JPWO2014061600A1 - 通信端末、通信システム、通信端末の制御方法及びプログラム - Google Patents

通信端末、通信システム、通信端末の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

本発明は、ユーザに必要な情報を受信することに貢献し、基地局との不要な通信を抑制することに貢献することを目的とする。通信端末は、基地局と通信する基地局マスタ通信部と、スレーブ通信端末と通信するマスタ端末通信部と、基地局マスタ通信部が基地局から受信した通知情報に応じて、スレーブ通信端末と、基地局と、の通信の可否を決定する通信端末決定部と、通信端末決定部が、スレーブ通信端末と基地局との通信を決定した場合、スレーブ通信端末に、スレーブ通信端末と基地局との通信を指示する通信指示部と、を備える。

Description

(関連出願についての記載)
本発明は、日本国特許出願:特願2012−228799号(2012年10月16日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、通信端末、通信システム、通信端末の制御方法及びプログラムに関する。
近年、複数の通信端末を利用するユーザは多い。そのようなユーザは用途に応じて、通信端末を使い分ける場合がある。例えば、ユーザは、通話に用いる通信端末と、メールの送受信に用いる通信端末と、を使い分ける場合がある。
特許文献1において、通信機能を停止する停止情報を受け付けた場合、受け付けた停止情報を、通信先装置にメール送信する通信装置が開示されている。
特許文献2において、移動無線端末の使用制限領域において、マナーモード、又は電波停止状態に切り替える移動無線端末制御システムが開示されている。
特開2011−151585号公報 特開2004−040642号公報
なお、上記先行技術文献等の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。
上述の通り、ユーザは用途に応じて、複数の通信端末を使い分ける場合がある。例えば、ユーザが、通話利用の通信端末と、メール利用の通信端末とを、使い分けている場合を考える。その場合、通話専用の通信端末が、基地局からメールを受信する必要性は低い。しかし、通信端末は、継続的に基地局と通信する場合が多い。そのため、通信端末は、他の通信端末において受信される情報と重複する情報を受信するために、基地局と通信する場合がある。その結果、通信端末は、不要な情報を受信するために、電力を消費する場合がある。つまり、ユーザが複数の通信端末を所有する場合、各通信端末は、無駄に電力を消費している場合がある。
特許文献1において開示された技術では、複数の通信端末を、一括して電波OFFの状態に設定することは可能である。しかし、特許文献1において開示された技術では、複数の通信端末において、他の通信端末において受信される情報と重複する情報を受信することを防止できない。そのため、特許文献1において開示された技術では、基地局との不要な通信に基づいて、電力を消費することを防止できない。
特許文献2において開示された技術では、制御対象の通信端末と、当該通信端末の電波送受信を制御する通信端末とを、ユーザが併せて携帯して移動する必要がある。また、特許文献2において開示された技術では、通信端末の機能に応じて、通信端末の電波送受信を制御できない。
従って、ユーザに必要な情報を受信しながら、基地局との不要な通信を抑制することに貢献する通信端末、通信システム、通信端末の制御方法及びプログラムが、望まれる。
本発明の第1の視点によれば、基地局と通信する基地局マスタ通信部と、スレーブ通信端末と通信するマスタ端末通信部と、前記基地局マスタ通信部が前記基地局から受信した通知情報に応じて、前記スレーブ通信端末と、前記基地局と、の通信の可否を決定する通信端末決定部と、前記通信端末決定部が、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信を決定した場合、前記スレーブ通信端末に、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信を指示する通信指示部と、を備える通信端末が、提供される。
本発明の第2の視点によれば、基地局と通信する基地局スレーブ通信部と、マスタ通信端末と通信するスレーブ端末通信部と、前記マスタ通信端末から、自通信端末と前記基地局との通信指示を受信した場合、前記基地局との通信を開始する基地局通信制御部と、を備えることを特徴とする通信端末が、提供される。
本発明の第3の視点によれば、マスタ通信端末と、スレーブ通信端末を含み、前記マスタ通信端末は、基地局と通信する基地局マスタ通信部と、前記スレーブ通信端末と通信するマスタ端末通信部と、前記基地局マスタ通信部が前記基地局から受信した通知情報に応じて、前記スレーブ通信端末と、前記基地局と、の通信の可否を決定する通信端末決定部と、前記通信端末決定部が、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信を決定した場合、前記スレーブ通信端末に、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信を指示する通信指示部と、を備え、
前記スレーブ通信端末は、前記基地局と通信する基地局スレーブ通信部と、前記マスタ通信端末と通信するスレーブ端末通信部と、前記マスタ通信端末から、当該スレーブ通信端末と前記基地局との通信指示を受信した場合、前記基地局スレーブ通信部に、前記基地局との通信を開始させる基地局通信制御部と、を備えることを特徴とする通信システムが提供される。
本発明の第4の視点によれば、基地局と通信する工程と、スレーブ通信端末と通信する工程と、前記基地局から受信した通知情報に応じて、前記スレーブ通信端末と、前記基地局と、の通信の可否を決定する工程と、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信が決定された場合、前記スレーブ通信端末に、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信を指示する通信指示工程と、を含むことを特徴とする通信端末の制御方法が、提供される。
