジック)に従って、ステップS803で特定されたタグの重要度を判別する(ステップS804)。
ここで、提起タグ=理由タグ=証拠・事実タグ>対案・警告タグ>時系列タグというロジックが設定されているとすると、重要度は、タグT00004=T00008=T00010>>T00003となる。
5)次に、ステップS804で判別されたタグの重要度に従って、ブロックの重要度が設定される(ステップS805)。具体的には、序列の最も高いタグがあるブロックを1番目に設定し、以後、含まれているタグの序列に従ってブロックの順番を決める(ステップS804)。なお、入れ子構造になっているグループは続けて処理する。流れグループはその流れに従う。グループ内は、コネクタの方向接続の流れに従って順番を決める。上述の例では、ブロック1>ブロック2>ブロック3となる。なお、総合点の生成ロジックによっては、T00010を含むブロック3の最重要と特定することもありうる。
制御部12は、設定されたブロックの重要度に基づいて、出力用音声テキストを生成する(ステップS806)。
この出力用音声テキスト生成動作を具体的に説明する。
a) 最初に、ブロック1を処理する。ここでは、タグT00004とT00008は方向コネクタで繋がっているので、この二つは「引き起こす」という接続文章が使える。
次に、タグT00004が、理由アイコンなので、タグT00004の読み上げの後に「が理由で」と続ける。
その結果、「タグT00004が理由でタグT00008を引き起こす」という接続文を生成する。
b) 次に、ブロック2を処理する。
タグT00008は方向コネクタでタグT00010に繋がっているので、「引き起こす」という接続文書が設定される。
次に、タグT00010は「提起」というタグなので、「と提案」を付ける。
その結果、「タグT00008が理由でタグT00010を引き起こすと提案。」という文を生成する。
c) 次に、ブロック3を処理する。
ブロック3で、中に、タグT0003,9,10,11が残っているためこれを消化する。
まず、ブロック内処理として、接頭語であるタグT00003を置き、このタグが時系列タグなので「の時は」と付ける。
そのあと、タグT00003にぶら下がる上位ランキングタグT0009,10,11全てを並列に読み上げる。
さらに、ぶら下がり個数が「3つ」なので、「がある」とする。
結果、タグT00003の時は、タグT00010, T00009, T00011,の3つがある」という文が生成される。
d) 最終的に、
「この議論『XXXX(タイトル)』では、『リスクマネジメント(T00004)』が"重要である”。
『リスクマネジメント(T00004)』"が理由で"、『マニュアル無視(T00008)』"を引き起こす”。
『マニュアル無視(T00008)』”が理由で”、『知識欠如(T00010)』”を引き起こす””と提案"。
『拡散(T00003)』”の時は"、『知識欠如(T00010)』・『コミュニケーション(T00009)』・『責任権限曖昧(T00011)』の“3つ”が”ある”。」
という音声出力用テキストが生成される。
次に、制御部12は、生成した出力用音声テキストを読み上げると共に動作を出力する(ステップS807)。
具体的には、
a) ・総合点が一番高いタグの「キーワード」を、(タイトル)では(該当タグ)「は重要である」と繋いて表示する。
例えば、「『XXXX(タイトル)』では、『リスクマネジメント(T00004)』が"重要である”。」と表示する。
b) 次に、ブロック1全体を表示する。
c)次に、音声テキスト「リスクマネジメント(T00004)」"が理由で"、『マニュアル無視(T00008)』"を引き起こす”。」を読み上げる。
この間に、ブロック2の表示に切り換える。
d) 次に、音声テキスト「『マニュアル無視(T00008)』”が理由で”、『知識欠如(T00010)』”を引き起こす””と提案"。」を読み上げる。
この間に、タグT00010の表示に切り換える。
e) 次に、音声テキスト「『拡散(T00003)』”の時は"、『知識欠如(T00010)』・『コミュニケーション(T00009)』・『責任権限曖昧(T00011)』の“3つ”が”ある”。」を読み上げる。この間、ブロック3を表示する。
このようにして、議論のダイジェストが生成され、動画及び音声出力される。ダイジェスト出力により、議論の流れを簡単に理解できるようになる。
ステップS805で、以前に表示したブロックの表示を残したまま、タグの読み上げに合わせて新たなブロックを表示するようにしてもよい。
以上、本実施の形態によれば、議事録や議論が多角的に構造化されるので、様々な評価・分析が可能となる。単に、議事録や議論の中の意見等を再現できるだけでなく、議論の要点を洗い出したり、類似する意見等を抽出したりと、意見等を利用する目的に応じて整理することも容易となる。
タグデータ、コネクタデータ、グループデータ、グループタグデータごとの重み付けだけでなく、これらを組み合わせた重み付けを行うことにより、さらに多様な評価・分析ができるようになる。
