JPWO2014136197A1 - 織機 - Google Patents

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Abstract

幅狭のテープ状の織物を高速で製織可能であり、耐久性も高く、スペース効率の良い樹脂製の織機用ヘルド(10)とヘルド取付枠部材(30)及び織機を提供する。テープ状の幅狭の織物を形成する経糸(24)が挿通される経糸挿通孔(14)を中央部に有し、縦長の薄板状に形成されている。ヘルド取付枠部材(30)の取付バー(22)が挿通される取付孔(12a,12b)を、両端部に備える。全体がポリエチレンテレフタレートとポリエチレンナフタレートから成る合成樹脂で形成されている。織機用ヘルド(10)は、厚みが0.35〜0.60mm、長さが140〜160mmである。ヘルド取付枠部材(30)の取付バー(22)と対向する枠部(20a)に、織機用ヘルド(10)の上下方向のあそびを抑えるヘルド押さえ部材(26)を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、織機の緯入れを行うための経糸開口の形成に用いられる織機用ヘルドとヘルド取付枠部材及びそれらを用いた織機に関する。
従来、織物を織機で製造する場合、経糸開口の形成のために、多数の織機用ヘルドを複数のヘルド取付枠に装着して、織機用ヘルドに設けられた経糸挿通孔に経糸を通している。製織においては、少なくとも一対のヘルド取付枠が互いに反対方向に昇降運動するように作動させて、経糸の開口形成動作を行い、緯入れを行いながら経糸を順次送り出して行く。
従来の織機用ヘルドは、金属板を打ち抜いて、両端部に所定の取付孔を形成し、中央部に経糸挿通孔が形成されていた。金属製の織機用ヘルドは、厚みが一定でばらつきが少なく、耐久性も高いが、金属製であるために、成形に大きな力を必要とし、質量も大きいために、製織時の駆動エネルギーも多く必要としていた。さらに、経糸が織機用ヘルドの経糸挿通孔を通過する際に、経糸挿通孔の内側縁部と擦れることにより、経糸が擦れて毛羽立ったり、糊付けされた経糸の糊が落ちてしまいやすいものであった。また、これら金属製の織機用ヘルドのうち長さ30cm以下の短寸規格のものは、通常、厚みは0.25〜0.30mmのものであった。
そこで、特許文献1に開示されているように、合成樹材料により形成された織機用ヘルドが提案されている。この織機用ヘルドは、合成樹脂材料を射出成形または合成樹脂板により打ち抜き形成によって形成され、ヘルド本体の両端部に係合孔を有し、中央部には所定の大きさの経糸挿通孔を備えているものである。
特開2011−162921号公報 実開昭55−15218号公報
しかしながら、特許文献1に開示された織機用ヘルドは、ウォータージェットルームにより製織されるような幅広の織布を織るためのもので、織機用ヘルドの昇降運動する回転数は、例えば1000rpm程度のものであった。これに対して、例えばスライドファスナーのファスナーテープを製織する織機の場合、織物であるファスナーテープの幅が狭いために、緯入れ距離が短く、織機用ヘルドの回転数は、例えば1800rpm程度の高速になる。このため、樹脂製の織機用ヘルドは、往復運動時に作用する慣性力に樹脂材料が耐えられないものであり、耐久性に問題があった。さらに、耐久性を上げるために厚みを厚くすると、ヘルド取付枠に対する単位幅当たりの織機用ヘルド本数が少なくなり、織機用ヘルドの本数を増やすにはヘルド取付枠を大きくしなければならないので、織機が大型化してしまうものであった。また、一般に幅広の織布を織るための織機用ヘルドは、長さでいえば短いもので30cm程度であるが、これを幅狭のテープ状の織物用の高速回転織機に使用すると、その駆動時に発生する往復運動の慣性力に織機用ヘルドが耐えられないものであり、織機用ヘルドが破損しやすい傾向にあった。
この発明は、上記背景技術に鑑みてなされたもので、幅狭のテープ状の織物を高速で製織可能であり、耐久性も高く、スペース効率の良い樹脂製の織機用ヘルドとヘルド取付枠部材及びそれらを用いた織機を提供することを目的とする。
