JPWO2013145656A1 - 天井扇風機 - Google Patents

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Abstract

天井扇風機の羽根部(11)は根元部(12)と、翼部(13)と、翼部(13)を水平より傾けた状態に維持する段差部(14)とから一体に形成されている。また羽根部(11)は、折り曲げ部(16)と、上流側(11c)に第1の補強部(17)と、折り曲げ部(16)と第1の補強部(17)との間に複数の第2の補強部(18)とを備えている。そして第1の補強部長さ(17a)は、第2の補強部長さ(18a)より長い。さらに、羽根部(11)を支持部(10)に係止する羽根落下防止部(37)を備えている。

Description

本発明は、天井扇風機に関する。
従来の天井から吊下げられた天井扇風機の構成は、以下のようになっていた。すなわち天井扇風機は、天井に係合可能な連結部と、連結部の下部に備えたモータ部と、モータ部の周縁に回転自在に設けた支持部と、支持部に着脱可能に設けた複数の金属製の羽根部とから構成されていた。羽根部は、支持部に固定される根元部と、支持部が回転することにより空気を送風する翼部と、根元部と翼部との間に備えた翼部を水平より傾けた状態に維持する段差部とから形成されていた。そして羽根部には、羽根部の回転方向における下流側に、下方に向けて折り曲げられた折り曲げ部と、羽根部の中央に複数の補強部とが備えられていた(特許文献1参照)。
上記従来例においては、羽根部の強度が弱い場合があった。すなわち、羽根部が回転し、空気を下方へ押し下げる反作用として羽根部の段差部に応力が発生する。天井扇風機は長期にわたって使用されると、繰返し荷重による金属疲労により羽根部が破損する場合があった。
従来は、羽根部に補強部を設けて、この補強部によって強度を向上させていた。これにより、補強部を設けた部分の強度は向上するが、補強部を設けていない部分には応力が集中する。その応力が集中する部分では、天井扇風機の長期使用において繰返し荷重による金属疲労により、羽根部が破損する場合があった。
また従来の天井扇風機は、羽根部を支持部に係止する羽根落下防止部を備えていた。しかしながら、この羽根落下防止部の取り付けが忘れられる場合があった。従来、天井扇風機の取り付け現場では、羽根落下防止部は、羽根部と共に支持部にねじにて共締めされていた。
この羽根落下防止部は、羽根部に係止され、テープ等により固定されていた。そしてテープ等によって羽根落下防止部は羽根部に固定された状態において、羽根部と共に、支持部にねじ止めされていた。そのため現場において、テープ等がはがれることによって、誤って羽根落下防止部と羽根部とが共に支持部にねじにて共締めされずに、羽根部のみが支持部にねじ止めされる場合があった。
特開2009−121243号公報
本発明は天井に係合する連結部と、連結部の下部に備えたモータ部と、モータ部の周縁を回転する支持部と、支持部に着脱する複数の羽根部とを備えた天井扇風機である。羽根部は支持部に固定される根元部と、モータ部を構成するロータ部が回転することにより空気を送風する翼部と、根元部と翼部の先端部との間に備えられ翼部を水平より傾けた状態に維持する段差部とから一体に形成されている。また羽根部は、羽根部の回転方向における下流側に下方に向けて折り曲げられた折り曲げ部と、羽根部の回転方向における上流側に根元部から先端部の途中まで伸びた第1の補強部と、折り曲げ部と第1の補強部との間に根元部から先端部の途中まで伸びた複数の第2の補強部とを備えている。そして第1の補強部の第1の補強部長さは、第2の補強部の第2の補強部長さより長い。
このように応力が集中しやすい箇所に第1の補強部と、複数の第2の補強部とが設けられている。そして第1の補強部の長さが、第2の補強部の長さより長くしているため、特に応力集中が生じ易い羽根部の回転方向における下流側の強度が増す。そのため、羽根部全体の強度は向上する。
また本発明は天井に係合する連結部と、連結部の下部に備えたモータ部と、モータ部の周縁を回転する支持部と、支持部に備えた複数の固定部と、固定部に着脱する複数の羽根部と、羽根部を支持部に係止する羽根落下防止部とを備えた天井扇風機である。羽根部は支持部に固定される根元部と、モータ部を構成するロータ部が回転することにより空気を送風する翼部と、根元部と翼部の先端部との間に備えられ翼部を水平より傾けた状態に維持する段差部とから一体に形成されている。根元部は係止用孔部と、複数の固定孔部とを有している。羽根落下防止部は支持部から伸びる係止部と、係止部が係止する係止用孔部とから構成されている。そして羽根部は、係止部が係止用孔部に挿入されると共に、固定孔部を介して固定部に固定する連結部材によって支持部に固定される。
すなわち羽根部は、係止部が係止用孔部に挿入されないと、連結部材によって支持部の固定部に固定されない。そのため、羽根落下防止部の取り付け忘れが防止される。
