JPWO2014171242A1 - 基地局制御装置、無線通信システムおよび基地局 - Google Patents

基地局制御装置、無線通信システムおよび基地局 Download PDF

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Abstract

本発明は、複数の基地局10(101,102,…)が同一時刻に同一周波数にて送信を行う無線通信システム50において、各基地局10に対して動作指示を行う基地局制御装置としての制御局40であって、各基地局10で検出された、移動局30(301,302,…)からの受信信号の周波数オフセットを収集し、各基地局10が位相回転させた後の各送信信号の周波数オフセットが同一となるよう、基地局10が送信信号の位相を回転させる際の回転量である位相回転量を基地局10ごとに決定する。

Description

本発明は、複数の基地局が移動局に対して同一時刻かつ同一周波数にて送信を行う無線通信システムに関する。
複数の基地局から同一時刻かつ同一周波数にて送信を行う無線通信システムでは、全基地局の送信周波数は同一である。ただし、実際には、各基地局の発振器の周波数誤差がそれぞれ異なるため、各基地局の送信周波数は、理想周波数からそれぞれ異なるオフセット(誤差)を持った周波数となる。したがって、移動局における受信信号は、周波数オフセットがそれぞれ異なる複数の信号が重畳されたものとなる。移動局において、受信波である周波数オフセットがそれぞれ異なる複数の信号が重畳された合成波に対して周波数オフセット補償を行うことは困難であり、移動局における受信特性が劣化する。
上記のような周波数オフセットをキャンセルするための発明が特許文献1で開示されている。特許文献1に記載の移動通信システムでは、基地局にて、移動局からの受信信号から周波数オフセットを検出し、検出した周波数オフセットに相当する位相の逆位相を時間領域の送信信号に複素乗算する、すなわち送信信号を位相回転させることで、送信信号の周波数制御を行っている。これにより、各基地局と移動局間の周波数オフセットをキャンセルすることができるため、複数の基地局から同一周波数にて移動局に送信を行う場合、移動局の受信波は周波数オフセットが0の信号が重畳された合成波となり、移動局における受信特性の劣化を抑圧することができる。
特許第4699843号公報
しかしながら、特許文献1の発明は、基地局が複数の移動局に対して同一時刻に同一周波数にて送信を行う無線通信システムには適用することができない。
特許文献1に記載の発明では、上述の基地局における送信信号位相回転量は、各移動局の送信信号に対して異なる値を用いている。すなわち、周波数オフセットをキャンセルする処理は、個別チャネルに対して行われる。そのため、基地局が複数の移動局に対して同一時刻かつ同一周波数にて送信を行う場合、基地局は、上述したような、移動局ごとに異なる位相回転量を用いた送信信号の位相回転を行うことができない。そのため、移動局における受信信号は、周波数オフセットがそれぞれ異なる複数基地局からの信号が重畳されたものとなる。したがって、移動局において、周波数オフセット補償を行うことは困難となり、移動局における受信特性が劣化する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の基地局が複数の移動局に対して同一時刻に同一周波数にて送信を行う無線通信システムにおいて、基地局間の発振器周波数誤差に起因する移動局の受信特性劣化を抑圧可能にする基地局制御装置、無線通信システムおよび基地局を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の基地局が同一時刻に同一周波数にて送信を行う無線通信システムにおいて、各基地局に対して動作指示を行う基地局制御装置であって、各基地局で検出された、移動局からの受信信号の周波数オフセットを収集し、各基地局が位相回転させた後の各送信信号の周波数オフセットが同一となるよう、基地局が送信信号の位相を回転させる際の回転量である位相回転量を基地局ごとに決定することを特徴とする。
本発明によれば、複数の基地局から同一時刻に同一周波数にて送信した信号が、同じ周波数オフセットを有する複数の信号が重畳された合成波として移動局に到達するようになるので、移動局において周波数オフセット補償が可能となり、移動局の受信特性を改善することができる、という効果を奏する。