この発明は、テープ状の幅狭の織物を形成する経糸が挿通される経糸挿通孔を中央部に有し、縦長の薄板状に形成された織機用ヘルドであって、ヘルド取付枠の取付バーが挿通される取付孔を両端部に備え、厚みが0.35〜0.60mmで全体が合成樹脂で形成された織機用ヘルドである。前記織機用ヘルドは、例えば長さが140〜160mmである。
またこの発明は、前記織機用ヘルドを、18〜22本並べたヘルド取付枠部材を備えた織機である。前記ヘルド取付枠部材の両端の経糸の間隔は、ファスナーテープの幅をxmm、織口から最前列のヘルド取付枠部材までの距離をLmmとした場合、0.0167Lx以下であることが好ましい。
またこの発明は、テープ状の幅狭の織物を形成する経糸が挿通される経糸挿通孔を中央部に有し、縦長の薄板状に形成された織機用ヘルドが取り付けられるヘルド取付枠部材を備え、前記ヘルド取付枠部材の取付バーと対向する枠部に、織機用ヘルドの上下方向のあそびを抑えるヘルド押さえ部材を設けたヘルド取付枠部材である。前記ヘルド押さえ部材は、前記ヘルド取付枠部材の上方の枠部に設けられている。
この発明の織機用ヘルドとヘルド取付枠部材及び織機によれば、金属製ヘルドと同様の織機スペース及び織機回転数で、ファスナーテープ等の幅狭の織物の製織を効率的に行うことができる。しかも、樹脂製の織機用ヘルドを用いることにより、ヘルド取付枠部材全体の質量が軽減され、ヘルド取付枠も強度を下げて軽量化することができるので、駆動動力を抑えることができ、駆動エネルギーや騒音を大幅に削減することができる。
その他、金属製ヘルドのように金属粉が出ず、金属粉による織物の汚れが生じないものである。樹脂製の織機用ヘルドは、経糸の通過による摩耗が生じても、製織される織物の不良が突然発生することが無く、不良の発生前に確実に織機用ヘルドを交換することができる。また、ヘルド押さえ部材により、織機用ヘルドのがたつきを抑えているので、製織時の騒音が軽減され、織機用ヘルドの耐久性も増す。
この発明の一実施形態の織機用ヘルドの使用状態を示す部分斜視図である。 この実施形態の織機用ヘルドの平面図である。 この実施形態の織機用ヘルドの部分拡大正面図である。 この実施形態の織機用ヘルドの端部を示す部分拡大平面図である。 この実施形態の織機用ヘルドの中央部を示す部分拡大平面図である。 この実施形態の織機用ヘルドを取り付けたヘルド取付枠部材を示す部分拡大正面図である。 図6のA−A断面図である。 この実施形態の織機用ヘルドを取り付けた織機の織口からヘルド取付枠部材までの概略平面図である。
以下、この発明の一実施形態について、図面に基づいて説明する。この実施形態の織機用ヘルド10は、合成樹脂板により打ち抜き形成されたものである。合成樹脂は、ポリエチレンテレフタレート(PET)とポリエチレンナフタレート(PEN)から成るもので、PENを10〜30質量%、好ましくは15〜25質量%、より好ましくは18〜20質量%含むものである。
織機用ヘルド10は、長手方向に対称に形成され、扁平な細長状に形成されている。一端部10a及び他端部10bには、後述するヘルド取付枠20の取付バー22に挿通される細長い取付孔12a,12bが形成されている。この織機用ヘルド10は、全体が均一な厚さに形成され、厚さ0.35〜0.60mm、好ましくは0.40〜0.55mm、より好ましくは0.45〜0.50mmに形成されている。織機用ヘルド10の中央部10cは、中央部10cを含む所定の間隔の部分を、同方向に捻った一対の捻り部10dが形成されている。捻り部10d間の間隔は、例えば全長が150mm程度の長さの織機用ヘルド10の場合、20mm程度であり、適宜15〜30mmの範囲で設定可能である。捻り部10dの捻り角度は、10〜35°であり、好ましくは15〜30°、より好ましくは20〜25°である。