サジェスト情報を使用することにより、必要な情報が補充され、各種データの全体のバランスが取れるようになる。また、ユーザも各種データをどのように追加していけば良いのかが分かり、議論等を整理しやすくなる。
また、論の傾向を分析することができる。例えば、主論点の抽出、他に影響を与えるきっかけとなった論点の抽出や、論の密度、平均発言数、発言種の割合、理由付けや例示の量・割合、反対意見や疑問の数・割合、論の構造上の特徴・その割合、参加者別の貢献度と傾向など、複雑な条件の指定が必要な計算や抽出も容易となる。
さらに、進化や変化を分析したり、他者と比較することもできる。例えば、同一グループの定例会議や、提出レポート等を定点観測し、各会議での生産性や傾向を比較することができる。研修や授業等で、課題に対するレポートについて、各々のレポートを点数化したり、足りない論点の比較することができる。同じイベント・講演に対する記事・報告書を分析することで、情報の網羅性を高めることができる。同一発言種・主要点を複数のレポートを並べてみることで、要点把握を容易にすることができる。
上記実施の形態に係る情報処理装置10の機能は、専用のハードウェアによっても、また、通常のコンピュータシステムによっても実現することができる。例えば、記憶部13に記憶されているプログラムを、フレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布し、そのプログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する装置を構成することができる。
また、プログラムをネットワーク上のサーバ20が有するディスク装置等に格納しておき、情報処理装置10にダウンロード等するようにしてもよい。なお、ネットワークを介してプログラムを転送しながら起動実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
更に、プログラムの全部又は一部をサーバ20上で実行させ(サーバサイドアプリケーション)、その処理に関する情報を情報処理装置10がネットワークを介して送受信しながらプログラムを実行することによっても、上述の処理を達成することができる。
例えば、図22に示すように、データベース21に蓄積された各種データ(タグデータ、コネクタデータ、グループデータ、グループタグデータ)を使用して評価・分析する処理(図16参照)をサーバ側のプログラムで実行するようにする。複数の情報処理装置10a、10b、10cは、それぞれがサーバ20に対し処理を依頼し、結果を各情報処理装置10a、10b、10cに送信してもらう。
また、図22に示すように、データベース21に蓄積された各種データを、複数の情報処理装置10a、10b、10cがそれぞれ参照し、一の情報処理装置10aが追加・更新・削除などの編集を行う場合は、他の情報処理装置10b、10cが編集できないようにロックし、情報処理装置10aによる編集が完了したらロックを解除する。これにより、電子会議システムと同様に、複数のユーザがリアルタイムに参加することができるようになる。
さらに、グループウェアにすることにより、会議前は日程をスケジューラで管理し、会議においては議論をリアルタイムで整理し、会議後は議事録やダイジェストを閲覧できるように提供することができる。なお、閲覧に際しては、ダイジェストを読み上げるように音声を付したり、議論を時系列でムービー化することにより、提供してもよい。また、これをSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)等で実現してもよいし、SNS等へシェアするようにしてもよい。さらに、サジェスト情報を利用して、会議前にリマインダーとして機能させたり、会議の進行が遅くなった場合に警告等の通知を発生させてもよい。
なお、上述の機能を、OS(Operating System)が分担して実現する場合又はOSとアプリケーションとの協働により実現する場合等には、OS以外の部分のみを媒体に格納して配布してもよく、また、情報処理装置10にダウンロード等してもよい。
また、制御部12の機能を実現する手段は、ソフトウェアに限られず、その一部又は全部を専用のハードウェア(回路等)によって実現してもよい。
さらに、ユーザが情報処理装置10に対して行う情報の入力に替え、議事録などの文書を情報処理装置10に取り込んで、制御部12がタグデータ、コネクタデータ、グループデータを自動的に認識して作成するようにしてもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、設計上の都合やその他の要因によって必要となる様々な修正や組み合わせは、「請求項」に記載されている発明や「発明を実施するための形態」に記載されている具体例に対応する発明の範囲に含まれる。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本願は、日本国特許出願2013−178303の優先権を主張する。日本国特許出願2013−178303の明細書、請求の範囲、図面の内容を、この明細書に取り込むものとする。
