JPWO2014136228A1 - プログラマブルコントローラ、プログラマブルコントローラシステムおよび実行エラー情報作成方法 - Google Patents

プログラマブルコントローラ、プログラマブルコントローラシステムおよび実行エラー情報作成方法

Info

Publication number
JPWO2014136228A1
JPWO2014136228A1 JP2013527402A JP2013527402A JPWO2014136228A1 JP WO2014136228 A1 JPWO2014136228 A1 JP WO2014136228A1 JP 2013527402 A JP2013527402 A JP 2013527402A JP 2013527402 A JP2013527402 A JP 2013527402A JP WO2014136228 A1 JPWO2014136228 A1 JP WO2014136228A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control program
execution
error information
execution error
called
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013527402A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5460928B1 (ja
Inventor
哲志 中川
哲志 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP5460928B1 publication Critical patent/JP5460928B1/ja
Publication of JPWO2014136228A1 publication Critical patent/JPWO2014136228A1/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0766Error or fault reporting or storing
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/05Programmable logic controllers, e.g. simulating logic interconnections of signals according to ladder diagrams or function charts
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/05Programmable logic controllers, e.g. simulating logic interconnections of signals according to ladder diagrams or function charts
    • G05B19/056Programming the PLC
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/0703Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation
    • G06F11/0706Error or fault processing not based on redundancy, i.e. by taking additional measures to deal with the error or fault not making use of redundancy in operation, in hardware, or in data representation the processing taking place on a specific hardware platform or in a specific software environment
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/30Monitoring
    • G06F11/32Monitoring with visual or acoustical indication of the functioning of the machine
    • G06F11/324Display of status information
    • G06F11/327Alarm or error message display
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/10Plc systems
    • G05B2219/13Plc programming
    • G05B2219/13142Debugging, tracing
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/20Pc systems
    • G05B2219/23Pc programming
    • G05B2219/23011Sequence control design using pc, cad of control system CADCS

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)
  • Debugging And Monitoring (AREA)

Abstract

制御プログラム実行部(104)は、被呼出制御プログラムの呼び出しがあった場合に、戻り先アドレスをスタック(102)に記憶するとともに、被呼出制御プログラムへの入力データをデータ記憶部(103)に記憶し、実行エラー情報管理部(107)は、実行エラーの発生時に、前記スタック(102)に記憶されている前記戻り先アドレスと、前記データ記憶部(103)に記憶されている前記入力データと、ユーザプログラム記憶部(101)での制御プログラムと前記被呼出制御プログラムの格納位置を示すマッピング情報を用いて得られる前記戻り先アドレスに対応するプログラム名称と、を含む実行エラー情報を取得する。

