JPWO2013145159A1 - Icタグを用いた植物生育履歴管理システム - Google Patents

Icタグを用いた植物生育履歴管理システム Download PDF

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Abstract

植物のタネの状態からの生育工程を少なくとも対象として植物の個体管理が実現できる技術を提供する。本システム(ICタグ1を用いた植物生育履歴管理システム)は、植物をタネ10の状態から生育する生育工程における生育者U1の端末201と、植物のタネ10を付着させて土に植えることができる構造のICタグ1と、ICタグ1のID情報の読み書きが可能なリーダライタ(30)と、生育者U1の端末201からアクセスされる管理サーバ101と、管理サーバ101が管理し植物の生育履歴情報を格納するDB51とを有し、生育工程において、植物のタネ10とICタグ1のIDとを関係付けた情報をDB51に格納することにより、当該植物のタネ10の状態からの個体管理を含む生育履歴管理を行う。

Description

本発明は、ICタグの技術、植物(作物)の生育(栽培)の技術、及び情報通信を用いた個体追跡管理(トレーサビリティ)の技術などに関する。
各種分野・用途において、ICタグ(RFIDタグ等)が利用されている。
植物の分野において、従来、生育した植物(あるいは収穫した作物)に札などを紐で括り付け(あるいはシール貼り付け等)、札に必要な情報を手書き等して情報管理することは行われていた。しかしながら、似通った植物名や目視では違いがわかりにくい植物の値札などに対して札を取り違える等の間違いが発生しやすく、個体管理は十分ではなかった。
また、植物の分野において、ICタグを利用する技術例として、収穫後の植物の個体に紐などでICタグを取り付けて、流通や販売などの管理を行うことが可能である(トレーサビリティ管理)。
上記植物の個体管理、トレーサビリティ管理に関する先行技術例としては、特開2011−248741号公報(特許文献1)、特開2007−130007号公報(特許文献2)などがある。
特許文献1(「農作物トレーサビリティシステム」等)では、収穫後の穀物のように、農地から集荷倉庫・運搬機械・出荷先納入倉庫までをトレース・管理する旨の技術が記載されている。特許文献1では、「農作物トレーサビリティの仕組みは、最初のID付与が、農作物が保管庫や作業場所に運搬された後に付与され、また、穀物のようにばら荷で扱われる農作物にはID付与が困難なため、正しく対象とする農地から収穫されたものであるという保障が無かった」といった課題が記載されている。また、位置情報(GISやGPS)を用いた機械(収穫機械など)のIDと地物(農地、倉庫など)のIDとの関係付け(農地と農作物との関係付け)について記載されている。
特許文献2(「農産物の栽培履歴管理方法」)では、農作物(植物)の個体の遺伝子検定によって、栽培地域・栽培時期・栽培方法(栽培条件)を判定(識別・認証)し、栽培履歴管理を可能とする旨の技術が記載されている。
また従来、露地やハウス等に限らず例えば植物工場などの施設で照明などを制御して計画的(大規模、精密)に植物を栽培することも行われている。しかしながら、植物工場などで植物個体のタネの発芽の段階から個体管理が可能なシステム等は実現されていない。例えばトレーやパレット等の単位での目視による管理は行われているが、大規模化や精密化は困難である。
特開2011−248741号公報 特開2007−130007号公報
生育・収穫した植物を流通する段階では、ICタグ等を用いた個体管理・トレーサビリティ管理のシステムが実現されている。しかしながら、植物の生育の段階では、植物の個体、即ちタネ(種)の状態やあまり生育していない苗などの状態の植物にICタグを取り付けて管理することは、難しいため、個体管理・トレーサビリティ管理が十分に実現できていない。例えばタネよりもICタグの方が大きく、タネにICタグを取り付けることがしにくい等、タネや苗などにICタグを取り付けてその状態を保持し続けることが難しい。また例えば、土に植えられたタネの近くにICタグを配置したとしても、タネの発芽・成長の過程でICタグとの位置関係が変動してしまい、位置関係が不明になってしまうと個体管理はできない。
また、タネや苗の培地(用土)には水分などが含まれているため、電磁波を扱うICタグを利用することが難しい。即ちICタグとそのID情報などを読み書きするタグリーダライタ装置との間で電波が授受されるが、その電波が培地の水分などに吸収されることで応答性が下がるという不安定性がある。
なお前記特許文献1のような技術では、1つのタネの発芽から収穫まで(生育段階)をトレース・個体管理することは難しい。また前記特許文献2のような技術では、ICタグのように、瞬時、非接触、非破壊的に検出することはできない。
以上を鑑み、本発明の主な目的は、植物のタネの状態から発芽・育苗などの生育の段階を経て収穫などに至るまでの過程(生育工程)を少なくとも対象として、非接触・非破壊的な個体管理(ID情報管理など)が実現できる技術を提供することである。更には、生育工程だけでなく流通工程や消費工程などを含めた総合的な植物個体管理・トレーサビリティ管理などを実現し、消費者側も生育情報を閲覧することができる仕組みを提供することである。
本発明のうち代表的な形態は、ICタグを用いた植物生育履歴管理システム(情報処理システム)、等であって、以下に示す構成を有することを特徴とする。本形態のシステムは、ICタグを用いて、植物のタネの状態から発芽・育苗などの段階を経て収穫などに至るまでの過程(生育工程)を少なくとも対象として、非接触・非破壊的な個体管理・トレーサビリティ管理などを実現する。
本形態のシステムは、植物をタネの状態から生育する生育工程における生育者の端末と、植物のタネを付着させて土に植えることができる構造のICタグと、ICタグに記憶されるID(識別子)情報の読み書きが可能なタグリーダライタ装置と、生育者の端末からネットワークを通じてアクセスされる第1の管理サーバ装置と、第1の管理サーバ装置が管理し植物の生育履歴情報を格納する第1のDBとを有する。本システムでは、生育工程において、生育者によりICタグに植物のタネを付着させて土に植えられ、タグリーダライタ装置によりICタグのID情報が読み取られ、生育者の端末から第1の管理サーバ装置へアクセスし、植物のタネとICタグのID情報とを関係付けた情報を第1のDBに格納することにより、当該植物のタネの状態からの個体管理を含む生育履歴管理を行う。