図1は、本発明の実施の形態1の天井扇風機の概要を示す図である。 図2は、同天井扇風機の天井扇風機本体の概要を示す図である。 図3は、同天井扇風機における羽根部の根元部の概要を示す図である。 図4は、同天井扇風機における羽根部の平面図である。 図5は、同天井扇風機における羽根部の第1の補強部の概要を示す側面図である。 図6は、同天井扇風機における羽根部の第1、及び第2の補強部の概要を示す断面図である。 図7は、同天井扇風機の異なる羽根部の平面図である。 図8は、本発明の実施の形態2の天井扇風機の概要を示す図である。 図9は、同天井扇風機の天井扇風機本体の概要を示す図である。 図10は、同天井扇風機の羽根部の根元部の概要を示す図である。 図11は、同天井扇風機における羽根部の平面図である。 図12は、同天井扇風機の異なる羽根部の平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の天井扇風機の概要を示す図、図2は同天井扇風機の天井扇風機本体の概要を示す図、図3は同天井扇風機における羽根部の根元部の概要を示す図である。
図1から図3に示すように天井扇風機は、天井1に固定される吊下部2と、吊下部2を介して係合する天井扇風機本体3とから構成されている。天井扇風機本体3は連結部4と、モータ部7と、羽根部11と、本体カバー部22とを備えている。
天井扇風機本体3は、上部に吊下部2に吊下げられる連結部4を備えている。連結部4は、天井1に係合する。また連結部4は、吊下部2に直接引っ掛けられるジョイント部分5と、ジョイント部分5の下部に固定された円筒形状のパイプ部分6とから構成されている。
パイプ部分6の下部には、モータ部7が固定されている。モータ部7は、パイプ部分6の下部に固定される略円板形状のステータ部8と、ステータ部8の外周を回転する略環形状のロータ部9とから構成されている。ロータ部9の周縁には、回転する支持部10が設けられている。すなわち支持部10は、モータ部7の周縁を回転する。支持部10は、ねじ孔である2つの固定部23を備えている。
支持部10に着脱する複数の金属製の羽根部11が、固定部23に連結部材であるネジ24によって固定される。また羽根部11は、ロータ部9から外方水平方向に延びるように固定される。以上のように天井扇風機は、連結部4と、モータ部7と、支持部10と、羽根部11とを備えている。
図4は、本発明の実施の形態1の羽根部の平面図である。図4に示すように羽根部11は、根元部12と、翼部13と、段差部14とから一体に形成されている。また羽根部11の材質は、金属板である。
根元部12は、図1に示す羽根部11の一方のモータ部7側に位置している。また根元部12は、図3に示す支持部10に固定される。そして図4に示すように根元部12は、2つの固定孔部15を有する。固定孔部15は、略四角平板形状であり、図2に示す支持部10に固定される円形状の孔である。それぞれの固定孔部15は、羽根部11の回転方向11aにおける上流側11cの端部寄りと、下流側11bの端部寄りとに位置する。羽根部11は固定孔部15を介し、図3に示すネジ24によって支持部10の上面の図2に示す固定部23に固定される。
図2に示すように支持部10は、固定部23と受け部25とから形成されている。受け部25は、円環形状の平板である。また図3に示すように受け部25は、略円板形状のモータ上カバー26の周縁部に位置し、ネジ24が通る孔を複数有している。受け部25とモータ上カバー26とは、一体に形成されている。そして図2〜図4に示すように受け部25の孔と、羽根部11の固定孔部15とを介して、ネジ24が支持部10の固定部23に固定され、羽根部11およびモータ上カバー26が、支持部10に固定される。
図4に示すように翼部13は、羽根部11の他方の外方側に位置している。翼部13は、図2に示すロータ部9が回転することにより空気を送風する。段差部14は、根元部12と翼部13の先端部13aとの間に位置する。そして段差部14は、翼部13を水平より傾けた状態に維持する。また段差部14は、根元部12の端部から翼部13の端部へ伸びる平板形状である。そして段差部14は、下流側11bから上流側11cへ向かうにしたがって、根元部12から斜め下方へ伸びる距離が大きくなる。つまり段差部14は、略三角形状の平板である。
これら根元部12と翼部13と段差部14とは、一体に形成されている。つまり根元部12と翼部13と段差部14とは、一枚の金属板からプレス加工によって製造される。
次に、天井扇風機の送風動作について説明する。天井扇風機は、図1に示すモータ部7に通電することにより、図2に示すモータ部7のロータ部9が回転する。この回転によって、ロータ部9周縁部の支持部10に固定された羽根部11も回転する。ここで図4に示す翼部13は、段差部14によって羽根部11の回転方向11aにおける下流側11bから上流側11cへ向かうにしたがって斜め下方へ傾斜しているので、翼部13の下面に沿って流れる空気が、図1に示す天井1側から床方向へ送風される。
