JPWO2014112382A1 - 負帰還型送信機、及びその歪補償方法 - Google Patents

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Abstract

電力増幅器の前段に、入力した信号の帯域幅に応じて利得が設定される利得可変増幅器と、電力増幅器の前段に、入力した信号の帯域に応じて帯域幅が設定される帯域可変フィルタと、が設けられて、帯域幅が所定帯域以下の狭帯域の場合の利得可変増幅器の利得は、帯域幅が所定帯域以上の場合の利得可変増幅器の利得より大きく設定され、帯域幅が所定帯域以上の広い帯域の場合の利得可変増幅器の利得は、帯域幅が所定帯域以下の場合の利得可変増幅器の利得より小さく設定される。

Description

本発明は、帯域幅に応じて安定した歪補償を実現する負帰還型送信機及びその歪補償方法に関する。
無線通信装置においては、送信機から出力される送信信号のスペクトルは、規格により厳しく規定されている。この送信信号のスペクトルを歪める最も大きい原因は、最終段に取り付けられる電力増幅器(PA:Power Amplifier)の非線形特性が挙げられる。
このPAで発生する歪は、入力信号の大きさに応じて発生し、出力電力が大きいほど大きくなる。PAの動作点を、例えばAB級からA級になるように調整すれば歪を低減することは可能であるが、効率が低下する。従って、PAを高効率で運用しつつ、上記スペクトルの規格を満たすためには歪補償が必要となる。
近年、PAの歪補償においては、負帰還とプリディストーションとが用いられることが多い。
負帰還は、送信機からの出力の一部を入力に帰還させて、帰還経路中で発生する歪を低減する技術である。代表例として、高周波(RF:Radio Frequency)信号をアナログのベースバンド(BB:Baseband)信号にダウンコンバートしてから負帰還を行うカルテシアン・ループが知られている。
一方、プリディストーションは、ダウンコンバートした信号から送信機の歪特性を解析し、歪の逆特性の信号を生成して、送信機に入力することで歪を低減する技術である。代表例としては、解析と逆特性の生成とをデジタルBBで行うデジタルプリディストーション(DPD:Digital Pre Distortion)が知られている。
カルテシアン・ループは、アナログ信号の負帰還であるため複雑な制御を必要としない利点がある。しかし、信号帯域幅が狭帯域のときは高歪補償が可能であるものの、広帯域では安定性が低下して発振する可能性がある。
これに対し、DPDは、入力信号に帰還をかけるわけではないので、広帯域であっても常に安定した歪補償が行える利点がある。しかし、デジタルで逆特性付加の演算を行うためのデジタル回路が必要となり、規模や消費電力が増大する。
また、ダウンコンバートした信号をデジタル回路に取り込むAD(Analog Digital)変換器が必要になる。しかし、一般に高歪補償を行うためには所望する信号の3〜5倍程度の帯域の信号を高精度に取り込む必要がある。このため、高サンプリングレート、高分解能のAD変換器が必要になる。
従って、消費電力やデジタル処理の手間を考慮すると、DPDよりカルテシアン・ループの方が経済的で、簡易な構成となる。
このような負帰還の原理について説明する。図10は、非線形な増幅器を含む負帰還回路の代表的な構成を示したブロック図である。この負帰還回路は、BB信号であるアナログの入力信号Sinと帰還信号Sfbとを加算する加算器101、加算器101からの信号を増幅する線形増幅器102を備える。さらに、この線形増幅器102からの信号に対して歪を加算する加算器103、出力信号Soutを減衰させて帰還信号Sfbを出力する減衰器104を備える。なお非線形増幅器を線形増幅器102と歪を加算する加算器103とに分けて表記している。
ここで、αはフォワード部における総利得、βはフィードバック部における利得、Dはフォワード部で発生する歪量を示している。ただし、アップ/ダウンコンバータで行われる周波数変換は省略する。
このとき出力信号Soutは、入力信号Sinを用いて、
out=α*Sin+D−α*β*Sout
=α*Sin/(1+α*β)+D/(1+α*β) (1)
と表現できる。さらにα>>1、β<<1、α*β>>1と仮定して式(1)を整理すると、
out≒Sin/β+D/(α*β) (2)
