JPWO2015002296A1 - 点眼用容器 - Google Patents

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Abstract

この点眼用容器は、液体を収容する液貯留器(2)と、液貯留器(2)の開口端部(6t)から突出し前記液体を滴下させる滴下部(19)と、開口端部(6t)を囲むように設けられ、液貯留器(2)に固定される固定部(20)と、前記固定部(20)に設けられるヒンジ部(21)と、前記ヒンジ部(21)を介して固定部(20)に連結され、滴下部(19)の先端部を液密に封止する閉栓部(35)を有し、前記ヒンジ部(21)の回動軸線(L1)を中心に回動することにより前記閉栓部(35)で前記滴下部(19)を開閉可能に設けられたキャップ部(22)とを備え、ヒンジ部(21)は、前記液貯留器(2)の高さ方向において、前記回動軸線(L1)が、開口端部(6t)よりも前記滴下部(19)側に位置するように設けられている。

Description

この発明は、点眼液の収容及び滴下に用いられる点眼用容器に関する。本願は、2013年7月5日に、日本に出願された特願2013−142184号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
一般に、点眼用容器は、点眼液を収容する液貯留器(「容器本体」とも言う)と、点眼液を滴下する注出ノズルと、貯留容器を閉塞するキャップとを備えている。点眼用容器の注出ノズルは、貯留容器に収容された点眼液を、容器を斜めに傾けた状態で滴下できるように、一定の長さを備えた突出形状を有する。また、キャップは、例えばその天面自体や天面に設けられた栓部材により構成される封止手段を有する。封止手段は、注出ノズルの先端を押さえつけたり、注出ノズルの先端に挿入したり、またこれらの手段を組み合わせたりすることによって、注出ノズルの先端をシールして、液密性を担保している。
貯留容器の閉塞部材であるキャップとしては、ツイスト式キャップなどの分離式のキャップがある。この他、使い勝手をより向上させるために、片手でキャップの開閉が可能なヒンジ式のキャップ等が知られている(例えば特許文献1)。
キャップによる点眼用容器の液密性は、一般に、注出ノズルの先端とキャップに設けられた栓部材とを係合させ、注出ノズルの先端と栓部材との間に液密部(すなわちシール領域)を形成させることにより担保される。例えば、上下方向に可動する分離式キャップを用いた点眼用容器は、キャップに設けられた封止手段(閉栓部とも言う)と注出ノズル先端とが相対的に上下動して係合することにより、液密性が担保されている。この液密部は、キャップが被せられる時に、注出ノズル先端と栓部材との係合状態が変動し得ることに伴い、液密部の液密性が変動することがある。従って、点眼用容器の液密性を向上させるために、液密部は、キャップが可動する方向に追従する方向に十分な寸法をもって形成される必要がある。
日本国特開2002−362603号公報
分離式キャップを用いた点眼用容器は、上下方向に液密部、すなわち封止手段と注出ノズルとの接触幅(長さ)を形成することにより、注出ノズルの先端と封止手段との係合状態の変動を吸収することができ、その液密性を担保することが可能である。一方、回動するヒンジ式のキャップを用いた点眼用容器は、キャップ部の回動方向に追従して液密部の幅を持たせなければならない。したがって、液密部の形成位置によっては前記液密部を斜めに設ける場合があり、容器設計が複雑になるという問題があった。
これに対し、上記特許文献1の点眼用容器は、注出ノズルの先端内周面をテーパ状に拡開させて栓部材の嵌入方向を規制することで、注出ノズルの先端と封止手段との係合状態の変動を吸収している。しかし、上記特許文献1の点眼用容器は、より効率的に点眼用容器の液密性を担保するという観点からは、改良の余地があった。
そこで、本発明は、閉栓時に高い液密性が担保可能な点眼用容器を提供することを課題とする。