図1は、本発明にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。 図2は、本発明にかかる無線通信システムにおける動作を説明するための図である。 図3は、送信位相回転量の算出結果を示す図である。 図4は、本発明にかかる無線通信システムにおける動作を説明するための図である。 図5は、送信位相回転量の算出結果を示す図である。 図6は、送信位相回転量の算出結果を示す図である。
以下に、本発明にかかる基地局制御装置、無線通信システムおよび基地局の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかる無線通信システムの構成例を示す図である。無線通信システム50は、移動局30j(jは整数)と無線通信を行う複数の基地局10i(iは整数)と、各基地局10iに対して送信信号の周波数調整量を個別に指示する制御局40とを含んで構成されている。各基地局10iは時刻同期が取れているものとする。なお、図1では制御局40と複数の基地局10iが有線にて接続されているものとしているが、有線接続以外としても構わない。
複数の基地局10iは複数の移動局30jに対して、同一時刻に同一周波数にて送信を行う。また、基地局10iは複数の移動局30jからの無線信号を受信し、受信信号から周波数オフセット(受信信号の理想周波数と実際の周波数の誤差)を検出する。ここで、基地局10iは移動局30jごとに周波数オフセットの検出が可能であるとする。基地局10iは検出した移動局30jごとの周波数オフセット値、または、検出した周波数オフセット値に対応する位相量を制御局40に通知する。なお、基地局10iの設置間隔は等間隔とし、移動局30jは基地局の設置方向に沿って移動するものとする。また、基地局10iのアンテナと移動局30jのアンテナはすべて指向性アンテナとし、一方向にのみ電波の送受信を行うものとする。
本発明にかかる基地局制御装置としての制御局40は、基地局10iから通知される、移動局30jごとの周波数オフセット値、または、周波数オフセット値に対応する位相量と、移動局30jの位置情報から、基地局10iの送信信号に付加する位相回転量を算出し、基地局10iに通知する。このとき、制御局40は、任意の移動局30jと通信可能なすべての基地局10iの周波数誤差が等しくなるよう、基地局10iの送信信号に付加する位相回転量を決定する。なお、制御局40において、移動局30jの位置情報は既知とする。また、制御局40における位相回転量算出方法は後述する。
基地局10iは、制御局40から通知される位相回転量を送信信号に付加して、移動局30jへ送信する。すなわち、時刻tにおける基地局10iの位相回転前ベースバンド送信信号をsi(t)、制御局40から基地局10iに通知される位相回転量をθi(t)とすると、基地局10iの位相回転後ベースバンド送信信号xi(t)は次式(1)のように、si(t)とexp(jθi(t))との複素乗算として表現できる。
Figure 2014171242
次に、制御局40における位相回転量(基地局10iが送信信号に付加する位相回転量、以下、送信位相回転量と称する)の算出方法について詳しく説明する。ここでは、説明の簡単化のため、基地局間に存在する移動局の数は最大で1とする。また、基地局10iおよび移動局30jともに、通信可能距離は基地局間距離の3倍とし、基地局10iは移動局30jの移動方向に、移動局30jは移動局30jの移動方向とは反対方向に、それぞれアンテナの最大利得方向を向ける。ここで、基地局10iのインデックスiは、移動局の移動方向に沿って1ずつ増加させる。また、基地局10iと基地局10i+1の間の基地局間エリアを基地局間エリア20iとし、基地局間エリア20iに存在する移動局を移動局30iとする。すなわち、移動局30jは、基地局10j、10j-1および10j-2と通信可能とする。
一例として、図2に示した構成の無線通信システムにおいて、j≧mである基地局間エリア20jに移動局30jが存在する場合の位相回転量算出方法を説明する。ここでは、制御局40が、基地局10i(i≧m−2)の周波数誤差を移動局30mの周波数誤差に合わせるように、基地局10iの送信位相回転量を決定する動作について説明する。