第1の管理サーバ装置は、生育者の端末からのアクセスに対し、植物の生育履歴管理のための第1の画面を提供し、生育者の操作に基づき、第1の画面で、ID情報と、植物の名称、品種と、生育地と、生育者と、生育開始日、生育終了日と、培地・肥料・薬剤を含む生育方法ないし放射線の線種や線量なども含む生育環境の情報と、を参照及び編集可能とする。
前記ICタグは、例えば、アンテナ部と、ICチップと、それらを被覆する防水性の本体部とを有する。本体部は、縦方向に伸びる軸部と、軸部から横方向に伸びる1つ以上の突起部とを有する。突起部は、植物のタネを付着・保持させるタネ付着部を有する。
本発明のうち代表的な形態によれば、植物のタネの状態から発芽・育苗などの生育の段階を経て収穫などに至るまでの過程(生育工程)を少なくとも対象として、非接触・非破壊的な個体管理が可能となる。更には、生育工程だけでなく流通工程や消費工程などを含めた総合的な植物個体管理・トレーサビリティ管理などを実現し、消費者側も生育情報と放射線の線種や線量なども含む生育環境情報などを閲覧することができる。これにより、特に、植物の個体管理に基づく、品種情報、施肥情報、気象情報、病虫害、薬剤散布情報などの情報管理による、精密な生育履歴管理など(生育方法・生育環境管理、生育段階を含む詳細なトレーサビリティ管理、精密農業など)が可能となる。
本発明の一実施の形態のシステム(ICタグを用いた植物生育履歴管理システムを含んで成るシステム)の構成例(その1)として基本的なモデルを示す図である。 本実施の形態のシステムの構成例(その2)として特に生育工程の構成例を示す図である。 本実施の形態のシステムの構成例(その3)として特に生育工程と流通工程との連携の構成例を示す図である。 本実施の形態のシステムの構成例(その4)として特に第三者による診断工程との連携の構成例を示す図である。 本実施の形態のシステムの構成例(その5)として特に生育者による詳細管理と消費者への説明情報とを分離し連携する構成例を示す図である。 本実施の形態のシステムでの第1の管理テーブル(生育者用の詳細管理用のテーブル)の構成例を示す図である。 本実施の形態のシステムでの第2の管理テーブル(消費者用の説明情報のテーブル)の構成例を示す図である。 本実施の形態のシステムでの第1の画面例(生育者用の詳細管理の参照・編集画面)の構成例を示す図である。 本実施の形態のシステムでの第1の画面例(消費者用の説明情報の参照画面)の構成例を示す図である。 本発明の一実施の形態のICタグ(植物用ICタグ)の構成を示す図である。 (a)はタグ(タネ付き)を土に植える際の状態を示し、(b)はタグ(タネ付き)を土に植えた後の状態を示す説明図である。 タグに付着されたタネが発芽・生育した状態の例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態(植物用ICタグ等)を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
本実施の形態のシステム(図1〜図5等)では、ICタグ1のIDをキーとして利用して、対象の植物のタネ10の状態からの発芽・育苗などを経て収穫などに至る生育工程における個体管理を含む生育履歴管理の機能を提供する。詳しくは、施肥や薬剤などの要素を含む生育方法や放射線の線種や線量なども含む生育環境の管理を含む精密な管理を実現できる。本システムでICタグ1のIDに関係付けられた生育履歴情報を管理サーバ101のDB51に記録・管理し、ユーザ操作により画面で参照・編集可能とする。ICタグ1の構造の工夫により、生育時に、ICタグ1にタネ10を付着させた状態で培地に植え、そのタネ10とICタグ1との位置関係が生育中保持される。これにより確かな個体管理を実現する。
[システム構成(1)]
図1に、本実施の形態のシステム(ICタグを用いた植物生育履歴管理システム)100の構成として基本的なモデルを示している。全体は、大別すると、生育者U1の端末201及び管理サーバ101等を含む生育工程の部分と、一般的(公知技術)な流通工程の部分と、消費者U2の端末202を含む消費工程の部分とを有し、相互にネット90(インターネット、通信網)で接続される構成である。
第1に、本システム100では、生育工程で、ICタグ1及び管理サーバ101の機能(サービス)等を用いることで、生育者U1が、タネ10(植物40)個体の生育履歴をDB51に管理(参照・編集等)することができる。
第2に、本システム100では、消費工程で、管理サーバ101の機能(サービス)等を用いることで、消費者U2が、植物(作物)45の生育履歴情報(生育者U1側が提供する情報)を閲覧することができる(なお生育者U1が提供(閲覧)を許可する場合)。
生育工程で、生育者U1は、ICタグ1を用いて、対象の植物40,45について、タネ10の状態から発芽・育苗などを経て収穫などに至る段階について、個体管理・生育履歴管理を行う。この生育は、特定の生育環境(土、空気、光などの諸要素(諸条件)を含む)に対応付けられた特定の生育方法によって行われる。
生育者U1はタグリーダライタ装置30に連携する自分の端末201(例えばPCや携帯端末)を操作して管理サーバ101にアクセスし、管理サーバ101により提供される画面で、DB51(植物生育履歴管理DB(ID別植物生育台帳))に、対象植物の生育履歴管理情報を入力(記録)可能である。なおタグリーダライタ装置30と端末201が一体の構成でもよい。
生育工程で生育した植物(作物)45は、収穫後、流通工程などを経て、消費工程で示すように消費者U2の元へ届けられる。なお流通工程では例えば生育時のIDと流通時のIDとが関係付けられる。消費者U2は、自分の端末202を操作して管理サーバ101にアクセスし、管理サーバ101により提供される画面で、DB51の情報(生育者U1が許可する情報)を閲覧することができる。その際は例えば、消費者U2は、購入する又は購入した植物45に付いた札71などに記載されているID等の情報を目視して手入力したり、あるいは当該IDのバーコードの読み取り操作などにより、端末202から管理サーバ101へアクセスされ、当該植物45に関係付けられたDB51の生育情報などが画面に表示され閲覧できる。