本発明の第1の態様に係る点眼用容器は、液体を収容する液貯留器と、前記液貯留器の開口端部から突出し前記液体を滴下させる滴下部と、前記開口端部を囲むように設けられ、前記液貯留器に固定される固定部と、前記固定部に設けられるヒンジ部と、前記ヒンジ部を介して前記固定部に連結され、前記滴下部の先端部を液密に封止する閉栓部を有し、前記ヒンジ部の回動軸線を中心に回動することにより前記閉栓部で前記滴下部を開閉可能に設けられたキャップ部とを備え、前記ヒンジ部は、前記液貯留器の高さ方向において、前記回動軸線が、前記開口端部よりも前記滴下部側に位置するように設けられていることを特徴とする。
本発明の第1の態様によれば、前記液貯留器の高さ方向において、ヒンジ部の回動軸線が液貯留器の開口端部よりも高い前記滴下部側の位置に設定されているため、キャップ部が回動する方向に沿うように滴下部の先端部を配置できる。すなわちキャップ部の回動(キャップ部の開閉動作)に伴って、閉栓部が滴下部に対し適切な向きで開閉され、液密部をより確実に設定することができるため、良好な液密性を担保することができる。
本発明の第2の態様によれば、前記第1の態様に係る点眼用容器において、前記ヒンジ部の前記回動軸線が、前記滴下部の前記先端部と前記閉栓部とが接触して形成される液密部と略同じ高さの位置に設けられていてもよい。
本発明の第2の態様によれば、前記回動軸線の高さと液密部の高さがほぼ同じ高さとなるため、キャップ部が回動する方向、すなわち、閉栓部が回動する方向と、閉栓部が滴下部に対して封止する方向とをほぼ等しく設定し、キャップ部の閉栓部と滴下部との係合状態の変動を抑えることができる。この結果、キャップ部と係合状態の変動を吸収するために閉栓部及び滴下部の寸法を液密部より広く設定する必要がない。また、滴下部の先端に近い部位において、より安定的かつ効率的に液密性を担保することができる。さらに、キャップ部の回動に伴い閉栓部と滴下部との係合状態の変動を抑えることにより、液密部にかかる負荷も減じることができるため、滴下部または閉栓部においてクラック等の容器破損が生じるリスクも低減することができる。
本発明の第3の態様によれば、前記第1又は第2の態様に係る点眼用容器において、前記固定部に、係合部又は被係合部のいずれか一方が設けられ、前記キャップ部に、前記閉栓部により前記滴下部の前記先端部を封止した際に前記固定部に設けられた前記係合部を係合させる被係合部又は前記固定部に形成された前記被係合部に係合する係合部が設けられていてもよい。
本発明の第3の態様によれば、キャップ部が閉じた状態を確実に維持することができる。
本発明の第4の態様によれば、前記第3の態様に係る点眼用容器において、前記固定部に設けられた前記係合部又は前記被係合部が、前記滴下部と前記ヒンジ部との間に設けられていてもよい。
本発明の第4の態様によれば、係合部又は被係合部が点眼時に邪魔になることを防止できる。
なお、前記固定部に前記係合部又は前記被係合部を設ける場合は、前記係合部又は前記被係合部がヒンジ部の回動軸線と略同じ高さ位置に設けられていることがより望ましい。
本発明の第5の態様によれば、前記第3又は第4の態様に係る点眼用容器において、前記固定部に設けられた前記係合部又は前記被係合部は、ヒンジ部の回動軸線を中心とする円の径方向に沿って設けられていてもよい。
本発明の第5の態様によれば、係合部を滴下部からより離れた位置に設けることが可能になるため、点眼時に係合部が邪魔にならず、また蓋部材であるキャップ部が閉じた状態を確実に維持することができる。
本発明の第6の態様によれば、前記第1から第5のいずれか一つの態様に係る点眼用容器は、前記閉栓部で前記滴下部を閉じた状態において、前記キャップ部には、水平方向に突出する爪部が備えられていてもよい。爪部は、前記ヒンジ部の前記回動軸線と略同じ高さに位置していてもよい。
本発明の第6の態様によれば、前記閉栓部による前記滴下部の先端の封止の際、すなわち、キャップ部を開閉させる際の回動動作において力を作用させやすい。
本発明の第7の態様によれば、前記第6の態様に係る点眼用容器において、前記キャップ部は、天壁部と、前記閉栓部で前記滴下部を閉じた状態において、前記滴下部の周囲を囲むように前記天壁部の周縁から垂下する上周壁部とを備え、前記上周壁部の一部において前記ヒンジ部を介して前記固定部と連結され、前記閉栓部で前記滴下部を閉じた状態において、前記爪部は、前記上周壁部の鉛直方向中間部に備えられていてもよい。