Description

この発明は、プログラマブルコントローラ、プログラマブルコントローラシステムおよび実行エラー情報作成方法に関するものである。
既知の通り、プログラマブルコントローラの多くは、制御プログラムで実行エラーが発生した場合、実行エラーの情報をユーザに提供する機能を有している。これによって、ユーザはその情報を基に実行エラーの要因を解析することが可能である。
たとえば、特許文献1には、CPU(Central Processing Unit)ユニットが実行エラーの情報としてサブルーチンプログラムの戻り先アドレスを生成する方法が提案されている。この方法では、サブルーチンプログラムの実行の際に、サブルーチンプログラムの戻り先番地の記憶を指示するシーケンス命令を実行することで、スタック領域にサブルーチンプログラムの戻り先番地を記憶する。そして、サブルーチンプログラムで実行の異常を検出した場合に、スタック領域に記憶されているサブルーチンプログラムの戻り先番地を参照する。
また、特許文献2には、実行エラーの情報をユーザに提供する方法が提案されている。この方法では、ユーザプログラムを構成するファンクションブロックで異常が検出された場合、プログラマブルコントローラのメモリにステータス異常の識別子と、異常内容を特定するステータスコードを保持する。そして、外部からプログラマブルコントローラのメモリにアクセスすることで、ステータス異常の有無、異常を生じているファンクションブロックおよびその異常要因を特定することができる。
特開平4−215106号公報 特開2007−304939号公報
近年では制御プログラムは大規模化の傾向にあり、制御プログラムの部品化が進んでいる。一般的に部品化された制御プログラム(以下、部品化制御プログラムという)は、機能ごとに作成され、与えられた入力データを基に目的の機能を果たす制御プログラムである。そのため、部品化制御プログラムは複数の制御プログラムから呼び出されかつ、入力データは不定である。
しかしながら、このような制御プログラムから呼び出される被呼出制御プログラムの実行エラーが発生した場合、上記特許文献1,2に開示されている方法では、実行エラーの要因を解析することは困難であった。
具体的には、特許文献1に開示されている方法では、部品化制御プログラムで実行エラーが発生した場合、部品化制御プログラムに対する入力データを記憶していない。また、特許文献2に開示されている方法では、部品化制御プログラムで実行エラーが発生した場合、呼び出し元の制御プログラム名称と呼び出し時の入力データの表示がない。そのため、複数の制御プログラムから呼び出され、かつ入力データが不定である部品化制御プログラムでは要因の解析が困難という問題点があった。また、特許文献1に開示されている方法では、呼び出し元の制御プログラムを識別する情報は、制御プログラムへの戻り先アドレスであるため、一見して呼び出し元の制御プログラムの識別が難しいという問題点もあった。
この発明は上記に鑑みてなされたもので、部品化制御プログラムでの実行エラー時に、ユーザが実行エラーの要因を正確かつ効率良く把握することができるプログラマブルコントローラ、プログラマブルコントローラシステムおよび実行エラー情報作成方法を得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかるプログラマブルコントローラは、制御プログラムにしたがって処理を行うプログラマブルコントローラにおいて、制御プログラムと、前記制御プログラムによって呼び出される被呼出制御プログラムと、を記憶する制御プログラム記憶手段と、前記制御プログラム記憶手段中の前記制御プログラムにしたがって処理を実行する制御プログラム実行手段と、前記被呼出制御プログラムの前記制御プログラム実行手段による実行後に戻る戻り先アドレスを記憶する戻り先アドレス記憶手段と、前記被呼出制御プログラムに対する入力データを記憶する入力データ記憶手段と、前記制御プログラム記憶手段での前記制御プログラムと前記被呼出制御プログラムの格納位置を、前記制御プログラムと前記被呼出制御プログラムのプログラム名称に関連付けたマッピング情報を記憶するマッピング情報記憶手段と、前記制御プログラム実行手段による前記被呼出制御プログラムの実行エラーが発生した場合に、実行エラー情報を取得する実行エラー情報管理手段と、を備え、前記制御プログラム実行手段は、前記制御プログラムの実行中に前記被呼出制御プログラムの呼び出しがあった場合に、前記被呼出制御プログラムの実行終了後に戻る戻り先アドレスを前記戻り先アドレス記憶手段に記憶するとともに、前記被呼出制御プログラムへの入力データを前記入力データ記憶手段に記憶し、前記実行エラー情報管理手段は、前記被呼出制御プログラムの実行エラーが発生した場合に、前記戻り先アドレス記憶手段に記憶されている前記戻り先アドレスと、前記入力データ記憶手段に記憶されている前記入力データと、前記マッピング情報を用いて得られる前記戻り先アドレスに対応するプログラム名称と、を含む前記実行エラー情報を取得することを特徴とする。
この発明によれば、被呼出制御プログラムの呼び出し時に、被呼出制御プログラムの実行後の戻り先アドレスと入力データとを記憶し、被呼出制御プログラムでの実行エラー時に、戻り先アドレスから呼び出し元制御プログラムを特定し、呼び出し元制御プログラム名称と、記憶した戻り先アドレスおよび入力データとを含む実行エラーの情報をプログラマブルコントローラが取得し、ユーザに対して提供できるようにしたので、ユーザは実行エラーを起こした際の呼び出し元制御プログラムと入力データとを特定することができ、容易に実行エラーの要因解析が可能となり、部品化制御プログラムによるシステムの開発および保守の工数を削減することができるという効果を有する。