織機用ヘルド10の中央であって捻り部10d部分の中央には、経糸24が挿通される経糸挿通孔14が形成されている。経糸挿通孔14は、角を丸められたR部14aが形成された長方形状に形成され、捻り部10dにより捻られた角度から見ると、ほぼ正方形の透孔に形成されている。経糸挿通孔14の角部14aのR部14aの曲率半径は、経糸24の径よりも大きく、経糸24には、擦れによる毛羽立ちが生じにくい。
織機用ヘルド10のヘルド取付枠部材30への取り付けは、図6に示すように、ステンレス等の金属板製のヘルド取付枠20に一体に形成された取付バー22に、織機用ヘルド10の取付孔12aを嵌合させて行う。取付バー22は、ヘルド取付枠20の内側の上下に、上下の枠部20aに平行に各々設けられ、取付バー22の中央部に切除部22aが形成されて、片持ち状態の一対の取付バー22が、その先端部22bで互いに対向して設けられている。ヘルド取付枠20の下側の図示しない取付バーにも、同様に織機用ヘルド10の取付孔12bに嵌合されて、所定の織機用ヘルド10がヘルド取付枠20に一定間隔で取り付ける。
ここで、取付バー22の幅は、取付孔12a,12bの長さに対して僅かに狭い程度であり、製織動作時に大きながたつきが生じないように形成されている。さらに、ヘルド取付枠20の上方の枠部20aには、ヘルド押さえ部材26がネジ28により固定され、織機用ヘルド10のヘルド取付枠20への取付時のあそびを無くしている。同様にヘルド取付枠20の下方の枠部にもヘルド押さえ部材26を取り付けても良い。これにより、下方での織機用ヘルド10のがたつきが抑えられる。
次に、この実施形態の織機用ヘルド10とヘルド取付枠部材30の動作作用について説明する。まず、ヘルド取付枠部材30の織機への取り付けについて説明する。織機用ヘルド10が所定本数取り付けられたヘルド取付枠部材30は、少なくとも一対が織機に取り付けられ、互いに反対方向に上下に往復運動して、経糸24間に緯糸が挿入される開口である杼口を形成する。通常は、ヘルド取付枠部材30に8本の経糸24が挿通され、8枚のヘルド取付枠部材30を織機に取り付けて、幅が12〜17mm程度のスライドファスナーのファスナーテープ等を製織する。従って、例えば60本の織機用ヘルド10を用いると、その厚みが0.4mmの場合、織機用ヘルド10を重ねただけでも24mmの厚みとなり、製織するテープ幅よりも大幅に広い幅を必要とする。また、緯入れして筬打ちする位置では、経糸24の両端間隔はほぼテープ幅に形成されており、経糸24に緯入れされる筬打ち位置では、ヘルド取付枠部材30の両端の経糸24同士が互いにできるだけ平行に近いことが好ましい。従って、60本の経糸のうちの両端の経糸24同士をできるだけ平行に近い角度で緯入れ位置に送るには、ヘルド取付枠部材30と緯入れ位置の間隔を離さなければならず、織機の大型化に繋がり好ましくないものであった。そこで、織機用ヘルド10はできるだけ薄いものが好ましく、従来の金属製ヘルドの場合、十分な強度が得られるので、長さ30cm以下の短寸規格のものは、通常、0.25〜0.30mmの厚みであった。
通常の幅広織物の織機の場合、織機自体が大型であり、金属製ヘルドを用いている限り、上述の織機用ヘルド10の厚みと経糸24の送り角度の問題は生じないものであった。しかし、スライドファスナー用のファスナーテープのような幅狭の織物を織る場合、緯糸の緯入れ距離も短いので、ヘルド取付枠部材30の往復運動も高速化が可能であり、製織効率の点からも、織機の回転数は幅広の織物よりも大幅に高いものである。織機の回転数が上がると、往復運動する織機用ヘルド10には大きな慣性力が働くことになり、回転数の増大とともにより高い強度が要求されることになる。
従って、樹脂製の織機用ヘルド10の場合、緯入れ位置までの距離を短くするためにはできる限り薄い方が好ましく、織機の高速化のためには強度が必要であることから一定の厚みが要求されるという、相反する課題があった。
