JP5423468B2 - 異常解析装置、および、異常解析装置の制御方法 - Google Patents

異常解析装置、および、異常解析装置の制御方法 Download PDF

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この発明は、異常解析装置、および、異常解析装置の制御方法に関し、特に、安全制御装置の異常を解析するのに適した異常解析装置、および、異常解析装置の制御方法に関する。
安全制御システムにおいて、システムの立ち上げ時およびデバッグ時、または、運転稼働中に、ある安全出力が遮断された場合に、システムが停止してしまう。このため、システムの停止時間を最小限にするためには、その遮断原因をすばやく特定する必要がある。
遮断原因は、複数、考えられるため、通常、原因を特定するためには、遮断された安全出力端子を起点に安全入力端子側へ遡って、安全回路または安全プログラムを検索していく必要がある。
従来、PLC(Programmable Logic Controller)のラダープログラムにおいては、出力から入力へ遡って自動的に異常を検索し、遮断原因の特定を簡単にする技術があった(たとえば、特許文献1)。
図19は、安全コントローラにおける出力の遮断要因を示す図である。図20は、安全コントローラにおける異常の種類を示す図である。図19および図20を参照して、ファンクションブロックダイアグラム(以下、FBDという)でプログラミングされる安全コントローラの場合には、従来は、グラフィカルユーザインタフェースを備えたPCツールを使用して、安全入出力端子および安全プログラムの途中経路をモニタし、遮断の原因となっているファンクションブロック(以下、FBという)または安全入力信号を特定するようにしていた。具体的には、以下のような方法および手順で、遮断の原因を特定していた。
1.遮断された安全出力端子に割り付けられたプログラム上の安全出力信号(I/Oメモリ)をPC(Personal Computer)ツールでモニタしON/OFFを確認する(「遮断要因1」とそれ以外とを判別)。
安全出力信号がON(「遮断要因1」)の場合はさらに以下の手順を行う。
(ア) 安全出力端子のステータスをPCツールでモニタする(ステータスの値によって「遮断要因1.1」と「遮断要因1.2」との判別を行なう)。
2.プログラムを遡って途中経路のファンクションブロック(以下、FBという)が異常になっているか、または、安全入力信号がOFFになっているかを確認する。(「遮断要因3」または「遮断要因2」の判別)。
安全入力信号がOFF(「遮断要因2」)の場合はさらに以下の手順を行う。
(ア) 安全入力端子のステータスをPCツールでモニタする(ステータスの値によって「遮断要因2.1」と「遮断要因2.2」と「遮断要因2.3」との判別を行なう)。
特開平3−108005号公報
しかし、プログラムサイズが大きい場合には、PCツール上でプログラムが複数画面または複数ページにまたがって表示されることがある。このため、要因となるFBまたは安全入力信号を検索する場合、複数画面のプログラムおよび多数のFBを経由するため、多数の経路分岐に遭遇し、遮断の原因を特定するまでに膨大な時間がかかってしまうといった問題があった。
この発明は、上述の問題を解決するためになされたものであり、その目的の1つは、出力信号の遮断の原因となった入力信号を即時にユーザに認識させることが可能な異常解析装置、および、異常解析装置の制御方法を提供することである。
上述の目的を達成するために、この発明のある局面によれば、異常解析装置は、ユーザによって作成されたファンクションブロックダイアグラムに従って安全入力機器からの入力信号に基づいて出力信号を出力することによって安全出力機器を制御する安全制御装置の異常を解析する装置である。
前記ファンクションブロックダイアグラムを構成するための複数種類のファンクションブロックは、それぞれ、入力された少なくとも1つの信号に対して当該ファンクションブロックに対して予め定められた機能に応じた所定の処理を施した少なくとも1つの信号を出力する。前記ファンクションブロックダイアグラムは、少なくとも1つの前記ファンクションブロックが前記入力信号と前記出力信号との間を接続するように作成される。前記出力信号は、前記入力信号に対して、前記ファンクションブロックダイアグラムの前記ファンクションブロックの接続順に、それぞれの前記ファンクションブロックの機能に応じた前記所定の処理が施された結果、得られる信号である。
異常解析装置は、前記安全制御装置から前記ファンクションブロックダイアグラムを読出す設定データ読出手段と、前記設定データ読出手段によって読出された前記ファンクションブロックダイアグラムに基づいて、前記安全制御装置の前記安全出力機器への前記出力信号を起点に、当該出力信号に関連する前記入力信号を関連入力信号として特定する特定手段と、前記特定手段によって特定された前記関連入力信号を特定可能な情報の一覧を表示するよう制御する第1の表示制御手段と、前記特定手段によって特定された前記関連入力信号の値を前記安全制御装置から読出す入力信号値読出手段と、前記入力信号値読出手段によって読出された前記値を表示するよう制御する第2の表示制御手段とを備える。
好ましくは、前記特定手段は、前記出力信号の側から前記入力信号の側に遡って前記関連入力信号を特定する過程において、第1のファンクションブロックに接続されているのが、前記入力信号のうちの1つであるか他の第2のファンクションブロックであるかを判断する第1の処理と、前記第1の処理によって前記入力信号のうちの1つであると判断された場合、当該入力信号を前記関連入力信号として特定する第2の処理とを含む検索処理を実行する第1の実行手段を含む。
さらに好ましくは、前記特定手段は、さらに、前記第1の実行手段によって実行される前記検索処理の前記第1の処理によって、前記第2のファンクションブロックであると判断された場合、前記検索処理を再帰呼び出しで実行する第2の実行手段を含む。
また、さらに好ましくは、前記特定手段は、さらに、前記第1の実行手段によって実行される前記検索処理の前記第1の処理によって、前記第2のファンクションブロックであると判断された場合、当該第2のファンクションブロックが異常であるか否かを判断するファンクションブロック異常判断手段と、前記ファンクションブロック異常判断手段によって前記第2のファンクションブロックが異常であると判断された場合、当該第2のファンクションブロックが異常である旨を表示するよう制御する第3の表示制御手段とをさらに含む。
また、さらに好ましくは、前記特定手段は、さらに、前記第1の実行手段によって実行される前記検索処理の前記第2の処理によって特定された前記関連入力信号の値が異常であるか否かを判断する入力信号異常判断手段と、前記入力信号異常判断手段によって前記関連入力信号の値が異常であると判断された場合、当該値が異常である旨を表示するよう制御する第4の表示制御手段とをさらに含む。
また、さらに好ましくは、前記安全制御装置は、前記入力信号を入力するための入力端子を有し、前記特定手段は、さらに、前記第1の実行手段によって実行される前記検索処理の前記第2の処理によって特定された前記関連入力信号の前記入力端子が異常であるか否かを判断する入力端子異常判断手段と、前記入力端子異常判断手段によって前記入力端子が異常であると判断された場合、当該入力端子が異常である旨を表示するよう制御する第5の表示制御手段とをさらに含む。
