JP6292698B1 - 縦型水耕栽培植物工場統合管理システム - Google Patents

縦型水耕栽培植物工場統合管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP6292698B1
JP6292698B1 JP2017099392A JP2017099392A JP6292698B1 JP 6292698 B1 JP6292698 B1 JP 6292698B1 JP 2017099392 A JP2017099392 A JP 2017099392A JP 2017099392 A JP2017099392 A JP 2017099392A JP 6292698 B1 JP6292698 B1 JP 6292698B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nutrient solution
cultivation
plant
plant factory
house
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2017099392A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018195148A (ja
Inventor
勝義 長瀬
勝義 長瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2017099392A priority Critical patent/JP6292698B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6292698B1 publication Critical patent/JP6292698B1/ja
Publication of JP2018195148A publication Critical patent/JP2018195148A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Hydroponics (AREA)

Abstract

【課題】植物栽培の関係者間で、植物工場施設の情報を共有し、それぞれが一元管理可能な縦型水耕栽培植物工場統合管理システムを提供する。【解決手段】植物購入者66はモニター付き端末装置68dからインターネットNを介して栽培関連データサーバー74にアクセスすることができる。栽培管理者64は、栽培関連データサーバー74で受信された養液情報とハウス内環境情報に基づき、インターネットNを介して植物工場施設61における養液とハウス内環境の数値を遠隔で制御可能に構成される。設備管理者65には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス外環境情報とを受信する設備関連データサーバー75を備える。投資家62は、モニター付き端末装置68aからインターネットNを介して設備関連データサーバー75にアクセスすることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、縦型水耕栽培植物工場統合管理システムに関する。
従来、植物栽培システムとしては、システム全体の運営を司る農園管理会社と、農地を所有する地主と、農地を所定の耕作単位に分割された菜園区画を利用する複数の農園会員と、各菜園区画の植物栽培を代行する農園作業者とから成り、
農園管理会社と農園会員とがインターネットを介して接続されていて、菜園区画の利用に関して農園管理会社と農園会員との間で行う情報の授受をインターネットを介して行うようにした農園会員システムが提案されている。
この農園会員システムでは、各菜園区画を管理する農園管理装置を有し、この農園管理装置にはインターネットを介して農園管理会社と農園会員に接続された遠隔で制御カメラと散水機とをそれぞれ備えている(引用文献1)。
特開平2002−279017号
従来のシステムは、上述のように、農園管理会社と、複数の農園会員との間で、インターネットを介して情報の授受を行うほか、各農園会員が遠隔で制御カメラと散水機を遠隔で制御できるようにしたものであるが、地域の異なる複数の植物工場施設をそれぞれ所有する複数の投資家と、各植物工場施設の栽培従事者と、複数の植物工場施設を管理する設備管理者と、複数の植物工場施設の栽培を管理する栽培管理者と、各植物工場施設で栽培された植物を購入する植物購入者とが、同一のデータサーバーに集められた植物工場施設の情報を知りたい部分を切り出し、それぞれが一元管理可能なシステムは従来存在しない。
本発明の解決しようとする課題は、地域の異なる複数の植物工場施設をそれぞれ所有する複数の投資家と、各植物工場施設の栽培従事者と、複数の植物工場施設を管理する設備管理者と、複数の植物工場施設の栽培を管理する栽培管理者と、各植物工場施設で栽培された植物を購入する植物購入者とが、同一のデータサーバーに集められた植物工場施設の情報を知りたい部分を切り出し、それぞれが一元管理可能な縦型水耕栽培植物工場統合管理システムを提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、
植物工場施設61と、植物工場施設を所有する複数の投資家62と、複数の植物工場施設61の栽培にそれぞれ従事する栽培従事者63と、複数の植物工場施設の栽培を一元管理する栽培管理者64と、複数の植物工場施設の設備を一元管理する設備管理者65と、複数の植物工場施設で栽培された植物を購入する複数の植物購入者66との間で行う情報の授受をインターネットNを介して行う縦型水耕栽培植物工場統合管理システムであり、
前記植物工場施設61は、太陽光を受光するハウス67の天井に吊るし又は床面に立設した複数の縦型水耕栽培筒1と、縦型水耕栽培筒1内に抜き差し可能に収容した培地2と、養液収容タンク3から培地2に養液7を供給する養液供給手段4と、縦型水耕栽培筒1の下部から滴下した養液7を収集し、養液収容タンク3に回収する養液回収手段5と、を備え、
前記縦型水耕栽培筒1は、その一側面に前記培地2に植物の苗6を植え込むための垂直方向のスリット11を備え、
前記培地2は、保水性シート21とその両面を挟み込んだ通気性素材22、23とで構成され、
前記通気性素材22、23の上端より突出した保水性シート上端部を少なくとも一方の通気性素材23の上面に折り曲げ載置し、
前記養液供給手段から養液7を折り曲げ載置された保水性シート21aに滴下させるように構成し、
前記投資家62と、栽培管理者64と、設備管理者65と、植物購入者66には、それぞれインターネットNに接続されたモニター付き端末装置68a、68b、68c、68dを備え、
前記植物工場施設61には、養液情報を測定する養液センサー69と、ハウス内の環境情報を測定するハウス内環境センサー70と、ハウス内映像を撮影するネットワークカメラ71と、植物栽培状況の日報データを入力するタッチパネル式入力端子72と、ハウス外の環境情報を測定するハウス外環境センサー73とを備え、
前記栽培従事者63は、タッチパネル式入力端子72に植物栽培状況の日報データを入力し、
前記栽培管理者64には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス内映像と、ハウス外環境情報と、日報データとを受信する栽培関連データサーバー74を備え、前記植物購入者66はモニター付き端末装置68cからインターネットNを介して栽培関連データサーバー74にアクセスすることができ、
栽培管理者64は、栽培関連データサーバー74で受信された養液情報とハウス内環境情報に基づき、インターネットNを介して植物工場施設61における養液とハウス内環境の数値を遠隔で制御可能に構成され、
前記設備管理者65には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス外環境情報とを受信する設備関連データサーバー75を備え、前記投資家62はモニター付き端末装置68aからインターネットNを介して設備関連データサーバー75にアクセスすることができるように構成されていることを特徴とする。
また、請求項2記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、
