JPWO2015008756A1 - 投影装置、制御装置、制御プログラム、および投影制御方法 - Google Patents

投影装置、制御装置、制御プログラム、および投影制御方法 Download PDF

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Abstract

投影装置は、楽曲に基づいた画像を投影する投影部と、楽曲を歌唱する歌唱者を検出する検出部と、検出部によって検出された歌唱者に画像を投影部によって投影させる投影制御部と、を備える。

Description

本発明は、投影装置、制御装置、制御プログラム、および投影制御方法に関する。
カラオケ曲に応じた環境を、投影映像や送風、空調、照明、臭いにより人工的に形成して臨場感を高めるカラオケ装置が知られている(特許文献1参照)。
日本国特開平8−76779号公報
従来技術では、臨場感に乏しい場合があった。
本発明の第1の態様によると、投影装置は、楽曲に基づいた画像を投影する投影部と、楽曲を歌唱する歌唱者を検出する検出部と、検出部によって検出された歌唱者に画像を投影部によって投影させる投影制御部と、を備える。
本発明の第2の態様によると、第1の態様の投影装置において、歌唱者の位置と、歌唱者とは異なる人物の位置と、を検出する位置検出部を備え、投影制御部は、位置検出部による検出結果に基づいて、投影部による投影を制御することが好ましい。
本発明の第3の態様によると、第2の態様の投影装置において、投影制御部は、位置検出部による検出結果に基づいて、歌唱者とは異なる人物から歌唱者を視認した場合、歌唱者に画像が重畳されるように投影部に投影させることが好ましい。
本発明の第4の態様によると、第1から第3のいずれか一態様の投影装置において、楽曲に基づいて、歌唱者による歌唱を評価する評価部を備え、投影制御部は、評価部による評価に基づいて、投影部に投影させる画像を変更することが好ましい。
本発明の第5の態様によると、第4の態様の投影装置において、投影制御部は、楽曲の再生中に、評価部による評価値に基づいて画像を変更することが好ましい。
本発明の第6の態様によると、第1から第5のいずれか一態様の投影装置において、投影制御部は、楽曲に関連付けられている衣装の画像を投影部に投影させることが好ましい。
本発明の第7の態様によると、第1から第5のいずれか一態様の投影装置において、投影制御部は、楽曲のジャンル別に関連付けられている衣装の画像を投影部に投影させることが好ましい。
本発明の第8の態様によると、第1から第7のいずれか一態様の投影装置において、歌唱者の姿勢を検出する姿勢検出部を備え、投影制御部は、姿勢検出部によって検出された歌唱者の姿勢に基づいて、投影部による投影を制御することが好ましい。
本発明の第9の態様によると、第8の態様の投影装置において、投影制御部は、検出された姿勢に基づいて、投影部によって投影される画像を処理することが好ましい。
本発明の第10の態様によると、第1から第9のいずれか一態様の投影装置において、マイク装置を含み、投影部は、マイク装置に搭載されていてもよい。
本発明の第11の態様によると、第1から第9のいずれか一態様の投影装置において、投影制御部は、画像を歌唱者以外へ投影するように制御してもよい。
本発明の第12の態様によると、第11の態様の投影装置において、周囲の状況を検出する状況検出部を備え、投影制御部は、評価部による評価値、もしくは状況検出部によって検出された状況に基づいて、歌唱者以外へ投影する画像を変更することが好ましい。
本発明の第13の態様によると、第1から第12のいずれか一態様の投影装置において、投影制御部は、楽曲のデータに付されるタグ情報に基づいて、投影部に投影させる画像を選択することが好ましい。
本発明の第14の態様によると、投影装置は、楽曲に基づいた画像を投影する投影部と、楽曲を歌う歌唱者の歌唱を評価する評価部と、評価部による評価に基づいて、投影部に投影させる画像を変更する投影制御部と、を備える。
本発明の第15の態様によると、第14の態様の投影装置において、評価部は、経過時間ごとに歌唱者の歌唱の評価を行うことが好ましい。
本発明の第16の態様によると、第15の態様の投影装置において、投影制御部は、評価部によって歌唱者の歌唱が第1評価点であると評価された場合、第1画像を投影部に投影させ、評価部によって歌唱者の歌唱が第1評価点とは異なる第2評価点であると評価された場合、第1画像とは異なる第2画像を投影部に投影させることが好ましい。
本発明の第17の態様によると、投影装置は、楽曲に基づいた画像を楽曲を歌唱する歌唱者に投影する投影部と、投影部によって投影される歌唱者の位置と、歌唱者とは異なる人物の位置と、を検出する位置検出部と、位置検出部による検出結果に基づいて、投影部による投影を制御する投影制御部と、を備える。
本発明の第18の態様によると、制御装置は、楽曲を歌唱する歌唱者を検出する検出部と、検出部によって検出された歌唱者に楽曲に基づく画像を投影部に投影させる投影制御部と、を備える。