なお、本方法は、基地局、及び通信相手の通信端末と通信する通信端末という、特定の機械に結びつけられている。
本発明の第5の視点によれば、基地局と通信する処理と、スレーブ通信端末と通信する処理と、前記基地局から受信した通知情報に応じて、前記スレーブ通信端末と、前記基地局と、の通信の可否を決定する処理と、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信が決定された場合、前記スレーブ通信端末に、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信を指示する通信指示処理と、を通信端末を制御するコンピュータに実行させるプログラムが、提供される。
なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明の各視点によれば、ユーザに必要な情報を受信しながら、基地局との不要な通信を抑制することに貢献する通信端末、通信システム、通信端末の制御方法及びプログラムが、提供される。
一実施形態の概要を説明するための図である。 第1の実施形態に係る通信端末1の全体構成の一例を示す平面図である。 第1の実施形態に係る通信システム2の全体構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るマスタ通信端末3の内部構成の一例を示す図である。 通信制御テーブルの一例を示す図である。 第1の実施形態に係るスレーブ通信端末4の内部構成の一例を示す図である。 準備段階の処理の一例を示すフローチャートである。 待機段階の処理の一例を示すフローチャートである。 スレーブ通信端末4と基地局6との通信可否の判断処理の一例を示すフローチャートである。 スレーブ通信端末4と基地局6との通信処理の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る通信システム2aの全体構成の一例を示す図である。 第2の実施形態に係るマスタ/スレーブ通信端末7の内部構成の一例を示す図である。 切り替え端末情報の一例を示す図である。
初めに、図1を用いて一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
上述の通り、ユーザは用途に応じて、複数の通信端末を使い分ける場合がある。しかし、通信端末と基地局の通信が不要な場合であっても、継続的に通信端末と基地局と通信する場合がある。従って、ユーザに必要な情報を受信しながら、基地局との不要な通信を抑制することに貢献する通信端末が、望まれる。
そこで、一例として図1に示す通信端末100を提供する。通信端末100は、基地局110と通信する基地局マスタ通信部101と、スレーブ通信端末120と通信するマスタ端末通信部102と、基地局マスタ通信部101が基地局110から受信した通知情報に応じて、スレーブ通信端末120と、基地局110と、の通信の可否を決定する通信端末決定部103と、通信端末決定部103が、スレーブ通信端末120と基地局110との通信を決定した場合、スレーブ通信端末120に、スレーブ通信端末120と基地局110との通信を指示する通信指示部104と、を備える。
通信端末100は、基地局110と通信し、基地局から通知情報を受信する。通知情報とは、例えば、着信の有無等を通信端末100に通知する情報である。そして、通信端末100は、基地局110から受信した通知情報に応じて、スレーブ通信端末120と、基地局110との通信の可否を決定する。つまり、通信端末100は、スレーブ通信端末120に基地局110との通信を許可するか否かを決定する。
そして、通信端末100は、スレーブ通信端末120と基地局110との通信を許可する場合、スレーブ通信端末120に、基地局110との通信を指示する。つまり、通信端末100は、スレーブ通信端末120と基地局110との通信を制御する。従って、通信端末100は、ユーザに必要な情報を受信しながら、基地局との不要な通信を抑制することに貢献できる。
以下に具体的な実施の形態について、図面を参照してさらに詳しく説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係る通信端末1の全体構成の一例を示す平面図である。
通信端末1(上述の通信端末100、及びスレーブ通信端末120に相当)は、表示部10と、操作部20と、を含んで構成される。なお本実施形態に係る通信端末1を、図2で示す形態に限定する趣旨ではない。例えば、スマートフォン、携帯電話、ゲーム機、タブレットPC(Personal Computer)、ノートPC、PDA(Personal Data Assistants;携帯情報端末)等の通信端末であってもよい。
ユーザは、表示部10により通信端末1が表示する情報(文字や写真等)を視認する。なお、表示部10は、液晶パネル、有機EL(Electro Luminescence)パネル等が好ましい。
操作部20は、ユーザの操作を受け付ける。操作部20は、ハードキー、タッチセンサ等であってもよい。操作部20の実現方法は、各種あるが、その詳細は問わない。
図3は、本実施形態に係る通信システム2の全体構成の一例を示す図である。通信システム2は、マスタ通信端末(上述の通信端末100に相当)3と、スレーブ通信端末4と、を含んで構成される。以下の説明では、通信システム2において通信端末1の果たす役割に応じて、通信端末1を、マスタ通信端末3、又はスレーブ通信端末4と呼ぶ。
マスタ通信端末3、及びスレーブ通信端末4は、基地局6を介して、ネットワーク5に接続する。
ネットワーク5は、携帯電話回線、インターネット、LAN(Local Area Network)等のネットワークを含む。携帯電話回線には、3G回線、4G回線、LTE(Long Term Evolution)等、各種あるが、その詳細は問わない。また、LANには、Wifi(Wireless Fidelity)WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等、各種の方式があるが、その詳細は問わない。なお、LAN(Wifi、WiMax等を含む)においては、アクセスポイントを介して、通信を行うが、以下の説明では、基地局6は、アクセスポイントを含むとする。
