JPWO2014061291A1 - 電気モジュール - Google Patents

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Abstract

本発明の電気モジュールは、同一面上に配置された複数のセルを有する電気モジュールであって、第1電極と、前記この第1電極に対向配置させる第2電極と、が備えられ、これら前記第1電極と前記第2電極との間に介在する電解質と、を介在させて貼り合わされているとともに、前記第1電極に接続された第1電極端子と、が接続され、前記第2電極に接続された第2電極端子とを備え、前記第1電極に厚さ方向に貫通して設けられた開口部を通って前記第2電極に接続された前記第2電極端子が前記第1電極の外部表面側に取り出されている第1構造、及び、前記第2電極に厚さ方向に貫通して設けられた開口部を通って前記第1電極に接続された前記第1電極端子が、前記第2電極の外部表面側に取り出されている第2構造、のうち少なくとも一方が用いられている。

Description

本発明は、電気モジュールに関する。
本願は、2012年10月19日に出願された特願2012−232392号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
近年、化石燃料に代わるクリーンエネルギーの発電装置として太陽電池が注目され、シリコン(Si)系太陽電池、および色素増感型太陽電池の開発が進められている。とりわけ、安価で量産しやすい色素増感型太陽電池の構造及び製造方法が広く研究開発されている。
色素増感太陽電池は、透明基板の板面に透明導電膜が成膜され、透明導電膜の表面に色素を担持させた半導体層が形成された第1電極と、対向基板に、透明導電膜に対向配置される対向導電膜が成膜された第2電極と、半導体層との間に隙間を形成してこの半導体層を囲繞するとともに、第1電極と第2電極とを貼り合わせて密封されたセルを形成する封止材と、セル内に注入された電解液とを備えている。
そして、上記色素増感太陽電池を形成するセル同士を直列接続させたり、一のセルの第1電極と第2電極のそれぞれから電極端子を取り出したりする場合には、図12に示すように、透明導電膜51と対向導電膜52とを一方向にずらして、一のセルCの透明導電膜51の一部を隣り合うセルCの対向導電膜52の一部に対向配置させ、端部に位置する透明導電膜51の一部及び端部に位置する対向導電膜52の一部をセルCの外方に突出させて端子を接続させている。
日本国特開2009−110797号公報
しかし、上記したように、透明導電膜51と対向導電膜52との貼り合わせ位置をずらしてセル同士の接続を行う従来の方法では、色素増感太陽電池のセルCを1枚の基板上にマトリクス状に縦横に複数配列して直列及び並列接続させることが困難であるという問題があった。また、端部に位置する透明導電膜51の一部及び対向導電膜52の一部をセルCの外方に突出させたり、一つ一つのセルCの端面を露出させたりして、端子を接続させる方法についても、突出又は露出させた個々の透明導電膜51の一部及び対向導電膜52の一部に導電材料を連結させ、隣り合うセルと接続させる作業があまりに煩雑であった。特に、このような方法は、ロール・トゥ・ロール方式で連続的に複数のセルを有した電気モジュールを製造する方法に適さないという問題があった。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、セル同士の接続の自由度を高めるとともに、簡便にセル同士を接続することができる電気モジュールを提供することを課題とする。
本発明の一態様の電気モジュールは、同一面上に配置された複数のセルを有する電気モジュールであって、第1電極と、前記第1電極に対向配置させる第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に介在する電解質と、前記第1電極に接続された第1電極端子と、前記第2電極に接続された第2電極端子と、を備え、前記第1電極に厚さ方向に貫通して設けられた開口部を通って前記第2電極に接続された前記第2電極端子が前記第1電極の外部表面側に取り出されている第1構造、及び、前記第2電極に厚さ方向に貫通して設けられた開口部を通って前記第1電極に接続された前記第1電極端子が、前記第2電極の外部表面側に取り出されている第2構造、のうち少なくとも一方が用いられている。
本発明の一態様の電気モジュールの構成によれば、発電体を構成する一の前記セルが同一面上に複数配置されている場合であっても、複数のユニットセルを分割(切断)して第1電極と第2電極のそれぞれのセルの端面を露出させることなく、全ての又は任意のセルの電力を取り出せる。また、取り出し電極までの電流経路を短くできるので直列抵抗損失を低減できる。
本発明の一態様の電気モジュールにおいては、前記第1電極に厚さ方向に貫通した第1開口部と、前記第2電極に厚さ方向に貫通した第2開口部と、を有し、前記第1電極及び前記第2電極の平面視において前記第1開口部の位置と前記第2開口部の位置とは互いにずれており、前記第1電極端子は、前記第2開口部から取り出され、前記第2電極端子は、前記第1開口部から取り出されてもよい。
この構成によれば、第1電極端子及び第2電極端子がそれぞれ異なる開口部から取り出されている。したがって、第1電極端子及び第2電極端子がそれぞれ、互いに近接又は離間した任意の位置から取り出される。
また、本発明の一態様の電気モジュールにおいては、前記第1電極及び前記第2電極の平面視において、前記第1電極端子と前記第2電極端子とは、隣り合った位置に形成されてもよい。
この構成によれば、第1電極端子と第2電極端子とを互いに近接させて、一のセルの一箇所に寄せて設けることができる。
