JPWO2013154186A1 - 無線基地局、予測装置、及び、予測方法 - Google Patents

無線基地局、予測装置、及び、予測方法 Download PDF

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Abstract

本願発明が解決しようロする課題は、近接基地局からX2経由で無線リソース状況が通知されない場合であっても、当該近接基地局が管理する無線セルにおける通信負荷を予測する技術を提供することである。本願発明は、通信負荷を予測する対象である予測対象無線基地局とは異なる、前記予測対象無線基地局に近接する近接無線基地局であり、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの信号の無線品質の測定データを用いて、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、無線基地局や予測装置が、隣接する基地局間で通信負荷を分散するため、隣接する無線セルにおける通信負荷状況を把握するための技術に関する。
近年、セルラシステムなどの無線通信システムでは、無線パラメータやネットワーク設定の最適化を自律的に行うSON(Self Organising Network)の検討が盛んに行われている。SONの利用形態の一つとして、隣接する無線セル間で通信負荷の分散を図るMLB(Mobility Load Balancing)がある。MLBを行うことにより、通信負荷が集中している無線セル内に存在する一部のUE(User Equipment)を、通信負荷に余裕がある隣接無線セルに接続させることにより、通信負荷の集中に伴うスループット劣化等の改善を図る。こうしたMLBを実現するためには、無線セルが隣接する基地局間で通信負荷状況を共有する仕組みが必要である。
3GPPのLTE(Long Term Evolution)においては、近接する基地局間で様々な情報を交換する仕組みが規定されている(非特許文献1)。図14を用いて、非特許文献1による、近接基地局間での通信負荷状況の共有方法について説明する。図14では、無線セル20(20_1および20_2)を管理する無線基地局10(10_1および10_2)が存在する。無線基地局10_1と10_2との間は、通信回線90で接続され、両者の間で情報交換を行うために、X2と呼ばれるインターフェースが規定されている。X2の中には、通信負荷にかかわる情報も規定されている。例えば、基地局10_1から基地局10_2に対してリソース状況の問い合わせ(RESOURCE STATUS REQUEST)を行った場合、当該問い合わせを受けた基地局10_2は、所定の条件で測定された自身のリソース状況(RESOURCE STATUS UPDATE)を、要求元の無線局10_1に通知する。ここでのリソース状況の中には、通信負荷に相当する無線リソース状況(Radio Resource Status)が規定されており、具体的には、上り回線あるいは下り回線における物理リソースブロックの利用率が通知される。
3GPP TS36.331(Ver.10.5.0) "Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC); Protocol specification"(インターネット<URL> http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/36331.htm) 3GPP TS36.423(Ver.11.0.0) "Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); X2 Application Protocol (X2AP)"(インターネット<URL> http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/36423.htm)
しかしながら、非特許文献1での規定によれば、無線リソース状況(Radio Resource Status)の通知はオプション扱いであり、全ての基地局からこの情報が通知されるとは限らない。また、そもそも近接する基地局間でX2を設定するためには多くの相互接続試験が必要となり、基地局の設置コストが増大したり、運用までの時間が長くなるといった問題がある。特に、近接する基地局が異なるベンダから提供されている場合に、上記の問題が顕著となる。
上述の課題を解決するための本願発明は、無線基地局であって、通信負荷を予測する対象である予測対象無線基地局とは異なる、前記予測対象無線基地局に近接する近接無線基地局であり、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの信号の無線品質の測定データを用いて、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測する予測手段を有することを特徴とする。
上述の課題を解決するための本願発明は、予測装置であって、通信負荷を予測する対象である予測対象無線基地局に近接する近接無線基地局から、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの信号の無線品質の測定データを受信し、前記受信した測定データを用いて前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測する予測手段を有することを特徴とする。
上述の課題を解決するための本願発明は、予測方法であって、通信負荷を予測する対象である予測対象無線基地局とは異なる、前記予測対象無線基地局に近接する近接無線基地局が、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの信号の無線品質の測定データを用いて、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測する予測ステップを有することを特徴とする。
上述の課題を解決するための本願発明は、予測方法であって、通信負荷を予測する対象である予測対象無線基地局に近接する近接無線基地局から、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの信号の無線品質の測定データを受信する受信ステップと、
前記受信した測定データを用いて前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測する予測ステップを有することを特徴とする。
本発明によれば、近接基地局からX2経由で無線リソース状況が通知されない場合であっても、端末での無線品質の測定結果を用いて、当該近接基地局が管理する無線セルにおける通信負荷を予測することが可能となる。これにより、上記の場合であっても、適切にMLB等の負荷分散制御を実行することが出来る。
本発明の第1の実施の形態である無線基地局10を含む無線通信システムの構成図 本発明の第1の実施の形態である無線基地局10の機能ブロック図 本発明の第1の実施の形態である無線基地局10における通信負荷予測処理の動作の一例を示すフローチャート 本発明の第2の実施の形態である無線基地局11を含む無線通信システムの構成図 本発明の第2の実施の形態である無線基地局11の機能ブロック図 本発明の第2の実施の形態である無線基地局11における通信負荷予測処理の動作の一例を示すフローチャート 本発明の第2の実施の形態である無線基地局11における通信負荷予測処理の動作の別の例を示すフローチャート 本発明の第3の実施の形態である無線基地局12を含む無線通信システムの構成図 本発明の第3の実施の形態である無線基地局12の機能ブロック図 本発明の第3の実施の形態である無線基地局12における通信負荷予測処理の動作の一例を示すフローチャート 本発明の第4の実施の形態であるネットワーク上位装置50を含む無線通信システムの構成図 本発明の第4の実施の形態であるネットワーク上位装置50の機能ブロック図 本発明の第4の実施の形態であるネットワーク上位装置50における通信負荷予測処理の動作の一例を示すフローチャート 基地局間で通信負荷状況を共有する仕組みを備えた無線通信システムの構成図