植物工場施設61と、植物工場施設を所有する複数の投資家62と、複数の植物工場施設61の栽培にそれぞれ従事する栽培従事者63と、複数の植物工場施設の栽培を一元管理する栽培管理者64と、複数の植物工場施設の設備を一元管理する設備管理者65と、複数の植物工場施設で栽培された植物を購入する複数の植物購入者66との間で行う情報の授受をインターネットNを介して行う縦型水耕栽培植物工場統合管理システムであり、
前記植物工場施設61は、太陽光を受光するハウス67の天井に吊るし又は床面に立設した複数の縦型水耕栽培筒1と、縦型水耕栽培筒1内に抜き差し可能に収容した培地2と、養液収容タンク3から培地2に養液7を供給する養液供給手段4と、縦型水耕栽培筒1の下部から滴下した養液7を収集し、養液収容タンク3に回収する養液回収手段5と、を備え、
前記縦型水耕栽培筒1は、その一側面に前記培地2に植物の苗6を植え込むための垂直方向のスリット11を備え、
前記培地2は、保水性シート21とその両面を挟み込んだ通気性素材22、23とで構成され、
前記通気性素材22、23の上端より突出した保水性シート上端部を一方の通気性素材23の上面に折り曲げ載置し、
前記保水性シートが折り曲げ載置された通気性素材23とは反対側の通気性素材22の上面に別体の保水性シート24を載置し、その下端部を前記保水性シート21に接触させた構成とし、
前記養液供給手段4から養液7を折り曲げ載置された保水性シート21a又は別体の保水性シート24に滴下させるように構成し、
前記投資家62と、栽培管理者64と、設備管理者65と、植物購入者66には、それぞれインターネットNに接続されたモニター付き端末装置68a、68b、68c、68dを備え、
前記植物工場施設61には、養液情報を測定する養液センサー69と、ハウス内の環境情報を測定するハウス内環境センサー70と、ハウス内映像を撮影するネットワークカメラ71と、植物栽培状況の日報データを入力するタッチパネル式入力端子72と、ハウス外の環境情報を測定するハウス外環境センサー73とを備え、
前記栽培従事者63は、記憶装置を備えたタッチパネル式入力端子72に植物栽培状況の日報データを入力し、
前記栽培管理者64には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス内映像と、ハウス外環境情報と、日報データとを受信する栽培関連データサーバー74を備え、前記植物購入者66はモニター付き端末装置68cからインターネットNを介して栽培関連データサーバー74にアクセスすることができ、
栽培管理者64は、栽培関連データサーバー74で受信された養液情報とハウス内環境情報に基づき、インターネットNを介して植物工場施設61における養液とハウス内環境の数値を遠隔で制御可能に構成され、
前記設備管理者65には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス外環境情報とを受信する設備関連データサーバー75を備え、前記投資家62はモニター付き端末装置68aからインターネットNを介して設備関連データサーバー75にアクセスすることができるように構成されていることを特徴とする。
また、請求項3記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、
植物工場施設61と、植物工場施設を所有する複数の投資家62と、複数の植物工場施設61の栽培にそれぞれ従事する栽培従事者63と、複数の植物工場施設の栽培を一元管理する栽培管理者64と、複数の植物工場施設の設備を一元管理する設備管理者65と、複数の植物工場施設で栽培された植物を購入する複数の植物購入者66との間で行う情報の授受をインターネットNを介して行う縦型水耕栽培植物工場統合管理システムであり、
前記植物工場施設61は、太陽光を受光するハウス67の天井に吊るし又は床面に立設した複数の縦型水耕栽培筒1と、縦型水耕栽培筒1内に抜き差し可能に収容した培地2と、養液収容タンク3から培地2に養液7を供給する養液供給手段4と、縦型水耕栽培筒1の下部から滴下した養液7を収集し、養液収容タンク3に回収する養液回収手段5と、を備え、
前記縦型水耕栽培筒1は、その一側面に前記培地2に植物の苗6を植え込むための垂直方向のスリット11を備え、
前記培地2は、保水性シート21とその両面を挟み込んだ通気性素材22、23とで構成され、
前記通気性素材22、23の上端より突出した保水性シート上端部を一方の通気性素材23の上面に折り曲げ載置し、さらにその先端をもう一方の通気性素材22の上面側に折り返し載置し、
前記養液供給手段4から養液7を折り返し載置された保水性シート21bに滴下させるように構成し、
前記投資家62と、栽培管理者64と、設備管理者65と、植物購入者66には、それぞれインターネットNに接続されたモニター付き端末装置68a、68b、68c、68dを備え、
前記植物工場施設61には、養液情報を測定する養液センサー69と、ハウス内の環境情報を測定するハウス内環境センサー70と、ハウス内映像を撮影するネットワークカメラ71と、植物栽培状況の日報データを入力するタッチパネル式入力端子72と、ハウス外の環境情報を測定するハウス外環境センサー73とを備え、
前記栽培従事者63は、記憶装置を備えたタッチパネル式入力端子72に植物栽培状況の日報データを入力し、
前記栽培管理者64には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス内映像と、ハウス外環境情報と、日報データとを受信する栽培関連データサーバー74を備え、前記植物購入者66はモニター付き端末装置68cからインターネットNを介して栽培関連データサーバー74にアクセスすることができ、
栽培管理者64は、栽培関連データサーバー74で受信された養液情報とハウス内環境情報に基づき、インターネットNを介して植物工場施設61における養液とハウス内環境の数値を遠隔で制御可能に構成され、
前記設備管理者65には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス外環境情報とを受信する設備関連データサーバー75を備え、前記投資家62はモニター付き端末装置68aからインターネットNを介して設備関連データサーバー75にアクセスすることができるように構成されていることを特徴とする。
また、請求項4記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、請求項1〜3のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
前記植物工場施設61は、ハウス67の床面積がトラックで輸送可能な広さの長方形状で、現場で長方形状の幅方向に複数個連結可能であることを特徴とする。
また、請求項5記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、請求項1〜4のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
前記栽培従事者63が入力する植物栽培状況の日報データは、農薬データと、植物生産量と、収穫された農作物の成果価値を示す評価値と、病気情況と、害虫情況と、養液管理状況であることを特徴とする。
また、請求項6記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、請求項1〜5のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
前記養液センサー69で検出される養液情報は、養液の温度とEC・PHであることを特徴とする。
また、請求項7記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、請求項1〜6のいずれかに記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
前記ハウス内環境センサー70で検出されるハウス67内の環境情報は、ハウス67内の温度と、湿度と、CO2とであり、ハウス外環境センサー73で検出されるハウス67外の環境情報は、日照と、外気温度とであることを特徴とする。
また、請求項8記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、請求項7に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
前記植物工場施設61のハウス67内には、ハウス67内の温度と、湿度と、CO2とを自動制御する環境自動制御装置33を備えることを特徴とする。
