JPWO2013145203A1 - 保守情報連携システム - Google Patents

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Abstract

機械の利用者ないし独立保守サービス事業者が保有する保守に関連する情報と、機械の提供者が保有する保守に関連する情報とを連携することが可能な保守情報連携システムを提供すること。保守情報連携システムの利用者機械推定部は、提供者機械情報格納部、利用者情報格納部、稼動情報格納部から、連携する保守作業情報が記録されている区域で稼動している機械の提供者が付与した機械の識別子を推定する。さらに、その機械の稼動情報と、利用者機械情報格納部、保守作業情報格納部の情報とから提供者が付与した機械の識別子と利用者が付与した機械の識別子の対応関係を推定し、統合保守情報格納部に記憶する。

Description

本発明は、機械の保守に関する情報を連携するシステムに関する。
建設機械、作業機械、移動機械などの機械を安定稼動させるためには、機械が故障する前の適切な時期に機械を保守することが重要である。そのため、機械を構成する部品ごとに設定された点検ないし交換の周期に応じて、定期的に保守する時間基準保全が行われてきた。近年では、機械の状態を監視して、事前に設定された特定の状態に達した際に保守する状態基準保全/予知保全が行われるようになっている。
機械を適切に保守するためには、保守する時期にあわせて、部品も準備する必要がある。機械の製造・販売会社(以下、提供者と呼ぶ)は、個々の機械の稼動状態や保守作業の実施状況から将来の部品需要を予測することで、保守に必要な部品の欠品や過剰在庫の問題を解決しようとしている。
特許文献1では、稼動情報を管理する作業機械遠隔稼動管理システムに、外部のデータベース内の情報(例えば、保守作業履歴情報)を活用して部品交換時期を推定する部品交換時期管理システムをウェブサービスによって連結する作業機械管理システムが開示されている。
特開2008−117177号公報 特開2007−226532号公報
機械の利用者や、機械の提供者とは別の保守サービス事業者(独立保守サービス事業者と呼ぶ)が、機械の提供者から保守に必要な部品を購入して、保守作業を実施することがある。その場合、利用者ないし独立保守サービス事業者に保守作業履歴情報は蓄積される。上記特許文献1においては部品交換時期を推定する際に、推定対象の機械の稼動情報(動態情報)と推定対象の機械の外部データベース内の情報(保守作業履歴情報)を利用する。しかし、作業機械管理システムを機械の提供者が運営し、外部データベースを利用者ないし独立保守サービス事業者が保有する場合には、提供者の作業機械遠隔稼動管理システムにおける機械の識別子と、外部のデータベース内の保守作業履歴情報における機械の識別子とが異なることがある。この場合、稼動情報と保守作業履歴情報とを簡単には対応付けられないため、個々の機械の部品交換時期を精度良く推定することはできない。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、利用者ないし独立保守サービス事業者が保有する保守に関連する情報と、提供者が保有する保守に関連する情報とを連携することを可能にする技術の提供を主たる目的とする。
本発明の保守情報連携システムは、機械の保守に関する複数の情報を連携する保守情報連携システムであって、
機械の提供者が付与した機械の識別子を含む機械に関する情報を格納する提供者機械情報格納部と、前記機械の利用者に関する情報を格納する利用者情報格納部と、前記機械の稼動位置や機械の稼動状態に関する情報を格納する稼動情報格納部と、前記機械に対する保守作業に関する情報を格納する保守作業情報格納部と、機械の利用者が付与した機械の識別子を含む機械に関する情報を格納する利用者機械情報格納部と、前記提供者機械情報および前記利用者機械情報の対応関係に関する情報を格納する統合保守情報格納部とを備える。
さらに、前記提供者機械情報と前記利用者情報と前記稼動情報から、前記対応関係を推定しようとする区域において稼動している機械に対して、前記機械の提供者が付与した識別子を推定し、さらに前記識別子の機械に対して、前記稼動情報と前記利用者機械情報と前記保守作業情報から、前記利用者が付与した機械の識別子を推定して、前記提供者が付与した機械の識別子と前記利用者が付与した機械の識別子との対応関係を統合保守情報格納部に記憶する利用者機械推定部とを備える。
本発明の他の態様は、機械の保守部品の出荷に関する情報を格納する部品出荷情報格納部と、機械の交換部品に関する情報を格納する交換部品情報格納部とを備え、前記利用者機械推定部の処理の後、前記保守作業情報から前記保守作業情報に含まれる各保守作業において保守作業を実施した部位と作業内容を推定し、この推定結果と前記交換部品情報から当該部位の交換部品を推定し、前記作業内容が部品交換であった場合には前記部品出荷情報から前記交換部品に関する取引の識別子を推定し、前記統合保守情報格納部に記憶する保守部位推定部とをさらに備える。
本発明のさらに他の態様は、前記利用者機械推定部は、利用者の保守作業計画を管理する作業管理システムから前記利用者が付与した機械の識別子を受信し、前記利用者が付与した機械の識別子に対応する提供者が付与した機械の識別子の候補を前記統合保守情報格納部から取得して前記作業管理システムへ送信し、前記作業管理システムから前記利用者が付与した機械の識別子に対応する提供者が付与した機械の識別子を特定する情報を受信し、その情報が前記提供者機械情報ないし前記統合保守情報格納部に格納された他の対応関係とから対応関係が一意に定まることを判定した上で、前記統合保守情報格納部に記憶する。
本発明のさらに他の態様は、前記利用者機械推定部は、前記作業管理システムに交換時期情報を送信した部品に関して、前記部品販売システムに対して、前記利用者に対する部品在庫の優先割当や値引き販売などの優先供給指示を送信し、その要求の結果を部品供給情報として前記作業管理システムに送信する。
本発明によれば、機械の利用者ないし独立保守サービス事業者が保有する保守に関連する情報と、機械の提供者が保有する保守に関連する情報とを連携することが可能になる。
本実施形態における保守情報連携システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態における提供者が保有する機械情報の一例である。 本実施形態における提供者が保有する利用者情報の一例である。 本実施形態における提供者が保有する利用者情報の一例である。 本実施形態における提供者が保有する機械の稼動情報の一例である。 本実施形態における提供者が保有する部品出荷履歴の一例である。 本実施形態における利用者が保有する保守作業履歴の一例である。 本実施形態における利用者が保有する機械情報の一例である。 本実施形態における提供者が保有する交換部品リストの一例である。 本実施形態における保守情報連携システムが生成する統合保守情報の一例である。 本実施形態における保守情報連携システムが生成する統合保守情報の別の一例である。 本実施形態における保守情報連携システムが生成する統合保守情報の別の一例である。 本実施形態における保守情報連携システムが生成する統合保守情報の別の一例である。 提供者の保守情報と利用者の保守情報を対応付ける様子を示す図である。 本実施形態における利用者機械推定処理手順の一例である。 本実施形態における利用者機械推定処理手順の一例である。 本実施形態における利用者機械推定処理手順の一例である。 本実施形態における保守部位推定処理手順の一例である。 本実施形態における作業管理システムの画面の一例である。 本実施形態における作業管理システムの画面の別の一例である。 本実施形態における作業管理システムの画面の別の一例である。 本実施形態における保守情報連携システムと作業管理システムの間で利用者が付与した機械の識別子に対して提供者が付与した機械の識別子を特定する処理手順の一例である。