本願発明は、通信負荷を予測する対象である予測対象無線基地局とは異なる、前記予測対象無線基地局に近接する近接無線基地局であり、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの信号の無線品質の測定データを用いて、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測する発明である。本願発明によると、通信負荷を直接取得ができない無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を、該無線基地局が管理する無線セルの信号を含む無線品質の測定データを用いて予測することができる。以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態である無線基地局10を含む無線通信システムの構成図である。本実施の形態の無線通信システムは、無線基地局10、10aと、これらそれぞれが管理する無線セル20、20aと、無線セル20に帰属している端末局31〜33を含み構成される。無線基地局10と10aは近接しており、少なくとも一部のエリアでは、無線セル20および20aの信号が測定可能であるものとする。本実施の形態では、無線基地局10が、端末局31、32、33での無線品質の測定結果を用いて、無線セル20aにおける通信負荷を予測する。
図2は、本発明の第1の実施の形態である無線基地局10の機能ブロック図である。本実施の形態における無線基地局10は、無線通信部110と、送信データ処理部120と、受信データ処理部130と、制御部140と、通信負荷予測部150と、通信負荷記録部160と、通信部170とを含み構成される。
無線通信部110は、端末局から送信されたアップリンク信号を、アンテナを介して受信し、信号増幅や周波数変換、復調等の各処理を行ってデータを復元する。また、無線通信部110は、送信データ処理部120からの無線フレームの信号系列に対して変調や周波数変換、信号増幅等の各処理を行ってダウンリンク信号を生成し、アンテナを介して移動局に送信する。
受信データ処理部130は、無線通信部110で復元されたデータのうち、上位ネットワークに送信するデータを通信部170に送付する。また受信データ処理部130は、復元されたデータのうち、端末局で測定された無線品質に関するデータ(以下、単に測定データと呼ぶ)など、無線基地局10の内部で処理するものを、制御部140に送付する。
制御部140は、受信データ処理部130より送付された測定データを通信負荷予測部150に送付する。また制御部140は、自身の無線セル(無線セル20;以下、自無線セルと呼ぶ)における通信負荷を、所定の条件で測定し、その結果を通信負荷記録部160に記録する。さらに制御部140は、端末局での無線品質の測定と報告に係る制御を実施し、そのための制御信号を構成する。制御部140における具体的な制御手法については、後述する動作の説明で詳細に述べる。
通信部170は、受信データ処理部130からのデータを、通信回線を介して上位ネットワークに送信する。また、通信部170は、上位ネットワークから送信されたデータを受信し、送信データ処理部120に送付する。
送信データ処理部120は、通信部170から送付された移動局向けのデータを移動局毎かつベアラ毎に設定されたバッファに保存し、誤り訂正符号化、レートマッチング、インタリービング等の処理を行なってトランスポートチャネルを生成する。また送信データ処理部120は、トランスポートチャネルのデータ系列に、制御部140で構成された端末局での無線品質の測定に係る制御信号を含む制御情報を付加して、無線フレームを生成する。
通信負荷予測部150は、制御部140から送付された測定データと、通信負荷記録部160に記録された通信負荷情報を用いて、通信負荷を予測する対象の無線セル(無線セル20a;以下、予測対象無線セルと呼ぶ)における通信負荷を予測する。具体的な予測方法については、後述する動作の説明で詳細に述べる。
図3は、本発明の第1の実施の形態である無線基地局10における通信負荷予測処理の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態における通信負荷予測処理は、まず、制御部140にて配下の端末局に対して、無線品質の測定とその測定結果の報告を指示する(ステップS10)。端末局に対する無線品質の測定と報告の指示は、例えば3GPPのLTEであれば、非特許文献2に開示された枠組みを用いることができる。本発明によれば、測定対象とする品質指標として、参照信号の受信信号強度など無線セルの通信負荷に依存しないものと、測定対象の帯域における全受信信号強度やそれを用いた指標など無線セルの通信負荷に依存するものを測定する。具体的には、LTEであれば、前者にはRSRP(Reference Signal Received Power)、後者にはRSRQ(Reference Signal Received Quality)を用いることができる。また、UMTS(Universal Mobile Telephone System)の場合、前者にはCPICH(Common Pilot Channel)のRSCP(Received Signal Code Power)、後者にはCPICHのEc/No(Received Energy per Chip divided by the Power Spectrum Density)を用いることができる。
各測定においては、自無線セルと予測対象無線セルとを含む無線セルに対して、それぞれ通信不可に依存する品質指標と通信不可に依存しない品質指標とを測定する。ただし、無線基地局10から測定の指示を端末局に対して行う時点で、必ずしもこれら2つの無線セルのうち少なくとも1つが含まれていないものを測定対象から除外する必要は無い。後述する測定結果の報告において対象から除外したり、ステップS50において通信負荷予測の対象から除外しても構わない。
測定と測定結果の報告の指示は、自無線セルに帰属する全ての端末局に対して実施しても良いし、一部の端末局を選択して実施しても良い。端末局の選択方法はランダムであっても良いし、測定結果に基づく条件であっても良い。後者の例としては、例えば、予測対象無線セルの参照信号の受信信号強度が所定値以上となる端末局を選択する方法や、予測対象無線セルの参照信号の受信信号強度と自無線セルの参照信号の受信信号強度との差が所定値以上となる端末局を選択する方法などを用いることができる。
また、測定結果の報告は、上で述べた測定対象の無線セル毎の各品質指標の他、測定した時刻を報告する。
なお、ステップS10で示した無線品質の測定と報告の指示は、本発明の目的である予測対象無線セルにおける通信負荷の予測のために特別に設ける必要は必ずしも無く、通常のハンドオーバ処理のために用いられる測定と報告の指示を流用することも出来る。
また、ステップS10で示した無線品質の測定と報告の指示を行う際は、端末局で測定される予測対象無線セルに対する参照信号の受信信号強度が、自無線セルに対する参照信号の受信信号強度よりも大きい場合であっても、当該端末が自無線セルに接続される状態にあることが好ましい。こうした状態は、自無線セルや予測対象無線セルにおけるハンドオーバやセル選択に係るパラメータを調整することで実現できる。例えば、自無線セルから予測対象無線セルへのハンドオーバに係るセル固有オフセット(Cell Individual Offset)を小さめの値にすることにより、当該ハンドオーバの開始を遅らせることができ、上記の状態を実現することが出来る。そのため、ステップS10で示した無線品質の測定と報告の指示にあわせて、少なくとも自無線セルのハンドオーバパラメータやセル選択パラメータを、上述した状態が達成されるように調整しても良い。
次に、制御部140は、自無線セルにおける通信負荷を、所定の条件で測定し、その結果を通信負荷記録部160に記録する(ステップS20)。具体的には、無線基地局10がLTEであれば、通信負荷として物理リソースブロックの利用率を測定し、通信負荷記録部160に記録する。また、ここでの所定の条件とは、所定の周期で測定するなどがある。なお、ステップS20で示した自身の無線セルにおける通信負荷の測定と記録は、本発明の目的である予測対象無線セルにおける通信負荷の予測のために特別に設ける動作である必要は必ずしも無く、他の目的のために用いられる測定と記録を流用することも出来る。
本実施の形態における通信負荷予測処理は、次に、ステップS10での指示に対して、配下の端末局から報告された測定データを収集する(ステップS30)。