本実施の形態1における天井扇風機の特徴は、羽根部11の形状にある。具体的には図4に示すように羽根部11は、羽根部11の回転方向11aにおける上流側11cに、下方に向けて折り曲げられた折り曲げ部16を備えている。また羽根部11は、羽根部11の回転方向11aにおける下流側11bに、根元部12から段差部14を介して翼部13の先端部13aの途中まで伸びた第1の補強部17が設けられている。さらに羽根部11は、折り曲げ部16と第1の補強部17との間に、根元部12から段差部14を介して翼部13の先端部13aの途中まで伸びた複数の第2の補強部18を備えている。そして第1の補強部長さ17aは、第2の補強部長さ18aより長い。
図4に示す下流側11bの段差部14は、羽根部11が送風する場合に発生するモーメントによって応力が集中し易い。しかし、第1の補強部長さ17aが、第2の補強部長さ18aより長いことにより、下流側11bの応力が分散する。その結果、羽根部11の上流側11cと下流側11bとにおける応力集中の程度が近づき、羽根部11の全体の強度が向上する。なお第1の補強部17は、根元部12から段差部14を介して翼部13の先端部13a近傍まで伸びていても良い。これにより、翼部13の先端部13aの自重による垂れ下がりが抑制される。
図5は本発明の実施の形態1の天井扇風機における羽根部の第1の補強部の概要を示す側面図、図6は同天井扇風機における羽根部の第1、及び第2の補強部の概要を示す断面図である。図4から図6に示すように第1の補強部17は、第1の根元側補強部19と、第1の先端側補強部20とから形成されている。第1の根元側補強部19は、羽根部11の根元部12の側に位置し、絞りビード加工による絞り部である。第1の先端側補強部20は、羽根部11の先端部13aの側に位置し、絞りビード加工による絞り部である。これらの絞り部は、羽根部11の下面から上面の方向への凸形状である。すなわち第1の根元側補強部19と第1の先端側補強部20とは、羽根部11の回転方向11aに対する垂直面の断面形状が、曲面の凸形状である。
第1の先端側補強部20は、根元部12側に比べ、送風量の大きい先端部13a側に位置する。そして第1の先端側補強部高さ20aは、第1の根元側補強部高さ19aより低いので、第1の先端側補強部20における乱流発生が抑制される。
また第1の先端側補強部長さ20bは、第1の根元側補強部長さ19bより長い。そして第1の根元側補強部長さ19bは、第2の補強部長さ18aより長い。さらに第1の先端側補強部20は、第1の根元側補強部19より低い位置に配置されている。そのため更に、第1の先端側補強部20における乱流発生が抑制される。
また、下流側11bの段差部14には、羽根部11が送風する場合に発生するモーメントによって応力が集中し易い。しかし第1の根元側補強部長さ19bは、第2の補強部長さ18aより長い。そのため、下流側11bの応力が分散され、上流側11cと下流側11bとの応力集中の程度が近づく。
また、第1の根元側補強部19と第1の先端側補強部20との間には、第1の傾斜補強部21が設けられている。第1の傾斜補強部21は、第1の根元側補強部19と第1の先端側補強部20とを滑らかに連結する。第1の傾斜補強部21は、第1の根元側補強部19の端部から斜め下方向に傾斜して第1の先端側補強部20の端部に伸びる。これにより、高さの異なる第1の根元側補強部19と第1の先端側補強部20との間での応力集中が抑制される。
また図3に示すように段差部14は、下流側11bから上流側11cへ向かうにしたがって根元部12から斜め下方へ伸びる距離が大きくなる。図4に示す第2の補強部長さ18aは、段差部14における垂直方向の高さが低いほど長い。すなわち第2の補強部長さ18aは、下流側11bから上流側11cへ向かうにしたがって短くなる。また翼部13の先端部13a途中まで伸びた複数の第2の補強部18の先端部13a側の端部は、上流側11cから下流側11bへ向かうにしたがって根元部12側から離れる。
段差部14は、下流側11bから上流側11cへ向かうにしたがって、根元部12から斜め下方へ伸びる距離が大きくなる。そのため段差部14によって、下流側11bより、上流側11cでの応力集中が緩和する。一方、第2の補強部長さ18aは、上流側11cから下流側11bへ向かうにしたがって長くなっている。そのため第2の補強部18によって、上流側11cより、下流側11bでの応力集中が緩和する。その結果、上流側11cの段差部14によって上流側11cでの応力集中が緩和され、下流側11bの第2の補強部18によって下流側11bでの応力集中が緩和され、羽根部11の全体の強度が向上する。
また、第1の補強部17および複数の第2の補強部18の羽根部11における根元部12側の端部は、固定孔部15近傍まで伸びている。すなわち固定孔部15近傍は、段差部14に比べて強度が小さいため、応力が集中する。
図3に示すように第1の補強部17および複数の第2の補強部18は、受け部25の上まで伸びているので、固定孔部15近傍の強度が向上する。その結果、固定孔部15近傍に発生する応力が分散し、羽根部11の強度が更に向上する。