そこで、この発明では、織機の大型化を抑えて、高速回転可能な強度を保持可能な樹脂製の織機用ヘルド10の厚さとして、0.35〜0.60mm、好ましくは0.40〜0.55mm、より好ましくは0.45〜0.50mmとしている。そして樹脂製の織機用ヘルド10の長さとして、160〜140mm、好ましくは155〜145mm、より好ましくは150mmと短縮化した。さらに、樹脂材料として、ポリエチレンテレフタレート(PET)とポリエチレンナフタレート(PEN)から成るもので、PENを、10〜30質量%、好ましくは15〜25質量%、より好ましくは18〜20質量%含むものとして、コストと材料強度のバランスを取っている。これにより、金属製ヘルドと同様の経糸24の送り距離及び織機回転数で、樹脂製の織機用ヘルド10を用いてファスナーテープの製織動作を行うことができる。
通常、ファスナーテープ等の幅狭の織物を製織する場合、テープ織組織の構成上と織動作の効率性から、1つのヘルド取付枠部材30に18〜22本、好ましくは20本の経糸24を挿通できるように、織機用ヘルド10を配置することが望ましい。なお、20本の経糸24を挿通したヘルド取付枠部材30は、平織り用の枠であり、他の枠は斜文織りや朱子織り用の枠となる。また、通常のファスナーテープは、幅が12〜17mm程度であり、先に記載の通り、筬打ちする位置では、両端の経糸24同士が互いにできるだけ平行であることが望ましく、具体的には図8に示すような配置関係において、ファスナーテープ32の幅をxmmとして、最前列のヘルド取付枠部材30の両端の経糸24の間隔をαxmm、筬34により筬打ちされる織口34aから最前列のヘルド取付枠部材30までの距離をLmmとした場合、1≦α≦0.0167Lとすることが望ましいことが解っている。αを上記上限以上とすると、フロントリードの動きを阻害したり、経糸24にダメージを与えるなどの悪影響が生じるからである。従って、例えば、L=70mmの場合、x=12mmであれば、上限幅は14.0mm、x=17mmであれば、上限幅は19.9mmとなる。最も幅狭のx=12mmを織れるようにヘルド取付枠部材30を設計する場合、そのヘルド取付枠部材30に平織り用として、20本の織機用ヘルド10を並べるとなれば、1本あたり0.7mmが単純に並べただけの織機用ヘルド10の厚みの上限となる。ただし、当然織機用ヘルド10間には隙間が必要であるから、織機用ヘルド10の厚さが0.6mm以上とすることは、スライドファスナーのファスナーテープ用には好ましくない。
以上説明した、この発明の実施形態の織機用ヘルド10とヘルド取付枠部材30及び織機によれば、金属製ヘルドと同様の製織スペース及び織機回転数で、ファスナーテープ等の幅狭の織物の製織を効率的に行うことができる。しかも、樹脂製の織機用ヘルド10を用いることにより、ヘルド取付枠部材30全体の質量が軽減され、ヘルド取付枠20も強度を下げて軽量化することができるので、駆動動力を抑えることができ、駆動エネルギーや騒音を大幅に削減することができる。さらに、金属製ヘルドのように金属粉が出ず、金属粉による織物の汚れが生じないものである。樹脂製の織機用ヘルド10は、経糸24の通過による摩耗が生じても、製織される織物の不良が突然発生することが無く、不良の発生前に確実に織機用ヘルド10を交換することができる。また、ヘルド押さえ部材26により、織機用ヘルド10のがたつきを抑えているので、製織時の騒音が軽減され、織機用ヘルド10の耐久性も増す。
なお、この発明の織機用ヘルドとヘルド取付枠部材及びそれらを用いた織機は、上記実施形態に限定されず、織機用ヘルドの中央部には、中央部を含む所定の間隔の部分を、同方向に捻った一対の捻り部が形成されていなくても良く、経糸挿通孔は、角部が円弧状に形成され、一対の辺が水平方向に位置するように形成された四角形でなくても良い。また、樹脂の種類は、一定の強度を維持することができれば、上記以外の樹脂材料を用いることが出来る。さらに、合成樹脂板により打ち抜き形成されたもの以外に、射出成形等による樹脂成型により形成しても良い。
10 織機用ヘルド
12a,12b 取付孔
14 経糸挿通孔
20 ヘルド取付枠
22 取付バー
24 経糸
26 ヘルド押さえ部材
30 ヘルド取付枠部材
この発明は、緯入れを行うための経糸開口の形成に用いられる織機用ヘルドが合成樹脂で形成された織機に関する。