本発明の第7の態様によれば、前記キャップ部を閉じた時に爪部の下方に位置する上周壁部と爪部との間に指を安定的に掛けてキャップ部を回動させることができる。
上記した本発明の各態様によれば、キャップ部を回動させて注出ノズルの先端を封止する点眼用容器において、注出ノズル先端の液密性を高くすることができるという効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る点眼用容器の蓋を開いた状態を示した正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る点眼用容器の蓋を閉じた状態の要部を示した正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る点眼用容器の蓋を閉じた状態の要部を示した側面図である。 図1の点眼用容器の要部であり、図2Bに示すX−X線における正面断面図である。 図2Bに示すX−X線における正面断面図である。 図2Aに示すZ−Z線における側面断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る点眼用容器の蓋を開けた状態の要部を示した正面断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る点眼用容器の蓋を閉じた状態の要部を示した正面断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る点眼用容器の蓋を開けた状態の要部を示した正面図である。 本発明の第3の実施形態に係る点眼用容器の蓋を開けた状態の要部を示した正面断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る点眼用容器の蓋を閉じた状態の要部を示した側面図である。 本発明の第1の実施形態の変形例の点眼用容器の蓋を開けた状態を示した正面断面図である。
以下、本発明の各実施形態に係る点眼用容器について図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係る点眼用容器1Aの蓋を開けた状態を示す正面図である。図2Aは、蓋を閉じた状態の本実施形態に係る点眼用容器1Aの要部を示した正面図である。図2Bは図2Aの側面図である。
図1,図2A,図2Bに示すように、本実施形態に係る点眼用容器1Aは、容器本体である液貯留器2と、注出ノズル3と、蓋部材4とを備えている。注出ノズル3は、液貯留器2に支持されている。蓋部材4は、液貯留器2の上部を覆うように構成されている。
液貯留器2は、図3に示すように、貯留部5と、口頸部6とを備えている。貯留部5は、液体(点眼液)を内部に収容させる液収容部である。口頸部6は、貯留部5の上端が上方に向けて円筒状に突出して形成されている。
貯留部5は、図1、図3に示すように、底壁部7と、側壁部8と、肩部10とを備えている。側壁部8は、底壁部7の外周から立設されている。図3に示すように、肩部10は、貯留部5の内孔S1を中央の開口部9を残して閉塞するように側壁部8の上端から開口部9まで延びている。肩部10と、側壁部8との間には角部5aが形成されている。
側壁部8は、図1,図2Bに示すように、一対の平側板部8a,8aと、一対の湾曲側板部8b,8bとを備え、平面視で略扁平な筒状に形成されている。一対の平側板部8a,8aは、水平方向に幅広に形成され、互いに対向している。一対の湾曲側板部8b,8bは、平面視略円弧状に形成され、水平方向(図2Bに示す矢印Y方向)の寸法が平側板部8a,8aよりも小さく形成されている。
図3に示すように、口頸部6は、肩部10の開口部9の周縁から、一定径を有する円筒状に立ち上がり、その上端で開口している。貯留部5の内孔S1と、口頸部6内の空間S2とは連通している。
口頸部6の外周面6aの下部(底壁部7側)には、周方向外側に延びる突条15が周設されている。この突条15は、後述する蓋部材4を係合可能な構成を有する。
貯留部5には、その内部(内孔S1)に点眼液(目薬)が収容される。