管理サーバ101及びDB51は、事業者により管理され、顧客(U1,U2)に対してサポートを含めたサービスを提供する。
生育工程での個体管理のみを行う場合、例えば収穫・出荷時に植物40からタグ1が取り外され、取り外されたタグ1が再利用可能である。また生育工程後(収穫後)も継続して個体管理・トレースを行う場合は、例えば収穫・出荷時にタグ1が付いた状態の植物40をそのまま流通工程へ引き渡し、流通工程でそのタグ1のIDを用いて個体管理・トレースを行ってもよい。また例えば作物45の出荷時にタグ1は引き渡さず、DB51に個体管理済みの情報を流通工程のシステムへ引き継ぐように連携・提供してもよい(図3)。
[システム構成(2)]
図2に、本システム100における図1の生育工程の詳細に関する構成例を示している。なお説明上、生育工程とは、タネ10の種蒔きから育苗を経て植物(作物)45の収穫に至る過程を指している。まず生育環境として図示している部分は、後述の図11等に対応している。生育者U1はタネ10を付着させたICタグ1を土20に植える。生育者U1はリーダライタ装置30(RW)でICタグ1のID情報を読み書きできる。
なお、生育工程で生育者U1が植物個体のIDを管理サーバ101へ入力する手段としては、リーダライタ装置30(RW)によるICタグ1のIDの読み取りだけでなく、後述の消費工程の消費者U2と同様に、植物に括り付けられた札などの情報を目視確認して端末201に手入力してもよいし、バーコード等の情報の読み取りによるものとしてもよい。
また生育環境にはセンサ35等を設置し、例えば温度や湿度などの環境jhに加えて放射線の線種や線量なども含む情報を取得してもよい。センサ35の情報を本システムの管理サーバ101へと通信などで取得し、DB51に生育履歴情報の一部として格納する。
生育者U1は、タグリーダライタ装置30及び端末201を用いて、管理サーバ101のDB51に対し、植物の生育の段階に応じた各種の情報の記録などの操作が可能である(例えば以下)。
(1) 生育開始時(例えば種蒔き時)に情報を記録する。生育者U1は、対象の植物のタネ10とICタグ1のIDとを関係付ける。生育環境で図示のようにタネ10を蒔く(土20に植える)際に、ICタグ1にタネ10を付着させた状態で植える。そしてDB51に対し、ICタグ1のIDに関係付けて、植物の名称や品種、生育者情報、生育地情報、種蒔き日時などを記録(登録)する。
(2) また、生育者U1は、生育の段階(作業や状態など)に応じて随時、ICタグ1のID確認と共に、DB51に情報を記録する。例えば、施肥や薬剤散布などの作業に伴い、その施肥情報や薬剤情報をDB51に記録する。また生育環境の気候情報などを記録する。さらに必要に応じて放射線の線種や線量なども含む情報を記録する。
(3) また、生育者U1は、生育方法(ないし生育環境)の情報を、随時または最初(1)の時に、DB51に記録する。生育方法(生育環境)として、上記の施肥や薬剤などの要素を含むが、特に、生育者U1の独自の工夫による要素や作業やメモなどがあれば記録する。例えば高付加価値の植物を生育することができる好適な条件を構成する施肥や薬剤などの条件を記録してもよい。
(4) 生育終了時(例えば収穫時)に情報を記録する。生育者U1は、例えば収穫した作物のICタグ1のID確認と共に、収穫日時などの情報をDB51に記録する。また、生育者U1は、DB51の記録情報を出力する操作ができる。例えば、収穫した植物(作物)45の出荷など、流通工程への連携のために、DB51の記録情報を出力する操作ができる。例えば、当該操作(指示)により、流通工程のシステム(図3)等への連携のため、管理サーバ101は、DB51から、生育時のICタグ1のIDや生育履歴などの情報を読み出し(抽出し)、所定の形式で印刷やデータ送信などができる。流通工程のシステム等では、当該データ情報を用いてIDや履歴の引継ぎや関係付け等ができる。
管理サーバ101は、Webサーバ部61とDB51とを備える。DB51は管理サーバ101の外部に接続されてもよい。管理サーバ101(61)は、サーバ装置におけるプロセッサ及びメモリ等による一般的なソフトウェアプログラム処理などで実現できる。
管理サーバ101のWebサーバ部61は、ユーザ(U1)の端末201に対して、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)となる画面(Webページ)を提供する処理を含む所定のサービス処理(植物個体の生育履歴管理機能)を提供する。
[システム構成(3)]
図3に、本システム100の構成例として、更に、生育工程と流通工程との連携に関する構成例を示している。特に流通工程のトレーサビリティ管理システム70と連携する場合の形態である。まず生育工程(S1)で示す部分は前述同様である。流通工程(S2)で示す部分においては、詳しくは、一般的な工程として、入出荷の工程、加工・配送の工程、広告・販売の工程などを有する。これらの工程を経て、消費者U2の元へ植物45(商品)が届く。
入出荷の工程で、生育工程(S1)から出荷された植物(作物)45を入荷する。そして、その植物45の生育時のID(前述のICタグ1及びDB51で管理していたID)に対し、流通工程(トレーサビリティ管理システム70)で用いるIDを関係付けて登録する。なお生育時のIDをそのまま引き継いで使用するようにしてもよいし、流通用の新規のIDを発行して2種類のIDを関係付けて管理してもよい。そして、その植物45を他の工程へ出荷する際、例えば、その植物45に紐などで札71が取り付けられるが、その札71にその植物45のIDを含む情報が記載される。また札71に限らず、シールや箱などに同様に記載可能である。
上記流通工程で植物45に付与されるID等の情報は、トレーサビリティ管理システム70のDB75(トレーサビリティ管理DB)に格納・管理される。トレーサビリティ管理システム70は、ネット90を介して、管理サーバ101のDB51にアクセスして生育時のIDや履歴情報を参照/取得してもよい。