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
まず、本実施形態の利用シーンを図10に示す。図10は、機械の保守部品のサプライチェーンにおいて、機械および部品の製造・販売会社(提供者A)が、利用者Cの機械の稼働状態や保守作業の実施状況(すなわち、部品の消費状況)を分析し、将来の保守部品の需要を予測する場面を示したものである。なお、ここで機械の利用者とは、機械を所有ないし利用している組織を指すものとし、機械を直接操作する者に限定されるものではない。
利用者自身が提供者から部品を購入して機械の保守作業を実施している場合、機械の提供者Aが個々の機械の利用状況に応じた部品交換時期を精度良く推定するためには、利用者Cが実施している機械の保守作業に関する情報(一般的に利用者の情報システムで管理されている)を入手した上で、提供者Aが管理する部品出荷情報や利用者の機械情報や稼動情報を対応付ける(すなわち、どの機械に対するどの作業でどの部品を消費したかを対応付ける)必要がある。しかし、利用者Cの保守作業情報には、保守作業を実施した機械と作業内容などが記述されているが、利用者Cが利用する情報システムと提供者Aが利用する情報システムのコード体系(例えば機械を識別する機械IDの体系)が統一されているとは限らないため、提供者Aの管理する利用者機械情報や稼動情報や部品出荷履歴と、利用者Cが管理する保守作業情報とを対応付けられないことがある。独立保守サービス事業者が保守作業を実施している場合も同様である。
したがって、提供者が管理する保守情報と利用者ないし独立保守サービス事業者が管理する保守情報を対応付ける方法ないしシステムを提供することが、個々の機械に応じた部品交換時期を精度良く推定する上での要件となる。
以下、上記の要件を満たす保守情報連携システムや保守情報連携システムの処理方法、プログラムについて説明する。
(システム構成)
図1は本実施形態の保守情報連携システム100(以下、システム100)を含むネットワーク構成図である。システム100は、稼動情報管理システム160から入力された提供者機械情報(200)、利用者情報(300)、稼動情報(400)、作業管理システム170から入力された利用者機械情報(700)、保守作業情報(600)、部品販売システム180から入力された部品出荷情報(500)、部品交換リスト(800)を分析することによって、統合保守情報(900)を生成し、記録する。
機械の保守に関する複数の情報を連携するシステム100と機械の稼働情報を管理する稼動情報管理システム160、利用者の保守作業計画を管理する作業管理システム170、及び機械部品を提供する部品販売システム180は、本実施形態のようにネットワーク150を介して接続された別個のシステムとして構成してもよいし、システム100の機能を稼動情報管理システム160、作業管理システム170、及び部品販売システム180のいずれかに備えさせる構成としてもよい。システム100は、適宜ユーザ管理機能、ログイン機能、ログアウト機能、セッション管理機能、及び排他制御機能等を適宜備える。システム100、稼動情報管理システム160、作業管理システム170、及び部品販売システム180のいずれも、CPUとメモリ、更に記憶装置を有する計算機で実現される。
システム100は、記憶装置117にプログラム118を備えており、このプログラム118をメモリ115に読み出し、演算装置たるCPU114により実行する。システム100は、キーボードやマウスや各種ボタン類などの入力インターフェイス111や、ディスプレイやプリンタなどの出力インターフェイス112、ならびに図示していない情報提供端末などの外部装置との間でデータを授受する無線LANなどの通信装置113などを有している。システム100は、通信装置113により、情報提供端末などの外部装置と例えば公衆回線網、インターネットや無線LANなどの各種ネットワーク150に接続し、データを授受する。システム100の各種機能部の間ではI/O部116がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。提供者側である部品販売システム180から、機械IDの対応付けの要求が、保守情報連携システム100に対して送付される。
(処理の説明)
システム100が、プログラム118の実行により実現する各処理部を説明する。なお、システム100は、機械情報格納部200などのデータベースを利用する。機械情報格納部200などのデータベースは、本実施形態のように、システム100のコンピュータ装置が備える記憶装置117に備わるとしてもよいし、あるいは、これらのデータベースは、システム100とは別にネットワーク150上に存在するとしてもよい。この場合、システム100は、例えばDBMS(データベースマネージメントシステム)を備え、ネットワーク150を介して前記各データベースにアクセスし、情報登録や情報検索などの処理を実行することとすればよい。
<利用者機械推定部121>
システム100の利用者機械推定部121は、稼動情報管理システム160からネットワーク150及び通信装置113を介して機械情報、利用者情報、及び稼動情報を取得し、それぞれ機械情報格納部200、利用者情報格納部300、及び稼動情報格納部400に格納する。さらに、システム100の利用者機械推定部121は、作業管理システム170からネットワーク150及び通信装置113を介して利用者機械情報、及び保守作業情報を取得し、利用者機械情報格納部700、及び保守作業情報格納部600に格納する。そして、利用者機械推定部121は、機械情報格納部200、利用者情報格納部300、稼動情報格納部400、利用者機械情報格納部700、及び保守作業情報格納部600に格納されたそれぞれの情報を分析し、統合保守情報を生成し、統合保守情報格納部900に格納する。統合保守情報を生成する処理手順は後述する。
図2に、提供者側が管理する、機械と利用者との対応関係を保持する提供者機械情報格納部200の構成の一例を示す。横1行が1台の機械情報を表す。列201が提供者の付与した機械の識別子である機械ID、列202が当該機械の型名、列203が当該機械の号機情報、列204が当該機械を所有する利用者の識別子である利用者IDである。列205は当該機械の稼働開始の年月日である。本実施形態では、列202の型名および列203の号機情報から、列201の機械IDが一意に定まるとする。