さらに、マスタ通信端末3は、スレーブ通信端末4と通信する。図3に示すように、マスタ通信端末3は、2以上のスレーブ通信端末4と通信してもよい。なお、以下の説明では、スレーブ通信端末4が、基地局6と通信できない状態を、電波OFFの状態と呼ぶ。さらに、スレーブ通信端末4が、基地局6と通信できる状態を、電波ONの状態と呼ぶ。
次に、マスタ通信端末3の詳細について説明する。
図4は、マスタ通信端末3の内部構成の一例を示す図である。マスタ通信端末3は、表示部10と、操作部20と、マスタ端末制御部330と、基地局マスタ通信部340と、マスタ端末通信部350と、マスタ端末記憶部360と、を含んで構成される。マスタ端末制御部330は、通信端末決定部331と、通信指示部332と、を含んで構成される。図4は、簡単のため、本実施形態に係るマスタ通信端末3に関係するモジュールを主に記載する。なお、表示部10、操作部20は上述の通りであるため、さらなる説明を省略する。
マスタ端末制御部330は、マスタ通信端末3の全体を制御すると共に、図4に示す各部を制御する。マスタ端末制御部330は、マスタ通信端末3に搭載されたコンピュータに、そのハードウェアを用いて、マスタ端末制御部330の処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することもできる。
基地局マスタ通信部340は、基地局6と通信する。具体的には、基地局マスタ通信部340は、基地局6から通知情報を受信する。通知情報は、例えば、着信情報、アプリケーションの更新情報等を含む。具体的には、基地局マスタ通信部340は、基地局6から音声着信、電子メール着信等の情報を受信してもよい。また、例えば、基地局マスタ通信部340は、SNS(Social Networking Service)、ブログ等の更新情報を受信してもよい。
通信端末決定部331は、基地局マスタ通信部340が基地局6から受信した通知情報に応じて、スレーブ通信端末4と、基地局6と、の通信の可否を決定する。具体的には、通信端末決定部331は、基地局マスタ通信部340が通知情報を受信した場合、通信制御テーブルに基づいて、受信情報をスレーブ通信端末4において受信するか否かを決定する。
通信制御テーブルとは、スレーブ通信端末4が基地局6から受信する情報の種類と、当該スレーブ通信端末4と基地局6との通信の可否と、を対応付けたテーブルである。マスタ端末記憶部360は、スレーブ通信端末4と基地局6との通信に関して、各スレーブ通信端末4に応じて、異なる通信制御テーブルを記憶することが好ましい。
通信指示部332は、通信端末決定部331が、スレーブ通信端末4と基地局6との通信を決定した場合、スレーブ通信端末4に、基地局6との通信を指示する。具体的には、通信指示部332は、通信端末決定部331が、スレーブ通信端末4と基地局6との通信を決定した場合、スレーブ通信端末4に、電波ONの状態に遷移することを指示する。つまり、本実施形態に係る通信システム2においては、スレーブ通信端末4は、通信指示部332からの指示に基づいて、電波ON/OFFの状態を切り替える。
さらに、通信指示部332は、スレーブ通信端末4に受信させる情報の種類を通知する。例えば、基地局マスタ通信部340が、基地局6から電子メールの着信通知を受信した場合、通信指示部332は、電子メールを受信するように、スレーブ通信端末4に指示する。また、基地局マスタ通信部340が、基地局6から電子メールの着信通知を受信した場合、通信指示部332は、電話に応答するように、スレーブ通信端末4に指示する。
マスタ端末通信部350は、スレーブ通信端末4と通信する。具体的には、マスタ端末通信部350は、スレーブ通信端末4から、通信制御テーブル、基地局6との通信状態に関する情報等を受信する。さらに、通信指示部332は、マスタ端末通信部350を介して、スレーブ通信端末4に、スレーブ通信端末4と基地局6との通信指示等を送信する。
ここで、マスタ通信端末3は、スレーブ通信端末4と、近距離無線通信を介して、通信する。つまり、マスタ通信端末3は、基地局6を介さず、スレーブ通信端末4と通信する。従って、スレーブ通信端末4は、基地局6と通信できない状態においても、マスタ通信端末3と通信できる。なお、近距離無線通信の方式は各種あるが、その方式は問わない。
図5は、通信制御テーブルの一例を示す図である。具体的には、図5(a)は、スレーブ通信端末Aに関する通信制御テーブルを示す。一方、図5(b)は、スレーブ通信端末Bに関する通信制御テーブルを示す。なお、図5において、メール1、及びメール2は、例えば、送信先が異なる電子メール等を意味する。
まず、図5(a)は、スレーブ通信端末Aが、「メール1」、「SNS1」、「SNS2」に関する情報を、基地局6から受信することを示す。つまり、基地局マスタ通信部340が、これらの通知情報を受信した場合、スレーブ通信端末Aは、電波ONの状態とすることを示す。
一方、図5(a)は、スレーブ通信端末Aが、「電話」、「メール2」に関する情報を基地局6から受信しないことを示す。つまり、基地局マスタ通信部340が、これらの通知情報を受信しても、スレーブ通信端末Aは、電波OFFの状態であることを示す。
また、図5(b)は、スレーブ通信端末Bが、「電話」、「メール1」、「メール2」に関する情報を基地局6から受信することを意味する。一方、図5(b)は、スレーブ通信端末Bが、「SNS1」、「SNS2」に関する情報を基地局6から受信しないことを示す。
マスタ端末記憶部360は、通信制御テーブル、スレーブ通信端末4と基地局6との通信状態、自マスタ通信端末3とスレーブ通信端末4との通信状態に関する情報等を記憶する。なお、マスタ端末記憶部360は、マスタ通信端末3を動作させるプログラム等の情報を記憶することは勿論である。
次に、スレーブ通信端末4の詳細について説明する。
図6は、スレーブ通信端末4の内部構成の一例を示す図である。スレーブ通信端末4は、表示部10と、操作部20と、スレーブ端末制御部430と、基地局スレーブ通信部440と、スレーブ端末通信部450と、スレーブ端末記憶部460と、を含んで構成される。スレーブ端末制御部430は、通信制御テーブル生成部431と、基地局通信制御部432と、を含んで構成される。図6は、簡単のため、本実施形態に係るスレーブ通信端末4に関係するモジュールを主に記載する。