注出ノズル3は、図4Aに示すように、断面円形の部材であり、内部に一方向に貫通する点眼液の注液孔16が形成されている。この注出ノズル3は、中栓部17と、張出壁部18と、滴下部19とを備えている。中栓部17は筒状に形成され、図3に示す口頸部6の開口端部6tから液貯留器2に液密に挿入される。張出壁部18は、中栓部17の上端に形成され、口頸部6の上端面6bに係合するように環状に形成されている。滴下部19は、張出壁部18の上面中央から上方に突出して形成され、先端縁19tから貯留部5内の点眼液を滴下させる。
図1に示すように、蓋部材4は、固定部20と、ヒンジ部21と、キャップ部22とを備えている。固定部20は、液貯留器2の肩部10近傍の角部5aに固定される。ヒンジ部21は、固定部20に設けられている。キャップ部22は、ヒンジ部21を介して回動自在に固定部20に連結されている。キャップ部22は、注出ノズル3の注液孔16(図3参照)を開閉する。
固定部20は、図4Aに示すように、下周壁部25と、上壁部26と、把持壁部27とを備えている。下周壁部25は、貯留部5の側壁部8の形状に略沿って形成され、肩部10を覆うように設けられている。上壁部26は、下周壁部25の上端に配されている。把持壁部27は、上壁部26の下面から断面円弧状に垂下し口頸部6を把持するように構成されている。
上壁部26は、平板状に形成され、下周壁部25の上端に水平に配されている。上壁部26は、その板面の中央付近に、注出ノズル3を挿通させる開口部14が形成されている。
下周壁部25は、図3に示すように、板部材により形成されている。下周壁部25は、液貯留器2に蓋部材4が取り付けられた状態で、側壁部8に沿って肩部10の下端(角部5a)から板部材が立ち上がり、肩部10及び口頸部6を内包するように貯留部5の上部に固定されている。この下周壁部25は、図1に示すように、注出ノズル3を境としてヒンジ部21側に板状の延出部30を有している。延出部30は、貯留部5の平側板部8a及び湾曲側板部8bの形状に沿って形成され、滴下部19の高さ方向の中間部まで延出している。
図3,図4Bに示すように、延出部30の互いに対向する内壁面の下部には、略水平方向に延在する突条からなる一対の被係合部36が形成されている(図3において、被係合部36の一方は不図示)。
把持壁部27は、図3に示すように、上壁部26に形成された開口部14の周縁に沿って垂下する板部材である。把持壁部27は、口頸部6の外周面6aを把持壁部27の互いに対向する方向から挟み込んでいる。把持壁部27の内壁面には、周方向に溝24が形成されている。溝24が、口頸部6の突条15に嵌合して把持壁部27が口頸部6に堅く固定できるように構成されている。
キャップ部22は、図4A,図4Bに示すように、天壁部29と、上周壁部28とを備えている。蓋部材4のキャップ部22を閉じた状態において、天壁部29は、滴下部19の上部を覆う。上周壁部28は、蓋部材4のキャップ部22を閉じた時、(以下、「閉蓋時」という場合がある)に滴下部19の周囲を囲むように天壁部29の周縁29bから垂下して形成されている。
天壁部29は、その下面29a中央に形成された閉栓部35を備えている。閉栓部35は、天壁部29の下面29aに形成された突起であり、注液孔16の先端に嵌入されるように構成されている。
なお、上周壁部28は、その表面が下周壁部25の表面と略面一になるように形成されている。
ヒンジ部21が設けられた側と反対側の上周壁部28の端縁には、水平方向に突出する爪部31が形成されている。爪部31は、ユーザーが爪部31に指をひっかけてキャップ部22が容易に開閉できるように構成されている。
図1,図4Bに示すように、上周壁部28のヒンジ部21近傍には、嵌合凹部37が形成されている。嵌合凹部37は、閉蓋時に延出部30に対向配置させるように、延出部30の形状に合わせて板面を短手方向(図4Bに示す矢印Y方向)に凹ませて形成されている。
嵌合凹部37の表面には、延出部30の内壁面に形成された被係合部36を乗り越え、この被係合部36に係合可能な突条からなる係合部38が形成されている。嵌合凹部37は、閉蓋時に延出部30に嵌合させる。
この係合部38と被係合部36とは、滴下部19を中心としてヒンジ部21側(ヒンジ部21の近傍)において互いに係合自在な位置関係となるよう設けられている。このため、キャップ部22が固定部20に確実に係合できるように構成されている。
図3,図4Aに示すように、キャップ部22は、ヒンジ部21及び固定部20と一体的に成形され、固定部20に対して回動自在に設けられている。