上述したように、基地局10m-2、10m-1および10mは、移動局30mと通信可能である。まず、制御局40は、移動局30mからの受信信号より検出する周波数オフセットをキャンセルするように、基地局10m-2、10m-1および10mの送信位相回転量を決定する。すなわち、制御局40は、基地局10m-2、10m-1および10mの送信位相回転量を、移動局30mからの受信信号より、基地局10m-2、10m-1および10mが検出した周波数オフセット値に対応する位相の逆位相となるように設定する。これにより、基地局10m-2、10m-1および10mの送信周波数誤差は等しくなる。続いて、制御局40は、基地局10i(i>m)の送信周波数誤差が基地局10mの送信周波数誤差と等しくなるように、基地局10iの送信位相回転量をi=m+1から順次算出する。以下、詳細な説明を行う。
ここで、基地局10iにおける発振器の周波数誤差をeBSi、移動局30jにおける発振器の周波数誤差をeMSjとおく。また、移動局30jの移動に伴い発生するドップラーシフトをfdjとおく。なお、移動局アンテナは指向性アンテナであるため、移動局30jの移動に伴うドップラー広がりは無視できるほど小さく、各基地局10iで観測されるドップラーシフトfdjはすべて等しいものとする。したがって、各基地局10iの送信周波数の理想値をf1とすると、基地局10iの送信周波数はf1+eBSiと表すことができる。基地局10iにおいて移動局30jからの受信信号より検出される周波数オフセット値をfesti,jとすると、festi,j=eBSi−eMSj+fdjとなる。また、制御局40により算出する基地局10iの送信位相回転量の周波数表記をfroti、基地局10iの送信信号位相回転後の送信周波数誤差をe’BSiとする。
基地局10m-2において、移動局30mからの受信信号より検出される周波数オフセット値festm-2,mは、上述したとおり、festm-2,m=eBSm-2−eMSm+fdmとなる。そこで、まず、制御局40は、基地局10m-2の送信位相回転量を、festm-2,mに対応する位相の逆位相、すなわち、frotm-2=−festm-2,m=−(eBSm-2−eMSm+fdm)に対応する位相量とする。このとき、基地局10m-2における送信信号位相回転後の送信周波数誤差e’BSm-2は、e’BSm-2=eBSm-2+frotm-2=eBSm-2−(eBSm-2−eMSm+fdm)=eMSm−fdmとなる。
同様に、基地局10m-1における送信信号位相回転後の送信周波数誤差e’BSm-1は、e’BSm-1=eBSm-1+frotm-1=eBSm-1−(eBSm-1−eMSm+fdm)=eMSm−fdm、基地局10mにおける送信信号位相回転後の送信周波数誤差e’BSmは、e’BSm=eBSm+frotm=eBSm−(eBSm−eMSm+fdm)=eMSm−fdmとなり、基地局10m-2、10m-1および10mの送信信号位相回転後の送信周波数誤差は等しくなる(e’BSm-2=e’BSm-1=e’BSm)。
続いて、制御局40は、基地局10m+1の送信周波数誤差e’BSm+1が基地局10mの送信周波数誤差e’BSmに等しくなるように、基地局10m+1の送信位相回転量を決定する。図2の条件では、frotm+1=frotm-1+festm-1,m+1−festm+1,m+1とすることで、基地局10m+1の送信周波数誤差e’BSm+1をe’BSm+1=eBSm+1+frotm+1=eMSm−fdm=e’BSmとすることができる。したがって、制御局40は、基地局10m+1の送信位相回転量を、frotm+1=frotm-1+festm-1,m+1−festm+1,m+1に対応する位相量とすればよい。
続いて、制御局40は、基地局10m+2の送信周波数誤差e’BSm+2が基地局10mの送信周波数誤差e’BSmに等しくなるように、基地局10m+2の送信位相回転量を決定する。図2の条件では、frotm+2=frotm+festm,m+2−festm+2,m+2とすることで、基地局10m+2の送信周波数誤差e’BSm+2をe’BSm+2=eBSm+2+frotm+2=eMSm−fdm=e’BSmとすることができる。したがって、制御局40は、基地局10m+2の送信位相回転量を、frotm+2=frotm+festm,m+2−festm+2,m+2に対応する位相量とすればよい。