また図4に示すように、第2の補強部18の羽根部11における根元部12側の端部は、羽根部11の重量を支える固定孔部15の近傍に位置するため、先端部13a側に比べて応力が集中する。しかし複数の第2の補強部18の羽根部11における根元部12側の端部は、羽根部端部11dまで伸びているので、根元部12側の端部の強度が向上する。その結果、第2の補強部18の根元部12側の端部に発生する応力が分散し、羽根部11の強度がさらに向上する。
また図6に示すように、複数の第2の補強部18の断面形状は、凸形状である。凸形状の第2の補強部幅18bは、隣り合う第2の補強部18間の第2の補強部間長さ18cより大きい。
すなわち、第2の補強部幅18bは、第2の補強部間長さ18cより大きいので、第2の補強部18はより強固な構造となり、強度が向上する。その結果、第2の補強部18を備える羽根部11における根元部12、及び段差部14に発生する応力が分散し、羽根部11の強度がさらに向上する。
図7は、本発明の実施の形態1の天井扇風機の異なる羽根部の平面図である。図7に示すように第2の補強部27は、図4の第2の補強部18と形状が異なる。翼部13には、根元部12から段差部14を介して翼部13の先端部13aの途中まで伸びた第1の補強部17を設けている。また折り曲げ部16と第1の補強部17との間には、根元部12から段差部14を介して翼部13の先端部13aの途中まで伸びた第2の補強部27を備えている。
第2の補強部27は、それぞれの第2の補強部長さ27aがほぼ同じであり、第2の補強部幅27bが羽根部11の回転方向11aにおける下流側11bより上流側11cが小さい。第2の補強部長さ27aは、第2の補強部27の根元部12から段差部14を介して翼部13の先端部13aの途中までの長さである。第2の補強部幅27bとは、第2の補強部27の上流側11cから下流側11bへ向かう長さである。
また段差部14は、上流側11cから下流側11bへ向かうにしたがって、根元部12から斜め下方へ伸びる距離が小さくなる。そのため、上流側11cに加わる応力に比べると、下流側11bに加わる応力が大きい。一方、第2の補強部幅27bは、上流側11cより下流側11bは大きくなる。そのため、第2の補強部27では、上流側11cに加わる応力に比べ、下流側11bに加わる応力が小さい。その結果、段差部14と複数の第2の補強部27とによって、段差部14と複数の第2の補強部27とに発生する応力が分散し、羽根部11の強度が更に向上する。
固定孔部15近傍は、段差部14に比べて強度が小さいため、応力が集中する。これに対し、第1の補強部17および複数の第2の補強部27の根元部12側の端部は、固定孔部15近傍まで伸びている。すなわち、第1の補強部17および複数の第2の補強部27は、受け部25の上まで伸びているので、固定孔部15近傍の強度が向上する。その結果、固定孔部15近傍に発生する応力が分散し、羽根部11の強度が更に向上する。
複数の第2の補強部27の羽根部11における根元部12側の端部は、羽根部端部11dまで伸びているので、根元部12側の端部の強度が向上する。その結果、第2の補強部27の羽根部11における根元部12側の端部に発生する応力が分散し、羽根部11の強度がさらに向上する。
また、複数の第2の補強部27の回転方向11aに対する垂直面の断面形状は、曲面形状である。この曲面形状の幅は、隣り合う第2の補強部27間の長さより大きい。すなわち、第2の補強部27断面の曲面形状の幅は、隣り合う第2の補強部27間の長さより大きいので、第2の補強部27はより強固な構造となり、強度が向上する。その結果、第2の補強部27を備える羽根部11における根元部12、及び段差部14に発生する応力が分散し、羽根部11の強度がさらに向上する。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2では、実施の形態1と同じ構成要素には同一の符号を付し、異なる点のみを説明する。図8は本発明の実施の形態2の天井扇風機の概要を示す図、図9は同天井扇風機の天井扇風機本体の概要を示す図、図10は、同天井扇風機の羽根部の根元部の概要を示す図である。図8〜図10に示すように天井扇風機は連結部4と、モータ部7と、支持部10と、羽根部11と、羽根落下防止部37とを備えている。ここで複数の固定部23が、支持部10に備えられている。また複数の金属製の羽根部11が、固定部23に着脱する。また羽根落下防止部37は、羽根部11を支持部10に係止する。
図11は、本発明の実施の形態2の羽根部の平面図である。図11に示すように根元部12は、固定孔部15と、1つのTの字形状の孔である係止用孔部29とを有する。
係止用孔部29は、根元部12の羽根部11の回転方向11aにおける中央に位置する。また図10に示すように係止用孔部29は、第1の四角孔部30と、第2の四角孔部31とを備えている。ここで第1の四角孔部30は、根元部12から段差部14方向へ伸びる長方形形状である。第2の四角孔部31は、第1の四角孔部30の根元部12側の開口端部に連通し、長方形形状である。第2の四角孔部31の回転方向11aにおける第2の四角孔部長さ31aは、第1の四角孔部30の回転方向11aにおける第1の四角孔部長さ30aより長い。