また、請求項9記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、請求項1〜8のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
前記植物工場施設61には、ポンプ31a、32aを介して養液収容タンク3に接続された高濃度養液タンク31と水タンク32と、養液センサー68で検出されるPH値に基づいて高濃度養液タンク31と水タンク32から養液収容タンク3への供給量を制御して養液収容タンク3内の養液濃度を自動管理する自動養液管理装置34を備えることを特徴とする。
また、請求項10記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、請求項1〜9のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
折り曲げ又は折り返し載置された前記保水性シートは、該保水性シートを中心として縦型水耕栽培筒の両側側壁に行くに連れて高くなる傾斜状に形成されていること特徴とする。
また、請求項11記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、請求項1〜10のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
少なくとも片側の前記通気性素材の上面に保水性シート21を中心として外側に行くに連れて高くなる傾斜上面を有する傾斜部材8を備えていることを特徴とする。
また、請求項12記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、請求項1〜10のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
前記通気性素材の少なくとも片側の上面が保水性シートを中心として外側に行くに連れて高くなる傾斜状に形成されていること特徴とする。
また、請求項13記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、請求項8〜12のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
前記養液回収手段5は、縦型水耕栽培筒1の下部から滴下する養液7を回収するドレンパン51を備え、該ドレンパン51に回収された養液7を養液収容タンク3に循環させるように構成されていることを特徴とする。
請求項1〜3に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムでは、上述のように構成されるので、以下に述べるような効果が得られる。
栽培管理者64には、インターネットNを介して複数の植物工場施設61から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス内映像と、ハウス外環境情報と、日報データとを受信する栽培関連データサーバー74を備えることで、複数の植物工場施設61の植物栽培状況をリアルタイムに把握し、一元管理することができる。
また、栽培管理者64、は栽培関連データを元に栽培従事者63へのアドバイス等をインターネットNを介してタッチパネル式入力端子72へ送ることができるので、栽培従事者63は、専門的知識がなくても植物栽培に従事することができ、これにより栽培管理者64の生産管理を省力化することができる。
また、培管理者64は、栽培関連データサーバー74で受信された養液情報とハウス内環境情報に基づき、インターネットNを介して植物工場施設61における養液とハウス内環境の数値を遠隔で制御可能であるため、栽培従事者63が不在であっても最適な栽培環境を維持することができる。
また、各植物工場施設の植物購入者66はモニター付き端末装置68cからインターネットNを介して栽培状況をみることができるため、購入植物の品質を担保することができる。また、ハウス内映像を見せることで、消費者に安心・安全を伝えることができる。
また、植物購入者66は、ネットワークカメラ71で撮影されたハウス内映像を消費者に見せることが可能となるため、よりリアルに生産状況を消費者に見せる事が出来、より、安心・安全の付加価値を提供することができる。
また、設備管理者65には、インターネットNを介して複数の植物工場施設61から送信される養液センサー69で検出される養液情報と、ハウス内環境センサー70で検出されるハウス内環境情報と、ハウス外環境センサー73で検出されるハウス外環境情報とを受信する設備関連データサーバー75を備えることで、この設備関連データから各センサー類の異常を監視することができ、異常を感知すると栽培従事者63に連絡することで栽培リスクを初期段階での低いリスクにて抑えることができるようになる。また、センサー類のメンテナンス時期を的確に把握でき、メンテナンスコストの大幅な削減により、植物工場施設運営を効率よく行えるようになる。
また、投資家62はモニター付き端末装置68aからインターネットNを介して設備関連データサーバー75にアクセスすることにより、設備利用状況や、縦型水耕栽培植物工場統合管理システムの安全性を常に確認可能となり、設備メンテナンスの指示等を栽培管理者64に容易に知らせる事が可能となる。
また、このモデルは投資家62と植物物購入者66が同一人物である可能性もあるため、栽培従事者63や栽培管理者64を監視、管理する事は大変重要な事となり、成果物と設備の関連性が高いことからこういった情報共有は大変重要である。
また、単に保水性シート21を通気性素材22、23に挟んだだけでは供給した養液の一部のみしか保水性シート21に到達せず、通気性素材22、23の空隙部分から多くは失われるため、多量の養液7を供給しなければ植物の育成に不十分だったが、それに対し、本発明では、通気性素材22、23の上面に保水性シート21の端部を配置することにより、養液7を保水性シート21に効果的に集めることができるので、養液7の落下位置のバラツキが大きい養液供給手段4を用いたとしても少ない養液7の供給で植物を栽培することができる。従って、養液7の供給又は循環に用いられるポンプとして容量の小さなポンプの使用が可能になり、これにより、設備費及びランニングコストの低減が可能になる。
以上説明したように、この発明によれば、栽培従事者63をインターネットNを介して栽培管理者64、設備管理者65、植物購入者66と結び一元化することにより、作業の分担及び専門知識の分散化(知的労働の分散化)が可能となり、専門知識が必要な植物栽培をより簡素化することができるようになる。
また、設備費及びランニングコストの低減が可能になる。
請求項10記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムでは、上述のように、折り曲げ又は折り返した保水性シート21a、21b上面を縦型水耕栽培筒1の両側側壁に行くに連れて高くなる傾斜状に形成することにより、折り曲げ又は折り返した保水性シート21a、21b、又は別体の保水性シート24に滴下した養液7の外部への飛び跳ねを防止すると共に、保水性シート21に滴下された養液7の通気性素材22、23への漏れや蒸発を防止してより効率的に養液を活用することができるようになる。
請求項11記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムでは、上述のように前記両通水性素材22、23の上面に保水性シート21を中心として外側に行くに連れて高くなる傾斜上面を有する傾斜部材8を備えることで、養液7を保水性シート21に集中的に供給することができるようになる。
請求項12記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムでは、上述のように、前記通気性素材22、23の少なくとも片側の上面を、保水性シート21を中心として外側に行くに連れて高くなる傾斜状に形成することにより、養液7を保水性シート21に集中的に供給することができるようになる。

実施例1の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムを示すブロック図である。 実施例1の縦型水耕栽培施設を示す説明図である、 実施例1の縦型水耕栽培施設システムを示す説明図である。 図3のA−A線における拡大横断断面図である。 実施例1の培地を示す要部拡大正面図である。 実施例2の培地を示す要部拡大正面図である。 実施例3の培地を示す要部拡大正面図である。 実施例4の縦型水耕栽培システムを示す(a)、(b)、(c)3タイプの要部拡大正面図である。 実施例5の傾斜部材を示す斜視図である。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、この実施例1の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムを図1〜5に基づいて説明する。