本発明の第19の態様によると、制御プログラムは、楽曲を歌唱する歌唱者を検出する処理と、検出された歌唱者に楽曲に基づく画像を投影部に投影させる処理と、をコンピュータに実行させる。
本発明の第20の態様によると、投影制御方法は、楽曲を歌唱する歌唱者を検出する処理と、検出された歌唱者に楽曲に基づく画像を投影部に投影させる処理と、を行う。
本発明によれば、臨場感を高められる。
本発明の一実施の形態による投影装置の使用場面を説明する図である。 衣装の画像が投影された人物を例示する図である。 制御装置、デジタルカメラ、およびプロジェクタの要部構成を説明するブロック図である。 男性服の衣装画像が投影された人物を例示する図である。 衣装でない他の画像が投影された人物を例示する図である。 制御装置の制御部が実行する処理の流れを例示するフローチャートである。 マイクに内蔵されるマイクロプロジェクタから衣装の画像が投影された人物を例示する図である。 第二実施形態におけるマイクの要部構成を説明するブロック図である。 プログラムの供給を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
(第一実施形態)
<使用場面の説明>
図1は、本発明の第一実施形態による投影装置の使用場面を説明する図である。図1において、人物Aは、スピーカー60Aおよび60Bから音響再生される楽曲伴奏に合わせて、マイク50を用いて歌唱する。楽曲の歌詞は、人物Aに向けて配置されているモニタ装置30に表示される。人物Aが歌唱する楽曲は、人物Aが曲選曲ターミナル40を操作して選ぶ。伴奏や歌詞などの楽曲データは、制御装置70がネットワーク90を介してサーバー80から取得する。サーバー80には、あらかじめ複数の楽曲データが、それぞれの曲番号に対応付けて格納されている。
制御装置70は、取得した楽曲データに基づいてスピーカー60Aおよび60Bを駆動するとともに、楽曲データに基づく歌詞をモニタ装置30に表示させる。制御装置70はさらに、マイク50で集音され、マイク50から無線送信された歌唱音声データを、楽曲伴奏に重畳してスピーカー60Aおよび60Bから再生させる。
デジタルカメラ20は、人物Aを所定のフレームレート(例えば60fps)で撮像し、撮像したフレーム画像を逐次無線通信によって制御装置70へ送信する。制御装置70は、デジタルカメラ20から送信されたフレーム画像に基づいて、人物Aの位置および姿勢を検出する。制御装置70はさらに、再生している楽曲データと、マイク50から送信される歌唱音声データとに基づいて、人物Aによる歌唱について公知のカラオケ採点を行う。
制御装置70は、再生する楽曲に応じて投影データを決定し、決定した投影データに基づく投影用画像を生成する。投影する画像は、例えば仮想衣装の画像である。プロジェクタ10は、上記検出されている人物Aの位置および姿勢に対応させて投影像を制御しながら、人物A(主として胴や手足)に向けて画像を投影する。ここで、制御装置70は、楽曲を選んだ人物Aを投影対象物に決める。例えば、デジタルカメラ20から送信されたフレーム画像に基づいて、曲選択操作が行われた時点において曲選曲ターミナル40を持っている人を人物Aとする。図2は、衣装の画像が投影された人物Aを例示する図である。プロジェクタ10から投影する映像信号は、制御装置70から無線通信によってプロジェクタ10へ供給される。
制御装置70は、例えばパーソナルコンピューターによって構成される。制御装置70は、所定のプログラムを実行することにより、上記デジタルカメラ20による撮像動作、上記プロジェクタ10から投影する画像の生成動作、プロジェクタ10による投影動作、上記楽曲データの取得および再生動作、および歌唱に対する採点動作についての制御を行う。サーバー80は、楽曲データ等を格納し、制御装置70からの要求に応じて必要なデータを制御装置70へ提供する。なお、サーバー80は必ずしも必要がなく、楽曲データ等を制御装置70に記憶させておいてもよい。
また、制御装置70、モニタ装置30、デジタルカメラ20、プロジェクタ10は、それぞれ別体構成として例示したが、これらを一体的に構成してもよい。例えば、プロジェクタ10の内部に、デジタルカメラ20や制御装置70を含む構成としてもよいし、モニタ装置30の内部にデジタルカメラ20、制御装置70、プロジェクタ10を含む構成としてもよい。つまり、利用者の要望に合わせて適宜変更して構わない。
<投影制御の説明>
第一実施形態では、上述したように衣装の画像をプロジェクタ10から人物Aに投影させる。図3は、図1の制御装置70、デジタルカメラ20、およびプロジェクタ10の要部構成を説明するブロック図である。
デジタルカメラ20は、撮像光学系21と、撮像素子22と、画像処理部23と、制御部24とを含む。撮像光学系21は、撮像素子22の撮像面上に被写体像(本例の主要被写体は人物A)を結像させる。撮像素子22は、例えばベイヤ配列されたカラーフィルタを通して被写体像を撮像し、RGB表色系で表された画像データを出力する。画像処理部23は、画像データに所定の画像処理(例えば、輪郭強調など)を行う。制御部24は、デジタルカメラ20の各部に対する制御、および制御装置70との間の通信を行う。