10・・・情報処理装置
11・・・入力部
12・・・制御部
13・・・記憶部
14・・・出力部
15・・・通信部
20・・・サーバ
21・・・データベース
100,100a・・・タグ
100b・・・サジェストタグ
101・・・アイコン種類
110・・・コネクタ
120a・・・単純グループ
120b・・・流れグループ
120c・・・象限グループ
120d・・・サジェストグループ
150・・・議事録
160・・・重み情報

Claims (9)

  1. キーワードと該キーワードを点数化するための属性を有するタグ情報と、
    2つの前記タグ情報を接続し、前記キーワード同士の接続状態を点数化するための属性を有するコネクタ情報と、
    複数の前記タグ情報を所属させ、前記キーワード間の所属状態を点数化するための属性を有するグループ情報と、
    を記憶する記憶部を備え、
    前記記憶部からタグ情報、コネクタ情報及びグループ情報からなる各情報を取得するデータ取得手段と、
    前記各情報を関連性に応じて配置し可視化する可視化手段と、
    前記各情報の属性ごとに重みを設定した重み情報を取得する重み情報取得手段と、
    前記各情報の属性に対して前記重み情報で設定された重みを付加する重み付け手段と、
    前記重み情報により重みが付加された前記各情報の属性を基に前記キーワードを点数化する点数算出手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記タグ情報は、サイズ、種類又は位置に応じた重みが設定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記コネクタ情報は、前記タグ情報に接続される形状に応じた重みが設定される、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記グループ情報は、前記タグ情報の所属状態又は所属位置に応じた重みが設定される、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記グループ情報は、所属状態又は所属位置に応じて前記タグ情報の所属が設定されたグループタグ情報を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. さらに、可視化手段は、前記タグ情報、前記コネクタ情報及び前記グループ情報の全体のバランスを把握し、サジェスト情報の設定に基づいて提案を行うサジェスト手段を含む、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. ネットワークを介して送信した、前記タグ情報、前記コネクタ情報及び前記グループ情報をデータベースに蓄積し、他の情報処理装置と前記データベースを共有することにより該各情報をリアルタイムに同期させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータが、
    キーワードと該キーワードを点数化するための属性を有するタグ情報と、2つの前記タグ情報を接続し、前記キーワード同士の接続状態を点数化するための属性を有するコネクタ情報と、複数の前記タグ情報を所属させ、前記キーワード間の所属状態を点数化するための属性を有するグループ情報とからなる各情報を取得するステップと、
    前記各情報の属性ごとに重みを設定した重み情報を取得するステップと、
    前記各情報の属性に対して前記重み情報で設定された重みを付加するステップと、
    前記重み情報により重みが付加された前記各情報の属性を基に前記キーワードを点数化するステップと、
    を実行することを特徴とする情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    キーワードと該キーワードを点数化するための属性を有するタグ情報と、2つの前記タグ情報を接続し、前記キーワード同士の接続状態を点数化するための属性を有するコネクタ情報と、複数の前記タグ情報を所属させ、前記キーワード間の所属状態を点数化するための属性を有するグループ情報とからなる各情報を取得するステップと、
    前記各情報の属性ごとに重みを設定した重み情報を取得するステップと、
    前記各情報の属性に対して前記重み情報で設定された重みを付加するステップと、
    前記重み情報により重みが付加された前記各情報の属性を基に前記キーワードを点数化するステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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