スレーブ端末制御部430は、スレーブ通信端末4の全体を制御すると共に、図6に示す各部を制御する。スレーブ端末制御部430は、スレーブ通信端末4に搭載されたコンピュータに、そのハードウェアを用いて、スレーブ端末制御部430の処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することもできる。
通信制御テーブル生成部431は、自スレーブ通信端末4に関する通信制御テーブルを生成する。例えば、通信制御テーブル生成部431は、アプリケーションに応じて、自スレーブ通信端末4と基地局6との通信の可否を対応付けて、通信制御テーブルを生成してもよい。
また、スレーブ通信端末4は、通信制御テーブルの編集画面を、表示部10に表示してもよい。その場合、通信制御テーブル生成部431は、ユーザの編集画面に対する操作に基づいて、通信制御テーブルを更新する。つまり、ユーザが、情報の種類ごとに、基地局6からの情報受信の可否を設定してもよい。
基地局通信制御部432は、自スレーブ通信端末4と、基地局6との通信の可否を制御する。具体的には、基地局通信制御部432は、基地局6との通信指示を、マスタ通信端末3から受信した場合、基地局スレーブ通信部440を介して、基地局6との通信を開始する。つまり、基地局通信制御部432は、マスタ通信端末3から、自スレーブ通信端末4と基地局6との通信指示を受信した場合、電波ONの状態に遷移する。従って、スレーブ通信端末4は、マスタ通信端末3から、自スレーブ通信端末4と基地局6との通信指示を受信するまで、電波OFFの状態を維持する。
一方、基地局通信制御部432は、基地局スレーブ通信部440が、基地局6からの情報受信を終了した場合には、電波OFFの状態に遷移する。つまり、本実施形態に係るスレーブ通信端末4は、必要に応じて、電波OFFの状態から電波ONの状態に遷移する。さらに、本実施形態に係るスレーブ通信端末4は、所定の処理を終了した後、電波ONの状態から電波OFFの状態に移行する。そのため、本実施形態に係るスレーブ通信端末4は、無駄な電力消費を防止することに貢献できる。
基地局スレーブ通信部440は、基地局6と通信する。具体的には、基地局スレーブ通信部440は、マスタ通信端末3から受信指示を受けた情報を、基地局6から受信する。
スレーブ端末通信部450は、マスタ通信端末3と通信する。具体的には、スレーブ端末通信部450は、マスタ通信端末3に、通信制御テーブル、基地局6の通信状態に関する情報等を送信する。さらに、スレーブ端末通信部450は、基地局マスタ通信部340が受信した情報に応じて、自通信端末と基地局6との通信指示を受信する。
スレーブ端末記憶部460は、スレーブ通信端末4と基地局6との通信状態、自通信端末とマスタ通信端末3との通信状態に関する情報等を記憶する。また、スレーブ端末記憶部460は、基地局6から情報受信時のアプリケーション起動の有無を記憶してもよい。なお、スレーブ端末記憶部460は、スレーブ通信端末4を動作させるプログラム等の情報を記憶することは勿論である。
次に、本実施形態に係る通信システム2の動作について説明する。
以下の説明では、説明のため、通信システム2の動作段階を「準備段階」、「待機段階」、「通信段階」の3段階に分けて、説明する。なお、通信システム2の動作段階を、この3種類に限定する趣旨ではない。
まず、準備段階について説明する。準備段階において、スレーブ通信端末4は、通信制御テーブルを生成する。
図7は、準備段階の処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS1において、スレーブ通信端末4が、通知情報に応じて、基地局6との通信の可否を変更するか否かを、基地局通信制御部432は判断する。通知情報に応じて、基地局6との通信の可否を変更する場合(ステップS1のYes分岐)には、ステップS2に遷移する。通知情報に応じて、基地局6との通信の可否を変更しない場合(ステップS1のNo分岐)には、スレーブ通信端末4は、通信制御テーブルの生成処理を終了する。
次に、ステップS2において、通信制御テーブル生成部431は、通信制御テーブルの生成を開始する。ここで、通信制御テーブル生成部431は、表示部10に通信制御テーブルの編集画面を表示してもよい。その場合、ユーザが、編集画面を操作し、情報の種類に応じて、基地局6との通信の可否を設定することが好ましい。
次に、ステップS3において、通信制御テーブル生成部431は、情報の種類に応じて、基地局6との通信の可否を、通信制御テーブルに設定する。ステップS4において、スレーブ端末制御部430は、スレーブ通信端末4を、電波OFF状態に遷移する。
次に、待機段階について説明する。待機段階において、スレーブ通信端末4は、電波OFF状態である。
図8は、待機段階の処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101において、マスタ端末通信部350は、スレーブ通信端末4との通信を開始する。例えば、マスタ端末通信部350は、マスタ通信端末3に対するユーザの操作に基づいて、スレーブ通信端末4との通信を開始することが好ましい。そして、マスタ端末通信部350は、スレーブ通信端末4との通信を開始した場合、スレーブ通信端末4に通信要求信号を送信する。その後、マスタ端末通信部350は、スレーブ通信端末4からの応答信号を受信するまで、待機する。
また、ステップS102において、スレーブ端末通信部450は、マスタ通信端末3との通信を開始する。例えば、スレーブ端末通信部450は、スレーブ通信端末4に対するユーザの操作に基づいて、マスタ通信端末3との通信を開始することが好ましい。そして、スレーブ端末通信部450は、マスタ端末3との通信を開始した場合、マスタ通信端末3からの通信要求信号の受信待機をする。つまり、ユーザは、マスタ通信端末3、及びスレーブ通信端末4において、それぞれ通信開始の操作をすることが好ましい。
そして、スレーブ端末通信部450は、マスタ通信端末3から通信要求信号を受信した場合、マスタ通信端末3との通信成功と判断する。そして、スレーブ端末通信部450は、マスタ通信端末3に応答信号を返信する。一方、マスタ端末通信部350は、スレーブ通信端末4からの応答信号を受信した場合、スレーブ通信端末4との通信成功と判断する。