制御装置70は、再生部71と、採点部72と、投影像生成部73と、制御部74と、記憶部75とを含む。再生部71は、ネットワーク90を介して取得した楽曲データ、およびマイク50から無線送信された歌唱音声データに基づいて、カラオケ伴奏と人物Aの歌声をスピーカー60Aおよび60Bから音響再生させる。再生部71はさらに、楽曲データに基づく歌詞をモニタ装置30に表示させる。なお、楽曲データに関連付けられた画像データが存在する場合は、画像データに基づく画像(プロモーションビデオ(PV)等)を背景にして歌詞をモニタ装置30に表示させる。
採点部72は、楽曲データと歌唱音声データとに基づいて、例えば歌声が伴奏の音程と一致しているか、歌声のテンポが伴奏のテンポと一致しているか、歌声にビブラートや抑揚が含まれているか、などを採点要素に含めた採点を行う。採点部72による採点結果は、ユーザが歌っている最中に所定のタイミングでモニタ装置30に表示してもよいし、ユーザが歌い終わった後にモニタ装置30に表示してもよい。採点部72は、ユーザが歌っている間に適宜採点を行うが、モニタ装置30への採点結果の表示は、必ずしも行わなくてもよい。
投影像生成部73は、衣装の画像を生成する。本実施形態では、あらかじめ複数の衣装画像のデータが記憶部75に格納されている。衣装画像は、盛装や軽装、正装や略装、洋服や和服、民族衣装、女性服(例えばドレス等)や男性服(例えばタキシード等)に分けて、それぞれ色や柄のデザインが異なる衣装が多数用意されている。各衣装の画像には、衣装を前から見た画像、横(左右両方)から見た画像、および後ろから見た画像が含まれる。
投影像生成部73は、例えば楽曲データに付されているタグ情報に基づいて、選曲された楽曲が女性歌手によって歌われた楽曲であることを判断すると、女性服の衣装画像を選ぶ。投影像生成部73は、楽曲データに付されているタグ情報に基づいて、選曲された楽曲が男性歌手によって歌われた楽曲であることを判断すると、男性服の衣装画像を選ぶ。図4は、男性服の衣装画像が投影された人物Aを例示する図である。衣装の画像を関連付けるために楽曲データにタグ情報を付しておくと、衣装画像の選択処理が容易になる。
衣装画像のデータを、あらかじめ演歌、ロック、ポップ、ジャズ、ビジュアル系などの楽曲のジャンル別にタグ付けしておいてもよい。この場合、投影像生成部73は、選曲された楽曲のジャンルに応じて衣装画像を選ぶことができる。また、投影像生成部73は、モニタ装置に表示されている画像(PV)に応じて衣装画像を変更してもよい。
衣装画像のデータのタグ付けは、一衣装を一楽曲に対応させるのみでなく、複数の衣装を一つの楽曲に対して複数タグ付けさせてもよい。また、一つの楽曲が流れている最中に複数の衣装を適宜変更して投影するように設定されていてもよい。
投影像生成部73は、デジタルカメラ20から送信された画像データに基づいて、人物Aの位置および姿勢を推定し、投影する画像の衣装を人物Aに重ねるように、選んだ衣装画像に対して処理を施して投影像を生成する。ここで、人物Aは静止しているとは限らないため、人物Aの位置に応じて衣装の投影位置を移動させるように、衣装画像に対して画像処理を行う。このような処理により、実質的に衣装の投影方向を制御する。また、投影像生成部73は、人物Aが正面(プロジェクタ10方向)を向いているとは限らないので、人物Aの向きに応じて、前から見た衣装、横(左右両方)から見た衣装、または後ろから見た衣装の画像を人物Aに重ねるように、衣装画像を切替える投影像を生成する。
投影像生成部73は、歌っている人物Aに衣装の画像を投影する際に、人物Aを観ている他の人物の位置を考慮して、人物Aに重ねる衣装画像を切替えるようにしてもよい。例えば、歌っている人物Aの位置だけでなく、人物Aを観ている不図示の人物Bの位置を検出し、人物Bの位置から人物Aを観た場合に衣装の画像が人物Aに適切に重畳するように、衣装の投影像を生成する。
また、プロジェクタ10以外にも複数台のプロジェクタを備え、人物Aに対して前後左右からそれぞれ衣装画像を投影するようにしてもよい。この場合の投影像生成部73は、これらの複数台のプロジェクタのそれぞれで必要な衣装の投影像を生成する。
さらに、人物Aが実際に着ている衣装は白とは限らないため、投影像生成部73は、人物Aがもともと着用している服装の色や模様をデジタルカメラ20から送信された画像データの色情報に基づいて検出し、検出した色や模様を目立たなくする一方で投影する衣装画像の衣装が目立つように、衣装画像に対して色や輝度を変える画像処理を行って投影像を生成する。以上のように生成した投影像を人物Aに投影することにより、人物Aがあたかも投影された画像の衣装をまとっているかのように観察される。