図3に機械の利用者に関する情報を保持する利用者情報格納部300の構成の一例を示す。図3Aは利用者の名前を保持する場合を示し、図3Bは利用者に関する詳細な情報を保持する場合を示す。図3Aの横1行が1利用者を表す。列301が利用者の識別子(利用者IDと呼ぶ)、列302が利用者名、列303が利用者の住所(利用者の位置情報)である。図3Bの横1行が1サイトを表す。ここでサイトとは機械が稼動している区域(例えば、鉱山機械の場合は機械が稼動している鉱山)を表す。同一のサイトで稼動している機械は、同一の管理者によって管理されているものとする。列311が利用者ID、列312がサイトの識別子(サイトIDと呼ぶ)、列313がサイト名、列314が住所(サイトの位置情報)である。なお、図示した例では列303、列304において位置情報として住所を利用しているが緯度・経度でもよいし、住所および緯度・経度を両者格納してもよい。また、地理情報システムと連携して、サイトの領域を格納してもよい。
図4に各機械の稼働状況を保持する稼動情報格納部400の構成の一例を示す。横1行が1台の機械の1単位時間における稼動情報を表す。列401が機械ID、列402が稼動情報を取得した年月日、列403が稼動情報を取得した時間、列404が当該時間における機械の位置情報、列405が当該時間における機械の稼動情報(動態情報とも呼ぶ)である。図示した例では列402および列403において1時間を1単位時間として、その時間における機械の位置情報、稼動情報を格納しているが、1単位時間はシステム100に備える記憶容量や、ネットワーク150の通信帯域、後述する機械と稼動情報管理システム160の間の通信容量に応じて例えば30分などに定めることが可能である。
また、列404の位置情報は、機械の位置情報を緯度・経度の情報として格納しているが、1単位時間内における機械の平均位置を位置情報としても良いし、1単位時間内の特定の時点(例えば、1単位時間の開始時点)などの位置を位置情報としても良い。機械の位置情報は、機械に備わるグローバル・ポジショニング・システム受信機(GPSR)や無線測位システムなどによって測定された位置情報が、携帯通信網などのネットワークを介して稼動情報管理システム160に格納されるものとする。
また、図示した例では、稼動情報としてエンジン負荷率を列405に格納しているが、稼動情報として格納される情報はエンジン負荷率に限定されるものではなく、また1種類の情報に限定されるものでもない。例えば、エンジンの最大油温など機械から取得可能な複数の稼動情報を、列を追加して格納してもよい。
図6に保守作業の内容を記録する保守作業情報格納部600の構成の一例を示す。横1行が1回の保守作業の情報を表す。列601が保守作業の識別子(作業番号と呼ぶ)、列602が保守作業の開始日時、列603が保守作業の終了日時、列604が作業対象となった機械の識別子(利用者が付与した機械の識別子で、利用者機械IDと呼ぶ)、列605が保守作業を行った機械の部位名、列606が保守作業を必要とした原因、列607が保守作業の内容(対処と呼ぶ)、列608が保守作業を行ったサイト名である。
図7に、利用者側で管理する、各機械に関する詳細な情報を保持する利用者機械情報格納部700の構成の一例を示す。横1行が1台の機械情報を表す。列701が利用者機械ID、列702が機械名、列703が機械の製造者、列704が機械の型名、列705が機械の号機情報、列706が機械に付与された提供者機械ID(提供者が設定した機械の識別子)、列707が当該機械を稼動させているサイト名である。図示した例では、列704、列705、列706が空(ヌル)値に設定されている。
図9に機械の提供者と利用者とが連携して保守作業を行うための情報を保持する統合保守情報格納部900の構成の一例を示す。機械の提供者と利用者のそれぞれの情報の連携を保持する情報を示す図9Aを利用者機械推定部121が使用し、保守に必要な部品に関する情報を示す図9B、C及びDを後述する保守部品推定部122が使用する。
図9Aは、図7に示した利用者機械情報(700)と、提供者が管理する提供者機械ID(201)を対応付けた表(利用者機械対応表と呼ぶ)である。1つの利用者機械IDに対応づけられる提供者機械IDが複数存在することもある。列901が利用者ID、列902がサイトID、列903は利用者が付与した機械の識別子(利用者機械ID)、列904はシステム100によって推定された機械の識別子(提供者機械ID)、列905は保守作業対象機械が利用者機械推定部によって推定された機械である確率(確率1と呼ぶ)、列906が推定された機械IDを利用者が確認したことを示すID(機械確定IDと呼ぶ)である。例えば、1行目の機械(利用者機械ID=‘3601’)は、機械IDが‘36600105’である機械である確率が100%であることを示している。一方、2行目の機械(利用者機械ID=‘3602’)は、機械IDが‘36600185’である確率が80%であることを示し、3行目の機械(2行目の機械と同一の利用者機械IDである)は、機械IDが‘36600186’である機械に対する作業である確率が30%であることを示している。
図9Bは、図6に示した保守作業情報(600)の部位名情報(605)、原因情報(606)、対処情報(607)を提供者の定義する用語に変換した情報である。列911が利用者ID、列912がサイトID、列913が利用者作業番号、列914が部位名、列915が部品名、列916が原因、列917が対処である。図6の保守作業情報を自然言語処理によって部位、部品、作業の名称を変換して生成する。
図9Cは、図6に示した保守作業情報(600)と提供者の交換部品情報(800)を対応付けた表である。列921が利用者ID、列922がサイトID、列923が利用者作業番号、列924が部品番号、列925が部品名である。
図9Dは、図6に示した保守作業情報(600)と提供者の部品出荷情報(500)を対応付けた表である。列931が利用者ID、列932がサイトID、列933が利用者作業番号、列934が部品番号、列935が出荷番号、列936が推定した発注情報を利用者が確認したことを示すID(部品確定IDと呼ぶ)である。
<保守部品推定部122>
システム100の保守部位推定部121は、部品販売システム180から通信装置113を介して部品出荷情報(500)、交換部品情報(800)を取得し、それぞれ部品出荷情報格納部500、交換部品情報格納部800に格納する。そして、保守部位推定部121は、機械情報格納部200、利用者情報格納部300、稼動情報格納部400、部品出荷情報格納部500、利用者機械情報格納部700、保守作業情報格納部600、及び交換部品情報格納部800に格納された情報を分析し、統合保守情報を生成し、統合保守情報格納部900に格納する。
図5に出荷された部品に関する情報を保持する部品出荷情報格納部500の構成の一例を示す。横1行が1種類の部品の出荷処理情報を表す。列501が出荷処理の識別子(出荷番号と呼ぶ)、列502が出荷日、列503が出荷先の利用者の識別子(利用者ID)、列504が出荷先の利用者のサイトの識別子(サイトID)、列505が出荷された部品の識別子(部品ID)、列506が出荷された員数、列507が部品の価格、列508がその部品が使用された保守作業の作業番号である。