ヒンジ部21は、図2Aに示すように、下側連結部21aと、上側連結部21bとを備え、回動軸線L1を図2Aの奥行き方向(図2Bに示す矢印Y方向)に沿わせて設けられている。下側連結部21aは、延出部30の上端に連設されている。上側連結部21bは、下側連結部21aと対向する位置に形成されている。そして、下側連結部21aと上側連結部21bとの間には、薄肉に形成された折曲部Pが形成され、固定部20とキャップ部22とを折曲自在に連結させている。
上記構成を有するヒンジ部21は、図1に示すように、回動軸線L1が滴下部19の先端付近に位置するように設けられている。具体的には、高さ方向(図1に示す矢印T方向)において、回動軸線L1は、滴下部19の基端(すなわち図3に示す口頸部6の開口端部6tよりも上方位置)以上先端縁19t以下の高さとなる位置に設けられている。そして、ヒンジ部21の回動軸線L1を中心にキャップ部22を回動させた際に、滴下部19の先端縁19tが閉栓部35の軌跡に沿う位置に配置される。その結果、キャップ部22の固定部20側への回動に伴って、閉栓部35で図3に示す注液孔16を閉栓できるように構成されている。
液貯留器2は、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂、エラストマー等の合成樹脂材料により形成されている。これらの合成樹脂材料は、具体的にはポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、エラストマー等が取り扱いやすさの点で好ましい。また、注出ノズル3は、ポリオレフィン樹脂等の合成樹脂材料により形成されている。注出ノズル3を形成する合成樹脂材料は、具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン等が取り扱い易さの点で好ましい。
以上の構成を備える固定部20は、液貯留器2の上部を覆った際に、把持壁部27に設けられた溝24が突条15に係合して、把持壁部27が口頸部6をその側方から把持する。さらに、口頸部6内に中栓部17が挿入されて液密に固定されている。また、キャップ部22は、閉蓋時に閉栓部35が滴下部19の注液孔16の先端に液密に挿入され、注出ノズル3ないし滴下部19の先端が液密に封止されるように構成されている。この閉栓部35と滴下部19とが液密に当接し滴下部19を封止している部分が液密部Fである(図4A,図4B参照)。
次に、本実施形態に係る点眼用容器1Aの使用方法及び点眼用容器1Aから点眼液を点眼した際の作用及び機能について説明する。
点眼用容器1Aを使用する際、ユーザーは、図4Aに示すキャップ部22の爪部31に指を掛け、爪部31を固定部20に対して相対的に上方に移動させる。そうすると、図1,図4Bに示すキャップ部22の嵌合凹部37に形成された係合部38が延出部30の内壁面に形成された被係合部36を乗り越えて延出部30に対する係合が解除され、キャップ部22が回動軸線L1を軸として回動してキャップ部22が開けられる。
そして、点眼後、ユーザーは、キャップ部22を固定部20に被せる方向に回動させ、被係合部36にクリック音を発生させつつ係合部38を係合させてキャップ部22を閉じる。
本実施形態に係る点眼用容器1Aによれば、キャップ部22がヒンジ部21により固定部20に回動自在に連結されているため、ユーザーがキャップ部22の爪部31に指を掛止して片手で容易にキャップ部22を開閉することが可能となる。
本実施形態に係る点眼用容器1Aは、図1,図3に示すように回動軸線L1が、滴下部19の先端部19a、より好ましくは滴下部19の先端縁と略同じ高さに位置するようにヒンジ部21の回動軸線L1が設けられている。このため、キャップ部22が閉じられて閉栓部35が鉛直下方を向くときに、注液孔16を閉栓させることができる。すなわち、回動軸線L1が、滴下部19先端付近に位置するので、図4Aに示すように、閉栓部35の軸線L2と注液孔16の軸線L3とは、閉栓部35による滴下部19の先端の閉栓時に、閉栓部35の回動軌跡が形成する円周の接線上にある。このため、双方の軸線L2、L3を円滑に合わせて閉栓部35を滴下部19の先端内に挿入することができる。その結果、キャップ部22を回動させるヒンジ部21を備えた蓋部材4を点眼用容器1Aに用いた場合に、点眼液の封止を確実に行うことができる。なお、滴下部19の先端位置とは、滴下部19と閉栓部35とが液密に当接して形成される液密部Fから先端縁19tまでの位置を指す。