上述したプロジェクション・マッピングにおける投影像のための画像処理方法は、例えば、非特許文献:Takuma Nakamura, Akio Watanabe, Naoki Hashimoto, “Dynamic Projection Mapping”, ACM SIGGRAPH, Proc. of ACM SIGGRAPH2012, 2012/08 に記載される手法を用いることができる。
投影する衣装のグレードを採点部72で採点されたスコアに応じて異ならせるようにしてもよい。投影像生成部73は、採点スコアが第1所定値(例えば100点満点で80点)以上の場合に盛装の衣装の画像を選び、採点スコアが第1所定値に満たない場合には、軽装の衣装の画像を選ぶ。また、採点スコアが第2所定値(例えば100点満点で30点)に満たない場合には、服でなく他の画像(骨の画像)を選ぶ。図5は、他の画像が投影された人物Aを例示する図である。
投影する衣装のグレードを変更する場合、採点スコアが上がるほど衣装のグレードを上げるだけでなく、これとは逆にしてもよい。すなわち、採点スコアが下がるにつれて、衣装を豪華に変更してもよい。また、衣装の変更に際し、周囲が盛り上がるような衣装に変更してもよい。例えば、楽曲の進行とともにどんどん採点スコアが落ちていくような場合は、比較的歌が上手くない人が歌っている場合であるといえる。このような場合に、歌う人物が歌い辛くならないように、周囲を盛り上げるような衣装の画像に変更してもよい。さらにまた、採点スコアだけでなく、その場の盛り上がり具合などの周囲の雰囲気や状況に応じて衣装の画像を変更してもよい。具体的には、マイク50から送信される音声データに基づいて盛り上がり具合を検出し、盛り上がっている場合に豪華な衣装の画像に変更する。
制御部74は、制御装置70の各部に対する制御の他、制御装置70とデジタルカメラ20との間、および制御装置70とプロジェクタ10との間の通信を行う。記憶部75は、上述したように複数の衣装画像のデータをあらかじめ格納しておく他にも、上記画像処理の過程における衣装の画像データを記憶する。上述したように、投影像生成部73は、動きのある人物Aに対して衣装の画像を重ねるように衣装画像に対する画像処理を行うが、人物Aが同じ動きを繰り返す場合には、同じ画像処理を繰り返すことになる。そこで、人物Aが同じ動きを繰り返す場合において、以前と同じ投影像を記憶部75から読み出して使用することで、投影像生成部73による処理負担を軽減させることができる。
制御部74は、投影像生成部73で生成された投影像をプロジェクタ10から投影させるため、生成した衣装画像の映像信号をプロジェクタ10へ送出する。
プロジェクタ10は、投影光学系11と、投影像生成部12と、光源13と、制御部14とを含む。光源13は、投影像生成部12を照明する。投影像生成部12は、例えば液晶パネルによって構成され、制御装置70からの映像信号に基づいて照明光を変調する。投影光学系11は、投影像生成部12によって変調された光の像を人物Aに向けて投影する。
<フローチャートの説明>
図6は、以上説明した投影動作を行うために制御装置70の制御部74が実行する処理の流れを例示するフローチャートである。制御部74は、人物Aによってスタートが指示されると図6による処理を開始させる。図6のステップS101において、制御部74は、曲番号が入力されたか否かを判定する。制御部74は、曲選曲ターミナル40から送信された曲番号情報を受信すると、ステップS101を肯定判定してステップS102へ進む。制御部74は、曲選曲ターミナル40からの曲番号情報を受信しない場合には、ステップS101を否定判定して当該判定処理を繰り返しながら、曲番号情報が受信されるのを待つ。
ステップS102において、制御部74は、サーバー80から曲番号に対応する楽曲データを取得してステップS103へ進む。ステップS103において、制御部74は、デジタルカメラ20およびプロジェクタ10を始動させてステップS104へ進む。これにより、デジタルカメラ20は、所定のフレームレートで撮像したフレーム画像を逐次無線通信によって制御装置70へ送信する。一方プロジェクタ10は、投影信号の入力を待つ。
ステップS104において、制御部74は投影像生成部73へ指示を送り、楽曲データに応じて衣装を決定させてステップS105へ進む。投影像生成部73は、楽曲データに付されているタグ情報に基づいて、例えば楽曲のジャンルや、その楽曲を歌う歌手の性別に応じて衣装を決定する。
ステップS105において、制御部74は投影像生成部73へ指示を送り、決定した衣装の画像に基づいて投影像の生成を開始させてステップS106へ進む。制御部74が、生成された投影像の映像信号をプロジェクタ10へ送信すると、プロジェクタ10から映像信号に基づく衣装の画像の投影が始まる。
ステップS106において、制御部74は、楽曲の再生が指示されたか否かを判定する。制御部74は、曲選曲ターミナル40から送信された再生指示情報を受信すると、ステップS106を肯定判定してステップS107へ進む。制御部74は、曲選曲ターミナル40からの曲番号情報を受信しない場合には、ステップS106を否定判定して当該判定処理を繰り返す。