が得られる。式(2)の1/βは負帰還系全体の利得を示す閉ループ利得であり、α*βは歪補償量や安定性に関係するループ利得である。
式(2)より負帰還の出力信号Soutは、歪補正により歪量Dが1/(α*β)に低減されていることが解る。よって1/(α*β)が小さい、つまりループ利得α*βが大きいほど歪補償量が増大する。
このとき、ループをオープンにした際の点A(図10参照)における利得(ゲイン)と位相との関係は図11A,11Bのようになる。図11Aは周波数−利得の関係、図11Bは周波数−位相の関係を示している。ただし、この特性においては、ループフィルタは1段の低域通過フィルタ(LPF:Low Pass Filter)であることが仮定されている。
LSI(Large Scale Integration)内で送信機が形成される場合、BB信号の回路内での遅延は無視できるので、利得及び位相特性は実線のような特性になる。そして、位相は1段のLPFで90度回転し、それ以上位相が進むことはない。
しかし、近年低価格なLSIとして用いられるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)では、PA出力が1Wを超えるような送信機をLSI内部で構成するのは困難である。この場合には、送信機をディスクリート素子や他のLSIで構成することになる。しかし、この場合は、負帰還のループにおける信号配線長が長くなり、無視できない遅延が発生してしまう。そして、この遅延により、位相は、図11A,11Bの破線のように、180度以上回転してしまう。
位相回転が180度付近になる周波数で、利得が0dB以上ある場合は、ループは不安定となり発振してしまう。従って、遅延を考慮してループの帰還量を設定する必要があり、ループ利得を任意に大きくすることができない。
そこで、安定な送信機を設計するためには、所望する(利用される)帯域幅の最大値に合わせてループ利得を決定する必要がある。この場合、広帯域で動作する送信機に、狭帯域の信号が入力すると、歪補償量は広帯域動作で決定したループ利得分しか改善できないという問題が生じる。
図12は、特開2002−077286号公報に開示されているカーテシアンフィードバック送信機のブロック図である。この送信機には、負帰還ループ上に利得調整器115、位相調整器116、直交復調器117、負帰還ループ帯域幅を調整する帯域幅可変可能なフィルタ118,119が設けられている。
そして、帰還信号120を利得調整器115で調整し(減衰させ)、帯域可変フィルタ181、182で信号帯域幅に応じてループ利得を変更する。これにより所望する帯域に応じてループ利得が可変できるようにしている。
特開2002−077286号公報
しかしながら、負帰還の場合、ループ帯域を広げると位相余裕が小さくなり発振を起こすことがあり、広帯域で動作させることが困難である問題があった。
また、広帯域で安定動作するように設計された負帰還の場合には、広帯域動作時の安定性を考慮してループ利得を小さくすると、歪補償量が低下して、狭帯域での歪補償量が減る問題があった。
さらに、特開2002−077286号公報に係る構成では、フィードバックの減衰量が閉ループ利得に相当するため、歪補償量を変えるためにフィードバックの利得を変えると、出力電力が変化してしまう問題がある。
そこで、本発明の主目的は、閉ループ利得を所望する帯域幅に応じて変化させることで、広帯域動作での安定性と狭帯域動作での高歪補償とを両立させ、かつ歪補償量に関係なく所望の出力電力を得られる負帰還型送信機及びその歪補償方法を提供することである。
上記課題を解決するため、入力信号を増幅する電力増幅器を含むフォワード回路と、該フォワード回路からの出力信号の帰還量を調整する可変減衰器を含むフィードバック回路とを含む負帰還型送信機は、電力増幅器の前段に、入力した信号の帯域幅に応じて利得が設定される利得可変増幅器と、電力増幅器の前段に、入力した信号の帯域に応じて帯域幅が設定される帯域可変フィルタと、が設けられて、帯域幅が所定帯域以下の狭帯域の場合の利得可変増幅器の利得は、帯域幅が所定帯域以上の場合の利得可変増幅器の利得より大きく設定され、帯域幅が所定帯域以上の広い帯域の場合の利得可変増幅器の利得は、帯域幅が所定帯域以下の場合の利得可変増幅器の利得より小さく設定されることを特徴とする。