配送工程や販売工程などにおいても、上記の植物45(札71等)に付与されているIDをもとにトレーサビリティ管理システム70のDB75を参照することで、個体のトレースが可能である。上記のように、本システムで、生育工程(S1)だけでなく流通工程(S2)を含めた植物の個体管理・トレースが可能である。
[システム構成(4)]
図4に、本システム100の構成例として、更に、第三者システム80(診断工程)との連携について示している。第三者システム80(診断工程)では、前述の生育工程で生育者U1によりDB51に記録された情報に関する診断などを行い、その結果情報を各者に対して提供可能とする。第三者システム80(診断者U3)は、生育者U1に対しての第三者であり、第三者の視点から診断・評価、分析、審査や認証などを行う。なお第三者システム80として既存のシステムや機関がある場合はそれとの連携を行う形態としてもよい。
第三者システム80は、例えばサーバ装置やDBなどで構成され、ソフトウェアプログラム処理などで実現される診断部81と分析部82を備える。
診断部81は、生育工程(生育者U1)の生育方法(生育環境)に関する診断・評価処理を行う。例えば、生育方法(生育環境)を構成する要素(例えば施肥,薬剤の他、必要に応じて放射線の線種や線量なども含む情報)に関して安全性などを評価する。この診断・評価は、例えば既存の学術情報や登録情報などを参照して行うことができる。また、診断部81のソフトウェアプログラム処理だけでなく、人の作業(判断)を要する場合は、診断者U3により作業を行う。
分析部82は、生育工程(生育者U1)により生育された植物40,45の成分などに関する分析・評価処理を行う。例えば、その植物45に含まれている成分(栄養素など)に関して、効能(医学的効果)などを評価する。この分析・評価は、例えば既存の学術情報や登録情報などを参照して行うことができる。また、分析部82のソフトウェアプログラム処理だけでなく、人の作業(判断)を要する場合は、診断者U3(分析者)により作業を行う。
診断者U3は、上記診断処理や分析処理に係わる人である。例えば第三者システム80では、生育者U1からの診断/分析の依頼を受け、診断者U3により診断/分析作業を行うことができる。その際、診断者U3は、生育者U1の生育環境(生育地)に出向いて診断(例えば培地の診断)を行ってもよい。出向く必要が無い場合は、生育者U1から提供される情報(即ちDB51に記録される情報)を対象として診断/分析処理が行われる。
診断部81は、生育工程のDB51の生育方法(放射線の線種や線量なども含む生育環境)などの情報を対象として安全性などに関する診断・評価処理を行い、その結果の情報を第三者システム80内に格納する。あるいは、その結果の情報を管理サーバ101(DB51)へ提供(格納)する。
分析部82は、生育工程で生育された植物(作物)45(またはその情報)を対象として成分などに関する分析処理を行い、その結果の情報を第三者システム80内に格納する。あるいは、管理サーバ101(DB51)へ提供(格納)する。診断結果や分析結果は、例えば所定の基準に基づき算出したスコアやランクなどとしてもよい。
消費工程で、消費者U2は、端末202から、植物45のIDをもとに、上記第三者システム80の診断結果情報や分析結果情報にアクセスして閲覧することができる。あるいは同様に、管理サーバ101のDB51に格納された診断結果情報や分析結果情報にアクセスして閲覧することができる。
[システム構成(5)]
図5に、本システム100の構成例として、更に、生育者U1側が管理する情報と、消費者U2側が閲覧する情報とに分け、それぞれのサービスを提供する構成例を示す。生育者U1側のシステムとして第1の管理サーバ101、第1のDB51を有し、消費者U2側のシステムとして第2の管理サーバ102、第2のDB51を有する。
生育工程の生育者U1側の構成は前述同様であり、端末201から第1の管理サーバ101の第1のDB51にアクセスし、詳細な生育履歴管理が可能である(U2側はアクセスしない)。一方、消費工程の消費者U2側は、端末202から第2の管理サーバ102の第2のDB52にアクセスし、植物45に関する生育者U2側のDB51の生育情報(生育履歴情報)に関するわかりやすい説明情報が閲覧可能である。第2の管理サーバ102(Webサーバ部62)は、DB51の情報をもとに、消費者U2に対するわかりやすい説明や広告などの説明情報を作成してDB52に格納し、その説明情報を消費者U2(端末202)に対して画面(Webページ)で提供する機能を有する。
第1のDB51はマスタとなり、第2のDB52の内容を作成するために参照される。本構成例では、第2の管理サーバ102は、情報変換部501(説明情報作成部)を備え、情報変換部501は、第1の管理サーバ101の第1のDB51のデータ情報を参照して第2のDB52の内容を作成する処理を行う。情報変換部501は、第1のDB51のデータ情報(生育履歴情報)を参照・取得などし、データ情報(生育履歴情報の各項目の情報)の抽出(コピー)や変換やリンク(関係付け)などの処理を行うことで、第2のDB52の内容(説明情報の各項目の情報)を作成する。
生育者U1(またはサポータ等)は、情報変換部501を用いて、端末201の画面で、DB51の生育履歴情報を用いながら、説明情報を作成・編集することができる。例えば生育方法に関する説明文などを入力したり、説明情報として消費者U2に対し提示(表示)する項目や提示しない項目を選択指定することができる。
Webサーバ部62は、第2のDB52のデータ情報(説明情報)を用いた画面(Webページ)を作成して消費者U2の端末202などに対して提供する。この画面(Webページ)で消費者U2へ提供する情報においては、第1のDB51の内容(詳細な生育履歴管理情報)と同じ基本的な情報(ID,植物名,品種,生育方法名称/IDなど)だけでなく、生育方法・生育環境などを含む当該植物45に関する内容を消費者U2に対してわかりやすく説明するための説明情報を含む。またこの説明情報において前述(図4)の第三者システム80での診断情報や分析情報を含めることができる。
また図5の構成例では、第2の管理サーバ102にEC処理部502を備える。EC処理部502では、EC(電子商取引)のサービス処理として、当該管理サーバ102によるサイト(Webページ)における消費者U2等に対する植物(作物)45の販売(通信販売)などを可能とする。このECサービス処理(販売情報)と連携して、第2のDB52による説明情報を提供する。