また、マスタ端末通信部350は、通信要求信号を送信後、所定の時間(例えば、5分)以内に、スレーブ通信端末4からの応答信号を受信できなかった場合、スレーブ通信端末3との通信失敗と判断してもよい。一方、スレーブ端末通信部450は、通信要求信号の受信待機の開始後、所定の時間(例えば、5分)以内に、マスタ通信端末3から通信要求信号を受信できなかった場合、マスタ通信端末3との通信失敗と判断してもよい。
マスタ通信端末3とスレーブ通信端末4において、通信を失敗した場合、マスタ通信端末3、及びスレーブ通信端末4は、ユーザに通信失敗を報知してもよい。また、所定の時間経過後(例えば、1分後)、スレーブ端末通信部450は、再び、マスタ通信端末3との通信を試みてもよい。一方、マスタ端末通信部350は、スレーブ通信端末4との通信を試みてもよい。または、マスタ通信端末3とスレーブ通信端末4において、通信を失敗した場合、通信制御テーブル生成部431は、通信制御テーブル生成を失敗と判断してもよい。
あるいは、マスタ通信端末3、及びスレーブ通信端末4は、通信を失敗した場合の対応処理を選択する選択画面を備えていてもよい。例えば、マスタ通信端末3において、対応処理は、マスタ端末通信部350が再通信を試みる等の処理であってもよい。一方、例えば、スレーブ通信端末4において、対応処理は、スレーブ端末通信部450が再通信を試みるか、又は、通信制御テーブル生成部431が、通信制御テーブル生成を失敗と判断するか等の処理であってもよい。さらに、ユーザは、選択画面を用いて、マスタ通信端末3とスレーブ通信端末4において、通信を失敗した場合の処理を選択してもよい。
ステップS103において、スレーブ端末通信部450は、通信制御テーブル、及び基地局6との通信状態を、マスタ通信端末3に送信する。そして、スレーブ端末通信部450は、マスタ通信端末3との通信を継続する(ステップS107)。
また、ステップS104において、マスタ端末通信部350は、通信制御テーブル、及びスレーブ通信端末4と基地局6との通信状態を受信する。ステップS105において、マスタ端末記憶部360は、通信制御テーブル、及びスレーブ通信端末4と基地局6との通信状態を記憶する。
ステップS106において、基地局マスタ通信部340は、基地局6から通知情報を受信したか否かを判断する。基地局6から通知情報を受信した場合(ステップS106のYes分岐)には、図9に示すステップS201に遷移する。基地局6から通知情報を受信しない場合(ステップS106のNo分岐)には、ステップS106に遷移し、処理を継続する。
次に、通信段階について説明する。通信段階において、マスタ通信端末3は、スレーブ通信端末4と基地局6との通信可否を判断する。さらに、スレーブ通信端末4が基地局6と通信する場合、スレーブ通信端末4は、基地局6から情報を受信する。
図9は、スレーブ通信端末4と基地局6との通信可否の判断処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS201において、通信端末決定部331は、通知情報について、通信制御テーブルを参照する。ステップS202において、スレーブ通信端末4が、基地局6から通知情報に関する情報を受信するか否かを、通信端末決定部331は判断する。具体的には、通信制御テーブルにおいて、受信情報について、スレーブ通信端末4が基地局6と通信する設定であるか否かを、通信端末決定部331は判断する。
スレーブ通信端末4が基地局6から情報を受信する場合(ステップS202のYes分岐)には、ステップS203に遷移する。スレーブ通信端末4が基地局6から情報を受信しない場合(ステップS202のNo分岐)には、図8に示すステップS106に遷移し、処理を継続する。
ステップS203において、通信指示部332は、スレーブ通信端末4に基地局6との通信指示を送信する。ステップS204において、スレーブ端末通信部450は、マスタ通信端末3から基地局6との通信指示を受信する。
ステップS205において、基地局通信制御部432は、基地局スレーブ通信部440を介して、基地局6との通信を開始する。具体的には、基地局通信制御部432は、電波ONの状態に遷移し、基地局スレーブ通信部440を介して、基地局6との通信を開始する。
ステップS206において、スレーブ端末通信部450は、スレーブ通信端末4と基地局6との通信開始を、マスタ通信端末3に通知する。そして、図10に示すステップS301に遷移する。また、マスタ端末通信部350は、スレーブ通信端末4と基地局6との通信開始通知を、スレーブ通信端末4から受信する(ステップS207)。そして、図10に示すステップS308に遷移する。
図10は、スレーブ通信端末4と基地局6の通信処理の一例を示すフローチャートである。
まず、スレーブ通信端末4の動作について、説明する。
ステップS301において、スレーブ端末制御部430は、アプリケーションを起動するか否かを判断する。アプリケーションを起動する場合(ステップS301のYes分岐)には、ステップS302に遷移する。アプリケーションを起動しない場合(ステップS301のNo分岐)には、ステップS304に遷移する。
例えば、スレーブ通信端末4は、アプリケーション起動に関する選択画面を、表示部10に表示してもよい。そして、ユーザは、表示部10に表示される選択画面を用いて、アプリケーションを起動するか否かを選択してもよい。
ステップS302において、スレーブ端末制御部430は、情報の種類に応じて、アプリケーションを起動する。例えば、マスタ通信端末3から、電子メールの着信通知を受信する場合、メールアプリケーションを起動する。あるいは、マスタ通信端末4から、SNSの更新通知を受信する場合、Webブラウザを起動してもよい。そして、基地局スレーブ通信部440は、基地局6から情報を受信する(ステップS303)。その後、ステップS306に遷移する。
ステップS304において、基地局スレーブ通信部440は、通知情報を受信する。そして、スレーブ端末制御部430は、着信、情報更新等を報知する(ステップS305)。例えば、スレーブ端末制御部430は、「新着メールがあります」等の文字を、表示部10に表示してもよい。そして、ステップS306に遷移する。