図1は、実施の形態によるプログラマブルコントローラシステムの構成を模式的に示すブロック図である。 図2は、スタックに格納されるデータの一例を示す図である。 図3は、データ記憶部に格納されるデータの一例を示す図である。 図4は、マッピング情報の構成の一例を示す図である。 図5は、実行エラー情報表示画面の一例を示す図である。 図6は、プログラマブルコントローラにおけるユーザプログラム実行時の状態のイメージを示す図である。 図7は、図6での処理時におけるスタックとデータ記憶部と実行エラー情報の様子を模式的に示す図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるプログラマブルコントローラ、プログラマブルコントローラシステムおよび実行エラー情報作成方法の好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施の形態によるプログラマブルコントローラシステムの構成を模式的に示すブロック図である。プログラマブルコントローラシステムは、プログラマブルコントローラを構成し、ユーザプログラムを実行するCPUユニット100と、プログラマブルコントローラで実行させるユーザプログラムのプログラミングを行ったり、ユーザプログラムのデバッグを行ったりするプログラミングツール200と、が通信回線を介して接続される構成を有する。
CPUユニット100は、制御プログラム記憶手段であるユーザプログラム記憶部101と、戻り先アドレス記憶手段であるスタック102と、入力データ記憶手段であるデータ記憶部103と、制御プログラム実行手段である制御プログラム実行部104と、マッピング情報記憶手段であるマッピング情報記憶部105と、バックアップデータ記憶手段であるバックアップデータ記憶部106と、実行エラー情報管理手段である実行エラー情報管理部107と、通信手段である通信部108と、を備える。
ユーザプログラム記憶部101は、CPUユニット100で実行するラダープログラムなどのユーザプログラムを記憶する。この実施の形態では、ユーザからの指示によって実行されるメインプログラムとなるプログラムを制御プログラムといい、制御プログラムによって呼び出されて実行されるサブルーチンプログラムとなるプログラムを部品化制御プログラムという。部品化制御プログラムは、被呼出制御プログラムに相当する。なお、以下では、ユーザプログラム記憶部101には、「MAIN1」という名称の制御プログラム121と、「MAIN2」という名称の制御プログラム122と、「MAIN3」という名称の制御プログラム123と、「FUNC」という名称の部品化制御プログラム131と、が格納されている場合を例に挙げて説明する。また、3つの制御プログラム121〜123は、それぞれ部品化制御プログラム131を呼び出すように構成されているものとする。
スタック102は、制御プログラムで、部品化制御プログラムを呼び出すときに、呼び出した部品化制御プログラムの実行完了の際に戻る制御プログラムの位置を示す戻り先アドレスを記憶する。図2は、スタックに格納されるデータの一例を示す図である。この図に示されるように、スタック102には、制御プログラムが部品化制御プログラムを呼び出した際の戻り先アドレスが格納される。スタック102に格納できる戻り先アドレスの数は、予めシステム設計者によって設定される。記憶された戻り先アドレスは、呼び出し先の部品化制御プログラムの実行が終了し、呼び出し元の制御プログラムの実行が再開すると、すなわち戻り先アドレスが読み込まれると、削除される。
データ記憶部103は、呼び出し先の部品化制御プログラムに対する入力データを記憶する。図3は、データ記憶部に格納されるデータの一例を示す図である。この図に示されるように、データ記憶部103には、制御プログラムが部品化制御プログラムを呼び出した際に部品化制御プログラムに対する入力データが格納される。データ記憶部103に記憶されるデータは、任意のタイミングで初期化される。たとえば、記憶された入力データは、呼び出し先の部品化制御プログラムの実行が終了し、呼び出し元の制御プログラムの実行が再開するときに削除される。
制御プログラム実行部104は、ユーザプログラム記憶部101中のユーザプログラムの実行と呼び出しを行う。制御プログラムに呼び出しがある場合には、制御プログラム呼び出し時に戻り先アドレスをスタック102に記憶するとともに、呼び出し先の部品化制御プログラムに対する入力データを、呼び出し元の制御プログラムから取得してデータ記憶部103に記憶する。
マッピング情報記憶部105は、ユーザプログラム記憶部101における各ユーザプログラムの記憶位置(アドレス)を、各ユーザプログラム名に対応付けたマッピング情報を記憶する。図4は、マッピング情報の構成の一例を示す図である。この図に示されるように、マッピング情報は、ユーザプログラム記憶部101に格納されるユーザプログラム(制御プログラムと部品化制御プログラム)の名称と、そのユーザプログラムのユーザプログラム記憶部101における格納位置である先頭アドレスおよび最終アドレスと、を含む。
実行エラー情報管理部107は、呼び出し先の部品化制御プログラムでの実行エラーが発生したときに、スタック102に記憶されている戻り先アドレスを取得する。また、マッピング情報記憶部105のマッピング情報を用いて、スタック102に記憶されている戻り先アドレスから、対応する呼び出し元の制御プログラム名を取得する。さらに、データ記憶部103から呼び出し先の制御プログラムに対する入力データを取得する。そして、取得した呼び出し元の制御プログラム名称、呼び出し箇所アドレス(戻り先アドレス)および入力データを含む実行エラー情報をバックアップデータ記憶部106に記憶する。
なお、実行エラー情報管理部107は、実行エラー情報のほかに、実行エラーが発生した際に実行している部品化制御プログラムの名称、部品化制御プログラム中でのエラー発生アドレス、エラーの内容を示すエラーコードなどを含むエラー詳細情報も取得する。
バックアップデータ記憶部106は、実行エラー情報管理部107によって取得された呼び出し元の制御プログラム名称、呼び出し箇所アドレス(戻り先アドレス)および入力データを含む実行エラー情報を記憶する。また、このほかにエラー詳細情報を記憶してもよい。通信部108は、プログラミングツール200との間で通信を行う。プログラミングツール200から実行データの取得要求を受けると、実行エラー情報管理部107で取得した実行エラー情報をプログラミングツール200に対して送信する。
プログラミングツール200は、ユーザプログラム作成部201と、ユーザプログラム記憶部202と、通信手段である通信部203と、実行エラー情報表示処理手段である実行エラー情報表示処理部204と、を備える。
ユーザプログラム作成部201は、ユーザからの入力に従ってユーザプログラム(制御プログラム、部品化制御プログラム)の作成を行ったり、またはユーザに対してユーザプログラムの表示を行ったりする。ユーザプログラム記憶部202は、ユーザが作成したユーザプログラムを記憶する。ユーザプログラム記憶部202に記憶されたユーザプログラムは、ユーザの指示によって、通信部203を介して、CPUユニット100のユーザプログラム記憶部101に記憶される。通信部203は、プログラマブルコントローラ(CPUユニット100)との通信を行う。