また、入力信号を増幅する電力増幅器を含むフォワード回路と、該フォワード回路からの出力信号に基づき入力信号を補正するフィードバック回路とを含む負帰還型送信機の歪み補償方法は、入力した信号の帯域幅に応じて利得可変増幅器の利得を設定する利得設定手順を行い、入力した信号の帯域に応じて帯域可変フィルタの帯域幅を設定する帯域設定手順を行い、入力した信号の帯域幅と利得可変増幅器の利得に応じて可変減衰器の減衰量を設定する減衰設定手順を行い、帯域幅が所定帯域以下の狭帯域の場合の利得可変増幅器の利得は、帯域幅が所定帯域以上の場合の利得可変増幅器の利得より大きい値に設定し、帯域幅が所定帯域以上の広い帯域の場合の利得可変増幅器の利得は、帯域幅が所定帯域以下の場合の利得可変増幅器の利得より小さい値に設定し、可変減衰器の減衰量は設定した利得可変増幅器の利得に応じて閉ループ利得が所望の値になるように設定することを特徴とする。
本発明によれば、フィードバック回路の可変減衰器とは別に、フォワード回路に帯域が変えられる帯域可変フィルタと、利得が変えられる利得可変増幅器とを設けた。そのため、歪補償量であるループ利得を所望する帯域幅に応じて設定することで広帯域動作での安定性と狭帯域動作での高歪補償とを両立させ、さらに歪補償量とは関係なく所望の出力電力を得ることが可能になる。
第1実施形態にかかる負帰還型送信機のブロック図である。 第1実施形態にかかる負帰還型送信機における帯域設定及び利得設定の出力手順を示したフローチャートである。 第2実施形態にかかる負帰還型送信機のブロック図である。 第3実施形態にかかる負帰還型送信機のブロック図である。 第4実施形態にかかる負帰還型送信機のブロック図である。 第5実施形態にかかる負帰還型送信機のブロック図である。 第5実施形態にかかる負帰還型送信機における送信手順を示すフローチャートである。 第6実施形態にかかる負帰還型送信機のブロック図である。 第7実施形態にかかる負帰還型送信機のブロック図である。 関連技術の説明に適用される非線形な増幅器を含む負帰還回路のブロック図である。 関連技術の説明に適用される負帰還回路のオープンループ特性における周波数−利得の関係を示す図である。 関連技術の説明に適用される負帰還回路のオープンループ特性における周波数−位相の関係を示す図である。 関連技術の説明に適用されるカーテシアンフィードバック送信機のブロック図である。
本発明の実施の形態を説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態にかかる負帰還型送信機2Aのブロック図である。この負帰還型送信機2Aは、フォワード回路10、フィードバック回路11、Lo発振器12、信号処理制御回路16等を含んでいる。
フォワード回路10は、加算器10a、利得可変増幅器10b、帯域可変フィルタ10c、第1ミキサ10d、電力増幅器10e、第1方向性結合器10fを備える。フィードバック回路11は、第2ミキサ11a、可変減衰器11b、移相器11cを備える。信号処理制御回路16は、制御部16aを含んでいる。
加算器10aは、入力信号G1と第2ミキサ11aからの帰還信号G2とを加算して出力する。なお、入力信号G1がデジタル信号の場合には、加算器10aの前段にDA(Digital Analog)変換器やナイキストフィルタが実装されることがある。以下においては、入力信号G1はアナログのBB信号として説明する。
負帰還送信器は入力信号に対して帰還信号を減算させなければならない。本実施形態において加算器10aは加算器と表記しているが、数式上は減算になる。これは帰還信号G2の位相を反転させることで容易に実現できる。例えば、よく用いられる手法として帰還信号は2次歪を低減するため差動構成が用いられるため差動信号の配線を逆にして加算器10aに入力すればいい。
利得可変増幅器10bは、入力した信号を設定されている利得で増幅して出力する。このときの利得は、制御部16aからの利得指示信号G3に従い設定される。
帯域可変フィルタ10cは、利得可変増幅器10bからの信号から所望帯域幅の信号を通過させるフィルタである。所望する帯域幅は、制御部16aからの帯域指示信号G4に従い設定される。
第1ミキサ10dは、帯域可変フィルタ10cからの信号と、Lo発振器12からの信号とを掛け合わせた信号を生成する。即ち、帯域可変フィルタ10cからの信号をLo発振器12からの信号により変調する。そして、変調処理された信号は、変調信号G5として出力される。
電力増幅器10eは、変調信号G5を増幅する。一般的に電力増幅器は大電力信号を出力するため、最も歪を発生する回路となる。