以後、同様にして、制御局40は、基地局10m+3の送信位相回転量、基地局10m+4の送信位相回転量、…を順次算出する。図3に示すように、制御局40は、基地局10m+xの送信位相回転量を、frotm+x=frotm+x-2+festm+x-2,m+x−festm+x,m+xに対応する位相量とすればよい。
また、他の例として、図4に示したケース、すなわち、j≧m(jは偶数)である基地局間エリア20jに、移動局30jが存在する場合の位相回転量算出方法を説明する。図2に示したケースと同様に、制御局40が、基地局10i(i≧m−2)の周波数誤差を移動局30mの周波数誤差に合わせるように、基地局10iの送信位相回転量を決定する場合、基地局10iにおける周波数オフセット検出値festi,j、制御局40により算出する基地局10iの送信位相回転量の周波数表記frotiおよび基地局10iの送信信号位相回転後の送信周波数誤差e’BSiは、図5のようになる。以下、詳細について説明する。
上述したとおり、基地局10m-2、10m-1および10mは、移動局30mと通信可能である。まず、図2の場合と同様に、制御局40は、移動局30mからの受信信号より検出する周波数オフセットをキャンセルするように、基地局10m-2、10m-1および10mの送信位相回転量を決定する。すなわち、制御局40は、基地局10m-2、10m-1および10mの送信位相回転量を、移動局30mからの受信信号より、基地局10m-2、10m-1および10mにおいて検出する周波数オフセット値に対応する位相の逆位相となるように設定する。これにより、基地局10m-2、10m-1および10mの送信周波数誤差は等しくなる。続いて、制御局40は、基地局10i(i>m)の送信周波数誤差が基地局10mの送信周波数誤差に等しくなるように、基地局10iの送信位相回転量をi=m+1から順次算出する。以下、詳細な説明を行う。
基地局10m-2,10m-1,10mの送信位相回転量算出方法は、上述した図2の場合と同様であるため、説明を省略する。
基地局10m-2,10m-1,10mの送信位相回転量算出に続いて、制御局40は、基地局10m+1の送信周波数誤差e’BSm+1が基地局10mの送信周波数誤差e’BSmに等しくなるように、基地局10m+1の送信位相回転量を決定する。図4のケースでは、frotm+1=frotm+festm,m+2−festm+1,m+2とすることで、基地局10m+1の送信周波数誤差e’BSm+1をe’BSm+1=eBSm+1+frotm+1=eMSm−fdm=e’BSmとすることができる。したがって、制御局40は、基地局10m+1の送信位相回転量を、frotm+1=frotm+festm,m+2−festm+1,m+2に対応する位相量とすればよい。
続いて、制御局40は、基地局10m+2の送信周波数誤差e’BSm+2が基地局10mの送信周波数誤差e’BSmに等しくなるように、基地局10m+2の送信位相回転量を決定する。図4の条件では、frotm+2=frotm+festm,m+2−festm+2,m+2とすることで、基地局10m+2の送信周波数誤差e’BSm+2をe’BSm+2=eBSm+2+frotm+2=eMSm−fdm=e’BSmとすることができる。したがって、制御局40は、基地局10m+2の送信位相回転量を、frotm+2=frotm+festm,m+2−festm+2,m+2に対応する位相量とすればよい。
以後、同様にして、制御局40は、基地局10m+3の送信位相回転量、基地局10m+4の送信位相回転量、…を順次算出する。図5に示すように、制御局40は、基地局10m+xの送信位相回転量を、xが奇数の場合は、frotm+x=frotm+x-1+festm+x-1,m+x+1−festm+x,m+x+1に対応する位相量、xが偶数の場合は、frotm+x=frotm+x-2+festm+x-2,m+x−festm+x,m+xに対応する位相量とすればよい。
以上のように、本実施の形態の無線通信システムにおいては、ある移動局の周波数誤差を基準として、複数基地局の送信周波数誤差がそれぞれ等しくなるように、制御局が各基地局の送信周波数を調整することとした。これにより、複数の基地局から同一時刻に同一周波数にて送信した信号は、周波数オフセットが等しい複数の信号が重畳された合成波として移動局に到達する。そのため、移動局において周波数オフセット補償が可能となり、移動局の受信特性を改善させることができる。