実行エラー情報表示処理部204は、通信部203を介してCPUユニット100から、実行エラー発生時の実行エラー情報を表示する。このとき、CPUユニット100からエラー詳細情報を取得し、エラー情報と合わせて表示させてもよい。図5は、実行エラー情報表示画面の一例を示す図である。この図に示されるように、実行エラー情報表示画面300には、エラー詳細情報を表示するエラー詳細情報表示領域310と、実行エラー情報を表示する実行エラー情報表示領域320と、を有する。エラー詳細情報は、発生したエラーの種類を特定するエラーコード、発生したエラーの内容、エラーが発生したアドレスであるエラー発生アドレス、およびエラーが発生した制御プログラムを特定する制御プログラム名称を含む。実行エラー情報は、実行エラー時に部品化制御プログラムを呼び出した条件であり、CPUユニット100のバックアップデータ記憶部106に記憶されている情報である。具体的には、実行エラーが発生した制御プログラムの名称と、呼び出しアドレスと、入力データと、を含む。
また、プログラミングツール200は、これに加えて、ユーザプログラム作成部201と実行エラー情報表示処理部204とで作成される画面を表示する液晶表示装置などの出力装置211と、ユーザプログラム作成部201と実行エラー情報表示処理部204に対して必要な情報の入力を行うキーボードまたはポインティングデバイスなどの入力装置212と、をさらに備える。
このようなプログラミングツール200は、CPUと、ROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、2次記憶装部と、通信部と、表示部と、入力部と、を有するパーソナルコンピュータなどの情報処理端末によって構成することができる。
つぎに、このような構成のプログラマブルコントローラシステムにおける実行エラー発生時の処理について説明する。図6は、プログラマブルコントローラにおけるユーザプログラム実行時の状態のイメージを示す図である。また、図7は、図6での処理時におけるスタックとデータ記憶部と実行エラー情報の様子を模式的に示す図である。
図6に示されるように、プログラマブルコントローラ(CPUユニット100)では、制御プログラム実行部104は、制御プログラム(MAIN1)121を実行する。制御プログラム121中のアドレス「1100」には、部品化制御プログラム(FUNC)131を呼び出す命令がある。制御プログラム実行部104は、その命令を読み込むと、その命令を実行する際の入力データ「10」を取得し、入力データ「10」で部品化制御プログラム131を呼び出す(図6ステップS11)。このとき、制御プログラム実行部104は、制御プログラム121の部品化制御プログラム131の呼び出し時に、戻り先アドレス「1100」をスタック102に記憶し、部品化制御プログラム131に対する入力データ「10」をデータ記憶部103に記憶する(図7のステップS11)。
制御プログラム実行部104は、制御プログラム121によって呼び出された部品化制御プログラム131を、入力データ「10」として実行する。ここでは、部品化制御プログラム131は正常に終了したものとする。部品化制御プログラム131の実行が終了すると、制御プログラム実行部104は、スタック102に記憶されている戻り先アドレス「1100」を取得し、呼び出し元の制御プログラム121のアドレス「1100」に戻る(図6のステップS12)。制御プログラム実行部104は、スタック102の戻り先アドレスを取得すると、スタック102から対応する戻り先アドレスを削除し、またデータ記憶部103中の対応する入力データも削除する(図7のステップS12)。そして、制御プログラム実行部104は、戻り先アドレス「1100」のつぎの命令を読込み、制御プログラム121の続きの命令を実行する。
制御プログラム実行部104は、制御プログラム121を実行した後、制御プログラム(MAIN2)122を実行する。制御プログラム122中のアドレス「2340」には、部品化制御プログラム(FUNC)131を呼び出す命令がある。制御プログラム実行部104は、その命令を読み込むと、その命令を実行する際の入力データ「99」を取得し、入力データ「99」で部品化制御プログラム131を呼び出す(図6のステップS13)。このとき制御プログラム実行部104は、制御プログラム122の部品化制御プログラム131の呼び出し時に、戻り先アドレス「2340」をスタック102に記憶し、部品化制御プログラム131に対する入力データ「99」をデータ記憶部103に記憶する(図7のステップS13)。
制御プログラム実行部104は、制御プログラム122によって呼び出された部品化制御プログラム131を、入力データ「99」として実行する。ここでは、部品化制御プログラム131の実行時に実行エラーが発生したものとする(図6のステップS14)。部品化制御プログラム131の実行エラーが発生すると、CPUユニット100の実行エラー情報管理部107は、実行エラー発生時のスタック102とデータ記憶部103に記憶されている内容を取得する。ここでは、スタック102中の戻り先アドレス「2340」と、データ記憶部103中の制御プログラム122の入力データ格納位置に対応するアドレスから入力データ「99」を取得する(図7のステップS15)。
また、実行エラー情報管理部107は、取得した戻り先アドレスからマッピング情報記憶部105中のマッピング情報に基づいて、実行エラー発生時の呼び出し元制御プログラムの名称を取得する(図7のステップS16)。ここでは、図4のマッピング情報から、戻り先アドレス「2340」を含むユーザプログラムは、「MAIN2」であることが分かる。このとき、実行エラー情報管理部107は、実行エラーが発生した制御プログラムの名称と、その制御プログラム内のエラー発生アドレスと、エラーコードと、エラー内容と、を含むエラー詳細情報も取得する。
さらに、実行エラー情報管理部107は、取得した制御プログラム名称と、戻り先アドレス(呼び出し箇所アドレス)と、入力データと、を含む実行エラー情報をバックアップデータ記憶部106に記憶する。このとき実行エラー情報管理部107は、実行エラー情報とともにエラー詳細情報もバックアップデータ記憶部106に記憶する。