第1方向性結合器10fは、電力増幅器10eで増幅された変調信号G5を結合度に応じて2つの信号に分配する。以下、この2つの信号を、外部出力される出力信号G6とフィードバック回路11に入力するフィードバック信号G7と記載する。なお、第1方向性結合器10fにおける分配比は、同じである必要はない。以下の説明では、出力信号G6の方がフィードバック信号G7より十分大きいとする。
可変減衰器11bは、制御部16aからの減衰量指示信号G8に応じた減衰量でフィードバック信号G7を減衰させて出力する。
移相器11cは、制御部16aからの位相指示信号G9に応じてLo発振器12からのキャリア信号G10の位相を調整し、これをローカル信号G11として出力する。なお、ローカル信号G11は、通信の搬送波信号であり、一般的には連続した正弦波や矩形波の高周波信号である。
第2ミキサ11aは、ローカル信号G11と可変減衰器11bで減衰したフィードバック信号G7とを混合してベースバンド信号へと変換する。なお可変減衰器11bから第2ミキサ11aへ入力される帰還信号はLo発振器12のローカル信号G10に対して遅延が発生している。そのため、第2ミキサ11aに入力するローカル信号G11はその遅延量と同じ量だけ移相器11cで位相を回転させることでイメージ信号を発生させることなくベースバンド信号を生成できる。
Lo発振器12は、制御部16aからの発振制御信号G12に従い上述した高周波のキャリア信号G10を生成して出力する。なお、このとき発振周波数(別の無線方式を使う場合や同一方式内でチャンネルを変更する場合を含む)を変えることも可能である。
信号処理制御回路16の制御部16aは、利得指示信号G3、帯域指示信号G4、減衰量指示信号G8、位相指示信号G9、発振制御信号G12を生成して出力する。なお、図1において、制御部16aから出力される減衰量指示信号G8等はBB信号やRF信号と区別するために破線で示している。
負帰還型送信機2Aで発生する歪みを補償する観点から歪補償量、即ちループ利得は大きいことが望ましい。しかしながらループ利得は、位相余裕を考慮して設定する必要がある。そのためにオープンループ利得、即ち加算器10aへの帰還信号G2の入力を遮断したとき(フィードバックを行わないとき)の第2ミキサ11aからの帰還信号G2の出力利得とループ内で発生する位相の回転量(以下、位相量)とを知る必要がある。
位相量は負帰還送信機内を信号が通過するために要する時間(以下、遅延時間)と信号の周波数から算出できる。遅延時間は主に送信機の構成で決定される。しかし、位相量は、入力信号G1の帯域幅が複数選択できる場合には、大きく変化してしまう。例えば、無線通信でよく用いられる帯域幅は数kHzから数MHzと約1000倍もの範囲である。
従って、位相余裕を考慮すると、同じ送信機においても利得可変増幅器10bの利得は、狭帯域の場合には高利得に設定できるが、広帯域の場合には低利得にしないと発振を起す恐れがある。
そこで入力信号G1が入力される前に、所望帯域幅の範囲に合わせて、発振を抑制するために制御が必要な制御信号(帯域指定信号G3、利得指定信号G4)が制御部16aで生成されて、帯域可変フィルタ10cや利得可変増幅器10bに出力される。例えば、所望帯域幅が10kHz以下ならループ利得を20dBに、10kHzから100kHzの範囲なら10dBに、100kHzから数MHzの範囲なら5dBになるように利得を調整する。
設定作業者は、当該負帰還型送信機2Aが現場に設置される前の調整段階で、出力信号G6を測定装置等でモニタすることにより帯域幅に応じた適切なループ利得の設定値を取得できる。前述の例では所望帯域幅に対して3分割して利得値を割り当てたが、本発明はこれに限定されることはない。
図2は、このような帯域指定信号G3、利得指定信号G4の出力手順を示したフローチャートである。所望信号帯域幅の範囲に対して、制御部16aは入力信号G1が狭帯域か否かの判断を行う(ステップS1)。狭帯域の場合には帯域を狭帯域に設定するような帯域指定信号G3を生成して帯域可変フィルタ10cに出力する(ステップS2)。その後、制御部16aは、利得を大きくするような利得指定信号G4を生成して利得可変増幅器10bに出力する。これによりループ利得を高くすることができるため、高歪補償を行うことが可能となる。