図8に交換部品の適用対象に関する情報を保持する交換部品情報格納部800の構成の一例を示す。横1行が1種類の部品を表す。列801が部位の識別子(部位IDと呼ぶ)、列802が部位名、列803が当該行の交換部品の適用対象となる機械の型名、列804が部品ID、列505が部品名である。
<利用者機械推定処理手順>
図11A、B、及びCはシステム100の利用者機械推定部121が、統合保守情報(900)を生成する処理手順の一例である。
図11Aは、予め定めた期間内で機械IDの対応付けができる場合の処理フローであり、図11Bは、保守の履歴に基づいて、利用者機械IDの対応付けを行う場合の処理フローであり、図11Cは、2台以上の機械が稼働していた場合の、図11Aに対応する処理フローである。図11Aの処理フローの処理ポイント(E)は、予め定めた期間内で、保守作業の履歴がある1台の機械がなかった場合を示す。
本処理手順では、提供者の保有する保守関連情報と利用者の保有する保守関連情報を分析して統合保守情報を生成する対象となる利用者を対象利用者と呼ぶ。また、利用者によっては機械を稼動させているサイトが複数存在する。この場合は、ある特定のサイト(対象サイトと呼ぶ)を対象として統合保守情報を生成するものとする。対象サイトの保守作業情報は図6に示すように列608の値によって識別できる。対象利用者の利用者機械情報および保守作業情報は、システム100の利用者機械情報格納部700、保守作業情報格納部600に格納されているものとする。上記の対象利用者、対象サイト、対象期間はシステム100の入力インターフェイス111ないし通信装置113を介して予め指定されているものとする。例えば、対象利用者を「日立石炭」(利用者ID=‘123456’)、対象サイトを「戸塚炭鉱」(サイトID=‘0001’)と指定されて、利用者機械推定処理を実行する。複数の利用者、サイトに関して統合保守情報を生成する場合は、本処理を適宜繰り返せばよい。
利用者機械推定部121は、対象利用者の利用者IDを検索キーとして、提供者機械情報格納部200、稼動情報格納部400から対象サイトで稼動している機械の機械IDを取得する(S1101)。ここで、対象サイトで稼動する機械の数をM、利用者機械IDと対応付けられていない提供者機械IDの数をm1とする。さらに、m1に初期値のMを設定する。
ここで、対象サイトで稼動している機械の機械IDは次のように取得する。まず、利用者IDがマッチする各機械の位置情報を稼動情報格納部400から取得し、各機械と対象サイトとの距離を算出する。図4に示した通り稼動情報格納部400には、機械の位置情報は緯度・経度の情報として格納されている。対象サイトの位置情報は利用者情報格納部300に住所(列314)として格納されている。緯度・経度や住所で指定された2地点間の距離は、地理情報システムと連携することで算出可能である。なお、機械の稼動情報格納部400に、対象期間における位置情報が複数格納されている場合は、各位置と対象サイトの平均距離を算出し、各機械と対象サイトの距離とする。
次に利用者機械推定部121は、各機械と対象サイトの距離が閾値未満の機械の提供者機械IDを取得する。ここで閾値は、ある機械が対象サイトで稼動しているか判断する際の基準値であり、予めシステム100に設定されているものとする。あるいは、サイトの位置情報として範囲が設定されている場合は、機械の位置が設定された範囲内に存在する機械の機械IDを取得すればよい。
利用者機械推定部121は、利用者機械情報700から対象利用者、対象サイトの利用者機械IDを取得する(S1102)。利用者機械IDの数をN、提供者機械IDと対応付けられていない利用者機械IDの数をn1とする。さらに、n1に初期値のNを設定する。
利用者機械推定部121はm1の値を判定する(S1103)。m1=0の場合はS1105へ、m1=1の場合はS1120へ、m1>1の場合はS1104へ、処理を進める。
S1105は、利用者機械IDが存在しない、あるいは提供者機械IDが存在しないため、対応付けられる利用者機械IDと提供者機械IDの組合せが存在しない場合の処理である。この場合は、利用者機械IDと対応付けられる機械IDが存在しないことを、提供者側である部品販売システム180に通知して処理を終了する。
図11BのS1120は、利用者機械IDと対応付けられていない提供者機械IDの機械が1台存在する場合(H)の処理である。利用者機械推定部121は、提供者機械IDと対応付けられていない利用者機械IDの数n1の値を判定する(S1120)。n1=0の場合はS1105へ、n1=1の場合はS1121へ、n1>1の場合はS1122へ、処理を進める。
S1121は、m1=1かつn1=1の場合の処理である。この場合は、利用者機械IDと提供者機械IDが一対一に対応付けられる。利用者機械推定部121は、統合保守情報の利用者機械対応表に、当該利用者機械ID、当該機械IDの組を追加し、確率1の値に1を設定して、処理を終了する。
S1122は、m1=1かつn1>1の場合の処理である。すなわち、対応付けされていない提供者機械IDの機械1台に対して、対応付けされていない利用者機械IDの機械が複数存在している。利用者機械推定部121は、保守作業情報格納部600から対象利用者、対象サイトの保守作業情報を取得し、利用者機械IDを取得する。
次に、利用者機械推定部121は、S1122で取得した利用者機械IDのうち、統合保守情報(900)の利用者機械対応表を参照して、提供者機械IDと対応付けられていない利用者機械IDを取得し、統合保守情報(900)の中の未処理の機械IDの数n2を判断する(S1123)。n2=0の場合はS1124へ、n2=1の場合はS1125へ、n2>1の場合はS1126へ、処理を進める。
S1124は、m1=1かつn1>1かつn2=0の場合の処理である。この場合は、n1個の利用者機械IDのいずれかが利用者機械IDと対応付けられていない提供者機械IDに対応付けられるが、一意に特定することはできない。利用者機械推定部121は、統合保守情報の利用者機械対応表に、n1個の利用者機械IDのそれぞれに対して、当該利用者機械ID、当該機械IDの組を追加し、確率1の値に1/n1を設定して、処理を終了する。
S1125は、m1=1かつn1>1かつn2=1の場合の処理である。この場合は、S1123で取得した利用者機械ID(すなわち保守作業情報が存在する利用者機械ID)を、当該提供者機械IDに一意に対応付けられる。そこで、利用者機械推定部121は、統合保守情報の利用者機械対応表に、当該利用者機械ID、当該提供者機械IDの組を追加し、確率1(905)の値に1を設定して、処理を終了する。