さらに、通信負荷予測部150にて、収集された測定データ毎に、測定時刻における予測対象無線セルにおける通信負荷を算出する通信不可算出処理が行われる(ステップS40〜S70)。なお、ここでの通信負荷の算出処理は、端末局から測定データが報告されるたびに実施しても良いし、ある程度の測定データが収集されてから実施しても良い。
測定時刻における通信負荷算出処理では、まず、対象とする測定データが通信負荷の予測に活用可能か否かを判定する(ステップS50)。具体的には、予測対象無線セルの参照信号の受信信号強度が所定値以上となる測定データや、当該受信信号強度と自無線セルの参照信号の受信信号強度との差が所定値以上となる測定データを、通信負荷の予測に活用可能であると判定すればよい。また、当該測定データに、自無線セルと予測対象無線セル以外の無線セルの測定結果が含まれていない、あるいは、含まれていたとしても当該無線セルの参照信号の受信信号強度が所定値以下となることを条件に追加しても構わない。さらには、通信負荷記録部160に記録された自無線セルの通信負荷情報の中に、当該測定データの測定時刻に該当するものが存在するという条件を追加しても構わない。
対象とする測定データが通信負荷の予測に活用可能でない(ステップS50がNo)と判定された場合、当該測定データに対する処理は終了する。対象とする測定データが通信負荷の予測に活用可能である(ステップS50がYes)と判定された場合、当該測定データに対して、予測対象無線セルにおける通信負荷の算出を行う(ステップS60)。
ステップS60における通信負荷の算出方法について説明する。通信負荷の算出には、参照信号の受信信号強度など無線セルの通信負荷に依存しないものと、測定対象の帯域における全受信信号強度やそれを用いた指標など無線セルの通信負荷に依存するものを用いる。後者の品質指標は、前者の品質指標と、当該無線セルの通信負荷に依存するため、無線システムの種別に応じたこれらの品質指標の規定を基にモデル化する。2つの品質指標は測定により求まるため、当該測定データの測定時刻における通信負荷を算出することができる。
以下、LTEを例に具体的な予測負荷の算出方法を説明する。今、測定データには、自無線セルのRSRP(p)、自無線セルのRSRQ(q)、予測対象無線セルのRSRP(p)が含まれているとする。また、当該測定データの測定時刻における自無線セルの通信負荷(u)が入手可能であるとする。このとき、当該時刻における予測対象無線セルの通信負荷をuとすると、qは次式を用いて近似的に表すことができる。
Figure 2013154186
ここで、Noiseは当該帯域で受信される雑音電力であり、受信機における熱雑音や背景雑音が含まれる。熱雑音は受信機の特性を基に算出可能である。背景雑音については、値が既知の場合にはそれを適用しても良いし、既知でない場合には適当な値を用いても構わない。数1を基に、当該時刻における予測対象無線セルの通信負荷uは、次式で求めることができる。
Figure 2013154186
なお、測定データに、自無線セルと予測対象無線セル以外に、第nの無線セルのRSRP(p(n=2,3,・・・,N))が含まれている場合、当該無線セルにおける当該測定データの測定時刻における通信負荷をuとすると、当該時刻における予測対象無線セルの通信負荷u1は、次式で求めることができる。
Figure 2013154186
このとき、第nの無線セルの通信負荷(u)が通信回線等を介して入手可能であれば、当該測定データの測定時刻における通信負荷を入手しておき(図示せず)、これを用いればよい。入手不可であれば、適当な値を用いても構わない。第nの無線セルの寄与(参照信号の受信信号強度)が相対的に大きい場合、適当な値を用いることによる誤差が無視できなくなるが、この課題を解決するため、ステップS50において、自無線セルと予測対象無線セル以外の無線セルの測定結果に関する条件を含めておくことが好ましい。
なお、数2または数3で算出される通信負荷は、参照信号を除く制御信号とデータ信号とをあわせたリソースブロックの利用率を表している。そのため、例えばデータ信号に対するリソースブロック利用率を求める場合には、数2または数3で算出される通信負荷から、制御信号に係る部分を差し引くことにより算出できる。
本実施の形態における通信負荷予測処理は、対象とする全ての測定データに対して通信負荷の算出処理が完了すると(ステップS70)、各測定データに対して算出された複数の通信負荷を平均化し、予測対象無線セルの通信負荷を予測する(ステップS80)。平均化の方法とは、具体的には、平均値あるいは中央値を用いればよい。また、測定データに含まれる予測対象無線セルの測定結果に応じて、重みを付与して平均化しても構わない。例えば、測定データに含まれる予測対象無線セルの受信信号強度が、自無線セルあるいはその他の無線セルの受信信号強度に対して大きければ、重みを大きくする。
本実施の形態によれば、近接基地局からX2経由で無線リソース状況が通知されない場合であっても、端末での無線品質の測定結果と自無線セルにおける通信負荷の情報を用いて、当該近接基地局が管理する無線セルにおける通信負荷を予測することが可能となる。
<第2の実施の形態>
図4は、本発明の第2の実施の形態である無線基地局11を含む無線通信システムの構成図である。なお、説明を簡略かつ明確にするため、ここでは第1の実施の形態に対する差分を説明する。本実施の形態の無線通信システムは、第1の実施の形態に対して、無線基地局10bと、これが管理する無線セル20bと、無線セル20bに帰属している端末局31b〜33bを新たに含む。無線基地局10bと10aは近接しており、少なくとも一部のエリアでは、無線セル20bおよび20aの信号が測定可能であるものとする。また、無線基地局11と無線基地局10bとは、通信回線91を介して接続され、各種の情報を交換することが可能である。尚、通信回線は無線であっても有線であってもよい。
本実施の形態では、無線基地局11が、端末局31、32、33での無線品質の測定結果に加えて、無線基地局10bにおける端末局31b、32b、33bでの無線品質の測定結果を用いて、無線セル20aにおける通信負荷を予測する。あるいは、無線基地局10bが無線基地局11と同様の通信負荷予測機能を備えている場合、無線基地局10bにおける無線セル20aの通信負荷予測結果も用いて、無線セル20aにおける通信負荷を予測する。無線基地局10bは、無線基地局11における通信負荷予測を協力することから、以下、当該基地局を協力基地局、当該基地局が管理するセルを協力セルと呼ぶ。
図5は、本発明の第2の実施の形態である無線基地局11の機能ブロック図である。本実施の形態における無線基地局11は、第1の実施の形態における無線基地局10に対して、通信負荷予測部151と、通信部171の機能が異なる。
通信部171は、第1の実施の形態の通信部170に対して、通信回線を介して協力基地局と情報を交換する。具体的には、無線基地局11は、協力基地局の配下の端末局で測定された測定データや、協力セルにおける通信負荷情報を取得することができる。また、協力基地局が無線基地局11と同様の通信負荷予測機能を備えている場合には、協力基地局における通信負荷予測結果を取得することができる。
通信負荷予測部151は、第1の実施の形態の通信負荷予測部150に対して、協力基地局配下の端末局で測定された測定データと、協力セルにおける通信負荷情報を用いて、通信負荷を予測する対象の無線セル(無線セル20a;以下、予測対象無線セルと呼ぶ)における通信負荷を予測する。また、協力基地局が無線基地局11と同様の通信負荷予測機能を備えている場合には、協力基地局における通信負荷予測結果を用いて、無線基地局11で予測された通信負荷を更新する。具体的な予測方法については、後述する動作の説明で詳細に述べる。
図6は、本発明の第2の実施の形態である無線基地局11における通信負荷予測処理の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態における通信負荷予測処理のステップS10〜S30は、第1の実施の形態で説明したとおりである。
本実施の形態における通信負荷予測処理は、次に、協力基地局配下の端末局で測定された測定データと、協力セルにおける通信負荷情報を収集する(ステップS31)。具体的には、第1の実施の形態で無線基地局10が収集した測定データや通信負荷情報と同様の情報を収集する。なお、ここでの収集処理は、必ずしもステップS30の後に実施される必要は無く、適当な時刻に収集が実施され、その結果がメモリ等に保存される動作であっても構わない。