この実施例1の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、図1、2に示すように、植物工場施設61と、植物工場施設を所有する複数の投資家62と、複数の植物工場施設の栽培にそれぞれ従事する栽培従事者63と、複数の植物工場施設の栽培を一元管理する栽培管理者64と、複数の植物工場施設の設備を一元管理する設備管理者65と、複数の植物工場施設で栽培された植物を購入する複数の植物購入者66との間で行う情報の授受をインターネットNを介して行う縦型水耕栽培植物工場統合管理システムである。
さらに詳述すると、前記植物工場施設61は、図2〜5に示すように、太陽光を受光するハウス67と、複数の縦型水耕栽培筒1と、培地2と、養液収容タンク3と、養液供給手段4と、養液回収手段5と、養液情報(養液の温度・PH)を測定する養液センサー69と、ハウス内の環境情報(ハウス67内の温度・湿度・CO2)を測定するハウス内環境センサー70と、ハウス内映像を撮影するネットワークカメラ71と、植物栽培状況の日報データ(農薬データ・植物生産量・収穫された農作物の成果価値を示す評価値・病気情況・害虫情況・養液管理状況の数値及び写真)を入力するタッチパネル式入力端子72と、ハウス外の環境情報(日照・外気温度)を測定するハウス外環境センサー73と、環境自動制御装置33と、自動養液管理装置34と、を主な構成として備えている。
また、前記植物工場施設61は、ハウス67の床面積がトラックで輸送可能な広さの長方形状で、現場で二次元幅方向に複数個連結可能で、任意の広さに設定可能である。
前記縦型水耕栽培筒1は、断面方形の筒状で、その一側面に植物の苗6を植え込むための垂直方向のスリット11を備え、ハウス67の天井に吊るし又は床面に立設した状態で備えられている。
前記培地2は、保水性シート21と、その両面を挟み込んだ通気性素材22、23と、で構成され、縦型水耕栽培筒1内に抜き差し可能に差込収容されている。
また、保水性シート21の上端部を通気性素材22、23の上端より突出させて、一方の通気性素材23の上面に折り曲げ載置し、養液供給手段4から養液7を折り曲げ載置された保水性シート21aに滴下させるように構成されている。
前記養液供給手段4は、養液供給ポンプ41を備え、養液収容タンク3から培地2における折り曲げ載置された保水性シート21aの上端部に養液7を滴下させる。この養液7の滴下量としては、保水性シート21の下端部の水分量が飽和状態に維持される程度でよい。
前記自動養液管理装置34は、図3に示すように、ポンプ31a、32aを介して養液収容タンク3に接続された高濃度養液タンク31と水タンク32と、養液センサー68で検出されるPH値に基づいて高濃度養液タンク31と水タンク32から養液収容タンク3への供給量を制御して養液収容タンク3内の養液濃度を自動管理する。
前記養液回収手段5は、保水性シート21の下端部から滴下する養液7を受け止めるドレンパン51と、養液回収ポンプ52とを備え、ドレンパン51に溜まった養液7を養液回収循環ポンプ52で養液収容タンク3に回収循環させる。
前記環境自動制御装置33は、ハウス67内の温度と、湿度と、CO2を自動制御するもので、温度を制御する空調設備33aと、湿度を調整する除湿装置33bと、CO2発生装置33cとを備えている。
なお、図2において82は送風ファンを示す。
次に、複数の植物工場施設61と、複数の投資家62と、複数の栽培従事者63と、栽培管理者64と、設備管理者65と、複数の植物購入者66との間でインターネットNを介して行われる縦型水耕栽培植物工場統合管理システムを図1、2に基づいて説明する。
前記複数の投資家62と、栽培管理者64と、設備管理者65と、複数の植物購入者66には、それぞれブロードバンドルーター76a、76b、76c、76d及び回線終端装置77a、77b、77c、77dを介してインターネットNに接続されたモニター付き端末装置68a、68b、68cを備えている。
また、栽培管理者64には、光対応機器78及び回線終端装置77bを介してインターネットNに接続された通話装置79を備えている。
前記複数の植物工場施設61ごとの植物栽培に従事する栽培従事者63は、記憶装置を備えたタッチパネル式入力端子72に植物栽培状況の日報データを入力する。
タッチパネル式入力端子72には日報データの履歴状況を記憶する記憶装置を備え、栽培従事者63は、いつでも履歴を検索することができる。
また、栽培従事者63は、報告レベルを5段階に振り分けして入力する。
前記各植物工場施設61における養液センサー69で検出される養液情報と、ハウス内環境センサー70で検出されるハウス内環境情報と、ネットワークカメラ71で撮影されるハウス内映像は、回線終端装置77eを介してインターネットNに接続されると共に、マイクロコンピューター80に送信され、半導体記憶装置81に格納される。なお、この半導体記憶装置81は、データの読み出しと書き込みが可能なメモリが主体となって構成されており、マイクロコンピューター80に内蔵されていてもよい。また、半導体記憶装置81は、ハードディスク装置で代用されてもよい。
また、ハウス外環境センサー73で検出されるハウス外環境情報は、回線終端装置77fを介してインターネットNに接続されている。
また、タッチパネル式入力端子72に入力される日報データは、インターネットNに接続されている。
また、前記栽培管理者64には、インターネットNを介して複数の植物工場施設61から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス内映像と、ハウス外環境情報と、日報データとを受信する栽培関連データサーバー74を備え、前記植物購入者66はモニター付き端末装置68dからインターネットNを介して栽培関連データサーバー74にアクセスすることができるようになっている。
また、前記栽培管理者64は、栽培関連データサーバー74で受信された養液情報とハウス内環境情報に基づき、インターネットNを介して環境自動制御装置33におけるハウス内環境の設定数値及び自動養液管理装置44における養液の設定数値を遠隔で制御可能に構成されている。
また、前記設備管理者65には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス外環境情報とを受信する設備関連データサーバー75を備え、前記投資家62はモニター付き端末装置68aからインターネットNを介して設備関連データサーバー75にアクセスすることができるようになっている。
次に、この実施例1の作用を説明する。
この実施例1の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムでは、上述のように構成されるため、図4、5に示すように、保水性シート21と通気性素材22又は23との間に複数の植物の苗6を挟み込んだ状態で培地2を縦型水耕栽培筒1の中に差込装着し、養液供給ポンプ41で養液7を折り曲げ載置された保水性シート21aの上端部に滴下させると、苗6は保水性シート21から養液7を吸収して成長する。
次に、従来例と本実施例との栽培比較実験例について説明する。
1.本実施例:厚さ4.8cm、幅10cm、長さ150cm の通気性素材(ポリエチレン)を半分の長さで2枚に折り畳み、その間に、厚さ1mm、幅9cm、長さ70cmのポリエステルフェルト(保水性シート)を挟み込み、フェルトの上端部5cmをポリエチレンンの上端より突出させ、その突出部をポリエチレンの上面に折り曲げ載置した状態で、断面の一辺が10cmの正方形で、その一辺にスリットを有する縦型水耕栽培筒に差し込んだ状態。
2.比較例1:フェルトの上端部をポリエチレンの上端より上部に突出させない状態。
3.比較例2:培地がフェルトを含まないポリエチレンのみの状態。
これら上記3種の縦型水耕栽培筒に対し、バジル苗の定植を行った。
苗は9cmのポットに植わっている、草丈7〜10cmのものを用い、水道水で根から土を洗い落とした後、ポリエチレンとフェルトとの間(比較例2の場合は両ポリエチレン相互間)にバジル苗の地下部を挟み込み、縦型水耕栽培筒に差込装着した。