S1126は、m1=1かつn1>1かつn2>1の場合の処理である。この場合は、S1103で取得した提供者機械IDに対応付けられる利用者機械IDがn2個存在するが、一意に特定することはできない。利用者機械推定部121は、統合保守情報の利用者機械対応表に、n2個の利用者機械IDのそれぞれに対して、当該利用者機械ID、当該機械IDの組を追加し、確率1(905)の値に「連動率」を設定して、処理を終了する。ここで連動率とはある利用者機械IDの保守作業情報と、ある提供者機械IDの稼動情報が、どれだけ連動しているかを示す値である。ここでは「連動率」を、保守作業の開始時間と終了時間の間でエンジン負荷率が一定値未満の時間の比率と定義する。例えば、1時間のエンジン負荷率が25%未満の時間帯を保守作業可能な時間帯とみなした場合の「一致率」は次のように算出する。図6では「2011/2/1」の保守作業開始時間は「3:10」、保守作業終了時間は「5:15」である。一方、図4では「2011/2/1」のエンジン負荷率が25%未満の時間は「3:00」から「5:00」の間である(3:00から3:59までのエンジン負荷率は一定とみなす)。このとき「2011/2/1」の保守作業情報と稼働時間情報の一致率は(50+60)/(50+60+15)=0.88と算出する。
図11AのS1104は、利用者機械IDと対応付けられていない機械IDの数m1が1より大きい場合の処理である。利用者機械推定部121は、変数m2に1を代入して、処理をS1106へ進める。m2は、所定期間ΔTの間で、対応付けしようとしている、提供者側の機械IDの数である。
S1106で利用者機械推定部121は、T0からT0+ΔTの期間において、利用者機械IDと対応付けられていない提供者機械IDの数がm2となる間隔ΔTを探索する。ここでT0とは対象利用者、対象サイトにおいて機械が最初に稼動した時点を表す。利用者機械推定部121は、m1個の機械IDに関して提供者機械情報200から稼動開始日205を取得することでT0を取得することができる。
利用者機械推定部121は、ΔTを取得できた場合はS1108へ、ΔTを取得できない場合はS1130へ処理を進める(S1107)。
S1108は、T0からT0+ΔTの期間において、利用者機械IDと対応付けられていない機械IDの数が1の場合である。利用者機械推定部121は、T0からT0+ΔTの期間における保守作業情報を取得し、利用者機械IDを取得する(S1108)。
次に、利用者機械推定部121は、S1108で取得した利用者機械IDのうち、利用者機械対応表を参照して、提供者機械IDと対応付けられていない利用者機械IDを取得し、保守作業情報(600)の中の未処理の機械IDの数n3を判定する(S1109)。n3=0の場合はS1130へ、n3=1の場合はS1110へ、n3>1の場合はS1112へ処理を進める。
S1110は、T0からT0+ΔTの期間において利用者機械IDと対応付けられていない提供者機械IDの数が1、かつ、提供者機械IDと対応付けられていない利用者機械IDの数が1の場合の処理である。この場合は、当該利用者機械IDと当該提供者機械IDが一対一に対応付けられる。利用者機械推定部121は、統合保守情報の利用者機械対応表に、当該利用者機械ID、当該提供者機械IDの組を追加し、確率1の値に1を設定する。
次に、利用者機械推定部121は、m1の値を1減じて(S1111)、S1103へ処理を進める。
S1112は、T0からT0+ΔTの期間において利用者機械IDと対応付けられていない提供者機械IDの数が1、かつ、提供者機械IDと対応付けられていない利用者機械IDの数がn3の場合の処理である。この場合は、S1106で取得した提供者機械IDに対応付けられる利用者機械IDの機械がn3個存在する。利用者機械推定部121は、統合保守情報の利用者機械対応表に、n3個の利用者機械IDのそれぞれに対して、当該利用者機械ID、当該提供者機械IDの組を追加し、確率1の値に「連動率」を設定する。
次に、利用者機械推定部121は、m1の値を1減じて(S1113)、S1103へ処理を進める。
図11CのS1130では、利用者機械推定部121は、m2の値に1を加え、対応付けする提供者機械IDの数を増やす。
S1131で利用者機械推定部121は、T0からT0+ΔTの期間において、利用者機械IDと対応付けられていない提供者機械IDの数がm2となるΔTを探索する。
利用者機械推定部121は、ΔTを取得できた場合はS1133へ、ΔTを取得できない場合はS1130へ処理を進める(S1132)。
S1133は、T0からT0+ΔTの期間において、利用者機械IDと対応付けられていない提供者機械IDの数がm2の場合である。利用者機械推定部121は、T0からT0+ΔTの期間における保守作業情報を取得し、利用者機械IDを取得する(S1133)。
次に、利用者機械推定部121は、S1133で取得した利用者機械IDのうち、利用者機械対応表を参照して、提供者機械IDと対応付けられていない利用者機械IDを取得し、保守作業情報(600)の中の未処理の機械IDの数n4を判定する(S1134)。n4=0の場合はS1130へ、n4=1の場合はS1135へ、n4>1の場合はS1137へ処理を進める。
S1135は、T0からT0+ΔTの期間において利用者機械IDと対応付けられていない提供者機械IDの数がm2、かつ、提供者機械IDと対応付けられていない利用者機械IDの数が1の場合の処理である。この場合は、m2個の当該提供者機械IDのいずれかが当該利用者機械IDに対応付けられるが一意に特定することはできない。利用者機械推定部121は、統合保守情報の利用者機械対応表に、当該利用者機械ID、当該提供者機械IDの組を追加し、確率1の値に「連動率」を設定する。
次に、利用者機械推定部121は、m1からm2を減じて(S1136)、即ち、未処理の数m1から、上記の処理でまとめて対応付けを行った数m2を引いて、処理をS1103へ進める。
S1137は、T0からT0+ΔTの期間において利用者機械IDと対応付けられていない提供者機械IDの数がm2、かつ、提供者機械IDと対応付けられていない利用者機械IDの数がn4の場合の処理である。この場合は、m2個の当該提供者機械IDのいずれかがn4個の当該利用者機械IDのいずれかに対応付けられる。利用者機械推定部121は、統合保守情報の利用者機械対応表に、当該利用者機械ID、当該提供者機械IDの組を追加し、確率1の値に「連動率」を設定する。
次に、利用者機械推定部121は、m1からm2を減じて(S1138)、即ち、未処理の数m1から、上記の処理でまとめて対応付けを行った数m2を引いて、処理をS1103へ進める。
<保守部位推定処理手順>
図12はシステム100の保守部位推定部122が、統合保守情報を生成する処理手順の一例である。図12の処理は、図11の処理の後処理である。
保守部位推定部122は、保守作業情報格納部600に格納された保守作業情報を取得し、部位名(列605)、原因(列606)、対処(列607)に含まれる部位や作業に関する用語を、オントロジ(ontology)辞書などの自然言語処理技術を用いて、提供者の定義する用語に変換し、統合保守情報格納部900の用語変換済み保守作業一覧表に格納する(S1201)。例えば、特許文献2では、対象データ、述語データからなるデータベースをオントロジーデータ構造により連携(変換)する方法が開示されている。例えばこのような技術を利用して、図6の1行目の列607の「バルブ調整」という用語を変換し、列915の部品名に「バルブ」という用語を、列917の対処に「調整」という用語を格納し、図6の2行目の列607の「部品交換」という用語を変換し、列917の対象に「交換」という用語を格納する。