なお、以上の例では、j≧mである基地局間エリア20jに移動局30jが存在し、j<mである基地局間エリア20jに移動局30jが存在しない場合を例として、移動局30mの周波数誤差に各基地局の送信周波数誤差を合わせる方法について説明したが、これに限る必要はなく、基準とする移動局はどのように選択してもよい。例えば、j≦mである基地局間エリア20jに移動局30jが存在し、j>mにおける基地局間エリア20jに移動局30jが存在しない場合に、移動局30mの周波数誤差に各基地局の送信周波数誤差を合わせるようにしても、上述した場合と同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
上述した実施の形態1では、1つの移動局の周波数誤差に各基地局の送信周波数誤差を合わせる例について説明したが、これに限る必要はなく、複数の移動局の周波数誤差の重み付け加算値に各基地局の送信周波数誤差を合わせるようにしてもよい。図2の場合を例にとり説明する。
図2において、制御局40が、移動局30m、30m+1および30m+2の周波数誤差の重み付け加算値に、各基地局の送信周波数誤差を合わせる例について説明する。まず、制御局40は、基地局10mにおいて移動局30m、30m+1および30m+2からの受信信号より検出する周波数オフセットをキャンセルするように、基地局10mの送信位相回転量を決定する。a,b,cをa+b+c=1.0を満たす0以上の数とすると、制御局40は、図6に示すように、基地局10mの送信位相回転量をfrotm=−a×festm,m−b×festm,m+1−c×festm,m+2に対応する位相量とする。このとき、基地局10mにおける送信信号位相回転後の送信周波数誤差e’BSmは、e’BSm=eBSm+frotm=a×(eMSm−fdm)+b×(eMSm+1−fdm+1)+c×(eMSm+2−fdm+2)となる。なお、a=1,b=0,c=0とすると、上述した、移動局30mの周波数誤差に各基地局の送信周波数を合わせる例と同じになる。
続いて、制御局40は、基地局10m-1の送信周波数誤差e’BSm-1が基地局10mの送信周波数誤差e’BSmに等しくなるように、基地局10m-1の送信位相回転量を決定する。この例では、frotm-1=frotm+festm,m−festm-1,mとすることで、基地局10m-1の送信周波数誤差e’BSm-1をe’BSm-1=eBSm-1+frotm-1=a×(eMSm−fdm)+b×(eMSm+1−fdm+1)+c×(eMSm+2−fdm+2)=e’BSmのように、基地局10mの送信周波数誤差e’BSmと等しくすることができる。したがって、制御局40は、基地局10m-1の送信位相回転量を、frotm-1=frotm+festm,m−festm-1,mに対応する位相量とすればよい。
続いて、制御局40は、基地局10m-2の送信周波数誤差e’BSm-2が基地局10mの送信周波数誤差e’BSmに等しくなるように、基地局10m-2の送信位相回転量を決定する。この例では、frotm-2=frotm+festm,m−festm-2,mとすることで、基地局10m-2の送信周波数誤差e’BSm-2をe’BSm-2=eBSm-2+frotm-2=a×(eMSm−fdm)+b×(eMSm+1−fdm+1)+c×(eMSm+2−fdm+2)=e’BSmのように、基地局10mの送信周波数誤差e’BSmと等しくすることができる。したがって、制御局40は、基地局10m-2の送信位相回転量を、frotm-2=frotm+festm,m−festm-2,mに対応する位相量とすればよい。
続いて、制御局40は、基地局10m+1の送信周波数誤差e’BSm+1が基地局10mの送信周波数誤差e’BSmに等しくなるように、基地局10m+1の送信位相回転量を決定する。この例では、frotm+1=frotm+festm,m+1−festm+1,m+1とすることで、基地局10m+1の送信周波数誤差e’BSm+1をe’BSm+1=eBSm+1+frotm+1=a×(eMSm−fdm)+b×(eMSm+1−fdm+1)+c×(eMSm+2−fdm+2)=e’BSmのように、基地局10mの送信周波数誤差e’BSmと等しくすることができる。したがって、制御局40は、基地局10m+1の送信位相回転量を、frotm+1=frotm+festm,m+1−festm+1,m+1に対応する位相量とすればよい。