その後、プログラミングツール200で、ユーザからの操作によって、実行エラー情報の取得要求が行われると、実行エラー情報表示処理部204は、通信部203を介してCPUユニット100の実行エラー情報管理部107に対して、実行エラー情報取得要求を送信する。
CPUユニット100の実行エラー情報管理部107は、実行エラー情報取得要求を受け付けると、上記の処理で取得した部品化制御プログラム131での実行エラー時の呼び出し元の制御プログラム名称と、戻り先アドレス(呼び出し箇所アドレス)と、呼び出し時の入力データと、を含む実行エラー情報と、実行エラーが発生した制御プログラムの名称と、その制御プログラム内のエラー発生アドレスと、エラーコードと、エラー内容と、を含むエラー詳細情報とを、通信部108を介してプログラミングツール200の実行エラー情報表示処理部204に対して送信する。
プログラミングツール200の実行エラー情報表示処理部204は、実行エラー情報とエラー詳細情報を受信すると、取得した実行エラー情報とエラー詳細情報を、出力装置211に表示する。出力装置211への表示方法は、任意であり、たとえば図5に示されるような形で、表示することができる。以上で、実行エラー作成処理とその表示処理が終了する。
このように、複数の制御プログラムから呼び出されかつ、入力データが不定である部品化制御プログラムであっても、部品化制御プログラムでの実行エラー時に、実行エラー情報として呼び出し元制御プログラム名称、戻り先アドレス(呼び出し箇所アドレス)および呼び出し時の入力データを出力装置211に表示することによって、ユーザは容易に実行エラーの要因解析が可能となる。その結果、部品化制御プログラムによるシステムの開発および保守の工数を削減することができる。
なお、上記した実施の形態では、実行エラー情報取得要求を受信した実行エラー情報管理部107は、実行エラー発生時に取得した実行エラー情報を送信しているが、これに限定されるものではない。たとえば、実行エラー発生時に取得した実行エラー情報に代えて、バックアップデータ記憶部106に記憶されている過去の実行エラー情報を送信してもよい。また、実行エラー解消後に実行エラー情報を表示させるようにしてもよい。
また、上記した実施の形態では、プログラミングツール200がCPUユニット100の実行エラー情報管理部107に対して実行エラー情報取得要求を送信したが、これに限定されるものではない。たとえば、プログラミングツール200に代えて、CPUユニット100との通信が可能で、実行エラー情報取得要求を送信し、その結果を表示できる機器でもよい。
この実施の形態では、部品化制御プログラムの実行時に、戻り先アドレスと部品化制御プログラムへの入力データとを記憶しておき、部品化制御プログラムの実行エラー時に、ユーザプログラム記憶部101内での制御プログラムの格納位置を管理するマッピング情報を用いて、戻り先アドレスから呼び出し元の制御プログラム名称を取得し、制御プログラム名称と、入力データと、戻り先アドレスと、を含む実行エラー情報を取得するようにした。これによって、部品化制御プログラムの実行エラー発生時の状況をユーザに対して素早く提供することができるという効果を有する。
また、実行エラー情報をプログラミングツール200で取得してユーザに対して表示させるようにしたので、複数の制御プログラムから呼び出されかつ、入力データが不定である部品化制御プログラムであっても、表示された実行エラー情報によって、呼び出し元の制御プログラムと入力データとを特定することができ、ユーザは容易に実行エラーの要因解析が可能となる。その結果、部品化制御プログラムによるシステムの開発および保守の工数を削減できるという効果を有する。
以上のように、この発明にかかるプログラマブルコントローラシステムは、複数の制御プログラムによって呼び出される部品化制御プログラムを使用したシステムの開発および保守に適している。
100 CPUユニット、101,202 ユーザプログラム記憶部、102 スタック、103 データ記憶部、104 制御プログラム実行部、105 マッピング情報記憶部、106 バックアップデータ記憶部、107 実行エラー情報管理部、108,203 通信部、121〜123 制御プログラム、131 部品化制御プログラム、200 プログラミングツール、201 ユーザプログラム作成部、204 実行エラー情報表示処理部、211 出力装置、212 入力装置、300 実行エラー情報表示画面、310 エラー詳細情報表示領域、320 実行エラー情報表示領域。
上記目的を達成するため、この発明にかかるプログラマブルコントローラは、制御プログラムにしたがって処理を行うプログラマブルコントローラにおいて、制御プログラムと、前記制御プログラムによって呼び出される被呼出制御プログラムと、を記憶する制御プログラム記憶手段と、前記制御プログラム記憶手段中の前記制御プログラムにしたがって処理を実行する制御プログラム実行手段と、前記被呼出制御プログラムの前記制御プログラム実行手段による実行後に戻る戻り先アドレスを記憶し、前記被呼出制御プログラムの実行が終了し、前記戻り先アドレスが前記制御プログラム記憶手段によって読み込まれると前記戻り先アドレスが削除される戻り先アドレス記憶手段と、前記被呼出制御プログラムに対する入力データを記憶する入力データ記憶手段と、前記制御プログラム記憶手段での前記制御プログラムと前記被呼出制御プログラムの格納位置を、前記制御プログラムと前記被呼出制御プログラムのプログラム名称に関連付けたマッピング情報を記憶するマッピング情報記憶手段と、前記制御プログラム実行手段による前記被呼出制御プログラムの実行エラーが発生した場合に、実行エラー情報を取得する実行エラー情報管理手段と、を備え、前記制御プログラム実行手段は、前記制御プログラムの実行中に前記被呼出制御プログラムの呼び出しがあった場合に、前記被呼出制御プログラムの実行終了後に戻る戻り先アドレスを前記戻り先アドレス記憶手段に記憶するとともに、前記被呼出制御プログラムへの入力データを前記入力データ記憶手段に記憶し、前記実行エラー情報管理手段は、前記被呼出制御プログラムの実行エラーが発生した場合に、前記戻り先アドレス記憶手段に記憶されている前記戻り先アドレスと、前記入力データ記憶手段に記憶されている前記入力データと、前記マッピング情報を用いて得られる前記戻り先アドレスに対応するプログラム名称と、を含む前記実行エラー情報を取得することを特徴とする。