また、本発明の一態様の電気モジュールにおいては、前記第1電極に、舌片を形成する切込みが形成され、前記舌片は、前記舌片が形成された前記第1電極の外部表面に折り返され、折り返された前記舌片の外部表面に前記第1電極端子が設けられ、前記舌片の折り返しによって形成された開口部から、前記開口部に対向する第2電極に接続された前記第2電極端子が取り出されてもよい。
また、本発明の第一態様の電気モジュールにおいては、前記第2電極に、舌片を形成する切込みが形成され、前記舌片は、前記舌片が形成された前記第2電極の外部表面に折り返され、折り返された前記舌片の外部表面に前記第2電極端子が設けられ、前記舌片の折り返しによって形成された開口部から、前記開口部に対向する第1電極に接続された前記第1電極端子が取り出されてもよい。
この構成によれば、第1電極又は第2電極のいずれか一方のみが開口され、第1電極端子及び第2電極端子が取り出される。また、第1電極端子及び第2電極端子が同一の基板の外部表面側に取り出される。
また、本発明の一態様の電気モジュールにおいては、一のセルに前記第1電極端子及び前記第2電極端子で構成される電極端子対が複数設けられ、前記電極端子対が前記セルから取り出されてもよい。
この構成によれば、隣り合うセルに接続させる第1電極端子又は第2電極端子が選択可能となるとともに、セル同士の接続方向の自由度が高められる。
また、本発明の一態様の電気モジュールにおいては、互いに隣り合う第1セルと第2セルとの間において、前記第1セルに設けられた前記第1電極端子と前記第2セルに設けられた前記第1電極端子とで構成される電極端子対が少なくとも一組設けられ、前記第1電極端子が前記第1セルから取り出され、かつ、前記第1電極端子が前記第2セルから取り出されてもよい。
また、本発明の一態様の電気モジュールにおいては、互いに隣り合う第1セルと第2セルとの間において、前記第1セルに設けられた前記第2電極端子と前記第2セルに設けられた前記第2電極端子とで構成される電極端子対が少なくとも一組設けられ、前記第2電極端子が前記第1セルから取り出され、かつ、前記第2電極端子が前記第2セルから取り出されてもよい。
また、本発明の一態様の電気モジュールにおいては、互いに隣り合う第1セルと第2セルとの間において、前記第1セルに設けられた前記第1電極端子と前記第2セルに設けられた前記第2電極端子とで構成される電極端子対が少なくとも一組設けられ、前記第1電極端子が前記第1セルから取り出され、かつ、前記第2電極端子が前記第2セルから取り出されてもよい。
この構成によれば、隣り合うセル同士の間で直列接続又は並列接続が容易に行われる。又は、隣り合うセル同士の間で、直列接続又は並列接続を選択可能になる。
また、本発明の一態様の電気モジュールは、複数のセルを備えた上述した電気モジュールを切断して形成されてもよい。
この構成によれば、第1電極端子及び第2電極端子が電気モジュールの基板の板面に取り出されているため、複数のユニットセルを分割(切断)し、それぞれのセルの端面を露出させることなく、各セルの電力を取り出せる。また、取り出し電極までの電流経路を短くすることができるため、直列抵抗損失が低減する。
本発明の一態様によれば、セルが同一面上に複数配置されたモジュールであっても、各セルから第1電極端子又は第2電極端子を容易に取り出すことが可能となる。また、セル同士を容易に接続できるとともに、接続方法を自由に選択することができるため、電気モジュールの出力を自在に設定可能となるという効果を奏する。
本発明の第1の実施形態として示す電気モジュールを模式的に示す図であり、図1BのZ1−Z2線で矢視した断面図である。 本発明の第1の実施形態として示す電気モジュールを模式的に示す図であり、図1Aの上面図である。 本発明の第1の実施形態として示す電気モジュールの製造工程の一部を示す上面図である。 本発明の第1の実施形態として示す電気モジュールの製造工程の一部を示す上面図である。 本発明の第1の実施形態として示す電気モジュールの製造工程の一部を示す下面図である。 本発明の第1の実施形態として示す電気モジュールの製造工程の一部を示す上面図である。 本発明の第1の実施形態として示す電気モジュールの製造工程の一部を示す上面図である。 本発明の第1の実施形態として示す電気モジュールの製造工程の一部を示す図であって、図5Aに示すX1−X2線及びY1−Y2線にて矢視した断面図である。 本発明の第1の実施形態として示す電気モジュールの製造工程の一部を示す図であって、図5Aに示すZ1−Z2線にて矢視した断面図である。 本発明の第2の実施形態として示す電気モジュールを示す上面図である。 本発明の第2の実施形態として示す電気モジュールを示す図であって、図6AのZ3−Z4線で矢視した断面図である。 本発明の第2の実施形態として示す電気モジュールの変形例を示す上面図である。 本発明の第2の実施形態として示す電気モジュールの変形例を示す上面図である。 本発明の第2の実施形態として示す電気モジュールの変形例を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態として示す電気モジュールを模式的に示す断面図である。 本発明の第4の実施形態として示す電気モジュールを模式的に示す断面図である。 従来の電気モジュールを示す図である。
(第1の実施形態)
以下、図を参照して本発明の電気モジュール及び電気モジュールの製造方法の第1の実施形態について、色素増感太陽電池1Aを例として説明する。
以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1A及び図1Bに示すように、色素増感太陽電池1Aは、第1基板2(一の基板)上に透明導電膜3と半導体層4とを備えた第1電極5と、第2基板6(第1基板2に対向する位置に設けられた第2基板6、他の基板)上に対向導電膜7を備えた第2電極8とを備えている。そして、第1電極5と第2電極8との間の空間が、不図示のセパレータを介装させた状態で、第1基板2の端縁と第2基板6の端縁とにおいて封止材9により枠状に封止されている。封止材9により囲繞された空間は、が第1基板2と第2基板6との貼着により複数のセルCに分割され、複数の発電体を形成している。そして、更に、各セルC内の空間C1内に電解液(電解質)10が充填されている。