ステップS107において、制御部74は再生部71へ指示を送り、楽曲の再生を開始させてステップS108へ進む。これにより、再生部71がカラオケ伴奏と人物Aの歌声をスピーカー60Aおよび60Bから音響再生させ、楽曲データに基づく歌詞をモニタ装置30に表示させる。なお、採点部72は、楽曲の再生が始まると採点を開始するように構成される。
ステップS108において、制御部74は、採点部72から現時点における採点スコアを取得してステップS109へ進む。ステップS109において、制御部74は投影像生成部73へ指示を送り、採点スコアに応じて衣装を変更させてステップS110へ進む。投影像生成部73は、上述したように採点スコアに応じて衣装を変更したり、衣装でない骨の画像を選んだりする。なお、衣装の変更が必要ない場合はステップS109をスキップしてステップS110へ進む。
ステップS110において、制御部74は、楽曲の再生が終了したか否かを判定する。制御部74は、再生部71による再生が終了した場合にステップS110を肯定判定してステップS111へ進む。制御部74は、再生部71による再生が終了しない場合にはステップS110を否定判定し、ステップS108へ戻る。以上説明したように、楽曲の進行とともに、採点スコアに応じて投影される衣装が変化する。
ステップS111において、制御部74は、終了操作が行われたか否かを判定する。制御部74は、人物Aによって終了が指示されると、ステップS111を肯定判定してステップS112へ進む。制御部74は、終了が指示されない場合には、ステップS111を否定判定して当該判定処理を繰り返し、衣装画像の投影を続ける。
ステップS112において、制御部74は投影像生成部73へ指示を送り、投影像の生成を終了させてステップS113へ進む。これにより、プロジェクタ10による衣装の画像の投影が終了する。ステップS113において、制御部74は、デジタルカメラ20およびプロジェクタ10を停止させて図6による処理を終了する。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)投影装置は、楽曲データを取得する制御装置70と、取得された楽曲データに基づいて衣装画像を選択する制御装置70と、選択された画像を投影するプロジェクタ10と、人物Aの姿勢を検出する制御装置70と、検出された姿勢に基づいて、投影像が人物A上に映るようにプロジェクタ10からの投影を制御する制御装置70と、を備える。例えば、人物Aが動いたとしても、動いた人物Aに衣装の投影像が映るように制御するので、臨場感を高めることができる。
(2)制御装置70は、検出された姿勢に基づいて、プロジェクタ10から投影される画像を処理することによって投影像が人物A上に映るようにしたので、プロジェクタ10による投影方向を機械的に動かさなくてもよい。
なお、衣装画像に対する画像処理を行うことによって実質的に衣装画像の投影方向を制御する代わりに、プロジェクタ10の投影方向を機械的に動かすことにより、動いた人物Aに衣装の投影像が映るように制御してもよい。
(3)制御装置70は楽曲データを取得し、投影対象物は、楽曲データを選ぶ人物Aとした。例えば、楽曲を選んだ人物Aに楽曲に応じた衣装の画像が投影されるので、人物Aが希望する曲に見合う衣装が人物Aに投影される。人物Aは、臨場感を楽しめる。
(4)制御装置70は、楽曲データにあらかじめ関連付けられている衣装の画像を選択するので、例えば、盛装や軽装、女性用や男性用など、衣装画像の選択処理を容易にできる。
(5)制御装置70は、楽曲データのジャンル別にあらかじめ関連付けられている衣装の画像を選択するので、例えば、曲調に合わせた衣装を選ぶ際に、衣装画像の選択処理が容易になる。
(6)楽曲データに基づいて、人物Aによる歌唱を採点する採点部72を備え、制御装置70は、採点部72による採点スコアに基づいて、衣装の画像を変更するようにした。これにより、例えばスコアが高いほど高級な衣装にするなど、衣装替えを行うことができる。
(変形例1)
上述した実施形態では、人物Aが一人で歌唱する例を説明したが、複数の人物が歌唱するように構成してもよい。この場合、複数の人物の間で投影する衣装を変えるため、例えばマイクの色を異ならせておく。制御部74は、デジタルカメラ20から送信されるフレーム画像のデータに基づいて、画像に含まれるマイクの色を検出し、検出した色に基づき人物ごとに異なる衣装を投影する。
(変形例2)
マイクの色に基づいて人物を識別する代わりに、例えばQRコード(登録商標)のように、マイクに所定のパターンを付しておいてもよい。パターンは複数のマイクの間で異ならせておく。制御部74は、デジタルカメラ20から送信されるフレーム画像のデータに基づいて、画像に含まれるマイクのパターンを復号し、復号した情報に基づき人物ごとに異なる衣装を投影する。
(変形例3)