続いて、制御局40は、基地局10m+2の送信周波数誤差e’BSm+2が基地局10mの送信周波数誤差e’BSmに等しくなるように、基地局10m+2の送信位相回転量を決定する。この例では、frotm+2=frotm+festm,m+2−festm+2,m+2とすることで、基地局10m+2の送信周波数誤差e’BSm+2をe’BSm+2=eBSm+2+frotm+2=a×(eMSm−fdm)+b×(eMSm+1−fdm+1)+c×(eMSm+2−fdm+2)=e’BSmのように、基地局10mの送信周波数誤差e’BSmと等しくすることができる。したがって、制御局40は、基地局10m+2の送信位相回転量を、frotm+2=frotm+festm,m+2−festm+2,m+2に対応する位相量とすればよい。
以後、同様にして、制御局40は、基地局10m+3の送信位相回転量、基地局10m+4の送信位相回転量、…を順次算出する。図6に示すように、制御局40は、基地局10m+xの送信位相回転量を、xが奇数の場合は、frotm+x=frotm+x-1+festm+x-1,m+x−festm+x,m+xに対応する位相量、xが偶数の場合は、frotm+x=frotm+x-2+festm+x-2,m+x−festm+x,m+xに対応する位相量とすればよい。
以上のように、複数移動局の周波数誤差の重み付け加算値を基準としても、複数基地局の送信周波数誤差がそれぞれ等しくなるように、制御局は各基地局の送信周波数を調整することができる。これにより、実施の形態1の無線通信システムと同様に、複数の基地局から同一時刻に同一周波数にて送信した信号は、周波数オフセットが等しい複数の信号が重畳された合成波として移動局に到達し、移動局では周波数オフセット補償が可能となる。すなわち、移動局の受信特性を改善させることができる。
なお、各実施の形態では、基地局10iおよび移動局30jの通信可能距離(送信信号の到達範囲)が基地局間距離の3倍の場合の例について説明したが、これに限る必要はなく、どのような通信可能距離でも本発明を適用でき、上述の例と同様の効果を得ることができる。
また、各実施の形態では、説明を簡単化するために、基地局10iの設置間隔を等間隔として説明したが、これに限る必要はなく、どのような設置間隔でも本発明を適用でき、上述の例と同様の効果を得ることができる。
また、各実施の形態では、基地局10iおよび移動局30jのアンテナを指向性アンテナとし、一方向にのみ電波を送受信するものとして説明したが、これに限る必要はなく、複数方向に電波を送受信しても本発明を適用でき、上述の例と同様の効果を得ることができる。
また、各実施の形態では、基地局間に存在する移動局の数を最大1として説明したが、これに限る必要はなく、基地局間に複数の移動局が存在しても本発明を適用でき、上述の例と同様の効果を得ることができる。
また、各実施の形態では、制御局40は、各基地局10iが検出した周波数オフセットの瞬時値を使用するものとして説明したが、これに限る必要はなく、時間的に連続または近接する複数の周波数オフセット検出値を平均化することで、上述の例と同様またはそれ以上の効果を得ることができる。また、制御局にて移動局30jの移動速度を推定可能な場合、移動局30jが一定速度で移動している場合の周波数オフセット検出値のみを平均化することで、上述した平均化精度を向上させることができ、上述の例以上に移動局の受信特性を改善させることができる。なお、上記一定速度は、必ずしも一定速度である必要はなく、移動局30jの移動によって生じる最大ドップラーシフトの差が、移動局30jで復調可能な残留周波数オフセット以下となる速度差があってもよい。
以上のように、本発明は、同一時刻に同一周波数で送信を行う複数の基地局を備えた無線通信システムにおいて各基地局が送信する信号の周波数の調整量を決定する制御局(基地局制御装置)として有用である。
101〜103,10m-2〜10m+3 基地局、201,202,20m-2〜20m+2 基地局間エリア、301,302,30m〜30m+2 移動局、40 制御局、50 無線通信システム。