この色素増感太陽電池1Aにおいては、各セルCの第1電極5に接続された第1電極端子11と、第2電極8に接続された第2電極端子12とがそれぞれ設けられている。
第1基板2及び第2基板6は、透明導電膜3及び対向導電膜7の基台となる部材であり、例えば、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の透明の熱可塑性樹脂による平板状部材を略矩形に切断することで得られている。なお、第1基板2及び第2基板6は、フィルム状に形成された基板であってもよい。
透明導電膜3は、第1基板2の板面2aの略全体に成膜されている。
透明導電膜3の材料には、例えば、酸化スズ(ITO)、酸化亜鉛等が用いられている。
互いに隣接するセルC,Cの各々に設けられている透明導電膜3は、セルC,C・・間に位置するラインL1〜L3上で、絶縁されている(絶縁処理)。
これによって、色素増感太陽電池1Aは、互いに絶縁されて同一面上に配置された複数のセルCを有する。
半導体層4は、後述する増感色素から電子を受け取り輸送する機能を有し、金属酸化物からなる半導体により透明導電膜3の表面3aに設けられている。金属酸化物としては、例えば、酸化チタン(TiO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)、等が用いられる。
半導体層4は、増感色素を担持している。増感色素は、有機色素または金属錯体色素で構成されている。有機色素としては、例えば、クマリン系、ポリエン系、シアニン系、ヘミシアニン系、チオフェン系等の各種有機色素を用いることができる。金属錯体色素としては、例えば、ルテニウム錯体等が好適に用いられる。
このように、第1基板2の一方の板面2aに透明導電膜3を成膜し、透明導電膜3の表面3aに形成された半導体層4を設けて第1電極5が構成されている。
対向導電膜7は、第2基板6の板面6a全体に成膜されている。
対向導電膜7の材料には、例えば、酸化スズ(ITO)、酸化亜鉛等が用いられている。また、対向導電膜7の表面7aには、カーボンペースト,プラチナ等からなる不図示の触媒層が成膜されていてもよい。
互いに隣接するセルC,Cの各々に設けられている対向導電膜7は、セルC,C・・間のラインL1〜L3上で、絶縁されている(絶縁処理)。
これによって、色素増感太陽電池1Aは、互いに絶縁されて同一面上に配置された複数のセルCを有する。
このように、第2基板6の一方の板面6aに対向導電膜7を成膜させて第2電極8が構成されている。
この第2電極8は、対向導電膜7が透明導電膜3に対向するように、第1電極5と対向配置されている。
封止材9としては、ホットメルト樹脂等が用いられている。
この封止材9は、絶縁処理が施された図2A,図4に示すラインL1〜L3によって区画されるセルCの内側において図1Aに示す電解液10を封止する。図1Aに示すように電解液10が封止された空間C1の外側において、空間C1の外側に延在する第1電極5及び第2電極8からそれぞれ電力を取り出す第1電極端子11及び第2電極端子12が取り出せるように、封止材9は空間C1内に配されている。具体的には、封止材9は、各セルCに設けられた第1電極5及び第2電極8の図4に示す端縁R1〜R4の全周に沿って、透明導電膜3及び対向導電膜7の表面に中空孔19を形成する枠状に配されている。そして、更に、端縁R1に第1電極端子11と第2電極端子12とを配置させるための長孔hが、電解液10を封止する中空孔19の外側に形成されている。このような形状に形成された封止材9は、加熱プレスされて図1Aに示すように第1電極5と第2電極8との間を接着している。なお、封止材9は、第2電極8の端縁の全周に沿って又は第1電極5と第2電極8との双方に配されてもよい。
不図示のセパレータとしては、封止材9及び電解液10を通過させる多数の孔(不図示)を有する不織布等のシート材が用いられる。
電解液10としては、例えば、アセトニトリル、プロピオニトリル等の非水系溶剤;ヨウ化ジメチルプロピルイミダゾリウム又はヨウ化ブチルメチルイミダゾリウム等のイオン液体などの液体成分に、ヨウ化リチウム等の支持電解液とヨウ素とが混合された溶液等が用いられている。また、電解液10は、逆電子移動反応を防止するため、t−ブチルピリジンを含んでもよい。
図1Bに示すように、第1電極端子11及び第2電極端子12は、封止材9において端縁R1に対応する位置に形成された長孔h内(すなわち、中空孔19により形成された空間C1とは別に、封止材9によって囲繞された領域)に、第1基板2又は第2基板6を上面視(平面視)して互いに位置をずらして設けられている。
なお、第1電極端子11及び第2電極端子12が形成される位置は、本実施形態のように封止材9によって囲繞された領域(長孔h)内に限定されない。第1電極5と第1電極端子11との導通並びに第2電極8と第2電極端子12との導通を妨げないように第1電極端子11及び第2電極端子12が形成されていれば、電極端子11,12が形成される位置は自由に選択される。具体的には、例えば、封止材9によって囲繞された領域の外側において、例えば、絶縁材料を用いて第1電極5と第2電極8との短絡を防止して、第1電極端子11と第1電極5並びに第2電極端子12と第2電極8との導通を図った構造が採用されてもよい。
第1電極端子11は、図1Aに示すように、第1電極5の透明導電膜3に接触するように設けられ、透明導電膜3に対向する第2電極8を厚さ方向に貫通させた開口部15(第2開口部)を通って第2電極8の第2基板6の外部表面6b側に取り出されている(第2構造)。