上述した説明では、衣装画像のデータを制御装置70の記憶部75に格納しておく例を説明したが、衣装画像のデータを楽曲データに関連付けて、サーバー80に格納しておくように構成してもよい。変形例3の場合は、あらかじめ楽曲ごとに、衣装と楽曲との間のひも付けが行われる。ひも付けは、例えば、楽曲のジャンルや、その楽曲を歌う歌手などに分類して行う。制御部74は、曲選曲ターミナル40から送信された曲番号に対応する楽曲データをサーバー80から取得する際に、楽曲にひも付けられている衣装画像のデータも合わせてサーバー80から取得する。投影像生成部73は、このようにサーバー80から取得した衣装画像のデータに対して処理を施して投影像を生成する。
(変形例4)
衣装画像のデータを、楽曲データに関連付けることなくサーバー80に格納しておくように構成してもよい。変形例4の場合は、衣装画像のデータが、あらかじめ演歌、ロック、ポップ、ジャズ、ビジュアル系などの楽曲のジャンル別に分類して複数格納される。歌唱する人物は、曲選曲ターミナル40から曲番号を指定する際に、衣装番号も指定する。制御部74は、曲選曲ターミナル40から送信された曲番号に対応する楽曲データをサーバー80から取得するとともに、曲選曲ターミナル40から送信された衣装番号に対応する衣装画像のデータもサーバー80から取得する。投影像生成部73は、このようにサーバー80から取得した衣装画像のデータに対して処理を施して投影像を生成する。
(変形例5)
上述した実施形態では、投影像生成部73が、デジタルカメラ20から送信された画像データに基づいて、人物Aの位置および姿勢を推定する例を説明した。人物Aが踊りながら歌う場合には、人物Aの位置や姿勢をRGB表色系の画像データのみに基づいて求める代わりに、キネクト(Kinect(商標))センサと呼ばれるモーション認識用センサで取得される3次元位置情報に基づいて人物Aの位置や姿勢を求めてもよい。キネクトセンサは、RGB方式カメラに加えて、奥行き(センサからの距離)測定用の赤外光カメラを備えており、人物Aの骨格の各部位についての3次元位置情報を取得する。キネクトセンサ出力に基づいて人物Aの骨格の動きを精度よく検出することにより、RGB表色系の画像データのみに基づいて人物Aの位置や姿勢を求める場合に比べて、高精度に人物Aの位置や姿勢を求めることができる。投影像生成部73は、このように求めた人物Aに衣装の画像を重ねるように、衣装画像に対して処理を施して投影像を生成する。
(変形例6)
人物Aがもともと着用している服装の色が黒い場合は、人物Aに投影した衣装画像が映りにくい。そこで、このような場合には、人物Aの服装のうち黒い部分を除いた映りやすい部分へ、衣装画像を投影してもよい。具体的には、投影像生成部73が、楽曲データに基づいて選んだ衣装画像に対し、人物Aの服装の黒でない部分へ選択的に投影するように処理を施して投影像を生成する。
また、人物Aが着用している服装の色が黒い場合において、制御部74が室内の電球を暗くするように制御してもよい。明るい環境下で衣装の画像を投影する場合よりも、暗い環境下で衣装の画像を投影する方が、投影した衣装画像が映りやすくなるからである。
(変形例7)
人物Aの動きが非常に激しい場合には、衣装画像の投影を中断してもよい。例えば、人物Aの位置がプロジェクタ10の投影範囲外へ移動した場合や、変形例5において取得される人物Aの骨格の各部位についての3次元位置情報の単位時間当たりの変化が所定値を超えた場合には、衣装画像の投影を中断する。投影像が人物Aから外れて人物Aに映らないという事態を避けるためである。
(第二実施形態)
第一実施形態では、衣装の画像を、プロジェクタ10から人物Aに向けて投影するようにした。プロジェクタ10の代わりに、マイク装置50Bの中にマイクロプロジェクタ50pを内蔵させてもよい。図7は、マイク装置50Bに内蔵されるマイクロプロジェクタ50pから衣装の画像が投影された人物Aを例示する図である。
図8は、第二実施形態におけるマイク装置50Bの要部構成を説明するブロック図である。図8において、図3の場合と同一構成には同一符号を付して説明を省略する。マイク装置50Bは、音による空気振動を電気信号に変換するマイクユニット52と、アナログ電気信号をデジタルデータ(本例では歌唱音声データ)に変換するA/D変換部51と、マイクロプロジェクタ50pと、制御部14とを含む。
A/D変換部51によってデジタル化された歌唱音声データは、制御装置70へ無線送信される。マイクロプロジェクタ50pから投影すべき映像信号は、制御装置70からマイク装置50Bへ無線通信によって供給される。
マイクロプロジェクタ50pは、投影光学系11と、投影像生成部12と、光源13とを含む。マイクロプロジェクタ50pは、制御装置70からの映像信号に基づく投影像を人物Aに向けて投影する。制御部14は、マイク装置50B内の各部を制御する。