図9に示すように固定部23は、ロータ部9の周縁部に位置する。また固定部23は、略円環形状であり、複数のねじ孔を備えている。
図10に示すように受け部25からは、係止部28が伸びている。係止部28は、受け部25の周端部から垂直上方へ伸びたT字形状の平板である。係止部28は、第1の四角平板部32と、第2の四角平板部33とからなる。ここで第1の四角平板部32は、受け部25の周端部から垂直上方へ伸びる長方形形状の平板である。第2の四角平板部33は、第1の四角平板部32の上端部に設けた長方形形状の平板である。第2の四角平板部33の回転方向11aにおける第2の四角平板部長さ33aは、第1の四角平板部32の回転方向11aにおける第1の四角平板部長さ32aより長い。また、第2の四角平板部長さ33aは、第1の四角孔部長さ30aより長く、第2の四角孔部長さ31aより短い。さらに第1の四角平板部長さ32aは、第1の四角孔部長さ30aより短い。
また図10に示す羽根部11が支持部10に固定される場合、まず羽根部11の係止用孔部29に、受け部25から伸びた係止部28が挿入される。ここで第2の四角平板部33が、第2の四角孔部31に挿入され、羽根部11が羽根部11の先端方向へ所定の距離、移動されると第1の四角平板部32が、第1の四角孔部30内に入る。そして、固定孔部15と、受け部25の孔と、図9に示す固定部23のねじ孔とが連通する。受け部25の孔と、固定孔部15とを介して、ネジ24が固定部23である2つのねじ孔に挿入され、羽根部11とモータ上カバー26とが、支持部10に固定される。
次に、天井扇風機の送風動作について説明する。図8〜図10に示すように天井扇風機は、モータ部7に通電することにより、ロータ部9が回転する。この回転によって、支持部10に固定された羽根部11も回転する。ここで翼部13は、段差部14によって上流側11cから下流側11bへ向かうにしたがって斜め下方へ傾斜しているので、翼部13の下面に沿って流れる空気が、天井1側から床方向へ送風される。
本実施の形態2における特徴は、羽根落下防止部37にある。羽根落下防止部37は、羽根部11を支持部10に係止する。羽根落下防止部37は、支持部10から伸びる係止部28と、係止用孔部29とから構成されている。ここで係止用孔部29は、係止部28が係止する根元部12の孔である。羽根部11は、係止部28が係止用孔部29に挿入され、固定孔部15を介して固定部23に固定するネジ24によって支持部10に固定される。
すなわち羽根部11は、係止部28が係止用孔部29に挿入されないと、ネジ24によって固定部23に固定されない。そのため、羽根落下防止部37の取り付け忘れが防止され、取り付け作業性が向上する。
また図11に示すように固定孔部15は、根元部12において羽根部11の回転方向11aの上流側11cと、下流側11bとに位置する。また羽根部11は、根元部12から翼部13の先端部13aの途中まで伸びた複数の補強部34を備えている。
そして図10、図11に示すように固定孔部15に近接すると共に複数の固定孔部15の間に設けた補強部34の少なくとも一部は、支持部10の真上に位置する。また固定孔部15に近接すると共に上流側11cの端部および下流側11bの端部に設けた補強部34は、支持部10の真上から離れて位置する。固定孔部15と、固定孔部15に近接すると共に上流側11cの端部および下流側11bの端部に設けた補強部34との間に、最も応力が集中する。そのため天井扇風機の長期使用における繰返し荷重に起因する金属疲労により固定孔部15と、固定孔部15に近接する補強部34との間が破損する場合がある。
しかし、固定孔部15と固定孔部15に近接する補強部34との間が破損した場合でも、羽根部11は係止用孔部29に挿入された支持部10から伸びる係止部28によって確実に係止され、落下が防止される。
また図11に示すように羽根部11は、上流側11cに下方に向けて折り曲げられた折り曲げ部16を備え、下流側11bに根元部12から段差部14を介して翼部13の先端部13aの途中まで伸びた第1の補強部17を設けている。また羽根部11は、折り曲げ部16と第1の補強部17との間に、根元部12から段差部14を介して翼部13の先端部13aの途中まで伸びた複数の第2の補強部18を備えている。そして第1の補強部長さ17aは、第2の補強部長さ18aより長い。ここで補強部34は第1の補強部17と、第2の補強部18とから構成される。
上流側11cの段差部14には、羽根部11が送風する場合に発生するモーメントによって応力が集中し易い。しかし、第1の補強部長さ17aが、第2の補強部長さ18aより長いことにより、下流側11bの応力が分散する。その結果、上流側11cと下流側11bとに加わる応力がほぼ等しくなる。このように羽根部11に発生する応力が分散し、羽根部11の段差部14の強度が向上する。そのため、長期使用における繰返し荷重に起因する金属疲労による破損は、固定孔部15と固定孔部15に近接する補強部34との間から生じ易くなる。