第2電極端子12は、第2電極8の対向導電膜7に接触するように設けられ、対向導電膜7に対向する第1電極5を厚さ方向に貫通させた開口部16(第1開口部)を通って第1電極5の第1基板2の外部表面2b側に取り出されている(第1構造)。
第1電極端子11と第2電極端子12とは、それぞれ銅箔、アルミ箔等の金属等を材料とする導電部材を用いて形成されている。
次に、色素増感太陽電池1Aの製造方法について図2A〜図9を用いて説明する。
本発明の第1の実施形態の色素増感太陽電池1Aの製造方法は、(II)開口部形成工程と(IV)端子形成工程とを有する。
(II)開口部形成工程においては、第1電極5及び第2電極8のそれぞれに開口部16,15を形成する。
(IV)端子形成工程においては、開口部16に対向する第2電極8に第2電極端子12を接続して、開口部15に対向する第1電極5に第1電極端子11を接続する。さらに、第1電極端子11を開口部15に通し、第2電極端子12を開口部16に通し、開口部15が形成された第2基板6の外部表面6b側第1電極端子11を取り出し、第1基板2の外部表面2b側に第2電極端子12を取り出す。
また、本実施形態の製造方法は、(II)開口部形成工程の前に行う、(I)電極形成工程と、(IV)端子形成工程の前に行われる(III)セル形成工程と、(IV)端子形成工程の後に行われる(V)注液工程とを有する。以下、各工程について説明する。
(I)<電極形成工程>
電極形成工程においては、図2Aに示すように、第1基板2の一方の板面2aに透明導電膜3を成膜し、図2Bに示すように、透明導電膜3の表面3aに半導体層4が形成された第1電極5と、図3に示すように、第2基板6の一方の板面6aに対向導電膜7が成膜された第2電極8とを形成する。具体的には、第1電極5及び第2電極8は以下のようにして形成される。
図2Aに示すように、第1基板2として、PET等からなる基板を用いる。
第1基板2の板面2aの全体に酸化インジウムスズ(ITO)等をスパッタリングし透明導電膜3を成膜する。この際、互いに隣接するセルC,Cの間が確実に絶縁されるように、レーザー等によって透明導電膜3をラインL1〜L3上において絶縁処理しておく。
図2Bに示すように、例えば、エアロゾルデポジション法、コールドスプレー法等の焼成を要しない低温成膜法により、多孔質となるように透明導電膜3の表面3aに半導体層4を形成する。なお、第1基板2が耐熱性を有している素材である場合には、焼成が可能な酸化チタン含有ペーストをマスク、印刷法等により透明導電膜3の表面3aに塗布し、その後500℃程度で焼成することで多孔質となるように半導体層4を形成してもよい。
いずれの場合においても、半導体層4は、図2Aに示すように、封止材9が配される端縁R1〜R4を残して形成する。
半導体層4を形成した後、増感色素を溶剤に溶かした増感色素溶液に半導体層4を浸漬させ、該半導体層4に増感色素を担持させる。なお、半導体層4に増感色素を担持させる方法は、上記に限定されず、増感色素溶液中に半導体層4を移動させながら連続的に投入・浸漬・引き上げを行う方法なども採用される。
以上により、図2Bに示す第1電極5が得られる。
第2電極8は、図3に示すように、ポリエチレンテレフタレート(PET)等よりなる第2基板6の一方の板面6aにITO、酸化亜鉛、又はプラチナ等をスパッタリングして対向導電膜7を成膜する。対向導電膜7は、印刷法やスプレー法等にて形成された導電膜でもよい。この際、互いに隣接するセルC,Cの間が絶縁されるように、レーザー等によって対向導電膜7をラインL1〜L3上において絶縁処理しておく。
(II)<開口部形成工程>
開口部形成工程では、図2A及び図3に示すように、電極形成工程で作成した第1電極5の端縁R1に開口部16を形成する。また、電極形成工程で作成した第2電極8の端縁R1に、開口部15を形成する。ここで、透明導電膜3と対向導電膜7とを対向配置させた際に、開口部16,15の位置が互いに異なるように(すなわち位置をずらして)、開口部16,15の位置が決定されている。なお、開口部16,15を形成した後、これら開口部16,15の開口端縁に沿って透明導電膜3及び対向導電膜7をそれぞれレーザー等により絶縁処理しておくとよい。
(III)<セル形成工程>
セル形成工程では、第1電極5と第2電極8とを対向配置させて貼り合せ、封止材9により封止する。
[封止材の配置]
具体的には、図4に示すように半導体層4に沿う透明導電膜3の端縁R1〜R4の全周に所定の中空孔19,19・・が形成された枠(枠形状)と、開口部15,16を内側に配置させる長孔hとを有するシート状の封止材9を配して半導体層4を囲繞する。なお、長孔hは、開口部15,16に合わせて、開口部15,16を囲繞するように形成されてもよい。
[基板の貼り合せ]
次に、図5A及び図5Bに示すように、不図示のセパレータを介装させた状態で透明導電膜3と対向導電膜7とを対向させ、第2電極8を第1電極5に当接させる。
なお、この際、例えば、離型性樹脂シート等からなる不図示の注液孔形成用部材を、第1電極5と第2電極8との間に形成された各セルCの空間C1に複数配置し、電解液注入孔を容易に形成できるようにしておくとよい。離型性樹脂シートにとしては、例えば、ポリエステル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等を用いることができる。
[接着工程]
接着工程では、対向配置させた第1電極5及び第2電極8の端縁R1〜R4(図4参照)を積層方向に加熱プレスし、接着させる。この際、注液孔形成用部材の耐熱温度が封止材9の溶融硬化温度よりも高く、かつ、注液孔形成用部材は非接着性に優れているので、注液孔形成用部材に接する封止材9と注液孔形成用部材とは接着しない。従って、注液孔形成用部材の両表面は、第1電極5とも第2電極8とも接着されていない。
このようにして、第1電極5と第2電極8との間に設けられた封止材9により、空間C1を形成して半導体層4を囲繞するとともに、空間C1の外側位置する長孔hが形成されたセルCを複数形成する。