ステップS306において、基地局通信制御部432は、基地局6との通信を終了する。具体的には、基地局通信制御部432は、電波OFFの状態に遷移し、基地局6との通信を終了する。ステップS302において、アプリケーションを起動した場合、アプリケーションを終了した際に、基地局通信制御部432は、電波OFFの状態に遷移してもよい。そして、ステップS307において、スレーブ端末通信部450は、基地局6との通信終了をマスタ通信端末3に通知する。
一方、マスタ通信端末3は、図9に示すステップS207の処理の後、スレーブ通信端末4との通信を継続する(ステップS308)。そして、スレーブ通信端末4から、スレーブ通信端末と基地局6との通信終了の通知を受信した場合(ステップS309)には、図8に示すステップS105に遷移する。
なお、通信指示部332は、電波ON状態のスレーブ通信端末4には、通信指示を行わないことが好ましい。つまり、スレーブ通信端末4が電波ONの状態に遷移した場合、通信指示部332は、情報更新等があっても、通信指示を行わないことが好ましい。
[変形例1]
上述の第1の実施形態においては、マスタ通信端末3は、基地局6から情報を受信した場合、通信制御テーブルに基づいて、スレーブ通信端末4に通信指示を行う。しかし、この場合、スレーブ通信端末4は、マスタ通信端末3との通信を継続する必要がある。
そこで、第1の実施形態の変形例1として、マスタ通信端末3は、即応性の不要な情報については、所定の時間(例えば、1時間)毎に、スレーブ通信端末4と通信してもよい。つまり、即応性の不要な情報について、スレーブ通信端末4と基地局6とが通信する設定である場合、当該スレーブ通信端末4は、所定の時間(例えば、1時間)毎に、マスタ通信端末3と通信してもよい。なお、即応性の不要な情報は、例えば、電子メールの着信情報、SNSの更新情報等を含む。一方、即応性の必要な情報は、例えば、電話の着信情報等を含む。
[変形例2]
第1の実施形態の変形例2として、スレーブ端末記憶部460が、通信制御テーブルを記憶してもよい。その場合、スレーブ通信端末4が、通知情報をマスタ通信端末3から受信し、基地局6から情報を受信するか否かを判断する。
具体的には、マスタ通信端末3は、基地局6から通知情報を受信した場合、スレーブ通信端末4に通知情報を送信する。そして、基地局通信制御部432は、受信した通知情報に基づいて、基地局6から情報を受信するか否かを判断する。そして、基地局6から情報を受信する場合、基地局通信制御部432は、電波ONの状態に遷移する。従って、第1の実施形態の変形例2に係る通信システム2では、マスタ通信端末3の負荷を、スレーブ通信端末4に分散することができる。
以上のように、本実施形態に係る通信システム2では、スレーブ通信端末4は、マスタ通信端末3から通信指示を受信した場合に、基地局6と通信する。そのため、本実施形態に係る通信システム2では、スレーブ通信端末と基地局6との不要な通信が抑制される。従って、本実施形態に係る通信システム2は、ユーザに必要な情報を受信しながら、基地局との不要な通信を抑制することに貢献する。
[第2の実施形態]
続いて、第2の実施形態について、図面を用いて、詳細に説明する。
上述の通り、マスタ通信端末3と基地局6との通信頻度は、スレーブ通信端末4と基地局6との通信頻度より多い。また、基地局6との通信時のための消費電力は、近距離通信のための消費電力より大きい。近距離通信のための消費電力とは、マスタ通信端末3と、スレーブ通信端末4との通信の消費電力である。従って、マスタ通信端末3の消費電力は、スレーブ通信端末4の消費電力より大きい。
そこで、第2の実施形態に係る通信システム2aでは、マスタ通信端末3の機能と、スレーブ通信端末4の機能を切り替える。なお、本実施形態における説明では、第1の実施形態と重複する部分の説明は省略する。さらに、本実施形態における説明では、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図11は、本実施形態に係る通信システム2aの全体構成の一例を示す図である。図11と図3との違いは、マスタ/スレーブ通信端末7を含む点である。
マスタ/スレーブ通信端末7は、第1の実施形態におけるマスタ通信端末3、及びスレーブ通信端末4の双方の機能を備える通信端末である。そのため、本実施形態に係る通信システム2aにおいては、マスタ/スレーブ通信端末7は、状況に応じて、マスタ通信端末3、又はスレーブ通信端末4の役割を担うことができる。
図12は、マスタ/スレーブ通信端末7の内部構成の一例を示す図である。マスタ/スレーブ通信端末7は、表示部10と、操作部20と、制御部30と、基地局通信部40と、端末通信部50と、記憶部60と、を含んで構成される。
制御部30は、マスタ/スレーブ通信端末7の全体を制御すると共に、図12に示す各部を制御する。制御部30は、通信端末決定部331と、通信指示部332と、マスタ/スレーブ切り替え部333と、通信制御テーブル生成部431と、基地局通信制御部432と、を含んで構成される。図12は、簡単のため、本実施形態に係るマスタ/スレーブ通信端末7に関係するモジュールを主に記載する。
制御部30は、マスタ/スレーブ通信端末7に搭載されたコンピュータに、そのハードウェアを用いて、制御部30の処理を実行させるコンピュータプログラムにより実現することもできる。
基地局通信部40は、基地局6と通信する。具体的には、基地局通信部40は、通信システム2aでの通信端末の役割に応じて、基地局マスタ通信部340、又は基地局スレーブ通信部440に相当する動作を行う。
端末通信部50は、近距離無線通信を介して、通信相手の通信端末と通信する。具体的には、端末通信部50は、通信システム2aでの通信端末の役割に応じて、マスタ端末通信部350、又はスレーブ端末通信部450に相当する動作を行う。
記憶部60は、マスタ/スレーブ通信端末7を動作させるプログラム等の情報を記憶する。また、記憶部60は、マスタ端末記憶部360に記憶される情報、及びスレーブ端末記憶部460に記憶される情報を記憶する。さらに、記憶部60は、マスタ/スレーブ通信端末7であるか否かを識別する情報(以下、切り替え端末情報と呼ぶ)を記憶することが好ましい。
図13は、切り替え端末情報の一例を示す図である。図13の場合、通信端末A1、及び通信端末C1は、マスタ通信端末3の役割と、スレーブ通信端末4の役割との切り替えが可能である。一方、通信端末B1は、マスタ通信端末3の役割と、スレーブ通信端末4の役割とを切り替えることができない。