なお、複数の第2の補強部18の羽根部11における根元部12側の端部は、羽根部端部11dまで伸びていてもよい。これにより、受け部25の真上に位置する第2の補強部18の面積が大きくなるので、根元部12の第2の補強部18による強度が更に向上する。その結果、第2の補強部18が根元部12側の端部に発生する応力を分散させ、羽根部11の強度をさらに向上させる。
なお、第1の補強部17は、根元部12から段差部14を介して翼部13の先端部13a近傍まで伸びていても良い。これにより、翼部13の先端の自重による垂れ下がりが抑制される。
また第1の補強部17は、第1の根元側補強部19と、第1の先端側補強部20とから形成されている。第1の根元側補強部19は、羽根部11の根元部12の側に位置し、絞りビード加工による絞り部である。第1の先端側補強部20は、羽根部11の先端部13aの側に位置し、絞りビード加工による絞り部である。これらの絞り部は、羽根部11の下面から上面の方向への凸形状である。すなわち第1の根元側補強部19と第1の先端側補強部20とは、羽根部11の回転方向11aに対する垂直面の断面形状が、曲面の凸形状である。
ここで、第1の先端側補強部高さ20aは、第1の根元側補強部高さ19aより低い。そのため、羽根部11の根元部12側に比べ送風量の大きい先端部13a側に位置する第1の先端側補強部20は、乱流発生を抑制する。
また図11に示すように、第1の先端側補強部長さ20bは、第1の根元側補強部長さ19bより長い。そして第1の根元側補強部長さ19bは、第2の補強部長さ18aより長い。その結果、羽根部11の根元部12側に比べ、送風量の大きい先端部13a側に位置する第1の先端側補強部20は、乱流発生を抑制する。
また下流側11bの段差部14には、羽根部11が送風する場合に発生するモーメントによって応力が集中し易い。しかし、第1の根元側補強部長さ19bは、第2の補強部長さ18aより長いので、下流側11bの応力が分散し、上流側11cと下流側11bとに加わる応力はほぼ等しくなる。
また図11に示すように、第1の根元側補強部19と第1の先端側補強部20との間には、第1の傾斜補強部21が設けられている。第1の傾斜補強部21は、第1の根元側補強部19と第1の先端側補強部20とを滑らかに連結する。第1の傾斜補強部21は、第1の根元側補強部19の端部から斜め下方向に傾斜して第1の先端側補強部20の端部に伸びる。
これにより、高さの異なる第1の根元側補強部19と第1の先端側補強部20との間での応力集中が抑制される。
また段差部14は、下流側11bから上流側11cへ向かうにしたがって根元部12から斜め下方へ伸びる距離が大きくなる。さらに第2の補強部長さ18aは、段差部14における垂直方向の高さが低いほど長い。すなわち第2の補強部長さ18aは、下流側11bから上流側11cへ向かうにしたがって短くなる。また翼部13の先端部13a途中まで伸びた複数の第2の補強部18の先端部13a側の端部は、上流側11cから下流側11bへ向かうにしたがって根元部12側から離れる。
段差部14は、下流側11bから上流側11cへ向かうにしたがって、根元部12から斜め下方へ伸びる距離が大きくなる。そのため段差部14によって、下流側11bより、上流側11cでの応力集中が緩和する。一方、第2の補強部長さ18aは、上流側11cから下流側11bへ向かうにしたがって長くなっている。そのため第2の補強部18によって、上流側11cより、下流側11bでの応力集中が緩和する。そのため、上流側11cの段差部14によって上流側11cでの応力集中が緩和され、下流側11bの第2の補強部18によって、下流側11bでの応力集中が緩和される。
その結果、段差部14と複数の第2の補強部18とによって、段差部14と複数の第2の補強部18とに発生する応力が分散される。以上の点から、長期使用における繰返し荷重に起因する金属疲労による破損は、固定孔部15と固定孔部15に近接する補強部34との間から生じ易くなる。
また、複数の第2の補強部18の回転方向11aに対する垂直面の断面形状は、曲面形状である。この曲面形状の幅は、隣り合う第2の補強部18間の長さより大きい。
すなわち、第2の補強部18断面の曲面形状の幅は、隣り合う第2の補強部18間の長さより大きいので、第2の補強部18はより強固な構造となり、強度が向上する。その結果、第2の補強部18を備える羽根部11における根元部12、及び段差部14に発生する応力が分散し、羽根部11の強度がさらに向上する。
図12は、本発明の実施の形態2の天井扇風機の異なる羽根部の平面図である。図12に示すように第1の補強部17が、根元部12から段差部14を介して翼部13の先端部13aの途中まで伸びている。また第2の補強部35が、折り曲げ部16と第1の補強部17との間に、根元部12から段差部14を介して翼部13の先端部13aの途中まで伸びている。
第2の補強部35は、それぞれの第2の補強部長さ35aがほぼ同じであり、第2の補強部幅35bが下流側11bより上流側11cが小さい。ここで第2の補強部長さ35aは、根元部12から段差部14を介して翼部13の先端部13aへ伸びる方向の長さである。また第2の補強部幅35bは、上流側11cから下流側11bへ向かう長さである。