(IV)<端子形成工程>
端子形成工程では、図5B及び図5Cに示すように、第1電極5に形成された開口部16から第2電極端子12を挿入し、対向導電膜7に第2電極端子12を接触させて、この第2電極端子12を開口部16が形成された第1基板2の外部表面2b側に取り出して、外部表面2bに固定する。
また、第2電極8に形成された開口部15から第1電極端子11を挿入し、透明導電膜3に第1電極端子11を接触させた状態で、この第1電極端子11を開口部15が形成された第2基板6の外部表面6b側に取り出して、外部表面6bに固定する。
このようにして、第1電極5と第2電極8とを積層させた接合体1aが得られる。
(V)<注液工程>
注液工程では、第1電極5と第2電極8との間に介装させておいた不図示の注液孔形成用部材を引き抜くか、それ以外の方法で第1基板2又は第2基板6に不図示の注液孔を形成する。そして、第1電極5と第2電極8との接合体1aを減圧雰囲気下に置き、電解液10を保持した不図示の容器に注液孔を浸漬させて真空引きにより電解液10を空間C1内に注入する。
電解液10の注入後は、不図示の注液孔を接着剤等で閉口し電解液10が第1電極5,第2電極8,及び封止材9によって封止され、電解液10が封止された空間C1の外側に第1電極端子11及び第2電極端子12が設けられたセルCが複数配列された図1A及び図1Bに示す色素増感太陽電池1Aが得られる。
なお、注液工程において、電解液10を真空引する工程に換えて、セル形成工程において、ゲル状の電解質を第1電極5に塗布して第2電極8との間に介在させてもよい。
以上のように、色素増感太陽電池1Aによれば、第1電極端子11と第2電極端子12とが、第2電極8の表面上又は第1電極5の表面上、すなわち第2基板6の外部表面6b上又は第1基板2の外部表面2b上に取り出されている。したがって、セルCが同一面上に複数配置された色素増感太陽電池1Aにおいて、第1電極端子11及び第2電極端子12を各セルCから容易に取り出すことができるという効果が得られる。
そして、色素増感太陽電池1Aの製造に際しても、セルCを同一面上に複数形成するプロセスにおいて、第1電極端子11又は第2電極端子12を各セルCから取り出す工程を組み込むことができる。したがって、ロール・トゥ・ロールのような連続的な製造方法にも好適に適用することができるという効果が得られる。
また、色素増感太陽電池1Aによれば、例えば、図5A及び図5Cに示すように、第1基板2の外部表面2bに取り出された任意のセルC,C・・の第2電極端子12に、例えば、導電性テープT2を貼り付け、第2基板6の外部表面6bに取り出された任意のセルC,C・・の第1電極端子11に、例えば、導電性テープT1を貼り付けることで、セルC,C・・間を簡単に並列接続させることができ、色素増感太陽電池1Aの出力を簡単かつ自由に設定することができるという効果が得られる。
また、第1電極端子11と第2電極端子12とを、それぞれ異なる開口部16,15から取り出しているため、第1電極端子11と第2電極端子12とを任意の位置、例えば、本実施形態のように同一の端縁R1に設けることができる。このため、各セルCにおいて電極端子を取り出す箇所をまとめ、シンプルかつコンパクトに色素増感太陽電池1Aを形成することができるという効果が得られる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図6A及び図6Bを用いて説明する。本発明の第2の実施形態では、上述した第1の実施形態と同様の構成及び工程については同一の符号を用いてその構成及び工程の説明を省略し、第1の実施形態と異なる構成及び工程についてのみ説明する。
本実施形態の色素増感太陽電池1Bは、開口部形成工程において、第2電極8の一部を構成する舌片20を形成する切り込み21を第2電極8に形成し、この舌片20が形成された第2電極8の外部表面6b側に舌片20を折り返し、折り返された舌片20の表面に成膜された対向導電膜7に第2電極端子12を設けている。
更に、舌片20を折り返して形成された開口部22から、開口部22に対向する第1電極5に接続した第1電極端子11を取り出している。
本実施形態の色素増感太陽電池1Bによれば、第1電極5又は第2電極8のいずれか一方に開口部22を形成すればよいため、製造工程を簡略化することができるという効果が得られる。また、第1電極端子11と第2電極端子12とを隣り合わせて同一の第2基板6の外部表面6b上に取り出すことができるため、導電性テープ等の導電部材T3,T4を用いて簡便かつシンプルにセルC,C・・同士を直列接続又は並列接続することが可能となるという効果が得られる。
また、図7,図8に示すように、本実施形態の方法によって一のセルCに第1電極端子11及び第2電極端子12で構成される電極端子対を複数形成し、隣り合うセルC,C間(隣り合う第1セルと第2セルとの間)で、第1電極端子11同士(電極端子対)が隣り合うように設けられてもよい。また、隣り合うセルC,C間で、第2電極端子12同士(電極端子対)が隣り合うように設けられてもよい。また、隣り合うセルC,C間で、第1電極端子11及び第2電極端子12(電極端子対)が隣り合うように設けられてもよい。
この場合、例えば、導電性テープT5,T5を複数の第2電極端子12の全体が導通するように一括して貼着させたり、導電性テープT5,T5を互いに隣り合う2つの第2電極端子12のみが導通するように貼着させたりする。
また、導電性テープT6,T6を複数の第1電極端子11の全体が導通するように一括して貼着させたり、導電性テープT6,T6を互いに隣り合う2つの第1電極端子11のみが導通するように貼着させたりする。これによって、隣り合うセルC,C同士の間で並列接続及び直接接続のいずれもが自在に選択できるとともに、簡単に接続できるという効果が得られる。