次に、保守部位推定部122は、当該統合保守情報の作業−機械対応表の機械IDを検索キーにして機械情報格納部から型名を取得し、取得した型名および変換された部位名を検索キーにして交換部品情報格納部800に格納された交換部品情報を検索し、当該作業に関連する部品リスト(部品ID、部品名、員数)を取得し、統合保守情報の作業−部品対応表に格納する(S1202)。ここで取得した部品情報にはL1種類の部品が含まれるとする。図9Bで部品名が入っている場合は、その部品名の部品番号だけ取得する。
次に、保守部位推定部122は、当該統合保守情報の用語変換済み保守作業一覧表の対処(列917)の値を分析し、交換作業であったかを判断する(S1203)。交換作業の場合はS1204へ処理を進め、そうでない場合は処理を終了する。
S1204で保守部位推定部122は、部品出荷情報格納部503を検索し、当該保守作業の開始日時以前で、かつ作業番号の値が入力されていない部品出荷情報のうち、S1202で取得したL1種類の部品番号のいずれかがが含まれる部品出荷情報(出荷番号、部品番号)を取得する。すなわち、部品交換を伴う特定の保守作業に対して、その実施日以前の当該利用者、当該サイトへの当該部品の出荷情報を取得する。ここでは、L2種類の部品に関して部品出荷情報が存在するものとする。
保守部位推定部122は、L2が0より大きい場合はS1206へ処理を進め、そうでない場合は、処理を終了する(S1205)。
S1206で保守部位推定部122は、(利用者ID、サイトID、作業番号、部品番号)に対して、S1204で取得した出荷番号を対応させて、統合保守情報の作業−部品出荷対応表に格納して、処理を終了する。
なお、S1202では交換部品情報格納部800に格納された交換部品情報を使用して作業−部品対応表に作業と部品の対応関係を格納したが、機械の稼動情報に基づいて作業−部品対応表に格納する部品番号を絞り込んでも良い。この場合は、稼動情報の時系列データのパターンと交換部品の対応関係を蓄積しておき、当該保守作業以前の稼動情報の時系列データパターンとマッチする前記の対応関係のパターンを検索し、当該交換部品番号の部品番号を取得するものとする。
以上、利用者機械推定処理手順および保守部位推定処理手順により、提供者が管理する保守関連情報と、利用者が管理する保守関連情報とを連携することができる。
次に、保守情報連携システム100と作業管理システム170が連携する形態の一例を説明する。
<保守作業管理画面1300>
図13は本実施形態における作業管理システム170が提供する保守作業管理画面1300の一例である。保守作業管理画面1300は、機械情報領域1310、保守計画領域1320、及び部品情報領域1330を備える。利用者は機械の保守作業を計画ないし実施する際に、保守作業管理画面1300を使用して作業管理システム170にアクセスする。保守作業管理画面1300は、作業管理システム170の入力インターフェイスおよび出力インターフェイスないし、通信装置を介して作業管理システム170にネットワークで接続された端末に表示される。
機械情報領域1310は、機械名1311、機械ID1312、製造者名1313、型名1314、号機情報1315、及びシリアル番号1316の各項目を備える。ここで機械ID1312は利用者が付与する機械の識別子(利用者機械ID)を編集する部分であり、シリアル番号1316は提供者が付与する機械の識別子(提供者機械ID)を編集する項目である。作業管理システム170に機械情報として前記情報が格納されている場合は、それらの値がそれぞれの項目に表示される。図13に示した例では、機械名、利用者機械ID、及び製造者が作業管理システム170に格納済みである。
保守計画領域1320は、保守部位1321、保守計画1322、メッセージ表示部1323、及び型名・号機入力ボタン1324の各項目を備える。
図示した例では保守計画領域1320は保守作業計画表を表しており、一行が保守作業を行う部位、1列が保守作業を行う年月を表す。さらに、保守計画1322には、保守作業実績マーカー1325、保守作業計画マーカー1326、現時点マーカー1327、故障予兆マーカー1328を表示する。保守作業実績マーカー1325ないし保守作業計画マーカー1326は、保守計画においてマーカーが付与されている行の保守部位に関する保守作業の実績ないし計画を表す。例えば図示した例では、2011年6月にエンジンオイルに関する保守作業を行った実績があること、2012年4月にオイル、ポンプに関する保守作業を行う計画があることを表している。また、現時点マーカー1327は、この画面を表示した時点を表す。図示した例では、2011年12月に本画面を表示している。故障予兆マーカー1326は、マーカーが付与されている行の保守部位に関して故障の予兆が発生していることを表す。故障の予兆は、例えば稼動情報管理システム160が機械の稼動情報を分析して、将来故障が発生する兆候(予兆)を検知して、作業管理システム170にネットワークを介して通知するものとする。図示した例では、ポンプが2012年4月から6月の間に故障する予兆が発生していることを表している。
ここで、利用者機械ID=‘3602’および‘3603’の機械が「戸塚炭鉱」サイトで稼動しているとする。また、提供者はシステム100により機械の稼動情報から機械ID=‘36600185’および‘36600186’が「戸塚炭鉱」サイトで稼動していることを把握しているが、利用者機械IDと提供者機械IDの対応は取れていない状態(利用者機械ID=‘3602’の機械の機械ID=‘36600185’ないし‘36600186’)であるとする。このとき稼動情報管理システム100は、作業管理システム170に機械ID=‘36600185’および‘36600186’の機械の故障予兆情報をマージして通知する。例えば、いずれか1台に2012年4月に故障する予兆が、もう1台に2012年6月に故障する予兆がある場合は、2012年4月から6月に故障する予兆があると通知する。
メッセージ表示領域1323は、作業管理システム170から作業管理システム利用者(通常は機械の保守作業管理の担当者)へのメッセージを表示する。型名・号機入力ボタン1324は作業管理システム利用者が押下すると、図14に示す型名・号機編集画面を表示する。
必要部品情報領域1330は、部品名1331、部品番号1332、数量1333、ステータス1334の各項目を備え、作業管理システム170が保守計画1322において部位、年月を指定した保守作業計画において必要な部品に関する情報を表す。このうちステータス1334には、当該部品の手配状況などを表示する。図示した例では2012年4月のポンプの保守作業において、部品番号‘12345670’のホース4個と、部品番号‘23456789’のバルブ4個が必要であり、ホース4個は利用者が保有する予備品を引当済みであることを表している。