また、閉栓部35と滴下部19の先端とは、閉栓時に、それぞれの軸線L2,L3がキャップ部22の回動軌跡が形成する円周の接線上に位置するので、閉栓部35は、滴下部19の軸線L2の方向に沿って係合される。このため、閉栓部35の挿入時に閉栓部35が滴下部19に接触して変形させることを抑制することができ、閉栓部35の劣化を防止して液密性の高い注液孔16の封止を長期間維持することができる。
また、図4Bに示すように、被係合部36と係合部38とが係合する構成とすることで、閉蓋時に、キャップ部22に横方向又は傾斜する方向からの力が加わっただけでは開蓋し難い。一方で、閉蓋時に、キャップ部22に鉛直方向上向きの力が加わった場合にキャップ部22が開口される。すなわちキャップ部22の閉蓋状態を確実に維持することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図5,図6を用いて説明する。
本実施形態において第1の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態に係る点眼用容器1Bは、図5に示すように被係合部36が回動軸線L1の高さ位置と略同位置に形成されている。
また、滴下部19が固定部20の水平方向中央よりもヒンジ部21から離間する位置に設けられている。したがって、第1の実施形態と比較して被係合部36と滴下部19とが離間した位置にあるため、点眼時に被係合部36が邪魔にならない。
なお、本実施形態の閉栓部35は、図6に示すように、天壁部29の下面29aから垂下し、滴下部19の先端を液密に嵌入させる環状の壁部35wにより形成されている。環状の壁部35wの内壁面と滴下部19の外周面19bとの当接により液密部Fが形成され、点眼液を液密に封止している。このような封止構造の場合であっても、回動軸線L1の高さ位置を滴下部19の先端(液密部F)に近接する高さに位置させることで、上記第1の実施形態の閉栓時と同様の作用及び機能が発揮される。そして、本実施形態に係る点眼用容器1Bについても、第1の実施形態に係る点眼用容器1Bの場合と同様に、閉栓時の液密性を向上させることができる。
次に、本発明の第3の実施形態について図7〜図9を用いて説明する。本実施形態において第1の実施形態又は第2の実施形態と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7,図8に示すように、本実施形態に係る点眼用容器1Cは、係合部及び被係合部の構成が第1の実施形態及び第2の実施形態と異なっている。具体的には、固定部20の上壁部41に被係合部36を形成するための突出部43が備えられ、キャップ部22が突出部43を内包するように形成されている点で第1の実施形態及び第2の実施形態と異なっている。
図8に示すように、突出部43は、内側板部43aと、頂板部43bとを備えている。内側板部43aは、下周壁部25の上端から内側に入り込んだ位置において立ち上がるように形成されている。頂板部43bは、内側板部43aの上端から滴下部19を突出させる開口部14(把持壁部27の上端)まで延びるように形成されている。
延出部42は、正面視で注出ノズル3付近の下周壁部25の上端からヒンジ部21に向かって漸次幅寸法(図7の矢印W方向の寸法)を小さくしつつ、突出部43を超えて上方に延び、滴下部19の先端高さまで延出している。延出部42は、図8の奥行き方向(回動軸線L1方向)に互いに対向するように設けられている。この延出部42の上端部42aにはヒンジ部21が固定部20の外面から突出している。
この構成により、固定部20は、下周壁部25が液貯留器2の肩部10上に設けられ、且つ、延出部42が形成された部分を除いて、下周壁部25の上端に突出部43を形成する上壁部41が設けられた構成を有する。