一のセルCから第1電極端子11及び第2電極端子12が複数組取り出されているため、図8に示すように、接続させたいセルC,Cを自由に選択することができる、すなわちセルCの接続方向の自由度が高められるという効果が得られる。
また、色素増感太陽電池1Bは、セルC,C間の第1電極端子11及び第2電極端子12を導電部材で接続するまではセルC,C同士は絶縁されており、色素増感太陽電池1Bの製造後に接続方法を選択することができるようになっている。したがって、第1電極端子11及び第2電極端子12の接続前にセルCを自在に切り出し、1又は複数のセルC,Cからなる任意の形状を有する色素増感太陽電池1Bをユニット化することも可能となるという効果が得られる。
なお、第2の実施形態により第1電極端子11及び第2電極端子12を形成する場合、舌片20を折り返した際に、舌片20の表面と、舌片20を折り返したことにより形成される開口部22とから常に第1電極端子11及び第2電極端子12の両方を取り出す必要はない。
すなわち、第2電極8に切り込み21を偶数組形成して、第1電極端子11と第2電極端子12とをそれぞれ異なる舌片20又は開口部22から取り出してもよい。例えば、図9に示すように、折り返した一の舌片20A(第1舌片)から第2電極端子12を取り出すとともに、この舌片20Aによる開口部22Aからは第1電極端子11は取り出さず、他の舌片20B(第2舌片)を折り返した際に形成される開口部22Bから第1電極端子11を取り出し、他の舌片20Bの表面からは第2電極端子12を取り出さないという構造を採用してもよい。
また、第2の実施形態において、切り込み21は、第1電極5に形成しても、第1電極5及び第2電極8のいずれか一方又は双方に設けてもよい。
切り込み21が第1電極5に形成される場合、舌片20が形成された第1電極5の外部表面にて舌片20が折り返され、折り返された舌片20の外部表面に第1電極端子11が設けられる。更に、舌片20の折り返しによって形成された開口部から、開口部に対向する第2電極6に接続された第2電極端子12が取り出される。
また、第1の実施形態の第1電極端子11及び第2電極端子12の取り出し方法と第2の実施形態の第1電極端子11及び第2電極端子12の取り出し方法の双方を組み合わせて色素増感太陽電池を製造してもよい。
また、上記第1及び第2の実施形態では、セルCが矩形に形成された例を示したが、本発明の実施形態の色素増感太陽電池1BにおけるセルCの形状は、矩形に限定されない。すなわち、円形その他の多角形のセルC又は互いに異なる形状もしくは大きさを有するセルC,Cが配列された色素増感太陽電池1Bにおいて、各セルCから第1電極端子11及び第2電極端子12を取り出し、隣接するセルC,C同士を接続する場合にも、好適に適用することができる。
以上より、本発明は、第1基板2及び第2基板6上に形成するセルCの形状に自由度を持たせるとともに、任意のセルC,C同士を自由に接続して出力を自在に設定することができるという点でも有利な効果を奏する。
(第3の実施形態)
以下に、本発明の第3の実施形態について説明する。
図10は、電気モジュールの第3の実施形態を模式的に示す断面図である。
本発明の第3の実施形態では、上述した第1の実施形態と同様の構成については同一の符号を用いてその構成の説明を省略し、第1の実施形態と異なる構成についてのみ説明する。
本実施形態の色素増感太陽電池1Cにおいては、対向導電膜7を分割するようにラインL4が第2電極8に形成されており、これによって互いに隣接する対向導電膜7が絶縁されている。また、第2基板6に平行な方向において、対向導電膜7の幅W1は、封止材9の幅W2よりも小さい。
また、透明導電膜3を分割するようにラインL5が第1電極5に形成されており、これによって互いに隣接する透明導電膜3がラインL5によって絶縁されている。
一方、本実施形態においては、開口部15,16、第1電極端子11、及び第2電極端子12の構造は、上述した第1の実施形態と同様である。
このような構成によれば、上述した第1及び第2の実施形態にて述べた効果に加えて、第1基板2及び第2基板6の伸縮により電極の大きさや互いに対向する電極間の平面視での相対位置が変化したとしても第1電極端子11と透明導電膜3とが接続され、第2電極端子12と透明導電膜7とが接続され、第1電極端子11及び第2電極端子12を色素増感太陽電池1Cの外部に容易に取り出すことができる。従って、2枚の基板の位置合わせを考慮せずに第1電極端子11及び第2電極端子12が外部に取り出された色素増感太陽電池1Cを容易に実現できる。
また、本実施形態では、第2基板6に平行な方向において、対向導電膜7の幅W1が封止材9の幅W2よりも小さくなるように、複数のラインL4を対向導電膜7に形成することによって対向導電膜7が分割されている。本発明は、この構成に限定されず、第1基板5に平行な方向において、対向導電膜3の幅が封止材9の幅W2よりも小さくなるように、複数のラインL5を対向導電膜3に形成することによって対向導電膜3が分割されてもよい。
また、色素増感太陽電池1Cの平面視において第2電極端子12が対向導電膜7に接続されかつ第1電極端子11が対向導電膜3に接続されていれば、ラインL4の位置と開口部15の位置(即ち、第1電極端子11の位置)とが重なってもよい。また、第1基板5に平行な方向において対向導電膜3の幅が封止材9の幅W2よりも小さくなるように複数のラインL5が対向導電膜3に形成されている構成においても、第2電極端子12が対向導電膜7に接続されかつ第1電極端子11が対向導電膜3に接続されていれば、ラインL5の位置と開口部16の位置(即ち、第2電極端子12の位置)とが重なってもよい。
また、図10に示された構造では、ラインL4の位置において互いに隣接する対向導電膜7の間に空間が形成されているが、この空間を埋めるように絶縁材料で構成された絶縁部が設けられてもよい。
次に、色素増感太陽電池1Cの製造方法について説明する。