次に、制御局40における位相回転量(基地局10iが送信信号に付加する位相回転量、以下、送信位相回転量と称する)の算出方法について詳しく説明する。ここでは、説明の簡単化のため、基地局間に存在する移動局の数は最大で1とする。また、基地局10iおよび移動局30jともに、通信可能距離は基地局間距離の3倍とし、基地局10iは移動局30jの移動方向に、移動局30jは移動局30jの移動方向とは反対方向に、それぞれアンテナの最大利得方向を向ける。ここで、基地局10iのインデックスiは、移動局30 j の移動方向に沿って1ずつ増加させる。また、基地局10iと基地局10i+1の間の基地局間エリアを基地局間エリア20iとし、基地局間エリア20iに存在する移動局を移動局30iとする。すなわち、移動局30jは、基地局10j、10j-1および10j-2と通信可能とする。
図2において、制御局40が、移動局30m、30m+1および30m+2の周波数誤差の重み付け加算値に、各基地局の送信周波数誤差を合わせる例について説明する。まず、制御局40は、基地局10mにおいて移動局30m、30m+1および30m+2からの受信信号より検出する周波数オフセットをキャンセルするように、基地局10mの送信位相回転量を決定する。a,b,cをa+b+c=1.0を満たす0以上の数とすると、制御局40は、図6に示すように、基地局10mの送信位相回転量をfrotm=−a×festm,m−b×festm,m+1−c×festm,m+2に対応する位相量とする。このとき、基地局10mにおける送信信号位相回転後の送信周波数誤差e’BSmは、e’BSm=eBSm+frotm=a×(eMSm−fdm)+b×(eMSm+1−fdm+1)+c×(eMSm+2−fdm+2)となる。なお、a=1,b=0,c=0とすると、上述した、移動局30mの周波数誤差に各基地局の送信周波数誤差を合わせる例と同じになる。

Claims (7)

  1. 複数の基地局が同一時刻に同一周波数にて送信を行う無線通信システムにおいて、各基地局に対して動作指示を行う基地局制御装置であって、
    各基地局で検出された、移動局からの受信信号の周波数オフセットを収集し、基地局が送信信号の位相を回転させる際の回転量である位相回転量を基地局ごとに決定することを特徴とする基地局制御装置。
  2. 各基地局が位相回転させた後の各送信信号の周波数オフセットが同一となるよう、前記位相回転量を決定することを特徴とする請求項1に記載の基地局制御装置。
  3. 所定の複数の移動局と通信中の基地局が検出した各移動局からの受信信号の周波数オフセットを取得して重み付け加算し、加算結果を基準として、前記位相回転量を決定することを特徴とする請求項1または2に記載の基地局制御装置。
  4. 前記基地局と移動局の位置関係に基づいて選択した決定方法を使用して前記位相回転量を決定することを特徴とする請求項1、2または3に記載の基地局制御装置。
  5. 同一時刻に同一周波数にて送信を行う複数の基地局、および基地局を制御する制御局を含んだ無線通信システムであって、
    前記複数の基地局の各々は、移動局からの受信信号に基づいて周波数オフセットを検出して前記制御局へ通知し、
    前記制御局は、前記基地局から通知された周波数オフセットより、無線通信システムを構成している各基地局が送信信号の位相を回転させる際の回転量である位相回転量を基地局ごとに決定することを特徴とする無線通信システム。
  6. 各基地局が位相回転させた後の各送信信号の周波数オフセットが同一となるよう、前記位相回転量を決定することを特徴とする請求項5に記載の無線通信システム。
  7. 同一時刻に同一周波数にて送信を行う複数の基地局、および各基地局が送信した信号の周波数オフセットが同一となるよう基地局を制御する制御局を含んだ無線通信システムにおける前記基地局であって、
    通信中の移動局からの受信信号に基づいて周波数オフセットを検出する周波数オフセット検出手段と、
    システム内の各基地局が送信信号の位相を回転させる際の回転量である位相回転量を前記制御局が基地局ごとに決定する際に使用する情報として、前記周波数オフセット検出手段が検出した周波数オフセットを前記制御局へ通知する周波数オフセット通知手段と、
    を備えることを特徴とする基地局。
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