肥料養液(OATハウス1号を濃度0.8g/Lとなるように溶解した水溶液)を毎分20gの速度で滴下しながら3日間太陽光下で栽培を行った。
比較実験結果
実施例:6苗中6苗全てが順調に生育した。
比較例1:6苗中2苗は生育を続けたが、4苗が枯れた。
比較例2:6苗中1苗は生育を続けたが、5苗が枯れた。
次に、この実施例1の効果を説明する。
この実施例1の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムでは、上述のように構成されるので、以下に述べるような効果が得られる。
栽培管理者64には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス内映像と、ハウス外環境情報と、日報データとを受信する栽培関連データサーバー74を備えることで、複数の植物工場施設61の植物栽培状況をリアルタイムに把握し、一元管理することができる。
また、植物工場施設61のハウス67内には、ハウス67内の温度と、湿度と、CO2とを自動制御する環境自動制御装置33と、自動養液管理装置34を備えることで、栽培従事者63はその他の作業に集中する環境を手に入れることができるようになる。
また、前記栽培管理者64は、栽培関連データサーバー74で受信された養液情報とハウス内環境情報に基づき、インターネットNを介して環境自動制御装置33における養液の設定数値及び自動養液管理装置44におけるハウス内環境の設定数値を遠隔で制御可能に構成されているため、栽培従事者63が不在であっても最適な栽培環境を維持することができる。
また、栽培管理者64、は栽培関連データを元に栽培従事者63へのアドバイス等をインターネットNを介してタッチパネル式入力端子72へ送ることができるので、栽培従事者63は、専門的知識がなくても植物栽培に従事することができ、これにより栽培管理者64の生産管理を省力化することができる。
また、各植物工場施設の植物購入者66はモニター付き端末装置68cからインターネットNを介して栽培状況をみることができるため、購入植物の品質を担保することができる。また、ハウス内映像を見せることで、消費者に安心・安全を伝えることができる。
また、植物購入者66は、ネットワークカメラ71で撮影されたハウス内映像を消費者に見せることが可能となるため、よりリアルに生産状況を消費者に見せる事が出来、より、安心・安全の付加価値を提供することができる。
また、設備管理者65には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液センサー69で検出される養液情報と、ハウス内環境センサー70で検出されるハウス内環境情報と、ハウス外環境センサー73で検出されるハウス外環境情報とを受信する設備関連データサーバー75を備えることで、この設備関連データから各センサー類の異常を監視することができ、異常を感知すると栽培従事者63に連絡することで栽培リスクを初期段階での低いリスクにて抑えることができるようになる。また、センサー類のメンテナンス時期を的確に把握でき、メンテナンスコストの大幅な削減により、植物工場施設運営を効率よく行えるようになる。
また、投資家62はモニター付き端末装置68aからインターネットNを介して設備関連データサーバー75にアクセスすることにより、設備利用状況や、縦型水耕栽培植物工場統合管理システムの安全性を常に確認可能となり、設備メンテナンスの指示等を栽培管理者64に容易に知らせる事が可能となる。
また、このモデルは投資家62と植物物購入者66が同一人物である可能性もあるため、栽培従事者63や栽培管理者64を監視、管理する事は大変重要な事となり、成果物と設備の関連性が高いことからこういった情報共有は大変重要である。
また、栽培従事者63は、タッチパネル式入力端子72の記憶装置に記憶された栽培データ履歴を容易に検索可能である為、過去の成功事例を応用し、栽培を最適化する事が可能になる。
また、栽培従事者63をインターネットNを介して栽培管理者64、設備管理者65、植物購入者66と結び一元化することにより、作業の分担及び専門知識の分散化(知的労働の分散化)が可能となり、専門知識が必要な植物栽培をより簡素化することができるようになる。
また、植物工場施設61は、ハウス61の床面積がトラックで輸送可能な広さの長方形状で、現場で二次元幅方向に複数個連結可能であるため、現場で任意の広さの植物工場施設を簡単に設置することができるようになる。
また、縦型水耕栽培筒1内に抜き差し可能に収容した培地2を、植物の苗6を植え込む保水性シート21と、その両面を挟み込んだ通気性素材22、23とで構成し、養液を保水性シート21上端部に滴下させるようにしたことで、保水性シート21と通気性素材22、23との間に挟み込んだ植物の苗6の根に確実に酸素が供給されるため、栽培植物の根腐れを防止することができる。
また、培地2として保水性シート21と通気性素材22、23の2部構成にし、役割分担することにより、保水性は低いが通気性に優れて安価なものや供給容易なもの・通気性は低いが保水性に優れて安価なものや供給容易なものであれば広く使用でき、材料の選択の幅を広げることができる。
また、重量が軽い、壊れにくいものなどを選択することにより、使い易さ等の性能を向上させることができる。
また、単に保水性シート21を通気性素材22、23に挟んだだけでは供給した養液の一部のみしか保水性シート21に到達せず、通気性素材22、23の空隙部分から多くは失われるため、多量の養液7を供給しなければ植物の育成に不十分だったが、それに対し、本発明では、通気性素材22、23の上面に保水性シート21の端部を配置することにより、養液7を保水性シート21に効果的に集めることができるので、養液7の落下位置のバラツキが大きい養液供給手段4を用いたとしても少ない養液7の供給で植物を栽培することができる。従って、養液7の供給又は循環に用いられるポンプとして容量の小さなポンプの使用が可能になり、これにより、設備費及びランニングコストの低減が可能になる。
次に、他の実施例について説明する。この他の実施例の説明にあたっては、前記実施例1と同様の構成部分については図示を省略し、もしくは同一の符号を付けてその説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
この実施例2の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、図6に示すように、前記実施例1における保水性シート2が折り曲げ載置された通気性素材23とは反対側の通気性素材22の上面に別体の保水性シート24を載置し、その下端部を前記保水性シート21と通気性素材22との間に挟み込むことによりに保水性シート21に接触させた構成とし、養液供給手段4から養液7を折り曲げ載置された保水性シート21a又は別体の保水性シート24に滴下させるように構成されている点で、前記実施例1とは相違したものである。
従って、この実施例2によれば、養液供給手段4から養液7を折り曲げ載置された保水性シート21a又は別体の保水性シート24に滴下させることで、養液7を保水性シート21に集中的に供給することができるようになる。
また、両通気性素材22、23の上面を保水性シート21を中心として外側に行くに連れて高くなる傾斜状に形成することにより、折り曲げ載置された保水性シート21a、又は別体の保水性シート24に滴下した養液7の外部への飛び跳ねを防止すると共に、保水性シート21に滴下された養液7の通気性素材22、23への漏れや蒸発を防止してより効率的に養液7を活用することができるようになる。
この実施例3の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、図7に示すように、実施例1における保水性シート21の上端部を一方の通気性素材23の上面に折り曲げ載置した保水性シート21aの先端部さらにもう一方の通気性素材22の上面側に折り返し載置し、養液供給手段4から養液7を折り返し載置された保水性シート21bに滴下させるように構成されている点で、前記実施例1とは相違したものである。
従って、この実施例3によれば、養液供給手段4から養液7を折り返し載置された保水性シート21bに滴下させることで、養液7を保水性シート21に集中的に供給することができるようになる。