段差部14は、上流側11cから下流側11bへ向かうにしたがって、根元部12から斜め下方へ伸びる距離が小さくなる。そのため、下流側11bより、上流側11cに加わる応力が大きい。一方、第2の補強部幅35bは、上流側11cより下流側11bは、大きくなる。そのため第2の補強部35により、上流側11cより、下流側11bの応力が緩和される。その結果、段差部14と複数の第2の補強部35とによって、段差部14と複数の第2の補強部35とに発生する応力が分散される。そのため、天井扇風機の長期使用における繰返し荷重に起因する金属疲労による破損は、固定孔部15と固定孔部15に近接する第2の補強部35との間から生じ易くなる。
なお、複数の第2の補強部35の羽根部11における根元部12側の端部は、羽根部端部11dまで伸びていてもよい。これにより、図10に示す受け部25の真上に位置する第2の補強部35の面積が大きくなるので、根元部12の第2の補強部35による強度が更に向上する。すなわち、第2の補強部35の根元部12側の端部に発生する応力が分散し、羽根部11の強度がさらに向上する。なお、第2の補強部幅35bは、下流側11bから上流側11cへ向かうにしたがって小さくなっても良い。
また、複数の第2の補強部35の回転方向11aに対する垂直面の断面形状は、曲面形状である。この曲面形状の幅は、隣り合う第2の補強部35間の長さより大きい。
すなわち、第2の補強部35断面の曲面形状の幅は、隣り合う第2の補強部35間の長さより大きいので、第2の補強部35はより強固な構造とし、強度が向上する。その結果、第2の補強部35を備える羽根部11における根元部12、および段差部14に発生する応力が分散し、羽根部11の強度がさらに向上する。
本発明は、家庭用および事務用の天井扇風機としての活用が期待される。
1 天井
2 吊下部
3 天井扇風機本体
4 連結部
5 ジョイント部分
6 パイプ部分
7 モータ部
8 ステータ部
9 ロータ部
10 支持部
11 羽根部
11a 回転方向
11b 下流側
11c 上流側
11d 羽根部端部
12 根元部
13 翼部
13a 先端部
14 段差部
15 固定孔部
16 折り曲げ部
17 第1の補強部
17a 第1の補強部長さ
18 第2の補強部
18a 第2の補強部長さ
18b 第2の補強部幅
18c 第2の補強部間長さ
19 第1の根元側補強部
19a 第1の根元側補強部高さ
19b 第1の根元側補強部長さ
20 第1の先端側補強部
20a 第1の先端側補強部高さ
20b 第1の先端側補強部長さ
21 第1の傾斜補強部
22 本体カバー部
23 固定部
24 ネジ(連結部材)
25 受け部
26 モータ上カバー
27,35 第2の補強部
27a,35a 第2の補強部長さ
27b,35b 第2の補強部幅
28 係止部
29 係止用孔部
30 第1の四角孔部
30a 第1の四角孔部長さ
31 第2の四角孔部
31a 第2の四角孔部長さ
32 第1の四角平板部
32a 第1の四角平板部長さ
33 第2の四角平板部
33a 第2の四角平板部長さ
34 補強部
37 羽根落下防止部

Claims (17)

  1. 天井に係合する連結部と、
    前記連結部の下部に備えたモータ部と、
    前記モータ部の周縁を回転する支持部と、
    前記支持部に着脱する複数の羽根部とを備えた天井扇風機であって、
    前記羽根部は前記支持部に固定される根元部と、
    前記モータ部を構成するロータ部が回転することにより空気を送風する翼部と、
    前記根元部と前記翼部の先端部との間に備えられ前記翼部を水平より傾けた状態に維持する段差部とから一体に形成され、
    前記羽根部は前記羽根部の回転方向における上流側に下方に向けて折り曲げられた折り曲げ部と、
    前記羽根部の回転方向における上流側に前記根元部から前記先端部の途中まで伸びた第1の補強部と、
    前記折り曲げ部と前記第1の補強部との間に前記根元部から前記先端部の途中まで伸びた複数の第2の補強部とを備え、
    前記第1の補強部の第1の補強部長さは前記第2の補強部の第2の補強部長さより長いことを特徴とする天井扇風機。
  2. 前記第1の補強部は前記根元部の側に位置し、前記回転方向に対する垂直面の断面形状が凸形状の第1の根元側補強部と、
    前記先端部の側に位置する前記断面形状が凸形状の第1の先端側補強部とから形成され、
    前記第1の先端側補強部の第1の先端側補強部高さは前記第1の根元側補強部の第1の根元側補強部高さより低いことを特徴とする請求項1に記載の天井扇風機。
  3. 前記第1の先端側補強部の第1の先端側補強部長さは前記第1の根元側補強部の第1の根元側補強部長さより長く、
    前記第1の根元側補強部長さは前記第2の補強部長さより長いことを特徴とする請求項2に記載の天井扇風機。
  4. 第1の傾斜補強部が前記第1の根元側補強部と前記第1の先端側補強部との間に設けられ、前記第1の根元側補強部と前記第1の先端側補強部とを連結することを特徴とする請求項3に記載の天井扇風機。