一方、ステップS1において信号帯域幅が広帯域と判断された場合には、制御部16aは帯域可変フィルタ10cを広帯域に設定する帯域指示信号G4を生成して出力する(ステップS3)。また利得可変増幅器10bを低利得に設定する利得指示信号G3生成して出力する(ステップS4)。これにより高い位相余裕が得られるようになり、広帯域での安定動作が可能となる。
なお、可変減衰器11bの減衰量を変更すると、式(2)や式(3)で示したように、負帰還型送信機2A全体の利得が変化する。つまり送信機の利得および出力電力は帯域幅やループ利得に影響されることなく所望の値を得ることができる。ただし、送信出力制御を行うため、意図的に可変減衰器11bの減衰量を調整して閉ループ利得、つまり送信機全体の利得を変更してもよい。その際、ループ利得を一定に保ちたいのであれば、利得可変増幅器10bの利得を、変更した可変減衰器11bの減衰量だけ増やせば良い。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を説明する。なお、第1実施形態と同一構成に関しては同一符号を用いて説明を適宜省略する。図3は、本実施形態にかかる負帰還型送信機2Bのブロック図である。
この負帰還型送信機2Bは、第1実施形態にかかる負帰還型送信機2Aに対して出力先設定回路14が追設され、また信号処理制御回路に位相・電力比較器16c、信号処理部16bが追設された点が相違する。なお、出力先設定回路14はスイッチ14aを含んでいる。
このスイッチ14aは、制御部16aからのスイッチ指令G13に応じて第2ミキサ11aの出力を位相・電力比較器16c又は加算器10aに出力する。
このスイッチ指令G13は、位相余裕を信号処理部16bで算出する場合や運転中の発振監視を行う場合に、帰還信号G2を位相・電力比較器16cに出力するように出力される。
位相・電力比較器16cは、入力信号G1とオープンループ時の帰還信号G2との位相差及び電力差を算出して、位相差信号及び電力差信号として信号処理部16bに出力する。
位相差信号はカルテシアン・ループの位相遅れに相当し、電力差信号はオープンループ利得に相当する。そこで、信号処理部16bは、これらの位相差信号及び電力差信号を用いて位相余裕を算出する。そして、信号処理部16bは、位相余裕が最大になるように、即ち入力信号G1と帰還信号G2との位相差が最小になるように位相余裕信号G14を生成して、制御部16aに出力する。制御部16aは、この位相余裕信号G14に基づき、位相指示信号G9を生成して移相器11cに出力する。
最小の位相差であるか否かの判断は、位相差信号をモニタ出力して、その最小値を決定することが可能である。
なお、かかる信号処理部16bの機能を制御部16aに持たせることは可能である。この場合は、位相余裕信号G14は、位相指示信号G9として制御部16aに出力される。
このように、遅延の影響を最小限にすることができるため、利得可変増幅器10bの利得調整とあわせて、負帰還型送信機2Bが安定して動作する最大のループ利得が得られる。
なお、負帰還型送信機2Bの設備設置前の段階における調整作業においては、入力信号G1として正弦波信号を用いることが望ましい。また、使用時における負帰還型送信機2Bの動作監視のために位相・電力比較器16cを用いることも可能である。この場合は、実際通信に用いる信号で位相差と電力差とを得ることが可能になる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態を説明する。なお、上述した第2実施形態と同一構成に関しては、同一符号を用いて説明を適宜省略する。
第2実施形態においては、入力信号G1と帰還信号G2との位相差等を位相・電力比較器16cで求めた。これに対し、本実施形態では、信号処理部16bで求めるようにした。これにより位相・電力比較器16cを省略することが可能になる。
図4は、本実施形態にかかる負帰還型送信機2Cのブロック図である。上述したように入力信号G1と帰還信号G2とが信号処理部16bに入力している。信号処理部16bでデジタル信号処理を行う場合には、ナイキストフィルタやAD変換器等が必要となるが、これらは公知の構成であるので説明を省略する。
このように、入力信号G1と帰還信号G2とをデジタル信号処理により比較する場合には、アナログの比較器で比較する場合に比べて微小信号でも高精度に比較ができる利点がある。従って、負帰還型送信機2Cにおける高精度な制御が可能になる。