また、両通気性素材22、23の上面を保水性シート21を中心として外側に行くに連れて高くなる傾斜状に形成することにより、折り返し載置された保水性シート21bに滴下した養液7の外部への飛び跳ねを防止すると共に、保水性シート21bに滴下された養液7の通気性素材22、23への漏れや蒸発を防止してより効率的に養液7を活用することができるようになる。
この実施例4の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、図8の(a)、(b)、(c)、及び図7に示すように、前記両通水性素材の22、23上面に保水性シート21を中心として外側に行くに連れて高くなる傾斜上面を有する断面略直角三角形の傾斜部材8を備えた点で、前記実施例1〜3とは相違したものである。
従って、この実施例4によれば、養液供給手段4から折り曲げた保水性シート21a(別体の保水性シート24、折り返した保水性シート21b)に滴下した養液7の外部への飛び跳ねを防止し、保水性シート21に集中的に供給することができ、これにより、折り曲げた保水性シート21a(別体の保水性シート24、折り返した保水性シート21b)に滴下された養液7の通気性素材22、23への漏れや蒸発を防止してより効率的に養液7を活用することができるようになる。
なお、傾斜部材8の素材は任意であるが、少なくとも傾斜上面は通水性を有しない素材で構成されていることが望ましい。
また、傾斜部材8の形状は、傾斜上面を形成するならば、断面は略直角三角形に限らず、任意である。また、傾斜部材8の傾斜上面は直線に限らず、その他に例えば凹曲面にしてもよい。
この実施例5の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムは、図9に示すように、少なくとも片側の通気性素材の上面に保水性シート21を中心として外側に行くに連れて高くなる傾斜上面を有する傾斜部材8を備えたもので、これにより、養液7を保水性シート21に集中的に供給することができるようになる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例1では縦型水耕栽培筒1を断面略方形としたが、方形以外の筒状でもよい。
また、実施例1では培地2を保水性シート21と通水性素材22、23の2部構成としたが、1種類でもよい。
1 縦型水耕栽培筒
11 スリット
2 培地
21 保水性シート
21a 折り曲げた保水性シート
21b 折り返した保水性シート
22 通気性素材
23 通気性素材
24 別体の保水性シート
3 養液収容タンク
31 高濃度養液タンク
31a ポンプ
32 水タンク
32a ポンプ
33 環境自動制御装置
33a 空調設備
33b 除湿装置
33c CO2発生装置
34 自動養液管理装置
4 養液供給手段
41 養液供給ポンプ
5 養液回収手段
51 ドレンパン
52 養液回収循環ポンプ
6 植物の苗
7 養液
8 傾斜部材
61 植物工場設備
62 投資家
63 栽培従事者
64 栽培管理者
65 設備管理者
66 植物購入者
67 ハウス
68a モニター付き端末装置
68b モニター付き端末装置
68c モニター付き端末装置
68d モニター付き端末装置
69 養液センサー
70 ハウス内環境センサー
71 ネットワークカメラ
72 タッチパネル式入力端末
73 ハウス外環境センサー
74 栽培関連データサーバー
75 設備関連データサーバー
76a ブロードバンドルーター
76b ブロードバンドルーター
76c ブロードバンドルーター
77a 回線終端装置
77b 回線終端装置
77c 回線終端装置
77d 回線終端装置
77e 回線終端装置
77f 回線終端装置
78 光対応機器
79 通話装置
80 マイクロコンピューター
81 半導体記憶装置
82 送風ファン

Claims (13)

  1. 植物工場施設61と、植物工場施設を所有する複数の投資家62と、複数の植物工場施設61の栽培にそれぞれ従事する栽培従事者63と、複数の植物工場施設の栽培を一元管理する栽培管理者64と、複数の植物工場施設の設備を一元管理する設備管理者65と、複数の植物工場施設で栽培された植物を購入する複数の植物購入者66との間で行う情報の授受をインターネットNを介して行う縦型水耕栽培植物工場統合管理システムであり、
    前記植物工場施設61は、太陽光を受光するハウス67の天井に吊るし又は床面に立設した複数の縦型水耕栽培筒1と、縦型水耕栽培筒1内に抜き差し可能に収容した培地2と、養液収容タンク3から培地2に養液7を供給する養液供給手段4と、縦型水耕栽培筒1の下部から滴下した養液7を収集し、養液収容タンク3に回収する養液回収手段5と、を備え、
    前記縦型水耕栽培筒1は、その一側面に前記培地2に植物の苗6を植え込むための垂直方向のスリット11を備え、
    前記培地2は、保水性シート21とその両面を挟み込んだ通気性素材22、23とで構成され、
    前記通気性素材22、23の上端より突出した保水性シート上端部を少なくとも一方の通気性素材23の上面に折り曲げ載置し、
    前記養液供給手段から養液7を折り曲げ載置された保水性シート21aに滴下させるように構成し、
    前記投資家62と、栽培管理者64と、設備管理者65と、植物購入者66には、それぞれインターネットNに接続されたモニター付き端末装置68a、68b、68c、68dを備え、
    前記植物工場施設61には、養液情報を測定する養液センサー69と、ハウス内の環境情報を測定するハウス内環境センサー70と、ハウス内映像を撮影するネットワークカメラ71と、植物栽培状況の日報データを入力するタッチパネル式入力端子72と、ハウス外の環境情報を測定するハウス外環境センサー73とを備え、
    前記栽培従事者63は、記憶装置を備えたタッチパネル式入力端子72に植物栽培状況の日報データを入力し、
    前記栽培管理者64には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス内映像と、ハウス外環境情報と、日報データとを受信する栽培関連データサーバー74を備え、前記植物購入者66はモニター付き端末装置68cからインターネットNを介して栽培関連データサーバー74にアクセスすることができ、
    栽培管理者64は、栽培関連データサーバー74で受信された養液情報とハウス内環境情報に基づき、インターネットNを介して植物工場施設61における養液とハウス内環境の数値を遠隔で制御可能に構成され、
    前記設備管理者65には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス外環境情報とを受信する設備関連データサーバー75を備え、前記投資家62はモニター付き端末装置68aからインターネットNを介して設備関連データサーバー75にアクセスすることができるように構成されていることを特徴とする縦型水耕栽培植物工場統合管理システム。
  2. 植物工場施設61と、植物工場施設を所有する複数の投資家62と、複数の植物工場施設61の栽培にそれぞれ従事する栽培従事者63と、複数の植物工場施設の栽培を一元管理する栽培管理者64と、複数の植物工場施設の設備を一元管理する設備管理者65と、複数の植物工場施設で栽培された植物を購入する複数の植物購入者66との間で行う情報の授受をインターネットNを介して行う縦型水耕栽培植物工場統合管理システムであり、
    前記植物工場施設61は、太陽光を受光するハウス67の天井に吊るし又は床面に立設した複数の縦型水耕栽培筒1と、縦型水耕栽培筒1内に抜き差し可能に収容した培地2と、養液収容タンク3から培地2に養液7を供給する養液供給手段4と、縦型水耕栽培筒1の下部から滴下した養液7を収集し、養液収容タンク3に回収する養液回収手段5と、を備え、
    前記縦型水耕栽培筒1は、その一側面に前記培地2に植物の苗6を植え込むための垂直方向のスリット11を備え、
    前記培地2は、保水性シート21とその両面を挟み込んだ通気性素材22、23とで構成され、
    前記通気性素材22、23の上端より突出した保水性シート上端部を一方の通気性素材23の上面に折り曲げ載置し、
    前記保水性シートが折り曲げ載置された通気性素材23とは反対側の通気性素材22の上面に別体の保水性シート24を載置し、その下端部を前記保水性シート21に接触させた構成とし、
    前記養液供給手段4から養液7を折り曲げ載置された保水性シート21a又は別体の保水性シート24に滴下させるように構成し、
    前記投資家62と、栽培管理者64と、設備管理者65と、植物購入者66には、それぞれインターネットNに接続されたモニター付き端末装置68a、68b、68c、68dを備え、