好ましくは、異常解析装置は、前記出力信号の値が異常であるか否かを判断する出力信号異常判断手段と、前記出力信号異常判断手段によって前記出力信号の値が異常であると判断された場合、当該値が異常である旨を表示するよう制御する第6の表示制御手段とをさらに備える。
また、好ましくは、前記安全制御装置は、前記出力信号を出力するための出力端子を有し、異常解析装置は、前記出力端子が異常であるか否かを判断する出力端子異常判断手段と、前記出力端子異常判断手段によって前記出力端子が異常であると判断された場合、当該出力端子が異常である旨を表示するよう制御する第7の表示制御手段とをさらに備える。
この発明の他の局面によれば、異常解析装置の制御方法は、ユーザによって作成されたファンクションブロックダイアグラムに従って安全入力機器からの入力信号に基づいて出力信号を出力することによって安全出力機器を制御する安全制御装置の異常を解析する制御方法である。
前記ファンクションブロックダイアグラムを構成するための複数種類のファンクションブロックは、それぞれ、入力された少なくとも1つの信号に対して当該ファンクションブロックに対して予め定められた機能に応じた所定の処理を施した少なくとも1つの信号を出力する。前記ファンクションブロックダイアグラムは、少なくとも1つの前記ファンクションブロックが前記入力信号と前記出力信号との間を接続するように作成される。前記出力信号は、前記入力信号に対して、前記ファンクションブロックダイアグラムの前記ファンクションブロックの接続順に、それぞれの前記ファンクションブロックの機能に応じた前記所定の処理が施された結果、得られる信号である。
前記制御方法は、前記安全制御装置から前記ファンクションブロックダイアグラムを読出すステップと、読出された前記ファンクションブロックダイアグラムに基づいて、前記安全制御装置の前記安全出力機器への前記出力信号を起点に、当該出力信号に関連する前記入力信号を関連入力信号として特定するステップと、特定された前記関連入力信号を特定可能な情報の一覧を表示するよう制御するステップと、特定された前記関連入力信号の値を前記安全制御装置から読出すステップと、読出された前記値を表示するよう制御するステップとを含む。
この発明に従えば、異常解析装置によって、安全制御装置からファンクションブロックダイアグラムが読出され、読出されたファンクションブロックダイアグラムに基づいて、安全制御装置の安全出力機器への出力信号を起点に、当該出力信号に関連する入力信号が関連入力信号として特定され、特定された関連入力信号を特定可能な情報の一覧を表示するよう制御され、特定された関連入力信号の値が安全制御装置から読出され、読出された値を表示するよう制御される。
このため、関連入力信号の一覧が表示され、その値が表示されるので、ユーザは、表示された値が異常な値であるか否かを確認することができ、出力信号の遮断の原因となった入力信号を認識することができる。その結果、出力信号の遮断の原因となった入力信号を即時にユーザに認識させることが可能な異常解析装置、および、異常解析装置の制御方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る安全コントローラをスタンドアローンで使用する場合のシステム構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る安全コントローラの構成の概略を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るPCによって設定ツールが実行されることによって構成される機能の概略を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係るFBの種類を説明するための第1の図である。 本発明の実施の形態に係るFBの種類を説明するための第2の図である。 本発明の実施の形態に係るFBの種類を説明するための第3の図である。 本発明の実施の形態に係るPCによって表示される安全コントローラのFBDを表示するためのプログラムウィンドウの第1の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るPCによって表示される安全コントローラのFBDを表示するためのプログラムウィンドウの第2の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るPCによって表示される安全コントローラのFBDを表示するためのプログラムウィンドウの第3の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るPCによって表示される安全コントローラのFBDを表示するためのプログラムウィンドウの第4の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るPCによって実行される異常解析処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るPCによって異常解析処理のサブルーチンとして実行される検索処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るPCによって表示されるウォッチウィンドウの第1の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るPCによって表示されるウォッチウィンドウの第2の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るPCによって表示されるウォッチウィンドウの第3の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るPCによって表示されるウォッチウィンドウの第4の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るPCによって表示されるウォッチウィンドウの第5の表示例を示す図である。 本発明の実施の形態の変形例に係る安全コントローラをネットワーク接続で使用する場合のシステム構成の一例を示す図である。 安全コントローラにおける出力の遮断要因を示す図である。 安全コントローラにおける異常の種類を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中の同一または相当部分については、同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態に係る安全コントローラ100をスタンドアローンで使用する場合のシステム構成の一例を示す図である。図1を参照して、このシステムは、安全コントローラ100と、安全制御に用いられる安全入力信号を安全コントローラ100に入力する安全入力機器500と、安全コントローラ100から出力された安全出力信号で制御される安全出力機器600と、安全コントローラ100を設定するため、および、安全コントローラ100の異常を解析するために用いられるPC300とを含む。安全コントローラ100とPC300とは、USBケーブル900で接続される。
PC300には、安全コントローラ100を設定するため、および、安全コントローラ100の異常を解析するために用いられるソフトウェアの設定ツールがインストールされている。
安全入力機器500には、たとえば、制御対象の装置を非常停止させるための操作を受付ける非常停止押ボタンスイッチ500A、所定の進入禁止エリアへの人の進入を検知するライトカーテン500B、安全扉の開閉を検知するドアスイッチ500C、および、2つのボタンが操作されることによって1つの指示を受付ける2ハンドスイッチ500Dなどが含まれる。
安全出力機器600には、制御対象のモータなどの電路を遮断するためのコンタクタ600Aが含まれる。
図2は、本発明の実施の形態に係る安全コントローラ100の構成の概略を示すブロック図である。図2を参照して、安全コントローラ100は、プログラム実行部111と、モニタ処理部112と、安全入出力メモリ121と、ステータスメモリ122と、安全入力処理部130と、安全出力処理部140と、通信処理部150とを含む。
安全入力処理部130は、安全入力機器500から安全入力信号の入力を受けて、安全入出力メモリ121に、入力された安全入力信号の値を記憶させ、所定周期で、記憶させた値を更新する。また、安全入力処理部130は、安全入力端子に関して異常が発生しているか否かを判断して、異常が発生していれば、その旨を示す入力端子異常ステータスをステータスメモリ122に記憶させる。
プログラム実行部111は、ユーザによって作成され安全コントローラ100に記憶されたFBDに従って、所定周期ごとに、安全入出力メモリ121に記憶された安全入力信号の値に対して、FBDのFBの接続順に、それぞれのFBの機能に応じた処理の処理を施した結果得られた安全出力信号の値を、安全入出力メモリ121に記憶させる。
図4から図6までは、それぞれ、本発明の実施の形態に係るFBの種類を説明するための第1から第3の図である。図4(A)を参照して、このFBは、入力条件を反転して出力する機能を有する。図4(B)を参照して、このFBは、入力条件の論理積を出力する機能を有する。図4(C)を参照して、このFBは、入力条件の論理和を出力する機能を有する。
図4(D)を参照して、このFBは、入力条件の排他的論理和を出力する機能を有する。図4(E)を参照して、このFBは、入力条件の排他的否定論理和を出力する機能を有する。
図4(F)を参照して、このリセットセットフリップフロップFBは、リセットセットフリップフロップの機能を有する。つまり、InputをONにすると、FB内でONの状態を保持し、OutputEnableへ継続して出力する。FB内でONの状態を保持しているので、InputがONからOFFになってもOutputEnableはONを出力し続ける。ResetをONにすると、FB内で保持している信号をOFFする。
図4(G)を参照して、このコンパレータFBは、コンパレータの機能を有する。つまり、いくつかの入力信号と、設定された比較値とを比較し、すべての入力信号と比較値とが一致したときに、OutputEnable信号にONを出力する。OutputEnable信号がON中に、入力信号が比較値と異なったとき、OutputEnable信号をOFFにする。
図5(A)を参照して、このリセットFBは、入力条件がONになった状態で、リセット信号が正しく入力されると、OutputEnable信号にONを出力する機能を有する。このFBを使用することにより、電源立上げ時、運転モードの変更(アイドルモード→運転モード)時、または、安全入力機器からの信号がOFF→ONに変化した際に、機械装置が自動的に再起動することを防ぐことが可能である。
図5(B)を参照して、このリスタートFBは、入力条件がONになった状態で、リスタート信号が正しく入力されると、OutputEnable信号にONを出力する機能を有する。このFBを使用することにより、電源立上げ時、運転モードの変更(アイドルモード→運転モード)時、または、安全入力機器からの信号がOFF→ONに変化した際に、機械装置が自動的に再起動することを防ぐことが可能である。リスタートFBは、機能的には、リセットFBと同様の機能を有する。
図5(C)を参照して、この非常停止押ボタンモニタリングFBは、非常停止押ボタンスイッチの状態を監視する機能を有する。監視している非常停止押ボタンスイッチからの入力がアクティブの場合、OutputEnableをON、入力がアクティブでない場合、および、FBで異常を検出した場合は、OutputEnableをOFFする。
図5(D)を参照して、このライトカーテンモニタリングFBは、セーフティライトカーテンを監視する機能を有する。監視しているセーフティライトカーテンからの入力がアクティブの場合、OutputEnableをON、入力がアクティブでない場合、および、FBで異常を検出した場合は、OutputEnableをOFFする。
図5(E)を参照して、この安全扉モニタリングファンクションブロックは、安全扉の状態を監視する機能を有する。安全扉の状態は、扉に備え付けられたセーフティドアスイッチまたはセーフティリミットスイッチなどからの入力信号によって監視する。監視しているスイッチからの入力がアクティブの場合、OutputEnableをON、入力がアクティブでない場合、および、FBで異常を検出した場合は、OutputEnableをOFFする。
図6(A)を参照して、このオフディレイタイマFBは、設定数ms単位のオフディレイタイマ動作をする。図6(B)を参照して、このオンディレイタイマFBは、設定数ms単位のオンディレイタイマ動作をする。
図6(C)を参照して、この外部デバイスモニタリング(EDM)FBは、入力信号と、外部デバイスの状態とを評価して、外部デバイスへの安全出力を行なう機能を有する。つまり、入力信号がOFF→ONに変化した場合、Output1,2はOFF→ONに変化する。このとき、フィードバック入力は、設定された時間以内にON→OFFに変化しなければならない。また、入力信号がON→OFFに変化した場合、Output1,2はON→OFFに変化する。このとき、フィードバック入力は、設定された時間以内にOFF→ONに変化しなければならない。フィードバック入力が設定時間以内に正常に変化しない場合、EDMエラーが発生し、Output1,2はOFFし、EDMerrorがONする。
図6(D)を参照して、このパルスジェネレータFBは、InputがONの間、OutputEnableにON/OFFを設定された時間で周期的に出力する。たとえば、設定をON時間100ms、OFF時間500msとした場合、InputがONの間、100msの間、ONを出力して、次に、500msの間、OFFを出力することを繰返す。
図7から図10までは、それぞれ、本発明の実施の形態に係るPC300によって表示される安全コントローラ100のFBDを表示するためのプログラムウィンドウの第1から第4までの表示例を示す図である。本実施の形態で示すFBDの一例は、ページ1からページ4までの4ページのプログラムウィンドウに亘って作成されている。
図7を参照して、ページ1のプログラムウィンドウには、図5(C)で説明した非常停止押ボタンモニタリングFBを用いて構成されたFBDの一部が表示されている。非常停止押ボタンモニタリングFBには、非常停止押ボタンスイッチ500Aからの2つの同じ安全入力信号が入力される。
このように、安全コントローラ100に入力される安全入力信号、および、安全コントローラ100から出力される安全出力信号は、冗長性を持たせて、安全性を高めるために、このように2重化されている(デュアルチャネル)。
また、非常停止押ボタンモニタリングFBは、非常停止押ボタンスイッチ500Aからの2つの安全入力信号がいずれもアクティブとなった場合、ONの信号aを出力する。一方、非常停止押ボタンモニタリングFBは、非常停止押ボタンスイッチ500Aからの2つの安全入力信号がいずれもアクティブでない場合、OFFの信号aを出力する。この信号aは、後述するページ4のプログラムウィンドウで示されるFBDの一部に示されているFBに入力される。
図8を参照して、ページ2のプログラムウィンドウには、図5(D)で説明したライトカーテンモニタリングFBを用いて構成されたFBDの一部が表示されている。ライトカーテンモニタリングFBには、ライトカーテン500Bからの2つの同じ安全入力信号が入力される。
また、ライトカーテンモニタリングFBは、ライトカーテン500Bからの2つの安全入力信号がいずれもアクティブとなった場合、ONの信号bを出力する。一方、ライトカーテンモニタリングFBは、ライトカーテン500Bからの2つの安全入力信号がいずれもアクティブでない場合、OFFの信号bを出力する。この信号bは、後述するページ4のプログラムウィンドウで示されるFBDの一部に示されているFBに入力される。
図9を参照して、ページ3のプログラムウィンドウには、図5(E)で説明した安全扉モニタリングFBを用いて構成されたFBDの一部が表示されている。安全扉モニタリングFBには、ドアスイッチ500Cからの2つの同じ安全入力信号が入力される。
また、安全扉モニタリングFBは、ドアスイッチ500Cからの2つの安全入力信号がいずれもアクティブとなった場合、ONの信号cを出力する。一方、安全扉モニタリングFBは、ドアスイッチ500Cからの2つの安全入力信号がいずれもアクティブでない場合、OFFの信号cを出力する。この信号cは、後述するページ4のプログラムウィンドウで示されるFBDの一部に示されているFBに入力される。
図10を参照して、ページ4のプログラムウィンドウには、図5(A)で説明したリセットFBおよび図6(C)で説明した外部デバイスモニタリングFBを用いて構成されたFBDの一部が表示されている。リセットFBには、安全コントローラ100のリセット信号、ならびに、図7で説明した信号a、図8で説明した信号b、および、図9で説明した信号cが入力される。
また、リセットFBは、信号a〜cがONとなった状態で、リセット信号が入力されると、ONの信号を、次のFBである外部デバイスモニタリングFBに出力する。一方、信号a〜cがONとなった状態であっても、リセット信号が入力されない限り、OFFの信号を出力する。また、信号a〜cの少なくともいずれかがOFFである状態で、リセット信号が入力されたとしても、ONの信号を出力せず、OFFの信号を出力する。
外部デバイスモニタリングFBには、外部デバイスからのフィードバック入力、つまり、安全出力機器600であるセーフティリレーの接点が溶着したか否かを示す溶着チェック信号、および、リセットFBからの信号が入力される。
また、外部デバイスモニタリングFBは、リセットFBからの信号と、溶着チェック信号とを評価して、外部デバイスであるセーフティリレーへ、2つの同じ出力信号を出力する。つまり、外部デバイスモニタリングFBは、リセットFBからの信号がOFF→ONに変化した場合、セーフティリレーへの出力信号をOFF→ONに変化させる。
また、外部デバイスモニタリングFBは、リセットFBからの信号がON→OFFに変化した場合、セーフティリレーへの安全出力信号をON→OFFに変化させる。溶着チェック信号が、設定された時間以内に正常に変化しない場合、EDMエラーが発生し、セーフティリレーへの安全出力信号がOFFされる。
図2に戻って、また、プログラム実行部111は、FBに関して異常が発生しているか否かを判断して、異常が発生していれば、その旨を示すFB異常ステータスをステータスメモリ122に記憶させる。
安全出力処理部140は、安全入出力メモリ121に記憶された安全出力信号の値を、所定周期ごとに更新させながら、安全出力機器600に出力する。また、安全出力処理部140は、安全出力端子に関して異常が発生しているか否かを判断して、異常が発生していれば、その旨を示す出力端子異常ステータスをステータスメモリ122に記憶させる。
モニタ処理部112は、定期的に、安全入出力メモリ121およびステータスメモリ122に記憶された内容を、PC300に送信するよう、通信処理部150を制御する。
図3は、本発明の実施の形態に係るPC300によって設定ツールが実行されることによって構成される機能の概略を示す機能ブロック図である。
図3を参照して、PC300には、ウォッチ登録処理部311と、モニタ処理部312と、プログラム保存メモリ321と、正常値DB322と、端子異常文字列DB323と、現在値保存メモリ324と、異常FB保存メモリ325と、端子異常保存メモリ326と、検索済みFB保存メモリ327と、プログラムウィンドウ表示制御部341と、ウォッチウィンドウ表示制御部342と、通信処理部350とが構成される。
プログラム保存メモリ321は、PC300の記憶部に構成され、安全コントローラ100に記憶されているFBDで示されるプログラムを記憶する。
正常値DB322は、PC300の記憶部に構成され、プログラム保存メモリ321に記憶されているFBDで示されるプログラムの安全入力信号および安全出力信号の予め定められた正常値を記憶する。
端子異常文字列DB323は、図20の「異常」の欄に示す端子異常の文字列を記憶する。
モニタ処理部312は、定期的に、安全コントローラ100で実行されているFBDで示されるプログラムに従った安全制御における安全入力信号の値および安全出力信号の値を、通信処理部350を制御して安全コントローラ100から読出し、現在値保存メモリ324に記憶させる。
また、モニタ処理部312は、定期的に、安全コントローラ100で実行されているFBDで示されるプログラムに従った安全制御におけるFBに関して発生した異常、ならびに、安全入力端子および安全出力端子に関して発生した異常を、通信処理部350を制御して安全コントローラ100から読出し、それぞれ、異常FB保存メモリ325、ならびに、端子異常保存メモリ326に記憶させる。
ウォッチ登録処理部311は、PC300によって図11で説明する異常解析処理が実行されることで構成される。ウォッチ登録処理部311は、異常解析処理の結果、ウォッチウィンドウに様々なデータを登録する。
検索済みFB保存メモリ327は、ウォッチ登録処理部311によって実行される異常解析処理において、すでに検索済みのFBを特定可能な情報を保存する。
プログラムウィンドウ表示制御部341は、プログラム保存メモリからFBDを読出し、ページごとに、図7から図10で説明したようなプログラムウィンドウをディスプレイに表示するよう制御する。
図11は、本発明の実施の形態に係るPC300によって実行される異常解析処理の流れを示すフローチャートである。図11を参照して、異常解析処理は、PC300にインストールされている設定ツールの一部である。
図11を参照して、異常解析処理は、ユーザによって安全出力信号の登録操作があったときに実行される。まず、ステップS311で、PC300のCPUは、ユーザによって登録操作が行なわれた安全出力信号を、ウォッチウィンドウに登録する。
次に、ステップS312で、PC300のCPUは、ウォッチウィンドウに登録された安全出力信号の現在値を、現在値保存メモリ324から取得する。
そして、ステップS313で、PC300のCPUは、取得した安全出力信号の現在値と、正常値DB322に記憶されている当該安全出力信号の正常値とを比較して、異なる場合は、ウォッチウィンドウの当該安全出力信号の行の背景の色を「赤」に変更する。
また、ステップS314で、PC300のCPUは、当該安全出力信号に関連付けられた出力端子異常ステータスを、端子異常保存メモリ326から取得する。そして、ステップS315で、PC300のCPUは、取得した出力端子異常ステータスが、出力端子が異常であることを示すか否かを判断する。
出力端子が異常であると判断した場合(ステップS315でYESと判断した場合)、ステップS316で、PC300のCPUは、異常ステータスに対応する文字列を、端子異常文字列DB323から取得する。
そして、ステップS317で、PC300のCPUは、取得した出力端子異常文字列を、ウォッチウィンドウの安全出力信号の行に登録する。
出力端子が異常でないと判断した場合(ステップS315でNOと判断した場合)、および、ステップS317の後、ステップS318で、PC300のCPUは、図12で説明する検索処理を実行する。
図12は、本発明の実施の形態に係るPC300によって異常解析処理のサブルーチンとして実行される検索処理の流れを示すフローチャートである。
図12を参照して、ステップS321では、PC300のCPUは、ステップS321以降の処理を、当該FBに接続されている入力数、ループするように設定する。
ステップS322で、PC300のCPUは、今回のループで対象となっている入力が接続されているのが、FBであるか安全入力信号であるかを判断する。
FBであると判断した場合、ステップS323で、PC300のCPUは、このFBを検索済みとして、検索済みFB保存メモリ327に記憶させる。
次に、ステップS325で、このFBに関連付けられたFB異常ステータスを、異常FB保存メモリ325から取得する。そして、ステップS326で、PC300のCPUは、取得したFB異常ステータスが、このFBが異常であることを示すか否かを判断する。
FBが異常であると判断した場合(ステップS326でYESと判断した場合)、ステップS327で、PC300のCPUは、当該異常FBを、ウォッチウィンドの安全出力信号の行に登録する。
FBが異常でないと判断した場合(ステップS326でNOと判断した場合)、および、ステップS327の後、ステップS328で、PC300のCPUは、当該FBに関して、検索処理を再帰呼出しで実行する。その後、PC300のCPUは、未処理の当該FBへの入力があればループを繰返す。
一方、今回のループで対象となっている入力が接続されているのが、安全入力信号であると判断した場合、ステップS331で、PC300のCPUは、入力信号値の現在値を、現在値保存メモリ324から取得する。
そして、ステップS332で、PC300のCPUは、取得した安全入力信号の現在値と、正常値DB322に記憶されている当該安全入力信号の正常値とを比較して、異なる場合は、ウォッチウィンドウの当該安全入力信号の行の背景の色を「赤」に変更する。
また、ステップS333で、PC300のCPUは、当該安全入力信号をウォッチウィンドウに子ツリーとして追加する。
次に、ステップS334で、PC300のCPUは、当該安全入力信号に関連付けられた入力端子異常ステータスを、端子異常保存メモリ326から取得する。そして、ステップS335で、PC300のCPUは、取得した入力端子異常ステータスが、入力端子が異常であることを示すか否かを判断する。
入力端子が異常であると判断した場合(ステップS335でYESと判断した場合)、ステップS336で、PC300のCPUは、異常ステータスに対応する文字列を、端子異常文字列DB323から取得する。
そして、ステップS337で、PC300のCPUは、取得した入力端子異常文字列を、ウォッチウィンドウの安全入力信号の行に登録する。
入力端子が異常でないと判断した場合(ステップS335でNOと判断した場合)、および、ステップS337の後、PC300のCPUは、未処理の当該FBへの入力があればループを繰返す。
すべての当該FBへの入力が処理されると、PC300のCPUは、この検索処理を終了して、実行する処理を呼出元の異常解析処理に戻す。
図3に戻って、ウォッチウィンドウ表示制御部342は、図11で説明した異常解析処理および図12で説明した検索処理で登録されたウォッチウィンドウを所定の態様でディスプレイに表示するよう制御する。
図13から図17までは、それぞれ、本発明の実施の形態に係るPC300によって表示されるウォッチウィンドウの第1から第5までの表示例を示す図である。
図13を参照して、このウォッチウィンドウの表示態様は、安全出力信号および安全入力信号の名前および現在値を表示させる場合を示す。このように、ユーザによって設定ツールで、名前が「ロボットX_0」である信号が、異常解析をする安全出力信号として登録されることによって、異常解析処理および検索処理の実行の結果、それに関連する安全入力信号、ならびに、安全出力信号および安全入力信号の現在値が、ウォッチウィンドウに登録される。そして、登録されたウォッチウィンドウが、ウォッチウィンドウ表示制御部342によってディスプレイに表示される。
ここでは、ウォッチウィンドウで、次のことが示されている。安全出力信号「ロボットX_0」の現在値が「OFF」である。安全入力信号「非常停止A_0」の現在値が「ON」である。安全入力信号「非常停止A_1」の現在値が「ON」である。安全入力信号「ライトカーテンB_0」の現在値が「OFF」である。安全入力信号「ライトカーテンB_1」の現在値が「OFF」である。安全入力信号「ドアスイッチC_0」の現在値が「ON」である。安全入力信号「ドアスイッチC_1」の現在値が「ON」である。安全入力信号「フィードバック信号」の現在値が「ON」である。安全入力信号「リセット」の現在値が「OFF」である。
このウォッチウィンドウによって、安全出力信号「ロボットX_0」が遮断しており、この原因が、安全入力信号「ライトカーテンB_0」および安全入力信号「ライトカーテンB_1」が遮断していることであることを、ユーザに知らせることができる。
なお、安全出力信号が遮断してOFFとなった場合、「フィードバック信号」はONとなるので、「フィードバック信号」はONであれば異常である。また、「リセット」は正常値がOFFであるので、ONであれば異常である。
図14を参照して、このウォッチウィンドウの表示態様は、安全出力信号および安全入力信号の名前、現在値および正常値を表示させる場合を示す。また、異常である信号の行の背景を「赤」(図面ではハッチングで示す)で表示するようにする。
ここでは、ウォッチウィンドウで、次のことが示されている。安全出力信号「ロボットX_0」の現在値および正常値がそれぞれ「OFF」および「ON」である。安全入力信号「非常停止A_0」の現在値および正常値がいずれも「ON」である。安全入力信号「非常停止A_1」の現在値および正常値がいずれも「ON」である。安全入力信号「ライトカーテンB_0」の現在値および正常値がそれぞれ「OFF」および「ON」である。安全入力信号「ライトカーテンB_1」の現在値および正常値がそれぞれ「OFF」および「ON」である。安全入力信号「ドアスイッチC_0」の現在値および正常値がいずれも「ON」である。安全入力信号「ドアスイッチC_1」の現在値および正常値がいずれも「ON」である。安全入力信号「フィードバック信号」の現在値および正常値がそれぞれ「ON」および「OFF」である。安全入力信号「リセット」の現在値および正常値がいずれも「OFF」である。
そして、安全出力信号「ロボットX_0」、安全入力信号「ライトカーテンB_0」、安全入力信号「ライトカーテンB_1」、および、安全入力信号「フィードバック信号」の現在値と正常値とが異なり、異常である可能性があるので、それぞれの行の背景が「赤」で表示される。
このウォッチウィンドウによって、安全出力信号「ロボットX_0」が遮断しており、この原因が、安全入力信号「ライトカーテンB_0」および安全入力信号「ライトカーテンB_1」が遮断していることであることを、ユーザが一目して判断可能なように知らせることができる。
図15を参照して、このウォッチウィンドウの表示態様は、安全出力信号および安全入力信号の名前、現在値、正常値および端子異常を表示させる場合を示す。また、異常である信号の行の背景を「赤」(図面ではハッチングで示す)で表示するようにする。
ここでは、ウォッチウィンドウで、次のことが示されている。安全出力信号「ロボットX_0」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「OFF」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「非常停止A_0」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「OFF」、「ON」および「外部接続機器異常(図20参照)」である。安全入力信号「非常停止A_1」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「OFF」、「ON」および「相手側チャネル異常」である。安全入力信号「ライトカーテンB_0」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「ライトカーテンB_1」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「ドアスイッチC_0」の現在値、正常値および「端子異常」がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「ドアスイッチC_1」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「フィードバック信号」の現在値および正常値がそれぞれ「ON」および「OFF」である。安全入力信号「リセット」の現在値および正常値がいずれも「OFF」である。
そして、安全出力信号「ロボットX_0」、安全入力信号「非常停止A_0」、安全入力信号「非常停止A_1」、および、安全入力信号「フィードバック信号」の現在値と正常値とが異なり、異常である可能性があるので、それぞれの行の背景が「赤」で表示される。
このウォッチウィンドウによって、安全出力信号「ロボットX_0」が遮断しており、この原因が、非常停止押ボタンスイッチ500Aが操作されたことではなく、非常停止押ボタンスイッチ500Aの安全入力信号を接続する2つの安全入力端子のうちの1つで断線または接続機器の故障などの異常が発生したことであることを、ユーザが一目して判断可能なように知らせることができる。
図16を参照して、このウォッチウィンドウの表示態様は、図15と同様である。ここでは、ウォッチウィンドウで、次のことが示されている。安全出力信号「ロボットX_0」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「OFF」、「ON」および「地絡検出(図20参照)」である。安全入力信号「非常停止A_0」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「非常停止A_1」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「ライトカーテンB_0」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「ライトカーテンB_1」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「ドアスイッチC_0」の現在値、正常値および「端子異常」がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「ドアスイッチC_1」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「フィードバック信号」の現在値および正常値がそれぞれ「ON」および「OFF」である。安全入力信号「リセット」の現在値および正常値がいずれも「OFF」である。
そして、安全出力信号「ロボットX_0」、および、安全入力信号「フィードバック信号」の現在値と正常値とが異なり、異常である可能性があるので、それぞれの行の背景が「赤」で表示される。
このウォッチウィンドウによって、安全出力信号「ロボットX_0」が遮断しており、この原因が、安全入力信号側の異常ではなく、安全出力端子で地絡を検知したことであることを、ユーザが一目して判断可能なように知らせることができる。
図17を参照して、このウォッチウィンドウの表示態様は、安全出力信号および安全入力信号の名前、現在値、正常値、端子異常およびFB異常を表示させる場合を示す。また、異常である信号の行の背景を「赤」(図面ではハッチングで示す)で表示するようにする。
ここでは、ウォッチウィンドウで、次のことが示されている。安全出力信号「ロボットX_0」の現在値、正常値、端子異常およびFB異常がそれぞれ「OFF」、「ON」、「異常なし」および「Page2_FB2」である。安全入力信号「非常停止A_0」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「非常停止A_1」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「ライトカーテンB_0」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「ライトカーテンB_1」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「ドアスイッチC_0」の現在値、正常値および「端子異常」がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「ドアスイッチC_1」の現在値、正常値および端子異常がそれぞれ「ON」、「ON」および「異常なし」である。安全入力信号「フィードバック信号」の現在値および正常値がそれぞれ「ON」および「OFF」である。安全入力信号「リセット」の現在値および正常値がいずれも「OFF」である。
そして、安全出力信号「ロボットX_0」、および、安全入力信号「フィードバック信号」の現在値と正常値とが異なり、異常である可能性があるので、それぞれの行の背景が「赤」で表示される。
このウォッチウィンドウによって、安全出力信号「ロボットX_0」が遮断しており、この原因が、安全入力信号および安全出力信号の異常ではなく、FBDのPage2のFB2で異常が発生したことであることを、ユーザが一目して判断可能なように知らせることができる。
以上説明したように、本実施の形態に係るPC300によれば、図3で説明したように、安全コントローラ100からFBDが読出される。図11および図12で説明したように、読出されたFBDに基づいて、安全コントローラ100の安全出力機器600への安全出力信号を起点に、当該安全出力信号に関連する安全入力信号が関連入力信号として特定され、特定された関連入力信号の現在値、正常値および端子異常などの情報が安全コントローラ100から読出される。図3および図13から図17までで説明したように、特定された関連入力信号の名前の一覧を表示するよう制御され、読出された現在値、正常値および端子異常などの情報を表示するよう制御される。
このため、関連入力信号の一覧が表示され、その現在値、正常値および端子異常などの情報が表示されるので、ユーザは、表示された情報が異常を示す情報であるか否かを確認することができ、安全出力信号の遮断の原因となった安全入力信号を認識することができる。その結果、安全出力信号の遮断の原因となった安全入力信号を即時にユーザに認識させることができる。
また、PC300によって、図12で説明したように、安全出力信号の側から安全入力信号の側に遡って関連入力信号を特定する過程において、第1のFBに接続されているのが、安全入力信号のうちの1つであるか他の第2のFBであるかを判断する第1の処理(ステップS322の処理)と、第1の処理によって安全入力信号のうちの1つであると判断された場合、当該安全入力信号を関連入力信号として特定する第2の処理(ステップS331からステップS337までの処理)とを含む検索処理が実行される。
このため、安全出力信号の遮断の原因となった安全入力信号を確実に検出することができ、その原因をユーザに確実に認識させることができる。
さらに、PC300によって、図12のステップS328で説明したように、検索処理の第1の処理によって、第2のFBであると判断された場合、検索処理が再帰呼び出しで実行される。
FBに対する検索処理は、第1のFBであっても第2のFBであっても同じである。このため、第2のFBについて、再帰呼び出しで検索処理を実行するようにプログラミングすることで、プログラムの容量がより少なく、プログラミングの手間も少ない、効率のよい設定ツールのプログラムを作成することができる。
また、さらに、PC300によって、検索処理の第1の処理によって、第2のFBであると判断された場合、図12のステップS325およびステップS326で説明したように、当該第2のFBが異常であるか否かが判断され、第2のFBが異常であると判断された場合、図12のステップS327、図3および図17のFB異常の欄で説明したように、当該第2のFBが異常である旨を表示するよう制御される。
このため、安全出力信号の遮断の原因となったFBを確実に検出することができ、その原因をユーザに確実に認識させることができる。
また、さらに、PC300によって、図12のステップS332で説明したように、検索処理の第2の処理によって特定された関連入力信号の値が異常であるか否かが判断され、関連入力信号の値が異常であると判断された場合、図14から図17までで説明したように、当該値が異常である旨を表示するよう制御される。
このため、安全出力信号の遮断の原因となった安全入力信号を確実に検出することができ、その原因をユーザに確実に認識させることができる。
また、さらに、PC300によって、図12のステップS334およびステップS335で説明したように、検索処理の第2の処理によって特定された関連入力信号の安全コントローラ100の安全入力端子が異常であるか否かが判断され、入力端子が異常であると判断された場合、図15から図17までで説明したように、当該安全入力端子が異常である旨を表示するよう制御される。
このため、安全出力信号の遮断の原因となった安全入力端子を確実に検出することができ、その原因をユーザに確実に認識させることができる。
また、PC300によって、図11のステップS313で説明したように、安全出力信号の値が異常であるか否かが判断され、安全出力信号の値が異常であると判断された場合、図14から図17までで説明したように、当該値が異常である旨を表示するよう制御される。
このため、安全出力信号の遮断の原因となったのが安全出力信号であることを確実に検出することができ、その原因をユーザに確実に認識させることができる。
また、PC300によって、図11のステップS314およびステップS315で説明したように、安全コントローラ100の安全出力端子が異常であるか否かが判断され、図15から図17までで説明したように、安全出力端子が異常であると判断された場合、当該安全出力端子が異常である旨を表示するよう制御される。
このため、安全出力信号の遮断の原因となったのが安全出力端子であることを確実に検出することができ、その原因をユーザに確実に認識させることができる。
次に、上述した実施の形態の変形例について説明する。
(1) 前述した実施の形態においては、安全コントローラ100がスタンドアローンで動作し、USBケーブル900で安全コントローラ100とPC300とが接続される場合について説明した。
図18は、本発明の実施の形態の変形例に係る安全コントローラ100をネットワーク接続で使用する場合のシステム構成の一例を示す図である。図18を参照して、この場合、安全コントローラ100が、他の制御装置、たとえば、安全スレーブコントローラ400、スタンダードPLC700、もしくは、スタンダードスレーブコントローラ710と、ネットワーク通信ケーブル800を介して接続される。
このように、他の制御装置と協調して動作する場合にも、前述した実施の形態は適用可能である。また、安全コントローラ100とPC300とが、ネットワーク通信ケーブル800を介して接続される場合にも、前述した実施の形態は適用可能である。
(2) 前述した実施の形態においては、安全コントローラ100の異常を解析するPC300の発明として説明した。しかし、これに限定されず、安全コントローラ100の異常を解析するPC300の制御方法の発明として捉えることができる。
(3) 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 安全コントローラ、111 プログラム実行部、112 モニタ処理部、121 安全入出力メモリ、122 ステータスメモリ、130 安全入力処理部、140 安全出力処理部、150 通信処理部、300 PC、311 ウォッチ登録処理部、312 モニタ処理部、321 プログラム保存メモリ、322 正常値DB、323 端子異常文字列DB、324 現在値保存メモリ、325 異常FB保存メモリ、326 端子異常保存メモリ、327 検索済みFB保存メモリ、341 プログラムウィンドウ表示制御部、342 ウォッチウィンドウ表示制御部、350 通信処理部、400 安全スレーブコントローラ、500 安全入力機器、500A 非常停止押ボタンスイッチ、500B ライトカーテン、500C ドアスイッチ、500D 2ハンドスイッチ、600 安全出力機器、600A コンタクタ、700 スタンダードPLC、710 スタンダードスレーブコントローラ、800 ネットワーク通信ケーブル、900 USBケーブル。

Claims (9)

  1. ユーザによって作成されたファンクションブロックダイアグラムに従って安全入力機器からの入力信号に基づいて出力信号を出力することによって安全出力機器を制御する安全制御装置の異常を解析する異常解析装置であって、
    前記ファンクションブロックダイアグラムを構成するための複数種類のファンクションブロックは、それぞれ、入力された少なくとも1つの信号に対して当該ファンクションブロックに対して予め定められた機能に応じた所定の処理を施した少なくとも1つの信号を出力し、
    前記ファンクションブロックダイアグラムは、少なくとも1つの前記ファンクションブロックが前記入力信号と前記出力信号との間を接続するように作成され、
    前記出力信号は、前記入力信号に対して、前記ファンクションブロックダイアグラムの前記ファンクションブロックの接続順に、それぞれの前記ファンクションブロックの機能に応じた前記所定の処理が施された結果、得られる信号であり、
    前記安全制御装置から前記ファンクションブロックダイアグラムを読出す設定データ読出手段と、
    前記設定データ読出手段によって読出された前記ファンクションブロックダイアグラムに基づいて、前記安全制御装置の前記安全出力機器への前記出力信号を起点に、当該出力信号に関連する前記入力信号を関連入力信号として特定する特定手段と、
    前記特定手段によって特定された前記関連入力信号を特定可能な情報の一覧を表示するよう制御する第1の表示制御手段と、
    前記特定手段によって特定された前記関連入力信号の値を前記安全制御装置から読出す入力信号値読出手段と、
    前記入力信号値読出手段によって読出された前記値を表示するよう制御する第2の表示制御手段とを備える、異常解析装置。
  2. 前記特定手段は、
    前記出力信号の側から前記入力信号の側に遡って前記関連入力信号を特定する過程において、第1のファンクションブロックに接続されているのが、前記入力信号のうちの1つであるか他の第2のファンクションブロックであるかを判断する第1の処理と、前記第1の処理によって前記入力信号のうちの1つであると判断された場合、当該入力信号を前記関連入力信号として特定する第2の処理とを含む検索処理を実行する第1の実行手段を含む、請求項1に記載の異常解析装置。
  3. 前記特定手段は、さらに、
    前記第1の実行手段によって実行される前記検索処理の前記第1の処理によって、前記第2のファンクションブロックであると判断された場合、前記検索処理を再帰呼び出しで実行する第2の実行手段を含む、請求項2に記載の異常解析装置。
  4. 前記特定手段は、さらに、
    前記第1の実行手段によって実行される前記検索処理の前記第1の処理によって、前記第2のファンクションブロックであると判断された場合、当該第2のファンクションブロックが異常であるか否かを判断するファンクションブロック異常判断手段と、
    前記ファンクションブロック異常判断手段によって前記第2のファンクションブロックが異常であると判断された場合、当該第2のファンクションブロックが異常である旨を表示するよう制御する第3の表示制御手段とをさらに含む、請求項2に記載の異常解析装置。
  5. 前記特定手段は、さらに、
    前記第1の実行手段によって実行される前記検索処理の前記第2の処理によって特定された前記関連入力信号の値が異常であるか否かを判断する入力信号異常判断手段と、
    前記入力信号異常判断手段によって前記関連入力信号の値が異常であると判断された場合、当該値が異常である旨を表示するよう制御する第4の表示制御手段とをさらに含む、請求項2に記載の異常解析装置。
  6. 前記安全制御装置は、前記入力信号を入力するための入力端子を有し、
    前記特定手段は、さらに、
    前記第1の実行手段によって実行される前記検索処理の前記第2の処理によって特定された前記関連入力信号の前記入力端子が異常であるか否かを判断する入力端子異常判断手段と、
    前記入力端子異常判断手段によって前記入力端子が異常であると判断された場合、当該入力端子が異常である旨を表示するよう制御する第5の表示制御手段とをさらに含む、請求項2に記載の異常解析装置。
  7. 前記出力信号の値が異常であるか否かを判断する出力信号異常判断手段と、
    前記出力信号異常判断手段によって前記出力信号の値が異常であると判断された場合、当該値が異常である旨を表示するよう制御する第6の表示制御手段とをさらに備える、請求項1から請求項6のいずれかに記載の異常解析装置。
  8. 前記安全制御装置は、前記出力信号を出力するための出力端子を有し、
    前記出力端子が異常であるか否かを判断する出力端子異常判断手段と、
    前記出力端子異常判断手段によって前記出力端子が異常であると判断された場合、当該出力端子が異常である旨を表示するよう制御する第7の表示制御手段とをさらに備える、請求項1から請求項6のいずれかに記載の異常解析装置。
  9. ユーザによって作成されたファンクションブロックダイアグラムに従って安全入力機器からの入力信号に基づいて出力信号を出力することによって安全出力機器を制御する安全制御装置の異常を解析する異常解析装置の制御方法であって、
    前記ファンクションブロックダイアグラムを構成するための複数種類のファンクションブロックは、それぞれ、入力された少なくとも1つの信号に対して当該ファンクションブロックに対して予め定められた機能に応じた所定の処理を施した少なくとも1つの信号を出力し、
    前記ファンクションブロックダイアグラムは、少なくとも1つの前記ファンクションブロックが前記入力信号と前記出力信号との間を接続するように作成され、
    前記出力信号は、前記入力信号に対して、前記ファンクションブロックダイアグラムの前記ファンクションブロックの接続順に、それぞれの前記ファンクションブロックの機能に応じた前記所定の処理が施された結果、得られる信号であり、
    前記制御方法は、
    前記安全制御装置から前記ファンクションブロックダイアグラムを読出すステップと、
    読出された前記ファンクションブロックダイアグラムに基づいて、前記安全制御装置の前記安全出力機器への前記出力信号を起点に、当該出力信号に関連する前記入力信号を関連入力信号として特定するステップと、
    特定された前記関連入力信号を特定可能な情報の一覧を表示するよう制御するステップと、
    特定された前記関連入力信号の値を前記安全制御装置から読出すステップと、
    読出された前記値を表示するよう制御するステップとを含む、異常解析装置の制御方法。
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