次に、通信負荷予測部151にて、収集された測定データ毎に、測定時刻における予測対象無線セルにおける通信負荷を算出する(ステップS40〜S70)。ここでは、対象となる測定データが協力基地局で取得したものである場合について説明する。
対象とする測定データが通信負荷の予測に活用可能か否かを判定する処理(ステップS51)においては、第1の実施の形態でのステップS50において、自無線セルを協力セルに読み替えた処理を実施すればよい。当該測定データに対する予測対象無線セルにおける通信負荷の算出処理(ステップS61)についても、やはり第1の実施の形態でのステップS60において、自無線セルを協力セルに読み替えた処理を実施すればよい。
以降のステップS80は、第1の実施の形態で説明したとおりである。
図7は、本発明の第2の実施の形態である無線基地局11における通信負荷予測処理の動作の別の例を示すフローチャートである。ここでは、協力基地局が無線基地局11と同様の通信負荷予測機能を備えている場合の例について説明する。
本実施の形態における通信負荷予測処理のステップS10〜S80は、第1の実施の形態で説明したとおりである。
本実施の形態における通信負荷予測処理は、次に、協力基地局における予測対象無線セルにおける通信負荷の予測結果を収集する(ステップS90)。好ましくは、当該予測に用いた予測方法に関する情報を収集しても構わない。予測方法に関する情報とは、例えば、通信負荷の予測に用いた式や、平均化に用いたサンプル数などである。なお、ここでの収集処理は、必ずしもステップS80の後に実施される必要は無く、適当な時刻に収集が実施され、その結果がメモリ等に保存される動作であっても構わない。
次に、協力基地局で予測された予測対象無線セルの通信負荷を用いて、無線基地局11で予測された当該予測対象無線セルの通信負荷を更新する(ステップS100)。具体的には、2つの予測結果を単に平均しても良いし、予測に用いたサンプル数を考慮し、サンプル数で重みをつけた平均を行っても構わない。
さらに、図示はしていないが、無線基地局11で更新された通信負荷を、協力基地局に通知しても構わない。
また、協力基地局は少なくとも1つである必要はなく、複数であっても良い。
本実施の形態によれば、協力基地局も活用して通信負荷を予測するため、より精度の高い予測、あるいは、より少ない測定データでの予測が可能となる。
<第3の実施の形態>
図8は、本発明の第3の実施の形態である無線基地局12を含む無線通信システムの構成図である。なお、説明を簡略かつ明確にするため、ここでは第1の実施の形態に対する差分を説明する。本実施の形態の無線通信システムは、第1の実施の形態に対して、端末測定データベース(DB)40を新たに含む。また、無線基地局10aが管理する無線セル20aに帰属している端末局31a〜33aを想定する。端末測定DB40と無線基地局12および10aとは、通信回線92を介して接続され、端末測定DB40への測定データの登録や、端末測定DB40からの測定データの取得が可能である。
本実施の形態では、無線基地局12が、端末測定DB40から取得した端末局31a、32a、33aでの無線品質の測定結果を用いて、無線セル20aにおける通信負荷を予測する。
図9は、本発明の第3の実施の形態である無線基地局12の機能ブロック図である。本実施の形態における無線基地局12は、第1の実施の形態における無線基地局10に対して、通信負荷予測部152と、通信部172の機能が異なる。また、通信負荷記録部160は必ずしも必須ではない。
通信部172は、第1の実施の形態の通信部170に対して、通信回線を介して端末測定DB40に測定データを送信したり、端末測定DB40から登録されている測定データを受信する。具体的には、通信負荷を予測する対象の無線セル(無線セル20a;以下、予測対象無線セルと呼ぶ)にて測定された測定データを取得する。なお、図示はしないが、端末測定DB40は、送信された測定データを所定のフォーマットでDBに格納し、当該DBにアクセス可能な無線基地局が、格納された測定データを取得できるようにしておく。
通信負荷予測部152は、第1の実施の形態の通信負荷予測部150に対して、予測対象無線セルの端末局で測定された測定データを用いて、予測対象無線セルと呼ぶにおける通信負荷を予測する。具体的な予測方法については、後述する動作の説明で詳細に述べる。
図10は、本発明の第3の実施の形態である無線基地局12における通信負荷予測処理の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態における通信負荷予測処理は、まず、端末測定DB40から、予測対象無線セルにて測定された測定データを取得する(ステップS32)。次に、通信負荷予測部152にて、収集された測定データ毎に、測定時刻における予測対象無線セルにおける通信負荷を算出する(ステップS40〜S70)。
対象とする測定データが通信負荷の予測に活用可能か否かを判定する処理(ステップS52)においては、予測対象無線セル以外の無線セルの測定結果が含まれていない、あるいは、含まれていたとしても当該無線セルの参照信号の受信信号強度が所定値以下となる測定データを、通信負荷の予測に活用可能であると判定すればよい。
当該測定データに対する予測対象無線セルにおける通信負荷の算出処理(ステップS62)については、第1の実施の形態でのステップS60において、測定データに自無線セルが含まれないことを想定した処理を実施すればよい。
以下、LTEを例に具体的な通信負荷の算出方法を説明する。今、測定データには、予測対象無線セルのRSRP(p)、予測対象無線セルのRSRQ(q)、予測対象無線セルとは異なる無線セル(自無線セルを含む)のRSRP(p(n=0,2,3,・・・,N))が含まれているとする。このとき、予測対象無線セルとは異なる無線セルにおける当該測定データの測定時刻における通信負荷をuとすると、当該時刻における予測対象無線セルの通信負荷uは、次式で求めることができる。
Figure 2013154186
このとき、予測対象無線セルとは異なる無線セルが例えば自無線セルである場合など、その通信負荷(u)が入手可能であれば、当該測定データの測定時刻における通信負荷を用いればよい。入手不可であれば、適当な用いても構わない。予測対象無線セルとは異なる無線セルの寄与(参照信号の受信信号強度)が相対的に大きい場合、適当な値を用いることによる誤差が無視できなくなるが、この課題を解決するため、ステップS52において、予測対象無線セル以外の無線セルの測定結果に関する条件を含めておくことが好ましい。
なお、本実施の形態では、予測対象無線セルでの測定データの取得方法として、端末測定DB40から取得する形態を述べたが、他の形態でも実現可能である。例えば、端末局31〜33のいずれかが、アイドル状態で無線品質の測定を実施し、その測定データを接続状態になってから通知する機能を具備している場合、予測対象無線セルでの測定データを無線基地局12で取得することが可能となる。このような測定の仕組みは3GPPで規定されており、具体的には、Logged MDT(Minimization of Drive Test)と呼ばれる。
また、本実施の形態では、予測対象無線セルでの測定データを用いて、予測対象無線セルの通信負荷を予測したが、この形態には限定されない。例えば、第1の実施の形態や第2の実施の形態で示したように、自無線セルや協力セルでの測定データも併用しても構わない。その場合には、各測定データから算出された通信負荷を平均化する際、予測対象無線セルでの測定データを、自無線セルや協力セルでの測定データよりも重視しても良い。その場合、無線基地局12に通信負荷記録部160が必要となる。
本実施の形態によれば、予測対象無線セルでの測定データを用いて通信負荷を予測するため、より精度の高い予測、あるいは、より少ない測定データでの予測が可能となる。
<第4の実施の形態>
図11は、本発明の第4の実施の形態であるネットワーク上位装置50を含む無線通信システムの構成図である。なお、説明を簡略かつ明確にするため、ここでは第2の実施の形態に対する差分を説明する。本実施の形態の無線通信システムは、第2の実施の形態に対して、ネットワーク上位装置50を新たに含む。また、ネットワーク上位装置50と、無線基地局11および10bとは、通信回線93を介して接続され、各種の情報を交換することが可能である。第2の実施の形態で想定されていた通信回線91は、本実施の形態では必ずしも必要はない。尚、通信回線は無線であっても有線であってもよい。