    前記植物工場施設61には、養液情報を測定する養液センサー69と、ハウス内の環境情報を測定するハウス内環境センサー70と、ハウス内映像を撮影するネットワークカメラ71と、植物栽培状況の日報データを入力するタッチパネル式入力端子72と、ハウス外の環境情報を測定するハウス外環境センサー73とを備え、
    前記栽培従事者63は、記憶装置を備えたタッチパネル式入力端子72に植物栽培状況の日報データを入力し、
    前記栽培管理者64には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス内映像と、ハウス外環境情報と、日報データとを受信する栽培関連データサーバー74を備え、前記植物購入者66はモニター付き端末装置68cからインターネットNを介して栽培関連データサーバー74にアクセスすることができ、
    栽培管理者64は、栽培関連データサーバー74で受信された養液情報とハウス内環境情報に基づき、インターネットNを介して植物工場施設61における養液とハウス内環境の数値を遠隔で制御可能に構成され、
    前記設備管理者65には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス外環境情報とを受信する設備関連データサーバー75を備え、前記投資家62はモニター付き端末装置68aからインターネットNを介して設備関連データサーバー75にアクセスすることができるように構成されていることを特徴とする縦型水耕栽培植物工場統合管理システム。
  3. 植物工場施設61と、植物工場施設を所有する複数の投資家62と、複数の植物工場施設61の栽培にそれぞれ従事する栽培従事者63と、複数の植物工場施設の栽培を一元管理する栽培管理者64と、複数の植物工場施設の設備を一元管理する設備管理者65と、複数の植物工場施設で栽培された植物を購入する複数の植物購入者66との間で行う情報の授受をインターネットNを介して行う縦型水耕栽培植物工場統合管理システムであり、
    前記植物工場施設61は、太陽光を受光するハウス67の天井に吊るし又は床面に立設した複数の縦型水耕栽培筒1と、縦型水耕栽培筒1内に抜き差し可能に収容した培地2と、養液収容タンク3から培地2に養液7を供給する養液供給手段4と、縦型水耕栽培筒1の下部から滴下した養液7を収集し、養液収容タンク3に回収する養液回収手段5と、を備え、
    前記縦型水耕栽培筒1は、その一側面に前記培地2に植物の苗6を植え込むための垂直方向のスリット11を備え、
    前記培地2は、保水性シート21とその両面を挟み込んだ通気性素材22、23とで構成され、
    前記通気性素材22、23の上端より突出した保水性シート上端部を一方の通気性素材23の上面に折り曲げ載置し、さらにその先端をもう一方の通気性素材22の上面側に折り返し載置し、
    前記養液供給手段4から養液7を折り返し載置された保水性シート21bに滴下させるように構成し、
    前記投資家62と、栽培管理者64と、設備管理者65と、植物購入者66には、それぞれインターネットNに接続されたモニター付き端末装置68a、68b、68c、68dを備え、
    前記植物工場施設61には、養液情報を測定する養液センサー69と、ハウス内の環境情報を測定するハウス内環境センサー70と、ハウス内映像を撮影するネットワークカメラ71と、植物栽培状況の日報データを入力するタッチパネル式入力端子72と、ハウス外の環境情報を測定するハウス外環境センサー73とを備え、
    前記栽培従事者63は、記憶装置を備えたタッチパネル式入力端子72に植物栽培状況の日報データを入力し、
    前記栽培管理者64には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス内映像と、ハウス外環境情報と、日報データとを受信する栽培関連データサーバー74を備え、前記植物購入者66はモニター付き端末装置68cからインターネットNを介して栽培関連データサーバー74にアクセスすることができ、
    栽培管理者64は、栽培関連データサーバー74で受信された養液情報とハウス内環境情報に基づき、インターネットNを介して植物工場施設61における養液とハウス内環境の数値を遠隔で制御可能に構成され、
    前記設備管理者65には、インターネットNを介して複数の植物工場施設から送信される養液情報と、ハウス内環境情報と、ハウス外環境情報とを受信する設備関連データサーバー75を備え、前記投資家62はモニター付き端末装置68aからインターネットNを介して設備関連データサーバー75にアクセスすることができるように構成されていることを特徴とする縦型水耕栽培植物工場統合管理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
    前記植物工場施設61は、ハウス67の床面積がトラックで輸送可能な広さの長方形状で、現場で長方形状の幅方向に複数個連結可能であることを特徴とする縦型水耕栽培植物工場統合管理システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
    前記栽培従事者63が入力する植物栽培状況の日報データは、農薬データと、植物生産量と、収穫された農作物の成果価値を示す評価値と、病気情況と、害虫情況と、養液管理状況であることを特徴とする縦型水耕栽培植物工場統合管理システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
    前記養液センサー69で検出される養液情報は、養液の温度とEC・PHであることを特徴とする縦型水耕栽培植物工場統合管理システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
    前記ハウス内環境センサー70で検出されるハウス67内の環境情報は、ハウス67内の温度と、湿度と、CO2とであり、ハウス外環境センサー73で検出されるハウス67外の環境情報は、日照と、外気温度とであることを特徴とする縦型水耕栽培植物工場統合管理システム。
  8. 請求項7に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
    前記植物工場施設61のハウス67内には、ハウス67内の温度と、湿度と、CO2とを自動制御する環境自動制御装置33を備えることを特徴とする縦型水耕栽培植物工場統合管理システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
    前記植物工場施設61には、ポンプ31a、32aを介して養液収容タンク3に接続された高濃度養液タンク31と水タンク32と、養液センサー68で検出されるPH値に基づいて高濃度養液タンク31と水タンク32から養液収容タンク3への供給量を制御して養液収容タンク3内の養液濃度を自動管理する自動養液管理装置34を備えることを特徴とする縦型水耕栽培植物工場統合管理システム。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
    折り曲げ又は折り返し載置された前記保水性シートは、該保水性シートを中心として縦型水耕栽培筒の両側側壁に行くに連れて高くなる傾斜状に形成されていること特徴とする縦型水耕栽培植物工場統合管理システム。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
    少なくとも片側の前記通気性素材の上面に保水性シート21を中心として外側に行くに連れて高くなる傾斜上面を有する傾斜部材8を備えていることを特徴とする縦型水耕栽培植物工場統合管理システム。
  12. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
    前記通気性素材の少なくとも片側の上面が保水性シートを中心として外側に行くに連れて高くなる傾斜状に形成されていること特徴とする縦型水耕栽培植物工場統合管理システム。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の縦型水耕栽培植物工場統合管理システムにおいて、
    前記養液回収手段5は、縦型水耕栽培筒1の下部から滴下する養液7を回収するドレンパン51を備え、該ドレンパン51に回収された養液7を養液収容タンク3に循環させるように構成されていることを特徴とする縦型水耕栽培植物工場統合管理システム。