なお情報変換部501等は、第2の管理サーバ102内に限らず、ネット90上の他の位置に設けられてもよい。例えば第1の管理サーバ101側に501が設けられてもよい。あるいは、例えば事業者による独立したサーバに501を設けて管理する構成とし、事業者が第1のDB51の情報から第2のDB52の説明情報を作成するサービス(サポート)を提供してもよい。
流通工程(販売・広告等の工程)を経由して、消費工程では、消費者U2が例えば小売店などで購入した作物45の札71などに記載されているID情報などを端末202で入力する。例えば札71のID情報を目視確認して端末102へ手入力してもよいし、IDに対応したバーコードをリーダで読み取って入力してもよい。また、店舗に設置されている端末で同様に入力してもよい。これにより、端末202等からネット90を通じて管理サーバ102(DB52)へのアクセスが発生し、画面(Webページ)に当該植物45に関する説明情報が表示され閲覧できる。
上記のように本構成例では、消費者U2が生育情報を閲覧する場合に、生育者U1側が参照している詳細情報(例えば薬剤情報)を閲覧してもわかりにくいため、わかりやすい説明情報を用意して提供することができる。
[テーブル(1)]
図6は、生育者U1が参照・編集することができるDB51の詳細管理のテーブル601(植物個体の生育履歴・生育方法の管理テーブル)の構成例を示す。本テーブル601は、aのような基本情報と、bのような生育方法・生育環境の情報と、cのような生育履歴情報とを含む。またどれだけ放射線があったか等を示す放射線情報については、必要に応じて環境情報に入れたりあるいは生育履歴情報に入れてよい(図6では生育履歴情報に入れている)。
本テーブル601の管理項目として例えば以下を有する:
○植物個体ID(タグID)
○植物名(作物名,商品販売ブランド名など)
○品種
○生育地
○生育者
○生育開始日時(種蒔き日など)
○生育終了日時(収穫日など)
○生育方法名称/ID
○生育方法内容(ないし生育環境内容)
○生育履歴。
bの「生育方法内容」は、項目として例えば、培地、肥料、薬剤、作業、等を設定して値を記録可能である。例えば、培地項目では、生育環境における土20の成分、温度、湿度、光(照明)、空気(COなど)、等の各種条件値を記録可能である。また肥料項目では、施肥の成分(種類)や量、時期などを記録可能である。また薬剤項目では、散布などされる薬剤の成分(種類)や量、時期などを記録可能である。また作業項目では、例えば接ぎ木などの必要な作業の情報を記録可能である。また、説明文の項目では、生育方法(生育環境)に関して自由にテキスト等を入力可能である。例えば生育者U1による独自の工夫などを入力可能である。また例えば植物工場などの施設での栽培の場合、その施設やその栽培条件の情報を同様に項目で管理してもよい。
cの「生育履歴」は、種類として例えば、気候履歴情報、施肥履歴情報、薬剤履歴情報、病虫害対策履歴情報、作業履歴情報、品種改良交配記録情報(例えば接ぎ木管理情報)、等を設定して、時系列の履歴で値を記録可能である。
前述の生育環境に設置されたセンサ35からは例えば気候情報や温度・湿度情報などを取得し、上記生育履歴として記録する。なおセンサ35は必要に応じて放射線の線種や線量などの放射線情報が取得できるものとする。
なおテーブル601の各項目について、外部(消費者U2等)に対し閲覧を許可するかどうかについても設定可能である。
[テーブル(2)]
図7は、消費者U2が閲覧することができるDB52の説明情報のテーブル602(植物個体の生育履歴・生育方法の説明情報の管理テーブル)の構成例を示す。本テーブル602は、aのような基本情報と、bのような生育方法・生育環境の情報と、cのような植物成分情報と、dのようなその他の情報とを含む。本テーブル602の内容は、テーブル601の内容とリンクしている。テーブル602のaの植物個体IDなどの内容は、テーブル601のaの内容と同じである。テーブル602のbの「生育方法内容(説明)」の情報は、テーブル601のbの「生育方法内容」の情報をもとに情報変換部501の処理で作成された情報であり、生育者U1により入力された説明情報や、第三者システム80による診断情報や分析情報が追加されている。説明文はテーブル602のみに格納してもよい。各情報は、直接格納またはリンクURLなどで記述される。また前述の生育者U1による消費者U2に対して提示する項目と提示しない項目との選択に応じて、例えば培地項目値は有り、肥料項目値は無し、といったようになる。
cの植物(作物)成分情報は、当該植物45に含まれている成分の情報を管理する。各項目で、成分の名称や、その効能、その分析情報(前述の分析部82による)などが記述される。また、必要に応じて、含有する放射線の線種や線量などが記述され、安全基準値参照のためのURLへリンクできる。
[画面例(1)]
図8は、管理サーバ101から生育者U1に対して提供する詳細管理の画面例(G1)を示す。Webサーバ部61は、図6のテーブル601の各項目情報をもとに、G1のような画面(Webページ)を生成し、生育者U1の端末201に提供する。テーブル601の各項目の情報を画面G1内にフォーム等で表示し、各項目に情報の入力や選択などを可能とし、ボタン等で登録(設定)可能とする。生育履歴の欄では、生育年数を表示したり、気候履歴、施肥履歴、薬剤履歴といった各ボタンから選択して対応する履歴情報の詳細を表示して確認することができる。
[画面例(2)]
図9は、管理サーバ102から消費者U2に対して提供する説明情報の画面例(G2)を示す。Webサーバ部62は、図7のテーブル602の各項目情報をもとに、G2のような画面(Webページ)を生成し、消費者U2の端末202に提供する。本画面G2では、aのように対象の植物(作物)などの写真画像やEC商品販売情報などを表示し、bのように植物名称などの基本情報と、cのように生育方法内容などの説明情報と、dのようにその植物に含まれている成分の説明情報などを表示する。このような説明情報の閲覧により、消費者U2はその植物・生育方法などをわかりやすく理解できる。