本実施の形態では、通信負荷の予測を無線基地局11ではなくネットワーク上位装置50で実施するものである。具体的には、ネットワーク上位装置50が、端末局31、32、33での無線品質の測定結果や、無線基地局10bにおける端末局31b、32b、33bでの無線品質の測定結果を用いて、無線セル20aにおける通信負荷を予測する。
図12は、本発明の第4の実施の形態であるネットワーク上位装置50の機能ブロック図である。本実施の形態におけるネットワーク上位装置50は、通信部510と、送信データ処理部520と、受信データ処理部530と、通信負荷予測部540とを含み構成される。
通信部510は、通信回線を介して無線基地局から情報を取得する。具体的には、無線基地局の配下の端末局で測定された測定データや、当該無線基地局が管理する無線セルにおける通信負荷情報を取得する。ここでは、無線基地局11と無線基地局10bから情報を取得する。受信データ処理部530は、これらのデータを通信負荷予測部540に送付する。通信負荷予測部540は、受信データ処理部530から送付された測定データと通信負荷情報を用いて、通信負荷を予測する対象の無線セル(無線セル20a;以下、予測対象無線セルと呼ぶ)における通信負荷を予測する。具体的な予測方法については、第2の実施の形態の第一の動作例で示したとおりである。
送信データ処理部520は、予測された通信負荷などの情報を構成し、通信部510から通信回線を介して無線基地局に通知される。
なお、ここで示したネットワーク上位装置とは、具体的には基地局のパラメータ制御装置や、運用管理装置が該当する。図12では、通信負荷の予測に係る部分を記載しているため、これらの装置に本来具備される機能については省略されている。
図13は、本発明の第4の実施の形態であるネットワーク上位装置50における通信負荷予測処理の動作の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態における通信負荷予測処理は、まず、無線基地局から、当該無線基地局の配下の端末局で測定された測定データや、当該無線基地局が管理する無線セルにおける通信負荷情報を収集する(ステップS500)。
次に、通信負荷予測部540にて、収集された測定データ毎に、測定時刻における予測対象無線セルにおける通信負荷を算出する(ステップS510〜S540)。ステップS510〜S540の処理は、第2の実施の形態におけるステップS40〜S70で示したとおりである。さらに、各測定データに対して算出された複数の通信負荷を平均化し、予測対象無線セルの通信負荷を予測する(ステップS550)。ステップS550の処理は、第2の実施の形態におけるステップS80で示したとおりである。
なお、本実施の形態では、第2の実施の形態に対する変形例として、無線基地局11で行う通信負荷の予測処理をネットワーク上位装置50で実施する例を述べたが、これ以外にも、第1の実施の形態に対する変形例として、無線基地局10で行う通信負荷の予測処理をネットワーク上位装置50で実施する形態であっても構わない。また、第1の実施の形態に対する変形例として、端末測定DB40に接続したネットワーク上位装置が、通信負荷の予測処理を実施する形態であっても構わない。
本実施の形態によれば、無線基地局の代わりに、ネットワーク上位装置によって通信負荷の予測処理を実施することが可能となる。
尚、上述した本発明の端末は、上記説明からも明らかなように、ハードウェアで構成することも可能であるが、コンピュータプログラムにより実現することも可能である。このような構成の場合、基地局又は上位装置は、プロセッサ及びプログラムメモリ有し、プログラムメモリに格納されているプログラムで動作するプロセッサによって、上述した実施の形態と同様の機能、動作を実現させる。尚、上述した実施の形態の一部の機能のみをコンピュータプログラムにより実現することも可能である。
以上、実施の形態及び実施例をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態及び実施例に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施することが出来る。
本発明の活用例として、無線通信システムにおいて、無線パラメータやネットワーク設定の最適化を自律的に行う機能を有する無線基地局あるいはネットワーク上位装置といった用途に活用できる。
(付記1)
通信負荷を予測する対象である予測対象無線基地局とは異なる、前記予測対象無線基地局に近接する近接無線基地局であり、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの信号の無線品質の測定データを用いて、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測する予測手段を有することを特徴とする無線基地局。
(付記2)
前記予測手段は、前記無線品質として、前記無線セルの通信負荷に依存しない第一の品質指標と、無線セルの通信負荷に依存する第二の品質指標を用いて予測することを特徴とする付記1に記載の無線基地局。
(付記3)
前記予測手段は、無線システムの種別に応じてモデル化された、前記第一の品質指標と、前記第二の品質指標と、前記通信負荷との関係を基に、測定データに含まれる前記第一の品質指標と前記第二の品質指標とを用いて、前記測定データの測定時刻における瞬時的な通信負荷を算出することを特徴とする付記2に記載の無線基地局。
(付記4)
前記予測手段は、複数の前記測定データを用いて算出された複数の瞬時的な通信負荷を平均化することにより、前記予測対象の無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする付記3に記載の無線基地局。
(付記5)
前記第一の品質指標は、参照信号の受信信号強度であり、
前記第二の品質指標は、測定対象の帯域における全受信信号強度、または、前記全受信信号強度を用いた指標である
ことを特徴とする付記2から付記4のいずれかに記載の無線基地局。
(付記6)
前記予測手段は、前記測定データに含まれる前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの受信信号強度が、所定の条件を満たす測定データを用いて予測することを特徴とする付記5に記載の無線基地局。
(付記7)
前記予測手段は、前記測定データに加え、前記予測対象無線基地局に近接する自局以外の基地局である協力基地局が管理する無線セル、自局が管理する無線セルの少なくとも1つの無線セルの通信負荷を用いて、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする付記1から付記6のいずれかに記載の無線基地局。
(付記8)
前記測定データは、自局に接続中の端末局で測定されることを特徴とする付記1から付記7のいずれかに記載の無線基地局。
(付記9)
前記測定データは、自局以外の前記近接無線基地局に接続中の端末局で測定されることを特徴とする付記1から付記7のいずれかに記載の無線基地局。
(付記10)
前記測定データは、前記端末局が、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルと、前記近接無線基地局が管理する無線セルとの間でハンドオーバを実施する際に測定された測定データであることを特徴とする付記1から付記9のいずれかに記載の無線基地局。
(付記11)
前記測定データの取得にあわせて、端末局で測定される予測対象無線セルに対する参照信号の受信信号強度が、自無線セルに対する参照信号の受信信号強度よりも大きい場合であっても、当該端末が自無線セルに接続される状態となるように、少なくとも自無線セルのハンドオーバパラメータ及びセル選択パラメータの少なくとも1つのパラメータを調整することを特徴とする付記1から付記10のいずれかに記載の無線基地局。
(付記12)
前記測定データの測定時刻における前記近接基地局が管理する無線セルの通信負荷を用いて、前記予測対象の無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする付記1から付記11のいずれかに記載の無線基地局。