従来、織物を織機で製造する場合、経糸開口の形成のために、多数の織機用ヘルドを複数のヘルド取付枠に装着して、織機用ヘルドに設けられた経糸挿通孔に経糸を通している。製織においては、少なくとも一対のヘルド取付枠が互いに反対方向に昇降運動するように作動させて、経糸の開口形成動作を行い、緯入れを行いながら経糸を順次送り出して行く。
従来の織機用ヘルドは、金属板を打ち抜いて、両端部に所定の取付孔を形成し、中央部に経糸挿通孔が形成されていた。金属製の織機用ヘルドは、厚みが一定でばらつきが少なく、耐久性も高いが、金属製であるために、成形に大きな力を必要とし、質量も大きいために、製織時の駆動エネルギーも多く必要としていた。さらに、経糸が織機用ヘルドの経糸挿通孔を通過する際に、経糸挿通孔の内側縁部と擦れることにより、経糸が擦れて毛羽立ったり、糊付けされた経糸の糊が落ちてしまいやすいものであった。また、これら金属製の織機用ヘルドのうち長さ30cm以下の短寸規格のものは、通常、厚みは0.25〜0.30mmのものであった。
そこで、特許文献1に開示されているように、合成樹材料により形成された織機用ヘルドが提案されている。この織機用ヘルドは、合成樹脂材料を射出成形または合成樹脂板により打ち抜き形成によって形成され、ヘルド本体の両端部に係合孔を有し、中央部には所定の大きさの経糸挿通孔を備えているものである。
特開2011−162921号公報 実開昭55−15218号公報
しかしながら、特許文献1に開示された織機用ヘルドは、ウォータージェットルームにより製織されるような幅広の織布を織るためのもので、織機用ヘルドの昇降運動する回転数は、例えば1000rpm程度のものであった。これに対して、例えばスライドファスナーのファスナーテープを製織する織機の場合、織物であるファスナーテープの幅が狭いために、緯入れ距離が短く、織機用ヘルドの回転数は、例えば1800rpm程度の高速になる。このため、樹脂製の織機用ヘルドは、往復運動時に作用する慣性力に樹脂材料が耐えられないものであり、耐久性に問題があった。さらに、耐久性を上げるために厚みを厚くすると、ヘルド取付枠に対する単位幅当たりの織機用ヘルド本数が少なくなり、織機用ヘルドの本数を増やすにはヘルド取付枠を大きくしなければならないので、織機が大型化してしまうものであった。また、一般に幅広の織布を織るための織機用ヘルドは、長さでいえば短いもので30cm程度であるが、これを幅狭のテープ状の織物用の高速回転織機に使用すると、その駆動時に発生する往復運動の慣性力に織機用ヘルドが耐えられないものであり、織機用ヘルドが破損しやすい傾向にあった。
この発明は、上記背景技術に鑑みてなされたもので、幅狭のテープ状の織物を高速で製織可能であり、耐久性も高く、スペース効率の良い樹脂製の織機用ヘルドを備えた織機を提供することを目的とする。
この発明は、テープ状の幅狭の織物を形成する経糸が挿通される経糸挿通孔を中央部に有し、縦長の薄板状に形成された織機用ヘルドと、前記織機用ヘルドが取り付けられたヘルド取付枠を有したヘルド取付枠部材を備え、前記幅狭の織物であるスライドファスナーのファスナーテープを織る織機であって、前記織機用ヘルドは、前記ヘルド取付枠の取付バーが挿通される取付孔を両端部に備え、厚みが0.35〜0.60mmで全体が合成樹脂で形成され、前記ヘルド取付枠は、前記織機用ヘルドが18〜22本並べて取り付けられ、前記ヘルド取付枠部材の両端の各経糸の間隔は、前記ファスナーテープの幅をxmm、織口から最前列の前記ヘルド取付枠部材までの距離をLmmとした場合、0.0167Lx以下の織機である。前記織機用ヘルドは、例えば長さが140〜160mmである。
前記ヘルド取付枠部材は、前記取付バーと対向する枠部に、前記織機用ヘルドの上下方向のあそびを抑えるヘルド押さえ部材を設けたものである
前記ヘルド押さえ部材は、前記ヘルド取付枠部材の上方の枠部に設けられているものである
この発明の織機によれば、金属製ヘルドと同様の織機スペース及び織機回転数で、ファスナーテープ等の幅狭の織物の製織を効率的に行うことができる。しかも、樹脂製の織機用ヘルドを用いることにより、ヘルド取付枠部材全体の質量が軽減され、ヘルド取付枠も強度を下げて軽量化することができるので、駆動動力を抑えることができ、駆動エネルギーや騒音を大幅に削減することができる。