例えばcの欄では、生育者U2が独自に工夫した生育方法・生育環境などの説明文や、その構成要素である培地、肥料、薬剤などの情報が表示される。また、各要素に関する診断情報が直接表示またはリンクが表示される。例えば消費者U2は診断情報リンクのクリックにより、診断情報の詳細を表示して閲覧することができる。例えば薬剤や必要に応じた放射線の診断情報の表示では、薬剤や必要に応じた放射線の安全性などを第三者システム80(診断部81)が診断・評価した結果が表示される。
またdの含有成分の欄では、当該植物に含まれている成分(例えば栄養素)やその効能の情報が表示され、また第三者システム80(分析部82)による分析情報が同様に表示される。例えば、ある成分a、効能a、及びその分析情報の表示では、当該植物にその成分aが含まれていることやその効能aが確かなものなのか分析した結果が表示される。
消費者U2は、生育方法の説明文などを読み、診断情報や分析情報を閲覧することで、その植物に関する生育履歴の理解と共に、安全性や効能などを確認することができる。生育者U1は、消費者U2に対し自分の植物のアピールを安全性や効能などの保証と共にすることができ、販売促進などを図ることができる。
[生育工程(ICタグを用いた生育履歴管理)]
次に、図10〜図12を用いて、生育工程でのICタグ1を用いた生育履歴管理の詳細構成例について説明する。本実施の形態は、従来のようにタネにICタグを括り付けるといった考え方ではなく、特徴的な構造のICタグにタネを付着させるという考え方であり、これによりタネ(植物)とICタグとの位置関係を安定的に保持し、生育工程でのタネ(植物)の個体管理を確かなものにする。
図10に、本実施の形態のタグ1(植物用ICタグ、タネ用ICタグ)の構成例を示している。本タグ1の形状は一例であり各種バリエーションが可能である。
タグ1は、本体部(被覆部)2と、アンテナ部3と、ICチップ4と、タネ付着部7とを有する。
本体部2は、防水性(耐水性)であり、例えばプラスチック等の材料で構成され、アンテナ部3及びICチップ4を全体的に内蔵するように被覆している。本体部2は、構成要素として、縦方向の軸部を主として、頭部7(穴部8を含む)と、突起部5(タネ付着部6を持つ)と、先端部(足部)9とを有する。軸部は、アンテナ部3及びICチップ4が縦方向で配置・内蔵されている。タグ1(本体部2)の外形として、土にタグ1を植えた際にタグ1の姿勢が保持されやすいように、本体部2(軸部)は概ね縦長の棒状(平板状)である。
アンテナ部3及びICチップ4は、公知技術のICタグ(RFIDタグ等)を用いて構成可能である。本構成例では、アンテナ部3は、本体部2の縦長の軸部に沿って縦長で配置されている。またICチップ4は、アンテナ部3の中心付近に配置されている。ICチップ4は、メモリに少なくともID情報(個体管理に用いる識別子情報)が格納される。外部のタグリーダライタ装置(30)により、アンテナ部3を介して電波の通信が行れることで、タグ1(ICチップ4)のID情報などが読み取り及び書き込み可能になっている。タグ1とタグリーダライタ装置(30)との通信は、例えばマイクロ波帯またはUHF帯の電波が使用され、タグ1とタグリーダライタ装置(30)とが離れた非接触状態で検出・識別(ID情報読み取り等)が可能である。
突起部5(腕部)は、本体部2の軸部に対して横方向へ広がるように出ている部分であり、1つのタグ1に対して1つ以上を備える。各突起部5には、タネ付着部6が接続される。本構成例では、図示のように、軸部に対して横方向に伸びる2つ組みの突起部5(及びタネ付着部6)を縦方向で3段で計6つを備える形状である。即ち全体的には矩形の櫛歯形状である。
突起部5(及びタネ付着部6)は、後述(図12)する根からみ用の機能を果たす。また突起部5(タネ付着部6)は、本構成例のように縦方向で2段以上存在する場合は、それらのどこにタネ10を付着させるかによって、地面下(図11)のタネ10の位置(Y1)を選択・調整することができる。
タネ付着部6は、タネ10を付着保持させる部分であり、例えば両面テープなど、粘着剤を使用した手段などで構成可能である。タグ1の使用の際には、図示のように所望位置の突起部5のタネ付着部6にタネ10が付着された状態となる。タネ付着部6の粘着剤の粘着力は、タネ10を付着・保持させるのに十分・最低限な力があればよい。また、タネ付着部6は、タネ10をその位置に保持できる手段であれば、粘着剤などに限らず他の手段で構成してもよい。
頭部7は、成育者(作業者)が土20へタグ1を植える(埋める、挿す)作業の時や土20からタグ1を抜く作業の時に手に持つ部分として使える。また植えた際に地面20の上に出て引っ掛かり留まる部分となる。また植えた後に地面20におけるタグ1の所在を示す目印となる。またタネ10付きのタグ1を地面20に植える際にどの程度までタグ1を挿せばよいかの目安となる。
また、頭部7は、その穴部8に紐やゴムなどで任意の物(例えば管理用の札)を括り付けることに使える。また、頭部7は、その穴部8に紐などで生育対象(個体管理対象)の植物(タネ10から生育した植物)との括り付け(固定)をする場合に使える。また、頭部7は、接ぎ木などの際に使える。
先端部9は、タネ10を付着したタグ1を土20に植え込む際に挿し易いように、例えば尖った形状である。
タグ1の寸法は、例えばアンテナ部3の長さがUHF波帯用では10cm程度、マイクロ波帯用では5cm程度を要し、これに頭部7や先端部9の所定の長さを加えた長さとすると好適である。更に詳細な寸法や形状などについては、適用対象のタネ10(植物)の品種などに応じて、突起部5の数や間隔、大きさ・長さ等を設計したタグ1のバリエーションを用意して使い分けると好適である。
図10の構成では、タグ1は全体的には所定厚さの平板状であり、本体部2の軸部に対する複数の突起部5は同一角度(同一平面)で設けられている。
図11に、対象植物の生育環境において、成育者(作業者)により、タネ10を付着させたタグ1を土20に植える作業・状態の例を示している。図11(a)は、タネ10を付着させたタグ1を土20に植える前、図11(b)は、タネ10を付着させたタグ1を土20に植えた後の状態である。
図11(a)で、生育環境は、土(20)、空気(COなど)、水、光、肥料、農薬などの諸要素(諸条件)を含む。また生育環境は、露地、ハウス、施設などがある。20は、地面、培地(用土)、施肥、苗床、ポットなどに相当する。なお図11(a)では、タグ1の複数の突起部5及びタネ付着部6のうち1つを使用して1つのタネ1を生育する例を示している。