(付記13)
前記予測対象基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを用いて、前記予測対象の無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする付記1から付記11のいずれかに記載の無線基地局。
(付記14)
前記予測手段は、自局と前記予測対象基地局とが前記測定データを記憶させたデータベースから、前記予測対象基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを取得することを特徴とする付記13に記載の無線基地局。
(付記15)
端末局で測定された無線品質情報を一時的に保持しておき、前記端末局が前記近接無線基地局に帰属した際に前記保持された無線品質情報を通知する機能を用いて、前記予測対象の無線基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを取得することを特徴とする付記13に記載の無線基地局。
(付記16)
前記通信負荷とは、物理リソースブロック利用率であることを特徴とする付記1から付記15のいずれかに記載の無線基地局。
(付記17)
通信負荷を予測する対象である予測対象無線基地局に近接する近接無線基地局から、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの信号の無線品質の測定データを受信し、前記受信した測定データを用いて前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測する予測手段を有することを特徴とする予測装置。
(付記18)
前記予測手段は、前記無線品質として、前記無線セルの通信負荷に依存しない第一の品質指標と、無線セルの通信負荷に依存する第二の品質指標を用いて予測することを特徴とする付記17に記載の予測装置。
(付記19)
前記予測手段は、無線システムの種別に応じてモデル化された、前記第一の品質指標と、前記第二の品質指標と、前記通信負荷との関係を基に、測定データに含まれる前記第一の品質指標と前記第二の品質指標とを用いて、前記測定データの測定時刻における瞬時的な通信負荷を算出することを特徴とする付記18に記載の予測装置。
(付記20)
前記予測手段は、複数の前記測定データを用いて算出された複数の瞬時的な通信負荷を平均化することにより、前記予測対象の無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする付記19に記載の予測装置。
(付記21)
前記第一の品質指標は、参照信号の受信信号強度であり、
前記第二の品質指標は、測定対象の帯域における全受信信号強度、または、前記全受信信号強度を用いた指標である
ことを特徴とする付記18から付記20のいずれかに記載の予測装置。
(付記22)
前記予測手段は、前記測定データに含まれる前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの受信信号強度が、所定の条件を満たす測定データを用いて予測することを特徴とする付記21に記載の予測装置。
(付記23)
前記予測手段は、前記測定データに加え、前記予測対象無線基地局に近接する近接基地局が管理する無線セルの通信負荷を用いて、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする付記17から付記22のいずれかに記載の予測装置。
(付記24)
前記測定データは、前記端末局が、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルと、前記近接無線基地局が管理する無線セルとの間でハンドオーバを実施する際に測定された測定データであることを特徴とする付記17から付記23のいずれかに記載の予測装置。
(付記25)
前記予測対象基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを用いて、前記予測対象の無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする付記17から付記24のいずれかに記載の予測装置。
(付記26)
前記予測手段は、自局と前記予測対象基地局とが前記測定データを記憶させたデータベースから、前記予測対象基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを取得することを特徴とする付記25に記載の予測装置。
(付記27)
端末局で測定された無線品質情報を一時的に保持しておき、前記端末局が前記近接無線基地局に帰属した際に前記保持された無線品質情報を通知する機能を用いて、前記予測対象の無線基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを取得することを特徴とする付記26に記載の予測装置。
(付記28)
前記通信負荷とは、物理リソースブロック利用率であることを特徴とする付記17から付記27のいずれかに記載の予測装置。
(付記29)
通信負荷を予測する対象である予測対象無線基地局とは異なる、前記予測対象無線基地局に近接する近接無線基地局が、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの信号の無線品質の測定データを用いて、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測する予測ステップを有することを特徴とする予測方法。
(付記30)
前記予測ステップは、前記無線品質として、前記無線セルの通信負荷に依存しない第一の品質指標と、無線セルの通信負荷に依存する第二の品質指標を用いて予測することを特徴とする付記29に記載の予測方法。
(付記31)
前記予測ステップは、無線システムの種別に応じてモデル化された、前記第一の品質指標と、前記第二の品質指標と、前記通信負荷との関係を基に、測定データに含まれる前記第一の品質指標と前記第二の品質指標とを用いて、前記測定データの測定時刻における瞬時的な通信負荷を算出することを特徴とする付記30に記載の予測方法。
(付記32)
前記予測ステップは、複数の前記測定データを用いて算出された複数の瞬時的な通信負荷を平均化することにより、前記予測対象の無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする付記31に記載の予測方法。
(付記33)
前記第一の品質指標は、参照信号の受信信号強度であり、
前記第二の品質指標は、測定対象の帯域における全受信信号強度、または、前記全受信信号強度を用いた指標である
ことを特徴とする付記30から付記32のいずれかに記載の予測方法。
(付記34)
前記予測ステップは、前記測定データに含まれる前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの受信信号強度が、所定の条件を満たす測定データを用いて予測することを特徴とする付記33に記載の予測方法。
(付記35)
前記予測ステップは、前記測定データに加え、前記予測対象無線基地局に近接する自局以外の基地局である協力基地局が管理する無線セル、自局が管理する無線セルの少なくとも1つの無線セルの通信負荷を用いて、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする付記19から付記34のいずれかに記載の予測方法。
(付記36)
前記測定データは、自局に接続中の端末局で測定されることを特徴とする付記29から付記35のいずれかに記載の予測方法。
(付記37)
前記測定データは、自局以外の前記近接無線基地局に接続中の端末局で測定されることを特徴とする付記29から付記35のいずれかに記載の予測方法。
(付記38)
前記測定データは、前記端末局が、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルと、前記近接無線基地局が管理する無線セルとの間でハンドオーバを実施する際に測定された測定データであることを特徴とする付記29から付記37のいずれかに記載の予測方法。
(付記39)