  5. 前記段差部は前記下流側から前記上流側へ向かうにしたがって前記根元部から斜め下方へ伸びる距離が大きくなると共に、前記第2の補強部長さは前記下流側から前記上流側へ向かうにしたがって短くなることを特徴とする請求項1に記載の天井扇風機。
  6. 前記段差部は前記下流側から前記上流側へ向かうにしたがって前記根元部から斜め下方へ伸びる距離が大きくなると共に、前記第2の補強部の前記上流側から前記下流側へ向かう長さである第2の補強部幅は前記上流側より前記下流側が大きいことを特徴とする請求項1に記載の天井扇風機。
  7. 前記支持部は複数の固定部を備え、前記根元部は複数の固定孔部を有し、
    前記羽根部は前記固定孔部を介して連結部材によって前記支持部に固定され、前記第1の補強部および複数の前記第2の補強部が前記固定孔部の近傍まで伸びたことを特徴とする請求項1に記載の天井扇風機。
  8. 複数の前記第2の補強部は、前記羽根部の羽根部端部まで伸びたことを特徴とする請求項1に記載の天井扇風機。
  9. 複数の前記第2の補強部の前記回転方向に対する垂直面の断面形状は凸形状であり、前記凸形状の第2の補強部幅は隣り合う前記第2の補強部間の第2の補強部間長さより大きいことを特徴とする請求項1に記載の天井扇風機。
  10. 天井に係合する連結部と、
    前記連結部の下部に備えたモータ部と、
    前記モータ部の周縁を回転する支持部と、
    前記支持部に備えた複数の固定部と、
    前記固定部に着脱する複数の羽根部と、
    前記羽根部を前記支持部に係止する羽根落下防止部とを備えた天井扇風機であって、
    前記羽根部は前記支持部に固定される根元部と、
    前記モータ部を構成するロータ部が回転することにより空気を送風する翼部と、
    前記根元部と前記翼部の先端部との間に備えられ前記翼部を水平より傾けた状態に維持する段差部とから一体に形成され、
    前記根元部は係止用孔部と複数の固定孔部とを有し、
    前記羽根落下防止部は前記支持部から伸びる係止部と、
    前記係止部が係止する前記係止用孔部とから構成され、
    前記羽根部は前記係止部が前記係止用孔部に挿入されると共に、前記固定孔部を介して前記固定部に固定する連結部材によって前記支持部に固定されることを特徴とする天井扇風機。
  11. 前記固定孔部は前記根元部において前記羽根部の回転方向の上流側と下流側とに位置し、
    前記羽根部は前記根元部から前記先端部の途中まで伸びた複数の補強部を備え、前記固定孔部に近接すると共に複数の前記固定孔部の間に設けた前記補強部の少なくとも一部は前記支持部の真上に位置し、前記固定孔部に近接すると共に前記上流側の端部および前記下流側の端部に設けた前記補強部は、前記支持部の真上から離れて位置することを特徴とする請求項10に記載の天井扇風機。
  12. 前記補強部は第1の補強部と第2の補強部とから構成され、
    前記羽根部は前記上流側に下方に向けて折り曲げられた折り曲げ部と、
    前記下流側に前記根元部から前記先端部の途中まで伸びた前記第1の補強部と、
    前記折り曲げ部と前記第1の補強部との間に前記根元部から前記先端部の途中まで伸びた複数の前記第2の補強部とを備え、
    前記第1の補強部の第1の補強部長さは前記第2の補強部の第2の補強部長さより長いことを特徴とする請求項11に記載の天井扇風機。
  13. 前記第1の補強部は前記根元部の側に位置し、前記回転方向に対する垂直面の断面形状が凸形状の第1の根元側補強部と、
    前記先端部の側に位置する前記断面形状が凸形状である第1の先端側補強部とから形成され、
    前記第1の先端側補強部の第1の先端側補強部高さは前記第1の根元側補強部の第1の根元側補強部高さより低いことを特徴とする請求項12に記載の天井扇風機。
  14. 前記第1の先端側補強部の第1の先端側補強部長さは前記第1の根元側補強部の第1の根元側補強部長さより長く、
    前記第1の根元側補強部長さは前記第2の補強部長さより長いことを特徴とする請求項13に記載の天井扇風機。
  15. 第1の傾斜補強部が前記第1の根元側補強部と前記第1の先端側補強部との間に設けられ、前記第1の根元側補強部と前記第1の先端側補強部とを連結することを特徴とする請求項14に記載の天井扇風機。
  16. 前記段差部は前記下流側から前記上流側へ向かうにしたがって前記根元部から斜め下方へ伸びる距離が大きくなると共に、前記第2の補強部長さは前記下流側から前記上流側へ向かうにしたがって短くなることを特徴とする請求項12に記載の天井扇風機。
  17. 前記段差部は前記下流側から前記上流側へ向かうにしたがって前記根元部から斜め下方へ伸びる距離が大きくなると共に、前記第2の補強部の前記上流側から前記下流側へ向かう長さである第2の補強部幅は前記下流側より前記上流側が小さいことを特徴とする請求項12に記載の天井扇風機。
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