まず、第1基板5の板面に複数の第1電極5を形成し、第2基板6の板面に複数の第2電極8を形成する。第1電極5及び第2電極8を形成する具体的な工程は、第1の実施形態で述べた工程と同様である。複数の第2電極8を形成する際においては、後に形成される封止材9の幅W2よりも対向導電膜7の幅W1が小さくなるように、複数のラインL4を対向導電膜7に形成し、ラインL4によって対向導電膜7を分割する。
次に、第1電極5と第2電極8とを対向させて、封止剤9を介して、第1基板5と第2基板6とを貼り合わせる。具体的に、第1電極5における互いに隣接する対向導電膜3の間に形成されたラインL5と封止剤9とが重なるように、封止剤9を対向導電膜3に接触させる。その後、対向導電膜3上に設けられた封止剤9を挟むように、第1基板5と第2基板6とを貼り合わせる。
その後に行われる工程は、第1の実施形態と同様の工程が行われる。
なお、上記の色素増感太陽電池1Cの製造方法においては、互いに隣接する対向導電膜7の間、或いは、互いに隣接する対向導電膜3の間に、絶縁部を形成してもよい。この場合には、第1電極5及び第2電極8を形成する工程に加えて、絶縁部を形成する工程が行われる。
また、上記の製造方法では、対向導電膜7の幅W1が封止材9の幅W2よりも小さくなるように、複数のラインL4を対向導電膜7に形成することによって対向導電膜7を分割しているが、本発明は、このような方法に限定されない。第1基板5に平行な方向において、対向導電膜3の幅が封止材9の幅W2よりも小さくなるように、複数のラインL5を対向導電膜3に形成することによって対向導電膜3を分割してもよい。
(第4の実施形態)
以下に、本発明の第4の実施形態について説明する。
図11は、電気モジュールの第4の実施形態を模式的に示す断面図である。
本発明の第4の実施形態では、上述した第2及び第3の実施形態と同様の構成については同一の符号を用いてその構成の説明を省略し、第2の実施形態と異なる構成についてのみ説明する。
本実施形態の色素増感太陽電池1Dにおいては、第3の実施形態で述べたように、第2基板6に平行な方向において、対向導電膜7の幅W1は、封止材9の幅W2よりも小さい。更に、第2の実施形態で述べたように、舌片20を形成する切り込み21が第2電極8に形成され、この舌片20が形成された第2電極8の外部表面6b側に舌片20が折り返され、折り返された舌片20の表面に成膜された対向導電膜7に第2電極端子12を設けている。
このような構成によれば、上述した第1及び第2の実施形態にて述べた効果に加えて、第1基板2及び第2基板6の伸縮により電極の大きさや互いに対向する電極間の平面視での相対位置が変化したとしても第1電極端子11及び第2電極端子12を色素増感太陽電池1Dの外部に容易に取り出すことができる。従って、2枚の基板の位置合わせを考慮せずに第1電極端子11及び第2電極端子12が外部に取り出された色素増感太陽電池1Cを容易に実現できる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明し、上記で説明してきたが、これらは本発明の例示的なものであり、限定するものとして考慮されるべきではないことを理解すべきである。追加、省略、置換、およびその他の変更は、本発明の範囲から逸脱することなく行うことができる。従って、本発明は、前述の説明によって限定されていると見なされるべきではなく、特許請求の範囲によって制限されている。
本発明は、太陽電池等の電気モジュールに関する分野で利用可能である。
1A,1B,1C,1D 色素増感太陽電池(電気モジュール)
2 第1基板
2a 板面
2b 外部表面
5 第1電極
6 第2基板
6a 板面
6b 外部表面
8 第2電極
9 封止材
11 第1電極端子
12 第2電極端子
15,16 開口部
20 舌片
21 切り込み
22 開口部
C セル
W1 対向導電膜7の幅
W2 封止材9の幅
本発明の一態様の電気モジュールは、同一面上に配置された複数のセルを有する電気モジュールであって、第1電極と、前記第1電極に対向配置させる第2電極と、前記第1電極と前記第2電極との間に介在する電解質と、前記第1電極に接続された第1電極端子と、前記第2電極に接続された第2電極端子と、を備え、前記第1電極に厚さ方向に貫通して設けられた開口部を通って前記第2電極に接続された前記第2電極端子が前記第1電極の外部表面側に取り出されている第1構造、及び、前記第2電極に厚さ方向に貫通して設けられた開口部を通って前記第1電極に接続された前記第1電極端子が、前記第2電極の外部表面側に取り出されている第2構造、のうち少なくとも一方が用いられている。
また、本発明の一態様の電気モジュールにおいては、前記第1電極に、舌片を形成する切込みが形成され、前記舌片は、前記舌片が形成された前記第1電極の外部表面に折り返され、折り返された前記舌片の外部表面に前記第1電極端子が設けられ、前記舌片の折り返しによって形成された開口部から、前記開口部に対向する第2電極に接続された前記第2電極端子が取り出されてもよい
本発明の一態様の電気モジュールの構成によれば、発電体を構成する一の前記セルが同一面上に複数配置されている場合であっても、複数のユニットセルを分割(切断)して第1電極と第2電極のそれぞれのセルの端面を露出させることなく、全ての又は任意のセルの電力を取り出せる。また、取り出し電極までの電流経路を短くできるので直列抵抗損失を低減できる。
また、この構成によれば、第1電極又は第2電極のいずれか一方のみが開口され、第1電極端子及び第2電極端子が取り出される。また、第1電極端子及び第2電極端子が同一の基板の外部表面側に取り出される。
また、本発明の一態様の電気モジュールにおいては、前記第2電極に、舌片を形成する切込みが形成され、前記舌片は、前記舌片が形成された前記第2電極の外部表面に折り返され、折り返された前記舌片の外部表面に前記第2電極端子が設けられ、前記舌片の折り返しによって形成された開口部から、前記開口部に対向する第1電極に接続された前記第1電極端子が取り出されてもよい。