JP2017099392A 2017-05-19 2017-05-19 縦型水耕栽培植物工場統合管理システム Expired - Fee Related JP6292698B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017099392A JP6292698B1 (ja) 2017-05-19 2017-05-19 縦型水耕栽培植物工場統合管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017099392A JP6292698B1 (ja) 2017-05-19 2017-05-19 縦型水耕栽培植物工場統合管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6292698B1 true JP6292698B1 (ja) 2018-03-14
JP2018195148A JP2018195148A (ja) 2018-12-06

Family

ID=61628956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017099392A Expired - Fee Related JP6292698B1 (ja) 2017-05-19 2017-05-19 縦型水耕栽培植物工場統合管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6292698B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110232648A (zh) * 2019-05-10 2019-09-13 大连工业大学 基于信息化生物工厂的城市循环系统及其实现方法
JP2020048452A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 勝義 長瀬 縦型水耕栽培ハウスにおける空調システム及び空調方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102493230B1 (ko) 2022-07-13 2023-01-30 그린씨에스(주) 양액 공급 제어 시스템
KR20240083243A (ko) * 2022-12-02 2024-06-12 국립순천대학교산학협력단 Sbc기반의 환경관리 지원 시스템

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011034248A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Nec Soft Ltd 生物生産管理装置、生物生産システム
WO2013145159A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 株式会社日立システムズ Icタグを用いた植物生育履歴管理システム
JP2015118482A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 株式会社クボタ 作業管理システム
JP2015521851A (ja) * 2012-06-29 2015-08-03 フレイト ファームズ あらゆる環境において可能な高収量植物生産用に改造された断熱輸送コンテナ
JP2016161207A (ja) * 2015-02-28 2016-09-05 株式会社イーズ 空調機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011034248A (ja) * 2009-07-30 2011-02-17 Nec Soft Ltd 生物生産管理装置、生物生産システム
WO2013145159A1 (ja) * 2012-03-28 2013-10-03 株式会社日立システムズ Icタグを用いた植物生育履歴管理システム
JP2015521851A (ja) * 2012-06-29 2015-08-03 フレイト ファームズ あらゆる環境において可能な高収量植物生産用に改造された断熱輸送コンテナ
JP2015118482A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 株式会社クボタ 作業管理システム
JP2016161207A (ja) * 2015-02-28 2016-09-05 株式会社イーズ 空調機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020048452A (ja) * 2018-09-26 2020-04-02 勝義 長瀬 縦型水耕栽培ハウスにおける空調システム及び空調方法
CN110232648A (zh) * 2019-05-10 2019-09-13 大连工业大学 基于信息化生物工厂的城市循环系统及其实现方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018195148A (ja) 2018-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6292698B1 (ja) 縦型水耕栽培植物工場統合管理システム
JP2008125479A (ja) 植物栽培システム
JP2012110285A (ja) 植物栽培装置
US20200375127A1 (en) Soilless plant growing systems
US20190113495A1 (en) Remote Control and Monitoring Apparatus and Method for Plant Growth
JP2019180272A (ja) 植物栽培装置、植物生育監視装置及び植物生育管理装置
KR20160088019A (ko) 특용작물 재배를 위한 식물공장 시스템
US11212968B2 (en) Method, system for remotely growing plants, computer program product for implementing the method, and farming tool assembly
KR102572036B1 (ko) 무인 자동 재배 무정지 유기농 스마트팜 시스템
Wootton-Beard Growing without soil: an overview of hydroponics
Gnauer et al. Towards a secure and self-adapting smart indoor farming framework
KR20190123608A (ko) 파이프팜 순환재배장치
US11522946B2 (en) Distributed farming system and components thereof
JP2018038329A (ja) 植物管理システム
JP6292700B1 (ja) 縦型水耕栽培における収量予測システム
KR102434957B1 (ko) 인공지능 기반의 실내 수경 시스템
CN107247436A (zh) 植物共享柜和植物共享系统
KR101933630B1 (ko) 노지 과원 종합관리를 위한 스마트 과수원 시스템
CN206196575U (zh) 一种智能花卉管理系统
JP7000553B2 (ja) 栽培システム、管理サーバ及び栽培方法
JP2002291357A (ja) 植物自動栽培システム並びにそれを用いた商取引システム及び利用システム
KR20190135260A (ko) IoT 기반의 실내용 수경재배 장치
AU2018100615A4 (en) System for maintaining the health of one or more plants
KR101773848B1 (ko) 병충해의 확산을 방지하고 기후를 극복할 수 있도록 하는 수경 재배 시스템
JP6292693B1 (ja) 縦型水耕栽培システム及び縦型水耕栽培方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6292698

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees