JPWO2014208455A1 - 電子機器 - Google Patents

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    • H10K2102/311Flexible OLED

Abstract

有機エレクトロルミネッセンス素子を光源として有し、筐体と、この筐体内に、発光領域を視認方向に対して円弧状に湾曲した状態で搭載された有機エレクトロルミネッセンス素子と、有機エレクトロルミネッセンス素子の光の射出面方向の筐体に設けられ、光射出面が平坦面である光学部材とを有する電子機器を構成する。

Description

本発明は、有機エレクトロルミネッセンス素子を光源として備える電子機器に係わる。
近年、電子機器に搭載される光源として、有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子)が使用されつつある。また、有機EL素子として、基材にPET等の可撓性基板を用いたフレキシブルタイプが具体化されている。
電子機器は携帯ゲーム機、携帯電話、タブレット等の携帯型が普及し、小型化、薄型化が進むにつれ、内部部品も小型化している。このため、これらの電子機器に搭載される有機EL素子も、実装面積の縮小が進んでいる。
一方で、有機EL素子は発光領域の外周に非発光領域であるベゼル(額縁)が存在する。このため、実装領域からベゼル部を除いた領域が発光領域となり、ベゼル部により発光領域が狭められる。従って、狭い領域に有機EL素子を実装するにはベゼル部が障害となり、発光領域が狭くなる。
上述の実装面積の小さな電子機器に有機EL素子を搭載する方法としては、例えば、有機EL素子の端部を、筐体骨格を構成する支持体の裏面側に折り曲げることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この方法では、有機EL素子の端部を折り曲げることにより、実装面積よりも大きな面積の有機EL素子を搭載することが可能となる。
特開2003−43959号公報
近年の電子機器の小型化により、筐体の厚さも縮小されている。このため、上述の有機EL素子を支持体の裏面側に折り曲げる方法では、筐体が薄い場合は、裏面側に折り曲げられる領域が小さくなる。このため、ベゼル部の領域が障害となり、十分な発光領域を確保することが難しい。
上述した問題の解決のため、本発明においては、有機エレクトロルミネッセンス素子の発光領域の拡大が可能な電子機器を提供するものである。
本発明の電子機器は、有機エレクトロルミネッセンス素子を光源として有し、筐体と、この筐体内に、発光領域を視認方向に対して湾曲した状態で搭載された有機エレクトロルミネッセンス素子と、有機エレクトロルミネッセンス素子の光の射出面方向の筐体に設けられ、光射出面が平坦面である光学部材とを有する。
有機エレクトロルミネッセンス素子が、発光領域を視認方向に対して湾曲した状態で搭載されることにより、有機エレクトロルミネッセンス素子の面積を大きくすることができる。このため、ベゼル部による障害を抑制し、発光領域の面積を増加させることができる。
本発明によれば、有機エレクトロルミネッセンス素子の発光領域の拡大が可能な電子機器を提供することができる。
実施形態の電子機器の概略構成を示す図である。 電子機器に組み込まれる有機EL素子の概略構成を示す図である。 第1実施形態の筐体内に設けられた発光部の構成を示す図である。 筐体内に平面上の有機EL素子が搭載された構成を示す図である。 発光幅Leと係数kとの関係を示すグラフである。 筐体内に曲率半径r=0.5dの有機EL素子が搭載された構成を示す図である。 第1実施形態の筐体内に設けられた発光部の構成を示す図である。 第1実施形態の筐体内に設けられた発光部の構成を示す図である。 第2実施形態の筐体内に設けられた発光部の構成を示す図である。 第2実施形態の筐体内に設けられた発光部の構成を示す図である。 第3実施形態の筐体内に設けられた発光部の構成を示す図である。 第3実施形態の筐体内に設けられた発光部の構成を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態の例を説明するが、本発明は以下の例に限定されるものではない。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.電子機器(第1実施形態)
2.電子機器(第2実施形態)
3.電子機器(第3実施形態)
〈1.電子機器(第1実施形態)〉
[電子機器の構成]
以下、本発明の電子機器の具体的な実施の形態について説明する。
図1に、本実施形態の電子機器の概略構成を示す。また、図2に、図1に示す電子機器に組み込まれる有機エレクトロルミネッセンス素子(有機EL素子)の概略構成を示す。
図1に示す電子機器10は、筐体11と、この筐体の一部に設けられた発光部12とを備える。また、発光部12は、筐体11の表面に設けられた光学部材18と、筐体11内に搭載された有機EL素子20とを備えている。筐体11内の発光部12に搭載される有機EL素子20は、電子機器10の制御回路17に電気的に接続されている。図1では、電子機器10の筐体11として、直方体の第1側面11A、底面11B、及び、第2側面11Cを示している。また、発光部12は、筐体11の第2側面11Cに設けられている。
光学部材18は、発光部12において、筐体11内に設けられた有機EL素子20の光射出面側に、発光部12の表面をふさぐように筐体11上に設けられている。光学部材18は、光透過性の材料により形成されている。また、光学部材18は、光射出面が平坦に形成されている。
発光部12の射出面に設ける光学部材18としては、例えば、発光部12の表面を覆うための透明部材、保護部材等による構成や、後述する凹レンズ、拡散板、及び、他の形状のレンズ、プリズムシート等の射出光の配光性を改善できる構成とすることもできる。
筐体11内の発光部12に搭載される有機EL素子20は、図2に示すように、矩形状の発光領域21と、発光領域21の周囲に設けられた非発光領域のベゼル部22とを有する。発光領域21は、例えば、対となる電極と、この電極間に少なくとも発光層を有する発光ユニットが設けられている。
ベゼル部22は、例えば、上記電極に接続するための配線や、発光ユニットを封止するための封止部材、その他設計上のスペース等が設けられている。
また、有機EL素子20には、有機EL素子20を電子機器10の制御回路17等に電気的に接続するためのコネクタ24と、有機EL素子20とコネクタ24間に設けられたフレキシブルプリント基板(FPC)23とが接続されている。
電子機器10において発光部12は、任意の文字又は図形等を示す表示に用いることができる。発光部12は、発光により従来の発光しない表示に比べて視認性が高く、表示効果が高い。さらに、発光部12は電子機器10の筐体11内に形成されるため、発光部12を搭載するための部材を別に設ける必要がなく、少ない部品で電子機器に発光機能を有する表示部を形成することができる。
本例の電子機器10の用途は特に限定されず、例えば、携帯ゲーム機、携帯電話、タブレット等の携帯端末や、撮像装置等の小型の電子機器に適用することができる。また、プリンタ、ファックス、オーディオ、及びビジュアル機器等の携帯されない電子機器にも適用することができる。
電子機器10が、携帯端末や撮像装置等のように携帯可能な場合には、発光部12を発光させるための電流を供給する電源は、筐体11の内部に設けられる。また、電子機器10が携帯されない場合には、発光部12を発光させるための電流を供給する電源は、筐体11の外部から供給されてもよい。
[発光部の構成]
次に、筐体11に設けられた発光部12の構成を図3に示す。
図3に示すように、発光部12の筐体11内において、有機EL素子20は、視認方向に対して発光領域21を円弧状に湾曲した状態で搭載されている。つまり、有機EL素子20は、発光部12の光の射出方向(図面上側)に対して、発光領域21が凸状に湾曲した状態で筐体11内に搭載されている。
また、発光部12において、筐体11上に光学部材18が設けられている。この光学部材18は、発光部12の光の射出面に設けられている。光学部材18は、筐体11から全体が突出して設けられ、射出面側の表面が平坦面である。
発光部12において、有機EL素子20は、筐体11と一体化して外骨格を形成する構成ではなく、筐体11の外部骨格とは別に取り付けられた構成である。また、光学部材18も、筐体11とは別に取り付けられた構成である。そして、電子機器10の外観上では、有機EL素子20は、筐体11の表面上に露出するような構成とされず、有機EL素子20が筐体11の内側に埋め込まれるように取り付けられている。さらに、筐体11の内側に埋め込まれた有機EL素子20の光射出方向に、光学部材18が設けられることにより、有機EL素子20が筐体11の表面から露出しないように設けられている。
具体的には、有機EL素子20のベゼル部22の端部が、筐体11の内部側面に設けられた有機EL素子20の取り付け溝13に、はめ込まれるように固定されている。取り付け溝13は、有機EL素子20の取り付け位置や、有機EL素子20の曲率等を考慮して設けられている。また、光学部材18が筐体11の光射出方向における端面上に固定されている。
この取り付け溝13において、有機EL素子20が筐体11の内部側面に固定され、筐体11の表面(端面)上に光学部材18が固定されることで、発光部12が構成されている。
図3に示すように、有機EL素子20を筐体11内で、光の射出方向に対して湾曲させることにより、筐体11内に搭載される有機EL素子20の大きさを、筐体11内の実装面積よりも大きくすることができる。
例えば、筐体11の全幅Wを9.0mm、筐体11の部材厚さを1.0mmとすると、有機EL素子20が搭載される筐体11内の実装面積の筐体内部寸法dは7.0mmとなる。
この筐体11内に、図4に示すように、平面形状の有機EL素子20を搭載するためには、有機EL素子20の全幅(Le+2Lb)(発光領域21の発光幅Leとベゼル部22のベゼル幅Lbとの合計)は、7.0mm以下とする必要がある。
これに対して、図3に示すように、有機EL素子20を、光の射出方向に対して円弧状に、例えば曲率半径4mmで湾曲させた場合には、筐体11内に搭載できる有機EL素子20の全幅(Le+2Lb)を8.5mmとすることができる。
湾曲方向のベゼル部22のベゼル幅Lbを2.5mmとしたとき、図4に示すように有機EL素子20を平面状に搭載した場合には、有機EL素子20の発光領域21の発光幅Leは2.0mmとなる。そして、図3に示すように、有機EL素子20を光の射出方向に対して円弧状に湾曲させて搭載した場合、有機EL素子20の発光領域21の発光幅Leは、3.5mmとなる。
なお、有機EL素子20の曲率半径は、有機EL素子20内部の有機層、及び、電極の強度から実験的に3mm以上であることが望ましい。
図3に示すように、筐体内部寸法d、発光幅Le、ベゼル幅Lb、中心角θ(rad)、及び、曲率半径r=kd(但し、kは係数)とおくと、余弦定理から
=2r−2rCOSθ
=2(kd)−2(kd)COSθ
COSθ=1−1/(2k
∴θ=ACOS{1−1/(2k)}
Le+2×Lb=rθ
∴Le=kd×ACOS{1−1/(2k)}−2×Lb
となる。
この式においてd=7mm、Lb=2.5mmとしたときの、発光幅Leと係数kとの関係を図5に示す。
図5に示すように、係数kを小さくするほど発光幅Leが大きくなり、係数k=0.5としたとき、発光幅Leを最大にすることができる。つまり、図6に示すように、曲率半径r=0.5d(直径=筐体内部寸法d)としたとき、発光幅Leを、湾曲した有機EL素子20の半周分まで広げることができる。このとき、ベゼル部22は、筐体11の内部側面に沿って、光射出方向の逆方向(図面下方向)に配置することができる。
また、図5に示すように、k=1としたとき、発光幅Leは2.3mmとなり、kをこの値(k=1)より大きくしても、発光幅Leの増加への寄与が小さい。
また、発光幅Leの理論限界の最小値は、上述の図4に示す平面形状の有機EL素子20を搭載した場合の2mmである。
従って、有機EL素子20の曲率半径rは、筐体11の内部寸法dに対して0.5d≦r≦1dとすることが好ましい。
これは、上述のように、曲率半径r=0.5d(直径=筐体内部寸法d)としたとき、湾曲による有機EL素子20の全幅(Le+2Lb)を最大にできるため、発光幅Leも最大にすることができる。また、kを1より大きくしても、有機EL素子20の湾曲が発光幅Leの増加に寄与しにくいためである。
但し、有機EL素子20の破損を考慮すると、現状ではおよそ3mm<rとすることが好ましい。
特に、曲率半径r=0.5dとしたとき、発光幅Leは、Le≦π×rを満たすことが好ましい。曲率半径r=0.5dとしたときは、湾曲した有機EL素子20の全幅(Le+2Lb)を最大にできるため、発光幅Leを円弧の半周分(π×r)まで最大化することができる。また、r=0.5dのとき、円弧の半周分(π×r)を超えて有機EL素子20の発光幅Leを形成しても、発光領域21が光射出方向の逆方向(図面下方向)に配置されてしまい、発光部12の外部へ光が導出され難い。このため、発光幅Leを円弧の半周分(π×r)以下とすることが好ましい。
上述のように、有機EL素子20を、筐体11内で光の射出方向に対して湾曲した状態で搭載することにより、筐体11の発光部12の実装面積よりも大きい面積の有機EL素子20を搭載することができる。そして、有機EL素子20の面積を大きくすることができるため、有機EL素子20のベゼル部22による障害を抑制し、発光領域21の面積を増加させることができる。
さらに、筐体11内で発光領域21の面積を増加させることにより、筐体11内の発光面、つまり筐体11表面における発光部12の面積に対する、発光領域21の面積の比率を増加することができる。このため、従来のLED光源のような点光源による粒状感等の表示品質の低下が発生しない。さらに、平面状で有機EL素子20を搭載した場合のように、発光部12の面積に占める発光領域21の割合が小さい場合に発生する、照度分布による表示品質の低下を抑制することができる。例えば、発光領域21が設けられる発光部12の中央部分の照度が高く、周囲の照度が低くなるという、照度の不均一を抑制することができる。
さらに、円弧状に湾曲させることにより、湾曲させた際に発生する有機EL素子20への応力を、有機EL素子20の全面に均等に分散させることができる。有機EL素子は折り曲げには弱く、折り曲げると有機層剥離、電極破損を招く可能性が高い。また、ある程度以上の曲率で曲げた場合にも同様の不具合を生じる。
これに対し、有機EL素子20を円弧状に湾曲させることにより、曲率が低くても発光領域の拡大が可能となる。このため、有機EL素子20の一部を折り曲げるような構成に比べて、素子の損傷を抑制することができ、有機層剥離、電極破損等の問題を抑制することができる。
有機EL素子20を湾曲させるためには、有機EL素子20が、可撓性であること望ましい。特に、有機EL素子20を搭載する基材が、樹脂フィルム等の可撓性基材により構成されていることが好ましい。また、予め湾曲された状態の基材に有機EL素子20を形成又は搭載することにより、湾曲状態を維持した有機EL素子20とすることも可能である。
また、有機EL素子20の湾曲方向は、任意方向とすることができる。図3では、有機EL素子20を光の射出方向が凸の円弧状に湾曲させたが、これとは逆に、光の射出方向に凹の円弧状に湾曲させてもよい。
有機EL素子20の湾曲方向は、図2の縦方向、横方向のいずれでもよく、また、他の方向としてもよい。発光領域21が図2に示すように矩形状である場合には、矩形の短辺方向(図面横方向)に湾曲させることにより、発光領域21の拡大効果を、より大きく発揮することができる。
また、有機EL素子20は、矩形状に限らず、他の形状としてもよい。湾曲方向及び曲率を調整することにより、発光領域がより大きくなるように、有機EL素子20を湾曲させることが好ましい。
さらに、図3では有機EL素子20を円弧上に湾曲させた状態を示したが、有機EL素子20は円弧状に限られず、楕円、放物線、及び、双曲線等の他の形状に湾曲されていてもよい。
有機EL素子20を筐体11に固定する方法としては、上述の図3に示すような取り付け溝13を設ける以外にも、例えば、図7や図8に示す構成とすることもできる。
図7に示すように、光の射出方向が円弧状に形成された支持部材14を準備し、この支持部材14の円弧状の表面に有機EL素子20を設置する。また、筐体11の内部側面に、この支持部材14を取り付けるための固定部15を設ける。そして、固定部15に、支持部材14を取り付けることで、筐体11内に有機EL素子20と取り付けることができる。
なお、支持部材14の表面は、図7に示す円弧状の形態に限られず、有機EL素子20の所望の湾曲状態に沿うように形成されていればよく、例えば、楕円、放物線、及び、双曲線等の他の形状に形成されていてもよい。
また、図8に示すように、筐体11の内部側面に、有機EL素子20と取り付けるための固定リブ16を設ける。そして、この固定リブ16に、有機EL素子20をはめ込むように固定することにより、有機EL素子20を筐体11内に湾曲した状態で取り付けることができる。
なお、有機EL素子20の構成としては、湾曲可能な構成であれば、特に限定されない。また、トップエミッション型、ボトムエミッション型、両面発光型及びその他の構成を適用することができる。両面発光型の場合には、光の射出方向と反対側の面に反射部材等を設けることが可能である。
[有機EL素子の構成層]
有機EL素子において、発光領域は、電極間に発光性を有する発光機能層を備える構成である。電極は第1電極と第2電極とからなり、それぞれ有機EL素子の陰極又は陽極を構成する。発光機能層は、少なくとも発光性を有し、有機材料から構成された発光層を有する。さらに、発光層と電極との間に他の層を備えていてもよい。
有機EL素子の代表的な素子構成としては、以下の構成を挙げることができるが、これらに限定されるものではない。
(1)陽極/発光層/陰極
(2)陽極/発光層/電子輸送層/陰極
(3)陽極/正孔輸送層/発光層/陰極
(4)陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極
(5)陽極/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/電子注入層/陰極
(6)陽極/正孔注入層/正孔輸送層/発光層/電子輸送層/陰極
(7)陽極/正孔注入層/正孔輸送層/(電子阻止層/)発光層/(正孔阻止層/)電子輸送層/電子注入層/陰極
上記の中で(7)の構成が好ましく用いられるが、これに限定されるものではない。
上記の代表的な素子構成において、陽極と陰極を除く層が、発光性を有する発光機能層である。
上記構成において、発光層は、単層または複数層で構成される。発光層が複数の場合は、各発光層の間に非発光性の中間層を設けてもよい。
また、必要に応じて、発光層と陰極との間に正孔阻止層(正孔障壁層)や電子注入層(陰極バッファー層)等を設けてもよく、また、発光層と陽極との間に電子阻止層(電子障壁層)や正孔注入層(陽極バッファー層)等を設けてもよい。
電子輸送層は、電子を輸送する機能を有する層である。電子輸送層には、広い意味で電子注入層、及び、正孔阻止層も含まれる。また、電子輸送層は、複数層で構成されていてもよい。
正孔輸送層は、正孔を輸送する機能を有する層である。正孔輸送層には、広い意味で正孔注入層、及び、電子阻止層も含まれる。また、正孔輸送層は、複数層で構成されていてもよい。
(タンデム構造)
また、有機EL素子20は、発光領域21に少なくとも1層の発光層を含む発光機能層を複数積層した、いわゆるタンデム構造の素子であってもよい。
発光機能層とは、上記有機EL素子の構成において、発光性を有する発光機能層に該当する。発光機能層としては、例えば、上記の代表的な素子構成で挙げた(1)〜(7)の構成から、陽極と陰極を除いたもの等が挙げられる。
タンデム構造の代表的な素子構成としては、例えば以下の構成を挙げることができる。
(1)陽極/第1発光機能層/中間層/第2発光機能層/陰極
(2)陽極/第1発光機能層/中間層/第2発光機能層/中間層/第3発光機能層/陰極
ここで、上記第1発光機能層、第2発光機能層及び第3発光機能層は全て同じであっても、異なっていてもよい。また、2つの発光機能層が同じであり、残る1つが異なっていてもよい。
また、各発光機能層は直接積層されていても、中間層を介して積層されていてもよい。中間層は、例えば、中間電極、中間導電層、電荷発生層、電子引抜層、接続層、又は、中間絶縁層等から構成され、陽極側の隣接層に電子を、陰極側の隣接層に正孔を供給する機能を持った層であれば、公知の材料構成を用いることができる。
中間層に用いられる材料としては、例えば、ITO(インジウム・錫酸化物)、IZO(インジウム・亜鉛酸化物)、ZnO、TiN、ZrN、HfN、TiO、VO、CuI、InN、GaN、CuAlO、CuGaO、SrCu、LaB、RuO、Al等の導電性無機化合物層や、Au/Bi等の2層膜や、SnO/Ag/SnO、ZnO/Ag/ZnO、Bi/Au/Bi、TiO/TiN/TiO、TiO/ZrN/TiO等の多層膜、またC60等のフラーレン類、オリゴチオフェン等の導電性有機物層、金属フタロシアニン類、無金属フタロシアニン類、金属ポルフィリン類、無金属ポルフィリン類等の導電性有機化合物層等が挙げられるが、これらに限定されない。
[基材]
有機EL素子20に用いることができる基材(基体、基板、支持基板、支持体)としては、ガラス、プラスチック等の種類に特に限定はなく、また透明であっても不透明であってもよい。基材側から光を取り出す場合には、基材は透明であることが好ましい。好ましく用いられる透明な基材としては、有機EL素子にフレキシブル性を与えることが可能な樹脂フィルムである。
また、不透明な支持基板としては、例えば、アルミ、ステンレス等の金属板、フィルムや不透明樹脂基板、セラミック製の基板等が挙げられる。
樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等のポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、セロファン、セルロースジアセテート、セルローストリアセテート(TAC)、セルロースアセテートブチレート、セルロースアセテートプロピオネート(CAP)、セルロースアセテートフタレート、セルロースナイトレート等のセルロースエステル類またはそれらの誘導体、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポリエチレンビニルアルコール、シンジオタクティックポリスチレン、ポリカーボネート、ノルボルネン樹脂、ポリメチルペンテン、ポリエーテルケトン、ポリイミド、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリフェニレンスルフィド、ポリスルホン類、ポリエーテルイミド、ポリエーテルケトンイミド、ポリアミド、フッ素樹脂、ナイロン、ポリメチルメタクリレート、アクリルあるいはポリアリレート類、アートン(商品名JSR社製)あるいはアペル(商品名三井化学社製)といったシクロオレフィン系樹脂等を挙げられる。
樹脂フィルムの表面には、無機物、有機物の被膜またはその両者のハイブリッド被膜等によるバリア膜が形成されていてもよい。バリア膜は、JIS K 7129−1992に準拠した方法で測定された、水蒸気透過度(25±0.5℃、相対湿度(90±2)%RH)が0.01g/(m・24h)以下のバリア性フィルムであることが好ましい。更には、JIS K 7126−1987に準拠した方法で測定された酸素透過度が、10−3ml/(m・24h・atm)以下、水蒸気透過度が、10−5g/(m・24h)以下の高バリア性フィルムであることが好ましい。
バリア膜を形成する材料としては、水分や酸素等の素子の劣化をもたらすものの浸入を抑制する機能を有する材料であればよい。例えば、酸化珪素、二酸化珪素、窒化珪素等を用いることができる。更に、バリア膜の脆弱性を改良するために、これら無機層と有機材料からなる層との積層構造を持たせることがより好ましい。無機層と有機層の積層順については特に制限はないが、両者を交互に複数回積層させることが好ましい。
バリア膜の形成方法については特に限定はなく、例えば、真空蒸着法、スパッタリング法、反応性スパッタリング法、分子線エピタキシー法、クラスタ−イオンビーム法、イオンプレーティング法、プラズマ重合法、大気圧プラズマ重合法、プラズマCVD法、レーザーCVD法、熱CVD法、コーティング法等を用いることができる。例えば、特開2004−68143号公報に記載されているような大気圧プラズマ重合法によるものが好ましい。
[陽極、陰極]
有機EL素子20は、光が透過する側の電極を、透光性の導電層により形成された透明電極とする必要がある。
透明電極としては、例えば、銀を主成分として構成された層であって、銀又は銀を主成分とした合金を用いて構成された層である。このような透明電極の形成方法としては、塗布法、インクジェット法、コーティング法、ディップ法等のウェットプロセスを用いる方法や、蒸着法(抵抗加熱、EB法等)、スパッタ法、CVD法等のドライプロセスを用いる方法等が挙げられる。なかでも蒸着法が好ましく適用される。
透明電極を構成する銀(Ag)を主成分とする合金は、一例として銀マグネシウム(AgMg)、銀銅(AgCu)、銀パラジウム(AgPd)、銀パラジウム銅(AgPdCu)、銀インジウム(AgIn)等が挙げられる。
さらに、この透明電極は、厚さが4〜15nmの範囲にあることが好ましい。厚さ15nm以下では、層の吸収成分及び反射成分が低く抑えられ、透明電極の光透過率が維持されるため好ましい。また、厚さが4nm以上であることにより、層の導電性も確保される。
以上のような透明電極は、銀又は銀を主成分とした合金の層が、必要に応じて複数の層に分けて積層された構成であってもよい。
また、透明電極は、上記銀を主成分とする以外の構成としてもよい。例えば、他の金属や合金、ITO、酸化亜鉛、酸化スズ等の各種の透明導電性物質薄膜を用いてもよい。
なお、透明電極として、銀を主成分として構成された層を形成する場合には、Pd等を含む他の導電層や、窒素化合物、硫黄化合物等の有機層を、透明電極の下地層として形成してもよい。下地層を形成することにより、銀を主成分として構成された層の成膜製の向上や、透明電極の抵抗率の低下、及び、透明電極の光透過性を向上させることができる。
また、上記透明電極と対向する側の電極には、金属、合金、有機又は無機の導電性化合物、及びこれらの混合物が用いられる。具体的には、金、アルミニウム、銀、マグネシウム、リチウム、マグネシウム/銅混合物、マグネシウム/銀混合物、マグネシウム/アルミニウム混合物、マグネシウム/インジウム混合物、インジウム、リチウム/アルミニウム混合物、希土類金属、ITO、ZnO、TiO、SnO等の酸化物半導体等が挙げられる。
〈2.電子機器(第2実施形態)〉
次に、電子機器の第2実施形態について説明する。なお、第2実施形態の電子機器において、筐体及び有機EL素子は、上述の第1実施形態で説明する図1及び図2と同様の構成である。このため、上述の第1実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
第2実施形態の電子機器の発光部の概略構成を図9及び図10に示す。図9及び図10に示すように、筐体11内に有機EL素子20が搭載され、筐体11の光射出方向における端面上に光学部材18が備えられている。この有機EL素子20及び光学部材18の構成は上述の第1実施形態と同様である。
図9に示す構成では、光学部材18と有機EL素子20との間において、筐体11の内部側面に、反射部材25が設けられている。反射部材25は、筐体11の内部側面において、有機EL素子20の射出面側から、筐体11の表面側まで設けられている。反射部材25は、反射面が筐体11の内側を向くように配置されている。
図10に示す構成では、有機EL素子20のベゼル部22に、反射部材26が設けられている。反射部材26の反射面は、発光部12の光の射出方向を向くように配置されている。
有機EL素子20の配光は、ランバーシアン(Lambertian:均等拡散面)配光に近いため発光領域21から射出された光が、筐体11の上方だけでなく、筐体11の内部側面や有機EL素子20のベゼル部22にも照射される。このため、筐体11の外に射出される光量が低下してしまう。
そこで、有機EL素子20の発光領域21、及び、光の射出面となる筐体11の発光部12の光の射出方向(図面上側)を除く領域に、反射部材25,26を設けることにより、筐体11の内部側面や、有機EL素子20のベゼル部22に照射される光を反射して、発光部12の外部に射出することが可能となる。
反射部材25,26としては、筐体11及びベゼル部22とは別個の反射膜を備える部材を組み込んでもよく、また、筐体11やベゼル部22を反射材でコーティングしてもよい。
筐体11の内部側面やベゼル部22等の、発光部12において、有機EL素子20の発光領域21、及び、射出方向以外の領域に反射部材25,26を設けることにより、筐体11の内部側面やベゼル部22等での光の吸収を抑制することができる。このため、発光部12において、反射部材25,26を設けることにより、発光部12から射出される光量の増加や、発光部12の照度分布の改善が可能となる。
なお、筐体11の内部側面と、有機EL素子20のベゼル部22との両方に反射部材を設ける構成としてもよく、その他の領域に反射部材を設けてもよい。有機EL素子20の筐体11への固定方法も、上述の図7、図8及びその他の構成としてもよい。
〈3.電子機器(第3実施形態)〉
次に、電子機器の第3実施形態について説明する。なお、第3実施形態の電子機器において、光学部材を除く、筐体及び有機EL素子の構成は、上述の第1実施形態で説明する図1及び図2と同様の構成である。このため、上述の第1実施形態と同様の構成については、説明を省略する。
第3実施形態の電子機器の発光部の概略構成を図11及び図12に示す。図11及び図12に示すように、筐体11内に有機EL素子20が搭載されている。この有機EL素子20が搭載されている構成は上述の第1実施形態と同様である。
図11に示す構成では、発光部12の光の射出面方向の筐体11に光学部材として凹レンズ27が設けられている。凹レンズ27は、光の射出面側が、筐体11から突出しないように筐体11内に設けられ、射出面側の表面が平坦面である。そして、凹レンズ27は、有機EL素子20側に凹面を有している。凹レンズ27は、発光部12全体を小型化するために、凹面が有機EL素子20の曲率に沿うように設けられ、凹レンズ27の凹部内に有機EL素子20が近接する構成となっている。このように、発光部12内において、凹レンズ27の下端側が、有機EL素子20の上端側と重なる配置とすることで、光学部材を備える発光部12全体を小型化することができる。
図12に示す構成では、発光部12の光の射出面方向の筐体11内に光学部材として、射出面側の表面が平坦面である拡散板28が設けられている。拡散板28としては、特に限定されず、光学部材として市販されている各種拡散板を使用することができる。
上述の図11及び図12に示す構成では、有機EL素子20を湾曲した状態に搭載することで発光領域21の幅を広げることに加え、発光部12の射出面に光学部材を設けることにより、発光部12における発光領域を擬似的に広げることができる。このため、発光部12の射出面に光学部材を設けることにより、射出光の配光性を改善し、輝度ムラ、照度分布を改善することができる。
なお、発光部12の射出面に設ける光学部材としては、上述の凹レンズ、拡散板の他にも、他の形状のレンズ、プリズムシート、及び、他の構成とすることもできる。また、凹レンズ27の形状は、上述の形状の凹レンズに限られず、射出光の配光性を改善できる構成であれば特に限定されない。
さらに、上述の発光部の射出面に光学部材を設ける構成に、上述の図9、図10に示すような筐体の内部側面やベゼル部に反射部材を設ける構成を組み合わせてもよい。この場合には、光学部材と反射部材とによる光の拡散効果が向上し、発光部の照度分布を改善することができる。さらに、反射部材により、発光から射出される光量を増加させることができる。
なお、本発明は上述の実施形態例において説明した構成に限定されるものではなく、その他本発明構成を逸脱しない範囲において種々の変形、変更が可能である。
10・・・電子機器、11・・・筐体、11A・・・第1側面、11B・・・底面、11C・・・第2側面、12・・・発光部、13・・・溝、14・・・支持部材、15・・・固定部、16・・・固定リブ、17・・・制御回路、20・・・有機EL素子、21・・・発光領域、22・・・ベゼル部、23・・・フレキシブルプリント基板、24・・・コネクタ、25,26・・・反射部材、27・・・凹レンズ、28・・・拡散板

Claims (9)

  1. 有機エレクトロルミネッセンス素子を光源として有する電子機器であって、
    筐体と、
    前記筐体内に、発光領域が視認方向に対して湾曲した状態で搭載された有機エレクトロルミネッセンス素子と、
    前記有機エレクトロルミネッセンス素子の光の射出面方向の前記筐体に設けられ、光射出面が平坦面である光学部材と、を有する
    電子機器。
  2. 前記有機エレクトロルミネッセンス素子は、前記筐体の内部側面に固定されている請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記有機エレクトロルミネッセンス素子が搭載される筐体内に、反射部材を備える請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記反射部材が、前記有機エレクトロルミネッセンス素子のベゼル部に設けられている請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記反射部材が、前記有機エレクトロルミネッセンス素子の射出面側の筐体側面に設けられている請求項3に記載の電子機器。
  6. 前記光学部材が、光射出方向が平坦面であり、前記有機エレクトロルミネッセンス素子側に凹面を有する凹レンズである請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記光学部材が、拡散板である請求項5に記載の電子機器。
  8. 前記有機エレクトロルミネッセンス素子の曲率半径rが、前記筐体の内部寸法dに対して0.5d≦r≦1dとなる請求項1に記載の電子機器。
  9. 前記曲率半径rが0.5dのとき、発光幅LeがLe≦π×rである請求項8に記載の電子機器。
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