図11(b)で、土20に植えられた後、タグ1の突起部5のタネ付着部6に付着されているタネ10は、地面20より少し下の位置(Y1)にある。またこの状態で、地面20の上空から、作業者がタグリーダライタ装置30を使用(操作)することにより、タグ1との非接触・非破壊的な通信の発生によって、ICチップ4に記憶されるID情報などを読み取り/書き込みが可能である。これによりタネ10(対象植物及びその生育方法)の個体管理ができる。
タグ1(本体部2)が防水性であり、またタグ1が地表面(20)の近く(植物の生え際)に配置されるため、上記タグリーダライタ装置30でタグ1の情報を読み取る際には、通信の電波が土20に含まれる水分などに吸収されにくく、安定的な通信が可能である。即ち個体管理がより確かになる。
上記のように、対象植物に応じて地面20の少し下の所定の位置(Y1)にタネ10及び突起部5などが配置される。本タグ1は、このような配置に対応した好適な形状を有する。タネ付着部6にタネ10が付着された状態で本タグ1が植えられた際に、地面20から所定長さ下の位置(Y1)になるように、タグ1の縦方向における突起部5及びタネ付着部6の位置などが設計されている。
図12には、図11(b)の状態から続いて、対象植物40がある程度生育した状態を示している。タネ付着部6のタネ10が発芽し、生育に伴い上方に芽・茎11などが伸び、葉13が生え、下方に根12が伸びた状態を示している。ここで、元のタネ10の位置(Y1)から、上方に茎11などが伸び、下方に根12が伸びており、当該位置(Y1)は成長の中間点である。生育に伴い、茎11や根12などが伸びる際の力がタグ1に対しても働くが、図示のような配置及びタグ1構造であるため、タネ10の位置(Y1)に対応した突起部5(タネ付着部6)は、地表面近く、植物40の生え際であるその位置(Y1)に滞在し続ける。即ちタグ1は植物40の生育に伴い移動されにくく安定的に最初の位置(植物40との位置関係)を保持する。このように配置が保持されるので、タグ1のID情報の読み取りが植物の生育に依存しにくく安定的な通信が可能であり、個体管理がより確かになる。
また、図示のように、タネ10から成育して下方向に伸びる根12は、タグ1の軸部及び突起部5に対して絡むように伸びる(「根からみ」)。このように、根からみ等が生じやすいように、本タグ1は突起部5などの形状が設計されている。即ち特に、複数(多段)の突起部5による櫛歯形状である。成育中、このように根からみ等が生じることで、植物40とタグ1とが離れにくくなるので、植物40とタグ1との位置関係が維持される(結び付きがより一層強くなる)。そのためタグ1のID情報の読み取りによる個体管理がより確かになる。
本タグ1を用いた生育作業(植物生育方法)の例は以下である。下記の工程(手順)により、対象植物の生育時の個体管理を行う。
(1) 成育者U1(作業者)により、タグ1のタネ付着部6に対象のタネ10を付着させる。
(2) 成育者U1により、タネ10付きのタグ1を培地20に植える。頭部2の位置などを目安に、地面20に対し所定の深さまでタグ1を挿す。これによりタネ10が所定の位置(Y1)に配置される。
(3) 成育者U1により、適宜、タグリーダライタ装置30を用いて、タグ1(ICチップ4)に記憶されているID情報などのデータ情報を読み書きすることにより、個体識別・確認ができる。
(4) 更に、成育者U1により、上記タグリーダライタ装置30の読み取り情報を用いて、端末201(タグリーダライタ装置30と連携する)から管理サーバ101にアクセスし、前述の画面において各種の生育情報を入力・参照可能である。
生育工程のみでの個体管理を行う場合、例えば植物(40または45)の収穫・出荷時には、植物からタグ1を取り外す作業がされ、取り外されたタグ1は再利用可能である。生育工程だけでなく収穫後も継続して個体管理を行う場合は、例えば植物にタグ1が括り付けられたまま植物を収穫・出荷してもよいし、生育工程でのタグ1及びDB51によるID情報などを、前述の流通工程のトレーサビリティ管理システム70等へ引き継ぐように連携・提供してもよい。
更に、ID情報を苗木販売時点の価格(値札)と関連付けることも可能であり、苗の段階では判断の付かない品種(例えばシシトウとトウガラシの区別など)の精度の高い識別が可能となる。
[効果等]
以上説明したように、本実施の形態のシステムによれば、特徴的なICタグ1を用いて、対象の植物のタネ10の状態から発芽・育苗などを経て収穫などに至るまでの生育工程を少なくとも対象として、非接触・非破壊的な個体管理が可能となる。そして、その個体管理に基づく、品種情報、施肥情報、気象情報、病虫害、薬剤散布情報などを含む生育方法・生育環境などの情報管理による、詳細・精密な生育履歴管理・トレーサビリティ管理(精密農業など)が可能となる。従来の流通工程でのICタグを用いた農産物のトレーサビリティ管理のシステムでは実現できていなかった、タネの状態からの精密な個体管理が実現でき、更に生育工程だけでなく流通工程や消費工程などを含めた生涯管理が可能であり、消費者U2なども生育工程の生育情報(生育履歴情報)やその説明情報を閲覧することができる。
生育者U1(生産者)は、例えば自身が独自に工夫した生育方法・生育環境による、オーダーメイドの果実・野菜などの高価値の植物(作物)45を生育し、その際の正確・詳細な生育履歴管理を特徴的なタグ1等を用いることで作業の手間を少なく実現できる。そして消費者U2に対し植物(作物)45の生育方法や価値などをわかりやすく説明してアピールすることができる。本システムは、生育者U1(生産者)が消費者U2のニーズ等を考慮して高価値の農産物を栽培して販売することを支援できる。他に、植物40,45の例としては、薬用植物(例えば朝鮮人参など)、機能性野菜などが挙げられる。美味しさだけでなく、前述のように、必要に応じて放射線まで考慮した安全性や成分・効能(例えばファイトケミカルによる生体調節機能)などをアピールすることができる。安全性や効能などについては例えば第三者システム80が診断・分析することで信頼性を保証・向上することができる。また本システムでは、植物個体の生育履歴として生育開始日から終了日までといったように生育年数などを管理でき、例えば特定の生育年数で高価値を持つ植物に関して、本システムでその生育年数を保証することができる。