図15は本実施形態における作業管理システム170が提供する保守作業管理画面1300の別の一例である。図14に示した型名・号機編集画面1400において第1候補の型名・号機が選択されて、送信ボタン1416が押下された後の保守作業管理画面の例である。機械情報領域1310においては、図13に示した画面に対して、型名1314、号機1315、シリアル番号1316の各情報が更新されている。また、保守作業計画領域1320においては、図13に示した故障予兆マーカー1324、メッセージ表示部1325の情報が更新されている。ここで故障予兆マーカー1324は、図13では機械ID=‘36600185’および‘36600186’の機械の故障予兆情報がマージされて表示されていたのに対して、図15では機械ID=‘36600185’の故障予兆情報のみ表示されている。また、部品情報領域1330においては、図13に示したステータス表示部1334の情報が更新されている。図示した例では、作業管理システム170に通知された代理店の当該部品の在庫情報が表示されている。
<型名・号機情報編集画面1400>
図14は本実施形態における作業管理システム170が提供する型名・号機編集画面1400の一例である。保守作業管理画面1300の型名・号機入力ボタン1324が押下されると表示する。型名・号機編集画面1400は、型名1411、号機情報1412、シリアル番号1413、候補選択1414、画面遷移ボタン1415、送信ボタン1416、メッセージ表示領域1421を備える。型名・号機入力画面には、システム100の利用者機械推定部121によって推定された機械の型名、号機、シリアル番号(提供者の付与した機械ID)をシステム100から取得して表示する。
図示した例では作業管理システム170における利用者機械IDが‘3602’の機械を、システム100は機械IDが‘36600185’、‘36600186’のいずれかの機械であると推定した例である。作業管理システム170の利用者は、利用者機械IDが‘3602’の機械の型名・号機を確認し、該当する候補の候補選択1414を入力して、送信ボタン1416を押下する。あるいは、「上記以外」で示される候補表示領域に表示された機械以外の型名・号機を入力することも可能である。
メッセージ表示領域1421には、システム100から通知されたメッセージを表示する。例えば、作業管理システム170によって入力された型名・号機情報が誤っている等のメッセージを表示する。
<利用者機械特定手順>
図16に本実施形態における作業管理システム170とシステム100との間で利用者機械を特定する手順の一例を示す。本手順は、部品交換時期情報の提供や代理店の部品在庫情報の提供などのインセンティブを与えることで、作業管理システム170の利用者に機械識別情報の入力を促すものである。
作業管理システム170は、利用者機械IDを指定して、当該機械の部品交換時期情報(故障予兆情報)を要求するための通知をシステム100に送付する(S1651)。
システム100は要求を受信すると(S1601)、指定された利用者機械IDの提供者機械IDを推定する(S1602)。ここで、利用者機械推定処理手順に従って図9Aに示した利用者機械対応表は予め生成されており、S1602では統合保守情報格納部900に格納された利用者機械対応表(図9A)を探索するものとする。次に、推定した機械の識別情報(型名・号機ないし提供者機械ID)と部品交換時期情報を作業管理システム170に送信する(S1603)。推定した提供者機械IDが複数ある場合は統合保守情報格納部900に格納された利用者機械対応表の確率1の値をあわせて送信する。推定した提供者機械IDが存在しない場合は、その旨を表すメッセージを送信する。なお、部品交換時期情報は、予め別途定められた部品交換周期の情報を用いて生成してもよいし、稼動情報管理システム160が利用者機械推定部によって推定された提供者機械IDの機械の稼動情報を分析して生成してもよい。
作業管理システム170は、機械の提供者識別情報(提供者機械IDないし型名・号機情報)と部品交換時期情報を受信し、保守作業管理画面ないし型名・号機情報編集画面に表示する(S1652)。ここで利用者機械対応表の確率1の値を受信した場合には、確率1の値の大きい順にしたがって機械の提供者識別情報を表示するものとする。次に作業管理システム170は、利用者から提供者機械の識別情報の入力あるいはキャンセル指示の入力を受け付け、システム100に送信する(S1653)。次に作業管理システム170は、キャンセル指示の場合は処理を終了し、そうでない場合は処理をS1655へ進める(S1654)。
システム100は、提供者機械の識別情報あるいはキャンセル指示を受信する(S1604)。受信したメッセージがキャンセル指示の場合は処理を終了し、識別情報の場合はS1606へ処理を進める(S1605)。S1606では、システム100は識別情報の妥当性をチェックする(S1606)。識別情報が妥当な場合はS1607へ処理を進め、そうでない場合はS1603へ処理を進める。ここで識別情報の妥当性は、次のように判断する。まず、機械情報格納部200からシステム100に通知された提供者機械IDの機械情報を取得し、利用者ID(および利用者情報の利用者名)と適合しているかを判定する。
次に、利用者機械対応表から当該提供者機械IDの利用者機械対応情報を取得し、機械確定IDが指定されていないことを確認する。通知された識別情報が妥当な場合は、利用者機械対応表の当該提供者機械IDの確率1に100%を、機械確定ID列906に機械確定IDを設定する。ここで機械確定IDはシステム100によって採番される識別IDであり、機械確定IDと対応付けて確定日時などがシステム100に記録されるものとする。さらに当該利用者機械IDを利用者機械対応表から検索し、通知された提供者機械ID以外の値が設定されている利用者機械対応情報を削除する。S1607では部品供給優先処理を行う。例えば、部品販売システム180に対して、当該利用者の担当代理店における、当該部品の在庫情報を問い合わせて、その結果を取得する。次に、システム100は確定した部品交換時期情報、部品供給情報を作業管理システム170に送信し、処理を終了する(S1608)。
作業管理システム170は確定した部品交換時期情報、部品供給情報を受信し、利用者機械情報を更新し、処理を終了する(S1655)。
なお、S1607では代理店の部品在庫情報を取得するとしたが、さらに当該代理店の当該部品の在庫に対して、当該利用者への割当処理を要求し、その結果を部品供給情報としてもよい。あるいは、部品販売システムに対して、当該代理店の当該部品の在庫に関して一定期間内に当該利用者から発注があった際には割引価格で提供することを要求し、部品販売システムからの結果を部品供給情報としてもよい。
以上、利用者機械特定手順により、提供者が管理する保守関連情報と、利用者が管理する保守関連情報とを連携することができる。
100…保守情報連携システム、111…入力インターフェイス、112…出力インターフェイス、113…通信装置、114…CPU、115…メモリ、116…I/O部、117…記憶装置、ハードディスクドライブ、118…プログラム、121…利用者機械推定部、122…保守部位推定部、150…ネットワーク、160…稼動情報管理システム、170…作業管理システム、180…部品販売システム、200…提供者機械情報格納部、300…利用者情報格納部、400…稼動情報格納部、500…部品出荷情報格納部、600…保守作業情報格納部、700…利用者機械情報格納部、800…交換部品情報格納部、900…統合保守情報格納部