以上説明した第二の実施形態によれば、人物Aが持っているマイク装置50Bに搭載したマイクロプロジェクタ50pから人物Aに衣装画像を投影する。マイクロプロジェクタ50pは、人物Aがマイク装置50Bを持っている場合において人物Aの腕の長さの範囲に存在するので、図3の場合に比べて、人物Aに近い距離から人物Aへ衣装画像を投影できる。このため、少ない光量でも明るい衣装画像を投影できる。
(変形例8)
上述した説明では、人物Aの体に衣装画像を投影する例を説明したが、衣装に加えて、人物Aの頭部へ髪の毛の色を変えるような投影をしてもよい。髪の毛の色は、衣装の色に合わせた色にしてもよいし、再生されている楽曲を持ち歌とするプロ歌手の髪の色に合わせてもよい。
さらに、衣装画像の投影に加えて、人物Aの顔に画像を投影してもよい。顔に投影する画像は、再生されている楽曲を持ち歌とするプロ歌手のメイク等に合わせてもよい。
(変形例9)
再生されている音を判別し、判別した音に基づいて重畳する画像を選択してもよい。例えば、スピーカー60A、60Bから再生されている音をマイク50(マイク装置50B)で検出し、検出された音を制御装置70によって判別する。投影像生成部73は、判別された音に基づいて重畳する画像を選択する。
(変形例10)
人物Aに向けて衣装画像を投影するだけでなく、壁等にも投影を行ってよい。例えば、壁に向けてバックダンサーの画像を投影する。人物A以外の壁にも投影することで、投影像の豪華さを増すことができる。壁等に投影するバックダンサーの画像は、投影像生成部73が選択、生成する。
(変形例11)
採点スコアや盛り上がり度合いに応じて投影の豪華さを決定してもよい。例えば、採点部72による採点スコアが所定点数を超えた場合において、壁にバックダンサーの画像を投影する。また、マイク50(マイク装置50B)で検出された音に基づいて制御装置70によって場の盛り上がり具合を検出し、盛り上がっている場合において壁にバックダンサーの画像を投影する。
投影像の豪華さを高める例として、通常は投影しないバックダンサーを投影像に加えたり、投影しているバックダンサーの人数を増やしたりすることができる。また、バックダンサーの数は、再生されている楽曲に応じて決定してもよい。
(変形例12)
採点部72が、人物Aの踊りについて採点してもよい。この場合、楽曲データとデジタルカメラ20で取得されたフレーム画像データとに基づいて、例えば踊りのテンポが楽曲のテンポと一致しているか、などを採点要素に含めた採点を行う。このように採点された踊りの採点スコアについても、投影の豪華さを決定するための判断要素に加えてもよい。
(変形例13)
踊りのテンポが早い場合、踊っている人物Aに対してタイミングよく衣装画像を投影することができない場合がある。この場合の制御装置70は、人物Aに対して衣装画像を投影するタイミングが遅れないようにするため、曲の踊りなどに基づいて人物Aの動きの予測を行い、投影タイミングを少し早めるように制御を行う。
図9は、制御プログラムの供給を説明する図である。制御装置70を構成するパーソナルコンピューターに対する制御プログラムの供給は、以下のように行うことができる。制御プログラムを格納したCD−ROMなどの記憶媒体204をパーソナルコンピュータ(制御装置70)にセットして行ってもよいし、ネットワークなどの通信回線201を経由する方法でパーソナルコンピュータ(制御装置70)へローディングしてもよい。通信回線201を経由する場合は、当該通信回線に接続されたサーバー202のストレージ装置203などに制御プログラムを格納しておく。このように、制御プログラムは、記憶媒体や通信回線を介する提供など、種々の形態のコンピュータプログラム製品として供給できる。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。実施形態および各変形例は、適宜組み合わせて構わない。
次の優先権基礎出願の開示内容は引用文としてここに組み込まれる。
日本国特許出願2013年第150879号(2013年7月19日出願)
10…プロジェクタ
20…デジタルカメラ
30…モニタ装置
40…曲選曲ターミナル
50…マイク
50B…マイク装置
50p…マイクロプロジェクタ
60A、60B…スピーカー
70…制御装置
71…再生部
72…採点部
73…投影像生成部
74…制御部
75…記憶部
80…サーバー
90…ネットワーク
A…人物

Claims (20)

  1. 楽曲に基づいた画像を投影する投影部と、
    前記楽曲を歌唱する歌唱者を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出された前記歌唱者に前記画像を前記投影部によって投影させる投影制御部と、
    を備える投影装置。
  2. 請求項1に記載の投影装置において、
    前記歌唱者の位置と、前記歌唱者とは異なる人物の位置と、を検出する位置検出部とを備え、
    前記投影制御部は、前記位置検出部による検出結果に基づいて、前記投影部による投影を制御する、
    投影装置。
  3. 請求項2に記載の投影装置において、