また、デジタル信号処理することで、入力信号G1はOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)のようなマルチキャリア信号を用いることができ、実際の動作により近い条件で調整が可能になる。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4実施形態を説明する。なお、上述した各実施形態と同一構成に関しては、同一符号を用いて説明を適宜省略する。
これまで説明した送信機では、利得可変増幅器10b、帯域可変フィルタ10c、第1ミキサ10dは、この順で配置されていた。しかし本発明は、このような配置に限定するものではなく、図5に示すように帯域可変フィルタ10c、第1ミキサ10d、利得可変増幅器10bの順で配置することも可能である。
図5は、本実施形態にかかる負帰還型送信機2Dのブロック図である。上述したように、負帰還型送信機2Dでは、帯域可変フィルタ10c、第1ミキサ10d、利得可変増幅器10bの順で配置されている。このとき、利得可変増幅器10bは、高周波の利得可変増幅器とする。
第1実施形態等におけるように帯域可変フィルタ10cの前段に利得可変増幅器10bを設けた場合は、この利得可変増幅器10bは、BB信号を増幅する必要からカルテシアン・ループではI、Qの2つの成分に対して2つの増幅器が必要である。例えば、図12の帯域幅可変可能なフィルタ118、119を参照されたい。これに対し本実施形態のように第1ミキサ10dの後段に利得可変増幅器10bを設けた場合は、RF信号を増幅することになるので、1つの増幅器でよい。即ち、第1ミキサ10dの後段に利得可変増幅器10bを設けることにより増幅器の個数を減らすことができる利点がある。
さらに、BB信号を増幅する場合には、フリッカ雑音の影響を受け易いが、RF信号を増幅する場合にはフリッカ雑音は無視できるようになる。このためフリッカ雑音の影響を受け易い狭帯域で動作させる場合には、第1ミキサ10dの後段に利得可変増幅器10bを設けることで、増幅器の個数を減らしながら送信機の雑音が低減できるようになる。
なお、図5では図4と同様に位相、電力比較をデジタル部で行っているが、図3のようにアナログで行ってもいい。
<第5の実施形態>
次に、本発明の第5実施形態を説明する。なお、上述した各実施形態と同一構成に関しては、同一符号を用いて説明を適宜省略する。図6は、本実施形態にかかる負帰還型送信機2Eのブロック図である。
電力増幅器10eにおいて、増幅を高効率で動作させるには、歪みの原因である送信器の非線形性と逆特性となる非線形性を、入力信号に与える。これにより、送信器で発生する歪を打ち消せるので、出力信号は歪みを含まない信号になる。このような技術に、デジタル歪補償(DPD:Digital Pre−distortion)が知られている。
そこで、本実施形態においては、このようなデジタル歪補償を行う歪補償部17を設けると共に、この歪補償部17に帰還信号G2が入力するように出力先設定回路14であるスイッチ14aの出力先を3つにした。即ち、スイッチ14aは、帰還信号G2を信号処理部16b、加算器10a、歪補償部17の少なくとも一方に入力するように出力先を切替えている。
そして、帰還信号G2に基づき歪み補償部17で歪補償のための信号を生成して、加算器10aに入力する信号に対して補正が行われる。補正が行われた信号は入力信号G1として加算器10aに入力する。従って、カルテシアン・ループより消費電力とデジタル回路の演算量が増加するものの、広帯域動作、もしくは高歪補償が可能になる。
図7はこれまでの実施形態に関して、送信開始までの動作を示したフローチャートである。所望の出力電力と信号帯域幅の範囲に対してまず歪補償を行うか判断する(ステップ11)。出力電力が小さい等の理由で歪補償を行わない場合は、利得可変増幅器10bの利得を適切に設定した後、オープンループで送信を開始する(ステップ15)。これに対し、歪補償を行う場合は、負帰還を用いるか否かを判断する(ステップ12)。広帯域で高歪補償させたい等の理由で負帰還を用いない場合には、DPDを用いて送信を開始する(ステップ16)。しかし、負帰還を用いる場合には、所望帯域幅に対して利得可変増幅器11bのステップS13に進み、利得設定等に関する適切な情報を保持しているか否かを判断する(ステップ13)。そして、情報を保持している場合には、帯域可変フィルタ10cや利得可変増幅器10b、可変減衰器11bなどを適切に設定し、送信を開始する(ステップ14)。また、設定情報を保持していない場合には、オープンループで位相余裕を算出し、適切な値を取得し、設定する(ステップ7)。