Claims (10)

  1. ネットワークを介して、利用者の保守作業計画を管理する作業管理システム及び機械部品を提供する部品販売システムと接続された、機械の保守に関する複数の情報を連携する保守情報連携システムであって、
    機械の提供者が付与した機械の識別子を含む機械に関する情報を格納する提供者機械情報格納部と、
    前記機械の利用者に関する情報を格納する利用者情報格納部と、
    前記機械の稼動位置や機械の稼動状態に関する情報を格納する稼動情報格納部と、
    前記機械に対する保守作業に関する情報を格納する保守作業情報格納部と、
    機械の利用者が付与した機械の識別子を含む機械に関する情報を格納する利用者機械情報格納部と、
    前記提供者機械情報と前記利用者機械情報との対応関係に関する情報を格納する統合保守情報格納部と、
    前記提供者機械情報と前記利用者情報と前記稼動情報から、前記対応関係を推定しようとする区域において稼動している機械に対して、前記機械の提供者が付与した識別子を推定し、さらに前記識別子の機械に対して、前記稼動情報と前記利用者機械情報と前記保守作業情報から、前記利用者が付与した機械の識別子を推定して、前記提供者が付与した機械の識別子と前記利用者が付与した機械の識別子との対応関係を前記統合保守情報格納部に記憶する利用者機械推定部とを備えることを特徴とする保守情報連携システム。
  2. 請求項1の保守情報連携システムにおいて、
    機械の保守部品の出荷に関する情報を格納する部品出荷情報格納部と、
    機械の交換部品に関する情報を格納する交換部品情報格納部と、
    前記保守作業情報から前記保守作業情報に含まれる各保守作業において保守作業を実施した部位と作業内容を推定し、前記推定結果と前記交換部品情報から当該部位の交換部品を推定し、前記作業内容が部品交換であった場合には前記部品出荷情報から前記交換部品に関する取引の識別子を推定し、前記統合保守情報格納部に記憶する保守部位推定部とをさらに備えることを特徴とする保守情報連携システム。
  3. 請求項2の保守情報連携システムにおいて、
    前記利用者機械推定部は、前記作業管理システムから前記利用者が付与した機械の識別子を受信し、前記利用者が付与した機械の識別子に対応する提供者が付与した機械の識別子の候補を前記統合保守情報格納部から取得して前記作業管理システムへ送信し、前記作業管理システムから前記利用者が付与した機械の識別子に対応する提供者が付与した機械の識別子を特定する情報を受信し、前記受信した情報が前記提供者機械情報ないし前記統合保守情報格納部に格納された他の対応関係とから対応関係が一意に定まることを判定した上で、前記統合保守情報格納部に記憶することを特徴とする保守情報連携システム。
  4. 請求項3の保守情報連携システムにおいて、
    前記利用者機械推定部は、前記作業管理システムから受信した、前記利用者が付与した機械の識別子に対応する提供者が付与した機械の識別子が一意に定まる場合には、前記機械の識別子の機械の稼動状態に基づき推定した部品の交換時期情報を、前記識別子とともに前記作業管理システムに送信することを特徴とする保守情報連携システム。
  5. 請求項4の保守情報連携システムにおいて、
    前記利用者機械推定部は、前記作業管理システムに交換時期情報を送信した部品に関して、前記部品販売システムに対して、前記利用者に対する部品在庫の優先割当や値引き販売などの優先供給指示を送信し、その要求の結果を部品供給情報として前記作業管理システムに送信することを特徴とする保守情報連携システム。
  6. 計算機を用いて、機械の保守に関する複数の情報を連携する保守情報連携方法であって、
    機械の提供者が付与した機械の識別子を含む機械に関する提供者機械情、前記機械の利用者に関する利用者情報、前記機械の稼動位置や機械の稼動状態に関する稼動情報、前記機械に対する保守作業に関する保守作業情報、機械の利用者が付与した機械の識別子を含む機械に関する利用者機械情報、及び、前記提供者機械情報と前記利用者機械情報との対応関係に関する統合保守情報を保持し、
    前記提供者機械情報と前記利用者情報と前記稼動情報から、前記対応関係を推定しようとする区域において稼動している機械に対して、前記機械の提供者が付与した識別子を推定し、
    前記識別子の機械に対して、前記稼動情報と前記利用者機械情報と前記保守作業情報から、前記利用者が付与した機械の識別子を推定し、
    前記提供者が付与した機械の識別子と前記利用者が付与した機械の識別子との対応関係を前記統合保守情報に記憶することを特徴とする保守情報連携方法。
  7. 請求項6の保守情報連携方法において、
    機械の保守部品の出荷に関する部品出荷情報、及び機械の交換部品に関する交換部品情報を保持し、
    前記保守作業情報から前記保守作業情報に含まれる各保守作業において保守作業を実施した部位と作業内容を推定し、
    前記推定結果と前記交換部品情報から当該部位の交換部品を推定し、
    前記作業内容が部品交換であった場合には前記部品出荷情報から前記交換部品に関する取引の識別子を推定し、前記統合保守情報に記憶することを特徴とする保守情報連携方法。
  8. 請求項7の保守情報連携方法において、
    ネットワークを介して前記計算機に接続された、利用者の保守作業計画を管理する作業管理システムから前記利用者が付与した機械の識別子を受信し、
    前記利用者が付与した機械の識別子に対応する提供者が付与した機械の識別子の候補を前記統合保守情報から取得して前記作業管理システムへ送信し、
    前記作業管理システムから前記利用者が付与した機械の識別子に対応する提供者が付与した機械の識別子を特定する情報を受信し、
    前記受信した情報が、前記提供者機械情報ないし前記統合保守情報に格納された他の対応関係とから対応関係が一意に定まることを判定した上で、前記統合保守情報に記憶することを特徴とする保守情報連携方法。
  9. 請求項8の保守情報連携方法において、
    前記作業管理システムから受信した、前記利用者が付与した機械の識別子に対応する提供者が付与した機械の識別子が一意に定まる場合には、前記機械の識別子の機械の稼動状態に基づき推定した部品の交換時期情報を、前記識別子とともに前記作業管理システムに送信することを特徴とする保守情報連携方法。
  10. 請求項9の保守情報連携方法において、
    前記作業管理システムに交換時期情報を送信した部品に関して、前記ネットワークを介して前記計算機に接続された、機械部品を提供する部品販売システムに対して、前記利用者に対する部品在庫の優先割当や値引き販売などの優先供給指示を送信し、その要求の結果を部品供給情報として前記作業管理システムに送信することを特徴とする保守情報連携方法。
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