    前記投影制御部は、前記位置検出部による検出結果に基づいて、前記歌唱者とは異なる人物から前記歌唱者を視認した場合、前記歌唱者に前記画像が重畳されるように前記投影部に投影させる、
    投影装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の投影装置において、
    前記楽曲に基づいて、前記歌唱者による歌唱を評価する評価部とを備え、
    前記投影制御部は、前記評価部による評価に基づいて、前記投影部に投影させる前記画像を変更する、
    投影装置。
  5. 請求項4に記載の投影装置において、
    前記投影制御部は、前記楽曲の再生中に、前記評価部による評価値に基づいて前記画像を変更する、
    投影装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の投影装置において、
    前記投影制御部は、前記楽曲に関連付けられている衣装の画像を前記投影部に投影させる、
    投影装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の投影装置において、
    前記投影制御部は、前記楽曲のジャンル別に関連付けられている衣装の画像を前記投影部に投影させる、
    投影装置。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の投影装置において、
    前記歌唱者の姿勢を検出する姿勢検出部とを備え、
    前記投影制御部は、前記姿勢検出部によって検出された前記歌唱者の姿勢に基づいて、前記投影部による投影を制御する、
    投影装置。
  9. 請求項8に記載の投影装置において、
    前記投影制御部は、前記検出された姿勢に基づいて、前記投影部によって投影される前記画像を処理する、
    投影装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の投影装置において、
    マイク装置とを含み、
    前記投影部は、前記マイク装置に搭載される、
    投影装置。
  11. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の投影装置において、
    前記投影制御部は、前記画像を前記歌唱者以外へ投影するように制御する、
    投影装置。
  12. 請求項11に記載の投影装置において、
    周囲の状況を検出する状況検出部とを備え、
    前記投影制御部は、前記評価部による評価値、もしくは前記状況検出部によって検出された状況に基づいて、前記歌唱者以外へ投影する前記画像を変更する、
    投影装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の投影装置において、
    前記投影制御部は、前記楽曲のデータに付されるタグ情報に基づいて、前記投影部に投影させる前記画像を選択する、
    投影装置。
  14. 楽曲に基づいた画像を投影する投影部と、
    前記楽曲を歌う歌唱者の歌唱を評価する評価部と、
    前記評価部による評価に基づいて、前記投影部に投影させる前記画像を変更する投影制御部と、
    を備える投影装置。
  15. 請求項14に記載の投影装置において、
    前記評価部は、経過時間ごとに前記歌唱者の歌唱の評価を行う、
    投影装置。
  16. 請求項15に記載の投影装置において、
    前記投影制御部は、前記評価部によって前記歌唱者の歌唱が第1評価点であると評価された場合、第1画像を前記投影部に投影させ、前記評価部によって前記歌唱者の歌唱が前記第1評価点とは異なる第2評価点であると評価された場合、前記第1画像とは異なる第2画像を前記投影部に投影させる、
    投影装置。
  17. 楽曲に基づいた画像を前記楽曲を歌唱する歌唱者に投影する投影部と、
    前記投影部によって投影される前記歌唱者の位置と、前記歌唱者とは異なる人物の位置と、を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部による検出結果に基づいて、前記投影部による投影を制御する投影制御部と、
    を備える投影装置。
  18. 楽曲を歌唱する歌唱者を検出する検出部と、
    前記検出部によって検出された前記歌唱者に前記楽曲に基づく画像を投影部に投影させる投影制御部と、
    を備える制御装置。
  19. 楽曲を歌唱する歌唱者を検出する処理と、
    検出された前記歌唱者に前記楽曲に基づく画像を投影部に投影させる処理と、
    をコンピュータに実行させる制御プログラム。
  20. 楽曲を歌唱する歌唱者を検出する処理と、
    検出された前記歌唱者に前記楽曲に基づく画像を投影部に投影させる処理と、
    を行う投影制御方法。
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