その他、金属製ヘルドのように金属粉が出ず、金属粉による織物の汚れが生じないものである。樹脂製の織機用ヘルドは、経糸の通過による摩耗が生じても、製織される織物の不良が突然発生することが無く、不良の発生前に確実に織機用ヘルドを交換することができる。また、ヘルド押さえ部材により、織機用ヘルドのがたつきを抑えているので、製織時の騒音が軽減され、織機用ヘルドの耐久性も増す。
この発明の一実施形態の織機の織機用ヘルドの使用状態を示す部分斜視図である。 この実施形態の織機用ヘルドの平面図である。 この実施形態の織機用ヘルドの部分拡大正面図である。 この実施形態の織機用ヘルドの端部を示す部分拡大平面図である。 この実施形態の織機用ヘルドの中央部を示す部分拡大平面図である。 この実施形態の織機用ヘルドを取り付けたヘルド取付枠部材を示す部分拡大正面図である。 図6のA−A断面図である。 この実施形態の織機用ヘルドを取り付けた織機の織口からヘルド取付枠部材までの概略平面図である。
以下、この発明の一実施形態について、図面に基づいて説明する。この実施形態の織機の織機用ヘルド10は、合成樹脂板により打ち抜き形成されたものである。合成樹脂は、ポリエチレンテレフタレート(PET)とポリエチレンナフタレート(PEN)から成るもので、PENを10〜30質量%、好ましくは15〜25質量%、より好ましくは18〜20質量%含むものである。
織機用ヘルド10は、長手方向に対称に形成され、扁平な細長状に形成されている。一端部10a及び他端部10bには、後述するヘルド取付枠20の取付バー22に挿通される細長い取付孔12a,12bが形成されている。この織機用ヘルド10は、全体が均一な厚さに形成され、厚さ0.35〜0.60mm、好ましくは0.40〜0.55mm、より好ましくは0.45〜0.50mmに形成されている。織機用ヘルド10の中央部10cは、中央部10cを含む所定の間隔の部分を、同方向に捻った一対の捻り部10dが形成されている。捻り部10d間の間隔は、例えば全長が150mm程度の長さの織機用ヘルド10の場合、20mm程度であり、適宜15〜30mmの範囲で設定可能である。捻り部10dの捻り角度は、10〜35°であり、好ましくは15〜30°、より好ましくは20〜25°である。
織機用ヘルド10の中央であって捻り部10d部分の中央には、経糸24が挿通される経糸挿通孔14が形成されている。経糸挿通孔14は、角を丸められたR部14aが形成された長方形状に形成され、捻り部10dにより捻られた角度から見ると、ほぼ正方形の透孔に形成されている。経糸挿通孔14の角部14aのR部14aの曲率半径は、経糸24の径よりも大きく、経糸24には、擦れによる毛羽立ちが生じにくい。
織機用ヘルド10のヘルド取付枠部材30への取り付けは、図6に示すように、ステンレス等の金属板製のヘルド取付枠20に一体に形成された取付バー22に、織機用ヘルド10の取付孔12aを嵌合させて行う。取付バー22は、ヘルド取付枠20の内側の上下に、上下の枠部20aに平行に各々設けられ、取付バー22の中央部に切除部22aが形成されて、片持ち状態の一対の取付バー22が、その先端部22bで互いに対向して設けられている。ヘルド取付枠20の下側の図示しない取付バーにも、同様に織機用ヘルド10の取付孔12bに嵌合されて、所定の織機用ヘルド10がヘルド取付枠20に一定間隔で取り付ける。
ここで、取付バー22の幅は、取付孔12a,12bの長さに対して僅かに狭い程度であり、製織動作時に大きながたつきが生じないように形成されている。さらに、ヘルド取付枠20の上方の枠部20aには、ヘルド押さえ部材26がネジ28により固定され、織機用ヘルド10のヘルド取付枠20への取付時のあそびを無くしている。同様にヘルド取付枠20の下方の枠部にもヘルド押さえ部材26を取り付けても良い。これにより、下方での織機用ヘルド10のがたつきが抑えられる。