この構成によれば、第1電極又は第2電極のいずれか一方のみが開口され、第1電極端子及び第2電極端子が取り出される。また、第1電極端子及び第2電極端子が同一の基板の外部表面側に取り出される。
また、本発明の一態様の電気モジュールにおいては、一のセルにおいて、前記第1電極端子及び前記第2電極端子で構成される電極端子対が複数設けられていてもよい
この構成によれば、隣り合うセルに接続させる第1電極端子又は第2電極端子が選択可能となるとともに、セル同士の接続方向の自由度が高められる。
また、本発明の一態様の電気モジュールにおいては、互いに隣り合う前記セル同士の間において、前記第1電極端子同士、前記第2電極端子同士、又は前記第1電極端子と前記第2電極端子とが、少なくとも1組隣り合って取り出されていてもよい。
この構成によれば、隣り合うセル同士の間で直列接続又は並列接続が容易に行われる。又は、隣り合うセル同士の間で、直列接続又は並列接続を選択可能になる。

Claims (10)

  1. 同一面上に配置された複数のセルを有する電気モジュールであって、
    第1電極と、
    前記第1電極に対向配置させる第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極との間に介在する電解質と、
    前記第1電極に接続された第1電極端子と、
    前記第2電極に接続された第2電極端子と、
    を備え、
    前記第1電極に厚さ方向に貫通して設けられた開口部を通って前記第2電極に接続された前記第2電極端子が前記第1電極の外部表面側に取り出されている第1構造、及び、前記第2電極に厚さ方向に貫通して設けられた開口部を通って前記第1電極に接続された前記第1電極端子が、前記第2電極の外部表面側に取り出されている第2構造、のうち少なくとも一方が用いられている
    ことを特徴とする電気モジュール。
  2. 前記第1電極に厚さ方向に貫通した第1開口部と、
    前記第2電極に厚さ方向に貫通した第2開口部と、
    を有し、
    前記第1電極及び前記第2電極の平面視において前記第1開口部の位置と前記第2開口部の位置とは互いにずれており、
    前記第1電極端子は、前記第2開口部から取り出され、
    前記第2電極端子は、前記第1開口部から取り出されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気モジュール。
  3. 前記第1電極及び前記第2電極の平面視において、前記第1電極端子と前記第2電極端子とは、隣り合った位置に形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気モジュール。
  4. 前記第1電極に、舌片を形成する切込みが形成され、
    前記舌片は、前記舌片が形成された前記第1電極の外部表面に折り返され、
    折り返された前記舌片の外部表面に前記第1電極端子が設けられ、
    前記舌片の折り返しによって形成された開口部から、前記開口部に対向する第2電極に接続された前記第2電極端子が取り出されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電気モジュール。
  5. 前記第2電極に、舌片を形成する切込みが形成され、
    前記舌片は、前記舌片が形成された前記第2電極の外部表面に折り返され、
    折り返された前記舌片の外部表面に前記第2電極端子が設けられ、
    前記舌片の折り返しによって形成された開口部から、前記開口部に対向する第1電極に接続された前記第1電極端子が取り出されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電気モジュール。
  6. 一のセルに前記第1電極端子及び前記第2電極端子で構成される電極端子対が複数設けられ、前記電極端子対が前記セルから取り出されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電気モジュール。
  7. 互いに隣り合う第1セルと第2セルとの間において、前記第1セルに設けられた前記第1電極端子と前記第2セルに設けられた前記第1電極端子とで構成される電極端子対が少なくとも一組設けられ、前記第1電極端子が前記第1セルから取り出され、かつ、前記第1電極端子が前記第2セルから取り出されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電気モジュール。
  8. 互いに隣り合う第1セルと第2セルとの間において、前記第1セルに設けられた前記第2電極端子と前記第2セルに設けられた前記第2電極端子とで構成される電極端子対が少なくとも一組設けられ、前記第2電極端子が前記第1セルから取り出され、かつ、前記第2電極端子が前記第2セルから取り出されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電気モジュール。
  9. 互いに隣り合う第1セルと第2セルとの間において、前記第1セルに設けられた前記第1電極端子と前記第2セルに設けられた前記第2電極端子とで構成される電極端子対が少なくとも一組設けられ、前記第1電極端子が前記第1セルから取り出され、かつ、前記第2電極端子が前記第2セルから取り出されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電気モジュール。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の複数のセルを備えた電気モジュールを切断して形成された一又は複数のセルからなる電気モジュール。
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