上記目的を達成するため、この発明にかかるプログラマブルコントローラは、制御プログラムにしたがって処理を行うプログラマブルコントローラにおいて、制御プログラムと、前記制御プログラムによって呼び出される被呼出制御プログラムと、を記憶する制御プログラム記憶手段と、前記制御プログラム記憶手段中の前記制御プログラムにしたがって処理を実行する制御プログラム実行手段と、前記被呼出制御プログラムの前記制御プログラム実行手段による実行後に戻る戻り先アドレスを記憶し、前記被呼出制御プログラムの実行が終了し、前記戻り先アドレスが前記制御プログラム記憶手段によって読み込まれると前記戻り先アドレスが削除される戻り先アドレス記憶手段と、前記被呼出制御プログラムに対する入力データを記憶する入力データ記憶手段と、前記制御プログラム記憶手段での前記制御プログラムと前記被呼出制御プログラムの格納位置を、前記制御プログラムと前記被呼出制御プログラムのプログラム名称に関連付けたマッピング情報を記憶するマッピング情報記憶手段と、前記制御プログラム実行手段による前記被呼出制御プログラムの実行エラーが発生した場合に、実行エラー情報を取得する実行エラー情報管理手段と、を備え、前記制御プログラム実行手段は、前記制御プログラムの実行中に前記被呼出制御プログラムの呼び出しがあった場合に、前記被呼出制御プログラムの実行終了後に戻る戻り先アドレスを前記戻り先アドレス記憶手段に記憶するとともに、前記被呼出制御プログラムへの入力データを前記入力データ記憶手段に記憶し、前記実行エラー情報管理手段は、前記被呼出制御プログラムの実行エラーが発生した場合に、前記戻り先アドレス記憶手段に記憶されている前記戻り先アドレスと、前記入力データ記憶手段に記憶されている前記入力データと、前記マッピング情報を用いて得られる前記戻り先アドレスに対応する前記実行エラーが発生した前記被呼出制御プログラムの呼び出し元の前記制御プログラムのプログラム名称と、を含む前記実行エラー情報を取得することを特徴とする。
上記目的を達成するため、この発明にかかるプログラマブルコントローラは、制御プログラムにしたがって処理を行うプログラマブルコントローラにおいて、制御プログラムと、前記制御プログラムによって呼び出される被呼出制御プログラムと、を記憶する制御プログラム記憶手段と、前記制御プログラム記憶手段中の前記制御プログラムにしたがって処理を実行する制御プログラム実行手段と、前記被呼出制御プログラムの前記制御プログラム実行手段による実行後に戻る戻り先アドレスを記憶し、前記被呼出制御プログラムの実行が終了し、前記戻り先アドレスが前記制御プログラム実行手段によって読み込まれると前記戻り先アドレスが削除される戻り先アドレス記憶手段と、前記被呼出制御プログラムに対する入力データを記憶する入力データ記憶手段と、前記制御プログラム記憶手段での前記制御プログラムと前記被呼出制御プログラムの格納位置を、前記制御プログラムと前記被呼出制御プログラムのプログラム名称に関連付けたマッピング情報を記憶するマッピング情報記憶手段と、前記制御プログラム実行手段による前記被呼出制御プログラムの実行エラーが発生した場合に、実行エラー情報を取得する実行エラー情報管理手段と、を備え、前記制御プログラム実行手段は、前記制御プログラムの実行中に前記被呼出制御プログラムの呼び出しがあった場合に、前記被呼出制御プログラムの実行終了後に戻る戻り先アドレスを前記戻り先アドレス記憶手段に記憶するとともに、前記被呼出制御プログラムへの入力データを前記入力データ記憶手段に記憶し、前記実行エラー情報管理手段は、前記被呼出制御プログラムの実行エラーが発生した場合に、前記戻り先アドレス記憶手段に記憶されている前記戻り先アドレスと、前記入力データ記憶手段に記憶されている前記入力データと、前記マッピング情報を用いて得られる前記戻り先アドレスに対応する前記実行エラーが発生した前記被呼出制御プログラムの呼び出し元の前記制御プログラムのプログラム名称と、を含む前記実行エラー情報を取得することを特徴とする。