本発明は、各種の植物・農産物の生育(栽培)の段階を含む個体管理・トレース管理のシステム、植物工場などの施設での生育管理システムなどに利用可能である。

Claims (8)

  1. ICタグを用いた植物生育履歴管理システムであって、
    植物をタネの状態から生育する生育工程における生育者の端末と、
    前記植物のタネを付着させて土に植えることができる構造のICタグと、
    前記ICタグに記憶されるID情報の読み書きが可能なタグリーダライタ装置と、
    前記生育者の端末からネットワークを通じてアクセスされる第1の管理サーバ装置と、
    前記第1の管理サーバ装置が管理し前記植物の生育履歴情報を格納する第1のDBとを有し、
    前記生育工程において、前記生育者により前記ICタグに前記植物のタネを付着させて土に植えられ、前記タグリーダライタ装置により前記ICタグのID情報が読み取られ、前記生育者の端末から前記第1の管理サーバ装置へアクセスし、前記植物のタネと前記ICタグのID情報とを関係付けた情報を前記第1のDBに格納することにより、当該植物のタネの状態からの個体管理を含む生育履歴管理を行い、
    前記第1の管理サーバ装置は、前記生育者の端末からのアクセスに対し、前記植物の生育履歴管理のための第1の画面を提供し、前記生育者の操作に基づき、前記第1の画面で、前記ID情報と、前記植物の名称、品種と、生育地と、生育者と、生育開始日、生育終了日と、培地・肥料・薬剤を含む生育方法ないし生育環境の情報と、を参照及び編集可能とすること、を特徴とする、ICタグを用いた植物生育履歴管理システム。
  2. 請求項1記載のICタグを用いた植物生育履歴管理システムにおいて、
    前記生育工程で生育された植物を消費者に対して流通させる流通工程のシステムにおいて、前記生育工程のICタグの第1のIDを引き継ぎ、当該第1のIDまたは当該第1のIDに関係付けられた第2のIDを流通工程のIDとして管理し、
    前記消費者が前記植物を購入する消費工程において、当該植物に関係付けられたID情報が端末に入力されると、当該ID情報をもとに当該端末からネットワークを通じて前記第1の管理サーバ装置の第1のDBの生育履歴情報へアクセスし、前記消費者に対し当該植物に関する生育履歴情報を表示する画面を提供すること、を特徴とする、ICタグを用いた植物生育履歴管理システム。
  3. 請求項1記載のICタグを用いた植物生育履歴管理システムにおいて、
    前記生育者の端末からネットワークを通じてアクセスされる第2の管理サーバ装置と、
    前記第2の管理サーバ装置が管理し前記植物の生育履歴情報に関する説明情報を格納する第2のDBとを有し、
    前記第2の管理サーバ装置は、前記生育者の操作に基づき、前記第1のDBの植物の生育履歴情報の内容を変換処理して前記説明情報を作成し前記第2のDBに格納する情報変換部を有し、
    前記第2の管理サーバ装置は、前記植物を購入する消費者の端末からのアクセスに対し、前記植物の生育履歴情報に関する説明情報のための第2の画面を提供し、
    前記第2の画面で、前記ID情報と、前記植物の名称、品種と、生育地と、生育者と、生育開始日、生育終了日と、培地・肥料・薬剤を含む生育方法ないし生育環境の説明情報と、当該植物の含有成分の情報と、を閲覧可能とすること、を特徴とする、ICタグを用いた植物生育履歴管理システム。
  4. 請求項1記載のICタグを用いた植物生育履歴管理システムにおいて、
    前記ネットワークに接続される第三者システムを有し、
    前記第三者システムは、
    前記第1の管理サーバ装置の第1のDBの前記植物の生育履歴情報を参照して、前記生育方法ないし生育環境に関する診断・評価処理を行い、その診断結果情報を、前記第1のDBに格納し、前記生育者及び消費者に対して提供可能とする、診断部を有すること、を特徴とする、ICタグを用いた植物生育履歴管理システム。
  5. 請求項1記載のICタグを用いた植物生育履歴管理システムにおいて、
    前記ネットワークに接続される第三者システムを有し、
    前記第三者システムは、
    前記生育工程で生育された植物の成分に関する分析処理を行い、その分析結果情報を、前記第1のDBに格納し、前記生育者及び消費者に対して提供可能とする、分析部を有すること、を特徴とする、ICタグを用いた植物生育履歴管理システム。
  6. 請求項1記載のICタグを用いた植物生育履歴管理システムにおいて、
    前記ICタグは、アンテナ部と、ICチップと、それらを被覆する防水性の本体部と、を有し、前記本体部は、縦方向に伸びる軸部と、前記軸部から横方向に伸びる1つ以上の突起部とを有し、前記突起部は、植物のタネを付着・保持させるタネ付着部を有すること、を特徴とする、ICタグを用いた植物生育履歴管理システム。
  7. 請求項1記載のICタグを用いた植物生育履歴管理システムにおいて、
    前記ICタグは、
    前記軸部の縦方向に対する前記突起部及びそのタネ付着部の位置は、前記タネ付着部にタネが付着された状態で本植物用ICタグが地中に植えられた際に地面から所定長さ下の位置になるように設計されており、上記構成により、前記タネ付着部のタネが生育して上方に伸びる部分と下方に伸びる部分とがあるときに、それら生育の中間点に対して、前記突起部及びそのタネ付着部が位置するため、生育する植物に対して本植物用ICタグの位置が保持されること、を特徴とする、ICタグを用いた植物生育履歴管理システム。
  8. 請求項1記載のICタグを用いた植物生育履歴管理システムにおいて、
    前記ICタグは、
    前記突起部を複数有し、前記軸部の縦方向に対する2つ以上の段の位置に前記突起部及びそのタネ付着部がそれぞれ設けられ、前記タネ付着部にタネが付着された状態で本植物用ICタグが地中に植えられた際に、タネが生育して下方に伸びる根の部分があるとき、前記複数の突起部及び軸部に対して根が絡むように設計された形状であること、を特徴とする、ICタグを用いた植物生育履歴管理システム。
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