<第6の実施形態>
次に、本発明の第6実施形態を説明する。なお、上述した各実施形態と同一構成に関しては、同一符号を用いて説明を適宜省略する。
これまで説明した第2実施形態〜第5実施形態においては、帰還信号G2を信号処理部16bや加算器10a等のいずれかに入力するようにスイッチ14aの出力先設定回路14を設けた。
しかし、本発明はかかる構成に限定されるものではなく、第2ミキサ11aからの帰還信号G2を信号処理部16bや加算器10a等に分配して供給するようにしても良い。
図8は、本実施形態にかかる負帰還型送信機2Fのブロック図である。この負帰還型送信機2Fの出力先設定回路14は、第2方向性結合器14bを含んでいる。なお、他の実施形態にかかる送信機の出力先設定回路のスイッチをこの第2方向性結合器に置換えることは可能である。
負帰還型送信機2Fは、第2ミキサ11aからの帰還信号G2を信号処理部16bと加算器10aに分配する第2方向性結合器14bを備えている。そして、第2ミキサ11aからの帰還信号G2は、第2方向性結合器14bにより加算器10aと信号処理部16bとに分配される。
このような構成の特徴は、帰還信号G2は信号処理部16bと加算器10aとに常に入力するため、信号処理部16bでループを保ったまま発振等が常時監視でき、かつ、調整できるようになることである。従って、リアルタイムに適切な制御が可能になり、故障等の突発的な要因によって発生する異常にも対処できるようになる。
<第7の実施形態>
次に、本発明の第7実施形態を説明する。なお、上述した各実施形態と同一構成に関しては、同一符号を用いて説明を適宜省略する。
例えば、第6実施形態では、第2方向性結合器14bを経た帰還信号G2は、加算器10a又は信号処理部16bに直接入力する構成であった。これに対し本実施形態は、信号処理制御回路16に電力検出器16dを追設した。そして、電力検出器16dで、第2方向性結合器14bで分配された帰還信号G2の電力を検出し、その検出結果を信号処理部16bに入力するようにした。
図9は、本実施形態にかかる負帰還型送信機2Gのブロック図である。上述したように、第2方向性結合器14bからの帰還信号G2の電力を検出する電力検出器16dが設けられている。
例えば、入力信号G1がない(信号レベルがゼロ)、又は、非常に小さいときに、負帰還型送信機2Gの内部で発生する雑音により発振を起した場合を考える。この発信は、電力の増加で確認することができる。そこで、電力検出器16dで電力の増加が検出されたときには、発信していると判断して、そのことを示す信号が信号処理部16bに出力される。信号処理部16bは電力増加を示す信号を受信すると位相余裕信号G14を生成して、制御部16aに出力する。
なお、入力信号G1が十分大きい場合は発振が信号に埋もれる可能性があるため本形態は使用できないが、微小信号を用いることで簡易な発振検出が可能になる。ただし微小信号での送信機の特性と通常の信号を入力した際の送信機の特性が完全に一致するとはかぎらないため、この方法で送信機を調整する場合、ある程度安定性に余裕を持たせるのが望ましい。
以上、実施形態(及び実施例)を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態(及び実施例)に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる
この出願は、2013年1月16日に出願された日本出願特願2013−005451を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
2A〜2G 負帰還型送信機
10 フォワード回路
10a 加算器
10b 利得可変増幅器
10c 帯域可変フィルタ
10d 第1ミキサ
10e 電力増幅器
10f 第1方向性結合器
11 フィードバック回路
11a 第2ミキサ
11b 可変減衰器
11c 移相器
14 出力先設定回路
14a スイッチ
14b 第2方向性結合器
16 信号処理制御回路
16a 制御部
16b 信号処理部
16c 位相・電力比較器
16d 電力検出器
17 歪補償部

Claims (10)