被係合部36は、正面視で滴下部19を境としてヒンジ部21の反対側に位置する内側板部43aの表面に形成されている。さらに、被係合部36は、滴下部19の基端の張出壁部18(開口部端)より低い位置に形成されている。また、被係合部36は、回動軸線L1を中心として閉栓部35が描く円周(図7に示す破線R1)の径方向に沿って(すなわち、係合部38が描く曲線の接線に直交する角度で)傾斜して形成されている。
キャップ部22の上周壁部28は、二つの外側板部28a,28aと、爪形成壁部28bとを備えている。外側板部28a,28aは、キャップ部22の閉蓋時に内側板部43aに沿って垂下し、被係合部36に対向配置される。爪形成壁部28bは、正面視においてヒンジ部21の反対側に位置し、外側板部28a,28aどうしの間に配され、爪部31が形成される。
外側板部28aの内壁面(すなわち閉蓋時に内側板部43aに対向する面)には、係合部38が形成されている。図9に示すように、係合部38は、キャップ部22の閉蓋時に被係合部36の直下(下周壁部25側)となる位置に被係合部36と平行に配される。
爪形成壁部28bは、図9に示すように、キャップ部22の閉蓋時に、天壁部29から緩やかな傾斜面を形成しつつ下った後、ヒンジ部21側に湾曲した凹み部50を形成して水平方向に突出した爪部31を形成している。さらに、爪形成壁部28bは、凹み部50の下方において下周壁部25に向かって延びた爪下壁部51を形成している。
本実施形態に係る点眼用容器1Cによれば、図7に示すように被係合部36が、回動軸線L1を中心とする円周の径方向に沿って形成された側面視突条又は凹条で形成されている。すなわち、被係合部36は、その形状に沿った補助線Mの延長線上に回動軸線L1が設けられている位置関係となっており、キャップ部22を固定部20により確実に固定させることができる。
また、被係合部36を張出壁部18よりも下方に設けたことによって、滴下部19の近傍に延出部42を設けることを回避することができる。したがって、点眼用容器1Cにより点眼する際に係合部が邪魔にならずに点眼することができる。
また、爪部31は、閉蓋時に回動軸線L1と略同じ高さに形成されている。すなわち、爪部31が、キャップ部22を開閉させる際の回動動作においてキャップ部22に対し力を最大に作用させやすい位置に形成されている。したがって、キャップ部22の閉蓋時における係合部38と被係合部36との係合をより強く設定することができ、キャップ部22が閉じた状態をより確実に保持することができる。
また、本実施形態に係る点眼用容器1Cによれば、爪部31が上周壁部28の鉛直方向中間部に形成され、爪部31の下方に湾曲毛状の凹み部50が形成され、凹み部50の下方に爪下壁部51が延びた構成となっている。したがって、ユーザーがキャップ部22を開閉させる際に凹み部50に安定的に指を掛けることができ、キャップ部22の開閉が容易となる。
また、本実施形態に係る点眼用容器1Cでは、凹み部50の下方に爪下壁部51が設けられている。このため、ユーザーがキャップ部22を開けるために凹み部50に指を掛けた際に、爪下壁部51が凹み部50に掛けられた指と滴下部19との間に位置する。この結果、キャップ部22の開蓋時にユーザーの指がキャップ部22の下方に入って滴下部19に触れることを防止することができる。したがって、点眼用容器1Cによれば、キャップ部22の開閉において滴下部19を衛生的に保ちやすくなる。
また、本発明は、その本質を逸脱しない範囲において注出ノズル3その他の構成を適宜変更又は組み合わせて適用することができる。例えば図10に示すように、滴下部19の先端の外周面が突出した形状を有し、液密部が滴下部19の先端に設けられる注出ノズル3Aを用いてもよい。図10に示す注出ノズル3Aを図3に示す点眼用容器1Aや図8に示す点眼用容器1Cに適用しても第1の実施形態と同様の作用機能及び効果、すなわち有効に液密性が担保できるヒンジキャップ構造の点眼用容器が得られる。
また、キャップ部22が閉栓部35を備えず、その下面29aを滴下部19の先端に押し付けて滴下部19の注液孔16を液密に封止する場合は、ヒンジ部21の回動軸線L1を下面29aと同一高さに設けることにより、第1の実施形態と同様の作用、機能及び効果を得ることができる。
また、第3の実施形態において、爪部31の下方には、湾曲した凹み部50が形成され、その下方に爪下壁部51が形成された構成を有するが、爪部31の下面は水平方向に延びた後、略鋭角に下方に折れ曲がり、爪下壁部51に連なるように構成された凹み部50を形成してもよい。