マスタ/スレーブ切り替え部333は、マスタ通信端末3の役割と、スレーブ通信端末4と役割とを切り替える。具体的には、マスタ/スレーブ切り替え部333は、切り替え端末情報に基づいて、マスタ通信端末3の役割と、スレーブ通信端末4の役割とを切り替えることが好ましい。または、マスタ/スレーブ切り替え部333は、マスタ通信端末3の役割を担っている場合、通信相手の通信端末に、マスタ通信端末3の役割を担うことが可能であるか否かを問い合わせても良い。つまり、マスタ/スレーブ切り替え部333は、通信相手の通信端末に、マスタ通信端末3の機能を備えるか否かを問い合わせても良い。さらに、通信相手の通信端末において、残充電量が所定の電力より少ない場合、マスタ/スレーブ切り替え部333は、当該通信端末に対して、マスタ通信端末3の役割を切り替えない、としてもよい。
また、マスタ/スレーブ切り替え部333は、所定の時間(例えば、1時間)毎に、複数のマスタ/スレーブ通信端末7において、マスタ通信端末3の役割と、スレーブ通信端末4の役割とを切り替えてもよい。または、複数のマスタ/スレーブ通信端末7において、マスタ/スレーブ切り替え部333は、所定の順番で、マスタ通信端末3の役割を切り替えてもよい。
[変形例1]
第2の実施形態の変形例1として、マスタ/スレーブ通信端末7において、残充電量に基づいて、マスタ通信端末3の役割と、スレーブ通信端末4の役割とを切り替えても良い。具体的には、マスタ通信端末3の残充電量が所定の値より低くなった場合、マスタ/スレーブ切り替え部333は、マスタ/スレーブ通信端末7において、マスタ通信端末3の役割と、スレーブ通信端末4との役割を切り替えても良い。
以上のように、本実施形態に係る通信システム2aにおいては、複数の通信端末において、マスタ通信端末3の役割と、スレーブ通信端末4との役割を切り替える。上述の通り、マスタ通信端末3の消費電力は、スレーブ通信端末4の消費電力より大きい。そのため、マスタ通信端末3の役割と、スレーブ通信端末4の役割とを切り替えることで、特定の通信端末において、消費電力が増加することを防止できる。また、複数の通信端末7がマスタ通信端末3の役割を担うことで、通信システム2aにおいて、マスタ通信端末3、及びスレーブ通信端末4の関係を実現できる時間が長くなる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の形態のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(形態1)上記第1の視点に係る通信端末の通りである。
(形態2)前記通信指示部は、前記通信端末決定部が、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信を決定した場合、前記スレーブ通信端末に、電波ONの状態に遷移することを指示する形態1に記載の通信端末。
(形態3)上記第2の視点に係る通信端末の通りである。
(形態4)基地局から受信する情報の種類と、自通信端末での情報受信の可否と、を対応付ける通信制御テーブルを生成する通信制御テーブル生成部を備え、前記スレーブ端末通信部は、前記通信制御テーブルを前記マスタ通信端末に送信する形態3に記載の通信端末。
(形態5)前記基地局通信制御部は、前記マスタ通信端末から、自通信端末と前記基地局との通信指示を受信するまで、電波OFFの状態を維持する形態3又は4に記載の通信端末。
(形態6)上記第3の視点に係る通信システムの通りである。
(形態7)前記マスタ通信端末の役割と、前記スレーブ通信端末の役割とを切り替えるマスタ/スレーブ切り替え部を備える、マスタ/スレーブ通信端末を含む請求項6に記載の通信システム。
(形態8)前記スレーブ通信端末は、基地局から受信する情報の種類と、自通信端末での情報受信の可否と、を対応付ける通信制御テーブルを生成する通信制御テーブル生成部を備え、前記スレーブ端末通信部は、前記通信制御テーブルを前記マスタ通信端末に送信し、前記通信端末決定部は、前記基地局から通知情報を受信した場合、前記通信制御テーブルに基づいて、当該スレーブ通信端末において、当該通知情報に関する情報を受信するか否かを決定する形態6又は7に記載の通信システム。
(形態9)上記第4の視点に係る通信端末の制御方法の通りである。
(形態10)前記通信指示工程において、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信が決定された場合、前記スレーブ通信端末に、電波ONの状態に遷移することを指示する形態9に記載の通信端末の制御方法。
(形態11)基地局と通信する工程と、マスタ通信端末と通信するスレーブ端末通信工程と、前記マスタ通信端末から、自通信端末と前記基地局との通信指示を受信した場合、前記基地局との通信を開始する基地局通信制御工程と、を含むことを特徴とする通信端末の制御方法。
(形態12)基地局から受信する情報の種類と、自通信端末での情報受信の可否と、を対応付ける通信制御テーブルを生成する工程を含み、前記スレーブ端末通信工程は、前記通信制御テーブルを前記マスタ通信端末に送信する形態11に記載の通信端末の制御方法。
(形態13)前記基地局通信制御工程において、前記マスタ通信端末から、前記基地局との通信指示を受信するまで、電波OFFの状態を維持する形態11又は12に記載の通信端末の制御方法。
(形態14)上記第5の視点に係るプログラムの通りである。
(形態15)前記通信指示処理において、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信が決定された場合、前記スレーブ通信端末に、電波ONの状態に遷移することを指示する形態14に記載のプログラム。
(形態16)基地局と通信する処理と、マスタ通信端末と通信するスレーブ端末通信処理と、前記マスタ通信端末から、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信指示を受信した場合、前記基地局との通信を開始する基地局通信制御処理と、を通信端末を制御するコンピュータに実行させるプログラム。