  1. 入力信号を増幅する電力増幅器を含むフォワード回路と、該フォワード回路からの出力信号に基づき前記入力信号を補正するための帰還信号を生成して前記フォワード回路に出力するフィードバック回路とを含む負帰還型送信機であって、
    前記電力増幅器の前段に、入力した信号の帯域幅に応じて利得が設定される利得可変増幅器手段と、
    前記電力増幅器の前段に、入力した信号の帯域に応じて帯域幅が設定される帯域可変フィルタ手段と、が設けられて、
    前記帯域幅が所定帯域以下の狭帯域の場合の前記利得可変増幅器手段の前記利得は、前記帯域幅が前記所定帯域以上の場合の前記利得可変増幅器手段の前記利得より大きく設定され、前記帯域幅が所定帯域以上の広い帯域の場合の前記利得可変増幅器手段の前記利得は、前記帯域幅が前記所定帯域以下の場合の前記利得可変増幅器手段の前記利得より小さく設定されることを特徴とする負帰還型送信機。
  2. 請求項1に記載の負帰還型送信機であって、
    前記電力増幅器の前段に入力した信号を変調する第1ミキサ手段が設けられて、前記電力増幅器の前段側から前記利得可変増幅器手段、前記帯域可変フィルタ手段、前記第1ミキサ手段が、この順序で配置されていることを特徴とする負帰還型送信機。
  3. 請求項1に記載の負帰還型送信機であって、
    前記電力増幅器の前段に入力した信号を変調する第1ミキサ手段が設けられて、前記電力増幅器の前段側から前記帯域可変フィルタ手段、前記第1ミキサ手段、前記利得可変増幅器手段が、この順序で配置されていることを特徴とする負帰還型送信機。
  4. 請求項2又は3に記載の負帰還型送信機であって、
    前記フィードバック回路からの前記帰還信号と前記フォワード回路に入力する入力信号とが入力して、これらに基づき位相余裕を算出し、該位相余裕を位相余裕信号として前記フィードバック回路に出力する信号処理制御回路手段と、
    前記帰還信号を前記フォワード回路と前記信号処理制御回路手段との少なくとも一方に出力させる出力先設定回路手段と、を備えることを特徴とする負帰還型送信機。
  5. 請求項4に記載の負帰還型送信機であって、
    前記出力先設定回路手段は、出力先の回路を切替えるスイッチ手段であることを特徴とする負帰還型送信機。
  6. 請求項4に記載の負帰還型送信機であって、
    前記出力先設定回路手段は、入力した前記帰還信号を、2以上の出力先の回路に分配する方向性結合器手段であることを特徴とする負帰還型送信機。
  7. 請求項2乃至6のいずれか1項に記載の負帰還型送信機であって、
    前記信号処理制御回路手段は、
    前記帰還信号と前記入力信号との位相差及び電力差を算出する位相・電力比較器手段と、
    前記位相差及び電力差から前記位相余裕を算出し、該位相余裕を位相余裕信号として出力する信号処理手段と、を含むことを特徴とする負帰還型送信機。
  8. 請求項2乃至6のいずれか1項に記載の負帰還型送信機であって、
    前記信号処理制御回路手段は、
    前記帰還信号の電力を検出する電力検出手段と、
    該電力検出手段で検出された電力から位相余裕を算出して出力する信号処理手段と、を含むことを特徴とする負帰還型送信機。
  9. 請求項2乃至8のいずれか1項に記載の負帰還型送信機であって、
    前記帰還信号に基づきデジタルプリディストーションによる歪補償を行う歪み補償手段を備えることを特徴とする負帰還型送信機。
  10. 入力信号を増幅する電力増幅器を含むフォワード回路と、該フォワード回路からの出力信号に基づき前記入力信号を補正する帰還信号を生成してフォワード回路に出力する前記フィードバック回路とを含む負帰還型送信機の歪み補償方法であって、
    入力した信号の帯域幅に応じて利得可変増幅器手段の利得を設定し、
    入力した信号の帯域に応じて帯域可変フィルタ手段の帯域幅を設定し、
    前記帯域幅が所定帯域以下の狭帯域の場合の前記利得可変増幅器手段の前記利得は、前記帯域幅が前記所定帯域以上の場合の前記利得可変増幅器手段の前記利得より大きい値に設定し、前記帯域幅が所定帯域以上の広い帯域の場合の前記利得可変増幅器手段の前記利得は、前記帯域幅が前記所定帯域以下の場合の前記利得可変増幅器手段の前記利得より小さい値に設定することを特徴とする負帰還型送信機の歪み補償方法。
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