前記測定データの取得にあわせて、端末局で測定される予測対象無線セルに対する参照信号の受信信号強度が、自無線セルに対する参照信号の受信信号強度よりも大きい場合であっても、当該端末が自無線セルに接続される状態となるように、少なくとも自無線セルのハンドオーバパラメータ及びセル選択パラメータの少なくとも1つのパラメータを調整することを特徴とする付記29から付記38のいずれかに記載の予測方法。
(付記40)
前記測定データの測定時刻における前記近接基地局が管理する無線セルの通信負荷を用いて、前記予測対象の無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする付記29から付記39のいずれかに記載の予測方法。
(付記41)
前記予測対象基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを用いて、前記予測対象の無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする付記29から付記39のいずれかに記載の予測方法。
(付記42)
前記予測ステップは、自局と前記予測対象基地局とが前記測定データを記憶させたデータベースから、前記予測対象基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを取得することを特徴とする付記41に記載の予測方法。
(付記43)
端末局で測定された無線品質情報を一時的に保持しておき、前記端末局が前記近接無線基地局に帰属した際に前記保持された無線品質情報を通知する機能を用いて、前記予測対象の無線基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを取得することを特徴とする付記41に記載の予測方法。
(付記44)
前記通信負荷とは、物理リソースブロック利用率であることを特徴とする付記29から付記43のいずれかに記載の予測方法。
(付記45)
通信負荷を予測する対象である予測対象無線基地局に近接する近接無線基地局から、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの信号の無線品質の測定データを受信する受信ステップと、
前記受信した測定データを用いて前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測する予測ステップを有することを特徴とする予測方法。
(付記46)
前記予測ステップは、前記無線品質として、前記無線セルの通信負荷に依存しない第一の品質指標と、無線セルの通信負荷に依存する第二の品質指標を用いて予測することを特徴とする付記45に記載の予測方法。
(付記47)
前記予測ステップは、無線システムの種別に応じてモデル化された、前記第一の品質指標と、前記第二の品質指標と、前記通信負荷との関係を基に、測定データに含まれる前記第一の品質指標と前記第二の品質指標とを用いて、前記測定データの測定時刻における瞬時的な通信負荷を算出することを特徴とする付記46に記載の予測方法。
(付記48)
前記予測ステップは、複数の前記測定データを用いて算出された複数の瞬時的な通信負荷を平均化することにより、前記予測対象の無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする付記47に記載の予測方法。
(付記49)
前記第一の品質指標は、参照信号の受信信号強度であり、
前記第二の品質指標は、測定対象の帯域における全受信信号強度、または、前記全受信信号強度を用いた指標である
ことを特徴とする付記46から付記48のいずれかに記載の予測方法。
(付記50)
前記予測ステップは、前記測定データに含まれる前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの受信信号強度が、所定の条件を満たす測定データを用いて予測することを特徴とする付記49に記載の予測方法。
(付記51)
前記予測ステップは、前記測定データに加え、前記予測対象無線基地局に近接する近接基地局が管理する無線セルの通信負荷を用いて、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする付記45から付記50のいずれかに記載の予測方法。
(付記52)
前記測定データは、前記端末局が、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルと、前記近接無線基地局が管理する無線セルとの間でハンドオーバを実施する際に測定された測定データであることを特徴とする付記45から付記51のいずれかに記載の予測方法。
(付記53)
前記予測対象基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを用いて、前記予測対象の無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする付記45から付記52のいずれかに記載の予測方法。
(付記54)
前記予測ステップは、自局と前記予測対象基地局とが前記測定データを記憶させたデータベースから、前記予測対象基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを取得することを特徴とする付記53に記載の予測方法。
(付記55)
端末局で測定された無線品質情報を一時的に保持しておき、前記端末局が前記近接無線基地局に帰属した際に前記保持された無線品質情報を通知する機能を用いて、前記予測対象の無線基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを取得することを特徴とする付記54に記載の予測方法。
(付記56)
前記通信負荷とは、物理リソースブロック利用率であることを特徴とする付記45から付記55のいずれかに記載の予測方法。
この出願は、2012年4月13日に出願された日本出願特願2012−091768を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10、10a、10b、11、12:無線基地局
20、20a、20b:無線セル
31、32、33、31a、32a、33a、31b、32b、33b:端末局
40:端末測定データベース
50:ネットワーク上位装置
90、91、92、93:通信回線
110:無線通信部
120、520:送信データ処理部
130、530:受信データ処理部
140:制御部
150、151、152、540:通信負荷予測部
160:通信負荷記録部
170、171、172、510:通信部

Claims (30)

  1. 通信負荷を予測する対象である予測対象無線基地局とは異なる、前記予測対象無線基地局に近接する近接無線基地局であり、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの信号の無線品質の測定データを用いて、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測する予測手段を有することを特徴とする無線基地局。
  2. 前記予測手段は、前記無線品質として、前記無線セルの通信負荷に依存しない第一の品質指標と、無線セルの通信負荷に依存する第二の品質指標を用いて予測することを特徴とする請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記予測手段は、無線システムの種別に応じてモデル化された、前記第一の品質指標と、前記第二の品質指標と、前記通信負荷との関係を基に、測定データに含まれる前記第一の品質指標と前記第二の品質指標とを用いて、前記測定データの測定時刻における瞬時的な通信負荷を算出することを特徴とする請求項2に記載の無線基地局。
  4. 前記予測手段は、複数の前記測定データを用いて算出された複数の瞬時的な通信負荷を平均化することにより、前記予測対象の無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする請求項3に記載の無線基地局。
  5. 前記第一の品質指標は、参照信号の受信信号強度であり、
    前記第二の品質指標は、測定対象の帯域における全受信信号強度、または、前記全受信信号強度を用いた指標である
    ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の無線基地局。