Claims (11)

  1. 制御プログラムにしたがって処理を行うプログラマブルコントローラにおいて、
    制御プログラムと、前記制御プログラムによって呼び出される被呼出制御プログラムと、を記憶する制御プログラム記憶手段と、
    前記制御プログラム記憶手段中の前記制御プログラムにしたがって処理を実行する制御プログラム実行手段と、
    前記被呼出制御プログラムの前記制御プログラム実行手段による実行後に戻る戻り先アドレスを記憶する戻り先アドレス記憶手段と、
    前記被呼出制御プログラムに対する入力データを記憶する入力データ記憶手段と、
    前記制御プログラム記憶手段での前記制御プログラムと前記被呼出制御プログラムの格納位置を、前記制御プログラムと前記被呼出制御プログラムのプログラム名称に関連付けたマッピング情報を記憶するマッピング情報記憶手段と、
    前記制御プログラム実行手段による前記被呼出制御プログラムの実行エラーが発生した場合に、実行エラー情報を取得する実行エラー情報管理手段と、
    を備え、
    前記制御プログラム実行手段は、前記制御プログラムの実行中に前記被呼出制御プログラムの呼び出しがあった場合に、前記被呼出制御プログラムの実行終了後に戻る戻り先アドレスを前記戻り先アドレス記憶手段に記憶するとともに、前記被呼出制御プログラムへの入力データを前記入力データ記憶手段に記憶し、
    前記実行エラー情報管理手段は、前記被呼出制御プログラムの実行エラーが発生した場合に、前記戻り先アドレス記憶手段に記憶されている前記戻り先アドレスと、前記入力データ記憶手段に記憶されている前記入力データと、前記マッピング情報を用いて得られる前記戻り先アドレスに対応するプログラム名称と、を含む前記実行エラー情報を取得することを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. 前記実行エラー情報を記憶するバックアップデータ記憶手段をさらに備え、
    前記実行エラー情報管理手段は、前記被呼出制御プログラムの実行エラーが発生した場合に、前記実行エラー情報を前記バックアップデータ記憶手段にバックアップする機能をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコントローラ。
  3. 前記実行エラー情報管理手段は、外部機器から前記実行エラー情報の取得要求があると、取得した前記実行エラー情報を前記外部機器に対して送信することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコントローラ。
  4. 前記実行エラー情報管理手段は、外部機器から前記実行エラー情報の取得要求があると、前記バックアップデータ記憶手段中の前記実行エラー情報を前記外部機器に対して送信することを特徴とする請求項2に記載のプログラマブルコントローラ。
  5. 前記制御プログラム実行手段は、任意のタイミングで前記入力データ記憶手段の初期化を実行することを特徴とする請求項1に記載のプログラマブルコントローラ。
  6. 前記制御プログラム実行手段は、前記被呼出制御プログラムの実行が終了し、呼び出し元の前記制御プログラムの実行が再開される際に、前記入力データ記憶手段の初期化を実行することを特徴とする請求項5に記載のプログラマブルコントローラ。
  7. 制御プログラムにしたがって処理を行うプログラマブルコントローラと、前記制御プログラムの作成またはデバッグを行う情報処理端末と、を備えるプログラマブルコントローラシステムにおいて、
    前記プログラマブルコントローラは、
    制御プログラムと、前記制御プログラムによって呼び出される被呼出制御プログラムと、を記憶する制御プログラム記憶手段と、
    前記制御プログラム記憶手段中の前記制御プログラムにしたがって処理を実行する制御プログラム実行手段と、
    前記被呼出制御プログラムの前記制御プログラム実行手段による実行後に戻る戻り先アドレスを記憶する戻り先アドレス記憶手段と、
    前記被呼出制御プログラムに対する入力データを記憶する入力データ記憶手段と、
    前記制御プログラム記憶手段での前記制御プログラムと前記被呼出制御プログラムの格納位置を、前記制御プログラムと前記被呼出制御プログラムのプログラム名称に関連付けたマッピング情報を記憶するマッピング情報記憶手段と、
    前記制御プログラム実行手段による前記被呼出制御プログラムの実行エラーが発生した場合に、実行エラー情報を取得する実行エラー情報管理手段と、
    前記情報処理端末と通信を行う通信手段と、
    を備え、
    前記情報処理端末は、
    前記プログラマブルコントローラと通信を行う通信手段と、
    前記プログラマブルコントローラに前記実行エラー情報の取得要求を行い、前記プログラマブルコントローラから取得した前記実行エラー情報を表示手段に表示する実行エラー情報表示処理手段と、
    を備え、
    前記プログラマブルコントローラの前記制御プログラム実行手段は、前記制御プログラムの実行中に前記被呼出制御プログラムの呼び出しがあった場合に、前記被呼出制御プログラムの実行終了後に戻る戻り先アドレスを前記戻り先アドレス記憶手段に記憶するとともに、前記被呼出制御プログラムへの入力データを前記入力データ記憶手段に記憶し、
    前記プログラマブルコントローラの前記実行エラー情報管理手段は、前記被呼出制御プログラムの実行エラーが発生した場合に、前記戻り先アドレス記憶手段に記憶されている前記戻り先アドレスと、前記入力データ記憶手段に記憶されている前記入力データと、前記マッピング情報を用いて得られる前記戻り先アドレスに対応するプログラム名称と、を含む前記実行エラー情報を取得し、前記情報処理端末から前記実行エラー情報の取得要求を受信すると、取得した前記実行エラー情報を前記情報処理端末に送信することを特徴とするプログラマブルコントローラシステム。
  8. 前記プログラマブルコントローラは、前記実行エラー情報を記憶するバックアップデータ記憶手段をさらに備え、
    前記プログラマブルコントローラの前記実行エラー情報管理手段は、前記被呼出制御プログラムの実行エラーが発生した場合に、前記実行エラー情報を前記バックアップデータ記憶手段にバックアップする機能をさらに有することを特徴とする請求項7に記載のプログラマブルコントローラシステム。
  9. 前記プログラマブルコントローラの前記実行エラー情報管理手段は、前記情報処理端末から前記実行エラー情報の取得要求を受信すると、前記バックアップデータ記憶手段中の前記実行エラー情報を前記情報処理端末に送信することを特徴とする請求項8に記載のプログラマブルコントローラシステム。
  10. 制御プログラムにしたがって処理を行うプログラマブルコントローラでの実行エラー情報作成方法において、
    前記制御プログラム中の被呼出制御プログラムの呼出し命令を読み込むと、前記被呼出制御プログラムの実行後に戻る戻り先アドレスを記憶する戻り先アドレス記憶工程と、
    前記被呼出制御プログラムの呼び出し時に、前記被呼出制御プログラムに対する入力データを取得し、記憶する入力データ記憶工程と、
    前記被呼出制御プログラムを実行する被呼出制御プログラム実行工程と、
    前記被呼出制御プログラムの実行が終了すると、前記戻り先アドレスに戻って、前記制御プログラムの処理を実行する戻り工程と、
    を含み、
    前記被呼出制御プログラム実行工程は、
    前記被呼出制御プログラムの実行エラーが発生すると、記憶された前記戻り先アドレスおよび前記入力データとを取得する第1データ取得工程と、
    前記制御プログラムと前記被呼出制御プログラムの制御プログラム記憶手段での格納位置を、前記制御プログラムと前記被呼出制御プログラムのプログラム名称に関連付けたマッピング情報に基づいて、前記戻り先アドレスに対応する制御プログラムの名称を取得する第2データ取得工程と、
    前記プログラマブルコントローラに接続される情報処理端末からの指示によって、前記戻り先アドレスと、前記入力データと、前記制御プログラム名称と、を含む実行エラー情報を前記情報処理端末に送信する実行エラー情報送信工程と、
    を含むことを特徴とする実行エラー情報作成方法。
  11. 前記被呼出制御プログラム実行工程は、取得した前記実行エラー情報をバックアップするバックアップ工程をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の実行エラー情報作成方法。
JP2013527402A 2013-03-06 2013-03-06 プログラマブルコントローラ、プログラマブルコントローラシステムおよび実行エラー情報作成方法 Expired - Fee Related JP5460928B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/056172 WO2014136228A1 (ja) 2013-03-06 2013-03-06 プログラマブルコントローラ、プログラマブルコントローラシステムおよび実行エラー情報作成方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5460928B1 JP5460928B1 (ja) 2014-04-02
JPWO2014136228A1 true JPWO2014136228A1 (ja) 2017-02-09