このような構成であっても、キャップ部22の開閉時に指と滴下部19の間に爪下壁部51が存在し、指がキャップ部の下方に入り込んで滴下部19に接触することを防止することができる。また、第1の実施形態および第2の実施形態のキャップ部22において、第3の実施形態における凹み部50を形成してもよい。
また、第1の実施形態の被係合部36および係合部38を、第3の実施形態のように、回動軸線L1を中心とする円周の径方向に沿って形成されてもよい。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明の技術範囲は上記実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において各実施形態における構成要素の組み合わせを変えたり、各構成要素に種々の変更を加えたり、削除したりすることが可能である。本発明は前述した説明によって限定されることはなく、添付のクレームの範囲によってのみ限定される。
上記点眼用容器によれば、ヒンジキャップの閉栓時に高い液密性が担保可能な点眼用容器を提供することができる。
1A,1B,1C 点眼用容器
2 液貯留器
6t 開口端部
19a 先端部
19 滴下部
20 固定部
21 ヒンジ部
22 キャップ部
31 爪部
35 閉栓部
36 被係合部
38 係合部
L1 回動軸線

Claims (7)

  1. 液体を収容する液貯留器と、
    前記液貯留器の開口端部から突出し前記液体を滴下させる滴下部と、
    前記開口端部を囲むように設けられ、前記液貯留器に固定される固定部と、
    前記固定部に設けられるヒンジ部と、
    前記ヒンジ部を介して前記固定部に連結され、前記滴下部の先端部を液密に封止する閉栓部を有し、前記ヒンジ部の回動軸線を中心に回動することにより前記閉栓部で前記滴下部を開閉可能に設けられたキャップ部とを備え、
    前記ヒンジ部は、前記液貯留器の高さ方向において、前記回動軸線が、前記開口端部よりも前記滴下部側に位置するように設けられていることを特徴とする点眼用容器。
  2. 前記ヒンジ部の前記回動軸線が、前記滴下部の前記先端部と前記閉栓部とが接触して形成される液密部と略同じ高さの位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の点眼用容器。
  3. 前記固定部に、係合部又は被係合部のいずれか一方が設けられ、
    前記キャップ部に、前記閉栓部により前記滴下部の前記先端部を封止した際に前記固定部に設けられた前記係合部を係合させる被係合部又は前記固定部に形成された前記被係合部に係合する係合部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の点眼用容器。
  4. 前記固定部に設けられた前記係合部又は前記被係合部が、前記滴下部と前記ヒンジ部との間に設けられている請求項3に記載の点眼用容器。
  5. 前記固定部に設けられた前記係合部又は前記被係合部は、前記回動軸線を中心とする円の径方向に沿って設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の点眼用容器。
  6. 前記閉栓部で前記滴下部を閉じた状態において、
    前記キャップ部には、水平方向に突出する爪部が備えられ、
    前記爪部は、前記ヒンジ部の前記回動軸線と略同じ高さに位置していることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の点眼用容器。
  7. 前記キャップ部は、天壁部と、前記閉栓部で前記滴下部を閉じた状態において、前記滴下部の周囲を囲むように前記天壁部の周縁から垂下する上周壁部とを備え、前記上周壁部の一部において前記ヒンジ部を介して前記固定部と連結され、
    前記閉栓部で前記滴下部を閉じた状態において、前記爪部は、前記上周壁部の鉛直方向中間部に備えられていることを特徴とする請求項6に記載の点眼用容器。
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