  6. 前記予測手段は、前記測定データに含まれる前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの受信信号強度が、所定の条件を満たす測定データを用いて予測することを特徴とする請求項5に記載の無線基地局。
  7. 前記予測手段は、前記測定データに加え、前記予測対象無線基地局に近接する自局以外の基地局である協力基地局が管理する無線セル、自局が管理する無線セルの少なくとも1つの無線セルの通信負荷を用いて、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の無線基地局。
  8. 前記測定データは、自局に接続中の端末局で測定されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の無線基地局。
  9. 前記測定データは、自局以外の前記近接無線基地局に接続中の端末局で測定されることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の無線基地局。
  10. 前記測定データは、前記端末局が、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルと、前記近接無線基地局が管理する無線セルとの間でハンドオーバを実施する際に測定された測定データであることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の無線基地局。
  11. 前記測定データの取得にあわせて、端末局で測定される予測対象無線セルに対する参照信号の受信信号強度が、自無線セルに対する参照信号の受信信号強度よりも大きい場合であっても、当該端末が自無線セルに接続される状態となるように、少なくとも自無線セルのハンドオーバパラメータ及びセル選択パラメータの少なくとも1つのパラメータを調整することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の無線基地局。
  12. 前記測定データの測定時刻における前記近接基地局が管理する無線セルの通信負荷を用いて、前記予測対象の無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の無線基地局。
  13. 前記予測対象基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを用いて、前記予測対象の無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の無線基地局。
  14. 前記予測手段は、自局と前記予測対象基地局とが前記測定データを記憶させたデータベースから、前記予測対象基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを取得することを特徴とする請求項13に記載の無線基地局。
  15. 端末局で測定された無線品質情報を一時的に保持しておき、前記端末局が前記近接無線基地局に帰属した際に前記保持された無線品質情報を通知する機能を用いて、前記予測対象の無線基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを取得することを特徴とする請求項13に記載の無線基地局。
  16. 前記通信負荷とは、物理リソースブロック利用率であることを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の無線基地局。
  17. 通信負荷を予測する対象である予測対象無線基地局に近接する近接無線基地局から、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの信号の無線品質の測定データを受信し、前記受信した測定データを用いて前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測する予測手段を有することを特徴とする予測装置。
  18. 前記予測手段は、前記無線品質として、前記無線セルの通信負荷に依存しない第一の品質指標と、無線セルの通信負荷に依存する第二の品質指標を用いて予測することを特徴とする請求項17に記載の予測装置。
  19. 前記予測手段は、無線システムの種別に応じてモデル化された、前記第一の品質指標と、前記第二の品質指標と、前記通信負荷との関係を基に、測定データに含まれる前記第一の品質指標と前記第二の品質指標とを用いて、前記測定データの測定時刻における瞬時的な通信負荷を算出することを特徴とする請求項18に記載の予測装置。
  20. 前記予測手段は、複数の前記測定データを用いて算出された複数の瞬時的な通信負荷を平均化することにより、前記予測対象の無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする請求項19に記載の予測装置。
  21. 前記第一の品質指標は、参照信号の受信信号強度であり、
    前記第二の品質指標は、測定対象の帯域における全受信信号強度、または、前記全受信信号強度を用いた指標である
    ことを特徴とする請求項18から請求項20のいずれか1項に記載の予測装置。
  22. 前記予測手段は、前記測定データに含まれる前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの受信信号強度が、所定の条件を満たす測定データを用いて予測することを特徴とする請求項21に記載の予測装置。
  23. 前記予測手段は、前記測定データに加え、前記予測対象無線基地局に近接する近接基地局が管理する無線セルの通信負荷を用いて、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする請求項17から請求項22のいずれか1項に記載の予測装置。
  24. 前記測定データは、前記端末局が、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルと、前記近接無線基地局が管理する無線セルとの間でハンドオーバを実施する際に測定された測定データであることを特徴とする請求項17から請求項23のいずれか1項に記載の予測装置。
  25. 前記予測対象基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを用いて、前記予測対象の無線セルの通信負荷を予測することを特徴とする請求項17から請求項24のいずれか1項に記載の予測装置。
  26. 前記予測手段は、自局と前記予測対象基地局とが前記測定データを記憶させたデータベースから、前記予測対象基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを取得することを特徴とする請求項25に記載の予測装置。
  27. 端末局で測定された無線品質情報を一時的に保持しておき、前記端末局が前記近接無線基地局に帰属した際に前記保持された無線品質情報を通知する機能を用いて、前記予測対象の無線基地局が管理する無線セルに帰属する端末局で測定された測定データを取得することを特徴とする請求項26に記載の予測装置。
  28. 前記通信負荷とは、物理リソースブロック利用率であることを特徴とする請求項17から請求項27のいずれか1項に記載の予測装置。
  29. 通信負荷を予測する対象である予測対象無線基地局とは異なる、前記予測対象無線基地局に近接する近接無線基地局が、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの信号の無線品質の測定データを用いて、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測する予測ステップを有することを特徴とする予測方法。
  30. 通信負荷を予測する対象である予測対象無線基地局に近接する近接無線基地局から、前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの信号の無線品質の測定データを受信する受信ステップと、
    前記受信した測定データを用いて前記予測対象無線基地局が管理する無線セルの通信負荷を予測する予測ステップを有することを特徴とする予測方法。
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