次に、この実施形態の織機用ヘルド10とヘルド取付枠部材30の動作作用について説明する。まず、ヘルド取付枠部材30の織機への取り付けについて説明する。織機用ヘルド10が所定本数取り付けられたヘルド取付枠部材30は、少なくとも一対が織機に取り付けられ、互いに反対方向に上下に往復運動して、経糸24間に緯糸が挿入される開口である杼口を形成する。通常は、ヘルド取付枠部材30に8本の経糸24が挿通され、8枚のヘルド取付枠部材30を織機に取り付けて、幅が12〜17mm程度のスライドファスナーのファスナーテープ等を製織する。従って、例えば60本の織機用ヘルド10を用いると、その厚みが0.4mmの場合、織機用ヘルド10を重ねただけでも24mmの厚みとなり、製織するテープ幅よりも大幅に広い幅を必要とする。また、緯入れして筬打ちする位置では、経糸24の両端間隔はほぼテープ幅に形成されており、経糸24に緯入れされる筬打ち位置では、ヘルド取付枠部材30の両端の経糸24同士が互いにできるだけ平行に近いことが好ましい。従って、60本の経糸のうちの両端の経糸24同士をできるだけ平行に近い角度で緯入れ位置に送るには、ヘルド取付枠部材30と緯入れ位置の間隔を離さなければならず、織機の大型化に繋がり好ましくないものであった。そこで、織機用ヘルド10はできるだけ薄いものが好ましく、従来の金属製ヘルドの場合、十分な強度が得られるので、長さ30cm以下の短寸規格のものは、通常、0.25〜0.30mmの厚みであった。
通常の幅広織物の織機の場合、織機自体が大型であり、金属製ヘルドを用いている限り、上述の織機用ヘルド10の厚みと経糸24の送り角度の問題は生じないものであった。しかし、スライドファスナー用のファスナーテープのような幅狭の織物を織る場合、緯糸の緯入れ距離も短いので、ヘルド取付枠部材30の往復運動も高速化が可能であり、製織効率の点からも、織機の回転数は幅広の織物よりも大幅に高いものである。織機の回転数が上がると、往復運動する織機用ヘルド10には大きな慣性力が働くことになり、回転数の増大とともにより高い強度が要求されることになる。
従って、樹脂製の織機用ヘルド10の場合、緯入れ位置までの距離を短くするためにはできる限り薄い方が好ましく、織機の高速化のためには強度が必要であることから一定の厚みが要求されるという、相反する課題があった。
そこで、この発明では、織機の大型化を抑えて、高速回転可能な強度を保持可能な樹脂製の織機用ヘルド10の厚さとして、0.35〜0.60mm、好ましくは0.40〜0.55mm、より好ましくは0.45〜0.50mmとしている。そして樹脂製の織機用ヘルド10の長さとして、160〜140mm、好ましくは155〜145mm、より好ましくは150mmと短縮化した。さらに、樹脂材料として、ポリエチレンテレフタレート(PET)とポリエチレンナフタレート(PEN)から成るもので、PENを、10〜30質量%、好ましくは15〜25質量%、より好ましくは18〜20質量%含むものとして、コストと材料強度のバランスを取っている。これにより、金属製ヘルドと同様の経糸24の送り距離及び織機回転数で、樹脂製の織機用ヘルド10を用いてファスナーテープの製織動作を行うことができる。
通常、ファスナーテープ等の幅狭の織物を製織する場合、テープ織組織の構成上と織動作の効率性から、1つのヘルド取付枠部材30に18〜22本、好ましくは20本の経糸24を挿通できるように、織機用ヘルド10を配置することが望ましい。なお、20本の経糸24を挿通したヘルド取付枠部材30は、平織り用の枠であり、他の枠は斜文織りや朱子織り用の枠となる。また、通常のファスナーテープは、幅が12〜17mm程度であり、先に記載の通り、筬打ちする位置では、両端の経糸24同士が互いにできるだけ平行であることが望ましく、具体的には図8に示すような配置関係において、ファスナーテープ32の幅をxmmとして、最前列のヘルド取付枠部材30の両端の経糸24の間隔をαxmm、筬34により筬打ちされる織口34aから最前列のヘルド取付枠部材30までの距離をLmmとした場合、1≦α≦0.0167Lとすることが望ましいことが解っている。αを上記上限以上とすると、フロントリードの動きを阻害したり、経糸24にダメージを与えるなどの悪影響が生じるからである。従って、例えば、L=70mmの場合、x=12mmであれば、上限幅は14.0mm、x=17mmであれば、上限幅は19.9mmとなる。最も幅狭のx=12mmを織れるようにヘルド取付枠部材30を設計する場合、そのヘルド取付枠部材30に平織り用として、20本の織機用ヘルド10を並べるとなれば、1本あたり0.7mmが単純に並べただけの織機用ヘルド10の厚みの上限となる。ただし、当然織機用ヘルド10間には隙間が必要であるから、織機用ヘルド10の厚さが0.6mm以上とすることは、スライドファスナーのファスナーテープ用には好ましくない。
以上説明した、この発明の実施形態の織機用ヘルド10とヘルド取付枠部材30及び織機によれば、金属製ヘルドと同様の製織スペース及び織機回転数で、ファスナーテープ等の幅狭の織物の製織を効率的に行うことができる。しかも、樹脂製の織機用ヘルド10を用いることにより、ヘルド取付枠部材30全体の質量が軽減され、ヘルド取付枠20も強度を下げて軽量化することができるので、駆動動力を抑えることができ、駆動エネルギーや騒音を大幅に削減することができる。さらに、金属製ヘルドのように金属粉が出ず、金属粉による織物の汚れが生じないものである。樹脂製の織機用ヘルド10は、経糸24の通過による摩耗が生じても、製織される織物の不良が突然発生することが無く、不良の発生前に確実に織機用ヘルド10を交換することができる。また、ヘルド押さえ部材26により、織機用ヘルド10のがたつきを抑えているので、製織時の騒音が軽減され、織機用ヘルド10の耐久性も増す。
なお、この発明の織機は、上記実施形態に限定されず、織機用ヘルドの中央部には、中央部を含む所定の間隔の部分を、同方向に捻った一対の捻り部が形成されていなくても良く、経糸挿通孔は、角部が円弧状に形成され、一対の辺が水平方向に位置するように形成された四角形でなくても良い。また、樹脂の種類は、一定の強度を維持することができれば、上記以外の樹脂材料を用いることが出来る。さらに、合成樹脂板により打ち抜き形成されたもの以外に、射出成形等による樹脂成型により形成しても良い。
10 織機用ヘルド
12a,12b 取付孔
14 経糸挿通孔
20 ヘルド取付枠
22 取付バー
24 経糸
26 ヘルド押さえ部材
30 ヘルド取付枠部材

Claims (6)

  1. テープ状の幅狭の織物を形成する経糸(24)が挿通される経糸挿通孔(14)を中央部に有し、縦長の薄板状に形成された織機用ヘルド(10)において、
    ヘルド取付枠(20)の取付バー(22)が挿通される取付孔(12a,12b)を両端部に備え、厚みが0.35〜0.60mmで全体が合成樹脂で形成されたことを特徴とする織機用ヘルド。
  2. 前記織機用ヘルド(10)は、長さが140〜160mmである請求項1記載の織機用樹脂ヘルド。
  3. 請求項1または2に記載の織機用ヘルド(10)を、18〜22本並べたヘルド取付枠部材(30)を備えた織機。
  4. 前記ヘルド取付枠部材(30)の両端の経糸(24)の間隔は、ファスナーテープの幅をxmm、織口から最前列のヘルド取付枠部材(30)までの距離をLmmとした場合、0.0167Lx以下である請求項3記載の織機。
  5. テープ状の幅狭の織物を形成する経糸(24)が挿通される経糸挿通孔(14)を中央部に有し、縦長の薄板状に形成された織機用ヘルド(10)が取り付けられるヘルド取付枠部材(30)を備え、前記ヘルド取付枠部材(30)の取付バー(22)と対向する枠部(20a)に、織機用ヘルド(10)の上下方向のあそびを抑えるヘルド押さえ部材(26)を設けたことを特徴とするヘルド取付枠部材。
  6. 前記ヘルド押さえ部材(26)は、前記ヘルド取付枠部材(30)の上方の枠部(20a)に設けられている請求項5記載のヘルド取付枠部材。
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