(形態17)基地局から受信する情報の種類と、自通信端末での情報受信の可否と、を対応付ける通信制御テーブルを生成する処理を含み、前記スレーブ端末通信処理は、前記通信制御テーブルを前記マスタ通信端末に送信する形態16に記載のプログラム。
(形態18)前記基地局通信制御処理において、前記マスタ通信端末から、前記基地局との通信指示を受信するまで、電波OFFの状態を維持する形態16又は17に記載のプログラム。
なお、引用した上記の特許文献等の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1、100 通信端末
2、2a 通信システム
3 マスタ通信端末
4、120 スレーブ通信端末
5 ネットワーク
6、110 基地局
7 マスタ/スレーブ通信端末
10 表示部
20 操作部
30 制御部
40 基地局通信部
50 端末通信部
60 記憶部
101、340 基地局マスタ通信部
102、350 マスタ端末通信部
103、331 通信端末決定部
104、332 通信指示部
330 マスタ端末制御部
333 マスタ/スレーブ切り替え部
360 マスタ端末記憶部
430 スレーブ端末制御部
431 通信制御テーブル生成部
432 基地局通信制御部
440 基地局スレーブ通信部
450 スレーブ端末通信部
460 スレーブ端末記憶部

Claims (10)

  1. 基地局と通信する基地局マスタ通信部と、
    スレーブ通信端末と通信するマスタ端末通信部と、
    前記基地局マスタ通信部が前記基地局から受信した通知情報に応じて、前記スレーブ通信端末と、前記基地局と、の通信の可否を決定する通信端末決定部と、
    前記通信端末決定部が、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信を決定した場合、前記スレーブ通信端末に、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信を指示する通信指示部と、を備える通信端末。
  2. 前記通信指示部は、前記通信端末決定部が、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信を決定した場合、前記スレーブ通信端末に、電波ONの状態に遷移することを指示する請求項1に記載の通信端末。
  3. 基地局と通信する基地局スレーブ通信部と、
    マスタ通信端末と通信するスレーブ端末通信部と、
    前記マスタ通信端末から、自通信端末と前記基地局との通信指示を受信した場合、前記基地局との通信を開始する基地局通信制御部と、
    を備える通信端末。
  4. 基地局から受信する情報の種類と、自通信端末での情報受信の可否と、を対応付ける通信制御テーブルを生成する通信制御テーブル生成部を備え、
    前記スレーブ端末通信部は、前記通信制御テーブルを前記マスタ通信端末に送信する請求項3に記載の通信端末。
  5. 前記基地局通信制御部は、前記マスタ通信端末から、自通信端末と前記基地局との通信指示を受信するまで、電波OFFの状態を維持する請求項3又は4に記載の通信端末。
  6. マスタ通信端末と、スレーブ通信端末を含み、
    前記マスタ通信端末は、
    基地局と通信する基地局マスタ通信部と、
    前記スレーブ通信端末と通信するマスタ端末通信部と、
    前記基地局マスタ通信部が前記基地局から受信した通知情報に応じて、前記スレーブ通信端末と、前記基地局と、の通信の可否を決定する通信端末決定部と、
    前記通信端末決定部が、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信を決定した場合、前記スレーブ通信端末に、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信を指示する通信指示部と、を備え、
    前記スレーブ通信端末は、
    前記基地局と通信する基地局スレーブ通信部と、
    前記マスタ通信端末と通信するスレーブ端末通信部と、
    前記マスタ通信端末から、当該スレーブ通信端末と前記基地局との通信指示を受信した場合、前記基地局スレーブ通信部に、前記基地局との通信を開始させる基地局通信制御部と、
    を備える通信システム。
  7. 前記マスタ通信端末の役割と、前記スレーブ通信端末の役割とを切り替えるマスタ/スレーブ切り替え部を備える、マスタ/スレーブ通信端末を含む請求項6に記載の通信システム。
  8. 前記スレーブ通信端末は、基地局から受信する情報の種類と、自通信端末での情報受信の可否と、を対応付ける通信制御テーブルを生成する通信制御テーブル生成部を備え、
    前記スレーブ端末通信部は、前記通信制御テーブルを前記マスタ通信端末に送信し、
    前記通信端末決定部は、前記基地局から通知情報を受信した場合、前記通信制御テーブルに基づいて、当該スレーブ通信端末において、当該通知情報に関する情報を受信するか否かを決定する請求項6又は7に記載の通信システム。
  9. 基地局と通信する工程と、
    スレーブ通信端末と通信する工程と、
    前記基地局から受信した通知情報に応じて、前記スレーブ通信端末と、前記基地局と、の通信の可否を決定する工程と、
    前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信が決定された場合、前記スレーブ通信端末に、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信を指示する通信指示工程と、
    を含む通信端末の制御方法。
  10. 基地局と通信する処理と、
    スレーブ通信端末と通信する処理と、
    前記基地局から受信した通知情報に応じて、前記スレーブ通信端末と、前記基地局と、の通信の可否を決定する処理と、
    前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信が決定された場合、前記スレーブ通信端末に、前記スレーブ通信端末と前記基地局との通信を指示する通信指示処理と、
    を通信端末を制御するコンピュータに実行させるプログラム。
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