Family

ID=50619322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013527402A Expired - Fee Related JP5460928B1 (ja) 2013-03-06 2013-03-06 プログラマブルコントローラ、プログラマブルコントローラシステムおよび実行エラー情報作成方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US9753444B2 (ja)
JP (1) JP5460928B1 (ja)
KR (1) KR101689984B1 (ja)
CN (1) CN105009006B (ja)
DE (1) DE112013006686T5 (ja)
TW (1) TWI492004B (ja)
WO (1) WO2014136228A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105074594B (zh) * 2013-04-04 2017-04-05 三菱电机株式会社 工程设计工具以及可编程逻辑控制器
KR101779752B1 (ko) * 2014-10-10 2017-09-18 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 프로그래머블 로직 컨트롤러
JP2017084321A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 株式会社リコー シーケンス制御装置
CN107012717B (zh) * 2017-04-06 2018-09-14 南京三宝弘正视觉科技有限公司 一种纸张生产控制设备和方法
CN111737661A (zh) * 2020-05-22 2020-10-02 北京百度网讯科技有限公司 异常堆栈处理方法、系统、电子设备及存储介质

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61224048A (ja) * 1985-03-29 1986-10-04 Usac Electronics Ind Co Ltd エラ−表示制御方式
EP0218979B1 (en) 1985-10-03 1991-04-24 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Computer program debugging system
US5222220A (en) * 1989-11-16 1993-06-22 Mehta Hemang S Microprocessor stack built-in guards
JP2853774B2 (ja) 1990-12-13 1999-02-03 富士電機株式会社 プログラマブルコントローラ
JPH04336631A (ja) * 1991-05-14 1992-11-24 Fujitsu Ltd エラーメッセージ出力方式
US5844795A (en) 1995-11-01 1998-12-01 Allen Bradley Company, Llc Diagnostic aid for industrial controller using multi-tasking architecture
JPH10289110A (ja) * 1997-04-14 1998-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd プログラム変換装置とデバッグ装置
DE19728476A1 (de) 1997-07-03 1999-01-07 Siemens Ag Programmiergerät
JP4327416B2 (ja) * 2002-06-17 2009-09-09 三菱電機株式会社 トレースデータ処理装置、トレースデータ処理方法およびその方法を実行するためのプログラム
JP2004287869A (ja) * 2003-03-24 2004-10-14 Hitachi Ltd プログラム実行監視装置および方法
US7467272B2 (en) * 2004-12-16 2008-12-16 International Business Machines Corporation Write protection of subroutine return addresses
US20060168485A1 (en) * 2005-01-26 2006-07-27 Via Technologies, Inc Updating instruction fault status register
US7673345B2 (en) * 2005-03-31 2010-03-02 Intel Corporation Providing extended memory protection
JP4038216B2 (ja) 2005-05-10 2008-01-23 ファナック株式会社 シーケンスプログラム編集装置
KR100995621B1 (ko) * 2006-02-24 2010-11-22 후지쯔 가부시끼가이샤 에러 제어 장치
JP2007304939A (ja) 2006-05-12 2007-11-22 Omron Corp プログラマブルコントローラおよびモニタ
CN101477605B (zh) * 2009-01-15 2011-03-16 北京航空航天大学 一种基于硬件的嵌入式系统程序执行安全增强模块
JP5365875B2 (ja) * 2009-03-12 2013-12-11 オムロン株式会社 産業用コントローラ
US8429454B2 (en) * 2009-12-16 2013-04-23 Microsoft Corporation Coordination of error reporting among multiple managed runtimes in the same process
JP5423468B2 (ja) 2010-02-23 2014-02-19 オムロン株式会社 異常解析装置、および、異常解析装置の制御方法
US8819328B2 (en) * 2010-12-30 2014-08-26 Sandisk Technologies Inc. Controller and method for performing background operations
US8918885B2 (en) * 2012-02-09 2014-12-23 International Business Machines Corporation Automatic discovery of system integrity exposures in system code

Also Published As

Publication number Publication date
KR20150096478A (ko) 2015-08-24
CN105009006A (zh) 2015-10-28
US9753444B2 (en) 2017-09-05
WO2014136228A1 (ja) 2014-09-12
TW201435527A (zh) 2014-09-16
US20150355616A1 (en) 2015-12-10
DE112013006686T5 (de) 2015-11-05
CN105009006B (zh) 2017-04-05
KR101689984B1 (ko) 2016-12-26
TWI492004B (zh) 2015-07-11
JP5460928B1 (ja) 2014-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5701458B1 (ja) 作画装置および制御システム
WO2019227708A1 (zh) 测试案例的在线调试装置、方法及计算机可读存储介质
JP5460928B1 (ja) プログラマブルコントローラ、プログラマブルコントローラシステムおよび実行エラー情報作成方法
JP2019109580A (ja) 産業用制御システムとその支援装置、制御支援方法およびプログラム
CN109462507B (zh) 配置更新方法、装置、系统及电子设备
CN115935035A (zh) Rpa流程可视化管理方法、装置、设备及可读存储介质
US9811071B2 (en) System construction support apparatus
US20140136570A1 (en) Controller and program
CN115617780A (zh) 数据导入方法、装置、设备及存储介质
JP6000804B2 (ja) 作業手順管理システム、作業手順管理方法及び作業手順管理プログラム
JP6926841B2 (ja) コントロールシステム、開発支援装置、及びコントロール方法
CN112416762B (zh) Api测试方法及装置、设备、计算机可读存储介质
CN113377669A (zh) 自动化测试方法、装置、计算机设备和存储介质
CN110764745B (zh) 变量的传输和收集方法、装置及计算机可读存储介质
US11086696B2 (en) Parallel cloned workflow execution
JPWO2018174223A1 (ja) 運用管理サーバ、開発運用支援システム、それらの方法及びプログラム
US20160275002A1 (en) Image capture in application lifecycle management for documentation and support
US11650796B2 (en) Method for assisting a utilizer in creating a software application and computer program having an implementation of the method and also programming interface usable for such method
WO2016139805A1 (ja) プログラマブルロジックコントローラエンジニアリングツール及びプログラマブルロジックコントローラエンジニアリングツールプログラム
JP6519330B2 (ja) プログラム、情報処理装置及び情報処理方法
JP2017091027A (ja) システム開発支援システム
US20190362660A1 (en) Engineering tool
US10198289B2 (en) Relating user action flows by storing relationships between threads and objects
CN117519764A (zh) 应用程序界面的更新显示方法、装置、设备及介质
CN116954703A (zh) 业务处理系统、方法、电子设备及存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5460928

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees