JP6519330B2 - プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、プログラム、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
従来、単位時間あたりの作業数を向上させることのできる作業対象物管理装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2007−316700号公報
しかしながら、従来の技術では担当者のインシデントに対する難易度を精度良く算出することができないという問題がある。
一つの側面では、インシデントに対する難易度を精度良く算出することが可能なプログラム等を提供することを目的とする。
一つの案では、コンピュータに、インシデント対応を行う担当者の作業時間を取得し、インシデントの対応開始タイミング及び対応時間を含む管理情報を記憶する記憶部から、インシデントへの対応開始タイミングと、インシデントへの対応時間とを取得し、取得した前記インシデントの対応時間と、前記作業時間の内、前記対応開始タイミングを起点とした前記インシデントの担当者の作業時間との比に基づいて、前記インシデントの難易度を算出する処理を実行させる。
一つの側面では、インシデントに対する難易度を精度良く算出することが可能となる。
情報処理システムの概要を示す説明図である。 コンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 サーバコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 作業時間DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 管理情報DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 インシデントの選択画面を示す説明図である。 難易度の算出手順を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るサーバコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 閾値DBの内容を説明するためのグラフである。 警告出力処理の手順を示すフローチャートである。 難易度と経過時間との関係を複数組示した説明図である。 実施の形態2に係る管理情報DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 警告出力処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態4に係るサーバコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。 クレームDBのレコードレイアウトを示す説明図である。 座標DBのレコードレイアウトを示す説明図である。 近似一次直線式を示す説明図である。 近似一次直線式の算出手順を示すフローチャートである。 上述した形態のサーバコンピュータの動作を示す機能ブロック図である。 実施の形態5に係るサーバコンピュータのハードウェア群を示すブロック図である。
実施の形態1
以下実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は情報処理システムの概要を示す説明図である。情報処理システムは第1情報処理装置1及び複数の第2情報処理装置2等を含む。第1情報処理装置1及び第2情報処理装置2は、インターネット、公衆電話網、LAN(Local Area Network)等の通信網Nを介して相互に接続されている。第2情報処理装置2は、例えば企業、官公庁、コールセンター、病院、学校等の施設に設けられるサーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、またはスマートフォン等である。以下、第2情報処理装置2をコンピュータ2という。
第1情報処理装置1はコンピュータ2との間で情報を送受信するサーバコンピュータまたはパーソナルコンピュータ等である。以下、第1情報処理装置1をサーバコンピュータ1という。担当者はコンピュータ2を操作し、電話、テレビ電話またはメールで受け付けたインシデントについて対応を行う。サーバコンピュータ1は各インシデントに対する管理情報を記憶し、また担当者の作業時間を記憶する。サーバコンピュータ1は、担当者の作業時間及びインシデントへの対応時間に基づき、当該インシデントに対する難易度を算出する。以下、詳細を説明する。
図2はコンピュータ2のハードウェア群を示すブロック図である。コンピュータ2は制御部としてのCPU(Central Processing Unit)21、RAM(Random Access Memory)22、入力部23、表示部24、記憶部25、通信部26、及び、時計部28等を含む。CPU21は、バス27を介してハードウェア各部と接続されている。CPU21は記憶部25に記憶された制御プログラム25Pに従いハードウェア各部を制御する。RAM22は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)、フラッシュメモリ等である。RAM22は、記憶部としても機能し、CPU21による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部23はマウスまたはキーボード、マウスまたはタッチパネル等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU21へ出力する。表示部24は液晶ディスプレイまたは有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等であり、CPU21の指示に従い各種情報を表示する。通信部26は通信モジュールであり、サーバコンピュータ1等との間でインターネット等の通信網Nを介して、情報の送受信を行う。時計部28は日時情報をCPU21へ出力する。記憶部25はハードディスクまたは大容量メモリであり、制御プログラム25P等を記憶している。
図3は、サーバコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。サーバコンピュータ1は制御部としてのCPU11、RAM12、入力部13、表示部14、記憶部15、時計部18、及び、通信部16等を含む。CPU11は、バス17を介してハードウェア各部と接続されている。CPU11は記憶部15に記憶された制御プログラム15Pに従いハードウェア各部を制御する。RAM12は例えばSRAM、DRAM、フラッシュメモリ等である。RAM12は、記憶部としても機能し、CPU11による各種プログラムの実行時に発生する種々のデータを一時的に記憶する。
入力部13はマウスまたはキーボード、マウスまたはタッチパネル等の入力デバイスであり、受け付けた操作情報をCPU11へ出力する。表示部14は液晶ディスプレイまたは有機ELディスプレイ等であり、CPU11の指示に従い各種情報を表示する。通信部16は通信モジュールであり、コンピュータ2等との間でインターネット等の通信網Nを介して、情報の送受信を行う。時計部18は日時の情報をCPU11へ出力する。
記憶部15はハードディスクまたは大容量メモリであり、制御プログラム15P、作業時間DB151、及び、管理情報DB152を記憶している。なお、実施形態では各DBを記憶部15に記憶する例を挙げたがこれに限るものではない。RAM12に記憶するほか、図示しない他のDBサーバ内に記憶するようにしても良い。
図4は作業時間DB151のレコードレイアウトを示す説明図である。作業時間DB151は担当者IDフィールド及び作業時間フィールドを含む。担当者IDフィールドには、担当者を特定するための固有の識別情報(以下、担当者IDという)が記憶されている。作業時間フィールドには、担当者がコンピュータ2を利用して作業している時間が記憶されている。具体的には、担当者は、コンピュータ2の入力部23から担当者IDを入力し、ログインする。コンピュータ2のCPU21は入力部23から入力された担当者IDをサーバコンピュータ1へ送信する。
サーバコンピュータ1のCPU11は、担当者IDを受信する。CPU11は、担当者IDを受信した日時を時計部18の出力を参照してRAM12に記憶する。担当者は作業を終了する場合、入力部23を操作してログアウトする。CPU21は、担当者ID及びログアウトの情報をサーバコンピュータ1へ送信する。サーバコンピュータ1のCPU11は、担当者ID及びログアウトの情報を受信した場合、RAM12に記憶した受信日時から、ログアウトした際の日時までの時間を、作業時間として担当者IDに対応付けて、作業時間DB151に記憶する。
図5は管理情報DB152のレコードレイアウトを示す説明図である。管理情報DB152は、インシデントIDフィールド、担当者IDフィールド、対応開始タイミングフィールド及び対応時間フィールド等を含む。インシデントIDフィールドには、インシデントを特定するための固有の識別情報(以下、インシデントIDという)が記憶されている。担当者IDフィールドには、インシデントIDに対応付けて、当該インシデントIDに係るインシデントに対応した担当者の担当者IDが記憶されている。
対応開始タイミングフィールドには、インシデントへの対応を初めて開始したタイミングが記憶されている。対応時間フィールドには、担当者がインシデントへの対応に要した対応時間が、インシデントID及び担当者IDに対応付けて記憶されている。図5の例では担当者AがインシデントID「01」のインシデントについて、2015年4月1日10時から対応に当たっており、対応時間は1時間であることが理解できる。
図6はインシデントの選択画面を示す説明図である。CPU11は、管理情報DB152を参照し、登録されているインシデントIDをコンピュータ2へ出力する。CPU21は、担当者によるログイン後、表示部24に図6に示す選択画面を表示する。CPU21は、受信したインシデントIDを、既に登録されているインシデントIDとして、表示部24に表示する。CPU21は、インシデントIDにハイパーリンクを設定する。また、CPU21は、新に発生したインシデントに対応させるべく、インシデントを新規に作成するためのハイパーリンクが設定されている。
CPU21は、担当者が選択したインシデントID及び担当者IDをサーバコンピュータ1へ送信する。CPU11は、時計部18を参照し、管理情報DB152に記憶された担当者IDに対応する対応時間を増加させる。CPU11は、インシデントに対する対応を終了する情報を受け付けた場合、対応時間の増加処理を終了する。一方、新規作成のハイパーリンクが設定された場合、CPU21は、担当者ID及び新規作成であることを示す情報をサーバコンピュータ1へ送信する。CPU11は、新規作成であることを示す情報を受信した場合、インシデントIDを生成し、担当者IDと共に、管理情報DB152に記憶する。
またCPU11は、及び時計部18から出力される日時を参照し、対応開始タイミングフィールドに記憶する。CPU11は、時計部18を参照し、担当者がインシデントに対応している時間を随時管理情報DB152に記憶する。CPU11は、インシデントに対する対応を終了する情報を受け付けた場合、対応時間の増加処理を終了する。このようにしてインシデントID、担当者ID、対応開始タイミング及び対応時間を含む管理情報が、管理情報DB152に記憶される。
CPU11は、適宜のタイミング、例えば1時間毎に難易度を算出する。CPU11は、インシデントID及び担当者IDを参照し、管理情報DB152から、対応時間を取得する。CPU11は、作業時間DB151から担当者IDに対応する作業時間を取得する。CPU11は、対応開始タイミング及び取得した作業時間に基づき、対応開始タイミングからの作業時間を算出する。例えば担当者は4月1日10時から4月1日19時まで作業しており、対応開始タイミングが4月1日13時であったとする。この場合、インシデント発生以降の作業時間は6時間となる。
CPU11は、取得した対応時間を、算出した作業時間で除すことで難易度を算出する。この場合、難易度は0から1の間の値をとり、数値が大きいほど難易度が高くなる。なお、難易度の算出方法は一例であり、これに限るものではない。算出した作業時間を対応時間で除して難易度としても良い。この場合、数値が小さいほど難易度が高くなる。また本実施形態ではインシデントへの対応開始タイミングからの作業時間を用いることとしたがこれに限るものではない。例えば、直近1週間の作業時間等、任意の時刻を起算点としても良い。また本実施形態では、インシデントに対応する作業時間に加えて、インシデント以外の他の文書を作成する時間などをも含んで作業時間としているが、これに限るものではない。インシデントへの対応時間のみを作業時間として記憶しても良い。
以上のハードウェア群において各種ソフトウェア処理を、フローチャートを用いて説明する。図7は難易度の算出手順を示すフローチャートである。CPU11は、作業時間DB151を参照し、担当者IDに対応する作業時間を取得する(ステップS71)。CPU11は、担当者ID及びインシデントIDに対応する対応開始タイミング及び対応時間を、管理情報DB152から読み出す(ステップS72)。CPU11は、ステップS71で読み出した作業時間を参照し、対応開始タイミングを起点とした作業時間を算出する(ステップS73)。CPU11は、対応時間を作業時間で除して、難易度を算出する(ステップS74)。CPU11は、算出した難易度をインシデントIDに対応付けてRAM12に記憶する。これにより、担当者の作業負担に応じたより精度の高い難易度を算出することが可能となる。
実施の形態2
実施の形態2は警告を出力する形態に関する。図8は実施の形態2に係るサーバコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。記憶部15にはさらに閾値DB153が設けられている。図9は閾値DB153の内容を説明するためのグラフである。閾値DB153には、難易度と経過時間との関係が記憶されている。図9のグラフでは横軸に難易度、縦軸に経過時間を示している。経過時間は対応開始タイミングから現在時刻までの時間である。実施形態1で算出した難易度と経過時間とでプロットした位置が、直線の上側に存在する場合、クレームが発生する可能性が高いとして、CPU11は、警告を出力する。
本実施形態では、閾値DB153に示すように、難易度の変化に対応付けて閾値となる経過時間を記憶する例を示したがこれに限るものではない。図9に示すグラフに対応する一次直線式を記憶しておいても良い。また本実施形態では一次直線式で表現しているが、曲線であっても良く、適宜オペレータが閾値を設定するようにすればよい。
図10は警告出力処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は、ステップS74の処理後以下の処理を行う。CPU11は、閾値DB153から一次直線式を読み出す(ステップS101)。CPU11は、時計部18の出力及び管理情報DB152を参照し、現在時刻から、対応開始タイミングを減じて、経過時間を算出する(ステップS102)。CPU11は、ステップS74で算出した難易度を、一次直線式に代入することにより、算出した難易度に対応する経過時間(以下、閾経過時間という)を算出する(ステップS103)。CPU11は、算出した経過時間は、閾経過時間を超えるか否かを判断する(ステップS104)。
CPU11は、超えないと判断した場合(ステップS104でNO)、処理を終了する。CPU11は、超えると判断した場合(ステップS104でYES)、警告を出力する(ステップS105)。CPU11は、例えば、担当者ID、インシデントID及びクレームが発生する可能性が高いことを示す情報を警告として、表示部14に表示する。その他、CPU11は、警告をコンピュータ2または図示しないオペレータのコンピュータへ出力するようにしても良い。これにより、難易度及び経過時間に基づき、精度良くクレームが発生する可能性が高いことを通知することが可能となる。
本実施の形態2は以上の如きであり、その他は実施の形態1と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3
実施の形態3は複数の閾値を利用する形態に関する。図11は難易度と経過時間との関係を複数組示した説明図である。図11Aは、緊急度が高い(以下、緊急度1という)場合に用いる閾値、図11Bは緊急度が中程度(以下、緊急度2という)の場合に用いる閾値である。図11は緊急度が最も低い(以下、緊急度3という)場合に用いる閾値である。緊急度が高くなるにつれ、難易度に対する経過時間が低くなる複数組の難易度と経過時間との関係を、閾値DB153に記憶しておく。本実施形態では傾きは同一、切片が、緊急度が高くなるにつれ小さくなる一次直線式を3つ記憶している例を挙げて説明する。
図12は実施の形態2に係る管理情報DB152のレコードレイアウトを示す説明図である。インシデントIDに対応付けて緊急度が記憶されている。担当者はインシデントについて新規作成する場合に、状況に応じて緊急度を入力部23から入力する。CPU21は緊急度をサーバコンピュータ1へ出力する。CPU11は、新規に作成したインシデントIDに対応付けて緊急度を管理情報DB152に記憶する。図12の例では緊急度が低い3が記憶されている。なお、緊急度は適宜入力部13等を通じて変更することが可能である。
図13は警告出力処理の手順を示すフローチャートである。CPU11は、ステップS74の処理後以下の処理を行う。CPU11は、インシデントIDに対応する緊急度を管理情報DB152から読み出す(ステップS130)。CPU11は、閾値DB153から緊急度に対応する一次直線式を読み出す(ステップS131)。CPU11は、時計部18の出力及び管理情報DB152を参照し、現在時刻から、対応開始タイミングを減じて、経過時間を算出する(ステップS132)。CPU11は、ステップS74で算出した難易度を、一次直線式に代入することにより、算出した難易度に対応する閾経過時間を算出する(ステップS133)。CPU11は、算出した経過時間は、閾経過時間を超えるか否かを判断する(ステップS134)。
CPU11は、超えないと判断した場合(ステップS134でNO)、処理を終了する。CPU11は、超えると判断した場合(ステップS134でYES)、警告を出力する(ステップS135)。これにより、インシデントの内容に応じてより的確にクレームが発生する可能性が高いことを通知することが可能となる。
本実施の形態3は以上の如きであり、その他は実施の形態1及び2と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態4
実施の形態4はクレーム発生時に近似一次直線式を算出する形態に関する。図14は実施の形態4に係るサーバコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。記憶部15にクレームDB154及び座標DB155が記憶されている。図15はクレームDB154のレコードレイアウトを示す説明図である。管理情報DB152のレコード内容に加えてクレーム発生時刻フィールド及び作業時間フィールドが設けられている。
クレーム発生時刻フィールドには、インシデントについて顧客からクレームを受けた日時を記憶している。担当者は入力部23を通じてクレームが発生した旨の情報を入力する。CPU21は、クレームが発生した旨の情報、インシデントID及び担当者IDをサーバコンピュータ1へ送信する。CPU11は、管理情報DB152のインシデントID及び担当者IDに対応するレコードを、クレームDB154に記憶する。CPU11は、インシデントID及び担当者IDに対応付けて、時計部18から出力される日時を、クレーム発生時刻フィールドに記憶する。CPU11は、ステップS73で求めた対応開始タイミングを起点とした作業時間を作業時間フィールドに記憶する。
図15の例では、担当者Aが、インシデントID「11」について対応していたところ、2015年2月3日15時に顧客からクレームを受けた。そして、その際の担当者の作業時間は12時間、対応時間は6時間であることが理解できる。このように、CPU11は、クレームが発生する度に、クレームDB154にクレーム発生時刻等を追加する。
図16は座標DB155のレコードレイアウトを示す説明図である。座標DB155には、緊急度毎に、難易度と経過時間との関係が記憶されている。座標DB155は難易度フィールド及び経過時間フィールドを含む。図16の例では緊急度3の難易度及び経過時間が記憶されている。CPU11は、クレームDB154を参照し、クレーム発生時刻から対応開始タイミングを減じ、経過時間を算出する。CPU11は、算出した経過時間を緊急度3の経過時間フィールドに記憶する。CPU11は、クレームDB154の作業時間(12時間)及び対応時間(6時間)を読み出し、対応時間を作業時間で除して難易度(0.5)を算出する。CPU11は、難易度を、経過時間に対応付けて記憶する。図16の例では、難易度0.5と、経過時間48時間とがクレームの発生に応じて記憶される。
図17は近似一次直線式を示す説明図である。横軸は難易度、縦軸は経過時間である。CPU11は、座標DB155を参照し、特定の緊急度に係る複数組の難易度及び経過時間を読み出し、難易度を横軸、経過時間を縦軸として、プロットする。CPU11は、特定の緊急度に係る複数組の難易度及び経過時間に基づき、近似一次直線式を算出する。CPU11は、算出した近似一次直線式を緊急度に対応付けて閾値DB153に記憶する。
図18は近似一次直線式の算出手順を示すフローチャートである。CPU11は、コンピュータ2からクレームが発生した旨の情報、インシデントID、及び担当者IDを受け付ける(ステップS181)。CPU11は、時計部18を参照し、クレーム発生時刻を受付日時として取得する(ステップS182)。CPU11は、インシデントID及び担当者IDに基づき、管理情報DB152から対応する対応開始タイミング、対応時間、緊急度を読み出し、クレームDB154に記憶する(ステップS183)。
CPU11は、ステップS73で算出した作業時間、ステップS182で取得したクレーム発生時刻を、インシデントID及び担当者IDに対応付けて、クレームDB154に記憶する(ステップS184)。CPU11は、対応時間を作業時間で除すことにより、難易度を算出する(ステップS185)。CPU11は、クレーム発生時刻から対応開始タイミングを減じて、経過時間を算出する(ステップS186)。
CPU11は、緊急度に対応付けて、難易度及び経過時間を、座標DB155に記憶する(ステップS187)。CPU11は、座標DB155に記憶された複数組の難易度及び経過時間を読み出し、読み出した難易度及び経過時間に基づき、近似一次直線式を算出する(ステップS188)。CPU11は、緊急度に対応付けて、近似一次直線式を閾値DB153に記憶する(ステップS189)。このように実際に発生したクレームに基づき閾値DB153を構築することで、より精度を高めることが可能となる。
本実施の形態4は以上の如きであり、その他は実施の形態1から3と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態5
図19は上述した形態のサーバコンピュータ1の動作を示す機能ブロック図である。CPU11が制御プログラム15Pを実行することにより、サーバコンピュータ1は以下のように動作する。第1取得部191はインシデント対応を行う担当者の作業時間を取得する。第2取得部192は、インシデントの管理情報を記憶する記憶部15から、インシデントへの対応開始タイミングと、インシデントへの対応時間とを取得する。算出部193は、取得した前記インシデントの対応時間と、前記対応開始タイミングからの前記インシデントの担当者の作業時間とに基づいて、前記インシデントの難易度を算出する。
図20は実施の形態5に係るサーバコンピュータ1のハードウェア群を示すブロック図である。サーバコンピュータ1を動作させるためのプログラムは、ディスクドライブ等の読み取り部10AにCD-ROM、DVD(Digital Versatile Disc)ディスク、メモリーカード、またはUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の可搬型記録媒体1Aを読み取らせて記憶部15に記憶しても良い。また当該プログラムを記憶したフラッシュメモリ等の半導体メモリ1Bをサーバコンピュータ1内に実装しても良い。さらに、当該プログラムは、インターネット等の通信網Nを介して接続される他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードすることも可能である。以下に、その内容を説明する。
図20に示すサーバコンピュータ1は、上述した各種ソフトウェア処理を実行するプログラムを、可搬型記録媒体1Aまたは半導体メモリ1Bから読み取り、或いは、通信網Nを介して他のサーバコンピュータ(図示せず)からダウンロードする。当該プログラムは、制御プログラム15Pとしてインストールされ、RAM12にロードして実行される。これにより、上述したサーバコンピュータ1として機能する。
本実施の形態5は以上の如きであり、その他は実施の形態1から4と同様であるので、対応する部分には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略する。
以上の実施の形態1から5を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
インシデント対応を行う担当者の作業時間を取得し、
インシデントの管理情報を記憶する記憶部から、インシデントへの対応開始タイミングと、インシデントへの対応時間とを取得し、
取得した前記インシデントの対応時間と、前記対応開始タイミングからの前記インシデントの担当者の作業時間とに基づいて、前記インシデントの難易度を算出する
処理を実行させるプログラム。
(付記2)
対応開始タイミングからの経過時間を算出し、
算出した経過時間及び算出した難易度に基づき、警告を出力する
処理を実行させる付記1に記載のプログラム。
(付記3)
難易度と経過時間との関係を記憶した記憶部を参照し、算出した難易度に対応する経過時間を取得し、算出した経過時間が取得した経過時間を超える場合に、警告を出力する
処理を実行させる付記2に記載のプログラム。
(付記4)
前記記憶部には、難易度と経過時間との関係が複数組記憶されている
付記2または3に記載のプログラム。
(付記5)
インシデントに対してクレームを受け付けた受付日時を取得し、
取得した受付日時及び前記対応開始タイミングに基づき経過時間を算出し、
算出した経過時間及び算出した難易度を前記記憶部に記憶する
付記2から4のいずれか一つに記載のプログラム。
(付記6)
記憶部に記憶した経過時間及び難易度に基づき、近似直線を算出する
付記5に記載のプログラム。
(付記7)
インシデント対応を行う担当者の作業時間を取得する第1取得部と、
インシデントの管理情報を記憶する記憶部から、インシデントへの対応開始タイミングと、インシデントへの対応時間とを取得する第2取得部と、
取得した前記インシデントの対応時間と、前記対応開始タイミングからの前記インシデントの担当者の作業時間とに基づいて、前記インシデントの難易度を算出する算出部と
を備える情報処理装置。
(付記8)
インシデント対応を行う担当者の作業時間を取得し、
インシデントの管理情報を記憶する記憶部から、インシデントへの対応開始タイミングと、インシデントへの対応時間とを取得し、
取得した前記インシデントの対応時間と、前記対応開始タイミングからの前記インシデントの担当者の作業時間とに基づいて、前記インシデントの難易度を算出する
処理をコンピュータに実行させる情報処理方法。
1 サーバコンピュータ
1A 可搬型記録媒体
1B 半導体メモリ
2 コンピュータ
10A 読み取り部
11 CPU
12 RAM
13 入力部
14 表示部
15 記憶部
15P 制御プログラム
16 通信部
18 時計部
21 CPU
22 RAM
23 入力部
24 表示部
25 記憶部
25P 制御プログラム
26 通信部
28 時計部
151 作業時間DB
152 管理情報DB
153 閾値DB
154 クレームDB
155 座標DB
191 第1取得部
192 第2取得部
193 算出部
N 通信網

Claims (5)

  1. コンピュータに、
    インシデント対応を行う担当者の作業時間を取得し、
    インシデントの対応開始タイミング及び対応時間を含む管理情報を記憶する記憶部から、インシデントへの対応開始タイミングと、インシデントへの対応時間とを取得し、
    取得した前記インシデントの対応時間と、前記作業時間の内、前記対応開始タイミングを起点とした前記インシデントの担当者の作業時間との比に基づいて、前記インシデントの難易度を算出する
    処理を実行させるプログラム。
  2. 対応開始タイミングからの経過時間を算出し、
    算出した経過時間及び算出した難易度に基づき、警告を出力する
    処理を実行させる請求項1に記載のプログラム。
  3. 難易度と経過時間との関係を記憶した記憶部を参照し、算出した難易度に対応する経過時間を取得し、算出した経過時間が取得した経過時間を超える場合に、警告を出力する
    処理を実行させる請求項2に記載のプログラム。
  4. インシデント対応を行う担当者の作業時間を取得する第1取得部と、
    インシデントの対応開始タイミング及び対応時間を含む管理情報を記憶する記憶部から、インシデントへの対応開始タイミングと、インシデントへの対応時間とを取得する第2取得部と、
    取得した前記インシデントの対応時間と、前記作業時間の内、前記対応開始タイミングを起点とした前記インシデントの担当者の作業時間との比に基づいて、前記インシデントの難易度を算出する算出部と
    を備える情報処理装置。
  5. インシデント対応を行う担当者の作業時間を取得し、
    インシデントの対応開始タイミング及び対応時間を含む管理情報を記憶する記憶部から、インシデントへの対応開始タイミングと、インシデントへの対応時間とを取得し、
    取得した前記インシデントの対応時間と、前記作業時間の内、前記対応開始タイミングを起点とした前記インシデントの担当者の作業時間との比に基づいて、前記インシデントの難易度を算出する
    処理をコンピュータに実行させる情報処理方法。
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